JP2003332867A - 音響増幅装置 - Google Patents

音響増幅装置

Info

Publication number
JP2003332867A
JP2003332867A JP2002137784A JP2002137784A JP2003332867A JP 2003332867 A JP2003332867 A JP 2003332867A JP 2002137784 A JP2002137784 A JP 2002137784A JP 2002137784 A JP2002137784 A JP 2002137784A JP 2003332867 A JP2003332867 A JP 2003332867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
circuit
amplitude
input signal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002137784A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruyoshi Kageyama
治祥 景山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2002137784A priority Critical patent/JP2003332867A/ja
Publication of JP2003332867A publication Critical patent/JP2003332867A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗算器を無くして低コスト化及び低消費電力
化を図ることができるとともに、入力信号が規定値以上
の過入力が入力された場合でも、デルタシグマ変調回路
の異常発振による誤動作、破壊を防止し、出力を規定値
以下に制限するとともに、電源電圧の変化によるD級増
幅回路の誤動作、破壊等を防止し得る音響増幅装置を提
供する。 【解決手段】 入力されたアナログ信号をデジタルシグ
マ変調回路30にてデルタシグマ変調し、このデルタシ
グマ変調されたPDM信号をD級増幅回路4にて電力増
幅して出力する。アナログ入力信号の振幅を検知する入
力レベル検知回路21aと、入力レベル検知回路21a
によるアナログ入力信号の振幅が所定値を越える場合
に、アナログ入力信号の振幅を所定値以下に限定する振
幅制限回路21とをデジタルシグマ変調回路30の前段
に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号に関して好適
に実施され、アナログの音響信号を入力し、この音響信
号を1ビットのデジタル信号にて記録、再生及び伝送等
する音響増幅装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデルタシグマ変調回路50では、
図3に示すように、A/D変換器51と減算器53との
間に、乗算器52が介在されている。そして、この乗算
器52によって、減算器53に入力される入力信号の最
大値が発振限界値に略等しくなるように、入力信号に係
数が乗算されて入力信号の振幅が制御されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の音響増幅装置に備えられたデルタシグマ変調回路5
0では、減算器53への入力信号の振幅成分を制御する
ために乗算器52が設けられている。この乗算器52
は、構成の複雑なデジタル乗算器と、その制御用のマイ
クロプロセッサ等によって構成されており、構成が煩雑
になりコストが嵩むとともに、電力消費が増大するとい
う問題点を有している。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、乗算器を無くして低コス
ト化及び低消費電力化を図ることができるとともに、入
力信号が規定値以上の過入力が入力された場合でも、デ
ルタシグマ変調回路の異常発振による誤動作、破壊を防
止し、出力を規定値以下に制限するとともに、電源電圧
の変化によるD級増幅回路の誤動作、破壊等を防止し得
る音響増幅装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の音響増幅装置
は、上記課題を解決するために、入力されたアナログ信
号をデルタシグマ変調手段にてデルタシグマ変調し、こ
のデルタシグマ変調されたパルス密度変調信号を例えば
D級増幅回路等のスイッチングにより電力増幅して出力
する音響増幅装置において、上記入力信号の振幅を検知
する入力信号検知手段と、上記入力信号検知手段による
入力信号の振幅が所定値を越える場合に、該入力信号の
振幅を所定値以下に限定する振幅制限手段とをデルタシ
グマ変調手段の前段に設けたことを特徴としている。
【0006】上記の発明によれば、デルタシグマ変調手
段の前段に、入力信号の振幅を検知する入力信号検知手
段と、入力信号検知手段による入力信号の振幅が所定値
を越える場合に、該入力信号の振幅を所定値以下に限定
する振幅制限手段とが設けられている。したがって、本
発明では、デジタルシグマ変調回路へ入力される信号に
