JP2003323768A - 光ディスク複製防止技術 - Google Patents

光ディスク複製防止技術

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JP2003323768A
JP2003323768A JP2002129623A JP2002129623A JP2003323768A JP 2003323768 A JP2003323768 A JP 2003323768A JP 2002129623 A JP2002129623 A JP 2002129623A JP 2002129623 A JP2002129623 A JP 2002129623A JP 2003323768 A JP2003323768 A JP 2003323768A
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file
disc
data
video
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Kenichi Horikiri
憲一 堀切
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 個人や法人の著作権に係るデータファイルの
複製がされないようにすることが容易にできるDVDビ
デオディスク用デジタルデータ複製防止方法、及び複製
防止機能付DVDレコーダ及びDVDフォーマッタ、並
びに複製防止技術を備えた再生専用DVDビデオディス
ク及び記録型DVDビデオディスク。 【解決手段】 デジタルデータをリードイン、ファイル
規格プログラム、リードアウトを連続して記録型DVD
ディスクに記録する前に、DVDビデオ規格の中からU
DFブリッジ論理規定上の[UDFファイル]構造で構成
されたファイル識別記述子を検索し319、前記検索さ
れたファイル識別記述子セクター内のビデオコンテンツ
・ファイル用ファイル識別子の少なくとも一つは,無効
にされる処理320が施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD−ROM、
DVD−R、DVD−RW、DVD+R、DVD+RW
等にビデオデータが記録されているDVDビデオディス
クの複製を防止する方法、機器、並びに光ディスクに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は従来、デジタル衛星放送からの
データファイルを記録型DVDディスクに書き込む際の
処理を説明するための図である。図17において、DV
Dレコーダ171は、たとえば、デジタル衛星放送17
2からデジタル衛星放送受信機173によってデジタル
データを記録型DVDディスクに記録するためのもので
ある。前記DVDレコーダ171は、デジタル放送受信
機173によって受信したデジタルデータをデスクラン
ブル手段1711によって,スクランブルを解除する。
【0003】前記スクランブルが解除されたデジタルデ
ータは、復号器1712で所望の加工がなされて作品が
再生される。そして、前記復号器から出力されるデジタ
ルデータはエンコーダ1713によって加工された後、
スクランブル処理手段1714によってスクランブルさ
れ、ディスク記録手段1715によって記録型DVDデ
ィスクに記録される。
【0004】従来におけるスクランブル処理等の複製防
止技術は、CPRM(コンテンツ・プロテクト・レコー
ディング・メディア)方式がある。前記CPRM方式
は、デジタル放送からの許可ビットを読み取り、記録型
DVDディスクのメディア・キーでデジタルデータにス
クランブルをかけて記録する。前記CPRM方式はブラ
ンク・ディスク製造工程で、ディスクの内週部にBCA
(バースト・カッティング・エリア)にメディアIDを
レーザ・カッタで記録し、DVD−Rディスクの場合は
リードインのコントロール・データ・ゾーンにメディア
鍵束を専用プリライターで記録する。DVD−RWディ
スクの場合は予めコントロール・データ・ゾーンを含む
リードインがエンボスで形成されているので、メディア
IDをBCAに記録するのみである。
【0005】図18は従来、パーソナルコンピュータに
おいて、VTRまたは光ディスクからのデータファイル
を記録型DVDディスクに書き込む際の処理を説明する
ための図である。図18において,DVDレコーダ18
2は、パーソナルコンピュータ181によって,VTR
183で撮影されたデータファイル、またはDVDディ
スク184のデータファイルを記録型DVDディスクに
記録するためのものである。
【0006】前記DVDレコーダ182において、A/
D変換手段1821は、ビデオカメラで撮影した画像及
び音声をアナログ情報からデジタル情報に変換する。次
に、圧縮機1822は、前記デジタル情報に変換された
データファイルを圧縮する。HDD(ハードディスクド
ライブ)1824は、前記圧縮されたデータファイル、
あるいはDVDディスク184におけるデジタルデータ
をROMドライバー1823によって読み込まれたデジ
タルデータに対して、再生が可能なようにフォーマット
処理が施されて、ディスク記録手段1825により,記
録型DVDディスクに記録する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図17に示す前記CP
RM(コンテンツ・プロテクト・レコーディング・メデ
ィア)方式で記録された記録型DVDディスクは、専用
の復号器を備えたDVDプレーヤでないと再生ができな
いという問題があった。また、前記方式で作成された記
録型DVDディスクは、その製造工程において、高価な
BCAカッターやプリライター等の機器が必要であり、
製造工程が増加することにより、ブランク・ディスクの
コストが高価になるという問題があった。
【0008】また、図18に示すように、パーソナルコ
ンピュータによって、VTRあるいは記録型DVDビデ
オディスクのデータファイルを基にして、自分の作品を
制作し、記録型DVDディスクに記録したい場合があ
る。前記パーソナルコンピュータによって作製した記録
型DVDビデオディスクは、DVDプレーヤで再生する
ことができるが,複製を防止する技術が施されていな
い。
【0009】本発明は、以上のような課題を解決するた
めに、個人が作製した一枚の記録型DVDビデオディス
クであっても、個人の著作権に係るデータファイルの複
製がされないようにすることが容易にできる記録型DV
Dディスク用デジタルデータ複製防止方法、及び複製防
止機能付DVDレコーダ及びDVDフォーマッタ、並び
に記録型DVDビデオディスクを提供することを目的と
する。また、より強固に複製防止された再生専用DVD
ビデオディスクを提供することも目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】(第1発明)第1発明の
DVDビデオディスク用デジタルデータ複製防止方法
は、バックアップあるいは新規作成されたDVDイメー
ジファイル(DVDのプログラム領域)を準備するステ
ップと、前記プログラム領域の論理規格であるUDFブ
リッジ(ISO9660とユニバーサル・ディスク・フ
ォーマットとの複合)規格内のUDFファイル構造で構
成されたファイル識別記述子論理セクター内のデジタル
・ビデオデータ用のファイル識別子を検索またファイル
識別子を新規に作成するステップと、前記検索または新
規に作成されたファイル識別子の少なくとも一つを無効
にするステップと、デジタル・ビデオデータをDVDデ
ィスク(ガラス原盤と記録型DVDディスク)にビデオ
規格でディスクのプログラム領域に記録するステップ
と,を少なくとも備えていることを特徴とする。
【0011】(第2発明)第2発明の複製防止機能付D
VDレコーダ及びDVDフォーマッタは、DVDプログ
ラム領域のデータ全部がHDDに保存されているDVD
イメージファイルを分割するファイル分割手段と、前記
検索されたUDFファイル構造のファイル識別記述子を
検索するファイル識別記述子検索手段と、前記検索され
たファイル識別記述子からファイル識別子を検索するフ
ァイル識別子検索手段と、前記検索されたファイル識別
子を無効文字に変更するファイル識別子変更手段と、前
記分割されたデータファイルを連結する連結手段と、前
記連結されたDVDイメージファイルをDVDディスク
(ガラス原盤と記録型DVDディスク)にビデオ規格で
ディスクのプログラム領域に記録する手段と、を少なく
とも備えている複製防止機能付DVDレコーダ及びDV
Dフォーマッタ、を少なくとも備えている特徴とする。
【0012】(第3発明)第3発明の複製防止技術を備
えた再生専用DVDビデオディスク及び記録型DVDビ
デオディスクは、デジタル・ビデオデータをDVDディ
スク(DVD−ROMと記録型DVDディスク)にビデ
オ規格でリードイン,プログラム、リードアウトが連続
して記録され、前記ビデオ規格に適用されている論理規
格であるUDFブリッジ(ISO9660とユニバーサ
ル・ディスク・フォーマットとの複合)規格内のUDF
ファイル構造で構成されたファイル識別記述子論理セク
ター内のデジタル・ビデオデータ用ファイル識別子の少
なくとも一つが無効になっていることを特徴とする。
【0013】(第4発明)第4発明のDVDビデオディ
スク用デジタルデータ複製防止方法は、バックアップあ
るいは新規作成されたDVDイメージファイル(DVD
のプログラム領域)を準備するステップと、前記プログ
ラム領域の論理規格であるUDFブリッジ(ISO96
60とユニバーサル・ディスク・フォーマットとの複
合)規格内のUDFファイル構造で構成されたファイル
識別記述子論理セクター内のタグIDを検索またはタグ
IDを新規に作成するステップと、前記検索または新規
に作成されたタグIDを無効にするステップと、デジタ
ル・ビデオデータをDVDディスク(ガラス原盤と記録
型DVDディスク)にビデオ規格でディスクのプログラ
ム領域に記録するステップと、を少なくとも備えている
ことを特徴とする。
【0014】(第5発明)第5発明の複製防止機能付D
VDレコーダ及びDVDフォーマッタは、DVDプログ
ラム領域のデータ全部がHDDに保存されているDVD
イメージファイルを分割するファイル分割手段と、前記
検索されたUDFファイル構造のファイル識別記述子を
検索するファイル識別記述子検索手段と、前記検索され
たファイル識別記述子からタグIDを検索するタグID
検索手段と、前記検索されたタグIDを無効にするタグ
ID変更手段と、前記分割されたデータファイルを連結
する連結手段と、前記連結されたDVDイメージファイ
ルをDVDディスク(ガラス原盤と記録型DVDディス
ク)にビデオ規格でディスクのプログラム領域に記録す
る手段と、を少なくとも備えていることを特徴とする。
【0015】(第6発明)第6発明の複製防止技術を備
えた再生専用DVDビデオディスク及び記録型DVDビ
デオディスクは、デジタル・ビデオデータをDVDディ
スク(DVD−ROMと記録型DVDディスク)にビデ
オ規格でリードイン、プログラム、リードアウトが連続
して記録され、前記ビデオ規格に適用されている論理規
格であるUDFブリッジ(ISO9660とユニバーサ
ル・ディスク・フォーマットとの複合)規格内のUDF
ファイル構造で構成されたファイル識別記述子論理セク
ター内のタグIDが無効になっていることを特徴とす
る。
【0016】(第7発明)第7発明のDVDビデオディ
