JP2003322770A - 光送受信モジュール及びその実装方法 - Google Patents

光送受信モジュール及びその実装方法

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JP2003322770A
JP2003322770A JP2002131085A JP2002131085A JP2003322770A JP 2003322770 A JP2003322770 A JP 2003322770A JP 2002131085 A JP2002131085 A JP 2002131085A JP 2002131085 A JP2002131085 A JP 2002131085A JP 2003322770 A JP2003322770 A JP 2003322770A
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housing
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JP2002131085A
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Yuko Takei
優子 竹居
Hitomaro Togo
仁麿 東郷
Hiroaki Asano
弘明 浅野
Hiroo Uchiyama
博夫 内山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学素子数が少なく、保持機構が簡素である
光送受信モジュールを提供する。 【解決手段】 ステム部材109が筐体の一端部を形成
するとともに、筐体の内方に突出して頂部が取付面をな
す突起部109aを有し、その内面に発光素子103が
装着されている。素子保持用ブロック107は突起部の
取付面に固定する第1の実装面、側方に延出して開口部
が形成された延出部、開口部の実装面側に形成され、第
1の実装面に対して所定の角度で傾斜する第2の実装面
115を有している。素子保持用ブロックの第2の実装
面に波長選択フィルタ104が装着され、波長選択フィ
ルタと対向する一壁部に受光素子102が装着されてい
る。さらに、受光素子に入射する受信光及び発光素子か
ら出射する送信光を集光する単一の集光手段と、ステム
部材に対して離隔した位置に光ファイバの伝送路端を装
着することが可能で、筐体の他端部を形成するフェルー
ルホルダー113とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバ伝送路に
接続して、光信号を送受信する光送受信モジュール(光
加入者線終端装置)及びその実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光伝送システムにおいて、1本の光ファ
イバを用いて双方向伝送を行う場合には、発光素子から
出射される送信光を光ファイバに結合し、また、その光
ファイバから出射される受信光を受光素子へ結合する必
要があるが、その装置及び結合方法に関して種々のもの
が提案されている。
【0003】図7は特開2000−180671号公報
に開示された従来の光信号伝送系における光送受信モジ
ュールの概略構成図である。同図において、光ファイバ
42を内蔵するフェルール41の先端面の光軸上に、第
1の波長λ1の光を光軸方向に通過させ、かつ、第2の
波長λ2の光を光軸と垂直方向に反射させるプリズム形
の波長合分波カプラ(WDM)43を固定するととも
に、前記光軸方向及び光軸と垂直方向にそれぞれ発光素
子22、受光素子31を配置し、これらの素子を単一の
ケース部材11で固定支持しており、また、波長合分波
カプラ43と発光素子22、受光素子31との間の各光
軸上にそれぞれ単一のレンズ13、33が配置されてい
る。
【0004】この光送受信モジュールでは、発光素子2
2からの波長λ1(=1.3μm)の送信光はレンズ1
3で集光された後、波長合分波カプラ43をそのまま通
過して光ファイバ42に入射する。一方、光ファイバ4
2から出射された波長λ2(=1.55μm)の受信光
は波長合分波カプラ43で光軸と垂直方向に反射され、
レンズ33で集光されて受光素子31で受信される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光送受
信モジュールにおいては、送信用と受信用とでそれぞれ
異なるレンズ系を有する構成になっているため、部品点
数及び調整箇所が多く、小型化も困難であるなどの問題
を有していた。
【0006】本発明は、上記従来装置の問題点を解決す
るためになされたもので、その目的は光学素子数が少な
く、保持機構が簡素である光送受信モジュールを提供す
ることにある。
【0007】本発明の他の目的は波長選択フィルタの角
度調整が容易で、かつ、高性能な光送受信モジュールの
実装方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
筐体の一端部を形成するとともに、筐体完成時に筐体内
から筐体外へ貫通する複数の電極及び筐体の内方に突出
して頂部が取付面をなす突起部を有するステム部材と、
ステム部材の突起部の取付面に当接させて固定する第1
の実装面、突起部に固定した状態で側方に延出する延出
部、延出部に形成され、実装面と略直交する開口部及び
延出部の実装面側に形成され、第1の実装面に対して所
定の角度で傾斜する第2の実装面を有する素子保持用ブ
ロックと、素子保持用ブロックの第2の実装面に装着さ
れた波長選択フィルタと、波長選択フィルタと対向する
開口部の一壁部に装着された受光素子と、素子保持用ブ
ロックの開口部に対応する部位のステム部材側に装着さ
れた発光素子と、受光素子に入射する受信光及び発光素
子から出射する送信光を集光する単一の集光手段と、ス
テム部材に対して離隔した位置に光ファイバの伝送路端
を装着することが可能で、筐体の他端部を形成するホル
ダーとを備え、発光素子、波長選択フィルタ及び集光手
段によって光ファイバに入射する光信号の送信経路を形
成し、集光手段、波長選択フィルタ及び受光素子によっ
て光ファイバから出射する光信号の受信経路を形成する
ものである。この構成により、レンズ及びその保持機構
を1系統削除できるため、光学素子数を少なくすること
ができ、保持機構を簡素化することができる。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
光送受信モジュールにおいて、ステム部材の突起部の取
付面が略平坦で、送信経路に垂直にしている。この構成
により、発光素子に対して素子保持用ブロックを一平面
上で移動させる調整で済むため、発光素子に対する位置
合わせが著しく容易化される。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載の光送受信モジュールにおいて、発光素子から出射
した送信光が波長選択フィルタに到達するまでの光路長
と、光ファイバから出射した受信光が波長選択フィルタ
から受光素子に到達するまでの光路長とを等しくしてい
る。この構成により、受光素子に対して、十分集光され
た光が入射されるようになり、受光効率が向上する。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項1から3の
いずれか1つに記載の光送受信モジュールにおいて、発
光素子から出射した送信光が集光手段によって光ファイ
バの伝送路端に集光し、光ファイバから出射した受信光
が集光手段によって受光素子の受光面に集光するように
している。この構成により、集光手段の収差が大きい場
合でも、光送受信モジュールの外部からの入射光が集光
手段によって最も絞られる位置になるため、受光効率を
向上させることができる。
【0012】請求項5に係る発明は、請求項1又は2に
記載の光送受信モジュールにおいて、集光手段が無収差
レンズでなく、発光素子から出射した送信光が波長選択
フィルタに到達するまでの光路長が、光ファイバから出
射した受信光が波長選択フィルタから受光素子に到達す
るまでの光路長より長いように構成している。この構成
により、さらに受光素子の受光面に多くの光が入射する
ようになる。
【0013】請求項6に係る発明は、請求項3から5の
いずれか1つに記載の光送受信モジュールにおいて、波
長選択フィルタの第1の実装面に対する角度が45度で
なく、発光素子の素子保持用ブロックに対する実装位置
が、発光素子から出射した送信光が波長選択フィルタに
到達するまでの光路長と、光ファイバから出射した受信
光が波長選択フィルタから受光素子に到達するまでの光
路長が所望の関係となるときのみ、発光素子から出射し
た波長選択フィルタを通過した送信光が集光手段に到達
するまでの光路と、光ファイバから出射し集光手段を通
過した受信光が波長選択フィルタに到達するまでの光路
が一致する位置となるように構成している。この構成に
