JP2003323992A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2003323992A
JP2003323992A JP2003004884A JP2003004884A JP2003323992A JP 2003323992 A JP2003323992 A JP 2003323992A JP 2003004884 A JP2003004884 A JP 2003004884A JP 2003004884 A JP2003004884 A JP 2003004884A JP 2003323992 A JP2003323992 A JP 2003323992A
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voltage
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Takashi Osawa
孝 大沢
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Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成によって、素早く音響的共鳴現象
を検出し、音響的共鳴現象を回避する放電灯点灯装置を
得る。 【解決手段】 交流点灯する放電灯点灯装置において、
HIDバルブ5に供給される電圧を検出するPT21
と、HIDバルブ5に供給される電流を検出するCT1
・22と、PT21およびCT1・22による各検出値
に応じた各電圧値を加算した出力電力相当値を生成し、
その出力電力相当値の変動に応じたゆらぎ信号を出力す
るゆらぎ検出回路28と、ゆらぎ信号に応じてスイッチ
ングトランジスタ6に供給する制御信号のデューティ比
を変化させる制御回路36とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放電灯を交流点
灯する際に障害になる音響的共鳴現象を回避するための
出力変動検出にトランスを用い、応答性の良い制御を行
う放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の高電圧パルス発生回路によ
り点灯を行う放電灯点灯装置を示す回路図であり、図に
おいて、1は直流電源、2はDC/DCコンバータ、3
はH型ブリッジ、4は高電圧パルス発生回路、5はHI
D(High Intensity Discharg
e)バルブ(高輝度放電ランプ)である。また、DC/
DCコンバータ2において、6はスイッチングトランジ
スタ、7はトランス、8はダイオード、9はコンデンサ
である。H型ブリッジ3において、10a〜10dはス
イッチングトランジスタである。高電圧パルス発生回路
4において、11はコンデンサ、12は点灯用スイッ
チ、13は点灯用トランスである。
【0003】次に動作について説明する。HIDバルブ
5の点灯開始時には、直流電源1の電圧をスイッチング
トランジスタ6でスイッチングし、トランス7で昇圧
し、ダイオード8で整流することにより、コンデンサ9
に400V程度の直流電圧を蓄える。また、H型ブリッ
ジ3のスイッチングトランジスタ10a,10dをオン
して、HIDバルブ5の電極間にその直流電圧を供給す
る。さらに、高電圧パルス発生回路4において、点灯用
スイッチ12をオンして、コンデンサ11に蓄えられた
電圧を点灯用トランス13で昇圧し、20KV程度のパ
ルス電圧をHIDバルブ5の電極間に印加する。これに
より、HIDバルブ5は、放電を開始し、コンデンサ9
からHIDバルブ5の電極間に供給される直流電圧は、
400Vから20V、さらに、85V程度になる。その
後、H型ブリッジ3のスイッチングトランジスタ10a
〜10dを動作させ、交流電圧をHIDバルブ5に供給
することにより、通常点灯に移行する。
【0004】上記図9において、ダイオード8、コンデ
ンサ9、およびH型ブリッジ3を取り除けば、交流点灯
の放電灯点灯装置とすることができる。しかしながら、
交流点灯の放電灯点灯装置においてはしばしば音響的共
鳴現象が発生する。音響的共鳴現象が発生すれば、HI
Dバルブ5の電極間の放電アークがゆらぎ、発光が不安
定になる。さらに、大きな共鳴が発生すれば、放電アー
クがHIDバルブ5のガラス壁まで届く程にゆらぎ、ガ
ラス球を破壊することもある。なお、HIDバルブ5の
ガラス球形状と内部ガスの状態によって、共鳴周波数は
異なるが、必ずどこかの周波数で共鳴は発生し得る。現
状の低周波点灯装置において主流となっている低周波
は、この音響的共鳴現象がほとんど発生しない周波数範
囲である。換言すれば、安定な点灯を実現するために、
低周波を選択している。したがって、安定な低周波を外
れてHIDバルブ5を点灯するためには、音響的共鳴現
象の回避が必須である。古くから知られている事象では
