JP2003328310A - 舗装体構造およびこの舗装体構造を有する運動競技場 - Google Patents

舗装体構造およびこの舗装体構造を有する運動競技場

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JP2003328310A
JP2003328310A JP2002138276A JP2002138276A JP2003328310A JP 2003328310 A JP2003328310 A JP 2003328310A JP 2002138276 A JP2002138276 A JP 2002138276A JP 2002138276 A JP2002138276 A JP 2002138276A JP 2003328310 A JP2003328310 A JP 2003328310A
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Japan
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pavement structure
structure according
pavement
permeable sheet
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JP2002138276A
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Tomoyuki Nishikawa
知幸 西川
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 敷設時にはプレー性を損なうことがなく、敷
設後の回収性と再利用性が良好な舗装体構造を安価に提
供する。 【解決手段】 多数の開口部43を含み平面的に連なる
基部41と、開口部43の周りに所定間隔をもって立設
された多数の柱状部42とを有する表層構築部材4を透
水性シート3を介して所定の下地基盤上に敷設し、表層
構築部材4内には、所定高さに至るまで最大粒径が0.
4〜1.2mmの充填材5が充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種運動競技場に
好適な舗装体構造に関し、さらに詳しく言えば、テニス
などの球技のプレー性がよく、しかも改修時あるいは撤
去時の作業性およびリサイクル性の良好な舗装体構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】砂入り人工芝がテニスコート用のサーフ
ェイスとして普及して20年余りが経過し、当初に施工
された砂入り人工芝には摩耗や老朽化による張替時期に
来ているものがある。人工芝の張り替え工事に当たって
は、既設の人工芝を回収することになるが、それには、
多大な労力と費用が必要となる。
【0003】すなわち、芝目内に目砂などの充填材が水
を含んだ状態で充填されているため、全体が非常に重
く、回収に労を要する。既設の砂入り人工芝から砂を取
り除く技術も検討されているが、特に砂が濡れている場
合には取り出し難い。除去専用の特殊装置で取り除く技
術もあるが、それには多大な費用が発生する。
【0004】また、上述した専用の除去装置を使ったと
しても、実際には充填材を人工芝から完全に除去するこ
とは不可能であるため、現状では回収した人工芝の全部
を産業廃棄物として処理するしかない。
【0005】これを解決する方法として人工芝のパイル
(葉茎)に相当する突起または隔壁を設けた底部に開口
部を有する成型品を不織布などの透水シートの上に敷設
して粒状物を成型品の空隙部分に充填する舗装材が考え
られる。この方法によれば、成型品を持ち上げると充填
された粒状物は容易に脱落するため、成型品は処分対象
となるものの、脱落した砂は再利用できる可能性があ
る。
【0006】この方法に関する先行技術としては、例え
ば特開2000−90005号公報がある。この先行技
術には、多数の隔壁または突起により囲まれた空隙部を
有するマット状の成型体を連結して路盤に固定し、空隙
部内に砂利や砂などの充填物を充填した舗装構造が開示
されている。
【0007】上記先行技術は、既存のアスファルト舗装
よりも簡単に施工ができ、車両、軽車両、車いすなどの
走行性の向上、表面の陥没、透水性不良を防止すること
を目的としており、そのため、空隙部の容積を充填物の
