JP2003331282A - カラー画像用ディザ処理装置、カラー画像用ディザ処理方法、プログラム、および媒体 - Google Patents

カラー画像用ディザ処理装置、カラー画像用ディザ処理方法、プログラム、および媒体

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JP2003331282A
JP2003331282A JP2002139618A JP2002139618A JP2003331282A JP 2003331282 A JP2003331282 A JP 2003331282A JP 2002139618 A JP2002139618 A JP 2002139618A JP 2002139618 A JP2002139618 A JP 2002139618A JP 2003331282 A JP2003331282 A JP 2003331282A
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color component
color
dither
pattern
image data
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Application number
JP2002139618A
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English (en)
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Kunihiko Sakota
邦彦 迫田
Hiroaki Shimazaki
浩昭 島崎
Kenjiro Tsuda
賢治郎 津田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像データをディザ処理にて減色する
際、ディザパターンの付加による幾何学的な模様の見え
を抑制するディザ処理装置を提供する。 【解決手段】 Rパターン発生手段101、Gパターン
発生手段102、Bパターン発生手段103で発生させ
た夫々異なるパターンを、R加算器201、G加算器2
02、B加算器203でRGBの各入力画像データに対
して夫々付加し、R減色処理手段301、G減色処理手
段302、B減色処理手段303にて夫々減色処理を行
うことにより、RGBの各色で異なるディザパターンを
付加し、ディザパターンの付加による幾何学的な模様の
見えを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像データ
の減色を目的としたカラー画像用ディザ処理装置、カラ
ー画像用ディザ処理方法、プログラム、および媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー画像データを減色して表示する場
合の擬似階調表現方法の1つにディザ処理があり広く用
いられている。このためディザパターン及びディザ処理
の方法については、様々な方法が提案されている。
【0003】しかしながら、例えばRGB各8ビットで
表現されるフルカラーの画像データをRGB各4ビット
の画像データに減色する場合等比較的減色数が多いディ
ザ処理を施す場合には、原画に付加するディザパターン
が幾何学的な模様として見えやすくなるという課題があ
る。
【0004】この幾何学的な模様を目立たないようにす
るためにRGB各色に異なるディザパターンを付加する
方法が考えられる。各色毎にディザパターンを変える方
法としては、例えば特開平6−119014のような印
写機の印字品位の改良を目的としたものが提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラー
ディスプレイのような並置加法混色の表示装置において
単純に各色毎に異なるディザパターンを付加すると、例
えば比較的減色数が大きい場合には(例えばRGB各色
4ビット以上の減色)、原画に付加するディザパターン
の個々の数値も大きくなり、同一画素においてディザに
より各色毎に付加される値の差が大きくなる場合が生
じ、この値の差が色ずれとして見える可能性がある。
【0006】また、比較的減色数が小さい場合(例えば
RGB各色3ビット以下の減色)にはこのような色ずれ
は発生しにくいが、構成要素が複雑となるという課題を
有する。
【0007】本発明はこれらの課題を解決するものであ
り、簡便かつ視覚的に優れた擬似階調表現が可能なカラ
ー画像用ディザ処理装置、カラー画像用ディザ処理方
法、プログラム、および媒体を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明は以下の構成をとる。
【0009】第1の発明(請求項1に対応)は、それぞ
れがRGBの3色成分のいずれかである第1色成分と第
2色成分と第3色成分で構成されるカラー画像をディザ
処理するカラー画像用ディザ処理装置であって、第1色
成分入力画像データに対して付加する第1色成分ディザ
パターンを発生する第1色成分パターン発生手段と、第
2色成分入力画像データに対して付加する第2色成分デ
ィザパターンを発生する第2色成分パターン発生手段
と、第3色成分入力画像データに対して付加する第3色
成分ディザパターンを発生する第3色成分パターン発生
手段と、前記第1色成分入力画像データに前記第1色成
分ディザパターンを付加し第1色成分ディザ加算データ
として出力する第1色成分加算器と、前記第2色成分入
力画像データに前記第2色成分ディザパターンを付加し
第2色成分ディザ加算データとして出力する第2色成分
加算器と、前記第3色成分入力画像データに前記第3色
成分ディザパターンを付加し第3色成分ディザ加算デー
タとして出力する第3色成分加算器と、前記第1色成分
ディザ加算データに対して減色処理を行い第1色成分出
力画像データとして出力する第1色成分減色処理手段
と、前記第2色成分ディザ加算データに対して減色処理
を行い第2色成分出力画像データとして出力する第2色
成分減色処理手段と、前記第3色成分ディザ加算データ
に対して減色処理を行い第3色成分出力画像データとし
て出力する第3色成分減色処理手段とを有し、前記第1
色成分ディザパターンと前記第2色成分ディザパターン
と前記第3色成分ディザパターンのうち2つ以上は異な
るパターンであることを特徴とするカラー画像用ディザ
処理装置、である。
【0010】第2の発明(請求項2に対応)は、それぞ
れがRGBの3色成分のいずれかである第1色成分と第
2色成分と第3色成分で構成されるカラー画像をディザ
処理するカラー画像用ディザ処理装置であって、第1色
成分入力画像データに対して付加する第1色成分ディザ
パターンを発生する第1色成分パターン発生手段と、前
記第1色成分ディザパターンの配置をシフトさせ第2色
成分ディザパターンとして出力する第2色成分パターン
発生手段と、前記第1色成分ディザパターンの配置をシ
フトさせ第3色成分ディザパターンとして出力する第3
色成分パターン発生手段と、前記第1色成分入力画像デ
ータに前記第1色成分ディザパターンを付加し第1色成
