JP2003323269A - ユーザ情報管理方法,画像形成装置,ユーザ情報管理プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

ユーザ情報管理方法,画像形成装置,ユーザ情報管理プログラムおよび記録媒体

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JP2003323269A
JP2003323269A JP2003039979A JP2003039979A JP2003323269A JP 2003323269 A JP2003323269 A JP 2003323269A JP 2003039979 A JP2003039979 A JP 2003039979A JP 2003039979 A JP2003039979 A JP 2003039979A JP 2003323269 A JP2003323269 A JP 2003323269A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザ情報に関する処理を容易化して利用者の
作業負担を軽減することができ、ユーザ情報を供給する
ことが可能なユーザ情報管理方法および画像形成装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】画像形成処理を行う1つ以上のアプリケー
ションを少なくとも有する画像形成装置1のユーザ情報
管理方法であって、ユーザ情報管理手段49が、画像形
成装置1にネットワーク23を介して接続された外部管
理装置124からユーザ情報に関する要求を受信する受
信段階と、ユーザ情報管理手段49が所定の関数を利用
し、要求に応じたユーザ情報に関する処理を行う処理段
階とを有することを有することにより上記課題を解決す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザ情報管理方
法,画像形成装置,ユーザ情報管理プログラムおよび記
録媒体に係り、特に1つ以上の格納手段に格納されたユ
ーザ情報をネットワークを介して接続された外部管理装
置から管理するユーザ情報管理方法,画像形成装置,ユ
ーザ情報管理プログラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタ,コピー,ファクシミリ
およびスキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収
納した画像形成装置(以下、融合機という)が知られる
ようになった。この融合機は、1つの筐体内に表示部,
印刷部および撮像部などを設けると共に、プリンタ,コ
ピー,ファクシミリおよびスキャナにそれぞれ対応する
4種類のソフトウェアを設け、そのソフトウェアを切り
替えることより、プリンタ,コピー,ファクシミリおよ
びスキャナとして動作させるものである。
【0003】このような融合機は、他の融合機やコンピ
ュータなどにネットワークを介して接続され、配信機能
を利用して例えば画像情報などの配信を行う。配信機能
を有する融合機は、例えば配信宛先情報および利用制限
・課金情報をユーザ情報として有している。
【0004】配信宛先情報は、配信宛先や送信者などの
管理を行うものである。配信宛先情報は、更新頻度が低
くバックアップが比較的容易である。また、配信宛先情
報は管理が必要なユーザが融合機を利用するユーザに限
定されないため、管理が必要なユーザの数が多くなる。
【0005】一方、利用制限・課金情報は各種機能の使
用可否や使用可能機能の使用枚数などの管理を行うもの
である。利用制限・課金情報は機器の使用の度に更新さ
れるため更新頻度が高く、バックアップが困難である。
また、利用制限・課金情報は管理が必要なユーザが融合
機を利用するユーザに限定されるため、管理が必要なユ
ーザの数が少なくなる。
【0006】このように、配信宛先情報および利用制限
・課金情報はバックアップの容易性や管理が必要なユー
ザの数に差があるため、格納手段としての記憶装置に要
求される条件が異なっている。例えば配信宛先情報は速
度や信頼性を犠牲にしても大容量の記憶装置が必要であ
る。また、利用制限・課金情報はコストや容量を犠牲に
しても高速で信頼性の高い記憶装置が必要である。融合
機は、例えば配信宛先情報をハードディスク装置に格納
して管理し、利用制限・課金情報を不揮発RAMに格納
して管理している。
【0007】従来の融合機は、配信宛先情報および利用
制限・課金情報を参照または更新する場合、利用者は融
合機に設けられたオペレーションパネルを操作すること
で行っていた。
【0008】特許文献1には、1つの筐体内に表示部,
印刷部および撮像部などを設けると共に、プリンタ,コ
ピー,ファクシミリおよびスキャナにそれぞれ対応する
4種類のソフトウェアを設け、そのソフトウェアを切り
替えることより、プリンタ,コピー,ファクシミリおよ
びスキャナとして動作される融合機の一例が記載されて
いる。
【0009】
【特許文献1】特開2002−84383号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の融合機では、配
信宛先情報および利用制限・課金情報の参照または更新
を融合機に設けられたオペレーションパネル上で行って
いたため、一度に表示できる情報量がオペレーションパ
ネルの表示能力に左右される。一般に、融合機に設けら
れるオペレーションパネルは小さいことが多く、配信宛
先情報および利用制限・課金情報の参照または更新を行
うための画面に一度に表示できる情報量が少ないという
問題があった。また、配信宛先情報および利用制限・課
金情報の参照または更新は、融合機に予め設けられてい
る規定形式で行わなければならないという問題があっ
た。
【0011】したがって、融合機に設けられたオペレー
ションパネル上で配信宛先情報および利用制限・課金情
報の参照または更新は、利用者の負担が大きいという問
題があった。
【0012】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、ユーザ情報に関する処理を容易化して利用者の作業
負担を軽減することができ、ユーザ情報を共有すること
が可能なユーザ情報管理方法および画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、請求項1にかかる発明は、画像形成処理を行
う1つ以上のアプリケーションを少なくとも有する画像
形成装置のユーザ情報管理方法であって、ユーザ情報管
理手段が、前記画像形成装置にネットワークを介して接
続された外部管理装置からユーザ情報に関する要求を受
信する受信段階と、前記ユーザ情報管理手段が所定の関
数を利用し、前記要求に応じたユーザ情報に関する処理
を行う処理段階とを有することを特徴とする。
【0014】このようなユーザ情報管理方法では、画像
形成装置にネットワークを介して接続された外部管理装
置を利用してユーザ情報の管理を行うため、画像形成装
置に備えられたオペレーションパネルの性能や画像形成
装置に予め設けられているユーザ情報の管理を行うため
の規定形式によらずに、外部管理装置に設けた規定形式
でユーザ情報の管理を行うことができる。したがって、
ユーザ情報に関する処理を容易化して利用者の作業負担
を軽減できると共に、ユーザ情報を他の画像形成装置と
共有することができる。
【0015】また、請求項2にかかる発明は、前記受信
段階は、前記ユーザ情報管理手段に含まれるリモートイ
ンターフェース手段が、所定の記述言語で記載されたメ
ッセージの交換を行う所定のプロトコルを用いて、前記
外部管理装置からユーザ情報に関する要求を受信するこ
とを特徴とする。
【0016】このようなユーザ情報管理方法では、所定
の記述言語で記載されたメッセージの交換を行う所定の
プロトコルを利用して、リモートインターフェース手段
が外部管理装置からユーザ情報に関する要求を受信する
ことができる。
【0017】また、請求項3にかかる発明は、前記所定
のプロトコルは、シンプル・オブジェクト・アクセス・
プロトコルであることを特徴とする。
【0018】このようなユーザ情報管理方法では、所定
のプロトコルとしてシンプル・オブジェクト・アクセス
・プロトコルを利用することができる。
【0019】また、請求項4にかかる発明は、前記ユー
ザ情報は、配信宛先情報および利用権限・課金情報を含
むことを特徴とする。
【0020】このようなユーザ情報管理方法では、ユー
