JP2003331478A - 情報記録媒体および情報記録装置 - Google Patents
情報記録媒体および情報記録装置Info
- Publication number
- JP2003331478A JP2003331478A JP2002138050A JP2002138050A JP2003331478A JP 2003331478 A JP2003331478 A JP 2003331478A JP 2002138050 A JP2002138050 A JP 2002138050A JP 2002138050 A JP2002138050 A JP 2002138050A JP 2003331478 A JP2003331478 A JP 2003331478A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information recording
- recording medium
- information
- signal input
- electric signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 CD−RやCD−RWなど、メディアの格納
ケースを持たないディスクメディアに対してICメモリ
等の情報記録・再生手段を取り付けた情報記録媒体を提
供するとともに、この情報記録媒体を高速回転させた際
の回転状態の不具合を抑える。 【解決手段】 情報記録媒体101では、円盤の回転を
伴う情報の入出力を行うための情報記録領域102と、
その内側に円盤の回転を伴う情報の入出力が困難な領域
103とを形成する。領域103には、円盤の回転を伴
わずに電気的な情報の入出力が可能な同一仕様(形状・
寸法・重量が同一)のICメモリ106〜109を配置
する。この場合、4つのICメモリのうち、ICメモリ
106とICメモリ107は、その重心が円盤中心10
5に関して互いに点対称の位置にあるように配置する。
ICメモリ108と109についても、同様に互いに点
対称の位置に配置する。
ケースを持たないディスクメディアに対してICメモリ
等の情報記録・再生手段を取り付けた情報記録媒体を提
供するとともに、この情報記録媒体を高速回転させた際
の回転状態の不具合を抑える。 【解決手段】 情報記録媒体101では、円盤の回転を
伴う情報の入出力を行うための情報記録領域102と、
その内側に円盤の回転を伴う情報の入出力が困難な領域
103とを形成する。領域103には、円盤の回転を伴
わずに電気的な情報の入出力が可能な同一仕様(形状・
寸法・重量が同一)のICメモリ106〜109を配置
する。この場合、4つのICメモリのうち、ICメモリ
106とICメモリ107は、その重心が円盤中心10
5に関して互いに点対称の位置にあるように配置する。
ICメモリ108と109についても、同様に互いに点
対称の位置に配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤を回転させ円
盤表面およびその近傍の状態を変化させることにより情
報を記録し、円盤表面およびその近傍の状態の変化を検
出することにより情報を読み取る情報記録媒体、例え
ば、光もしくは磁気を利用し、または、光および磁気を
利用した情報記録媒体である光ディスク、光磁気ディス
ク等に関わり、特に、光ディスク等に記録された情報の
管理や、複数枚のディスクを用いた光ディスクライブラ
リ等におけるファイル管理、情報検索を高速に実施する
ための情報記録媒体に関する。また本発明は、上記情報
記録媒体を複数枚組み合わせて構成した情報記録装置に
関する。これら発明は、情報記録媒体が円盤状の記録メ
ディアであれば、いずれのものにも同様、かつに有効に
応用することができるものである。
盤表面およびその近傍の状態を変化させることにより情
報を記録し、円盤表面およびその近傍の状態の変化を検
出することにより情報を読み取る情報記録媒体、例え
ば、光もしくは磁気を利用し、または、光および磁気を
利用した情報記録媒体である光ディスク、光磁気ディス
ク等に関わり、特に、光ディスク等に記録された情報の
管理や、複数枚のディスクを用いた光ディスクライブラ
リ等におけるファイル管理、情報検索を高速に実施する
ための情報記録媒体に関する。また本発明は、上記情報
記録媒体を複数枚組み合わせて構成した情報記録装置に
関する。これら発明は、情報記録媒体が円盤状の記録メ
ディアであれば、いずれのものにも同様、かつに有効に
応用することができるものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクにICメモリを設けた例とし
て、特開平5−109236号公報に開示された「情報
記録媒体及びその保管装置」や、特開平5−73735
号公報に記載された「記憶媒体」がある。しかしなが
ら、基本的な構成は、光ディスク本体を収納するケース
あるいはカートリッジへのICメモリの設置を前提とし
たもので、回転させる必要のある光ディスク本体へのI
Cメモリ等の設置を考慮したものではない。
て、特開平5−109236号公報に開示された「情報
記録媒体及びその保管装置」や、特開平5−73735
号公報に記載された「記憶媒体」がある。しかしなが
ら、基本的な構成は、光ディスク本体を収納するケース
あるいはカートリッジへのICメモリの設置を前提とし
たもので、回転させる必要のある光ディスク本体へのI
Cメモリ等の設置を考慮したものではない。
【0003】上記のほかに、複数枚の光ディスクを備え
た装置でのファイル管理方式として、特開平9−180
408号公報の「光ディスクファイル管理方式」など多
数のものが存在しているが、光ディスクに別メモリを設
けたメディアに関する管理方式ではなく、大量に格納さ
れた光ディスク個々に付与された情報を読み出すといっ
た機能を考慮したものではない。
た装置でのファイル管理方式として、特開平9−180
408号公報の「光ディスクファイル管理方式」など多
数のものが存在しているが、光ディスクに別メモリを設
けたメディアに関する管理方式ではなく、大量に格納さ
れた光ディスク個々に付与された情報を読み出すといっ
た機能を考慮したものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、情報の記録手段
として光ディスクが広く一般に利用されている。従来、
再生専用であった光ディスクは、利用者が自己の情報を
記録・再生できるCD−Rや、書き換えも可能なCD−
RWなどの新しいディスクメディアへと発展・普及して
いる。これらのメディアは、中心に直径2cm程度の円
孔(中心円孔)を設けた円盤であり、円盤を回転させる
ことで記録・再生が行われる。また、従来のMOなどと
異なり、ディスクメディアを格納するケースはない。
として光ディスクが広く一般に利用されている。従来、
再生専用であった光ディスクは、利用者が自己の情報を
記録・再生できるCD−Rや、書き換えも可能なCD−
RWなどの新しいディスクメディアへと発展・普及して
いる。これらのメディアは、中心に直径2cm程度の円
孔(中心円孔)を設けた円盤であり、円盤を回転させる
ことで記録・再生が行われる。また、従来のMOなどと
異なり、ディスクメディアを格納するケースはない。
【0005】ところで、ディスクメディアを格納するケ
ースにICメモリ等を取り付けることで、メディアに記
録されたファイル名・記録日時など、ファイル管理に必
要なデータをICメモリに格納し、情報管理機能を向上
させるいう提案がなされている。これは、ディスクメデ
ィアに限られた技術ではなく、例えばビデオテープな
ど、メディアを格納するケースがあるものであれば、そ
のケースにICメモリを設けることにより、容易に実現
できるものである。しかしながら、CD−RやCD−R
Wなどメディアを格納するケースを持たないディスクメ
ディアに対しては、このような提案は見当たらない。
ースにICメモリ等を取り付けることで、メディアに記
録されたファイル名・記録日時など、ファイル管理に必
要なデータをICメモリに格納し、情報管理機能を向上
させるいう提案がなされている。これは、ディスクメデ
ィアに限られた技術ではなく、例えばビデオテープな
ど、メディアを格納するケースがあるものであれば、そ
のケースにICメモリを設けることにより、容易に実現
できるものである。しかしながら、CD−RやCD−R
Wなどメディアを格納するケースを持たないディスクメ
ディアに対しては、このような提案は見当たらない。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、その第1の目的はCD−RやCD−RWなど、メデ