分ディザ加算データとして出力する第1色成分加算器
と、前記第2色成分入力画像データに前記第2色成分デ
ィザパターンを付加し第2色成分ディザ加算データとし
て出力する第2色成分加算器と、前記第3色成分入力画
像データに前記第3色成分ディザパターンを付加し第3
色成分ディザ加算データとして出力する第3色成分加算
器と、前記第1色成分ディザ加算データに対して減色処
理を行い第1色成分出力画像データとして出力する第1
色成分減色処理手段と、前記第2色成分ディザ加算デー
タに対して減色処理を行い第2色成分出力画像データと
して出力する第2色成分減色処理手段と、前記第3色成
分ディザ加算データに対して減色処理を行い第3色成分
出力画像データとして出力する第3色成分減色処理手段
とを備えることを特徴とするカラー画像用ディザ処理装
置、である。
【0011】第3の発明(請求項3に対応)は、それぞ
れがRGBの3色成分のいずれかである第1色成分と第
2色成分と第3色成分で構成されるカラー画像をディザ
処理するカラー画像用ディザ処理装置であって、第1色
成分入力画像データに対して付加する第1色成分ディザ
パターンを発生する第1色成分パターン発生手段と、第
2色成分入力画像データに対して付加する第2色成分デ
ィザパターンを発生する第2色成分パターン発生手段
と、第3色成分入力画像データに対して付加する第3色
成分ディザパターンを発生する第3色成分パターン発生
手段と、前記第1色成分入力画像データに前記第1色成
分ディザパターンを付加し第1色成分ディザ加算データ
として出力する第1色成分加算器と、前記第2色成分入
力画像データに前記第2色成分ディザパターンを付加し
第2色成分ディザ加算データとして出力する第2色成分
加算器と、前記第3色成分入力画像データに前記第3色
成分ディザパターンを付加し第3色成分ディザ加算デー
タとして出力する第3色成分加算器と、前記第1色成分
ディザ加算データに対して減色処理を行い第1色成分出
力画像データとして出力する第1色成分減色処理手段
と、前記第2色成分ディザ加算データに対して減色処理
を行い第2色成分出力画像データとして出力する第2色
成分減色処理手段と、前記第3色成分ディザ加算データ
に対して減色処理を行い第3色成分出力画像データとし
て出力する第3色成分減色処理手段とを有し、前記第1
色成分ディザパターンと前記第2色成分ディザパターン
と前記第3色成分ディザパターンのうち2つ以上は異な
るパターンであり、各色の同一画素に対して付加される
各パターンのマトリクス係数の差が所定値以下であるこ
とを特徴とするカラー画像用ディザ処理装置、である。
【0012】第4の発明(請求項4に対応)は、それぞ
れがRGBの3色成分のいずれかである第1色成分と第
2色成分と第3色成分で構成されるカラー画像をディザ
処理するカラー画像用ディザ処理装置であって、第1色
成分入力画像データに対して付加する第1色成分ディザ
パターンを発生する第1色成分パターン発生手段と、第
2色成分入力画像データに対して付加する第2色成分デ
ィザパターンを発生する第2色成分パターン発生手段
と、前記第1色成分入力画像データに前記第1色成分デ
ィザパターンを付加し第1色成分ディザ加算データとし
て出力する第1色成分加算器と、前記第2色成分入力画
像データに前記第2色成分ディザパターンを付加し第2
色成分ディザ加算データとして出力する第2色成分加算
器と、前記第3色成分入力画像データに前記第1色成分
ディザパターンを付加し、第3色成分ディザ加算データ
として出力する第3色成分加算器と、前記第1色成分デ
ィザ加算データに対して減色処理を行い第1色成分出力
画像データとして出力する第1色成分減色処理手段と、
前記第2色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
い第2色成分出力画像データとして出力する第2色成分
減色処理手段と、前記第3色成分ディザ加算データに対
して減色処理を行い第3色成分出力画像データとして出
力する第3色成分減色処理手段とを有し、前記第1色成
分ディザパターンと前記第2色成分ディザパターンとは
異なるパターンであることを特徴とするカラー画像用デ
ィザ処理装置、である。
【0013】第5の発明(請求項5に対応)は、それぞ
れがRGBの3色成分のいずれかである第1色成分と第
2色成分と第3色成分で構成されるカラー画像をディザ
処理するカラー画像用ディザ処理装置であって、第1色
成分入力画像データに対して付加する第1色成分ディザ
パターンを発生する第1色成分パターン発生手段と、前
記第1色成分ディザパターンの配置をシフトさせ第2色
成分ディザパターンとして出力する第2色成分パターン
発生手段と、前記第1色成分入力画像データに前記第1
色成分ディザパターンを付加し第1色成分ディザ加算デ
ータとして出力する第1色成分加算器と、前記第2色成
分入力画像データに前記第2色成分ディザパターンを付
加し第2色成分ディザ加算データとして出力する第2色
成分加算器と、前記第3色成分入力画像データに前記第
1色成分ディザパターンを付加し第3色成分ディザ加算
データとして出力する第3色成分加算器と、前記第1色
成分ディザ加算データに対して減色処理を行い第1色成
分出力画像データとして出力する第1色成分減色処理手
段と、前記第2色成分ディザ加算データに対して減色処
理を行い第2色成分出力画像データとして出力する第2
色成分減色処理手段と、前記第3色成分ディザ加算デー
タに対して減色処理を行い第3色成分出力画像データと
して出力する第3色成分減色処理手段とを備えることを
特徴とするカラー画像用ディザ処理装置、である。
【0014】第6の発明(請求項6に対応)は、それぞ
れがRGBの3色成分のいずれかである第1色成分と第
2色成分と第3色成分で構成されるカラー画像をディザ
処理するカラー画像用ディザ処理装置であって、第1色
成分入力画像データに対して付加する第1色成分ディザ
パターンを発生する第1色成分パターン発生手段と、第
2色成分入力画像データに対して付加する第2色成分デ
ィザパターンを発生する第2色成分パターン発生手段
と、前記第1色成分入力画像データに前記第1色成分デ
ィザパターンを付加し第1色成分ディザ加算データとし
て出力する第1色成分加算器と、前記第2色成分入力画
像データに前記第2色成分ディザパターンを付加し第2
色成分ディザ加算データとして出力する第2色成分加算
器と、前記第3色成分入力画像データに前記第1色成分
ディザパターンを付加し第3色成分ディザ加算データと
して出力する第3色成分加算器と、前記第1色成分ディ
ザ加算データに対して減色処理を行い第1色成分出力画
像データとして出力する第1色成分減色処理手段と、前
記第2色成分ディザ加算データに対して減色処理を行い
第2色成分出力画像データとして出力する第2色成分減
色処理手段と、前記第3色成分ディザ加算データに対し
て減色処理を行い第3色成分出力画像データとして出力
する第3色成分減色処理手段とを有し、前記第1色成分
ディザパターンと前記第2色成分ディザパターンは、各
色の同一画素に対して付加される各パターンのマトリク
ス係数の差が所定値以下であることを特徴とするカラー
画像用ディザ処理装置、である。
【0015】第7の発明(請求項7に対応)は、それぞ
