JP2003323230A - ノート型パソコンおよびそのスピーカシステム - Google Patents
ノート型パソコンおよびそのスピーカシステムInfo
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- JP2003323230A JP2003323230A JP2002128384A JP2002128384A JP2003323230A JP 2003323230 A JP2003323230 A JP 2003323230A JP 2002128384 A JP2002128384 A JP 2002128384A JP 2002128384 A JP2002128384 A JP 2002128384A JP 2003323230 A JP2003323230 A JP 2003323230A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】薄型且つ高密度実装されたノート型パソコンで
あっても、その携帯性を維持しつつ良好な音響特性が得
られるノート型パソコンおよびそのスピーカシステムを
提供すること。 【解決手段】ノート型パソコン10の表示部16の側方
へ延出する薄型スピーカ18を取り付け、その前面に折
り畳み可能な略蛇腹状のキャビネット19を設ける。好
ましくは、キャビネット19は、ノート型パソコン10
の使用時に表示部16を本体部11から開放すると共に
開き、十分なキャビネット空間を与え、低音域特性を改
善する。薄型スピーカ18は、表示部16に蝶番型金具
21で取り付けて後ろ向き配置することも可能である。
あっても、その携帯性を維持しつつ良好な音響特性が得
られるノート型パソコンおよびそのスピーカシステムを
提供すること。 【解決手段】ノート型パソコン10の表示部16の側方
へ延出する薄型スピーカ18を取り付け、その前面に折
り畳み可能な略蛇腹状のキャビネット19を設ける。好
ましくは、キャビネット19は、ノート型パソコン10
の使用時に表示部16を本体部11から開放すると共に
開き、十分なキャビネット空間を与え、低音域特性を改
善する。薄型スピーカ18は、表示部16に蝶番型金具
21で取り付けて後ろ向き配置することも可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーソナルコンピュ
ータ(PC)に関し、特にノートブック型PC(以下ノ
ート型パソコンという)およびそのスピーカシステムに
関する。
ータ(PC)に関し、特にノートブック型PC(以下ノ
ート型パソコンという)およびそのスピーカシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】PCは、量産による価格低下および各種
ソフトウエアを含む高性能化により広く普及し、今やオ
フィスのみならず家庭にあっても生活の必需品となりつ
つある。PCには、デスクトップ型およびノート型の2
種類に大別される。しかし、カラー液晶表示パネルが用
意に入手可能になると共に携帯性を重視するユーザの増
加により、ノート型パソコンの普及が顕著である。ま
た、近年、デスクトップ型パソコンとノート型パソコン
との性能および価格上の差が少なくなっている。
ソフトウエアを含む高性能化により広く普及し、今やオ
フィスのみならず家庭にあっても生活の必需品となりつ
つある。PCには、デスクトップ型およびノート型の2
種類に大別される。しかし、カラー液晶表示パネルが用
意に入手可能になると共に携帯性を重視するユーザの増
加により、ノート型パソコンの普及が顕著である。ま
た、近年、デスクトップ型パソコンとノート型パソコン
との性能および価格上の差が少なくなっている。
【0003】最近のPCは、単に情報処理、文章作成、
電子メールの送受信等のみならずCD(コンパクトディ
スク)、DVD(Digital Versatile Disk:デジタル多
用途ディスク)等の音楽ソースを再生、インターネット
を介して入手した音楽情報の再生、内蔵するTV又はラ
ジオによる放送の受信等が可能であって、スピーカから
出力される音声を聴く場合もある。そのために、パソコ
ンにはスピーカが設けられているのが一般的である。
電子メールの送受信等のみならずCD(コンパクトディ
スク)、DVD(Digital Versatile Disk:デジタル多
用途ディスク)等の音楽ソースを再生、インターネット
を介して入手した音楽情報の再生、内蔵するTV又はラ
ジオによる放送の受信等が可能であって、スピーカから