ィアを格納するケースを持たないディスクメディアに対
してICメモリ等の情報記録・再生手段を取り付けた情
報記録媒体を提供するとともに、この情報記録媒体を高
速回転させた際の、回転状態の不具合を抑える(精確な
高速回転を実現させる)ことにある(下記請求項1〜
5)。本発明の第2の目的は、複数の光ディスクで構成
される光ディスクファイルシステム等でのファイル管理
機能を向上させるため、複数のディスクメディア上の情
報記録・再生手段(ICメモリ等)からの情報の読み書
きを容易にした情報記録媒体を提供することである(下
記請求項6〜9)。
で、その第1の目的はCD−RやCD−RWなど、メデ
ィアを格納するケースを持たないディスクメディアに対
してICメモリ等の情報記録・再生手段を取り付けた情
報記録媒体を提供するとともに、この情報記録媒体を高
速回転させた際の、回転状態の不具合を抑える(精確な
高速回転を実現させる)ことにある(下記請求項1〜
5)。本発明の第2の目的は、複数の光ディスクで構成
される光ディスクファイルシステム等でのファイル管理
機能を向上させるため、複数のディスクメディア上の情
報記録・再生手段(ICメモリ等)からの情報の読み書
きを容易にした情報記録媒体を提供することである(下
記請求項6〜9)。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明の情報記録媒体は、ICメモリなど、当
該情報記録媒体を回転させることなく情報の記録・再生
が可能な情報記録・再生手段を複数、当該情報記録媒体
を高速回転させた際の、回転状態の不具合が生じないよ
うな態様で配置したものである。
るため、本発明の情報記録媒体は、ICメモリなど、当
該情報記録媒体を回転させることなく情報の記録・再生
が可能な情報記録・再生手段を複数、当該情報記録媒体
を高速回転させた際の、回転状態の不具合が生じないよ
うな態様で配置したものである。
【0008】すなわち、請求項1に係る発明は、円盤を
回転させ円盤表面およびその近傍の状態を変化させるこ
とにより情報を記録し、円盤表面およびその近傍の状態
の変化を検出することにより情報を読み取る情報記録媒
体において、当該情報記録媒体の一部に、当該情報記録
媒体の回転を必要とすることなく電気信号による情報の
記録・再生を行う、形状・寸法・重量が互いにほぼ等し
い情報記録・再生手段を複数、これらの重心が当該情報
記録媒体の中心点に関して互いに点対称の位置にあるよ
うに配置したことを特徴とする情報記録媒体である。
回転させ円盤表面およびその近傍の状態を変化させるこ
とにより情報を記録し、円盤表面およびその近傍の状態
の変化を検出することにより情報を読み取る情報記録媒
体において、当該情報記録媒体の一部に、当該情報記録
媒体の回転を必要とすることなく電気信号による情報の
記録・再生を行う、形状・寸法・重量が互いにほぼ等し
い情報記録・再生手段を複数、これらの重心が当該情報
記録媒体の中心点に関して互いに点対称の位置にあるよ
うに配置したことを特徴とする情報記録媒体である。
【0009】請求項2に係る発明は、円盤を回転させ円
盤表面およびその近傍の状態を変化させることにより情
報を記録し、円盤表面およびその近傍の状態の変化を検
出することにより情報を読み取る情報記録媒体におい
て、当該情報記録媒体の一部に、当該情報記録媒体の回
転を必要とすることなく電気信号による情報の記録・再
生を行う、形状・寸法・重量が互いにほぼ等しい情報記
録・再生手段と、形状・寸法・重量が前記情報記録・再
生手段のそれとほぼ等しい回転バランサーとを、これら
の重心が当該情報媒体の中心点に関して互いに点対称の
位置にあるように配置したことを特徴とする情報記録媒
体である。前記回転バランサーは、当該情報記録媒体を
高精度に高速回転させるための部材、すなわち回転のバ
ランスをとるための部材である。また、回転バランサー
は、情報記録媒体本体に対し回転させて機能させるもの
ではない。
盤表面およびその近傍の状態を変化させることにより情
報を記録し、円盤表面およびその近傍の状態の変化を検
出することにより情報を読み取る情報記録媒体におい
て、当該情報記録媒体の一部に、当該情報記録媒体の回
転を必要とすることなく電気信号による情報の記録・再
生を行う、形状・寸法・重量が互いにほぼ等しい情報記
録・再生手段と、形状・寸法・重量が前記情報記録・再
生手段のそれとほぼ等しい回転バランサーとを、これら
の重心が当該情報媒体の中心点に関して互いに点対称の
位置にあるように配置したことを特徴とする情報記録媒
体である。前記回転バランサーは、当該情報記録媒体を
高精度に高速回転させるための部材、すなわち回転のバ
ランスをとるための部材である。また、回転バランサー
は、情報記録媒体本体に対し回転させて機能させるもの
ではない。
【0010】請求項3に係る発明は、円盤を回転させ円
盤表面およびその近傍の状態を変化させることにより情
報を記録し、円盤表面およびその近傍の状態の変化を検
出することにより情報を読み取る情報記録媒体におい
て、当該情報記録媒体の一部に、当該情報記録媒体の回
転を必要とすることなく電気信号による情報の記録・再
生を行う、形状・寸法・重量が互いにほぼ等しい情報記
録・再生手段を3つ以上、それぞれの重心が当該情報記
録媒体の中心点から等距離の位置にあるように、かつ、
それぞれの重心が当該情報記録媒体の中心点に関して等
角度ピッチの位置にあるように配置したことを特徴とし
た情報記録媒体である。
盤表面およびその近傍の状態を変化させることにより情
報を記録し、円盤表面およびその近傍の状態の変化を検
出することにより情報を読み取る情報記録媒体におい
て、当該情報記録媒体の一部に、当該情報記録媒体の回
転を必要とすることなく電気信号による情報の記録・再
生を行う、形状・寸法・重量が互いにほぼ等しい情報記
録・再生手段を3つ以上、それぞれの重心が当該情報記
録媒体の中心点から等距離の位置にあるように、かつ、
それぞれの重心が当該情報記録媒体の中心点に関して等
角度ピッチの位置にあるように配置したことを特徴とし
た情報記録媒体である。
【0011】すなわち本発明の情報記録媒体は、上記情
報記録・再生手段を3つ以上、それぞれの重心が当該情
報記録媒体の中心点から等距離の位置にあるように、か
つ、互いに隣接する情報記録・再生手段のうち一方の情
報記録・再生手段の重心と当該情報記録媒体の中心点と
を結ぶ直線と、他方の情報記録・再生手段の重心と当該
情報記録媒体の中心点とを結ぶ直線のなす角が、互いに
隣接する情報記録・再生手段のすべてについて等しくな
るように配置したものである。
報記録・再生手段を3つ以上、それぞれの重心が当該情
報記録媒体の中心点から等距離の位置にあるように、か
つ、互いに隣接する情報記録・再生手段のうち一方の情
報記録・再生手段の重心と当該情報記録媒体の中心点と
を結ぶ直線と、他方の情報記録・再生手段の重心と当該
情報記録媒体の中心点とを結ぶ直線のなす角が、互いに
隣接する情報記録・再生手段のすべてについて等しくな
るように配置したものである。
【0012】請求項4に係る発明は、円盤を回転させ円
盤表面およびその近傍の状態を変化させることにより情
報を記録し、円盤表面およびその近傍の状態の変化を検
出することにより情報を読み取る情報記録媒体におい
て、当該情報記録媒体の一部に、当該情報記録媒体の回
転を必要とすることなく電気信号による情報の記録・再
生を行う、1つの、または形状・寸法・重量が互いにほ
ぼ等しい複数の情報記録・再生手段と、形状・寸法・重
量が前記情報記録・再生手段のそれとほぼ等しい1つ、
または複数の回転バランサーとを、これら情報記録・再
生手段と回転バランサーの合計数が3以上となるよう
に、しかも、それぞれの重心が当該情報記録媒体の中心
点から等距離の位置にあり、かつ、それぞれの重心が当
該情報記録媒体の中心点に関して等角度ピッチの位置に
あるように配置したことを特徴とする情報記録媒体であ
る。
盤表面およびその近傍の状態を変化させることにより情
報を記録し、円盤表面およびその近傍の状態の変化を検
出することにより情報を読み取る情報記録媒体におい
て、当該情報記録媒体の一部に、当該情報記録媒体の回
転を必要とすることなく電気信号による情報の記録・再
生を行う、1つの、または形状・寸法・重量が互いにほ
ぼ等しい複数の情報記録・再生手段と、形状・寸法・重
量が前記情報記録・再生手段のそれとほぼ等しい1つ、
または複数の回転バランサーとを、これら情報記録・再
生手段と回転バランサーの合計数が3以上となるよう
に、しかも、それぞれの重心が当該情報記録媒体の中心
点から等距離の位置にあり、かつ、それぞれの重心が当
該情報記録媒体の中心点に関して等角度ピッチの位置に