れがRGBの3色成分のいずれかである第1色成分と第
2色成分と第3色成分で構成されるカラー画像をディザ
処理するカラー画像用ディザ処理方法であって、第1色
成分入力画像データに対して付加する第1色成分ディザ
パターンを発生する第1色成分パターン発生ステップ
と、第2色成分入力画像データに対して付加する第2色
成分ディザパターンを発生する第2色成分パターン発生
ステップと、第3色成分入力画像データに対して付加す
る第3色成分ディザパターンを発生する第3色成分パタ
ーン発生ステップと、前記第1色成分入力画像データに
前記第1色成分ディザパターンを付加し第1色成分ディ
ザ加算データとして出力する第1色成分加算ステップ
と、前記第2色成分入力画像データに前記第2色成分デ
ィザパターンを付加し第2色成分ディザ加算データとし
て出力する第2色成分加算ステップと、前記第3色成分
入力画像データに前記第3色成分ディザパターンを付加
し第3色成分ディザ加算データとして出力する第3色成
分加算ステップと、前記第1色成分ディザ加算データに
対して減色処理を行い第1色成分出力画像データとして
出力する第1色成分減色処理ステップと、前記第2色成
分ディザ加算データに対して減色処理を行い第2色成分
出力画像データとして出力する第2色成分減色処理ステ
ップと、前記第3色成分ディザ加算データに対して減色
処理を行い第3色成分出力画像データとして出力する第
3色成分減色処理ステップとを有し、前記第1色成分デ
ィザパターンと前記第2色成分ディザパターンと前記第
3色成分ディザパターンのうち2つ以上は異なるパター
ンであることを特徴とするカラー画像用ディザ処理方
法、である。
【0016】第8の発明(請求項8に対応)は、請求項
7記載のカラー画像用ディザ処理方法の、第1色成分入
力画像データに対して付加する第1色成分ディザパター
ンを発生する第1色成分パターン発生ステップと、第2
色成分入力画像データに対して付加する第2色成分ディ
ザパターンを発生する第2色成分パターン発生ステップ
と、第3色成分入力画像データに対して付加する第3色
成分ディザパターンを発生する第3色成分パターン発生
ステップと、前記第1色成分入力画像データに前記第1
色成分ディザパターンを付加し第1色成分ディザ加算デ
ータとして出力する第1色成分加算ステップと、前記第
2色成分入力画像データに前記第2色成分ディザパター
ンを付加し第2色成分ディザ加算データとして出力する
第2色成分加算ステップと、前記第3色成分入力画像デ
ータに前記第3色成分ディザパターンを付加し第3色成
分ディザ加算データとして出力する第3色成分加算ステ
ップと、前記第1色成分ディザ加算データに対して減色
処理を行い第1色成分出力画像データとして出力する第
1色成分減色処理ステップと、前記第2色成分ディザ加
算データに対して減色処理を行い第2色成分出力画像デ
ータとして出力する第2色成分減色処理ステップと、前
記第3色成分ディザ加算データに対して減色処理を行い
第3色成分出力画像データとして出力する第3色成分減
色処理ステップとをコンピュータに実行させるためのプ
ログラム、である。
【0017】第9の発明(請求項9に対応)は、請求項
8記載のプログラムを担持した媒体であって、コンピュ
ータにより処理可能な媒体、である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の各実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0019】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1のカラー画像用ディザ処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。このカラー画像用ディザ処理装置は、Rパ
ターン発生手段101、Gパターン発生手段102、B
パターン発生手段103、R加算器201、G加算器2
02、B加算器203、R減色処理手段301、G減色
処理手段302、B減色処理手段303を有している。
【0020】R入力画像データ、G入力画像データ、B
入力画像データは、夫々1つのカラー画像において、赤
色、緑色、青色を表現するデータである。また同様にR
出力画像データ、G出力画像データ、B出力画像データ
は、夫々1つのカラー画像において、夫々赤色、緑色、
青色を表現するデータである。
【0021】以上のように構成されたカラー画像用ディ
ザ処理装置の動作を以下に説明する。動作の説明を容易
にするため、本実施の形態で行う減色処理は、RGB各
色4ビットの減色とし、ディザ処理には4×4のディザ
マトリクスを使用するものとする。しかしながら減色す
るビット数及びディザパターンを特に限定する必要はな
い。
【0022】Rパターン発生手段101はディザパター
ンR1を、Gパターン発生手段102はディザパターン
G1を、Bパターン発生手段103はディザパターンB
1を夫々発生する。R1、G1、B1はそれぞれ異なる
4×4のディザマトリクスである。図2にこれらのディ
ザパターンの例を示す。ここでは、R1はバイヤー型、
G1はハーフトーン型、B1はスクリュー型とした。こ
れらのパターンは夫々異なるパターンであればよく、特
に限定する必要はない。
【0023】R加算器201は、R入力画像データにデ
ィザパターンR1を付加し、Rディザ加算データとして
出力する。この場合のディザパターンの加算は既知のと
おり、原画となるR入力データをディザマトリクスと同
じ大きさに分割し、その分割したエリアの画像データ毎
にディザマトリクスの値を加算する。
【0024】同様にG加算器202は、G入力画像デー
タにディザパターンG1を付加し、Gディザ加算データ
として出力する。この場合のディザパターンの加算は既
知のとおり、原画となるG入力データをディザマトリク
スと同じ大きさに分割し、その分割したエリアの画像デ
ータ毎にディザマトリクスの値を加算する。
【0025】同様にB加算器203は、B入力画像デー
タにディザパターンB1を付加し、Bディザ加算データ
として出力する。この場合のディザパターンの加算は既
知のとおり、原画となるB入力データをディザマトリク
スと同じ大きさに分割し、その分割したエリアの画像デ
ータ毎にディザマトリクスの値を加算する。
【0026】R減色処理手段301は、Rディザ加算デ
ータに対して減色処理を行いR出力画像データとして出
力する。この場合の減色処理とは、例えばRディザ加算
データが8ビット階調のデータであるとすると、この下
位ビット4ビットを切り捨てる処理である。即ちR出力
画像データは4ビットのデータとなる。
【0027】同様にG減色処理手段302は、Gディザ
加算データに対して減色処理を行いG出力画像データと
して出力する。
【0028】同様にB減色処理手段303は、Bディザ
加算データに対して減色処理を行いB出力画像データと
して出力する。
【0029】このように本実施の形態によれば、RGB
各色に対して異なるディザパターンを付加し減色処理を
行うことができるため、ディザパターンの影響によりグ
レー等の表示を行った際に現れる可能性のある幾何学模
様の見え具合を抑制することができる。
