JP2003330382A - 電子pop、及びモニタの取付具 - Google Patents

電子pop、及びモニタの取付具

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JP2003330382A
JP2003330382A JP2002135913A JP2002135913A JP2003330382A JP 2003330382 A JP2003330382 A JP 2003330382A JP 2002135913 A JP2002135913 A JP 2002135913A JP 2002135913 A JP2002135913 A JP 2002135913A JP 2003330382 A JP2003330382 A JP 2003330382A
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monitor
shelf
mounting
fixture
display shelf
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JP2002135913A
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Atsushi Kumagai
敦 熊谷
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 棚に容易に且つ確実に取り付けることができ
るとともに、棚のスペース効率を向上させることができ
る電子POP、及びモニタの取付具を提供する。 【解決手段】 モニタを前端部上面に突出部を有する
棚に取り付けるモニタの取付具である。モニタが取り付
けられる取付部を備える。取付部のモニタと反対側に設
けられ、突出部に棚の前縁に沿った回転中心周りに回転
自在に掛合する掛合部を備える。取付部から掛合部より
後方に延出して棚の下面に当接する支持部を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子POP、及び
モニタの取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、店舗等において、来客にメッ
セージを伝える手段の一つとしてPOP(Point of Pur
chase advertising)が知られている。このPOPは、
店舗のイメージを来客に伝える効果や、来客を商品の場
所に誘導する効果、商品情報を来客に簡潔に伝え購買意
欲を高める効果など、販売促進や活性化に結び付く様々
な効果をもたらすことから、例えば店頭や店内や商品の
横等、数々の場所に設置されるようになっている。
【0003】ところで、従来のPOPは、チラシ、プラ
イスカード、PRカードのようなカード型のものが多か
った。そして、これらカード型POPを例えば商品が陳
列される陳列棚に設置する場合、POPを固定可能なホ
ルダーを用いるようになっている。詳細には、実開昭6
1−29381号公報、実開昭61−29382号公
報、実開昭61−36873号公報、実開昭57−19
9369号公報などに開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなホルダーは陳列棚にその前端部を挟み込むように
して固定されており、ホルダーの陳列棚を挟み込む上側
の部分は陳列棚の上面側に設けられることになる。これ
により、陳列棚の商品が陳列されるスペースが減少して
しまい、商品を陳列する際の陳列棚のスペース効率が悪
くなっていた。また、POPを陳列棚等に設置すると、
例えば商品を選択中の来客の体が触れることでPOPの
設置位置がずれたり、陳列棚からはずれて床に落ちたり
する可能性がある。特に、上記のようなカード型POP
の他に、近年用いられるようになってきている、表示画
面を備えた電子機器によって商品の広告映像や音声等を
出力する、いわゆる電子POPには、例えばタッチパネ
ルを備え、来客に操作されることで様々な情報を提供す
るものもあるが、操作により電子POPの設置位置がず
れてしまうといった問題があった。この場合、電子PO
Pがもたらす様々な効果が低減してしまうために、陳列
棚等に確実に取り付けられる必要があった。なお、特開
平11−52856号公報に開示のように、POPを金