対して、デジタルシグマ変調回路の内部ではなく、前段
で振幅制限をかける。
【0007】この結果、デジタルシグマ変調回路の前段
に振幅制限手段を設けることにより、規定値以上の過入
力信号を入力された場合でも、デジタルシグマ変調回路
の誤動作、破壊等を防ぐとともに、電源電圧が変化した
場合にも、スイッチングにより電力増幅して出力する例
えばD級増幅回路の誤動作、破壊を防止し規定値以上の
出力が出ないように制御できる。
【0008】したがって、乗算器を無くして低コスト化
及び低消費電力化を図ることができるとともに、入力信
号が規定値以上の過入力が入力された場合でも、デルタ
シグマ変調回路の異常発振による誤動作、破壊を防止
し、出力を規定値以下に制限するとともに、電源電圧の
変化によるD級増幅回路の誤動作、破壊等を防止し得る
音響増幅装置を提供することができる。
【0009】また、本発明の音響増幅装置は、上記記載
の音響増幅装置において、例えば、D級増幅回路等のス
イッチングにより電力増幅させるための電源電圧を変化
し得る電源回路と、上記電源回路における電源電圧の変
化を検出する電圧検出手段と、上記電圧検出手段による
電源回路における電源電圧の変化の検出に基づいて、前
記入力信号が前記デルタシグマ変調手段の入力限界値未
満となるように、前記振幅制限手段に対して前記所定値
以下に限定させる第1信号生成手段とを備えていること
を特徴としている。
【0010】上記の発明によれば、例えばD級増幅回路
等のスイッチングにより電力増幅させるための電源電圧
を変化し得る電源回路が設けられているので、この電源
電圧の変化によりデジタルシグマ変調回路内部の発振限
界値が変化する。
【0011】そこで、本発明では、電源回路における電
源電圧の変化を検出する電圧検出手段と、電圧検出手段
による電源回路における電源電圧の変化の検出に基づい
て、入力信号が前記デルタシグマ変調手段の入力限界値
未満となるように、振幅制限手段に対して前記所定値以
下に限定させる第1信号生成手段とを備えている。
【0012】このため、デルタシグマ変調手段の発振限
界値以下の入力となるように、第1信号生成手段は、電
圧検出手段による電源回路における電源電圧の変化の検
出に基づいて、振幅制限手段に対して入力信号の振幅値
のレベルを変化させ制限をかけさせる。
【0013】したがって、電源電圧が変化した場合に
も、デジタルシグマ変調回路の前段にて、振幅制限手段
により前記入力信号の振幅値のレベルを変化させ、規定
値以上の過入力信号を入力された場合でも、デジタルシ
グマ変調回路の誤動作、破壊等を防ぐことができる。
【0014】また、本発明の音響増幅装置は、上記記載
の音響増幅装置において、例えば、D級増幅回路等のス
イッチングにより電力増幅させるための電源電圧を変化
し得る電源回路と、上記電源回路における電源電圧の変
化を検出する電圧検出手段と、上記電圧検出手段による
電源回路における電源電圧の変化の検出に基づいて、前
記入力信号が、上記スイッチングによる電力増幅の出力
が設定値未満となるように、前記振幅制限手段に対して
前記所定値以下に限定させる第2信号生成手段とを備え
ていることを特徴としている。
【0015】上記の発明によれば、例えばD級増幅回路
等のスイッチングにより電力増幅させるための電源電圧
を変化し得る電源回路が設けられているので、この電源
電圧の変化によりD級増幅回路の増幅度が変化する。
【0016】そこで、本発明では、電源回路における電
源電圧の変化を検出する電圧検出手段と、上記電圧検出
手段による電源回路における電源電圧の変化の検出に基
づいて、前記入力信号が、上記スイッチングによる電力
増幅の出力が設定値未満となるように、前記振幅制限手
段に対して前記所定値以下に限定させる第2信号生成手
段とを備えている。
【0017】したがって、電源電圧が変化した場合に
も、D級増幅回路の出力を所定値以下にするために、デ
ジタルシグマ変調回路の前段にて、第2信号生成手段は
振幅制限手段により前記入力信号の振幅値のレベルを変
化させ制限をかけさせる。
【0018】この結果、規定値以上の過入力信号を入力
された場合でも、D級増幅回路の誤動作、破壊を防止し
規定値以上の出力が出ないように制御できる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図2に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0020】本実施の形態の音響増幅装置10は、図1
に示すように、入力端子1と、振幅制限部20と、デル
タシグマ変調手段としてのデジタルシグマ変調回路30
と、D級増幅回路4と、このD級増幅回路4に電圧を供
給する電源回路5と、出力端子6とからなっている。
【0021】上記デジタルシグマ変調回路30は、入力
端子1から入力されたアナログ信号に対して振幅制限部
20を通した後、デジタル信号に変換し、デルタシグマ
変調することによって、HIGH/LOWの2値に高速
に変化する信号で表現するパルス密度変調信号(以下、
「PDM(Pulse Density Modulator)信号」という。)
に変換して出力するものである。
【0022】すなわち、上記デジタルシグマ変調回路3
0は、図2に示すように、A/D変換器31と、減算器
32と、積分・加算器群33と、量子化器34と、出力