【0030】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2のカラー画像用ディザ処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0031】このカラー画像用ディザ処理装置は、Rパ
ターン発生手段101、Gパターンシフト手段401、
Bパターンシフト手段402、R加算器201、G加算
器202、B加算器203、R減色処理手段301、G
減色処理手段302、B減色処理手段303を有してい
る。
【0032】R入力画像データ、G入力画像データ、B
入力画像データは、夫々1つのカラー画像において、赤
色、緑色、青色を表現するデータである。また同様にR
出力画像データ、G出力画像データ、B出力画像データ
は、夫々1つのカラー画像において、夫々赤色、緑色、
青色を表現するデータである。
【0033】以上のように構成されたカラー画像用ディ
ザ処理装置の動作を以下に説明する。動作の説明を容易
にするため、本実施の形態で行う減色処理は、RGB各
色4ビットの減色とし、ディザ処理には4×4のディザ
マトリクスを使用するものとする。しかしながら減色す
るビット数及びディザパターンを特に限定する必要はな
い。
【0034】Rパターン発生手段101はディザパター
ンR2を発生する。ディザパターンR2は4×4のマト
リクスである。
【0035】Gパターンシフト手段401は、入力され
たディザパターンR2に基づきディザパターンG2を作
成する。その際Gパターンシフト手段401は、R入力
画像データに対してディザパターンR2が付加される画
素の位置とG入力画像データに対してディザパターンG
2が付加される画素の位置とが異なるようにパターンを
シフトさせる機能を有する。
【0036】同様にBパターンシフト手段402は、入
力されたディザパターンR2に基づきディザパターンG
2を作成する。その際Bパターンシフト手段402は、
R入力画像データに対してディザパターンR2が付加さ
れる画素の位置及びG入力画像データに対してディザパ
ターンG2が付加される画素の位置の夫々と、B入力画
像データに対してディザパターンB2が付加される画素
の位置とが異なるようにパターンをシフトさせる機能を
有する。
【0037】この場合、パターンをシフトする際の方
向、画素数は特に限定する必要はない。
【0038】図4に、ディザパターンR2の例を示す。
ここではR2はバイヤー型のディザマトリクスとした
が、特に限定する必要はない。図5にディザパターンR
2とR入力画像データとの位置関係を示す。ディザパタ
ーンR2のマトリクス内での画素の位置をdp(l,m)
(但し0≦l<3,0≦m<3)と表現する。この例で
は、R入力画像データの任意の画素rp(i,j)(但
し0≦i,0≦j)に対して、ディザマトリクスのdp
(0,0)を付加している。同様にR入力画像データr
p(i+1,j)には、ディザマトリクスのdp(1,
0)をrp(i+4,j)にはdp(0,0)を付加し
ている。このようにしてディザパターンR2は、R入力
画像データの全ての画素に対して繰り返し付加される。
【0039】次に図6に、ディザパターンG2とG入力
画像データとの位置関係を示す。ディザパターンG2の
マトリクス内での画素の位置をdp(l,m)(但し0≦
l<3,0≦m<3)と表現する。この例では、G入力
画像データの任意の画素gp(i+1,j)(但し0≦
i,0≦j)に対して、ディザマトリクスのdp(0,
0)を付加している。同様にG入力画像データgp(i
+2,j)には、ディザマトリクスのdp(1,0)を
rp(i+5,j)にはdp(0,0)を付加してい
る。
【0040】次に図7に、ディザパターンB2とB入力
画像データとの位置関係を示す。ディザパターンB2の
マトリクス内での画素の位置をdp(l,m)(但し0≦
l<3,0≦m<3)と表現する。この例では、B入力
画像データの任意の画素bp(i+2,j)(但し0≦
i,0≦j)に対して、ディザマトリクスのdp(0,
0)を付加している。同様にG入力画像データgp(i
+3,j)には、ディザマトリクスのdp(1,0)を
rp(i+6,j)にはdp(0,0)を付加してい
る。
【0041】rp(i,j)、gp(i,j)、bp
(i,j)は夫々任意の場所の赤色、緑色、青色を表現
するデータであり、これら3つで1つの画素を構成す
る。つまりRGBの各画素に対して、同一のディザパタ
ーンの位置をずらして付加することができ、擬似的にR
GBの各色に異なるディザパターンを付加することがで
きる。
【0042】このように本実施の形態によれば、RGB
各色に対して異なるディザパターンを付加した場合と等
価な減色処理を行うことができるため、ディザパターン
の影響によりグレー等の表示を行った際に現れる可能性
のある幾何学模様の見え具合を抑制することができる。
【0043】なお、実施の形態1において、RGB各色
に対して付加するディザパターンを図8に示すR3、G
3、B3をようなディザパターンとしても本実施の形態
と同様の効果を得ることができる。
【0044】なお、本実施の形態では、Rパターンをシ
フトさせてGパターンとBパターンを発生させたが、G
パターンをシフトさせてRパターンとBパターンを発生
したり、BパターンをシフトさせてRパターンとGパタ
ーンを発生しても同様の効果を奏する。
【0045】なお、本実施の形態では、Rパターンをシ
フトさせてGパターンとBパターンを発生させたが、R
パターンをシフトさせてGパターンを発生しGパターン
をシフトさせてBパターンを発生しても同様の効果を奏
する。つまり、どれか一つの色成分をベースとし、他の
色成分は発生済みのパターンいずれかをシフトすれば良
い。
【0046】(実施の形態3)図9は本発明の実施の形
態3のカラー画像用ディザ処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0047】本実施の形態では、Rパターン発生手段1
01、Gパターン発生手段102、Bパターン発生手段
103、R加算器201、G加算器202、B加算器2
03、R減色処理手段301、G減色処理手段302、
B減色処理手段303を有しており、実施の形態1と同
様の構成となっている。
【0048】R入力画像データ、G入力画像データ、B
入力画像データは、夫々1つのカラー画像において、赤
色、緑色、青色を表現するデータである。また同様にR
出力画像データ、G出力画像データ、B出力画像データ
は、夫々1つのカラー画像において、夫々赤色、緑色、
青色を表現するデータである。
【0049】但し、Rパターン発生手段101、Gパタ
ーン発生手段102、Bパターン発生手段103にて発
生するディザパターンが実施の形態1のものとは異なっ
ている。
【0050】以上のように構成されたカラー画像用ディ
ザ処理装置の動作を以下に説明する。構成は実施の形態
1と同様であるので、相違点であるディザパターンにつ
いて説明する。動作の説明を容易にするため、本実施の
形態で行う減色処理は、RGB各色4ビットの減色と
し、ディザ処理には4×4のディザマトリクスを使用す
るものとする。しかしながら減色するビット数及びディ