より、素子保持用ブロックの調整のみで、発光素子から
出射した送信光が波長選択フィルタに到達するまでの光
路長と、光ファイバから出射した受信光が波長選択フィ
ルタから受光素子に到達するまでの光路長を最適化する
ことができる。
【0014】請求項7に係る発明は、請求項1から6の
いずれか1つに記載の光送受信モジュールにおいて、集
光手段を波長選択フィルタよりも光ファイバ側に配置し
たものである。この構成により、ともに電気配線が必要
な受光素子と発光素子の位置を近づけることができ、こ
れにより受光素子保持用、及び接続用の機構を簡素化す
ることができる。
【0015】請求項8に係る発明は、請求項1から6の
いずれか1つに記載の光送受信モジュールにおいて、波
長選択フィルタを集光手段よりも光ファイバ側に配置し
たものである。光ファイバ端出射光広がり角及びファイ
バ結合が可能なファイバ入射角は一般的に半導体レーザ
などの光源の広がり角に比べて小さいため、この構成の
ように、平行光に近い位置に波長選択フィルタを配置す
ると、アイソレーションが向上する。
【0016】請求項9に係る発明は、請求項1から8の
いずれか1つに記載の光送受信モジュールにおいて、発
光素子の光出力強度を検出するモニタ用受光素子を備え
たものである。この構成により、光出力の安定化や故障
検出が可能になる。
【0017】請求項10に係る発明は、請求項1から9
のいずれか1つに記載の光送受信モジュールにおいて、
素子保持用ブロックが、絶縁素材上にパターニングされ
た導電性配線を備えたものである。この構成により、受
光素子への電気接続が容易となり、実装工数及び接続機
構のコストを低減することができる。
【0018】請求項11に係る発明は、請求項1から1
0のいずれか1つに記載の光送受信モジュールにおい
て、波長選択フィルタは、ガラス基板又は樹脂基板上に
薄膜層が形成され、送信光を透過し、受信光を反射する
もので構成され、薄膜層を受信光の入射側に向けて装着
し、かつ、送信光の入射側に反射防止処理を施したもの
である。この構成により、波長選択フィルタに対する入
射角の異なる発光素子の光が受光素子に入射することを
未然に防ぐことができる。
【0019】請求項12に係る発明は、請求項1から1
1のいずれか1つに記載の光送受信モジュールにおい
て、素子保持用ブロックに形成される開口部の壁面に反
射防止処理を施したものである。この構成により、発光
素子の迷光が受光素子に入射することを未然に防ぐこと
ができる。
【0020】請求項13に係る発明は、請求項11又は
12に記載の光送受信モジュールにおいて、反射防止処
理が、薄膜を蒸着したものである。この構成により、表
面処理後の素子保持用ブロックについての高い外形精度
が確保でき、モジュールの小型化、高精度化が可能にな
る。
【0021】請求項14に係る発明は、請求項11又は
12に記載の光送受信モジュールにおいて、反射防止処
理が、エンボス処理されたものである。この構成によ
り、散乱光の発生を抑えることはできないが、発光素子
の出射光が波長選択フィルタにおける正反射、素子保持
ブロック又は筐体内壁における正反射を経て強い強度で
受光素子に入射することが防止できるためアイソレーシ
ョンの劣化をかなり抑えることができる。
【0022】請求項15に係る発明は、請求項11又は
12に記載の光送受信モジュールにおいて、反射防止処
理が、光を吸収する樹脂及び塗料のいずれか一方を塗布
したものである。この構成により反射防止処理が容易に
なる。
【0023】請求項16に係る発明は、請求項1から1
1のいずれか1つに記載の光送受信モジュールにおい
て、素子保持用ブロックが、発光素子の出射光を吸収す
る素材でなる。この構成により、波長選択フィルタに入
射する光が平行光でないとしても、これらの光を吸収し
て、アイソレーションを向上させることができる。
【0024】請求項17に係る発明は、筐体の一端部を
形成するとともに、筐体完成時に筐体内から筐体外へ貫
通する複数の電極及び筐体の内方に突出して頂部が取付
面をなす突起部を有するステム部材を準備する工程と、
ステム部材の前記突起部に発光素子を装着する工程と、
ステム部材の突起部の取付面に当接させて固定するため
の第1の実装面、突起部に固定した状態で側方に延出す
る延出部、延出部に形成され、実装面と略直交する開口
部及び延出部の実装面側に形成され、第1の実装面に対
して所定の角度で傾斜する第2の実装面を有する素子保
持用ブロックを準備し、第2の実装面に波長選択フィル
タを装着し、波長選択フィルタと対向する開口部の一壁
部に受光素子を装着する工程と、ステム部材の突起部の
取付面に、素子保持用ブロックの第1の実装面を当接さ
せて移動可能に支持する工程と、発光素子からの出射光
が波長選択フィルタを透過する単一の光軸上にモニタ用
カメラを配置し、モニタ用カメラと波長選択フィルタの
間に、光軸に傾斜してハーフミラーを固定し、ハーフミ
ラーの反射光が光軸と一致して受光素子に向かうように
配置された照明用光源及びこの照明用光源の照射光を平
行光に変換するコリメートレンズとを準備する工程と、
発光素子を発光させ、モニタ用カメラで撮影された発光
素子の発光点と受光素子の重心とが一致するように、素
子保持用ブロックをステム部材の突起部に固定する工程
とを備えた光送受信モジュールの実装方法である。この
方法を採用することにより、発光素子、波長選択フィル
タ、受光素子の相対的な位置を非常に高精度で調整する
ことができ、特性のばらつきの少ない光送受信モジュー
ルを製造することができる。
【0025】請求項18に係る発明は、 筐体の一端部
を形成するとともに、筐体完成時に筐体内から筐体外へ
貫通する複数の電極及び筐体の内方に突出して頂部が取
付面をなす突起部を有するステム部材を準備する工程
と、ステム部材の突起部に発光素子を装着する工程と、
ステム部材の突起部の取付面に当接させて固定するため
の第1の実装面、突起部に固定した状態で側方に延出す
る延出部、延出部に形成され、実装面と略直交する開口
部及び延出部の実装面側に形成され、第1の実装面に対
して所定の角度で傾斜する第2の実装面を有する素子保
持用ブロックを準備し、第2の実装面に波長選択フィル
タを装着し、波長選択フィルタと対向する開口部の一壁
部に受光素子を装着する工程と、ステム部材の突起部の
取付面に、素子保持用ブロックの第1の実装面を当接さ
せて移動可能に支持する工程と、発光素子からの出射光
が波長選択フィルタを透過する単一の光軸上にモニタ用
カメラを配置し、モニタ用カメラと波長選択フィルタの
間に、光軸に傾斜させてハーフミラーを固定し、ハーフ
ミラーの反射光が光軸と一致して受光素子に向かうよう
に配置された照明用光源及びこの照明用光源の照射光を
平行光に変換するコリメートレンズとを準備する工程
と、発光素子を発光させ、モニタ用カメラで撮影された
発光素子の発光点と受光素子の複数の外辺に対し、あら
かじめ定めた距離だけ隔たった点とが一致するように、
素子保持用ブロックをステム部材の突起部に固定する工
程とを備えた光送受信モジュールの実装方法である。こ
の方法を採用することによって、発光素子、波長選択フ
ィルタ、受光素子の相対的な位置を非常に高精度で調整
することができ、特性のばらつきの少ない光送受信モジ
ュールを製造することができ、また、フォトダイオード
の外形重心と受光面重心がずれている場合に高い受光効
率が得られる。
【0026】請求項19に係る発明は、筐体の一端部を
形成するとともに、筐体完成時に筐体内から筐体外へ貫
通する複数の電極及び筐体の内方に突出して頂部が取付
面をなす突起部を有するステム部材を準備する工程と、
ステム部材の突起部に発光素子を装着する工程と、ステ
ム部材の突起部の取付面に当接させて固定するための第
1の実装面、突起部に固定した状態で側方に延出する延
出部、延出部に形成され、実装面と略直交する開口部及
び延出部の実装面側に形成され、第1の実装面に対して
所定の角度で傾斜する第2の実装面を有する素子保持用
ブロックを準備し、第2の実装面に波長選択フィルタを
装着し、波長選択フィルタと対向する開口部の一壁部に
受光素子を装着する工程と、ステム部材の突起部の取付
面に、素子保持用ブロックの第1の実装面を当接させて
移動可能に支持する工程と、発光素子からの出射光が波
長選択フィルタを透過する単一の光軸上にモニタ用カメ
ラを配置し、モニタ用カメラと波長選択フィルタの間
に、光軸に傾斜させてハーフミラーを固定し、ハーフミ
ラーの反射光が光軸と一致して受光素子に向かうように
配置された照明用光源及びこの照明用光源の照射光を平
行光に変換するコリメートレンズとを準備する工程と、
発光素子を発光させ、モニタ用カメラで撮影された発光
素子の発光点と受光素子上の複数のマーカーに対し、あ
らかじめ定めた距離だけ隔たった点とが一致するよう
に、素子保持用ブロックをステム部材の突起部に固定す
る工程とを備えた光送受信モジュールの実装方法であ
る。この方法を採用することによって、発光素子、波長
