JP2003333420A - カメラ付き携帯電話装置 - Google Patents

カメラ付き携帯電話装置

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JP2003333420A
JP2003333420A JP2002140381A JP2002140381A JP2003333420A JP 2003333420 A JP2003333420 A JP 2003333420A JP 2002140381 A JP2002140381 A JP 2002140381A JP 2002140381 A JP2002140381 A JP 2002140381A JP 2003333420 A JP2003333420 A JP 2003333420A
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light
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JP2002140381A
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English (en)
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Yukio Nishimoto
行雄 西本
Seiji Furuya
征史 古家
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を図ることができかつ得られる画像の
色調が均一になるカメラ付き携帯電話装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 被写体に向けて白色光を照射する白色L
ED9を備えるカメラ付き携帯電話装置。さらに、暗い
場所における撮影の失敗が起こらないようにするため
に、CCDカメラ8が、白色LED9の白色光によって
被写体が照射されているときに、レンズ(図示せず)を
介して入力する光量を検出し、その検出した光量に応じ
てゲインを調整するようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話装置にカメ
ラを設けたカメラ付き携帯電話装置に関する。
【従来の技術】近年、カメラ付き携帯電話装置が普及し
てきている。そして、暗い場所においても被写体を良好
に撮影することのできるカメラ付き携帯電話装置が種々
提案されている。例えば、特開2001−320622
号公報では、ストロボ装置を設けたカメラ付き携帯電話
装置が提案されている。しかしながら、特開2001−
320622号公報で示されたカメラ付き携帯電話装置
は大容量のコンデンサに蓄積した電荷を瞬間的に放電す
る放電管をストロボ光源として用いているため、ストロ
ボ光源ひいてはカメラ付き携帯電話装置の小型化を図る
ことができなかった。このような問題点を解決するため
に、特開2001−215579号公報では、ストロボ
装置の小型化及び低コスト化を図るために、一般にスト
ロボ光源としてよく用いられている大容量のコンデンサ
に蓄積した電荷を瞬間的に放電する放電管の代わりに複
数のLED(Light Emitting Diode)を用い、複数のL
EDを露光時間内に順次点灯させることでストロボ光源
を実現する撮像装置が提案されている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開2
001−320622号公報で示されたカメラ付き携帯
電話装置及び特開2001−215579号公報で示さ
れた撮像装置は、ストロボ光源を用いて撮影する場合、
所定の焦点距離を設定し、予め決められているストロボ
光源発光時の予想光量に応じてカメラのゲインを決定す
るので、実際にストロボ光源を用いて撮影を行った結
果、画像の白色化や被写体である人物の赤目が発生する
等の撮影失敗が多かった。そして、さらに特開2001
−215579号公報で示された撮像装置は、カラー撮
影時に最低3個のLED(赤色LED、緑色LED、青
色LED)が必要となる。また、カラー撮影時に撮像範
囲に赤色光、緑色光、及び青色光が混ざり合わない領域
が存在してしまい、得られる画像の色調が均一にならな
いという問題点があった。本発明は、上記の問題点に鑑
み、小型化を図ることができかつ得られる画像の色調が
均一になるカメラ付き携帯電話装置を提供することを目
的とする。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るカメラ付き携帯電話装置においては、
