JP2003330525A - 部品発注受注システム - Google Patents

部品発注受注システム

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JP2003330525A
JP2003330525A JP2002141778A JP2002141778A JP2003330525A JP 2003330525 A JP2003330525 A JP 2003330525A JP 2002141778 A JP2002141778 A JP 2002141778A JP 2002141778 A JP2002141778 A JP 2002141778A JP 2003330525 A JP2003330525 A JP 2003330525A
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Toshitaka Takahashi
敏貴 高橋
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Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前工程から後工程への部品の納入を確実にす
るために、前工程に無用な警告を頻繁に行うことなく、
一方、警告が真に必要とされる場合には確実に行うこと
のできるシステムを提供する。 【解決手段】 自動起動される後工程コンピュータ1
が、ネットワークサーバ8にアクセスして通信履歴を確
認し、前工程コンピュータ9で部品の発注情報が受信さ
れたか否かを確認する。また、自動起動される後工程コ
ンピュータ1が、作業指示書が入力装置6で読み取られ
て部品が後工程に受け入れられたか否かを確認する。い
ずれも確認できない場合には、警告の出力をして、前工
程に注意を喚起させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、コンピュータネ
ットワークシステムを利用して、部品の受注発注を処理
するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】 特開平5−12304号公報や特開平
11−102330号公報に、発注側コンピュータから
発注情報を送信して受注側コンピュータで受信すること
によって、発注受注を処理するシステムが開示されてい
る。発注情報が送受信されたことを確認するために、受
注側コンピュータが発注情報を受信した時に受信確認情
報が発注側に送信され、受注側コンピュータによって発
注情報が受信されたことを発注側で確認できるシステム
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上記
従来のシステムを、部品の供給を受ける後工程と部品を
供給する前工程との間で活用することが困難なことがあ
る。通常、部品は部品納入便で納入される。部品納入便
の時間間隔は決まっており、一度に発注された部品が複
数回に分けて納入されることもある。また、前工程と後
工程の稼動時間は必ずしも一致しないため、複数回に分
けて発注された部品が前工程で一度に受信されることも
ある。部品発注情報を受信した前工程では、発注内容に
応じて部品を出荷する。受注した時に、発注内容に応じ
た処理を選択して、その処理を指示する指示書を発行し
なければならない。部品発注情報が通信ネットワークを
利用して送受信される場合には、後工程コンピュータが
部品発注情報を送信する時に受信するのではなく、部品
納入便の時刻から逆算してそれに間に合うタイミングで
受信処理することもある。部品を供給する前工程の側で
部品発注情報をまとめて受信する運用をしている場合に
従来の技術を用いると、発注側コンピュータが発注情報
を送信した時には受信確認情報が得られず、頻繁に無用
な警告がなされて実用に耐えられない。
【0004】本発明では、以上の問題点に鑑み、無用に
警告することがない反面、警告して注意を喚起しなけれ
ばならないときにはそれを見過ごすことなく警告するシ
ステムを提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】 本発明のシステ
ムでは、部品の供給を受ける後工程に設置されている後
工程コンピュータが納期を含む部品発注情報を通信ネッ
トワークに送信し、部品を供給する前工程に設置されて
いる前工程コンピュータが通信ネットワークから部品発
注情報を受信することによって部品の発注受注処理を実
行する。通信ネットワークは、通信ネットワークに送信
された情報が宛先コンピュータによって受信されたか否
かの情報を記憶するサーバを有する通信履歴管理タイプ