ザ情報を配信宛先情報および利用権限・課金情報を含む
ように構成できる。
【0021】また、請求項5にかかる発明は、前記格納
手段は、前記配信宛先情報を格納した配信宛先情報格納
手段と、前記利用権限・課金情報を格納した利用権限・
課金情報格納手段とを含むことを特徴とする。
【0022】このようなユーザ情報管理方法では、格納
手段を配信宛先情報格納手段と利用権限・課金情報格納
手段とを含むように構成できる。
【0023】また、請求項6にかかる発明は、前記処理
段階は、前記ユーザ情報管理手段に含まれるリモートイ
ンターフェース手段が、予め定義されている所定の関数
を利用して前記要求に応じたユーザ情報に関する処理を
行うことを特徴とする。
【0024】このようなユーザ情報管理方法では、予め
定義されている所定の関数を用いてリモートインターフ
ェース手段が、要求に応じたユーザ情報に関する処理を
行うことができる。
【0025】また、請求項7にかかる発明は、前記関数
は、前記ユーザ情報管理手段が有する機能情報の取得を
要求するものであることを特徴とする。
【0026】このようなユーザ情報管理方法では、予め
定められている関数を用いてユーザ情報管理手段が有す
る機能情報の取得を要求できる。
【0027】また、請求項8にかかる発明は、前記関数
は、前記外部管理装置を操作する利用者の認証を要求す
るものであることを特徴とする。
【0028】このようなユーザ情報管理方法では、予め
定められている関数を用いて外部管理装置を操作する利
用者の認証を要求できる。
【0029】また、請求項9にかかる発明は、前記関数
は、前記ユーザ情報の世代番号の取得を要求するもので
あることを特徴とする。
【0030】このようなユーザ情報管理方法では、予め
定められている関数を用いてユーザ情報の世代番号を要
求できる。なお、世代番号とは、ユーザ情報が更新され
る度に更新される番号であって、例えばユーザ情報が更
新される度に所定数ずつ増加する。
【0031】また、請求項10にかかる発明は、前記関
数は、格納手段に格納されたユーザ情報の取得を要求す
るものであることを特徴とする。
【0032】このようなユーザ情報管理方法では、予め
定められている関数を用いて格納手段に格納されている
ユーザ情報の取得を要求できる。
【0033】また、請求項11にかかる発明は、前記関
数は、格納手段に格納されたユーザ情報のうち所定の条
件に合致するユーザ情報の取得を要求するものであるこ
とを特徴とする。
【0034】このようなユーザ情報管理方法では、予め
定められている関数を用いて格納手段に格納されている
ユーザ情報のうち所定の条件に合致するユーザ情報の取
得を要求できる。
【0035】また、請求項12にかかる発明は、前記関
数は、格納手段に格納されたユーザ情報の更新を要求す
るものであることを特徴とする。
【0036】このようなユーザ情報管理方法では、予め
定められている関数を用いて格納手段に格納されている
ユーザ情報の更新を要求できる。
【0037】また、請求項13にかかる発明は、前記外
部管理装置を操作する利用者の認証が成功した場合に認
証情報を前記外部管理装置に送信し、前記外部管理装置
から供給されるメッセージに前記認証情報を付加させる
ことを特徴とする。
【0038】このようなユーザ情報管理方法では、認証
が成功した外部管理装置に認証情報を送信し、外部管理
装置から供給されるメッセージに認証情報を付加させる
ことにより、権限のある利用者からの要求を識別でき
る。
【0039】また、請求項14にかかる発明は、前記外
部管理装置からの要求に応じて前記世代番号を前記外部
管理装置に送信し、前記外部管理装置から供給されるメ
ッセージに前記世代番号を付加させることを特徴とす
る。
【0040】このようなユーザ情報管理方法では、外部
管理装置に世代番号を送信し、外部管理装置から供給さ
れるメッセージに世代番号を付加させることにより、常
に最新のユーザ情報に対して処理を行わせることができ
る。
【0041】また、請求項15にかかる発明は、画像形
成処理を行う1つ以上のアプリケーションを少なくとも
有する画像形成装置であって、ユーザ情報を格納する格
納手段と、ネットワークを介して接続された外部管理装
置からユーザ情報に関する要求を受信し、その要求に対
応する所定の関数を利用して前記格納手段に格納されて
いるユーザ情報に関する処理を行うユーザ情報管理手段
とを有することを特徴とする。
【0042】このような画像形成装置では、ネットワー
クを介して接続された外部管理装置を利用してユーザ情
報の管理を行うため、画像形成装置に備えられたオペレ
ーションパネルの性能や画像形成装置に予め設けられて
いるユーザ情報の管理を行うための規定形式によらず
に、外部管理装置で設けた規定形式でユーザ情報の管理
を行うことができる。したがって、ユーザ情報に関する
処理を容易化して利用者の作業負担を軽減できると共
に、ユーザ情報を他の画像形成装置と共有することがで
きる。
【0043】また、請求項16にかかる発明は、前記ユ
ーザ情報管理手段は、所定の記述言語で記載されたメッ
セージの交換を行う所定のプロトコルを用いて、前記外
部管理装置からユーザ情報に関する要求を受信するリモ
ートインターフェース手段を有することを特徴とする。
【0044】このような画像形成装置では、所定の記述
言語で記載されたメッセージの交換を行う所定のプロト
コルを利用して、リモートインターフェース手段が外部
管理装置からユーザ情報に関する要求を受信することが
できる。
【0045】また、請求項17にかかる発明は、前記所
定のプロトコルは、シンプル・オブジェクト・アクセス
・プロトコルであることを特徴とする。
【0046】このような画像形成装置では、所定のプロ
トコルとしてシンプル・オブジェクト・アクセス・プロ
トコルを利用することができる。
【0047】また、請求項18にかかる発明は、前記ユ
ーザ情報は、配信宛先情報および利用権限・課金情報を
含むことを特徴とする。
【0048】このような画像形成装置では、ユーザ情報
を配信宛先情報および利用権限・課金情報を含むように
構成できる。
【0049】また、請求項19にかかる発明は、前記格
納手段は、前記配信宛先情報を格納した配信宛先情報格
納手段と、前記利用権限・課金情報を格納した利用権限
・課金情報格納手段とを含むことを特徴とする。
【0050】このような画像形成装置では、格納手段を
配信宛先情報格納手段と利用権限・課金情報格納手段と
を含むように構成できる。
【0051】また、請求項20にかかる発明は、前記ユ
ーザ情報管理手段は、予め定義されている所定の関数を
利用して前記要求に応じたユーザ情報に関する処理を行
うリモートインターフェース手段を有することを特徴と
する。
【0052】このような画像形成装置では、予め定義さ
れている所定の関数を用いてリモートインターフェース
手段がユーザ情報に関する要求を行うことができる。
【0053】また、請求項21にかかる発明は、前記関
数は、前記ユーザ情報管理手段が有する機能情報の取得
を要求するものであることを特徴とする。
【0054】このような画像形成装置では、予め定めら
れている関数を用いてユーザ情報管理手段が有する機能
情報の取得を要求できる。
【0055】また、請求項22にかかる発明は、前記関
数は、前記外部管理装置を操作する利用者の認証を要求
するものであることを特徴とする。
【0056】このような画像形成装置では、予め定めら
れている関数を用いて外部管理装置を操作する利用者の
認証を要求できる。
【0057】また、請求項23にかかる発明は、前記関
数は、前記ユーザ情報の世代番号の取得を要求するもの
であることを特徴とする。
【0058】このような画像形成装置では、予め定めら
れている関数を用いてユーザ情報の世代番号を要求でき
る。
【0059】また、請求項24にかかる発明は、前記関
数は、格納手段に格納されたユーザ情報の取得を要求す
るものであることを特徴とする。
【0060】このような画像形成装置では、予め定めら
れている関数を用いて格納手段に格納されているユーザ
情報の取得を要求できる。
【0061】また、請求項25にかかる発明は、前記関
数は、格納手段に格納されたユーザ情報のうち所定の条
件に合致するユーザ情報の取得を要求するものであるこ
とを特徴とする。
【0062】このような画像形成装置では、予め定めら
れている関数を用いて格納手段に格納されているユーザ
情報のうち所定の条件に合致するユーザ情報の取得を要
求できる。
【0063】また、請求項26にかかる発明は、前記関
