JP2003329349A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2003329349A
JP2003329349A JP2002132387A JP2002132387A JP2003329349A JP 2003329349 A JP2003329349 A JP 2003329349A JP 2002132387 A JP2002132387 A JP 2002132387A JP 2002132387 A JP2002132387 A JP 2002132387A JP 2003329349 A JP2003329349 A JP 2003329349A
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blower
compressor
outside
refrigerator
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Katsushi Taniguchi
勝志 谷口
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
    • F25D2317/068Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the fans
    • F25D2317/0682Two or more fans
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/04Refrigerators with a horizontal mullion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/14Sensors measuring the temperature outside the refrigerator or freezer

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の冷却器と複数の庫内冷却送風機を備え
る冷凍サイクルにおいて、機械室内での圧縮機および凝
縮器からの熱を放熱する庫外送風機の制御に関し、外気
温、凝縮器温度、庫内冷却用送風機の回転数、圧縮機の
運転周波数を検出し、庫外送風機の回転数を制御するこ
とにより、圧縮機および凝縮器からの熱を放熱する放熱
効率を向上させることのできる冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 複数の冷却器を有する冷蔵庫の機械室2
7内での圧縮機16および凝縮器15からの熱を放熱す
る庫外送風機24の制御に関し、外気温温度センサ32
で検出する外気温度Tと、前記凝縮器15の温度センサ
35で検出する凝縮器温度Cと、庫内冷却用の各送風機
20、21の回転数S、Fと、前記圧縮機16のオンオ
フAdを入力として、前記庫外送風機24の回転数Nを制
御している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に係わり、よ
り詳細には圧縮機および凝縮器からの熱を放熱する庫外
送風機の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫は、例えば図1(説明符号
のみを対象)で示すように、外箱2と内箱3と発泡断熱
材4とからなる断熱箱体1の内部を断熱仕切体5、6に
より冷蔵室7と、野菜室8と、冷凍室9とに区画すると
ともに、前記野菜室8の後方に組み付けられる前記冷蔵
室7および野菜室8用の冷却器室33を設け、同冷却器
室33内に第一冷却器10および第一送風機20が配置
され、また、前記冷凍室9の後方に組み付けられる冷凍
室9用の冷却器室34を設け、同冷却器室34内に第二
冷却器11および第二送風機21が配置されており、前
記両冷却器10、11間を連結パイプ12で連結してい
る。
【0003】また、前記両冷却器10、11の下部に
は、それぞれ露受皿23、23’があり、この同露受皿
23、23’のほぼ中央には除霜運転時にオンされる除
霜ヒータ13、14を配設し、前記両冷却器10、11
に着霜した霜を溶かすようにしていた。また、前記断熱
箱体1の下部後方に機械室27を設け、同機械室27内
に圧縮機16と、複数のフインを備えた凝縮器15と、
前記圧縮機16および前記凝縮器15から発生する熱を
放熱する庫外送風機24を配設している。
【0004】なお、前記露受皿23、23’は冷蔵庫を
除霜運転したときに前記両冷却器10、11側から流下
する除霜水を受けるためのもので、この前記露受皿2
3、23’に集められた除霜水は排水管37、37’を
通して前記断熱箱体1の下部後方に形成されている前記
機械室27へ導かれ、この同機械室27に配設された蒸
発皿29に入るようになっている。
【0005】前記機械室27には前記圧縮機16を配置
し、同圧縮機16の頭部に対向する凸部を底面に形成し
た前記蒸発皿29が、前記圧縮機16の上部に取付けら
れており、前記蒸発皿29に集められた除霜水は前記圧
縮機16による前記機械室27の熱により主に蒸発させ
ている。
【0006】また、前記各室7、9内および前記断熱箱
体1の庫外に温度センサ30、31、32を配置し、各
庫内温度を各庫内の温度センサ30、31により検知
し、検知した温度が所定の冷却温度より高くなると、前
記圧縮機16や前記各送風機20、21を制御し、検知
した側の庫内を冷却するようになっている。
【0007】図2は、その冷凍サイクルであり、図2の
A回路に示すように、圧縮機16から吐出された冷媒
が、凝縮器15→第一キャピラリチューブ18→第一冷
却器10→第二冷却器11→アキュムレータ17を通り
前記圧縮機16に戻る、或いはB回路に示すように、前
記圧縮機16から吐出された冷媒が、凝縮器15→第二
キャピラリチューブ19→第二冷却器11→アキュムレ
ータ17を通り前記圧縮機16に戻るという冷凍サイク
ルを構成している。ここで、AとBの回路の切換えは切
換弁22によって行われ、同切換弁22を交互に切換え
て、前記第一冷却器10で前記冷蔵室7と前記野菜室8
を冷却し、前記第二冷却器11で前記冷凍室9のみを冷
却している。
【0008】また、複数の冷却器を有する冷蔵庫の前記
凝縮器15の放熱量は、冷蔵庫の設置されている場所の
条件や冷蔵庫の使用状態等によって変化するが、どのよ
うな条件でも良好に運転できることが求められる。そこ
で、外気温の変化時に良好な放熱量を確保する方法とし
て、図6で示すように、外気温温度センサ32からの入
力により前記庫外送風機24の回転数Nの制御を行う方
法や、特開平10−311642に公示されているよう
な前記凝縮器15に温度センサ35を備え、同温度セン
サ35の検出する凝縮器温度を入力し、前記庫外送風機
24の回転数Nの制御を行っていた。
【0009】しかしながら、複数の冷却器と複数の庫内
冷却送風機を備える冷凍サイクルにおいては、例えば、
図2の冷凍サイクルで述べた通り、A回路とB回路の二
つの回路があり、従来例(図6)の前記外気温温度セン
サ32や前記凝縮器温度センサ35の入力信号による前
