JP2003328928A - 潤滑剤圧送ポンプおよび同ポンプを用いた所定量の潤滑剤供給方法 - Google Patents

潤滑剤圧送ポンプおよび同ポンプを用いた所定量の潤滑剤供給方法

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JP2003328928A
JP2003328928A JP2002142257A JP2002142257A JP2003328928A JP 2003328928 A JP2003328928 A JP 2003328928A JP 2002142257 A JP2002142257 A JP 2002142257A JP 2002142257 A JP2002142257 A JP 2002142257A JP 2003328928 A JP2003328928 A JP 2003328928A
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Kiyoshi Takusagawa
清 田草川
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Shibaura Machine Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N13/00Lubricating-pumps
    • F16N13/02Lubricating-pumps with reciprocating piston

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部に潤滑剤が漏れ出ることがなく、吐出量
の調整が容易で、また吐出動作が確実に行われているか
否かを外部から容易に判定でき、外部配管も可及的少な
くして小型、コンパクト化して潤滑剤の供給制御をデジ
タル的に遂行可能な潤滑剤圧送ポンプを提供する。 【解決手段】 ポンプ本体貫通孔の所定領域に臨むピス
トン軸部材の第1の軸部端面位置を位置規定手段によっ
て設定する。これにより前記ピストン軸部材の往復動に
より吸入弁ユニットからの単位吐出量Qが決定される。
これら量Qと量Vに基づいてピストン軸部材の往復動の
回数Nが定められる。各往復動における前記ピストン軸
部材の第2の軸部の移動量がストローク検出手段により
検出される。貫通孔からリークする潤滑剤は、一対のシ
ール部の間で貫通孔と連通し、吸入弁ユニットの吸入側
管路に連通しているドレン回路により回収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械装置の構成部
材に所定量の潤滑剤を供給するための潤滑剤圧送ポンプ
および同潤滑剤圧送ポンプを用いる潤滑剤の供給方法に
係り、特に1回のピストン軸の往復動作による単位吐出
量が前記所定量より小さく構成された前記潤滑剤圧送ポ
ンプを用いる潤滑剤の供給制御をディジタルに処理遂行
する潤滑剤の供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】機械装置の構成部材に所定量の潤滑剤を
供給するための潤滑剤圧送ポンプは公知である。この構
成部材への潤滑剤供給は機械装置自体の本来の稼動目的
からすれば周辺的な機能を果たすものではあるが潤滑状
態が適切でないと機械装置前記稼動自体ができなくなる
とか前記構成部材に隣接する部材を破損させることとな
り機械装置に重大な損傷を与える結果となる。このよう
な機械装置の例としてダイカストマシンを挙げることが
でき、その場合前記構成部材の1つとして射出スリーブ
内に摺動可能に配置される射出プランジャを挙げること
ができる。射出スリーブには射出のショットごとに高温
度の溶湯が供給され、その溶湯と射出プランジャ先端の
プランジャチップ部が接触を繰り返すので潤滑剤が適正
に供給されないと射出スリーブを損傷することになる。
【0003】図3は、従来より使用されている射出プラ
ンジャ部へ潤滑剤を供給する潤滑剤圧送ポンプRBPの
ピストン軸方向縦断面図である。同図において、参照符
号10はポンプ本体でその中心部軸方向には右端部にピ
ストン部16を形成したピストン軸部材12の軸部を摺
動可能に収容する孔10Aが形成されている。参照符号
14は前記軸部先端部に設けたシール部材としてのoリ
ング、参照符号18はシリンダ本体であって、ポンプ本
体10の右端部に固定されその内部にはピストン部16
