JP2003325453A - 眼屈折力測定装置 - Google Patents
眼屈折力測定装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被検者の眼屈折力を他覚的に測定する眼屈折
力測定装置に関し、被検者の眼屈折力を精度良く測定す
ることを目的とする。 【解決手段】 被検眼に対して視標を投影する視標投影
部と、前記被検眼の屈折力を測定する屈折力測定部とを
備えた眼屈折力測定装置において、前記視標投影部は、
前記被検眼と前記屈折力測定部との間に配置され、前記
屈折力測定部は、前記視標投影部に対して独立して移動
できる構成としたことを特徴とする。
力測定装置に関し、被検者の眼屈折力を精度良く測定す
ることを目的とする。 【解決手段】 被検眼に対して視標を投影する視標投影
部と、前記被検眼の屈折力を測定する屈折力測定部とを
備えた眼屈折力測定装置において、前記視標投影部は、
前記被検眼と前記屈折力測定部との間に配置され、前記
屈折力測定部は、前記視標投影部に対して独立して移動
できる構成としたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検者の眼屈折力
を他覚的に測定する眼屈折力測定装置に関する。
を他覚的に測定する眼屈折力測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被検者に見え具合を問うこと
なく、被検者の眼屈折力を他覚的に測定する眼屈折力測
定装置が知られている。図10は、従来の眼屈折力測定
装置の外観を被検者と共に示す図である。図10におい
て、眼屈折力測定装置100は、ベース101、ベース
101上に移動可能に設けられた架台102、架台10
2上に設けられた装置本体103およびジョイスティッ
ク104、額当て105、顎受け106等によって構成
されている。
なく、被検者の眼屈折力を他覚的に測定する眼屈折力測
定装置が知られている。図10は、従来の眼屈折力測定
装置の外観を被検者と共に示す図である。図10におい
て、眼屈折力測定装置100は、ベース101、ベース
101上に移動可能に設けられた架台102、架台10
2上に設けられた装置本体103およびジョイスティッ
ク104、額当て105、顎受け106等によって構成
されている。
【0003】このような構成の眼屈折力測定装置100
では、装置本体103は、被検眼(被検者の眼)と装置
本体103との位置合わせ(以下、「アライメント」と
称する)を行う際、検者によるジョイスティック104
の操作に応じて、架台102と共に、上下左右に動かさ
れる。そして、このようなアライメントの完了後に、装
置本体103において、眼屈折力の測定が開始される。
眼屈折力の測定では、被検眼による固視が安定し、か
つ、弛緩が行われた状態で行われることが望ましい。そ
のため、眼屈折力測定装置100には、被検眼による固
視の安定や弛緩を実現するため、光路に沿った方向への
移動が可能な固視標が装置本体103内に設けられてい
る。
では、装置本体103は、被検眼(被検者の眼)と装置
本体103との位置合わせ(以下、「アライメント」と
称する)を行う際、検者によるジョイスティック104
の操作に応じて、架台102と共に、上下左右に動かさ
れる。そして、このようなアライメントの完了後に、装
置本体103において、眼屈折力の測定が開始される。
眼屈折力の測定では、被検眼による固視が安定し、か
つ、弛緩が行われた状態で行われることが望ましい。そ
のため、眼屈折力測定装置100には、被検眼による固
視の安定や弛緩を実現するため、光路に沿った方向への
移動が可能な固視標が装置本体103内に設けられてい
る。
【0004】すなわち、装置本体103は、眼屈折力を
測定するための機構の他に、被検眼に固視標を投影する
ための機構を備えている。
測定するための機構の他に、被検眼に固視標を投影する
ための機構を備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の眼屈折
力測定装置100では、前述したアライメント時に装置
本体103が上下左右に動かされるので、固視標も一緒
に上下左右に動いてしまうことになる。そのため、被検
眼による固視を安定させることや、被検眼を弛緩させる
ことが難しく、眼屈折力を正確に測定することができな
い場合があった。
力測定装置100では、前述したアライメント時に装置
本体103が上下左右に動かされるので、固視標も一緒
に上下左右に動いてしまうことになる。そのため、被検
眼による固視を安定させることや、被検眼を弛緩させる
ことが難しく、眼屈折力を正確に測定することができな
い場合があった。
【0006】そこで、本発明は、被検者の眼屈折力を精
度良く測定することができる眼屈折力測定装置を提供す
ることを目的とする。
度良く測定することができる眼屈折力測定装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の眼屈折
力測定装置は、被検眼に対して視標を投影する視標投影
部と、前記被検眼の屈折力を測定する屈折力測定部とを
備えた眼屈折力測定装置において、前記視標投影部は、
前記被検眼と前記屈折力測定部との間に配置され、前記
屈折力測定部は、前記視標投影部に対して独立して移動
できる構成としたことを特徴とする。
力測定装置は、被検眼に対して視標を投影する視標投影
部と、前記被検眼の屈折力を測定する屈折力測定部とを
備えた眼屈折力測定装置において、前記視標投影部は、
前記被検眼と前記屈折力測定部との間に配置され、前記
屈折力測定部は、前記視標投影部に対して独立して移動
できる構成としたことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の眼屈折力測定装置は、請
求項1に記載の眼屈折力測定装置において、前記視標投
影部は、前記被検眼と前記屈折力測定部とを結ぶ光路を
分割する光学素子を有することを特徴とする。請求項3
に記載の眼屈折力測定装置は、請求項2に記載の眼屈折
力測定装置において、前記光学素子は、前記光路を下方
に分割することを特徴とする。
求項1に記載の眼屈折力測定装置において、前記視標投
影部は、前記被検眼と前記屈折力測定部とを結ぶ光路を
分割する光学素子を有することを特徴とする。請求項3
に記載の眼屈折力測定装置は、請求項2に記載の眼屈折
力測定装置において、前記光学素子は、前記光路を下方
に分割することを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の眼屈折力測定装置は、請
求項1に記載の眼屈折力測定装置において、前記視標投
影部は、前記屈折力測定部との位置に応じて、前記視標
位置を修正することを特徴とする。
求項1に記載の眼屈折力測定装置において、前記視標投
影部は、前記屈折力測定部との位置に応じて、前記視標
位置を修正することを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の眼屈折力測定装置は、請
求項1に記載の眼屈折力測定装置において、前記視標投
影部は、前記被検眼との位置に応じて、前記視標位置を
修正することを特徴とする。請求項6に記載の眼屈折力
測定装置は、請求項1に記載の眼屈折力測定装置におい
て、前記被検眼は、左右両眼であり、前記視標投影部
は、前記被検眼の各々に対応する2つの視標を備えてい
ることを特徴とする。
求項1に記載の眼屈折力測定装置において、前記視標投
影部は、前記被検眼との位置に応じて、前記視標位置を
修正することを特徴とする。請求項6に記載の眼屈折力
測定装置は、請求項1に記載の眼屈折力測定装置におい
て、前記被検眼は、左右両眼であり、前記視標投影部
は、前記被検眼の各々に対応する2つの視標を備えてい
ることを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の眼屈折力測定装置は、請
求項6に記載の眼屈折力測定装置において、前記視標投
影部は、屈折力の測定中に、前記2つの視標を各々の被
検眼に投影できることを特徴とする。請求項8に記載の
眼屈折力測定装置は、請求項7に記載の眼屈折力測定装
置において、前記視標投影部は、前記屈折力測定部によ
る屈折力の測定に際して前記2つの視標の移動を制御
し、該屈折力測定部による一方の被検眼に対する屈折力
の測定中に、該一方の被検眼に対応する視標の移動に同
期させて、他方の被検眼に対応する視標を移動させるこ
とを特徴とする。
求項6に記載の眼屈折力測定装置において、前記視標投
影部は、屈折力の測定中に、前記2つの視標を各々の被
検眼に投影できることを特徴とする。請求項8に記載の
眼屈折力測定装置は、請求項7に記載の眼屈折力測定装
置において、前記視標投影部は、前記屈折力測定部によ
る屈折力の測定に際して前記2つの視標の移動を制御
し、該屈折力測定部による一方の被検眼に対する屈折力
の測定中に、該一方の被検眼に対応する視標の移動に同
期させて、他方の被検眼に対応する視標を移動させるこ
とを特徴とする。
【0012】請求項9に記載の眼屈折力測定装置は、請
求項7に記載の眼屈折力測定装置において、前記視標投
影部は、前記屈折力測定部による一方の被検眼に対する
屈折力の測定中に、該一方の被検眼に対応する視標のみ
の投影と、各々の被検眼に対応する前記2つの視標の投
影とを選択的に行うことを特徴とする。請求項10に記
載の眼屈折力測定装置は、請求項6に記載の眼屈折力測
定装置において、前記眼屈折力測定部は、前記被検眼の
各々に対して予備的な屈折力の測定を行い、前記視標投
影部は、前記眼屈折力測定部による予備的な屈折力の測
定の結果、前記被検眼の各々に対する屈折力の差が所定
範囲を超える場合、該屈折力測定部による一方の被検眼
に対する屈折力の測定中には、他方の被検眼に対応する
視標の投影を禁止することを特徴とする。