選択フィルタ、受光素子の相対的な位置を非常に高精度
で調整することができ、特性のばらつきの少ない光送受
信モジュールを製造することができ、また、フォトダイ
オードの外形重心と受光面重心がずれている場合に高い
受光効率が得られる。
【0027】請求項20に係る発明は、筐体の一端部を
形成するとともに、筐体完成時に筐体内から筐体外へ貫
通する複数の電極及び筐体の内方に突出して頂部が取付
面をなす突起部を有するステム部材を準備する工程と、
ステム部材の突起部に発光素子を装着する工程と、ステ
ム部材の突起部の取付面に当接させて固定するための第
1の実装面、突起部に固定した状態で側方に延出する延
出部、延出部に形成され、実装面と略直交する開口部及
び延出部の実装面側に形成され、第1の実装面に対して
所定の角度で傾斜する第2の実装面を有する素子保持用
ブロックを準備し、素子保持用ブロックの第2の実装面
に波長選択フィルタを装着し、波長選択フィルタと対向
する開口部の一壁部に受光素子を装着する工程と、ステ
ム部材の突起部の取付面に、素子保持用ブロックの第1
の実装面を当接させて移動可能に支持する工程と、発光
素子からの出射光が波長選択フィルタを透過する単一の
光軸上にモニタ用カメラを配置し、光軸に対して傾斜し
て受光素子の受光面に光を照射し、受光素子で正反射し
た光が波長選択フィルタで反射してモニタ用カメラに向
かうように配置された照明用光源及びこの照明用光源の
照射光を平行光に変換するコリメートレンズとを準備す
る工程と、発光素子を発光させ、モニタ用カメラで撮影
された発光素子の発光点と、受光素子の重心とが一致す
るように、素子保持用ブロックをステム部材の突起部に
固定する工程とを備えた光送受信モジュールの実装方法
である。この方法を採用することにより、発光素子、波
長選択フィルタ、受光素子の相対的な位置をハーフミラ
ーなしで非常に高精度で調整することができ、特性のば
らつきの少ない光送受信モジュールを製造することがで
きる。
【0028】請求項21に係る発明は、筐体の一端部を
形成するとともに、筐体完成時に筐体内から筐体外へ貫
通する複数の電極及び筐体の内方に突出して頂部が取付
面をなす突起部を有するステム部材を準備する工程と、
ステム部材の突起部に発光素子を装着する工程と、ステ
ム部材の突起部の取付面に当接させて固定するための第
1の実装面、突起部に固定した状態で側方に延出する延
出部、延出部に形成され、実装面と略直交する開口部及
び延出部の実装面側に形成され、第1の実装面に対して
所定の角度で傾斜する第2の実装面を有する素子保持用
ブロックを準備し、素子保持用ブロックの第2の実装面
に波長選択フィルタを装着し、波長選択フィルタと対向
する開口部の一壁部に受光素子を装着する工程と、ステ
ム部材の突起部の取付面に、素子保持用ブロックの第1
の実装面を当接させて移動可能に支持する工程と、発光
素子からの出射光が波長選択フィルタを透過する単一の
光軸上にモニタ用カメラを配置し、光軸に対して傾斜し
て受光素子の受光面に光を照射し、受光素子で正反射し
た光が波長選択フィルタで反射してモニタ用カメラに向
かうように配置された照明用光源及びこの照明用光源の
照射光を平行光に変換するコリメートレンズとを準備す
る工程と、発光素子を発光させ、モニタ用カメラで撮影
された発光素子の発光点と、受光素子の複数の外辺に対
し、あらかじめ定めた距離だけ隔たった点とが一致する
ように、素子保持用ブロックをステム部材の突起部に固
定する工程とを備えた光送受信モジュールの実装方法で
ある。この方法を採用することによって、発光素子、波
長選択フィルタ、受光素子の相対的な位置をハーフミラ
ーなしで非常に高精度で調整することができ、特性のば
らつきの少ない光送受信モジュールを製造することがで
き、また、フォトダイオードの外形重心と受光面重心が
ずれている場合に高い受光効率が得られる。
【0029】請求項22に係る発明は、筐体の一端部を
形成するとともに、筐体完成時に筐体内から筐体外へ貫
通する複数の電極及び筐体の内方に突出して頂部が取付
面をなす突起部を有するステム部材を準備する工程と、
ステム部材の突起部に発光素子を装着する工程と、ステ
ム部材の突起部の取付面に当接させて固定するための第
1の実装面、突起部に固定した状態で側方に延出する延
出部、延出部に形成され、実装面と略直交する開口部及
び延出部の実装面側に形成され、第1の実装面に対して
所定の角度で傾斜する第2の実装面を有する素子保持用
ブロックを準備し、素子保持用ブロックの第2の実装面
に波長選択フィルタを装着し、波長選択フィルタと対向
する開口部の一壁部に受光素子を装着する工程と、ステ
ム部材の突起部の取付面に、素子保持用ブロックの第1
の実装面を当接させて移動可能に支持する工程と、発光
素子からの出射光が波長選択フィルタを透過する単一の
光軸上にモニタ用カメラを配置し、光軸に対して傾斜し
て受光素子の受光面に光を照射し、受光素子で正反射し
た光が波長選択フィルタで反射してモニタ用カメラに向
かうように配置された照明用光源及びこの照明用光源の
照射光を平行光に変換するコリメートレンズとを準備す
る工程と、発光素子を発光させ、モニタ用カメラで撮影
された発光素子の発光点と、受光素子上の複数のマーカ
ーに対し、あらかじめ定めた距離だけ隔たった点とが一
致するように、素子保持用ブロックをステム部材の突起
部に固定する工程とを備えた光送受信モジュールの実装
方法である。この方法を採用することによって、発光素
子、波長選択フィルタ、受光素子の相対的な位置をハー
フミラーなしで非常に高精度で調整することができ、特
性のばらつきの少ない光送受信モジュールを製造するこ
とができ、また、フォトダイオードの外形重心と受光面
重心がずれている場合に高い受光効率が得られる。
【0030】請求項23に係る発明は、筐体の一端部を
形成するとともに、筐体完成時に筐体内から筐体外へ貫
通する複数の電極及び筐体の内方に突出して頂部が取付
面をなす突起部を有するステム部材を準備する工程と、
ステム部材の突起部に発光素子を装着する工程と、ステ
ム部材の突起部の取付面に当接させて固定するための第
1の実装面、突起部に固定した状態で側方に延出する延
出部、延出部に形成され、実装面と略直交する開口部及
び延出部の実装面側に形成され、第1の実装面に対して
所定の角度で傾斜する第2の実装面を有する素子保持用
ブロックを準備し、素子保持用ブロックの第2の実装面
に波長選択フィルタを装着し、波長選択フィルタと対向
する開口部の一壁部に受光素子を装着する工程と、ステ
ム部材の突起部の取付面に、素子保持用ブロックの第1
の実装面を当接させて移動可能に支持する工程と、発光
素子からの出射光が波長選択フィルタを透過する単一の
光軸上にモニタ用カメラを配置し、モニタ用カメラと波
長選択フィルタの間に、光軸に対して傾斜させてハーフ
ミラーを固定し、ハーフミラーの反射光が光軸と一致し
て受光素子に向かうように配置され、波長選択フィルタ
を透過する波長の光を発生する第1の光源及び波長選択
フィルタで反射する波長の光を発生する第2光源、並び
にこれらの光源の照射光を平行光に変換するコリメート
レンズを準備する工程と、モニタ用カメラで撮影された
発光素子の発光点と、受光素子の重心とが一致するよう
に、素子保持用ブロックをステム部材の突起部に固定す
る工程とを備えた光送受信モジュールの実装方法であ
る。この方法を採用することにより、発光素子に通電し
ない状態で、発光素子、波長選択フィルタ、受光素子の
相対的な位置を非常に高精度で調整することができ、特
性のばらつきの少ない光送受信モジュールを製造するこ
とができる。
【0031】請求項24に係る発明は、筐体の一端部を
形成するとともに、筐体完成時に筐体内から筐体外へ貫
通する複数の電極及び前記筐体の内方に突出して頂部が
取付面をなす突起部を有するステム部材を準備する工程
と、前記ステム部材の前記突起部に発光素子を装着する
工程と、前記ステム部材の前記突起部の取付面に当接さ
せて固定するための第1の実装面、前記突起部に固定し
た状態で側方に延出する延出部、前記延出部に形成さ
れ、前記実装面と略直交する開口部及び前記延出部の前
記実装面側に形成され、前記第1の実装面に対して所定
の角度で傾斜する第2の実装面を有する素子保持用ブロ
ックを準備し、前記素子保持用ブロックの前記第2の実
装面に波長選択フィルタを装着し、前記波長選択フィル
タと対向する前記開口部の一壁部に受光素子を装着する
工程と、前記ステム部材の前記突起部の取付面に、前記
素子保持用ブロックの第1の実装面を当接させて移動可
能に支持する工程と、前記発光素子からの出射光が前記
波長選択フィルタを透過する単一の光軸上にモニタ用カ
メラを配置し、前記モニタ用カメラと前記波長選択フィ
ルタの間に、前記光軸に対して傾斜させてハーフミラー
を固定し、前記ハーフミラーの反射光が前記光軸と一致
して前記受光素子に向かうように配置され、前記波長選
択フィルタを透過する波長の光を発生する第1の光源及
