JP2003331160A - 知的財産権売買システム、知的財産権売買方法及びそのプログラム並びに記録媒体 - Google Patents

知的財産権売買システム、知的財産権売買方法及びそのプログラム並びに記録媒体

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JP2003331160A
JP2003331160A JP2002135751A JP2002135751A JP2003331160A JP 2003331160 A JP2003331160 A JP 2003331160A JP 2002135751 A JP2002135751 A JP 2002135751A JP 2002135751 A JP2002135751 A JP 2002135751A JP 2003331160 A JP2003331160 A JP 2003331160A
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variable
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useful
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Takao Tazawa
孝雄 田澤
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 知的財産権を市場で売買するには、知的財産
権の品質および収益における技術貢献度などを考慮して
当初の売価を設定するが、特許権や実用新案権について
は、権利の残存期間や技術耐用期間(技術が陳腐化する
期間)によりその市場価値が減少するため、それぞれの
権利の内容に応じて適切にその価値を売買価格に反映す
る必要がある。 【解決手段】 Webサイトのサーバ22では、インタ
ーネット10上の取引市場に上場した権利に対して入札
の申し込みがない場合は、所定期間が経過するごとに、
売却対象となる権利について、当該権利の有効な耐用基
礎日数を算出し、権利の上場経過日数と耐用基礎日数に
応じた減額率を求め、該減額率により新たな売価を算出
してインターネット10上に掲載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、知的財産権の売買
を取引市場で行うための知的財産権売買システム、及び
知的財産権売買方法に関し、特に、特許権、実用新案
権、それらを受ける権利、及び許諾権(専用実施権、通
常実施権)などの知的財産権を証券取引市場やインター
ネットによる取引市場で売買すると共に、これらの権利
の残存有効期間や技術耐用期間の要因を知的財産権の売
買価格に反映させ得る、知的財産権売買システム、知的
財産権売買方法及びそのプログラム並びに記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、知的財産権を取り巻く環境は、以
下のようになっている。ベンチャービジネス企業などで
は、優れた技術力がありながら、資金不足のために事業
を拡張できない場合があり、このような場合に、その事
業者が保有する知的財産権(特に特許権)に注目し、資
金適用の機会を提供することが強く望まれるようになっ
ている。また、企業や大学が保有する知的財産権の内、
特に特許権については、使用されないままに保有されて
いる休眠特許権が数多くあり、これらの特許権の流動化
と有効活用を図り、経済活性化に資することが強く望ま
れるようになっている。
【0003】これらの、社会的要請に応えるために、知
的財産権のうち、特に特許権については、企業が保有す
る休眠特許権を市場で売買できるようにする制度の創設
(例えば、TLO(技術移転機関)など)、特許権やライ
センス権を証券化して市場で売買できるようするなど
(資産流動化法の制定)、特許権の流動化を促進するた
めの各種の方策が練られている。
【0004】このために、幅広い特許権の売り手と買い
手が参加できる特許流通・技術移転市場の構築と、その
市場を効果的に運用するための知的財産権売買システム
の開発が急がれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】知的財産権を市場で売
買するには、知的財産権の品質および収益における技術
貢献度などを考慮して当初の売買価格を設定するが、知
的財産権は存続期間を有するので、日々市場価値が減少
する。さらにそのうちの特許権や実用新案権は、技術的
耐用年数(技術の陳腐化に要する年数)によりその市場
価値が減少するため、それぞれの権利の内容に応じて適
切にその価値の変化を売買価格に反映する必要がある。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、本発明
は、知的財産権(特に特許権や実用新案権)について、
権利の残存期間や技術的耐用年数による市場価値の減少
による売価の変動を、一律にではなく、それぞれの権利
内容に合わせて適切に算出することができる知的財産権
売買システム、知的財産権売買方法及びそのプログラム
