JP2003323783A - 情報記録媒体、情報記録再生装置及び情報記録再生方法 - Google Patents

情報記録媒体、情報記録再生装置及び情報記録再生方法

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JP2003323783A JP2002127417A JP2002127417A JP2003323783A JP 2003323783 A JP2003323783 A JP 2003323783A JP 2002127417 A JP2002127417 A JP 2002127417A JP 2002127417 A JP2002127417 A JP 2002127417A JP 2003323783 A JP2003323783 A JP 2003323783A
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哲二郎 近藤
Junichi Ishibashi
淳一 石橋
Takashi Sawao
貴志 沢尾
Shizuo Chikaoka
志津男 近岡
Naoki Fujiwara
直樹 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メイン情報を構成する多数のセル情報の再生
順序情報を保有して、最適なセル情報を選択する。 【解決手段】 メイン情報記録領域に記録されるメイン
情報が、再生順序を設定されることによってマルチスト
ーリ展開が図られて再生されるそれぞれ独立した多数の
セル情報からなる。各セル情報の再生順序を規定する複
数の再生順序情報を、メイン情報記録領域に対するメイ
ン情報の記録形態により定義付けされて保有する。再生
順序情報に基づいてセル情報の選択が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに独立した多
数のセル情報を任意に選択して再生することによりマル
チストーリ展開が図られる音楽や映像等の各種コンテン
ツからなるメイン情報を記録した情報記録媒体及びこの
情報記録媒体を用いる情報記録再生装置、情報記録再生
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の電子化情報は、近年、機器の多機
能化や高性能化或いは高容量処理化等の開発促進、画像
圧縮技術等の処理技術の向上、インターネット等による
利用環境の整備或いは処理速度や通信速度の向上等によ
って利用促進が図られている。電子化情報は、例えば機
器内に備えられたハードディスクや半導体メモリ等の固
定記憶手段或いは機器に挿脱操作されて持ち運び自在な
光ディスクや光磁気ディスク、磁気ディスク等の可搬型
記録媒体(以下、情報記録媒体と総称する。)に記録さ
れ、情報再生装置や情報記録再生装置(以下、情報記録
再生装置と総称する。)によって再生されるとともに適
宜の情報記録媒体に記録される。
【0003】情報記録媒体は、一般に記録領域がメイン
情報を記録するメイン情報記録領域と制御信号等を記録
する制御信号記録領域とにフォーマット化され、メイン
情報記録領域にメイン情報を記録する際にその記録位置
や時間或いは記録方法等の制御情報が制御信号記録領域
に記録される。従来の情報記録媒体は、ユーザが情報記
録再生装置によってメイン情報を再生する際に、制御信
号記録領域から制御信号が読み出されて個々のメイン情
報が一義的に制御されて再生が行われる。したがって、
従来の情報記録媒体は、メイン情報のランダム再生やラ
ンダム記録が可能ではあるが、上述した条件に基づいて
固定した情報として記録されユーザが指定した順序にし
たがって情報記録再生装置によって各メイン情報の再生
が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】情報記録媒体は、もっ
ぱら様々な電子情報(メイン情報)を記録する記録手段
として位置付けられており、情報記録再生装置側の記録
再生操作によってその活用が図られる。従来の情報記録
媒体には、容量的制限もあり、記録されるメイン情報毎
の再生実績や再生順序等の再生操作に関する履歴情報を
保有していない。情報記録媒体は、提供者やユーザが各
メイン情報の再生操作の履歴情報を利用することによ
り、特定の情報記録再生装置を使用する条件を不要とし
て特化された新たな使用態様を作り出すことが可能とな
る。
【0005】情報記録媒体には、例えばロールプレィイ
ングゲームソフトウェアのように互いに独立した多数の
ストーリ情報(本明細書においてはセル情報と称す
る。)からなるメイン情報を記録したものが提供されて
いる。ロールプレィイングゲームは、ユーザが表示画面
の適宜の位置をクリック操作することにより所定のセル
情報が選択されてその後のストーリ展開が図られるよう
になる。ロールプレィイングゲームにおいては、ユーザ
がゲーム途中でプレィを終了操作することにより、進行
経過が情報記録媒体中にセーブされる。ロールプレィイ
ングゲームは、いわゆるマルチストーリ展開が図られる
ことによりユーザに対して多様性のあるロールプレィグ
ゲームの多様性を提供するとともにストーリ展開毎に思
わぬエンディングが提供されるといった特徴を有してい
る。
【0006】しかしながら、従来のロールプレィイング
ゲームは、各セル情報の再生順序を規定する多数のプロ
グラム情報がメイン情報の一部として予め情報記録媒体
に記録されており、このプログラム情報に基づいて所定
のセル情報が選択されて再生されることでストーリ展開
が図られるようになっている。従来のロールプレィイン
グゲーム用情報記録媒体は、ユーザ側で各セル情報を任
意に選択しかつそれらの再生順序を任意に設定すること
によって独自のストーリ展開を創作するといった機能を
有するものでは無い。したがって、情報記録媒体は、上
述した機能と各セル情報の再生順序の履歴情報とを保有
してこれらを適宜活用することで、ユーザに対してゲー
ムの多様性とオリジナル性の高いロールプレィイングゲ
ームの提供が可能となる。
【0007】また、情報記録媒体には、例えば各種の音
楽情報を記録再生する光磁気ディスク(CD−R)や映
画を記録再生する映画用多目的光ディスク(DVD)が
提供されている。従来の映画用DVDは、多数のシーン
からなる各セル情報が時系列的に固定された情報として
記録されており、ユーザが情報記録再生装置側での再生
操作を行う際にあるセル情報を指定することで再生位置
を任意に選択してこのセル情報から所定のストーリ展開
にしたがったセル情報が順次再生される。映画用DVD
は、上述した各セル情報の再生順序履歴情報を保有する
ことで、例えばユーザに各セル情報を自由に組み合せて
再生させるとともに各セル情報の再生順序によって隠し
セル情報として保有する所定のエンディング画面を提供
するといった作品も可能なり、ユーザの満足度を向上さ
せるとともにクリエータの製作自由度を大きく拡げるこ
とを可能とする。
【0008】さらに、音楽用情報記録媒体は、ユーザが
情報記録再生装置により指定した曲目(セル情報)から
各セル情報が記録順序にしたがって順次再生される。音
楽用情報記録媒体は、上述した各セル情報の再生順序履
歴情報を保有することで、例えば時間やユーザの気分等
により音調が似通った曲目のセル情報のみを選択して順
次再生することが可能とされるとともに、情報記録媒体
の選択・交換操作が不要となることで使い勝手の向上が
図られるようになる。また、音楽用情報記録媒体は、例
えば記録されたセル情報をランダム再生する場合におい
ても、未再生のセル情報を自動的に再生することが可能
となる。
【0009】情報記録媒体においては、上述したように
メイン情報を構成する多数のセル情報のそれぞれの再生
実績や再生順序の履歴情報を保有し、これらの履歴情報
に基づいて各セル情報の再生順序等の制御を行うように
すれば上述した種々の新規な利用形態が可能となる。し
かしながら、情報記録媒体は、情報の記録容量に制限が
あり、新たな制御信号や情報を記録することはメイン情
報の記録容量を低下させることで実現が困難であった。
【0010】したがって、本発明は、音楽や映像等の各
種コンテンツからなるメイン情報を構成する多数のセル
情報毎に再生順序情報をメイン情報の記録容量を損なう
ことなく保有することで付加価値を高めた情報記録媒体
及びこの情報記録媒体を用いて独自のストーリ展開を可
能とする情報記録再生装置及び情報記録再生方法を提供
することを目的に提案されたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかる情報記録媒体は、メイン情報記録領域に
記録されるメイン情報が、再生順序を設定されることに
よってマルチストーリ展開が図られて再生されるそれぞ
れ独立した多数のセル情報からなり、各セル情報を選択
するとともに再生順序を規定して再生を行った際の再生
順序情報と、これら各再生順序情報毎の再生実績に関す
る再生実績情報と、各再生順序情報毎の基準再生回数情
報とを付加情報としてメイン情報記録領域に対するメイ
ン情報の記録形態により定義付けして保有する。
【0012】以上のように構成された本発明にかかる情
報記録媒体によれば、各セル情報の再生順序情報と、こ
れら再生順序情報毎の再生実績情報と、各再生順序情報
毎の基準再生回数情報とを付加情報としてメイン情報の
記録形態によって定義付けして保有することから、これ
ら付加情報を利用して再生及び記録動作を制御すること