属製の壁面に設置可能となるようにマグネットシートを
備えた支持具が提案されているが、カード型POPに比
べて重量の大きい電子POPは、前記支持具だけでは確
実に取り付けることが難しいといった問題もある。
【0005】本発明の課題は、棚に容易に且つ確実に取
り付けることができるとともに、棚のスペース効率を向
上させることができる電子POP、及びモニタの取付具
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の電子POPは、モニタと、前記モニタを前
端部上面に突出部を有する棚に取り付けるモニタの取付
具とを備えた電子POPにおいて、前記モニタの取付具
は、前記モニタが取り付けられる取付部と、前記取付部
のモニタと反対側に設けられ、前記突出部に前記棚の前
縁に沿った回転中心周りに回転自在に掛合する掛合部
と、前記取付部から前記掛合部より後方に延出して前記
棚の下面に当接する支持部とを備え、前記モニタは、そ
の上端部の高さが前記掛合部の高さと略等しくなるよう
に前記取付部に取り付けられ、前記支持部は、その先端
部に設けられ、前記棚の下面に当接される当接部と、前
記取付部に接続される接続部とを備え、前記当接部にマ
グネットが備えられ、前記当接部と前記接続部との間
に、前記モニタに電源を供給する電源供給手段を収納可
能な電源収納部が設けられることを特徴としている。
【0007】本発明の電子POPによれば、取付部のモ
ニタと反対側に設けられ、棚の前端部上面の突出部に棚
の前縁に沿った回転中心周りに回転自在に掛合する掛合
部と、取付部から掛合部より後方に延出して棚の下面に
当接する支持部とを備えている。従って、取付部にモニ
タが取り付けられることで、モニタの自重により棚の前
縁に沿った部分を回転中心とする回転モーメントが発生
し、この回転モーメントによって支持部は棚の奥側に向
かって回転させられる。さらに、回転させられる支持部
は棚の下面に当接することで前記回転を規制するととも
に、前記回転モーメントによって棚の下面を常時上向き
に押圧した状態となる。このように、掛合部が棚の前端
部上面の突出部に掛合されるだけで、モニタが棚の前端
部よりも手前側に位置するように電子POPが棚に取付
固定された状態となる。
【0008】また、モニタは、その上端部の高さが掛合
部の高さと略等しくなるように取付部に取り付けられて
いるので、例えばタッチパネルを備えたモニタが来客に
操作されることでモニタの上端部分が押されても、力の
ほぼ全ての成分は棚の手前側から奥側に向けて棚と略平
行に加わるだけであり、掛合部の突出部に掛合される部
分を略中心として支持部を手前側に回転させようとする
力、すなわち、支持部を棚の下面から浮かせて離そうと
する力が発生しにくく、支持部が前記下面から離れた状
態となりにくい。さらに、支持部の先端部に棚の下面に
当接される当接部が設けられ、当接部にマグネットが備
えられているので、例えば棚の下面のうち、少なくとも
マグネットに当接される部分がこのマグネットに引き付
けられる磁性体により形成される場合に、マグネットが
このマグネットに当接される棚の下面部分を引き付けた
状態となってモニタの取付具が水平方向に位置決めされ
る。これにより、例えば来客の体がモニタやモニタの取
付具等に触れたりしてもモニタの取付具の取り付け位置
が水平方向にずれにくくなる。加えて、支持部は、取付
部に接続される接続部を備え、接続部と当接部との間
に、モニタに電源を供給する電源供給手段を収納可能な
電源収納部が設けられているので、モニタを棚に配設す
る際に、電源供給手段をモニタの取付具に収納でき、電
源供給手段によって例えば商品が陳列される棚のスペー
スが占有されることがなくなる。
【0009】また、本発明のモニタの取付具によれば、
上記本発明の電子POPと同等の効果を得ることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明について、図面を
用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲
は、図示例に限定されない。図1は、電子POPの要部
を示した側断面図であり、図2は、図1の電子POPを
示した斜視図である。
【0011】本発明が適用された一実施の形態として例
示される電子POP100は、例えば図1に示すよう
