JP2003330727A - プログラム作成情報、および実行プログラム - Google Patents

プログラム作成情報、および実行プログラム

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JP2003330727A
JP2003330727A JP2002141388A JP2002141388A JP2003330727A JP 2003330727 A JP2003330727 A JP 2003330727A JP 2002141388 A JP2002141388 A JP 2002141388A JP 2002141388 A JP2002141388 A JP 2002141388A JP 2003330727 A JP2003330727 A JP 2003330727A
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Katsuhiko Kondo
克彦 近藤
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Takumi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データに対して所望の機能を実現させるため
のアプリケーションを別個独立に必要とせずに、当該デ
ータを操作することが可能なようにすることを目的とす
る。 【解決手段】 CPU10は、マルチメディアファイル
の送信指示入力を受け付けると、当該マルチメディアフ
ァイルと、当該マルチメディアファイルを構成するメデ
ィアデータを操作するためのアプリケーションとを結合
して配付ファイルを作成する。さらに、CPU10は、
当該マルチメディアファイルを処理するための実行手順
を記述した起動モジュールを作成して配付ファイルに組
み込む。そして、CPU10は、作成した配付ファイル
を、通信装置60及び通信回線を介して受信装置に送信
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルデータ
と、当該データに対する諸機能を実現するアプリケーシ
ョンとを一体化させた実行プログラムを作成するための
プログラム作成情報に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファイルの配付や交換等は、電
子メールに添付するといった通信媒体を介して、或いは
記録媒体を介して行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、特定
のアプリケーションで作成されたファイルの構造は、当
該アプリケーション特有である。このため、例えば、デ
ータの作成者と譲受者とが異なる場合、譲受者がデータ
を閲覧する場合や、変更、削除等編集する場合には、当
該データに対する所望の機能を実現させるためのアプリ
ケーションが別個独立に必要であった。
【0004】本発明は、上述した従来の問題点を解決す
るため、データに対して所望の機能を実現させるための
アプリケーションを別個独立に必要とせずに、当該デー
タを操作することが可能なようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載のプログラム作成情報は、コンピュー
タに対して、データを記憶するデータ記憶手段(例え
ば、図1に示すマルチメディアファイル格納領域86
0)と、複数の機能アプリケーションを記憶するアプリ
ケーション記憶手段(例えば、図1に示すアプリケーシ
ョン800)と、前記アプリケーション記憶手段により
記憶された機能アプリケーションの内、1以上の機能ア
プリケーションを選択する選択手段(例えば、図1に示
すCPU10)と、前記データ記憶手段により記憶され
たデータと、前記選択手段により選択された機能アプリ
ケーションとを一体化して、当該データに対する開くア
クションの実行に伴い、当該データに対する当該機能ア
プリケーションの機能を実現する1つの実行プログラム
を作成する作成手段(例えば、図1に示すCPU10)
と、を機能させることを特徴とする。
【0006】ここで、プログラム作成情報とは、コンピ
ュータによる処理の用に供する、プログラムに準じた情
報の意である。
【0007】この請求項1記載の発明によれば、データ
と、当該データを処理するための機能アプリケーション
とを一体化した実行可能な形式の実行プログラムを作成
することができる。そして、この実行プログラムに対し
て、開くアクションを実行することにより、当該実行プ
ログラムに組み込まれたデータに対して、実行プログラ
ムに組み込まれた機能アプリケーションによる機能を実
