JP2003324589A - 画像読取装置及びその制御方法 - Google Patents

画像読取装置及びその制御方法

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JP2003324589A
JP2003324589A JP2002128607A JP2002128607A JP2003324589A JP 2003324589 A JP2003324589 A JP 2003324589A JP 2002128607 A JP2002128607 A JP 2002128607A JP 2002128607 A JP2002128607 A JP 2002128607A JP 2003324589 A JP2003324589 A JP 2003324589A
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JP2002128607A
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English (en)
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Yoshikazu Morita
義和 森田
Yoshiyasu Tagawa
吉泰 多河
一記 ▲松▼田
Kazunori Matsuda
Kazutoshi Tadami
和俊 多々見
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Original Assignee
PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、画像読取装置に関し、連続した複
数画素の範囲にわたるCCDの欠陥等に起因して出力画
像に生じる縦縞を解消することを目的とする。 【解決手段】 画像読取装置は、CCDを備え画像デー
タを読み取る読取手段1と、白基準データを作成するた
めに読み取った画像データに基づいて白基準データを作
成する白基準処理手段20と、白基準データを補正する
ための補正白基準データを格納する補正白基準データ格
納手段22とを備える。補正白基準データは、読取手段
1のCCDにおける連続して存在する欠陥ピクセルの位
置を示す情報である。白基準処理手段20が、補正白基
準データを用いて、白基準データを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置及び
その制御方法に関し、特に、連続した複数画素の範囲に
わたるCCDの検出感度の不足等に起因して読取画像に
発生する縦縞を解消した画像読取装置及びその制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読取装置において、原稿を読み取っ
たデータ(読取データ)に基づく出力画像に、本来の原
稿にはない画像(線又は縦縞)を発生することがある。
その一因として、CCD(電荷結合デバイス)の外側の
ガラス面の上等の搬送系にゴミ等の異物が付着している
ことが考えられる。また、デバイスの製造工程で、CC
D内部等の光学系内に混入した異物が原因となる場合も
ある。更に、例えば、カラーCCDのカラーフィルタの
積層時にフィルタのむらが生じたり空気層が生じたりす
ることによりCCDの出力の一部が低下する場合等、C
CDの欠陥による読取対象画素に対する検出感度の不足
も、縦縞発生の原因となる。
【0003】画像読取装置の搬送系に付着した異物など
が原因の場合、清掃により異物を除去すれば、縦縞の発
生をなくすことができる。また、光学系内に混入したゴ
ミ等の異物に起因する場合、周知の白レベル補正処理の
1種であるゴミ取り補正処理によって縦縞の発生を防止
できる。更に、CCDの検出感度の不足に起因する場合
であっても、検出感度の不足が(孤立した)1画素のみ
において発生している場合には、前記ゴミ取り補正処理
によって縦縞の発生を防止できる。
【0004】即ち、光学系内に混入したゴミ等の異物に
起因する場合(図7(A)の右の場合)、白レベルシー
トを読み取った画像データにおいて生じる複数画素にわ
たってなだらかに出力が低下する部分を検出して、これ
に基づいて、ゴミ取り補正処理により、白基準データを
正しい(平坦な)データに補正する。又は、CCDの検
出感度の不足が1画素のみで発生している場合(図7