前記被写体に向けて白色光を照射する白色LEDを少な
くとも一つ備える構成とする。また、暗い場所における
撮影の失敗が起こらないようにするために、上記構成に
加え、前記白色LEDの白色光によって前記被写体が照
射されているときに、前記カメラ部は、レンズを介して
入力される光量を検出すると共に、その検出した光量に
応じてゲインを調整し撮影するようにしてもよい。ま
た、同様に、前記白色LEDの白色光によって前記被写
体が照射されているときに、前記カメラ部のレンズを介
して入力される光量が一定となるように、前記白色LE
Dの白色光の光量を調整し前記被写体を撮像するように
してもよい。また、同様に、前記被写体を撮像する撮像
指示がされていないときも前記白色LEDの白色光を照
射するようにしてもよい。また、同様に、画像の記録指
示がされていないときは、第1の光量で前記白色LED
の白色光を照射し、画像の記録指示がされているとき
は、第1の光量よりも大きい第2の光量で前記白色LE
Dの白色光を照射する制御手段を備えるようにしてもよ
い。また、同様に、前記第2の光量の前記白色LEDの
白色光によって前記被写体が照射されているときに、前
記被写体を撮像するカメラ部は、レンズを介して入力さ
れる光量を検出すると共に、その検出した光量に応じて
ゲインあるいは露出を調整し前記被写体を撮像するよう
にしてもよい。また、同様に、前記第2の光量の前記白
色LEDの白色光によって前記被写体が照射されている
ときに、前記被写体を撮像するカメラ部のレンズを介し
て入力される光量が一定となるように、前記白色LED
の白色光の光量を調整し前記被写体を撮像するようにし
てもよい。また、携帯電話装置本体の小型化を図る観点
から、上記いずれかの構成に加え、前記白色LEDを筐
体に設け、前記筐体がカメラ付き携帯電話装置本体に対
して着脱自在であるようにしてもよい。
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。まず、本発明に係る第一実
施形態のカメラ付き携帯電話装置について説明する。第
一実施形態のカメラ付き携帯電話装置の外観を図1に示
す。図1(a)は第一実施形態のカメラ付き携帯電話装
置の正面斜視図であり、図1(b)は第一実施形態のカ
メラ付き携帯電話装置の背面斜視図である。第一実施形
態のカメラ付き携帯電話装置100は、筐体1と筐体2
とがヒンジ3によって互いに折り畳み可能な折り畳み構
造の携帯電話装置である。筐体1の正面にはスピーカ4
とLCD(Liquid Crystal Display)5とが設けられ、
筐体2の正面にはキー入力部6とマイクロホン7とが設
けられる。また、筐体1の背面にはCCD(Charge Cou
pled Device)カメラ8と白色LED9とが設けられ、
筐体2の背面にはアンテナ10が設けられる。このよう
にCCDカメラ8と白色LED9とが同一方向を向くよ
うに設けられているので、白色LED9はCCDカメラ
8によって撮影される被写体に白色光を照射することが
できる。尚、白色LED9には青色を発光するLEDに
黄色の蛍光塗料を散布して白色光を発光させるものを用
いる。図2は、図1に示したカメラ付き携帯電話装置1
00の回路ブロック図である。なお、図2において、電
話機能に関する回路ブロックは本発明の特徴部分ではな
いので図示を省略するが、当然のことながら図1のカメ
ラ付き携帯電話装置100は、アンテナ、無線部、スピ
ーカ、マイクロホン、音声処理部、及び音声符号化部等
の電話機能に関する回路ブロックも備えている。また、
図2において図1と同一の部分には同一の符号を付す。
CPU(Central Processor Unit)11は、キー入力部
6及びドライバ回路14と、バス16を介してCCDカ
メラ8、フラッシュメモリ12、ROM(ReadOnly Mem
ory)13、及び画像処理回路15に接続される。ま
た、CCDカメラ8が画像処理回路15に接続され、画
像処理回路15がLCD5に接続される。また、ドライ
バ回路14が白色LED9に接続される。CPU11
は、キー入力部6の出力信号及びROM13上のプログ
ラムに従って、CCDカメラ8、フラッシュメモリ1
2、及びドライバ回路14の動作を制御する。CPU1
1は、電話機能の制御も行うが、ここでは説明を省略す
る。以下、暗い場所において撮影が行われる際の動作に
ついて説明する。ユーザのキー操作によりカメラモード
が選択されると、キー入力部6は、カメラモードが選択
された旨の信号をCPU11に出力する。CPU11
は、カメラモードが選択された旨の信号を受け取ると、
CCDカメラ8を起動させる。CCDカメラ8は、レン