ザパターンを特に限定する必要はない。
【0051】Rパターン発生手段101はディザパター
ンR4を、Gパターン発生手段102はディザパターン
G4を、Bパターン発生手段103はディザパターンB
4を夫々発生する。R4、G4、B4はそれぞれ異なる
4×4のディザマトリクスである。図10にこれらのデ
ィザパターンの例を示す。
【0052】これらのディザパターンの特徴は、それぞ
れが異なるディザパターンであり、かつ夫々のディザマ
トリクスの中の各画素の値の差を小さくすることであ
る。
【0053】ディザパターンR4の各画素の値をdpr
(l,m)(但し0≦l<3,0≦m<3)、ディザパタ
ーンG4の各画素の値をdpg(l,m)(但し0≦l<
3,0≦m<3)、ディザパターンB4の各画素の値を
dpb(l,m)(但し0≦l<3,0≦m<3)と表現
すると |dpr(l,m)−dpg(l,m)|≦1 |dpg(l,m)−dpb(l,m)|≦1 |dpb(l,m)−dpr(l,m)|≦1 となる。
【0054】図11にディザパターンR4、G4、B4
の各画素の値の差を示す。図11においてR4−G4と
示すマトリクスはディザパターンR4とG4の各画素の
差であり、G4−B4と示すマトリクスはディザパター
ンG4とB4の各画素の差であり、B4−R4と示すマ
トリクスはディザパターンB4とR4の各画素の差であ
る。本実施の形態ではR4、G4、B4のいずれも各画
素の値の差の絶対値は1以下と小さい値になっている。
【0055】このようにディザパターン選定すること
で、RGB各色のパターンを異なるパターンにした場合
にある画素においてRGBの各データ値のうち特定の色
に付加する値のみが大きくなることを避けることができ
るため、RGB各色に異なるディザパターンを付加した
ときに起こりうる色ずれを抑制することができる。
【0056】なお、本実施の形態では、各画素の値を1
以下としたが、例えば、R4とG4の値の差が1以下で
G4とB4の値の差は2以下でG4とR4の値の差は3
以下といったように、パターンによって値の差を変える
ことも可能である。
【0057】(実施の形態4)図12は本発明の実施の
形態4のカラー画像用ディザ処理装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0058】このカラー画像用ディザ処理装置は、Rパ
ターン発生手段101、Gパターン発生手段102、R
加算器201、G加算器202、B加算器203、R減
色処理手段301、G減色処理手段302、B減色処理
手段303を有している。R入力画像データ、G入力画
像データ、B入力画像データは、夫々1つのカラー画像
において、赤色、緑色、青色を表現するデータである。
また同様にR出力画像データ、G出力画像データ、B出
力画像データは、夫々1つのカラー画像において、夫々
赤色、緑色、青色を表現するデータである。
【0059】本実施の形態の構成は、実施の形態1の構
成からBパターン発生手段103を削除し、B加算器2
03への入力をB入力画像データとディザパターンR5
としたものである。
【0060】以上のように構成されたカラー画像用ディ
ザ処理装置の動作を以下に説明する。動作の説明を容易
にするため、本実施の形態で行う減色処理は、RGB各
色4ビットの減色とし、ディザ処理には4×4のディザ
マトリクスを使用するものとする。しかしながら減色す
るビット数及びディザパターンを特に限定する必要はな
い。
【0061】本実施の形態の構成は、実施の形態1の構
成からBパターン発生手段103を削除し、B加算器2
03への入力をB入力画像データとディザパターンR5
としたものである。よって各部の動作は実施の形態1の
構成と同じであり、異なるのはRGB各色に付加される
ディザパターンである。この構成によると、R加算器2
01においてR入力画像データに付加されるディザパタ
ーンR5とB加算器203においてB入力画像データに
付加されるディザパターンR5は同一のパターンであ
る。
【0062】G加算器202において、G入力画像デー
タに付加されるディザパターンG5は、ディザパターン
R5と異なるものである。ここでは、R5はバイヤー
型、G5はハーフトーン型とした。
【0063】即ちディザパターンR5は図2のディザパ
ターンR1と同一であり、ディザパターンG5は、図2
のディザパターンG1と同一である。しかしながらこれ
らのパターンは夫々異なるパターンであればよく、特に
限定する必要はない。
【0064】次にG入力画像データへ付加するディザパ
ターンG5のみを他と変える理由を説明する。RGB各
色のデータをrd、gd、bd(但し0≦rd≦25
5、0≦gd≦255、0≦bd≦255)としたと
き、輝度Yとrd、gd、bdとの関係を以下に示す。
【0065】Y = 0.3*rd + 0.59*gd + 0.11*bd 即ち、RGB各色のデータのうち、Gのデータが輝度Y
に対して最も強い影響を与える。本発明で解決しようと
している課題であるグレー表示の際の幾何学表示の見え
は、この輝度成分の影響が大きく、G入力画像データへ
付加するディザパターンG5のみを他と変えるだけで、
大きな効果を得ることができる。
【0066】このようにして本実施の形態では、G入力
画像データに付加するディザパターンG5のみを変化さ
せることにより、実施の形態1に比べ単純な構成で、か
つディザパターンの影響によりグレー等の表示を行った
際に現れる可能性のある幾何学模様の見え具合を抑制す
ることができる。
【0067】なお、本実施の形態ではディザパターンG
5のみを変化させたが、ディザパターンR5のみを変化
させたり、ディザパターンB5のみを変化させても良
い。
【0068】(実施の形態5)図13は本発明の実施の
形態5のカラー画像用ディザ処理装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0069】このカラー画像用ディザ処理装置は、Rパ
ターン発生手段101、Gパターンシフト手段401、
R加算器201、G加算器202、B加算器203、R
減色処理手段301、G減色処理手段302、B減色処
理手段303を有している。R入力画像データ、G入力
画像データ、B入力画像データは、夫々1つのカラー画
像において、赤色、緑色、青色を表現するデータであ
る。また同様にR出力画像データ、G出力画像データ、
B出力画像データは、夫々1つのカラー画像において、
夫々赤色、緑色、青色を表現するデータである。
【0070】本実施の形態の構成は、実施の形態2の構
成からBパターンシフト手段402を削除し、B加算器
203への入力をB入力画像データとディザパターンR
6としたものである。
【0071】以上のように構成されたカラー画像用ディ
ザ処理装置の動作を以下に説明する。動作の説明を容易
にするため、本実施の形態で行う減色処理は、RGB各
色4ビットの減色とし、ディザ処理には4×4のディザ
マトリクスを使用するものとする。しかしながら減色す
るビット数及びディザパターンを特に限定する必要はな
い。
【0072】本実施の形態の構成は、実施の形態2の構
成からBパターンシフト手段402を削除し、B加算器
203への入力をB入力画像データとディザパターンR