び前記波長選択フィルタで反射する波長の光を発生する
第2光源、並びにこれらの光源の照射光を平行光に変換
するコリメートレンズを準備する工程と、前記モニタ用
カメラで撮影された前記発光素子の発光点と、前記受光
素子の複数の外辺に対し、あらかじめ定めた距離だけ隔
たった点とが一致するように、前記素子保持用ブロック
を前記ステム部材の突起部に固定する工程とを備えた光
送受信モジュールの実装方法である。この方法を採用す
ることによって、発光素子に通電しない状態で、発光素
子、波長選択フィルタ、受光素子の相対的な位置を非常
に高精度で調整することができ、特性のばらつきの少な
い光送受信モジュールを製造することができ、また、フ
ォトダイオードの外形重心と受光面重心がずれている場
合に高い受光効率が得られる。
【0032】請求項25に係る発明は、筐体の一端部を
形成するとともに、筐体完成時に筐体内から筐体外へ貫
通する複数の電極及び前記筐体の内方に突出して頂部が
取付面をなす突起部を有するステム部材を準備する工程
と、前記ステム部材の前記突起部に発光素子を装着する
工程と、前記ステム部材の前記突起部の取付面に当接さ
せて固定するための第1の実装面、前記突起部に固定し
た状態で側方に延出する延出部、前記延出部に形成さ
れ、前記実装面と略直交する開口部及び前記延出部の前
記実装面側に形成され、前記第1の実装面に対して所定
の角度で傾斜する第2の実装面を有する素子保持用ブロ
ックを準備し、前記素子保持用ブロックの前記第2の実
装面に波長選択フィルタを装着し、前記波長選択フィル
タと対向する前記開口部の一壁部に受光素子を装着する
工程と、前記ステム部材の前記突起部の取付面に、前記
素子保持用ブロックの第1の実装面を当接させて移動可
能に支持する工程と、前記発光素子からの出射光が前記
波長選択フィルタを透過する単一の光軸上にモニタ用カ
メラを配置し、前記モニタ用カメラと前記波長選択フィ
ルタの間に、前記光軸に対して傾斜させてハーフミラー
を固定し、前記ハーフミラーの反射光が前記光軸と一致
して前記受光素子に向かうように配置され、前記波長選
択フィルタを透過する波長の光を発生する第1の光源及
び前記波長選択フィルタで反射する波長の光を発生する
第2光源、並びにこれらの光源の照射光を平行光に変換
するコリメートレンズを準備する工程と、前記モニタ用
カメラで撮影された前記発光素子の発光点と、前記受光
素子上の複数のマーカーに対し、あらかじめ定めた距離
だけ隔たった点とが一致するように、前記素子保持用ブ
ロックを前記ステム部材の突起部に固定する工程とを備
えた光送受信モジュールの実装方法である。この方法を
採用することによって、発光素子に通電しない状態で、
発光素子、波長選択フィルタ、受光素子の相対的な位置
を非常に高精度で調整することができ、特性のばらつき
の少ない光送受信モジュールを製造することができ、ま
た、フォトダイオードの外形重心と受光面重心がずれて
いる場合に高い受光効率が得られる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は本発明に係る光送
受信モジュールの一実施の形態の構成を示す縦断面図で
ある。同図において、ステム109はこれを貫通する4
本の電極110を備えている。このステム109の内
面、すなわち、図面の上面(以下、単に上面という)に
おける略中心軸に一致する光軸上にモニタ用フォトダイ
オード103が実装されている。また、上面と一方の側
面とがそれぞれ取付面を形成している突起部109aが
ステム109の中心から偏倚した位置に一体的に形成さ
れ、この突起部109aの側面に発光素子としての送信
用レーザダイオード101が実装され、さらに、突起部
109aの上面に素子保持用ブロック107が装着され
ている。素子保持用ブロック107は、詳細を後述する
ように、略中心部に光軸が位置する切り欠きを有し、か
つ、光軸と垂直な底面を突起部109aに装着する第1
の実装面を有している。また、切り欠きの両側の延出部
の下面部に光軸と所定の角度で傾斜した第2の実装面が
形成され、このうち、切り欠かれた奥の壁面に受光素子
としての受信用フォトダイオード102が実装され、第
2の実装面に波長選択フィルタとしてのWDMフィルタ
104が実装されている。
【0034】さらに、ステム109の上面には光軸を中
心とした円筒状側壁を有するキャップ111が装着さ
れ、このキャップ111の頂部の中心、すなわち、光軸
上に集光手段としての球レンズ105が装着されてい
る。また、キャップ111の外周部に、その下端部がス
テム109の外周面に嵌装されたスペーサー112を備
え、このスペーサー112の上端面に、フランジ状の取
付部材でなり、その軸芯部にフェルール付きファイバ1
06を固定するフェルールホルダー113が取り付けら
れている。そして、ステム109、スペーサー112及
びフェルールホルダー113によって筐体が形成されて
いる。なお、ステム109及びキャップ111は、短波
長用のキャンパッケージとして使用されている汎用部材
を用いてもよい。
【0035】ここで、モニタ用フォトダイオード103
は、受信用フォトダイオード102の出射光パワーをモ
ニタするものであり、WDMフィルタ104は送受信光
を分離するものである。素子保持用ブロック107は、
樹脂やセラミックなどの絶縁素材上に受信用フォトダイ
オード102を接続するための金属パターン108を形
成したものである。
【0036】図2は素子保持用ブロック107の構成を
示す斜視図である。この素子保持用ブロック107は、
その底面が突起部109aに固定するための素子保持用
ブロック実装面114になっている。この素子保持用ブ
ロック107の長手方向中間部が光軸と平行に切り欠か
れて一種の開口部107aが形成され、切り欠いて残っ
た延出部分107b、107cの底部を斜めに切り落と
すことによって、光の通路の両側にWDMフィルタ実装
面115が形成され、さらに、開口部107aの奥の壁
面がフォトダイオード実装面116になっている。した
がって、素子保持用ブロック107よりもステム109
側に実装された送信用レーザダイオード101の出射光
は素子保持用ブロック実装面114と垂直にWDMフィ
ルタ104に入射する。
【0037】ここで、WDMフィルタ104は、誘電体
多層膜や、反射回折格子などの波長分離機能を持った素
子であり、WDMフィルタ実装面115の角度は、素子
保持用ブロック実装面114に対して45度でなく、か
つ、素子保持用ブロック実装面114と垂直な光が入射
した場合、その光が送信用レーザダイオード101と等
しい波長であれば透過し、フェルール付きファイバ10
6の出射光と等しい波長の光であれば反射するようにあ
らかじめ調整されている。
【0038】一方、フォトダイオード実装面116にお
ける受信用フォトダイオード102の位置は、素子保持
用ブロック実装面114を、突起部109aに接触させ
て水平方向に動かしたとき、ある位置で、送信用レーザ
ダイオード101からフェルール付きファイバ106ま
での光路長と、フェルール付きファイバ106から、W
DMフィルタ104で反射して、受信用フォトダイオー
ド102の受光面に至るまでの光路長とが一致するよう
に調整される。つまり、ステム109に対する素子保持
用ブロック実装面114の移動のみで、フェルール付き
ファイバ106から受信用フォトダイオード102の受
光面までの距離が最適化され、受信用フォトダイオード
102の受光量が増やされる。
【0039】なお、送信用レーザダイオード101の出
射光の広がり角が、フェルール付きファイバ106の出
射光の広がり角と異なる場合には、球レンズ105の収
差の影響により、受信用フォトダイオード102の受光
効率が最大になる光路長は上述した場合と異なったもの
になる。たとえば、球レンズ105の直径を1.5m
m、送信用レーザダイオード101の出射光半値全角を
垂直方向30度、水平方向28度、受信用フォトダイオ
ード102の受光径を80μm、送信用レーザダイオー
ド101から球レンズ105までの光路長を2.00m
mとすると、結合効率最大となる球レンズ105からフ
ェルール付き光ファイバ106端面までの光路長は約
1.12mmであり、フェルール付き光ファイバ106
端面をこの位置に置くと、受光効率最大となる球レンズ
105から受信用フォトダイオード102までの光路長
は約1.64mmである。この構成では、球レンズ10
5から受信用フォトダイオード102までの光路長は、
球レンズ105から送信用レーザダイオード101まで
の光路長より短くした方がよい。
【0040】なお、受光径がファイバのコア径程度の場
合には、球レンズ105から受信用フォトダイオード1
02までの光路長が1.64mmのときの受光効率は1
0%以下、同光路長が2.0mmのときの受光効率は9
0%以上となり、この構成では、球レンズ105から受
信用フォトダイオード102までの光路長は、球レンズ
105から送信用レーザダイオード101までの光路長