出力される音声を聴く場合もある。そのために、パソコ
ンにはスピーカが設けられているのが一般的である。
【0004】図4および図5は、ノート型パソコンの典
型的な従来例を示す。図4に示す従来のノート型パソコ
ン40は、本体部41および表示部46がヒンジ(蝶
番)45を介して機械的および電気的に相互接続されて
いる。使用時には、図4に示す如く、表示部46を本体
部41から希望角度(例えば100〜120°)で開
く。一方、不使用時又は携帯時には、表示部46を本体
部41側に閉じて、全体として薄型に形成されている。
型的な従来例を示す。図4に示す従来のノート型パソコ
ン40は、本体部41および表示部46がヒンジ(蝶
番)45を介して機械的および電気的に相互接続されて
いる。使用時には、図4に示す如く、表示部46を本体
部41から希望角度(例えば100〜120°)で開
く。一方、不使用時又は携帯時には、表示部46を本体
部41側に閉じて、全体として薄型に形成されている。
【0005】ノート型パソコン40の本体部41には、
入力手段である複数のキーボード42、マウス43およ
びスピーカ44等が設けられる。尚、図示せずも本体部
41には、CPU(中央演算処理装置)、RAMおよび
ROM等のメモリ(記憶素子)動作電力を供給する電源
回路等の各種電子デバイスおよび回路が内蔵されてい
る。しかし、これらについては当業者には周知であり且
つ本発明に直接関係ないので、詳細説明は省略する。一
方、表示部46には、カラー液晶表示パネル等の薄型の
ディスプレイ47および図示しないバックライト(背面
照明装置)を含んでいる。
入力手段である複数のキーボード42、マウス43およ
びスピーカ44等が設けられる。尚、図示せずも本体部
41には、CPU(中央演算処理装置)、RAMおよび
ROM等のメモリ(記憶素子)動作電力を供給する電源
回路等の各種電子デバイスおよび回路が内蔵されてい
る。しかし、これらについては当業者には周知であり且
つ本発明に直接関係ないので、詳細説明は省略する。一
方、表示部46には、カラー液晶表示パネル等の薄型の
ディスプレイ47および図示しないバックライト(背面
照明装置)を含んでいる。
【0006】また、図5に示す従来のノート型パソコン
50は、実質的に図4に示すニート型パソコン40と同
様であるが、別体のスピーカシステム60を有する点で
相違する。即ち、ノート型パソコン50は、ヒンジ55
により連結された本体部51および表示部56を有す
る。本体部51には、キーボード52、マウス53およ
びスピーカ54を有する。一方、表示部56は、カラー
液晶表示パネル等のディスプレイ57を有する。スピー
カシステム60は、略直方体のボックス状に形成された
キャビネット61内に設けられた例えば2個のスピーカ
(低音用および中音用)を有し、これらスピーカの振動
板を、対応する開口に臨ませて音響出力が外部に得られ
るように構成されている。
50は、実質的に図4に示すニート型パソコン40と同
様であるが、別体のスピーカシステム60を有する点で
相違する。即ち、ノート型パソコン50は、ヒンジ55
により連結された本体部51および表示部56を有す
る。本体部51には、キーボード52、マウス53およ
びスピーカ54を有する。一方、表示部56は、カラー
液晶表示パネル等のディスプレイ57を有する。スピー
カシステム60は、略直方体のボックス状に形成された
キャビネット61内に設けられた例えば2個のスピーカ
(低音用および中音用)を有し、これらスピーカの振動
板を、対応する開口に臨ませて音響出力が外部に得られ
るように構成されている。
【0007】また、特開2000−50376号公報の
「電子機器」には、スピーカを収納および引き出し自在
に構成した電子機器を開示している。この従来の電子機
器では、不使用時にはスピーカを電子機器内部に収納
し、使用時又は必要時に電子機器外へ引き出して使用し
ている。
「電子機器」には、スピーカを収納および引き出し自在
に構成した電子機器を開示している。この従来の電子機
器では、不使用時にはスピーカを電子機器内部に収納
し、使用時又は必要時に電子機器外へ引き出して使用し
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来のノー
ト型パソコン40および50は、一般的に薄型且つ軽量
化されている。従って、スピーカ44、54は、薄型且
つ小型であり、十分良好な音域又は音質が得られず、特
に低音域が不十分である。また、図5に示す如く、別体