数は、格納手段に格納されたユーザ情報の更新を要求す
るものであることを特徴とする。
【0064】このような画像形成装置では、予め定めら
れている関数を用いて格納手段に格納されているユーザ
情報の更新を要求できる。
【0065】また、請求項27にかかる発明は、前記外
部管理装置を操作する利用者の認証が成功した場合に認
証情報を前記外部管理装置に送信し、前記外部管理装置
から供給されるメッセージに前記認証情報を付加させる
ことを特徴とする。
【0066】このような画像形成装置では、認証が成功
した外部管理装置に認証情報を送信し、外部管理装置か
ら供給されるメッセージに認証情報を付加させることに
より、権限のある利用者からの要求を識別できる。
【0067】また、請求項28にかかる発明は、前記外
部管理装置からの要求に応じて前記世代番号を前記外部
管理装置に送信し、前記外部管理装置から供給されるメ
ッセージに前記世代番号を付加させることを特徴とす
る。
【0068】このような画像形成装置では、外部管理装
置に世代番号を送信し、外部管理装置から供給されるメ
ッセージに世代番号を付加させることにより、常に最新
のユーザ情報に対して処理を行わせることができる。
【0069】また、請求項29にかかる発明は、画像形
成処理で利用されるハードウェア資源の管理を行うコン
トロール手段と、オペレーティングシステムとを更に有
することを特徴とする。
【0070】このような画像形成装置では、コントロー
ル手段と、オペレーティングシステムとを更に有するよ
うに構成できる。
【0071】また、請求項30にかかる発明は、コンピ
ュータに、所定の記述言語で記載されたメッセージの交
換を行う所定のプロトコルを用いて、ネットワークを介
して接続された画像形成装置にユーザ情報の送信を要求
する送信要求手順と、前記プロトコルを用いて、前記画
像形成装置からユーザ情報を受信する受信手順と、受信
したユーザ情報に基づいた画面を表示する表示手順と、
利用者から入力されたユーザ情報の更新要求に応じて、
前記画像形成装置に前記プロトコルを用いてユーザ情報
の更新を要求する更新要求手順とを実行させるためのユ
ーザ情報管理プログラムであることを特徴とする。
【0072】このようなユーザ情報管理プログラムによ
れば、コンピュータを外部管理装置として機能させるこ
とができる。
【0073】また、請求項31にかかる発明は、コンピ
ュータに、所定の記述言語で記載されたメッセージの交
換を行う所定のプロトコルを用いて、ネットワークを介
して接続された画像形成装置にユーザ情報の送信を要求
する送信要求手順と、前記プロトコルを用いて、前記画
像形成装置からユーザ情報を受信する受信手順と、受信
したユーザ情報に基づいた画面を表示する表示手順と、
利用者から入力されたユーザ情報の更新要求に応じて、
前記画像形成装置に前記プロトコルを用いてユーザ情報
の更新を要求する更新要求手順とを実行させるためのユ
ーザ情報管理プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体であることを特徴とする。
【0074】なお、このプログラムを記録する記録媒体
は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディ
スク(MO)等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気
的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の
様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタ
イプの記録媒体を用いることができる。
【0075】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。
【0076】図1は、本発明による融合機の一実施例の
構成図を示す。融合機1は、白黒ラインプリンタ11
と,カラーラインプリンタ12と,スキャナやファクシ
ミリなどのハードウェアリソース13と,ソフトウェア
群20と,融合機起動部50とを有するように構成され
る。また、ソフトウェア群20はアプリケーション30
とプラットフォーム40とを有するように構成される。
【0077】プラットフォーム40は、アプリケーショ
ン30からの処理要求を解釈してハードウェア資源の獲
得要求を発生するコントロールサービスと、1つ以上の
ハードウェア資源の管理を行ってコントロールサービス
からの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ
(以下、SRMという)43と、オペレーティングシス
テム(以下、OSという)41とを有するように構成さ
れている。
【0078】コントロールサービスは、システムコント
ロールサービス(以下、SCSという)42,エンジン
コントロールサービス(以下、ECSという)44,メ
モリコントロールサービス(以下、MCSという)4
5,オペレーションパネルコントロールサービス(以
下、OCSという)46,ファックスコントロールサー
ビス(以下、FCSという)47,ネットワークコント
ロールサービス(以下、NCSという)48,ユーザ情
報管理サービス(以下、UCSという)49など一つ以
上のサービスモジュールを有するように構成されてい
る。
【0079】なお、プラットフォーム40は予め定義さ
れている関数によりアプリケーション30からの処理要
求を受信可能とするアプリケーションプログラムインタ
ーフェース(以下、APIという)を有するように構成
されている。
【0080】OS41は、ユニックス(UNIX(登録
商標))などのオペレーティングシステムであって、プ
ラットフォーム40およびアプリケーション30の各ソ
フトウェアをプロセスとして並列実行する。
【0081】SRM43のプロセスは、SCS42と共
にシステムの制御およびリソースの管理を行うものであ
る。例えばSRM43のプロセスは、スキャナ部やプリ
ンタ部などのエンジン,メモリ,ハードディスク装置
(HDD)ファイル,ホストI/O(セントロインター
フェース,ネットワークインターフェース,IEEE1
394インターフェース,RS232Cインターフェー
スなど)のハードウェア資源を利用する上位層からの要
求に従って調停を行い、実行制御する。
【0082】具体的に、SRM43は要求されたハード
ウェア資源が利用可能であるか(他の要求により利用さ
れていないかどうか)を判定し、利用可能であれば要求
されたハードウェア資源が利用可能である旨を上位層に
通知する。また、SRM43は上位層からの要求に対し
てハードウェア資源の利用スケジューリングを行い、例
えばプリンタエンジンによる紙搬送と作像動作,メモリ
確保,ファイル生成などの要求内容を直接実施してい
る。
【0083】SCS42のプロセスは、アプリケーショ
ン管理,操作部制御,システム画面表示,LED表示,
リソース管理,割り込みアプリケーション制御を行う。
ECS44のプロセスは、白黒ラインプリンタ11,カ
ラーラインプリンタ12,ハードウェアリソース13の
エンジンの制御を行う。
【0084】MCS45のプロセスは、画像メモリの取
得および解放,ハードディスク装置(HDD)の利用,
画像データの圧縮および伸張などを行う。OCS46の
プロセスは、オペレータと本体制御との間の情報伝達手
段となるオペレーションパネルの制御を行う。
【0085】FCS47のプロセスは、システムコント
ローラの各アプリケーション層からPSTNまたはIS
DN網を利用したファクシミリ送受信,BKM(バック
アップSRAM)で管理されている各種ファクシミリデ
ータの登録/引用,ファクシミリ読み取り,ファクシミ
リ受信印刷,融合送受信を行うためのアプリケーション
を提供する。
【0086】NCS48のプロセスは、ネットワークI
/Oを必要とするアプリケーションに対し、共通に利用
できるサービスを提供するものであり、ネットワーク側
から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケ
ーションに振り分けたり、アプリケーションからのデー
タをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。
【0087】UCS49のプロセスは、ユーザ情報の管
理を行うものであり、要求に応じたユーザ情報が格納さ
れている記憶装置を判定し、判定した記憶装置からユー
ザ情報を取得して各アプリケーションに供給する。