あるが、音響的共鳴現象の回避の例としては、特許文献
1および特許文献2がある。
【0005】特許文献1においては、音響的共鳴現象の
回避するために、音響的共鳴現象検出手段と、周波数を
変化させる制御手段を用いた例であるが、音響的共鳴現
象検出手段として、HIDバルブの発光する光のゆらぎ
や、HIDバルブの電圧のみを検出している。なお、光
のゆらぎの検出には、精度の高い検出手段が必要とな
り、非現実的である。また、HIDバルブの電圧のみの
検出では、音響的共鳴現象を正確には捉え切れない。特
許文献2においては、HIDバルブの電圧と電流とを検
出し、演算手段や判断手段を用いて、音響的共鳴現象を
検出して、その周波数の回避を行うものであるが、演算
を行う前にフィルタ手段が必要であり、演算結果には時
間遅れが生じ、各々の位相がフィルタ手段によりずれる
ため、演算結果に時間的な誤差が生じる。したがって、
構成が極めて複雑になると共に、音響的共鳴現象を素早
く正確に検出することができない。
【0006】
【特許文献1】特開昭56−11895号公報
【特許文献2】特表平9−510046号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の放電灯点灯装置
は以上のように構成されているので、交流点灯の放電灯
点灯装置において、音響的共鳴現象の回避するための手
段として、特許文献1においては、音響的共鳴現象を正
確には捉え切れず、また、特許文献2においては、構成
が極めて複雑になると共に、音響的共鳴現象を素早く正
確に検出することができないなどの課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、簡単な構成によって、素早く音響
的共鳴現象を検出し、音響的共鳴現象を回避する放電灯
点灯装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る放電灯点
灯装置は、電圧検出手段および電流検出手段による各検
出値を加算した出力電力相当値の変動に応じたゆらぎ信
号を出力するゆらぎ検出回路を備え、ゆらぎ信号に応じ
てスイッチング回路を制御するようにしたものである。
【0010】この発明に係る放電灯点灯装置は、電圧検
出手段および電流検出手段のうちの少なくともどちらか
一方による検出値を用いて、生成された出力電力相当値
を補正する補正手段を備え、補正手段により補正された
出力電力相当値およびゆらぎ検出回路により出力された
ゆらぎ信号に応じて、スイッチング回路を制御するよう
にしたものである。
【0011】この発明に係る放電灯点灯装置は、電圧検
出手段および電流検出手段のうちの少なくともどちらか
一方による検出値を用いて、生成された出力電力相当値
および目標電力のうちのいずれか一方を補正する補正手
段を備え、補正手段により補正された出力電力相当値お
よび目標電力のうちのいずれか一方と、補正されていな
い他方と、ゆらぎ検出回路により出力されたゆらぎ信号
とに応じて、スイッチング回路を制御するようにしたも
のである。
【0012】この発明に係る放電灯点灯装置は、電圧検
出手段を、変圧器の2次側の補助巻線として設けるよう
にしたものである。
【0013】この発明に係る放電灯点灯装置は、電流検
出手段を、定電力制御用電流検出手段の2次側の補助巻
線として設けるようにしたものである。
【0014】この発明に係る放電灯点灯装置は、電流検
出手段を、抵抗により構成したものである。
【0015】この発明に係る放電灯点灯装置は、ゆらぎ
検出回路において、出力電力相当値を微分してゆらぎ信
号を出力する微分回路を備えたものである。
【0016】この発明に係る放電灯点灯装置は、放電灯
の電極間に高周波放電を発生させて点灯を開始するよう
にしたものである。
【0017】この発明に係る放電灯点灯装置は、放電灯
を高周波放電にて点灯させた後は、点灯周波数を低下さ
せるようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による交
流点灯の放電灯点灯装置を示す回路図であり、図におい
て、1は直流電源、5はHIDバルブ(高輝度放電ラン
プ:放電灯)、6はスイッチングトランジスタ(スイッ
チング回路)、7はトランス(変圧器)である。21は
トランス7の出力電圧を瞬時電力制御用として検出する
ポテンショントランス(以下、PTと言う:電圧検出手
段)、22はトランス7の出力電流を瞬時電力制御用と
して検出するカレントトランス(以下、CT1と言う:
電流検出手段)、23はトランス7の出力電流を定電力
制御用として検出するカレントトランス(以下、CT2
と言う:定電力制御用電流検出手段)、24はトランス
7の出力電圧を定電力制御用として電圧を制御回路に導
くダイオード(電圧検出手段)である。25は共振回路
であり、点灯開始時にHIDバルブ5に高電圧を印加し