で画成された室R1、R2が形成される。シリンダ本体
18の右端ブロック部にはカバー26が取付けられその
内部には前記ブロック部の中央部に設けたねじ穴と螺合
するストローク規制ネジ24が配置されている。ストロ
ーク規制ネジ24の左端側頭部はシリンダ本体18内に
突き出ており前記ピストン部16の右端面と対向してい
る。従って、ストローク規制ネジ24の右端部溝をドラ
イバ等で回転させ頭部の軸方向位置を調整できるように
なっている。これによりピストン軸部材12の往復動の
左端位置が定められる。
【0004】参照符号20、22はそれぞれ前記室R
1、R2と連通する高圧エア給排口である。また、図示
のように上下に対向配置された吸入弁ユニット30と排
気弁ユニット28が前記ポンプ本体10に螺着されてい
る。参照符号32、34はチェック弁機能を遂行する鋼
球および圧縮バネである。また、参照符号36は鋼球で
あり、下方(IN側)からの潤滑剤の吸入のときは上方
へ押し上げられ、潤滑剤は管路領域R3を介して孔10
A内に満たされるようになっている。この間、鋼球32
は圧縮バネ34によって下方へ押し付けられている。
【0005】図3に示される従来の潤滑剤圧送ポンプに
おいては、潤滑剤が圧送される際oリング14からリー
クする潤滑剤が高圧エア給排口20や、シリンダ本体1
8からさらに高圧エア給排口22を通過して図示しない
方向切換弁のタンクポートから漏れ、ユーザ側の環境対
策を阻害している。
【0006】また、吐出量は、前述のように、ストロー
ク規制ネジ24の頭部位置で定まるのであるが、その位
置調整にあたり付属の計測ゲージを用いたマニュアル操
作が都度必要であり作業者にとって煩雑である。
【0007】さらに、潤滑剤圧送ポンプの吐出動作が確
実に行われているか否かを外部から判定することが困難
である。また、潤滑剤圧送ポンプ、高圧エア給排口と切
換弁間の管路および併用されるエアーブロー配管、回路
を含め外部配管が主となっておりユニットとしての構成
が大きくなる。さらにまた、ピストン軸部材12の1回
の往復動作に対応する潤滑剤の吐出量が比較的多くなる
ように意図しているためおよびストローク規制ネジ24
がピストン部16の右方に配置しているため、軸方向の
長さが長くなり、またシリンダ本体18の外周径も大き
くしなければならないという問題がある。特に、冬期の
低温時や高粘度の潤滑剤を使用する場合潤滑剤の圧送力
が不足することがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は上述した諸
問題を鋭意検討した結果、ピストン部の1回の往復動作
による単位吐出量を小さくするよう潤滑剤圧送ポンプを
構成することにより前記諸問題が解決できることを突き
止めた。従って、本発明の目的は、外部に潤滑剤が漏れ
出ることがなく、吐出量の調整が容易で、また吐出動作
が確実に行われているか否かを外部から容易に判定で
き、外部配管も可及的少なくして小型、コンパクト化し
て潤滑剤の供給制御をデジタル的に遂行可能な潤滑剤圧
送ポンプおよび同ポンプを用いた潤滑剤の供給方法を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る潤滑剤圧送ポンプは、内部に貫通孔を
有すると共にその一部分が高圧エアを受け入れるシリン
ダ室として形成されたポンプ本体と、同ポンプ本体に固
定され前記貫通孔の所定領域においてそれぞれ前記貫通
孔と連通する一対の潤滑剤用吸入弁ユニットおよび排気
弁ユニットと、前記貫通孔内で摺動可能に配置されると
ともに前記シリンダ室を2つの室に画成するピストン部
を有し同ピストン部から延設する第1の軸部の端面が前
記貫通孔の所定領域に臨むよう配置されたピストン軸部
材と、前記ポンプ本体の貫通孔端部から挿通されその先
端部が前記第1の軸部の端面に対向して前記所定領域に
臨み且つ、前記貫通孔方向位置を調整可能に配置されて
なる前記ピストン軸部材の所定移動量規定手段とからな
る潤滑剤圧送ポンプにおいて、前記ポンプ本体には、一
端側が前記第1の軸部が位置する貫通孔部分と連通し他
端側が前記吸入弁ユニットの潤滑剤供給管路に連通する
潤滑剤用のドレン回路を形成し、前記第1の軸部の外周
には、前記ドレン回路の前記貫通孔部分との連通部を挟
んで一対のシール部を設けたことを特徴としている。そ
の場合、前記ピストン軸部材には前記第1の軸部と逆方
向にピストン部から延設する第2の軸部を設けるととも
に、前記ピストン軸部材が前記貫通孔内で往復動作中前