に、モニタ1が例えば店舗(図示略)等に設けられた商
品が陳列される陳列棚(棚)2にその前端部21よりも
手前側に位置するようにモニタ取付具(モニタの取付
具)3によって取り付けられるものである。
【0012】先ず、陳列棚2は、例えば図示しない陳列
台に対して略水平に設けられた板状部材であり、その上
面22に商品等を陳列可能となっている。また、陳列棚
2の前端部21には、例えば陳列棚21の上面22に対
して略垂直となるように上下両方向に略同じ長さ突出し
た上側及び下側突出部211、212が設けられてい
る。さらに、陳列棚2は、例えば後述するマグネット3
81に引き付けられる磁性体から構成されている。な
お、図示は省略するが、例えば陳列棚2は上下に略平行
となるように陳列台に複数設けられている。
【0013】モニタ1は、例えば略直方体状の本体ケー
ス11と、本体ケース11前面に設けられ映像を表示す
るための表示画面を有するディスプレイ12と、本体ケ
ース11内部の背面側に設けられ、音声を出力するスピ
ーカ(図示略)と、本体ケース11側面のカードスロッ
ト13に挿入され、映像や音声等のデータが記憶された
メモリカード14と、このメモリカード14から各種デ
ータを読み出すカードリーダ(図示略)と、演算処理に
よって前記各部の制御を行いディスプレイ12及びスピ
ーカから広告映像や音声等を出力させる演算処理装置
(図示略)とを備えている。
【0014】ディスプレイ12は、映像を表示する液晶
表示パネル121と、液晶表示パネル121を覆うよう
に配設され、接触操作されるタッチパネル122とを備
えている。液晶表示パネル121としては、例えばTF
T液晶、DSTN液晶等が挙げられる。また、タッチパ
ネル122は、例えば透明電極や抵抗膜等を備えて構成
されており、接触操作を検知することで、タッチパネル
122上における操作位置の相対位置座標を示す検知信
号を生成し、演算処理装置へ出力する。
【0015】メモリカード14は、例えば半導体メモリ
(フラッシュメモリ、EEPROM等)を内蔵した情報
記憶媒体であるが、情報を記憶可能な媒体であれば、M
O、ハードディスク等その他の媒体を適宜設定しても構
わない。例えば、外部にDVDプレーヤ、ビデオプレー
ヤ、CD−ROMプレーヤ等の再生装置(図示略)を備
え、コード等で接続して映像及び音声のデータを取得す
る構成としても良い。更に、通信回線に接続して通信回
線を介して外部装置(図示略)からデータを取得する構
成としても良い。また、例えばブルートゥース規格等の
無線通信装置(図示略)を備え、無線通信によりデータ
を取得する構成としても良い。
【0016】また、モニタ1は、このモニタ1に電源を
供給可能な例えばACアダプタ等の電源部(電源供給手
段)15とケーブルを介して接続されている。なお、電
源部15は、例えば店舗内の商用電源(図示略)とケー
ブルを介して接続されている。
【0017】このように構成されるモニタ1は、その本
体ケース11の背面側にてモニタ取付具3に取り付けら
れている。
【0018】モニタ取付具3は、例えば金属製の部材で
あり、前面にモニタ1が取り付けられる矩形板状の取付
部31と、取付部31の上端部と一体に接続して設けら
れ、上側突出部211に掛合する掛合部32と、取付部
31の下端部から陳列棚2の下面に向かうとともに、掛
合部32より後方に延出して先端部が陳列棚2の下面に
当接する支持部33とを備えている。
【0019】取付部31は、その陳列棚2と反対側の正
面に着脱機構34を介してモニタ1が着脱自在に取付固
定されている。着脱機構34は、例えば、取付部31に
例えば複数(例えば2つ)のねじ344,344によっ
て取付固定された取付部側着脱部材341と、モニタ1
の本体ケース11背面に固定されたモニタ側着脱部材3
42と、取付部側着脱部材341とモニタ側着脱部材3
42の各ピン受用孔(ともに図示略)に挿脱自在に取り
付けられるピン343とを備えて構成されている。これ
ら取付部側着脱部材341とモニタ側着脱部材342と
は、モニタ1が鉛直方向に回動自在となるように各々の
ピン受用孔にピン343が挿入されることでピン結合さ
れており、モニタ1の取付部31に対する取付角度を調
整可能となっている。なお、前記取付角度は、所定角度
に調整された後で図示しない取付角度固定部材によって
固定されるようになっている。これにより、モニタ1が
