JP2003334164A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

Info

Publication number
JP2003334164A
JP2003334164A JP2002146673A JP2002146673A JP2003334164A JP 2003334164 A JP2003334164 A JP 2003334164A JP 2002146673 A JP2002146673 A JP 2002146673A JP 2002146673 A JP2002146673 A JP 2002146673A JP 2003334164 A JP2003334164 A JP 2003334164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
abnormality
cpu circuit
light source
occurrence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002146673A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsusuke Ito
満祐 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2002146673A priority Critical patent/JP2003334164A/ja
Publication of JP2003334164A publication Critical patent/JP2003334164A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】通信回線によって接続されたシステム内の機器
のいずれかに発生した異常を、術者に確実に知らせる。 【解決手段】CCU1、光源装置2、気腹器3及び高周
波焼灼装置4の各CPU回路12,17〜19は、自機
の異常の発生を示す信号を通信回線20〜23を介して
集中制御装置6に出力する。集中制御装置6は、システ
ム内の機器に異常が発生すると、異常の発生を光源装置
用CPU回路17に通知する。CPU回路17は、異常
時には、基準信号を所定のパターンで変化させる。これ
により、被写体10に照射される照明光は明暗を繰返
し、モニタ5上の観察画像も明暗を繰返す。これによ
り、術者は、容易に且つ確実に、システム内の機器に発
生した異常を知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数の医療機器を
接続して構成する医療システム等に好適な内視鏡装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】現在、医療現場では多種多様な医用機器
が使用されている。例えば、内視鏡下の外科手術を例に
とれば、内視鏡、内視鏡用撮像装置、光源装置、ビデオ
モニタ、気腹器、電気メス、超音波手術装置、レーザ装
置、送気・吸引装置などがある。 【0003】そして、これらの医用機器を通信回線を介
して接続し、集中制御するシステムも考案されている。
更に、特開平7−132121号公報等においては、医
用機器の故障や異常の有無について、自動的に検出する
システムも提案されている。 【0004】上記特開平7−132121号公報の提案
においては、複数の医用機器の故障等の異常を、集中制
御システムの集中制御パネル上に表示するようになって
いる。また、この提案では、集中制御システムを使用し
ない場合も考慮して、各医用機器においてもLED等の
点滅等により、術者に異常を知らせることができるよう
になっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、集中制
御パネル上の表示或いは各医用機器のLED等の表示に
よる異常の告知では十分ではない。例えば、術者が手術
に集中している場合等においては、これらの表示だけで
は異常に気づかないことがあるという問題点があった。 【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、通信回線によって接続された各医用機器の
異常等を術者に確実に気づかせることができる内視鏡装
置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明に係る内視鏡装置
は、1つ以上の医用機器が通信回線を介して接続されて
構成された内視鏡装置において、被検体を照明可能な照
明光を発生する光源手段と、前記被検体に照射される前
記照明光の光量を可変する光量可変手段と、前記光量可
変手段で可変される前記照明光の光量を所望の光量にな
るように前記光量可変手段を調整する光量調整手段と、
前記1つ以上の医用機器の少なくとも1つに発生する異
常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段の検出
結果に基づいて前記光量調整手段を制御する制御手段
と、を具備したものである。 【0008】本発明において、異常検出手段は、1つ以
上の医用機器の少なくとも1つの医用機器に発生する異