によりメイン情報の記録容量を保持して多機能化が図ら
れる。情報記録媒体によれば、ユーザにより設定された
再生順序に基づいて各セル情報が順次選択されてマルチ
ストーリ展開が図られてメイン情報の再生が行われる
が、検出された各再生順序情報に基づく再生実績情報と
基準再生回数情報との比較結果により情報記録再生装置
を固有モードに制御することを可能とする。
【0013】情報記録媒体によれば、再生実績情報と基
準再生回数情報との比較結果が制御信号として利用さ
れ、例えば再生順序が最後のセル情報に続いて記録した
セル情報の中から未再生分セル情報を選択して再生する
ことにより思わぬストーリ展開が可能となる。情報記録
媒体によれば、再生操作を禁止されてメイン情報記録領
域に記録された複数のセル情報の1つを選択するととも
に、この選択セル情報を再生順序が最後のセル情報に続
いて再生することを可能とする。情報記録媒体によれ
ば、再生順序情報に基づいて各セル情報が所定の順序で
再生されたことを検出することにより、情報記録再生装
置と接続された外部情報配信機関から再生順序が最後の
セル情報に続いて再生される追加セル情報或いは新規メ
イン情報の配信を受けることを可能とする。
【0014】また、上述した目的を達成する本発明にか
かる情報記録再生装置は、メイン情報記録領域に記録さ
れるメイン情報が、再生順序を設定されることによって
マルチストーリ展開が図られて再生されるそれぞれ独立
した多数のセル情報からなり各セル情報を選択するとと
もに再生順序を規定して再生を行った際の再生順序情報
と、これら各再生順序情報毎の再生実績に関する再生実
績情報と、各再生順序情報毎の基準再生回数情報とを付
加情報としてメイン情報記録領域に対するメイン情報の
記録形態により定義付けして保有する情報記録媒体が用
いられる。情報記録再生装置は、ユーザによって各セル
情報の再生条件の設定操作を行う操作部と、ユーザによ
り任意に選択されて設定されるセル情報に関する第2の
再生順序情報に基づいて情報記録媒体から各セル情報を
順次再生するとともに再生順序情報を検出する再生部
と、再生操作の終了に伴って情報記録媒体にメイン情報
を異なる記録形態を以って記録することにより当該再生
操作に関する情報を定義付けして情報記録媒体に保有さ
せる記録部と、各部に対して制御信号を出力する制御部
とを備えてなる。
【0015】以上のように構成された本発明にかかる情
報記録再生装置によれば、再生部において情報記録媒体
からユーザによって設定された再生順序にしたがって各
セル情報を順次再生することにより、独自のストーリ展
開が図られるようにする。情報記録再生装置は、各セル
情報の再生操作に際して再生順序情報に基づく再生実績
情報と基準再生回数情報とを比較してその検出信号を制
御部に出力する。情報記録再生装置は、制御部から各部
に対して検出信号に基づく制御信号を出力することによ
り、再生操作及び記録操作が固有モードに制御される。
情報記録再生装置は、例えば再生部において再生順序が
最後のセル情報に続いて再生するセル情報を選択するこ
とにより思わぬストーリ展開が図られるようにする。情
報記録再生装置は、再生操作の終了に伴って記録部によ
り各セル情報を異なる記録形態を以ってそれぞれ記録す
ることにより情報記録媒体に当該再生操作に関する再生
順序情報を保有させるとともに再生実績情報を更新す
る。
【0016】情報記録再生装置によれば、再生実績情報
と基準再生回数情報との比較結果に基づいて、例えば外
部入出力部を介して外部情報配信装置から配信される再
生順序が最後のセル情報に続いて再生される追加セル情
報或いは新規メイン情報の受信が可能となる。情報記録
再生装置によれば、例えば外部入出力部を介して外部課
金処理機関との間で所定の対価支払い処理を行うことに
より、外部情報配信機関から有償で配信される追加セル
情報や新規メイン情報の受信が可能となる。
【0017】さらに、上述した目的を達成する本発明に
かかる情報記録再生方法は、メイン情報記録領域に記録
されるメイン情報が、再生順序を設定されることによっ
てマルチストーリ展開が図られて再生されるそれぞれ独
立した多数のセル情報からなり各セル情報を選択すると
ともに再生順序を規定して再生を行った際の再生順序情
報と、これら各再生順序情報毎の再生実績に関する再生
実績情報と、各再生順序情報毎の基準再生回数情報とを
付加情報としてメイン情報記録領域に対するメイン情報
の記録形態により定義付けして保有する情報記録媒体が
用いられる。情報記録再生方法は、操作部と、情報記録
媒体からメイン情報を再生するとともに再生順序情報を
検出する再生部と、再生操作の終了に伴って情報記録媒
体に各セル情報を記録する記録部と、各部に対して制御
信号を出力する制御部とを備える情報記録再生装置が用
いられる。
【0018】情報記録再生方法は、再生部に情報記録媒
体を装填する処理と、ユーザによるメイン情報の再生条
件の設定に際して各セル情報の再生順序を設定して再生
順序情報を生成する処理と、再生部において第2の再生
順序情報に基づいて情報記録媒体から所定のセル情報を
選択して順次再生する処理と、再生部において情報記録
媒体に保有された各再生順序情報毎の再生実績情報を検
出して制御部に出力する処理と、制御部から各部に対し
て再生実績情報に基づいて再生操作と記録操作とを固有
モードに制御する制御信号を出力する処理と、記録部に
おいて再生操作の終了に伴って情報記録媒体に各セル情
報を異なる記録形態を以って記録することにより当該再
生操作の再生実績情報を更新する定義付けして記録する
処理とが行われる。
【0019】本発明にかかる情報記録再生方法によれ
ば、再生操作に際して各再生順序情報に基づく再生実績
情報と基準再生回数情報とが比較されて検出信号が出力
されることによって、この検出信号に基づいて固有モー
ドに制御された再生操作及び記録操作が行われるように
なる。情報記録再生方法によれば、例えば再生部におい
て再生順序が最後のセル情報に続いて再生されるセル情
報の選択が行われ、記録部において再生操作の終了に伴
って各セル情報を異なる記録形態を以ってそれぞれ記録
することにより、情報記録媒体に更新された再生順序情
報の再生実績情報が保有されるようになる。
【0020】情報記録再生方法によれば、ユーザによっ
て設定された再生順序にしたがって各セル情報を順次再
生するとともに再生実績情報と基準再生回数情報との比
較結果に基づいて、例えば所定のセル情報を選択して再
生することによりユーザが思っていない独自のストーリ
展開が図られるようにする。情報記録再生方法によれ
ば、再生実績情報と基準再生回数情報との比較結果に基
づいて、例えば外部入出力部を介して外部情報配信装置
から配信される再生順序が最後のセル情報に続いて再生
される追加セル情報或いは新規メイン情報の受信が可能
となる。情報記録再生方法によれば、例えば外部入出力
部を介して外部課金処理機関との間で所定の対価支払い
処理を行うことにより、外部情報配信機関から有償で配
信される追加セル情報や新規メイン情報の受信が可能と
なる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。実施の形態として
図1に示した情報記録再生装置1は、詳細を後述する情
報記録媒体2が用いられ、この情報記録媒体2に対して
音楽情報や映像情報或いはデータ情報等の各種メイン情
報Mを所定の記録形態によって記録する。情報記録再生
装置1は、装填された情報記録媒体2から制御信号情報
SMとともに所定のメイン情報Mを読み出して再生する
が、メイン情報Mの記録形態に基づいて付加情報(トリ
ガー情報)AMを定義付けするとともにメイン情報Mを
再生する際にこの付加情報AMを検出することにより再
生操作や記録動作等が情報記録媒体2に応じて固有モー
ドに制御される。情報記録媒体2は、詳細を後述するよ
うにメイン情報Mの記録形態によってそれぞれ固有の付
加情報AMを保有する。情報記録再生装置1は、再生操
作を終了すると、情報記録媒体2に対してメイン情報M
を所定の記録形態を以って記録することにより付加情報
AMを更新する。
【0022】情報記録再生装置1は、詳細を後述するよ
うに有線や無線等の適宜の接続手段を介して外部情報配
信機関3と接続されることによって、この外部情報配信
機関3に対してメイン情報Mとともに付加情報AMとし
て記録された各種の情報提供を行うとともに所定の条件
の下に新規メイン情報NMの提供を受ける。情報記録再
生装置1は、新規メイン情報NMについても所定の記録
形態によって記録することにより、情報記録媒体2に付
加情報AMを保有させる。情報記録再生装置1は、詳細
を後述するように有線や無線等の適宜の接続手段を介し
て外部課金処理機関4と接続されることにより、例えば
外部情報配信機関3から新規メイン情報NMの提供を受
ける際にこの外部課金処理機関4との間で課金処理を行
うようにする。情報記録再生装置1は、上述した外部情
報配信機関3との間の新規メイン情報NMの配信処理及
び外部課金処理機関4との間の課金処理に際して、固有
に保有された付加情報AMに基づいて各情報記録媒体2
に応じてそれぞれ個別の処理を行う。
【0023】情報記録再生装置1は、図1に示すように
それぞれ詳細を後述する操作部11と、制御部12と、
情報記録媒体2が挿脱操作される記録再生部13と、外
部入出力部14とを備えている。情報記録再生装置1
は、図示を省略するが情報記録媒体2を駆動する駆動部