記庫外送風機24の回転数Nの制御は、前記圧縮機16
および凝縮器15からの熱を放熱する各々の回路に対応
した制御方法ではなかったため、B回路では適正な放熱
量を得られず、冷却不良が起きる恐れや、また、A回路
では放熱量が大きく冷え過ぎ傾向となり、余分な電力を
消費している恐れのある問題を有していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、複数の冷却器と複数の庫内冷却送風
機を備える冷凍サイクルにおいて、機械室内での圧縮機
および凝縮器からの熱を放熱する庫外送風機の制御に関
し、外気温と凝縮器温度に加え、庫内冷却用送風機の回
転数や、圧縮機の運転周波数を検出し、それらにより庫
外送風機の回転数を制御するようにしたことにより、圧
縮機および凝縮器からの熱を放熱する放熱効率を向上さ
せることのできる冷蔵庫を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、貯蔵室と、庫内背面に冷気を生成する複
数の冷却器と、それぞれ生成した冷気を強制循環する複
数の送風機と、圧縮機、凝縮器、前記各冷却器とを備え
た冷凍サイクルと、前記圧縮機および凝縮器を強制冷却
させる庫外送風機を配設し、前記凝縮器の温度を検出す
る温度センサと、庫外に外気温度を検出する温度センサ
を備えてなる冷蔵庫において、前記外気温温度センサで
検出する外気温度と、前記凝縮器温度センサで検出する
凝縮器温度と、庫内冷却用の前記各送風機の回転数を入
力として、前記庫外送風機の回転数を制御した構成とな
っている。
【0012】前記圧縮機がインバータ制御である場合、
前記外気温温度センサで検出する外気温度と、前記凝縮
器温度センサで検出する凝縮器温度と、庫内冷却用の前
記各送風機の回転数と、前記圧縮機の運転周波数を入力
として、前記庫外送風機の回転数を制御した構成となっ
ている。
【0013】貯蔵室と、庫内背面に冷気を生成する複数
の冷却器と、それぞれ生成した冷気を強制循環する複数
の送風機と、圧縮機、凝縮器、前記各冷却器とを備えた
冷凍サイクルと、前記圧縮機および凝縮器を強制冷却さ
せる庫外送風機を配設し、前記凝縮器の凝縮圧力を検出
する圧力センサと、庫外に外気温度を検出する温度セン
サを備えてなる冷蔵庫において、前記外気温温度センサ
で検出する外気温度と、前記凝縮器圧力センサで検出す
る凝縮圧力と、庫内冷却用の前記各送風機の回転数を入
力として、前記庫外送風機の回転数を制御した構成とな
っている。
【0014】前記圧縮機がインバータ制御である場合、
前記外気温温度センサで検出する外気温度と、前記凝縮
器圧力センサで検出する凝縮圧力と、庫内冷却用の前記
各送風機の回転数と、前記圧縮機の運転周波数を入力と
して、前記庫外送風機の回転数を制御した構成となって
いる。
【0015】前記庫外送風機の回転数を、電源電圧によ
り制御した構成となっている。
【0016】前記庫外送風機の回転数を、電源周波数に
より制御した構成となっている。
【0017】前記庫外送風機の回転数を、電源オン時間
により制御した構成となっている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図1は本発明
の冷蔵庫本体の内部構成の概略を示す側断面図(A)
と、正面図(B)と、機械室の概略背面斜視図(C)で
あり、図2は本発明の冷蔵庫の冷凍サイクルを示す構成
図であり、図3は本発明に係わる冷蔵庫の制御ブロック
図であり、図4および図5は本発明に係わる実施例の冷
蔵庫のフローチャートである。なお、従来と同じ部分の
符号は同一とする。
【0019】図において、図1は冷蔵庫本体の概略構成
を示したもので、1は鋼板製の外箱2と、合成樹脂製の
内箱3と、発泡断熱材4等からなる断熱箱体で、その内
部は二つの断熱仕切体5、6により、上から順に冷蔵室
7と、野菜室8と、冷凍室9とに区画されている。
【0020】前記野菜室8の後方に組付けられる前記冷
蔵室7および野菜室8用の冷却器室33を設け、同冷却
器室33内に温度センサ25を有し冷気を生成する第一
冷却器10と、生成した冷気を強制循環する第一送風機
20が配置され、また、前記冷凍室9の後方に組み付け
られる冷凍室9用の冷却器室34を設け、同冷却器室3
4内に温度センサ26を有し冷気を生成する第二冷却器
11と、生成した冷気を強制循環する第二送風機21が
配置されており、前記両冷却器10、11間を連結パイ
プ12で連結している。
【0021】また、前記両冷却器10、11の下部に
は、それぞれ露受皿23、23’があり、この同露受皿
23、23’のほぼ中央には除霜運転時にオンされる除
霜ヒータ13、14を配設し、前記両冷却器10、11
に着霜した霜を溶かすようにしている。また、前記断熱
箱体1の下部後方に機械室27を設け、同機械室27内
に圧縮機16と、複数のフインを備えた凝縮器15と、
前記圧縮機16および前記凝縮器15から発生する熱を
放熱する庫外送風機24を配設している。
【0022】なお、前記露受皿23、23’は冷蔵庫を
除霜運転したときに前記両冷却器10、11側から流下
する除霜水を受けるためのもので、この前記露受皿2
3、23’に集められた除霜水は排水管37、37’を
通して前記断熱箱体1の下部後方に形成されている前記
機械室27へ導かれ、この同機械室27に配設された蒸
発皿29に入る。
【0023】前記機械室27には前記圧縮機16を配置
し、同圧縮機16の頭部に対向する凸部を底面に形成し
た前記蒸発皿29が、前記圧縮機16の上部に取付けら
れており、前記蒸発皿29に集められた除霜水は前記圧
縮機16による前記機械室27の熱により主に蒸発させ
ている。
【0024】また、前記各室7、9内および前記断熱箱
体1の庫外に温度センサ30、31、32を配置し、各
庫内温度を各庫内の温度センサ30、31により検知
し、検知した温度が所定の冷却温度より高くなると、前
記圧縮機16や前記各送風機20、21を制御し、検知
した側の庫内を冷却するようになっている。
【0025】図2は、その冷凍サイクルであり、図2の
A回路に示すように、圧縮機16から吐出された冷媒
が、温度センサ35を有する凝縮器15→第一キャピラ
リチューブ18→第一冷却器10→第二冷却器11→ア
キュムレータ17を通り前記圧縮機16に戻る、或いは
B回路に示すように、前記圧縮機16から吐出された冷
媒が、温度センサ35を有する凝縮器15→第二キャピ
ラリチューブ19→第二冷却器11→アキュムレータ1
7を通り前記圧縮機16に戻るという冷凍サイクルを構
成している。ここで、AとBの回路の切換えは切換弁2
2によって行われ、同切換弁22を交互に切換えて、前
記第一冷却器10で前記冷蔵室7と前記野菜室8を冷却
し、前記第二冷却器11で前記冷凍室9のみを冷却して
いる。
【0026】図3は本発明に係わる制御ブロック図を示
したもので、前記断熱箱体1(冷蔵庫本体)に設けられ
たマイコン等から構成される制御装置28には、前記各
温度センサ32、35の信号、前記圧縮機16のオンオ
フAd、庫内冷却用の前記各送風機20、21の回転数
S、F、前記圧縮機16の運転周波数H、前記凝縮器1
5の凝縮器圧力センサ36の信号が入力され、これらの