【0088】また、アプリケーション30は、プリン
タ,コピー,ファクシミリ,スキャナなどの画像形成処
理にかかるユーザサービスにそれぞれ固有の処理を行う
ものである。アプリケーション30は、ページ記述言語
(PDL,PCL)およびポストスクリプト(PS)を
有するプリンタ用のアプリケーションであるプリンタア
プリ31と,コピー用アプリケーションであるコピーア
プリ32と,ファクシミリ用アプリケーションであるフ
ァックスアプリ33と,スキャナ用アプリケーションで
あるスキャナアプリ34と,ネットワークファイル用ア
プリケーションであるネットファイルアプリ35と,工
程検査用アプリケーションである工程検査アプリ36と
を有している。
【0089】融合機起動部50は、融合機1の電源投入
時に最初に実行され、アプリケーション30やプラット
フォーム40を起動するものである。例えば融合機起動
部50は、コントロールサービスやアプリケーションの
プログラムを後述するフラッシュメモリから読み出し、
読み出した各プログラムをSRAMまたはSDRAM上
に確保したメモリ領域に転送して起動するものである。
【0090】図2は、本発明による融合機の一実施例の
ハードウェア構成図を示す。図2の融合機1は、コント
ローラボード60と,オペレーションパネル70と,フ
ァックスコントロールユニット(以下、FCUという)
80と,USBデバイス90と,IEEE1394デバ
イス100と,エンジン部110とを有するように構成
される。なお、FCU80はメモリを有している。FC
U80が有するメモリは、例えば融合機1の電源がOF
Fのときに受信したファクシミリデータを一時的に格納
するために利用される。
【0091】オペレーションパネル70は、コントロー
ラボード60のASIC62に直接接続されている。ま
た、FCU80,USBデバイス90,IEEE139
4デバイス100およびエンジン部110は、コントロ
ーラボード60のASIC62にPCIバス(Peripher
al Component Interconnect bus )などで接続されてい
る。
【0092】また、コントローラボード60は、CPU
61と,ASIC62と,SRAM(Static RAM)63
と,SDRAM(Synchronous DRAM)64と,フラッシ
ュメモリ65と,HDD66と,ネットワークI/Fコ
ントローラ67とを有するように構成される。コントロ
ーラボード60は、CPU61,SRAM63,SDR
AM64,フラッシュメモリ65,HDD66,ネット
ワークI/Fコントローラ67などをASIC62に接
続するように構成されている。
【0093】CPU61は、融合機1の全体制御を行う
ものである。CPU61は、OS41上でプラットフォ
ーム40を形成するSCS42,SRM43,ECS4
4,MCS45,OCS46,FCS47およびNCS
48をそれぞれプロセスとして起動して実行させると共
に、アプリケーション30を形成するプリンタアプリ3
1,コピーアプリ32,ファックスアプリ33,スキャ
ナアプリ34,ネットファイルアプリ35および工程検
査アプリ36を起動して実行させる。
【0094】ASIC62は、画像処理用のハードウェ
ア要素を有する画像処理用途向けのICである。SRA
M63およびSDRAM64の物理メモリ領域には、カ
ーネルやプロセスなどの仮想メモリ領域がマッピングさ
れる。
【0095】不揮発RAMとしてのフラッシュメモリ6
5は、アプリケーション30またはプラットフォーム4
0を構成する各アプリやコントロールサービス,SRM
43などの各プログラムおよび利用制限・課金情報が格
納されている。また、HDD66は、画像データの蓄
積,プログラムの蓄積,フォントデータの蓄積,フォー
ムの蓄積,配信宛先情報の格納を行うためのストレージ
である。オペレーションパネル70はオペレータからの
入力操作を受け付けると共に、オペレータに向けた表示
を行う操作部である。
【0096】このような融合機1は、例えば他の融合機
やコンピュータなどにネットワークを介して接続され、
配信機能を利用して画像情報などの配信を行う。配信機
能を備えた融合機1は、配信宛先情報および利用制限・
課金情報をユーザ情報として有している。なお、配信機
能を備えていない融合機1は、利用制限・課金情報をユ
ーザ情報として有している。
【0097】以下、本発明のユーザ情報管理方法につい
て説明していく。図3は、本発明のユーザ情報管理方法
について説明するための図を示す。フラッシュメモリ6
5に格納された利用制限・課金情報は、各種機能の使用
可否や使用可能機能の使用枚数などの管理を行うもので
あり、例えば図4のように構成される。
【0098】図4は、利用制限・課金情報の一例の構成
図を示す。図4の利用制限・課金情報は、管理番号,登
録番号,ユーザー名,ユーザーコード,複写機能使用可
否,複写機能使用枚数,配信機能使用可否,配信機能使
用枚数などのデータ項目を有している。フラッシュメモ
リ65に格納された利用制限・課金情報は、SCS42
に含まれる課金情報管理モジュール121により管理さ
れる。
【0099】なお、フラッシュメモリ65には、各種サ
ービス,モジュール,アプリケーションの管理パラメー
タも格納されており、SCS42に含まれるシステム初
期設定モジュールにより管理される。
【0100】また、HDD66に格納された配信宛先情
報は、配信宛先や送信者などの管理を行うものであり、
例えば図5のように構成される。図5は、配信宛先情報
の一例の構成図を示す。図5の配信宛先情報は、管理番
号,登録番号,ユーザー名,電子メールアドレス,送信
者可否などのデータ項目を有している。HDD66に格
納された配信宛先情報は、USC49により管理され
る。
【0101】UCS49はHDD66に格納された配信
宛先情報を直接管理する一方、フラッシュメモリ65に
格納された利用制限・課金情報を課金情報管理モジュー
ル121を介して管理する。
【0102】なお、配信機能を備えていない融合機1の
場合、HDD66に格納される配信宛先情報は存在しな
い。配信機能を備えていない融合機1であってもUCS
49が課金情報管理モジュール121を介してフラッシ
ュメモリ65に格納された利用制限・課金情報を管理す
ることにより、配信機能の有無に関係無くインターフェ
ースを統一できる。
【0103】図3では、フラッシュメモリ65に利用制
限・課金情報,HDD66に配信宛先情報を格納する例
を表しているが、利用制限・課金情報または配信宛先情
報をFCU80が有するメモリに格納するようにしても
よい。また、利用制限・課金情報または配信宛先情報の
一部をFCU80が有するメモリに格納するようにして
もよい。
【0104】UCS49に含まれるリモートインターフ
ェース122と外部管理装置124とは、NCS48お
よびネットワーク123を介して、XML(Extensible
Markup Language)で記載されたメッセージの交換をす
るためのSOAP(Simple Object Access Protocol)
を用いて通信を行う。
【0105】リモートインターフェース122は、We
bサービスを実現するためのWebサービス関数(以
下、WSFという)を1つ以上有している。外部管理装
置124はSOAPを用いてリモートインターフェース
122が外部に提供するWSFをリモートアクセスする
ことにより、ユーザ情報をリモート管理する。
【0106】図6は、ユーザ情報のリモート管理につい
て説明するための図を示す。外部管理装置124はWe
bサービスリクエスト(以下、WSリクエストという)
をXMLで記述されたWSリクエストに変換し、XML
で記述されたWSリクエストを出力するPROXY13
0を有する。リモートインターフェース122は、XM
Lパーサー131,変換ライブラリ132,1つ以上の
WSF133a〜133nを有する。
【0107】XMLパーサー131は、XMLで記述さ
れたリクエストが文書型定義(DTD)に従っているか
の妥当性の検証と文書型定義の構文解釈を行い、変換ラ
イブラリ132が利用可能なツリー型のパーズに変換す
る。変換ライブラリ132はXMLパーサー131から
供給されるパーズをWSリクエストに変換する。WSF
133a〜133nはUCS49が提供するメソッド単
位に設けられたWebサービスを実現する関数である。
【0108】外部管理装置124のPROXY130は
WSリクエストをXMLで記述されたWSリクエストに
変換し、XMLで記述されたWSリクエストを融合機1
のNCS48に送信する。NCS48はXMLで記述さ