や、各部に対して電源供給を行う電源部或いはスピーカ
や表示器等の出力手段等を備えている。情報記録再生装
置1は、例えば携帯型や据置型の専用装置として構成さ
れてもよく、またパーソナルコンピュータ等に組み込ま
れて構成されてもよい。情報記録再生装置1は、専用装
置や組込装置等の構成態様により、各部が後述する構成
に限定されるものでは無いことは勿論である。
【0024】情報記録媒体2として用いられる例えば光
磁気ディスクの基本的構成を図2に示す。光磁気ディス
ク2は、一般にディスクの定義情報やコントロール条件
等の制御信号情報SMが、内周領域と外周領域都とに構
成されたコントロールトラック領域5a、5bにそれぞ
れが記録される。光磁気ディスク2は、内外のコントロ
ールトラック領域5a、5b間の領域がフォーマット領
域として、ユーザによるメイン情報Mの記録領域6とし
て構成される。光磁気ディスク2には、メイン情報記録
領域6にスパイラル状或いは同心円状に記録トラック7
が形成され、図3に示すようにメイン情報Mのデータが
例えばピット形式で記録される。
【0025】光磁気ディスク2においては、一般に図3
の中央部の記録トラック7aに示すように、メイン情報
Mのデータを記録するデータピットp1〜p3がそれぞ
れトラック中心線l上に位置して記録される。また、光
磁気ディスク2は、メイン情報Mに上述した付加情報A
Mを定義付けするために、所定範囲のデータを記録する
データピットがトラック中心線lに対してトラック制御
可能な範囲で上下にズラされて記録される。すなわち、
光磁気ディスク2は、メイン情報MのデータM2のデー
タピットp4〜p6が記録トラック7bのトラック中心
線に対してΔx分上側にズラして記録される。また、光
磁気ディスク2は、データM3のデータピットp7〜p
9が記録トラック7cのトラック中心線lに対してΔx
分下側にズラして記録される。
【0026】光磁気ディスク2においては、このように
メイン情報Mの一定範囲のデータM1〜M3が記録トラ
ック7に対する記録形態を異にして記録されるようにす
る。光磁気ディスク2は、メイン情報Mを再生する際
に、トラック中心線lに対してΔx分位置ズラして記録
された各データM1〜M3の出力にジッターが生じる。
したがって、光磁気ディスク2は、このジッター量の差
異を検出することによって、例えば上側領域に形成され
たピットp4〜p6の出力に「0」、下側領域に形成さ
れたピットp7〜p9の出力に「1」の符号化を行うこ
とによって後述する種々の付加情報AMを定義付けする
ことが可能となる。
【0027】光磁気ディスク2は、例えばメイン情報M
のある領域のデータについて、最初に〔1,0,0〕に
配列して記録を行うことにより付加情報AMの記録開始
領域を定義付けするとともに最後に〔0,0,1〕に配
列して記録を行うことにより付加情報AMの記録終了領
域を定義付けする。光磁気ディスク2は、この間の領域
内に所定の配置で記録を行うことにより、付加情報AM
の内容を定義付けしてなる。光磁気ディスク2は、かか
るメイン情報Mの記録形態によって、固有の付加情報A
Mを保有する。
【0028】なお、情報記録媒体2には、上述した光磁
気ディスクばかりでなく、例えば光ディスク、磁気ディ
スク或いは半導体メモリ等の適宜の情報記録媒体が用い
られる。情報記録媒体2は、1個であっても複数個であ
ってもよく、カートリッジに組み込まれたものであって
もよい。情報記録媒体2は、記録層が1層であっても多
層であってもよい。情報記録媒体2は、情報記録再生装
置1が例えばパーソナルコンピュータに組み込まれる場
合に、本体装置側の磁気ディスクであってもよい。情報
記録媒体2は、付加情報AMを定義付けすることにより
メイン情報Mの記録形態が、上述したトラック中心線に
対する位置ズレ記録に限定されるものでは無い。情報記
録媒体2は、例えば付加情報AMを定義付けする各デー
タM1〜M3について、トラック進行方向に対して基準
位置をズラして記録するようにしてもよい。情報記録媒
体2は、付加情報AMのデータ量に応じてこれを定義付
ける対象のデータM1〜M3が適宜設定される。情報記
録媒体2は、メイン情報記録領域6に容量的に余裕があ
る場合には、この領域内に一部の付加情報AMについて
メイン情報Mの記録形態によらずに直接記録するように
してもよい。
【0029】従来の情報記録媒体においては、予めコン
トロールトラック領域に記録される制御信号情報SMに
加えて新たな制御信号情報を保有するためには、メイン
情報記録領域6の容量が損なわれてしまう。情報記録媒
体2においては、上述したようにメイン情報Mを記録形
態を異にして記録することによって種々の固有の付加情
報AMを定義付けして保有することから、メイン情報記
録領域6の記録容量が保持されるとともに情報記録再生
装置1の種々の動作制御を可能とする。
【0030】情報記録媒体2は、共通の制御信号情報S
Mとともに、上述したように様々な付加情報AMを固有
に保有することが可能である。付加情報AMとしては、
例えば図4に示すように、情報記録媒体2に記録された
各メイン情報Mの識別情報AM−1、特徴量情報AM−
2、ログ情報AM−3或いは再生順序を規定するリンク
情報AM−4、基準情報AM−5等が定義付けされる。
識別情報AM−1としては、情報記録媒体2に属する識
別情報AM−1−1と、情報記録媒体2に記録された各
メイン情報Mに属する識別情報AM−1−2とが定義付
けされる。記録媒体識別情報AM−1−1は、例えば情
報記録媒体2のID情報、グレードIDや記録更新可否
等のユーザに個別に付与された権限情報或いはユーザの
パスワードやID情報等からなる。記録媒体識別情報A
M−1−1については、メイン情報Mの再生操作に際し
て特に更新する必要が無い場合には、所定のメイン情報
Mに付帯してメイン情報記録領域6内に固定的に記録さ
れるようにしてもよい。
【0031】特徴量情報AM−2としては、例えばメイ
ン情報Mが画像情報である場合に、画像内における動き
ベクトル等を定義付けする情報等からなる。この特徴量
情報AM−2も、メイン情報Mの再生操作に際して特に
更新する必要が無く、所定のメイン情報Mに付帯してメ
イン情報記録領域6内に固定的に記録される。ログ情報
AM−3としては、ユーザによって後述する複数のセル
情報CMを選択してその順序を規定して再生を行った内
容に関する再生順序情報(第1の再生順序情報)AM−
3−1、これら各再生順序情報AM−3−1毎の再生実
績に関する再生実績情報AM−3−2、再生操作の際の
ボリュウム値情報AM−3−3、環境情報AM−3−4
等が定義付けられる。ログ情報AM−3は、例えば再生
順序情報AM−3−1や再生実績情報AM−3−2或い
は環境情報AM−3−4等が各メイン情報Mを再生操作
の終了後に再記録される際に更新される。
【0032】ボリュウム値情報AM−3−3は、メイン
情報Mを再生操作する際に調整されるパラメータ情報で
あり、例えば音量や音質(イコライザ)或いは画質調整
量、画像情報の解像度や明るさ等のコントロール情報を
定義付けする。ボリュウム値情報AM−3−3は、例え
ば再生操作を終了するとその設定値が情報記録媒体2に
記録されることにより、記録再生装置1の電源が切られ
たり情報記録媒体2が取り出された際に設定値がリセッ
トされても媒体固有の条件で再生操作を可能とする。環
境情報AM−3−4としては、各メイン情報M毎に、そ
の再生操作を行った時間や時間帯或いはその際の温度や
湿度、気候等の情報が定義付けられる。なお、環境情報
AM−3−4は、再生操作を行う毎に随時蓄積される
が、一定の範囲で古い順から消去するようにしてもよ
い。
【0033】リンク情報AM−4としては、例えば情報
記録媒体2に記録された複数のメイン情報Mが互いに再
生順序を関連付けられて順次再生されるように規定する
情報が定義付けされる。情報記録媒体2は、情報記録再
生装置1に装填されると、再生部16によりリンク情報
AM−4が検出されて、ユーザにより任意に設定された
順序によって複数のメイン情報Mの再生が行われるよう
になる。リンク情報AM−4は、詳細を後述するように
メイン情報Mとして異なるストーリ展開の情報が記録さ
れている場合に、ユーザにより設定されたメイン情報に
関連する他のメイン情報を選択してストーリ展開を異に
した再生操作が行われるように制御する制御信号として
も用いられる。
【0034】基準情報AM−5としては、後述する各セ
ル情報CMを組合せた再生順序を規定する再生順序情報
毎に基準の再生回数を規定する基準再生回数情報AM−
5−1や、選択基準テーブルAMT等からなる。基準再
生回数情報AM−5−1は、後述するようにユーザによ
って第1の再生順序情報AM−3−1が設定された場合
に、その再生実績情報AM−3−2との比較が行われ
る。選択基準テーブルAMTは、比較結果に基づいて第
1の再生順序情報AM−3−1によって設定された各セ
ル情報CMの最後に再生されるセル情報に続いて再生さ
れる第2のセル情報CM2から所定のセル情報を選択す
るテーブルである。
【0035】情報記録媒体2には、上述したように各種
のメイン情報Mがメイン情報記録領域6に各種の付加情
報AMを定義付けする記録形態を以って記録されるが、
図5に示すようにそれぞれ互いに独立した多数のセル情
報CMによって構成してこれらを記録してなる。情報記
録媒体2は、メイン情報Mとして例えば多数の曲目を収
録した音楽アルバム等の場合に収録された個別の曲目情
報がセル情報CMとなる。また、情報記録媒体2は、メ