スク用デジタルデータ複製防止方法は、バックアップあ
るいは新規作成されたDVDイメージファイル(DVD
のプログラム領域)を準備するステップと、前記プログ
ラム領域のデジタル・ビデオデータの最後部に存在する
ビデオ・アプリケション制御情報のバックアップファイ
ルと予備開始ボリューム・ポインターとの間に、ダミー
データを挿入しディスク最大記録容量にするステップ
と、前記プログラム領域の論理規格であるUDFブリッ
ジ(ISO9660とユニバーサル・ディスク・フォー
マットとの複合)規格内でISO9660ファイル構造
上の基本ボリューム記述子内ボリューム空間の大きさと
UDFファイル構造上のパーティション記述子内のパー
ティション長さ、論理ボリュ−ム保全記述子内のサイズ
テーブルを検索するステップと、前記検索されたボリュ
ーム空間の大きさ、パーティション長さ、サイズテーブ
ルにダミーデータ容量を加算した値に変更するステップ
と、最大記録容量が現行品よりも僅かに大きいDVDデ
ィスク(ガラス原盤と記録型DVDディスク)準備する
ステップと、デジタル・ビデオデータをDVDディスク
にビデオ規格でディスクのプログラム領域に記録するス
テップと、を少なくとも備えていることを特徴とする。
【0017】(第8発明)第8発明の複製防止機能付D
VDレコーダ及びDVDフォーマッタは、DVDプログ
ラム領域のデータ全部がHDDに保存されているDVD
イメージファイルを分割するファイル分割手段と、前記
プログラム領域のデジタル・ビデオデータの最後部に存
在するビデオ・アプリケション制御情報のバックアップ
ファイルと第2開始ボリューム・ポインターとの間に、
ダミーデータを挿入しディスク最大記録容量にする付加
手段と、前記プログラム領域の論理規格であるUDFブ
リッジ(ISO9660とユニバーサル・ディスク・フ
ォーマットとの複合)規格内のISO9660ファイル
構造上の基本ボリューム記述子内ボリューム空間の大き
さとUDFファイル構造上のパーティション記述子内の
パーティション長さ、論理ボリュ−ム保全記述子内のサ
イズテーブルを検索手段と、前記検索されたボリューム
空間の大きさ、パーティション長さ、サイズテーブルに
ダミーデータ容量を加算した値にする変更手段と、前記
分割されたデータファイルを連結する連結手段と、前記
連結されたDVDイメージファイルをDVDディスク
(ガラス原盤と記録型DVDディスク)にビデオ規格で
ディスクのプログラム領域に記録する手段と、を少なく
とも備えていることを特徴とする。
【0018】(第9発明)第9発明の複製防止技術を備
えた再生専用DVDビデオディスク及び記録型DVDビ
デオディスクは、デジタル・ビデオデータがDVDディ
スク(DVD−ROMと記録型DVDディスク)にビデ
オ規格でリードイン、プログラム、リードアウトとが連
続して記録されている、前記DVDビデオディスク(D
VD−ROMと記録型DVDディスク)においてはトラ
ックピッチの縮小あるいは最大記録溝半径位置の増加と
の形成手段により、DVD−R/RWディスクにおいて
は上記形成手段の他にランドプリピットの最大記録セク
ター位置情報の増加と標準より僅かに低い線速のウオブ
ルとの形成手段をも採用可能であり、DVD+R/+R
Wディスクにおいては上記形成手段の他にADIP内の
最大記録セクター位置情報情報増加と低い線速のウオブ
ルとの形成手段をも採用可能であり、最大記録容量が現
行品よりも僅かに大きくなっている、前記プログラム領
域のデジタル・ビデオデータの最後部に存在するビデオ
・アプリケション制御情報のバックアップファイルと予
備開始ボリューム・ポインターとの間にダミーデータが
挿入されプログラム領域が最大記録容量になっている、
前記リードイン領域内の最終記録セクター数、前記プロ
グラム領域内のISO9660ファイル構造上のボリュ
ーム空間の大きさ、UDFファイル構造上のパーティシ
ョン長さとサイズテーブル、とがダミーデータを含む最
大記録容量値に拡張されている、プログラム領域の最終
論理セクターである予備開始ボリューム・ポインターが
ウオーターマークになっている、ことを特徴とする。
【0019】(第10発明)第10発明のDVDビデオ
ディスク用デジタルデータ複製防止方法は、バックアッ
プあるいは新規作成されたDVDイメージファイル(D
VDのプログラム領域)を準備するステップと、前記プ
ログラム領域のデジタル・ビデオデータの最後部に存在
するビデオ・アプリケション制御情報のバックアップフ
ァイルと予備開始ボリューム・ポインターとの間に、1
0Mバイト以上のダミーデータを挿入し容量を拡張する
ステップと、前記プログラム領域の論理規格であるUD
Fブリッジ(ISO9660とユニバーサル・ディスク
・フォーマットとの複合)規格内のISO9660ファ
イル構造上の基本ボリューム記述子内ボリューム空間の
大きさとUDFファイル構造上のパーティション記述子
内のパーティション長さ、論理ボリュ−ム保全記述子内
のサイズテーブルを検索するステップと、前記検索され
たボリューム空間の大きさ、パーティション長さ、サイ
ズテーブルにダミーデータ容量を加算した値に変更する
ステップと、DVDディスク(ガラス原盤と記録型DV
Dディスク)にオーバライト、ジッター注入、レーザパ
ワーの制御、記録変調信号ストラテージ、機械加工の何
れかにより上記ダミーデータ部分の少なくとも1トラッ
ク以上記録部分の信号を誤り訂正不能にするステップ
と、デジタル・ビデオデータをDVDディスク(ガラス
原盤と記録型DVDディスク)にビデオ規格でディスク
のプログラム領域に記録するステップと、を少なくとも
備えていることを特徴とする。
【0020】(第11発明)第11発明の複製防止機能
付DVDレコーダ及びDVDフォーマッタは、DVDプ
ログラム領域のデータ全部がHDDに保存されているD
VDイメージファイルを分割するファイル分割手段と、
前記プログラム領域の論理規格であるUDFブリッジ
(ISO9660とユニバーサル・ディスク・フォーマ
ットとの複合)規格内のISO9660ファイル構造上
の基本ボリューム記述子内ボリューム空間の大きさとU
DFファイル構造上のパーティション記述子内のパーテ
ィション長さ、論理ボリュ−ム保全記述子内のサイズテ
ーブルを検索手段と、前記プログラム領域のデジタル・
ビデオデータの最後部に存在するビデオ・アプリケショ
ン制御情報のバックアップファイルと予備開始ボリュー
ム・ポインターとの間に、10Mバイト以上のダミーデ
ータを挿入し容量を拡張する手段と、前記検索されたボ
リューム空間の大きさ、パーティション長さ、サイズテ
ーブルにダミーデータ容量を加算した値にする変更手段
と、前記分割されたデータファイルを連結する連結手段
と、前記連結されたDVDイメージファイルをDVDデ
ィスク(ガラス原盤と記録型DVDディスク)にビデオ
規格でディスクのプログラム領域に記録する手段と、前
記DVDディスクにオーバライト、ジッター注入、レー
ザパワーの制御、記録変調信号ストラテージ、機械加工
の何れかにより上記ダミーデータ部分の少なくとも1ト
ラック以上記録部分の信号を誤り訂正不能にする手段
と、を少なくとも備えていることを特徴とする。
【0021】(第12発明)第12発明の複製防止技術
を備えた再生専用DVDビデオディスク及び記録型DV
Dビデオディスクは、デジタル・ビデオデータがDVD
ディスク(DVD−ROMと記録型DVDディスク)に
ビデオ規格でリードイン、プログラム、リードアウトと
が連続して記録されている、前記プログラム領域のデジ
タル・ビデオデータの最後部に存在するビデオ・アプリ
ケション制御情報のバックアップファイルと予備開始ボ
リューム・ポインターとの間にダミーデータが挿入され
プログラム領域が10Mバイト以上の容量が拡張されて
いる、前記リードイン領域内の最終記録セクター数、前
記プログラム領域内のISO9660ファイル構造上の
ボリューム空間の大きさ、UDFファイル構造上のパー
ティション長さとサイズテーブル、とがダミーデータ容
量分だけを加算された記録容量値になっている、上記ダ
ミーデータ部分の少なくとも1トラック以上記録部分の
信号が誤り訂正不能になっている、プログラム領域の最
終論理セクターである予備開始ボリューム・ポインター
がウオーターマークになっている、ことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1発明)第1発明のDVDビ
デオディスク用デジタルデータ複製防止方法は、まずバ
ックアップあるいは新規作成されたDVDイメージファ
イル(DVDのプログラム領域)をHDD(ハードディ
スクドライブ)内に準備し、次に、第1発明の複製防止
方法は、前記プログラム領域の論理規格であるUDFブ
リッジ(ISO9660とユニバーサル・ディスク・フ
ォーマットとの複合)規格内のUDFファイル構造で構
成されたファイル識別記述子論理セクター内のデジタル
・ビデオデータ用のファイル識別子を検索する。また
は、ファイル識別子が新規に作成される。
【0023】前記検索または新規に作成されたファイル
識別子の少なくとも一つを無効にするための処理が施さ
れる。本出願人は、前記UDFブリッジのファイル構造
について、調べている間に、簡単な処理を施すだけで、
個人や法人が作製したデータファイルが再生されるが、
複製ができないようにできることを発見した。すなわ
ち、前記データファイルは、再生が可能なようにフォー
マットされると共に、複製が無効になるように処理され
る。
【0024】たとえば、前記フォーマット処理におい
て、DVDビデオの[UDF]のファイル構造は、ビデ
オ・オブジェクトのファイル識別子に[アンダースコア
_]が使用されている。本出願人は、[UDF]におい
て、英数字以外に使用できるのが前記[アンダースコア
_]だけでなることに注目し、この[アンダースコア_]
を無効文字に変換することを試みた。その結果、前記フ
ォーマット処理の終わったデータファイルは、複製が不
可能となり、再生が通常通り可能であった。
【0025】(第2発明)第2発明の複製防止機能付D
VDレコーダ及びDVDフォーマッタは、DVDプログ
ラム領域のデータ全部がHDDに保存されているDVD
イメージファイルをファイル分割手段によって、データ
ファイルを検索し易いように分割する。[UDF]ファ
イル構造の検索手段は、前記分割されたデータファイル
から[UDF]ファイル構造を検索する。次に、ファイ
ル識別記述子検索手段は、前記検索された[UDF]フ
ァイル構造からファイル識別記述子を検索する。
【0026】ファイル識別子検索手段は、前記検索され
たファイル識別記述子からファイル識別子を検索する。
そして、ファイル識別子変更手段は、ファイル識別子の
一部を無効文字に変更する。検索された識別子の中に、
たとえば、[アンダースコア_]が検索される。前記検
索された[アンダースコア_]を無効文字に変更する。
その後、連結手段は、分割したデータファイルを元に戻
すための作業である連結のための処理を行う。以上のよ
うに、第2の発明は、ファイル識別子の一部を無効文字
に変更するだけで、データファイルの再生が可能である
と同時に複製防止が可能である。
【0027】(第3発明)第3発明の複製防止技術を備
えた再生専用DVDビデオディスク及び記録型DVDビ
デオディスクは、デジタル・ビデオデータをDVDディ
スク(DVD−ROMと記録型DVDディスク)にビデ
オ規格でリードイン、プログラム、リードアウトが連続
して記録され、前記ビデオ規格に適用されている論理規