平均体積の10〜10000倍となるようにされてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た先行技術はあくまで車両通行用の道路として提案され
た舗装体構造であって、そのまま運動競技場(例えばテ
ニスコート)に適用できるものではない。
【0009】すなわち、上記先行技術は空隙部の大きさ
が粒状物の平均体積の10〜10000倍と非常に大き
いため、プレーによって充填物が移動し、表面に凹凸が
生じやすい。特に球技施設のような場合は、表面の凹凸
によってイレギュラーバウンドを生じるおそれがあり、
それなりの平坦性が要求される。
【0010】逆に、粒状物の平均体積に比べて空隙部の
大きさが比較的小さすぎると、空隙部で粒状物が締まっ
てしまい、テニスコートなどで必要なプレーヤへの適度
な滑り感が得られにくくなる。
【0011】そこで、本発明は上述した課題を解決する
ためになされたものであって、その目的は、特にテニス
などの球技のプレー性がよく、改修あるいは撤去の際の
作業性およびリサイクル性もよいばかりでなく、産業廃
棄物が発生しにくい舗装体構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明は、網目状に多数の開口部を含み平面的に
連なる基部を有し、上記開口部の周りに所定間隔をもっ
て複数の柱状部を立設してなる表層構築部材と、所定の
下地基盤上に敷設され、その上面側に上記表層構築部材
が載置される透水性シートとを備え、上記表層構築部材
内には、所定高さに至るまで最大粒径が0.4〜1.2
mmの充填材が充填されていること特徴としている。
【0013】本発明のより好ましい態様によれば、隣接
する上記柱状部の間隔が、最も狭いところで1.6〜1
2mm(好ましくは3〜10mm、より好ましくは6〜
8mm)であり、かつ、上記充填材の最大粒径の4倍以
上であることが好ましい。これによれば、充填材が柱状
部によって適度に拘束されるため、テニスに適した足の
滑り感を得ることができる。
【0014】すなわち、柱状部の間隔が1.6mm未満
の場合は、柱状物の隙間が狭すぎてしまい充填材が締ま
りすぎてしまうおそれがある。逆に、柱状部の間隔が1
2mmを超えると、間隔が大きくなりすぎてしまうた
め、充填材が移動しやすく、不陸などを生じるおそれが
ある。
【0015】上記開口部は、1カ所当たりの開口面積が
20〜100mmであり、かつ、上記充填材の最大粒
径の投影面積の40倍以上であるとともに、上記基部の
単位面積当たりの開口率が10〜70%であることが好
ましい。
【0016】これによれば、敷設した表層を撤去する際
に充填材が開口部から容易に抜け落ちるため、撤去作業
が容易になるばかりでなく、表層構築部材と充填材とを
確実に分離することができ、それらを産業廃棄物として
廃棄することなく、再利用することができる。
【0017】また上記開口部は、上記基部上に規則正し
く配置されていることが好ましい。開口部の形状は、四
角形、円形など任意の形状であってよく、また、その配
列も格子状や斑点状などに規則的に配置されていればよ
い。
【0018】敷設後に外力によって表層構築部材が移動
しないようにするには、上記表層構築部材の底面に上記
透水性シートに食い込む凸部を設ければよい。その場
合、上記凸部の高さは、上記透水性シートの厚みの半分
以上であることが好ましい。
【0019】降雨や散水によって表層部上に溜まった水
は、充填材から開口部を通って透水性シートから下地基
盤へと排出される。このとき、開口部から充填材も同時
に流出しないようにするため透水性シートが設けられる
が、上記透水性シートの厚みは、1〜5mmであること
がより好ましい。
【0020】すなわち、厚みが1mmを未満の場合、下
地基盤のわずかな不陸により、透水性シートと表層構築
部材との間に隙間を生じさせるおそれがあり、この隙間
から粒状物が流出するおそれがある。また、厚みが5m
mを超えると、透水性シート自体の弾力性によって粒状
物が締まらずに表層部が不安定になる。
【0021】透水性シートは、屋外で長期間敷設しても
腐食しない例えばPP(ポリプロピレン)、NY(ナイ
ロン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)などの
各種合成樹脂製の織り布や不織布が好ましいが、この中
でも、ある程度の厚みと、緻密さを備え、比較的簡単に
入手できるPP製不織布がより好ましい。
【0022】プレーヤが動く際に充填材の充填レベル
(充填高さ)が低いと、足は柱状部の抵抗を強く受け、