である。また後工程コンピュータには、送信した部品発
注情報の納期から計算される受信最終タイミングまでの
間に、送信した部品発注情報が前工程コンピュータによ
って受信されたことを確認し、未確認の場合に警告する
プログラムが記憶されている。
【0006】ここでいう前工程とは、後工程に部品を供
給する工程を総称するものであり、部品が部品メーカか
ら供給される場合には部品メーカが前工程となる。前工
程にはコンピュータが設置されており、後工程から送信
された部品発注情報を適宜なタイミング受信する。この
適宜なタイミングは、必ずしも、後工程コンピュータか
ら部品発注情報が送信されたタイミングではなく、それ
よりも遅れることがある。部品を発注する後工程の側で
は、前工程が受信処理する時刻を知らない場合もある。
後工程コンピュータと前工程コンピュータは、通信ネッ
トワークを介して部品発注情報を送受信する。この通信
ネットワークは、送信された情報が宛先コンピュータに
よって受信されたか否かの情報をサーバに記憶すること
ができる通信履歴管理タイプのものである。後工程コン
ピュータはサーバにアクセスして通信履歴を参照するこ
とで、前工程が発注情報を受信したか否かを確認するこ
とができる。前記したように、部品を発注する後工程の
側では、前工程が受信処理する時刻を知らない場合もあ
る。しかしながら、発注情報を受信処理してから後工程
に納入されるまでに要する時間がわかっていれば、発注
情報に含まれている納期情報から、その納期に間に合う
ためには遅くともいつまでに部品発注情報が受信処理さ
れなければならないかを知ることができる。これが、こ
こでいう受信最終タイミングである。受信最終タイミン
グになっても受信処理されていなければ、警告等の注意
喚起を必要としており、ここまで待って受信の有無を確
認するようにすれば、無用に警告することを避けられる
タイミングである。本システムでは、受信最終タイミン
グにおいて部品発注情報が前工程コンピュータによって
受信されたことを確認するプログラムが後工程コンピュ
ータに記憶されている。これにより、無用に警告するこ
とが避けられるタイミングであって、警告等の注意喚起
を真に必要としていることが判明するタイミングで、後
工程コンピュータが能動的に受信の有無を確認すること
から、無用に警告することなく、しかも、注意喚起を真
に必要としている場合には見過ごすことなく警告するこ
とができる。
【0007】確認の方法としては、上記に代えて、後工
程コンピュータに、受信確認時刻に自動起動され、通信
ネットワーク上のサーバに記憶された通信履歴から、前
工程コンピュータが部品発注情報を受信したか否かを確
認し、未確認の場合に警告してもよい。
【0008】ここでいう受信確認時刻は、受信最終タイ
ミングまたは受信最終タイミングにほぼ等しい時間をい
う。この場合、受信していなければならない時間におい
て自動的に受信の有無がチェックされ、無用な警告を避
けながら、警告しなければならない場合には確実に警告
される。
【0009】後工程コンピュータが、前工程から後工程
に部品が納入されたか否かの確認を行う時刻を記憶した
マスタテーブルと、当該時刻において自動起動され、後
工程に納入された部品を記憶している納入管理コンピュ
ータにアクセスして当該部品の納入を確認し、未確認の
場合に警告するプログラムが記憶されていることが好ま
しい。
【0010】後工程に部品が納入されたか否かの確認を
行う時刻は、部品発注情報に含まれている納期の直後の
タイミングが好ましい。このようにすると、発注情報が
受信されたか否かを確認するのみならず、実際に納入さ
れたか否かが確認され、納入されていなければならない
時になっても納入されていないことが直ちに判別する。
無用な警告を避けながら、警告しなければならない場合
には確実に警告する。なお、納期の直後に納入されてい
ないことが判明すれば、部品の使用時刻までの間に対策
できることが多く、警告が遅すぎるということにはなら
ない。
【0011】
【発明の実施の形態】 図1を参照して、本発明が適用
される部品の発注受注システムの概要を説明する。後工
程では部品を使用して生産する活動を繰返している。後
工程では、将来必要となる部品を前工程に発注する。前
工程では、部品発注情報を受信し、受注した部品を後工
程に供給する。この一連の活動が繰返されている。
【0012】後工程には後工程コンピュータ1が設けら
れており、通信ネットワーク7に接続され、部品発注情
報を通信ネットワーク7に送信する。前工程には前工程
コンピュータ9が設けられており、通信ネットワーク7
に接続され、通信ネットワーク7から部品発注情報を受
信する。
【0013】前工程コンピュータ9が部品発注情報を受
信すると、当該情報に基づいて、前工程が行うべき作業