あるように配置したことを特徴とする情報記録媒体であ
る。
【0013】上記の「当該情報記録媒体の中心点に関し
て等角度ピッチで配置した」とは、互いに隣接する情報
記録・再生手段同士、互いに隣接する回転バランサー同
士、または互いに隣接する情報記録・再生手段および回
転バランサーに着目した場合に、互いに隣接する一方の
手段の重心と当該情報記録媒体の中心点とを結ぶ直線
と、他方の手段の重心と当該情報記録媒体の中心点とを
結ぶ直線のなす角が、当該情報記録媒体の全体において
すべて等しくなるように、情報記録・再生手段および回
転バランサーを配置したことを意味する。
て等角度ピッチで配置した」とは、互いに隣接する情報
記録・再生手段同士、互いに隣接する回転バランサー同
士、または互いに隣接する情報記録・再生手段および回
転バランサーに着目した場合に、互いに隣接する一方の
手段の重心と当該情報記録媒体の中心点とを結ぶ直線
と、他方の手段の重心と当該情報記録媒体の中心点とを
結ぶ直線のなす角が、当該情報記録媒体の全体において
すべて等しくなるように、情報記録・再生手段および回
転バランサーを配置したことを意味する。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項2または4
に記載の情報記録媒体において、上下両面に電気信号入
出力端子を設けた情報記録・再生手段を、当該情報記録
媒体に形成された第1の貫通孔に挿入配備するととも
に、前記情報記録・再生手段の電気信号入出力端子を当
該情報記録媒体の両面から突出させ、導電性材料からな
り、かつ上下両面に電気信号入出力端子を設けた導電性
回転バランサーを、当該情報記録媒体に形成された、前
記第1の貫通孔とは別の第2の貫通孔に挿入配備すると
ともに、前記導電性回転バランサーの電気信号入出力端
子を当該情報記録媒体の両面から突出させたことを特徴
とする情報記録媒体である。
に記載の情報記録媒体において、上下両面に電気信号入
出力端子を設けた情報記録・再生手段を、当該情報記録
媒体に形成された第1の貫通孔に挿入配備するととも
に、前記情報記録・再生手段の電気信号入出力端子を当
該情報記録媒体の両面から突出させ、導電性材料からな
り、かつ上下両面に電気信号入出力端子を設けた導電性
回転バランサーを、当該情報記録媒体に形成された、前
記第1の貫通孔とは別の第2の貫通孔に挿入配備すると
ともに、前記導電性回転バランサーの電気信号入出力端
子を当該情報記録媒体の両面から突出させたことを特徴
とする情報記録媒体である。
【0015】上記第2の目的を達成するため、請求項6
に係る発明は、請求項5に記載の情報記録媒体を複数枚
重ね合わせて構成された情報記録装置であって、任意の
情報記録媒体の任意の情報記録・再生手段に着目した場
合において、着目したこの情報記録・再生手段が複数の
情報記録媒体からなる情報記録媒体群のうち最上段の情
報記録媒体におけるものであるときには、着目したこの
情報記録・再生手段に設けられた電気信号入出力端子の
うち、前記情報記録媒体群から上方に突出する方の電気
信号入出力端子にケーブルが接続自在であり、かつ他方
の電気信号入出力端子は直接または、他の情報記録媒体
の導電性回転バランサーに設けられた電気信号入出力端
子を介して、最下段の情報記録媒体の導電性回転バラン
サーに設けられた電気信号入出力端子の一方に接触・導
通され、この最下段の情報記録媒体の導電性回転バラン
サーに設けられ、かつ前記情報記録媒体群から下方に突
出する他方の電気信号入出力端子には、ケーブルが接続
自在となっていることを特徴とする情報記録装置であ
る。
に係る発明は、請求項5に記載の情報記録媒体を複数枚
重ね合わせて構成された情報記録装置であって、任意の
情報記録媒体の任意の情報記録・再生手段に着目した場
合において、着目したこの情報記録・再生手段が複数の
情報記録媒体からなる情報記録媒体群のうち最上段の情
報記録媒体におけるものであるときには、着目したこの
情報記録・再生手段に設けられた電気信号入出力端子の
うち、前記情報記録媒体群から上方に突出する方の電気
信号入出力端子にケーブルが接続自在であり、かつ他方
の電気信号入出力端子は直接または、他の情報記録媒体
の導電性回転バランサーに設けられた電気信号入出力端
子を介して、最下段の情報記録媒体の導電性回転バラン
サーに設けられた電気信号入出力端子の一方に接触・導
通され、この最下段の情報記録媒体の導電性回転バラン
サーに設けられ、かつ前記情報記録媒体群から下方に突
出する他方の電気信号入出力端子には、ケーブルが接続
自在となっていることを特徴とする情報記録装置であ
る。
【0016】請求項7に係る発明は、請求項5に記載の
情報記録媒体を複数枚重ね合わせて構成された情報記録
装置であって、任意の情報記録媒体の任意の情報記録・
再生手段に着目した場合において、着目したこの情報記
録・再生手段が複数の情報記録媒体からなる情報記録媒
体群のうち最下段の情報記録媒体におけるものであると
きには、着目したこの情報記録・再生手段に設けられた
電気信号入出力端子のうち、前記情報記録媒体群から下
方に突出する方の電気信号入出力端子にケーブルが接続
自在であり、かつ他方の電気信号入出力端子は直接また
は、他の情報記録媒体の導電性回転バランサーに設けら
れた電気信号入出力端子を介して、最上段の情報記録媒
体の導電性回転バランサーに設けられた電気信号入出力
端子の一方に接触・導通され、この最上段の情報記録媒
体の導電性回転バランサーに設けられ、かつ前記情報記
録媒体群から上方に突出する他方の電気信号入出力端子
には、ケーブルが接続自在となっていることを特徴とす
る情報記録装置である。
情報記録媒体を複数枚重ね合わせて構成された情報記録
装置であって、任意の情報記録媒体の任意の情報記録・
再生手段に着目した場合において、着目したこの情報記
録・再生手段が複数の情報記録媒体からなる情報記録媒
体群のうち最下段の情報記録媒体におけるものであると
きには、着目したこの情報記録・再生手段に設けられた
電気信号入出力端子のうち、前記情報記録媒体群から下
方に突出する方の電気信号入出力端子にケーブルが接続
自在であり、かつ他方の電気信号入出力端子は直接また
は、他の情報記録媒体の導電性回転バランサーに設けら
れた電気信号入出力端子を介して、最上段の情報記録媒
体の導電性回転バランサーに設けられた電気信号入出力
端子の一方に接触・導通され、この最上段の情報記録媒
体の導電性回転バランサーに設けられ、かつ前記情報記
録媒体群から上方に突出する他方の電気信号入出力端子
には、ケーブルが接続自在となっていることを特徴とす
る情報記録装置である。
【0017】請求項8に係る発明は、請求項5に記載の
情報記録媒体を複数枚重ね合わせて構成された情報記録
装置であって、任意の情報記録媒体の任意の情報記録・
再生手段に着目した場合において、着目したこの情報記
録・再生手段が複数の情報記録媒体からなる情報記録媒
体群の中段の情報記録媒体におけるものであるときに
は、着目したこの情報記録・再生手段に設けられた電気
信号入出力端子の一方は直接または、他の情報記録媒体
の導電性回転バランサーに設けられた電気信号入出力端
子を介して、最上段の情報記録媒体の導電性回転バラン
サーに設けられた電気信号入出力端子の一方に接触・導
通され、前記情報記録・再生手段に設けられた電気信号
入出力端子の他方は直接または、他の情報記録媒体の導
電性回転バランサーに設けられた電気信号入出力端子を
介して、最下段の情報記録媒体の導電性回転バランサー
に設けられた電気信号入出力端子の一方に接触・導通さ
れ、前記情報記録媒体群のうち最上段の導電性回転バラ
ンサーから上方に突出する電気信号入出力端子と、前記
情報記録媒体群における最下段の導電性回転バランサー
から下方に突出する電気信号入出力端子とに、ケーブル
が接続自在となっていることを特徴とする情報記録装置
である。
情報記録媒体を複数枚重ね合わせて構成された情報記録
装置であって、任意の情報記録媒体の任意の情報記録・
再生手段に着目した場合において、着目したこの情報記
録・再生手段が複数の情報記録媒体からなる情報記録媒
体群の中段の情報記録媒体におけるものであるときに
は、着目したこの情報記録・再生手段に設けられた電気
信号入出力端子の一方は直接または、他の情報記録媒体
の導電性回転バランサーに設けられた電気信号入出力端
子を介して、最上段の情報記録媒体の導電性回転バラン
サーに設けられた電気信号入出力端子の一方に接触・導
通され、前記情報記録・再生手段に設けられた電気信号
入出力端子の他方は直接または、他の情報記録媒体の導
電性回転バランサーに設けられた電気信号入出力端子を
介して、最下段の情報記録媒体の導電性回転バランサー
