JP2003326100A - 電源コード巻取り装置およびそれを用いたアイロン - Google Patents

電源コード巻取り装置およびそれを用いたアイロン

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JP2003326100A
JP2003326100A JP2002138170A JP2002138170A JP2003326100A JP 2003326100 A JP2003326100 A JP 2003326100A JP 2002138170 A JP2002138170 A JP 2002138170A JP 2002138170 A JP2002138170 A JP 2002138170A JP 2003326100 A JP2003326100 A JP 2003326100A
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Toyohiko Yagi
豊彦 八木
Shunei Nakamura
俊英 中村
Kiichi Shimozaka
喜一 下坂
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分解作業が安全に実施でき、性能安定性を長
期にわたり確保できるコード巻取り装置およびそれを用
いたアイロンを提供する。 【解決手段】 コード巻取り装置の電極保持板をカバー
と別部材とし、着脱自在に構成したので、電極保持板を
カバーから取り外し、電極Aや電極B付近に蓄積された
埃やゴミを容易に取り出せるし、リール、電源コード等
の内蔵物が飛び出す恐れがなく、また、電極保持板のみ
を難燃材料にできるので、充電部の難燃化を最小限の材
料で達成でき、安価な構成とすることができるととも
に、難燃材料を必要としないカバーを透明にして、電源
コードの収納状態を確認しやすい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で使用さ
れるアイロン等の家庭電化製品に組み込まれる電源コー
ド巻取り装置およびそれを用いたアイロンに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電源コード巻取り装置お
よびそれを用いたアイロンは、特開2001−3021
10号公報に示すような構成をしていた。以下、その構
成について図で説明する。
【0003】図6、図7に示すように、電源コード巻取
り装置10は、外郭上方をカバー11、外郭下方をケー
ス12により形成され、内部には、電源コード13を巻
きつけたリール14と電源コード13を通じて電気を外
部に出力するための接続装置15が設けられている。1
6は電源コード13をリール14に巻き取るために、一
端をリール14に、他端をケース12の軸部17に支持
されたゼンマイばねである。
【0004】上記構成において、電源コード巻取り装置
10は、電源コード13を安定的に収納可能なように、
電源コード13を完全に巻き取った状態においても、さ
らに電源コード13を巻き取る方向へ回転力が作用する
ように、あらかじめゼンマイばね16を巻いた状態で組
み立てられている。18はカバー11とケース12を外
周の複数箇所で固定するネジで、上記カバー11とケー
ス12で内蔵したリール14を回転自在に保持してい
る。
【0005】接続装置15はリール14に固定された接
点ばね19と、カバー11に取付けられたリング状の端
子板20とが常に接触し、電気的に接続されている。そ
して接点ばね19には電源コード13の一端が接続され
ており、接続装置15を通じて外部と接続可能となって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】現在、家電商品におい
てもリサイクル性が重要視され、長年使用しても消耗部
品の修理交換および分解掃除などを安全かつ容易に行な
える構成が求められるようになってきた。しかしなが
ら、前記従来の構造のものでは、たとえば、長年の使用
で電源コード巻取り装置10の内部で異極間でショート
しないように、端子板と接点ばね付近に侵入した埃や磨
耗クズを掃除する場合、ゼンマイばね16には強い回転
力が与えられており、不用意にカバー11をケース12
から外すと、ゼンマイばね16に与えられている回転力
が瞬時に開放されて、リール14、電源コード13等の
内蔵物が飛び出す恐れがあるため、分解しないようにし