内容を指示する作業指示書が発行される。その作業指示
書に従って、部品製造や部品在庫からの出庫が行われ、
発注された部品が前工程から後工程へ出荷される。この
とき、作業指示書が部品とともに後工程へ移動する(矢
印10)。後工程に部品が納入される際に、後工程コン
ピュータ1の入力装置6で作業指示書が読み取られて、
納入された部品の種類や納入時刻や納入した前工程等の
情報が得られる。部品の納入実績情報が得られることに
よって、なにがいつ納入されたのかが記録される。後工
程で部品が使用されると、再び作業指示書が読み取ら
れ、どの部品がいつ使用されたのかが記録される。この
部品使用実績情報を参照することによって、将来必要と
なる部品を前工程に発注することができる。上記した、
「発注→受注→納入→使用→発注」のサイクルが円滑に
繰返されていれば、後工程が将来必要とする部品が後工
程に納入され、後工程で部品が欠品したり、あるいは部
品が過大に在庫したりすることがない。
【0014】「発注→受注→納入→使用→発注」のサイ
クルが円滑に行なわれないと、部品が納期までに後工程
に納入されず、後工程で部品が欠品する事態が発生す
る。上記サイクルに生じるトラブルの一つが、後工程コ
ンピュータ1が送信した部品発注情報が前工程コンピュ
ータ9によって受信されないことである。そこで、本実
施例では、(1)前工程コンピュータ9で部品発注情報
が受信されなければならないタイミングで受信されたか
否かを確認し、(2)納期までに後工程に部品が納入さ
れたか否かを確認することによって、部品の未納入を未
然に防止し、あるいは部品の未納入を早期に発見して、
後工程で部品が欠品することを回避することを可能とす
る。上記処理のために、後工程コンピュータ1には、受
信確認時刻マスタテーブル3と、受入実績確認時刻マス
タテーブル5が用意されており、これらのマスタテーブ
ル3、5に記憶されている時刻に、自動的に起動され
る。また、後工程コンピュータ1には、後工程コンピュ
ータ1が発注した情報と部品が前工程でいかに処理され
ているかを示すステータス情報を記憶する作業状況管理
テーブル2と、後工程に納入された部品種類等を記憶す
る作業指示書受入実績テーブル4が用意されており、適
宜更新される。
【0015】次に、上記確認方法の一例を説明する。 チェックパターン1 図1に示すように、後工程コンピュータ1が通信ネット
ワーク上のサーバ8にアクセスして通信履歴を確認する
ことによって、前工程コンピュータ9が部品発注情報を
受信したか否かを確認する。これをチェックパターン1
とする。
【0016】図2にチェックパターン1の手順を示す。
S201に示すように、受信確認時刻マスタテーブル3
に記憶されている時刻で、後工程コンピュータ1が自動
的に起動される。受信確認時刻マスタテーブル3には、
後工程コンピュータ1が発注した部品発注情報が前工程
コンピュータ9によって受信されていなければならない
最終タイミングが記憶されており、これよりも遅れて受
信されると納期遅れとなる時刻が記憶されている。図7
に受信確認時刻マスタテーブル3に記憶されている具体
例を示す。部品発注情報送信時刻領域71には後工程コ
ンピュータ1から部品発注情報が送信された時刻が記憶
され、受信予定時刻領域72には前工程コンピュータ9
で部品発注情報が受信される予定の時刻が記憶され、受
信確認時刻領域73には後工程コンピュータ1が自動起
動されて部品発注情報が受信されたか否かの確認を行う
時刻が記憶される。受信確認時刻は、前工程で部品発注
情報が受信されてから部品を納入するまでに要する時間
等の因子によって決定される。
【0017】図11は、送信した部品発注情報に含まれ
る納期情報から逆算して得られる受信の最終タイミング
を受信確認時刻とする場合を示している。ここでは9:
30に送信された部品発注情報の受信の最終タイミング
が10:00である場合を例示している。即ち、9:3
0に送信された部品発注情報が10:00までに受信さ
れれば部品発注情報に含まれる納期までに部品が納入さ
れるの対し、10:00までに受信されなければ納期ま
でに部品が納入できない関係にあることを例示してい
る。この場合、部品発注情報の送信時刻から15分後の
9:45が受信予定時刻となっていても、予定よりも1
5分遅れの10:00までに受信があれば正常範囲と見
なせることから、正常時の最終時刻である10:00を
受信の最終タイミングとしたものである。この場合、当
該最終タイミングの10:00に後工程コンピュータ1
が自動起動される。このように受信確認時刻を設定する
ことで、最終タイミングまでに受信が行われたか否かを
確認することが可能となる。
【0018】図12は、受信確認時刻を複数個設定する