信号に基づいて、前記庫外送風機24の回転数Nを制御
するようになっている。
【0027】また、前記庫外送風機24の回転数Nの制
御方法として、同庫外送風機24への電源電圧Sd、電源
周波数Ssまたは電源オン時間Stにより制御するようにし
ている。
【0028】次に、本発明の第一の実施例を図3の制御
ブロック図に基づいて説明する。前記外気温温度センサ
32で検出する外気温度Tと、前記凝縮器15の温度セ
ンサ35で検出する凝縮器温度Cに加え、庫内冷却用の
前記各送風機20、21の回転数S、Fと、前記圧縮機
16のオンオフAdを入力として、前記庫外送風機24の
回転数Nを制御している。
【0029】外気温度T、凝縮器温度Cに加え、前記各
送風機20、21の回転数S、Fと、前記圧縮機16の
オンオフAdを入力として、前記庫外送風機24の回転数
Nを制御することにより、図2の冷凍サイクルで述べた
通り、A回路とB回路の二つの回路があり、B回路では
前記庫外送風機24の回転数Nを多くなるように制御
し、適正な放熱量を得て冷却不良が起きる恐れをなく
し、また、A回路では前記庫外送風機24の回転数Nを
少なくなるように制御し、適正な放熱量を得て冷え過ぎ
傾向を防ぎ、余分な電力を消費している恐れをなくすこ
とができ、複数の冷却器10、11と複数の庫内冷却送
風機20、21を備える冷凍サイクルの機械室27内で
の前記圧縮機16および凝縮器15からの良好な放熱量
を確保するようにしたものである。
【0030】次に、第一の実施例の制御方法について、
図4のフローチャートに基づいて説明する。先ず、各検
知手段毎の大きさの各段階(フローチャートでは定数)
について説明する。外気温度TはT4>T3>T2>T
1の4段階、凝縮器温度CはC3>C2>C1の3段
階、冷凍室9用の第二送風機21の回転数FはF3>F
2>F1の3段階、冷蔵室7用の第一送風機20の回転
数SはS2>S1の2段階,そして、庫外送風機24の
回転数NはN5>N4>N3>N2>N1>N0の6段
階からなっている。
【0031】ステップST1では、第二送風機21の回
転数FがF3以上かどうかを判断し、そうであれば、第
一送風機20の回転数SがS2以上であるかどうかを判
断し(ST2)、そうであれば、庫外送風機24の回転
数NをN5とする(ST3)。第一送風機20の回転数
SがS2以上でなければ(ST2)、ステップST4
で、外気温度TがT3以上かどうかを判断し、そうであ
れば、凝縮器温度CがC2以上であるかどうかを判断し
(ST5)、そうであれば、庫外送風機24の回転数N
をN4とする(ST6)。凝縮器温度CがC2以上でな
ければ(ST5)、庫外送風機24の回転数NをN3と
する(ST7)。ステップST4で、外気温度TがT3
以上でなければ、外気温度TがT2以上かどうかを判断
し(ST8)、そうであれば、凝縮器温度CがC2以上
であるかどうかを判断し(ST9)、そうであれば、庫
外送風機24の回転数NをN3とする(ST10)。凝
縮器温度CがC2以上でなければ(ST9)、庫外送風
機24の回転数NをN2とする(ST11)。ステップ
ST8で、外気温度TがT2以上でなければ、庫外送風
機24の回転数NをN1とする(ST12)。
【0032】次に、ステップST1で、第二送風機21
の回転数FがF3以上でなければ、第二送風機21の回
転数FがF2以上かどうかを判断し(ST13)、そう
であれば、第一送風機20の回転数SがS2以上である
かどうかを判断し(ST14)、そうであれば、庫外送
風機24の回転数NをN5とする(ST15)。第一送
風機20の回転数SがS2以上でなければ(ST1
4)、ステップST16で、外気温度TがT3以上かど
うかを判断し、そうであれば、凝縮器温度CがC2以上
であるかどうかを判断し(ST17)、そうであれば、
庫外送風機24の回転数NをN4とする(ST18)。
凝縮器温度CがC2以上でなければ(ST17)、庫外
送風機24の回転数NをN3とする(ST19)。ステ
ップST16で、外気温度TがT3以上でなければ、外
気温度TがT2以上かどうかを判断し(ST20)、そ
うであれば、凝縮器温度CがC2以上であるかどうかを
判断し(ST21)、そうであれば、庫外送風機24の
回転数NをN2とする(ST22)。凝縮器温度CがC
2以上でなければ(ST21)、庫外送風機24の回転
数NをN1とする(ST23)。ステップST20で、
外気温度TがT2以上でなければ、庫外送風機24の回
転数NをN0とする(ST24)。
【0033】次に、ステップST13で、第二送風機2
1の回転数FがF2以上でなければ、第二送風機21の
回転数FがF1以上かどうかを判断し(ST25)、そ
うであれば、第一送風機20の回転数SがS2以上であ
るかどうかを判断し(ST26)、そうであれば、庫外
送風機24の回転数NをN4とする(ST27)。第一
送風機20の回転数SがS2以上でなければ(ST2
6)、ステップST28で、外気温度TがT3以上かど
うかを判断し、そうであれば、凝縮器温度CがC2以上
であるかどうかを判断し(ST29)、そうであれば、
庫外送風機24の回転数NをN3とする(ST30)。
凝縮器温度CがC2以上でなければ(ST29)、庫外
送風機24の回転数NをN3とする(ST31)。ステ
ップST28で、外気温度TがT3以上でなければ、外
気温度TがT2以上かどうかを判断し(ST32)、そ
うであれば、凝縮器温度CがC2以上であるかどうかを
判断し(ST33)、そうであれば、庫外送風機24の
回転数NをN2とする(ST34)。凝縮器温度CがC
2以上でなければ(ST33)、凝縮器温度CがC1以
上であるかどうかを判断し(ST35)、そうであれ
ば、庫外送風機24の回転数NをN1とする(ST3
6)。ステップST35で、凝縮器温度CがC1以上で
なければ、庫外送風機24の回転数NをN0とする(S
T37)。ステップST32で、外気温度TがT2以上
でなければ、凝縮器温度CがC2以上であるかどうかを
判断し(ST38)、そうであれば、庫外送風機24の
回転数NをN1とする(ST39)。ステップST38
で、凝縮器温度CがC2以上でなければ、庫外送風機2
4の回転数NをN0とする(ST40)。ステップST
25で、第二送風機21の回転数FがF1以上でなけれ
ば、庫外送風機24の回転数NをN0とする(ST4
1)。庫外送風機24の回転数Nが決定された後、スタ
ートへ戻る。
【0034】第一の実施例の前記圧縮機16がインバー
タ制御である場合の応用例を、図3の制御ブロック図に
基づいて述べる。前記外気温温度センサ32で検出する
外気温度Tと、前記凝縮器15の温度を検出する温度セ
ンサ35で検出する凝縮器温度Cと、庫内冷却用の前記
各送風機20、21の回転数と、前記圧縮機16の運転
周波数Hを入力として、前記庫外送風機24の回転数N
を制御している。
【0035】次に、第一の実施例の前記圧縮機16がイ
ンバータ制御である場合の制御方法について、図5のフ
ローチャートに基づいて説明する。先ず、各検知手段毎
の大きさの各段階(フローチャートでは定数)について
説明するが、第一の実施例との違いは、圧縮機16の運
転周波数Hが入力信号に加わったことで、運転周波数H
はH2>H1の2段階である。