ているのが一般的であった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、分解
作業が安全に実施でき、性能安定性を長期にわたり確保
できるコード巻取り装置およびそれを用いたアイロンを
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、電源コードと電気的に結線された電極Aを
保持し電源コードを巻き取るリールと、外郭を形成し前
記リールを回転自在に内蔵支持するケースと、一端を前
記リールに保持し他端を前記ケースに設けた軸部に保持
して前記リールを電源コードの巻取方向へ付勢するばね
と、前記ケースに固定することにより電源コード収納室
を形成するカバーと、前記電極Aと対向して接触し電気
的に接続される電極Bを保持するとともに前記カバーへ
着脱自在に取付けた電極保持板で電源コード巻取り装置
を構成したものである。
【0009】これにより、長年の使用において電源コー
ド巻取り装置の内部、特に電極Aや電極B付近に侵入し
た埃や磨耗クズによって異極間がショートする恐れを防
止するために、分解掃除する場合、カバーから電極保持
板を取り外して、電極Aや電極B付近に蓄積された埃や
ゴミを容易に取り出すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載した発明
は、電源コードと電気的に結線された電極Aを保持し電
源コードを巻き取るリールと、外郭を形成し前記リール
を回転自在に内蔵支持するケースと、一端を前記リール
に保持し他端を前記ケースに設けた軸部に保持して前記
リールを電源コードの巻取方向へ付勢するばねと、前記
ケースに固定することにより電源コード収納室を形成す
るカバーと、前記電極Aと対向して接触し電気的に接続
される電極Bを保持するとともに前記カバーへ着脱自在
に取付けた電極保持板で電源コード巻取り装置を構成し
たものであり、電極保持板が着脱自在に構成されている
ので、電極保持板をカバーから取り外し、電極Aや電極
B付近に蓄積された埃やゴミを取り出すことができる。
【0011】本発明の請求項2に記載した発明は、上記
請求項1に記載の電源コード巻取り装置において、カバ
ーに開口部を設け、このカバーをケースに固定すること
により袋形状の電源コード収納室を形成するとともに、
前記開口部に対向させて電極保持板を着脱自在に取付け
る構成としているので、電極保持板をカバーから取り外
しても、リールはケースとカバーによって覆われている
ので、リール、電源コード等の内蔵物が飛び出す恐れが
ない。
【0012】本発明の請求項3に記載した発明は、上記
請求項1または2に記載の電源コード巻取り装置におい
て、電極保持板の中心をリールの回転中心とほぼ一致さ
せる構成としているので、当初の組み立ておよび内部清
掃のため電極保持板をカバーから取り外した後の再組み
立てにおいて、特別な位置合わせ治具を用いずとも電極
保持板の電極Bとリールに取付けられた電極Aとの良好
な接触が得られ、安定した電力の供給がおこなわれる。
【0013】本発明の請求項4に記載した発明は、上記
請求項1〜3のいずれか1項に記載の電源コード巻取り
装置において、電極保持板はリールの回転軸を中心にし
て回動可能な構成とするとともにカバーに取付け取外し
自在としたもので、回転するリールの中心と同じ位置で
電極保持板を回動させながら着脱するので、電極保持板
の電極Bとリールに取付けられた電極Aは常に接触した
状態で着脱され、電極保持板の着脱の際に電極Aや電極
Bに無理な外力が加わらず、変形やキズの発生を防止で
きる。
【0014】本発明の請求項5に記載した発明は、上記
請求項4に記載の電源コード巻取り装置において、リー
ルに設けた電極Aにばね性を有せしめるとともに、その
電極Aのばね力により電極保持板をカバーに押圧して固
定する構成としたので、電極保持板の電極Bとリールに
取付けられた電極Aとの間で良好な接触が得られ、安定
した電力の供給がおこなわれるとともに、電極保持板と
カバーとの嵌め合わせ固定が安定する。
【0015】本発明の請求項6に記載した発明は、上記
請求項1〜5のいずれか1項に記載の電源コード巻取り
装置において、電極Bは電極保持板に一体的に設けたの
で、内部清掃時には電極保持板を取り外せば電極Bも同
時に電極Aとの接続を解除されて取り外されるので蓄積
された埃やゴミの取り出しが容易となる。また、長年の
使用で電極Bが磨耗して交換が必要になった場合におい
ても、電極保持板ごと取り外して交換できるので交換作
