JP2003333561A - モニタ画面表示方法、端末装置及びテレビ会議システム - Google Patents

モニタ画面表示方法、端末装置及びテレビ会議システム

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JP2003333561A
JP2003333561A JP2002135899A JP2002135899A JP2003333561A JP 2003333561 A JP2003333561 A JP 2003333561A JP 2002135899 A JP2002135899 A JP 2002135899A JP 2002135899 A JP2002135899 A JP 2002135899A JP 2003333561 A JP2003333561 A JP 2003333561A
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Toshiaki Kakii
俊昭 柿井
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手対話者のモニタ画面操作に付随するノン
バーバルな情報を対話者自身に提供し、遠隔地対話の円
滑な進行を実現するための構造を備えたモニタ画面表示
方法等を提供する。 【解決手段】 対話者側モニタ画面(8)上に、相手対話
者側モニタ画面内で行われる該相手対話者の操作内容を
表現するためのキャラクタ(800c)を表示し、相手対話者
側モニタ画面内で行われる相手対話者の操作情報を受信
し、受信した操作情報に基づいて、相手対話者側モニタ
画面内に表示されたカーソルに対応するポインタを対話
者側モニタ画面(8)上に表示するとともに、相手対話者
の操作モードに対応して、キャラクタ(800c)の動作を切
替えてアニメーション表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定の伝送手段
で接続された端末装置間で複数種類のメディアによるデ
ータ送受信を行うことにより行われる双方向対話におい
て、相手対話者のモニタ画面内における操作内容を対話
者自身のモニタ画面上に表現するモニタ画面表示方法、
端末装置、テレビ会議システム等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、英会話学習やカウンセリングなど
の伝送手段を介した遠隔地間で、テキストデータや映像
データを送受信する遠隔地対話を実現する双方向対話型
システムが構築されている。このような遠隔地対話で
は、単にテキストデータや相手対話者像のやり取りのみ
ならず、対話者同士が表示される相手対話者像を介して
間接的に視線一致した状態でより親密な対話環境を実現
するシステムとして、例えば特許第3074677号に
は、視線一致した状態での遠隔地対話を可能にする双方
向対話型システムが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発明者らは、従来の双
方向対話型システムについて検討した結果、以下のよう
な課題を発見した。すなわち、従来の遠隔地対話を実現
する双方向対話型システムではモニタ画面を介して相手
対話者の映像及び音声を表示しあう対話動作が主である
が、対話動作の中には、より詳細な双方向対話を実現す
べく、ポインタを利用して特定の文字、図形を指摘した
り、ホワイトボードに文字や図形を記入する動作が存在
する。特に、モニタ画面に表示された特定箇所について
「ここが大切です」とポインタで示されても、該ポイン
タだけがモニタ画面内を移動しており、それを操作して
いる対話者の動作との関連が全く分からない状況であ
る。この場合、ポインタ等を見ている対話者にとっては
注意が集中しにくくなるなどの課題があった。同様に、
モニタ画面上にウィンドウ表示されたホワイトボードに
文字や図形をキーボードやタブレット−入力ペンのよう
な入力デバイスを利用して入力しても、該ホワイトボー
ドが提示された側の対話者には、いきなり入力された文
字や図形が表示されるため、突然の表示状態変化に違和
感、戸惑いを感じてしまうため、円滑かつ想像的な双方
対話は実現されにくかった。
【0004】加えて、従来の双方向対話型システムにお
いて、一方の対話者が伝送手段を介してモニタ画面上に
表示されたスライドの特定部位を指摘する場合、該一方
の対話者の映像範囲が胸元よりも上部であるのが一般的
であるため、該一方の対話者のノンバーバル(non-verb
al)な動作が見えない(動作全体が分からない)。仮
に、該一方の対話者の全体像が表示された場合であって
も、手元の僅かな動きで動作できるので、直接対話のよ
うにノンバーバルな情報から事態を予測、把握すること
が難しいという課題があった。
【0005】この発明は上述のような課題を解決するた
めになされたものであり、相手対話者のモニタ画面操作
に付随するノンバーバルな情報を対話者自身に提供し、
遠隔地対話の円滑な進行を実現するための構造を備えた
モニタ画面表示方法、端末装置、該端末装置を含むテレ
ビ会議システム、該モニタ画面表示方法を実行するコン
ピュータプログラム及び該コンピュータプログラムが記