に設けられた電気信号入出力端子の一方に接触・導通さ
れ、前記情報記録媒体群のうち最上段の導電性回転バラ
ンサーから上方に突出する電気信号入出力端子と、前記
情報記録媒体群における最下段の導電性回転バランサー
から下方に突出する電気信号入出力端子とに、ケーブル
が接続自在となっていることを特徴とする情報記録装置
である。
【0018】請求項9に係る発明は、中心円孔内に突出
する電気信号入出力端子が設けられた情報記録・再生手
段を備えた、請求項1〜4のいずれかに記載の情報記録
媒体を上下に複数枚揃え、電気信号入出力端子が外周部
に、かつ上下複数段に設けられた円筒回転軸を、前記そ
れぞれの情報記録媒体の中心円孔に嵌合貫通させ、それ
ぞれの情報記録・再生手段の電気信号入出力端子の端部
を、前記円筒回転軸の電気信号入出力端子に接続してな
り、前記円筒回転軸の各電気信号入出力端子には、ケー
ブルが接続自在となっていることを特徴とする情報記録
装置である。
する電気信号入出力端子が設けられた情報記録・再生手
段を備えた、請求項1〜4のいずれかに記載の情報記録
媒体を上下に複数枚揃え、電気信号入出力端子が外周部
に、かつ上下複数段に設けられた円筒回転軸を、前記そ
れぞれの情報記録媒体の中心円孔に嵌合貫通させ、それ
ぞれの情報記録・再生手段の電気信号入出力端子の端部
を、前記円筒回転軸の電気信号入出力端子に接続してな
り、前記円筒回転軸の各電気信号入出力端子には、ケー
ブルが接続自在となっていることを特徴とする情報記録
装置である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら説明する。 第1の実施の形態(請求項1) 図1は、情報記録媒体の模式的平面図である。光ディス
ク等の円盤状の情報記録媒体101は、円盤の中心10
5を中心とする円孔104(中心円孔:この円孔は円盤
中心と同心である)があり、中心105を回転中心とし
て円盤を回転させながら情報の入出力を行う情報記録媒
体である。図1に示す情報記録媒体101では、円盤の
回転を伴う情報の入出力を行うための情報記録領域10
2と、その内側に円盤の回転を伴う情報の入出力が困難
な領域103が形成されている。この領域103には、
円盤の回転を伴わずに電気的な情報の入出力が可能な、
同一仕様のICメモリが4つ(符号106,107,1
08,109)配置してある。なお、上記円孔104に
は回転軸が挿通され、情報記録媒体101をこの回転軸
と一体で高速回転させることにより、情報の記録・再生
が行われる。
面を参照しながら説明する。 第1の実施の形態(請求項1) 図1は、情報記録媒体の模式的平面図である。光ディス
ク等の円盤状の情報記録媒体101は、円盤の中心10
5を中心とする円孔104(中心円孔:この円孔は円盤
中心と同心である)があり、中心105を回転中心とし
て円盤を回転させながら情報の入出力を行う情報記録媒
体である。図1に示す情報記録媒体101では、円盤の
回転を伴う情報の入出力を行うための情報記録領域10
2と、その内側に円盤の回転を伴う情報の入出力が困難
な領域103が形成されている。この領域103には、
円盤の回転を伴わずに電気的な情報の入出力が可能な、
同一仕様のICメモリが4つ(符号106,107,1
08,109)配置してある。なお、上記円孔104に
は回転軸が挿通され、情報記録媒体101をこの回転軸
と一体で高速回転させることにより、情報の記録・再生
が行われる。
【0020】4つのICメモリのうち、円盤中心105
の上部(図1での上部、以下同様)に配置したICメモ
リ106と、下部に配置したICメモリ107は、円盤
中心105に関し点対称の位置にある。同様に円盤中心
105の左右に配置してあるICメモリ108,109
も円盤中心105に対して互いに点対称の位置にある。
このような配置とすることで、回転中心を外れた位置に
ICメモリを配置したことに起因する円盤回転への影
響、例えば偏心等の影響を防止することができる。図1
では4つのICメモリを配置した例を示しているが、対
となるICメモリを回転中心に関して点対称の位置に配
置してあれば円盤の回転に影響を与えることはなく、I
Cメモリの配置および個数は図1に限られるものではな
い。
の上部(図1での上部、以下同様)に配置したICメモ
リ106と、下部に配置したICメモリ107は、円盤
中心105に関し点対称の位置にある。同様に円盤中心
105の左右に配置してあるICメモリ108,109
も円盤中心105に対して互いに点対称の位置にある。
このような配置とすることで、回転中心を外れた位置に
ICメモリを配置したことに起因する円盤回転への影
響、例えば偏心等の影響を防止することができる。図1
では4つのICメモリを配置した例を示しているが、対
となるICメモリを回転中心に関して点対称の位置に配
置してあれば円盤の回転に影響を与えることはなく、I
Cメモリの配置および個数は図1に限られるものではな
い。
【0021】第2の実施の形態(請求項2)
図2は、情報記録媒体の模式的平面図である。光ディス
ク等の円盤状の情報記録媒体201は、円盤の中心20
5を中心とする円孔204があり、円盤の中心205を
回転中心とし、円盤を回転させながら情報の入出力を行
う情報記録媒体である。図2に示す情報記録媒体201
では、円盤の回転を伴う情報の入出力を行うための情報
記録領域202と、その内側に円盤の回転を伴う情報の
入出力が困難な領域203とが形成されている。
ク等の円盤状の情報記録媒体201は、円盤の中心20
5を中心とする円孔204があり、円盤の中心205を
回転中心とし、円盤を回転させながら情報の入出力を行
う情報記録媒体である。図2に示す情報記録媒体201
では、円盤の回転を伴う情報の入出力を行うための情報
記録領域202と、その内側に円盤の回転を伴う情報の
入出力が困難な領域203とが形成されている。
【0022】この領域203には、円盤の回転を伴わず
電気的な情報の入出力が可能な同一仕様のICメモリが
2つ(符号206,208)と、形状・寸法・重量がこ
れらのICメモリとほぼ同一の2つの回転バランサー
(符号207,209)とが配置されている。2つのI
Cメモリのうち円盤中心205の上部に配置したICメ
モリ206と、2つの回転バランサーのうち円盤中心2
05の下部に配置した回転バランサー207は、円盤中
心205に関して点対称の位置にある。同様に円盤中心
205の左方に配置してあるICメモリ208と、右方
に配置してある回転バランサー209も、円盤中心20
5に関して点対称の位置にある。
電気的な情報の入出力が可能な同一仕様のICメモリが
2つ(符号206,208)と、形状・寸法・重量がこ
れらのICメモリとほぼ同一の2つの回転バランサー
(符号207,209)とが配置されている。2つのI
Cメモリのうち円盤中心205の上部に配置したICメ
モリ206と、2つの回転バランサーのうち円盤中心2
05の下部に配置した回転バランサー207は、円盤中
心205に関して点対称の位置にある。同様に円盤中心
205の左方に配置してあるICメモリ208と、右方
に配置してある回転バランサー209も、円盤中心20
5に関して点対称の位置にある。
【0023】このような配置とすることで、回転中心を
外れた位置にICメモリを配置したことに起因する円盤
回転への影響、例えば偏心等の影響を防止することがで
きる。図2では2つのICメモリと2つの回転バランサ
ーを配置した例を示しているが、1つのICメモリと1
つの回転バランサーを対として、それらを回転中心に関
して点対称の位置に配置してあれば、円盤の回転に影響
を与えることはなく、ICメモリの配置および個数は図
2に限られるものではない。
外れた位置にICメモリを配置したことに起因する円盤
回転への影響、例えば偏心等の影響を防止することがで
きる。図2では2つのICメモリと2つの回転バランサ
ーを配置した例を示しているが、1つのICメモリと1
つの回転バランサーを対として、それらを回転中心に関
して点対称の位置に配置してあれば、円盤の回転に影響
を与えることはなく、ICメモリの配置および個数は図
2に限られるものではない。
【0024】第3の実施の形態(請求項3)
図3は、情報記録媒体の模式的平面図である。光ディス
ク等の円盤状の情報記録媒体301は、円盤の中心30
5を中心とする円孔304があり、円盤の中心305を
回転中心とし、円盤を回転させながら情報の入出力を行
う情報記録媒体である。図3に示す情報記録媒体301
では、円盤の回転を伴う情報の入出力を行うための情報
記録領域302と、その内側に円盤の回転を伴う情報の
入出力が困難な領域303とが形成されている。
ク等の円盤状の情報記録媒体301は、円盤の中心30