のスピーカシステム60を使用すると、上述した音質の
課題は解決し得るが、スピーカシステム60が比較的大
型となり、しかもノート型パソコンの最大の特徴である
携帯性を損なうという課題があった。
ト型パソコン40および50は、一般的に薄型且つ軽量
化されている。従って、スピーカ44、54は、薄型且
つ小型であり、十分良好な音域又は音質が得られず、特
に低音域が不十分である。また、図5に示す如く、別体
のスピーカシステム60を使用すると、上述した音質の
課題は解決し得るが、スピーカシステム60が比較的大
型となり、しかもノート型パソコンの最大の特徴である
携帯性を損なうという課題があった。
【0009】また、上述した特開2000−50376
号公報に開示する如き従来技術でも、ノート型パソコン
の如き薄型である電子機器に使用すると十分なスペース
が得られず、しかも薄型であるので、音響特性の改善も
あまり期待できないという課題があった。
号公報に開示する如き従来技術でも、ノート型パソコン
の如き薄型である電子機器に使用すると十分なスペース
が得られず、しかも薄型であるので、音響特性の改善も
あまり期待できないという課題があった。
【0010】
【発明の目的】本発明は、従来技術の上述した課題に鑑
みなされたものであり、携帯性にあまり影響を与えるこ
となく音響特性を改善可能なスピーカシステムおよびそ
れを使用するノート型パソコンを提供することを目的と
する。
みなされたものであり、携帯性にあまり影響を与えるこ
となく音響特性を改善可能なスピーカシステムおよびそ
れを使用するノート型パソコンを提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明のノート型パソコンおよびそのスピーカシス
テムは次のような特徴的な構成を採用している。
め、本発明のノート型パソコンおよびそのスピーカシス
テムは次のような特徴的な構成を採用している。
【0012】(1)キーボード等を有する本体部および
ヒンジにより前記本体部に連結された表示部を備えるノ
ート型パソコンにおいて、前記表示部の少なくとも一側
近傍に取り付けられた薄型スピーカと、該薄型スピーカ
の前面に設けられた略蛇腹状のキャビネットとを備える
ノート型パソコン。
ヒンジにより前記本体部に連結された表示部を備えるノ
ート型パソコンにおいて、前記表示部の少なくとも一側
近傍に取り付けられた薄型スピーカと、該薄型スピーカ
の前面に設けられた略蛇腹状のキャビネットとを備える
ノート型パソコン。
【0013】(2)前記薄型スピーカは、前記表示部の
側端部近傍に蝶番型金具により取り付けられる上記
(1)に記載のノート型パソコン。
側端部近傍に蝶番型金具により取り付けられる上記
(1)に記載のノート型パソコン。
【0014】(3)前記キャビネットは、前記表示部を
前記本体部から開閉操作により蛇腹状に開閉する上記
(1)又は(2)に記載のノート型パソコン。
前記本体部から開閉操作により蛇腹状に開閉する上記
(1)又は(2)に記載のノート型パソコン。
【0015】(4)前記薄型スピーカは、前記表示部の
背面側に後ろ向きに配置され、前記キャビネットは、前
記表示部の背後に蛇腹状に開く上記(1)に記載のノー
ト型パソコン。
背面側に後ろ向きに配置され、前記キャビネットは、前
記表示部の背後に蛇腹状に開く上記(1)に記載のノー
ト型パソコン。
【0016】(5)不使用時には折り畳み可能に構成さ
れパソコン等に使用される薄型のスピーカシステムにお
いて、薄型スピーカと、該薄型スピーカの前面を覆い開
閉可能な蛇腹状のキャビネットとを備えるスピーカシス
テム。
れパソコン等に使用される薄型のスピーカシステムにお
いて、薄型スピーカと、該薄型スピーカの前面を覆い開
閉可能な蛇腹状のキャビネットとを備えるスピーカシス
テム。
【0017】(6)前記蛇腹状のキャビネットは、前記
薄型スピーカの一端を支点にして略扇形に開閉可能であ
る上記(5)に記載のスピーカシステム。
薄型スピーカの一端を支点にして略扇形に開閉可能であ
る上記(5)に記載のスピーカシステム。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるノート型パソ
コンおよびそのスピーカシステムの好適実施形態の構成
および動作を、添付図面を参照して詳細に説明する。
コンおよびそのスピーカシステムの好適実施形態の構成
および動作を、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0019】先ず、図1および図2は、本発明によるノ