録された記録媒体を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るモニタ画
面表示方法は、所定の伝送手段で接続された端末装置を
間で複数種類のメディアによるデータ送受信を行うテレ
ビ会議システムに適用可能であり、特に、このようなテ
レビ会議システムにおける遠隔地対話をよりスムーズに
進行させるよう機能する。
【0007】具体的に、この発明に係るモニタ画面表示
方法は、対話者側モニタ画面上に、相手対話者側モニタ
画面内で行われる該相手対話者の操作内容を表現するた
めのキャラクタを表示し、相手対話者側モニタ画面内で
行われる相手対話者の操作情報を受信し、そして、受信
した操作情報に基づいて、相手対話者側モニタ画面内に
表示されたカーソルに対応するポインタを対話者側モニ
タ画面上に表示するとともに、相手対話者の操作モード
に対応して、キャラクタの動作を切替えてアニメーショ
ン表示することを特徴としている。
【0008】なお、上記相手対話者の操作モードは、相
手対話者側モニタ画面内でカーソルを移動させるカーソ
ル移動モード、及び、相手対話者側モニタ画面内の所定
位置に直接視覚情報を入力する入力モードが含まれる。
上記カーソル移動モードは、対話者側モニタ画面上に表
示されたポインタの位置を指示するようキャラクタをア
ニメーション表示するとともに、該ポインタの移動に追
随してキャラクタの少なくとも一部形状が変化するよう
アニメーション表示する。このようなカーソル移動モー
ドでは、特に、対話者側モニタ画面上に表示されるポイ
ンタの移動に伴って、キャラクタの表示位置を変化させ
てもよい。また、入力モードは、相手対話者側モニタ画
面内に相手対話者が直接入力する視覚情報を対話者側モ
ニタ画面上に表示するとともに、該対話者側モニタ画面
上に表示される視覚情報の表示位置変化に追随してキャ
ラクタの少なくとも一部形状が変化するようアニメーシ
ョン表示する。なお、視覚情報には、相手対話者が入力
する文字、図形、絵画、記号等、モニタ画面上に表示さ
れる情報が含まれる。
【0009】上述のような構造を備えたモニタ画面表示
方法は、所定の伝送手段で接続された端末装置を間で複
数種類のメディアによるデータ送受信を行うことにより
遠隔地対話を実現するテレビ会議システムに適用され得
る。特に、このようなテレビ会議システムに当該方法が
適用された場合、該テレビ会議システムにおける端末装
置(この発明に係る端末装置)は、表示部と、データベ
ースと、データ入出力手段と、表示制御手段とを備える
のが好ましい。上記表示部は、マルチウィンドウ表示可
能である。上記データベースは、対話者側モニタ画面上
に、相手対話者側モニタ画面内で行われる該相手対話者
の操作内容を表現するためのキャラクタをアニメーショ
ン表示するためのキャラクタデータが格納される。上記
データ入出力手段は、相手対話者側モニタ画面内で行わ
れる相手対話者の操作情報を受信するための通信手段の
一部を構成する。上記表示制御手段は、受信した操作情
報に基づいて、相手対話者側モニタ画面内に表示された
カーソルに対応するポインタを対話者側モニタ画面上に
表示するとともに、相手対話者の操作モードに対応し
て、キャラクタの動作を切替えてアニメーション表示す
る。
【0010】なお、上記相手対話者の操作モードには、
相手対話者側モニタ画面内でカーソルを移動させるカー
ソル移動モード、及び、相手対話者側モニタ画面内の所
定位置に直接視覚情報を入力する入力モードが含まれ
る。
【0011】上記表示制御手段は、カーソル移動モード
として、対話者側モニタ画面上に表示されたポインタの
位置を指示するよう前記キャラクタをアニメーション表
示するとともに、該ポインタの移動に追随して前記キャ
ラクタの少なくとも一部形状が変化するようアニメーシ
ョン表示する。また、上記表示制御手段は、対話者側モ
ニタ画面上に表示されるポインタの移動に伴って、キャ
ラクタの表示位置を変化させる。一方、上記表示制御手
段は、入力モードとして、相手対話者側モニタ画面内に
相手対話者が直接入力する視覚情報(文字、図形等)を
対話者側モニタ画面上に表示するとともに、該対話者側
モニタ画面上に表示される視覚情報の表示位置変化に追
随して前記キャラクタの少なくとも一部形状が変化する
ようアニメーション表示する。
【0012】なお、上述のようなモニタ画面表示方法
は、コンピュータ等で実行されるプログラムであっても
よく、この場合、当該プログラムは、有線、無線を問わ
ずネットワークを介して配信されてもよく、また、C
D、DVD、フラッシュメモリ等の記録媒体に格納されて
いてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るモニタ画面
表示方法、端末装置、テレビ会議システム等の各実施形
態について、図1〜図9を用いて詳細に説明する。な
お、図面の説明において、同一部位には同一符号を付し
て重複する説明を省略する。
【0014】この発明に係るモニタ画面表示方法は、互
いに異なる入力作業が行われる双方向対話型システム
(テレビ会議システム)において効果的な対話進行を可
能にするが、以下の説明では、より具体的に教師と1又