ズを介して結像した映像を電気信号に変換して、該電気
信号を所定のレベルに増幅したのち、画像処理回路15
に出力する。なお、CCDカメラ8は、レンズ(図示せ
ず)を介して入力する光量に応じて電気信号を所定のレ
ベルに増幅するためゲインを決定している。画像処理回
路15は、アナログ信号であるCCDカメラ8の出力信
号をディジタル信号に変換したのち、所定の画像処理を
施して画像信号を生成し、その後、この画像信号をLC
D5に送出される。これにより、LCD5がCCDカメ
ラ8で取り込まれた画像(動画)を表示する。そして、
ユーザのキー操作により白色LED9の点灯を定義する
キーが押圧されると、キー入力部6が白色LED9を点
灯させる旨の信号をCPU11に出力する。CPU11
は、白色LED9を点灯させる旨の信号を受け取ると、
白色LED9を点灯させる旨の制御信号をドライバ回路
14に送出する。ドライバ回路14は、白色LED9を
点灯させる旨の制御信号を受け取ると、所定の駆動電流
を白色LED9に供給する。これにより、白色LED9
が発光し、被写体に白色光を照射する。このとき、CC
Dカメラ8は白色LED9が点灯した状態でゲインを設
定する。そして、ユーザはCCDカメラ8で取り込まれ
た白色LED9が点灯した状態での画像(動画)をLC
D5の表示によって確認することができる。ユーザはL
CD5の表示によって確認した画像が良好であれば、シ
ャッターボタンを定義するキーを押圧する。キー入力部
6は、シャッターボタンを定義するキーが押圧された旨
の信号をCPU11に出力する。CPU11は、シャッ
ターボタンを定義するキーが押圧された旨の信号を受け
取ると、CCDカメラ8に静止画を撮影させる。また、
CPU11の制御により、画像処理回路15は、アナロ
グ信号であるCCDカメラ8の出力信号をディジタル信
号に変換したのち、所定の画像処理を施して画像信号を
生成し、この画像信号に圧縮処理を施し圧縮画像データ
を生成する。CPU11の制御により、フラッシュメモ
リ12が画像処理回路15によって生成される圧縮画像
データを格納する。そして、撮影終了後にCPU11
は、ドライバ回路14に制御信号を送り、白色LED9
の点灯を停止させる。カメラ付き携帯電話装置100は
上述したように暗い場所での撮影において、白色LED
9が点灯した状態でCCDカメラ8のゲインを設定する
ので、画像の白色化や被写体である人物の赤目が発生す
る等の撮影失敗が発生しなくなる。また、携帯電話装置
に設けられるカメラの撮影距離は通常50cm程度であ
るので、白色LED9の光量は通常のストロボ装置のよ
うに大きくする必要がない。これにより、ストロボ装置
を用いる場合に比べて省電力化及び小型化を図ることが
できる。また、白色LED9が発光する光は白色光であ
るので白色LEDを1個にしてもカラー撮影が可能であ
るとともに、赤色LED、緑色LED、及び青色LED
の発光を混合する場合に比べて色温度が高い。さらに、
赤色LED、緑色LED、及び青色LEDの発光を混合
する場合では三色が混合されずに照射される範囲があっ
たため、撮影により得られる画像の色調が均一でなかっ
たが、本実施形態では白色LED9を発光させるため、
撮影により得られる画像の色調を均一にすることができ
る。尚、本実施例では、CCDカメラ8はレンズを介し
て結像した映像を電気信号に変換し、レンズを介して入
力する光量に応じてこの電気信号を所定のレベルに増幅
するゲインを決定し撮影するようにしているが、ROM
13にCCDカメラ8にレンズを介して入力する光量と
白色LED9の光量とを対応付けて記憶させておき、C
CDカメラ8にレンズを介して入力する光量が一定とな
うように白色LED9の光量を調整するようにしてもよ
い。尚、本実施例では、ユーザのキー操作により白色L
ED9の点灯が指示されると、以降は同じ光量で白色L
ED9を点灯するようにしているが、白色LED9の点
灯が指示されると、被写体に第一の光量で白色LEDの
白色光を照射して被写体をLCD5に表示して被写体の
位置決めを行い、その後、撮影する直前に第一の光量よ
りも大きい第二の光量を被写体に照射することでより省
電力化を図ることも可能である。上述したカメラ付き携
帯電話装置100は白色LED9を内蔵する構成であっ
たが、白色LED9とドライバ回路14をカメラ付き携
帯電話本体に対して着脱自在である筐体に設ける構成に
することもできる。カメラ付き携帯電話本体に対して着
脱自在である筐体を有するカメラ付き携帯電話装置の外
観を図3に示す。図3(a)はカメラ付き携帯電話本体
に対して着脱自在である筐体を有するカメラ付き携帯電
話装置の正面斜視図であり、図3(b)はカメラ付き携