並びに記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、本発明の知的財産権売
買システムは、知的財産に関する権利の売却情報を上場
すると共に、該権利に対する入札の申し込みを受け付け
るための知的財産権売買システムであって、所定期間ご
とに、売却対象となる権利の耐用日と現在日から、当該
権利の有効な耐用基礎日数を算出する耐用基礎日数算出
手段と、前記耐用基礎日数と現在日を基に、前記売却対
象となる権利の売価の減額率を求め、該減額率により新
たな変動売価を算出する変動売価算出手段と、前記変動
売価を新たな売価として表示する変動売価表示手段とを
具備することを特徴とする。これにより、売却対象とな
る各知的財産権(特に特許権や実用新案権)に応じて、
上場後の経過日数による価値の減少を、売価に適切に反
映することができる。
【0007】また、本発明の知的財産権売買システム
は、前記耐用日を前記権利の存続期間の満了の日を基に
決定する存続期間耐用日決定手段をさらに具備すること
を特徴とする。これにより、売却対象となる特許権や実
用新案権等の権利の存続期間に応じて、売価を適切に設
定することができる。
【0008】また、本発明の知的財産権売買システム
は、前記耐用日を前記権利の対象となる対象分野と耐用
期間との対応関係が記録された耐用期間データベースを
参照して決定する耐用日決定手段をさらに具備すること
を特徴とする。これにより、権利の種類に応じて適切な
耐用期間を設定することができる。
【0009】また、本発明の知的財産権売買システム
は、前記権利が特許権または実用新案権であり、前記耐
用日を、技術分野と技術耐用期間との対応関係が記録さ
れた耐用期間データベースを参照して決定する技術耐用
日決定手段をさらに具備することを特徴とする。これに
より、売却対象となる特許権や実用新案権の技術分野ご
との技術耐用期間に応じて、売価を適切に設定すること
ができる。
【0010】また、本発明の知的財産権売買システム
は、前記技術分野として、国際特許分類のセクション、
サブセクション、クラス、またはサブクラスを使用する
ことを特徴とする。これにより、技術耐用期間を技術分
野ごとに、きめ細かく設定することができる。
【0011】また、本発明の知的財産権売買システム
は、前記権利の存続期間の満了の日を基に決定される存
続期間耐用日と、技術分野と耐用期間との対応関係が記
録された耐用期間データベースを参照して決定される技
術耐用日とを比較し、いずれか早く到達する日を、前記
耐用日として選択する耐用日比較手段をさらに具備する
ことを特徴とする。これにより、耐用日をより適切に設
定することができる。
【0012】また、本発明の知的財産権売買システム
は、前記変動売価算出手段は、前記所定期間売価を一定
にしておき、該所定期間の中で申し込まれた入札値と売
価のうち最も高い価格と前記減額率により前記新たな変
動売価を算出することを特徴とするこれにより、適切な
変動売価を算出することができる。
【0013】また、本発明の知的財産権売買システム
は、前記減額率を、以下の式で求めることを特徴とす
る。1−(上場経過日数)/(耐用基礎日数) これにより、変動売価を簡単かつ容易に算出することが
できる。
【0014】また、本発明の知的財産権売買システム
は、前記変動売価算出手段は、前記売価が減額され、所
定の限度額以下になった場合に当該売却対象の権利のさ
らなる減額を中止することを特徴とする。これにより、
所定の最低限度額を保証することができる。
【0015】また、本発明の知的財産権売買システム
は、前記変動売価表示手段は、インターネット上のWe
bサイトに設けられたことを特徴とする。
【0016】また、本発明の知的財産権売買システム
は、前記変動売価表示手段は、売価ディスプレイである
ことを特徴とする。
【0017】また、本発明の知的財産権売買方法は、知
的財産に関する権利の売却情報を上場すると共に、該権
利に対する入札の申し込みを受け付けるための知的財産
権売買方法であって、所定期間ごとに、売却対象となる
権利の耐用日と現在日から、当該権利の有効な耐用基礎
日数を算出する耐用基礎日数算出過程と、前記耐用基礎
日数と現在日を基に、前記売却対象となる権利の売価の
減額率を求め、該減額率により新たな変動売価を算出す
る変動売価算出過程と、前記変動売価を新たな売価とし
て表示する変動売価表示過程とを有することを特徴とす
る。これにより、売却対象となる各知的財産権(特に特
許権や実用新案権)に応じて、上場後の経過日数による
価値の減少を、売価に適切に反映することができる。
【0018】また、本発明のコンピュータプログラム
は、知的財産に関する権利の売却情報を上場すると共
に、該権利に対する入札の申し込みを受け付けるための
知的財産権売買プログラムであって、所定期間ごとに、
売却対象となる権利の耐用日と現在日から、当該権利の
有効な耐用基礎日数を算出する耐用基礎日数算出処理
と、前記耐用基礎日数と現在日を基に、前記売却対象と
なる権利の売価の減額率を求め、該減額率により新たな
変動売価を算出する変動売価算出処理と、前記変動売価
を新たな売価として表示する変動売価表示処理とをコン