例えば来客等によって操作されても、前記所定角度に調
整されて取り付けられたモニタ1の取付角度が変更され
にくくなっている。
【0020】なお、取付部31に取り付けられたモニタ
1は、その上端部の高さが掛合部32の高さと略等しく
なっている。ここで、モニタ1の上端部の高さは掛合部
32の回転中心となる上側突出部211に掛合される部
分の高さよりも低くなることが好ましい。また、モニタ
1の取付部31に取り付けられる高さの調整は、例えば
取付部側着脱部材341の取付部31への取付位置やモ
ニタ側着脱部材342の本体ケース11への取付位置が
調整されることにより行われるようになっている。
【0021】また、掛合部32は、例えば上側突出部2
11を巻き込むように先端が斜め下方に屈曲され、上側
突出部211に掛合される部分にアール(R)が付けら
れるように断面略V字状に形成されている。この掛合部
32は、上側突出部211に引っ掛けられるようにして
陳列棚2に掛合されており、掛合された部分を回転中心
(陳列棚の前縁に沿った回転中心)として電子POP1
00が回転自在となっている。また、掛合部32は、陳
列棚2に取り付けられる電子POP100の左右への回
転を規制する回転止めとしても機能し、例えば断面略V
字状とされる部分の角度を狭めたり、もしくは掛合部3
2の幅を長くしたり、もしくは複数の掛合部32とした
りすることにより、より効率的に左右への回転を規制す
ることができる。
【0022】支持部33は、取付部31の下端部分に接
続される接続部35と、この接続部35から例えば陳列
棚2の奥側に向けて略水平かわずかに斜め下方に延出し
て、上面に電源部15を収納する収納部36と、この収
納部36の後端部から例えば陳列棚2の下面23近傍ま
で斜めに延出した延出部37と、この延出部37の後端
部から例えば陳列棚2と略平行に陳列棚2の奥側に向け
て延出して、陳列棚2の下面23に当接する当接部38
とを備えて構成されている。
【0023】収納部36の左右両側端部分361,36
1は、収納部36上面に対して略垂直に立ち上がってお
り、これら左右両側端部分361,361によって収納
された電源部15が収納部36の陳列棚2に向かって左
右両方の開口部より下方に落下することが防止されてい
る。また、収納部36の手前側は取付部31に覆われて
いる。この取付部31と収納部36後方の延出部37と
により、収納部36に収納された電源部15の陳列棚2
に向かって前後方向への移動が規制されるようになって
いる。
【0024】当接部38は、例えば平板状の部材であ
り、その陳列棚2側の上面にこの上面の大きさよりも小
面積に形成された例えばシート状のマグネット381が
固定されており、このマグネット381を介して陳列棚
2の下面23と当接されている。これにより、マグネッ
ト381が前記下面23を引き付けた状態となって電子
POP100が水平方向に確実に位置決めされる。
【0025】このように、これら取付部31、掛合部3
2、支持部33とを備えて構成されるモニタ取付具3
は、ほぼ一枚の板材を曲げることによって形成されてい
る。
【0026】なお、例えば、延出部37の奥側の面及び
当接部38の陳列棚2と反対側の面には、電源部15と
商用電源とを接続するケーブルを固定するためのフック
39,39が設けられている。これにより、陳列棚2よ
りも下側に設けられる図示しない別の陳列棚の方へケー
ブルが垂れ下がることを防止して、前記陳列棚2に商品
を陳列する際や陳列棚2に陳列された商品を来客が選択
する際等に邪魔にならないようになっている。
【0027】次に、電子POP100の陳列棚2への取
付方法について説明する。
【0028】先ず、陳列棚2の前端部21の上側突出部
211にモニタ取付具3の掛合部32を引っ掛けるよう
に掛合させる。この状態においては、例えば図1の2点
鎖線で示すように、当接部38が陳列棚2の下面23に
当接した状態とはならないで、陳列棚2の下面23から
離れた状態となっている。そして、取付部31に、着脱
機構34を介してモニタ1を取り付ける。これにより、
モニタ1の自重によって掛合部32と上側突出部211
とが掛合される部分を回転中心とする回転モーメントが
発生し、この回転モーメントによって電子POP100
は回転させられる。そして、電子POP100が回転さ
せられることにより、電子POP100の当接部38が