記第2の軸部の端部が前記ポンプ本体から突出するよう
構成し、前記ピストン軸部材が前記貫通孔内で往復動作
中の移動量を前記第2の軸部を介して検出するストロー
ク検出手段を設けている。
【0010】また、前記目的を達成するための本発明に
係る潤滑剤供給方法は、請求項1において、前記ピスト
ン部の1回の前記所定移動量の往復動作により前記潤滑
剤圧送ポンプから吐出される潤滑剤の単位吐出量Qの倍
数である所定量Vの潤滑剤量を機械装置の構成部材に供
給する方法であって、予め前記所定量Vと単位吐出量Q
とから前記ピストン部の往復動作に必要な回数Nを求
め、同回数Nだけ前記潤滑剤圧送ポンプを駆動せしめて
前記所定量Vの潤滑剤を前記機械装置の構成部材に供給
する方法により構成される。
【0011】
【作用】ポンプ本体貫通孔の所定領域に臨むピストン軸
部材の第1の軸部端面位置を位置規定手段によって設定
する。これにより前記ピストン軸部材の往復動により吸
入弁ユニットからの単位吐出量Qが決定される。この単
位吐出量Qは所定量の潤滑剤Vより少ない。これら量Q
と量Vに基づいてピストン軸部材の往復動の回数Nが定
められる。ピストン軸部材のピストン部により画成され
たそれぞれの室に高圧エア給排口を介して切換弁から交
互に高圧エアが供給されピストン軸部材の往復動が遂行
される。この往復動は前記定められた回数Nだけ前記切
換弁を切り換えることによって達成される。各往復動に
おける前記ピストン軸部材の第2の軸部の移動量がスト
ローク検出手段により検出される。貫通孔からリークす
る潤滑剤は、一対のシール部の間で貫通孔と連通し、吸
入弁ユニットの吸入側管路に連通しているドレン回路に
より回収される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に基づ
く実施例について図1、図2を参照して詳細に説明す
る。図1は、本発明による潤滑剤圧送ポンプRBPのピ
ストン軸方向の縦断面図である。同図1において、参照
符号50はポンプ本体であって、その中心部には貫通孔
54が形成されている。この貫通孔54の右方には径大
の貫通孔54Aがけいせいされている。これらの貫通孔
54、54Aにはピストン軸部材52およびピストン部
が摺動可能に挿通配置されている。ピストン部52A
は、前記径大の貫通孔54A内に区画形成されたシリン
ダ室を2つの室R1、R2に画成している。
【0013】参照符号56、62は、それぞれ排気弁ユ
ニット、吸入弁ユニットであって、前記貫通孔54内の
所定領域R3にそれぞれの弁通路(圧縮バネ58および
鋼球60、鋼球62が収納配置されている部分)が連通
している。参照符号94、96は、それぞれタンク吸込
み側管路、吐出側管路である。所定領域R3には、その
右方側から、前記ピストン部52Aの左方に延設してい
る軸部の左端面が臨んでいる。参照符号66はポンプ本
体50の左端面から貫通孔54の内周に形成したネジ部
66Aと螺合するネジ軸であって、その右端軸部66C
は前記所定領域R3に臨んでおり、且つ、その端面は前
記ピストン軸部材52の左端面と当接し、同ピストン軸
部材52の往復動のストローク位置を規制している。前
記ネジ軸66左端の頭部66Bを手で回動することによ
りその右端軸部66Cの軸方向位置を可変とすることが
できる。参照符号68はネジ軸66をポンプ本体50に
締結するナットである。前記ネジ軸66、ナット68、
頭部66Bは本発明の位置規制手段を構成する。この位
置規制手段の他の例として例えばナット68をポンプ本
体50に軸方向を規制して取付け、図示しないサーボモ
ータによりナット外周を回転するようにして構成するこ
とも可能である。このようにすればサーボモータへの回
転量を指令することでネジ軸66の軸方向位置を自動設
定できる。参照符号D1はドレン回路であってその一端
はoリング70、72の間の貫通孔54に連通し、他端
は吸入弁ユニット62の吸入側管路に連通している。ま
た、ドレン回路D2は排気弁ユニット56のoリング部
からの潤滑剤のリークを回収するようにドレンD1と連
通している。(図省略)
【0014】参照符号90、92は室R1、室R2へ交
互に高圧エアを供給する配管路である。これらの配管路
90、92は切換弁VL1(図2参照)をポンプ本体5
0上に搭載することによって省略できる。参照符号LS
R、S1は発光部、受光器であって、ピストン部52A
の右方に延設する右端軸部52Bに一定間隔の孔Hを設
けて同孔Hを通過する光を受光する回数によりピストン