ピュータに行わせることを特徴とする。
【0019】また、本発明のコンピュータプログラムを
記録した記録媒体は、知的財産に関する権利の売却情報
を上場すると共に、該権利に対する入札の申し込みを受
け付けるための知的財産権売買プログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、所定期間
ごとに、売却対象となる権利の耐用日と現在日から、当
該権利の有効な耐用基礎日数を算出する耐用基礎日数算
出処理と、前記耐用基礎日数と現在日を基に、前記売却
対象となる権利の売価の減額率を求め、該減額率により
新たな変動売価を算出する変動売価算出処理と、前記変
動売価を新たな売価として表示する変動売価表示処理と
をコンピュータに行わせることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の知的財産権売買
システムが適用される知的財産権取引市場の概念を示す
図である。以下、図1を基に、知的財産権取引市場にお
ける知的財産権の取引の流れについて説明する。
【0021】特許権などの知的財産権を販売しようとす
る知的財産権提供企業1は、知的財産権取引仲介機関2
に知的財産権1aの売却の申し込みを行う。知的財産権
取引仲介機関2は、売却を申し込まれた知的財産権1a
の審査を行い、審査をパスした場合に、その知的財産権
1aを購入する(矢付線a)。この場合、知的財産権取
引仲介機関2が購入する知的財産権1aの購入価格は、
知的財産権評価機関3に評価を依頼して決定される。
【0022】知的財産権取引仲介機関2は、購入した知
的財産権1aの内容と売価を、知的財産権取引市場4に
上場する(矢付線b)。知的財産権取引市場4はWeb
サイト5がインターネット上に構築した知的財産権の取
引市場である。もちろんWebサイト上でなく、通常の
取引所でも可能である。また、この売却価格は固定され
たものではなく、知的財産権購入企業6が指定する買値
の内の最も高い価格が新たな売却価格となるオークショ
ン形式のものである。
【0023】知的財産権購入企業6は、知的財産権取引
市場4に掲載された知的財産権1aを閲覧する(矢付線
c)。
【0024】知的財産権購入企業6は、知的財産権1a
を購入しようとする場合は、Webサイト5に対して、
「購入希望価格(買値)」を提示して知的財産権1aの
購入の申し込み(入札)を行う(矢付線d)。
【0025】知的財産権1aの購入の申し込みを行う企
業が複数ある場合には、最も高い買値を提示した知的財
産権購入企業6が落札する。
【0026】また、知的財産権1aを知的財産権取引市
場4に上場しても、知的財産権1aを購入する知的財産
権購入企業6が現れず、所定の期間(例えば、1年)経
過した場合には、売れなかった知的財産権1aは、知的
財産権提供企業1が、知的財産権取引仲介機関2に販売
した価格の110%の価格で買い戻す(矢付線e)。な
お、110%は一例であり、特にこれに限らず、知的財
産権1aの価格帯に応じて柔軟に設定することもでき
る。
【0027】以上説明した知的財産権取引市場4を前提
にして、本発明の知的財産権売買システムは適用され
る。そして、知的財産権取引市場4に上場(インターネ
ット上に掲載)された知的財産権1aが特許権や実用新
案権である場合は、その存続期間や技術耐用年数(技術
分野ごとの技術寿命サイクル)に応じて毎年その価値が
減少するため、それぞれの権利の内容に応じて適切にそ
の価値の減少を売買価格に反映する必要がある。本発明
の知的財産権売買システムでは、権利の残存期間や技術
的耐用年数による市場価値の減少による変動売価を、一
律にではなく、それぞれの権利内容に合わせて算出し、
新たな売価として知的財産権取引市場4で公開する。
【0028】また、図2は、本発明の知的財産権売買シ
ステムによる知的財産権取引市場の構成例を示す図であ
る。図2において、10は、インターネット、11は特
許権などの知的財産権の売却を希望する知的財産権提供
企業の端末、12は特許権などの知的財産権を購入しよ
うとする知的財産権購入企業の端末である。13は知的
財産権の価値の評価を行う知的財産権評価機関のサー
バ、20は知的財産権の取引を仲介する知的財産権取引
仲介機関のサーバである。22はインターネット10上
に知的財産権取引市場を構築し売買を行うためのWeb
サイト5のサーバ、25はWebサイト5のサーバ22
内の国際特許分類と技術耐用期間との対応関係が記録さ
れた技術耐用期間データベース、26はWebサイト5
の運用に必要なデータを保存する内部情報データベース
である。
【0029】本発明の知的財産権売買システムにおいて
は、Webサイト5のサーバ22がその中核となり、知
的財産権取引市場をインターネット10上に構築し、売
却対象となる特許権などの知的財産権の売買を行えるよ
うにしたものである。
【0030】次に、図3、及び図4を参照して、図2に
示す知的財産権売買システムの動作を説明する。なお、
ここでは知的財産権として特許権の売買を行う場合を例
にして説明する。
【0031】図3は、本発明の知的財産権売買システム
の動作を示すシーケンス図であり、知的財産権提供企業
