JP2003326726A - インクジェットヘッド及びインク吐出検査装置 - Google Patents

インクジェットヘッド及びインク吐出検査装置

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JP2003326726A
JP2003326726A JP2002141895A JP2002141895A JP2003326726A JP 2003326726 A JP2003326726 A JP 2003326726A JP 2002141895 A JP2002141895 A JP 2002141895A JP 2002141895 A JP2002141895 A JP 2002141895A JP 2003326726 A JP2003326726 A JP 2003326726A
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Japan
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ink
inkjet head
drive circuit
wiring board
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JP2002141895A
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Toshiyuki Oba
敏行 大庭
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SII Printek Inc
Original Assignee
SII Printek Inc
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 周辺の外部環境を整えなくても比較的容易に
インク吐出確認を行うことができるインクジェットヘッ
ド及びインク吐出検査装置を提供する。 【解決手段】 配線基板40には、インク吐出確認用の
ノズル選択データ107a及び駆動波形データ107b
からなる内部データ107を格納するデータ記憶手段1
05と、データ記憶手段105に格納された内部データ
107を使用して駆動回路42に制御信号を送信する制
御装置104と、制御装置104を起動させる起動スイ
ツチ110とが搭載されており、制御装置104は、内
部データ107に基づいた制御信号を駆動回路42に送
信するデータ送信手段106を具備し、起動スイツチ1
10の投入によりデータ送信手段106が機能して駆動
回路42に前記制御信号を送信して所定のノズル開口2
2からインク滴が吐出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズル開口からイ
ンクを吐出させるインクジェットヘッド及びインク吐出
検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のノズルからインクを吐
出するインクジェットヘッドを用いて被記録媒体に文字
や画像を記録するインクジェット式記録装置が知られて
いる。かかるインクジェット式記録装置では、被記録媒
体に対向するインクジェットヘッドはヘッドホルダに固
定され、ヘッドホルダがキャリッジに搭載されて被記録
媒体の搬送方向とは直交する方向に走査される。
【0003】このようなインクジェット式記録装置に用
いられるインクジェットヘッドの一例の分解概略を図9
に、また、要部断面を図10に示す。図9及び図10に
示すように、圧電セラミックプレート201には、複数
の溝202が並設され、各溝202は、側壁203で分
離されている。各溝202の長手方向一端部は圧電セラ
ミックプレート201の一端面まで延設されており、他
端部は、他端面までは延びておらず、深さが徐々に浅く
なっている。また、各溝202内の両側壁203の開口
側表面には、長手方向に亘って、駆動電界印加用の電極
205が形成されている。
【0004】圧電セラミックプレート201の溝202
の開口側には、カバープレート207が接着剤209を
介して接合されている。カバープレート207には、各
溝202の浅くなった他端部と連通する凹部となるイン
ク室211と、このインク室211の底部から溝202
とは反対方向に貫通するインク供給口212とを有す
る。
【0005】また、圧電セラミックプレート201とカ
バープレート207との接合体の溝202が開口してい