業が非常に容易になる。
【0016】本発明の請求項7に記載した発明は、上記
請求項1〜6のいずれか1項に記載の電源コード巻取り
装置において、電極保持板を難燃材料にしたものであ
り、充電部の難燃化を最小限の材料で達成でき、安価な
構成とすることができるとともに、難燃材料を必要とし
ないカバーを透明にして、電源コードの収納状態を確認
しやすい構成が可能となる。
【0017】本発明の請求項8に記載した発明は、上記
請求項1〜7のいずれか1項に記載の電源コード巻取り
装置をアイロン本体の後部に配設し、アイロン本体に内
蔵したヒーターと前記電源コード巻取り装置の電極Bと
を電気的に接続した構成のアイロンとして、十分な難燃
性能を保持しつつ小型で、自立状態でも安定した姿勢の
アイロンを実現できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0019】図1から図5に示すように、30はアイロ
ン本体31の後方に取付けられた電源コード巻取り装置
である。32は電源コード巻取り装置30の外郭を形成
するとともに、アイロン本体31を自立状態に置くため
のスタンド面をも形成しているケース、33は電源コー
ド13を巻き取るリールで、ケース32に設けられた軸
部35に嵌合し、回転自在に支持されている。このリー
ル33には、電源コード13と接続されたばね状の電極
A34が固定されている。36はケース32に外周部で
嵌め合わせたうえ、ネジ止めされた透明な熱可塑性樹脂
から成るカバーで、リール33の周囲上方を覆うように
形成されている。37は電極A34と対向して接触し電
気的に接続されるリング状の電極B38が取付けられた
電極保持板で、例えばガラス繊維入りポリカーボネート
樹脂やガラス繊維入りポリエチレンテレフタレート樹脂
等の難燃材料で成形されている。
【0020】なお、この電極保持板37は、外周部43
を略円形とし、カバー36に設けた略円周状の周壁44
に落とし込み、そして係止片39をカバー36に形成し
た3ヶ所の係合溝40に合わせてセットし、その後、右
回りに回動移動させ、係止部50に電極A34のばね力
により押圧されて取付けられる。電極保持板37の中心
には軸部45が設けられており、この軸部45をリール
33の回転軸中心に設けた凹部46に嵌め合わせること
により、電極保持板37の回動中心位置はリール33の
回転する中心位置と同じ位置になるよう構成されてい
る。なお、本実施例では電極保持板37をリール33に
嵌め合わせる構成としたが、電極保持板37の外周部4
3の中心およびカバー36の周壁44の中心をケース3
2の軸35の中心とほぼ同心として構成することによっ
ても電極保持板37の中心をリール33の回転中心とほ
ぼ一致させる構成とすることは可能である。
【0021】41は電極B38に接続され、電源コード
13からの電気をアイロン本体31のヒーター等へ供給
するためのリード線である。42は電源コード13を巻
き取る方向にリールを付勢するゼンマイばねで、一端4
7は前記リール33に固定され、もう一端48は前記ケ
ース32に設けた軸部35の溝49に固定されている。
なお、電源コード巻取り装置30は電源コード13を安
定的に収納可能なように、電源コード13を完全に巻き
取った状態においても、さらに電源コード13を巻き取
れる回転力を有するように、ゼンマイばね42の回転力
が完全に開放されない、あらかじめ予備的にゼンマイば
ね42を巻いた状態で組み立てられている。
【0022】上記構成において、電源コード巻取り装置
30の内部の掃除をする場合は、まず、電極保持板37
を左回りに回動移動させた後、カバー36から取り外
し、電極A34や電極B38付近に蓄積された埃やゴミ
を取り出す。この時、電極保持板37をケース32から
取り外した状態では、リール33はカバー36によっ
て、周囲上方を覆われているので、リール33、電源コ
ード13等の内蔵物が飛び出す恐れはなく、安全に作業
できる。
【0023】また、電極保持板37を着脱する際、その
中心位置を、回転するリール33の中心と同じ位置で回
動させて移動し着脱するので、電極保持板37の電極B
38とリール33に取付けられた電極A34は常に接触
した状態で着脱され、電極A34、電極B38に無理な
外力が加わることはない。よって、電極A34および電
極B38の変形やキズの発生を防止できる。
【0024】さらにまた、電極保持板37をケース32
およびカバー36とは分割し、別部材として構成したの
で、電極保持板37の材質を難燃材料として、充電部か