の端末11が、自己が権利を所有する特許権の売却申し
込みを知的財産権取引仲介機関のサーバ20に対して行
い、該特許権の売却情報が知的財産権取引市場に上場さ
れるまでの処理を示している。以下、図3を参照して、
動作を順に説明する。
【0032】まず、知的財産権提供企業の端末11か
ら、知的財産権取引仲介機関のサーバ20に自己の所有
する特許権(又は出願中のもの)の「売却の申し込み情
報」を送信する(ステップS1)。なお、「売却の申し
込み」の際には、特許番号(又は特許出願番号)と希望
売却価格などの情報を同時に送信する。
【0033】次に、知的財産権取引仲介機関のサーバ2
0は、特許権の売却の申し込みを受け付け(ステップS
2)、審査を行い(ステップS3)、続いて、売却の申
し込みが行われた特許権の情報を知的財産権評価機関の
サーバ13に送信し、評価を依頼する(ステップS
4)。
【0034】これを受けて、知的財産権評価機関3で
は、評価依頼を受けた特許権について専門家チームが価
値評価を行い(ステップS5)、その評価結果を知的財
産権評価機関のサーバ13から知的財産権取引仲介機関
のサーバ20に送信する(ステップS6)。
【0035】次に、知的財産権取引仲介機関2では、知
的財産権評価機関のサーバ13から受信した評価結果を
基に、売却の申し込みが行われた特許権の購入価格を決
定し(ステップS7)、この購入価格を知的財産権提供
企業の端末11に送信する(ステップS8)。
【0036】次に、知的財産権提供企業の端末11は、
購入価格を受信し(ステップS9)、その価格でよけれ
ば、売却承諾の情報を知的財産権取引仲介機関のサーバ
20に送信する(ステップS10)。知的財産権取引仲
介機関2では、売却の申し込みが行われた特許権の購入
を決定する(ステップS11)。
【0037】次に、知的財産権取引仲介機関2では、購
入した特許権の売価を決定し(ステップS12)、売却
する特許権の情報をWebサイト5のサーバ22に登録
依頼する(ステップS13)。Webサイト5のサーバ
22は、登録依頼された売却対象となる特許権の情報と
売価を、インターネット10上に公開する(ステップS
14)。インターネット10上に公開された特許権の情
報を、知的財産権購入企業の端末12によって閲覧する
(ステップS15)。なお、売価は知的財産権購入企業
の端末12から入力された入札価格により更新される。
【0038】次に、図4を参照して、知的財産権取引市
場に上場された特許権に対して入札の申し込みがなく、
権利の残存期間の減少や、技術的な耐用年数の減少によ
る価値の変動を売価に反映させる場合の動作を説明す
る。Webサイト5のサーバ22は、売却対象となる特
許権の情報をインターネット10上に掲載し(ステップ
S21)、知的財産権購入企業の端末12によって売却
対象となる特許権の情報を閲覧される(ステップS2
2)。
【0039】しかしながら、売却対象となる特許権に対
して入札の申し込みがなく、所定の期間(本例では3ヶ
月)が経過する(ステップS23)。
【0040】Webサイト5のサーバ22では、技術耐
用期間データベース25を参照し、当該特許権について
の技術耐用期間を抽出する(ステップS24)。図6
に、技術耐用期間データベース25のデータ構成例を示
す。図6に示す例では、国際特許分類のセクションごと
に、特許が出願(又は権利化)されてからの技術耐用期
間を記録したデータベースである。なお、この技術耐用
期間は、サブセクション、クラス、サブクラスごとに記
録してもよい。また、図6中の技術耐用年数は単なる例
を示すだけのものであり、実情に添った年数を示したも
のではない。また、国際分類に関係なく、製品ごとに技
術耐用期間(開始日と最終日を明らかにしたデータ)を
対応付けたデータベースを作成し、これを用いてもよ
い。
【0041】次に、売却対象となる特許権の存続期間の
満了日と、データベース25から抽出した技術耐用期間
の最終日とを比較し、いずれか早い方を選択し、上場日
からこの選択された日までの日数を耐用基礎日数とする
(ステップS25、S26)。
【0042】この耐用期間から、変動売価を算出する
(ステップS27)。変動売価の算出方法の具体例につ
いては後述する。
【0043】この変動売価の算出は、所定の期間(本例
では、3ヶ月)ごとに行われ、売却対象となる特許権の
価値は次第に減少して行く。算出した売価が、最低限度
価格以上であれば、新たな売価としてインターネット上
に掲載する(ステップS28、S29)。そして、次の
3ヶ月が経過するまで、そのまま掲載する。
【0044】しかしながら、新たな売価が最低限度額以
下になると認識した場合は、新たな変動売価の表示を行
わずに、現状の売価を維持する。そして、予め決められ
た上場期間が経過すると、この特許権の取引市場への上
場を中止し(ステップS30、S31)、知的財産権取
引仲介機関のサーバ20に対して終了通知を送信する
(ステップS32、S33)。これを受けて知的財産権
取引仲介機関のサーバ20は、知的財産権提供企業の端
末11に対して当該特許権の買い戻しを要請する通知を
送信する(ステップS34)。知的財産権提供企業1で
は、知的財産権取引仲介機関2に売却した価格の110