る端面には、ノズルプレート215が接合されており、
ノズルプレート215の各溝202に対向する位置には
ノズル開口217が形成されている。
【0006】なお、圧電セラミックプレート201のノ
ズルプレート215とは反対側でカバープレート207
とは反対側の面には、例えば、駆動IC等を有する駆動
回路が実装された配線基板220が固着されている。そ
して、配線基板220には、各電極205とボンディン
グワイヤ221等で接続された配線222が形成され、
この配線222を介して電極205に駆動電圧を印加で
きるようになっている。
【0007】このように構成されるインクジェットヘッ
ドでは、インク供給口212から各溝202内にインク
を充填し、所定の溝202の両側の側壁203に電極2
05を介して所定の駆動電界を作用させると、側壁20
3が変形して所定の溝202内の容積が変化し、これに
より、溝202内のインク滴がノズル開口217から吐
出する。
【0008】例えば、図11に示すように、溝202a
に対応するノズル開口217からインクを吐出する場合
には、その溝202a内の電極205a,205bに正
の駆動電圧を印加すると共にそれぞれに対向する電極2
05c,205dを接地するようにする。これにより、
側壁203a,203bには溝202aに向かう方向の
駆動電界が作用し、これが圧電セラミックプレート20
1の分極方向と直交すれば、圧電厚みすべり効果により
側壁203a,203bが溝202a方向に変形し、溝
202a内の容積が減少して圧力が増加し、ノズル開口
217からインク滴が吐出する。
【0009】ここで、このときのインクジェットヘッド
制御系としては、図12に示すように、インクジェット
ヘッド周辺の外部環境にある外部回路210から、例え
ば、外部クロック信号211と駆動波形データ及びノズ
ル選択データからなる外部データ212とが駆動回路2
13に直接送信され、この駆動回路213がノズル選択
データによって選定されたノズル開口217に対応した
溝202aの電極205a,205bに駆動波形データ
に基づいて駆動電圧を印加して、ノズル開口217から
インク滴が吐出するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のインクジェットヘッドからインクを吐出させ
るためには、ノズル選択データ及び駆動波形データであ
る外部データや外部クロック信号等を駆動回路に直接送
信するための外部環境を整える必要がある。
【0011】このため、例えば、使用者側で採用したイ
ンクジェットヘッドの初期的な基本性能を即座に評価す
ることは非常に困難であり、また、インクジェットヘッ
ドを使用者側の独自のシステムで評価するための外部環
境を立ち上げることも容易でないという問題がある。
【0012】本発明はこのような事情に鑑み、周辺の外
部環境を整えなくても比較的容易にインク吐出確認を行
うことができるインクジェットヘッド及びインク吐出検
査装置を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の態様は、駆動ICを含む駆動回路が実装され
た配線基板と、当該配線基板からの駆動信号により制御
されるヘッドチップとを具備し、外部からの所定のノズ
ル選択データ及び駆動波形データである外部データと外
部クロック信号とを入力して当該駆動回路から出力され
た駆動信号により所定のノズル開口からインク滴を吐出
させるインクジェットヘッドにおいて、前記配線基板に
は、インク吐出確認用のノズル選択データ及び駆動波形
データからなる内部データを格納するデータ記憶手段
と、当該データ記憶手段に格納された前記内部データを
使用して前記駆動回路に制御信号を送信する制御装置
と、当該制御装置を起動させる起動スイッチとが搭載さ
れており、前記制御装置は、前記内部データに基づいた
制御信号を前記駆動回路に送信するデータ送信手段を具
備し、前記起動スイッチの投入により前記データ送信手
段が機能して前記駆動回路に前記制御信号を送信して所
定のノズル開口からインク滴が吐出されるようになって
いることを特徴とするインクジェットヘッドにある。
【0014】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記配線基板には、前記内部データと前記外部デー
タとを切換える切換スイッチが搭載されていることを特
徴とするインクジェットヘッドにある。
【0015】本発明の第3の態様は、第1の態様におい