格であるUDFブリッジ(ISO9660とユニバーサ
ル・ディスク・フォーマットとの複合)規格内のUDF
ファイル構造で構成されたファイル識別記述子論理セク
ター内のデジタル・ビデオデータ用ファイル識別子の少
なくとも一つが無効になっている。したがって、前記再
生専用DVDビデオディスク及び記録型DVDビデオデ
ィスクは、DVDプレーヤでは再生されるが、パソコン
ではデ−タファイルの複製ができないので、個人や法人
が作製したデータファイルに対する著作権が守られる。
【0028】(第4発明)第4発明のDVDビデオディ
スク用デジタルデータ複製防止方法は、まずバックアッ
プあるいは新規作成されたDVDイメージファイル(D
VDのプログラム領域)をHDD(ハードディスクドラ
イブ)内に準備し、次に、第4発明の複製防止方法は、
前記プログラム領域の論理規格であるUDFブリッジ
(ISO9660とユニバーサル・ディスク・フォーマ
ットとの複合)規格内のUDFファイル構造で構成され
たファイル識別記述子論理セクター内のタグIDを検索
する。または、タグIDが新規に作成される。
【0029】前記検索または新規に作成されたタグID
を無効にするための処理が施される。本出願人は、前記
UDFブリッジのファイル構造について、調べている間
に、簡単な処理を施すだけで、個人や法人が作製したデ
ータファイルが再生されるが、複製ができないようにで
きることを発見した。すなわち、前記データファイル
は、再生が可能なようにフォーマットされると共に、複
製が無効になるように処理される。
【0030】たとえば、前記フォーマット処理におい
て、DVDビデオの[UDF]のファイル構造内のファ
イル識別記述子タグIDは257が使用されている。本
出願人は、[UDF]において、タグIDの0が存在しな
いことに注目し、このタグIDを0に変更することを試
みた。その結果、前記フォーマット処理の終わったデー
タファイルは、複製が不可能となり、再生が通常通り可
能であった。
【0031】(第5発明)第5発明の複製防止機能付D
VDレコーダ及びDVDフォーマッタは、DVDプログ
ラム領域のデータ全部がHDDに保存されているDVD
イメージファイルをファイル分割手段によって、データ
ファイルを検索し易いように分割する。[UDF]ファ
イル構造の検索手段は、前記分割されたデータファイル
から[UDF]ファイル構造を検索する。次に、ファイ
ル識別記述子検索手段は、前記検索された[UDF]フ
ァイル構造からファイル識別記述子を検索する。
【0032】タグID識別子検索手段は、前記検索され
たファイル識別記述子からタグIDを検索する。そし
て、タグID変更手段は、該当するタグIDを0に変更
する。検索されたタグIDとして、たとえば、257が
検索される。前記検索されたタグIDを0に変更する。
その後、連結手段は、分割したデータファイルを元に戻
すための作業である連結のための処理を行う。以上のよ
うに、第5の発明は、ファイル識別記述子のタグIDを
0に変更するだけで、データファイルの再生が可能であ
ると同時に複製防止が可能である。
【0033】(第6発明)第6発明の複製防止技術を備
えた再生専用DVDビデオディスク及び記録型DVDビ
デオディスクは、デジタル・ビデオデータをDVDディ
スク(DVD−ROMと記録型DVDディスク)にビデ
オ規格でリードイン、プログラム、リードアウトが連続
して記録され、前記ビデオ規格に適用されている論理規
格であるUDFブリッジ(ISO9660とユニバーサ
ル・ディスク・フォーマットとの複合)規格内のUDF
ファイル構造で構成されたファイル識別記述子のタグI
Dが無効になっている。したがって、前記再生専用DV
Dビデオディスク及び記録型DVDビデオディスクは、
DVDプレーヤでは再生されるが、パソコンではデ−タ
ファイルの複製ができないので、個人や法人が作製した
データファイルに対する著作権が守られる。
【0034】(第7発明)第7発明のDVDビデオディ
スク用デジタルデータ複製防止方法は、まずバックアッ
プあるいは新規作成されたDVDイメージファイル(D
VDのプログラム領域)をHDD(ハードディスクドラ
イブ)内に準備する。次に、第7発明の複製防止方法
は、前記プログラム領域のデジタル・ビデオデータの最
後部に存在するビデオ・アプリケション制御情報のバッ
クアップファイルと予備開始ボリューム・ポインターと
の間に、ダミーデータを挿入しDVDイメージファイル
をディスクの最大記録容量にする。たとえば、元のデー
タファイル記録容量が3.8GBに対して1.0GBの
ダミーデータ記録容量を加算してディスクの最大記録容
量を4.8GBにする。
【0035】前記プログラム領域の論理規格であるUD
Fブリッジ(ISO9660とユニバーサル・ディスク
・フォーマットとの複合)規格内のISO9660ファ
イル構造上の基本ボリューム記述子内ボリューム空間の
大きさとUDFファイル構造上のパーティション記述子
内のパーティション長さ、論理ボリュ−ム保全記述子内
のサイズテーブルを検索する。次に、前記検索されたボ
リューム空間の大きさ、パーティション長さ、サイズテ
ーブルにダミーデータ容量を加算した値にする変更す
る。たとえば、元のボリューム空間の大きさが3.8G
B、 パーティション長さとサイズテーブルが3.79
95GBに対して、1.0GBのダミーデータ記録容量
を加算するので、ボリューム空間の大きさを4.8GB
に、パーティション長さとサイズテーブルが4.799
5GBに変更する。記録容量が現行品よりも僅かに大き
いため、ディスク全体の複製が不可能となり、再生が通
常通り可能であった。
【0036】(第8発明)第5発明の複製防止機能付D
VDレコーダ及びDVDフォーマッタは、DVDプログ
ラム領域のデータ全部がHDDに保存されているDVD
イメージファイルをファイル分割手段によって、データ
ファイルを検索し易いように分割する。前記プログラム
領域のデジタル・ビデオデータの最後部に存在するビデ
オ・アプリケション制御情報のバックアップファイルと
予備開始ボリューム・ポインターとの間に、ダミーデー
タを挿入しディスク最大記録容量にする。たとえば、元
のデータファイル記録容量が3.8GBに対して1.0
GBのダミーデータ記録容量を加算してディスクの最大
記録容量を4.8GBにする。
【0037】前記プログラム領域の論理規格であるUD
Fブリッジ(ISO9660とユニバーサル・ディスク
・フォーマットとの複合)規格内のISO9660ファ
イル構造上の基本ボリューム記述子内ボリューム空間の
大きさとUDFファイル構造上のパーティション記述子
内のパーティション長さ、論理ボリュ−ム保全記述子内
のサイズテーブルを検索する。次に、前記検索されたボ
リューム空間の大きさ、パーティション長さ、サイズテ
ーブルにダミーデータ容量を加算した値にする変更す
る。たとえば、元のボリューム空間の大きさが3.8G
B、 パーティション長さとサイズテーブルが3.79
95GBに対して、1.0GBのダミーデータ記録容量
を加算するので、ボリューム空間の大きさを4.8GB
に、パーティション長さとサイズテーブルが4.799
5GBに変更する。
【0038】その後、連結手段は、分割したデータファ
イルを元に戻すための作業である連結のための処理を行
う。前記連結されたDVDイメージファイルをDVDデ
ィスク(ガラス原盤と記録型DVDディスク)にビデオ
規格でディスクのプログラム領域に記録する。その結
果、前記フォーマット処理の終わったデータファイル
は、記録容量が現行品よりも僅かに大きいため、ディス
ク全体の複製が不可能となり、再生が通常通り可能であ
った。
【0039】(第9発明)第9発明の複製防止技術を備
えた再生専用DVDビデオディスク及び記録型DVDビ
デオディスクは、デジタル・ビデオデータがDVDディ
スク(DVD−ROMと記録型DVDディスク)にビデ
オ規格でリードイン、プログラム、リードアウトとが連
続して記録されている、前記DVDビデオディスク(D
VD−ROMと記録型DVDディスク)においてはトラ
ックピッチの縮小あるいは最大記録溝半径位置の増加と
の形成手段により、DVD−R/RWディスクにおいて
は上記形成手段の他にランドプリピットの最大記録セク
ター位置情報の増加と標準より僅かに低い線速のウオブ
ルとの形成手段をも採用可能であり、DVD+R/+R
Wディスクにおいては上記形成手段の他にADIP内の
最大記録セクター位置情報情報増加と低い線速のウオブ
ルとの形成手段をも採用可能であり、最大記録容量が現
行品よりも僅かに大きくなっている、たとえば、最大記
録容量が4.8GBになっている。
【0040】前記プログラム領域のデジタル・ビデオデ
ータの最後部に存在するビデオ・アプリケション制御情
報のバックアップファイルと予備開始ボリューム・ポイ
ンターとの間にダミーデータが挿入されプログラム領域
が最大記録容量になっている、前記リードイン領域内の
最終記録セクター数、前記プログラム領域内のISO9
660ファイル構造上のボリューム空間の大きさ、UD
Fファイル構造上のパーティション長さとサイズテーブ
ル、とがダミーデータを含む最大記録容量値に拡張され
ている、たとえば、ダミーデータを含むプログラム領域
の記録容量がディスク最大記録容量と同じ4、8GBに
なっている。記録容量が現行品よりも僅かに大きい再生
専用DVDビデオディスク及び記録型DVDビデオディ
スクは、DVDプレーヤでは再生されるが、パソコンに
よるディスク全体の複製ができないので、個人や法人が
作製したデータファイルに対する著作権が守られる。
【0041】(第10発明)第10発明のDVDビデオ
ディスク用デジタルデータ複製防止方法は、まずバック
アップあるいは新規作成されたDVDイメージファイル
(DVDのプログラム領域)をHDD(ハードディスク
ドライブ)内に準備する。次に、第10発明の複製防止
方法は、前記プログラム領域のデジタル・ビデオデータ
の最後部に存在するビデオ・アプリケション制御情報の
バックアップファイルと予備開始ボリューム・ポインタ
ーとの間に、10Mバイト以上のダミーデータを挿入し
容量を拡張する。たとえば、元のデータファイル記録容
量が3.8GBに対して10MBのダミーデータ記録容
量を加算してディスクの最大記録容量を3.810GB
にする。
【0042】前記プログラム領域の論理規格であるUD
Fブリッジ(ISO9660とユニバーサル・ディスク
・フォーマットとの複合)規格内のISO9660ファ
イル構造上の基本ボリューム記述子内ボリューム空間の
大きさとUDFファイル構造上のパーティション記述子
内のパーティション長さ、論理ボリュ−ム保全記述子内
のサイズテーブルを検索する。次に、前記検索されたボ
リューム空間の大きさ、パーティション長さ、サイズテ
ーブルにダミーデータ容量を加算した値にする変更す
る。たとえば、元のボリューム空間の大きさが3.8G
B、 パーティション長さとサイズテーブルが3.79
95GBに対して、10MBのダミーデータ記録容量を
加算するので、ボリューム空間の大きさを3.810G
Bに、パーティション長さとサイズテーブルが3.80
5GBに変更する。
【0043】DVDディスク(ガラス原盤と記録型DV
Dディスク)にオーバライト、ジッター注入、レーザパ
ワーの制御、記録変調信号ストラテージ、機械加工の何
れかにより上記ダミーデータ部分の少なくとも1トラッ
ク以上記録部分の信号を誤り訂正不能にする。デジタル
・ビデオデータをDVDディスク(ガラス原盤と記録型