%の価格で買い戻す(ステップS34)。
【0045】また、図5は、変動売価の計算方法につい
て説明するための図であり、知的財産が特許権の場合の
例である。図5(a)は比較的耐用年数の長い特許権の
例を示しており、図5(b)は比較的耐用年数の短い特
許権の例を示している。図5(a)において、特許権の
変動価格は以下のようにして計算される。売却対象とな
る特許権を取引市場に上場した日t0から「一定期間
a」を経過した現在日t1の時点で、第1回目の変動売
価の算出を行い、以後、「期間a」を経過するごとに、
以下の算定式により変動売価の算出を行う。 変動後売価Vn=変動前売価V0×(1−n×a/c) ここで、nは変動後売価Vを求めた処理回数である。上
式内の「耐用基礎日数c」は、変動価格の計算を行う時
点での、販売対象となる特許権の耐用基礎日数であり、
上場日から特許権の存続期間の満了日と、技術耐用期間
データベース25から抽出した技術耐用期間の最終日と
を比較し、いずれかいずれか早い方の日までを「耐用基
礎日数c」とする。なお、本計算例は一例であり、必要
に応じて種々の他の計算方法を使用することができる。
【0046】また、変動売価の計算を行うごとに、売価
は階段状に減少して行くが、売価が所定の「最低限度額
VL」以下になると、売価の減額を中止する。上場の期
間が経過しても売買が成立しなかった特許権は、上場を
廃止し知的財産権提供企業1が買い戻す。
【0047】次に、具体的な計算例を、以下に示す。評
価額(知的財産権取引仲介機関2が知的財産権提供企業
1から購入した価格)を420万円、買い戻し価格46
2万円(10%増し)とする。上場価格を550万円と
する。「期間a」を3ヶ月(92日)とする。耐用基礎
日数を5年(1825日)とする。耐用年数を5年とす
ると耐用基礎日数は「365×5=1825日」とな
る。なお、計算の簡略化のため耐用年数は1年間ごとに
減少するものとするが、勿論3ヶ月ごとに更新してもよ
い。 上場時価格 550万円 3ヶ月後 550×(1−1×92/1825)=5
22.2739万円 6ヶ月後 550×(1−2×92/1825)=4
94.5479万円 9ヶ月後 550×(1−3×92/1825)=4
66.8219万円
【0048】なお、9ヶ月目の価格が466.8219
万円であり、買い戻し価格が462万円であるので、9
ヶ月で歯止めをかけ、売価の減額を中止させる。46
6.9万円でも売れないで上場期間を経過した場合は上
場を廃止し、知的財産権提供企業11に、この特許権の
買い戻しを要請する。なお、本計算例は一例であり、必
要に応じて種々の他の計算方法を使用することができ
る。
【0049】また、図5(b)は、耐用期間が短い特許
権の場合の例を模式的に示したものであり、図5(a)
に示す耐用期間が長い特許権の場合と比較して、売価の
降下率が大きくなる。
【0050】また、図7はWebサイトのサーバの構成
例を示すブロック図であり、本発明に直接関係する部分
についてのみ示したものである。図7において、22は
インターネット10上に知的財産権取引市場を構築する
Webサイト5のサーバ、23はサーバ22をインター
ネット10に接続するための通信用インタフェース、2
4はサーバ22の全体を統括制御する制御部、25は技
術耐用期間データベース、26は内部情報データベース
である。
【0051】また、処理プログラム部30には、以下の
処理部が含まれている。権利売却情報掲載処理部31
は、Webサイト21に売却対象となる特許権の情報と
その売価を掲載し、インターネット10上で公開するた
めの処理部である。売却価格更新処理部32は、現在の
売価を上回る買値が提示された場合には、該買値を新た
な売価とするための処理部である。耐用基礎日数算出処
理部33は、売却対象となる権利について、予め設定し
た耐用日と現在日から、当該権利の有効な耐用基礎日数
を算出するための処理部である。変動売価算出処理部3
4は、上場経過日数と耐用基礎日数応じた売価の減額率
を求め、該減額率により新たな変動売価を算出するため
の処理部である。変動売価掲載処理部35は、変動売価
をWebサイト5に新たな売価として掲載(上場)する
ための処理部である。入札中止処理部36は、売価が減
額され、所定の最低限度額以下になった場合には、当該
売却対象の権利の入札の受け付けを中止するための処理
部である。存続期間耐用日決定処理部37は、耐用日
を、特許権または実用新案権の存続期間の満了の日とし
て求めるための処理部である。技術耐用日決定処理部3
8は、耐用日を、国際特許分類と技術耐用期間との対応
関係が記録された技術耐用期間データベース25を参照
して求めるための処理部である。耐用日比較処理部39
は、減額率を求めるための基礎となる耐用日として、存
続期間耐用日と技術耐用日の内のいずれか早く到達する
日を、耐用日として選択するための処理部である。
【0052】なお、この処理プログラム部30は専用の
ハードウエアにより実現されるものであってもよく、ま
たこの処理プログラム部はメモリおよびCPU(中央処
理装置)等の汎用の情報処理装置により構成され、この
処理部の機能を実現するためのプログラム(図示せず)