て、前記配線基板には、前記外部クロック信号に相当す
る内部クロック信号を発生させるクロック信号発生部が
搭載されていることを特徴とするインクジェットヘッド
にある。
【0016】本発明の第4の態様は、第3の態様におい
て、前記配線基板には、前記内部データ及び前記内部ク
ロック信号と、前記外部データ及び前記外部クロック信
号とを切換える切換スイッチが搭載されていることを特
徴とするインクジェトヘッドにある。
【0017】本発明の第5の態様は、第1〜4の何れか
の態様において、前記インク吐出確認用のノズル選択デ
ータが前記ノズル開口の全てを選択するデータであり、
前記インク吐出確認用の駆動波形データが前記インク吐
出確認用のノズル選択データにより選定されたノズル開
口からインク滴を吐出させる所定の矩形パルスであるこ
とを特徴とするインクジェットヘッドにある。
【0018】本発明の第6の態様は、第1〜5の何れか
の態様において、前記制御装置が、マイクロコンピュー
タであることを特徴とするインクジェットヘッドにあ
る。
【0019】本発明の第7の態様は、第6の態様におい
て、前記マイクロコンピュータに、前記データ記憶手段
が搭載されていることを特徴とするインクジェットヘッ
ドにある。
【0020】本発明の第8の態様は、第1〜7の何れか
の態様のインクジェットヘッドと当該インクジェットヘ
ッドを着脱可能に固定する治具とから構成されることを
特徴とするインク吐出検査装置にある。
【0021】本発明の第9の態様は、第8の態様におい
て、前記インクジェットヘッドの前記配線基板に搭載さ
れた前記データ記憶手段、前記制御装置及び前記起動ス
イッチが着脱可能に設けられていることを特徴とするイ
ンク吐出検査装置にある。
【0022】かかる本発明では、インクジェットヘッド
の配線基板に、インク吐出確認用のノズル選択データ及
び駆動波形データからなる内部データを格納するデータ
記憶手段と、データ記憶手段に格納された内部データを
使用して駆動回路に制御信号を送信する制御装置と、制
御装置を起動させる起動スイッチとを搭載することによ
り、起動スイッチの投入によって駆動回路に制御信号が
送信されて所定のノズル開口からインク滴を吐出させる
ことができる。これにより、インクジェットヘッド周辺
の外部環境を整えなくても比較的容易にインク吐出確認
を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて詳細に説明する。
【0024】(実施形態1)図1は、本実施形態に係る
インクジェットヘッドの斜視図であり、図2は、インク
ジェットヘッドの要部断面図であり、図3は、ヘッドチ
ップの分解斜視図及び斜視断面図である。
【0025】図示するように、本実施形態のインクジェ
ットヘッド10は、ヘッドチップ20と、この一方面側
に設けられる流路基板30と、ヘッドチップ20を駆動
するための駆動回路等が搭載された配線基板40とを有
し、これらの各部材は、それぞれベースプレート50に
固定されている。
【0026】ヘッドチップ20を構成する圧電セラミッ
クプレート21には、ノズル開口22に連通する複数の
溝23が並設され、各溝23は、側壁24で隔離されて
いる。各溝23の長手方向の一端部は圧電セラミックプ
レート21の一端面まで延設されており、他端部は、他
端面まで延びておらず、深さが徐々に浅くなっている。
また、各溝23の幅方向両側の側壁24には、溝23の
開口側に長手方向に亘って駆動電界印加用の電極25が
形成されている。
【0027】圧電セラミックプレート21に形成される
各溝23は、例えば、円盤状のダイスカッターにより形
成され、深さが徐々に浅くなった部分は、ダイスカッタ
ーの形状により形成されてしまう。また、各溝23内に
形成される電極25は、例えば、公知の斜め方向からの
蒸着により形成される。
【0028】このような溝23の両側の側壁24の開口
側に設けられた電極25には、フレキシブルプリントケ
ーブル(FPC)41の一端が接続され、FPC41の
他端側は、配線基板40上の駆動回路42に接続される
ことで、電極25は駆動回路42に電気的に接続されて
いる。そして、このような配線基板40上には、本実施
形態では、詳しくは後述するが、駆動回路42に接続さ
れて駆動回路42を制御するための制御装置と、データ
記憶手段とを具備するシングルチップ化されたマイクロ
コンピュータ(マイコン)100が実装されている。
【0029】また、このようなマイコン100には、起
動スイッチ110と切換スイッチ130とが接続されて