求項7に記載の眼屈折力測定装置において、前記視標投
影部は、前記屈折力測定部による一方の被検眼に対する
屈折力の測定中に、該一方の被検眼に対応する視標のみ
の投影と、各々の被検眼に対応する前記2つの視標の投
影とを選択的に行うことを特徴とする。請求項10に記
載の眼屈折力測定装置は、請求項6に記載の眼屈折力測
定装置において、前記眼屈折力測定部は、前記被検眼の
各々に対して予備的な屈折力の測定を行い、前記視標投
影部は、前記眼屈折力測定部による予備的な屈折力の測
定の結果、前記被検眼の各々に対する屈折力の差が所定
範囲を超える場合、該屈折力測定部による一方の被検眼
に対する屈折力の測定中には、他方の被検眼に対応する
視標の投影を禁止することを特徴とする。
【0013】請求項11に記載の眼屈折力測定装置は、
請求項6に記載の眼屈折力測定装置において、前記眼屈
折力測定部は、前記被検眼の各々に対して予備的な屈折
力の測定を行い、前記視標投影部は、ユーザ操作に応じ
て投影すべき視標の選択が可能であり、前記眼屈折力測
定部による予備的な屈折力の測定の結果、前記被検眼の
各々に対する屈折力の差が所定範囲を超える場合、該屈
折力測定部による一方の被検眼に対する屈折力の測定の
際には他方の被検眼に対応する視標の投影を禁止する旨
を、ユーザに通知することを特徴とする。
請求項6に記載の眼屈折力測定装置において、前記眼屈
折力測定部は、前記被検眼の各々に対して予備的な屈折
力の測定を行い、前記視標投影部は、ユーザ操作に応じ
て投影すべき視標の選択が可能であり、前記眼屈折力測
定部による予備的な屈折力の測定の結果、前記被検眼の
各々に対する屈折力の差が所定範囲を超える場合、該屈
折力測定部による一方の被検眼に対する屈折力の測定の
際には他方の被検眼に対応する視標の投影を禁止する旨
を、ユーザに通知することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施形態について詳細を説明する。図1は、本発明の各
実施形態に対応する眼屈折力測定装置の外観を被検者と
共に示す図である。図1において、眼屈折力測定装置1
は、ベース10、ベース10に固定して設けられた視標
投影部11、ベース10上に移動可能に設けられた架台
12、架台12上に設けられた屈折力測定部13および
ジョイスティック14、額当て15、顎受け16等によ
って構成されている。
実施形態について詳細を説明する。図1は、本発明の各
実施形態に対応する眼屈折力測定装置の外観を被検者と
共に示す図である。図1において、眼屈折力測定装置1
は、ベース10、ベース10に固定して設けられた視標
投影部11、ベース10上に移動可能に設けられた架台
12、架台12上に設けられた屈折力測定部13および
ジョイスティック14、額当て15、顎受け16等によ
って構成されている。
【0015】視標投影部11は、被検者と屈折力測定部
13との間に配置され、左右の被検眼(被検者の左右の
眼)に固視標を個別に投影するための機構を備えてい
る。特に、視標投影部11の内部には、主光路a1を下
方に分割するためのダイクロイックミラー20L,20
Rが設けられている。なお、後述する各実施形態では、
左右の各々の被検眼に対応付けて設けられている部材に
ついては、符号の後にLやRを付与して示す。ただし、
このように左右の各々の被検眼に対応付けて設けられて
いる部材であっても、説明の関係上、左右を区別せずに
用いる場合については、L,Rの付与を省略する。
13との間に配置され、左右の被検眼(被検者の左右の
眼)に固視標を個別に投影するための機構を備えてい
る。特に、視標投影部11の内部には、主光路a1を下
方に分割するためのダイクロイックミラー20L,20
Rが設けられている。なお、後述する各実施形態では、
左右の各々の被検眼に対応付けて設けられている部材に
ついては、符号の後にLやRを付与して示す。ただし、
このように左右の各々の被検眼に対応付けて設けられて
いる部材であっても、説明の関係上、左右を区別せずに
用いる場合については、L,Rの付与を省略する。
【0016】屈折力測定部13は、眼屈折力を測定する
ための機構を備えており、後述するアライメント時に、
検者によるジョイスティック14の操作に応じて、架台
12と共に、上下左右前後に動かされる。図2は、本発
明の各実施形態に対応する眼屈折力測定装置1の内部構
成の概略を示す図である。
ための機構を備えており、後述するアライメント時に、
検者によるジョイスティック14の操作に応じて、架台
12と共に、上下左右前後に動かされる。図2は、本発
明の各実施形態に対応する眼屈折力測定装置1の内部構
成の概略を示す図である。
【0017】ただし、屈折力測定部13の内部構成は、
既存の眼屈折力測定装置における眼屈折力を測定するた
めの機構と同じであるため、ここでは、図示および動作
の説明を省略する。図2において、視標投影部11内に
は、前述したようにダイクロイックミラー20L,20
Rが設けられている他、ダイクロイックミラー20L,
20Rの反射光路a2上(ダイクロイックミラー20
L,20Rの下方)には、左右の各々の被検眼に対応付
けられて、投影レンズ21L,21R、固視標22L,
22R、光源23L,23Rが設けられている。また、
視標投影部11内には、固視標22Lおよび光源23L
と、固視標22Rおよび光源23Rとを、反射光路a2
に沿った方向に個別に移動するためのモータ24L,2
4Rが設けられている。
既存の眼屈折力測定装置における眼屈折力を測定するた
めの機構と同じであるため、ここでは、図示および動作
の説明を省略する。図2において、視標投影部11内に
は、前述したようにダイクロイックミラー20L,20
Rが設けられている他、ダイクロイックミラー20L,
20Rの反射光路a2上(ダイクロイックミラー20
L,20Rの下方)には、左右の各々の被検眼に対応付
けられて、投影レンズ21L,21R、固視標22L,
22R、光源23L,23Rが設けられている。また、
視標投影部11内には、固視標22Lおよび光源23L
と、固視標22Rおよび光源23Rとを、反射光路a2
に沿った方向に個別に移動するためのモータ24L,2
4Rが設けられている。
【0018】ベース10内には、制御部30が設けられ
ている。架台12には、前述したようにジョイスティッ
ク14が設けられている他、検者による各種操作に用い
られる操作部40、眼屈折力の測定結果等を表示するた
めの表示部41、視標投影部11に対する屈折力測定部
13の前後方向の相対位置や左右方向の相対位置を検出
するための位置検出部42(例えば、エンコーダ)が設
けられている。
ている。架台12には、前述したようにジョイスティッ
ク14が設けられている他、検者による各種操作に用い
られる操作部40、眼屈折力の測定結果等を表示するた
めの表示部41、視標投影部11に対する屈折力測定部
13の前後方向の相対位置や左右方向の相対位置を検出
するための位置検出部42(例えば、エンコーダ)が設
けられている。
【0019】ベース10内の制御部30は、視標投影部
11内の光源23L,23R、モータ24L,24Rに
接続されており、光源23L,23Rの点灯のタイミン
グやモータ24L,24Rの駆動量を制御することによ
って、左右の各々の被検眼に対する固視標22L,22
Rの投影や、アライメント時および眼屈折力の測定時に
おける固視標22L,22Rの移動を実現する。
11内の光源23L,23R、モータ24L,24Rに
接続されており、光源23L,23Rの点灯のタイミン
グやモータ24L,24Rの駆動量を制御することによ
って、左右の各々の被検眼に対する固視標22L,22
Rの投影や、アライメント時および眼屈折力の測定時に
おける固視標22L,22Rの移動を実現する。
【0020】また、制御部30は、架台12に設けられ
ている操作部40、表示部41、位置検出部42に接続
されており、操作部40を介して行われる検者による操
作内容の取得や、表示部41に表示すべき内容の管理
や、位置検出部42によって検出される視標投影部11
に対する屈折力測定部13の相対位置の取得を行ってい
る。
ている操作部40、表示部41、位置検出部42に接続
されており、操作部40を介して行われる検者による操
作内容の取得や、表示部41に表示すべき内容の管理
や、位置検出部42によって検出される視標投影部11
に対する屈折力測定部13の相対位置の取得を行ってい
る。
【0021】さらに、制御部30は、屈折力測定部13
に接続され、眼屈折力の測定の開始を指示したり、測定
結果を取得している。ただし、眼屈折力の測定結果は、
被検者の眼屈折力を矯正するために必要なレンズのDp
(diopter)によって表され、屈折力測定部13から制
御部30には、Dpの値が測定値として通知されること
になる。
に接続され、眼屈折力の測定の開始を指示したり、測定
結果を取得している。ただし、眼屈折力の測定結果は、
被検者の眼屈折力を矯正するために必要なレンズのDp
(diopter)によって表され、屈折力測定部13から制
御部30には、Dpの値が測定値として通知されること
になる。
【0022】《第1の実施形態》以下、第1の実施形態
に対応する眼屈折力測定装置1の動作を説明するが、第
1の実施形態では、左右の何れの被検眼に対しても、同
様の処理によって眼屈折力を測定することができる。そ
のため、第1の実施形態では、左右の各々の被検眼に対
応付けて設けられている各部材(ダイクロイックミラー
20L,20R、投影レンズ21L,21R、固視標2
2L,22R、光源23L,23R、モータ24L,2
4R)については、L,Rの付与を省略し、一方の被検
眼に対する眼屈折力の測定のみを説明する。なお、左右
の何れの被検眼を眼屈折力の測定対象とするかについて
は、操作部40を介して、検者によって予め選択されて
いるものとする。
