JP2003328888A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

Info

Publication number
JP2003328888A
JP2003328888A JP2002133730A JP2002133730A JP2003328888A JP 2003328888 A JP2003328888 A JP 2003328888A JP 2002133730 A JP2002133730 A JP 2002133730A JP 2002133730 A JP2002133730 A JP 2002133730A JP 2003328888 A JP2003328888 A JP 2003328888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
case
fuel injection
injection device
collection chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002133730A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Koie
和俊 鯉江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2002133730A priority Critical patent/JP2003328888A/ja
Publication of JP2003328888A publication Critical patent/JP2003328888A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧ポンプ12から燃料噴射弁15に至る燃
料流路内でのキャビテーションの発生を抑制する。 【解決手段】 吸入管3、9の途中に設けたケース4内
に超音波振動子5により定在波23を形成し、且つケー
ス4の下流側に開口する第1連絡通路7を介してケース
4と連通する捕集室8を設けた。これにより、定在波2
3の放射圧の作用で節24近傍に気泡25を凝集させ、
それらを合体により大きく成長させることで気泡25を
容易に移動させてケース4下流側の開口孔7aから第1
連絡通路7を介して捕集室8内に滞留させることができ
るので、燃料中に混入している微小な気泡25をケース
4内において除去して、高圧ポンプ12から燃料噴射弁
15に至る燃料流路内でのキャビテーションの発生を抑
制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関(以下、
エンジンと書く)に使用される燃料噴射装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジン、たとえば車両に搭載さ
れるディーゼルエンジンにおいては、低圧ポンプ、高圧
ポンプおよび燃料噴射弁を備えている。低圧ポンプは、
燃料タンク内の燃料を吸入して高圧ポンプに供給し、高
圧ポンプは低圧ポンプから送られた燃料を高圧化して、
エンジンに取付けられた燃料噴射弁に圧送している。そ
して燃料噴射弁は高圧燃料をシリンダ内に噴射してい
る。高圧ポンプからの高圧燃料の圧送は間歇的であるた
め、高圧ポンプ〜燃料噴射弁間の高圧燃料管内に圧力脈
動が発生する。また、燃料噴射弁内の燃料通路において
も、シリンダへの燃料噴射に伴い圧力の急変動が発生す
る。
【0003】高圧燃料管路において圧力が燃料の飽和水
蒸気圧力よりも低くなる部位では、燃料中にキャビテー
ション、すなわち気泡が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高圧燃料管内、あるい
は燃料噴射弁内におけるキャビテーションの発生は、シ
リンダ内に噴射される燃料の噴射速度の低下および噴射
量の低下をもたらす。シリンダ内に噴射される燃料の噴
射速度が低下すると、噴霧の微粒化が促進されず排気中
の黒煙濃度が増加する。また、シリンダ内に噴射される
燃料噴射量が低下するとエンジン出力、つまりトルクが
低下してしまう。一般に車両用エンジンは複数のシリン
ダ(たとえば、4気筒、6気筒等)を備えているが、各
シリンダが発生するトルクが変動することにより回転速
度が変動しエンジンの円滑な運転を維持することが困難
となる。
【0005】このキャビテーションは、燃料中に混入し
ている微小な気泡を核として大きく成長する。したがっ
て、燃料に混入している微小な気泡を予め除去してから
高圧ポンプに供給すればキャビテーションの発生が抑制
できる。
【0006】しかし、燃料中の異物(たとえば、塵埃、
水分等)の除去と比較して、気泡除去は困難であった。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、燃料に混入している微小な気泡を除
去して高圧ポンプに供給することにより、高圧ポンプか
ら燃料噴射弁に至る燃料流路内でのキャビテーションの