いる。すなわち、起動スイッチ110は、電源からマイ
コン100への電力の供給をON又はOFFするもので
ある。そして、本実施形態では、この起動スイッチ11
0を投入することにより、マイコン100が起動する。
一方、切換スイッチ130は、後述する外部回路と駆動
回路42との接続と、マイコン100と駆動回路42と
の接続とを切換えるものである。
【0030】さらに、圧電セラミックプレート21の溝
23の開口側には、インク室プレート26が接合されて
いる。インク室プレート26には、貫通して形成された
共通インク室26aが並設された溝23全体に亘って設
けられている。
【0031】なお、インク室プレート26は、セラミッ
クプレート、金属プレートなどで形成することができる
が、圧電セラミックプレート21との接合後の変形を考
えると、熱膨張率の近似したセラミックプレートを用い
ることが好ましい。
【0032】また、圧電セラミックプレート21とイン
ク室プレート26との接合体の溝23が開口している端
面には、ノズルプレート27が接合されており、ノズル
プレート27の各溝23に対向する位置にはノズル開口
22が形成されている。
【0033】本実施形態では、ノズルプレート27は、
圧電セラミックプレート21とインク室プレート26と
の接合体の溝23が開口している端面の面積よりも大き
くなっている。このノズルプレート27は、ポリイミド
フィルムなどに、例えば、エキシマレーザ装置を用いて
ノズル開口22を形成したものである。また、図示しな
いが、ノズルプレート27の被印刷物に対向する面に
は、インクの付着等を防止するための撥水性を有する撥
水膜が設けられている。
【0034】さらに、この圧電セラミックプレート21
とインク室プレート26との接合体の各溝23が開口し
ている端面側の外周面には、この接合体が係合する係合
孔28が設けられたノズル支持プレート29が接合され
ている。なお、このノズル支持プレート29は、ノズル
プレート27の接合体端面の外側と接合されて、ノズル
プレート27を安定して保持するためのものである。
【0035】そして、このような構成のヘッドチップ2
0は、圧電セラミックプレート21のインク室プレート
26とは反対側の面がベースプレート50に接合固定さ
れている。一方、このインク室プレート26の一方面に
は、流路基板30が接合されいる。
【0036】なお、この流路基板30の表面には、図示
しないが、ベースプレート50に沿って突出して設けら
れてインク供給路31が開口する連結部32が設けられ
ており、この連結部32にはステンレス管等で形成され
たインク連通管60の一端部側が接続されている。そし
て、このインク連通管60の他端側は、例えば、インク
カートリッジ等のインクタンクにインク供給管70を介
して接続されて所定量のインクを一時的に貯留するイン
ク貯留部80に接続されている(図1参照)。
【0037】ここで、図4及び図5を参照して、上述し
たインクジェットヘッド10のマイコン100及び駆動
回路42が搭載された配線基板40について詳細に説明
する。図4は、本発明の実施形態1に係る配線基板の構
成を示す構成ブロック図であり、図5は、図4の配線基
板の制御系を示す制御ブロック図である。
【0038】図4及び図5に示すように、配線基板40
上に実装されたマイコン100は、本実施形態では、C
PU101、ROM102及びRAM103を含む制御
装置104とデータ記憶手段105とを含むシングルチ
ップマイクロコンピュータである。
【0039】制御装置104は、ROM102に格納さ
れたソフトウェアがRAM103上で起動されることに
より機能するデータ送信手段106を具備する。また、
データ記憶手段105には、インク吐出確認用のノズル
選択データ107a及び駆動波形データ107bからな
る内部データ107が格納されている。
【0040】そして、上述したデータ送信手段106
が、内部データ107に基づいた制御信号を駆動回路4
2へ送信するようになっている。すなわち、データ送信
手段106が、データ記憶手段105に格納された内部
データ107を制御信号として駆動回路42に送信し、
駆動回路42が制御信号を外部回路120からの外部ク
ロック信号121と同期させてヘッドチップ20へ駆動
信号として送信するようになっている。なお、このよう
なマイコン100には、電源108からの電力をON又
はOFFする起動スイッチ110が接続されている。
【0041】また、データ記憶手段105に格納されて
いる内部データ107は、ノズル開口22を選択するノ