をメモリにロードして実行することによりその機能を実
現させるものであってもよい。また、このWebサイト
21のサーバ22には、周辺機器として入力装置、表示
装置等(いずれも表示せず)が接続されているものとす
る。ここで、入力装置としては、キーボード、マウス等
の入力デバイスのことをいう。表示装置とは、CRT
(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置等のことをいう。
また、前述した説明では変動売価の表示をWebサイト
5に表示することを例にして説明したが、変動売価の表
示は、従来から用いられている売価ディスプレイに表示
するようにしてもよい。図8に売価ディスプレイの例を
示す。図8(a)は、円筒形ディスプレイに例であり、
符号D1で示す表示部に知的財産権を特定する番号と現
時点の価格が表示される。また、図8(b)は、平面パ
ネルのディスプレイの例であり、符号D2で示す表示部
に知的財産権を特定する番号と現時点の価格がマトリク
ス状に表示される。
【0053】また、前述の説明では、特許権と実用新案
権を例にして説明したが、意匠、商標、著作権に対して
も適用可能である。例えば、商標は存続期間が延長され
ることが通常であり、著作権は存続期間の最終日を決定
することができないが、対象分野と耐用期間をデータベ
ースに予め記憶しておけば対応可能である。また、売買
の方式は、オークション方式に限らず、上場期間中に複
数の売買が成立する転売形態においても前述した処理内
容は適用可能である。
【0054】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、図7に示すWebサイト21のサーバ22内の処
理プログラム部30の機能を実現するためのプログラム
をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、こ
の記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシス
テムに読み込ませ、実行することにより、図7に示すW
ebサイト21のサーバ22内の処理プログラム部30
に必要な処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コン
ピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウ
ェアを含むものとする。
【0055】また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、
メモリカード、CD−ROM等の可般媒体、コンピュー
タシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置の
ことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回
線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通
信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持す
るもの(伝送媒体ないしは伝送波)、その場合のサーバや
クライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性
メモリのように、一定時間プログラムを保持しているも
のも含むものとする。また上記プログラムは、前述した
機能の一部を実現するためのものであっても良く、さら
に前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録さ
れているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、
いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0056】以上、本発明の知的財産権売買システムの
実施の形態について説明したが、本発明は上述の図示例
にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定期間ごとに、売却対象となる権利の耐用日と現在日
から、当該権利の有効な耐用基礎日数を算出する耐用基
礎日数算出手段と、前記耐用基礎日数と現在日を基に、
前記売却対象となる権利の売価の減額率を求め、該減額
率により新たな変動売価を算出する変動売価算出手段
と、前記変動売価を新たな売価として表示する変動売価
表示手段とを具備したため、売却対象となる各知的財産
権(特に特許権や実用新案権)に応じて、上場後の経過
日数による価値の減少を、売価に適切に反映することが
できるという効果が得られる。また、本発明によれば、
前記耐用日を前記権利の存続期間の満了の日を基に決定
する存続期間耐用日決定手段をさらに具備したため、売
却対象となる特許権や実用新案権等の権利の存続期間に
応じて、売価を適切に設定することができるという効果
が得られる。また、本発明によれば、前記耐用日を前記
権利の対象となる対象分野と耐用期間との対応関係が記
録された耐用期間データベースを参照して決定する耐用