5を中心とする円孔304があり、円盤の中心305を
回転中心とし、円盤を回転させながら情報の入出力を行
う情報記録媒体である。図3に示す情報記録媒体301
では、円盤の回転を伴う情報の入出力を行うための情報
記録領域302と、その内側に円盤の回転を伴う情報の
入出力が困難な領域303とが形成されている。
【0025】この領域303には、円盤の回転を伴わず
電気的な情報の入出力が可能な、同一仕様のICメモリ
が3つ(符号306,307,308)配置されてい
る。それぞれのICメモリの重心は、円盤の中心305
から等距離にある。また、円盤中心305の位置Oを始
点とした半直線であって、各ICメモリの重心を通るも
のをそれぞれOA,OB,OCとするとき、角AOB、
BOC、COAが互いに等角(図3の例では120度)
となるよう配置されている。このような配置とすること
で、回転中心を外れた位置にICメモリを配置したこと
に起因する円盤回転への影響、例えば偏心等の影響を防
止することができる。図3では3つのICメモリを配置
しているが、ICメモリの個数は特に制限されるもので
はない。
電気的な情報の入出力が可能な、同一仕様のICメモリ
が3つ(符号306,307,308)配置されてい
る。それぞれのICメモリの重心は、円盤の中心305
から等距離にある。また、円盤中心305の位置Oを始
点とした半直線であって、各ICメモリの重心を通るも
のをそれぞれOA,OB,OCとするとき、角AOB、
BOC、COAが互いに等角(図3の例では120度)
となるよう配置されている。このような配置とすること
で、回転中心を外れた位置にICメモリを配置したこと
に起因する円盤回転への影響、例えば偏心等の影響を防
止することができる。図3では3つのICメモリを配置
しているが、ICメモリの個数は特に制限されるもので
はない。
【0026】第4の実施の形態(請求項4)
図4は、情報記録媒体の模式的平面図である。光ディス
ク等の円盤状の情報記録媒体401は、円盤の中心40
5を中心とした円孔404があり、円盤の中心405を
回転中心とし、円盤を回転させながら情報の入出力を行
う情報記録媒体である。図4に示す情報記録媒体401
では、円盤の回転を伴う情報の入出力を行うための情報
記録領域402と、その内側に円盤の回転を伴う情報の
入出力が困難な領域403とが形成されている。
ク等の円盤状の情報記録媒体401は、円盤の中心40
5を中心とした円孔404があり、円盤の中心405を
回転中心とし、円盤を回転させながら情報の入出力を行
う情報記録媒体である。図4に示す情報記録媒体401
では、円盤の回転を伴う情報の入出力を行うための情報
記録領域402と、その内側に円盤の回転を伴う情報の
入出力が困難な領域403とが形成されている。
【0027】そして、この領域403には、円盤の回転
を伴わず電気的な情報の入出力が可能な、同一仕様のI
Cメモリが2つ(符号406,407)と、形状・寸法
・重量がこれらのICメモリとほぼ同一の回転バランサ
ー408とが配置されている。2つのICメモリ40
6,407の各重心と、1つの回転バランサー408の
重心は、円盤の中心405から等距離にある。また、円
盤中心405の位置Oを始点とした半直線であって、各
ICメモリの重心を通るものをそれぞれOA,OB,O
Cとするとき、角AOB、BOC、COAが互いに等角
(図4の例では120度)となるよう配置されている。
このような配置とすることで、回転中心を外れた位置に
ICメモリを配置したことに起因する円盤回転への影
響、例えば偏心等の影響を防止することができる。図4
では2つのICメモリと1つの回転バランサーの配置を
示しているが、ICメモリの個数や回転バランサーの個
数は、何ら制限されるものではない。
を伴わず電気的な情報の入出力が可能な、同一仕様のI
Cメモリが2つ(符号406,407)と、形状・寸法
・重量がこれらのICメモリとほぼ同一の回転バランサ
ー408とが配置されている。2つのICメモリ40
6,407の各重心と、1つの回転バランサー408の
重心は、円盤の中心405から等距離にある。また、円
盤中心405の位置Oを始点とした半直線であって、各
ICメモリの重心を通るものをそれぞれOA,OB,O
Cとするとき、角AOB、BOC、COAが互いに等角
(図4の例では120度)となるよう配置されている。
このような配置とすることで、回転中心を外れた位置に
ICメモリを配置したことに起因する円盤回転への影
響、例えば偏心等の影響を防止することができる。図4
では2つのICメモリと1つの回転バランサーの配置を
示しているが、ICメモリの個数や回転バランサーの個
数は、何ら制限されるものではない。
【0028】第5の実施の形態(請求項5)
図5は、図2または図4に示す情報記録媒体の改変例を
示す模式的断面図である。情報記録媒体501〜503
の構造は基本的には同一なので、情報記録媒体501の
構造について説明する。上下両面に電気信号入出力端子
506,507を設けたICメモリ505を第1の貫通
孔501aに挿入配備するとともに、前記電気信号入出
力端子506,507を、この情報記録媒体501の両
面から突出させる。また、上下両面に電気信号入出力端
子532,533を設けた導電性材料からなる回転バラ
ンサー531(導電性回転バランサー)を、前記第1の
貫通孔501aとは別の第2の貫通孔501bに挿入配
備するとともに、前記電気信号入出力端子532,53
3をこの情報記録媒体501の両面から突出させる。
示す模式的断面図である。情報記録媒体501〜503
の構造は基本的には同一なので、情報記録媒体501の
構造について説明する。上下両面に電気信号入出力端子
506,507を設けたICメモリ505を第1の貫通
孔501aに挿入配備するとともに、前記電気信号入出
力端子506,507を、この情報記録媒体501の両
面から突出させる。また、上下両面に電気信号入出力端
子532,533を設けた導電性材料からなる回転バラ
ンサー531(導電性回転バランサー)を、前記第1の
貫通孔501aとは別の第2の貫通孔501bに挿入配
備するとともに、前記電気信号入出力端子532,53
3をこの情報記録媒体501の両面から突出させる。
【0029】第6の実施の形態(請求項6〜8)
図5は、前記第5の実施の形態に係る情報記録媒体を3
枚、上下に重ね合わせて構成した情報記録装置の模式的
断面図である。この図に記載された符号について説明す
ると、501〜503は情報記録媒体、501a,50
1bは第1、第2の貫通孔である。504,510はケ
ーブル、505,515はICメモリ、521,52
2,531,541は導電性回転バランサーである。5
06〜509および532,533,542,543は
電気信号入出力端子である。
枚、上下に重ね合わせて構成した情報記録装置の模式的
断面図である。この図に記載された符号について説明す
ると、501〜503は情報記録媒体、501a,50
1bは第1、第2の貫通孔である。504,510はケ
ーブル、505,515はICメモリ、521,52
2,531,541は導電性回転バランサーである。5
06〜509および532,533,542,543は
電気信号入出力端子である。
【0030】この情報記録装置は情報記録媒体501〜
503を、上下に隣り合う電気信号入出力端子同士(以
下、端子と記載することがある)を接触させた状態で重
ね合わせ、最上部に位置する情報記録媒体501の端子
と、最下部に位置する情報記録媒体503の端子とに、
それぞれケーブル504,510を接続することができ
るようにしたものである。ところで図5は、この情報記
録装置についての、ある1つの鉛直面による断面構造を
示すものであり、したがって、他の鉛直面による断面構
造は図5とは異なる場合がある。いずれにしても、この
図5は本実施の形態に係る情報記録装置の構造を示すに
は充分なものである。なお、この実施の形態では情報記
録媒体を3枚組み合わせてあるが、その枚数を4枚以上
とすることができることは明らかである。
503を、上下に隣り合う電気信号入出力端子同士(以
下、端子と記載することがある)を接触させた状態で重
ね合わせ、最上部に位置する情報記録媒体501の端子
と、最下部に位置する情報記録媒体503の端子とに、
それぞれケーブル504,510を接続することができ
るようにしたものである。ところで図5は、この情報記
録装置についての、ある1つの鉛直面による断面構造を
示すものであり、したがって、他の鉛直面による断面構
造は図5とは異なる場合がある。いずれにしても、この
図5は本実施の形態に係る情報記録装置の構造を示すに
は充分なものである。なお、この実施の形態では情報記