現させることができる。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のプログラム作成情報であって、前記アプリケーショ
ン記憶手段が、データ閲覧用の閲覧機能アプリケーショ
ンを記憶するように、前記コンピュータに機能させるた
めの情報と、前記選択手段が、少なくとも前記閲覧機能
アプリケーションを選択するように、前記コンピュータ
に機能させるための情報と、を含むことを特徴とする。
【0009】この請求項2記載の発明によれば、必ずデ
ータの閲覧機能を備えた実行プログラムを作成すること
ができる。このため、例えば、実行プログラムをやり取
りすることにより、当該データを閲覧するための機能ア
プリケーションがインストールされていない装置におい
ても、当該データを確実に閲覧することができる。
【0010】そして、請求項3記載の発明は、請求項1
または2記載のプログラム作成情報であって、前記アプ
リケーション記憶手段に記憶された各機能アプリケーシ
ョンは、所定の実行環境で動作するアプリケーションで
あり、前記作成手段が、前記所定の実行環境を生成する
ための環境生成情報を含めて前記実行プログラムを作成
するように、前記コンピュータに機能させるための情報
を含むことを特徴とする。
【0011】この請求項3記載の発明によれば、実行プ
ログラムに組み込まれる機能アプリケーションが所定の
実行環境で動作する場合において、当該所定の実行環境
を生成するための環境生成情報を実行プログラムに組み
込むことができる。従って、データを他の装置とやり取
りするといった場合において、この実行プログラムをや
り取りすることにより、当該他の装置の実行環境に影響
されずにデータをやり取りすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して詳細に説明する。本発明は、デジタルデ
ータを配付する際に、データと、当該データを操作する
ためのアプリケーションとを一体化して実行可能な形式
の配付ファイル(実行プログラム)を作成するものであ
る。本発明の実施の形態においては、ファイル配付装置
が、当該ファイル配付装置と通信回線を介して接続され
た装置(以下、受信装置という。)に対してマルチメデ
ィアファイルを送信する場合を例にとって説明する。
尚、以下では、このファイル配付装置及び受信装置を、
パーソナル・コンピュータで構成することとして説明す
るが、これに限定されるものではない。
【0013】図1に、本実施の形態におけるファイル配
付装置1の機能構成について説明する。同図において、
ファイル配付装置1は、CPU(Central Processing U
nit)10、ROM(Read Only Memory)20、RAM
(Random Access Memory)30、入力装置40、表示装
置50、通信装置60、記憶装置70、記憶装置70が
備える記憶媒体80等から構成され、記憶媒体80以外
の各機能部はバス90により接続されている。
【0014】CPU10は、記憶媒体80に格納される
プログラムやデータ、或いは入力装置40を介して入力
された入力データ等に基づいて、ファイル配付装置1全
体の制御、ファイル配付装置1内の各機能部への指示等
の各種処理を行う。また、CPU10は、処理結果をR
AM30に格納するとともに表示装置50に出力し、R
AM30に格納した処理結果の一部或いは全てを記憶媒
体80へ格納する。
【0015】また、CPU10は、ユーザーの指示に従
って記憶媒体80に格納されるアプリケーション800
を起動し、操作入力に対応した処理を実行してマルチメ
ディアファイルを作成する。アプリケーション800
は、例えば、文字、静止画、動画、音声といったの情報
伝達のためのメディアデータを操作するための複数の機
能アプリケーションで構成される。このアプリケーショ
ン800に含まれる各機能アプリケーションにより、こ
れらのメディアデータに対する操作が複合的に行われ
る。
【0016】図2に、アプリケーション800の構成例
を示す。同図に示すように、アプリケーション800
は、大きく閲覧用アプリケーション群820と、編集用
アプリケーション群840とで構成される。閲覧用アプ
リケーション群820には、文字表示アプリケーション
822、静止画表示アプリケーション824、動画再生
アプリケーション826、音声再生アプリケーション8
28といった、各メディアデータを閲覧するための機能
アプリケーションが含まれる。そして、編集用アプリケ
ーション群840には、文字編集アプリケーション84
2、静止画編集アプリケーション844、動画編集アプ
リケーション846、音声編集アプリケーション848
といった、各メディアデータを編集するための機能アプ
リケーションが含まれる。また、閲覧用アプリケーショ