常を検出する。制御手段は、異常検出手段の検出結果に
基づいて光量調整手段を制御する。これにより、光量可
変手段は、被検体に照射される照明光の光量を変化させ
る。例えば、通常時の照明とは異なる変化で照明を行う
ことにより、異常の発生を術者に知らせる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1乃至図4は本発
明の第1の実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態
に係る医療用制御システムの全体の構成を示すブロック
図、図2及び図3は異常検出時の絞りの制御を説明する
ための波形図、図4は第1の実施の形態の動作を説明す
るためのフローチャートである。 【0010】本実施の形態は各種医用機器を集中制御す
る集中制御装置を採用した内視鏡システムに適用したも
のであり、光源装置からの照明光によって医用機器の異
常を告知するようにしたものである。 【0011】内視鏡システムで使用する各種機器として
は、図1に示すように、例えば、スコープ8、CCU
(カメラコントロールユニット)1、光源装置2、気腹
器3、高周波焼灼装置4、モニタ5、集中制御装置6及
び集中表示パネル33等がある。生体内に挿通されるス
コープ8はカメラヘッド7が取り付けられており、カメ
ラヘッド7はCCD24を有している。スコープ8は、
被写体10の光学像をCCD24によって光電変換し、
被写体の画像信号をCCU1に出力する。 【0012】CCU1は、CCD制御回路11、CCU
用CPU回路12及び明るさ検出回路28を有してい
る。CCD制御回路11は、スコープ8のCCD24を
駆動する。CCU用CPU回路12は、CCU1の各部
を制御して、CCD24からの画像信号に対して所定の
画像信号処理を施してモニタ5に出力させる。明るさ検
出回路28は、入力された画像信号から被写体の撮像画
像の明るさを検出して、撮像画像の明るさに応じた明る
さ検出信号を出力するようになっている。モニタ5は、
CCU1からの画像信号に基づいて被写体像を画像表示
する。 【0013】光源装置2のランプ14は、ランプ用電源
16から電源が供給されて発光し、照明光を出射する。
絞り13は、ランプ14からの照明光を絞ってライトガ
イド9の入射面に導く。ライトガイド9は、スコープ8
に挿通され、光源装置2からの照明光をスコープ8の先
端に導き、先端から被写体10に照明光を出射させるよ
うになっている。 【0014】光源装置2の絞り13の絞り量は、光源装
置用CPU回路17によって制御されるようになってい
る。CPU回路17は、照明光の明るさの基準となる基
準信号を比較器15に出力するようになっている。比較
器15は、基準信号とCCU1からの明るさ検出信号と
を比較し、差分に応じた出力を絞り13に与えて絞り量
を制御する。即ち、絞り13の絞り位置(絞り量)は、
明るさ検出信号のレベルが基準信号のレベルに一致する
ように制御される。 【0015】また、絞り13は、絞り量に応じた絞り位
置信号を発生してCPU回路17に出力する。CPU回
路17は、絞り位置信号と基準信号とを対比し、絞り1
3の適切な絞り量(絞りの位置)を得るための基準信号
を発生するようになっている。 【0016】なお、光源装置2の筐体表面には、フロン
トパネル31が設けられており、術者は、フロントパネ
ル31を操作することでCPU回路17を制御して、例
えば基準信号を調整することができるようになってい
る。 【0017】気腹器3は、腹腔内を観察しやすくするた
めに腹腔へ炭酸ガスを送気することができるようになっ
ている。気腹器用CPU回路18は、気腹器3の各部を
制御する。高周波焼灼装置4は、組織を切除したり止血
するために高周波による焼灼を行うことができるように
なっている。高周波焼灼装置用CPU回路19は、高周
波焼灼装置4の各部を制御する。 【0018】集中制御装置6は、通信回線20〜23を
夫々介して、CCU1、光源装置2、気腹器3及び高周
波焼灼装置4の各CPU回路に接続されており、これら
の機器を集中制御することができるようになっている。
集中制御装置6は、集中表示パネル33に各機器の制御
状態を映出させることができるようになっており、術者
は、集中表示パネル33を参照しながら、各機器を一括
制御することができるようになっている。 【0019】なお、内視鏡システムにおいては、観察し
た静止画を電子データとして記録する図示しない画像記
録装置等の機器が設けられることもある。これらの機器
についても集中制御装置6によって一括制御可能であ
る。 【0020】各CPU回路12,17,18,19は、
自機の異常を検出すると、夫々通信回線20乃至23を
介して集中制御装置6に異常の発生を通知することがで
きるようになっている。これにより、集中制御装置6
は、各機器に対して通常の制御操作を行うだけでなく、
各機器の異常も検知することができる。 【0021】本実施の形態においては、集中制御装置6
は、各機器のいずれかで異常が発生したことを検知した
場合には、通信回線21を介して光源装置用CPU回路
17に異常の発生を伝達するための情報を送信するよう