ート型パソコンの第1実施形態を示す。図1(A)、
(B)および(C)は、ノート型パソコン10の使用状
態を示す図であり、それぞれ右斜め前方、左斜め前方お
よび背面側から見た斜視図である。一方、図2は、この
ノート型パソコン10の不使用状態を示す図であり、
(A)、(B)および(C)は、それぞれ右斜め上、左
斜め上および斜め下側から見た斜視図である。
ート型パソコンの第1実施形態を示す。図1(A)、
(B)および(C)は、ノート型パソコン10の使用状
態を示す図であり、それぞれ右斜め前方、左斜め前方お
よび背面側から見た斜視図である。一方、図2は、この
ノート型パソコン10の不使用状態を示す図であり、
(A)、(B)および(C)は、それぞれ右斜め上、左
斜め上および斜め下側から見た斜視図である。
【0020】図1および図2に示すノート型パソコン1
0は、上述した従来のノート型パソコン40および50
と同様に、本体部11およびこの本体部11に対しヒン
ジ15により機械的および電気的に接続された表示部1
6を有する。本体部11には、図1中では省略して示す
キーボード12および表示画面中のカーソル位置を移動
させるマウス13を有する。また、表示部16には、カ
ラー液晶表示パネルのどのディスプレイ17およびその
バックライト(図示せず)を有する。
0は、上述した従来のノート型パソコン40および50
と同様に、本体部11およびこの本体部11に対しヒン
ジ15により機械的および電気的に接続された表示部1
6を有する。本体部11には、図1中では省略して示す
キーボード12および表示画面中のカーソル位置を移動
させるマウス13を有する。また、表示部16には、カ
ラー液晶表示パネルのどのディスプレイ17およびその
バックライト(図示せず)を有する。
【0021】本発明によるノート型パソコン10の最大
の特徴は、少なくとも一方の側方へ延出した略長方形の
薄型スピーカ18を設け、更にこの薄型スピーカ18の
前面に折り畳み式のキャビネット19を設けたことであ
る。図1および図2に示す大実施形態のノート型パソコ
ン10にあっては、薄型スピーカ18は、蝶番型金具2
1を使用し、固定ねじ22にて表示部16の裏面に固定
されている。
の特徴は、少なくとも一方の側方へ延出した略長方形の
薄型スピーカ18を設け、更にこの薄型スピーカ18の
前面に折り畳み式のキャビネット19を設けたことであ
る。図1および図2に示す大実施形態のノート型パソコ
ン10にあっては、薄型スピーカ18は、蝶番型金具2
1を使用し、固定ねじ22にて表示部16の裏面に固定
されている。
【0022】好ましくは、キャビネット19は、本体部
11および表示部16間に開閉可能に略蛇腹状に構成さ
れている。即ち、薄型スピーカ18の一端(図中下端又
はヒンジ15の近傍)を中心に扇形に開閉する。また、
このキャビネット19の一端に形成された突起部23が
本体部11に係合し、ノート型パソコン10を使用する
ために表示部16を本体部11から開くとキャビネット
19も扇形に開く。一方、不使用時に表示部16を閉じ
ると、図2に示す如く、キャビネット19も閉じる(折
り畳まれる)。
11および表示部16間に開閉可能に略蛇腹状に構成さ
れている。即ち、薄型スピーカ18の一端(図中下端又
はヒンジ15の近傍)を中心に扇形に開閉する。また、
このキャビネット19の一端に形成された突起部23が
本体部11に係合し、ノート型パソコン10を使用する
ために表示部16を本体部11から開くとキャビネット
19も扇形に開く。一方、不使用時に表示部16を閉じ
ると、図2に示す如く、キャビネット19も閉じる(折
り畳まれる)。
【0023】上述の如く、キャビネット19は、ノート
型パソコン10の使用時には広がり、キャビネット容積
が大きくなる。その結果、スピーカシステムとして十分
な筺体空間が得られるので、低音域特性が改善される
(低周波数まで再生可能になる)。また、このスピーカ
システムは、ノート型パソコン10の本体部11の外側
に配置されるので、内部の電子デバイス等に与える振動
を低減する。尚、薄型スピーカ18の上方には、必要に
応じてCCD(電化結合素子)デバイスによるカメラ等
20を配置して画像情報の取り込みに使用してもよい。
型パソコン10の使用時には広がり、キャビネット容積
が大きくなる。その結果、スピーカシステムとして十分
な筺体空間が得られるので、低音域特性が改善される
(低周波数まで再生可能になる)。また、このスピーカ
システムは、ノート型パソコン10の本体部11の外側