DVDディスク)にビデオ規格でディスクのプログラム
領域に記録する。前記上記ダミーデータ部分の誤り訂正
不能にする方法は、記録前後あるいは記録中に可能であ
る。プログラム領域の後部に位置するダミーデ−タ部分
の信号に誤り訂正不能な個所が存在する為、ディスク全
体の複製が不可能となり、再生が通常通り可能であっ
た。
【0044】(第11発明)第10発明の複製防止機能
付DVDレコーダ及びDVDフォーマッタは、DVDプ
ログラム領域のデータ全部がHDDに保存されているD
VDイメージファイルをファイル分割手段によって、デ
ータファイルを検索し易いように分割する。前記プログ
ラム領域のデジタル・ビデオデータの最後部に存在する
ビデオ・アプリケション制御情報のバックアップファイ
ルと予備開始ボリューム・ポインターとの間に、10M
バイト以上のダミーデータを挿入し容量を拡張する。た
とえば、元のデータファイル記録容量が3.8GBに対
して10MBのダミーデータ記録容量を加算してディス
クの最大記録容量を3.810GBにする。
【0045】前記プログラム領域の論理規格であるUD
Fブリッジ(ISO9660とユニバーサル・ディスク
・フォーマットとの複合)規格内のISO9660ファ
イル構造上の基本ボリューム記述子内ボリューム空間の
大きさとUDFファイル構造上のパーティション記述子
内のパーティション長さ、論理ボリュ−ム保全記述子内
のサイズテーブルを検索する。次に、前記検索されたボ
リューム空間の大きさ、パーティション長さ、サイズテ
ーブルにダミーデータ容量を加算した値にする変更す
る。たとえば、元のボリューム空間の大きさが3.8G
B、 パーティション長さとサイズテーブルが3.79
95GBに対して、10MBのダミーデータ記録容量を
加算するので、ボリューム空間の大きさを3.810G
Bに、パーティション長さとサイズテーブルが3.80
5GBに変更する。
【0046】その後、連結手段は、分割したデータファ
イルを元に戻すための作業である連結のための処理を行
う。前記連結されたDVDイメージファイルをDVDデ
ィスク(ガラス原盤と記録型DVDディスク)にビデオ
規格でディスクのプログラム領域に記録する。DVDレ
コーダ及びDVDフォーマッタはダミーデー部分の記録
にさしかかると、ジッター注入、レーザパワーの制御、
不適正な記録変調信号ストラテージによって、少なくと
も1トラック以上記録部分の信号を誤り訂正不能にす
る。プログラム領域の後部に位置するダミーデ−タ部分
の信号に誤り訂正不能な個所が存在する為、ディスク全
体の複製が不可能となり、再生が通常通り可能であっ
た。
【0047】(第12発明)第12発明の複製防止技術
を備えた再生専用DVDビデオディスク及び記録型DV
Dビデオディスクは、デジタル・ビデオデータがDVD
ディスク(DVD−ROMと記録型DVDディスク)に
ビデオ規格でリードイン、プログラム、リードアウトと
が連続して記録されている、前記プログラム領域のデジ
タル・ビデオデータの最後部に存在するビデオ・アプリ
ケション制御情報のバックアップファイルと予備開始ボ
リューム・ポインターとの間にダミーデータが挿入され
プログラム領域が10Mバイト以上の容量が拡張されて
いる。前記リードイン領域内の最終記録セクター数、前
記プログラム領域内のISO9660ファイル構造上の
ボリューム空間の大きさ、UDFファイル構造上のパー
ティション長さとサイズテーブル、とがダミーデータ容
量分だけを加算された記録容量値になっている、上記ダ
ミーデータ部分の少なくとも1トラック以上記録部分の
信号が誤り訂正不能になっている、プログラム領域の後
部に位置するダミーデ−タ部分の信号に誤り訂正不能な
個所が存在する為、再生専用DVDビデオディスク及び
記録型DVDビデオディスクは、DVDプレーヤでは再
生されるが、パソコンによるディスク全体の複製ができ
ないので、個人や法人が作製したデータファイルに対す
る著作権が守られる。
【0048】
【第1の実施例】図1、図2、図3、図4、図5、図6
は本発明の第1の実施例であり、請求項1、請求項2、
請求項3の内容に該当する実施例を説明したものであ
る。図1は本発明の一実施例であり、VTRからのデー
タファイルを記録型DVDディスクに書き込む際の処理
を説明するための図である。図1において、たとえば、
DVDレコーダ11は、VTR12で撮影されたデータ
ファイルを記録型DVDディスクに記録するためのもの
である。前記DVDレコーダ11はA/D変換手段11
1と、圧縮器112と、ファイルフォーマット付加手段
113と、コピー禁止付加手段114と、ディスク記憶
手段115から構成されている。A/D変換手段111
は、ビデオカメラで撮影した映像および音声をアナログ
情報からデジタル情報に変換する。
【0049】圧縮器112は、前記デジタル情報に変換
されたデータファイルを圧縮する。ファイルフォーマッ
ト付加手段113は、前記圧縮されたデータファイルに
対して、再生が可能なようにフォーマット処理を施す。
前記フォーマット処理は、国際的に決められたビデオ規
格に基づいて行われる。前記フォーマット処理の終了し
た記録型DVDビデオディスクは、再生ができると共に
複製が可能な状態にある。
【0050】そこで、本発明において、前記データファ
イルは、スクランブル処理等の処理を行わずに、簡単な
ソフトウェアによって、再生ができても、複製ができな
いような処理を施す。すなわち、本発明は、コピー禁止
付加手段114によって、スクランブルに代わる処理を
施した後、ディスク記憶手段115に記憶される。
【0051】図2は本発明の他の実施例であり、パーソ
ナルコンピュータにおいて、VTRまたはDVDディス
クからのデータファイルを記録型DVDディスクに書き
込む際の処理を説明するための図である。図2におい
て、DVDレコーダ22は、パーソナルコンピュータ2
1によって、VTR23で撮影されたデータファイル、
またはDVDディスク24のデータファイルを記録型D
VDディスクに記録するためのものである。
【0052】前記DVDレコーダ22はパーソナルコン
ピュータ21用であるため、ROMドライバー226お
よびHDD(ハードディスクドライブ)227を備えて
いる点で、図1に示す前記DVDレコーダ11とは異な
っており、その他の点では同じである。
【0053】図3は本発明の実施例を詳細に説明するた
めのブロック構成図である。図4は本発明の実施例を説
明するためのフローチャートである。図3および図4に
おいて、まず、データファイルは、A/D変換した後、
圧縮器311によって圧縮される(ステップ411)。
次に、圧縮されたデータファイルは、HDD(ハードデ
ィスクドライブ)312に駆動され、オーサリング31
3によって、映像の順番やメニュー等を入れたりする編
集作業を行う。
【0054】次に、ディスクイメージ314によって、
編集の済んだ全プログラムを順番に格納する。また、同
時に、前記データファイルは、図1のファイルフォーマ
ット付加手段113によって、ビデオ規格にしたがった
フォーマットが施される(ステップ412)。
【0055】図示されていない制御装置は、ファイルフ
ォーマット付加手段113によってファイルフォーマッ
トが終了したか否かを調べる(ステップ413)。ファ
イルフォーマットが終了していない場合、ステップ41
2に戻り、ファイルフォーマットを続ける。前記制御装
置は前記データファイルをコピー禁止にするコピー禁止
付加手段114からの要求があるか否かを調べる(ステ
ップ414)。コピー禁止の要求がない場合、前記デー
タファイルのフォーマット処理を終了する(ステップ4
16)。
【0056】前記データファイルは、コピー禁止にする
場合、一旦、抽出されていない作業領域に格納される
(ステップ415)。抽出されたファイルは、たとえ
ば、600KBと3.7GBに分割される(ステップ4
17)。次に、[ISO9660ファイル]は、規格の
定められた位置257LSN(ロジカル・セクター・ナ
ンバー)にあるため、[ISO9660ファイル]検索
手段316によって、600KBのファイルから検索さ
れる(ステップ418)。前記ISO9660ファイル
が存在するかどうか検索する(ステップ419)。前記
[ISO9660ファイル]がない場合、コピー禁止付
加作業を中断する。(ステップ416)次に、[UDF
ファイル]は規格の決められた位置、257LSN(ロ
ジカル・セクター・ナンバー)以降のタグID=256
が最初に出現するLSNの位置である。たとえば、26
2LSNのファイル・セット記述子から開始される。
[UDFファイル]検索手段317によって、600KB
のファイルから検索される(ステップ420)。DVD
ビデオ規格の場合、前記[UDFファイル]は必ず存在す
るので、タグID=256が出現するまで600KBの
最後まで検索を続ける。
【0057】[UDFファイル]が検索された場合、フィ
アル識別記述子検索手段318は、前記[UDFファイ
ル]の中からフィアル識別記述子を検索する(ステップ
421)。次に、ファイル識別子検索手段319は、拡
張子VOBであるファイル識別子、たとえば[VTS_
01_1]、[VTS_01_2]、[VTS_01_
3]、[VTS_02_1]、[VTS_02_2]、
[VTS_03_1]を検索する(ステップ422)。
図6参照。
【0058】前記ファイル識別子検索手段319によっ
て検索されたファイル識別子[VTS_01_1]、
[VTS_01_2]、[VTS_01_3]、[VT
S_02_1]、[VTS_02_2]、[VTS_0
3_1]の中にコピー禁止にするものがあるか否かを調
べる(ステップ423)。前記ファイル識別子の中にコ
ピー禁止したいものがあれば、所望のファイル識別子を
抽出する(ステップ424)。そして、ファイル識別子
変更手段320は、前記抽出したファイル識別子につい
て無効文字に変更する(ステップ425)。
【0059】無効文字の変更は、たとえば、前記ファイ
ル識別子の中のアンダースコア[_]は、ASCIIコ
ードでバイナリー表示である[5F]であったものを、
[FF]に打ちかえる。アンダースコアを打ち代えて
も、データファイルは実質的に変わらないだけでなく、
UDFファイル・システムが無効になり、コピー禁止処
理が行われる。DVDビデオ規格ディスクの場合、殆ど
のDVDプレーヤは[ISO9660ファイル]でファ
イルを検索しているので、問題なく再生ができる。その
後、データファイルは、分割前のファイルと連結する
(ステップ426)。前記実施例は、ウインドウズの例
であるが、その他のOSの場合、当該OSにあった無効
文字を使用する。以上のようにして作製されたデータフ
ァイルは、記録型DVDディスクに記録されて、必要な
時に再生できると共に、コピーが禁止される。前記実施
例は、作成されたデジタルデータのファイル識別子を検
索して無効にする方法について説明したが、新規に作成
されたデジタルデータのファイルを作成する場合、新規
に作成されたファイルの識別子の少なくとも一つを無効
にすることができる。
【0060】図5は、汎用DVD−Rファイルシステム
の規格を説明するための概略図である。データファイル
がリードインの直後からリードアウトの直前までの概略
が論理番号(ロジカル・セクター・ナンバー)順に記載
されている。たとえば、ボリューム識別シーケンス(セ
クター番号16、17)、ISO9660ボリューム記
述子集合(オプション)、NSR記述子、UDF基本ボ
リューム記述子シーケンス、UDF予備ボリュームシー