に対応する眼屈折力測定装置1の動作を説明するが、第
1の実施形態では、左右の何れの被検眼に対しても、同
様の処理によって眼屈折力を測定することができる。そ
のため、第1の実施形態では、左右の各々の被検眼に対
応付けて設けられている各部材(ダイクロイックミラー
20L,20R、投影レンズ21L,21R、固視標2
2L,22R、光源23L,23R、モータ24L,2
4R)については、L,Rの付与を省略し、一方の被検
眼に対する眼屈折力の測定のみを説明する。なお、左右
の何れの被検眼を眼屈折力の測定対象とするかについて
は、操作部40を介して、検者によって予め選択されて
いるものとする。
【0023】図3は、第1の実施形態に対応する眼屈折
力測定装置1の動作フローチャートである。以下、図3
を参照して第1の実施形態に対応する眼屈折力測定装置
1の動作を説明する。ステップS1において、制御部3
0は、検者によって予め選択された被検眼に対する固視
標22を、モータ24を介して初期設定位置に移動し
て、光源23を点灯する。
力測定装置1の動作フローチャートである。以下、図3
を参照して第1の実施形態に対応する眼屈折力測定装置
1の動作を説明する。ステップS1において、制御部3
0は、検者によって予め選択された被検眼に対する固視
標22を、モータ24を介して初期設定位置に移動し
て、光源23を点灯する。
【0024】ここで、初期設定位置とは、大多数の被検
眼にとって、固視標22を見るための視力調整が不可能
な遠方の位置であり、例えば、被検者が+5Dpのレン
ズを介して固視標22を見る場合と同様の見え方で固視
標22が見えるような位置である。なお、以下、説明を
簡単にするため、固視標22の位置については、Dpを
用いて表すことにする。
眼にとって、固視標22を見るための視力調整が不可能
な遠方の位置であり、例えば、被検者が+5Dpのレン
ズを介して固視標22を見る場合と同様の見え方で固視
標22が見えるような位置である。なお、以下、説明を
簡単にするため、固視標22の位置については、Dpを
用いて表すことにする。
【0025】図4は、固視標22の位置と眼屈折力の測
定値との関係を示す図である。図4において、状態aで
は、固視標22は、+5Dpに対応する位置(初期設定
位置に相当する)に移動していることになる。このよう
に固視標22が初期設定位置の状態において、検者は、
被検眼と屈折力測定部13との光軸が合い、かつ、被検
眼と屈折力測定部13(具体的には、屈折力測定部13
内に設けられた不図示の測定素子)とが所定の距離に保
たれるように、ジョイスティック14を介して屈折力測
定部13を上下左右前後に移動させて、アライメントを
行う。
定値との関係を示す図である。図4において、状態aで
は、固視標22は、+5Dpに対応する位置(初期設定
位置に相当する)に移動していることになる。このよう
に固視標22が初期設定位置の状態において、検者は、
被検眼と屈折力測定部13との光軸が合い、かつ、被検
眼と屈折力測定部13(具体的には、屈折力測定部13
内に設けられた不図示の測定素子)とが所定の距離に保
たれるように、ジョイスティック14を介して屈折力測
定部13を上下左右前後に移動させて、アライメントを
行う。
【0026】ステップS2において、制御部30は、検
者によるアライメントが完了したか否かを判定する。そ
して、制御部30は、アライメントが完了するまでステ
ップS2の動作を繰り返し、アライメントが完了した場
合、ステップS3に動作を移行する。ステップS3にお
いて、制御部30は、屈折力測定部13を介して、眼屈
折力の予備測定を行う。
者によるアライメントが完了したか否かを判定する。そ
して、制御部30は、アライメントが完了するまでステ
ップS2の動作を繰り返し、アライメントが完了した場
合、ステップS3に動作を移行する。ステップS3にお
いて、制御部30は、屈折力測定部13を介して、眼屈
折力の予備測定を行う。
【0027】眼屈折力測定装置1では、図1に示すよう
に、額当て15によって被検眼の位置が固定されるが、
額に対する眼の前後位置は、被検者毎に異なる。したが
って、視標投影部11内において、固視標22が所定の
位置に固定されていても、被検眼から固視標22までの
距離は、被検者毎にズレを生じてしまうことになる。そ
のため、屈折力測定部13による眼屈折力の測定結果
は、このようなズレを考慮して、補正する必要がある。
に、額当て15によって被検眼の位置が固定されるが、
額に対する眼の前後位置は、被検者毎に異なる。したが
って、視標投影部11内において、固視標22が所定の
位置に固定されていても、被検眼から固視標22までの
距離は、被検者毎にズレを生じてしまうことになる。そ
のため、屈折力測定部13による眼屈折力の測定結果
は、このようなズレを考慮して、補正する必要がある。
【0028】図5に示すように、眼前L0に置かれたレ
ンズ度数D0のレンズによって被検眼の矯正が行える場
合、眼前L1に置かれたレンズによって同じ効果を得る
ためのレンズ度数D1は、以下の式1によって求められ
ることが知られている。ただし、L0、L1は、眼の前
側をマイナスとする距離である。 D1=D0/(1−(L1−L0)D0) ・・・式1 ここで、式1において、被検眼の頂点から投影レンズ2
1の主点までの標準的な距離をL0とし、実際の被検眼
の頂点から投影レンズ21の主点までの距離をL1と
し、前述した予備測定による眼屈折力の測定値(以下、
「予備測定値」と称する)をD0とすれば、補正後の予
備測定値はD1となる。また、前述したアライメントが
完了した状態では、被検眼と屈折力測定部13とが所定
の距離に保たれているので、被検眼の頂点から投影レン
ズ21の主点までの標準的な距離をL0とすると、L1
は、アライメントの完了後の視標投影部11に対する屈
折力測定部13の前後方向の相対位置に基づいて算出す
ることができる。
ンズ度数D0のレンズによって被検眼の矯正が行える場
合、眼前L1に置かれたレンズによって同じ効果を得る
ためのレンズ度数D1は、以下の式1によって求められ
ることが知られている。ただし、L0、L1は、眼の前
側をマイナスとする距離である。 D1=D0/(1−(L1−L0)D0) ・・・式1 ここで、式1において、被検眼の頂点から投影レンズ2
1の主点までの標準的な距離をL0とし、実際の被検眼
の頂点から投影レンズ21の主点までの距離をL1と
し、前述した予備測定による眼屈折力の測定値(以下、
「予備測定値」と称する)をD0とすれば、補正後の予
備測定値はD1となる。また、前述したアライメントが
完了した状態では、被検眼と屈折力測定部13とが所定
の距離に保たれているので、被検眼の頂点から投影レン
ズ21の主点までの標準的な距離をL0とすると、L1
は、アライメントの完了後の視標投影部11に対する屈
折力測定部13の前後方向の相対位置に基づいて算出す
ることができる。
【0029】ステップS4において、制御部30は、位
置検出部42を介して、視標投影部11に対する屈折力
測定部13の前後方向の相対位置を検出し、前述した式
1に基づいて、予備測定値を補正する。ここで、視標投
影部11に対する屈折力測定部13の前後方向の相対位
置とは、例えば、視標投影部11の反射光路a2に対す
る屈折力測定部13内に設けられた不図示の測定素子の
位置である。
置検出部42を介して、視標投影部11に対する屈折力
測定部13の前後方向の相対位置を検出し、前述した式
1に基づいて、予備測定値を補正する。ここで、視標投
影部11に対する屈折力測定部13の前後方向の相対位
置とは、例えば、視標投影部11の反射光路a2に対す
る屈折力測定部13内に設けられた不図示の測定素子の
位置である。
【0030】ステップS5において、制御部30は、補
正済みの予備測定値に所定の値PF(例えば、0.25
Dp)を加えた値に対応する位置に、モータ24を介し
て固視標22を移動する。前述した予備測定によって、
図4の状態bのように予備測定値が得られる場合、固視
標22は、状態cのように移動される。すなわち、固視
標22の位置は、予備測定値に対応する位置では無く、
補正後の予備測定値に対応する位置に補正され、さら
に、所定の値PFだけ遠方の位置に変えられることにな
る。
正済みの予備測定値に所定の値PF(例えば、0.25
Dp)を加えた値に対応する位置に、モータ24を介し
て固視標22を移動する。前述した予備測定によって、
図4の状態bのように予備測定値が得られる場合、固視
標22は、状態cのように移動される。すなわち、固視
標22の位置は、予備測定値に対応する位置では無く、
補正後の予備測定値に対応する位置に補正され、さら
に、所定の値PFだけ遠方の位置に変えられることにな
る。
【0031】その結果、被検眼では、固視標22に追従
して、眼屈折力が変化する。ステップS6において、制
御部30は、屈折力測定部13を介して、眼屈折力の2
度目の予備測定を行う。ステップS7において、制御部
30は、前回の予備測定と今回の予備測定とで、予備測
定値が変化したか否かを判定する。そして、制御部30
は、予備測定値が変化した場合、ステップS8に動作を
移行し、予備測定値が変化していない場合、ステップS
9に動作を移行する。
して、眼屈折力が変化する。ステップS6において、制
御部30は、屈折力測定部13を介して、眼屈折力の2
度目の予備測定を行う。ステップS7において、制御部
30は、前回の予備測定と今回の予備測定とで、予備測
定値が変化したか否かを判定する。そして、制御部30
は、予備測定値が変化した場合、ステップS8に動作を
移行し、予備測定値が変化していない場合、ステップS
9に動作を移行する。
【0032】ステップS8において、制御部30は、モ
ータ24を介し、固視標22を所定量だけ遠方に移動す
る。このような固視標22の移動に対して被検眼が追従
する可能性があるため、制御部30は、ステップS6に