ン群820及び編集用アプリケーション群840を構成
する各機能アプリケーションは、別個独立して機能する
ように構成されている。
【0017】このアプリケーション800の処理に従っ
てマルチメディアファイルが作成されるが、作成された
マルチメディアファイルは、マルチメディアファイル格
納領域860に格納される。図3に、マルチメディアフ
ァイル格納領域860の蓄積形式の一例を示す。同図に
示すように、マルチメディアファイル格納領域860に
は、複数のマルチメディアファイル870が蓄積され、
それぞれ、ファイル名に対応づけて、当該ファイルを構
成する各メディアデータが格納される。例えば、ファイ
ル名“MF1”のマルチメディアファイル870(以
下、「ファイルMF1」という。)には、文字データ8
72と、動画データ874と、音声データ876とが格
納される。
【0018】さらに、本発明を実現するため、CPU1
0は、配付ファイル作成プログラム880に従って処理
を実行する。具体的には、CPU10は、入力装置40
から入力された操作指示に従い、マルチメディアファイ
ルと、当該マルチメディアファイルを操作するための機
能アプリケーションと、当該アプリケーションの実行環
境を生成するための起動モジュールとを組み込んだ実行
形式の配付ファイルを作成する。そして、例えば、受信
装置100へのマルチメディアファイルの配付が指示さ
れた場合には、作成した配付ファイルを受信装置100
に送信する。
【0019】ROM20には、CPU10により実行さ
れるIPL(Initial Program Loader)プログラムや、
当該IPLプログラムに係る各種初期設定値等が格納さ
れる。
【0020】RAM30は、CPU10が実行する各種
プログラムや、これらプログラムの実行に係るデータ等
を一時的に格納するメモリ領域を備える。
【0021】入力装置40は、カーソルキー、テンキ
ー、各種ファンクションキー等を備えたキーボード、及
びマウス等のポインティングデバイスを含み、押下され
たキーの押下信号やマウスの位置信号等の操作信号をC
PU10に出力して、各種選択操作や設定操作等の入力
手段を実現する。
【0022】表示装置50は、例えば、CRT(Cathod
e Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等の
各種表示装置であり、CPU10から入力される表示情
報を出力する。
【0023】通信装置60は、通信回線を介して接続さ
れる他の装置(受信装置)と所定の情報を送受するため
の装置であり、モデム(MODEM:MOdulator/DEModu
lator)、或いはターミナルアダプタ(TA:Terminal
Adapter)等によって構成される。CPU10は、この
通信装置60、及び電話回線、ISDN回線、無線通信
回線、専用線、CATV回線等の通信回線を介し、LA
N、WAN、或いはインターネット等のネットワークを
利用して外部機器との通信を行うための制御を行う。
【0024】記憶媒体80は、例えば、ハードディス
ク、ICメモリカード、磁気ディスク、光ディスク等に
より実現され、ファイル配付装置1の動作に係る各種処
理プログラムや当該処理プログラムによる処理結果等の
データが格納される。CPU10は、記憶装置70を介
して記憶媒体80に格納されるデータの読み込みや書き
込み等の処理を行う。
【0025】また、この記憶媒体80には、本実施の形
態を実現するため、特に、各種機能アプリケーションを
含むアプリケーション800と、配付ファイル作成プロ
グラム880とが格納されるとともに、マルチメディア
データ格納領域860を備える。そして、配付ファイル
作成プログラム880は、起動モジュール作成プログラ
ム882を含んで構成される。
【0026】次に、上述した構成のファイル配付装置1
の動作について、詳細に説明する。CPU10は、入力
装置40を介してマルチメディアファイルの送信指示が
入力された際に、当該マルチメディアファイルに関わる
配付ファイルを作成して、通信装置60及び通信回線を
介して送信先に指定された装置(受信装置100)に送
信する。また、以下の説明においては、CPU10は、
入力装置40を介して配付ファイルに組み込む編集機能
の選択入力を受け付けて、当該選択入力に従って該当す
る編集用の機能アプリケーションを組み込んだ配付ファ
イルを作成する。以下、ファイルMF1について音声編
集を選択した場合を例にとって詳細に説明する。
【0027】図4は、配付ファイル作成処理を説明する
ための図である。同図に示すように、ファイルMF1
と、アプリケーション800に含まれる機能アプリケー
ションとからファイル名“DF1”の配付ファイル20