れたWSリクエストを例えばURLに応じてXMLパー
サー131に振り分ける。
【0109】XMLパーサー131は、XMLで記述さ
れたリクエストを変換ライブラリ132が利用可能なツ
リー型のパーズに変換した後、変換ライブラリ132に
供給する。変換ライブラリ132はXMLパーサー13
1から供給されるパーズをWSリクエストに変換し、変
換したWSリクエストに対応する例えばWSF133a
を特定する。UCS49は特定した例えばWSF133
aに応じて外部管理装置124にユーザ情報の参照機能
や更新機能などのWebサービスを提供する。
【0110】PROXY130,変換ライブラリ13
2,WSF133a〜133nは、WSDL(Web Serv
ice Description Language)により記述された図7〜図
9のようなWebサービスのインターフェース仕様から
作成される。図7〜図9は、WSDLによるWebサー
ビス記述の一例のイメージ図を示す。なお、図7〜図9
は世代番号を取得するWebサービスを記述した例であ
る。
【0111】例えば記述部分140は、世代番号の取得
に利用する入力パラメータが「ticket」であり、
データ型がバイナリデータであることを表している。記
述部分141は、世代番号の取得に利用する出力パラメ
ータが「returnValue」および「gener
ation_out」であり、「returnValu
e」のデータ型が列挙であり、「generation
_out」のデータ型が非負整数であることを表してい
る。
【0112】また、記述部分142は世代番号の取得に
対応するメソッドがどのパラメータを使うかを表してい
る。なお、記述部分142の<operation n
ame=“getGeneration”>は、例えば
1つのWSF133aに対応している。WSDLによる
Webサービス記述は、例えば融合機1の開発時に作成
される。
【0113】次に、リモート管理を利用したユーザ情報
の参照処理について図面を参照しつつ説明していく。図
10は、リモート管理を利用したユーザ情報の参照処理
の一例のフローチャートを示す。
【0114】ステップS10では、外部管理装置124
が、リモートインターフェース122の提供するメソッ
ドにリモートアクセスし、諸元情報を取得するためのW
ebサービスを利用する。諸元情報を取得するWebサ
ービスは、図11のような入出力パラメータが利用され
る。図11は、諸元情報を取得するためのWebサービ
スで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。
また、図12は、諸元情報構造の一例の構成図を示す。
【0115】ステップS10に続いてステップS11に
進み、外部管理装置124はリモートインターフェース
122の提供するメソッドにリモートアクセスし、利用
者または管理者を認証するためのWebサービスを利用
する。利用者または管理者を認証するWebサービス
は、図13のような入出力パラメータが利用される。図
13は、利用者または管理者を認証するためのWebサ
ービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示
す。
【0116】利用者または管理者を認証するWebサー
ビスは、入力パラメータとしてパスワードを外部管理装
置124から入力させ、出力パラメータとして認証情報
を外部管理装置124に出力する。なお、認証情報は認
証済みであることを表すものである。ユーザ情報の参照
および更新を行うためのWebサービスでは入力パラメ
ータとして認証情報が要求される。これは、権限のない
利用者からのリモートアクセスを防ぐためのものであ
る。
【0117】ステップS11に続いてステップS12に
進み、外部管理装置124はリモートインターフェース
122の提供するメソッドにリモートアクセスし、世代
番号を取得するためのWebサービスを利用する。世代
番号を取得するWebサービスは、図14のような入出
力パラメータが利用される。
【0118】図14は、世代番号を取得するためのWe
bサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図
を示す。世代番号を取得するためのWebサービスでは
入力パラメータとして外部管理装置124から認証情報
を入力させ、出力パラメータとして世代番号を外部管理
装置124に出力する。世代番号はユーザ情報が更新さ
れる度に更新される番号であるため、他からの要求に応
じてユーザ情報が更新されていないかの判断に用いるこ
とができる。
【0119】ステップS12に続いてステップS13に
進み、外部管理装置124はリモートインターフェース
122の提供するメソッドにリモートアクセスし、見出
し集合を取得するためのWebサービスを利用する。見
出し集合を取得するWebサービスは、図15のような
入出力パラメータが利用される。図15は、見出し集合
を取得するためのWebサービスで利用する入出力パラ
メータの一例の構成図を示す。
【0120】見出し集合を取得するためのWebサービ
スでは入力パラメータとして認証情報および世代番号を
入力させ、出力パラメータとして世代番号,見出し集合
情報構造の配列を外部管理装置124に出力する。ま
た、図16は、見出し集合情報構造の一例の構成図を示
す。
【0121】ステップS13に続いてステップS14に
進み、外部管理装置124はリモートインターフェース
122の提供するメソッドにリモートアクセスし、ステ
ップS13で取得した全ての見出し集合ごとに見出しを
取得するためのWebサービスを利用する。見出しを取
得するWebサービスは、図17のような入出力パラメ
ータが利用される。図17は、見出しを取得するための
Webサービスで利用する入出力パラメータの一例の構
成図を示す。
【0122】見出しを取得するためのWebサービスで
は入力パラメータとして認証情報,世代番号,見出し集
合管理番号を入力させ、出力パラメータとして世代番
号,見出し情報構造の配列を外部管理装置124に出力
する。また、図18は、見出し情報構造の一例の構成図
を示す。
【0123】ステップS14に続いてステップS15に
進み、外部管理装置124はリモートインターフェース
122の提供するメソッドにリモートアクセスし、ステ
ップS14で取得した全ての見出しごとにエントリー一
覧を取得するためのWebサービスを利用する。エント
リー一覧を取得するWebサービスは、図19のような
入出力パラメータが利用される。図19は、エントリー
一覧を取得するためのWebサービスで利用する入出力
パラメータの一例の構成図を示す。
【0124】エントリー一覧を取得するためのWebサ
ービスでは入力パラメータとして認証情報,世代番号,
見出し管理番号,絞り込みフィルター,読み飛ばしエン
トリー数,同時取得エントリー数最大値を入力させ、出
力パラメータとして世代番号,条件を満たすエントリー
の個数,最後まで取得されたか否か,エントリー情報の
配列を外部管理装置124に出力する。また、図20
は、絞り込みフィルタの一例の構成図を示す。図21
は、エントリー情報構造の一例の構成図を示す。
【0125】ステップS15に続いてステップS16に
進み、外部管理装置124はリモートインターフェース
122の提供するメソッドにリモートアクセスし、エン
トリー詳細情報を取得するためのWebサービスを利用
する。
【0126】エントリー詳細情報としてアカウント情報
を取得する場合、アカウント情報を取得するWebサー
ビスは図22のような入出力パラメータが利用される。
図22は、アカウント情報を取得するためのWebサー
ビスで利用する入出力パラメータの一例の構成図を示
す。アカウント情報を取得するためのWebサービスで
は入力パラメータとして認証情報,世代番号,エントリ
ー管理番号の配列,取得メンバー指定を外部管理装置1
24に入力させ、出力パラメータとして世代番号,アカ
ウント情報の配列を外部管理装置124に出力する。ま
た、図23は、アカウント情報構造の一例の構成図を示
す。図24は、メール宛先情報構造の一例の構成図を示
す。図25は、FAX宛先情報構造の一例の構成図を示
す。図26は、ユーザーコード情報構造の一例の構成図
を示す。
【0127】エントリー詳細情報としてグループ情報を
取得する場合、グループ情報を取得するWebサービス
は図27のような入出力パラメータが利用される。図2
7はグループ情報を取得するためのWebサービスで利
用する入出力パラメータの一例の構成図を示す。グルー