ズル選択データ107aと、ノズル選択データ107a
で選定したノズル開口22からインク滴を吐出させる駆
動波形データ107bとからなる。なお、ここでいう駆
動波形データ107bとは、例えば、パルス波の振幅が
0(ゼロ)から急に別の値に変わり、その値を短時間保
ったのち、急に0に戻る所定の矩形パルスのデータのこ
とである。
【0042】この内部データ107としては、インク吐
出確認の動作を実行する必要最低限の基本データとすれ
ばよく、例えば、本実施形態では、全てのノズル開口2
2を選定するノズル選択データ107aと、全てのノズ
ル開口22から一度にインク滴を吐出させる駆動波形デ
ータ107bとからなる。そして、本実施形態では、こ
れらノズル選択データ107a及び駆動波形データ10
7bは、上述したデータ記憶手段105に格納されてい
る。勿論、このような内部データ107は、インク吐出
確認の仕様に応じて適宜選定してデータ記憶手段105
に格納すればよく、特に限定されるものではない。
【0043】なお、このような内部データ107を格納
するデータ記憶手段105としては、インク吐出確認用
の動作を実行する基本データを格納できるメモリ容量を
備えていればよく、例えば、フラッシュROM等の不揮
発性メモリを挙げることができる。
【0044】さらに、配線基板40上には、マイコン1
00及び駆動回路42の接続と、外部回路120及び駆
動回路42の接続とを切換える切換スイッチ130が搭
載されている。具体的には、この切換スイッチ130
は、本実施形態では、上述した内部データ107及び外
部回路120からの外部データ122の何れかを選択し
て駆動回路42へ送信するものである。
【0045】例えば、切換スイッチ130で内部データ
107に切換えた場合には、この切換スイッチ130で
外部データ122が遮断されて内部データ107が駆動
回路42へ制御信号として送信される。逆に、切換スイ
ッチ130で外部データ122に切換えた場合には、外
部データ122が直接駆動回路42へ制御信号として送
信される。
【0046】そして、本実施形態では、この切換スイッ
チ130を内部データ107側に切換えることにより、
駆動回路42に内部データ107が送信可能となり、起
動スイッチ110を投入することによりインク吐出確認
を実行できるようになっている。
【0047】なお、このような切換スイッチ130とし
ては、例えば、トランジスタやジャンパー等を用いたも
のであり、本実施形態では、起動スイッチ110を起動
させると実質的に内部データ107側に切換わるように
なっている。
【0048】ここで、図5〜図7を参照して、本実施形
態のインクジェットヘッド10によるインク吐出確認方
法について詳細に説明する。なお。図6は、インク吐出
検査装置の斜視図である。また、図7は、インクジェッ
トヘッドのインク吐出確認方法の一例を説明するチャー
ト図である。
【0049】本実施形態のインク吐出検査装置140
は、図6に示すように、上述したインクジェットヘッド
10と、このインクジェットヘッド10がノズル開口2
2側を鉛直方向下方に向けられた状態で着脱可能に搭載
される治具141とから構成されている。
【0050】そして、本実施形態では、インクジェット
ヘッド10のノズル開口22と相対向する位置に被記録
媒体Sを配置した後、配線基板40の起動スイッチ11
0を投入することにより、所定のノズル開口22からイ
ンク滴が吐出してインク吐出確認を実行できるようにな
っている。
【0051】具体的には、図5〜図7に示すように、ま
ず、上述したインクジェットヘッド10をノズル開口2
2側が鉛直方向下方に向けられた状態で治具141に搭
載する(ステップS1)。その後、インク貯留部80内
にインクを所定量供給する(ステップS2)。次に、外
部クロック信号121を駆動回路42に送信するための
電気的な接続を行う(ステップS3)。そして、ノズル
開口22に相対向する位置に、被記録媒体Sを配置す
る。
【0052】続いて、起動スイッチ110を投入する
(ステップS4)。これにより、電源108からマイコ
ン100への電力を供給する回路がONとなり、マイコ
ン100が起動する(ステップS5)。次に、ステップ
S5でマイコン100が起動すると、データ送信手段1
06がデータ記憶手段105に格納された内部データ1
07を駆動回路42に制御信号として送信する。(ステ
ップS6)。その後、この駆動回路42が、ステップS
6で送信された制御信号のうち駆動波形データ107b