て絶縁破壊を発生させるものである。26はインダク
タ、27はコンデンサである。28はPT21およびC
T1・22による各検出値に応じた各電圧値を加算した
出力電力相当値を検出する出力電力相当値検出回路であ
り、29a〜29dはダイオード、30はコンデンサ、
31は抵抗である。32は出力電力相当値を微分してゆ
らぎ信号を出力するコンデンサ(微分回路)であり、出
力電力相当値検出回路28とこのコンデンサ32により
ゆらぎ検出回路を構成するものである。33はダイオー
ド、34,37はコンデンサ、35,38は抵抗であ
る。36はCT2・23およびダイオード24からの出
力電流および出力電圧に応じてスイッチングトランジス
タ6に供給する制御信号のデューティ比又はスイッチン
グ周波数を変化させ、HIDバルブ5に供給する定電力
を制御すると共に、出力電力相当値検出回路28から出
力された出力電力相当値の変動を、コンデンサ32によ
り微分した電圧値(ゆらぎ信号)に応じて、スイッチン
グトランジスタ6に供給する制御信号のデューティ比又
はスイッチング周波数を変化させ、音響的共鳴現象を回
避する制御回路である。
【0019】図2は制御回路の詳細を示すブロック回路
図であり、図において、41はダイオード24を通じて
入力される出力電圧値から定電力制御用の目標電流を生
成する目標電流生成回路、42は+端子をその目標電流
に、−端子をCT2・23を通じて入力される定電力制
御用の出力電流にそれぞれ接続された演算増幅器、43
はのこぎり波発生回路、44は+端子をそののこぎり波
発生回路43に、−端子を演算増幅器42の出力にコン
デンサ32の出力であるゆらぎ信号の変動を加算した電
圧に、出力端子をスイッチングトランジスタ6のゲート
にそれぞれ接続された比較器である。
【0020】次に動作について説明する。図1におい
て、HIDバルブ5の点灯開始時には、直流電源1の電
圧をスイッチングトランジスタ6でスイッチングし、徐
々に周波数を高める。トランス7で昇圧された交流電圧
は、共振回路25に供給され、周波数がそれらインダク
タ26およびコンデンサ27に応じた共振周波数となっ
た場合に、コンデンサ27の両端に高電圧が発生し、H
IDバルブ5の電極間に高電圧が印加される。これによ
り、HIDバルブ5は、放電を開始する。また、CT2
・23は、トランス7の出力電流、すなわち、HIDバ
ルブ5に供給される電流を検出しており、ダイオード3
3、コンデンサ34および抵抗35により、整流、平滑
化された電圧値として、制御回路36に定電力制御用と
して供給される。また、ダイオード24は、トランス7
の出力電圧、すなわち、HIDバルブ5に供給される電
圧を検出しており、整流、平滑化された電圧値として、
制御回路36に定電力制御用として供給される。図2に
おいて、目標電流生成回路41では、ダイオード24を
通じて入力される出力電圧値から定電力制御用の目標電
流を生成する。例えば、目標電力が34Wである場合に
は、34W/電圧により目標電流が生成される。演算増
幅器42では、その目標電流とCT2・23を通じて入
力される定電力制御用の出力電流とを比較し、その差分
を増幅出力する。比較器44では、のこぎり波発生回路
43により発生されたのこぎり波と演算増幅器42の出
力信号とを比較して、スイッチングトランジスタ6に供
給する制御信号のデューティ比を変化させ、HIDバル
ブ5に供給する定電力を制御する。
【0021】次に、音響的共鳴現象の発生の検出および
その回避動作について説明する。図1において、PT2
1は、トランス7の出力電圧、すなわち、HIDバルブ
5に供給される電圧を検出し、CT1・22は、トラン
ス7の出力電流、すなわち、HIDバルブ5に供給され
る電流を検出する。ここで、HIDバルブ5の交流点灯
中に発生する音響的共鳴現象は、そのHIDバルブ5に
供給される出力電力に応じて発生し、その音響的共鳴現
象の発生時には、HIDバルブ5に供給される出力電力
が急激に変動する性質がある。この性質を利用して、出
力電圧相当値検出回路28では、PT21およびCT1
・22による各検出値を加算した電圧値から擬似的にH
IDバルブ5に供給される出力電力を検出し、ダイオー
ド29a〜29dにより整流し、コンデンサ30および
抵抗31により平滑化した出力電圧相当値を得る。さら
に、この出力電圧相当値をコンデンサ32により微分し
てゆらぎ信号を出力する。一般に、検出した出力電圧を
、出力電流をIとすると、出力電力は(V ×I
)を算出しなくてはならないため、回路を構成するこ
とは、非常に困難である。そこで、VとIとを加算
することにより近似的に求め、回路構成等を容易としつ
つ、出力電力をすばやく求めることが可能となる。すな
わち、 出力電力≒[{V×(巻数比)+I×(巻数比)}
−(オフセット値)]×(ゲイン値) とすれば良い。この時、オフセット値およびゲイン値は