らの発火を防止できるとともに、一般的に不透明かつ高
価な難燃材料をケースやカバーに採用する必要はなくな
るので、カバーを透明な熱可塑性の樹脂を採用し、コー
ドの収納状態を確認しやすい構成も可能となるし、安価
に構成できる。また、長年の使用で電極B38が磨耗し
てきた場合も、電極保持板のみの交換でよく、安価な構
成である。さらに、発熱体であるヒーターからの距離を
短く設定できるので、電源コード巻取り装置を後部に配
設したアイロン全体を小型にできるとともに、アイロン
を自立させた場合、重心が低くなるので倒れにくく安定
した自立状態が実現できる。
【0025】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、電源コードと電気的に結線された電極Aを保持し電
源コードを巻き取るリールと、外郭を形成し前記リール
を回転自在に内蔵支持するケースと、一端を前記リール
に保持し他端を前記ケースに設けた軸部に保持して前記
リールを電源コードの巻取方向へ付勢するばねと、前記
ケースに固定することにより電源コード収納室を形成す
るカバーと、前記電極Aと対向して接触し電気的に接続
される電極Bを保持するとともに前記カバーへ着脱自在
に取付けた電極保持板で電源コード巻取り装置を構成し
たものであり、電極保持板を着脱自在に構成したことに
より、カバーから電極保持板を取り外し、電極Aや電極
B付近に蓄積された埃やゴミを取り出すことができる。
【0026】本発明の請求項2に記載した発明によれ
ば、上記請求項1に記載の電源コード巻取り装置におい
て、カバーに開口部を設け、このカバーをケースに固定
することにより袋形状の電源コード収納室を形成すると
ともに、前記開口部に対向させて電極保持板を着脱自在
に取付ける構成としたことにより、電極保持板をカバー
から取り外しても、リールはケースとカバーによって覆
われているので、リール、電源コード等の内蔵物が飛び
出すことを防止できる。
【0027】本発明の請求項3に記載した発明によれ
ば、上記請求項1または2に記載の電源コード巻取り装
置において、電極保持板の中心をリールの回転中心とほ
ぼ一致させる構成としたことにより、当初の組み立てお
よび内部清掃のため電極保持板をカバーから取り外した
後の再組み立てにおいて、特別な位置合わせ治具を用い
ずとも電極保持板の電極Bとリールに取付けられた電極
Aとの良好な接触が得られ、安定した電力の供給を行な
うことができる。
【0028】本発明の請求項4に記載した発明によれ
ば、上記請求項1〜3のいずれか1項に記載の電源コー
ド巻取り装置において、電極保持板はリールの回転軸を
中心にして回動可能な構成とするとともにカバーに取付
け取外し自在としたことにより、回転するリールの中心
と同じ位置で電極保持板を回動させながら着脱できるの
で、電極保持板の電極Bとリールに取付けられた電極A
は常に接触した状態で着脱され、電極保持板の着脱の際
に電極Aや電極Bに無理な外力が加わらず、変形やキズ
の発生を防止でき、長期にわたり安全性の高い電源コー
ド巻取装置を提供できる。
【0029】本発明の請求項5に記載した発明によれ
ば、上記請求項4に記載の電源コード巻取り装置におい
て、リールに設けた電極Aにばね性を有せしめるととも
に、その電極Aのばね力により電極保持板をカバーに押
圧して固定する構成としたことにより、電極保持板の電
極Bとリールに取付けられた電極Aとの間で良好な接触
が得られ、安定した電力の供給がおこなわれるととも
に、電極保持板とカバーとの嵌め合わせ固定を安定させ
ることができる。
【0030】本発明の請求項6に記載した発明によれ
ば、上記請求項1〜5のいずれか1項に記載の電源コー
ド巻取り装置において、電極Bを電極保持板に一体的に
設けたことにより、内部清掃時には電極保持板を取り外
せば電極Bも同時に電極Aとの接続を解除されて取り外
されるので蓄積された埃やゴミを容易に取り出すことが
できる。また、長年の使用で電極Bが磨耗して交換が必
要になった場合においても、電極保持板ごと取り外して
交換できるので交換作業が非常に容易になる。
【0031】本発明の請求項7に記載した発明によれ
ば、上記請求項1〜6のいずれか1項に記載の電源コー
ド巻取り装置において、電極保持板を難燃材料にしたこ
とにより、充電部の難燃化を最小限の材料で達成でき、
安価な構成とすることができるとともに、難燃材料を必
要としないカバーを透明にでき、電源コードの収納状態
が確認しやすくなる。
【0032】本発明の請求項8に記載した発明によれ