発生を抑制できる燃料噴射装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。
【0009】本発明の請求項1に記載の燃料噴射装置
は、エンジンのシリンダ内に燃料を噴射する燃料噴射弁
に高圧燃料を供給する高圧ポンプと、吸入管を介して燃
料タンク内の燃料を吸入し高圧ポンプに供給する低圧ポ
ンプとを備える燃料噴射装置であって、吸入管の途中に
燃料中の気泡を除去する気泡除去手段を備え、気泡除去
手段は、燃料の流入孔と流出孔を備えるケースと、ケー
ス内に定在波を形成させるための振動手段と、ケース内
の下流側においてケースに開口する第1連絡通路を介し
てケースと連通する捕集室とから構成されている。燃料
が充満したケース内に定在波が形成されると、定在波の
節の部分に燃料中に混入している気泡が凝集し互いに合
体して大きく成長する。それに伴い気泡に作用する浮力
の大きさも増大するので、気泡は燃料の流れに乗って第
1連絡通路に向かって移動し、第1連絡通路を介してケ
ースと連通する捕集室に到達し、そこに捕捉され滞留す
る。これにより、燃料に混入している微小な気泡を高圧
ポンプに供給する前に予め除去できるので、高圧ポンプ
から燃料噴射弁に至る燃料流路内におけるキャビテーシ
ョンの発生を抑制することができる。
【0010】本発明の請求項2に記載の燃料噴射装置
は、気泡を第1連絡通路へ案内するように配置された案
内フィンを備える構成とした。これにより、ケース内の
定在波の節付近に凝集し合体して成長した気泡を積極的
に第1連絡通路へ導いて確実に捕集室内に捕捉すること
ができる。
【0011】本発明の請求項3に記載の燃料噴射装置
は、定在波は、少なくとも1個の節を形成する構成とし
た。これにより、ケース内において燃料に混入している
微小な気泡を定在波の節付近に凝集させ合体により成長
させて捕集室内に捕捉することができる。
【0012】本発明の請求項4に記載の燃料噴射装置
は、前記振動手段は超音波振動子である構成とした。こ
れにより、容易且つ確実にケース内に定在波を形成する
ことができる。
【0013】本発明の請求項5に記載の燃料噴射装置
は、気泡除去手段の作動状態において、案内フィンは、
ケースの下流方向に向かうに連れて上方に傾斜して配置
され且つ第1連絡通路はケースの上端側に開口する構成
とした。ケース内の定在波の節付近に凝集し合体して成
長した気泡は、それ自体に作用する浮力および案内フィ
ンの作用による燃料の流れにのってケースの下流方向且
つ上方に移動する。したがって、これらの気泡を、確実
に第1連絡通路を介して捕集室内に捕捉することができ
る。
【0014】請求項6に記載の燃料噴射装置は、気泡除
去手段は、捕集室内に滞留する空気を外部へ排出し且つ
捕集室に燃料を充填する空気排出手段を備える構成とし
ている。これにより、燃料噴射装置の作動中において、
常に確実に燃料に混入している微小な気泡を高圧ポンプ
に供給する前に予め除去することができる。
【0015】本発明の請求項7に記載の燃料噴射装置
は、空気排出手段は、捕集室と低圧ポンプの吐出側を連
通する第2連絡通路と、捕集室と燃料タンクを連通する
第3連絡通路と、第1連絡通路の連通・遮断を切替える
第1切替え弁と、第2連絡通路の連通・遮断を切替える
第2切替え弁と、第3連絡通路の連通・遮断を切替える
第3切替え弁と、第1〜第3切替え弁の連通・遮断を制
御する制御装置とから構成され、空気排出手段の作動時
において、制御装置は第1切替え弁を遮断し且つ第2切
替え弁および第3切替え弁を連通し、空気排出手段の非
作動時において、制御装置は第1切替え弁を連通し且つ
第2切替え弁および第3切替え弁を遮断する構成とし
た。これにより、燃料噴射装置の作動中、空気排出手段
の作動時、つまり空気排出動作中においては、ケースと
捕集室間が遮断されるので、捕集室に捕集された空気が
ケース側に逆流することを阻止しつつ、捕集室内の空気
を燃料タンク側へ排出することができる。一方、空気排
出手段の非作動時には捕集室はケースとのみ連通してい
るので、燃料中の気泡を確実に捕集室に捕捉することが
できる。
【0016】本発明の請求項8に記載の燃料噴射装置
は、第1切替え弁および第2切替え弁を廃止し、代わり
に捕集室と低圧ポンプの吐出側間の連通とケースと捕集
室間の連通とを切替える1個の三方弁を設けた構成とし
た。これにより、2つの切替え弁を1個の三方弁に置換
えることで部品点数を低減しコストを低減することがで
きる。
【0017】本発明の請求項9に記載の燃料噴射装置
は、第1〜第3切替え弁または三方弁は電磁弁である構
成とした。これにより、各切替え弁、または三方弁の開
閉制御を各電磁弁への通電・通電停止により容易に確実
に実施することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明による燃料噴射装置
を車両に搭載されるディーゼルエンジン用燃料噴射装置
に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