【0036】ステップST101では、圧縮機16がオ
ンしているかどうかを判断し、そうであれば、運転周波
数HがH2以上であるかどうかを判断し(ST10
2)、そうであれば、庫外送風機24の回転数NをN5
とする(ST103)。ステップST102で、運転周
波数HがH2以上でなければ、運転周波数HがH1以上
であるかどうかを判断し(ST104)、そうであれ
ば、外気温度TがT4以上かどうかを判断し(ST10
5)、そうであれば、庫外送風機24の回転数NをN5
とする(ST106)。ステップST105で、外気温
度TがT4以上でなければ、外気温度TがT3以上かど
うかを判断し(ST107)、そうであれば、凝縮器温
度CがC3以上であるかどうかを判断し(ST10
8)、そうであれば、第二送風機21の回転数FがF2
以上かどうかを判断し(ST109)、そうであれば、
庫外送風機24の回転数NをN5とする(ST11
0)。ステップST109で、第二送風機21の回転数
FがF2以上でなければ、第一送風機20の回転数Sが
S2以上であるかどうかを判断し(ST111)、そう
であれば、庫外送風機24の回転数NをN4とする(S
T112)。ステップST111で、第一送風機20の
回転数SがS2以上でなければ、庫外送風機24の回転
数NをN3とする(ST113)。以下のフローについ
ても、上述したステップと略同様なフローとなるので、
説明を省略する。
【0037】第二の実施例を図3の制御ブロック図に基
づいて述べる。第二の実施例と第一の実施例との違い
は、前記凝縮器15からの検知手段を温度センサ35か
ら圧力センサ36に置き換えるもので、前記凝縮器15
の圧力を検出することにより、検出精度を高めるように
するものである。前記外気温温度センサ32で検出する
外気温度Tと、前記凝縮器15の凝縮圧力Caを検出する
圧力センサ36を備え、同圧力センサ36で検出する凝
縮圧力Caと、庫内冷却用の前記各送風機20、21の回
転数S、Fと、前記圧縮機16のオンオフAdを入力とし
て、前記庫外送風機24の回転数Nを制御している。
【0038】また、前記圧縮機16がインバータ制御で
ある場合、前記外気温温度センサ32で検出する外気温
度Tと、前記凝縮器15の圧力センサ36で検出する凝
縮圧力Caと、庫内冷却用の前記各送風機20、21の回
転数S、Fと、前記圧縮機16の運転周波数Hを入力と
して、前記庫外送風機24の回転数Nを制御している。
【0039】そして、前記庫外送風機24の回転数Nの
制御方法について、図3の制御ブロック図に基づいて述
べる。前記庫外送風機24の回転数Nを、同庫外送風機
24への電源電圧Sdにより制御することにより、制御方
式が容易で、低コストの送風機を使用できる利点があ
る。
【0040】また、前記庫外送風機24の回転数Nを、
同庫外送風機24への電源周波数Ssにより制御すること
により、入力を低く抑えることができ、前記庫外送風機
24の回転数Nの変化をなめらかに変えることができる
ようになる。
【0041】また、前記庫外送風機24の回転数Nを、
同庫外送風機24への電源オン時間Stにより制御するこ
とにより、前記庫外送風機24の回転数Nの制御方式が
容易となる。
【0042】なお、上記実施例では、図2で示す冷凍サ
イクルとしたが、複数の冷却器と複数の庫内冷却送風機
を備えるもので、他の冷凍サイクルの場合においても本
発明の制御方法を適用可能である。(図示せず)また、
上記実施例では、前記野菜室8の後方に第一冷却器10
を配置したが、前記冷蔵室7の後方に第一冷却器10を
配置してもよい。(図示せず)
【0043】上記構成において、外気温度Tと、凝縮器
温度Cと、庫内冷却用の各送風機20、21の回転数
S、Fと、前記圧縮機16のオンオフAdまたは運転周波
数Hを入力として、前記庫外送風機24の回転数Nを制
御することにより、複数の冷却器10、11と複数の庫
内冷却送風機20、21を備える冷凍サイクルの機械室
27内での前記圧縮機16および凝縮器15からの良好
な放熱量を確保するようにしたもので、適正な放熱量を
得られず、余分な電力を消費したり、冷却不良が起きる
恐れのある問題をなくすことができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の冷却器と複数の庫内冷却送風機を備える冷凍サイ
クルにおいて、機械室内での圧縮機および凝縮器からの
熱を放熱する庫外送風機の制御に関し、外気温、凝縮器
温度に加え、庫内冷却用送風機の回転数、圧縮機の運転
周波数を検出し、それらにより庫外送風機の回転数Nを
制御することにより、圧縮機および凝縮器からの熱を放
熱する放熱効率を向上させることのできる冷蔵庫とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来例の冷蔵庫本体の内部構成の
概略を示す側断面図(A)と、正面図(B)と、機械室
の概略背面斜視図(C)である。
【図2】本発明および従来例の冷蔵庫の冷凍サイクルを
示す構成図である。
【図3】本発明に係わる冷蔵庫の制御ブロック図であ
る。
【図4】本発明に係わる第一の実施例の冷蔵庫のフロー
チャートである。
【図5】本発明に係わる第一の実施例の応用例を示す冷
蔵庫のフローチャートである。
【図6】従来例に係わる冷蔵庫の制御ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 断熱箱体 2 外箱 3 内箱 4 発泡断熱材 5、6 断熱仕切体 7 冷蔵室 8 野菜室 9 冷凍室 10 第一冷却器 11 第二冷却器 12 連結パイプ 13 第一除霜ヒータ 14 第二除霜ヒータ 15 凝縮器 16 圧縮機 17 アキュムレータ 18 第一キャピラリチューブ 19 第二キャピラリチューブ 20 第一送風機 21 第二送風機 22 切換弁 23、23' 露受皿 24 庫外送風機 25、26 温度センサ(冷却器) 27 機械室 28 制御装置 29 蒸発皿 30、31 温度センサ(室内) 32 温度センサ(外気温) 33、34 冷却器室 35 温度センサ(凝縮器) 36 圧力センサ(凝縮器) 37、37' 排水管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月21日(2002.5.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 冷蔵庫
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に係わり、よ
り詳細には圧縮機および凝縮器からの熱を放熱する庫外
送風機の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫は、例えば図1(説明符号
のみを対象)で示すように、外箱2と内箱3と発泡断熱
材4とからなる断熱箱体1の内部を断熱仕切体5、6に
より冷蔵室7と、野菜室8と、冷凍室9とに区画すると
ともに、前記野菜室8の後方に組み付けられる前記冷蔵
室7および野菜室8用の冷却器室33を設け、同冷却器
室33内に第一冷却器10および第一送風機20が配置
され、また、前記冷凍室9の後方に組み付けられる冷凍