ケンス、UDF論理ボリュ−ム完全性シーケンス、UD
F開始ボリューム記述子ポインター(セクター番号25
6)、ISO9660ファイル構造(オプション)(セ
クター番号257以降)、UDFファイル構造、実際の
ファイル、UDF予備開始ボリューム記述子ポインター
という順になっている。
【0061】前記UDFファイル構造は、ファイル集合
記述子、終了記述子、親ディレクトリのフィルエントリ
ー、親ディレクトリのファイル識別記述子、ディレクト
リのフィルエントリー、ディレクトリのファイル識別記
述子、全ファイルエントリー、全ファイル識別記述子、
各ファイルエントリーから構成されている。
【0062】図6は本発明の実施におけるビデオ規格に
おけるディレクトリを説明するための図である。DVD
規格には、物理規格、論理規格、応用規格がある。図6
には前記規格の内、ビデオ規格で定義されているディレ
クトリツリーの部分が示されている。ビデオディレクト
リーには、たとえば、ファイルとして、[VIDEO_
TS.IFO]、[VIDEO_TS.BUP]、[V
TS_01_0.IFO]、[VTS_01_1.VO
B]、[VTS_01_2.VOB]、[VTS_01
_3.VOB]、[VTS_01_0.BUP]、[V
TS_02_0.IFO]、[VTS_02_1.VO
B]、[VTS_02_2.VOB]、[VTS_02
_0.BUP]、[VTS_03_0.IFO]、[V
TS_03_1.VOB]、[VTS_03_0.BU
P]がある。
【0063】本出願人は、前記ファイル識別子に着目
し、この部分の一部を無効文字に変更することにより、
データファイルを複製することができないことを発見し
た。たとえば、ウインドウズの場合、アンダースコア
[_]を無効文字に変更することで、データファイルの
複製を防止することができた。その他のOSであって
も、当該OSに合った無効文字に変更することで、デー
タファイルの複製を防止することができるようになっ
た。
【0064】
【第2の実施例】図1、図2、図5、図6、図7、図8
は本発明の第2の実施例であり、コピー禁止付加手段が
第1の実施例と異なるだけである。請求項4、請求項
5、請求項6の内容に該当する実施例を説明したもので
ある。VTRからのデータファイルを記録型DVDディ
スクに書き込む際の処理を説明するための図である。図
1において、たとえば、DVDレコーダ11は、VTR
12で撮影されたデータファイルを記録型DVDディス
クに記録するためのものである。前記DVDレコーダ1
1はA/D変換手段111と、圧縮器112と、ファイ
ルフォーマット付加手段113と、コピー禁止付加手段
114と、ディスク記憶手段115から構成されてい
る。A/D変換手段111は、ビデオカメラで撮影した
映像および音声をアナログ情報からデジタル情報に変換
する。
【0065】圧縮器112は、前記デジタル情報に変換
されたデータファイルを圧縮する。ファイルフォーマッ
ト付加手段113は、前記圧縮されたデータファイルに
対して、再生が可能なようにフォーマット処理を施す。
前記フォーマット処理は、国際的に決められたビデオ規
格に基づいて行われる。前記フォーマット処理の終了し
た記録型DVDビデオディスクは、再生ができると共に
複製が可能な状態にある。
【0066】そこで、本発明において、前記データファ
イルは、スクランブル処理等の処理を行わずに、簡単な
ソフトウェアによって、再生ができても、複製ができな
いような処理を施す。すなわち、本発明は、コピー禁止
付加手段114によって、スクランブルに代わる処理を
施した後、ディスク記憶手段115に記憶される。
【0067】図2は本発明の他の実施例であり、パーソ
ナルコンピュータにおいて、VTRまたはDVDディス
クからのデータファイルを記録型DVDディスクに書き
込む際の処理を説明するための図である。図2におい
て、DVDレコーダ22は、パーソナルコンピュータ2
1によって、VTR23で撮影されたデータファイル、
またはDVDディスク24のデータファイルを記録型D
VDディスクに記録するためのものである。
【0068】前記DVDレコーダ22はパーソナルコン
ピュータ21用であるため、ROMドライバー226お
よびHDD(ハードディスクドライブ)227を備えて
いる点で、図1に示す前記DVDレコーダ11とは異な
っており、その他の点では同じである。
【0069】図7は本発明の実施例を詳細に説明するた
めのブロック構成図である。図8は本発明の実施例を説
明するためのフローチャートである。図7および図8に
おいて、まず、データファイルは、A/D変換した後、
圧縮器711によって圧縮される(ステップ811)。
次に、圧縮されたデータファイルは、HDD(ハードデ
ィスクドライブ)712に駆動され、オーサリング71
3によって、映像の順番やメニュー等を入れたりする編
集作業を行う。
【0070】次に、ディスクイメージ714によって、
編集の済んだ全プログラムを順番に格納する。また、同
時に、前記データファイルは、図1のファイルフォーマ
ット付加手段113によって、ビデオ規格にしたがった
フォーマットが施される(ステップ812)。
【0071】図示されていない制御装置は、ファイルフ
ォーマット付加手段113によってファイルフォーマッ
トが終了したか否かを調べる(ステップ813)。ファ
イルフォーマットが終了していない場合、ステップ81
2に戻り、ファイルフォーマットを続ける。前記制御装
置は前記データファイルをコピー禁止にするコピー禁止
付加手段114からの要求があるか否かを調べる(ステ
ップ814)。コピー禁止の要求がない場合、前記デー
タファイルのフォーマット処理を終了する(ステップ8
16)。
【0072】前記データファイルは、コピー禁止にする
場合、一旦、抽出されていない作業領域に格納される
(ステップ815)。抽出されたファイルは、たとえ
ば、600KBと3.7GBに分割される(ステップ8
17)。次に、[ISO9660ファイル]は、規格の
定められた位置257LSN(ロジカル・セクター・ナ
ンバー)にあるため、[ISO9660ファイル]検索
手段716によって、600KBのファイルから検索さ
れる(ステップ818)。ISO9660ファイルが存
在するかどうか検索する(ステップ819)。前記[I
SO9660ファイル]がない場合、コピー禁止付加作
業を中断する。(ステップ816)次に、[UDFファ
イル]は規格の決められた位置、257LSN(ロジカ
ル・セクター・ナンバー)以降のタグID=256が最
初に出現するLSNの位置である。たとえば、262L
SNのファイル・セット記述子から開始される。[UD
Fファイル]検索手段717によって、600KBのフ
ァイルから検索される(ステップ820)。DVDビデ
オ規格の場合、前記[UDFファイル]は必ず存在するの
で、タグID=256が出現するまで600KBの最後
まで検索を続ける。
【0073】[UDFファイル]が検索された場合、フィ
アル識別記述子検索手段718は、前記[UDFファイ
ル]の中からフィアル識別記述子を検索する(ステップ
821)。次に、タグID検索手段719は、各論理セ
クターの先頭から2バイトがバイナリー表示で[01
01]である最後の論理セクターを検索する。
【0074】前記タグID検索手段719によって検索
されたタグIDの中にファイル識別子が存在するか否か
を調べる(ステップ823)。所望のタグIDを抽出す
る(ステップ824)。そして、タグID変更手段72
0は、前記抽出したタグIDについて無効に変更する
(ステップ825)。
【0075】無効の変更は、たとえば、前記タグID2
57のバイナリー表示[01 01]を[00 00]に
打ちかえることにより、UDFファイル・システムが無
効になり、コピー禁止処理が行われる。DVDビデオ規
格ディスクの場合、殆どのDVDプレーヤは[ISO9
660ファイル]でファイルを検索しているので、問題
なく再生ができる。その後、データファイルは、分割前
のファイルと連結する(ステップ826)。前記実施例
は、パソコンOSに依存しない。以上のようにして作製
されたデータファイルは、記録型DVDディスクに記録
されて、必要な時に再生できると共に、コピーが禁止さ
れる。前記実施例は、作成されたデジタルデータのファ
イル識別子が存在する論理セクターのタグIDを検索し
て無効にする方法について説明したが、新規に作成され
たデジタルデータのファイルを作成する場合、新規に作
成されたファイルの識別子が存在する論理セクターのタ
グIDを無効にすることができる。DVDプレーヤ再生
互換性の面から、本実施例は前記第1の実施例との併用
は不可能である。
【0076】
【第3の実施例】図1、図2、図9、図10、図11、
図12は本発明の第3の実施例である。請求項7、請求
項8、請求項9の内容に該当する実施例を説明したもの
である。VTRからのデータファイルを記録型DVDデ
ィスクに書き込む際の処理を説明するための図である。
図1において、たとえば、DVDレコーダ11は、VT
R12で撮影されたデータファイルを記録型DVDディ
スクに記録するためのものである。前記DVDレコーダ
11はA/D変換手段111と、圧縮器112と、ファ
イルフォーマット付加手段113と、コピー禁止付加手
段114と、ディスク記憶手段115から構成されてい
る。A/D変換手段111は、ビデオカメラで撮影した
映像および音声をアナログ情報からデジタル情報に変換
する。
【0077】圧縮器112は、前記デジタル情報に変換
されたデータファイルを圧縮する。ファイルフォーマッ
ト付加手段113は、前記圧縮されたデータファイルに
対して、再生が可能なようにフォーマット処理を施す。
前記フォーマット処理は、国際的に決められたビデオ規
格に基づいて行われる。前記フォーマット処理の終了し
た記録型DVDビデオディスクは、再生ができると共に
複製が可能な状態にある。
【0078】そこで、本発明において、前記データファ
イルは、スクランブル処理等の処理を行わずに、簡単な
ソフトウェアと特殊なDVD−Rディスクを使用して、
再生ができても、ラインティングソフト等によるディス
ク全体のバックアップを禁止し、クローン・ディスクの
作成を防止する処理を施す。すなわち、本発明は、コピ
ー禁止付加手段114によって、スクランブルに代わる
処理を施した後、ディスク記憶手段115に記憶され
る。
【0079】図2は本発明の他の実施例であり、パーソ
ナルコンピュータにおいて、VTRまたはDVDディス
クからのデータファイルを記録型DVDディスクに書き
込む際の処理を説明するための図である。図2におい
て、DVDレコーダ22は、パーソナルコンピュータ2
1によって、VTR23で撮影されたデータファイル、
またはDVDディスク24のデータファイルを記録型D
VDディスクに記録するためのものである。
【0080】前記DVDレコーダ22はパーソナルコン
ピュータ21用であるため、ROMドライバー226お
よびHDD(ハードディスクドライブ)227を備えて
いる点で、図1に示す前記DVDレコーダ11とは異な
っており、その他の点では同じである。
【0081】図9は本発明の実施例を詳細に説明するた
めのブロック構成図である。図10は本発明の実施例を
説明するためのフローチャートである。図9および図1
0において、まず、データファイルは、A/D変換した
後、圧縮器911によって圧縮される(ステップ101
1)。次に、圧縮されたデータファイルは、HDD(ハ
ードディスクドライブ)912に駆動され、オーサリン