になっている。 【0022】本実施の形態においては、光源装置用CP
U回路17は、基準信号の設定値を通常時と異常時とで
変化させる。例えば、光源装置用CPU回路17は、通
常時にはフロントパネル31の操作に基づく値に基準信
号を設定し、異常時には、通常設定値よりも小さい値を
所定のパターンで切替えるように制御する。これによ
り、異常時には、光源装置2からの照明光を、所定のパ
ターンに従った明るさで変化させることができるように
なっている。 【0023】次に、このように構成された実施の形態の
動作について説明する。 【0024】図4のステップS1 において電源が投入さ
れる。ステップS2 において異常が発生していない場合
には、ステップS3 において通常動作が行われる。即
ち、スコープ8を体腔内に挿入し、光源装置2から照明
光をライトガイド9を介して被写体10に照射する。ス
コープ8のCCDは被写体の光学像を光電変換して、被
写体観察像をCCU1に出力する。CCU1は観察像に
所定の信号処理を施して、モニタ5に出力する。こうし
て、モニタ5の表示画面上で、被写体の観察画像を観察
可能となる。 【0025】通常動作時においては、フロントパネル3
1の操作に基づく通常の明るさでの観察が行われる。即
ち、光源装置用CPU回路17は、フロントパネル31
の出力に基づく通常の基準信号を出力する。一方、CC
U1の明るさ検出回路28は、入力された画像信号から
観察画像の明るさを検出して明るさ検出信号を出力す
る。光源装置2の比較器15は、基準信号と明るさ検出
信号とを比較し、差分を絞り13に出力する。 【0026】ランプ14は、ランプ用電源16から電源
の供給を受けて発光する。ランプ14からの光は絞り1
3を介してライトガイド9に導かれる。絞り13は比較
器15からの差分信号に応じた絞り位置に設定されて、
絞り量が制御される。絞り量が変化して、ライトガイド
9に導かれる照明光の光量が変化すると、CCU1に取
込まれる観察画像の画像信号の輝度レベルが変化し、明
るさ検出回路28が検出する明るさも変化して、検出結
果に応じて明るさ検出信号も変化する。 【0027】結局、絞り13の絞り量は、明るさ検出信
号が基準信号と一致するように変化する。従って、基準
信号に応じて画像の明るさが追従して変化することにな
り、フロントパネル31によって基準信号を調整するこ
とで、所望の明るさの観察画像を得ることができる。 【0028】集中制御装置6はシステム内の各部と通信
回線で接続されており、システム内の各機器の異常につ
いては各機器のCPU回路から通信回路を介して集中制
御装置6に異常信号として入力される。集中制御装置6
は、ステップS2 においてシステム内に異常が発生した
か否かを検出する。 【0029】即ち、ステップS2 において、集中制御装
置6は、システム内の各機器の各CPU回路から、通信
回線20〜23を介して機器の異常の発生の有無に関す
る情報を取得する。図1の例では、各CPU回路12,
17,18,19は、夫々自機の異常の有無を通信回線
20によって集中制御装置6に出力する。 【0030】ここで、内視鏡システムを構成するいずれ
かの機器に故障が発生するものとする。例えば、図1の
気腹器3に異常が発生するものとする。気腹起用CPU
回路18は自機の異常を検出すると、通信回路22を介
して異常信号を集中制御装置6に出力する。集中制御装
置6は、この異常をステップS2 において検出すると、
処理をステップS4 に移行して、異常の発生を術者に告
知する。 【0031】即ち、集中制御装置6は、気腹器3に異常
が発生したことを、通信回路21を介して光源装置用C
PU回路17に通知する。そうすると、CPU回路17
は、基準信号を所定のパターンで変化させる。図2及び
図3は基準信号のパターンの例を示している。 【0032】図3の例は、CPU回路17が基準信号を
図3の論理“1”で示す所定のレベルと論理“0”で示
す所定のレベルとの間で、所定周期で交互に繰り返すパ
ターンを示している。例えば、論理“1”は、基準信号
として通常設定されているレベルを示し、論理“0”は
通常設定されているレベルよりも低いレベルを示してい
る。 【0033】上述したように、絞り13の絞り量は、明
るさ検出信号のレベルが基準信号のレベルに一致するよ
うに変化するので、基準信号を図3のパターンで変化さ
せることにより、ライトガイド9を介して被写体に照射
される照明光は、図3に応じた明暗パターンで変化する
ことになり、モニタ5に表示される画像も図3のパター
ンで明暗を繰返すことになる。 【0034】これにより、術者は極めて容易に、且つ確
実に、内視鏡システム内に異常が発生したことを知るこ
とができる。 【0035】なお、基準信号の変化のパターンは、図3
に限定されるものではなく、照明光が所定回数以上明暗
を繰返すものであればよい。例えば、図4のパターン
は、2回の明暗を規定の間隔で繰り返しすようにした例
を示している。また、例えば、図3において論理“0”
が基準信号として通常設定されているレベルを示し、論
理“1”は通常設定されているレベルよりも高いレベル
であってもよく、また、明暗の繰り返しの回数は、特に
限定されるものではない。 【0036】ステップS5 においては、異常が継続して