放電灯点灯装置毎にその設計上の特性により求めて使用
すれば良い。さらに、オフセット値は、上記の式により
求められた近似出力電力を微分することにより、消去す
ることができ、ゆらぎ検出に出力電力相当値の微分を用
いることとすればオフセット値への考慮は不要となる。
また、ゲイン値は、回路中のコンデンサの特性等を調整
することにより適切な値とすることができる。ここで、
式の一例を示すと、PT21の巻数比を85:2.5、
CT1・22の巻数比を、0.4:2.5とした場合に
は、オフセット値を2.5とし、ゲイン値を13.6と
すれば良い。すなわち、85(V)、0.4(A)を定
格電圧、電流とすると、出力電力は、 V×I=85(V)×0.4(A)=34(W) 出力電力相当値は、 {{(85)×(2.5/85)+(0.4)×(2.5/0.4)}−
2.5}×13.6=34(W) となり、近似的に加算演算により出力電力相当値を求め
ることが可能となる。このように、PT21およびCT
1・22による各検出値を加算した電圧値に定数を加味
すれば擬似的にHIDバルブ5に供給される出力電力を
検出することができる。なお、PT21およびCT1・
22の出力を逆相になるように接続すれば、すなわち、
両者を減算(V−I)すれば、各々の変化量をより顕著
に検出することができる。コンデンサ32は、その出力
電力相当値検出回路28からの出力電力相当値を微分し
てゆらぎ信号として制御回路36に出力する。図2にお
いて、制御回路36では、演算増幅器42の出力信号
に、その微分によって得られたゆらぎ信号を重畳してい
るので、音響的共鳴現象が発生した場合には、そのゆら
ぎ信号の変動から、比較器44からスイッチングトラン
ジスタ6に供給する制御信号のデューティ比を変化さ
せ、HIDバルブ5に供給する電力を変化させ、音響的
共鳴現象を回避する。
【0022】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、出力電力相当値検出回路28では、PT21および
CT1・22による各検出値に応じた各電圧値を加算し
た電圧値から擬似的にHIDバルブ5に供給される出力
電力を検出し、制御回路36では、その出力電力相当値
の変動から、HIDバルブ5の交流点灯中に音響的共鳴
現象が発生したと判断して、スイッチングトランジスタ
6に供給する制御信号のデューティ比を変化させ、HI
Dバルブ5への出力電力を変化させる。HIDバルブ5
の交流点灯中に発生する音響的共鳴現象は、そのHID
バルブ5に供給される出力電力に応じて発生するので、
HIDバルブ5への出力電力を変化させることによっ
て、音響的共鳴現象を回避することができる。なお、ス
イッチング周波数を変化させても同様に音響的共鳴現象
を回避できる。また、出力電圧および出力電流の各検出
値を加算した電圧値から極めて容易に音響的共鳴現象を
検出することができると共に、フィルタ処理や演算に要
する時間遅れはなく、簡単な構成によって、素早く音響
的共鳴現象を検出し、音響的共鳴現象を回避することが
できる。さらに、出力電力相当値検出回路28から出力
された出力電力相当値を微分してゆらぎ信号として制御
回路36に出力するコンデンサ32を備えたので、ゆら
ぎ信号を応答性良く、制御回路36に伝えることがで
き、さらに、簡単な構成によって、素早く音響的共鳴現
象を検出し、音響的共鳴現象を回避することができる。
なお、瞬時電力制御用のPT21と定電力制御用のダイ
オード24は、いずれか1つの電圧検出手段で共用して
も良く、瞬時電力制御用のCT1・22と定電力制御用
のCT2・23は、いずれか1つの電流検出手段で共用
しても良い。
【0023】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2による交流点灯の放電灯点灯装置を示す回路図であ
り、図において、51はトランス7の2次側の補助巻線
(電圧検出手段)であり、図1におけるPT21をこの
補助巻線51で代用したものである。その他の構成につ
いては図1と同等である。HIDバルブ5への出力電力
は、トランス7の2次側から出力されるため、トランス
7の2次側に補助巻線51を設ければ、出力電力と相関
のある電圧を読み取ることができる。さらに、トランス
7の2次側の出力巻線と補助巻線51との巻数比を8
5:2.5にすれば、実施の形態1と同様の効果が得ら
れる。以上のように、この実施の形態2によれば、トラ
ンス7の2次側に補助巻線51を設ければ、PT21を
別途設ける必要はなく、構成を簡単にすることができ
る。
【0024】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3による交流点灯の放電灯点灯装置を示す回路図であ
り、図において、61は出力電流を検出するシャント抵
抗(電流検出手段)、62はシャント抵抗61に発生す