【0019】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態による燃料噴射装置の構成を示す説明図であ
る。図2は、本発明の第1の実施形態による燃料噴射装
置の気泡除去手段であるケース4周辺の構成を示す説明
図である。
【0020】燃料噴射装置1は車両(図示せず)に搭載
され、図1に示すように、燃料タンク2内の燃料を吸入
管3、9を介して吸入して高圧ポンプ12に供給する低
圧ポンプであるフィードポンプ10と、フィードポンプ
10から供給された燃料を高圧化して燃料噴射弁15か
らエンジンのシリンダ内に噴射するものである。また、
フィードポンプ10と高圧ポンプ12は一体化されてエ
ンジン(図示せず)に取り付けられ、両者10、12は
駆動軸13により駆動される。さらに、吸入管3、9の
途中には、燃料中の気泡を除去する気泡除去手段である
ケース4等が配設されている。
【0021】次に、本発明の第1の実施形態による燃料
噴射装置1における気泡除去手段の構成について説明す
る。
【0022】気泡除去手段は、図1および図2に示すよ
うに、ケース4、振動手段である超音波振動子5、第1
連絡通路7、捕集室8から構成されている。
【0023】ケース4は、金属材料あるいは樹脂材料等
により略円筒状に形成され、その軸方向の両端部に燃料
の流入孔4a、流出孔4bがそれぞれ形成されている。
流入孔4aは吸入管3を介して燃料タンク2に連通する
と共に、流出孔4bは吸入管9を介してフィードポンプ
10に接続している。フィードポンプ10が駆動軸13
により駆動されて燃料を吸入すると、燃料はケース4内
を図1中の矢印の方向に流れる。ケース4は、車両搭載
時において、図1および図2における上方が車両の上方
且つ水平になっている。
【0024】ケース4の下流側端部(図1および図2の
右側)には、ケース4と後述する捕集室8を連通する第
1連絡通路7が設けられている。第1連絡通路7の開口
孔7aは、気泡除去手段の作動状態、言い換えると燃料
噴射装置1が車両に搭載された状態における上方(図1
および図2の上方)に設けられている。
【0025】捕集室8は、ケース4内において燃料中か
ら分離された気泡を滞留させられるように所定の容積を
持って、金属または樹脂等から形成されている。
【0026】ケース4の上流側端面(図1および図2の
左側)には、振動手段である超音波振動子5が取り付け
られている。超音波振動子5は、たとえば圧電セラミッ
クス等からなる振動体(図示せず)を備え、この振動体
に電圧をかけると振動体が伸び縮みを繰返して振動し、
超音波を発生するものである。超音波振動子5は、その
振動面5aがケース4内に臨むように、つまり振動面5
aが燃料に触れるように取り付けられ、また、振動面5
aの振動方向はケース4の軸方向(図1および図2にお
ける左右方向)と一致している。超音波振動子5が通電
されて振動面5aが振動し超音波が発生すると、超音波
はケース4内の燃料中を図1および図2において右側に
向かって伝播する。さらに、この超音波はケース4の下
流側(図1および図2の右側)端面4cで反射され反射
波となって図1および図2の左側に向かって進行する。
つまり、ケース4内には、進行方向が互いに反対の2つ
の超音波が存在している。これらの進行方向が互いに反
対の2つの超音波により、ケース4内には、図1および
図2に示すように定在波23が形成される。本発明の第
1の実施形態による燃料噴射装置1においては、超音波
振動子5の振動周波数を22kHzに、振動面5aとケ
ース4の下流側端面間の距離Lを92mmにそれぞれ設
定している。超音波振動子5の振動周波数およびケース
4の形状を上述のように設定することにより、定在波2
3は図1および図2に示すような形状とる。この定在波
23は、開口孔7aの上流側に節24を2つ有してい
る。燃料、すなわち流体中を進む超音波を物体、たとえ
ば気泡で遮ると、その物体を超音波の進行方向に押す
力、すなわち放射圧が生じる。燃料中に定在波23が形
成されると、燃料中に混入している微小物体、たとえば
気泡25等は、定在波の腹29から節24へ向かう上述
の放射圧による力を受けて節24近傍に凝集する。凝集
した多数の微小な気泡25同士がくっ付き合って成長
し、大きな気泡25が形成される。気泡25が大きくな
るに連れて気泡25に作用する浮力の大きさも増大する
ので、成長した気泡25は浮力により容易に上方へ移動
しつつ燃料の流れに乗ってケース4の下流へ移動し、開
口孔7aから第1連絡通路7に入り捕集室8に到達す
る。ところで、振動面5aとケース4の下流側端面間の
距離Lおよび超音波振動子5の振動数を適宜選定するこ
とにより、定在波23の節24の個数を必要に応じて変
更することができる。また、本発明の第1の実施形態に
よる燃料噴射装置1のケース4内に形成される定在波2
3は静止している。すなわち、節24および腹29の位
置はケース4に対して動かない。ところで、ケース4の
形状、超音波振動子5の振動周波数等によっては、不完
全な定在波、つまり静止せずに移動する定在波が形成さ
れることがある。このような不完全な定在波であって