端子35と、遅延器36と、予測器37とからなってい
る。このように、本実施の形態では、A/D変換器31
と減算器32との間に従来存在していた乗算器が省略さ
れたものとなっている。
【0023】また、上記の予測器37には、−Δレジス
タ38aと+Δレジスタ38bとが用意されており、遅
延器36の極性によってスイッチ39にて切り替えるこ
とにより、予測信号を減算器32に入力するようになっ
ている。
【0024】上記のデジタルシグマ変調回路30では、
A/D変換器31に入力されたアナログ信号は、このA
/D変換器31にてアナログ信号からデジタル信号に変
換され減算器32に出力される。この減算器32には、
遅延器36から出力される遅延信号に基づく予測器37
からの予測信号が入力され、上記デジタル信号と予測信
号との差が減算器32から出力される。
【0025】減算器32から出力された差分信号は、積
分・加算器群33に入力されて、シグマ変調される。そ
して、シグマ変調された信号は、量子化器34に入力さ
れこの量子化器34にて、前述したHIGH/LOWの
2値に高速に変化する1ビットの出力信号であるPDM
信号に変換して出力される。また、この1ビットのPD
M信号は、遅延器36にて前記減算器32に帰還され
る。
【0026】次に、図1に示すように、D級増幅回路4
は、上記デジタルシグマ変調回路30から出力されたP
DM信号を入力して電力スイッチングにより電力増幅を
行う。このとき、電源回路5は、D級増幅回路4に電圧
を供給する。本実施の形態では、この電源回路5の供給
電圧は可変となっている。したがって、電源回路5の供
給電圧を変更することによって、D級増幅回路4からの
出力の大きさを変えることができるものとなっている。
【0027】一方、本実施の形態では、同図に示すよう
に、上記振幅制限部20が入力端子1とデジタルシグマ
変調回路30との間に設けられている。つまり、振幅制
限部20がデジタルシグマ変調回路30の前段に設けら
れている。そして、この振幅制限部20は、振幅制限手
段としての振幅制限回路21とコントロール信号生成回
路22と電圧検出手段としての電圧検知器23とを備え
ている。
【0028】上記振幅制限回路21は、入力信号のレベ
ルを検知する入力信号検知手段としての入力レベル検知
回路21aを備えており、この入力レベル検知回路21
aからの出力に応答して、アナログ入力信号に対して振
幅値のレベルを変化させ制限をかけるようになってい
る。
【0029】また、上記の電圧検知器23は、電源回路
5からD級増幅回路4に供給される電源電圧を検知し、
コントロール信号生成回路22にて振幅制限回路21の
振幅制限を制御させるようになっている。
【0030】ここで、本実施の形態では、この振幅制限
回路21によってアナログ入力信号に対して振幅値のレ
ベルを変化させて制限をかける場合に、2通りの方法を
採用している。
【0031】先ず、第1の方法として、電圧検知器23
による電源回路5における電源電圧の変化の検出に基づ
いて、アナログ入力信号がデジタルシグマ変調回路30
の入力限界値未満となるように、振幅制限回路21に対
して所定値以下に限定させるようになっている。この振
幅制限回路21に対して所定値以下に限定させるように
するのは、第1信号生成手段としてのコントロール信号
生成回路22が行うものとなっている。
【0032】また、第2の方法は、電圧検知器23によ
る電源回路5における電源電圧の変化の検出に基づい
て、アナログ入力信号が、D級増幅回路4による電力増
幅の出力が設定値未満となるように、振幅制限回路21
に対して所定値以下に限定させるようになっている。こ
の振幅制限回路21に対して所定値以下に限定させるよ
うにするのは、第2信号生成手段としてのコントロール
信号生成回路22が行うものとなっている。
【0033】これらにより、規定値以上のアナログ入力
信号が入力された場合、また、電源電圧が変化した場合
にも、デジタルシグマ変調回路30には規定値以上の信
号は入力されない。したがって、デジタルシグマ変調回
路30の誤動作及び破壊等を防止することができる。ま
た、過大な入力がないので、電力消費が増大するという
問題がなくなる。
【0034】このように、本実施の形態の音響増幅装置
10では、デルタシグマ変調手段の前段に、アナログ入
力信号の振幅を検知する入力レベル検知回路21aと、
この入力レベル検知回路21aによるアナログ入力信号
の振幅が所定値を越える場合に、該アナログ入力信号の
振幅を所定値以下に限定する振幅制限回路21とが設け
られている。したがって、本実施の形態では、デジタル
シグマ変調回路30へ入力される信号に対して、デジタ
ルシグマ変調回路30の内部ではなく、前段で振幅制限
をかける。
【0035】この結果、デジタルシグマ変調回路30の
前段に振幅制限回路21を設けることにより、規定値以
上の過入力信号を入力された場合でも、デジタルシグマ
変調回路30の誤動作、破壊等を防ぐとともに、電源電
圧が変化した場合にも、スイッチングにより電力増幅し
て出力するD級増幅回路4の誤動作、破壊を防止し規定
値以上の出力が出ないように制御できる。
【0036】したがって、乗算器を無くして低コスト化
及び低消費電力化を図ることができるとともに、アナロ
グ入力信号が規定値以上の過入力が入力された場合で