適度な滑り感を得られないため、上記充填材は硬質粒状
物からなり、上記表層構築部材内に上記柱状部先端から
0〜−2mmの高さまで充填されていることが好まし
い。
【0023】撤去後の表層構築部材を再資源化しやすく
するためにも、上記表層構築部材は単一素材から形成さ
れていることが好ましい。
【0024】また、上記下地基盤は、アスファルト舗
装、コンクリート舗装、もしくはこれら舗装の上に舗装
された樹脂系舗装からなることが好ましい。これによれ
ば、テニスコート用のサーフェイスとして必要な平坦性
と硬さが得られる。
【0025】本発明の別の態様として、既設の砂入り人
工芝を下地基盤として使用することもできる。この場
合、砂入り人工芝は排水機能(透水性)と粒状物流出防
止機能を備えているため、透水性シートの中間層を設け
ることなく、砂入り人工芝の上に直接表層を構築するこ
とができる。
【0026】本発明には、これら舗装体構造によって構
築された運動競技場も含まれる。とりわけ、テニスコー
ト、サッカー場、野球場などの球技場に好適である。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形
態に係る舗装体構造を充填材を入れない状態で示す分解
斜視図であり、図2は充填材を充填した状態の平面図で
あり、図3(a)は図2のA−A線断面図、図3(b)
は図2のB−B線断面図である。
【0028】本発明の舗装体構造1は、所定の下地基盤
2上に透水性シート3を敷設し、その上面側に表層構築
部材4を載置し、表層構築部材4内に充填材5を充填す
ることにより構築される。
【0029】下地基盤2は、アスファルト舗装、コンク
リート舗装、もしくはこれら舗装の上に舗装された樹脂
系舗装からなることが好ましいが、例えば砕石、モルタ
ル、半たわみ舗装、簡易安定化処理面などであってよ
く、必ずしも硬度に安定化処理された処理面である必要
はないが、一様に安定化された面であることが好まし
い。
【0030】また、既設の砂入り人工芝を下地基盤2と
して用いることもできる。すなわち、砂入り人工芝は、
球技場用途としての適度なクッション性と、透水性およ
び充填材流出防止機能とをあらかじめ備えた機能性下地
として使用することができ、この場合、充填材5の流出
を防止するための透水性シート3はあえて設ける必要は
ない。
【0031】透水性シート3は、屋外で長期間使用して
も腐食しない透水性を有するものであり、例えばPP
(ポリプロピレン)、NY(ナイロン)、PET(ポリ
エチレンテレフタレート)などの合成樹脂繊維製の織り
布や不織布で、その厚さTが1〜5mmの不織布が好ま
しい。
【0032】厚さTが1mmを未満の場合、下地基盤の
わずかな不陸により、透水性シートと表層構築部材との
間に隙間を生じさせるおそれがあり、この隙間から粒状
物が流出するおそれがある。また、厚さTが5mmを超
えると、透水性シート自体の弾力性によって粒状物が締
まらずに表層部が不安定になる。
【0033】中でも、ある程度の厚み、緻密さを有し、
比較的に容易に入手できる材料を考慮すると、透水性シ
ート3は、PP製の不織布がより好ましい。
【0034】表層構築部材4は、例えばポリプロピレ
ン、ポリエチレン、PETなどの耐候性のよい合成樹脂
を射出成型した単一素材の一体成型品からなり、図1に
示すように網目状に多数の開口部43を含み平面的に連
なる基部41と、開口部43の周りに所定間隔をもって
立設された多数の柱状部42とを備えている。
【0035】この実施形態において、表層構築部材4
は、リユース性およびリサイクル性を考慮して全てを単
一素材によって構成されることが好ましいが、これ以外
に基部41と柱状部42とを必要な特性に応じて別部材
と形成して一体化してもよい。
【0036】基部41は、中央に設けられた四角形状の
開口部43を囲むように連結された梁部44を有し、こ
れら梁部44同士が一体的かつ平面的に連結され、多数
の開口部43が網目状(格子状)に配置されたシート体
とされている。
【0037】この実施形態において、梁部44は、開口
部43を囲むように格子状に形成されているが、例えば
図4(a)に示すような斜めの格子状であってもよい
し、これ以外の形状であってもよい。
【0038】柱状部42は、開口部43の周りの所定位
置から垂直方向に立設された直径3〜8mmの円柱体か
らなり、この実施形態において、柱状部42は、開口部
43の四隅に位置する梁部44から突設されている。
【0039】この実施形態において、柱状部42は円柱