(A)の左の場合)、白レベルシートを読み取った画像
データにおいて生じる1画素(1ビット)のみの急峻な
落ち込みを検出して、これに基づいて、ゴミ取り補正処
理において、白基準データを当該1ビットで急峻に落ち
込むようにする(補正しない)。即ち、画像読取装置で
は、白レベルシートをCCDで読み取った画像データか
ら白基準データを作成してメモリに記憶し、これを前述
のように適切に補正(ゴミ取り補正)することにより、
原稿を読み取った画像データを本来の画像データのよう
に判定することによって、縦縞の発生を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来、
画像読取装置の搬送系に付着した異物、CCDの内部等
の光学系内に混入したゴミ等の異物、CCDの1画素の
みの検出感度の不足については、清掃やゴミ取り補正処
理によって、縦縞の発生を防止している。しかし、従来
から、連続した複数画素の範囲にわたるCCDの欠陥
や、光学系内に混入し清掃不可能なゴミに起因して発生
する出力画像の黒縦縞は、以下の理由により、解消する
ことができなかった。
【0006】図7乃至図9は、白レベルシート11を読
み取った画像データから作成した白基準データ及び原稿
を読み取った画像データを示す。これらにおいて、縦軸
は白基準データ又は読取データの値(0〜255階
調)、横軸はCCD(ラインセンサ)における(主走査
方向の)ピクセル(画素)の位置を示す。
【0007】図7(A)において、その左側に示すよう
に、CCDの1画素のみに欠陥がある場合、読み取った
白基準データは、急峻な出力の落ち込みを生じる。ま
た、その右側に示すように、搬送系にゴミが付着した場
合、読み取った白基準データは、連続した複数画素の範
囲にわたる浅い緩やかな落ち込みを生じる。また、図7
(B)において、その右側に示すように、CCDの連続
した複数画素の範囲にわたり欠陥がある場合、読み取っ
た白基準データは、連続した複数画素の範囲にわたる深
く急峻な落ち込みを生じる。なお、図7(B)におい
て、その左側に、CCDの1画素のみに欠陥がある場合
を参考に示す。
【0008】搬送系に付着したゴミ(図7(A)の右の
例)は、清掃により除去できるので、原稿読取時には存
在しないと考えてよい。このため、実際の原稿を読み取
った画像データの値は、図8(A)の点線のようになる
と考えてよい。従って、読み取った白基準データを補正
する必要がある。そこで、読み取った白基準データにお
ける当該部分(図7(A)の右の落ち込み部)は、ゴミ
取り補正処理をすることにより、図8(A)に実線で示
すように、読み取った白基準データを平坦な特性に補正
する。これにより、原稿を読み取った画像データに基づ
いて、黒い縦縞のない画像を出力することができる。
【0009】CCDの1画素のみの欠陥は(図7(A)
の左の例)、清掃によっては除去できない。このため、
実際の原稿を読み取った画像データの値は、図8(A)
の点線のようになると考えてよい。そこで、読み取った
白基準データにおける当該部分(図7(A)の左の落ち
込み部)は、ゴミ取り補正処理において補正をしないこ
とにより、図8(A)に実線で示すように、読み取った
白基準データをそのままとする。これにより、原稿を読
み取った画像データに基づいて、黒い縦縞のない画像を
出力することができる。
【0010】CCDの欠陥が連続した複数画素の範囲に
わたる場合や清掃不可能な光学系内にゴミが混入した場
合(図7(B)の右の例)、清掃によっては除去できな
い。このため、実際の原稿を読み取った画像データの値
は、図8(B)の点線のようになると考えてよい。そこ
で、読み取った白基準データにおける当該部分(図7
(B)の右の落ち込み部)は、ゴミ取り補正処理におい
て補正をしないようにしなければならない。
【0011】ところが、ゴミ取り補正処理を行う処理プ
ログラムは、図7(A)の右に示す搬送系に付着したゴ
ミに起因するCCD出力の落ち込みと、図7(B)の右
に示す連続した複数画素にわたるCCDの欠陥に起因す
る出力の落ち込みを区別することができない。即ち、双
方とも、連続する複数画素の出力低下として区別なく検
出し、当該部分(図7(B)の右の落ち込み部)をゴミ
取り補正処理において補正をしてしまっていた。この結
果、補正された白基準データは、図7(B)の右に示す
連続した複数画素にわたるCCDの欠陥に起因する出力
の落ち込みを、図8(B)に実線で示すように、平坦な