グ913によって、映像の順番やメニュー等を入れたり
する編集作業を行う。
【0082】次に、ディスクイメージ914によって、
編集の済んだ全プログラムを順番に格納する。また、同
時に、前記データファイルは、図1のファイルフォーマ
ット付加手段113によって、ビデオ規格にしたがった
フォーマットが施される(ステップ1012)。
【0083】図示されていない制御装置は、ファイルフ
ォーマット付加手段113によってファイルフォーマッ
トが終了したか否かを調べる(ステップ1013)。フ
ァイルフォーマットが終了していない場合、ステップ1
012に戻り、ファイルフォーマットを続ける。前記制
御装置は前記データファイルをコピー禁止にするコピー
禁止付加手段114からの要求があるか否かを調べる
(ステップ1014)。コピー禁止の要求がない場合、
前記データファイルのフォーマット処理を終了する(ス
テップ1016)。
【0084】前記データファイルは、コピー禁止にする
場合、一旦、抽出されていない作業領域に格納される
(ステップ1015)。抽出されたファイルは、たとえ
ば、600KBと3.7GBに分割される(ステップ1
017)。次に、ISO容量値検索手段により、ISO
容量が4.7GB以下か否かを調べる(ステップ101
8)。4.7GBを超えている場合はファイルフォーマ
ットを終了する(ステップ1016)。
【0085】ISO容量値検索手段916により16L
SN(ロジカル・セクター・ナンバー)にあるISO基
本ボリュ−ム記述子のBP80〜BP87に記載されて
いるボリューム空間の大きさが検索される(ステップ
(1019)。たとえば、ボリューム空間の大きさが
3.7006GBと記憶される。UDF容量値検索手段
917によって、34LSNにあるUDFパーティショ
ン記述子のBP192〜BP195に記載されているパ
ーティション長さが検索される(ステップ1020)。
たとえば、パーティション長さが3.7001GBと記
憶される。同様に、UDF容量値検索手段917によっ
て、50LSNにあるUDFパーティション記述子のB
P192〜BP195に記載されているパーティション
長さが検索される(ステップ1021)。最後に、UD
F容量値検索手段917によって、64LSNにある論
理ボリューム保全記述子のUDFのBP84〜BP87
に記載されているサイズテーブルが検索される(ステッ
プ1022)。
【0086】ISO最大容量値から現在のISO容量値
を引くとダミーデータ容量値が計算される(ステップ1
023)。現在のUDF容量値にダミーデータ容量値を
加算するとUDF最大容量値が計算される。たとえば、
ISO最大容量値を4.8006GBに設定すると、ダ
ミーデータ容量値は100MBとなり、UDF最大容量
値は4.8001GBと計算される。ISO/UDF容
量値変更手段918にボリューム空間の大きさをISO
最大容量値に変更し、次にパーティション長さをUDF
最大値に変更し、最後にサイズテーブルもUDF最大値
に変更する(ステップ1024)
【0087】そして、前記分割された3.7GBの最後
部、すなわちプログラム領域の最後部のLSNを予備開
始ポインター検索手段919によって検索する(ステッ
プ1025)。たとえば、図5の1796597LSN
を検索する。前記予備開始ポインターの直前に、100
MB容量のダミーデータを生成し、ダミーデータ挿入手
段920によって挿入する(ステップ1026)。その
後、分割され変更されたファイルどおしをファイル連結
手段921によって連結する(ステップ1027)。前
記連結され生成されたイメージファイルはファイル容量
が4.7GBを超えている。
【0088】図12は4.7GBを超えたDVD−Rデ
ィスクの製作方法のフローチャートである。まず、最大
記録アドレスを含むディスク物理情報をLPP(ランド
プリピット)データ1201として121パソコンに入
力し、LPPデータをDVD−Rマスタリング信号発生
器122に送出する。前記DVD−Rマスタリング信号
発生器は前記LPPデータを基に、LPP信号出力12
02端子からLPP信号、ウオブル信号出力1204端
子からウオブル信号等を自動発生し、レーザカッタ12
3に送出する。
【0089】前記レーザは前記LPP信号とウオブル信
号とを光変調し、2ビーム・レーザを使用して、レジス
ト膜が塗布されたガラスマスタ124に、LPP記録1
214とをウオブル記録1215を同時に行う。その
時、トラックピッチ制御1212あるいは線速制御12
13を行い記録容量を拡大する。たとえば、DVD−R
規格のトラックピッチは0.74±0.01μmであ
り、トラックピッチを規格限界まで狭めれば、容量が
1.3%拡大する。同様に、規格上の線速度は3.48
m/sであるが、この値を3.44m/sに設定すれば、容
量が1.1%拡大する。
【0090】前記ガラスマスタから電気メッキ手法で作
成されたスタンパ1218を射出成型1219する。前
記工程で得られたPC(ポリカボネート)基板1220
に色素塗布1221し、スパッターで反射膜1222を
つける。前記工程まで進んだ0.6mm記録層基板と透
明な0.6mmPC単体基板とを貼り合せ1223を行
い、たとえば、4.8GBDVD−Rディスク125が
完成する。
【0091】本発明は、前記ダミーデータを含むイメー
ジファイル容量が4.7GB超えたものを前記4.7G
B超の記録型DVDディスクに記録することにより、デ
ィスク全体のバックアップが不可能となり、複製防止技
術が施される。もし、4.7GBまでのバックアップさ
れたとしても、図11のプログラム領域の最後に位置す
る予備開始ボリューム記述子ポインターはコピーされな
いウオターマークとなる。本発明は、記録型DVDディ
スクだけでなく、CDオーディオを含めたスパイルデー
タ構造を持つ連続記録フォーマットの光ディスクに広く
応用できる。本実施例は前記第1の実施例あるいは前記
第2の実施例と何れかと併用することが可能である。
【0092】
【第4の実施例】図1、図2、図13、図14、図1
5、図16は本発明の第4の実施例である。請求項1
0、請求項11、請求項12の内容に該当する実施例を
説明したものである。VTRからのデータファイルを記
録型DVDディスクに書き込む際の処理を説明するため
の図である。図1において、たとえば、DVDレコーダ
11は、VTR12で撮影されたデータファイルを記録
型DVDディスクに記録するためのものである。前記D
VDレコーダ11はA/D変換手段111と、圧縮器1
12と、ファイルフォーマット付加手段113と、コピ
ー禁止付加手段114と、ディスク記憶手段115から
構成されている。A/D変換手段111は、ビデオカメ
ラで撮影した映像および音声をアナログ情報からデジタ
ル情報に変換する。
【0093】圧縮器112は、前記デジタル情報に変換
されたデータファイルを圧縮する。ファイルフォーマッ
ト付加手段113は、前記圧縮されたデータファイルに
対して、再生が可能なようにフォーマット処理を施す。
前記フォーマット処理は、国際的に決められたビデオ規
格に基づいて行われる。前記フォーマット処理の終了し
た記録型DVDビデオディスクは、再生ができると共に
複製が可能な状態にある。
【0094】そこで、本発明において、前記データファ
イルは、スクランブル処理等の処理を行わずに、簡単な
ソフトウェアと特殊なDVD−Rディスクを使用して、
再生ができても、ラインティングソフト等によるディス
ク全体のバックアップを禁止し、クローン・ディスクの
作成を防止する処理を施す。すなわち、本発明は、コピ
ー禁止付加手段114によって、スクランブルに代わる
処理を施した後、ディスク記憶手段115に記憶され
る。
【0095】図2は本発明の他の実施例であり、パーソ
ナルコンピュータにおいて、VTRまたはDVDディス
クからのデータファイルを記録型DVDディスクに書き
込む際の処理を説明するための図である。図2におい
て、DVDレコーダ22は、パーソナルコンピュータ2
1によって、VTR23で撮影されたデータファイル、
またはDVDディスク24のデータファイルを記録型D
VDディスクに記録するためのものである。
【0096】前記DVDレコーダ22はパーソナルコン
ピュータ21用であるため、ROMドライバー226お
よびHDD(ハードディスクドライブ)227を備えて
いる点で、図1に示す前記DVDレコーダ11とは異な
っており、その他の点では同じである。
【0097】図13は本発明の実施例を詳細に説明する
ためのブロック構成図である。図14は本発明の実施例
を説明するためのフローチャートである。図13および
図14において、まず、データファイルは、A/D変換
した後、圧縮器1311によって圧縮される(ステップ
1411)。次に、圧縮されたデータファイルは、HD
D(ハードディスクドライブ)1312に駆動され、オ
ーサリング1313によって、映像の順番やメニュー等
を入れたりする編集作業を行う。
【0098】次に、ディスクイメージ1314によっ
て、編集の済んだ全プログラムを順番に格納する。ま
た、同時に、前記データファイルは、図1のファイルフ
ォーマット付加手段113によって、ビデオ規格にした
がったフォーマットが施される(ステップ1412)。
【0099】図示されていない制御装置は、のファイル
フォーマット付加手段113によってファイルフォーマ
ットが終了したか否かを調べる(ステップ1413)。
ファイルフォーマットが終了していない場合、ステップ
1412に戻り、ファイルフォーマットを続ける。前記
制御装置は前記データファイルをコピー禁止にするコピ
ー禁止付加手段114からの要求があるか否かを調べる
(ステップ1414)。コピー禁止の要求がない場合、
前記データファイルのフォーマット処理を終了する(ス
テップ1416)。
【0100】前記データファイルは、コピー禁止にする
場合、一旦、抽出されていない作業領域に格納される
(ステップ1415)。抽出されたファイルは、たとえ
ば、600KBと3.7GBに分割される(ステップ1
417)。次に、ISO容量値検索手段により、ISO
容量が4.6GB以下か否かを調べる(ステップ141
8)。4.6GBを超えている場合はファイルフォーマ
ットを終了する(ステップ1416)。
【0101】ISO容量値検索手段1316により16
LSN(ロジカル・セクター・ナンバー)にあるISO
基本ボリュ−ム記述子のBP80〜BP87に記載され
ているボリューム空間の大きさが検索される(ステップ
(1419)。たとえば、ボリューム空間の大きさが
3.7006GBと記憶される。UDF容量値検索手段
1317によって、34LSNにあるUDFパーティシ
ョン記述子のBP192〜BP195に記載されている
パーティション長さが検索される(ステップ142
0)。たとえば、パーティション長さが3.7001G
Bと記憶される。同様に、UDF容量値検索手段131
7によって、50LSNにあるUDFパーティション記
述子のBP192〜BP195に記載されているパーテ
ィション長さが検索される(ステップ1421)。最後
に、UDF容量値検索手段1317によって、64LS
Nにある論理ボリューム保全記述子のUDFのBP84
〜BP87に記載されているサイズテーブルが検索され
る(ステップ1422)。
【0102】ダミーデータ容量指定1318により、少
なくと10MB以上のダミーデータ容量値を外部から指
定する(ステップ1423)。前記検索されたISO容
量値とISO容量値にダミーデータ容量値を加算し、I