6としたものである。よって各部の動作は実施の形態2
の構成と同じであり、異なるのはRGB各色に付加され
るディザパターンである。この構成によると、R加算器
201においてR入力画像データに付加されるディザパ
ターンR6とB加算器203においてB入力画像データ
に付加されるディザパターンR6は同一のパターンであ
る。
【0073】G加算器202において、G入力画像デー
タに付加されるディザパターンG6は、ディザパターン
R6をシフトさせたものである。この場合、パターンを
シフトする際の方向、画素数は特に限定しない。本実施
の形態では、実施の形態2におけるGパターンシフト手
段401と同様の処理を施すものとする。
【0074】次に入力画像データへ付加するディザパタ
ーンG6のみを他と変える理由であるが、これは実施の
形態4における理由と同様であるので説明を省略する。
【0075】即ち、RGB各色のデータのうち、Gのデ
ータが輝度Yに対して最も影響を与える。本発明で解決
しようとしている課題であるグレー表示の際の幾何学表
示の見えは、この輝度成分の影響が大きく、G入力画像
データへ付加するディザパターンG6のみを他と変える
だけで、大きな効果を得ることができる。
【0076】このようにして本実施の形態では、G入力
画像データに付加するディザパターンG6のみを変化さ
せることにより、実施の形態2に比べ単純な構成で、か
つディザパターンの影響によりグレー等の表示を行った
際に現れる可能性のある幾何学模様の見え具合を抑制す
ることができる。
【0077】なお、本実施の形態において、実施の形態
3で示したように、ディザパターンR6とG6のマトリ
クスの各画素の値の差が小さくなるようにパターンを設
定することも可能である。この場合、本実施の形態の効
果である構成の単純化を実施の形態3でも同様に実現で
きる。
【0078】なお、実施の形態1〜実施の形態5でカラ
ー画像用ディザ処理装置について説明したが、これらの
構成要件である各手段は、処理速度を要する用途では通
常は半導体回路で構成することが良く、また、処理速度
の要しない用途では各手段をプログラムのステップで実
現するソフトウエアとしてプロセッサで実現することが
良い。勿論、ソフトウエアとする場合は、それを記憶媒
体に記憶させて配布したりネットワークで配信すること
で、既にあるハードウエアを有効活用することが出来
る。
【0079】
【発明の効果】以上のように本発明のカラー画像用ディ
ザ処理装置によれば、RGB各色毎に異なるディザパタ
ーンを付加し、その場合においても色ずれ等の弊害を防
ぐことができる。即ち簡便かつ視覚的に優れた擬似階調
表現が可能なカラー画像用ディザ処理装置、カラー画像
用ディザ処理方法、プログラム、および媒体を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるカラー画像用デ
ィザ処理装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるディザパターン
の例を示す図
【図3】本発明の実施の形態2におけるカラー画像用デ
ィザ処理装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態2におけるディザパターン
の例を示す図
【図5】本発明の実施の形態2におけるディザパターン
R2とR入力画像データとの位置関係を示す図
【図6】本発明の実施の形態2におけるディザパターン
G2とG入力画像データとの位置関係を示す図
【図7】本発明の実施の形態2におけるディザパターン
B2とB入力画像データとの位置関係を示す図
【図8】本発明の実施の形態2と等価な効果のある本発
明の実施の形態1のディザパターンを示す図
【図9】本発明の実施の形態3におけるカラー画像用デ
ィザ処理装置の構成を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態3におけるディザパター
ンの例を示す図
【図11】本発明の実施の形態3における各ディザパタ
ーンの値の差を示す図
【図12】本発明の実施の形態4におけるカラー画像用
ディザ処理装置の構成を示すブロック図
【図13】本発明の実施の形態5におけるカラー画像用
ディザ処理装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
101 Rパターン発生手段 102 Gパターン発生手段 103 Bパターン発生手段 201 R加算器 202 G加算器 203 B加算器 301 R減色処理手段 302 G減色処理手段 303 B減色処理手段 401 Gパターンシフト手段 402 Bパターンシフト手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/52 H04N 1/46 B 1/60 G09G 5/00 520J (72)発明者 津田 賢治郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB07 CB12 CB16 CC01 CE13 CH07 CH08 5C077 LL03 MP08 NN09 PP32 PP48 PQ08 PQ12 PQ23 5C079 HB01 LC04 MA01 MA04 NA02 5C080 BB05 CC03 DD30 EE30 JJ01 JJ02 5C082 BA20 BA34 BA35 BA39 CA12 CB01 DA51 MM10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれがRGBの3色成分のいずれか
    である第1色成分と第2色成分と第3色成分で構成され
    るカラー画像をディザ処理するカラー画像用ディザ処理
    装置であって、 第1色成分入力画像データに対して付加する第1色成分
    ディザパターンを発生する第1色成分パターン発生手段
    と、 第2色成分入力画像データに対して付加する第2色成分
    ディザパターンを発生する第2色成分パターン発生手段
    と、 第3色成分入力画像データに対して付加する第3色成分
    ディザパターンを発生する第3色成分パターン発生手段
    と、 前記第1色成分入力画像データに前記第1色成分ディザ
    パターンを付加し第1色成分ディザ加算データとして出
    力する第1色成分加算器と、 前記第2色成分入力画像データに前記第2色成分ディザ
    パターンを付加し第2色成分ディザ加算データとして出
    力する第2色成分加算器と、 前記第3色成分入力画像データに前記第3色成分ディザ
    パターンを付加し第3色成分ディザ加算データとして出
    力する第3色成分加算器と、 前記第1色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第1色成分出力画像データとして出力する第1色成分
    減色処理手段と、 前記第2色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第2色成分出力画像データとして出力する第2色成分