イン情報Mとして例えば映画情報である場合にあるスト
ーリ場面毎に分割された各映像情報がセル情報CMとな
る。
【0036】ところで、各セル情報CMは、後述するよ
うにユーザによって任意に選択されるとともに再生順序
が設定可能な第1のセル情報CM1(CM1−1〜CM
1−n)と、ユーザによる選択が不能ないわゆる隠しセ
ル情報としての第2のセル情報CM2(CM2−1〜C
M2−p)とからなる。各セル情報CMは、後述するよ
うにユーザによって第1のセル情報CM1が所定の再生
順序で再生された場合に、第2のセル情報CM2の1個
或いは複数個が選択されて再生される。第2のセル情報
CM2は、例えば選択された第1のセル情報CM1に基
づいて所定のストーリ展開で再生が行われた場合に、各
ストーリに対応したエンディングストーリとして再生さ
れる。第2のセル情報CM2は、詳細を後述するよう
に、付加情報AMとして記録された第1の再生順序情報
AM−3−1に基づく再生実績情報AM−3−2と第1
のセル情報CM1から任意に選択されて設定されるセル
情報CMに関する第2の再生順序情報SSMとに対し
て、基準再生回数情報AM−5−1及び選択基準テーブ
ルAMTとの比較結果に基づいて選択される。
【0037】情報記録媒体2には、再生操作の終了後に
各セル情報CMを異なる記録形態を以って再記録するこ
とにより、再生操作の履歴情報、換言すれば第2の再生
順序情報SSMに基づく再生操作の履歴が再生順序情報
AM−3−1と再生実績情報AM−3−2として記録さ
れる。
【0038】情報記録媒体2は、再生実績情報AM−3
−2及び第2の再生順序情報SSMと付加情報AMとし
て保有する基準再生回数情報AM−5−1との比較結果
に基づいて、例えば図6に示すように第2のセル情報C
M2の選択が行われてその再生が行われる。情報記録媒
体2は、上述したようにユーザによって設定される第1
のセル情報CM1の第2の再生順序情報SSMに対応し
て、所定の基準値を満たした場合に第2のセル情報CM
2を選択して再生可能とする選択基準テーブルAMTを
保有している。
【0039】選択基準テーブルAMTは、第1のセル情
報CM1が標準として設定した標準順序AM−3−1−
1の組合せにしたがって再生された場合に、第2のセル
情報CM2から標準のエンディングシーンを記録したセ
ル情報CM2−1が選択されるように規定する。また、
選択基準テーブルAMTは、ユーザによって第1のセル
情報CM1から「CM1−1→CM1−3→CM1−
4」を指定する組合せで再生設定が行われた場合に、順
序2(AM−3−1−2)に基づいてセル情報CM2−
2が選択されるように規定する。
【0040】さらに、選択基準テーブルAMTは、ユー
ザによって第1のセル情報CM1から「CM1−3→C
M1−2→CM1−4→CM1−1」を指定する組合せ
で再生設定が行われた場合に、順序3(AM−3−1−
3)に基づいてセル情報CM2−3が選択されるように
規定する。選択基準テーブルAMTは、ユーザによって
第1のセル情報CM1から「CM1−4→CM1−3→
CM1−2」を指定する組合せで再生設定が行われた場
合に、順序k(AM−3−1−k)に基づいて第1のセ
ル情報CM1から未再生分のセル情報CM1−1ととも
に第2のセル情報CM2からセル情報CM2−1が選択
されるように規定する。
【0041】情報記録媒体2は、各セル情報CMの再生
制御方法が採用されることにより、例えば特徴ある推理
ゲーム等の実現を可能とする。情報記録媒体2は、ユー
ザにより選択された第1の各セル情報CM1にしたがっ
て事件の発生から様々な謎解きストーリが展開され、選
択基準テーブルAMTに基づいて選択された所定の第2
のセル情報CM2による各ストーリの展開に応じたエン
ディングシーンが再生されるようになる。情報記録媒体
2は、ユーザが設定しなかった第2のセル情報CM2を
再生することによって、ユーザに対して思わぬストーリ
展開を提供することが可能となる。
【0042】情報記録媒体2は、例えば選択基準テーブ
ルAMTに規定されていない順序で第1のセル情報CM
の選択とその再生順序の設定が行われた場合に、第2の
セル情報CM2の選択が行われないようにしてもよい。
換言すれば、情報記録媒体2は、ユーザによって第1の
セル情報CMが所定の再生順序に設定される場合におい
てのみ、選択基準テーブルAMTから所定の第2のセル
情報CM2によるエンディングシーンが再生されるよう
になる。情報記録媒体2は、例えば上述した推理ゲーム
の場合に、ユーザによる第1のセル情報CMが適正に設
定されてストーリ展開が行われた場合に限り、選択基準
テーブルAMTから所定の解決のエンディングシーンが
再生されるようになる。
【0043】情報記録媒体2は、メイン情報Mが例えば
ロールプレィイングゲーム情報や映画情報用である場合
に、ストーリを異にするエンディング映像を記録した複
数のエンディングセル情報CM2を保有することによ
り、ユーザが任意に組み立てたストーリ展開に応じて最
適なエンディング映像が再生されるようになる。ロール
プレィイングゲーム用の情報記録媒体2によれば、ユー
ザの操作によって選択された第1のセル情報CM1の各
セル情報が順次再生されて適宜のストーリ展開を以って
ゲームが進行する。ロールプレィイングゲーム用の情報
記録媒体2によれば、再生実績情報AM−3−2と基準
再生回数情報AM−5−1とが比較されて選択基準テー
ブルAMTから所定のエンディングシーンの第2のセル
情報CM2が選択されて再生される。したがって、ロー
ルプレィイングゲーム用の情報記録媒体2によれば、ゲ
ーム展開に応じて異なったエンディング場面が表示され
ることで多様化が図られるようになる。
【0044】また、例えば映画用の情報記録媒体2によ
れば、各セル情報CMがユーザの操作によって適宜組み
替えられて再生されることによって、異なったストーリ
展開の作品を視聴することを可能とする。映画用の情報
記録媒体2によれば、ストーリ展開に応じて、例えばハ
ッピーエンドのエンディングを迎えたり、悲劇的なエン
ディングを迎える番組が提供される。なお、例えば音楽
用の情報記録媒体2では、リズミックな曲目を中心とし
たセル情報CMの再生が行われた場合に、エンディング
を同様にリズミックな曲目としたり、反対に静かな曲目
としたりすることも可能となる。
【0045】情報記録媒体2は、上述したようにユーザ
が設定不能な第2のセル情報CM2を保有するが、例え
ば再生実績情報AM−3−2と基準再生回数情報AM−
5−1との比較結果に基づいて第2のセル情報CM2に
ついてもユーザ設定が可能なセル情報に変換するように
してもよい。また、情報記録媒体2は、再生実績情報A
M−3−2と基準再生回数情報AM−5−1との比較結
果に基づいて、後述するように外部情報配信機関3から
新規メイン情報NMの取得可否が判断されるようにして
もよい。
【0046】情報記録媒体2は、各セル情報CMが音楽
アルバムである場合に、最初に提供された各曲目を所定
の順序で規定された回数を聴取することによって公開さ
れていなかった曲目の聴取が可能となる。また、情報記
録媒体2は、ある曲調の組合せで曲目を何度も再生する
ことにより、エンディングとして新たな曲目の再生が行
われることも可能となる。
【0047】以上のように構成された情報記録媒体2に
よれば、メイン情報Mを構成する多数のセル情報CMの
記録形態によって定義付けられる種々の付加情報AMを
保有することにより、特定の情報記録再生装置1を限定
することなく固有のモードに制御することを可能とす
る。したがって、情報記録媒体2によれば、ユーザの個
人特化を図ることが可能である。
【0048】上述した情報記録媒体2は、情報記録再生
装置1に装填されて、図7に示した手順によりメイン情
報Mの再生操作が行われる。再生操作は、情報記録再生
装置1の再生部16によって装填された情報記録媒体2
からメイン情報Mの記録形態により付加情報AMとして
定義付けた第1の再生順序情報(AM−3−1)と再生
実績情報(AM−3−2)とを検出するとともに、基準
再生回数情報(AM−5−1)及び選択基準テーブルA
MTとを検出する処理を行う(ss−1)。再生操作
は、ユーザが操作部11により設定したメイン情報に関
する第2の再生順序情報SSMを取得する処理を行う
(ss−2)。再生操作は、第2の再生順序情報SSM
に対応する第1の再生順序情報AM−3−1を選択し
て、その再生実績情報(AM−3−2)と基準再生回数
情報(AM−5−1)とを比較する処理を行う(ss−
3)。
【0049】再生操作は、その比較結果に基づいて選択
基準テーブルAMTから第2のセル情報CM2から次に
再生するセル情報を決定する処理を行う(ss−4)。
再生セル情報CMの決定処理は、例えば検出した第1の
再生順序情報AM−3−5に基づいて、未再生分のセル
情報CMを選択するようにしてもよい。また、再生セル
情報CMの決定処理は、所定の順序で各セル情報CMが
再生されたことを確認することにより、例えば情報記録
媒体2に再生を禁止されて記録されたセル情報CMの再
生を可能とすることであってもよい。さらに、再生セル
情報CMの決定処理は、所定の順序で各セル情報CMが
再生されたことを確認することにより、外部情報配信機
関3からの新規メイン情報NMの配信サービスを受ける
ことを可能とすることであってよい。
【0050】再生操作は、再生部16において第2の再
生順序情報SSMに基づいて選択された各セル情報CM