プ情報を取得するためのWebサービスでは入力パラメ
ータとして認証情報,世代番号,エントリー管理番号の
配列,取得メンバー指定を外部管理装置124に入力さ
せ、出力パラメータとして世代番号,グループ情報の配
列を外部管理装置124に出力する。
【0128】また、図28は、グループ情報構造の一例
の構成図を示す。図29は、メールグループ情報構造の
一例の構成図を示す。図30は、FAXグループ情報構
造の一例の構成図を示す。
【0129】ステップS16に続いてステップS17に
進み、外部管理装置124はステップS13〜S16で
取得した情報に応じて図41に表すような表示画面を作
成する。図41は、表示画面の一例のイメージ図を示
す。
【0130】図41の表示画面は、ユーザ別印刷枚数情
報,ユーザ別利用制限情報,E−mail情報,FAX
情報を表示する画面を有している。図41は、E−ma
il情報を表示する画面が選択されている例である。
【0131】ステップS17に続いてステップS18に
進み、外部管理装置124はステップS17で作成した
表示画面を表示する。このように、融合機1のオペレー
ションパネル70でなく外部管理装置124でユーザ情
報を参照することができるので、一度に多くのユーザ情
報を表示することも可能である。
【0132】次に、リモート管理を利用したユーザ情報
の更新処理について図面を参照しつつ説明していく。リ
モート管理を利用したユーザ情報の更新処理は、例えば
図10のフローチャートにより表示画面の表示が行われ
たあと、外部管理装置124がリモートインターフェー
ス122の提供するメソッドにリモートアクセスするこ
とで、見出し集合ごとの見出し情報の置換を行うための
Webサービス,見出しごとのエントリーの置換を行う
ためのWebサービス,指定されたIDを持つエントリ
ーを削除するためのWebサービス,アカウントの新規
作成を行うためのWebサービス,アカウント情報更新
のためのWebサービス,グループの新規作成を行うた
めのWebサービス,グループ情報更新のためのWeb
サービスを実現できる。
【0133】図31は、見出し集合ごとの見出し情報を
置換するためのWebサービスで利用する入出力パラメ
ータの一例の構成図を示す。見出し集合ごとの見出し情
報を置換するためのWebサービスでは入力パラメータ
として認証情報,世代番号,見出し集合管理番号,見出
しの配列を入力させ、出力パラメータとして世代番号,
設定された見出しの個数を外部管理装置124に出力す
る。
【0134】図32は、見出しごとのエントリーを置換
するためのWebサービスで利用する入出力パラメータ
の一例の構成図を示す。見出しごとのエントリーを置換
するためのWebサービスでは入力パラメータとして認
証情報,世代番号,見出し管理番号,読み飛ばしエント
リー数,最後か否か,エントリー管理番号の配列を入力
させ、出力パラメータとして世代番号,正しく処理され
たエントリーの個数を外部管理装置124に出力する。
【0135】図33は、指定されたIDを持つエントリ
ーを削除するためのWebサービスで利用する入出力パ
ラメータの一例の構成図を示す。指定されたIDを持つ
エントリーを削除するためのWebサービスでは入力パ
ラメータとして認証情報,世代番号,エントリー管理番
号の配列を入力させ、出力パラメータとして世代番号,
削除されたエントリーの個数を外部管理装置124に出
力する。
【0136】図34は、アカウントの新規作成を行うた
めのWebサービスで利用する入出力パラメータの一例
の構成図を示す。アカウントの新規作成を行うためのW
ebサービスでは入力パラメータとして認証情報,世代
番号,アカウント情報の配列を入力させ、出力パラメー
タとして世代番号,新規作成されたエントリーの管理番
号の配列を外部管理装置124に出力する。
【0137】図35は、アカウント情報更新のためのW
ebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成
図を示す。アカウント情報更新のためのWebサービス
では入力パラメータとして認証情報,世代番号,更新メ
ンバー指定,アカウント情報の配列を入力させ、出力パ
ラメータとして世代番号,更新されたエントリーの個数
を外部管理装置124に出力する。
【0138】図36は、グループの新規作成を行うため
のWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の
構成図を示す。グループの新規作成を行うためのWeb
サービスでは入力パラメータとして認証情報,世代番
号,グループ情報の配列を入力させ、出力パラメータと
して世代番号,新規作成されたエントリーの管理番号の
配列を外部管理装置124に出力する。
【0139】図37は、グループ情報更新のためのWe
bサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図
を示す。グループ情報更新ためのWebサービスでは入
力パラメータとして認証情報,世代番号,取得メンバー
の指定,グループ情報の配列を入力させ、出力パラメー
タとして世代番号,更新されたエントリーの個数を外部
管理装置124に出力する。
【0140】次に、リモート管理を利用したユーザ情報
のバックアップおよびリストアの処理について図面を参
照しつつ説明していく。例えばユーザ情報のバックアッ
プは前述したユーザ情報の参照処理を利用することで行
うことができる。外部管理装置124はユーザ情報の参
照処理を利用してユーザ情報を取得し、取得したユーザ
情報を記憶装置に格納することでバックアップを行うこ
とができる。
【0141】一方、ユーザ情報のリストアは例えば図3
8に表したフローチャートの手順で行われる。図38
は、リモート管理を利用したユーザ情報のリストアの処
理の一例のフローチャートを示す。
【0142】ステップS20〜S22の処理は、図10
のステップS10〜S12の処理と同様であるので説明
を省略する。ステップS23では、外部管理装置124
が、リモートインターフェース122の提供するメソッ
ドにリモートアクセスし、リストア前の処理を行うため
のWebサービスを利用する。
【0143】図39は、リストア前の処理を行うための
Webサービスで利用する入出力パラメータの一例の構
成図を示す。リストア前の処理を行うためのWebサー
ビスは、入力パラメータとして認証情報,世代番号を外
部管理装置124から入力させ、出力パラメータとして
世代番号を外部管理装置124に出力する。
【0144】ステップS23に続いてステップS24に
進み、外部管理装置124が、リモートインターフェー
ス122の提供するメソッドにリモートアクセスし、全
エントリーの削除を行うためのWebサービスを利用す
る。ただし、フラッシュメモリ65に格納されている課
金情報は削除しない。
【0145】ステップS24に続いてステップS25に
進み、外部管理装置124はリモートインターフェース
122の提供するメソッドにリモートアクセスし、既に
バックアップ済みの見出し集合ごとの見出しに置換する
ためのWebサービスを利用する。
【0146】ステップS25に続いてステップS26に
進み、外部管理装置124はリモートインターフェース
122の提供するメソッドにリモートアクセスし、既に
バックアップ済みの全グループを追加するためのWeb
サービスを利用する。
【0147】ステップS26に続いてステップS27に
進み、外部管理装置124はリモートインターフェース
122の提供するメソッドにリモートアクセスし、既に
バックアップ済みの全アカウントを追加するためのWe
bサービスを利用する。
【0148】ステップS27に続いてステップS28に
進み、外部管理装置124はリモートインターフェース
122の提供するメソッドにリモートアクセスし、既に
バックアップ済みの見出しごとのエントリーに置換する
ためのWebサービスを利用する。
【0149】ステップS28に続いてステップS29に
進み、外部管理装置124はリモートインターフェース
122の提供するメソッドにリモートアクセスし、リス
トア後の処理を行うためのWebサービスを利用する。
【0150】図40は、リストア後の処理を行うための
Webサービスで利用する入出力パラメータの一例の構
成図を示す。リストア後の処理を行うためのWebサー
ビスは、入力パラメータとして認証情報,世代番号を外
部管理装置124から入力させ、出力パラメータとして
世代番号を外部管理装置124に出力する。