特性とされていた。これにより、図8(B)に点線で示
す原稿を読み取った画像データを、同図の点線で示す補
正された白基準データに従って画像データを処理する
と、相対的に当該部分の値が低いレベルとなるので、当
該欠陥の範囲について、出力画像において黒い縦縞が入
ってしまっていた。即ち、模式的に表せば、図9に示す
ように、連続した複数画素にわたるCCDの欠陥ピクセ
ルの範囲において、黒い縦縞が入っていた。
【0012】なお、ゴミ取り補正処理を行う処理プログ
ラムは、図7(A)の左に示すCCDの1画素のみに欠
陥がある場合の急峻な出力の落ち込みは、1画素のみで
あるので、図7(A)の右に示す搬送系に付着したゴミ
に起因するCCD出力の落ち込みと区別することができ
る。また、ゴミ等の異物が存在する確率はある程度存在
し、無視できない。一方、CCDの欠陥の発生する確率
は、異物が存在する確率よりもはるかに低い。従って、
以上のような事情があってもゴミ取り補正処理を省略す
ることはできず、それにより縦縞が発生する場合には、
やむを得ず事後的にCCDを交換する他なかった。
【0013】本発明は、連続した複数画素の範囲にわた
るCCDの欠陥等に起因して出力画像に生じる縦縞を解
消した画像読取装置を提供することを目的とする。
【0014】また、本発明は、連続した複数画素の範囲
にわたるCCDの欠陥等に起因して出力画像に生じる縦
縞を解消した画像読取装置の制御方法を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読取装置
は、CCDを備え、画像データを読み取る読取手段と、
白基準データを作成するために読み取った画像データに
基づいて、白基準データを作成する白基準処理手段と、
白基準データを補正するための補正白基準データを格納
する補正白基準データ格納手段とを備える。補正白基準
データは、読取手段のCCDにおける連続して存在する
欠陥ピクセルの位置を示す情報である。白基準処理手段
が、補正白基準データを用いて、白基準データを補正す
る。
【0016】また、本発明の画像読取装置の制御方法
は、白基準データを補正するための情報であってCCD
における連続して存在する欠陥ピクセルの位置を示す補
正白基準データを格納し、CCDにより画像データを読
み取り、読み取った画像データに基づいて白基準データ
を作成し、補正白基準データを用いて白基準データを補
正する。
【0017】本発明の画像読取装置及びその制御方法に
よれば、CCDの欠陥が連続した複数画素の範囲にわた
る場合や清掃不可能な光学系内にゴミが混入した場合、
読み取った白基準データの当該部分をゴミ取り補正処理
により補正した上で、当該補正した部分の欠陥ピクセル
の位置に基づいて、当該補正した部分を更に補正して当
該補正がない状態とする。これにより、原稿を読み取っ
た画像データを、当該補正後の白基準データに従って画
像データを処理すると、相対的に当該部分の値が正しい
値となるので、出力画像において黒い縦縞が入ることを
防止することができる。従って、ゴミ取り補正処理を省
略することなく、連続した複数画素の範囲にわたるCC
Dの欠陥や光学系内に混入し清掃不可能なゴミに起因し
て発生する出力画像の黒縦縞を、解消することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は画像読取装置構成図であ
り、図1(A)はそのブロック構成の概略を示し、図1
(B)はハードウェア構成の概略を示す。
【0019】画像読取装置は、図1に示すように、画像
読取部1、画像処理部2、2値化処理部3、最適化処理
部4、イメージデータ出力部5を備える。画像処理部2
は、白基準処理部20、補正白基準データ格納部22を
備える。白基準処理部20は、ゴミ取り補正部21を備
える。
【0020】画像読取部1は、CCD12からなり、原
稿15(図2参照)の画像面から画像(原画像)を光学
的に読み取って増幅した後、読取信号をアナログ(A)
/デジタル(D)変換して得た画像信号を、画像処理部
2に送信する。画像処理部2は、受信した画像信号から
白基準データを作成する他、画像データについて作成し
た白基準データを用いた処理や周知の種々の処理を行
い、その結果である画像データを2値化処理部3に送
る。2値化処理部3は、当該画像データについて周知の
2値化処理を行った後、最適化処理部4に送る。最適化
処理部4は、当該画像データを周知の種々の処理により
最適化して、イメージデータ出力部5に送る。イメージ