軸部材52の各往復動のストローク移動量を検出するよ
うになっている。なお、右端軸部52Bはシリンダ形成
部材50Aの端面より右方に突き出ているので作業者は
直接に右端部52Bのストローク移動状態を確認できる
ようになっている。また、前記ストローク移動量を検出
する他の方法として右端軸部52Bの端面にリミットス
イッチを当て必要ストロークを検知するとか、右端軸部
52B表面に磁気的な変化を形成しこの変化の回数を検
出するとか、さらに右端軸部52Bの外周部分にコイル
を配置して差動トランスを形成し右端軸部52Bの移動
によるインダクタンスの変化として検出することも可能
である。
【0015】図2は、図1に示した潤滑剤圧送ポンプR
BPを用いた潤滑剤供給装置の制御構成を示す。同図2
において、参照符号80はダイカストマシンの射出スリ
ーブ、であって射出プランジャPLが摺動可能に配置さ
れている。参照符号82、84、86、88はそれぞれ
高圧エア源、フィルタ、分配器、圧力計である。参照符
号100は潤滑剤タンクであり、潤滑剤圧送ポンプRB
Pの吸い込み動作により潤滑剤は配管94を介して吸入
弁ユニット62へ供給される。参照符号96は排気弁ユ
ニット56から吐出された潤滑剤を射出スリーブ80内
へ供給する管路である。参照符号VL1は前記分配器8
6からの高圧エアを制御装置CTLRからの指令信号V
SG1に応答して潤滑剤圧送ポンプRBPの室R1、ま
たは室R2へ管路90、92を介し供給する切換弁であ
る。
【0016】さらに、参照符号VL2は、制御装置CT
LRからの指令信号VSG2に応答して配管98を介し
高圧エアを射出スリーブ80内へ供給し射出スリーブ内
面をエアブローして清浄作業を行う切換弁である。また
制御装置CTLRにおいては、1回の吐出量Qを供給す
べき潤滑剤の所定量Vに比べ少なく設定し、代わって吐
出の回数Nを設定することができる。参照符号S1、S
2はそれぞれピストン軸部材52、射出プランジャPL
の移動量を検出する検出器である。さらに、潤滑剤圧送
ポンプ本体をマニホールド化し、必要バルブを直接ポン
プ本体に取付け供給1次エアーおよび出口ポートへの配
管以外は配管レスとするとともに、併用されるエアーブ
ロー配管も含めて装置内における外部配管を無くし、コ
ンパクト化を実現した。
【0017】以上の構成のもとで以下の動作を図1、図
2を用いて行なう。潤滑剤タンク100から潤滑剤を射
出スリーブ80に供給するには分配器86からの高圧エ
アを制御装置CTLRからの指令信号VSG1に応答し
て潤滑剤圧送ポンプRBPの室R1へ管路90を介し供
給する。この際切換弁VL1を右方に切換える。室R1
に供給された高圧エアによりピストン部52Aが右方に
動き、所定領域R3に潤滑剤が配管94、吸入弁ユニッ
ト62を介して吸入される。この後切換弁VL1を左方
に切換える。ピストン部52Aが左方に動き、排出弁ユ
ニット56から配管96を介して潤滑剤が射出スリーブ
80に供給される。図1はこの状態を示している。本実
施例での潤滑剤圧送ポンプRBPは複動式であり、切換
弁VL1,VL2の切換えにより吸入弁ユニット62へ
の吸入、排出弁ユニット56からの排出が交互に行われ
る。この際、所定領域R1からOリング70,72を通
して漏れた潤滑剤はドレン回路D1に流れ、さらに吸入
弁ユニット62の吸入側に流れ込んでいる。
【0018】潤滑剤量の設定は室R1,R2の容積とピ
ストン部52Aの右方に延設する右端軸部52Bに一定
間隔の孔Hを設けて同孔Hを通過する光を受光部S1で
受光する回数により決まるピストン軸部材52の各往復
動のストローク移動量を積算することにより決められ
る。潤滑剤供給後、参照符号VL2は、制御装置CTL
Rからの指令信号VSG2に応答して配管98を介し高
圧エアを射出スリーブ80内へ供給し射出スリーブ内面
をエアブローして清浄作業を行う。この際切換弁VL2
を右方に切換える。以上本発明の好適な実施例について
説明したが、当業者であれば本発明の技術思想に基づい
て種々の変形を行なうことが可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明による潤滑剤圧送ポンプは、位置
規定手段の一端部とピストン軸部材の1端部を所定領域
で対向配置する構成としたのでピストン軸部材の他端部
をピストン軸部材の往復動の移動量検出のために利用で
き、各ストローク動作を確実に確認できる構造を有す
る。また、前記他端部をポンプ本体の外部に突き出るよ