室9用の冷却器室34を設け、同冷却器室34内に第二
冷却器11および第二送風機21が配置されており、前
記両冷却器10、11間を連結パイプ12で連結してい
る。
【0003】また、前記両冷却器10、11の下部に
は、それぞれ露受皿23、23’があり、この同露受皿
23、23’のほぼ中央には除霜運転時にオンされる除
霜ヒータ13、14を配設し、前記両冷却器10、11
に着霜した霜を溶かすようにしていた。また、前記断熱
箱体1の下部後方に機械室27を設け、同機械室27内
に圧縮機16と、複数のフインを備えた凝縮器15と、
前記圧縮機16および前記凝縮器15から発生する熱を
放熱する庫外送風機24を配設している。
【0004】なお、前記露受皿23、23’は冷蔵庫を
除霜運転したときに前記両冷却器10、11側から流下
する除霜水を受けるためのもので、この前記露受皿2
3、23’に集められた除霜水は排水管37、37’を
通して前記断熱箱体1の下部後方に形成されている前記
機械室27へ導かれ、この同機械室27に配設された蒸
発皿29に入るようになっている。
【0005】前記機械室27には前記圧縮機16を配置
し、同圧縮機16の頭部に対向する凸部を底面に形成し
た前記蒸発皿29が、前記圧縮機16の上部に取付けら
れており、前記蒸発皿29に集められた除霜水は前記圧
縮機16による前記機械室27の熱により主に蒸発させ
ている。
【0006】また、前記各室7、9内および前記断熱箱
体1の庫外に温度センサ30、31、32を配置し、各
庫内温度を各庫内の温度センサ30、31により検知
し、検知した温度が所定の冷却温度より高くなると、前
記圧縮機16や前記各送風機20、21を制御し、検知
した側の庫内を冷却するようになっている。
【0007】図2は、その冷凍サイクルであり、図2の
A回路に示すように、圧縮機16から吐出された冷媒
が、凝縮器15→第一キャピラリチューブ18→第一冷
却器10→第二冷却器11→アキュムレータ17を通り
前記圧縮機16に戻る、或いはB回路に示すように、前
記圧縮機16から吐出された冷媒が、凝縮器15→第二
キャピラリチューブ19→第二冷却器11→アキュムレ
ータ17を通り前記圧縮機16に戻るという冷凍サイク
ルを構成している。ここで、AとBの回路の切換えは切
換弁22によって行われ、同切換弁22を交互に切換え
て、前記第一冷却器10で前記冷蔵室7と前記野菜室8
を冷却し、前記第二冷却器11で前記冷凍室9のみを冷
却している。
【0008】また、複数の冷却器を有する冷蔵庫の前記
凝縮器15の放熱量は、冷蔵庫の設置されている場所の
条件や冷蔵庫の使用状態等によって変化するが、どのよ
うな条件でも良好に運転できることが求められる。そこ
で、外気温の変化時に良好な放熱量を確保する方法とし
て、図12で示すように、外気温温度センサ32からの
入力により前記庫外送風機24の回転数Nの制御を行う
方法や、特開平10−311642に公示されているよ
うな前記凝縮器15に温度センサ35を備え、同温度セ
ンサ35の検出する凝縮器温度を入力し、前記庫外送風
機24の回転数Nの制御を行っていた。
【0009】しかしながら、複数の冷却器と複数の庫内
冷却送風機を備える冷凍サイクルにおいては、例えば、
図2の冷凍サイクルで述べた通り、A回路とB回路の二
つの回路があり、従来例(図12)の前記外気温温度セ
ンサ32や前記凝縮器温度センサ35の入力信号による
前記庫外送風機24の回転数Nの制御は、前記圧縮機1
6および凝縮器15からの熱を放熱する各々の回路に対
応した制御方法ではなかったため、B回路では適正な放
熱量を得られず、冷却不良が起きる恐れや、また、A回
路では放熱量が大きく冷え過ぎ傾向となり、余分な電力
を消費している恐れのある問題を有していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、複数の冷却器と複数の庫内冷却送風
機を備える冷凍サイクルにおいて、機械室内での圧縮機
および凝縮器からの熱を放熱する庫外送風機の制御に関
し、外気温と凝縮器温度に加え、庫内冷却用送風機の回
転数や、圧縮機の運転周波数を検出し、それらにより庫
外送風機の回転数を制御するようにしたことにより、圧
縮機および凝縮器からの熱を放熱する放熱効率を向上さ
せることのできる冷蔵庫を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、貯蔵室と、庫内背面に冷気を生成する複
数の冷却器と、それぞれ生成した冷気を強制循環する複
数の送風機と、圧縮機、凝縮器、前記各冷却器とを備え
た冷凍サイクルと、前記圧縮機および凝縮器を強制冷却
させる庫外送風機を配設し、前記凝縮器の温度を検出す
る温度センサと、庫外に外気温度を検出する温度センサ
を備えてなる冷蔵庫において、前記外気温温度センサで
検出する外気温度と、前記凝縮器温度センサで検出する
凝縮器温度と、庫内冷却用の前記各送風機の回転数を入
力として、前記庫外送風機の回転数を制御した構成とな
っている。
【0012】前記圧縮機がインバータ制御である場合、
前記外気温温度センサで検出する外気温度と、前記凝縮
器温度センサで検出する凝縮器温度と、庫内冷却用の前
記各送風機の回転数と、前記圧縮機の運転周波数を入力
として、前記庫外送風機の回転数を制御した構成となっ
ている。
【0013】貯蔵室と、庫内背面に冷気を生成する複数
の冷却器と、それぞれ生成した冷気を強制循環する複数
の送風機と、圧縮機、凝縮器、前記各冷却器とを備えた
冷凍サイクルと、前記圧縮機および凝縮器を強制冷却さ
せる庫外送風機を配設し、前記凝縮器の凝縮圧力を検出
する圧力センサと、庫外に外気温度を検出する温度セン
サを備えてなる冷蔵庫において、前記外気温温度センサ
で検出する外気温度と、前記凝縮器圧力センサで検出す
る凝縮圧力と、庫内冷却用の前記各送風機の回転数を入
力として、前記庫外送風機の回転数を制御した構成とな
っている。
【0014】前記圧縮機がインバータ制御である場合、
前記外気温温度センサで検出する外気温度と、前記凝縮
器圧力センサで検出する凝縮圧力と、庫内冷却用の前記
各送風機の回転数と、前記圧縮機の運転周波数を入力と
して、前記庫外送風機の回転数を制御した構成となって
いる。
【0015】前記庫外送風機の回転数を、電源電圧によ
り制御した構成となっている。
【0016】前記庫外送風機の回転数を、電源周波数に
より制御した構成となっている。
【0017】前記庫外送風機の回転数を、電源オン時間
により制御した構成となっている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図1は本発明
の冷蔵庫本体の内部構成の概略を示す側断面図(A)
と、正面図(B)と、機械室の概略背面斜視図(C)で
あり、図2は本発明の冷蔵庫の冷凍サイクルを示す構成
図であり、図3は本発明に係わる冷蔵庫の制御ブロック
図であり、図4乃至図11は本発明に係わる実施例の冷
蔵庫のフローチャートである。なお、従来と同じ部分の
符号は同一とする。
【0019】図において、図1は冷蔵庫本体の概略構成
を示したもので、1は鋼板製の外箱2と、合成樹脂製の
内箱3と、発泡断熱材4等からなる断熱箱体で、その内