はそれ以上の生徒との間で行われる1対1あるいは1対
多の遠隔学習に適用された場合を中心に説明する。
【0015】図1は、この発明に係るテレビ会議システ
ムの一実施形態(遠隔学習の例)を説明するための概念
図である。また、この図1に示されたテレビ会議システ
ムには、例えば特許第3074677号に記載された双
方向対話型システムが適用可能である。
【0016】図1のテレビ会議システムにおいて、生徒
側端末装置は、入力手段としての入力ペン750A及び
問題用紙として紙、透明フィルムなどのシート状媒体が
設置されたタブレット500Aと、表示手段としてのモ
ニタ21A、電子化データの合成を行う編集手段を含む
データ処理装置26A、モニタ21A上に設置されCC
Dカメラ5Aにより生徒(第1対話者)3Aの映像を取
り込む撮像装置600Aを備える。一方、教師側端末装
置は、入力手段としての入力ペン750B及び問題用紙
(紙媒体)が設置されたタブレット500Bと、表示手
段としてのモニタ21B、電子化データの合成を行う編
集手段を含むデータ処理装置26B、モニタ21B上に
設置されCCDカメラ5Bにより教師(第2対話者)3
Bの映像を取り込む撮像装置600Bを備える。なお、
これら生徒側端末装置と教師側端末装置とは、伝送手段
27を介して接続されている。ここで、伝送手段27
は、生徒側端末装置と教師側端末装置との間で画像情報
及び音声情報の送受信を可能にするため、大容量伝送を
可能にする光ファイバ伝送路(主伝送路)及び衛星通信
伝送路(バックアップ用伝送路)等を含む。また、この
伝送手段27は有線、無線のいずれであってもよく、既
に敷設された電話回線網等のネットワークを含み、さら
に種々のデータベースを備えた電子掲示板システム(BB
S: Bulletin Board System)も含む。
【0017】通常、遠隔学習では、対話動作として、図
1に示されたように生徒3Aが手元に置かれた回答用紙
に記入している間、教師3Bは生徒3Aの様子を確認し
たり助言等を発信するような場面が頻繁に発生する。こ
の場合、教師3BにはCCDカメラ5Aの撮像エリアC
A1の様子(エリアPA1に目を向けている生徒3Aの
表情)がモニタ21Bに表示される。一方、生徒側端末
装置のモニタ21Aには、CCDカメラ5Bの撮像エリ
アCA2の様子(モニタ画面を含むエリアPA2に目を
向けている教師3Bの表情)がモニタ21Aに表示され
る。また、他の対話動作として、教師3Bから生徒3A
への助言等は、モニタ21Aにウィンドウ表示される文
章等の視覚情報を介して行われることが頻繁にある。こ
のような視覚情報を利用した説明では、教師3Bがマウ
ス等のポインティングデバイスなどを用いて、説明箇所
を明示しながら行われるが、このような双方向対話型シ
ステムでは、生徒3A側で、教師3Bのノンバーバルな
情報を受け取ることが非常に難しいため、教師3Bの説
明中のカーソル位置を見失うなど、突発的な対話環境の
変化に違和感を覚える可能性がある。
【0018】この発明に係るモニタ画面表示方法は、教
師3Bが生徒3Aのモニタ21Aにウィンドウ表示され
る視覚情報を介して説明等、対話をする場合に、カーソ
ル等の直接モニタ21Aに表示されるキャラクタの他、
教師3Bのノンバーバルな情報を生徒3Aに提供するよ
う、該教師3Bの操作モード(カーソル移動や文字入力
など)に対応して、アニメーション表示されるキャラク
タをモニタ21Aに表示することにより、生徒3Aに教
室における授業、講演等、直接教師と生徒が接した状態
でのみ得られる、視覚情報では表現できないノンバーバ
ルな情報を提供することを特徴としている。
【0019】なお、この発明に係るモニタ画面表示方法
は、所定の伝送手段を介して接続された端末装置間での
遠隔地対話を実現する、例えば特許第3074677号
に記載された双方向対話型システムのようなテレビ会議
システムが適応可能であり、特に、特定利用者間での視
線一致を可能にする多点接続型の双方向対話型システム
に適している。
【0020】まず、ここでは、当該モニタ画面表示方法
を実現するテレビ会議システムに適用される双方向対話
型システムについて説明する。なお、この双方向対話型
システムは、視線一致した状態での一対一を基本とした
遠隔地対話を実現するシステムであるが、対話者間で視
線一致できない構成であって単にテキストデータや画像
データの送受信が可能な双方向対話型システムにも適応
可能である。
【0021】図2は、遠隔地に居る対話者間の視線一致
を可能にする双方向対話型システム全体を示す論理構成
図である。このシステムは、A地点(第1地点)にいる
対話者3A(第1対話者)とB地点(第2地点)にいる
対話者3B(第2対話者)との間で双方向対話を実現す
るシステムである。特に、このシステムは遠隔地にいる
対話者間でも親密な信頼関係を確立し綿密なコミュニケ
ーションを実現するカウンセリング・システムや家庭学
習を志向したシステムであるので、少なくとも一方の対
話者として、教師、医師、心理学者などのカウンセラを
想定している。したがって、このシステムはこれらカウ
ンセラがカウンセリングを行うために必要な情報、及び
理想的なカウンセリング環境を提供できるよう種々の機