場合を例示している。9:35、9:45、9:55の
ように、受信確認時刻をここでは10分毎に設定してお
く。ここでも最終タイミング10:00は、他の受信確
認時刻から区別されている。9:35、9:45、9:
55の受信確認時刻で後工程コンピュータ1が自動起動
され、前工程コンピュータ9で受信されたか否かを確認
するが、受信が確認されないからといって警告はしな
い。最終タイミング10:00で受信が確認されない場
合にのみ警告する。これによって、無用な警告が避けら
れる。なお、9:35、9:45、9:55のいずれか
の中間受信確認時刻で受信が確認されれば、その後の受
信確認時刻では確認対象から外される。
【0019】図13は、受信予定時刻で確認するととも
に、受信の最終タイミングでも確認する場合を示してい
る。受信予定時刻の9:45及び受信の最終タイミング
の10:00に後工程コンピュータが自動起動される。
このように受信確認時刻を設定することで、最初の受信
予定時刻で確認できなかった場合に後工程から前工程に
受信を促し、その後の受信最終タイミングで最終確認を
することにより、受信を確実に行わせることができる。
【0020】次に、図2のS203に示すように、前記
自動起動された後工程コンピュータ1が、前工程の作業
状況を管理するテーブルである作業状況管理テーブルの
データを確認する。
【0021】図8に示すように、作業状況管理テーブル
には、後工程コンピュータ1が発注した情報と部品が、
前工程でいかに処理されているかを示すステータス情報
が記憶されている。部品発注情報送信時刻領域81に
は、部品発注情報が送信された時刻が記憶されている。
前工程作業状況領域82には、前記時刻に送信された部
品発注情報のステータス情報が記憶される。発注された
部品が作業指示書とともに後工程に納入されていなけれ
ば、「作業指示書受入前」83のステータスが記憶され
る。この場合は2ケースに分かれ、発注情報が前工程コ
ンピュータ9で受信されたことが確認されるまでは「情
報受信前」85のステータスが記憶され、受信されたこ
とが確認されると「情報受信済」86のステータスが記
憶される。一方、発注された部品が作業指示書とともに
後工程に納入されていれば、「作業指示書受入済」84
のステータスが記憶される。作業状況管理テーブルに、
「作業指示書受入前」83で「情報受信前」85以外の
データが記憶されている場合、すなわち、「情報受信
済」86又は「作業指示書受入済」84のステータスデ
ータが記憶されている場合は、チェックパターン1を行
わない。図2のS205に示すように、「情報受信済」
86の場合は後に説明するチェックパターン2を行い、
S207に示すように、「作業指示書受入済」84の場
合は、全チェックを完了する。
【0022】図2のS203で「情報受信前」であるこ
とが判明すると、S209に示すように、自動起動され
た後工程コンピュータ1が、ネットワーク7上のサーバ
8にアクセスして通信履歴を参照し、前工程コンピュー
タ9が部品発注情報を受信したか否かを確認する。通信
履歴から前工程コンピュータ9が部品の発注情報を受信
していることが確認できれば、作業状況管理テーブルの
ステータスデータを更新する(S213)。具体的に
は、図8に示すように、「情報受信前」85を「情報受
信済」86に更新する。一方、通信履歴から未受信であ
ることを確認した場合には、リスト出力等で後工程ユー
ザに警告する(S211)。この場合、図11〜13に
関連して説明したように、受信最終タイミングで受信確
認できない場合にのみ警告する。こうすることによっ
て、無駄に警告することがなく、しかも、警告しなけれ
ばならないときには見過ごさずに警告することができ
る。以上をもって、チェックパターン1を完了する(S
215)。
【0023】このように、納期から計算される受信最終
タイミングで後工程コンピュータ1が自動起動され、通
信ネットワーク7上サーバ8にアクセスして通信履歴か
ら前工程コンピュータ9の部品発注情報の受信の確認を
行うことで、受信確認の効率化を図られる。また、受信
最終タイミングで未受信の場合に警告を行うことで、未
受信であることが明確となった場合にのみ後工程から前
工程に受信を促すことができ、後工程が前工程に度々受
信の確認をする必要がなくなる。
【0024】チェックパターン2 本実施例では、図1に示すように、部品と作業指示書が
後工程に受け入れられたか否かを確認する。これをチェ
ックパターン2とする。
【0025】図3にチェックパターン2の手順を示す。
S301に示すように、後工程コンピュータ1は、受入
実績確認時刻マスタテーブル5に記憶されている時刻
に、自動的に起動される。受入実績確認時刻マスタテー
ブル5には、前工程から納入される作業指示書が後工程