動作を戻し、眼屈折力の予備測定を再度行う。すなわ
ち、固視標22の移動に追従して眼屈折力が変化する限
り、ステップS6〜ステップS8が繰り返し行われるこ
とになる。そして、このような繰り返し処理の結果、被
検眼は、徐々に弛緩して固視標22の移動に追従できな
くなり、予備測定値は、図4の状態dのように変化しな
くなる。
ータ24を介し、固視標22を所定量だけ遠方に移動す
る。このような固視標22の移動に対して被検眼が追従
する可能性があるため、制御部30は、ステップS6に
動作を戻し、眼屈折力の予備測定を再度行う。すなわ
ち、固視標22の移動に追従して眼屈折力が変化する限
り、ステップS6〜ステップS8が繰り返し行われるこ
とになる。そして、このような繰り返し処理の結果、被
検眼は、徐々に弛緩して固視標22の移動に追従できな
くなり、予備測定値は、図4の状態dのように変化しな
くなる。
【0033】ステップS9において、制御部30は、予
備測定値が変化しなくなった状態における固視標22
を、モータ24を介して、所定の値MFだけ遠方に移動
する。なお、このような移動は、被検者毎の感知能力の
個人差を無くすために行うものであり、一般に、やや多
めの遠方移動(例えば、3Dp)によって実現される。
ステップS10において、制御部30は、屈折力測定部
13を介して、眼屈折力の本測定を行う。
備測定値が変化しなくなった状態における固視標22
を、モータ24を介して、所定の値MFだけ遠方に移動
する。なお、このような移動は、被検者毎の感知能力の
個人差を無くすために行うものであり、一般に、やや多
めの遠方移動(例えば、3Dp)によって実現される。
ステップS10において、制御部30は、屈折力測定部
13を介して、眼屈折力の本測定を行う。
【0034】ステップS11において、制御部30は、
本測定によって得られた測定値を表示部41に表示す
る。以上説明したように、第1の実施形態の眼屈折力測
定装置1では、視標投影部11と屈折力測定部13とが
個別に設けられ、視標投影部11が被検眼と屈折力測定
部13との間に設けられているので、被検眼と屈折力測
定部13とのアライメントの際に屈折力測定部13が移
動しても、視標投影部11と被検眼との位置関係を一定
に保つことができる。すなわち、被検者は、アライメン
トの際、視標投影部11内の固視標22を安定した状態
で視ることができる。そのため、第1の実施形態の眼屈
折力測定装置1によれば、眼屈折力を高精度に測定する
ことが可能である。
本測定によって得られた測定値を表示部41に表示す
る。以上説明したように、第1の実施形態の眼屈折力測
定装置1では、視標投影部11と屈折力測定部13とが
個別に設けられ、視標投影部11が被検眼と屈折力測定
部13との間に設けられているので、被検眼と屈折力測
定部13とのアライメントの際に屈折力測定部13が移
動しても、視標投影部11と被検眼との位置関係を一定
に保つことができる。すなわち、被検者は、アライメン
トの際、視標投影部11内の固視標22を安定した状態
で視ることができる。そのため、第1の実施形態の眼屈
折力測定装置1によれば、眼屈折力を高精度に測定する
ことが可能である。
【0035】また、第1の実施形態の眼屈折力測定装置
1では、視標投影部11内のダイクロイックミラー20
によって光路を下方に分割することができるため、固視
標22をデッドスペースに配置することができ、装置全
体の小型化が可能である。さらに、第1の実施形態の眼
屈折力測定装置1では、アライメントの完了後の視標投
影部11に対する屈折力測定部13の前後方向の相対位
置(視標投影部11と被検眼との前後方向の相対位置と
みなせる)に基づいて補正された予備測定値に応じて、
固視標22の位置が決められる。すなわち、固視標22
の位置は、視標投影部11に対する屈折力測定部13の
前後方向の相対位置(視標投影部11と被検眼との前後
方向の相対位置)に応じて補正されることになる。その
ため、第1の実施形態の眼屈折力測定装置1によれば、
額に対する眼の前後位置が被検者毎に異なる場合であっ
ても、被検眼を確実に弛緩させつつ、眼屈折力を精度良
く測定することができる。
1では、視標投影部11内のダイクロイックミラー20
によって光路を下方に分割することができるため、固視
標22をデッドスペースに配置することができ、装置全
体の小型化が可能である。さらに、第1の実施形態の眼
屈折力測定装置1では、アライメントの完了後の視標投
影部11に対する屈折力測定部13の前後方向の相対位
置(視標投影部11と被検眼との前後方向の相対位置と
みなせる)に基づいて補正された予備測定値に応じて、
固視標22の位置が決められる。すなわち、固視標22
の位置は、視標投影部11に対する屈折力測定部13の
前後方向の相対位置(視標投影部11と被検眼との前後
方向の相対位置)に応じて補正されることになる。その
ため、第1の実施形態の眼屈折力測定装置1によれば、
額に対する眼の前後位置が被検者毎に異なる場合であっ
ても、被検眼を確実に弛緩させつつ、眼屈折力を精度良
く測定することができる。
【0036】なお、第1の実施形態では、位置検出部4
2による検出結果(視標投影部11に対する屈折力測定
部13の前後方向の相対位置)に基づいて補正された予
備測定値に応じて、固視標22の位置が補正されるが、
視標投影部11内に被検眼までの距離を測定する測距セ
ンサを設け、その測距センサによる測定結果に基づいて
補正された予備測定値に応じて、固視標22の位置を補
正しても良い。
2による検出結果(視標投影部11に対する屈折力測定
部13の前後方向の相対位置)に基づいて補正された予
備測定値に応じて、固視標22の位置が補正されるが、
視標投影部11内に被検眼までの距離を測定する測距セ
ンサを設け、その測距センサによる測定結果に基づいて
補正された予備測定値に応じて、固視標22の位置を補
正しても良い。
【0037】また、第1の実施形態では、固視標22を
実際に移動することによって固視標22の位置が補正さ
れているが、このような固視標22の位置の補正は、被
検眼から固視標22までの光路長を補正することに相当
するため、投影レンズ21を移動することによって実現
しても良い。 《第2の実施形態》以下、第2の実施形態に対応する眼
屈折力測定装置1の動作を説明するが、第2の実施形態
では、左右の各々の被検眼に対する眼屈折力の測定を連
続して行う両眼測定モードと、一方の被検眼に対する眼
屈折力の測定のみを行う片眼測定モードとが設けられて
いる。なお、これらの2つの測定モードの選択は、操作
部40を介して、検者によって行われる。
実際に移動することによって固視標22の位置が補正さ
れているが、このような固視標22の位置の補正は、被
検眼から固視標22までの光路長を補正することに相当
するため、投影レンズ21を移動することによって実現
しても良い。 《第2の実施形態》以下、第2の実施形態に対応する眼
屈折力測定装置1の動作を説明するが、第2の実施形態
では、左右の各々の被検眼に対する眼屈折力の測定を連
続して行う両眼測定モードと、一方の被検眼に対する眼
屈折力の測定のみを行う片眼測定モードとが設けられて
いる。なお、これらの2つの測定モードの選択は、操作
部40を介して、検者によって行われる。
【0038】図6および図7は、第2の実施形態に対応
する眼屈折力測定装置1の動作フローチャートである。
以下、図6および図7を参照して第2の実施形態に対応
する眼屈折力測定装置1の動作を説明する。ステップS
20において、制御部30は、検者によって選択された
測定モードを判定する。そして、制御部30は、両眼測
定モードが選択された場合、ステップS21に動作を移
行し、片眼測定モードが選択された場合、ステップS3
9に動作を移行する。
する眼屈折力測定装置1の動作フローチャートである。
以下、図6および図7を参照して第2の実施形態に対応
する眼屈折力測定装置1の動作を説明する。ステップS
20において、制御部30は、検者によって選択された
測定モードを判定する。そして、制御部30は、両眼測
定モードが選択された場合、ステップS21に動作を移
行し、片眼測定モードが選択された場合、ステップS3
9に動作を移行する。
【0039】ステップS21において、制御部30は、
各々の固視標22L,22Rを、モータ24L,24R
を介して初期設定位置に移動して、光源23L,23R
を点灯する。各々の固視標22L,22Rが初期設定位
置の状態において、検者は、一方の被検眼に対するアラ
イメントを行う。
各々の固視標22L,22Rを、モータ24L,24R
を介して初期設定位置に移動して、光源23L,23R
を点灯する。各々の固視標22L,22Rが初期設定位
置の状態において、検者は、一方の被検眼に対するアラ
イメントを行う。
【0040】ステップS22において、制御部30は、
検者による一方の被検眼に対するアライメントが完了し
たか否かを判定する。そして、制御部30は、アライメ
ントが完了するまでステップS22の動作を繰り返し、
アライメントが完了した場合、ステップS23に動作を
移行する。なお、アライメントが行われている被検眼が
左右の何れであるかは、架台12内の位置検出部42に
よって検出される視標投影部11に対する屈折力測定部
13の左右方向の相対位置に基づいて把握することがで
きる。
検者による一方の被検眼に対するアライメントが完了し
たか否かを判定する。そして、制御部30は、アライメ
ントが完了するまでステップS22の動作を繰り返し、
アライメントが完了した場合、ステップS23に動作を
移行する。なお、アライメントが行われている被検眼が
左右の何れであるかは、架台12内の位置検出部42に
よって検出される視標投影部11に対する屈折力測定部
13の左右方向の相対位置に基づいて把握することがで
きる。
【0041】ステップS23において、制御部30は、