う構成できるので、潤滑剤の吐出確認用インジケータを
設け外部から目視可能になった。また、潤滑剤圧送ポン
プ内のピストンからの潤滑剤のリークに対しドレン回路
を設けポンプ吸い込み側へ回収するようにしたので装置
外部への洩れの心配がない。その際、ドレン回路の1端
部を押し出用ピストン外周の2箇所のシール部の間に設
けたのでドレン効果を向上できた。さらに、本発明にお
いては、1回の吐出量Qを供給すべき潤滑剤の所定量V
に比べ少なく設定し、代わって吐出の回数Nを設定する
よう構成しているので、潤滑剤供給の制御をデジタル化
することが可能であり、吐出量の設定操作を潤滑剤圧送
ポンプ側のみならず、操作盤、または制御盤上でデジタ
ル量として設定可能になった。従って、潤滑剤圧送ポン
プの吐出容量に関係せず供給量の変化に自由に対応でき
る。また潤滑剤圧送ポンプをマニホールド化し、コンパ
クト化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による潤滑剤圧送ポンプRBPのピスト
ン軸方向の縦断面図である。
【図2】図1に示した潤滑剤圧送ポンプRBPを用いた
潤滑剤供給装置の制御構成を示す図である。
【図3】従来より使用されている射出プランジャ部へ潤
滑剤を供給する潤滑剤圧送ポンプのピストン軸方向縦断
面図である。
【符号の説明】
50 ポンプ本体 52 ピストン軸部材 54 貫通孔 56 排気弁ユニット 62 吸入弁ユニット 66 ネジ軸 80 射出スリーブ 82 高圧エア源 84 フィルタ 100 タンク 104 サーボモータ CTLR 制御装置 CPU 中央演算処理装置 DM データメモリ iFU インターフェイスユニット PGM プログラムメモリ PL 射出プランジャ RBP 潤滑剤圧送ポンプ S1 検出器 VL1 切換弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に貫通孔を有すると共にその一部分
    が高圧エアを受け入れるシリンダ室として形成されたポ
    ンプ本体と、 同ポンプ本体に固定され前記貫通孔の所定領域において
    それぞれ前記貫通孔と連通する一対の潤滑剤用吸入弁ユ
    ニットおよび排気弁ユニットと、 前記貫通孔内で摺動可能に配置されるとともに前記シリ
    ンダ室を2つの室に画成するピストン部を有し同ピスト
    ン部から延設する第1の軸部の端面が前記貫通孔の所定
    領域に臨むよう配置されたピストン軸部材と、 前記ポンプ本体の貫通孔端部から挿通されその先端部が
    前記第1の軸部の端面に対向して前記所定領域に臨み且
    つ、前記貫通孔方向位置を調整可能に配置されてなる前
    記ピストン軸部材の所定移動量規定手段とからなる潤滑
    剤圧送ポンプにおいて、 前記ポンプ本体には、一端側が前記第1の軸部が位置す
    る貫通孔部分と連通し他端側が前記吸入弁ユニットの潤
    滑剤供給管路に連通する潤滑剤用のドレン回路を形成
    し、 前記第1の軸部の外周には、前記ドレン回路の前記貫通
    孔部分との連通部を挟んで一対のシール部を設けたこと
    を特徴とする潤滑剤圧送ポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ピストン軸部材
    には前記第1の軸部と逆方向にピストン部から延設する
    第2の軸部を設けるとともに、前記ピストン軸部材が前
    記貫通孔内で往復動作中前記第2の軸部の端部が前記ポ
    ンプ本体から突出するよう構成し、前記ピストン軸部材
    が前記貫通孔内で往復動作中の移動量を前記第2の軸部
    を介して検出するストローク検出手段を設けたことを特
    徴とする潤滑剤圧送ポンプ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ピストン部の1
    回の前記所定移動量の往復動作により前記潤滑剤圧送ポ
    ンプから吐出される潤滑剤の単位吐出量Qの倍数である
    所定量Vの潤滑剤量を機械装置の構成部材に供給する方
    法であって、 予め前記所定量Vと単位吐出量Qとから前記ピストン部
    の往復動作に必要な回数Nを求め、同回数Nだけ前記潤
    滑剤圧送ポンプを駆動せしめて前記所定量Vの潤滑剤を
    前記機械装置の構成部材に供給する方法。
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