る電圧(出力電流相当)と、トランス7の2次側の補助
巻線51に発生する電圧(出力電圧相当)との加算値を
増幅する増幅器、63はダイオード、64はコンデン
サ、65は抵抗である。66はダイオード24からの出
力電圧を用いて、生成された出力電力相当値を補正し、
その補正された出力電力相当値に応じてスイッチングト
ランジスタ6に供給する制御信号のデューティ比又はス
イッチング周波数を変化させ、HIDバルブ5に供給す
る定電力を制御すると共に、コンデンサ32により出力
されたゆらぎ信号に応じて、スイッチングトランジスタ
6に供給する制御信号のデューティ比又はスイッチング
周波数を変化させ、音響的共鳴現象を回避する制御回路
である。その他の構成については図1と同等である。
【0025】図5は制御回路の詳細を示すブロック回路
図であり、図において、71は定常時34Wとなる固定
値の定電力制御用の目標電力を生成する目標電力生成回
路、72はダイオード24を通じて入力される出力電圧
を用いて、増幅器62によって生成された出力電力相当
値を補正する補正回路(補正手段)である。演算増幅器
42の+端子には目標電力が入力され、−端子には補正
された出力電力相当値が入力されるように接続されてい
る。その他の構成については図2と同等である。
【0026】次に動作について説明する。図4におい
て、シャント抵抗61は、その電圧降下によりトランス
7の出力電流、すなわち、HIDバルブ5に供給される
電流を検出し、トランス7の2次側の補助巻線51は、
トランス7の出力電圧、すなわち、HIDバルブ5に供
給される電圧を検出し、両者は加算される。ここで、シ
ャント抵抗61により発生する電圧降下は、上記実施の
形態1におけるCT1・22により発生する電圧に比べ
て微小なため、補助巻線51の巻数も同等に減じ、低下
した両者の加算値を増幅器62により必要なレベルにま
で増幅する。増幅された加算値は、ダイオード63によ
り整流され、コンデンサ64および抵抗65により平滑
化され、出力電圧相当値として制御回路66に出力され
る。また、コンデンサ32によりその出力電圧相当値が
微分され、ゆらぎ信号として制御回路66に出力され
る。さらに、ダイオード24を通じて入力され、コンデ
ンサ37および抵抗38により平滑化されたトランス7
の出力電圧が制御回路66に出力される。
【0027】図5において、目標電力生成回路71で
は、定常時34Wとなる固定値の定電力制御用の目標電
力を生成する。また、補正回路72では、ダイオード2
4を通じて入力される出力電圧を用いて、増幅器62に
よって生成された出力電力相当値の誤差を補正する。す
なわち、上記実施の形態1では、検出した出力電圧をV
、出力電流をIとし、出力電力をVとIとを加
算することにより近似的に求めたが、この出力電力相当
値と実際の出力電力とでは誤差が生じる。実施の形態1
では、実際の出力電力をP、出力電力相当値をP′とす
れば、 P =V×I P′=[{V×(巻数比)+I×(巻数比)}−
(オフセット値)]×(ゲイン値) としていた。ここで、 (巻数比) =(オフセット値)/(定格電圧) (巻数比) =(オフセット値)/(定格電流) (ゲイン値)=(定格電力) /(オフセット値) であるから、 P′=[{V/(定格電圧)+I/(定格電流)}
−1]×(定格電力) とすることができる。また、 P =V×I=(定格電力) とするならば、PとP′の関係は、 P′/P=(定格電流)/I+I/(定格電流)−
1 または、 P′/P=(定格電圧)/V+V/(定格電圧)−
1 となり、実際の出力電力をPと出力電力相当値をP′と
の誤差は、出力電圧V、または出力電流Iによって
求めることができる。そこで、この実施の形態3では、
補正回路72において、ダイオード24を通じて入力さ
れる出力電圧を用いて、出力電力相当値の誤差を補正す
るものである。演算増幅器42では、目標電力と補正さ
れた出力電力相当値とを比較し、その差分を増幅出力す
る。比較器44では、のこぎり波発生回路43により発
生されたのこぎり波と演算増幅器42の出力信号とを比
較して、スイッチングトランジスタ6に供給する制御信
号のデューティ比を変化させ、HIDバルブ5に供給す
る定電力を制御する。なお、上記実施の形態1同様、コ
ンデンサ32の出力によりゆらぎ信号が検出された場合
には、比較器44からスイッチングトランジスタ6に供
給する制御信号のデューティ比を変化させ、HIDバル
ブ5に供給する電力を変化させ、音響的共鳴現象を回避
する動作を行う。
【0028】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、補正回路72により出力電圧または出力電流の検出
値を用いて、出力電力相当値を補正するようにしたの
で、簡単な構成によって出力電力相当値を補正すること
ができると共に、より実際の出力電力に近い値によりス
イッチング回路を制御することができ、簡単な構成によ