アライメントが完了した被検眼に対する眼屈折力の予備
測定を、屈折力測定部13を介して行うと共に、視標投
影部11に対する屈折力測定部13の前後方向の相対位
置を、位置検出部42を介して検出する。ステップS2
4において、制御部30は、アライメントが完了した被
検眼に対する固視標22を、モータ24を介して初期設
定位置に移動する。
アライメントが完了した被検眼に対する眼屈折力の予備
測定を、屈折力測定部13を介して行うと共に、視標投
影部11に対する屈折力測定部13の前後方向の相対位
置を、位置検出部42を介して検出する。ステップS2
4において、制御部30は、アライメントが完了した被
検眼に対する固視標22を、モータ24を介して初期設
定位置に移動する。
【0042】したがって、各々の固視標22L,22R
が初期設定位置の状態となる。このような状態におい
て、検者は、アライメントが完了していない他方の被検
眼に対し、アライメントを行う。なお、制御部30は、
このようなアライメントの開始を検者に促すため、ステ
ップS24の動作終了後、表示部41にメッセージを表
示しても良い。
が初期設定位置の状態となる。このような状態におい
て、検者は、アライメントが完了していない他方の被検
眼に対し、アライメントを行う。なお、制御部30は、
このようなアライメントの開始を検者に促すため、ステ
ップS24の動作終了後、表示部41にメッセージを表
示しても良い。
【0043】ステップS25において、制御部30は、
検者による他方の被検眼に対するアライメントが完了し
たか否かを判定する。そして、制御部30は、アライメ
ントが完了するまでステップS25の動作を繰り返し、
アライメントが完了した場合、ステップS26に動作を
移行する。ステップS26において、制御部30は、2
回目にアライメントが完了した被検眼に対する眼屈折力
の予備測定を、屈折力測定部13を介して行うと共に、
視標投影部11に対する屈折力測定部13の前後方向の
相対位置を、位置検出部42を介して検出する。
検者による他方の被検眼に対するアライメントが完了し
たか否かを判定する。そして、制御部30は、アライメ
ントが完了するまでステップS25の動作を繰り返し、
アライメントが完了した場合、ステップS26に動作を
移行する。ステップS26において、制御部30は、2
回目にアライメントが完了した被検眼に対する眼屈折力
の予備測定を、屈折力測定部13を介して行うと共に、
視標投影部11に対する屈折力測定部13の前後方向の
相対位置を、位置検出部42を介して検出する。
【0044】したがって、ステップS26の動作が終了
した時点では、各々の被検眼に対する眼屈折力の予備測
定値が得られ、かつ、これらの予備測定値を個別に補正
するために必要な視標投影部11に対する屈折力測定部
13の前後方向の相対位置が得られていることになる。
ステップS27において、制御部30は、各々の被検眼
に対する眼屈折力の予備測定値の差が所定範囲内(例え
ば、2Dp以内)であるか否かを判定する。そして、制
御部30は、予備測定値の差が所定範囲内である場合、
ステップS28に動作を移行し、予備測定値の差が所定
範囲を超える場合、ステップS38に動作を移行する。
した時点では、各々の被検眼に対する眼屈折力の予備測
定値が得られ、かつ、これらの予備測定値を個別に補正
するために必要な視標投影部11に対する屈折力測定部
13の前後方向の相対位置が得られていることになる。
ステップS27において、制御部30は、各々の被検眼
に対する眼屈折力の予備測定値の差が所定範囲内(例え
ば、2Dp以内)であるか否かを判定する。そして、制
御部30は、予備測定値の差が所定範囲内である場合、
ステップS28に動作を移行し、予備測定値の差が所定
範囲を超える場合、ステップS38に動作を移行する。
【0045】ステップS28において、制御部30は、
前述した視標投影部11に対する屈折力測定部13の前
後方向の相対位置を用い、前述した式1に基づいて、左
右の各々の被検眼に対する眼屈折力の予備測定値を補正
する。ステップS29において、制御部30は、補正済
みの各々の予備測定値に所定の値PF(例えば、0.2
5Dp)を加えた値に対応する位置に、モータ24L,
24Rを介して、各々の固視標22L,22Rを移動す
る。
前述した視標投影部11に対する屈折力測定部13の前
後方向の相対位置を用い、前述した式1に基づいて、左
右の各々の被検眼に対する眼屈折力の予備測定値を補正
する。ステップS29において、制御部30は、補正済
みの各々の予備測定値に所定の値PF(例えば、0.2
5Dp)を加えた値に対応する位置に、モータ24L,
24Rを介して、各々の固視標22L,22Rを移動す
る。
【0046】ステップS30において、制御部30は、
2回目にアライメントが完了した被検眼に対して、屈折
力測定部13を介して、眼屈折力の予備測定を再度行
う。ステップS31において、制御部30は、前回の予
備測定と今回の予備測定とで、予備測定値が変化したか
否かを判定する。そして、制御部30は、予備測定値が
変化した場合、ステップS32に動作を移行し、予備測
定値が変化していない場合、ステップS33に動作を移
行する。
2回目にアライメントが完了した被検眼に対して、屈折
力測定部13を介して、眼屈折力の予備測定を再度行
う。ステップS31において、制御部30は、前回の予
備測定と今回の予備測定とで、予備測定値が変化したか
否かを判定する。そして、制御部30は、予備測定値が
変化した場合、ステップS32に動作を移行し、予備測
定値が変化していない場合、ステップS33に動作を移
行する。
【0047】ステップS32において、制御部30は、
モータ24L,24Rを介し、各々の固視標22L,2
2Rを所定量だけ遠方に移動する。そして、制御部30
は、ステップS30に動作を戻し、眼屈折力の予備測定
を再度行う。すなわち、固視標22L,22Rの移動に
追従して、2回目にアライメントが完了した被検眼の眼
屈折力が変化する限り、ステップS30〜ステップS3
2が繰り返し行われることになる。そして、このような
繰り返し処理の結果、2回目にアライメントが完了した
被検眼は、徐々に弛緩して追従できなくなる。
モータ24L,24Rを介し、各々の固視標22L,2
2Rを所定量だけ遠方に移動する。そして、制御部30
は、ステップS30に動作を戻し、眼屈折力の予備測定
を再度行う。すなわち、固視標22L,22Rの移動に
追従して、2回目にアライメントが完了した被検眼の眼
屈折力が変化する限り、ステップS30〜ステップS3
2が繰り返し行われることになる。そして、このような
繰り返し処理の結果、2回目にアライメントが完了した
被検眼は、徐々に弛緩して追従できなくなる。
【0048】ステップS33において、制御部30は、
2回目にアライメントが完了した被検眼に対する予備測
定値が変化しなくなった状態における各々の固視標22
L,22Rを、モータ24L,24Rを介し、所定の値
MF(例えば、3Dp)だけ遠方に移動する。
2回目にアライメントが完了した被検眼に対する予備測
定値が変化しなくなった状態における各々の固視標22
L,22Rを、モータ24L,24Rを介し、所定の値
MF(例えば、3Dp)だけ遠方に移動する。
【0049】ステップS34において、制御部30は、
2回目にアライメントが完了した被検眼に対する眼屈折
力の本測定を、屈折力測定部13を介して行う。ステッ
プS35において、制御部30は、補正済みの各々の予
備測定値に所定の値PF(例えば、0.25Dp)を加
えた値に対応する位置に、モータ24L,24Rを介し
て、各々の固視標22L,22Rを移動し、1回目にア
ライメントが完了した被検眼側に屈折力測定部13を移
動する。なお、このような屈折力測定部13の移動は、
検者によるアライメントによって実現しても良い。
2回目にアライメントが完了した被検眼に対する眼屈折
力の本測定を、屈折力測定部13を介して行う。ステッ
プS35において、制御部30は、補正済みの各々の予
備測定値に所定の値PF(例えば、0.25Dp)を加
えた値に対応する位置に、モータ24L,24Rを介し
て、各々の固視標22L,22Rを移動し、1回目にア
ライメントが完了した被検眼側に屈折力測定部13を移
動する。なお、このような屈折力測定部13の移動は、
検者によるアライメントによって実現しても良い。
【0050】ステップS36において、制御部30は、
1回目にアライメントが完了した被検眼に対し、2回目
にアライメントが完了した被検眼と同様(ステップS3
0〜ステップS34と同様)に、眼屈折力の予備測定と
本測定とを行う。すなわち、制御部30は、1回目にア
ライメントが完了した被検眼に対する予備測定値が、固
視標22L,22Rの移動に追従して変化する限り、固
視標22L,22Rを遠方に移動しながら、眼屈折力の
予備測定を繰り返し行う。そして、1回目にアライメン
トが完了した被検眼に対する予備測定値が変化しなくな
った状態における各々の固視標22L,22Rを、所定
の値MFだけ遠方に移動して、眼屈折力の本測定を行
う。
1回目にアライメントが完了した被検眼に対し、2回目
にアライメントが完了した被検眼と同様(ステップS3
0〜ステップS34と同様)に、眼屈折力の予備測定と
本測定とを行う。すなわち、制御部30は、1回目にア
ライメントが完了した被検眼に対する予備測定値が、固
視標22L,22Rの移動に追従して変化する限り、固
視標22L,22Rを遠方に移動しながら、眼屈折力の
予備測定を繰り返し行う。そして、1回目にアライメン
トが完了した被検眼に対する予備測定値が変化しなくな
った状態における各々の固視標22L,22Rを、所定
の値MFだけ遠方に移動して、眼屈折力の本測定を行
う。
【0051】このようにしてステップS36の動作が終
了した時点では、本測定による眼屈折力の測定値が、各
々の被検眼毎に得られていることになる。ステップS3