データ出力部5は、画像データを例えばホストコンピュ
ータ(図示せず)等へ出力する。
【0021】画像処理部2において、白基準処理部20
は、画像読取部1からの画像データに基づいて白基準デ
ータを作成するとともに、CCD12における連続して
存在する欠陥ピクセルの位置を示す情報である補正白基
準データを用いて、前記白基準データを補正し、新たに
実際の処理に用いる白基準データを作成する。ゴミ取り
補正部21は、白基準データの作成において、読み取っ
た白基準データについて周知の(前述した)ゴミ取り補
正処理を行う。即ち、ゴミ取り補正部21は、白レベル
シートを読み取った画像データ(白基準データ)におい
て生じる複数画素にわたって出力が低下する部分を検出
して、当該部分を平坦なデータに補正し、白基準データ
において生じる1画素(1ビット)のみの急峻な落ち込
みを検出して、当該部分を当該1ビットで急峻に落ち込
むようにする(補正しない)。ゴミ取り補正した白基準
データは、白基準処理部20が保持する。補正白基準デ
ータ格納部22は、補正白基準データを格納する。
【0022】この例では、図1(B)に示すように、補
正白基準データ格納部22としては、フラッシュメモリ
24の空き領域(網かけ部分)が用いられる。即ち、フ
ラッシュメモリ24は、図1の画像読取装置を制御する
制御プログラム及びオペレーティングシステム(OS)
等を格納する。制御プログラムはCPU23で実行され
る。
【0023】なお、CCD12及びアナログ・デジタル
変換器(A/DC)26は、画像読取部1の一部を構成
する。CCD12が読み取った画像データはA/DC2
6によってデジタル信号に変換され、画像処理LSI2
5に送られる。画像処理LSI25は、バス28を介し
て接続されたCPU23と共に、画像処理部2、2値化
処理部3、最適化処理部4及びイメージデータ出力部5
を構成し、これらにおいて実行される画像処理を行い、
得られた画像データを画像メモリ27に格納し、この画
像データをイメージデータ出力部5により読み出し、出
力する。
【0024】図2は画像読取装置構成図であり、図2
(A)は本発明の画像読取装置の断面における概略構成
を示し、図2(B)は、本発明の画像読取装置の平面の
概略を示す。
【0025】画像読取装置の本体(筐体)10の上面
に、原稿15を載置するプラテンガラス14が設けら
れ、また、白基準データを作成するためにCCD12が
読み取る白レベルシート11が設けられる。これらの下
部の本体10内部を、CCD12及び原稿を照らすラン
プ13からなる光学系ユニットが移動する。CCD12
は、最初に、白レベルシート11を図示の位置で読み取
って、この後、原稿15について副走査方向Yに移動し
つつ順次読取処理を行う。CCD(ラインセンサ)12
は、主走査方向Xの方向に並んだ画素(ピクセル)を多
数備える。前述のように、この画素には検出感度の低下
する欠陥が含まれる場合があり、欠陥は孤立した1個の
画素のみに存在する場合と、連続した複数の画素に存在
する場合とがある。また、光源であるランプ13の特性
により、CCD12の両端での読取信号のレベルは徐々
に小さくなってしまう(図3等参照)。
【0026】図3乃至図5は、本発明の画像読取装置1
0において、白レベルシート11を読み取った画像デー
タから作成した白基準データ及び原稿を読み取った画像
データを示す。これらにおいて、縦軸は白基準データ又
は読取データの出力又は値(0〜255階調)、横軸は
CCD12における主走査方向のピクセルの位置を示
す。なお、白レベルシート11に代えて、清浄な白紙、
印刷していないいわゆるPPC−R用紙又はコピー用紙
を用いてもよい。
【0027】図3(A)において、その左側に実線で示
すように、CCDの1画素のみに欠陥がある場合(以
下、1画素欠陥と言う)、読み取った白基準データは、
急峻な出力の落ち込みを生じる。また、その右側に実線
で示すように、CCDの連続した複数画素の範囲にわた
り欠陥がある場合(以下、連続欠陥と言う)、読み取っ
た白基準データは、連続した複数画素の範囲にわたる深
く急峻な落ち込みを生じる。更に、右側に点線で示すよ
うに、搬送系にゴミが付着した場合(以下、ゴミ付着と
言う)、読み取った白基準データは、連続した複数画素
の範囲にわたる浅い緩やかな落ち込みを生じる。
【0028】この図3(A)に示す白基準データについ
てゴミ取り補正部21によるゴミ取り補正処理を行う