帯電話本体に対して着脱自在である筐体を有するカメラ
付き携帯電話装置の背面斜視図である。なお、図3にお
いて図1と同一部分については同一の符号を付し説明を
省略する。白色LED9とドライバ回路14(図3にお
いて図示せず)とがカメラ付き携帯電話本体に対して着
脱自在である筐体17に設けられる。筐体17と筐体1
とはコネクタによって接続され、コネクタが接続される
ことで、図3のカメラ付き携帯電話装置のカメラ機能に
関する回路ブロック図は図2と同一になる。すなわち、
筐体17と筐体1とがコネクタによって接続されること
で、ドライバ回路14とバス16とが電気的に接続され
る。このように白色LED9及びドライバ回路14を外
付けにすることで、カメラ付き携帯電話装置本体の小型
化を図ることができる。次に、本発明に係る第三実施形
態のカメラ付き携帯電話装置について説明する。第三実
施形態のカメラ付き携帯電話装置の外観を図4に示す。
図4(a)は第二実施形態のカメラ付き携帯電話装置の
正面斜視図であり、図4(b)は第三実施形態のカメラ
付き携帯電話装置の背面斜視図である。なお、図4にお
いて図1と同一の部分には同一の符号を付す。また、図
4に示したカメラ付き携帯電話装置101の回路ブロッ
ク図を図5に示す。なお、図5において図2と同一の部
分には同一の符号を付すとともに電話機能に関する回路
ブロックは本発明の特徴部分ではないので図示を省略す
る第三実施形態のカメラ付き携帯電話装置101は、第
一または第二の実施形態のカメラ付き携帯電話装置10
1の構成に加えて、フォトダイオード18、復調回路1
9、及び変調回路20を備えている。図4に示すように
フォトダイオード18は白色LED9と同一面かつ近傍
の位置に設けられる。また、図5に示すように復調回路
19及び変調回路20がCPU11に接続され、復調回
路19がフォトダイオード18に接続され、変調回路2
0がドライバ回路14に接続される。このような構成の
カメラ付き携帯電話装置101は、暗い場所において光
通信が可能となる。以下、光通信を行う場合の動作につ
いて説明する。ユーザのキー操作により、データ送信モ
ードに設定された場合、ユーザのキー操作に伴ってキー
入力部6が出力するデータ又はフラッシュメモリ12に
格納されているデータが変調回路20に送出される。変
調回路20は入力したデータ信号をASK(Amplitude
Shift Keying)変調し、ASK変調したデータ信号をド
ライバ回路14に送出する。ドライバ回路14はASK
変調したデータ信号に応じたパルス状の駆動電流を白色
LED9に流し、白色LED9を間欠的に発光させる。
一方、ユーザのキー操作により、データ受信モードに設
定された場合、通信の相手方から発信された白色光をフ
ォトダイオード18が受光する。フォトダイオード18
は受光した光信号を電気信号に変換して復調回路19に
送出する。復調回路19はASK変調されている電気信
号を復調してデータ信号を生成する。復調回路19が生
成したデータは、CPU11の制御により、LCD5に
表示されたり、フラッシュメモリ12に格納されたりす
る。第三実施形態のカメラ付き携帯電話装置101は、
電話機能を用いることなくデータ通信を行うことができ
るので、利便性が向上する。次に、本発明に係る第四実
施形態のカメラ付き携帯電話装置について説明する。第
四実施形態のカメラ付き携帯電話装置の外観は、第一実
施形態のカメラ付き携帯電話装置と同一である(図1参
照)。また、第四実施形態のカメラ付き携帯電話装置の
回路ブロック図は、第一実施形態のカメラ付き携帯電話
装置と同一である(図2参照)。第四実施形態のカメラ
付き携帯電話装置が、第一実施形態のカメラ付き携帯電
話装置と異なる点は、LCDがバックライト用LEDを
具備せず、暗い場所での撮影時に点灯させる白色LED
を暗い場所での撮影時以外にLCDのバックライトとし
て用いる点である。すなわち、第一実施形態のカメラ付
き携帯電話装置に設けられるLCDは液晶パネルと導光
板とバックライト用LEDとを具備しているのに対し
て、第三実施形態のカメラ付き携帯電話装置に設けられ
るLCDは液晶パネルと導光板とを具備している。第四
実施形態のカメラ付き携帯電話装置の内部概略構成を図
6に示す。なお、LCDと白色LEDに関する部分以外
は図示を省略する。ユーザのキー操作によって被写体に
白色LEDの白色光を照射するモードになっていない場
合は、図6(a)に示すようになり、ユーザのキー操作
によって被写体に白色LEDの白色光を照射するモード
になっている場合は、図6(b)に示すようになる。筐
体1の前板1aに液晶パネル5aが設置され、液晶パネ