を順次再生するとともに、選択された第2のセル情報C
M2の再生処理を行う(ss−5)。再生操作は、再生
すべき全てのセル情報CMの再生が行われる間、上述し
た各処理が繰り返される(ss−6)。再生操作は、全
てのセル情報CMの再生を終了すると、情報記録媒体2
に対してセル情報CMを異なる記録形態により記録する
ことによって再生実績情報AM−3−2を更新する処理
を行って(ss−7)、一連の処理を終了する。
【0051】上述した情報記録媒体2は、図1に示した
情報記録再生装置1によりメイン情報Mの記録操作及び
再生操作が行われる。情報記録媒体2は、上述したよう
に提供者側からメイン情報Mの各セル情報CMを各付加
情報AMがそれぞれ初期値に定義付けする記録形態を以
って記録した状態で提供される。提供者側の情報記録再
生装置1は、特に再生操作を不要とすることから、再生
部16が不要となる。
【0052】操作部11は、上述した情報記録媒体2が
用いられてメイン情報Mの記録・再生を行う際にユーザ
により操作される。操作部11は、情報記録再生装置1
が一体型装置として構成される場合には、ユーザによる
操作モードの設定とともに操作状態の表示等の機能を有
する部位となる。操作部11には、ユーザインターフェ
イスと表示器等が備えられる。ユーザインターフェイス
には、電源スイッチ、再生操作スイッチ、記録操作スイ
ッチ或いはボリュームや切替スイッチ、選択スイッチ等
が備えられる。操作部11は、記録再生部13に記録媒
体2を装填した状態でユーザによって上述した各スイッ
チ等が操作されることにより操作信号を制御部12に出
力する。操作部11は、制御部12から出力される制御
信号によって、システムの動作状態を表示器により表示
するとともに、設定したモードの切替制御を行う。な
お、操作部11は、例えば情報記録再生装置1がパーソ
ナルコンピュータ等に組み込まれるユニットである場合
には、ユーザが操作パネルを操作することにより出力さ
れる操作信号が入力される部位となる。
【0053】操作部11は、ユーザにより装填された情
報記録媒体2からメイン情報Mを再生する操作が行われ
る。操作部11は、上述したようにユーザにより第1の
セル情報CM1から所定のセル情報を選択しかつそれら
の再生順序を設定する操作が行われることにより、第2
の再生順序情報SSMを制御部12に出力する。操作部
11は、第2の再生順序情報SSMの内容を表示器に表
示する。
【0054】制御部12は、例えばCPUからなり、各
部から出力された各種の信号が入力される。制御部12
は、これら入力信号に基づいて所定の処理を行って各部
に対して制御信号を出力する。制御部12には、操作部
11から上述したように操作信号が入力されるとともに
記録再生部13から詳細を後述するメイン情報Mの記録
形態により定義付けされた各種の付加情報AMに基づく
情報信号等が入力される。制御部12には、外部入出力
部14から接続状態の制御信号が入力されるとともに、
外部入出力部14を介して接続された外部情報配信機関
3や外部課金処理機関4からの制御信号が入力される。
【0055】制御部12には、後述するように再生部1
6から出力された情報記録媒体2に記録された第1の再
生順序情報AM−3−5等の検出情報が供給されるとと
もに上述したように操作部11から出力された第2の再
生順序情報SSMが供給される。制御部12は、第2の
再生順序情報SSMに基づいて再生部に対して選択され
たセル情報CM1の再生制御信号を出力するとともに、
第2の再生順序情報SSMと第1の再生順序情報AM−
3−5とを比較して選択基準テーブルAMTに基づいて
第2のセル情報CM2から所定のセル情報CMを決定し
て、再生部16に対して制御信号を出力する。制御部1
2は、制御部からの出力された制御信号に基づいて選択
された各セル情報CMを順次再生する。
【0056】記録再生部13は、情報記録媒体2の装填
部内に配置され、この情報記録媒体2に対してメイン情
報Mを記録する記録部15と、情報記録媒体2からメイ
ン情報Mを再生する再生部16とからなる。記録再生部
13は、従来の情報記録再生装置と同様に、情報記録媒
体2に対する各種情報を記録再生するために一般的に用
いられる記録手段と再生手段とを備える。記録再生部1
3は、例えば情報記録媒体2が光磁気ディスクである場
合に光ピックアップ装置と磁気ヘッド装置とが備えら
れ、また磁気ディスクである場合に磁気ヘッド装置が備
えられる。記録再生部13は、メイン情報Mの記録形態
に基づく付加情報AMを検出するために、再生部16に
適宜の検出手段が備えられる。検出手段は、上述したト
ラック上の記録位置に基づくメイン情報Mの出力信号の
ジッタ量の差異を検出する場合に、例えば比較器等によ
って構成される。検出手段は、例えばメイン情報Mの記
録位置を直接検出する場合には位置検出センサと、この
位置検出センサの検出出力を演算する演算器等によって
構成される。
【0057】記録部15には、情報記録媒体2が装填さ
れてユーザにより操作部11を介して再生操作が行われ
ることにより、図8に示すように再生部16により検出
されて出力される付加情報AM及び制御信号情報SMに
基づいて制御部12から出力される制御信号が入力され
る。記録部15には、メイン情報Mの再生操作を終了す
ると、制御部12から出力された制御信号に基づいて、
再生部16から出力されたメイン情報Mと付加情報AM
とを記録再生部13に装填された情報記録媒体2に対し
て再記録する。記録部15は、メイン情報Mを所定の記
録形態を以って再記録することによって、付加情報AM
を定義付けしてこれを情報記録媒体2に保有させるよう
にする。記録部15は、メイン情報Mを情報記録媒体2
に所定の記録形態を以って再記録するが、その際に付加
情報AMの一部をそのままの定義付けとするとともに他
の一部を所定の内容に更新する定義付けを行うようにし
て記録する。
【0058】記録部15は、外部入出力部14を介して
外部情報配信機関3から新規メイン情報NMが配信され
ると、この新規メイン情報NMを制御部12から出力さ
れた制御信号に基づいて情報記録媒体2に記録する。記
録部15は、この新規メイン情報NMを所定の記録形態
を以って記録することによって、付加情報AMを定義付
けしてこれを情報記録媒体2に保有させる。
【0059】記録部15は、制御部12から出力される
制御信号に基づいて、更新した再生実績情報AM−3−
2を定義付けする記録形態を以って各セル情報CMを情
報記録媒体2に記録する。なお、記録部15は、待機状
態や記録状態のモードや記録操作の進行状態等の制御信
号を制御部12に対して出力する。記録部15の状態
は、制御部12において処理されて所定の制御信号が操
作部11に出力され、例えば表示器に表示される。
【0060】記録部15については、上述した構成に限
定されず、例えば図9に示すようにメイン情報Mと付加
情報AMとを多重化する多重記録部15aを有するよう
にしてもよい。記録部15は、再生部16から出力され
たメイン情報Mと付加情報AM或いは外部情報配信機関
3から配信された新規メイン情報NMとこれに付帯され
る付加情報AMとを多重記録部15aによって多重化
し、その結果に基づいく所定の記録形態を以って情報記
録媒体2に記録する。
【0061】再生部16は、図10に示すように情報記
録媒体2からメイン情報Mを検出するメイン情報検出部
16aと、付加情報AMを検出する付加情報検出部16
bとを有する。再生部16は、図示しないが、情報記録
媒体2から制御信号情報SMを検出する制御信号情報検
出部を有する。再生部16には、メイン情報Mを所定の
出力形態に変換処理して出力する適応処理部16cが備
えられる。再生部16には、ユーザが操作部11によっ
て指定した再生操作により制御部12から出力される制
御信号が入力される。
【0062】再生部16は、制御信号に基づいてメイン
情報検出部16a及び付加情報検出部16bによって、
記録再生部13に装填された情報記録媒体2からメイン
情報Mと制御信号情報SMとを読み出すとともに、メイ
ン情報Mの記録形態を検出して付加情報AMを読み出
す。再生部16は、独立に記録された付加情報AMを読
み出す。再生部16は、付加情報AMにより定義した制
御信号や制御信号情報SMに基づく制御信号を制御部1
2に出力するとともに、これら制御信号に基づいて制御
部12において所定の処理が施されて生成される再生操
作を制御する制御信号が適応処理部16cに入力され
る。再生部16は、付加情報AM、制御信号情報SM或
いは制御部12から出力された制御信号に基づいて適応
処理部16cにおいてメイン情報Mを適応処理する。再
生部16は、適応処理したメイン情報Mを外部入出力部
14及び記録部15へと出力する。メイン情報Mは、外
部入出力部14を介してこれと接続された適宜の出力手
段から出力される。
【0063】再生部16は、制御部12から出力される
制御信号により未再生分のセル情報CMを選択して、ユ
ーザの設定した順序でセル情報CMが再生された後に再
生する。
【0064】再生部16については、上述した構成に限
定されず、例えば図11に示すようにメイン情報Mと付
加情報AMとが多重化して記録された情報記録媒体2が
用いられる場合に、メイン情報Mと付加情報AMとを分
離するメイン情報・付加情報分離部16dを有するよう
にしてもよい。再生部16は、記録再生部13に装填さ
れた情報記録媒体2の判別が行われ、多重化情報記録型
記録媒体であることを判別した場合には情報記録媒体2