能及び構成を備える。
【0022】具体的には、A地点において、(a)対話
者3A(例えはカウンセラ)が座る椅子4A(高さ調節
機構40Aを有する)と、(b)対話者3Aが向かうテ
ーブル2Aと、(c)伝送手段27を介して対話者間の
視線を一致させるための機構を備えた端末装置20Aと
が設置され、対話者3Aはパーティション22Aによっ
て隔離されている。一方、B地点には、(a)対話者3
B(例えばカウンセリングを受けるクライアント)が座
る椅子4B(高さ調節機構40Bを有する)と、(b)
対話者3Bが向かうテーブル2Bと、(c)伝送手段2
7を介して対話者間の視線を一致させるための機構を備
えた端末装置20Bとが設置され、対話者3Bはパーテ
ィション22Bにより隔離されている。ここで、伝送手
段27は、A地点の端末装置20AとB地点の端末装置
20Bとの間で画像情報及び音声情報の送受信を可能に
するため、光ファイバ伝送路31(主伝送路)及び衛星
通信伝送路32(バックアップ用伝送路)等を含む。な
お、この伝送手段27は有線、無線のいずれであっても
よい。また、伝送手段は、既に敷設された電話回線網等
のネットワークを含み、さらに種々のデータベースを備
えた電子掲示板システム(BBS: Bulletin Board Syste
m)も含む。
【0023】A地点において、上述の椅子4Aは対話者
3Aの位置を規定するために機能する。この椅子4Aは
端末装置20Aの表示部21Aとの距離を一定に保つた
めに固定されるのが好ましい。しかし、該椅子4Aが固
定されていない場合であっても、テーブル2Aを対話者
3Aと表示部21Aに設置することによりこの椅子4A
と表示部21Aとの距離を一定に保つことが可能になる
(テーブル2Aの存在が対話者3Aの心理的な距離の基
準となる事実が確認されている)。なお、相手側の対話
者3B(例えば、カウンセリングを受ける者等)がいる
B地点の端末装置20Bの構成も同様である。
【0024】A地点において、端末装置20Aは、(1)
B地点の端末装置20Bから伝送手段27を介して伝送
されてきた画像情報に基づいて対話者3Bの映像などを
表示する、テーブル2Aの上に配置された、モニタTV
1Aを備えた表示部21Aと、(2)CCDカメラ5Aで
撮像された対話者3Aの映像を画像情報として取り込
み、B地点の端末装置20Bへ向けて伝送するための撮
像ユニット6Aと、(3)B地点の端末装置20Bから伝
送手段27を介して伝送されてきた音声情報に基づいて
対話者3Bの音声を出力するための音声出力部23A
(スピーカ)と、(4)対話者3Aの音声を音声情報とし
て集音し、B地点の端末装置20Bへ向けて伝送するた
めの音声入力部24A(マイク)を備える。さらに、こ
のシステムはカウンセリング・システムとしてより綿密
なコミュニケーションを実現するため、(5)対話者3A
が文字や図形を入力し、入力された文字や図形を表示部
21Aに表示するとともに、文字図形情報としてB地点
の端末装置20Bへ向けて伝送するための文字図形入力
部25A(キーボード、ポインティング・デバイス、タ
ッチパネルなどのインターフェース)と、(6)上記各構
成要素と伝送手段27との間に設けられ、信号処理、伝
送制御及び映像データの編集作業等を行う映像処理装置
26A(制御部含む)とを備える。なお、B地点の端末
装置20Bも、上述したA地点の端末装置20Aと同様
に構成されており、具体的には、表示部21B、CCD
カメラ5Bと撮像ユニット6Bからなる撮像装置600
B、音声出力部23B、音声入力部24B、文字図形入
力部25B、及び映像処理装置26Bを備える。
【0025】さらに、A地点及びB地点の端末装置20
A、20Bにおいて、撮像装置600A、600B(撮
像手段)の構成を説明する。なお、説明の都合上、A地
点及びB地点の各端末装置20A、20Bに共通する構
成要素について言及する場合には、例えば撮像装置60
0のように、各地点を区別する文字A、Bを省略して説
明する。また、特に説明がされていない場合には、原則
としてA地点の端末装置20Aについて説明しているも
のとして、共通する構成を有するB地点の端末装置20
Bについては重複する説明は省略する。
【0026】この撮像装置600は、撮像部である超小
型CCDカメラ5(5A)、該CCDカメラ5を支持し
た状態で所定位置に設置するための支持機構10(図3
参照)、及び該CCDカメラ5を制御するための撮像ユ
ニット6(6A)とを備える。モニタTV1(1A)は
テーブル2(2A)の上に載置されており、対話者3
(3A)はこのモニタTV1から距離L(m)離れて置
かれた高さ調整機構40(40A)を備えた椅子4(4
A)に座っている。この距離L(LA)は0.5m以上
5m以下に設定される。撮影される対話者3及びモニタ
TV1間には、外径φ20mm以下,長さ約100mm
の円筒状の超小型CCDカメラ5が設けられている。ま
た、このCCDカメラ5はその撮像方向が撮影される対
話者3に向けられるよう設置されている。そしてカメラ
5で撮像された対話者3の映像は、画像情報として撮像
ユニット6から他方の対話者側に伝送される(伝送手段
27を介してB地点の端末装置20Bに伝送される)。