いるか否かが判定される。集中制御装置6は、異常が継
続している場合には、処理をステップS4 に戻して、異
常の通知を繰返させる。 【0037】このように、本実施の形態においては、内
視鏡システム内に異常が発生したことを検出すると、被
写体の照明光の明暗の変化によって異常の発生を術者に
知らせるようになっており、術者は、極めて容易で且つ
確実に、システム内の異常の発生を知ることができる。
しかも、異常が継続している限り異常を警告し続けるよ
うに動作させることができ、術者は異常の発生をより一
層確実に知ることができる。 【0038】なお、図2及び図3は、基準信号のレベル
そのものを表すものとして説明したが、図2及び図3を
基準信号の変化のパターンのみを示すものと考えても良
い。例えば、異常時には、光源装置用CPU回路17で
予め設定した2点の絞り13の位置を、図2及び図3等
のパターンで繰り返し動作させるようにしてもよい。こ
のような制御は、絞り位置信号が予め設定した値となる
ように基準信号を出力することで可能となる。 【0039】図5及び図6は本発明の第2の実施の形態
に係り、図5は第2の実施の形態に係る医療用制御シス
テムの全体の構成を示すブロック図、図6は第2の実施
の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
図5において図1と同一の構成要素には同一符号を付し
て説明を省略する。 【0040】本実施の形態は集中制御装置6を使用しな
い内視鏡システムに適用した例を示している。 【0041】本実施の形態は集中制御装置6及び集中表
示パネル33を省略すると共に、光源装置用CPU回路
17に代えて光源装置用CPU回路41を備えた光源装
置40を採用した点が第1の実施の形態と異なる。 【0042】光源装置用CPU回路41は、光源装置用
CPU回路17と同様の機能を有すると共に、内視鏡シ
ステム内の各機器の各CPU回路から通信回線を介して
異常の発生の有無を示す異常信号が入力されるようにな
っている。図1の例では、CCU用CPU回路12は通
信回線42を介して異常信号を光源装置用CPU回路4
1に供給し、同様に、気腹器用CPU回路18及び高周
波焼灼装置用CPU回路19は、夫々通信回線43,4
4を介して異常信号を光源装置用CPU回路41に供給
する。 【0043】光源装置用CPU回路41は、内視鏡シス
テム内の各機器のCPU回路から、異常の発生を示す異
常信号を受信すると、異常時の発生を術者に知らせるた
めに、第1の実施の形態と同様に、基準信号を所定のパ
ターンで変化させるようになっている。 【0044】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図6を参照して説明する。図6において図
4と同一のステップには同一符号を付して説明を省略す
る。 【0045】図6ステップS1 において電源が投入され
ると、ステップS3 において通常動作が行われる。通常
時における光源装置40の制御は第1の実施の形態と同
様である。 【0046】本実施の形態においては、内視鏡システム
内の各機器のCPU回路は、自機の異常の発生を通信回
線を介して光源装置40のCPU回路41に通知する。
光源装置用CPU回路41は、ステップS13において、
先ず、自機である光源装置40に異常が発生していない
かを判断する。異常が発生している場合には、ステップ
S4 ,S5 に処理を移行して、第1の実施の形態と同様
に、基準信号を所定のパターンで変化させて、照明光の
明暗(観察画像の明暗)によって、術者に異常の発生を
知らせる。 【0047】自機に異常が発生していない場合には、光
源装置用CPU回路41は、次のステップS14におい
て、内視鏡システム内の他の機器からの異常信号を受信
する。そして、ステップS15においては、光源装置用C
PU回路41は、異常信号によって他の機器に異常が発
生しているか否かを判定する。異常が発生しているもの
と判断した場合には、処理をステップS4 に移行して、
基準信号を所定のパターンで変化させ、照明光(観察画
像)の明暗によって術者に異常を知らせる。 【0048】内視鏡システム内の各機器において異常が
発生していないと判断した場合には、処理をステップS
3 に戻して、同様の処理を繰返す。即ち、光源装置用C
PU回路41において異常が認識されない限り通常の動
作が行われ、異常が認識されると、照明光(観察画像)
の明暗によって、術者に異常の発生を知らせる。 【0049】このように、本実施の形態においては、集
中制御装置を有していない内視鏡システムにおいても適
用可能であるという利点を有する。 【0050】また、上記各実施の形態は絞りによって被
写体に照射する照明光の明るさを変化させる例を説明し
たが、本発明は、特開2001−275961号に開示
されたもののように絞りに代えて液晶パネルを使用する
装置にも適用可能である。この場合には、異常発生時
に、特定の色、例えば白色と赤色とを予め定めたパター
ンで繰り返すことによっても同様の効果を得ることがで
きる。即ち、被写体10への照明光が各パターンに従っ
て明暗や変色を繰り返すことから、モニタ5上の画面も
明暗や変色を繰り返し、操作者が確実に異常を認識させ