も、定在波の節に微小気泡を凝集させて大きな気泡に成
長させられるような移動速度のものであれば、ケース4
内の燃料中に混入している気泡を分離除去することが十
分可能である。
【0027】次に、捕集室8に蓄積された空気、つまり
ケース4内の燃料中から捕捉分離された気泡25を捕集
室8から外部へ排出し且つ捕集室8内に燃料を充填する
空気排出手段の構成について説明する。
【0028】空気排出手段は、捕集室8と燃料タンク2
を連通する第3連絡通路17、フィードポンプ10の吐
出側、すなわち燃料を高圧ポンプ12へ供給する供給通
路11と捕集室8とを連通する第2連絡通路16、第1
連絡通路7の連通・遮断を切替える第1切替え弁である
第1電磁弁18、第2連絡通路16の連通・遮断を切替
える第2切替え弁である第2電磁弁19および第3連絡
通路17の連通・遮断を切替える第3切替え弁である第
3電磁弁20から構成されている。さらに、捕集室8内
に滞留している空気量を検出するための液面センサ21
を備えている。液面センサ21は、捕集室8の燃料噴射
装置1が車両に搭載された状態における下方に設置され
ている。液面センサ21は、たとえば、その検出部(図
示せず)が燃料に触れている時における出力信号レベル
と空気に曝されている時における出力信号レベルとを変
えることにより、捕集室8内における燃料液面を検出す
る、すなわち滞留している空気量を検出する方式のもの
が用いられる。
【0029】上述の各電磁弁18、19、20および液
面センサ21は制御装置22に電気的に接続されてい
る。制御装置22は、図1に示すように、イグニッショ
ンスイッチ27を介してバッテリ26に接続されて電力
が供給される。制御装置22は、液面センサ21の出力
信号に基づいて各電磁弁18、19、20を駆動してい
る。さらに、制御装置22は、超音波振動子5も駆動し
ている。
【0030】次に、以上説明した、本発明の第1の実施
形態による燃料噴射装置1の作動を、気泡除去手段およ
び空気排出手段の作動を中心にして説明する。
【0031】図3は、本発明の第1の実施形態での燃料
噴射装置1における、超音波振動子5、第1〜第3電磁
弁18、19、20の通電状態、液面センサ21の出力
信号レベル、およびイグニッションスイッチ27の通電
状態を示すタイムチャートである。すなわち、図3
(a)には、超音波振動子5の通電状態、図3(b)に
は第1電磁弁18の通電状態、図3(c)には、第2電
磁弁19の通電状態、図3(d)には、第3電磁弁20
の通電状態、図3(e)には、液面センサ21の出力信
号レベル、図3(f)には、イグニッションスイッチ2
7の通電状態をそれぞれ示す。図3(a)〜(f)にお
いて、縦軸は通電状態(ON,OFF)または出力信号
レベル(H、L)を示し、横軸は時間(t)を示す。ま
た、各電磁弁18、19、20は、通電時(ON時)に
おいては連通状態、非通電時(OFF時)においては遮
断状態となっている。液面センサ21は、燃料に触れて
いる時には出力信号レベルがL、空気に曝されている時
には出力信号レベルがHとなっている。
【0032】(1)イグニッションスイッチ27がOF
F状態の場合。
【0033】この場合、各電磁弁18、19、20は非
通電状態であり、各連絡通路7、16、17は遮断され
ている。また、ケース4および捕集室8は燃料で満たさ
れている。
【0034】(2)イグニッションスイッチ27がON
状態の場合。
【0035】イグニッションスイッチ27がONされて
バッテリ26から制御装置22へ電力が供給されると制
御装置22は作動を開始して、第1電磁弁18に通電し
て第1連絡通路を連通させると共に、超音波振動子5を
駆動してケース4内に定在波23を形成させる。一方、
エンジン(図示せず)が始動されるとフィードポンプ1
0および高圧ポンプ12がエンジンのクランク軸により
駆動軸13を介して駆動され、燃料噴射弁15がシリン
ダ内に燃料を噴射してエンジンが安定して運転される。
【0036】この時、ケース4内において、燃料は、図
2中の矢印に示す方向に流れている。さらに、ケース4
内には、図2に示すように、超音波振動子5により定在
波23が形成されている。燃料中に混入している気泡2
5は、定在波の腹29から節24へ向かう放射圧による
力を受けて節24近傍に凝集する。節24近傍に凝集し
た多数の微小気泡25は互いにくっ付き合って大きな気
泡25に成長する。それに伴って、気泡25に作用する
浮力も増大し気泡25は確実に上方へ移動する。それと
同時に、成長した気泡25は、燃料流れに乗ってケース
4の下流に移動して開口孔7aに至り、開口孔7aから
第1連絡通路7に入り捕集室8に到達する。一方、混入
している微小な気泡25が除去された燃料は、ケース4
の流出孔4bから吸入管9を経てフィードポンプ10に
吸入される。以上説明した作動により、燃料中に混入し
ている微小な気泡25を燃料から分離除去して高圧ポン
プ12に供給できるので、高圧ポンプ12から燃料噴射
弁15に至る燃料流路内でのキャビテーションの発生を
抑制することができる。