なお、対話者によっては表示部21と該対話者間の間隔
が弱冠ずれる可能性もある。したがって、このような状
況にも対処すべく、CCDカメラ5は焦点深度の深いも
のを選択するのが好ましい。
【0027】次に、超小型CCDカメラ5の具体的な設
置位置を図3を用いて説明する。
【0028】まず、撮像装置600の撮像ユニット6は
伝送されてきた他方の対話者の映像を表示するための表
示部21上に設置される。この撮像ユニット6本体には
カメラ5によって撮影された対話者自身の映像(カメラ
ケーブル50を介して撮像ユニット6に取り込まれる)
の表示と、伝送されてきた他方の対話者3Bの映像の表
示を切り換えるための、切り換えスイッチ6aの他、種
々の調節用スイッチ6bが設けられている。なお、スイ
ッチ210はモニタTV1の電源をオン/オフする電源
スイッチ等を含む。CCDカメラ5は、伝送されてきた
他方の対話者3Bの像9が表示されるモニタ画面8の前
方の所定位置に支持機構10(ロボット・アーム)によ
って設置される。なお、このモニタ画面8は4インチ程
度であれば十分に利用できる。
【0029】具体的には、CCDカメラ5はモニタ画面
8から前方w(cm)の位置であって、該モニタ画面8
に表示された対話者像9の頭部9a付近に配置される。
円筒状CCDカメラ5の中心軸は、点線で示す対話者像
9の目の位置の上方h(cm)の部位に位置している。
【0030】このように超小型のCCDカメラ5は、大
型モニタTV1の画面8に表示された対話者像9の目の
位置より上の頭部付近に位置しているため、双方向対話
に特別な支障は生じない。例えば、CCDカメラ5が画
面8に表示された対話者像9の目の位置(図中、点線で
示す位置)の上方h=約10(cm)に設けられ、モニ
タTV1および対話者3間の距離Lが約2.5(m)に
設定されているシステム構成の場合、視差角は2.3°
で十分検知限界の視差角3°を下回ることが可能である
(モニタ画面8とCCDカメラ5の間隔wが10(c
m)程度ある場合でも、視差角の変動には特に影響はな
い)。つまり、視線一致時に相手の目(モニタ画面8に
表示された他方の対話者3Bの像の目)がはっきりと見
えれば、その頭部辺りに超小型のカメラ5が設けてあっ
ても、モニタTV1の画面8が大型であれば、双方向対
話に支障はほとんどないことが確認されている。この画
面8の大きさは、実験の結果、横35cm,縦26cm
程度以上の大きさがあれば良好な双方向対話が実現でき
ることも確認されている。なお、相互の対話者が知人同
志であれば、画面の大きさは小さくとも心理的な障害も
少ない傾向を示す結果も得られており、画面サイズに関
しては用途に応じて使いわけるとよい。
【0031】さらに、視差角について、図4を用いて説
明する。この明細書において、視差角とは、図4に示さ
れたように、モニタ画面8に表示された対話者像9へ向
けられた、撮影される対話者3の視線と、CCDカメラ
5へ向けられた、該対話者3の視線とがなす角度θを言
う。換言すれば、対話者3の視線に対するCCDカメラ
5の設置位置のずれ角を意味している。また、ここでい
う視線一致とは、昭和42年電気四学会連合大会(N
o.1998)で報告されているように、CCDカメラ
5の設置位置による不自然さの許容限界以下を意味して
いる。定量的には、視差角として、左右方向4.5°以
下(対話者像9の目の中心Aに対し、該像9の両こめか
み側),真上方向12°(像中心Aに対し、像9の頭部
9b側),真下方向8°(像中心Aに対し、像9の胴体
側)以下を視線一致範囲内としている。もちろん、この
視差角は小さい方が良く、左右上下方向3°以下が検知
限界とされている。したがって、CCDカメラ5が設置
可能な領域は、図5に示された円錐領域である。なお、
この円錐領域は、対話者3の目30とモニタ画面8に表
示された対話者像9の中心点A(この実施形態では、対
話者像9の両目の中心を該対話者像9の中心点Aとして
定義している)とを結ぶ該対話者3の視線31に対し、
所定距離L(m)離れた時のモニタ画面8上の視線一致
領域9b、及び、該対話者3の目30の位置とで規定さ
れる。
【0032】なお、モニタ画面8上に表示される対話者
像9のサイズが小さい場合には、必ずしも該CCDカメ
ラ5と対話者像9の頭部が重なっている必要はない。む
しろ対話者9の頭部がCCDカメラ5に隠れてしまい見
にくくなる。上述のように視線一致の条件は視差角3°
の領域内にCCDカメラ5と対話者像9の目が存在する
ことであり、具体的に画面から50cm離れた位置で約
3cm程度(図2におけるh)である。したがって、こ
の範囲内であればCCDカメラ5と対話者像9の頭部を
ずらしても視線一致状態は維持される。この対話者像9
とCCDカメラ5をずらすには、例えばモニタ画面8上
における画像表示位置を調節したり、CCDカメラ5の
支持部を調節してCCDカメラ5自体の位置を変更する
ことにより実現される。
【0033】図6は、この発明に係るモニタ画面表示方
法を実現する端末装置(この発明に係る端末装置)の概
略構成を示す図である。この端末装置は、所定の伝送手
段を介して双方向対話を実現するテレビ会議システムと
して、図1及び図2に示された双方向対話型システムに