と、図3(B)及び図5(A)に実線で示すように、ゴ
ミ取り補正される。即ち、前述のように、1画素欠陥の
部分は、ゴミ取り補正処理において補正をしないで読み
取った白基準データの当該部分をそのままとし、ゴミ付
着の部分及び連続欠陥の部分は、双方とも区別なく、読
み取った白基準データの当該部分を平坦な特性に補正す
る。
【0029】白基準データをゴミ取り補正処理をした後
(及び、必要に応じて清掃をした後)、PPC−R用紙
等を読み取ると、その読み取った画像データは、図3
(B)及び図5(A)に点線で示すようになる。即ち、
1画素欠陥の部分は、図3(B)に点線で示すように、
清掃により除去できないので、急峻な出力の落ち込みを
生じる。従って、図5(B)に示すように、原稿を読み
取った画像データに基づいて、黒い縦縞のない画像を出
力することができる。ゴミ付着の部分は、図5(A)に
示すように、清掃により除去できるので、出力の落ち込
みのない平坦な出力となる。従って、図5(B)に示す
ように、これも縦縞のない画像を出力することができ
る。
【0030】連続欠陥の部分は、図3(B)に示すよう
に、清掃により除去できないので、連続した複数画素に
わたる急峻な出力の落ち込みを生じる。一方、白基準デ
ータは、前述のように、ゴミ付着の部分と区別なく平坦
な特性に補正されている。従って、原稿を読み取った画
像データを図3(B)に点線で示す補正された白基準デ
ータにより画像処理すると、図4(A)に示すように、
当該連続欠陥の範囲について、出力画像において黒い縦
縞が入ってしまう。
【0031】そこで、補正白基準データ格納部22が、
補正白基準データとして、図4(A)に示す黒い縦縞が
生じているCCD12の欠陥ピクセルの位置a及びbの
位置情報を、フラッシュメモリ24に格納する。実際に
は、図3(A)において、連続した複数画素にわたる急
峻な出力の落ち込みを生じた部分における両端の位置a
及びbの位置情報を格納する。この場合の出力の落ち込
みは急峻であるので、両端の位置a及びbを容易に検出
することができる。なお、この位置情報としては、両端
の位置a及びbに限られず、a〜bの全てのピクセルの
位置を格納するようにしてもよい。
【0032】そして、白基準処理部20は、補正白基準
データを用いて図3(B)に示す当初の白基準データを
補正し、図4(B)に実線で示すように、新たに実際の
処理に用いる白基準データを作成する。即ち、図3
(B)に(点線で)示す白基準データにおいて、補正白
基準データの示す位置a及びbの間は、点線で示すよう
に、白基準データの値を所定の低いレベルとする。所定
の低いレベルは、CCD12の欠陥時のおよそのレベル
であり、白基準処理部20が保持する。従って、図4
(B)に実線で示す補正した白基準データにより、図4
(B)(即ち、図3(B))に点線で示す原稿を読み取
った画像データを画像処理すると、図5(B)に示すよ
うに、黒い縦縞のない画像を出力することができる。
【0033】このように、本発明は、白紙であるPPC
−R用紙の読み取りとゴミ取り補正を繰り返すことを通
じて、読取データ出力の落ち込み原因に応じた最適な白
基準データを作成する。即ち、当初作成した白基準デー
タを補正し、CCD12の欠陥ピクセル位置情報を反映
した図4(B)の実線に示す新たな白基準データを作成
した上で、PPC−R用紙の読み取りを繰り返す。そし
て、読取データ出力が図5(B)のようになり、出力画
像の黒い縦縞が解消されたときは、図4(B)の実線で
示す白基準データを実際に原稿を読み取る際の基準とす
る。
【0034】図6は、画像処理フローを示し、本発明の
画像処理における主として白基準データの作成処理及び
補正処理を示す。
【0035】例えば工場における出荷前の検査におい
て、画像読取装置10の画像読取部1が読取りカウンタ
のカウント値(count)を「0」に設定する(ステ
ップS1)。
【0036】次に、画像処理部2がゴミ取り補正部21
におけるゴミ取り補正処理を無効とする読取モードを設
定し(ステップS2)、画像読取部1が白レベルシート
11を読み取る(ステップS3)。これにより、主走査
方向における原稿の読み取り領域を判定する。なお、こ
の読取は白基準データの補正とは関係ない。
【0037】次に、画像処理部2がゴミ取り補正部21
におけるゴミ取り補正処理を有効とする読取モードを設
定し(ステップS4)、画像読取部1が白レベルシート
11又はPPC−R用紙の読み取りを行い、白基準処理