7において、制御部30は、本測定によって得られた各
々の被検眼に対する測定値を表示部41に表示する。前
述したように、ステップS27により、各々の被検眼に
対する1回目の眼屈折力の予備測定値の差が所定範囲を
超える場合、制御部33は、ステップS38に動作を移
行する。また、ステップS20により、片眼測定モード
が選択された場合、制御部33は、ステップS39に動
作を移行する。
了した時点では、本測定による眼屈折力の測定値が、各
々の被検眼毎に得られていることになる。ステップS3
7において、制御部30は、本測定によって得られた各
々の被検眼に対する測定値を表示部41に表示する。前
述したように、ステップS27により、各々の被検眼に
対する1回目の眼屈折力の予備測定値の差が所定範囲を
超える場合、制御部33は、ステップS38に動作を移
行する。また、ステップS20により、片眼測定モード
が選択された場合、制御部33は、ステップS39に動
作を移行する。
【0052】ステップS38において、制御部33は、
片眼測定モードを実行することを示すメッセージを表示
部41に表示する。そして、制御部33は、ステップS
39に動作を移行する。ステップS39において、制御
部33は、片眼測定モードを実行する。なお、片眼測定
モードは、第1の実施形態における眼屈折力の測定と同
様に行えるため、ここでは、説明を省略する。
片眼測定モードを実行することを示すメッセージを表示
部41に表示する。そして、制御部33は、ステップS
39に動作を移行する。ステップS39において、制御
部33は、片眼測定モードを実行する。なお、片眼測定
モードは、第1の実施形態における眼屈折力の測定と同
様に行えるため、ここでは、説明を省略する。
【0053】以上説明したように、第2の実施形態の眼
屈折力測定装置1では、視標投影部11と屈折力測定部
13とが個別に設けられているため、両眼測定モードが
実行されている状態において、左右の何れか一方の被検
眼が屈折力測定部13による眼屈折力の測定対象となっ
ている場合であっても、視標投影部11に設けられた各
々の固視標22L,22Rを左右の各々の被検眼に投影
することができる。
屈折力測定装置1では、視標投影部11と屈折力測定部
13とが個別に設けられているため、両眼測定モードが
実行されている状態において、左右の何れか一方の被検
眼が屈折力測定部13による眼屈折力の測定対象となっ
ている場合であっても、視標投影部11に設けられた各
々の固視標22L,22Rを左右の各々の被検眼に投影
することができる。
【0054】すなわち、被検者は、眼屈折力の測定に際
し、両眼で各々の固視標22L,22Rを見ることがで
き、普段の生活に近い自然な見え方で眼屈折力の測定を
受けることができる。そのため、眼屈折力の測定対象と
なっている方の被検眼のみで固視標を見るという不自然
な状態と比べて、固視の安定や弛緩を行い易くすること
ができる。
し、両眼で各々の固視標22L,22Rを見ることがで
き、普段の生活に近い自然な見え方で眼屈折力の測定を
受けることができる。そのため、眼屈折力の測定対象と
なっている方の被検眼のみで固視標を見るという不自然
な状態と比べて、固視の安定や弛緩を行い易くすること
ができる。
【0055】特に、第2の実施形態の眼屈折力測定装置
1では、両眼測定モードの実行中に眼屈折力の予備測定
を繰り返し行っている際、各々の固視標22L,22R
が同時に移動する。すなわち、眼屈折力の測定対象とな
っている方の被検眼に対する固視標22L(または、2
2R)に同期して、他方の測定対象となっていない被検
眼に対する固視標22R(または、22L)も移動する
ことができる。そのため、弛緩を一層行い易くすること
ができる。
1では、両眼測定モードの実行中に眼屈折力の予備測定
を繰り返し行っている際、各々の固視標22L,22R
が同時に移動する。すなわち、眼屈折力の測定対象とな
っている方の被検眼に対する固視標22L(または、2
2R)に同期して、他方の測定対象となっていない被検
眼に対する固視標22R(または、22L)も移動する
ことができる。そのため、弛緩を一層行い易くすること
ができる。
【0056】したがって、第2の実施形態の眼屈折力測
定装置1によれば、眼屈折力を高精度に測定することが
可能である。また、第2の実施形態の眼屈折力測定装置
1では、両眼測定モードと片眼測定モードとは、検者か
らの指示に応じて選択的に実行されるが、両眼測定モー
ドの実行の過程で、各々の被検眼に対する1回目の眼屈
折力の予備測定値の差が所定範囲を超えることが分かる
と、両眼測定モードから片眼測定モードへの自動切り換
えが行われる。すなわち、各々の被検眼に対する眼屈折
力の差が所定範囲を超える場合には、眼屈折力の測定対
象となっていない被検眼に対する固視標の投影が禁止さ
れることになる。
定装置1によれば、眼屈折力を高精度に測定することが
可能である。また、第2の実施形態の眼屈折力測定装置
1では、両眼測定モードと片眼測定モードとは、検者か
らの指示に応じて選択的に実行されるが、両眼測定モー
ドの実行の過程で、各々の被検眼に対する1回目の眼屈
折力の予備測定値の差が所定範囲を超えることが分かる
と、両眼測定モードから片眼測定モードへの自動切り換
えが行われる。すなわち、各々の被検眼に対する眼屈折
力の差が所定範囲を超える場合には、眼屈折力の測定対
象となっていない被検眼に対する固視標の投影が禁止さ
れることになる。
【0057】したがって、第2の実施形態の眼屈折力測
定装置1によれば、左右の各々の被検眼に固視標22
L,22Rを投影することで、却って固視の安定や弛緩
が損なわれてしまう被検者に対しては、眼屈折力の測定
対象となっている方の被検眼のみに固視標を投影するこ
とができる。そのため、被検者の状況に応じて、眼屈折
力を高精度に測定することが可能である。
定装置1によれば、左右の各々の被検眼に固視標22
L,22Rを投影することで、却って固視の安定や弛緩
が損なわれてしまう被検者に対しては、眼屈折力の測定
対象となっている方の被検眼のみに固視標を投影するこ
とができる。そのため、被検者の状況に応じて、眼屈折
力を高精度に測定することが可能である。
【0058】なお、第2の実施形態では、両眼測定モー
ドの実行中、各々の被検眼に対する眼屈折力の差が所定
範囲を超える場合、両眼測定モードから片眼測定モード
への自動切り換えが行われるが、このような場合、眼屈
折力の測定対象となっていない被検眼に対する固視標の
投影を禁止するメッセージを表示し、測定モードの切り
換えは、検者が行うようにしても良い。
ドの実行中、各々の被検眼に対する眼屈折力の差が所定
範囲を超える場合、両眼測定モードから片眼測定モード
への自動切り換えが行われるが、このような場合、眼屈
折力の測定対象となっていない被検眼に対する固視標の
投影を禁止するメッセージを表示し、測定モードの切り
換えは、検者が行うようにしても良い。
【0059】《第3の実施形態》以下、第3の実施形態
に対応する眼屈折力測定装置1の動作を説明するが、第
3の実施形態では、第2の実施形態と同様に、操作部4
0を介して、検者によって選択可能な両眼測定モードと
片眼測定モードとが設けられている。また、第3の実施
形態では、第2の実施形態と同様に、両眼測定モードに
おいて、眼屈折力の測定対象となっている方の被検眼に
対する固視標に同期して、他方の測定対象となっていな
い被検眼に対する固視標の表示は行うが、このような測
定対象となっていない被検眼に対する固視標は移動せず
固定されている点が第2の実施形態と異なる。
に対応する眼屈折力測定装置1の動作を説明するが、第
3の実施形態では、第2の実施形態と同様に、操作部4
0を介して、検者によって選択可能な両眼測定モードと
片眼測定モードとが設けられている。また、第3の実施
形態では、第2の実施形態と同様に、両眼測定モードに
おいて、眼屈折力の測定対象となっている方の被検眼に
対する固視標に同期して、他方の測定対象となっていな
い被検眼に対する固視標の表示は行うが、このような測
定対象となっていない被検眼に対する固視標は移動せず
固定されている点が第2の実施形態と異なる。
【0060】図8および図9は、第3の実施形態に対応
する眼屈折力測定装置1の動作フローチャートである。
以下、図8および図9を参照して第3の実施形態に対応
する眼屈折力測定装置1の動作を説明する。ステップS
50において、制御部30は、検者によって選択された
測定モードを判定する。そして、制御部30は、両眼測
定モードが選択された場合、ステップS51に動作を移
行し、片眼測定モードが選択された場合、ステップS6
5に動作を移行する。
する眼屈折力測定装置1の動作フローチャートである。
以下、図8および図9を参照して第3の実施形態に対応
する眼屈折力測定装置1の動作を説明する。ステップS
50において、制御部30は、検者によって選択された
測定モードを判定する。そして、制御部30は、両眼測
定モードが選択された場合、ステップS51に動作を移
行し、片眼測定モードが選択された場合、ステップS6
5に動作を移行する。
【0061】ステップS51において、制御部30は、
各々の固視標22L,22Rを、モータ24L,24R
を介して初期設定位置に移動して、光源23L,23R
を点灯する。各々の固視標22L,22Rが初期設定位
置にある状態において、検者は、一方の被検眼に対する
アライメントを行う。
各々の固視標22L,22Rを、モータ24L,24R
を介して初期設定位置に移動して、光源23L,23R
を点灯する。各々の固視標22L,22Rが初期設定位
置にある状態において、検者は、一方の被検眼に対する
アライメントを行う。
【0062】ステップS52において、制御部30は、
検者による一方の被検眼に対するアライメントが完了し
たか否かを判定する。そして、制御部30は、アライメ