から読み出した多重化情報をメイン情報・付加情報分離
部16dにおいてメイン情報Mと付加情報AMとに分離
して適応処理部16cに出力する。再生部16は、分離
したメイン情報Mと付加情報AMとについて上述した処
理を行う。
【0065】外部入出力部14は、図1において記録再
生部13に対してメイン情報Mを入出力するための総括
的なインタフェース部として示しており、情報記録再生
装置1の形態に応じて適宜の機能を有することになる。
外部入出力部14は、同図破線で示すようにメイン情報
Mが情報記録再生装置1に備えられたスピーカやモニタ
等から出力される場合には、直接機能しない。外部入出
力部14は、例えば外部のスピーカやモニタ等が接続さ
れることによって、これら外部接続装置を介して音楽情
報や画像情報等のメイン情報Mが再生されるようにす
る。外部入出力部14は、情報記録再生装置1に内蔵さ
れた磁気ディスク等の記録再生部と接続されることによ
って、メイン情報Mの入出力が行われるようにする。外
部入出力部14は、例えば有線や無線を介してパーソナ
ルコンピュータや携帯電話機或いは上述したように外部
情報配信機関3や外部課金処理機関4と接続されること
によってメイン情報Mの入出力が行われるようにする。
【0066】外部入出力部14は、図12に示すよう
に、通信用インタフェース14aと、バッファメモリ1
4bとを備える。通信用インタフェース14aは、公衆
回線や無線通信等の適宜の通信手段17との接続機能を
有し、例えばインターネット網を介して外部装置18と
接続されて外部入出力情報の送受信を行うようにする。
バッファメモリ14bは、外部装置18との間で外部入
出力情報の送受信を行う際の時間的なズレの影響を回避
する機能を有し、制御部12から出力された制御信号に
基づいて送信する情報や受信した情報を一時的に記憶し
て順序よく入出力するようにする。
【0067】外部入出力部14については、例えば図1
3に示すように、上述した通信用インタフェース14a
に代えて或いはこれに加えて接続インタフェース14c
を備えるようにしてもよい。接続インタフェース14c
は、接続ジャック等を有して例えばパーソナルコンピュ
ータやPDA或いは携帯型記録再生装置等の外部機器1
9とケーブル20によって接続する機能を有する。接続
インタフェース14cにも、バッファメモリ14bが接
続される。
【0068】情報記録再生装置1は、多数のセル情報C
Mからなるメイン情報Mが、各付加情報AMを初期値に
定義付ける記録形態を以って予め記録された状態で提供
者側からユーザに提供される上述した情報記録媒体2を
用いるものとして説明した。情報記録再生装置1は、外
部入出力部14を介して接続された外部情報配信機関3
から新規メイン情報NMが配信され、この新規メイン情
報NMを情報記録媒体2にダウンロードするようにして
もよい。情報記録再生装置1は、上述したようにユーザ
により設定された第2の再生順序情報SSMと情報記録
媒体2に付加情報AMとして定義付けられて保有する第
1の再生順序情報AM−3−5との比較結果に基づい
て、外部情報配信機関3から例えば所定のエンディング
セル情報等の新規メイン情報NMの配信サービスを受け
て情報記録媒体2にダウンロードするようにしてもよ
い。
【0069】上述した情報記録媒体2及びこの情報記録
媒体2を用いる情報記録再生装置1は、図14に示すよ
うに、多数のユーザが保有する情報記録再生装置1A乃
至1Nがそれぞれの外部入出力部14によりネットワー
ク21を介して外部情報配信機関3及び外部課金処理機
関4等の外部機関22と接続されることにより、音楽ア
ルバムや映画番組等のコンテンツやその他適宜の新規メ
イン情報NM或いは一部の情報(以下、新規メイン情報
NMと総称する。)の配信サービスを受ける情報配信シ
ステム23を構築する。情報配信システム23において
は、上述した付加情報AMを保有する情報記録媒体2を
用いることにより、後述するように新規メイン情報NM
の配信サービスの効率化と多様化が図られるようにな
る。
【0070】情報配信システム23においては、各情報
記録再生装置(ユーザ)1側から外部情報配信機関3に
対して新規メイン情報NMの配信要求が行われるととも
に必要に応じて外部課金処理機関4に対して所定の利用
金額の支払い処理が行われることにより、ユーザに対し
て外部情報配信機関3から新規メイン情報NMの配信が
行われるようにする。勿論、情報記録再生装置1は、ユ
ーザが保有するパーソナルコンピュータや携帯型記録再
生装置等との間で、パーソナル情報を授受することも可
能である。
【0071】情報配信システム23は、図15に示した
基本的な手続のフローチャートに基づいて運営される。
情報配信システム23は、外部情報配信機関3から情報
記録再生装置(ユーザ)1に対して詳細を後述する配信
サービスを有償で行う場合に同図に示した課金処理を含
む基本的な手続のフローチャートに基づいて運営され
る。勿論、情報配信システム23は、かかる手続きフロ
ーチャートに限定されるものではなく種々のサービス体
系を以ってユーザに対して新規メイン情報NMの配信サ
ービスが行われるが、いずれの場合においても、情報記
録媒体2に記録された種々の付加情報AMを利用して外
部情報配信機関3からのユーザに対する多様のサービス
提供が行われるようにする。
【0072】情報配信システム23においては、図15
に示すようにユーザから情報記録再生装置1を用いて外
部情報配信機関3に対して情報配信サービスの利用申込
が行われる。ユーザは、所定の情報記録媒体2を装填し
た状態で、情報記録再生装置1の操作部11によって自
己のIDや認証情報等の所定の利用申込情報の入力操作
を行うとともに(s−1)、情報記録媒体2から記録さ
れた所定の付加情報AMの読出を行い(s−2)、外部
入出力部14を介して外部情報配信機関3に対して利用
申込を行う(s−3)。
【0073】外部情報配信機関3は、情報記録再生装置
1側からの利用申込を受信すると、この利用申込が所定
の要件を有しているかの照合を行い(s−4)、その結
果を情報記録再生装置1側に送信する。外部情報配信機
関3は、所定の要件を有しない利用申込と判定した場合
には、情報記録再生装置1に対して不受理回答を行う
(s−5)。ユーザは、外部情報配信機関3からの不受
理回答を受信するとその内容を検討し(s−6)、利用
申込を継続する場合には例えば不受理回答に付されたガ
イドにしたがって上述した利用申込の再操作を行う。ユ
ーザは、所定の要件を満たすことができないと判断した
り、継続不要と判断した場合には終了操作を行う(s−
7)。
【0074】外部情報配信機関3は、所定の要件を満た
した利用申込と判定した場合には、利用ガイドを作成し
て(s−8)情報記録再生装置1側に送信する。利用ガ
イドには、例えば新規に配信する新規メイン情報NMの
一覧やそれぞれの概要や仕様情報、対価情報或いは取得
のための操作ガイド情報等が付されてなる。利用ガイド
には、例えば有料で新規に配信される新規メイン情報N
Mが再生不能ないわゆる隠し情報や画質や音質レベルの
低い情報或いはサンプルとして一部が再生可能な情報と
して予め添付されるようにしてもよい。かかる非正規情
報は、後述する課金処理を行うことにより、適宜の規制
解除処理が施されて正規なメイン情報として情報記録媒
体2に再記録されて再生可能となる。
【0075】ユーザは、利用ガイドを受信するとその内
容を検討して配信サービスを受けるか否かの検討を行う
(s−9)。ユーザは、特に配信サービスを受ける必要
が無いと判断した場合には、終了操作を行う(s−1
0)。ユーザは、利用ガイドに基づいて配信サービスを
受けると判断した場合に新規メイン情報NMの選択を行
う(s−11)。勿論、新規メイン情報NMの選択は、
配信サービスの対象が1つの場合には特に不要である。
ユーザは、利用ガイドに基づいて例えば操作部11を介
して配信要求情報の入力操作を行い(s−12)、外部
入出力部14を介して外部情報配信機関3に対して配信
要求を行う。
【0076】外部情報配信機関3は、情報記録再生装置
1側からの配信要求を受信するとその要件照合を行い
(s−13)、要件不適と判定した場合には、情報記録
再生装置1側に再送要求を行う(s−14)。ユーザ
は、この再送要求に基づいて配信要求の再処理を行う。
外部情報配信機関3は、配信要求が要件適合と判定した
場合には、要求のあった新規メイン情報NMの配信処理
を行い(s−15)、この新規メイン情報NMとともに
必要な付加情報AMを付して情報記録再生装置1に送信
する。なお、新規メイン情報NMの配信処理は、上述し
たように予め隠し情報等の体裁により送信済みである場
合には、規制解除処理の情報となる。ユーザは、配信さ
れた新規メイン情報NMについて情報記録媒体2への記
録操作を行う(s−16)。新規メイン情報NMは、こ
の場合に上述したように付加情報AMを定義付けする所
定の記録形態を以って情報記録媒体2に記録される。
【0077】情報配信システム23においては、上述し
た外部情報配信機関3から各ユーザに対して新規メイン
情報NMの配信サービスが有償で行われる場合に、情報
記録再生装置1と外部情報配信機関3との間に外部課金
処理機関4が介在して例えば図16に示した課金処理手
続きがとられる。情報配信システム23においては、上
述した外部情報配信機関3に対するユーザからの利用申
込に際して、少なくともそのID情報とパスワード等の
所定の認証情報を必要とする。外部情報配信機関3は、