とほぼ一致させた方がよい。
【0041】球レンズ105から受信用フォトダイオー
ド102までの光路長を球レンズ105から送信用レー
ザダイオード101までの光路長とは異なるようにした
方がよい場合には、受信用フォトダイオード102の位
置を、突起部109aに対して素子保持用ブロック実装
面114を接触させて動かしたときに、フェルール付き
ファイバ106からの出射光が最も多く受信用フォトダ
イオード102の受光面に当たるように調整してもよ
い。また、球レンズ105から受信用フォトダイオード
102までの光路長を球レンズ105から送信用レーザ
ダイオード101までの光路長とは異なるようにした方
がよい場合には、受信用フォトダイオード102の位置
は、WDMフィルタ104の挿入前におけるフェルール
付きファイバ106の出射光が集光される位置からフェ
ルール付きファイバ106の端面までの距離と、WDM
フィルタ104の挿入後のフェルール付きファイバ10
6の端面からWDMフィルタ104で反射して受信用フ
ォトダイオード102に至るまでの距離とが等しくなる
ように決めてもよい。
【0042】このとき、送信用レーザダイオード101
から出射した送信光がWDMフィルタ104に到達する
までの光路長と、フェルール付きファイバ106から出
射した受信光がWDMフィルタ104から受信用フォト
ダイオード102に到達するまでの光路長とが等しくな
る。また、実際に素子保持用ブロック107を実装して
みて、受信用フォトダイオード102に最も多くの光が
入る位置を求め、それ以降に製造する光送受信モジュー
ルの受信用フォトダイオード102の位置決めに適用し
てもよい。
【0043】図2に示した素子保持用ブロック107
は、素子保持用ブロック実装面114に対してフォトダ
イオード実装面116が略垂直になっているが、このフ
ォトダイオード実装面116を素子保持用ブロック実装
面114と平行に形成しても、あるいは、傾斜させても
構わない。
【0044】ところで、図7に示した従来の光送受信モ
ジュールでは、2つのレンズ13,33を用いて平行光
を作り、この平行光内にWDMフィルタを挿入する構成
になっていた。この構成によれば、光束の中心部と周辺
部とでWDMフィルタに対する入射角は殆ど変わらない
ため、波長分離特性はきわめて良好である。しかし、本
実施の形態においては、レンズが一つのみであるため、
WDMフィルタ104を送信用レーザダイオード101
の出射面に近い位置か、受信光が球レンズ105を通過
した後の集光点前の位置のいずれかに挿入しなければな
らず、そのどちらも光束は平行になってはいない。この
ため、光束の周辺部では正しく波長分離が行われない可
能性があり、フェルール付きファイバ106に対する結
合効率の減少、受信用フォトダイオード102の受光量
の減少、迷光の増加によるアイソレーションの劣化を引
き起こすことがある。
【0045】一般的な光送受信モジュールでは、出力光
源として半導体レーザが使用されることが多く、その出
射光はかなり広い広がり角を持っていること、フェルー
ル付きファイバ106への結合効率を上げるためには光
伝送路に入射される光は可能な限り平行光に近づけるこ
とが望ましいことなどを理由として、レンズを中心にし
てレーザ側とファイバ側では後者がより平行光に近くな
るように設計されているため、WDMフィルタをファイ
バ側に挿入することによって、上記のような劣化をかな
り抑えることができる。
【0046】レンズが、面の非球面化などにより収差を
極端に減らしたものでない場合は、光束の周辺部がたと
え正しく波長分離されても光送受信モジュールの性能の
向上には繋がらないため、WDMフィルタを図1に示し
たように球レンズのレーザ側に挿入しても問題はない。
このように構成すると、受光素子を発光素子の近傍に配
置できるため、受光素子の保持及び接続のための機構が
簡易化される。
【0047】なお、迷光に関して説明すると、従来装置
では迷光の殆どがファイバ端の付近で発生するのに対し
て、本実施の形態ではフェルール付きファイバ106の
端部付近及びWDMフィルタ104付近で発生するた
め、WDMフィルタ104付近で発生する迷光を吸収又
は散乱させ、受信用フォトダイオード102に入射しな
いようにすれば、従来装置よりもアイソレーションを向
上させることが期待できる。これを実現するため、図3
(a)にその斜視図を、図3(b)に断面図を示すよう
に、送信用レーザダイオード101の出射光が正反射す
る方向に壁を設け、この内壁面を反射防止処理面117
として反射防止処理を施してもよい。
【0048】反射防止の具体的な方法としては、樹脂又
は塗料の塗布、膜の蒸着、反射防止シートの貼り付け、
エンボス加工などがある。なお、このような処理を施す
範囲は、図3に示す反射防止処理面117に限らず、素
子保持用ブロック107の内壁の主要部又は全てに施し
てもよい。あるいは、レーザが発する光と素子保持用ブ
ロック107の外部から進入する光が、WDMフィルタ
104において正反射された後に当たる全ての面であっ
てもよい。また、素子保持用ブロック107自体を、少
なくとも送信用レーザダイオード101の出射光を吸収
する素材で形成してもよい。
【0049】また、WDMフィルタ104がガラス基板
又は樹脂基板上に薄膜層が形成されたものである場合に
は、基板の一方の面にWDM膜を形成し、他方の面に送
信用レーザダイオード101の波長に対応する反射防止
処理を施し、反射防止処理面を送信用レーザダイオード
101に向かうように実装してもよい。これにより、W
DMフィルタ104の表面での、波長に依存しない反射
が抑えられる。
【0050】なお、この光送受信モジュールに使用され
る部材のうち、ステム109は4本の電極と送信用レー
ザダイオード101実装用の突起を有する汎用ステムで
あってもよく、キャップ111及び球レンズ105は光
送受信モジュール用に市販されているレンズ付きの汎用
キャップを使用してもよい。このような汎用部材を使用
することによって、装置コストをさらに低減することが
できる。
【0051】上記の実施の形態に係る光送受信モジュー
ルの実装方法について、図4を参照して以下に説明す
る。まず、ステム109の上面にモニタ用フォトダイオ
ード103を実装するとともに、突起部109aの側面
に送信用レーザダイオード101を実装し、これらのダ
イオードの各電極とステム109の電極110とをワイ
ヤボンディングによって接続する。このとき、モニタ用
フォトダイオード103及び送信用レーザダイオード1
01は、ステム109及び突起部109aに直接実装せ
ず、金属などのサブマウントに実装してからこのサブマ
ウントとともにステム109に実装してもよい。
【0052】次に、モニタ用カメラ118、第1の照明
用光源119、光ファイバ120、コリメートレンズ1
21及びハーフミラー122でなる組立系にステム10
9をセットする。この組立系は、送信用レーザダイオー
ド101の光軸となる部位にモニタ用カメラ118が装
着され、この光軸の途中にハーフミラー122が45度
の傾斜角で保持され、さらに、光軸と直交する方向にコ
リメートレンズ121と、このコリメートレンズ121
に向けて光ファイバ120から光を伝送する第1の照明
用光源119とが装着されている。ここで、ステム10
9は、コリメートレンズ121によってある程度平行に
され、ハーフミラー122によって反射された光が、す
でにステム109に実装されている送信用レーザダイオ
ード101の発光点を照らす位置で、かつ、送信用レー
ザダイオード101の出射光がモニタ用カメラ118の
受光面にほぼ垂直に入射する位置とする。
【0053】この位置は、治具にセットして決めても、
あるいは、モニタ用カメラ118によって撮影された画
像の特定の座標と送信用レーザダイオード101の発光
点が一致するように位置決めしてもよく、さらには、モ
ニタ用カメラ118によって撮影された画像の特定の座
標と送信用レーザダイオード101の発光点が一致し、
かつ、受光パワーが最大となるように位置決めしてもよ
い。
【0054】次に、素子保持用ブロック107及びWD
Mフィルタ104を装着してなる素子保持用ブロック1
07を突起部109aの上面に載置し、モニタ用カメラ
118の映像を確認しながら素子保持用ブロック107
の位置を調整して固定する。このとき、送信用レーザダ
イオード101及び第1の照明用光源119は発光状態
にある。
【0055】第1の照明用光源119の波長は、この組
立系において素子保持用ブロック107が所望の角度に
実装された場合に、WDMフィルタ104によって反射
される光の波長を含み、モニタ用カメラ118は、第1
の照明用光源119の波長及び送信用レーザダイオード
101の波長のどちらにも感応するものが用いられてい
る。したがって、モニタ用カメラ118は、第1の照明
用光源119によって照らされた受信用フォトダイオー
ド102の像と、送信用レーザダイオード101の発光
点の像とを同時に撮影することになる。