ば、上記請求項1〜7のいずれか1項に記載の電源コー
ド巻取り装置をアイロン本体の後部に配設し、アイロン
本体に内蔵したヒーターと前記電源コード巻取り装置の
電極Bとを電気的に接続した構成のアイロンとしたこと
により、十分な難燃性能を保持しつつ小型で、自立状態
でも安定した姿勢のアイロンを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電源コード巻取り装置を使
用したアイロンの側面図
【図2】同電源コード巻取り装置の断面図
【図3】同電源コード巻取り装置の電極保持板を取り付
けた状態を示す平面図
【図4】同電源コード巻取り装置の電極保持板を取り外
した状態を示す平面図
【図5】同電源コード巻取り装置の電極保持板を示す平
面図
【図6】従来の電源コード巻取り装置の平面図
【図7】従来の電源コード巻取り装置の断面図
【符号の説明】
13 電源コード 30 電源コード巻取り装置 31 アイロン本体 32 ケース 33 リール 34 電極A 35 軸部 36 カバー 37 電極保持板 38 電極B 42 ゼンマイばね 45 軸部 46 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下坂 喜一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4L029 HA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源コードと電気的に結線された電極A
    を保持し電源コードを巻き取るリールと、外郭を形成し
    前記リールを回転自在に内蔵支持するケースと、一端を
    前記リールに保持し他端を前記ケースに設けた軸部に保
    持して前記リールを電源コードの巻取方向へ付勢するば
    ねと、前記ケースに固定することにより電源コード収納
    室を形成するカバーと、前記電極Aと対向して接触し電
    気的に接続される電極Bを保持するとともに前記カバー
    へ着脱自在に取付けた電極保持板とから成る電源コード
    巻取り装置。
  2. 【請求項2】 カバーに開口部を設け、このカバーをケ
    ースに固定することにより袋形状の電源コード収納室を
    形成するとともに、前記開口部に対向させて電極保持板
    を着脱自在に取付けた請求項1記載の電源コード巻取り
    装置。
  3. 【請求項3】 電極保持板の中心をリールの回転中心と
    ほぼ一致させる構成とした請求項1または2記載の電源
    コード巻取り装置。
  4. 【請求項4】 電極保持板はリールの回転軸を中心にし
    て回動可能な構成とするとともにカバーに取付け取外し
    自在とした請求項1〜3のいずれか1項記載の電源コー
    ド巻取り装置。
  5. 【請求項5】 リールに設けた電極Aにばね性を有せし
    めるとともに、その電極Aのばね力により電極保持板を
    カバーに押圧して固定した請求項4記載の電源コード巻
    取り装置。
  6. 【請求項6】 電極Bは電極保持板に一体的に設けた請
    求項1〜5のいずれか1項記載の電源コード巻取り装
    置。
  7. 【請求項7】 電極保持板は難燃材料からなる請求項1
    〜6のいずれか1項記載の電源コード巻取り装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項記載の電源
    コード巻取り装置をアイロン本体の後部に配設し、アイ
    ロン本体に内蔵したヒーターと前記電源コード巻取り装
    置の電極Bとを電気的に接続したアイロン。
JP2002138170A 2002-05-14 2002-05-14 電源コード巻取り装置およびそれを用いたアイロン Withdrawn JP2003326100A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101074538B (zh) * 2006-05-17 2010-06-09 松下电器产业株式会社 电熨斗

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CN101074538B (zh) * 2006-05-17 2010-06-09 松下电器产业株式会社 电熨斗

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