も、デジタルシグマ変調回路30の異常発振による誤動
作、破壊を防止し、出力を規定値以下に制限するととも
に、電源電圧の変化によるD級増幅回路4の誤動作、破
壊等を防止し得る音響増幅装置10を提供することがで
きる。
【0037】また、本実施の形態の音響増幅装置10で
は、D級増幅回路4等のスイッチングにより電力増幅さ
せるための電源電圧を変化し得る電源回路5が設けられ
ているので、この電源電圧の変化によりデジタルシグマ
変調回路30内部の発振限界値が変化する。
【0038】そこで、本実施の形態では、電源回路5に
おける電源電圧の変化を検出する電圧検知器23と、電
圧検知器23による電源回路5における電源電圧の変化
の検出に基づいて、アナログ入力信号がデジタルシグマ
変調回路30の入力限界値未満となるように、振幅制限
回路21に対して所定値以下に限定させるコントロール
信号生成回路22とを備えている。
【0039】このため、デジタルシグマ変調回路30の
発振限界値以下の入力となるように、コントロール信号
生成回路22は、電圧検知器23による電源回路5にお
ける電源電圧の変化の検出に基づいて、振幅制限回路2
1に対してアナログ入力信号の振幅値のレベルを変化さ
せ制限をかけさせる。
【0040】したがって、電源電圧が変化した場合に
も、デジタルシグマ変調回路30の前段にて、振幅制限
回路21によりアナログ入力信号の振幅値のレベルを変
化させ、規定値以上の過入力信号を入力された場合で
も、デジタルシグマ変調回路30の誤動作、破壊等を防
ぐことができる。
【0041】また、本実施の形態の音響増幅装置10で
は、D級増幅回路4等のスイッチングにより電力増幅さ
せるための電源電圧を変化し得る電源回路5が設けられ
ているので、この電源電圧の変化によりD級増幅回路4
の増幅度が変化する。
【0042】そこで、本実施の形態では、電源回路5に
おける電源電圧の変化を検出する電源回路5と、この電
圧検知器23による電源回路5における電源電圧の変化
の検出に基づいて、アナログ入力信号が、上記D級増幅
回路4等のスイッチングによる電力増幅の出力が設定値
未満となるように、振幅制限回路21に対して前記所定
値以下に限定させるコントロール信号生成回路22とを
備えている。
【0043】したがって、電源電圧が変化した場合に
も、D級増幅回路4の出力を所定値以下にするために、
デジタルシグマ変調回路30の前段にて、コントロール
信号生成回路22は振幅制限回路21によりアナログ入
力信号の振幅値のレベルを変化させ制限をかけさせる。
【0044】この結果、規定値以上の過入力信号を入力
された場合でも、D級増幅回路4の誤動作、破壊を防止
し規定値以上の出力が出ないように制御できる。
【0045】
【発明の効果】本発明の音響増幅装置は、以上のよう
に、入力信号の振幅を検知する入力信号検知手段と、上
記入力信号検知手段による入力信号の振幅が所定値を越
える場合に、該入力信号の振幅を所定値以下に限定する
振幅制限手段とをデルタシグマ変調手段の前段に設けた
ものである。
【0046】それゆえ、デジタルシグマ変調回路の前段
に振幅制限手段を設けることにより、規定値以上の過入
力信号を入力された場合でも、デジタルシグマ変調回路
の誤動作、破壊等を防ぐとともに、電源電圧が変化した
場合にも、スイッチングにより電力増幅して出力する例
えばD級増幅回路の誤動作、破壊を防止し規定値以上の
出力が出ないように制御できる。
【0047】したがって、乗算器を無くして低コスト化
及び低消費電力化を図ることができるとともに、入力信
号が規定値以上の過入力が入力された場合でも、デルタ
シグマ変調回路の異常発振による誤動作、破壊を防止
し、出力を規定値以下に制限するとともに、電源電圧の
変化によるD級増幅回路の誤動作、破壊等を防止し得る
音響増幅装置を提供することができるという効果を奏す
る。
【0048】また、本発明の音響増幅装置は、上記記載
の音響増幅装置において、スイッチングにより電力増幅
させるための電源電圧を変化し得る電源回路と、上記電
源回路における電源電圧の変化を検出する電圧検出手段
と、上記電圧検出手段による電源回路における電源電圧
の変化の検出に基づいて、前記入力信号が前記デルタシ
グマ変調手段の入力限界値未満となるように、前記振幅
制限手段に対して前記所定値以下に限定させる第1信号
生成手段とを備えているものである。
【0049】それゆえ、デルタシグマ変調手段の発振限
界値以下の入力となるように、第1信号生成手段は、電
圧検出手段による電源回路における電源電圧の変化の検
出に基づいて、振幅制限手段に対して入力信号の振幅値
のレベルを変化させ制限をかけさせる。
【0050】したがって、電源電圧が変化した場合に
も、デジタルシグマ変調回路の前段にて、振幅制限手段
により前記入力信号の振幅値のレベルを変化させ、規定
値以上の過入力信号を入力された場合でも、デジタルシ
グマ変調回路の誤動作、破壊等を防ぐことができるとい
う効果を奏する。
【0051】また、本発明の音響増幅装置は、上記記載
の音響増幅装置において、スイッチングにより電力増幅
させるための電源電圧を変化し得る電源回路と、上記電
源回路における電源電圧の変化を検出する電圧検出手段
と、上記電圧検出手段による電源回路における電源電圧
の変化の検出に基づいて、前記入力信号が、上記スイッ