陳列台2の下面23に当接して前記回転が規制された状
態となる。このとき、当接部38は、前記回転モーメン
トにより下面23を常時上向きに押圧した状態となっ
て、電子POP100が陳列棚2に取付固定された状態
となる。さらに、このとき当接部38のマグネット38
1は陳列棚2の下面23を引き付けた状態となって、電
子POP100の水平位置が確実に位置決めされること
になる。
【0029】以上のように、この実施の形態の電子PO
P100によれば、掛合部32を陳列棚2の前端部21
の上側突出部211に引っ掛けるように掛合させるだけ
で、取付部31に取り付けられるモニタ1の自重により
発生する回転モーメントによって、モニタ1が陳列棚2
の前端部21よりも手前側に位置するように陳列棚2に
容易に且つ確実に取付固定することができる。また、掛
合部32を上側突出部211に掛合させるだけで、モニ
タ1を陳列棚2に配設することができ、このときモニタ
取付具3は陳列棚2の前端部21の手前側から下側に亘
るように配設されることになり、これによって、陳列棚
2の商品が陳列されるスペースを減少させることがな
く、商品を陳列する際のスペース効率を良くすることが
できる。
【0030】さらに、モニタ1は、その上端部の高さが
掛合部32の高さと略等しくなるように取付部31に取
り付けられているので、例えばタッチパネル122が来
客に操作されることでモニタ1の上端部分が押されて
も、力のほぼ全ての成分は陳列棚2の手前側から奥側に
向けて陳列棚2と略平行に加わるだけであり、掛合部3
2の上側突出部211に掛合される部分を回転中心とし
て当接部38を手前側に回転させようとする力、すなわ
ち、当接部38を陳列棚2の下面23から浮かせて離そ
うとする力が発生しにくく、当接部38が下面23から
離れた状態となりにくい。また、当接部38のマグネッ
ト381が陳列棚2の下面23に当接してこの下面23
を引き付けた状態となっているので、例えば来客の体が
モニタ1やモニタ取付具3等に触れたりしてもモニタ取
付具3の取り付け位置が水平方向にずれにくくなってい
る。つまり、電子POP100が水平方向に位置決めさ
れて、電子POP100がもたらす様々な効果を低減す
ることがなくなる。加えて、電源部15を収納可能な収
納部36がモニタ取付具3に設けられているので、モニ
タ1を陳列棚2に配設する際に、電源部15を収納部3
6に収納でき、電源部15によって陳列棚2の商品が陳
列されるスペースが占有されることがなくなる。
【0031】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。ま
た、上記実施の形態では、掛合部32を陳列棚2の前端
部上面22の上側突出部211に掛合させるようにした
が、これに限られるものではなく、例えば、陳列棚2の
前縁に沿って(陳列棚2に向かって左右方向に)延在す
る凹部を設けることにより、凹部よりも手前側に形成さ
れる突出部に掛合させるようにしても良い。さらに、当
接部38のマグネット381に引き付けられるように陳
列棚2を磁性体から構成するようにしたが、これに限ら
れるものではなく、例えば、陳列台2はその下面23の
うち、少なくともマグネット381に当接される部分が
このマグネット381に引き付けられる磁性体により形
成されていれば良い。加えて、マグネット381として
当接部38の上面の大きさよりも小面積となる例えばシ
ート状のマグネットを例示したが、これに限られるもの
ではなく、例えば来客の体がモニタ1やモニタ取付具3
等に触れたりしてもモニタ取付具3の水平方向が位置決
めされた状態を維持可能であれば如何なる大きさ、形状
であっても良い。
【0032】また、上記実施の形態では、電子POP1
00を陳列棚2に取り付ける際に、掛合部32を陳列棚
2の前端部21の上側突出部211に掛合させた後、モ
ニタ1を取付部31に取り付けるようにしたが、これに
限られるものではなく、掛合部32の上側突出部211
への掛合とモニタ1の取付部31への取付との順序は任
意である。例えば、モニタ1を取付部31に取り付けた
後、掛合部32を上側突出部211に掛合させるように
しても良い。さらに、取付部31に着脱機構34を介し
てモニタ1を取り付けるようにしたが、これに限られる
ものではなく、着脱機構34を用いずに取付部31に直
接モニタ1を取り付けるようにしても良い。
【0033】