で受入られたか否かを確認する時刻が記憶されている。
作業指示書は部品とともに前工程から後工程へ移動する
もので、後工程で部品の受入れが行われる際に、後工程
コンピュータ1で作業指示書のデータが読み取られると
ともにその受入実績が作業指示書受入実績テーブルに記
憶される。受入実績の有無を確認することで、部品の納
入の有無を確認することができる。
【0026】図9に、受入実績確認時刻マスタテーブル
の具体例を示す。部品発注情報送信時刻領域91には、
後工程コンピュータ1から部品発注情報が送信された時
刻が記憶され、受信予定時刻領域92には前工程コンピ
ュータ9で部品発注情報が受信される予定の時刻が記憶
され、受入予定時刻領域93には部品の納入とともに作
業指示書が受け入れられる予定の時刻が記憶され、受入
実績確認時刻領域94には後工程コンピュータ1が自動
起動されて作業指示書の受入があったか否かの確認を行
う時刻が記憶される。
【0027】図14は、送信した部品発注情報に含まれ
る納期情報から得られる部品の納入予定時刻を受入実績
確認時刻とする場合を示している。ここでは9:30に
送信された部品発注情報に対し部品の納入予定時刻が1
1:00となっている。この場合、当該納入予定時刻に
後工程コンピュータ1が自動起動される。このように受
入実績確認時刻を設定することで、納入予定時刻に部品
の納入が行われて作業指示書が受け入れられたか否かを
確認することが可能となる。
【0028】受入実績確認時刻を、納入予定時刻に若干
の猶予時間を与えた時間とすることもできる。例えば、
10分の納期遅れまでは許容される場合には、納入予定
時刻が11:00となっていれば、受入実績確認時刻を
11:10とすることができる。
【0029】次に、図3のS303に示すように、自動
起動された後工程コンピュータ1が作業状況管理テーブ
ル2のデータを確認する。
【0030】この場合は、図8に示すように、作業状況
管理テーブル2の前工程作業状況領域82のデータが、
チェックパターン1完了時の状態、すなわち「作業指示
書受入前」83かつ「情報受信済」86であることを確
認する。作業状況管理テーブル2に「作業指示書受入
前」83かつ「情報受信済」86以外のデータが記憶さ
れている場合、すなわち、「情報受信前」85又は「作
業指示書受入済」84のデータが記憶されている場合
は、チェックパターン2を行わない。図3のS305に
示すように、「情報受信前」85の場合はチェックパタ
ーン1を行い、S307に示すように「作業指示書受入
済」84の場合は、全チェックを完了する。
【0031】次に、図3のS309に示すように、自動
起動された後工程コンピュータ1が、作業指示書受入実
績テーブル3のデータが「実績有」であることを確認す
る。作業指示書受入実績テーブル3には、部品の納入の
際に作業指示書が後工程コンピュータ1で読み取られた
ときに、受入実績有のデータが記憶されている。
【0032】図10に作業指示書受入実績テーブル3の
具体例を示す。部品発注情報送信時刻領域101には部
品発注情報が送信された時刻が記憶され、当該時刻の発
注情報に対して前工程から作業指示書の受入実績があっ
たか否かが作業指示書受入領域102に記憶される。受
入実績が無ければ「実績無」102、受入実績があれば
「実績有」103と記憶されている。
【0033】図3のS309で作業指示書の受入実績が
あったことを確認できたら、作業状況管理テーブルのデ
ータを更新する(S313)。具体的には、図8に示す
ように、チェックパターン1の終了時の状態、すなわち
「作業指示書受入前」83かつ「情報受信済」86を、
「作業指示書受入済」84に更新する。一方、受入実績
がないことを確認した場合には、リスト出力等で後工程
ユーザに警告する(S311)。以上をもって、チェッ
クパターン2を完了する(S315)。チェックパター
ン2が完了したことをもって、全チェックが完了する
(S317)。
【0034】なお、データ処理の観点から、作業指示書
の受入実績の入力処理中に、直接作業状況管理テーブル
のデータを、「作業指示書受入済」84に更新してしま
う方法もある。この場合には受入実績テーブルを確認せ
ず、直接作業状況管理テーブルのデータが「作業指示書
受入済」84になっているか否かを確認する。
【0035】このように、前工程で部品発注情報が受信
されたか否かの確認に併せて作業指示書が発行されたか
否かの確認を併せて行うことで、部品の未納入に対する
二重の予防措置を取ることができ後工程で部品が欠品す
ることを確実に回避することができる。
【0036】確認方法の他の例を説明する。 チェックパターン3 図4に示すように、前工程で部品発注情報が受信された
か否かの確認を前工程コンピュータ9から後工程コンピ