チングによる電力増幅の出力が設定値未満となるよう
に、前記振幅制限手段に対して前記所定値以下に限定さ
せる第2信号生成手段とを備えているものである。
【0052】それゆえ、電源電圧が変化した場合にも、
D級増幅回路の出力を所定値以下にするために、デジタ
ルシグマ変調回路の前段にて、第2信号生成手段は振幅
制限手段により前記入力信号の振幅値のレベルを変化さ
せ制限をかけさせる。
【0053】この結果、規定値以上の過入力信号を入力
された場合でも、D級増幅回路の誤動作、破壊を防止し
規定値以上の出力が出ないように制御できるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における音響増幅装置の実施の一形態を
示すブロック図である。
【図2】上記音響増幅装置におけるデジタルシグマ変調
回路の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】従来のデジタルシグマ変調回路の電気的構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
4 D級増幅回路 5 電源回路 6 出力端子 10 音響増幅装置 20 振幅制限部 21 振幅制限回路(振幅制限手段) 21a 入力レベル検知回路(入力信号検知手段) 22 コントロール信号生成回路(第1信号生成手
段、第2信号生成手段) 23 電圧検知器(電圧検出手段) 30 デジタルシグマ変調回路(デルタシグマ変調手
段) 31 A/D変換器 32 減算器 33 積分・加算器群 34 量子化器 35 遅延器 37 予測器
フロントページの続き Fターム(参考) 5D020 AC01 5J030 CB03 CC00 5J064 AA00 BA03 BC00 BC04 BC06 BC08 BC10 BC16 BC19 BC30 BD01 5J091 AA02 AA41 AA66 CA36 CA54 CA56 CA87 FA01 HA38 KA00 KA15 KA20 KA26 KA31 KA33 KA34 KA47 KA53 MA21 SA05 TA01 UW01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されたアナログ信号をデルタシグマ変
    調手段にてデルタシグマ変調し、このデルタシグマ変調
    されたパルス密度変調信号をスイッチングにより電力増
    幅して出力する音響増幅装置において、 上記入力信号の振幅を検知する入力信号検知手段と、 上記入力信号検知手段による入力信号の振幅が所定値を
    越える場合に、該入力信号の振幅を所定値以下に限定す
    る振幅制限手段とをデルタシグマ変調手段の前段に設け
    たことを特徴とする音響増幅装置。
  2. 【請求項2】前記スイッチングにより電力増幅させるた
    めの電源電圧を変化し得る電源回路と、 上記電源回路における電源電圧の変化を検出する電圧検
    出手段と、 上記電圧検出手段による電源回路における電源電圧の変
    化の検出に基づいて、前記入力信号が前記デルタシグマ
    変調手段の入力限界値未満となるように、前記振幅制限
    手段に対して前記所定値以下に限定させる第1信号生成
    手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の音
    響増幅装置。
  3. 【請求項3】前記スイッチングにより電力増幅させるた
    めの電源電圧を変化し得る電源回路と、 上記電源回路における電源電圧の変化を検出する電圧検
    出手段と、 上記電圧検出手段による電源回路における電源電圧の変
    化の検出に基づいて、前記入力信号が、上記スイッチン
    グによる電力増幅の出力が設定値未満となるように、前
    記振幅制限手段に対して前記所定値以下に限定させる第
    2信号生成手段とを備えていることを特徴とする請求項
    1記載の音響増幅装置。
JP2002137784A 2002-05-13 2002-05-13 音響増幅装置 Pending JP2003332867A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002137784A JP2003332867A (ja) 2002-05-13 2002-05-13 音響増幅装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002137784A JP2003332867A (ja) 2002-05-13 2002-05-13 音響増幅装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003332867A true JP2003332867A (ja) 2003-11-21

Family

ID=29699440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002137784A Pending JP2003332867A (ja) 2002-05-13 2002-05-13 音響増幅装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003332867A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2438069A (en) * 2006-05-08 2007-11-14 Realtek Semiconductor Corp Sigma delta modulator including controller