ルの背面に導光板5bが設置される。筐体1の後板1b
に白色光を透過するカバーウインドウ1cが設置され、
カバーウインドウ1cに対向する位置に白色LED9を
備えたライトモジュール21が設置される。さらに、導
光板5bとライトモジュール21との間に凹レンズ22
が設けられる。導光板5bと凹レンズ22により、白色
LED9の白色光を液晶パネル5b全面に均一に供給す
ることが可能になる。白色LED9を備えたライトモジ
ュール21は回動回路(図示せず)によって、被写体に
白色LEDの白色光を照射するモードの切替に伴って1
80度回転する。続いて第四実施形態のカメラ付き携帯
電話装置の他の内部概略構成を図7に示す。なお、LC
Dと白色LEDに関する部分以外は図示を省略し、図6
と同一の部分には同一の符号を付す。ユーザのキー操作
によって被写体に白色LEDの白色光を照射するモード
になっていない場合は、図7(a)に示すようになり、
ユーザのキー操作によって被写体に白色LEDの白色光
を照射するモードになっている場合は、図7(b)に示
すようになる。筐体1の前板1aに液晶パネル5aが設
置され、液晶パネルの背面に導光板5bが設置される。
筐体1の後板1bに白色光を透過するカバーウインドウ
1cが設置され、カバーウインドウ1cに対向し且つ導
光板5bの上方である位置に白色LED9を備えたライ
トモジュール21が設置される。導光板5bにより、白
色LED9の白色光を液晶パネル5b全面に均一に供給
することが可能になる。白色LED9を備えたライトモ
ジュール21は回動回路(図示せず)によって、被写体
に白色LEDの白色光を照射するモードの切替に伴って
90度回転する。このように第四実施形態のカメラ付き
携帯電話装置はLEDの個数を削減することができるの
で、小型化及び低コスト化を図ることができる。さら
に、図7に示した構成では、携帯電話装置の厚みを薄く
することができる。ただし、第四実施形態のカメラ付き
携帯電話装置は被写体に白色LEDの白色光を照射する
モードのときに、LCDへ照射することができない。
尚、上述した実施形態では、CCDカメラ8によって撮
影しフラッシュメモリ12に格納する画像は静止画であ
ったが、本発明はこれに限定されることなく、CCDカ
メラ8によって撮影しフラッシュメモリ12に格納する
画像は動画でもよい。従来のストロボ装置では短時間し
か発光しないので暗い場所における動画の撮影は不可能
であったが、本発明では白色LED9を連続点灯させる
ことができるため暗い場所における動画の撮影が可能と
なる。また、上述した実施形態では、光電変換素子のC
CDカメラとしたが、本発明はこれに限定されることな
く、銀塩式カメラに適用してもよい。
【発明の効果】上記で説明した通り本発明に係るカメラ
付き携帯電話装置は、被写体に向けて白色光を照射する
白色LEDを少なくとも一つ備える構成としている。こ
のような構成にすることにより、大容量のコンデンサに
蓄積した電荷を瞬間的に放電する放電管を用いなくてす
むので、小型化を図ることができる。また、赤色光、緑
色光、及び青色光を混合して白色光を生成していないの
で、得られる画像の色調が均一になる。また、本発明に
よると、前記白色LEDの白色光によって前記被写体が
照射されているときに、前記カメラ部は、レンズを介し
て入力される光量を検出すると共に、その検出した光量
に応じてゲインを調整し撮影するので、画像の白色化や
被写体である人物の赤目が発生するまたはシャッターチ
ャンスのミス等の撮影失敗が発生しなくなる。また、白
色LEDを連続点灯させることによって暗い場所におけ
る動画の撮影が可能となる。また、本発明によると、前
記白色LEDが照射する白色光の光量を調節する白色L
ED制御部を備え、該白色LED制御部は、前記白色L
EDの白色光によって前記被写体が照射されているとき
に、前記カメラ部がレンズを介して入力される光量に応
じて、前記白色LEDの光量を調整し撮影するので必要
以上に前記白色LEDの光量を大きくする必要がないの
で省電力での撮影が可能となる。また、本発明による
と、前記被写体を撮影する撮影指示がされていないとき
も前期LEDを照射するので、暗い場所でも被写体を確
認することができ、シャッターチャンスのミス等の撮影
失敗が発生しなくなる。また、前記被写体を撮像する撮
像指示がされていないときは、第1の光量で前記白色L
EDの白色光を照射し、前記被写体を撮像する撮像指示
がされているときは、第1の光量よりも大きい第2の光
量で前記白色LEDの白色光を照射するので、撮影して
いないときの省電力化が可能である。また、本発明によ
ると、前記白色LEDが筐体に設けられており、前記筐
体がカメラ付き携帯電話装置本体に対して着脱自在であ