状に形成されているが、これ以外に角柱体もしくは楕円
体、または円錐体などであってもよく、その形状は特に
限定されない。また、柱状部42の大きさや形はプレー
ヤーの足との摩擦などの兼ね合いによって決定される。
【0040】柱状物42の配置方法は、図1に示すよう
な梁部44の交差部に突設するのが最も基本的な形態で
あるが、これ以外の配置方法としては、図4(a)に示
すような斜め格子状の梁部44の交差部上に配置しても
よいし、図4(b)に示すような開口部43の四隅に加
えて、その柱状部42,42の中間にさらに配置しても
よい。
【0041】さらには、図4(c)および(d)に示す
ように、開口部43を囲むように6角形または8角形の
頂点を結ぶように配置してもよく、梁部44上に規則正
しい配列パターンで立設されているものであれば、適宜
選択してよい。
【0042】各柱状部42の間隔Wは、最も狭いところ
でも1.6〜12mm(好ましくは3〜10mm、より
好ましくは6〜8mm)であり、かつ、充填材の最大粒
径の4倍以上であることが好ましい。これによれば、充
填材が柱状部によって適度に拘束されるため、テニスに
適した足の滑り感を得ることができる。
【0043】すなわち、柱状部の間隔が1.6mm未満
の場合は、柱状物の隙間が狭すぎてしまい充填材が締ま
りすぎてしまうおそれがある。逆に、柱状部の間隔が1
2mmを超えると、間隔が大きくなりすぎてしまうた
め、充填材が移動しやすく、不陸などを生じるおそれが
ある。
【0044】開口部43は、充填された充填材5が回収
時に容易に抜け落ちやすいようにするため1カ所当たり
の開口面積が20〜100mmであり、かつ、充填材
5の最大粒径の投影面積の40倍以上であるとともに、
基部41の単位面積当たりの開口率が10〜70%であ
ることが好ましい。
【0045】この表層構築部材4は、底面から柱状部4
2先端までの高さHが10〜30mm程度の高さ(厚
さ)に形成されていることが好ましい。この実施形態に
おいて、表層構築部材4の高さHは20mmであり、う
ち柱状部42の高さhは、16mmである。
【0046】表層構築部材4の底部、すなわち梁部44
の底面側には、敷設後に外力によって表層構築部材4自
体が移動しないようにするため、下方の透水性シート3
に向けて張り出された凸部45が一体的に所定間隔をも
って設けられている。
【0047】この実施形態において、凸部45は梁部4
4底面から3mm突設されているが、透水性シート3に
凸部45を確実に食い込ませるためには、凸部45の高
さは、透水性シート3の厚みの半分以上であることが好
ましい。
【0048】なお、凸部45の形状および数、配置方法
などは下層に配置される透水性シート3(砂入り人工芝
よりなる下地基盤2に直接敷設する場合は、下地基盤
2)のスペックに応じて適宜変更可能である。
【0049】充填材5は、例えば天然珪砂などの硬質粒
状物からなり、その最大粒径は0.4〜1.2mmであ
り、平均粒径が0.5〜0.5mmのものが好適に用い
られる。
【0050】この実施形態において、充填材5は硬質粒
状物を単層充填したものによって構築されているが、セ
ラミックスなどの異種材料をさらに混合した硬質粒状物
であってもよい。また、ゴムチップなどの弾性粒状物な
どの各種粒状物をさらに混ぜてもよいし、これら各粒状
物を2層、3層に分けて積層してもよく、充填材5の構
成は任意である。
【0051】これら充填材5は、表層構築部材4に充填
される。その充填高さは、柱状部42の先端から0〜−
2mmの位置まで充填されていることが好ましい。ここ
で言う、−2mmとは柱状部42の先端を基準位置(0
mm)として、基部41方向の充填高さをいう。
【0052】これによれば、プレーヤが動くときに充填
レベルが低いと柱状物42が足に絡み付くため、抵抗を
強く受けやすい。逆に、充填レベルが高すぎると、充填
材5が動きやすく適度な滑り感が得られ難くなる。
【0053】本発明の舗装体構造1は、各種運動競技場
に適用可能であるが、特にテニスコートなどの球技場に
好適である。すなわち、本発明の舗装体構造1を採用す
ることにより、イレギュラーバウンドの生じない平坦性
が確保されるばかりでなく、改修や補修などのメンテナ
ンス性もよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多数の開口部を含み平面的に連なる基部と、基部に所定
間隔をもって立設された多数の柱状部とを有する表層構
築部材を用いて表層を構築したことにより、敷設時には