に配置されるので、内部の電子デバイス等に与える振動
を低減する。尚、薄型スピーカ18の上方には、必要に
応じてCCD(電化結合素子)デバイスによるカメラ等
20を配置して画像情報の取り込みに使用してもよい。
【0024】次に、図3を参照して、本発明によるノー
ト型パソコンの第2実施形態を説明する。図3(A)、
(B)および(C)は、それぞれ斜め右上方向、斜め後
上方および斜め後下方向から見た斜視図である。このノ
ート型パソコン30も、ヒンジ35により連結された本
体部31および表示部36、薄型スピーカ38および蛇
腹状のキャビネット39を有する点で、上述した第1実
施形態のノート型パソコン10と同様である。
ト型パソコンの第2実施形態を説明する。図3(A)、
(B)および(C)は、それぞれ斜め右上方向、斜め後
上方および斜め後下方向から見た斜視図である。このノ
ート型パソコン30も、ヒンジ35により連結された本
体部31および表示部36、薄型スピーカ38および蛇
腹状のキャビネット39を有する点で、上述した第1実
施形態のノート型パソコン10と同様である。
【0025】しかし、第2実施形態のノート型パソコン
30にあっては、薄型スピーカ38を表示部36の背面
に後ろ向きに取り付け且つその後ろ側にキャビネット3
9を開閉可能に取り付けている。このノート型パソコン
30は、プロジェクタと共に使用してプレゼンテーショ
ンする場合に、特に好適である。かかる用途の場合に
は、オペレータが前方に位置し、後方のリスナーに画像
を投影すると共に音波を送る。尚、図1に示す如く薄型
スピーカ18を蝶番型金具21を使用すると、薄型スピ
ーカ18の回転のみで、図1の第1実施形態又は図3の
第2実施形態とすることが可能である。
30にあっては、薄型スピーカ38を表示部36の背面
に後ろ向きに取り付け且つその後ろ側にキャビネット3
9を開閉可能に取り付けている。このノート型パソコン
30は、プロジェクタと共に使用してプレゼンテーショ
ンする場合に、特に好適である。かかる用途の場合に
は、オペレータが前方に位置し、後方のリスナーに画像
を投影すると共に音波を送る。尚、図1に示す如く薄型
スピーカ18を蝶番型金具21を使用すると、薄型スピ
ーカ18の回転のみで、図1の第1実施形態又は図3の
第2実施形態とすることが可能である。
【0026】以上、本発明によるノート型パソコンおよ
びそのスピーカシステムの好適実施形態の構成および動
作を詳述した。しかし、斯かる実施形態は、本発明の単
なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではな
い。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じ
て種々の変形変更が可能であること、当業者には容易に
理解できよう。例えば、薄型スピーカおよびキャビネッ
トは、ノート型パソコンの左側又は左右両側に設けても
よい。また、薄型スピーカの表示部への固定は、上述し
た実施形態の固定に限定されない。
びそのスピーカシステムの好適実施形態の構成および動
作を詳述した。しかし、斯かる実施形態は、本発明の単
なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではな
い。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じ
て種々の変形変更が可能であること、当業者には容易に
理解できよう。例えば、薄型スピーカおよびキャビネッ
トは、ノート型パソコンの左側又は左右両側に設けても
よい。また、薄型スピーカの表示部への固定は、上述し
た実施形態の固定に限定されない。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
のノート型パソコンおよびそのスピーカシステムによる
と、次の如き実用上の顕著な効果が得られる。即ち、ノ
ート型パソコンの携帯性を維持しつつスピーカのキャビ
ネット要領を大きくして、音質を改善することが可能で
ある。スピーカを外部に配置するので、本体部内の電子
デバイス等に与える振動衝撃を低減可能である。ノート
型パソコンの使用/不使用状態に応じてキャビネットを
ワンアクションで開閉可能である。また、スピーカの向
きを前向き又は後向きに簡単に変更可能である。
のノート型パソコンおよびそのスピーカシステムによる
と、次の如き実用上の顕著な効果が得られる。即ち、ノ
ート型パソコンの携帯性を維持しつつスピーカのキャビ