0(以下、「配付ファイルDF1」という。)が作成さ
れる。具体的には、選択されたファイルMF1を構成す
る各メディアデータを閲覧するための文字表示アプリケ
ーション822、動画再生アプリケーション826、及
び音声再生アプリケーション828が閲覧用アプリケー
ション群820から選出されるとともに、選択された音
声編集機能に対応する音声編集アプリケーション848
が編集用アプリケーション群840から選出され、配付
ファイルDF1が作成される。さらに、配付ファイルD
F1には、選出された各機能アプリケーションの起動処
理を制御する起動モジュール220が組み込まれる。こ
の起動モジュール220は、各機能アプリケーションに
対する一種のOSの様な働きをする。
【0028】図5は、配付ファイル作成プログラム88
0を読み出して実行することによるCPU10の処理動
作を示すフローチャートである。CPU10は、入力装
置40を介して、特定のマルチメディアファイルの送信
指示入力を受け付ける。また、この際、CPU10は、
送信先に対して許可する編集機能の選択入力を受け付け
る。そして、CPU10は、マルチメディアファイルの
送信指示入力を受け付けると、配付ファイル作成プログ
ラム880を読み出して配付ファイル作成処理を実行す
る。
【0029】即ち、先ず、送信指示されたマルチメディ
アファイルをマルチメディアデータ格納領域860から
選択する(ステップS10)。続いて、CPU10は、
選択されたマルチメディアファイルと、当該マルチメデ
ィアファイルを構成するメディアデータを閲覧するため
の機能アプリケーションとを結合する(ステップS2
0)。そして、CPU10は、メディアデータの編集機
能が選択されたか否かを判定して(ステップS30)、
編集機能が選択されている場合には、当該編集機能に対
応するアプリケーションをさらに結合し(ステップS4
0)、配付ファイルを作成する。
【0030】次いで、CPU10は、起動モジュール作
成プログラム882を読み出して起動モジュール作成処
理を実行する(ステップS50)。具体的には、CPU
10は、マルチメディアファイルを構成する各メディア
データと、当該メディアデータを操作するためのアプリ
ケーションとを関連付けて、マルチメディアファイルを
処理するための実行手順を記述した起動モジュールを作
成し、配付ファイルに組み込む。
【0031】そして、CPU10は、作成した配付ファ
イルを、通信装置60及び通信回線を介して指定された
受信装置100に送信する。
【0032】次に、受信装置100について説明する。
この受信装置100の機能構成は、図1に示して説明し
たファイル配付装置1の構成において、記憶媒体120
を図6に示す記憶媒体120に置き換えた構成と同様で
あり、以下、同一の構成要素には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
【0033】図6に示すように、受信装置100の記憶
媒体120は、配付ファイル格納領域122を備える。
この配付ファイル格納領域122には、上述したファイ
ル配付装置1から受信した配付ファイルが蓄積される。
【0034】受信装置100において、CPU10は、
ファイル配付装置1から送信された配付ファイルを開く
場合(開くアクションを実行した場合)には、配付ファ
イルを展開し、当該配付ファイルに組み込まれている起
動モジュールを実行して、当該配付ファイルを起動する
ための実行環境を生成し、当該配付ファイルに組み込ま
れた機能アプリケーションに対応した処理を実行する。
【0035】図7に、受信した配付ファイルDF1を開
いた際の表示画面の一例を示す。同図において、閲覧ウ
ィンドウ300には、配付ファイルDF1に組み込まれ
たマルチメディアデータ(ファイルMF1)を構成する
文字データが表示されるとともに動画データが再生さ
れ、さらに、受信装置100が備えるスピーカ等の音出
力装置(図示略)から音声データが再生される。
【0036】また、表示画面には、当該配付ファイルD
F1に組み込まれた閲覧用のアプリケーションに対応す
る閲覧用ツールボックス320が用意されている。具体
的には、ファイルMF1を複合的に閲覧操作するための
基本操作ボックス322と、ファイルMF1を構成する
各メディアデータを別個に閲覧操作するための、例え
ば、文字データの表示/非表示を切り替える文字表示ボ
ックス324、動画データの再生、停止、及び再生位置
を指示するための動画再生ボックス326、音声データ
の再生、停止、及び再生位置を指示するための音声再生
ボックス328とが用意されている。ユーザーは、この
閲覧用ツールボックス320において、ファイルMF1
を閲覧するための各種操作が可能である。
【0037】より具体的には、基本操作ボックス322