部は二つの断熱仕切体5、6により、上から順に冷蔵室
7と、野菜室8と、冷凍室9とに区画されている。
【0020】前記野菜室8の後方に組付けられる前記冷
蔵室7および野菜室8用の冷却器室33を設け、同冷却
器室33内に温度センサ25を有し冷気を生成する第一
冷却器10と、生成した冷気を強制循環する第一送風機
20が配置され、また、前記冷凍室9の後方に組み付け
られる冷凍室9用の冷却器室34を設け、同冷却器室3
4内に温度センサ26を有し冷気を生成する第二冷却器
11と、生成した冷気を強制循環する第二送風機21が
配置されており、前記両冷却器10、11間を連結パイ
プ12で連結している。
【0021】また、前記両冷却器10、11の下部に
は、それぞれ露受皿23、23’があり、この同露受皿
23、23’のほぼ中央には除霜運転時にオンされる除
霜ヒータ13、14を配設し、前記両冷却器10、11
に着霜した霜を溶かすようにしている。また、前記断熱
箱体1の下部後方に機械室27を設け、同機械室27内
に圧縮機16と、複数のフインを備えた凝縮器15と、
前記圧縮機16および前記凝縮器15から発生する熱を
放熱する庫外送風機24を配設している。
【0022】なお、前記露受皿23、23’は冷蔵庫を
除霜運転したときに前記両冷却器10、11側から流下
する除霜水を受けるためのもので、この前記露受皿2
3、23’に集められた除霜水は排水管37、37’を
通して前記断熱箱体1の下部後方に形成されている前記
機械室27へ導かれ、この同機械室27に配設された蒸
発皿29に入る。
【0023】前記機械室27には前記圧縮機16を配置
し、同圧縮機16の頭部に対向する凸部を底面に形成し
た前記蒸発皿29が、前記圧縮機16の上部に取付けら
れており、前記蒸発皿29に集められた除霜水は前記圧
縮機16による前記機械室27の熱により主に蒸発させ
ている。
【0024】また、前記各室7、9内および前記断熱箱
体1の庫外に温度センサ30、31、32を配置し、各
庫内温度を各庫内の温度センサ30、31により検知
し、検知した温度が所定の冷却温度より高くなると、前
記圧縮機16や前記各送風機20、21を制御し、検知
した側の庫内を冷却するようになっている。
【0025】図2は、その冷凍サイクルであり、図2の
A回路に示すように、圧縮機16から吐出された冷媒
が、温度センサ35を有する凝縮器15→第一キャピラ
リチューブ18→第一冷却器10→第二冷却器11→ア
キュムレータ17を通り前記圧縮機16に戻る、或いは
B回路に示すように、前記圧縮機16から吐出された冷
媒が、温度センサ35を有する凝縮器15→第二キャピ
ラリチューブ19→第二冷却器11→アキュムレータ1
7を通り前記圧縮機16に戻るという冷凍サイクルを構
成している。ここで、AとBの回路の切換えは切換弁2
2によって行われ、同切換弁22を交互に切換えて、前
記第一冷却器10で前記冷蔵室7と前記野菜室8を冷却
し、前記第二冷却器11で前記冷凍室9のみを冷却して
いる。
【0026】図3は本発明に係わる制御ブロック図を示
したもので、前記断熱箱体1(冷蔵庫本体)に設けられ
たマイコン等から構成される制御装置28には、前記各
温度センサ32、35の信号、前記圧縮機16のオンオ
フAd、庫内冷却用の前記各送風機20、21の回転数
S、F、前記圧縮機16の運転周波数H、前記凝縮器1
5の凝縮器圧力センサ36の信号が入力され、これらの
信号に基づいて、前記庫外送風機24の回転数Nを制御
するようになっている。
【0027】また、前記庫外送風機24の回転数Nの制
御方法として、同庫外送風機24への電源電圧Sd、電源
周波数Ssまたは電源オン時間Stにより制御するようにし
ている。
【0028】次に、本発明の第一の実施例を図3の制御
ブロック図に基づいて説明する。前記外気温温度センサ
32で検出する外気温度Tと、前記凝縮器15の温度セ
ンサ35で検出する凝縮器温度Cに加え、庫内冷却用の
前記各送風機20、21の回転数S、Fと、前記圧縮機
16のオンオフAdを入力として、前記庫外送風機24の
回転数Nを制御している。
【0029】外気温度T、凝縮器温度Cに加え、前記各
送風機20、21の回転数S、Fと、前記圧縮機16の
オンオフAdを入力として、前記庫外送風機24の回転数
Nを制御することにより、図2の冷凍サイクルで述べた
通り、A回路とB回路の二つの回路があり、B回路では
前記庫外送風機24の回転数Nを多くなるように制御
し、適正な放熱量を得て冷却不良が起きる恐れをなく
し、また、A回路では前記庫外送風機24の回転数Nを
少なくなるように制御し、適正な放熱量を得て冷え過ぎ
傾向を防ぎ、余分な電力を消費している恐れをなくすこ
とができ、複数の冷却器10、11と複数の庫内冷却送
風機20、21を備える冷凍サイクルの機械室27内で
の前記圧縮機16および凝縮器15からの良好な放熱量
を確保するようにしたものである。
【0030】次に、第一の実施例の制御方法について、
図4および図5のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、各検知手段毎の大きさの各段階(フローチャート
では定数)について説明する。外気温度TはT4>T3
>T2>T1の4段階、凝縮器温度CはC3>C2>C
1の3段階、冷凍室9用の第二送風機21の回転数Fは
F3>F2>F1の3段階、冷蔵室7用の第一送風機2
0の回転数SはS2>S1の2段階,そして、庫外送風
機24の回転数NはN5>N4>N3>N2>N1>N
0の6段階からなっている。
【0031】ステップST1では、第二送風機21の回
転数FがF3以上かどうかを判断し、そうであれば、第
一送風機20の回転数SがS2以上であるかどうかを判
断し(ST2)、そうであれば、庫外送風機24の回転
数NをN5とする(ST3)。第一送風機20の回転数
SがS2以上でなければ(ST2)、ステップST4
で、外気温度TがT3以上かどうかを判断し、そうであ
れば、凝縮器温度CがC2以上であるかどうかを判断し
(ST5)、そうであれば、庫外送風機24の回転数N
をN4とする(ST6)。凝縮器温度CがC2以上でな
ければ(ST5)、庫外送風機24の回転数NをN3と
する(ST7)。ステップST4で、外気温度TがT3
以上でなければ、外気温度TがT2以上かどうかを判断
し(ST8)、そうであれば、凝縮器温度CがC2以上
であるかどうかを判断し(ST9)、そうであれば、庫
外送風機24の回転数NをN3とする(ST10)。凝
縮器温度CがC2以上でなければ(ST9)、庫外送風
機24の回転数NをN2とする(ST11)。ステップ
ST8で、外気温度TがT2以上でなければ、庫外送風
機24の回転数NをN1とする(ST12)。
【0032】次に、ステップST1で、第二送風機21
の回転数FがF3以上でなければ、第二送風機21の回
転数FがF2以上かどうかを判断し(ST13)、そう
であれば、第一送風機20の回転数SがS2以上である
かどうかを判断し(ST14)、そうであれば、庫外送
風機24の回転数NをN5とする(ST15)。第一送
風機20の回転数SがS2以上でなければ(ST1
4)、ステップST16で、外気温度TがT3以上かど
うかを判断し、そうであれば、凝縮器温度CがC2以上