【0037】(3)空気排出動作時。
【0038】エンジンの運転時間の経過に伴い捕集室8
内の空気量が増加し、やがて液面センサ21の検出部が
空気に曝されると、液面センサ8の出力信号レベルが、
図3(e)に示すように、LからHに変化する。する
と、制御装置22は空気排出制御を開始する。すなわ
ち、第1電磁弁18への通電を停止すると共に第2電磁
弁19および第3電磁弁20に通電する。つまり、第1
連絡通路7が遮断されると共に、第2、第3連絡通路1
6、17が連通する。このため、フィードポンプ10か
ら吐出された燃料が第2連絡通路16を通って捕集室8
に流入する。捕集室8内に滞留していた空気は、この燃
料の流入により押し出されて第3連絡通路17を経て燃
料タンク2ヘ排出される。この時、液面センサ21の出
力信号レベルは、捕集室8へ燃料が流入すると直ちにH
からLへ変化する。しかし、捕集室8内に燃料を確実に
充填するために、空気排出制御は、さらにしばらくの間
継続される。
【0039】空気排出制御を開始して所定時間tが経過
すると、制御装置22は空気排出制御を停止する。すな
わち、第1電磁弁18への通電を再開すると共に第2電
磁弁19および第3電磁弁20への通電を停止する。つ
まり、第1連絡通路7が連通されると共に、第2、第3
連絡通路16、17が遮断される。以上説明した作動に
より、捕集室8に溜まった空気を捕集室8外部へ確実に
排出できる。このように、エンジン運転中においては、
上述した捕集室8内に溜まった空気を外部へ排出する制
御が繰返される。
【0040】なお、空気排出制御を実行する所定時間t
は、エンジンの運転条件を示す信号(図示せず)に基づ
いて決定され、捕集室8内に溜まった空気を外部へ排出
し且つ捕集室8内に燃料を確実に充填できるように設定
される。
【0041】また、開口孔7aから第1電磁弁18まで
の第1連絡通路7の容積は、空気排出動作時間、すなわ
ち所定時間tの間にケース4内において燃料中から分離
される気泡25を確実に滞留させられような容積に設定
されている。
【0042】以上説明した、本発明の第1の実施形態に
よる燃料噴射装置1は、超音波振動子5によりケース4
内に形成される定在波23は、少なくとも1個の節24
を有する構成とする。つまり、定在波23の放射圧の作
用により、燃料中に混入している気泡25を定在波23
の節24近傍に凝集させ互いに合体させて大きな気泡2
5を形成させ、気泡25に作用する浮力により容易に第
1連絡通路7へ誘導し、第1連絡通路7を介してケース
4と連通する捕集室8内に捕捉、滞留させる構成とす
る。これにより、燃料に混入している微小な気泡25
を、高圧ポンプ12に供給する前にケース4内の燃料中
から除去できるので、高圧ポンプ12から燃料噴射弁1
5に至る燃料流路内でのキャビテーションの発生を抑制
することができる。
【0043】また、振動手段として超音波振動子5を採
用したので、振動手段を小型化してケース4への取付け
性を向上し、且つ低消費電力にて定在波23を形成する
ことができる。
【0044】また、制御装置22は、空気排出手段の作
動時においては第1電磁弁18を遮断し且つ第2電磁弁
19および第3電磁弁20を連通させ、空気排出手段の
非作動時においては第1電磁弁18を連通させ且つ第2
電磁弁19および第3電磁弁20を遮断する構成とし
た。これにより、空気排出動作中においては、ケース4
と捕集室8間を遮断して捕集室8に捕集された空気がケ
ース4側に逆流することを阻止しつつ、捕集室8内の空
気を燃料タンク2側へ排出する一方、空気排出手段の非
作動時には捕集室8をケース4とのみ連通させて、燃料
中の気泡25を確実に捕集室8に捕捉できる。すなわ
ち、エンジン運転中は常にケース4内の燃料中に混入し
ている微小な気泡25を燃料から分離除去して高圧ポン
プ12に供給して、高圧ポンプ12から燃料噴射弁15
に至る燃料流路内でのキャビテーションの発生を抑制す
ることができる。
【0045】また、第1〜第3連絡通路7、16、17
の連通・遮断の切替え弁として第1〜第3電磁弁18、
19、20を用いている。これにより、制御装置22に
より空気排出制御を容易且つ確実に行える。
【0046】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態による燃料噴射装置1について説明する。図4
は、本発明の第2の実施形態による燃料噴射装置1にお
けるケース4の構成を示す説明図である。
【0047】本発明の第2の実施形態による燃料噴射装
置1においては、上述した本発明の第1の実施形態によ
る燃料噴射装置1に対して、図4に示すように、ケース
4内に、気泡25を第1連絡通路7へ案内するための案
内フィン6を設けている。案内フィン6は、ケース4の
開口孔7aの上流側に互いに略平行に3枚配設されてい
る。案内フィン6は、ケース4の下流側に向かうに連れ
て気泡除去手段の作動状態、言い換えると燃料噴射装置
1が車両に搭載された状態における上方(図5の上方)
に傾斜して配置されている。したがって、ケース4内の