日決定手段をさらに具備したため、権利の種類に応じて
適切な耐用期間を設定することができるという効果が得
られる。また、本発明によれば、前記権利が特許権また
は実用新案権であり、前記耐用日を、技術分野と技術耐
用期間との対応関係が記録された耐用期間データベース
を参照して決定する技術耐用日決定手段をさらに具備し
たため、売却対象となる特許権や実用新案権の技術分野
ごとの技術耐用期間に応じて、売価を適切に設定するこ
とができるという効果が得られる。また、本発明によれ
ば、前記技術分野として、国際特許分類のセクション、
サブセクション、クラス、またはサブクラスを使用する
ようにしたため、技術耐用期間を技術分野ごとに、きめ
細かく設定することができるという効果が得られる。ま
た、本発明によれば、前記権利の存続期間の満了の日を
基に決定される存続期間耐用日と、技術分野と耐用期間
との対応関係が記録された耐用期間データベースを参照
して決定される技術耐用日とを比較し、いずれか早く到
達する日を、前記耐用日として選択する耐用日比較手段
をさらに具備したため、耐用日をより適切に設定するこ
とができるという効果が得られる。また、本発明によれ
ば、前記変動売価算出手段は、前記所定期間売価を一定
にしておき、該所定期間の中で申し込まれた入札値と売
価のうち最も高い価格と前記減額率により前記新たな変
動売価を算出するにしたため、適切な変動売価を算出す
ることができるという効果が得られる。また、本発明に
よれば、前記減額率を、1−(上場経過日数)/(耐用
基礎日数)なる式によって求めるようにしたため、変動
売価を簡単かつ容易に算出することができるという効果
が得られる。また、本発明によれば、前記変動売価算出
手段は、前記売価が減額され、所定の限度額以下になっ
た場合に当該売却対象の権利のさらなる減額を中止する
にしたため、所定の最低限度額を保証することができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される知的財産権取引市場の概
念を示す説明図である。
【図2】 本発明の知的財産権売買システムによる知的
財産権取引市場の構成を示す図である。
【図3】 本発明の知的財産権売買システムの動作を示
すシーケンス図である。
【図4】 本発明の知的財産権売買システムの動作を示
すシーケンス図である。
【図5】 変動売価の計算方法を説明するための図であ
る。
【図6】 技術耐用期間データベースの例を示す図であ
る。
【図7】 Webサイトのサーバの構成を示す図であ
る。
【図8】 売価ディスプレイの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 知的財産権提供企業 1a 知的財産権 2 知的財産権取引仲介機関 3 知的財産権評価機関 4 知的財産権取引市場 5 Webサイト 6 知的財産権購入企業 10 インターネット 11 知的財産権提供企業の端末 12 知的財産権購入企業の端末 13 知的財産権評価機関のサーバ 20 知的財産権取引仲介機関のサーバ 22 Webサイトのサーバ 25 技術耐用期間データベース 26 内部情報データベース 30 処理プログラム部 31 権利売却情報掲載処理部 32 売却価格更新処理部 33 耐用基礎日数算出処理部 34 変動売価算出処理部 35 変動売価掲載処理部 36 入札中止処理部 37 存続期間耐用日決定処理部 38 技術耐用日決定処理部 39 耐用日比較処理部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 知的財産に関する権利の売却情報を上場
    すると共に、該権利に対する入札の申し込みを受け付け
    るための知的財産権売買システムであって、 所定期間ごとに、売却対象となる権利の耐用日と現在日
    から、当該権利の有効な耐用基礎日数を算出する耐用基
    礎日数算出手段と、 前記耐用基礎日数と現在日を基に、前記売却対象となる
    権利の売価の減額率を求め、該減額率により新たな変動
    売価を算出する変動売価算出手段と、 前記変動売価を新たな売価として表示する変動売価表示
    手段とを具備することを特徴とする知的財産権売買シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記耐用日を前記権利の存続期間の満了
    の日を基に決定する存続期間耐用日決定手段をさらに具
    備することを特徴とする請求項1に記載の知的財産権売
    買システム。
  3. 【請求項3】 前記耐用日を前記権利の対象となる対象
    分野と耐用期間との対応関係が記録された耐用期間デー
    タベースを参照して決定する耐用日決定手段をさらに具
    備することを特徴とする請求項1に記載の知的財産権売
    買システム。
  4. 【請求項4】 前記権利が特許権または実用新案権であ
    り、前記耐用日を、技術分野と技術耐用期間との対応関
    係が記録された耐用期間データベースを参照して決定す
    る技術耐用日決定手段をさらに具備することを特徴とす
    る請求項3に記載の知的財産権売買システム。