    減色処理手段と、 前記第3色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第3色成分出力画像データとして出力する第3色成分
    減色処理手段とを有し、 前記第1色成分ディザパターンと前記第2色成分ディザ
    パターンと前記第3色成分ディザパターンのうち2つ以
    上は異なるパターンであることを特徴とするカラー画像
    用ディザ処理装置。
  2. 【請求項2】 それぞれがRGBの3色成分のいずれか
    である第1色成分と第2色成分と第3色成分で構成され
    るカラー画像をディザ処理するカラー画像用ディザ処理
    装置であって、 第1色成分入力画像データに対して付加する第1色成分
    ディザパターンを発生する第1色成分パターン発生手段
    と、 前記第1色成分ディザパターンの配置をシフトさせ第2
    色成分ディザパターンとして出力する第2色成分パター
    ン発生手段と、 前記第1色成分ディザパターンの配置をシフトさせ第3
    色成分ディザパターンとして出力する第3色成分パター
    ン発生手段と、 前記第1色成分入力画像データに前記第1色成分ディザ
    パターンを付加し第1色成分ディザ加算データとして出
    力する第1色成分加算器と、 前記第2色成分入力画像データに前記第2色成分ディザ
    パターンを付加し第2色成分ディザ加算データとして出
    力する第2色成分加算器と、 前記第3色成分入力画像データに前記第3色成分ディザ
    パターンを付加し第3色成分ディザ加算データとして出
    力する第3色成分加算器と、 前記第1色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第1色成分出力画像データとして出力する第1色成分
    減色処理手段と、 前記第2色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第2色成分出力画像データとして出力する第2色成分
    減色処理手段と、 前記第3色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第3色成分出力画像データとして出力する第3色成分
    減色処理手段とを備えることを特徴とするカラー画像用
    ディザ処理装置。
  3. 【請求項3】 それぞれがRGBの3色成分のいずれか
    である第1色成分と第2色成分と第3色成分で構成され
    るカラー画像をディザ処理するカラー画像用ディザ処理
    装置であって、 第1色成分入力画像データに対して付加する第1色成分
    ディザパターンを発生する第1色成分パターン発生手段
    と、 第2色成分入力画像データに対して付加する第2色成分
    ディザパターンを発生する第2色成分パターン発生手段
    と、 第3色成分入力画像データに対して付加する第3色成分
    ディザパターンを発生する第3色成分パターン発生手段
    と、 前記第1色成分入力画像データに前記第1色成分ディザ
    パターンを付加し第1色成分ディザ加算データとして出
    力する第1色成分加算器と、 前記第2色成分入力画像データに前記第2色成分ディザ
    パターンを付加し第2色成分ディザ加算データとして出
    力する第2色成分加算器と、 前記第3色成分入力画像データに前記第3色成分ディザ
    パターンを付加し第3色成分ディザ加算データとして出
    力する第3色成分加算器と、 前記第1色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第1色成分出力画像データとして出力する第1色成分
    減色処理手段と、 前記第2色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第2色成分出力画像データとして出力する第2色成分
    減色処理手段と、 前記第3色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第3色成分出力画像データとして出力する第3色成分
    減色処理手段とを有し、 前記第1色成分ディザパターンと前記第2色成分ディザ
    パターンと前記第3色成分ディザパターンのうち2つ以
    上は異なるパターンであり、各色の同一画素に対して付
    加される各パターンのマトリクス係数の差が所定値以下
    であることを特徴とするカラー画像用ディザ処理装置。
  4. 【請求項4】 それぞれがRGBの3色成分のいずれか
    である第1色成分と第2色成分と第3色成分で構成され
    るカラー画像をディザ処理するカラー画像用ディザ処理
    装置であって、 第1色成分入力画像データに対して付加する第1色成分
    ディザパターンを発生する第1色成分パターン発生手段
    と、 第2色成分入力画像データに対して付加する第2色成分
    ディザパターンを発生する第2色成分パターン発生手段
    と、 前記第1色成分入力画像データに前記第1色成分ディザ
    パターンを付加し第1色成分ディザ加算データとして出
    力する第1色成分加算器と、 前記第2色成分入力画像データに前記第2色成分ディザ
    パターンを付加し第2色成分ディザ加算データとして出
    力する第2色成分加算器と、 前記第3色成分入力画像データに前記第1色成分ディザ
    パターンを付加し、第3色成分ディザ加算データとして
    出力する第3色成分加算器と、 前記第1色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第1色成分出力画像データとして出力する第1色成分
    減色処理手段と、 前記第2色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第2色成分出力画像データとして出力する第2色成分
    減色処理手段と、 前記第3色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第3色成分出力画像データとして出力する第3色成分
    減色処理手段とを有し、 前記第1色成分ディザパターンと前記第2色成分ディザ
    パターンとは異なるパターンであることを特徴とするカ
    ラー画像用ディザ処理装置。
  5. 【請求項5】 それぞれがRGBの3色成分のいずれか
    である第1色成分と第2色成分と第3色成分で構成され
    るカラー画像をディザ処理するカラー画像用ディザ処理
    装置であって、 第1色成分入力画像データに対して付加する第1色成分
    ディザパターンを発生する第1色成分パターン発生手段
    と、 前記第1色成分ディザパターンの配置をシフトさせ第2
    色成分ディザパターンとして出力する第2色成分パター
    ン発生手段と、 前記第1色成分入力画像データに前記第1色成分ディザ
    パターンを付加し第1色成分ディザ加算データとして出
    力する第1色成分加算器と、 前記第2色成分入力画像データに前記第2色成分ディザ
    パターンを付加し第2色成分ディザ加算データとして出