で提供される各機能は図4に示す起動モジュール220
により実現され、文字表示ボックス324で提供される
各機能は文字表示アプリケーション822により実現さ
れ、動画再生ボックス326で提供される各機能は動画
再生アプリケーション826により実現され、そして音
声再生ボックス328で提供される各機能は音声再生ア
プリケーション828により実現される。
【0038】さらに、配付ファイルDF1に組み込まれ
た音声編集アプリケーションに対応する音声編集ウィン
ドウ340が用意されている。ユーザーは、音声編集ウ
ィンドウ340において、ファイルMF1を構成する音
声データに対して、録音、削除、合成といった編集操作
が可能である。
【0039】具体的には、音声編集ウィンドウ340で
提供される各機能は、図4に示す音声編集アプリケーシ
ョン848により実現される。
【0040】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、配付対象となるマルチメディアファイルと、当該マ
ルチメディアファイルを閲覧・編集するためのアプリケ
ーションとを一体化した実行可能形式の配付ファイルを
作成するので、受信装置100において、当該マルチメ
ディアファイルを閲覧・編集するためのアプリケーショ
ンを所有する(或いはインストールされている)必要が
ない。従って、ファイル配付装置1においては送信先の
実行環境を意識する必要なくマルチメディアファイルを
送信することができ、また、配付ファイルの受信装置に
おいては受信したマルチメディアファイルを確実に操作
することができる。
【0041】また、ファイル配付装置1において、受信
装置100に送信する配付ファイルに組み込む編集用の
機能アプリケーションを選択することにより、受信装置
100における当該配付ファイルを構成するマルチメデ
ィアファイルに対する編集操作を制限することができ
る。例えば、マルチメディアファイルを構成する特定の
メディアデータのみを編集させたい場合や、マルチメデ
ィアファイルに新たにメディアデータを追加させたいと
いった場合等には、該当する編集用のアプリケーション
を組み込んだ配付ファイルを作成する。
【0042】以上、本発明の実施の形態例について説明
したが、本発明は、上述した実施の形態例に限定される
ものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可
能である。
【0043】例えば、本実施の形態においては、マルチ
メディアファイルには複数のメディアデータが格納され
ることとして説明したが、マルチメディアファイルに含
まれるメディアデータは1つであっても勿論構わない。
また、本実施の形態においては、複数のメディアデータ
を複合的に扱うマルチメディアファイルを例にとって説
明したが、1つのデータに対して、当該データを処理す
るための機能アプリケーションを組み込んだ配付ファイ
ルを作成することも勿論可能である。
【0044】さらに、本実施の形態においては、1つの
マルチメディアファイルを対象に配付ファイルを作成す
る場合について説明したが、複数のマルチメディアファ
イルを対象にして1つの配付ファイルを作成することと
してもよい。
【0045】さらに、起動モジュールをWindows(R)
やUNIX(R)といった各種OSにマルチ対応可能に構成
することとしてもよい。この場合には、配付ファイルを
開く際に、起動モジュールに従ってOSに依存しないア
プリケーションの実行環境が生成されるので、配付ファ
イルをやり取りする際に、ファイル配付装置と受信装置
とのOSの違いを意識する必要がない。
【0046】尚、本実施の形態によれば、受信装置に多
数の配付ファイルが蓄積されるため、同一の機能アプリ
ケーションにより記憶領域が冗長的に利用される場合が
生じるが、記憶メディアの容量が肥大化した最近のコン
ピュータ事情においては、記憶容量の制約よりもむしろ
アプリケーションの使い勝手が重要視されている。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、データ
と、当該データを処理するための機能アプリケーション
とを一体化した実行可能な形式の実行プログラムを作成
することができる。そして、この実行プログラムに対し
て開くアクションを実行することにより、当該実行プロ
グラムに組み込まれたデータに対して、実行プログラム
に組み込まれた機能アプリケーションによる機能を実現
させることができる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、必ずデータ
の閲覧機能を備えた実行プログラムを作成することがで
きる。このため、例えば、実行プログラムをやり取りす