SO/UDF容量値変更手段1319により、ボリュー
ム空間の大きさを変更し、次にパーティション長さをに
変更し、最後にサイズテーブルも変更する(ステップ1
424)たとえば、元のISO容量値が3.7006G
Bとし、元のUDF容量値が3.7001GBとする
と、ダミーデータ容量値64MBを加算した結果、変更
されたISO容量値は3.7646MB2なり、変更さ
れたUDF容量値は3.7641GBと計算される。
【0103】そして、前記分割された3.7GBの最後
部、すなわちプログラム領域の最後部のLSNを予備開
始ポインター検索1320によって検索する(ステップ
1425)。たとえば、図5の[1796597LSN]
を検索する。前記予備開始ポインターの直前に、64M
B容量のダミーデータを生成し、ダミーデータ挿入手段
1321によって挿入する(ステップ1426)。その
後、分割され変更されたファイルどおしをファイル連結
手段1322によって連結する(ステップ1427)。
前記連結され生成されたイメージファイルはファイル容
量が少なくとも10MB以上増加している。
【0104】本発明は、市販品のDVD−R及び+Rデ
ィスクに図16のプリライター153で予め記録をする
方式です。前記記録をする位置を記録位置指定151で
指定し、キーボード152からプリライター153内の
パソコン1531に入力します。前記データは特殊記録
ソフト1532でDVD−R/RW1533ドライブあ
るいは図示していないDVD+R/+RWドライブを駆
動し、DVD−Rディスク154あるいは図示していな
いDVD+Rディスクの前記指定位置にランダムEFM
+信号を記録する。イメージデータを記録するDVD−
R/RWドライブあるいはDVD+R/+RWドライブ
がダミーデー部分の記録にさしかかると、ジッター注
入、レーザパワーの制御、不適正な記録変調信号ストラ
テージによって、少なくとも1トラック以上記録部分の
信号を誤り訂正不能にする機能がドライブにある場合は
上記プリライターは不要となり、DVD−RW及び+R
Wディスクにも上記誤り訂正不能にする処理を施すこと
ができる。
【0105】本発明は、予めプリライターで前記ダミー
データが記録される位置に、少なくとも1トラック以上
が記録されている特殊DVD−R及び+Rディスクを用
意し、既知のダミーデータ容量を加えたイメージファイ
ルを前記特殊DVD−R及び+Rディスクスクに記録す
る。前記プリライターで記録された部分がオーバライト
され、その部分の信号が誤り訂正不能となり、ディスク
全体のバックアップが不可能となり、複製防止技術が施
される。もし、信号誤り訂正の位置の直前までバックア
ップされたとしても、図15のプログラム領域の最後に
位置する予備開始ボリューム記述子ポインターはコピー
されないウオターマークとなる。本発明は、記録型DV
Dディスクだけでなく、CDオーディオを含めたスパイ
ル構造を持つ連続記録フォーマットの光ディスクに広く
応用できる。本実施例は前記第1の実施例あるいは第2
の実施例の何れか、あるいは第3の実施例と併用するこ
とが可能である。
【0106】以上、第1、第2、第3、第4の実施例を
詳述したが、本発明は、前記本発明に限定されるもので
はない。そして、本発明は、特許請求の範囲に記載され
た本発明を逸脱することがなければ、種種の設計変更を
行うことが可能である。たとえば、ブロックで示す手段
等は、詳述されていないが、公知または周知のものを採
用することができる。またファイル構造については、ビ
デオ規格で採用されているものをそのまま使用し、特別
のソフトウェアを使用しない。
【0107】
【発明の効果】本発明によれば、個人や法人が作製した
記録型DVDビデオディスクであっても、再生が通常と
同じようにできると同時に、勝手にコピーされることが
なく、著作権が守られる。
【0108】本発明によれば、スクランブルと暗号キー
のような特殊の技術を使用することなく、記録型DVD
ビデオディスクを作製する際に必要なビデオ規定で、再
生に無関係なファイル識別記述子及びファイル識別子に
着目して、これを変更するだけで、再生ができ且つビデ
オコンテンツのコピーが禁止されるようになる。また、
ダミーデータの付加と僅かな加工を施した特殊な記録型
DVDディスクを使用して、ディスク全体のバックアッ
プが不可能になる。
【0109】本発明によれば、コピー禁止を施すための
ソフトェアが簡単で、しかも所望のデータファイルのみ
をコピー禁止にすることができる。僅かな経費負担だけ
でディスク全体のバックアップ禁止とビデオコンテンツ
のコピー禁止と併用して、より強靭な複製防止技術が提
供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であり、VTRからのデータ
ファイルを記録型DVDディスクに書き込む際の処理を
説明するための図である。
【図2】本発明の他の実施例であり、パーソナルコンピ
ュータにVTRまたはDVDディスクからのデータファ
イルを記録型DVDディスクに書き込む際の処理を説明
するための図である。
【図3】本発明の第1の実施例を詳細に説明するための
ブロック構成図である。
【図4】本発明の第1の実施例を詳細に説明するための
フローチャートである。
【図5】汎用DVD−Rディスクのイメージファイル構
成を説明するための概略図である。
【図6】本発明の第1の実施例におけるビデオ規格にお
けるヂィレクトリを説明するための図である。
【図7】本発明の第2の実施例を詳細に説明するための
ブロック構成図である。
【図8】本発明の第2の実施例を説明するためのフロー
チャートである。
【図9】本発明の第3の実施例を詳細に説明するための
ブロック構成図である。
【図10】本発明の第3の実施例を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図11】本発明の第3の実施例におけるDVD−Rデ
ィスクのイメージファイル構成を説明するための概略図
である。
【図12】本発明の第3の実施例における4.7GB超
DVD−Rディスクを製作工程を説明するためのブロッ
ク構成図である。
【図13】本発明の第4の実施例を詳細に説明するため
のブロック構成図である。
【図14】本発明の第4の実施例を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図15】本発明の第4の実施例におけるDVD−Rデ
ィスクのイメージファイル構成を説明するための概略図
である。
【図16】本発明の第4の実施例におけるプリライター
記録を説明するためのブロック構成図である。
【図17】従来、VTRからのデータファイルを記録型
DVDディスクに書き込む際の処理を説明するための図
である。
【図18】従来、パーソナルコンピュータにVTRまた
はDVDディスクからのデータファイルを記録型DVD
ディスクに書き込む際の処理を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1311・・・圧縮器 1312・・・HDD 1313・・・オーサリング 1314・・・ディスクイメージ 1315・・・ファイル分割手段 1316・・・ISO容量値検索手段 1317・・・UDF容量値検索手段 1318・・・ダミーデ−タ容量指定手段 1318・・・ISO/UDF容量値変更手段 1319・・・予備開始ポインター検索 1320・・・ダミーデータ挿入手段 1321・・・ファイル連結手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/85 H04N 5/85 Z 5/92 5/92 H Fターム(参考) 5B017 AA06 BB03 CA09 CA15 5C052 AA02 AB04 DD04 5C053 FA13 FA24 GB05 5D044 AB05 AB07 BC03 BC04 CC04 DE04 DE49 DE50 EF05 HL08 5D090 AA01 BB02 BB03 BB04 CC14 DD03 DD05 FF08 FF09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックアップあるいは新規作成されたD
    VDイメージファイル(DVDのプログラム領域)を準
    備するステップと、 前記プログラム領域の論理規格であるUDFブリッジ
    (ISO9660とユニバーサル・ディスク・フォーマ
    ットとの複合)規格内のUDFファイル構造で構成され
    たファイル識別記述子論理セクター内のデジタル・ビデ
    オデータ用のファイル識別子を検索またファイル識別子
    を新規に作成するステップと、 前記検索または新規に作成されたファイル識別子の少な
    くとも一つを無効にするステップと、 デジタル・ビデオデータをDVDディスク(ガラス原盤
    と記録型DVDディスク)にビデオ規格でディスクのプ
    ログラム領域に記録するステップと、 を少なくとも備えているDVDビデオディスク用デジタ
    ルデータ複製防止方法。
  2. 【請求項2】 DVDプログラム領域のデータ全部がH
    DDに保存されているDVDイメージファイルを分割す
    るファイル分割手段と、 前記検索されたUDFファイル構造のファイル識別記述
    子を検索するファイル識別記述子検索手段と、 前記検索されたファイル識別記述子からファイル識別子
    を検索するファイル識別子検索手段と、 前記検索されたファイル識別子を無効文字に変更するフ
    ァイル識別子変更手段と、 前記分割されたデータファイルを連結する連結手段と、 前記連結されたDVDイメージファイルをDVDディス
    ク(ガラス原盤と記録型DVDディスク)にビデオ規格
    でディスクのプログラム領域に記録する手段と、 を少なくとも備えている複製防止機能付DVDレコーダ
    及びDVDフォーマッタ。
  3. 【請求項3】 デジタル・ビデオデータをDVDディス
    ク(DVD−ROMと記録型DVDディスク)にビデオ
    規格でリードイン、プログラム、リードアウトが連続し
    て記録され、前記ビデオ規格に適用されている論理規格
    であるUDFブリッジ(ISO9660とユニバーサル
    ・ディスク・フォーマットとの複合)規格内のUDFフ
    ァイル構造で構成されたファイル識別記述子論理セクタ
    ー内のデジタル・ビデオデータ用ファイル識別子の少な
    くとも一つが無効になっている複製防止技術を備えた再
    生専用DVDビデオディスク及び記録型DVDビデオデ
    ィスク。
  4. 【請求項4】 バックアップあるいは新規作成されたD
    VDイメージファイル(DVDのプログラム領域)を準
    備するステップと、 前記プログラム領域の論理規格であるUDFブリッジ
    (ISO9660とユニバーサル・ディスク・フォーマ
    ットとの複合)規格内のUDFファイル構造で構成され
    たファイル識別記述子論理セクター内のタグIDを検索
    またはタグIDを新規に作成するステップと、 前記検索または新規に作成されたタグIDを無効にする
    ステップと、 デジタル・ビデオデータをDVDディスク(ガラス原盤
    と記録型DVDディスク)にビデオ規格でディスクのプ
    ログラム領域に記録するステップと、 を少なくとも備えているDVDビデオディスク用デジタ
    ルデータ複製防止方法。