に相当する信号を駆動信号に変換する(ステップS
7)。そして、ステップS7で変換された駆動信号を外
部クロック信号121と同期させてノズル選択データ1
07aで選定したノズル開口22に対応する所定の溝2
3の電極25に駆動電圧として印加する(ステップS
8)。これにより、所定の溝23の容積が変化して、こ
の溝23に対応するノズル開口22からインク滴が吐出
し、被記録媒体Sに印字される(ステップS9)。な
お、このとき、本実施形態では、全てのノズル開口22
からインク滴が吐出されて、ノズル開口22の並び方向
に沿って連続した印字パターンが被記録媒体Sの表面に
形成される。そして、このようにして被記録媒体Sの表
面に印字されたパターンを評価することにより、例え
ば、インク吐出不良及びインク滴の着弾位置ズレ等のイ
ンク噴射ミスなどを判断し、インク滴が良好に吐出され
ているか否かの確認を行うことができる。
【0053】このように、本実施形態では、インクジェ
ットヘッド10周辺の外部環境を整えなくてもインクジ
ェットヘッド10にインク、電力及び外部クロック信号
121とを外部から供給するだけでインク滴を確実に吐
出させることができる。
【0054】なお、ここでいうインクジェットヘッド1
0の外部環境とは、インクジェットヘッド10の外部の
外部回路120から外部データ122を駆動回路42に
送信することができる環境のことである。
【0055】このような外部データ122は、上述した
内部データ107と同じように、ノズル選択データと駆
動波形データとからなるが、例えば、インクジェットヘ
ッドを図示しないキャリッジ等に搭載し、更に、このキ
ャリッジをインクジェット式記録装置に取り付けた場合
に初めて駆動回路42に送信可能となるデータである。
【0056】すなわち、外部データ122は、インクジ
ェットヘッド10以外の外部にある、例えば、外部端末
等が接続された外部回路120から送信されるデータで
ある。そして、この外部端末から送信される印刷データ
を外部回路120内でノズル選択データ及び駆動波形デ
ータである外部データ122に変換し、この外部データ
122を駆動回路42に送信するようになっている。こ
のため、このような外部データ122を駆動回路42に
送信するには、一般的に、例えば、外部回路120の設
置や、外部端末と外部回路120との接続等のインクジ
ェットヘッド周辺の外部環境を整える必要がある。従っ
て、インクジェットヘッドだけの単一の構成では、外部
からの外部データ122は実質的に駆動回路42に送信
されることはない。
【0057】そこで、本実施形態では、インク吐出確認
用のノズル選択データ107a及び駆動波形データ10
7bからなる内部データ107をインクジェットヘッド
10に独自に持たせ、この内部データ107を駆動回路
42へ送信するデータ送信手段106が格納された制御
装置104を設けることにより、インクジェットヘッド
10だけの単一の構成でインクを吐出させることができ
る。
【0058】従って、本実施形態のインクジェットヘッ
ド10によれば、インクと外部クロック信号121だけ
を外部から供給すれば、その他の外部環境を整えなくて
も、使用者側で初期的な基本性能の評価を即座に行うこ
とができる。なお、使用者側では、インクジェットヘッ
ドの選定が比較的容易となり、コストの削減を図ること
ができるという効果も期待できる。
【0059】また、本実施形態のインクジェットヘッド
10では、例えば、製品の出荷時の最終的なインク吐出
確認を行うことができ、製品に対する信頼性を向上させ
ることができるという効果もある。
【0060】なお、本実施形態では、インクジェットヘ
ッド10へのインクの供給方法については言及しなかっ
たが、特に限定されるものではなく、例えば、インクは
インク供給管70から供給すればよい。
【0061】(実施形態2)図8は、本発明の実施形態
2に係るインクジェットヘッドの配線基板の制御系を示
す制御ブロック図である。
【0062】本実施形態のインクジェットヘッド10A
は、図8に示すように、配線基板40A上に内部クロッ
ク信号151を発生させるクロック信号発生部150が
搭載されている。なお、このようなクロック信号発生部
150としては、本実施形態では、水晶発振器とした。
【0063】また、配線基板40A上には、切換スイッ
チ130Aが搭載されている。この切換スイッチ130
Aは、マイコン100A及び駆動回路42の接続と、外
部回路120及び駆動回路42の接続とを切換えるもの
である。具体的には、本実施形態では、この切換スイッ