ントが完了するまでステップS52の動作を繰り返し、
アライメントが完了した場合、ステップS53に動作を
移行する。ステップS53において、制御部30は、ア
ライメントが完了した被検眼に対する眼屈折力の予備測
定を、屈折力測定部13を介して行う。
検者による一方の被検眼に対するアライメントが完了し
たか否かを判定する。そして、制御部30は、アライメ
ントが完了するまでステップS52の動作を繰り返し、
アライメントが完了した場合、ステップS53に動作を
移行する。ステップS53において、制御部30は、ア
ライメントが完了した被検眼に対する眼屈折力の予備測
定を、屈折力測定部13を介して行う。
【0063】ステップS54において、制御部30は、
位置検出部42を介して、視標投影部11に対する屈折
力測定部13の前後方向の相対位置を検出し、前述した
式1に基づいて、予備測定値を補正する。ステップS5
5において、制御部30は、補正済みの予備測定値に所
定の値PF(例えば、0.25Dp)を加えた値に対応
する位置に、アライメントが完了した被検眼に対する固
視標22L(または、22R)のみを、モータ24L
(または、24R)を介して移動する。
位置検出部42を介して、視標投影部11に対する屈折
力測定部13の前後方向の相対位置を検出し、前述した
式1に基づいて、予備測定値を補正する。ステップS5
5において、制御部30は、補正済みの予備測定値に所
定の値PF(例えば、0.25Dp)を加えた値に対応
する位置に、アライメントが完了した被検眼に対する固
視標22L(または、22R)のみを、モータ24L
(または、24R)を介して移動する。
【0064】ステップS56において、制御部30は、
アライメントが完了した被検眼に対して、屈折力測定部
13を介して、眼屈折力の予備測定を再度行う。ステッ
プS57において、制御部30は、前回の予備測定と今
回の予備測定とで、予備測定値が変化したか否かを判定
する。そして、制御部30は、予備測定値が変化した場
合、ステップS58に動作を移行し、予備測定値が変化
していない場合、ステップS59に動作を移行する。
アライメントが完了した被検眼に対して、屈折力測定部
13を介して、眼屈折力の予備測定を再度行う。ステッ
プS57において、制御部30は、前回の予備測定と今
回の予備測定とで、予備測定値が変化したか否かを判定
する。そして、制御部30は、予備測定値が変化した場
合、ステップS58に動作を移行し、予備測定値が変化
していない場合、ステップS59に動作を移行する。
【0065】ステップS58において、制御部30は、
アライメントが完了した被検眼に対する固視標22L
(または、22R)を、モータ24L(または、24
R)を介して所定量だけ遠方に移動する。そして、制御
部30は、ステップS56に動作を戻し、眼屈折力の予
備測定を再度行う。すなわち、固視標22L(または、
22R)の移動に追従して、アライメントが完了した被
検眼の眼屈折力が変化する限り、ステップS56〜ステ
ップS58が繰り返し行われることになる。そして、こ
のような繰り返し処理の結果、被検眼は、徐々に弛緩し
て追従できなくなる。
アライメントが完了した被検眼に対する固視標22L
(または、22R)を、モータ24L(または、24
R)を介して所定量だけ遠方に移動する。そして、制御
部30は、ステップS56に動作を戻し、眼屈折力の予
備測定を再度行う。すなわち、固視標22L(または、
22R)の移動に追従して、アライメントが完了した被
検眼の眼屈折力が変化する限り、ステップS56〜ステ
ップS58が繰り返し行われることになる。そして、こ
のような繰り返し処理の結果、被検眼は、徐々に弛緩し
て追従できなくなる。
【0066】ステップS59において、制御部30は、
被検眼に対する予備測定値が変化しなくなった状態で、
アライメントが完了した被検眼に対する固視標22L
(または、22R)を、モータ24L(または、24
R)を介し、所定の値MF(例えば、3Dp)だけ遠方
に移動する。ステップS60において、制御部30は、
アライメントが完了した被検眼に対して、屈折力測定部
13を介して、眼屈折力の本測定を行う。
被検眼に対する予備測定値が変化しなくなった状態で、
アライメントが完了した被検眼に対する固視標22L
(または、22R)を、モータ24L(または、24
R)を介し、所定の値MF(例えば、3Dp)だけ遠方
に移動する。ステップS60において、制御部30は、
アライメントが完了した被検眼に対して、屈折力測定部
13を介して、眼屈折力の本測定を行う。
【0067】ステップS61において、制御部30は、
本測定済みの被検眼に対する固視標22を、モータ24
L(または、24R)を介して初期設定位置に移動す
る。したがって、各々の固視標22L,22Rが初期設
定位置の状態となる。このような状態において、検者
は、本測定されていない他方の被検眼に対するアライメ
ントを行う。なお、制御部30は、このようなアライメ
ントの開始を検者に促すため、ステップS61の動作終
了後、表示部41にメッセージを表示しても良い。
本測定済みの被検眼に対する固視標22を、モータ24
L(または、24R)を介して初期設定位置に移動す
る。したがって、各々の固視標22L,22Rが初期設
定位置の状態となる。このような状態において、検者
は、本測定されていない他方の被検眼に対するアライメ
ントを行う。なお、制御部30は、このようなアライメ
ントの開始を検者に促すため、ステップS61の動作終
了後、表示部41にメッセージを表示しても良い。
【0068】ステップS62において、制御部30は、
本測定されていない被検眼に対するアライメントが完了
したか否かを判定する。そして、制御部30は、アライ
メントが完了するまでステップS62の動作を繰り返
し、アライメントが完了した場合、ステップS63に動
作を移行する。ステップS63において、制御部30
は、2回目にアライメントが完了した被検眼に対し、1
回目にアライメントが完了した被検眼と同様(ステップ
S53〜ステップS60と同様)に、眼屈折力の予備測
定と本測定とを行う。
本測定されていない被検眼に対するアライメントが完了
したか否かを判定する。そして、制御部30は、アライ
メントが完了するまでステップS62の動作を繰り返
し、アライメントが完了した場合、ステップS63に動
作を移行する。ステップS63において、制御部30
は、2回目にアライメントが完了した被検眼に対し、1
回目にアライメントが完了した被検眼と同様(ステップ
S53〜ステップS60と同様)に、眼屈折力の予備測
定と本測定とを行う。
【0069】すなわち、制御部30は、まず、2回目に
アライメントが完了した被検眼に対して予備測定を行
い、視標投影部11に対する屈折力測定部13の前後方
向の相対位置に基づいて予備測定値を補正する。次に、
制御部30は、2回目にアライメントが完了した被検眼
に対する固視標22R(または、22L)のみを、補正
済みの予備測定値に所定の値PF(例えば、0.25D
p)を加えた値に対応する位置に、モータ24R(また
は、24L)を介して移動する。その後、制御部30
は、2回目にアライメントが完了した被検眼に対する予
備測定値が、固視標22R(または、22L)の移動に
追従して変化する限り、固視標22R(または、22
L)のみを遠方に移動しながら、眼屈折力の予備測定を
繰り返し行う。そして、2回目にアライメントが完了し
た被検眼に対する予備測定値が変化しなくなった状態に
おける固視標22R(または、22L)のみを、所定の
値MFだけ遠方に移動して、眼屈折力の本測定を行う。
アライメントが完了した被検眼に対して予備測定を行
い、視標投影部11に対する屈折力測定部13の前後方
向の相対位置に基づいて予備測定値を補正する。次に、
制御部30は、2回目にアライメントが完了した被検眼
に対する固視標22R(または、22L)のみを、補正
済みの予備測定値に所定の値PF(例えば、0.25D
p)を加えた値に対応する位置に、モータ24R(また
は、24L)を介して移動する。その後、制御部30
は、2回目にアライメントが完了した被検眼に対する予
備測定値が、固視標22R(または、22L)の移動に
追従して変化する限り、固視標22R(または、22
L)のみを遠方に移動しながら、眼屈折力の予備測定を
繰り返し行う。そして、2回目にアライメントが完了し
た被検眼に対する予備測定値が変化しなくなった状態に
おける固視標22R(または、22L)のみを、所定の
値MFだけ遠方に移動して、眼屈折力の本測定を行う。
【0070】このようにしてステップS63の動作が終
了した時点では、本測定による眼屈折力の測定値が、各
々の被検眼毎に得られていることになる。ステップ64
において、制御部30は、本測定によって得られた各々
の被検眼に対する測定値を表示部41に表示する。前述
したように、ステップS50により、片眼測定モードが
選択された場合、制御部33は、ステップS65に動作
を移行する。
了した時点では、本測定による眼屈折力の測定値が、各
々の被検眼毎に得られていることになる。ステップ64
において、制御部30は、本測定によって得られた各々
の被検眼に対する測定値を表示部41に表示する。前述
したように、ステップS50により、片眼測定モードが
選択された場合、制御部33は、ステップS65に動作
を移行する。
【0071】ステップS65において、制御部33は、
片眼測定モードを実行する。なお、片眼測定モードは、
第1の実施形態における眼屈折力の測定と同様に行える
ため、ここでは、説明を省略する。以上説明したよう
に、第3の実施形態の眼屈折力測定装置1では、第2の
実施形態と同様に、両眼測定モードが実行されている状
態において、左右の何れか一方の被検眼が屈折力測定部
13による眼屈折力の測定対象となっている場合であっ
ても、視標投影部11に設けられた各々の固視標22