プレー性を損なうことがなく、改修時には開口部から充
填材が流れ落ちることで、回収と再利用が簡単な舗装体
構造を安価に構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係る舗装体構造
の分解斜視図。
【図2】上記実施形態の舗装体構造の平面図。
【図3】上記実施形態の舗装体構造のA−A線断面図お
よび同B−B線断面図。
【図4】表層構築部材の変形例を示す模式図。
【符号の説明】
1 舗装体構造 2 下地基盤 3 透水性シート 4 表層構築部材 41 基部 42 柱状部 43 開口部 5 充填材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網目状に多数の開口部を含み平面的に連
    なる基部を有し、上記開口部の周りに所定間隔をもって
    複数の柱状部を立設してなる表層構築部材と、所定の下
    地基盤上に敷設され、その上面側に上記表層構築部材が
    載置される透水性シートとを備え、上記表層構築部材内
    には、所定高さに至るまで最大粒径が0.4〜1.2m
    mの充填材が充填されていることを特徴とする舗装体構
    造。
  2. 【請求項2】 隣接する上記柱状部の間隔が、最も狭い
    ところで1.6〜12mmであり、かつ、上記充填材の
    最大粒径の4倍以上である請求項1に記載の舗装体構
    造。
  3. 【請求項3】 上記開口部は、1カ所当たりの開口面積
    が20〜100mm であり、かつ、上記充填材の最大
    粒径の投影面積の40倍以上であるとともに、上記基部
    の単位面積当たりの開口率が10〜70%である請求項
    1または2に記載の舗装体構造。
  4. 【請求項4】 上記開口部は、上記基部上に規則正しく
    配置されている請求項1、2または3に記載の舗装体構
    造。
  5. 【請求項5】 上記表層構築部材の底面には、上記透水
    性シートに食い込む凸部が設けられている請求項1ない
    し4のいずれか1項に記載の舗装体構造。
  6. 【請求項6】 上記凸部の高さが、上記透水性シートの
    厚みの半分以上である請求項5に記載の舗装体構造。
  7. 【請求項7】 上記透水性シートの厚みが、1〜5mm
    である請求項1ないし6のいずれか1項に記載の舗装体
    構造。
  8. 【請求項8】 上記充填材は硬質粒状物からなり、上記
    表層構築部材内に上記柱状部先端から0〜−2mmの高
    さまで充填されている請求項1ないし7のいずれか1項
    に記載の舗装体構造。
  9. 【請求項9】 上記表層構築部材は、単一素材から形成
    されている請求項1ないし8のいずれか1項に記載の舗
    装体構造。
  10. 【請求項10】 上記下地基盤は、アスファルト舗装、
    コンクリート舗装、もしくはこれら舗装の上に舗装され
    た樹脂系舗装からなる請求項1ないし9のいずれか1項
    に記載の舗装体構造。
  11. 【請求項11】 上記請求項1〜5、8、9のいずれか
    1項に記載の表層構築部材が既設の砂入り人工芝からな
    る下地基盤上に直接載置され、上記表層構築部材内に
    は、所定高さに至るまで最大粒径が0.4〜1.2mm
    の充填材が充填されていることを特徴とする舗装体構
    造。
  12. 【請求項12】 上記請求項1〜10、または上記請求
    項11に記載の舗装体構造によって構築されたテニスコ
    ートなどの運動競技場。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200469908Y1 (ko) 2013-04-12 2013-11-20 김지훈 잔디 보호용 매트
NL2009969C2 (nl) * 2012-12-12 2014-06-16 Oranjewoud Realisatie B V Fundatie voor een sportveld, sportveld voorzien daarvan, en werkwijze voor het aanbrengen van een dergelijke fundatie.
KR102171976B1 (ko) * 2019-09-16 2020-10-30 주식회사 노바 운동장용 인조잔디 바닥재 구조

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