  5. 【請求項5】 前記技術分野として、国際特許分類のセ
    クション、サブセクション、クラス、またはサブクラス
    を使用することを特徴とする請求項3または請求項4に
    記載の知的財産権売買システム。
  6. 【請求項6】 前記権利の存続期間の満了の日を基に決
    定される存続期間耐用日と、技術分野と耐用期間との対
    応関係が記録された耐用期間データベースを参照して決
    定される技術耐用日とを比較し、いずれか早く到達する
    日を、前記耐用日として選択する耐用日比較手段をさら
    に具備することを特徴とする請求項1、3、4または5
    に記載の知的財産権売買システム。
  7. 【請求項7】 前記変動売価算出手段は、前記所定期間
    売価を一定にしておき、該所定期間の中で申し込まれた
    入札値と売価のうち最も高い価格と前記減額率により前
    記新たな変動売価を算出することを特徴とする請求項1
    に記載の知的財産権売買システム。
  8. 【請求項8】 前記減額率を、以下の式で求めることを
    特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の知的財産
    権売買システム。 1−(上場経過日数)/(耐用基礎日数)
  9. 【請求項9】 前記変動売価算出手段は、前記売価が減
    額され、所定の限度額以下になった場合に当該売却対象
    の権利のさらなる減額を中止することを特徴とする請求
    項1に記載の知的財産権売買システム。
  10. 【請求項10】 前記変動売価表示手段は、インターネ
    ット上のWebサイトに設けられたことを特徴とする請
    求項1に記載の知的財産権売買システム。
  11. 【請求項11】 前記変動売価表示手段は、売価ディス
    プレイであることを特徴とする請求項1に記載の知的財
    産権売買システム。
  12. 【請求項12】 知的財産に関する権利の売却情報を上
    場すると共に、該権利に対する入札の申し込みを受け付
    けるための知的財産権売買方法であって、 所定期間ごとに、売却対象となる権利の耐用日と現在日
    から、当該権利の有効な耐用基礎日数を算出する耐用基
    礎日数算出過程と、 前記耐用基礎日数と現在日を基に、前記売却対象となる
    権利の売価の減額率を求め、該減額率により新たな変動
    売価を算出する変動売価算出過程と、 前記変動売価を新たな売価として表示する変動売価表示
    過程とを有することを特徴とする知的財産権売買方法。
  13. 【請求項13】 知的財産に関する権利の売却情報を上
    場すると共に、該権利に対する入札の申し込みを受け付
    けるための知的財産権売買プログラムであって、 所定期間ごとに、売却対象となる権利の耐用日と現在日
    から、当該権利の有効な耐用基礎日数を算出する耐用基
    礎日数算出処理と、 前記耐用基礎日数と現在日を基に、前記売却対象となる
    権利の売価の減額率を求め、該減額率により新たな変動
    売価を算出する変動売価算出処理と、 前記変動売価を新たな売価として表示する変動売価表示
    処理とをコンピュータに行わせることを特徴とする知的
    財産権売買プログラム。
  14. 【請求項14】 知的財産に関する権利の売却情報を上
    場すると共に、該権利に対する入札の申し込みを受け付
    けるための知的財産権売買プログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体であって、 所定期間ごとに、売却対象となる権利の耐用日と現在日
    から、当該権利の有効な耐用基礎日数を算出する耐用基
    礎日数算出処理と、 前記耐用基礎日数と現在日を基に、前記売却対象となる
    権利の売価の減額率を求め、該減額率により新たな変動
    売価を算出する変動売価算出処理と、 前記変動売価を新たな売価として表示する変動売価表示
    処理とをコンピュータに行わせることを特徴とする知的
    財産権売買プログラムを記録した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006011579A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Bridgeman:Kk 工業所有権の取引システム
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JP2009122956A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Iib:Kk 微生物情報管理システム及び微生物情報管理プログラム
JP2010102665A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Hatsuta Seisakusho Co Ltd 物品リース支援システム及びその支援方法

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