るので、カメラ付き携帯電話装置本体の小型化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第一実施形態のカメラ付き携帯
電話装置の外観を示す図である。
【図2】 図1のカメラ付き携帯電話装置のカメラ機能
に関する回路ブロック図である。
【図3】 白色LEDを外付けにした本発明に係るカメ
ラ付き携帯電話装置の外観を示す図である。
【図4】 本発明に係る第三実施形態のカメラ付き携帯
電話装置の外観を示す図である。
【図5】 図4のカメラ付き携帯電話装置のカメラ機能
に関する回路ブロック図である。
【図6】 本発明に係る第四実施形態のカメラ付き携帯
電話装置の内部概略構成を示す図である。
【図7】 本発明に係る第四実施形態のカメラ付き携帯
電話装置の他の内部概略構成を示す図である。
【符号の説明】 5 LCD 6 キー入力部 8 CCDカメラ 9 白色LED 11 CPU 12 フラッシュメモリ 13 ROM 14 ドライバ回路 15 画像処理回路 16 バス 17 筐体 18 フォトダイオード 19 復調回路 20 変調回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 D // H04N 101:00 101:00 (72)発明者 古家 征史 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA12 AA13 AB01 AB15 AC03 AC69 5K023 AA07 BB11 MM00 5K027 AA11 BB01 HH26 MM15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を撮像するカメラ部を備えたカメラ
    付き携帯電話装置において、前記被写体に向けて白色光
    を照射する白色LEDを少なくとも一つ備えることを特
    徴とするカメラ付き携帯電話装置。
  2. 【請求項2】前記白色LEDの白色光によって前記被写
    体が照射されているときに、前記カメラ部は、レンズを
    介して入力される光量を検出すると共に、その検出した
    光量に応じてゲインあるいは露出を調整し前記被写体を
    撮像することを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き
    携帯電話装置。
  3. 【請求項3】前記白色LEDの白色光によって前記被写
    体が照射されているときに、前記カメラ部のレンズを介
    して入力される光量が一定となるように、前記白色LE
    Dの白色光の光量を調整し前記被写体を撮像することを
    特徴とする請求項1に記載のカメラ付き携帯電話装置。
  4. 【請求項4】前記被写体を撮像する撮像指示がされてい
    ないときも前記白色LEDの白色光を照射することを特
    徴とする請求項1に記載のカメラ付き携帯電話装置。
  5. 【請求項5】前記被写体を撮像する撮像指示がされてい
    ないときは、第1の光量で前記白色LEDの白色光を照
    射し、前記被写体を撮像する撮像指示がされているとき
    は、第1の光量よりも大きい第2の光量で前記白色LE
    Dの白色光を照射する制御手段を備えることを特徴とす
    る請求項1に記載のカメラ付き携帯電話装置。
  6. 【請求項6】前記第2の光量の前記白色LEDの白色光
    によって前記被写体が照射されているときに、前記被写
    体を撮像するカメラ部は、レンズを介して入力される光
    量を検出すると共に、その検出した光量に応じてゲイン
    あるいは露出を調整し前記被写体を撮像することを特徴
    とする請求項5に記載のカメラ付き携帯電話装置。
  7. 【請求項7】前記第2の光量の前記白色LEDの白色光
    によって前記被写体が照射されているときに、前記被写
    体を撮像するカメラ部のレンズを介して入力される光量
    が一定となるように、前記白色LEDの白色光の光量を
    調整し前記被写体を撮像することを特徴とする請求項5
    に記載のカメラ付き携帯電話装置。
  8. 【請求項8】前記白色LEDが筐体に設けられており、
    前記筐体がカメラ付き携帯電話装置本体に対して着脱自
    在である請求項1から7の何れかに記載のカメラ付き携
    帯電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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