適用される。なお、当該端末装置は、モニタ等の表示部
21(図2に示された双方向対話型システムにおける表
示部21A、21Bに相当)と、映像処理部26(図2
に示された双方向対話型システムにおける映像処理装置
26A、26Bに相当)と、外部記録装置700と、入
力手段としてのタブレット500(図1に示されたタブ
レット500A、500Bに相当)、入力ペン750
(図1に示されたタブレット750A、750Bに相
当)、マウス等のポインティングデバイス900と、表
示部21の前方に位置する対話者を撮像するCCDカメ
ラ5等の撮像部及び撮像ユニット6からなる撮像装置6
00、会議参加者の音声を出力するための音源コントロ
ーラ910、スピーカー920とを備える。上記映像処
理部26は、撮像手段に含まれる撮像ユニット6からの
画像情報や他の情報メディアの取り込みや伝送手段27
を介して相手対話者の画像情報の送受信を行うためのデ
ータ入出力部261(図中、I/O)と、制御部26
3、送受信される画像情報の他、予め対話者自身が用意
した文字データ、映像データ、相手対話者のモニタ操作
に関するノンバーバルな情報をアニメーション表示する
ためのキャラクタデータ等を格納しておくためのデータ
ベース262(図中、D/B)、表示部21へ制御手段
263の指示に従って所定のパターンを表示させる描画
部264と、マウス等のポインティングデバイス900
からの位置情報の取り込みや外部記録装置700とのデ
ータ授受を可能にするデータ入出力部265(図中、I
/O)とを備える。なお、外部記録装置700は、例え
ば磁気テープ、CD、光ディスク、ハードディスク、D
VD、フラッシュメモリ等を含む。
【0034】以下、図1に示されたテレビ会議システム
による当該モニタ画面表示方法の具体例を、図7〜図9
を用いて説明する。
【0035】図7は、この発明に係るテレビ会議システ
ムで行われるモニタ画面表示方法(この発明に係るモニ
タ画面表示方法)として、対話者側モニタ画面上におけ
るカーソル移動モードの表示例を説明するための図であ
る。この実施形態では、伝送手段27を介して端末装置
20Aと相手側端末装置20Bとの間で、双方向対話を
行うための動画像データ、音声データなどのビジュアル
データ100a、100bの他、相手対話者のノンバー
バルな操作データ110a、110bも送受信される。
また、表示部21のモニタ画面8上には、文字等が表示
されたホワイトボード800aと、相手対話者の静止画
像800b(動画像でもよい)がウィンドウ表示される
とともに、このモニタ画面8上には相手対話者のノンバ
ーバルな操作を示すキャラクタ800cが表示される。
例えば図7に示されたキャラクタ800cは、ウィンド
ウ内の所定位置に向くよう腕の角度がθだけ動くように
デザインされており、このキャラクタ800cの指差し
動作がそのまま対話者への注意喚起を促すとともに、そ
の方向を示している。
【0036】ホワイトボード800a内の特定部位を相
手対話者マウス900で指摘すると、このマウスの移動
に対応して移動表示されるカーソルの表示位置情報は、
伝送手段27を介して対話者側端末装置に送信される。
対話者側端末装置では、相手対話者が操作するペンやマ
ウス900の移動に追随してポインタがモニタ画面8上
に移動表示される。このとき、モニタ画面8上に表示さ
れているキャラクタ800cは、該移動表示されたポイ
ンタの位置を指示するようアニメーション表示される。
具体的には、図7に示されたように、キャラクタ800
cの腕部分がポインタの移動に追随して角度θだけ動
く。なお、このようにキャラクタ800cをアニメーシ
ョン表示するため、該キャラクタ800cの特定動作ご
とに、予め用意されたアニメーションデータがD/B2
62に格納されている。なお、モニタ画面8上に表示さ
れるキャラクタ800cとしては、種々の形態が考えら
れるが、例えば、人形のキャラクタとぢ、擬人的に腕と
顔の向きをポインタの表示位置及び動作に追随させて変
化させるのが見る側にとってはわかりやすい。
【0037】図8は、この発明に係るテレビ会議システ
ムで行われるモニタ画面表示方法(この発明に係るモニ
タ画面表示方法)として、対話者側モニタ画面上におけ
るカーソル移動モードの他の表示例を説明するための図
である。なお、図8(a)に示された実施形態は、モニ
タ画面8上に表示されるキャラクタ800cの表示位置
が、図7に示された実施形態と異なっている。すなわ
ち、表示部21は、モニタ画面8上においてマルチウィ
ンドウ表示可能であるため、ウィンドウの表示位置はモ
ニタ画面8上の所定位置に固定されることはない。した
がって、できるだけモニタ画面8上に表示されたウィン
ドウの有効情報を重ならないよう、相手対話者のマウス
操作に追随して表示されるポインタを指示するキャラク
タ800cの表示位置は対話者自身の都合に合わせて任
意に決められる。また、このキャラクタ800cは、指
摘するウィンドウと一部重なるよう表示しておけば、複
数のウィンドウがモニタ画面8上に表示されている場合
でもどのウィンドウを指示しているか見易くなるので好
ましい。
【0038】一方、図8(b)に示された実施形態で
は、実際に対話を終了する際に、相手対話者はマウスを