部20が当初の白基準データを求める(ステップS
5)。画像読取装置10の搬送系にゴミが付着していた
りCCD12の欠陥がある場合は、読み取った白基準デ
ータは図3(A)に示すように、1画素欠陥、連続欠陥
及びゴミ付着の場合等の種々の落ち込み部分を含む場合
がある。そこで、ゴミ取り補正処理により、これを図3
(B)又は図5(A)の実線で示すような白基準データ
に補正する。これが白基準データとして、ステップS5
において、白基準処理部20に保持される。
【0038】次に、再び画像処理部2がゴミ取り補正部
21におけるゴミ取り補正処理を有効とする読取モード
を設定し(ステップS6)、ゴミ取り補正処理を行いつ
つ画像読取部1がPPC−R用紙の(1回目の)読み取
りを行う。(ステップS7)。この時点では、補正白基
準データは、補正白基準データ格納部22に格納されて
いない。この後、画像読取部1がカウント値count
を+1だけインクリメントし(ステップS8)、イメー
ジデータ出力部5が出力画像に黒い縦縞等の異常が発生
したか否かを調べる(ステップS9)。即ち、図3
(B)又は図5(A)の実線で示すゴミ取り補正処理を
した白基準データを画像処理に用いるので、ゴミ付着及
び1画素欠陥の場合は、画像データが正しく補正され、
出力画像に黒い縦縞は発生しない。しかし、CCD12
に連続した複数画素にわたる欠陥が存在する場合、当該
白基準データで画像処理をすると、図4(A)に示すよ
うに、黒い縦縞を生じる。
【0039】ステップS9において、黒い縦縞等の異常
がない場合、その時点での読取モードを、当該画像読取
装置の基本読取モードとして設定して(ステップS1
0)、処理を終了する(即ち、検査を終了する)。この
場合、図5(B)に示す出力が得られている。即ち、ゴ
ミ取り補正処理をした白基準データによりゴミ付着及び
1画素欠陥の場合が正しく補正され、かつ、CCD12
には連続欠陥が存在しない。そこで、当該ゴミ取り補正
処理を有効とし、補正白基準データ格納部22(フラッ
シュメモリ24)の補正白基準データは「空」とする。
【0040】ステップS9において、出力画像に黒い縦
縞が発生する異常がある場合、画像処理部2が、カウン
ト値countを調べる(ステップS11)。
【0041】今、カウント値countが1であるの
で、画像処理部2は、一旦、1回目の読取の出力画像の
黒い縦縞の発生原因はゴミであるとして、ゴミがある旨
を表示(出力)する(ステップS12)。これを見た検
査員は、当該画像読取装置を分解して清掃を実施し(ス
テップS12)、再び、ステップS7以下を繰り返す。
即ち、ゴミ取り補正処理を行いつつPPC−R用紙の
(2回目の)読み取りを行い(ステップS7)、カウン
ト値countを+1だけインクリメントし(ステップ
S8)、出力画像に黒い縦縞等の異常が発生したか否か
を調べる(ステップS9)。この時、黒い縦縞の発生原
因がゴミであれば、清掃により除去され、黒い縦縞は出
なくなる。従って、ステップS10へ進む。
【0042】依然として出力画像に黒い縦縞が発生する
場合、カウント値countを調べると(ステップS1
1)、カウント値countが2であるので、画像処理
部2は、2回目の読取の出力画像の黒い縦縞の発生原因
はCCD12の連続欠陥であるとして、白基準処理部2
0に、補正白基準データを補正白基準データ格納部22
(フラッシュメモリ24の空き領域)に格納又は記憶さ
せ(ステップS13)、ステップS6以下を繰り返す。
補正白基準データは、前述のように、図4(A)の黒い
縦縞の発生位置、又は、図3(B)の点線の画像データ
において急峻な落ち込みの発生した位置を示す。即ち、
CCD12の欠陥のあるピクセル位置a及びbを示す位
置情報である。
【0043】この後、ゴミ取り補正処理を有効とする読
取モードを設定し(ステップS6)、ゴミ取り補正処理
を行いつつPPC−R用紙の(3回目の)読み取りを行
い(ステップS7)、カウント値countを+1だけ
インクリメントし(ステップS8)、出力画像に黒い縦
縞等の異常が発生したか否かを調べる(ステップS
9)。なお、この時、ステップS7において読取を行う
前に、画像読取装置を分解、清掃するようにしてもよ
い。
【0044】この回のステップS9において、黒い縦縞
の発生原因がCCD12の欠陥であれば、縦縞は出なく
なる。即ち、図3(B)の実線の白基準データを補正白
基準データにより図4(B)に実線で示すように補正し