燃料流れは、案内フィン6によって図5の上方、すなわ
ち開口孔7aに向けて誘導される。これにより、定在波
23の節24近傍に凝集し互いにくっ付き合い成長して
大きくなった気泡25を、積極的にケース4の上方且つ
開口孔7aへ向けて誘導することができるので、燃料中
の気泡25を確実に第1連絡通路7を介して捕集室8内
に捕捉することができる。
【0048】なお、上述した本発明の第2の実施形態に
よる燃料噴射装置1においては、ケース4に設ける案内
フィン6の個数を3枚としているが、3枚に限らず何枚
であってもよい。
【0049】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態による燃料噴射装置1について説明する。図5
は、本発明の第3の実施形態による燃料噴射装置1の構
成を示す説明図である。
【0050】本発明の第3の実施形態による燃料噴射装
置1においては、上述した本発明の第1または第2の実
施形態による燃料噴射装置1に対して、図5に示すよう
に、第2連絡通路16の接続先を捕集室8から第1連絡
通路7に変更すると共に、第1、第2電磁弁18、19
を廃止して1個の三方弁28に置換えている。そして、
この三方弁28により、ケース4と捕集室8の連通と、
第2連絡通路16と捕集室8の連通とを切替えている。
これにより、電磁弁の個数および電気配線数を低減し
て、コストを低減することができる。
【0051】なお、以上説明した、本発明の第1〜第3
の実施形態による燃料噴射装置1においては、ケース4
内に形成される定在波23の節の個数を2個としている
が、1個以上であれば何個でもよい。
【0052】また、本発明の第1〜第3の実施形態によ
る燃料噴射装置1においては、ケース4の姿勢を車両搭
載状態において水平としているが、下流側が高くなるよ
うに若干傾斜させてもよい。この場合、成長した気泡2
5をケース4の下流側、すなわち開口孔7aに向けて移
動させる力として、燃料の流れによる流体力に加えて気
泡25に作用する浮力の一部を利用できるので、気泡2
5を確実に捕集することができる。
【0053】また、本発明の第1〜第3の実施形態によ
る燃料噴射装置1は、ディーゼルエンジン用燃料噴射装
置であればどのような方式のものにも適用できる。たと
えば、コモンレール式燃料噴射装置、分配型燃料噴射装
置あるいは列型燃料噴射装置等であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による燃料噴射装置1
の構成を示す説明図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による燃料噴射装置1
における気泡25捕捉手段の構成を示す説明図である。
【図3】本発明の第1の実施形態による燃料噴射装置1
の作動時におけるタイムチャートであり、(a)は、超
音波振動子5の通電状態、(b)は、第1電磁弁18の
通電状態、(c)は、第2電磁弁19の通電状態、
(d)は、第3電磁弁の通電状態、(e)は、液面セン
サ21の出力信号レベル、(f)は、イグニッションス
イッチ27の通電状態をそれぞれ示す。
【図4】本発明の第2の実施形態による燃料噴射装置1
におけるケース4の構成を示す説明図である。
【図5】本発明の第3の実施形態による燃料噴射装置1
の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射装置 2 燃料タンク 3、9 吸入管 4 ケース(気泡除去手段) 4a 流入孔 4b 流出孔 4c 端面 5 超音波振動子(気泡除去手段、振動手段) 5a 振動面 6 案内フィン(気泡除去手段) 7 第1連絡通路(気泡除去手段) 7a 開口孔 8 捕集室(気泡除去手段) 10 フィードポンプ(低圧ポンプ) 11 供給通路 12 高圧ポンプ 13 駆動軸 14 高圧管 15 燃料噴射弁 16 第2連絡通路(空気排出手段) 17 第3連絡通路(空気排出手段) 18 第1電磁弁(空気排出手段、第1切替え弁) 19 第2電磁弁(空気排出手段、第2切替え弁) 20 第3電磁弁(空気排出手段、第3切替え弁) 21 液面センサ 22 制御装置(空気排出手段) 23 定在波 24 節 25 気泡 26 バッテリ 27 イグニッションスイッチ 28 三方弁(空気排出手段) 29 腹
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 55/00 F02M 55/00 A

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのシリンダ内に燃料を噴射する
    燃料噴射弁に高圧燃料を供給する高圧ポンプと、 吸入管を介して燃料タンク内の燃料を吸入し前記高圧ポ
    ンプに供給する低圧ポンプとを備える燃料噴射装置であ
    って、 前記吸入管の途中に燃料中の気泡を除去する気泡除去手
    段を備え、 前記気泡除去手段は、燃料の流入孔と流出孔を備えるケ
    ースと、前記ケース内に定在波を形成させるための振動
    手段と、前記ケース内の下流側において前記ケースに開