【0151】図38の処理により、外部管理装置12は
バックアップしたユーザ情報を用いてフラッシュメモリ
65またはHDD66に格納されていたユーザ情報のリ
ストアを実行できる。以上のように、本発明による融合
機1はリモートインターフェース122を設けたことに
より、ユーザ情報のリモート管理が可能となった。
【0152】なお、図1の構成図ではUCS49がコン
トロールサービスに含まれる例を表しているが、この例
に限らない。例えばUCS49は、アプリケーション3
0に含まれるようにしてもよい。
【0153】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、ネットワ
ークを介して接続された外部管理装置を利用してユーザ
情報の管理を行うため、画像形成装置に備えられたオペ
レーションパネルの性能や画像形成装置に予め設けられ
ているユーザ情報の管理を行うための規定形式によらず
に、外部管理装置で設けた規定形式でユーザ情報の管理
を行うことができる。
【0154】したがって、ユーザ情報に関する処理を容
易化して利用者の作業負担を軽減できると共に、ユーザ
情報を他の画像形成装置と共有することができる。
【0155】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による融合機の一実施例の構成図であ
る。
【図2】本発明による融合機の一実施例のハードウェア
構成図である。
【図3】本発明のユーザ情報管理方法について説明する
ための図である。
【図4】利用制限・課金情報の一例の構成図である。
【図5】配信宛先情報の一例の構成図である。
【図6】ユーザ情報のリモート管理について説明するた
めの図である。
【図7】WSDLによるWebサービス記述の一例のイ
メージ図(1/3)である。
【図8】WSDLによるWebサービス記述の一例のイ
メージ図(2/3)である。
【図9】WSDLによるWebサービス記述の一例のイ
メージ図(3/3)である。
【図10】リモート管理を利用したユーザ情報の参照処
理の一例のフローチャートである。
【図11】諸元情報を取得するためのWebサービスで
利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図12】諸元情報構造の一例の構成図である。
【図13】利用者または管理者を認証するためのWeb
サービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図で
ある。
【図14】世代番号を取得するためのWebサービスで
利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図15】見出し集合を取得するためのWebサービス
で利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図16】見出し集合情報構造の一例の構成図である。
【図17】見出しを取得するためのWebサービスで利
用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図18】見出し情報構造の一例の構成図である。
【図19】エントリー一覧を取得するためのWebサー
ビスで利用する入出力パラメータの一例の構成図であ
る。
【図20】絞り込みフィルタの一例の構成図である。
【図21】エントリー情報構造の一例の構成図である。
【図22】アカウント情報を取得するためのWebサー
ビスで利用する入出力パラメータの一例の構成図であ
る。
【図23】アカウント情報構造の一例の構成図である。
【図24】メール宛先情報構造の一例の構成図である。
【図25】FAX宛先情報構造の一例の構成図である。
【図26】ユーザーコード情報構造の一例の構成図であ
る。
【図27】グループ情報を取得するためのWebサービ
スで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図28】グループ情報構造の一例の構成図である。
【図29】メールグループ情報構造の一例の構成図であ
る。
【図30】FAXグループ情報構造の一例の構成図であ
る。
【図31】見出し集合ごとの見出し情報を置換するため
のWebサービスで利用する入出力パラメータの一例の
構成図である。
【図32】見出しごとのエントリーを置換するためのW
ebサービスで利用する入出力パラメータの一例の構成
図である。
【図33】指定されたIDを持つエントリーを削除する
ためのWebサービスで利用する入出力パラメータの一
例の構成図である。
【図34】アカウントの新規作成を行うためのWebサ
ービスで利用する入出力パラメータの一例の構成図であ
る。
【図35】アカウント情報更新のためのWebサービス
で利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図36】グループの新規作成を行うためのWebサー
ビスで利用する入出力パラメータの一例の構成図であ
る。
【図37】グループ情報更新のためのWebサービスで
利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図38】リモート管理を利用したユーザ情報のリスト
アの処理の一例のフローチャートである。
【図39】リストア前の処理を行うためのWebサービ
スで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図40】リストア後の処理を行うためのWebサービ
スで利用する入出力パラメータの一例の構成図である。
【図41】表示画面の一例のイメージ図である。
【符号の説明】
1 融合機 11 白黒ラインプリンタ 12 カラーラインプリンタ 13 ハードウェアリソース 20 ソフトウェア群 30 アプリケーション 40 プラットフォーム 41 オペレーティングシステム(OS) 42 システムコントロールサービス(SCS) 43 システムリソースマネージャ(SRM) 44 エンジンコントロールサービス(ECS) 45 メモリコントロールサービス(MCS) 46 オペレーションパネルコントロールサービス
(OCS) 47 ファックスコントロールサービス(FCS) 48 ネットワークコントロールサービス(NCS) 49 ユーザ情報管理サービス(UCS) 50 融合機起動部 60 コントローラボード 61 CPU 62 ASIC(Application Specific Integrated
Circuit) 63 SRAM(Static RAM) 64 SDRAM(Synchronous DRAM) 65 フラッシュメモリ 66 ハードディスク装置(HDD) 67 ネットワークI/Fコントローラ 70 オペレーションパネル 80 ファックスコントロールユニット(FCU) 90 USBデバイス 100 IEEE1394デバイス 110 エンジン部 121 課金情報管理モジュール 122 リモートインターフェース 123 ネットワーク 124 外部管理装置 130 PROXY 131 XMLパーサー 132 変換ライブラリ 133a〜133n WSF(Web Service Functio
n)
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Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成処理を行う1つ以上のアプリケ
    ーションを少なくとも有する画像形成装置のユーザ情報
    管理方法であって、 ユーザ情報管理手段が、前記画像形成装置にネットワー
    クを介して接続された外部管理装置からユーザ情報に関
    する要求を受信する受信段階と、 前記ユーザ情報管理手段が所定の関数を利用し、前記要
    求に応じたユーザ情報に関する処理を行う処理段階とを
    有することを特徴とするユーザ情報管理方法。
  2. 【請求項2】 前記受信段階は、前記ユーザ情報管理手
    段に含まれるリモートインターフェース手段が、所定の
    記述言語で記載されたメッセージの交換を行う所定のプ
    ロトコルを用いて、前記外部管理装置からユーザ情報に
    関する要求を受信することを特徴とする請求項1記載の
    ユーザ情報管理方法。
  3. 【請求項3】 前記所定のプロトコルは、シンプル・オ
    ブジェクト・アクセス・プロトコルであることを特徴と
    する請求項2記載のユーザ情報管理方法。
  4. 【請求項4】 前記ユーザ情報は、配信宛先情報および