ュータ1に送信される受信確認情報を確認することで行
われる。これをチェックパターン3とする。
【0037】図5に示すように、チェックパターン3で
は、S501において前準備として、後工程コンピュー
タ1が前工程コンピュータ8から送信された受信確認情
報を受信する。受信確認情報を受信した場合には、S5
03で作業状況管理テーブルのデータを更新する。具体
的には図8に示す作業状況管理テーブルの前工程作業状
況領域82のデータを、「作業指示書受入前」83かつ
「情報受信前」85から、「情報受信済」86に更新す
る。
【0038】図5のS505で前記した受信確認時刻マ
スタテーブル4により後工程コンピュータ1が自動的に
起動されると、S507で作業状況管理テーブルのデー
タが「作業指示書受入前」83かつ「情報受信済」86
であることを確認する。なお受信確認時刻については、
上記チェックパターン1と同様に決定される。データが
「情報受信済」86の状態であることが確認できれば、
チェックパターン3を完了する(S513)。一方、
「情報受信前」85であることを確認した場合には、リ
スト出力等で後工程ユーザに警告する(S509)。ま
た、「作業指示書受入済」84であることを確認した場
合には、全チェックを完了する(S511)。
【0039】このように、自動的に時刻起動される後工
程コンピュータが作業状況管理テーブルのデータを確認
することで、受信確認の効率化を図る。また、未受信の
場合に警告を行うことで、未受信であることが明確とな
った場合にのみ後工程から前工程に受信を促すことがで
き、後工程が前工程に度々受信の確認をする必要がなく
なる。
【0040】チェックパターン4 図4に示すように、後工程で作業指示書が受け入れられ
たか否かの確認を、前工程コンピュータ9から後工程コ
ンピュータ1に送信される部品の出荷情報の確認によっ
て行われる。通常は部品が出荷されると、一定の移動時
間を経た後に後工程で部品が納入され作業指示書が受け
入れられるので、出荷情報の確認をもって作業指示書の
受入実績の確認に替える。これをチェックパターン4と
する。
【0041】図6に示すように、チェックパターン4で
は、S601において前準備として、後工程コンピュー
タ1が前工程コンピュータ9から送信された出荷情報を
受信する。出荷情報を受信すると、S603で作業状況
確認テーブル2のデータを更新する。具体的には、図8
に示す作業状況確認テーブル2の前工程作業状況領域8
2のデータを、チェックパターン3終了時の状態、すな
わち「作業指示書受入前」83かつ「情報受信済」86
から、「作業指示書受入済」84に更新する。
【0042】図6のS605で受入実績確認時刻マスタ
テーブル5により後工程コンピュータ9が自動的に起動
されると、S607で作業状況管理テーブルのデータが
「作業指示書受入済」84であることを確認する。なお
受入実績確認時刻については、納期から輸送に要する時
間を減じた時刻とされている。例えば、11:00の納
期を持つ部品が輸送に30分を有する前工程を10:3
0までに出発していれば、11:00までに納入される
ことが期待できる。データが「作業指示書受入済」84
の状態であることが確認できれば、チェックパターン4
を完了する(S613)。一方、「作業指示書受入前」
83かつ「情報受信済」86のままであることを確認し
た場合には、リスト出力等で後工程ユーザに警告する
(S609)。また、「作業指示書受入前」83かつ
「情報受信前」85であることを確認した場合には(S
611)、チェックパターン3を行う。以上をもってチ
ェックパターン4を完了する(S613)。チェックパ
ターン4が完了したことをもって、全チェックが完了す
る(S615)。
【0043】その他の確認方法の例として、チェックパ
ターン1とチェックパターン4の組み合わせ、あるい
は、チェックパターン3とチェックパターン2の組み合
わせ等も可能である。
【0044】
【発明の効果】このように、自動起動されるコンピュー
タが確認を行うことで無用の警告を行うことが避けられ
る。また、前工程で部品発注情報が受信されたことを確
認するとともに、作業指示書発行の確認を併せて行うこ
とによって、部品の未納入に対して二重の予防措置を取
ることができ、後工程で部品が欠品することを確実に回
避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 チェックパターン1とチェックパターン2を
示す説明図である。
【図2】 チェックパターン1の手順を示す流れ図であ
る。
【図3】 チェックパターン2の手順を示す流れ図であ
る。
【図4】 チェックパターン3とチェックパターン4を
示す説明図である。
【図5】 チェックパターン3の手順を示す流れ図であ