録媒体を3枚組み合わせてあるが、その枚数を4枚以上
とすることができることは明らかである。
【0031】図5において、この情報記録装置の中心線
C(これは、各情報記録媒体の中心円孔の中心線と同一
である)の右側では、最上段の情報記録媒体501にの
みICメモリ505が配置され、情報記録媒体502,
503にはそれぞれ導電性回転バランサー521,52
2が配置された状態となっている。また、この情報記録
装置の中心線Cの左側では、中段の情報記録媒体502
にのみICメモリ515が配置され、情報記録媒体50
1,503にはそれぞれ導電性回転バランサー531,
541が配置された状態となっている。さらに、情報記
録媒体501上面の端子506には、ケーブル504
が、情報記録媒体503下面の端子509には、ケーブ
ル510が、それぞれ接続できるようになっている(端
子532,543についても同じ)。
C(これは、各情報記録媒体の中心円孔の中心線と同一
である)の右側では、最上段の情報記録媒体501にの
みICメモリ505が配置され、情報記録媒体502,
503にはそれぞれ導電性回転バランサー521,52
2が配置された状態となっている。また、この情報記録
装置の中心線Cの左側では、中段の情報記録媒体502
にのみICメモリ515が配置され、情報記録媒体50
1,503にはそれぞれ導電性回転バランサー531,
541が配置された状態となっている。さらに、情報記
録媒体501上面の端子506には、ケーブル504
が、情報記録媒体503下面の端子509には、ケーブ
ル510が、それぞれ接続できるようになっている(端
子532,543についても同じ)。
【0032】このような構成とすることで、各情報記録
媒体に設けられたICメモリの情報を、情報記録媒体を
複数枚重ねた状態でも読み取ることが可能となる。した
がって、複数枚の光ディスク等を格納した情報記録装置
において、情報記録媒体を取り出したり、回転させたり
することなくICメモリの情報を読み出すことが可能と
なる。
媒体に設けられたICメモリの情報を、情報記録媒体を
複数枚重ねた状態でも読み取ることが可能となる。した
がって、複数枚の光ディスク等を格納した情報記録装置
において、情報記録媒体を取り出したり、回転させたり
することなくICメモリの情報を読み出すことが可能と
なる。
【0033】第7の実施の形態(請求項9)
図6は、光ディスク等の円盤状の情報記録媒体を3枚、
上下に揃えて構成した情報記録装置の模式的断面図であ
る。それぞれの情報記録媒体では、例えば図1〜図4に
示したように、円盤中心と同心の円孔(中心円孔)が設
けてあり、その周囲の円盤の回転を伴う情報の入出力が
困難な領域にICメモリを配置してある。図6に記載さ
れた符号について説明すると、601〜603は情報記
録媒体、604は円筒軸(円筒回転軸)である。60
5,606はそれぞれ第1、第2の電気信号入出力端
子、607はICメモリである。
上下に揃えて構成した情報記録装置の模式的断面図であ
る。それぞれの情報記録媒体では、例えば図1〜図4に
示したように、円盤中心と同心の円孔(中心円孔)が設
けてあり、その周囲の円盤の回転を伴う情報の入出力が
困難な領域にICメモリを配置してある。図6に記載さ
れた符号について説明すると、601〜603は情報記
録媒体、604は円筒軸(円筒回転軸)である。60
5,606はそれぞれ第1、第2の電気信号入出力端
子、607はICメモリである。
【0034】この情報記録装置では、中心円孔内に突出
する電気信号入出力端子(たとえば符号606)を有す
るICメモリ(たとえば符号607)を備えた3枚の情
報記録媒体601〜603を、相互間に適宜間隔をあけ
た状態で上下に揃える。また、電気信号入出力端子(た
とえば符号605)を外周部に上下複数段に、相互間に
適宜間隔をあけた状態で設けた円筒回転軸604を、そ
れぞれの情報記録媒体の中心円孔に嵌合貫通させ、各I
Cメモリの電気信号入出力端子の端部を、円筒回転軸6
04の電気信号入出力端子(605等)に接続する。さ
らに、円筒回転軸604の各電気信号入出力端子にケー
ブル(図略)を接続することができるように構成する。
する電気信号入出力端子(たとえば符号606)を有す
るICメモリ(たとえば符号607)を備えた3枚の情
報記録媒体601〜603を、相互間に適宜間隔をあけ
た状態で上下に揃える。また、電気信号入出力端子(た
とえば符号605)を外周部に上下複数段に、相互間に
適宜間隔をあけた状態で設けた円筒回転軸604を、そ
れぞれの情報記録媒体の中心円孔に嵌合貫通させ、各I
Cメモリの電気信号入出力端子の端部を、円筒回転軸6
04の電気信号入出力端子(605等)に接続する。さ
らに、円筒回転軸604の各電気信号入出力端子にケー
ブル(図略)を接続することができるように構成する。
【0035】前記情報記録媒体601〜603は同一の
構造を備えているので、最上段の情報記録媒体601を
例にその構成を説明する。ICメモリ607は、前記中
心円孔の近傍に配置してあり、このICメモリ607に
は、この情報記録媒体601内から前記円孔内に突出す
る端子606を設けてある。この端子606は、情報記
録媒体601〜603の各中心円孔を貫通する円筒回転
軸604の外周面側に設けられた端子605に接してお
り、ICメモリ607に対する電気信号による情報の入
出力を、この端子を介して行うことができるようになっ
ている。他の2つの情報記録媒体602,603の構成
は以上と同様で、各情報記録媒体に設けたICメモリに
対する情報の入出力が、これら複数の情報記録媒体を上
下に揃えて配置したままで可能である。このように、本
実施の形態の情報記録装置では、複数枚の光ディスク等
を格納した情報記録装置において、情報記録媒体を取り
出したり、回転させたりすることなくICメモリの情報
を読み出すことで、より高速な情報検索等を行うシステ
ムを構築することが可能となる。
構造を備えているので、最上段の情報記録媒体601を
例にその構成を説明する。ICメモリ607は、前記中
心円孔の近傍に配置してあり、このICメモリ607に
は、この情報記録媒体601内から前記円孔内に突出す
る端子606を設けてある。この端子606は、情報記
録媒体601〜603の各中心円孔を貫通する円筒回転
軸604の外周面側に設けられた端子605に接してお
り、ICメモリ607に対する電気信号による情報の入
出力を、この端子を介して行うことができるようになっ
ている。他の2つの情報記録媒体602,603の構成
は以上と同様で、各情報記録媒体に設けたICメモリに
対する情報の入出力が、これら複数の情報記録媒体を上
下に揃えて配置したままで可能である。このように、本
実施の形態の情報記録装置では、複数枚の光ディスク等
を格納した情報記録装置において、情報記録媒体を取り
出したり、回転させたりすることなくICメモリの情報
を読み出すことで、より高速な情報検索等を行うシステ
ムを構築することが可能となる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば以下の効果が得られる。 (1)請求項1〜5の発明による効果 これらの発明に係る情報記録媒体は、円盤を回転させて
情報の記録・再生を行うように構成するとともに、円盤
を回転させることなく電気信号による情報の記録・再生
を行うことができる情報記録・再生手段(ICメモリ
等)を備えている。そして、これらの情報記録媒体では
前記情報記録・再生手段、または情報記録・再生手段お
よび回転バランサーを、それぞれ所定の態様で配置した
ので、円盤を安定して高精度に回転させることができる
から、情報の高精度な記録・再生が可能となる。そのう
え、これらの情報記録媒体によれば、円盤を回転させる
ことなく、メディアに記録されたファイル名・記録日時
など、ファイル管理に必要なデータを前記情報記録・再
生手段に格納し、必要な時にこれを再生することで、情
報管理機能を大幅に向上させることができる。このよう
に、請求項1〜5の発明によれば、円盤の回転を損なう
ことなく円盤を回転させて情報を記録・再生することが
できるとともに、円盤の回転を必要としない情報の記録
・再生が可能となる。
よれば以下の効果が得られる。 (1)請求項1〜5の発明による効果 これらの発明に係る情報記録媒体は、円盤を回転させて
情報の記録・再生を行うように構成するとともに、円盤
を回転させることなく電気信号による情報の記録・再生
を行うことができる情報記録・再生手段(ICメモリ
等)を備えている。そして、これらの情報記録媒体では
前記情報記録・再生手段、または情報記録・再生手段お
よび回転バランサーを、それぞれ所定の態様で配置した
ので、円盤を安定して高精度に回転させることができる