  5. 【請求項5】 DVDプログラム領域のデータ全部がH
    DDに保存されているDVDイメージファイルを分割す
    るファイル分割手段と、 前記検索されたUDFファイル構造のファイル識別記述
    子を検索するファイル識別記述子検索手段と、 前記検索されたファイル識別記述子からタグIDを検索
    するタグID検索手段と、 前記検索されたタグIDを無効にするタグID変更手段
    と、 前記分割されたデータファイルを連結する連結手段と、 前記連結されたDVDイメージファイルをDVDディス
    ク(ガラス原盤と記録型DVDディスク)にビデオ規格
    でディスクのプログラム領域に記録する手段と、 を少なくとも備えている複製防止機能付DVDレコーダ
    及びDVDフォーマッタ。
  6. 【請求項6】 デジタル・ビデオデータをDVDディス
    ク(DVD−ROMと記録型DVDディスク)にビデオ
    規格でリードイン、プログラム、リードアウトが連続し
    て記録され、前記ビデオ規格に適用されている論理規格
    であるUDFブリッジ(ISO9660とユニバーサル
    ・ディスク・フォーマットとの複合)規格内のUDFフ
    ァイル構造で構成されたファイル識別記述子論理セクタ
    ー内のタグIDが無効になっている複製防止技術を備え
    た再生専用DVDビデオディスク及び記録型DVDビデ
    オディスク。
  7. 【請求項7】 バックアップあるいは新規作成されたD
    VDイメージファイル(DVDのプログラム領域)を準
    備するステップと、 前記プログラム領域のデジタル・ビデオデータの最後部
    に存在するビデオ・アプリケション制御情報のバックア
    ップファイルと予備開始ボリューム記述子ポインターと
    の間に、ダミーデータを挿入しディスク最大記録容量に
    するステップと、 前記プログラム領域の論理規格であるUDFブリッジ
    (ISO9660とユニバーサル・ディスク・フォーマ
    ットとの複合)規格内でISO9660ファイル構造上
    の基本ボリューム記述子内ボリューム空間の大きさとU
    DFファイル構造上のパーティション記述子内のパーテ
    ィション長さ、論理ボリュ−ム保全記述子内のサイズテ
    ーブルを検索するステップと、 前記検索されたボリューム空間の大きさ、パーティショ
    ン長さ、サイズテーブルにダミーデータ容量を加算した
    値に変更するステップと、 最大記録容量が現行品よりも僅かに大きいDVDディス
    ク(ガラス原盤と記録型DVDディスク)準備するステ
    ップと、 デジタル・ビデオデータをDVDディスクにビデオ規格
    でディスクのプログラム領域に記録するステップと、 を少なくとも備えているDVDビデオディスク用デジタ
    ルデータ複製防止方法。
  8. 【請求項8】 DVDプログラム領域のデータ全部がH
    DDに保存されているDVDイメージファイルを分割す
    るファイル分割手段と、 前記プログラム領域のデジタル・ビデオデータの最後部
    に存在するビデオ・アプリケション制御情報のバックア
    ップファイルと予備開始ボリューム・ポインターとの間
    に、ダミーデータを挿入しディスク最大記録容量にする
    付加手段と、 前記プログラム領域の論理規格であるUDFブリッジ
    (ISO9660とユニバーサル・ディスク・フォーマ
    ットとの複合)規格内のISO9660ファイル構造上
    の基本ボリューム記述子内ボリューム空間の大きさとU
    DFファイル構造上のパーティション記述子内のパーテ
    ィション長さ、論理ボリュ−ム保全記述子内のサイズテ
    ーブルを検索手段と、 前記検索されたボリューム空間の大きさ、パーティショ
    ン長さ、サイズテーブルにダミーデータ容量を加算した
    値にする変更手段と、 前記分割されたデータファイルを連結する連結手段と、 前記連結されたDVDイメージファイルをDVDディス
    ク(ガラス原盤と記録型DVDディスク)にビデオ規格
    でディスクのプログラム領域に記録する手段と、 を少なくとも備えている複製防止機能付DVDレコーダ
    及びDVDフォーマッタ。
  9. 【請求項9】 デジタル・ビデオデータがDVDディス
    ク(DVD−ROMと記録型DVDディスク)にビデオ
    規格でリードイン、プログラム、リードアウトとが連続
    して記録されている、 前記DVDビデオディスク(DVD−ROMと記録型D
    VDディスク)においてはトラックピッチの縮小あるい
    は最大記録溝半径位置の増加との形成手段により、DV
    D−R/RWディスクにおいては上記形成手段の他にラ
    ンドプリピットの最大記録セクター位置情報の増加と標
    準より僅かに低い線速のウオブルとの形成手段をも採用
    可能であり、DVD+R/+RWディスクにおいては上
    記形成手段の他にADIP内の最大記録セクター位置情
    報情報増加と低い線速のウオブルとの形成手段をも採用
    可能であり、最大記録容量が現行品よりも僅かに大きく
    なっている、 前記プログラム領域のデジタル・ビデオデータの最後部
    に存在するビデオ・アプリケション制御情報のバックア
    ップファイルと予備開始ボリューム・ポインターとの間
    にダミーデータが挿入されプログラム領域が最大記録容
    量になっている、 前記リードイン領域内の最終記録セクター数、前記プロ
    グラム領域内のISO9660ファイル構造上のボリュ
    ーム空間の大きさ、UDFファイル構造上のパーティシ
    ョン長さとサイズテーブル、とがダミーデータを含む最
    大記録容量値に拡張されている、 プログラム領域の最終論理セクターである予備開始ボリ
    ューム・ポインターがウオーターマークになっている、 複製防止技術を備えた再生専用DVDビデオディスク及
    び記録型DVDビデオディスク。
  10. 【請求項10】 バックアップあるいは新規作成された
    DVDイメージファイル(DVDのプログラム領域)を
    準備するステップと、 前記プログラム領域のデジタル・ビデオデータの最後部
    に存在するビデオ・アプリケション制御情報のバックア
    ップファイルと予備開始ボリューム・ポインターとの間
    に、10Mバイト以上のダミーデータを挿入し容量を拡
    張するステップと、 前記プログラム領域の論理規格であるUDFブリッジ
    (ISO9660とユニバーサル・ディスク・フォーマ
    ットとの複合)規格内のISO9660ファイル構造上
    の基本ボリューム記述子内ボリューム空間の大きさとU
    DFファイル構造上のパーティション記述子内のパーテ
    ィション長さ,論理ボリュ−ム保全記述子内のサイズテ
    ーブルを検索するステップと、 前記検索されたボリューム空間の大きさ、パーティショ
    ン長さ、サイズテーブルにダミーデータ容量を加算した
    値に変更するステップと、 DVDディスク(ガラス原盤と記録型DVDディスク)
    にオーバライト、ジッター注入、レーザパワーの制御、
    記録変調信号ストラテージ、機械加工の何れかにより上
    記ダミーデータ部分の少なくとも1トラック以上記録部
    分の信号を誤り訂正不能にするステップと、 デジタル・ビデオデータをDVDディスク(ガラス原盤
    と記録型DVDディスク)にビデオ規格でディスクのプ
    ログラム領域に記録するステップと、 を少なくとも備えているDVDビデオディスク用デジタ
    ルデータ複製防止方法。
  11. 【請求項11】 DVDプログラム領域のデータ全部が
    HDDに保存されているDVDイメージファイルを分割
    するファイル分割手段と、 前記プログラム領域の論理規格であるUDFブリッジ
    (ISO9660とユニバーサル・ディスク・フォーマ
    ットとの複合)規格内のISO9660ファイル構造上
    の基本ボリューム記述子内ボリューム空間の大きさとU
    DFファイル構造上のパーティション記述子内のパーテ
    ィション長さ、論理ボリュ−ム保全記述子内のサイズテ
    ーブルを検索手段と、 前記プログラム領域のデジタル・ビデオデータの最後部
    に存在するビデオ・アプリケション制御情報のバックア
    ップファイルと予備開始ボリューム・ポインターとの間
    に、10Mバイト以上のダミーデータを挿入し容量を拡
    張する手段と、 前記検索されたボリューム空間の大きさ、パーティショ
    ン長さ、サイズテーブルにダミーデータ容量を加算した
    値にする変更手段と、 前記分割されたデータファイルを連結する連結手段と、 前記連結されたDVDイメージファイルをDVDディス
    ク(ガラス原盤と記録型DVDディスク)にビデオ規格
    でディスクのプログラム領域に記録する手段と、 前記DVDディスクにオーバライト、ジッター注入、レ
    ーザパワーの制御、記録変調信号ストラテージ、機械加
    工の何れかにより上記ダミーデータ部分の少なくとも1
    トラック以上記録部分の信号を誤り訂正不能にする手段
    と、 を少なくとも備えている複製防止機能付DVDレコーダ
    及びDVDフォーマッタ。
  12. 【請求項12】 デジタル・ビデオデータがDVDディ
    スク(DVD−ROMと記録型DVDディスク)にビデ
    オ規格でリードイン、プログラム、リードアウトとが連
    続して記録されている、 前記プログラム領域のデジタル・ビデオデータの最後部
    に存在するビデオ・アプリケション制御情報のバックア
    ップファイルと予備開始ボリューム・ポインターとの間
    にダミーデータが挿入されプログラム領域が10Mバイ
    ト以上の容量が拡張されている、 前記リードイン領域内の最終記録セクター数、前記プロ
    グラム領域内のISO9660ファイル構造上のボリュ
    ーム空間の大きさ、UDFファイル構造上のパーティシ
    ョン長さとサイズテーブル、とがダミーデータ容量分だ
    けを加算された記録容量値になっている、 上記ダミーデータ部分の少なくとも1トラック以上記録
    部分の信号が誤り訂正不能になっている、 プログラム領域の最終論理セクターである予備開始ボリ
    ューム・ポインターがウオーターマークになっている、 複製防止技術を備えた再生専用DVDビデオディスク及
    び記録型DVDディスク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006048891A (ja) * 2004-07-05 2006-02-16 Nippon Video Album Kyokai 記録媒体
JP2007052771A (ja) * 2005-06-13 2007-03-01 Sony Dadc Austria Ag 非コピープロテクトデータをコピープロテクト済みデータに変換するデータ変換方法
JP2011514611A (ja) * 2008-02-27 2011-05-06 ロビ ソリューションズ コーポレーション コンテンツを所持する記録媒体をコピープロテクトするための装置および方法

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