る。
【図6】 チェックパターン4の手順を示す流れ図であ
る。
【図7】 後工程コンピュータ内の受信確認時刻マスタ
テーブルの構成例を示す説明図である。
【図8】 後工程コンピュータ内の作業状況管理テーブ
ルの構成例を示す説明図である。
【図9】 後工程コンピュータ内の受入実績確認時刻マ
スタテーブルの構成例を示す説明図である。
【図10】 後工程コンピュータ内の作業指示書受入実
績テーブルの構成例を示す説明図である。
【図11】チェックパターン1で受信確認時刻を受信の
最終タイミングとした場合の説明図である。
【図12】チェックパターン1で受信確認時刻を10分
毎とした場合の説明図である。
【図13】チェックパターン1で受信確認時刻を受信予
定時刻及び受信の最終タイミングとした場合の説明図で
ある。
【図14】チェックパターン2で受入実績確認時刻を納
入予定時刻とした場合の説明図である。
【符号の説明】
1 :後工程コンピュータ 2 :作業状況管理テーブル 3 :受信確認時刻マスタテーブル 4 :作業指示書受入実績テーブル 5 :受入実績確認時刻マスタテーブル 6 :後工程コンピュータ入力装置 7 :通信ネットワーク 8 :通信履歴管理タイプネットワークサーバ 9 :前工程コンピュータ 10:前工程での出荷から後工程への納入までの輸送ル
ート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 318 G06F 17/60 318G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品の供給を受ける後工程に設置されて
    いる後工程コンピュータが納期を含む部品発注情報を通
    信ネットワークに送信し、部品を供給する前工程に設置
    されている前工程コンピュータが通信ネットワークから
    部品発注情報を受信することによって部品の発注受注処
    理を実行するシステムであり、 通信ネットワークは、通信ネットワークに送信された情
    報が宛先コンピュータによって受信されたか否かの情報
    を記憶するサーバを有する通信履歴管理タイプであり、 後工程コンピュータには、送信した部品発注情報の納期
    から計算される受信最終タイミングまでの間に、送信し
    た部品発注情報が前工程コンピュータによって受信され
    たことを確認し、未確認の場合に警告するプログラムが
    記憶されていることを特徴とする部品の発注受注システ
    ム。
  2. 【請求項2】 部品の供給を受ける後工程に設置されて
    いる後工程コンピュータが納期を含む部品発注情報を通
    信ネットワークに送信し、部品を供給する前工程に設置
    されている前工程コンピュータが通信ネットワークから
    部品発注情報を受信することによって部品の発注受注処
    理を実行するシステムであり、 通信ネットワークは、通信ネットワークに送信された情
    報が宛先コンピュータによって受信されたか否かの情報
    を記憶するサーバを有する通信履歴管理タイプであり、 後工程コンピュータには、受信確認時刻に自動起動さ
    れ、通信ネットワーク上のサーバに記憶された通信履歴
    から、前工程コンピュータが部品発注情報を受信したか
    否かを確認し、未確認の場合に警告するプログラムが記
    憶されていることを特徴とする部品の発注受注システ
    ム。
  3. 【請求項3】 後工程コンピュータには、前工程から後
    工程に部品が納入されたか否かの確認を行う時刻を記憶
    したマスタテーブルと、当該時刻において自動起動さ
    れ、後工程に納入された部品を記憶している納入管理コ
    ンピュータにアクセスして当該部品の納入を確認し、未
    確認の場合に警告するプログラムが記憶されていること
    を特徴とする請求項1又は請求項2の部品発注受注シス
    テム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011053793A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Toshiba Tec Corp 商品情報管理装置及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011053793A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Toshiba Tec Corp 商品情報管理装置及びプログラム

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