【0056】モニタ用カメラ118で撮影された受信用
フォトダイオード102の像の外形からその重心位置を
求め、この位置と送信用レーザダイオード101の発光
点の位置とが一致したら、素子保持用ブロック107を
突起部109aに固定する。受信用フォトダイオード1
02の受光面の中心が受信用フォトダイオード102の
外形の重心にない場合には、外辺に対して所定の位置に
送信用レーザダイオード101の発光点がくるように位
置決めしてもよい。あるいは、受信用フォトダイオード
102にマーカーを付し、このマーカーに対して所定の
位置に送信用レーザダイオード101の発光点を合わせ
るようにしてもよい。
【0057】このように、本実施の形態に係る光送受信
モジュールを図4に示した組立系を用いることによって
送信用レーザダイオード101の光点の位置と受信用フ
ォトダイオード102の受光面とを容易に位置合わせす
ることができる。
【0058】図5は本発明に係る光送受信モジュールの
他の実装方法を採用する装置の配置図であり、図4中の
ハーフミラー122を除去するとともに、第1の照明用
光源119の出射光を、コリメートレンズ121を介し
て、受信用フォトダイオード102の受光面に斜めに照
射し、この受信用フォトダイオード102で正反射され
た光がWDMフィルタ104で反射してモニタ用カメラ
118に向かうように第1の照明用光源119の出射角
度を決定する。この状態にて上述したと同様な位置決め
を行うことによって、送信用レーザダイオード101の
光点の位置と受信用フォトダイオード102の受光面と
を容易に位置合わせすることができる。
【0059】図6は本発明に係る光送受信モジュールの
もう一つ他の実装方法を採用する装置の配置図であり、
これは、製造過程において送信用レーザダイオード10
1に通電することが困難である場合に対処するものであ
る。ここでは、WDMフィルタ104において反射する
波長の光を出射する第1の照明用光源119と、WDM
フィルタ104において透過する波長の光を出射する第
2の照明用光源124を用意し、これら2種類の光を光
ファイバカプラ123で合波し、コリメートレンズ12
1を介してハーフミラー122に向けて照射する。そし
て、ハーフミラー122で反射した一つの波長の光はW
DMフィルタ104で反射されて受信用フォトダイオー
ド102に向かい、もう一つの波長の光はWDMフィル
タ104を透過して送信用レーザダイオード101に向
かう。また、受信用フォトダイオード102の反射光は
再びWDMフィルタ104で反射されてモニタ用カメラ
118に向かい、送信用レーザダイオード101の反射
光もまたモニタ用カメラ118に向かう。この場合に
は、送信用レーザダイオード101の発光点は、その外
形形状又はその上に付したマーカーから相対的に求め
る。
【0060】なお、モニタ用カメラ118、第1の照明
用光源119、光ファイバ120、コリメートレンズ1
21、ハーフミラー122、光ファイバカプラ123及
び第2の照明用光源124などと、ステム109を固定
する治具とを全て一体化しておくと、調整が容易にな
る。
【0061】このように、図6に示した実装方法を採用
すれば、製造過程において送信用レーザダイオード10
1に通電することが困難な場合でも、送信用レーザダイ
オード101の光点の位置と受信用フォトダイオード1
02の受光面とを容易に位置合わせすることができる。
【0062】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明に係る光送受信モジュールによれば、頂部が取付面
をなす突起部を有するステム部材と、このステム部材の
突起部に装着された発光素子と、ステム部材の突起部の
取付面に当接させて固定する素子保持用ブロックと、こ
の素子保持用ブロックに装着された波長選択フィルタ及
び受光素子とを備えているため、光学素子数が少なくな
り、保持機構が簡素化される。
【0063】また、本発明に係る光送受信モジュールの
実装方法によれば、素子保持用ブロックに波長選択フィ
ルタと受光素子とを装着したものを、ステム部材の突起
部の取付面に当接させて、モニタ用カメラ及び照明用光
源を含む光学系を用いて調整が行われるため波長選択フ
ィルタの角度調整が容易となり、光送受信性能を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光送受信モジュールの第1の実施
の形態の構成を示す縦断面図
【図2】図1に示した第1の実施の形態を構成する素子
保持用ブロックの構成を示す斜視図
【図3】図1に示した第1の実施の形態を構成する素子
保持用ブロックの他の個性例を示す斜視図
【図4】本発明に係る光送受信モジュールの実装方法を
実施する主要な装置の配置例を示した図
【図5】本発明に係る光送受信モジュールの他の実装方
法を実施する主要な装置の配置例を示した図
【図6】本発明に係る光送受信モジュールのもう一つ他
の実装方法を実施する主要な装置の配置例を示した図
【図7】従来の光送受信モジュールの構成を示す縦断面
【符号の説明】
101 送信用レーザダイオード 102 受信用フォトダイオード(受光素子) 103 モニタ用フォトダイオード(発光素子) 104 WDMフィルタ(波長選択フィルタ) 105 球レンズ 106 フェルール付きファイバ 107 素子保持用ブロック 107a 開口部 107b、107c 延出部 108 金属パターン 109 ステム(ステム部材) 109a 突起部 110 電極 111 キャップ 112 スペーサー 113 フェルールホルダー 114 素子保持用ブロック実装面(第1の実装面) 115 WDMフィルタ実装面(第2の実装面) 116 フォトダイオード実装面 117 反射防止処理面 118 モニタ用カメラ 119 第1の照明用光源 120 光ファイバ 121 コリメートレンズ 122 ハーフミラー 123 光ファイバカプラ 124 第2の照明用光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅野 弘明 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 内山 博夫 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA02 BA11 BA31 CA37 DA03 DA04 DA06 DA18 5F073 AB25 AB27 AB28 BA02 FA02 FA04 5F088 AA01 BA16 BA18 BB01 JA03 JA12 JA13 JA14 JA20

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の一端部を形成するとともに、筐体
    完成時に筐体内から筐体外へ貫通する複数の電極及び前
    記筐体の内方に突出して頂部が取付面をなす突起部を有
    するステム部材と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に当接させて固定
    する第1の実装面、前記突起部に固定した状態で側方に
    延出する延出部、前記延出部に形成され、前記実装面と
    略直交する開口部及び前記延出部の前記実装面側に形成
    され、前記第1の実装面に対して所定の角度で傾斜する
    第2の実装面を有する素子保持用ブロックと、 前記素子保持用ブロックの前記第2の実装面に装着され
    た波長選択フィルタと、 前記波長選択フィルタと対向する前記開口部の一壁部に
    装着された受光素子と、 前記素子保持用ブロックの前記開口部に対応する部位の
    前記ステム部材側に装着された発光素子と、 前記受光素子に入射する受信光及び前記発光素子から出
    射する送信光を集光する単一の集光手段と、前記ステム
    部材に対して離隔した位置に光ファイバの伝送路端を装
    着することが可能で、前記筐体の他端部を形成するホル
    ダーとを備え、 前記発光素子、波長選択フィルタ及び集光手段によって
    前記光ファイバに入射する光信号の送信経路を形成し、
    前記集光手段、波長選択フィルタ及び受光素子によって
    前記光ファイバから出射する光信号の受信経路を形成す
    る光送受信モジュール。
  2. 【請求項2】 前記ステム部材の前記突起部の取付面が
    略平坦で、前記送信経路に垂直である請求項1に記載の
    光送受信モジュール。
  3. 【請求項3】 前記発光素子から出射した送信光が前記
    波長選択フィルタに到達するまでの光路長と、前記光フ
    ァイバから出射した受信光が前記波長選択フィルタから
    前記受光素子に到達するまでの光路長とを等しくした請
    求項1又は2に記載の光送受信モジュール。
  4. 【請求項4】 前記発光素子から出射した送信光が前記
    集光手段によって前記光ファイバの伝送路端に集光し、