ることにより、当該データを閲覧するための機能アプリ
ケーションがインストールされていない装置において
も、当該データを確実に閲覧することができる。
【0049】請求項3記載の発明によれば、実行プログ
ラムに組み込まれる機能アプリケーションが、所定の実
行環境で動作する場合において、当該所定の実行環境を
生成するための環境生成情報を実行プログラムに組み込
むことができる。従って、データを他の装置とやり取り
するといった場合において、この実行プログラムをやり
取りすることにより、当該他の装置の実行環境に影響さ
れずにデータをやり取りすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるファイル配付装置の機能
構成を示す図である。
【図2】アプリケーションの構成例を示す図である。
【図3】マルチメディアファイルの蓄積形式の一例を示
す図である。
【図4】配付ファイルの作成処理を説明するための図で
ある。
【図5】配付ファイル作成処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【図6】受信装置の記憶媒体の構成例を示す図である。
【図7】配付ファイル表示した際の表示画面の一例を示
す図である。
【符号の説明】
1 ファイル配付装置 10 CPU 20 ROM 30 RAM 40 入力装置 50 表示装置 60 通信装置 70 記憶装置 80 記憶媒体 800 アプリケーション 820 閲覧用アプリケーション群 840 編集用アプリケーション群 860 マルチメディアファイル格納領域 880 配付ファイル作成プログラム 882 起動モジュール作成プログラム 90 バス 100 受信装置 120 記憶媒体 122 配付ファイル格納領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータに対して、 データを記憶するデータ記憶手段と、 複数の機能アプリケーションを記憶するアプリケーショ
    ン記憶手段と、 前記アプリケーション記憶手段により記憶された機能ア
    プリケーションの内、1以上の機能アプリケーションを
    選択する選択手段と、 前記データ記憶手段により記憶されたデータと、前記選
    択手段により選択された機能アプリケーションとを一体
    化して、当該データに対する開くアクションの実行に伴
    い、当該データに対する当該機能アプリケーションの機
    能を実現する1つの実行プログラムを作成する作成手段
    と、 を機能させるためのプログラム作成情報。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプログラム作成情報であっ
    て、 前記アプリケーション記憶手段が、データ閲覧用の閲覧
    機能アプリケーションを記憶するように、前記コンピュ
    ータに機能させるための情報と、 前記選択手段が、少なくとも前記閲覧機能アプリケーシ
    ョンを選択するように、前記コンピュータに機能させる
    ための情報と、 を含むことを特徴とするプログラム作成情報。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のプログラム作成情
    報であって、 前記アプリケーション記憶手段に記憶された各機能アプ
    リケーションは、所定の実行環境で動作するアプリケー
    ションであり、 前記作成手段が、前記所定の実行環境を生成するための
    環境生成情報を含めて前記実行プログラムを作成するよ
    うに、前記コンピュータに機能させるための情報を含む
    ことを特徴とするプログラム作成情報。
  4. 【請求項4】コンピュータが、請求項1〜3の何れか1
    つに記載のプログラム作成情報を実行することにより作
    成した実行プログラム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034406A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Ricoh Co Ltd 画像入力装置、印刷媒体、画像情報処理方法及びワークフローシステム

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JP2007034406A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Ricoh Co Ltd 画像入力装置、印刷媒体、画像情報処理方法及びワークフローシステム

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