たので、図4(B)に点線で示す画像データを画像処理
しても、図5(B)の正しい出力となる。従って、ステ
ップS10へ進み、当該ゴミ取り補正処理を有効とし、
補正白基準データ格納部22(フラッシュメモリ24)
の補正白基準データはその時点のデータのままとする。
【0045】一方、この回のステップS9において、依
然として出力画像に黒い縦縞が発生する場合、カウント
値countを調べ(ステップS11)、カウント値c
ountが3であるので、黒い縦縞の発生原因はCCD
12の連続欠陥であるとして、補正白基準データを補正
白基準データ格納部22に格納させ(ステップS1
3)、ステップS6以下を繰り返す。即ち、補正白基準
データを最新の読取状態に従うように更新する。ステッ
プS11において、カウント値countが2以上で4
以下の場合には、このような処理を繰り返す。
【0046】更に、この回のステップS9において、白
い縦縞が発生する場合、補正白基準データ格納部22に
格納している補正白基準データを消去して(ステップS
15)、ステップS6以下を繰り返す。黒い縦縞の発生
原因がゴミであれば、清掃により除去された場合には、
逆に、白い縦縞が出る。白い縦縞が出るのは、例えば図
5(A)に点線で示す平坦な特性に読み取られた画像デ
ータを、図4(B)に実線で示す補正白基準データで補
正した白基準データで画像処理すると、相対的に、画像
データが白く強調されるからである。この場合、最初の
清掃では落ちにくかったゴミが落ちた場合である。この
後のステップS6以下を繰り返しにおいては、そのカウ
ント値countに応じた処理が行われる。
【0047】ステップS11において、カウント値co
untが5以上である場合、画像処理部1がその旨(N
G)を表示する(ステップS14 )。即ち、白基準の補
正を所定回数繰り返しても、画像処理によっては、画像
データを正しく補正できなかった場合である。この場
合、CCD12の欠陥が画像処理によっては救済できな
いので、例えばこれを交換する。
【0048】以上、本発明をその実施の形態により説明
したが、本発明は、その主旨の範囲において、種々の変
形が可能である。
【0049】例えば、図4(A)に示すように、CCD
12における欠陥ピクセルの位置a及びbの位置に加え
て、これらより1ピクセルだけ外側(隣)に位置する正
常ピクセルの位置a’及び点b’の位置情報をも、補正
白基準データとしてフラッシュメモリ24に記憶させる
ようにしてもよい。これにより、1画素で急激にデータ
レベルが変化する画像データのみでなく、2(〜3)画
素程度でデータレベルが大きく変化する柔らかな落ち込
み方をするCCD12の欠陥に対応して、適切な画像処
理が可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像読取装置及びその制御方法において、CCDの欠陥
が連続した複数画素の範囲にわたる場合や清掃不可能な
光学系内にゴミが混入した場合、読み取った白基準デー
タの当該部分をゴミ取り補正処理により補正した上で、
当該補正した部分の欠陥ピクセルの位置に基づいて、当
該補正した部分を更に補正して当該補正がない状態とす
る。これにより、原稿を読み取った読取データを、当該
補正後の白基準データに従って2値化すると、相対的に
当該部分の値が正しい値となるので、出力画像において
黒い縦縞が入ることを防止することができる。従って、
ゴミ取り補正処理を省略することなく、適切な白基準デ
ータを作成して、連続した複数画素の範囲にわたるCC
Dの欠陥や光学系内に混入し清掃不可能なゴミに起因し
て発生する出力画像の黒縦縞を、解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像読取装置構成図である。
【図2】画像読取装置構成図である。
【図3】読取データ出力図である。
【図4】読取データ出力図である。
【図5】読取データ出力図である。
【図6】白基準データ作成処理及び補正処理フロー図で
ある。
【図7】読取データ出力図である。
【図8】読取データ出力図である。
【図9】読取データ出力図である。
【符号の説明】