ネット要領を大きくして、音質を改善することが可能で
ある。スピーカを外部に配置するので、本体部内の電子
デバイス等に与える振動衝撃を低減可能である。ノート
型パソコンの使用/不使用状態に応じてキャビネットを
ワンアクションで開閉可能である。また、スピーカの向
きを前向き又は後向きに簡単に変更可能である。
【図1】本発明によるノート型パソコンの第1実施形態
の使用状態を示す斜視図である。
の使用状態を示す斜視図である。
【図2】図1に示すノート型パソコンの不使用状態の斜
視図である。
視図である。
【図3】本発明によるノート型パソコンの第2実施形態
又は他の使用状態を示す斜視図である。
又は他の使用状態を示す斜視図である。
【図4】ノート型パソコンの第1従来例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】ノート型パソコンの第2従来例を示す斜視図で
ある。
ある。
10、30 ノート型パソコン
11、31 本体部
16、36 表示部
18、38 薄型スピーカ
19、39 キャビネット
20 CCDカメラ
21 蝶番型金具
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 松本 健司
東京都渋谷区道玄坂一丁目14番6号 株式
会社ケンウッド内
(72)発明者 熊倉 弘幸
東京都渋谷区道玄坂一丁目14番6号 株式
会社ケンウッド内
Fターム(参考) 5D017 AE22 AE28
Claims (6)
- 【請求項1】キーボード等を有する本体部およびヒンジ
により前記本体部に連結された表示部を備えるノート型
パソコンにおいて、 前記表示部の少なくとも一側近傍に取り付けられた薄型
スピーカと、該薄型スピーカの前面に設けられた略蛇腹
状のキャビネットとを備えることを特徴とするノート型
パソコン。 - 【請求項2】前記薄型スピーカは、前記表示部の側端部
近傍に蝶番型金具により取り付けられることを特徴とす
る請求項1に記載のノート型パソコン。 - 【請求項3】前記キャビネットは、前記表示部を前記本
体部から開閉操作により蛇腹状に開閉することを特徴と
する請求項1又は2に記載のノート型パソコン。 - 【請求項4】前記薄型スピーカは、前記表示部の背面側
に後ろ向きに配置され、前記キャビネットは、前記表示
部の背後に蛇腹状に開くことを特徴とする請求項1に記
載のノート型パソコン。 - 【請求項5】不使用時には折り畳み可能に構成されパソ
コン等に使用される薄型のスピーカシステムにおいて、 薄型スピーカと、該薄型スピーカの前面を覆い開閉可能
な蛇腹状のキャビネットとを備えることを特徴とするス
ピーカシステム。 - 【請求項6】前記蛇腹状のキャビネットは、前記薄型ス
ピーカの一端を支点にして略扇形に開閉可能であること
を特徴とする請求項5に記載のスピーカシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002128384A JP2003323230A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | ノート型パソコンおよびそのスピーカシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002128384A JP2003323230A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | ノート型パソコンおよびそのスピーカシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003323230A true JP2003323230A (ja) | 2003-11-14 |
Family
ID=29542158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002128384A Pending JP2003323230A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | ノート型パソコンおよびそのスピーカシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003323230A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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