であるかどうかを判断し(ST17)、そうであれば、
庫外送風機24の回転数NをN4とする(ST18)。
凝縮器温度CがC2以上でなければ(ST17)、庫外
送風機24の回転数NをN3とする(ST19)。ステ
ップST16で、外気温度TがT3以上でなければ、外
気温度TがT2以上かどうかを判断し(ST20)、そ
うであれば、凝縮器温度CがC2以上であるかどうかを
判断し(ST21)、そうであれば、庫外送風機24の
回転数NをN2とする(ST22)。凝縮器温度CがC
2以上でなければ(ST21)、庫外送風機24の回転
数NをN1とする(ST23)。ステップST20で、
外気温度TがT2以上でなければ、庫外送風機24の回
転数NをN0とする(ST24)。
【0033】次に、ステップST13で、第二送風機2
1の回転数FがF2以上でなければ、図5で示すよう
、第二送風機21の回転数FがF1以上かどうかを判
断し(ST25)、そうであれば、第一送風機20の回
転数SがS2以上であるかどうかを判断し(ST2
6)、そうであれば、庫外送風機24の回転数NをN4
とする(ST27)。第一送風機20の回転数SがS2
以上でなければ(ST26)、ステップST28で、外
気温度TがT3以上かどうかを判断し、そうであれば、
凝縮器温度CがC2以上であるかどうかを判断し(ST
29)、そうであれば、庫外送風機24の回転数NをN
3とする(ST30)。凝縮器温度CがC2以上でなけ
れば(ST29)、庫外送風機24の回転数NをN3と
する(ST31)。ステップST28で、外気温度Tが
T3以上でなければ、外気温度TがT2以上かどうかを
判断し(ST32)、そうであれば、凝縮器温度CがC
2以上であるかどうかを判断し(ST33)、そうであ
れば、庫外送風機24の回転数NをN2とする(ST3
4)。凝縮器温度CがC2以上でなければ(ST3
3)、凝縮器温度CがC1以上であるかどうかを判断し
(ST35)、そうであれば、庫外送風機24の回転数
NをN1とする(ST36)。ステップST35で、凝
縮器温度CがC1以上でなければ、庫外送風機24の回
転数NをN0とする(ST37)。ステップST32
で、外気温度TがT2以上でなければ、凝縮器温度Cが
C2以上であるかどうかを判断し(ST38)、そうで
あれば、庫外送風機24の回転数NをN1とする(ST
39)。ステップST38で、凝縮器温度CがC2以上
でなければ、庫外送風機24の回転数NをN0とする
(ST40)。ステップST25で、第二送風機21の
回転数FがF1以上でなければ、庫外送風機24の回転
数NをN0とする(ST41)。庫外送風機24の回転
数Nが決定された後、スタートへ戻る。
【0034】第一の実施例の前記圧縮機16がインバー
タ制御である場合の応用例を、図3の制御ブロック図に
基づいて述べる。前記外気温温度センサ32で検出する
外気温度Tと、前記凝縮器15の温度を検出する温度セ
ンサ35で検出する凝縮器温度Cと、庫内冷却用の前記
各送風機20、21の回転数と、前記圧縮機16の運転
周波数Hを入力として、前記庫外送風機24の回転数N
を制御している。
【0035】次に、第一の実施例の前記圧縮機16がイ
ンバータ制御である場合の制御方法について、図6乃至
図11のフローチャートに基づいて説明する。先ず、各
検知手段毎の大きさの各段階(フローチャートでは定
数)について説明するが、第一の実施例との違いは、圧
縮機16の運転周波数Hが入力信号に加わったことで、
運転周波数HはH2>H1の2段階である。
【0036】ステップST101では、圧縮機16がオ
ンしているかどうかを判断し、そうであれば、運転周波
数HがH2以上であるかどうかを判断し(ST10
2)、そうであれば、庫外送風機24の回転数NをN5
とする(ST103)。ステップST102で、運転周
波数HがH2以上でなければ、運転周波数HがH1以上
であるかどうかを判断し(ST104)、そうであれ
ば、外気温度TがT4以上かどうかを判断し(ST10
5)、そうであれば、庫外送風機24の回転数NをN5
とする(ST106)。ステップST105で、外気温
度TがT4以上でなければ、外気温度TがT3以上かど
うかを判断し(ST107)、そうであれば、凝縮器温
度CがC3以上であるかどうかを判断し(ST10
8)、そうであれば、第二送風機21の回転数FがF2
以上かどうかを判断し(ST109)、そうであれば、
庫外送風機24の回転数NをN5とする(ST11
0)。ステップST109で、第二送風機21の回転数
FがF2以上でなければ、第一送風機20の回転数Sが
S2以上であるかどうかを判断し(ST111)、そう
であれば、庫外送風機24の回転数NをN4とする(S
T112)。ステップST111で、第一送風機20の
回転数SがS2以上でなければ、庫外送風機24の回転
数NをN3とする(ST113)。以下のフローについ
ても、上述したステップと略同様なフローとなるので、
説明を省略する。
【0037】第二の実施例を図3の制御ブロック図に基
づいて述べる。第二の実施例と第一の実施例との違い
は、前記凝縮器15からの検知手段を温度センサ35か
ら圧力センサ36に置き換えるもので、前記凝縮器15
の圧力を検出することにより、検出精度を高めるように
するものである。前記外気温温度センサ32で検出する
外気温度Tと、前記凝縮器15の凝縮圧力Caを検出する
圧力センサ36を備え、同圧力センサ36で検出する凝
縮圧力Caと、庫内冷却用の前記各送風機20、21の回
転数S、Fと、前記圧縮機16のオンオフAdを入力とし
て、前記庫外送風機24の回転数Nを制御している。
【0038】また、前記圧縮機16がインバータ制御で
ある場合、前記外気温温度センサ32で検出する外気温
度Tと、前記凝縮器15の圧力センサ36で検出する凝
縮圧力Caと、庫内冷却用の前記各送風機20、21の回
転数S、Fと、前記圧縮機16の運転周波数Hを入力と
して、前記庫外送風機24の回転数Nを制御している。
【0039】そして、前記庫外送風機24の回転数Nの
制御方法について、図3の制御ブロック図に基づいて述
べる。前記庫外送風機24の回転数Nを、同庫外送風機
24への電源電圧Sdにより制御することにより、制御方
式が容易で、低コストの送風機を使用できる利点があ
る。
【0040】また、前記庫外送風機24の回転数Nを、
同庫外送風機24への電源周波数Ssにより制御すること
により、入力を低く抑えることができ、前記庫外送風機
24の回転数Nの変化をなめらかに変えることができる
ようになる。
【0041】また、前記庫外送風機24の回転数Nを、
同庫外送風機24への電源オン時間Stにより制御するこ
とにより、前記庫外送風機24の回転数Nの制御方式が
容易となる。
【0042】なお、上記実施例では、図2で示す冷凍サ
イクルとしたが、複数の冷却器と複数の庫内冷却送風機
を備えるもので、他の冷凍サイクルの場合においても本
発明の制御方法を適用可能である。(図示せず)また、
上記実施例では、前記野菜室8の後方に第一冷却器10
を配置したが、前記冷蔵室7の後方に第一冷却器10を
配置してもよい。(図示せず)
【0043】上記構成において、外気温度Tと、凝縮器
温度Cと、庫内冷却用の各送風機20、21の回転数