    前記光ファイバから出射した受信光が前記集光手段によ
    って前記受光素子の受光面に集光する請求項1から3の
    いずれか1つに記載の光送受信モジュール。
  5. 【請求項5】 前記集光手段が無収差レンズでなく、前
    記発光素子から出射した送信光が前記波長選択フィルタ
    に到達するまでの光路長が、前記光ファイバから出射し
    た受信光が前記波長選択フィルタから前記受光素子に到
    達するまでの光路長より長いことを特徴とする請求項1
    又は2に記載の光送受信モジュール。
  6. 【請求項6】 前記波長選択フィルタの前記第1の実装
    面に対する角度が45度でなく、 前記発光素子の前記素子保持用ブロックに対する実装位
    置が、 前記発光素子から出射した送信光が前記波長選択フィル
    タに到達するまでの光路長と、前記光ファイバから出射
    した受信光が前記波長選択フィルタから前記受光素子に
    到達するまでの光路長が所望の関係となるときのみ、 前記発光素子から出射した前記波長選択フィルタを通過
    した送信光が前記集光手段に到達するまでの光路と、前
    記光ファイバから出射し、前記集光手段を通過した受信
    光が前記波長選択フィルタに到達するまでの光路が一致
    する位置であることを特徴とする請求項3から5のいず
    れか1つに記載の光送受信モジュール。
  7. 【請求項7】 前記集光手段を前記波長選択フィルタよ
    りも前記光ファイバ側に配置した請求項1から6のいず
    れか1つに記載の光送受信モジュール。
  8. 【請求項8】 前記波長選択フィルタを前記集光手段よ
    りも前記光ファイバ側に配置した請求項1から6のいず
    れか1つに記載の光送受信モジュール。
  9. 【請求項9】 前記発光素子の光出力強度を検出するモ
    ニタ用受光素子を備えた請求項1から8のいずれか1つ
    に記載の光送受信モジュール。
  10. 【請求項10】 前記素子保持用ブロックが、絶縁素材
    上にパターニングされた導電性配線を備えた請求項1か
    ら9のいずれか1つに記載の光送受信モジュール。
  11. 【請求項11】 前記波長選択フィルタは、ガラス基板
    又は樹脂基板上に薄膜層が形成され、送信光を透過し、
    受信光を反射するもので構成され、前記薄膜層を受信光
    の入射側に向けて装着し、かつ、送信光の入射側に反射
    防止処理を施したものである請求項1から10のいずれ
    か1つに記載の光送受信モジュール。
  12. 【請求項12】 前記素子保持用ブロックに形成される
    前記開口部の壁面に反射防止処理を施した請求項1から
    11のいずれか1つに記載の光送受信モジュール。
  13. 【請求項13】 前記反射防止処理が、薄膜を蒸着した
    ものである請求項11又は12に記載の光送受信モジュ
    ール。
  14. 【請求項14】 前記反射防止処理が、エンボス処理で
    ある請求項11又は12に記載の光送受信モジュール。
  15. 【請求項15】 前記反射防止処理が、光を吸収する樹
    脂及び塗料のいずれか一方を塗布したものである請求項
    11又は12に記載の光送受信モジュール。
  16. 【請求項16】 前記素子保持用ブロックが、前記発光
    素子の出射光を吸収する素材でなる請求項1から11の
    いずれか1つに記載の光送受信モジュール。
  17. 【請求項17】 筐体の一端部を形成するとともに、筐
    体完成時に筐体内から筐体外へ貫通する複数の電極及び
    前記筐体の内方に突出して頂部が取付面をなす突起部を
    有するステム部材を準備する工程と、 前記ステム部材の前記突起部に発光素子を装着する工程
    と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に当接させて固定
    するための第1の実装面、前記突起部に固定した状態で
    側方に延出する延出部、前記延出部に形成され、前記実
    装面と略直交する開口部及び前記延出部の前記実装面側
    に形成され、前記第1の実装面に対して所定の角度で傾
    斜する第2の実装面を有する素子保持用ブロックを準備
    し、前記第2の実装面に波長選択フィルタを装着し、前
    記波長選択フィルタと対向する前記開口部の一壁部に受
    光素子を装着する工程と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に、前記素子保持
    用ブロックの第1の実装面を当接させて移動可能に支持
    する工程と、 前記発光素子からの出射光が前記波長選択フィルタを透
    過する単一の光軸上にモニタ用カメラを配置し、前記モ
    ニタ用カメラと前記波長選択フィルタの間に、前記光軸
    に傾斜させてハーフミラーを固定し、前記ハーフミラー
    の反射光が前記光軸と一致して前記受光素子に向かうよ
    うに配置された照明用光源及びこの照明用光源の照射光
    を平行光に変換するコリメートレンズとを準備する工程
    と、 前記発光素子を発光させ、前記モニタ用カメラで撮影さ
    れた前記発光素子の発光点と前記受光素子の重心とが一
    致するように、前記素子保持用ブロックを前記ステム部
    材の突起部に固定する工程とを、 備えた光送受信モジュールの実装方法。
  18. 【請求項18】 筐体の一端部を形成するとともに、筐
    体完成時に筐体内から筐体外へ貫通する複数の電極及び
    前記筐体の内方に突出して頂部が取付面をなす突起部を
    有するステム部材を準備する工程と、 前記ステム部材の前記突起部に発光素子を装着する工程
    と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に当接させて固定
    するための第1の実装面、前記突起部に固定した状態で
    側方に延出する延出部、前記延出部に形成され、前記実
    装面と略直交する開口部及び前記延出部の前記実装面側
    に形成され、前記第1の実装面に対して所定の角度で傾
    斜する第2の実装面を有する素子保持用ブロックを準備
    し、前記第2の実装面に波長選択フィルタを装着し、前
    記波長選択フィルタと対向する前記開口部の一壁部に受
    光素子を装着する工程と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に、前記素子保持
    用ブロックの第1の実装面を当接させて移動可能に支持
    する工程と、 前記発光素子からの出射光が前記波長選択フィルタを透
    過する単一の光軸上にモニタ用カメラを配置し、前記モ
    ニタ用カメラと前記波長選択フィルタの間に、前記光軸
    に傾斜させてハーフミラーを固定し、前記ハーフミラー
    の反射光が前記光軸と一致して前記受光素子に向かうよ
    うに配置された照明用光源及びこの照明用光源の照射光
    を平行光に変換するコリメートレンズとを準備する工程
    と、 前記発光素子を発光させ、前記モニタ用カメラで撮影さ
    れた前記発光素子の発光点と前記受光素子の複数の外辺
    に対し、あらかじめ定めた距離だけ隔たった点とが一致
    するように、前記素子保持用ブロックを前記ステム部材
    の突起部に固定する工程とを、 備えた光送受信モジュールの実装方法。
  19. 【請求項19】 筐体の一端部を形成するとともに、筐
    体完成時に筐体内から筐体外へ貫通する複数の電極及び
    前記筐体の内方に突出して頂部が取付面をなす突起部を
    有するステム部材を準備する工程と、 前記ステム部材の前記突起部に発光素子を装着する工程
    と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に当接させて固定
    するための第1の実装面、前記突起部に固定した状態で
    側方に延出する延出部、前記延出部に形成され、前記実
    装面と略直交する開口部及び前記延出部の前記実装面側
    に形成され、前記第1の実装面に対して所定の角度で傾
    斜する第2の実装面を有する素子保持用ブロックを準備
    し、前記第2の実装面に波長選択フィルタを装着し、前
    記波長選択フィルタと対向する前記開口部の一壁部に受
    光素子を装着する工程と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に、前記素子保持
    用ブロックの第1の実装面を当接させて移動可能に支持
    する工程と、 前記発光素子からの出射光が前記波長選択フィルタを透
    過する単一の光軸上にモニタ用カメラを配置し、前記モ
    ニタ用カメラと前記波長選択フィルタの間に、前記光軸