って精度の高い電力制御を行うことができる。また、上
記実施の形態1では、定格電力を出力させるために、出
力電圧を取り入れ、最適な出力電流を目標電流として算
出して制御に用いていたが、この実施の形態3では、出
力電圧から目標電流を算出する必要がなく、目標電力に
より直接制御することができ、より応答性の良いフィー
ドバック制御ができる。さらに、シャント抵抗61によ
り出力電流を検出することで、CT1・22等に比べて
構成を簡単にすることができる。なお、瞬時電力制御用
の補助巻線51と定電力制御用のダイオード24は、い
ずれか1つの電圧検出手段で共用しても良い。また、こ
の実施の形態3における補正回路72は、ダイオード2
4によって検出された出力電圧の検出値を用いて、出力
電力相当値を補正したが、シャント抵抗61によって検
出された出力電流の検出値を用いて、出力電力相当値を
補正しても良い。
【0029】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4による制御回路の詳細を示すブロック回路図であ
り、図において、81はダイオード24を通じて入力さ
れる出力電圧を用いて、目標電力生成回路71により生
成された目標電力を補正する補正回路(補正手段)であ
る。その他の構成については図5と同等である。上記実
施の形態3では、補正回路72により出力電力相当値を
補正するように構成したが、この実施の形態4では、補
正回路81により目標電力生成回路71により生成され
た目標電力を補正するようにしたものである。以上のよ
うに、この実施の形態4によれば、補正回路81により
出力電圧または出力電流の検出値を用いて、目標電力を
補正するようにしたので、簡単な構成によって目標電力
を補正することができると共に、より実際の出力電力に
近い値によりスイッチング回路を制御することができ、
簡単な構成によって精度の高い電力制御を行うことがで
きる。
【0030】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5による交流点灯の放電灯点灯装置を示す回路図であ
り、図において、52はCT2・23の2次側の補助巻
線(電流検出手段)であり、図1におけるCT1・22
をこの補助巻線52で代用したものである。その他の構
成については図3と同等である。以上のように、この実
施の形態5によれば、CT1・22を別途設ける必要は
なく、構成を簡単にすることができる。
【0031】実施の形態6.図8はこの発明の実施の形
態6による交流点灯の放電灯点灯装置を示す回路図であ
り、図において、インダクタ26およびコンデンサ27
からなる共振回路25を削除したものである。その他の
構成については図7と同等である。この実施の形態6で
は、HIDバルブ5の電極間に高周波放電を発生させて
点灯を開始するようにしたものである。高周波は、制御
回路36の制御によるスイッチングトランジスタ6の動
作により発生される。実施の形態1と同様に、出力電力
相当値検出回路28から出力された出力電力相当値検出
信号を微分してゆらぎ信号として制御回路36に出力す
るコンデンサ32を備え、ゆらぎ信号を応答性良く制御
回路36に伝え、素早く音響的共鳴現象を回避すること
ができるので、HIDバルブ5に出力可能な周波数は、
広範囲に拡大することができる。HIDバルブ5に出力
される周波数をMHzあるいはそれ以上に拡大すれば、
HIDバルブ5の電極上のガスが絶縁破壊し、高周波コ
ロナ放電を発生し、電極間に電流が流れる。この高周波
コロナ放電をトリガにして、HIDバルブ5を点灯させ
る。その結果、高電圧を印加して絶縁破壊を発生させる
共振回路25等のイグナイタを不要にすることができ
る。
【0032】また、HIDバルブ5を高周波放電にて点
灯させた後は、点灯周波数を低下させる。この点灯周波
数の低下制御は、制御回路36によるスイッチングトラ
ンジスタ6の動作により行われる。HIDバルブ5の点
灯には、MHzあるいはそれ以上の高周波が必要なため
にラジオノイズとして放射される電力が少なからずある
ため、点灯を開始する一瞬以外は、ラジオノイズを発生
しない低い周波数で点灯する。また、スイッチングトラ
ンジスタ6およびトランス7の高周波特性は、低周波に
比べれば低く、高周波使用での効率が低下するため、高
周波動作は点灯を開始する一瞬だけで、点灯中は効率の
高い低周波で動作する。
【0033】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、音響的共鳴現象を回避して、高周波コロナ放電によ
り電極間に電流を流すことができるため、高電圧を印加
して絶縁破壊を発生させる共振回路25等のイグナイタ
を不要にすることができる。また、ラジオの周波数帯域
と重複するコロナ放電発生高周波によるラジオノイズの
発生を回避すると共に、スイッチングトランジスタ6お