【発明の効果】本発明の電子POPによれば、取付部に
モニタを取り付けることにより、モニタの自重により棚
の前縁に沿った部分を回転中心とする回転モーメントが
発生し、この回転モーメントによって支持部を棚の奥側
に向かって回転させる。そして、回転する支持部は棚の
下面に当接して前記回転を規制するとともに、前記回転
モーメントによって棚の下面を常時上向きに押圧した状
態となる。このように、掛合部を棚の前端部上面の突出
部に掛合させるだけで、モニタが棚の前端部よりも手前
側に位置するように棚に容易に且つ確実に取り付けるこ
とができる。また、掛合部を棚の前端部上面の上側突出
部に掛合させるだけで、モニタを棚に配設することがで
き、このときモニタの取付具は棚の前端部の手前側から
下側に亘るように配設されることになり、これによっ
て、棚の有効なスペースを減少させることがなくスペー
ス効率を向上させることができる。
【0034】また、本発明のモニタの取付具によれば、
上記本発明の電子POPと同等の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態として例示する
電子POPの要部を示す側断面図である。
【図2】図1の電子POPを示す斜視図である。
【符号の説明】
100 電子POP 1 モニタ 122 タッチパネル 15 電源部(電源供給手段) 2 陳列棚(棚) 21 前端部 211 上側突出部(突出部) 22 上面 23 下面 3 モニタ取付具(モニタの取付具) 31 取付部 32 掛合部 33 支持部 34 着脱機構 35 接続部 36 収納部(電源収納部) 38 当接部 381 マグネット 39 フック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モニタと、前記モニタを前端部上面に突出
    部を有する棚に取り付けるモニタの取付具とを備えた電
    子POPにおいて、 前記モニタの取付具は、 前記モニタが取り付けられる取付部と、 前記取付部のモニタと反対側に設けられ、前記突出部に
    前記棚の前縁に沿った回転中心周りに回転自在に掛合す
    る掛合部と、 前記取付部から前記掛合部より後方に延出して前記棚の
    下面に当接する支持部とを備え、 前記モニタは、その上端部の高さが前記掛合部の高さと
    略等しくなるように前記取付部に取り付けられ、 前記支持部は、その先端部に設けられ、前記棚の下面に
    当接される当接部と、前記取付部に接続される接続部と
    を備え、 前記当接部にマグネットが備えられ、 前記当接部と前記接続部との間に、前記モニタに電源を
    供給する電源供給手段を収納可能な電源収納部が設けら
    れることを特徴とする電子POP。
  2. 【請求項2】モニタを前端部上面に突出部を有する棚に
    取り付けるモニタの取付具において、 前記モニタが取り付けられる取付部と、 前記取付部のモニタと反対側に設けられ、前記突出部に
    前記棚の前縁に沿った回転中心周りに回転自在に掛合す
    る掛合部と、 前記取付部から前記掛合部より後方に延出して前記棚の
    下面に当接する支持部とを備えることを特徴とするモニ
    タの取付具。
  3. 【請求項3】請求項2記載のモニタの取付具において、 前記モニタは、その上端部の高さが前記掛合部の高さと
    略等しくなるように前記取付部に取り付けられることを
    特徴とするモニタの取付具。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載のモニタの取付具に
    おいて、 前記支持部の先端部に前記棚の下面に当接される当接部
    が設けられ、 前記当接部にマグネットが備えられていることを特徴と
    するモニタの取付具。
  5. 【請求項5】請求項2〜4のいずれか一つに記載のモニ
    タの取付具において、 前記支持部は、その先端部に設けられ、前記棚の下面に
    当接される当接部と、前記取付部に接続される接続部と
    を備え、 前記当接部と前記接続部との間に、前記モニタに電源を
    供給する電源供給手段を収納可能な電源収納部が設けら
    れていることを特徴とするモニタの取付具。
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