1 画像読取部 2 画像処理部 11 白レベルシート 12 CCD 20 白基準処理部 21 ゴミ取り補正部 22 補正白基準データ格納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲松▼田 一記 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 多々見 和俊 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 Fターム(参考) 5B047 BB02 BC11 CB04 CB12 CB21 DA04 DA06 DC01 DC06 DC09 5B057 AA11 BA02 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB12 CB16 CE02 CE11 CH07 DA03 DB02 DB05 DB09 DC22 DC36 DC39 5C072 AA01 BA08 BA17 CA17 EA05 FB12 FB13 FB17 FB18 RA16 UA02 UA03 UA07 UA12 5C077 LL02 LL04 LL19 MM03 PP02 PP06 PP44 PP55 PQ08 PQ24 RR12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCDを備え、画像データを読み取る読
    取手段と、 白基準データを作成するために読み取った画像データに
    基づいて、白基準データを作成する白基準処理手段と、 前記白基準データを補正するための補正白基準データを
    格納する補正白基準データ格納手段とを備え、 前記補正白基準データは、前記読取手段のCCDにおけ
    る連続して存在する欠陥ピクセルの位置を示す情報であ
    り、 前記白基準処理手段が、前記補正白基準データを用い
    て、前記白基準データを補正することを特徴とする画像
    読取装置。
  2. 【請求項2】 前記補正白基準データ格納手段はフラッ
    シュメモリからなり、前記フラッシュメモリは、当該画
    像読取装置の制御プログラムを格納することを特徴とす
    る請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記補正白基準データ格納手段は、更
    に、前記読取手段のCCDにおける欠陥ピクセルの位置
    に隣接する正常ピクセルの位置を示す情報を補正白基準
    データとして格納することを特徴とする請求項1に記載
    の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 白基準データを補正するための情報であ
    って、CCDにおける連続して存在する欠陥ピクセルの
    位置を示す補正白基準データを格納し、 前記CCDにより画像データを読み取り、 読み取った画像データに基づいて、前記白基準データを
    作成し、 前記補正白基準データを用いて、前記白基準データを補
    正することを特徴とする画像読取装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 白基準データを作成するために読み取っ
    た第1の画像データに基づいて、ごみ取り補正処理を行
    うことにより白基準データを作成し、 別に読み取った第2の画像データについて、前記白基準
    データによる画像処理を行い、 前記画像処理の結果が不良である場合、前記第2の画像
    データにおける当該不良の発生した位置を、前記補正白
    基準データとして格納することを特徴とする請求項4に
    記載の画像読取装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の画像データに基づいて前記ご
    み取り補正処理を行うことによる白基準データの作成
    と、これによる前記第2の画像データについての前記画
    像処理とを、複数回繰り返して実行し、前記画像処理の
    結果が不良でなくなった場合、前記補正白基準データを
    消去することを特徴とする請求項4に記載の画像読取装
    置の制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015225285A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2018056625A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法

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