から、情報の高精度な記録・再生が可能となる。そのう
え、これらの情報記録媒体によれば、円盤を回転させる
ことなく、メディアに記録されたファイル名・記録日時
など、ファイル管理に必要なデータを前記情報記録・再
生手段に格納し、必要な時にこれを再生することで、情
報管理機能を大幅に向上させることができる。このよう
に、請求項1〜5の発明によれば、円盤の回転を損なう
ことなく円盤を回転させて情報を記録・再生することが
できるとともに、円盤の回転を必要としない情報の記録
・再生が可能となる。
【0037】(2)請求項6〜9の発明による効果
これらの発明に係る情報記録装置では所定の構成とした
ので、前記情報記録媒体を複数枚組み合わせた状態で、
これら情報記録媒体の回転による情報の記録・再生を行
うことができるうえ、これら情報記録媒体を回転させる
ことなく、これら複数の情報記録媒体に設けられた前記
情報記録・再生手段(ICメモリ等)による情報の記録
・再生を行うことができる。
ので、前記情報記録媒体を複数枚組み合わせた状態で、
これら情報記録媒体の回転による情報の記録・再生を行
うことができるうえ、これら情報記録媒体を回転させる
ことなく、これら複数の情報記録媒体に設けられた前記
情報記録・再生手段(ICメモリ等)による情報の記録
・再生を行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報記録媒体
を示す模式的平面図である。
を示す模式的平面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る情報記録媒体
を示す模式的平面図である。
を示す模式的平面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る情報記録媒体
を示す模式的平面図である。
を示す模式的平面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る情報記録媒体
を示す模式的平面図である。
を示す模式的平面図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る情報記録媒体
および、第6の実施の形態に係る情報記録装置を示す模
式的断面図である。
および、第6の実施の形態に係る情報記録装置を示す模
式的断面図である。
【図6】本発明の第7の実施の形態に係る情報記録装置
を示す模式的断面図である。
を示す模式的断面図である。
101:情報記録媒体
102:情報記録領域
103:情報の入出力が困難な領域
104:円孔(中心円孔)
105:円盤の中心
106〜109:ICメモリ
201:情報記録媒体
202:情報記録領域
203:情報の入出力が困難な領域
204:円孔(中心円孔)
205:円盤の中心
206,208:ICメモリ
207,209:回転バランサー
301:情報記録媒体
302:情報記録領域
303:情報の入出力が困難な領域
304:円孔(中心円孔)
305:円盤の中心
306〜308:ICメモリ
401:情報記録媒体
402:情報記録領域
403:情報の入出力が困難な領域
404:円孔(中心円孔)
405:円盤の中心
406,407:ICメモリ
408:回転バランサー
501〜503:情報記録媒体
501a:第1の貫通孔
501b:第2の貫通孔
504,510:ケーブル
505,515:ICメモリ
506〜509:電気信号入出力端子
521,522:導電性回転バランサー
531,541:導電性回転バランサー
532,533:電気信号入出力端子
542,543:電気信号入出力端子
601〜603:情報記録媒体
604:円筒回転軸
605,606:電気信号入出力端子
607:ICメモリ
Claims (9)
- 【請求項1】 円盤を回転させ円盤表面およびその近傍
の状態を変化させることにより情報を記録し、円盤表面
およびその近傍の状態の変化を検出することにより情報
を読み取る情報記録媒体において、当該情報記録媒体の
一部に、当該情報記録媒体の回転を必要とすることなく
電気信号による情報の記録・再生を行う、形状・寸法・
重量が互いにほぼ等しい情報記録・再生手段を複数、こ
れらの重心が当該情報記録媒体の中心点に関して互いに
点対称の位置にあるように配置したことを特徴とする情
報記録媒体。 - 【請求項2】 円盤を回転させ円盤表面およびその近傍
の状態を変化させることにより情報を記録し、円盤表面
およびその近傍の状態の変化を検出することにより情報
を読み取る情報記録媒体において、当該情報記録媒体の
一部に、当該情報記録媒体の回転を必要とすることなく
電気信号による情報の記録・再生を行う、形状・寸法・
重量が互いにほぼ等しい情報記録・再生手段と、形状・
寸法・重量が前記情報記録・再生手段のそれとほぼ等し
い回転バランサーとを、これらの重心が当該情報媒体の
中心点に関して互いに点対称の位置にあるように配置し
たことを特徴とする情報記録媒体。 - 【請求項3】 円盤を回転させ円盤表面およびその近傍
の状態を変化させることにより情報を記録し、円盤表面
およびその近傍の状態の変化を検出することにより情報
を読み取る情報記録媒体において、当該情報記録媒体の
一部に、当該情報記録媒体の回転を必要とすることなく
電気信号による情報の記録・再生を行う、形状・寸法・
重量が互いにほぼ等しい情報記録・再生手段を3つ以
上、それぞれの重心が当該情報記録媒体の中心点から等
距離の位置にあるように、かつ、それぞれの重心が当該
情報記録媒体の中心点に関して等角度ピッチの位置にあ
るように配置したことを特徴とした情報記録媒体。 - 【請求項4】 円盤を回転させ円盤表面およびその近傍
の状態を変化させることにより情報を記録し、円盤表面
およびその近傍の状態の変化を検出することにより情報
を読み取る情報記録媒体において、当該情報記録媒体の
一部に、当該情報記録媒体の回転を必要とすることなく
電気信号による情報の記録・再生を行う、1つの、また
は形状・寸法・重量が互いにほぼ等しい複数の情報記録
・再生手段と、形状・寸法・重量が前記情報記録・再生
手段のそれとほぼ等しい1つ、または複数の回転バラン
サーとを、これら情報記録・再生手段と回転バランサー
の合計数が3以上となるように、しかも、それぞれの重
心が当該情報記録媒体の中心点から等距離の位置にあ
り、かつ、それぞれの重心が当該情報記録媒体の中心点
に関して等角度ピッチの位置にあるように配置したこと
を特徴とする情報記録媒体。 - 【請求項5】 請求項2または4に記載の情報記録媒体
において、上下両面に電気信号入出力端子を設けた情報
記録・再生手段を、当該情報記録媒体に形成された第1
の貫通孔に挿入配備するとともに、前記情報記録・再生
手段の電気信号入出力端子を当該情報記録媒体の両面か
ら突出させ、 導電性材料からなり、かつ上下両面に電気信号入出力端
子を設けた導電性回転バランサーを、当該情報記録媒体
に形成された、前記第1の貫通孔とは別の第2の貫通孔
に挿入配備するとともに、前記導電性回転バランサーの
電気信号入出力端子を当該情報記録媒体の両面から突出
させたことを特徴とする情報記録媒体。 - 【請求項6】 請求項5に記載の情報記録媒体を複数枚
重ね合わせて構成された情報記録装置であって、 任意の情報記録媒体の任意の情報記録・再生手段に着目
した場合において、着目したこの情報記録・再生手段が
複数の情報記録媒体からなる情報記録媒体群のうち最上
段の情報記録媒体におけるものであるときには、 着目したこの情報記録・再生手段に設けられた電気信号
入出力端子のうち、前記情報記録媒体群から上方に突出
する方の電気信号入出力端子にケーブルが接続自在であ
り、かつ他方の電気信号入出力端子は直接または、他の
情報記録媒体の導電性回転バランサーに設けられた電気
信号入出力端子を介して、最下段の情報記録媒体の導電
性回転バランサーに設けられた電気信号入出力端子の一
方に接触・導通され、 この最下段の情報記録媒体の導電性回転バランサーに設
けられ、かつ前記情報記録媒体群から下方に突出する他
方の電気信号入出力端子には、ケーブルが接続自在とな
っていることを特徴とする情報記録装置。 - 【請求項7】 請求項5に記載の情報記録媒体を複数枚
重ね合わせて構成された情報記録装置であって、 任意の情報記録媒体の任意の情報記録・再生手段に着目
した場合において、着目したこの情報記録・再生手段が
複数の情報記録媒体からなる情報記録媒体群のうち最下
段の情報記録媒体におけるものであるときには、 着目したこの情報記録・再生手段に設けられた電気信号
入出力端子のうち、前記情報記録媒体群から下方に突出
する方の電気信号入出力端子にケーブルが接続自在であ
り、かつ他方の電気信号入出力端子は直接または、他の