L,22Rを左右の各々の被検眼に投影することができ
る。そのため、眼屈折力の測定対象となっている方の被
検眼のみで固視標を見るという不自然な状態と比べて、
固視の安定や弛緩を行い易くすることができる。
片眼測定モードを実行する。なお、片眼測定モードは、
第1の実施形態における眼屈折力の測定と同様に行える
ため、ここでは、説明を省略する。以上説明したよう
に、第3の実施形態の眼屈折力測定装置1では、第2の
実施形態と同様に、両眼測定モードが実行されている状
態において、左右の何れか一方の被検眼が屈折力測定部
13による眼屈折力の測定対象となっている場合であっ
ても、視標投影部11に設けられた各々の固視標22
L,22Rを左右の各々の被検眼に投影することができ
る。そのため、眼屈折力の測定対象となっている方の被
検眼のみで固視標を見るという不自然な状態と比べて、
固視の安定や弛緩を行い易くすることができる。
【0072】したがって、第3の実施形態の眼屈折力測
定装置1によれば、第2の実施形態と比べて、多少は劣
るが、眼屈折力を高精度に測定することが可能である。
定装置1によれば、第2の実施形態と比べて、多少は劣
るが、眼屈折力を高精度に測定することが可能である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被検者の眼屈折力を精度良く測定することができる。
被検者の眼屈折力を精度良く測定することができる。
【0074】また、視標投影部内の光学素子によって光
路を下方に分割する場合には、視標をデッドスペースに
配置することができるため、小型化が可能である。
路を下方に分割する場合には、視標をデッドスペースに
配置することができるため、小型化が可能である。
【図1】本発明の各実施形態に対応する眼屈折力測定装
置の外観を被検者と共に示す図である。
置の外観を被検者と共に示す図である。
【図2】本発明の各実施形態に対応する眼屈折力測定装
置の内部構成の概略を示す図である。
置の内部構成の概略を示す図である。
【図3】第1の実施形態に対応する眼屈折力測定装置1
の動作フローチャートである。
の動作フローチャートである。
【図4】固視標の位置と眼屈折力の測定値との関係を示
す図である。
す図である。
【図5】予備測定値の補正の仕方を説明するための図で
ある。
ある。
【図6】第2の実施形態に対応する眼屈折力測定装置の
動作フローチャートである。
動作フローチャートである。
【図7】第2の実施形態に対応する眼屈折力測定装置の
動作フローチャートである。
動作フローチャートである。
【図8】第3の実施形態に対応する眼屈折力測定装置の
動作フローチャートである。
動作フローチャートである。
【図9】第3の実施形態に対応する眼屈折力測定装置の
動作フローチャートである。
動作フローチャートである。
【図10】従来の眼屈折力測定装置の外観を被検者と共
に示す図である。
に示す図である。
1、100 眼屈折力測定装置
10、101 ベース
11 視標投影部
12、102 架台
13 屈折力測定部
14、104 ジョイスティック
15、105 額当て
16、106 顎受け
20L、20R ダイクロイックミラー
21L、21R 投影レンズ
22L、22R 固視標
23L、23R 光源
24L、24R モータ
30 制御部
40 操作部
41 表示部
42 位置検出部
103 装置本体
a1 主光路
a2 反射光路
Claims (11)
- 【請求項1】 被検眼に対して視標を投影する視標投影
部と、前記被検眼の屈折力を測定する屈折力測定部とを
備えた眼屈折力測定装置において、 前記視標投影部は、 前記被検眼と前記屈折力測定部との間に配置され、 前記屈折力測定部は、 前記視標投影部に対して独立して移動できる構成とした
ことを特徴とする眼屈折力測定装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の眼屈折力測定装置にお
いて、 前記視標投影部は、 前記被検眼と前記屈折力測定部とを結ぶ光路を分割する
光学素子を有することを特徴とする眼屈折力測定装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の眼屈折力測定装置にお
いて、 前記光学素子は、 前記光路を下方に分割することを特徴とする眼屈折力測
定装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の眼屈折力測定装置にお
いて、 前記視標投影部は、 前記屈折力測定部との位置に応じて、前記視標位置を修
正することを特徴とする眼屈折力測定装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の眼屈折力測定装置にお
いて、 前記視標投影部は、 前記被検眼との位置に応じて、前記視標位置を修正する
ことを特徴とする眼屈折力測定装置。 - 【請求項6】 請求項1に記載の眼屈折力測定装置にお
いて、 前記被検眼は、 左右両眼であり、 前記視標投影部は、 前記被検眼の各々に対応する2つの視標を備えているこ
とを特徴とする眼屈折力測定装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の眼屈折力測定装置にお
いて、 前記視標投影部は、 屈折力の測定中に、前記2つの視標を各々の被検眼に投
影できることを特徴とする眼屈折力測定装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載の眼屈折力測定装置にお
いて、 前記視標投影部は、 前記屈折力測定部による屈折力の測定に際して前記2つ
の視標の移動を制御し、該屈折力測定部による一方の被
検眼に対する屈折力の測定中に、該一方の被検眼に対応
する視標の移動に同期させて、他方の被検眼に対応する
視標を移動させることを特徴とする眼屈折力測定装置。 - 【請求項9】 請求項7に記載の眼屈折力測定装置にお
いて、 前記視標投影部は、 前記屈折力測定部による一方の被検眼に対する屈折力の
測定中に、該一方の被検眼に対応する視標のみの投影
と、各々の被検眼に対応する前記2つの視標の投影とを
選択的に行うことを特徴とする眼屈折力測定装置。 - 【請求項10】 請求項6に記載の眼屈折力測定装置に
おいて、 前記眼屈折力測定部は、 前記被検眼の各々に対して予備的な屈折力の測定を行
い、 前記視標投影部は、 前記眼屈折力測定部による予備的な屈折力の測定の結
果、前記被検眼の各々に対する屈折力の差が所定範囲を
超える場合、該屈折力測定部による一方の被検眼に対す
る屈折力の測定中には、他方の被検眼に対応する視標の
投影を禁止することを特徴とする眼屈折力測定装置。 - 【請求項11】 請求項6に記載の眼屈折力測定装置に
おいて、 前記眼屈折力測定部は、 前記被検眼の各々に対して予備的な屈折力の測定を行
い、 前記視標投影部は、 ユーザ操作に応じて投影すべき視標の選択が可能であ
り、前記眼屈折力測定部による予備的な屈折力の測定の
結果、前記被検眼の各々に対する屈折力の差が所定範囲
を超える場合、該屈折力測定部による一方の被検眼に対
する屈折力の測定の際には他方の被検眼に対応する視標
の投影を禁止する旨を、ユーザに通知することを特徴と
する眼屈折力測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002141933A JP2003325453A (ja) | 2002-05-16 | 2002-05-16 | 眼屈折力測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002141933A JP2003325453A (ja) | 2002-05-16 | 2002-05-16 | 眼屈折力測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003325453A true JP2003325453A (ja) | 2003-11-18 |
Family
ID=29702386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002141933A Pending JP2003325453A (ja) | 2002-05-16 | 2002-05-16 | 眼屈折力測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003325453A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014083193A (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-12 | Konan Medical Inc | 眼科用検査装置 |
JP2020179272A (ja) * | 2020-08-11 | 2020-11-05 | 株式会社トプコン | 眼科装置 |
-
2002
- 2002-05-16 JP JP2002141933A patent/JP2003325453A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014083193A (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-12 | Konan Medical Inc | 眼科用検査装置 |
JP2020179272A (ja) * | 2020-08-11 | 2020-11-05 | 株式会社トプコン | 眼科装置 |
JP7154260B2 (ja) | 2020-08-11 | 2022-10-17 | 株式会社トプコン | 眼科装置 |
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