操作し、例えばモニタ画面8上の終了ボタンをクリック
する動作を行う。このようなマウスの移動及びクリック
動作に対応して表示されるポインタ800fに追随して
キャラクタ800cを移動表示させてもよい。このよう
に、キャラクタ800cをポインタの移動に追随して移
動表示することにより、実際の終了作業に数秒間の時間
的猶予が与えられ各対話者の気持ちをスムーズに終了に
導くことができる。この場合、対話終了を示すプラカー
ドを持ったキャラクタ800c(図8(b)参照)をデ
ザインすることにより、さらに状況認知が容易になる。
また、モニタ画面8上に複数のウィンドウが表示されて
いる場合、各ウィンドウにそれぞれ対応した複数のキャ
ラクタを表示させてもよい。この場合、ウィンドウごと
にキャラクタの形状、色等を変えておけば、よりわかり
やすいキャラクタ表示が可能になる。
【0039】さらに、図9は、この発明に係るテレビ会
議システムで行われるモニタ画面表示方法(この発明に
係るモニタ画面表示方法)として、対話者側モニタ画面
上における入力モードの表示例を説明するための図であ
る。この実施形態では、相手対話者が入力ペン750を
用いてタブレット500に文字入力を行う対話動作時の
モニタ画面8上の表示状態を示す。なお、モニタ画面8
上には相手対話者の映像800dもウィンドウ表示され
ている。
【0040】相手対話者がタブレット500−入力ペン
750を介して文字入力すると、この入力情報はリアル
タイムで対話者側のモニタ画面8上にウィンドウ表示さ
れたホワイトボード800a内に表示される。このと
き、モニタ画面8上に表示されたキャラクタ800c
が、ホワイトボード800a内での文字表示に追随して
あいて対話者の文字入力動作を模擬した動作を行うよう
アニメーション表示させるのが好ましい。特に、手にペ
ンを持つようデザインされたキャラクタ800cが表示
されることにより、操作内容、表示情報、表示方向な
ど、1つのキャラクタ800cで多面的な認知が可能に
なる。「どこで何をするのか」、「今の状態は何か」な
どの認知に必要な補助情報が、キャラクタ800cのデ
ザイン(ペンを持つなどの表示形態)とその動作を通じ
て、容易に提供可能になる。
【0041】このアニメーション表示は、高速(mse
cオーダー)で行うことができるが、人間の感覚対応と
しては0.3〜5.0秒の範囲での認識ゆとりが必要で
あり、このような表示遅延は、ソフト的に対応できる。
また、モニタ画面8上にアニメーション表示されたキャ
ラクタ800cの動作に合わせて、「シュッシュー」な
ど、適宜効果音を出力すれば、より臨場感が得られ好ま
しい。
【0042】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、相手対
話者のノンバーバルな情報を対話者自身に提供するよ
う、該あいて対話者の操作モード(カーソル移動や文字
入力など)に対応して、アニメーション表示されるキャ
ラクタをモニタ画面上に表示することにより、対話者自
身に直接対話でのみ得られる、視覚情報では表現できな
いノンバーバルな情報を提供し、所定の伝送手段を介し
た遠隔地対話の円滑な進行が実現できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るテレビ会議システムの概略構成
を示す図である。
【図2】遠隔地間において伝送手段を介して視線一致を
実現する双方向対話型システムの一構成を示す図であ
る。
【図3】図2に示された撮像装置を示す図であって、視
線一致のためのCCDカメラの設置方法を説明するため
の図である。
【図4】視差角を説明するための図である。
【図5】CCDカメラが設置されるべき領域を示す図で
ある。
【図6】この発明に係る端末装置の構成を示すブロック
図である。
【図7】この発明に係るテレビ会議システムで行われる
モニタ画面表示方法(この発明に係るモニタ画面表示方
法)として、対話者側モニタ画面上におけるカーソル移
動モードの表示例を説明するための図である。
【図8】この発明に係るテレビ会議システムで行われる
モニタ画面表示方法(この発明に係るモニタ画面表示方
法)として、対話者側モニタ画面上におけるカーソル移
動モードの他の表示例を説明するための図である。
【図9】この発明に係るテレビ会議システムで行われる
モニタ画面表示方法(この発明に係るモニタ画面表示方
法)として、対話者側モニタ画面上における入力モード
の表示例を説明するための図である。
【符号の説明】
8…モニタ画面、21(21A、21B)…表示部、3
(3A、3B)…対話者A、B、5(5A、5B)…C
CDカメラ、6(6A、6B)…撮像ユニット、600
(600A、600B)…撮像装置、26(26A、2
6B)…映像処理装置、200…サーバ、250…管理
テーブル、262…D/B、263…制御部、500
(500A、500B)…タブレット、750(750
A、750B)…入力ペン、900…マウス(ポインテ
ィング・デバイス)、910…音源コントローラ、92
0…スピーカ。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の伝送手段で接続された端末装置を