情報記録媒体の導電性回転バランサーに設けられた電気
信号入出力端子を介して、最上段の情報記録媒体の導電
性回転バランサーに設けられた電気信号入出力端子の一
方に接触・導通され、 この最上段の情報記録媒体の導電性回転バランサーに設
けられ、かつ前記情報記録媒体群から上方に突出する他
方の電気信号入出力端子には、ケーブルが接続自在とな
っていることを特徴とする情報記録装置。 - 【請求項8】 請求項5に記載の情報記録媒体を複数枚
重ね合わせて構成された情報記録装置であって、 任意の情報記録媒体の任意の情報記録・再生手段に着目
した場合において、着目したこの情報記録・再生手段が
複数の情報記録媒体からなる情報記録媒体群の中段の情
報記録媒体におけるものであるときには、 着目したこの情報記録・再生手段に設けられた電気信号
入出力端子の一方は直接または、他の情報記録媒体の導
電性回転バランサーに設けられた電気信号入出力端子を
介して、最上段の情報記録媒体の導電性回転バランサー
に設けられた電気信号入出力端子の一方に接触・導通さ
れ、前記情報記録・再生手段に設けられた電気信号入出
力端子の他方は直接または、他の情報記録媒体の導電性
回転バランサーに設けられた電気信号入出力端子を介し
て、最下段の情報記録媒体の導電性回転バランサーに設
けられた電気信号入出力端子の一方に接触・導通され、 前記情報記録媒体群のうち最上段の導電性回転バランサ
ーから上方に突出する電気信号入出力端子と、前記情報
記録媒体群における最下段の導電性回転バランサーから
下方に突出する電気信号入出力端子とに、ケーブルが接
続自在となっていることを特徴とする情報記録装置。 - 【請求項9】 中心円孔内に突出する電気信号入出力端
子が設けられた情報記録・再生手段を備えた、請求項1
〜4のいずれかに記載の情報記録媒体を上下に複数枚揃
え、 電気信号入出力端子が外周部に、かつ上下複数段に設け
られた円筒回転軸を、前記それぞれの情報記録媒体の中
心円孔に嵌合貫通させ、それぞれの情報記録・再生手段
の電気信号入出力端子の端部を、前記円筒回転軸の電気
信号入出力端子に接続してなり、 前記円筒回転軸の各電気信号入出力端子には、ケーブル
が接続自在となっていることを特徴とする情報記録装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002138050A JP2003331478A (ja) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | 情報記録媒体および情報記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002138050A JP2003331478A (ja) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | 情報記録媒体および情報記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003331478A true JP2003331478A (ja) | 2003-11-21 |
Family
ID=29699592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002138050A Pending JP2003331478A (ja) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | 情報記録媒体および情報記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003331478A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006085501A1 (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-17 | Hiro 21 Corporation | ディスクドライブ装置、ディスク駆動方法及びディスク |
WO2006126601A1 (ja) * | 2005-05-25 | 2006-11-30 | Hiro 21 Corporation | ディスクドライブ装置 |
JP2007012162A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Hiro 21:Kk | ディスクドライブ装置、ディスク信号処理システム及びディスク |
-
2002
- 2002-05-14 JP JP2002138050A patent/JP2003331478A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006085501A1 (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-17 | Hiro 21 Corporation | ディスクドライブ装置、ディスク駆動方法及びディスク |
WO2006126601A1 (ja) * | 2005-05-25 | 2006-11-30 | Hiro 21 Corporation | ディスクドライブ装置 |
JP2007012162A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Hiro 21:Kk | ディスクドライブ装置、ディスク信号処理システム及びディスク |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW579510B (en) | Actuator for optical pickup | |
RU2007141990A (ru) | Носитель информации и способ и устройство для записи и/или воспроизведения данных | |
JPH0237024B2 (ja) | ||
US7126787B2 (en) | System and method for hard disk drive with disk clamp annular rim inner wall engaging hub annular recess outer wall | |
US7088666B2 (en) | High density optical disk having capacity of 25GB | |
JP2003331478A (ja) | 情報記録媒体および情報記録装置 | |
US6178062B1 (en) | Balance tube for a spindle motor assembly of a hard disk drive | |
JPH0221078B2 (ja) | ||
US6775094B2 (en) | Disk supporting apparatus and magnetic disk drive with the same | |
KR100326212B1 (ko) | 정보저장디스크의중앙허브를표준디스크드라이브스핀들에적응시키기위한분리형디스크어댑터및이를포함하는개량된카트리지 | |
KR100782804B1 (ko) | 고밀도 디스크 | |
JPH0554460A (ja) | 複合媒体デイスク及びその記録再生装置 | |
JPH0574086A (ja) | デイスク記憶装置のサスペンシヨンの取付け構造及び取付け方法 | |
JP4322766B2 (ja) | ディスク | |
KR810000793B1 (ko) | 기록 디스크 | |
JPH11328742A (ja) | 光情報記録媒体 | |
JP2000021069A (ja) | マルチディスクプレーヤ | |
JPH01173376A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
JPS62128084A (ja) | 光デイスク | |
KR20070032158A (ko) | 기하학적 형상의 홈이 형성된 프리즘 및 이를 구비한광픽업 장치 | |
JP4137424B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
KR20040099948A (ko) | 소형의 고밀도 광정보 저장매체 | |
JP3896889B2 (ja) | 情報記録媒体、情報記録/再生方法及び情報記録/再生装置 | |
JPH04105282A (ja) | カートリッジ収納型ディスク装置 | |
JPH0617227Y2 (ja) | 円盤状信号記録媒体 |