よびトランス7の高周波動作による電力変換効率の低下
を回避することができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、電圧
検出手段および電流検出手段による各検出値を加算した
出力電力相当値の変動に応じたゆらぎ信号を出力するゆ
らぎ検出回路を備え、ゆらぎ信号に応じてスイッチング
回路を制御するように構成したので、ゆらぎ検出回路で
は、出力電圧および出力電流の各検出値を加算した電圧
値から擬似的に出力電力を算出でき、その出力電力相当
値の変動に応じたゆらぎ信号を検出する。また、そのゆ
らぎ信号から、放電灯の交流点灯中に音響的共鳴現象が
発生したと判断して、制御信号を変化させ、放電灯への
出力電力を変化させる。放電灯の交流点灯中に発生する
音響的共鳴現象は、その放電灯に供給される出力電力に
応じて発生するので、放電灯への出力電力を変化させる
ことによって、音響的共鳴現象を回避することができ
る。また、出力電圧および出力電流の各検出値を加算し
た電圧値から極めて容易に音響的共鳴現象を検出するこ
とができると共に、フィルタ処理や演算に要する時間遅
れはなく、簡単な構成によって、素早く音響的共鳴現象
を検出し、音響的共鳴現象を回避することができる効果
がある。
【0035】この発明によれば、電圧検出手段および電
流検出手段のうちの少なくともどちらか一方による検出
値を用いて、生成された出力電力相当値を補正する補正
手段を備え、補正手段により補正された出力電力相当値
およびゆらぎ検出回路により出力されたゆらぎ信号に応
じて、スイッチング回路を制御するように構成したの
で、簡単な構成によって出力電力相当値を補正すること
ができると共に、より実際の出力電力に近い値によりス
イッチング回路を制御することができ、簡単な構成によ
って精度の高い電力制御を行うことができる効果があ
る。
【0036】この発明によれば、電圧検出手段および電
流検出手段のうちの少なくともどちらか一方による検出
値を用いて、生成された出力電力相当値および目標電力
のうちのいずれか一方を補正する補正手段を備え、補正
手段により補正された出力電力相当値および目標電力の
うちのいずれか一方と、補正されていない他方と、ゆら
ぎ検出回路により出力されたゆらぎ信号とに応じて、ス
イッチング回路を制御するように構成したので、簡単な
構成によって出力電力相当値または目標電力を補正する
ことができると共に、より実際の出力電力に近い値によ
りスイッチング回路を制御することができ、簡単な構成
によって精度の高い電力制御を行うことができる効果が
ある。
【0037】この発明によれば、電圧検出手段を、変圧
器の2次側の補助巻線として設けるように構成したの
で、変圧器の2次側に補助巻線を設ければ、電圧検出手
段を別途設ける必要はなく、構成を簡単にすることがで
きる効果がある。
【0038】この発明によれば、電流検出手段を、定電
力制御用電流検出手段の2次側の補助巻線として設ける
ように構成したので、電流検出手段を別途設ける必要は
なく、構成を簡単にすることができる効果がある。
【0039】この発明によれば、電流検出手段を、抵抗
により構成したので、電流検出手段の構成を簡単にする
ことができる効果がある。
【0040】この発明によれば、ゆらぎ検出回路におい
て、出力電力相当値を微分してゆらぎ信号を出力する微
分回路を備えるように構成したので、応答性の良いゆら
ぎ信号を伝えることができ、さらに、簡単な構成によっ
て、素早く音響的共鳴現象を検出し、音響的共鳴現象を
回避することができる効果がある。
【0041】この発明によれば、放電灯の電極間に高周
波放電を発生させて点灯を開始するように構成したの
で、音響的共鳴現象を回避して、高周波コロナ放電によ
り電極間に電流を流すことができるため、高電圧を印加
して絶縁破壊を発生させる共振回路等のイグナイタを不
要にすることができる効果がある。
【0042】この発明によれば、放電灯を高周波放電に
て点灯させた後は、点灯周波数を低下させるように構成
したので、ラジオの周波数帯域と重複するコロナ放電発
生高周波によるラジオノイズの発生を回避すると共に、
スイッチング回路および変圧器の高周波動作による電力
変換効率の低下を回避することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による交流点灯の放
電灯点灯装置を示す回路図である。
【図2】 制御回路の詳細を示すブロック回路図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態2による交流点灯の放
電灯点灯装置を示す回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による交流点灯の放
電灯点灯装置を示す回路図である。