ることができるのである。 【0051】[付記] (付記項1) 照明光を発生する光源手段と、前記光源
手段で発生された照明光を被写体に導光するライトガイ
ドと、前記光源手段と前記ライトガイドの間に配置さ
れ、前記光源手段から前記ライトガイドヘ入射する光量
を調整するための光量調整手段と、所望の光量となるよ
うに前記光量調整手段を制御する制御手段とを具備する
光源装置と、前記光源装置及び前記光源装置以外の複数
の機器の異常を検知する異常検知手段と、前記異常検知
手段の検知結果に基づいて、前記光量調整手段をあらか
じめ定められたパターンに従って動作させる集中制御手
段とを具備したことを特徴とする内視鏡装置。 【0052】(付記項2) 照明光を発生する光源手段
と、前記光源手段で発生された照明光を被写体に導光す
るライトガイドと、前記光源手段と前記ライトガイドの
間に配置され、前記光源手段から前記ライトガイドヘ入
射する光量を調整するための光量調整手段と、複数の医
用機器から機器の異常を通知する異常信号が供給され
て、前記複数の医用機器の少なくとも1つに発生した異
常を検知する異常検知手段と、前記異常検知手段の検知
結果に基づいて、通常時には所望の光量となるように前
記光量調整手段を制御すると共に、異常時には前記光量
調整手段をあらかじめ定められたパターンに従って動作
させる制御手段とを具備した光源装置を備えたことを特
徴とする内視鏡装置。 【0053】(付記項3) 前記パターンは、前記所望
の光量と、前記所望の光量より威光した光量を規則的に
繰り返すことを特徴とする付記項1又は2に記載の内視
鏡装置。 【0054】(付記項4) 前記パターンは、前記所望
の光量と、前記所望の光量より明るい光量を規則的に繰
り返すことを特徴とする付記項1又は2に記載の内視鏡
装置。 【0055】(付記項5) 前記光量調整手段は、液晶
パネルであることを特徴とする付記項1又は2に記載の
内視鏡装置。 【0056】(付記項6) 前記パターンは、2色の異
なる色の照明光を繰り返すことを特徴とする付記項5に
記載の内視鏡装置。 【0057】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信回線によって接続された各医用機器の異常等を術者に
確実に気づかせることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】第1の実施の形態に係る医療用制御システムの
全体の構成を示すブロック図。 【図2】異常検出時の絞りの制御を説明するための波形
図。 【図3】異常検出時の絞りの制御を説明するための波形
図。 【図4】第1の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。 【図5】第2の実施の形態に係る医療用制御システムの
全体の構成を示すブロック図。 【図6】第2の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。 【符号の説明】 1…CCU 2…光源装置 3…気腹器 4…高周波焼灼装置 5…モニタ 6…集中制御装置 8…スコープ 9…ライトガイド 10…被写体 12,17,18,19…CPU回路 13…絞り 14…ランプ 15…比較器 24…CCD 33…集中表示パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/238 H04N 5/238 Z Fターム(参考) 2H040 BA09 CA06 CA12 GA02 4C061 AA24 CC06 DD01 GG01 HH03 HH57 JJ17 LL03 NN01 NN05 NN07 QQ09 RR02 RR15 RR17 RR22 RR24 WW01 YY01 YY12 YY18 5C022 AA09 AB12 AB15 AB40 AB65 AB68 AC01 AC13 AC18 AC42

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 1つ以上の医用機器が通信回線を介して
    接続されて構成された内視鏡装置において、 被検体を照明可能な照明光を発生する光源手段と、 前記被検体に照射される前記照明光の光量を可変する光
    量可変手段と、 前記光量可変手段で可変される前記照明光の光量を所望
    の光量になるように前記光量可変手段を調整する光量調
    整手段と、 前記1つ以上の医用機器の少なくとも1つに発生する異
    常を検出する異常検出手段と、 前記異常検出手段の検出結果に基づいて前記光量調整手
    段を制御する制御手段と、を具備したことを特徴とする
    内視鏡装置。
JP2002146673A 2002-05-21 2002-05-21 内視鏡装置 Withdrawn JP2003334164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002146673A JP2003334164A (ja) 2002-05-21 2002-05-21 内視鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002146673A JP2003334164A (ja) 2002-05-21 2002-05-21 内視鏡装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003334164A true JP2003334164A (ja) 2003-11-25