チ130Aは、外部クロック信号121及び外部データ
122と、内部クロック信号151及び内部データ10
7との切換を行うものである。
【0064】なお、このように本実施形態では、配線基
板40A上にクロック信号発生部150及び切換スイッ
チ130Aを搭載した以外は、上述した実施形態1と同
様である。
【0065】このように、本実施形態のインクジェット
ヘッド10Aでは、上述した実施形態1と同様の効果が
得られ、さらには、配線基板40A上にクロック信号発
生部150を搭載することにより、インク及び電力だけ
を供給するだけでインク吐出確認を行うことができる。
従って、インク吐出確認の作業性を更に向上できる。
【0066】(他の実施形態)以上、本発明の一実施形
態を説明したが、インクジェットヘッド及びインク吐出
検査装置の基本的構成は上述したものに限定されるもの
ではない。
【0067】例えば、上述した実施形態1では、インク
ジェットヘッド10を治具141に搭載したインク吐出
検査装置140を例示してインク吐出確認を行ったが、
これに限定されず、例えば、インク吐出検査装置140
の治具141の代わりに、図示しないが、通常の印刷に
使用されるインクジェット式記録装置のキャリッジ等に
インクジェットヘッドを搭載してインク吐出確認を行う
ようにしてもよい。
【0068】また、上述した実施形態1及び2では、マ
イコン及び起動スイッチを配線基板上に実装したが、こ
れに限定されず、両者を別の基板上に実装し、そして、
マイコンと駆動回路とを接続するようにしてもよい。又
は、配線基板に搭載されたデータ記憶手段、制御装置及
び起動スイッチを着脱可能に設けるようにしてもよい。
これは、使用者側の要求に応じて取り付けたり、或い
は、使用者側でインク吐出確認後に取外せるようにする
ためである。
【0069】さらに、上述した実施形態1及び2では、
データ記憶手段に内部データを格納するようにしたが、
これに限定されず、制御装置内のROMに格納してもよ
い。
【0070】何れにしても、インク吐出確認用のノズル
選択データ及び駆動波形データからなる内部データをイ
ンクジェットヘッドに独自に持たせ、この内部データを
駆動回路へ送信するデータ送信手段が格納された制御装
置を設ければ、特に限定されるものではない。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェットヘッドでは、配線基板に、インク吐出確認用のノ
ズル選択データ及び駆動波形データからなる内部データ
を格納するデータ記憶手段と、データ記憶手段に格納さ
れた内部データを使用して駆動回路に制御信号を送信す
る制御装置と、制御装置を起動させる起動スイッチとを
搭載することにより、起動スイッチの投入によって駆動
回路に制御信号が送信されて所定のノズル開口からイン
ク滴を吐出させることができる。これにより、インクジ
ェットヘッド周辺の外部環境を整えなくても比較的容易
にインク吐出確認を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るインクジェットヘッ
ドの斜視図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るインクジェットヘッ
ドの要部断面図である。
【図3】本発明の実施形態1に係るインクジェットヘッ
ドのヘッドチップの分解斜視図及び斜視断面図である。
【図4】本発明の実施形態1に係るインクジェットヘッ
ドの配線基板の構成を示す構成ブロック図である。
【図5】本発明の実施形態1に係るインクジェットヘッ
ドの配線基板の制御系を示す制御ブロック図である。
【図6】本発明の実施形態1に係るインク吐出検査装置
の斜視図である。
【図7】本発明の実施形態1に係るインクジェットヘッ
ドのインク吐出確認方法の一例を説明するチャート図で
ある。
【図8】本発明の実施形態2に係るインクジェットヘッ
ドの配線基板の制御系を示す制御ブロック図である。
【図9】従来技術に係るインクジェットヘッドの概要を
示す分解斜視図である。
【図10】従来技術に係るインクジェットヘッドの概要
を示す断面図である。
【図11】従来技術に係るインクジェットヘッドの概要
を示す断面図である。
【図12】従来技術に係るインクジェットヘッドの駆動
方法を説明するブロック図である。
【符号の説明】