    口する第1連絡通路を介して前記ケースと連通する捕集
    室とから構成されることを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記気泡を前記第1連絡通路へ案内する
    ように配置された案内フィンを備えることを特徴とする
    請求項1に記載の燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記定在波は、少なくとも1個の節を形
    成することを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装
    置。
  4. 【請求項4】 前記振動手段は超音波振動子であること
    を特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。
  5. 【請求項5】 前記気泡除去手段の作動状態において、
    前記案内フィンは、前記ケースの下流方向に向かうに連
    れて上方に傾斜して配置され且つ前記第1連絡通路は前
    期ケースの上端側に開口することを特徴とする請求項2
    に記載の燃料噴射装置。
  6. 【請求項6】 前記気泡除去手段は、前記捕集室内に滞
    留する空気を外部へ排出し且つ前記捕集室に燃料を充填
    する空気排出手段を備えることを特徴とする請求項1な
    いし請求項5に記載の燃料噴射装置。
  7. 【請求項7】 前記空気排出手段は、 前記捕集室と前記低圧ポンプの吐出側を連通する第2連
    絡通路と、 前記捕集室と前記燃料タンクを連通する第3連絡通路
    と、 前記第1連絡通路の連通・遮断を切替える第1切替え弁
    と、 前記第2連絡通路の連通・遮断を切替える第2切替え弁
    と、 前記第3連絡通路の連通・遮断を切替える第3切替え弁
    と、 前記第1〜第3切替え弁の連通・遮断を制御する制御装
    置とから構成され、 前記空気排出手段の作動時において、前記制御装置は、
    前記第1切替え弁を遮断し且つ前記第2切替え弁および
    前記第3切替え弁を連通すると共に、 前記空気排出手段の非作動時において、前記制御装置
    は、前記第1切替え弁を連通し且つ前記第2切替え弁お
    よび前記第3切替え弁を遮断することを特徴とする請求
    項6に記載の燃料噴射装置。
  8. 【請求項8】 前記第1切替え弁および前記第2切替え
    弁を廃止し、代わりに前記捕集室と前記低圧ポンプの吐
    出側間の連通または前記ケースと前記捕集室間の連通を
    切替える1個の三方弁を設けたことを特徴とする請求項
    7に記載の燃料噴射装置。
  9. 【請求項9】 前記第1〜第3切替え弁または前記三方
    弁は電磁弁であることを特徴とする請求項7または請求
    項8に記載の燃料噴射装置。
JP2002133730A 2002-05-09 2002-05-09 燃料噴射装置 Pending JP2003328888A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002133730A JP2003328888A (ja) 2002-05-09 2002-05-09 燃料噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002133730A JP2003328888A (ja) 2002-05-09 2002-05-09 燃料噴射装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003328888A true JP2003328888A (ja) 2003-11-19

Family

ID=29696604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002133730A Pending JP2003328888A (ja) 2002-05-09 2002-05-09 燃料噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003328888A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008265137A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Olympus Corp インクジェット記録装置
JP2010539393A (ja) * 2007-09-19 2010-12-16 フェデラル−モーグル コーポレイション 燃料蒸気分離器
KR20210133458A (ko) * 2020-04-29 2021-11-08 연세대학교 산학협력단 음향파를 이용한 버블 제거 장치 및 이를 이용한 버블 제거 방법