S、Fと、前記圧縮機16のオンオフAdまたは運転周波
数Hを入力として、前記庫外送風機24の回転数Nを制
御することにより、複数の冷却器10、11と複数の庫
内冷却送風機20、21を備える冷凍サイクルの機械室
27内での前記圧縮機16および凝縮器15からの良好
な放熱量を確保するようにしたもので、適正な放熱量を
得られず、余分な電力を消費したり、冷却不良が起きる
恐れのある問題をなくすことができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の冷却器と複数の庫内冷却送風機を備える冷凍サイ
クルにおいて、機械室内での圧縮機および凝縮器からの
熱を放熱する庫外送風機の制御に関し、外気温、凝縮器
温度に加え、庫内冷却用送風機の回転数、圧縮機の運転
周波数を検出し、それらにより庫外送風機の回転数Nを
制御することにより、圧縮機および凝縮器からの熱を放
熱する放熱効率を向上させることのできる冷蔵庫とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来例の冷蔵庫本体の内部構成の
概略を示す側断面図(A)と、正面図(B)と、機械室
の概略背面斜視図(C)である。
【図2】本発明および従来例の冷蔵庫の冷凍サイクルを
示す構成図である。
【図3】本発明に係わる冷蔵庫の制御ブロック図であ
る。
【図4】本発明に係わる第一の実施例の冷蔵庫のフロー
チャート(1)である。
【図5】本発明に係わる第一の実施例の冷蔵庫のフロー
チャート(2)である。
【図6】本発明に係わる第一の実施例の応用例を示す冷
蔵庫のフローチャート(1)である。
【図7】本発明に係わる第一の実施例の応用例を示す冷
蔵庫のフローチャート(2)である。
【図8】本発明に係わる第一の実施例の応用例を示す冷
蔵庫のフローチャート(3)である。
【図9】本発明に係わる第一の実施例の応用例を示す冷
蔵庫のフローチャート(4)である。
【図10】本発明に係わる第一の実施例の応用例を示す
冷蔵庫のフローチャート(5)である。
【図11】本発明に係わる第一の実施例の応用例を示す
冷蔵庫のフローチャート(6)である。
【図12】 従来例に係わる冷蔵庫の制御ブロック図であ
る。
【符号の説明】 1 断熱箱体 2 外箱 3 内箱 4 発泡断熱材 5、6 断熱仕切体 7 冷蔵室 8 野菜室 9 冷凍室 10 第一冷却器 11 第二冷却器 12 連結パイプ 13 第一除霜ヒータ 14 第二除霜ヒータ 15 凝縮器 16 圧縮機 17 アキュムレータ 18 第一キャピラリチューブ 19 第二キャピラリチューブ 20 第一送風機 21 第二送風機 22 切換弁 23、23' 露受皿 24 庫外送風機 25、26 温度センサ(冷却器) 27 機械室 28 制御装置 29 蒸発皿 30、31 温度センサ(室内) 32 温度センサ(外気温) 33、34 冷却器室 35 温度センサ(凝縮器) 36 圧力センサ(凝縮器) 37、37' 排水管
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図12】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵室と、庫内背面に冷気を生成する複
    数の冷却器と、それぞれ生成した冷気を強制循環する複
    数の送風機と、圧縮機、凝縮器、前記各冷却器とを備え
    た冷凍サイクルと、前記圧縮機および凝縮器を強制冷却
    させる庫外送風機を配設し、前記凝縮器の温度を検出す
    る温度センサと、庫外に外気温度を検出する温度センサ
    を備えてなる冷蔵庫において、 前記外気温温度センサで検出する外気温度と、前記凝縮
    器温度センサで検出する凝縮器温度と、庫内冷却用の前
    記各送風機の回転数を入力として、前記庫外送風機の回
    転数を制御してなることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記圧縮機がインバータ制御である場
    合、前記外気温温度センサで検出する外気温度と、前記
    凝縮器温度センサで検出する凝縮器温度と、庫内冷却用
    の前記各送風機の回転数と、前記圧縮機の運転周波数を
    入力として、前記庫外送風機の回転数を制御してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 貯蔵室と、庫内背面に冷気を生成する複
    数の冷却器と、それぞれ生成した冷気を強制循環する複
    数の送風機と、圧縮機、凝縮器、前記各冷却器とを備え
    た冷凍サイクルと、前記圧縮機および凝縮器を強制冷却
    させる庫外送風機を配設し、前記凝縮器の凝縮圧力を検
    出する圧力センサと、庫外に外気温度を検出する温度セ
    ンサを備えてなる冷蔵庫において、 前記外気温温度センサで検出する外気温度と、前記凝縮
    器圧力センサで検出する凝縮圧力と、庫内冷却用の前記
    各送風機の回転数を入力として、前記庫外送風機の回転
    数を制御してなることを特徴とする冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記圧縮機がインバータ制御である場
    合、前記外気温温度センサで検出する外気温度と、前記
    凝縮器圧力センサで検出する凝縮圧力と、庫内冷却用の
    前記各送風機の回転数と、前記圧縮機の運転周波数を入
    力として、前記庫外送風機の回転数を制御してなること
    を特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記庫外送風機の回転数を、電源電圧に
    より制御してなることを特徴とする請求項1乃至請求項
    4記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記庫外送風機の回転数を、電源周波数
    により制御してなることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 前記庫外送風機の回転数を、電源オン時
    間により制御してなることを特徴とする請求項1乃至請
    求項4記載の冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104880015A (zh) * 2015-05-26 2015-09-02 青岛海尔股份有限公司 冰箱及用于冰箱压缩机的散热风机的控制方法
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JP2016136082A (ja) * 2015-01-05 2016-07-28 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 冷却装置
CN114776620A (zh) * 2022-05-09 2022-07-22 黄石东贝制冷有限公司 冰淇淋机的风机控制方法、风机控制装置和冰淇淋机

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