ユーザからID情報と認証情報とが送信されると、これ
ら情報とともに利用金額及び自己の識別ID情報とを付
して外部課金処理機関4に対して利用通知とともにユー
ザの利用可否の問合せを行う(s−17)。
【0078】外部課金処理機関4は、ユーザに関するI
D情報や認証情報或いは口座情報等を保有するととも
に、外部情報配信機関3の識別ID情報や口座情報等の
情報を保有している。外部課金処理機関4は、外部情報
配信機関3からの問合わせに基づいて、保有するユーザ
情報を取り出して指定された銀行やクレジット会社等の
金融サーバ24に対して当該ユーザの認証情報や残高等
の口座確認の問い合わせを行う(s−18)。なお、認
証情報の認証手続きについては、外部課金処理機関4に
おいて金融サーバ24との認証をデータベースで保有す
ることにより、この保有情報とユーザからの提示情報と
を照合するようにしてもよい。
【0079】金融サーバ24は、外部課金処理機関4か
らの問い合わせに対して保有情報を照合のうえ、当該ユ
ーザの支払い限度等の口座情報や認証情報の適否等を内
容として利用可否の回答を行う(s−19)。外部課金
処理機関4は、金融サーバ24からの回答に基づいて必
要に応じて保有情報の更新を行うとともに、外部情報配
信機関3に対してユーザID情報に認証結果及び利用金
額の支払い可否等の情報を付して回答する(s−2
0)。外部情報配信機関3は、外部課金処理機関4から
の回答に基づいてユーザに対して上述した利用ガイドの
提供或いは不受理回答を行う。外部情報配信機関3は、
利用ガイドに基づいてユーザから新規メイン情報NMの
配信要求に基づいて特に問題無いと判断した場合には、
上述したように新規メイン情報NMの配信を行う。
【0080】外部情報配信機関3は、ユーザへの新規メ
イン情報NMの配信に伴う最終の利用金額を計算して、
外部課金処理機関4に対して利用通知を行う(s−2
1)。外部課金処理機関4は、この利用通知に基づいて
ユーザに直接或いはユーザの金融サーバ24のユーザ口
座に振込指示を行う(s−22)。振込指示には、例え
ばユーザ口座情報、利用金額(請求金額)、外部情報配
信機関3の口座情報等が付される。ユーザ又は金融サー
バ24は、この振込指示に基づいて外部情報配信機関3
の金融サーバ25に対して所定の支払いを行う(s−2
3)。
【0081】なお、情報配信システム23は、上述した
課金処理の手続きフローチャートに限定されるものでは
なく、種々の手続き形態が採用される。情報配信システ
ム23は、例えばユーザが外部情報配信機関3に対して
予め所定の金額をデポジットすることにより、上述した
課金処理を行うことなくこの金額範囲でユーザと外部情
報配信機関3との間で新規メイン情報NMの配信サービ
スが行われるようにしてもよい。情報配信システム23
は、この場合情報記録媒体2の付加情報AMとして認証
を受けたデポジット情報が記録され、新規メイン情報N
Mの配信サービスを受ける毎にデポジット情報を更新す
るようにしてもよい。デポジット情報については、外部
情報配信機関3に所定の金額をデポジットした際に、付
加情報AMとして情報記録媒体2に記録され、新規メイ
ン情報NMの配信サービスを受ける際に減額されて更新
記録されるようにしてもよい。
【0082】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明にかか
る記録媒体によれば、各セル情報の再生順序情報と、こ
れら再生順序情報毎の再生実績情報と、各再生順序情報
毎の基準再生回数情報とを付加情報としてメイン情報の
記録形態によって定義付けして保有することから、これ
ら付加情報を利用して再生及び記録動作を制御すること
によりメイン情報の記録容量を保持して多機能化が図ら
れるようになる。情報記録媒体によれば、ユーザにより
設定された再生順序に基づいて各セル情報が順次選択さ
れてマルチストーリ展開が図られてメイン情報の再生が
行われるが、検出された各再生順序情報に基づく再生実
績情報と基準再生回数情報との比較結果により情報記録
再生装置を固有モードに制御することを可能となる。情
報記録媒体によれば、再生実績情報と基準再生回数情報
との比較結果が制御信号として利用され、例えば再生順
序が最後のセル情報に続いて記録したセル情報の中から
未再生分セル情報を選択して再生することにより思わぬ
ストーリ展開が可能となる。情報記録媒体によれば、再
生操作を禁止されてメイン情報記録領域に記録された複
数のセル情報の1つを選択するとともに、この選択セル
情報を再生順序が最後のセル情報に続いて再生すること
を可能となる。情報記録媒体によれば、再生順序情報に
基づいて各セル情報が所定の順序で再生されたことを検
出することにより、情報記録再生装置と接続された外部
情報配信機関から再生順序が最後のセル情報に続いて再
生される追加セル情報或いは新規メイン情報の配信を受
けることを可能となる。
【0083】また、本発明にかかる情報記録再生装置及
び情報記録再生方法によれば、各セル情報の再生順序情
報と、これら再生順序情報毎の再生実績情報と、各再生
順序情報毎の基準再生回数情報とを付加情報としてメイ
ン情報の記録形態によって定義付けして保有する情報記
録媒体を用いることで、これら付加情報を利用して再生
及び記録動作を様々に制御することによってメイン情報
の記録容量を保持して多機能化が図られるようになる。
本発明によれば、ユーザにより設定された再生順序に基
づいて各セル情報が順次選択されてマルチストーリ展開
が図られてメイン情報の再生が行われるが、検出された
各再生順序情報に基づく再生実績情報と基準再生回数情
報との比較結果により固有モードの制御が可能となる。
本発明によれば、再生実績情報と基準再生回数情報との
比較結果が制御信号として利用され、例えば再生順序が
最後のセル情報に続いて記録したセル情報の中から未再
生分セル情報を選択して再生することにより思わぬスト
ーリ展開が可能となる。本発明によればによれば、再生
操作を禁止されてメイン情報記録領域に記録された複数
のセル情報の1つを選択するとともに、この選択セル情
報を再生順序が最後のセル情報に続いて再生することを
可能となる。本発明によれば、再生順序情報に基づいて
各セル情報が所定の順序で再生されたことを検出するこ
とにより、情報記録再生装置と接続された外部情報配信
機関から再生順序が最後のセル情報に続いて再生される
追加セル情報或いは新規メイン情報の配信を受けること
を可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す情報記録再生装
置の基本構成を説明するブロック図である。
【図2】同情報記録再生装置に用いられる情報記録媒体
の一例として示す光磁気ディスクの平面図である。
【図3】同光磁気ディスクに記録されるメイン情報を構
成するセル情報の記録形態の説明図である。
【図4】情報記録媒体にセル情報の記録形態により定義
付けされる付加情報の概要説明図である。
【図5】多数のセル情報によって構成されるメイン情報
の構成説明図である。
【図6】再生順序情報に基づいて選択されるセル情報の
選択テーブル例の説明図である。
【図7】情報記録媒体からのメイン情報の再生操作を説
明するフローチャートである。
【図8】記録部を中心とした各種情報の流れを説明する
図である。
【図9】他の記録部の説明図である。
【図10】再生部を中心とした各種情報の流れを説明す
る図である。
【図11】他の再生部の説明図である。
【図12】外部入出力部を中心とした各種情報の流れを
説明する図である。
【図13】他の外部入出力部の説明図である。
【図14】多数の情報記録再生装置をネットワーク化し
てなる情報配信システムの構成図である。
【図15】情報配信システムにおける基本的な手続のフ
ローチャートである。
【図16】情報配信システムにおける課金処理を有する
基本的な手続のフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報記録再生装置、2 情報記録媒体、3 外部情
報配信装置、4 外部課金処理装置、11 操作部、1
2 制御部、13 記録再生部、14 外部入出力部、
15 記録部、16 再生部、18 外部装置、21
ネットワーク、23 情報配信システム、24,25
金融サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/10 G11B 27/10 A H04N 5/91 H04N 5/91 Z (72)発明者 沢尾 貴志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 近岡 志津男 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 藤原 直樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA27 GB11 GB21 JA01 JA30 KA01 KA24 LA11 LA14 5D044 BC01 BC04 CC04 DE24 DE31 DE53 DE57 EF05 FG18 GK12 HL11 5D077 AA22 AA30 BA15 CB06 EA14 EA34 5D110 AA13 AA19 AA27 AA29 BB29 DA04 DA10 DB03 DC07 DE02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メイン情報記録領域に記録されるメイン
