JP2003334970A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2003334970A
JP2003334970A JP2002147725A JP2002147725A JP2003334970A JP 2003334970 A JP2003334970 A JP 2003334970A JP 2002147725 A JP2002147725 A JP 2002147725A JP 2002147725 A JP2002147725 A JP 2002147725A JP 2003334970 A JP2003334970 A JP 2003334970A
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JP
Japan
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ink
prism
light
phototransistor
optical path
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JP2002147725A
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English (en)
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Mutsusato Okubo
睦聡 大久保
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 反射型光学センサを使用して、インクの有無
だけでなく、インクの残量を検出する。 【解決手段】 反射型光学センサの検出光光路16上
に、複数の検出プリズム12を設け、インク13の残量
により異なるプリズムからの反射光強度を測定すること
により、残量を判定する。受光部15のフォトトランジ
スタに流れる光電流が小さければインク有り、大きけれ
ばインク無しとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】記録装置において、インクタ
ンク内のインク残量を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】反射型光学センサーを有する記録装置に
おけるインクタンク内のインク有無を判定する方法の1
例として図1,図2を挙げ、図に添って説明を行う。
【0003】図1はインクタンク断面図を示し、図の1
1はインクタンク外壁を示し、図の12はインクタンク
外壁底面に設けられた検出プリズムを示し、グレーの部
分で現される図の13はインクタンク内のインクをそれ
ぞれ示している。図の14,15は反射型光学センサで
14は指向性の高い検出光を発生する発光部を示し、図
の15は受光部であるフォトトランジスタを示し、受光
した光が強いほど多くの光電流を流す性質を有する素子
である。図の16は発光部から直接出力される光の光路
を示し、図の17はプリズム反射面で反射される光の光
路を示している。図1の場合、インクの水位がプリズム
反射面よりも高い位置にある。発光部からの検出光は、
プリズムの屈折率と、インクの屈折率がほぼ等しいた
め、プリズム反射面でほとんど反射することなく透過
し、受光部のフォトトランジスタまで届かない。従って
フォトトランジスタにはほとんど光電流が流れない。
【0004】図2にインクの水位がプリズム反射面より
も低い位置にある場合の例を示す。発光部からの検出光
21は、プリズムの屈折率と、空気の屈折率が大きく異
なるため、プリズム反射面でほとんど透過することなく
反射し、受光部のフォトトランジスタまで達する。従っ
てフォトトランジスタに光電流が発生する。
【0005】上記のフォトトランジスタに流れる光電流
が小さければインク有り、フォトトランジスタに流れる
光電流が大きければインク無しとしてインクの有無を判
定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、反射型
センサの光電流を測定することでインクタンク内部のイ
ンクの有無を検出しているわけであるが、従来方法で
は、インクの有無は検出できても、インクの残量を検出
することが出来ないといった欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するものであり、検出光の光路上に複数のプリズムを
備え、その光電流を測定することでインクの残量を検出
することを目的とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を最もよく表す構成を図3
に挙げ、図3における残量検知手法を図4〜7をもとに
説明する。
【0009】図3の31はインクタンクを表しており、
インク残量検出光の光路上にこの例では3個のプリズム
を備えている。図の32,33,34は検出プリズム
で、上から順に第1プリズム、第2プリズム、第3プリ
ズムと呼ぶものとする。
【0010】図4にインク水位が第1プリズムの反射面
よりも高い位置にある場合の例を挙げる。従来例で記述
した例と同様に、発光部からの検出光は、プリズムの屈
折率と、インクの屈折率がほぼ等しいため、検出光の光
路上の全てのプリズム反射面でほとんど反射することな
く透過し、受光部のフォトトランジスタまで届かない。
従ってフォトトランジスタにはほとんど光電流が流れな
い。
【0011】図5にインク水位が第1プリズムの反射面
よりも低く、第2プリズムの反射面よりも高い位置にあ
る場合の例を挙げる。発光部からの検出光は、プリズム
の屈折率と、インクの屈折率がほぼ等しい部分である第
2プリズム、及び第3プリズムの反射面でほとんど反射
することなく透過し、プリズムの屈折率と、空気の屈折
率が大きく異なる部分である第1プリズムの反射面でほ
とんど透過することなく反射し受光部のフォトトランジ
スタまで達する。従ってフォトトランジスタに光電流が
発生する。
【0012】図6にインク水位が第2プリズムの反射面
よりも低く、第3プリズムの反射面よりも高い位置にあ
る場合の例を挙げる。発光部からの検出光は、プリズム
の屈折率と、インクの屈折率がほぼ等しい部分である第
3プリズムの反射面でほとんど反射することなく透過
し、プリズムの屈折率と、空気の屈折率が大きく異なる
部分である第2プリズムの反射面でほとんど透過するこ
となく反射し受光部のフォトトランジスタまで達する。
従ってフォトトランジスタに光電流が発生する。
【0013】ここで、検出光の拡散等の原因により、発
光部から受光部に至る検出光の光路が長い場合、光路の
短い現合に比べると受光部に届く光の強度が弱くなるた
め、図5の光電流の方が、図6の光電流よりも小さくな
る。同じように第3プリズムによる反射光強度は図6の
第2プリズムの反射光強度よりも強くなる。
【0014】図7にインク水位とフォトトランジスタに
流れる光電流の関係を表す図を挙げる。図に示すように
インク水位がそれぞれのプリズム位置で階段状に変化
し、インクの水位が低くなるにつれフォトトランジスタ
の光電流が大きくなる。
【0015】上記のように、検出光の光路上に複数のプ
リズムを備え、その光電流の量を測定することでインク
の水位、つまり残量を検出することが出来る。
【0016】
【発明の効果】上記の手法を用いることで、インクの残
量を検出することが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】反射型光学センサーをインク有無を検出する手
法(インク有りの場合)。
【図2】反射型光学センサーをインク有無を検出する手
法(インク無しの場合)。
【図3】本発明を表す図。
【図4】本発明に於けるインク残量検出手法(インクの
水位が第1プリズム反射面より高い場合)。
【図5】本発明に於けるインク残量検出手法(インクが
第1プリズム反射面より低く、第2プリズムより高い場
合)。
【図6】本発明に於けるインク残量検出手法(インクの
水位が第3プリズム反射面より低く、第3プリズムより
高い場合)。
【図7】インク水位とフォトトランジスタ光電流の関係
を表す図。
【符号の説明】
11 インクタンク外壁 12 検出プリズム 13 インク 14 反射型光学センサ発光部 15 反射型光学センサ受光部 16 検出光の光路 17 反射される検出光の光路 21 検出光の光路 22 反射される検出光の光路 31 インクタンク外壁 32 第1プリズム 33 第2プリズム 34 第3プリズム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の搬送方向である幅走査方向に
    配列された複数のインクジェット記録素子を有する記録
    ヘッドを前記搬送方向とは垂直である主走査方向に走査
    してデータを記録するシリアルスキャン型インクジェッ
    トの記録装置であって、インクタンク内にプリズムを有
    し、該プリズムに検出光を当て、その反射光をフォトト
    ランジスタで検出することにより、インク有無を判定す
    る記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項の範囲第1項において、検出光の
    光路上に複数のプリズムを有する記録装置。
JP2002147725A 2002-05-22 2002-05-22 記録装置 Withdrawn JP2003334970A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1602489A3 (en) * 2004-06-02 2007-05-09 Canon Kabushiki Kaisha Ink container
JP2011506134A (ja) * 2007-12-10 2011-03-03 ジュハイ ナインスター マネージメント カンパニー リミテッド インクジェットプリンタのインクカートリッジ

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Effective date: 20050802