10,10A インクジェットヘッド 20 ヘッドチップ 30 流路基板 40,40A 配線基板 41 フレキシブルプリントケーブル(FPC) 42 駆動回路 50 ベースプレート 100,100A マイコン 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 制御装置 105 データ記憶手段 106 データ送信手段 107 内部データ 107a ノズル選択データ 107b 駆動波形データ 108 電源 110 起動スイッチ 120 外部回路 121 外部クロック信号 122 外部データ 130,130A 切換スイッチ 140 インク吐出検査装置 141 治具 150 クロック信号発生部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動ICを含む駆動回路が実装された配
    線基板と、当該配線基板からの駆動信号により制御され
    るヘッドチップとを具備し、外部からの所定のノズル選
    択データ及び駆動波形データである外部データと外部ク
    ロック信号とを入力して当該駆動回路から出力された駆
    動信号により所定のノズル開口からインク滴を吐出させ
    るインクジェットヘッドにおいて、 前記配線基板には、インク吐出確認用のノズル選択デー
    タ及び駆動波形データからなる内部データを格納するデ
    ータ記憶手段と、当該データ記憶手段に格納された前記
    内部データを使用して前記駆動回路に制御信号を送信す
    る制御装置と、当該制御装置を起動させる起動スイッチ
    とが搭載されており、前記制御装置は、前記内部データ
    に基づいた制御信号を前記駆動回路に送信するデータ送
    信手段を具備し、前記起動スイッチの投入により前記デ
    ータ送信手段が機能して前記駆動回路に前記制御信号を
    送信して所定のノズル開口からインク滴が吐出されるよ
    うになっていることを特徴とするインクジェットヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記配線基板には、
    前記内部データと前記外部データとを切換える切換スイ
    ッチが搭載されていることを特徴とするインクジェット
    ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記配線基板には、
    前記外部クロック信号に相当する内部クロック信号を発
    生させるクロック信号発生部が搭載されていることを特
    徴とするインクジェットヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記配線基板には、
    前記内部データ及び前記内部クロック信号と、前記外部
    データ及び前記外部クロック信号とを切換える切換スイ
    ッチが搭載されていることを特徴とするインクジェトヘ
    ッド。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記イ
    ンク吐出確認用のノズル選択データが前記ノズル開口の
    全てを選択するデータであり、前記インク吐出確認用の
    駆動波形データが前記インク吐出確認用のノズル選択デ
    ータにより選定されたノズル開口からインク滴を吐出さ
    せる所定の矩形パルスであることを特徴とするインクジ
    ェットヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記制
    御装置が、マイクロコンピュータであることを特徴とす
    るインクジェットヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記マイクロコンピ
    ュータに、前記データ記憶手段が搭載されていることを
    特徴とするインクジェットヘッド。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかのインクジェット
    ヘッドと当該インクジェットヘッドを着脱可能に固定す
    る治具とから構成されることを特徴とするインク吐出検
    査装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記インクジェット
    ヘッドの前記配線基板に搭載された前記データ記憶手
    段、前記制御装置及び前記起動スイッチが着脱可能に設
    けられていることを特徴とするインク吐出検査装置。
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