    情報が、再生順序を設定されることによってマルチスト
    ーリ展開が図られて再生されるそれぞれ独立した多数の
    セル情報からなり、 上記各セル情報を選択するとともに再生順序を規定して
    再生を行った際の再生順序情報と、これら各再生順序情
    報毎の再生実績に関する再生実績情報と、各再生順序情
    報毎の基準再生回数情報とを付加情報として上記メイン
    情報記録領域に対する上記メイン情報の記録形態により
    定義付けして保有することを特徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 上記各セル情報が、ユーザによる再生設
    定が可能な第1のセル情報群と、ユーザによる再生設定
    が不能な第2のセル情報群とから構成され、 上記再生順序情報に基づく再生実績情報と基準再生回数
    情報との比較結果により、基準回数を満たした場合に上
    記第2のセル情報群から所定のセル情報が選択されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 上記各セル情報が、ユーザによる再生設
    定が可能な第1のセル情報群と、再生が禁止された第2
    のセル情報群とから構成され、 上記再生順序情報に基づく再生実績情報と基準再生回数
    情報との比較結果により、基準回数を満たした場合に上
    記第2のセル情報群から所定のセル情報を選択して再生
    可能とされることを特徴とする請求項1に記載の情報記
    録媒体。
  4. 【請求項4】 上記再生順序情報に基づく再生実績情報
    と基準再生回数情報との比較結果により、基準回数を満
    たした場合に、情報記録再生装置と接続された外部情報
    配信機関から追加セル情報或いは新規メイン情報の配信
    を許可されることを特徴とする請求項1に記載の情報記
    録媒体。
  5. 【請求項5】 メイン情報記録領域に記録されるメイン
    情報が再生順序を設定されることによってマルチストー
    リ展開が図られて再生されるそれぞれ独立した多数のセ
    ル情報からなり、各セル情報を選択するとともに再生順
    序を規定して再生を行った際の再生順序情報と、これら
    各再生順序情報毎の再生実績に関する再生実績情報と、
    各再生順序情報毎の基準再生回数情報とを付加情報とし
    てメイン情報記録領域に対するメイン情報の記録形態に
    より定義付けして保有する情報記録媒体が用いられ、 ユーザにより上記各セル情報の再生条件の設定操作を行
    う操作部と、ユーザにより任意に選択されて設定される
    上記セル情報に関する第2の再生順序情報に基づいて上
    記情報記録媒体から上記各セル情報を順次再生するとと
    もに上記再生実績情報を検出する再生部と、再生操作の
    終了に伴って上記情報記録媒体に上記メイン情報を異な
    る記録形態を以って記録することにより当該再生操作に
    関する情報とともに上記再生実績情報を更新して定義付
    けして上記情報記録媒体に保有させる記録部と、各部に
    対して制御信号を出力する制御部とを備え、 上記再生順序情報に基づく再生実績情報と基準再生回数
    情報との比較結果により基準回数を満たした場合に、上
    記制御部から出力される制御信号に基づいて上記再生部
    において再生順序が最後のセル情報に続いて再生される
    セル情報を選択して再生することを特徴とする情報記録
    再生装置。
  6. 【請求項6】 外部情報配信機関と接続される外部入出
    力部を備え、 上記再生順序情報に基づく再生実績情報と基準再生回数
    情報との比較結果により基準回数を満たした場合に、上
    記外部入出力部が上記外部情報配信装置から追加セル情
    報或いは新規メイン情報の配信を許可されるように構成
    したことを特徴とする請求項5に記載の情報記録再生装
    置。
  7. 【請求項7】 上記外部入出力部が、上記外部情報配信
    機関及び外部課金処理機関と接続され、 上記外部入出力部を介して上記外部課金処理機関との間
    で所定の対価支払い処理を行うことにより、上記外部情
    報配信機関から配信される上記追加セル情報或いは新規
    メイン情報を受信することを特徴とする請求項5に記載
    の情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】 メイン情報記録領域に記録されるメイン
    情報が再生順序を設定されることによってマルチストー
    リ展開が図られて再生されるそれぞれ独立した多数のセ
    ル情報からなり、各セル情報を選択するとともに再生順
    序を規定して再生を行った際の再生順序情報と、これら
    各再生順序情報毎の再生実績に関する再生実績情報と、
    各再生順序情報毎の基準再生回数情報とを付加情報とし
    てメイン情報記録領域に対するメイン情報の記録形態に
    より定義付けして保有する情報記録媒体と、 ユーザによって上記メイン情報の再生条件が設定操作さ
    れる操作部と、上記情報記録媒体からメイン情報を再生
    するとともに上記再生実績情報を検出する再生部と、再
    生操作の終了に伴って上記情報記録媒体に上記各セル情
    報を記録する記録部と、各部に対して制御信号を出力す
    る制御部とを備える情報記録再生装置とが用いられ、 上記再生部に上記情報記録媒体を装填する処理と、 ユーザによる上記メイン情報の再生条件の設定に際して
    上記各セル情報の再生順序を設定して再生順序情報を生
    成する処理と、 上記再生部において、上記第2の再生順序情報に基づい
    て上記情報記録媒体から所定のセル情報を選択して順次
    再生する処理と、 上記再生部において、上記情報記録媒体に保有された上
    記各再生順序情報毎の再生実績情報を検出して上記制御
    部に出力する処理と、 上記制御部から上記各部に対して、上記再生実績情報に
    基づいて再生操作と記録操作とを固有モードに制御する
    制御信号を出力する処理と、 上記記録部において、再生操作の終了に伴って上記情報
    記録媒体に上記各セル情報を異なる記録形態を以って記
    録することにより当該再生操作の上記再生実績情報を更
    新する定義付けして記録する処理とを行うことを特徴と
    する情報記録再生方法。
  9. 【請求項9】 上記情報記録媒体に記録されたメイン情
    報が、ユーザによる再生設定が可能な第1のセル情報群
    と、ユーザによる再生設定が不能な第2のセル情報群と
    から構成されており、 上記再生順序情報に基づく再生実績情報と基準再生回数
    情報との比較結果により、基準回数を満たした場合に上
    記第2のセル情報群から所定のセル情報を選択して再生
    することを特徴とする請求項8に記載の情報記録再生方
    法。
  10. 【請求項10】 上記情報記録媒体に記録されたメイン
    情報が、ユーザによる再生設定が可能な第1のセル情報
    群と、再生が禁止された第3のセル情報群とから構成さ
    れており、 上記再生順序情報に基づく再生実績情報と基準再生回数
    情報との比較結果により、基準回数を満たした場合に上
    記第3のセル情報群から所定のセル情報を選択して再生
    可能とすることを特徴とする請求項8に記載の情報記録
    再生方法。
  11. 【請求項11】 上記情報記録再生装置が、追加セル情
    報或いは新規メイン情報を配信する外部情報配信機関と
    接続される外部入出力部を備えており、 上記再生順序情報に基づく再生実績情報と基準再生回数
    情報との比較結果により、基準回数を満たした場合に上
    記外部入出力部が上記外部情報配信装置から追加セル情
    報或いは新規メイン情報の配信を許可される処理と、 上記記録部により配信された上記追加セル情報或いは新
    規メイン情報を上記情報記録媒体に記録する処理とを有
    することを特徴とする請求項8に記載の情報記録再生方
    法。
  12. 【請求項12】 上記情報記録再生装置が、上記外部情
    報配信機関とともに外部課金処理機関と接続され、 上記外部入出力部を介して上記外部課金処理機関との間
    で、上記外部情報配信機関から配信される上記追加セル
    情報或いは新規メイン情報に関する所定の対価支払いを
    行う処理と、 上記対価支払い処理情報に基づいて、上記外部情報配信
    装置から配信される上記追加セル情報或いは新規メイン
    情報を上記外部入出力部を介して受信する処理と、 上記記録部により配信された上記新規メイン情報を、上
    記再生実績情報を初期値に定義付けする記録形態を以っ
    て上記情報記録媒体に記録する処理を行うことを特徴と
    する請求項11に記載の情報記録再生方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1870073B (zh) * 2005-05-27 2010-05-12 国誉S&T株式会社 数据再生装置、数据编辑装置

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