    力する第2色成分加算器と、 前記第3色成分入力画像データに前記第1色成分ディザ
    パターンを付加し第3色成分ディザ加算データとして出
    力する第3色成分加算器と、 前記第1色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第1色成分出力画像データとして出力する第1色成分
    減色処理手段と、 前記第2色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第2色成分出力画像データとして出力する第2色成分
    減色処理手段と、 前記第3色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第3色成分出力画像データとして出力する第3色成分
    減色処理手段とを備えることを特徴とするカラー画像用
    ディザ処理装置。
  6. 【請求項6】 それぞれがRGBの3色成分のいずれか
    である第1色成分と第2色成分と第3色成分で構成され
    るカラー画像をディザ処理するカラー画像用ディザ処理
    装置であって、 第1色成分入力画像データに対して付加する第1色成分
    ディザパターンを発生する第1色成分パターン発生手段
    と、 第2色成分入力画像データに対して付加する第2色成分
    ディザパターンを発生する第2色成分パターン発生手段
    と、 前記第1色成分入力画像データに前記第1色成分ディザ
    パターンを付加し第1色成分ディザ加算データとして出
    力する第1色成分加算器と、 前記第2色成分入力画像データに前記第2色成分ディザ
    パターンを付加し第2色成分ディザ加算データとして出
    力する第2色成分加算器と、 前記第3色成分入力画像データに前記第1色成分ディザ
    パターンを付加し第3色成分ディザ加算データとして出
    力する第3色成分加算器と、 前記第1色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第1色成分出力画像データとして出力する第1色成分
    減色処理手段と、 前記第2色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第2色成分出力画像データとして出力する第2色成分
    減色処理手段と、 前記第3色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第3色成分出力画像データとして出力する第3色成分
    減色処理手段とを有し、 前記第1色成分ディザパターンと前記第2色成分ディザ
    パターンは、各色の同一画素に対して付加される各パタ
    ーンのマトリクス係数の差が所定値以下であることを特
    徴とするカラー画像用ディザ処理装置。
  7. 【請求項7】 それぞれがRGBの3色成分のいずれか
    である第1色成分と第2色成分と第3色成分で構成され
    るカラー画像をディザ処理するカラー画像用ディザ処理
    方法であって、 第1色成分入力画像データに対して付加する第1色成分
    ディザパターンを発生する第1色成分パターン発生ステ
    ップと、 第2色成分入力画像データに対して付加する第2色成分
    ディザパターンを発生する第2色成分パターン発生ステ
    ップと、 第3色成分入力画像データに対して付加する第3色成分
    ディザパターンを発生する第3色成分パターン発生ステ
    ップと、 前記第1色成分入力画像データに前記第1色成分ディザ
    パターンを付加し第1色成分ディザ加算データとして出
    力する第1色成分加算ステップと、 前記第2色成分入力画像データに前記第2色成分ディザ
    パターンを付加し第2色成分ディザ加算データとして出
    力する第2色成分加算ステップと、 前記第3色成分入力画像データに前記第3色成分ディザ
    パターンを付加し第3色成分ディザ加算データとして出
    力する第3色成分加算ステップと、 前記第1色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第1色成分出力画像データとして出力する第1色成分
    減色処理ステップと、 前記第2色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第2色成分出力画像データとして出力する第2色成分
    減色処理ステップと、 前記第3色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第3色成分出力画像データとして出力する第3色成分
    減色処理ステップとを有し、 前記第1色成分ディザパターンと前記第2色成分ディザ
    パターンと前記第3色成分ディザパターンのうち2つ以
    上は異なるパターンであることを特徴とするカラー画像
    用ディザ処理方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のカラー画像用ディザ処理
    方法の、 第1色成分入力画像データに対して付加する第1色成分
    ディザパターンを発生する第1色成分パターン発生ステ
    ップと、 第2色成分入力画像データに対して付加する第2色成分
    ディザパターンを発生する第2色成分パターン発生ステ
    ップと、 第3色成分入力画像データに対して付加する第3色成分
    ディザパターンを発生する第3色成分パターン発生ステ
    ップと、 前記第1色成分入力画像データに前記第1色成分ディザ
    パターンを付加し第1色成分ディザ加算データとして出
    力する第1色成分加算ステップと、 前記第2色成分入力画像データに前記第2色成分ディザ
    パターンを付加し第2色成分ディザ加算データとして出
    力する第2色成分加算ステップと、 前記第3色成分入力画像データに前記第3色成分ディザ
    パターンを付加し第3色成分ディザ加算データとして出
    力する第3色成分加算ステップと、 前記第1色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第1色成分出力画像データとして出力する第1色成分
    減色処理ステップと、 前記第2色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第2色成分出力画像データとして出力する第2色成分
    減色処理ステップと、 前記第3色成分ディザ加算データに対して減色処理を行
    い第3色成分出力画像データとして出力する第3色成分
    減色処理ステップとをコンピュータに実行させるための
    プログラム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のプログラムを担持した媒
    体であって、コンピュータにより処理可能な媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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