EP1962419A2 (en) 2005-09-28 2008-08-27 Yamaha Corporation Class D amplifier

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1962419A2 (en) 2005-09-28 2008-08-27 Yamaha Corporation Class D amplifier
US7482870B2 (en) 2005-09-28 2009-01-27 Yamaha Corporation Class D amplifier
US8054129B2 (en) 2005-09-28 2011-11-08 Yamaha Corporation Class D amplifier
US8299853B2 (en) 2005-09-28 2012-10-30 Yamaha Corporation Class D amplifier
GB2438069A (en) * 2006-05-08 2007-11-14 Realtek Semiconductor Corp Sigma delta modulator including controller
US7633418B2 (en) 2006-05-08 2009-12-15 Realtek Semiconductor Corp. Sigma-delta modulator and an output rate reduction method thereof
GB2438069B (en) * 2006-05-08 2010-07-14 Realtek Semiconductor Corp Sigma-delta modulator and an output rate reduction method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6140875A (en) Device for amplifying digital signals
US6795004B2 (en) Delta-sigma modulation apparatus and signal amplification apparatus
US9019012B2 (en) Amplifier circuit with offset control
US7113030B2 (en) Class-D power amplifier capable of eliminating excessive response phenomenon when returning to a steady state from an abnormal state and an amplification method thereof
JP2004201185A (ja) オーディオアンプ
JP3348019B2 (ja) パルス波増幅装置
US6724249B1 (en) Multi-level class-D amplifier by means of 3 physical levels
US8299866B2 (en) Method and device including signal processing for pulse width modulation
GB2496664A (en) A digital offset-cancelling loop for a class-D amplifier
JPH07254823A (ja) デルタシグマ変調増幅器
JP4564912B2 (ja) 信号再生装置
JP3904508B2 (ja) デジタルスイッチングアンプ
JP2003332867A (ja) 音響増幅装置
US20130093489A1 (en) Signal converter equipped with overvoltage protection mechanism
JPH10233634A (ja) ディジタルスイッチングアンプの駆動方法
JP2002158543A (ja) デジタルパワーアンプ
JP2005109590A (ja) スイッチング増幅回路及びオーディオ機器用d級増幅装置
JP2004088430A (ja) D級増幅器
EP2555423B1 (en) Digital amplifier
JP2004229215A (ja) デジタル・スイッチング増幅装置
JP4115959B2 (ja) デルタシグマ変調回路及びそれを備えた増幅器
JP4641282B2 (ja) Δς変調回路、及びその発振防止方法
JP3445177B2 (ja) Δς変調を用いるスイッチング増幅器
JP2000059153A (ja) ディジタルスイッチングアンプ
JP2000196375A (ja) Δς変調を用いるスイッチング増幅器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080318