【図5】 制御回路の詳細を示すブロック回路図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態4による制御回路の詳
細を示すブロック回路図である。
【図7】 この発明の実施の形態5による交流点灯の放
電灯点灯装置を示す回路図である。
【図8】 この発明の実施の形態6による交流点灯の放
電灯点灯装置を示す回路図である。
【図9】 従来の高電圧パルス発生回路により点灯を行
う放電灯点灯装置を示す回路図である。
【符号の説明】
1 直流電源、5 HIDバルブ(高輝度放電ランプ:
放電灯)、6 スイッチングトランジスタ(スイッチン
グ回路)、7 トランス(変圧器)、21 ポテンショ
ントランス(電圧検出手段)、22 カレントトランス
(電流検出手段)、23 カレントトランス(定電力制
御用電流検出手段)、24 ダイオード(電圧検出手
段)、25 共振回路、26 インダクタ、27,3
0,34,37,64 コンデンサ、28 出力電力相
当値検出回路、29a〜29d,33,63 ダイオー
ド、31,35,38,65 抵抗、32 コンデンサ
(微分回路)、36,66 制御回路、41 目標電流
生成回路、42 演算増幅器、43 のこぎり波発生回
路、44 比較器、51 補助巻線(電圧検出手段)、
52 補助巻線(電流検出手段)、61 シャント抵抗
(電流検出手段)、62増幅器、71 目標電力生成回
路、72,81 補正回路(補正手段)。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源に接続され、制御信号に応じてオン
    オフして矩形波を発生するスイッチング回路と、 上記スイッチング回路により発生された矩形波を昇圧し
    て放電灯に供給する変圧器と、 上記変圧器の出力電圧を検出する電圧検出手段と、 上記変圧器の出力電流を検出する電流検出手段と、 上記電圧検出手段および上記電流検出手段による各検出
    値を加算して出力電力相当値を生成し、その出力電力相
    当値の変動に応じたゆらぎ信号を出力するゆらぎ検出回
    路とを備え、 上記ゆらぎ検出回路により出力されたゆらぎ信号に応じ
    て、上記スイッチング回路を制御することを特徴とする
    放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 電圧検出手段および電流検出手段のうち
    の少なくともどちらか一方による検出値を用いて、生成
    された出力電力相当値を補正する補正手段を備え、 上記補正手段により補正された出力電力相当値およびゆ
    らぎ検出回路により出力されたゆらぎ信号に応じて、ス
    イッチング回路を制御することを特徴とする請求項1記
    載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 電圧検出手段および電流検出手段のうち
    の少なくともどちらか一方による検出値を用いて、生成
    された出力電力相当値および目標電力のうちのいずれか
    一方を補正する補正手段を備え、 上記補正手段により補正された出力電力相当値および目
    標電力のうちのいずれか一方と、補正されていない他方
    と、ゆらぎ検出回路により出力されたゆらぎ信号とに応
    じて、スイッチング回路を制御することを特徴とする請
    求項1記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 電圧検出手段は、変圧器の2次側の補助
    巻線として設けられたことを特徴とする請求項1記載の
    放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 変圧器の出力電流を検出し、その平均化
    した出力電流を定電力制御用として出力する定電力制御
    用電流検出手段の2次側の補助巻線としてゆらぎ検出用
    の電流検出手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 電流検出手段は、抵抗により構成された
    ことを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】 ゆらぎ検出回路は、出力電力相当値を微
    分してゆらぎ信号を出力する微分回路を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】 放電灯の電極間に高周波放電を発生させ
    て点灯を開始することを特徴とする請求項1記載の放電
    灯点灯装置。
  9. 【請求項9】 放電灯を高周波放電にて点灯させた後
    は、点灯周波数を低下させることを特徴とする請求項8
    記載の放電灯点灯装置。
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