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008265137A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Olympus Corp インクジェット記録装置
JP2010539393A (ja) * 2007-09-19 2010-12-16 フェデラル−モーグル コーポレイション 燃料蒸気分離器
KR101505226B1 (ko) * 2007-09-19 2015-03-23 페더럴-모걸 코오포레이숀 연료 증기 분리기
KR20210133458A (ko) * 2020-04-29 2021-11-08 연세대학교 산학협력단 음향파를 이용한 버블 제거 장치 및 이를 이용한 버블 제거 방법
US20210354054A1 (en) * 2020-04-29 2021-11-18 Industry-Academic Cooperation Foundation, Yonsei University Bubble removal apparatus using acoustic waves and bubble removal method using the same
KR102427393B1 (ko) * 2020-04-29 2022-08-01 연세대학교 산학협력단 음향파를 이용한 버블 제거 장치 및 이를 이용한 버블 제거 방법
US11573436B2 (en) * 2020-04-29 2023-02-07 Industry-Academic Cooperation Foundation, Yonsei University Bubble removal apparatus comprising an acoustic wave generator that forms a standing acoustic field by generating a pair of acoustic waves and bubble removal method using the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5864432B2 (ja) 還元剤の送給装置の作動方法
US20070186877A1 (en) Fuel injection apparatus for an internal combustion engine
US8915068B2 (en) Device for reducing pollutants in the exhaust gas flow of an internal combustion engine
US20130220379A1 (en) Method and device for cleaning coked cavities, in particular inlet channels and valves of an internal combustion engine
JP2006517017A (ja) 植物油または再生植物を含む燃料を用いて、ディーゼルエンジンを作動するための方法およびデバイス
JP2003328888A (ja) 燃料噴射装置
JP6172468B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
KR100375136B1 (ko) 연료공급장치의 연료펌프모듈용 제트펌프 필터장치
JP7052432B2 (ja) 添加装置
JP3819308B2 (ja) ディーゼルエンジンのdme燃料供給装置
JP6743493B2 (ja) 内燃機関の尿素水添加システム
EP1614890A1 (en) Fuel feed device
JP2013522523A (ja) 燃料供給システム
KR200396713Y1 (ko) 디젤 엔진용 인젝터 클리너
KR20100043617A (ko) 자동차 엔진세척장치
CN115059531A (zh) 空气辅助式尿素泵及气泡和尿素清除方法
JPS643816Y2 (ja)
JP6503742B2 (ja) 尿素噴射装置
CN110872970B (zh) 内燃机及控制系统
JP2004116350A (ja) エンジン自動洗浄装置
JP7043943B2 (ja) 添加装置
RU2300658C2 (ru) Способ и система получения и подачи топливно-водной эмульсии в двигатели внутреннего сгорания и удаления из штатной топливной системы неиспользованной топливно-водной эмульсии
RU2184866C2 (ru) Способ кавитационной промывки электромагнитных форсунок для двигателя внутреннего сгорания
CN1458403A (zh) 电子控制燃料喷射装置
WO2004092573A1 (ja) 電子制御燃料噴射装置及び燃料噴射制御方法