    間で複数種類のメディアによるデータ送受信を行うこと
    により遠隔地対話を実現するテレビ会議システムにおけ
    るモニタ画面表示方法であって、 対話者側モニタ画面上に、相手対話者側モニタ画面内で
    行われる該相手対話者の操作内容を表現するためのキャ
    ラクタを表示し、 前記相手対話者側モニタ画面内で行われる相手対話者の
    操作情報を受信し、 受信した操作情報に基づいて、前記相手対話者側モニタ
    画面内に表示されたカーソルに対応するポインタを対話
    者側モニタ画面上に表示するとともに、相手対話者の操
    作モードに対応して、前記キャラクタの動作を切替えて
    アニメーション表示するモニタ画面表示方法。
  2. 【請求項2】 前記相手対話者の操作モードは、前記相
    手対話者側モニタ画面内でカーソルを移動させるカーソ
    ル移動モード、及び、前記相手対話者側モニタ画面内の
    所定位置に直接視覚情報を入力する入力モードが含まれ
    ることを特徴とする請求項1記載のモニタ画面表示方
    法。
  3. 【請求項3】 前記カーソル移動モードは、前記対話者
    側モニタ画面上に表示されたポインタの位置を指示する
    よう前記キャラクタをアニメーション表示するととも
    に、該ポインタの移動に追随して前記キャラクタの少な
    くとも一部形状が変化するようアニメーション表示する
    ことを特徴とする請求項2記載のモニタ画面表示方法。
  4. 【請求項4】 前記対話者側モニタ画面上に表示される
    ポインタの移動に伴って、前記キャラクタの表示位置を
    変化させることを特徴とする請求項3記載のモニタ画面
    表示方法。
  5. 【請求項5】 前記入力モードは、前記相手対話者側モ
    ニタ画面内に相手対話者が直接入力する視覚情報を対話
    者側モニタ画面上に表示するとともに、該対話者側モニ
    タ画面上に表示される視覚情報の表示位置変化に追随し
    て前記キャラクタの少なくとも一部形状が変化するよう
    アニメーション表示することを特徴とする請求項2記載
    のモニタ画面表示方法。
  6. 【請求項6】 所定の伝送手段で接続された端末装置を
    間で複数種類のメディアによるデータ送受信を行うこと
    により遠隔地対話を実現するテレビ会議システムにおけ
    る端末装置であって、 マルチウィンドウ表示可能な表示部と、 対話者側モニタ画面上に、相手対話者側モニタ画面内で
    行われる該相手対話者の操作内容を表現するためのキャ
    ラクタをアニメーション表示するためのキャラクタデー
    タが格納されたデータベースと、 前記相手対話者側モニタ画面内で行われる相手対話者の
    操作情報を受信するためのデータ入出力手段と、 受信した操作情報に基づいて、前記相手対話者側モニタ
    画面内に表示されたカーソルに対応するポインタを対話
    者側モニタ画面上に表示するとともに、相手対話者の操
    作モードに対応して、前記キャラクタの動作を切替えて
    アニメーション表示するための表示制御手段とを備えた
    端末装置。
  7. 【請求項7】 前記相手対話者の操作モードは、前記相
    手対話者側モニタ画面内でカーソルを移動させるカーソ
    ル移動モード、及び、前記相手対話者側モニタ画面内の
    所定位置に直接視覚情報を入力する入力モードが含まれ
    ることを特徴とする請求項6記載の端末装置。
  8. 【請求項8】 前記表示制御手段は、前記カーソル移動
    モードとして、前記対話者側モニタ画面上に表示された
    ポインタの位置を指示するよう前記キャラクタをアニメ
    ーション表示するとともに、該ポインタの移動に追随し
    て前記キャラクタの少なくとも一部形状が変化するよう
    アニメーション表示することを特徴とする請求項7記載
    の端末装置。
  9. 【請求項9】 前記表示制御手段は、前記対話者側モニ
    タ画面上に表示されるポインタの移動に伴って、前記キ
    ャラクタの表示位置を変化させることを特徴とする請求
    項8記載の端末装置。
  10. 【請求項10】 前記表示制御手段は、前記入力モード
    として、前記相手対話者側モニタ画面内に相手対話者が
    直接入力する視覚情報を対話者側モニタ画面上に表示す
    るとともに、該対話者側モニタ画面上に表示される視覚
    情報の表示位置変化に追随して前記キャラクタの少なく
    とも一部形状が変化するようアニメーション表示するこ
    とを特徴とする請求項7記載のモニタ画面表示方法。
  11. 【請求項11】 請求項6〜10のいずれか一項記載の
    端末装置を含むテレビ会議システム。
  12. 【請求項12】 請求項1〜5のいずれか一項記載の方
    法を実行するコンピュータプログラム。
  13. 【請求項13】 コンピュータにより請求項1〜5のい
    ずれか一項記載の方法を実行するコンピュータプログラ
    ムが記録された記録媒体。
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