Family

ID=29705586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002146673A Withdrawn JP2003334164A (ja) 2002-05-21 2002-05-21 内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003334164A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006075300A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Olympus Corp 受信装置
JP2012192004A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Olympus Corp 手術システム
JP2016195346A (ja) * 2015-04-01 2016-11-17 富士フイルム株式会社 撮影装置および方法
JP2017073718A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 オリンパス株式会社 信号処理装置及び信号処理方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006075300A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Olympus Corp 受信装置
JP4610974B2 (ja) * 2004-09-08 2011-01-12 オリンパス株式会社 受信装置
JP2012192004A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Olympus Corp 手術システム
US9585724B2 (en) 2011-03-15 2017-03-07 Olympus Corporation Surgical system
JP2016195346A (ja) * 2015-04-01 2016-11-17 富士フイルム株式会社 撮影装置および方法
JP2017073718A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 オリンパス株式会社 信号処理装置及び信号処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5678568A (en) System control apparatus, medical system control apparatus and image-plane display method of medical system control apparatus
US8537210B2 (en) Controlling light source with endoscope type
US8908022B2 (en) Imaging apparatus
JP2005111080A (ja) 手術支援システム
CN110785111B (zh) 医疗显示装置
US20160338570A1 (en) Medical system
CN105592774B (zh) 内窥镜照明系统
JP3854292B2 (ja) 内視鏡装置
JP2002248079A (ja) 内視鏡装置
JP2003334164A (ja) 内視鏡装置
US11363939B2 (en) Endoscope system, operation method of endoscope system and recording medium
JP6265815B2 (ja) 電子内視鏡システム
JP2001070225A (ja) 内視鏡装置
CN113677255A (zh) 无线内窥镜装置
JP3742439B2 (ja) 医療機器システム
US20210076903A1 (en) Endoscope system, control method of endoscope system and storage medium
JP7405136B2 (ja) ケーブル、報知方法
JP2007000373A (ja) 電子内視鏡
US20170231478A1 (en) Medical system
JPH07184856A (ja) 内視鏡用光源装置
JP2007014422A (ja) 内視鏡装置
JP2007330331A (ja) 内視鏡用ランプ寿命警告システム
JP5203783B2 (ja) 内視鏡システム
JP2009095466A (ja) 内視鏡システム
JP2012135387A (ja) 内視鏡装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802