    利用権限・課金情報を含むことを特徴とする請求項1乃
    至3何れか一項記載のユーザ情報管理方法。
  5. 【請求項5】 前記格納手段は、前記配信宛先情報を格
    納した配信宛先情報格納手段と、前記利用権限・課金情
    報を格納した利用権限・課金情報格納手段とを含むこと
    を特徴とする請求項4記載のユーザ情報管理方法。
  6. 【請求項6】 前記処理段階は、前記ユーザ情報管理手
    段に含まれるリモートインターフェース手段が、予め定
    義されている所定の関数を利用して前記要求に応じたユ
    ーザ情報に関する処理を行うことを特徴とする請求項1
    乃至5何れか一項記載のユーザ情報管理方法。
  7. 【請求項7】 前記関数は、前記ユーザ情報管理手段が
    有する機能情報の取得を要求するものであることを特徴
    とする請求項6記載のユーザ情報管理方法。
  8. 【請求項8】 前記関数は、前記外部管理装置を操作す
    る利用者の認証を要求するものであることを特徴とする
    請求項6記載のユーザ情報管理方法。
  9. 【請求項9】 前記関数は、前記ユーザ情報の世代番号
    の取得を要求するものであることを特徴とする請求項6
    記載のユーザ情報管理方法。
  10. 【請求項10】 前記関数は、格納手段に格納されたユ
    ーザ情報の取得を要求するものであることを特徴とする
    請求項6記載のユーザ情報管理方法。
  11. 【請求項11】 前記関数は、格納手段に格納されたユ
    ーザ情報のうち所定の条件に合致するユーザ情報の取得
    を要求するものであることを特徴とする請求項6記載の
    ユーザ情報管理方法。
  12. 【請求項12】 前記関数は、格納手段に格納されたユ
    ーザ情報の更新を要求するものであることを特徴とする
    請求項6記載のユーザ情報管理方法。
  13. 【請求項13】 前記外部管理装置を操作する利用者の
    認証が成功した場合に認証情報を前記外部管理装置に送
    信し、前記外部管理装置から供給されるメッセージに前
    記認証情報を付加させることを特徴とする請求項8記載
    のユーザ情報管理方法。
  14. 【請求項14】 前記外部管理装置からの要求に応じて
    前記世代番号を前記外部管理装置に送信し、前記外部管
    理装置から供給されるメッセージに前記世代番号を付加
    させることを特徴とする請求項9記載のユーザ情報管理
    方法。
  15. 【請求項15】 画像形成処理を行う1つ以上のアプリ
    ケーションを少なくとも有する画像形成装置であって、 ユーザ情報を格納する格納手段と、 ネットワークを介して接続された外部管理装置からユー
    ザ情報に関する要求を受信し、その要求に対応する所定
    の関数を利用して前記格納手段に格納されているユーザ
    情報に関する処理を行うユーザ情報管理手段とを有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記ユーザ情報管理手段は、所定の記
    述言語で記載されたメッセージの交換を行う所定のプロ
    トコルを用いて、前記外部管理装置からユーザ情報に関
    する要求を受信するリモートインターフェース手段を有
    することを特徴とする請求項15記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記所定のプロトコルは、シンプル・
    オブジェクト・アクセス・プロトコルであることを特徴
    とする請求項16記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記ユーザ情報は、配信宛先情報およ
    び利用権限・課金情報を含むことを特徴とする請求項1
    5乃至17何れか一項記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記格納手段は、前記配信宛先情報を
    格納した配信宛先情報格納手段と、 前記利用権限・課金情報を格納した利用権限・課金情報
    格納手段とを含むことを特徴とする請求項18記載の画
    像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記ユーザ情報管理手段は、予め定義
    されている所定の関数を利用して前記要求に応じたユー
    ザ情報に関する処理を行うリモートインターフェース手
    段を有することを特徴とする請求項15乃至19何れか
    一項記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記関数は、前記ユーザ情報管理手段
    が有する機能情報の取得を要求するものであることを特
    徴とする請求項20記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記関数は、前記外部管理装置を操作
    する利用者の認証を要求するものであることを特徴とす
    る請求項20記載の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記関数は、前記ユーザ情報の世代番
    号の取得を要求するものであることを特徴とする請求項
    20記載の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記関数は、格納手段に格納されたユ
    ーザ情報の取得を要求するものであることを特徴とする
    請求項20記載の画像形成装置。
  25. 【請求項25】 前記関数は、格納手段に格納されたユ
    ーザ情報のうち所定の条件に合致するユーザ情報の取得
    を要求するものであることを特徴とする請求項20記載
    の画像形成装置。
  26. 【請求項26】 前記関数は、格納手段に格納されたユ
    ーザ情報の更新を要求するものであることを特徴とする
    請求項20記載の画像形成装置。
  27. 【請求項27】 前記外部管理装置を操作する利用者の
    認証が成功した場合に認証情報を前記外部管理装置に送
    信し、前記外部管理装置から供給されるメッセージに前
    記認証情報を付加させることを特徴とする請求項22記
    載の画像形成装置。
  28. 【請求項28】 前記外部管理装置からの要求に応じて
    前記世代番号を前記外部管理装置に送信し、前記外部管
    理装置から供給されるメッセージに前記世代番号を付加
    させることを特徴とする請求項23記載の画像形成装
    置。
  29. 【請求項29】 画像形成処理で利用されるハードウェ
    ア資源の管理を行うコントロール手段と、 オペレーティングシステムとを更に有することを特徴と
    する請求項15乃至28何れか一項記載の画像形成装
    置。
  30. 【請求項30】 コンピュータに、 所定の記述言語で記載されたメッセージの交換を行う所
    定のプロトコルを用いて、ネットワークを介して接続さ
    れた画像形成装置にユーザ情報の送信を要求する送信要
    求手順と、 前記プロトコルを用いて、前記画像形成装置からユーザ
    情報を受信する受信手順と、 受信したユーザ情報に基づいた画面を表示する表示手順
    と、 利用者から入力されたユーザ情報の更新要求に応じて、
    前記画像形成装置に前記プロトコルを用いてユーザ情報
    の更新を要求する更新要求手順とを実行させるためのユ
    ーザ情報管理プログラム。
  31. 【請求項31】 コンピュータに、 所定の記述言語で記載されたメッセージの交換を行う所
    定のプロトコルを用いて、ネットワークを介して接続さ
    れた画像形成装置にユーザ情報の送信を要求する送信要
    求手順と、 前記プロトコルを用いて、前記画像形成装置からユーザ
    情報を受信する受信手順と、 受信したユーザ情報に基づいた画面を表示する表示手順
    と、 利用者から入力されたユーザ情報の更新要求に応じて、
    前記画像形成装置に前記プロトコルを用いてユーザ情報
    の更新を要求する更新要求手順とを実行させるためのユ
    ーザ情報管理プログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
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