    に傾斜させてハーフミラーを固定し、前記ハーフミラー
    の反射光が前記光軸と一致して前記受光素子に向かうよ
    うに配置された照明用光源及びこの照明用光源の照射光
    を平行光に変換するコリメートレンズとを準備する工程
    と、 前記発光素子を発光させ、前記モニタ用カメラで撮影さ
    れた前記発光素子の発光点と前記受光素子上の複数のマ
    ーカーに対し、あらかじめ定めた距離だけ隔たった点と
    が一致するように、前記素子保持用ブロックを前記ステ
    ム部材の突起部に固定する工程とを、 備えた光送受信モジュールの実装方法。
  20. 【請求項20】 筐体の一端部を形成するとともに、筐
    体完成時に筐体内から筐体外へ貫通する複数の電極及び
    前記筐体の内方に突出して頂部が取付面をなす突起部を
    有するステム部材を準備する工程と、 前記ステム部材の前記突起部に発光素子を装着する工程
    と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に当接させて固定
    するための第1の実装面、前記突起部に固定した状態で
    側方に延出する延出部、前記延出部に形成され、前記実
    装面と略直交する開口部及び前記延出部の前記実装面側
    に形成され、前記第1の実装面に対して所定の角度で傾
    斜する第2の実装面を有する素子保持用ブロックを準備
    し、前記素子保持用ブロックの前記第2の実装面に波長
    選択フィルタを装着し、前記波長選択フィルタと対向す
    る前記開口部の一壁部に受光素子を装着する工程と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に、前記素子保持
    用ブロックの第1の実装面を当接させて移動可能に支持
    する工程と、 前記発光素子からの出射光が前記波長選択フィルタを透
    過する単一の光軸上にモニタ用カメラを配置し、前記光
    軸に対して傾斜して前記受光素子の受光面に光を照射
    し、前記受光素子で正反射した光が前記波長選択フィル
    タで反射して前記モニタ用カメラに向かうように配置さ
    れた照明用光源及びこの照明用光源の照射光を平行光に
    変換するコリメートレンズとを準備する工程と、 前記発光素子を発光させ、前記モニタ用カメラで撮影さ
    れた前記発光素子の発光点と、前記受光素子の重心とが
    一致するように、前記素子保持用ブロックを前記ステム
    部材の突起部に固定する工程とを、 備えた光送受信モジュールの実装方法。
  21. 【請求項21】 筐体の一端部を形成するとともに、筐
    体完成時に筐体内から筐体外へ貫通する複数の電極及び
    前記筐体の内方に突出して頂部が取付面をなす突起部を
    有するステム部材を準備する工程と、 前記ステム部材の前記突起部に発光素子を装着する工程
    と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に当接させて固定
    するための第1の実装面、前記突起部に固定した状態で
    側方に延出する延出部、前記延出部に形成され、前記実
    装面と略直交する開口部及び前記延出部の前記実装面側
    に形成され、前記第1の実装面に対して所定の角度で傾
    斜する第2の実装面を有する素子保持用ブロックを準備
    し、前記素子保持用ブロックの前記第2の実装面に波長
    選択フィルタを装着し、前記波長選択フィルタと対向す
    る前記開口部の一壁部に受光素子を装着する工程と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に、前記素子保持
    用ブロックの第1の実装面を当接させて移動可能に支持
    する工程と、 前記発光素子からの出射光が前記波長選択フィルタを透
    過する単一の光軸上にモニタ用カメラを配置し、前記光
    軸に対して傾斜して前記受光素子の受光面に光を照射
    し、前記受光素子で正反射した光が前記波長選択フィル
    タで反射して前記モニタ用カメラに向かうように配置さ
    れた照明用光源及びこの照明用光源の照射光を平行光に
    変換するコリメートレンズとを準備する工程と、 前記発光素子を発光させ、前記モニタ用カメラで撮影さ
    れた前記発光素子の発光点と、前記受光素子の複数の外
    辺に対し、あらかじめ定めた距離だけ隔たった点とが一
    致するように、前記素子保持用ブロックを前記ステム部
    材の突起部に固定する工程とを、 備えた光送受信モジュールの実装方法。
  22. 【請求項22】 筐体の一端部を形成するとともに、筐
    体完成時に筐体内から筐体外へ貫通する複数の電極及び
    前記筐体の内方に突出して頂部が取付面をなす突起部を
    有するステム部材を準備する工程と、 前記ステム部材の前記突起部に発光素子を装着する工程
    と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に当接させて固定
    するための第1の実装面、前記突起部に固定した状態で
    側方に延出する延出部、前記延出部に形成され、前記実
    装面と略直交する開口部及び前記延出部の前記実装面側
    に形成され、前記第1の実装面に対して所定の角度で傾
    斜する第2の実装面を有する素子保持用ブロックを準備
    し、前記素子保持用ブロックの前記第2の実装面に波長
    選択フィルタを装着し、前記波長選択フィルタと対向す
    る前記開口部の一壁部に受光素子を装着する工程と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に、前記素子保持
    用ブロックの第1の実装面を当接させて移動可能に支持
    する工程と、 前記発光素子からの出射光が前記波長選択フィルタを透
    過する単一の光軸上にモニタ用カメラを配置し、前記光
    軸に対して傾斜して前記受光素子の受光面に光を照射
    し、前記受光素子で正反射した光が前記波長選択フィル
    タで反射して前記モニタ用カメラに向かうように配置さ
    れた照明用光源及びこの照明用光源の照射光を平行光に
    変換するコリメートレンズとを準備する工程と、 前記発光素子を発光させ、前記モニタ用カメラで撮影さ
    れた前記発光素子の発光点と、前記受光素子上の複数の
    マーカーに対し、あらかじめ定めた距離だけ隔たった点
    とが一致するように、前記素子保持用ブロックを前記ス
    テム部材の突起部に固定する工程とを、 備えた光送受信モジュールの実装方法。
  23. 【請求項23】 筐体の一端部を形成するとともに、筐
    体完成時に筐体内から筐体外へ貫通する複数の電極及び
    前記筐体の内方に突出して頂部が取付面をなす突起部を
    有するステム部材を準備する工程と、 前記ステム部材の前記突起部に発光素子を装着する工程
    と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に当接させて固定
    するための第1の実装面、前記突起部に固定した状態で
    側方に延出する延出部、前記延出部に形成され、前記実
    装面と略直交する開口部及び前記延出部の前記実装面側
    に形成され、前記第1の実装面に対して所定の角度で傾
    斜する第2の実装面を有する素子保持用ブロックを準備
    し、前記素子保持用ブロックの前記第2の実装面に波長
    選択フィルタを装着し、前記波長選択フィルタと対向す
    る前記開口部の一壁部に受光素子を装着する工程と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に、前記素子保持
    用ブロックの第1の実装面を当接させて移動可能に支持
    する工程と、 前記発光素子からの出射光が前記波長選択フィルタを透
    過する単一の光軸上にモニタ用カメラを配置し、前記モ
    ニタ用カメラと前記波長選択フィルタの間に、前記光軸
    に対して傾斜させてハーフミラーを固定し、前記ハーフ
    ミラーの反射光が前記光軸と一致して前記受光素子に向
    かうように配置され、前記波長選択フィルタを透過する
    波長の光を発生する第1の光源及び前記波長選択フィル
    タで反射する波長の光を発生する第2光源、並びにこれ
    らの光源の照射光を平行光に変換するコリメートレンズ
    を準備する工程と、 前記モニタ用カメラで撮影された前記発光素子の発光点
    と、前記受光素子の重心とが一致するように、前記素子
    保持用ブロックを前記ステム部材の突起部に固定する工
    程とを、 備えた光送受信モジュールの実装方法。
  24. 【請求項24】 筐体の一端部を形成するとともに、筐
    体完成時に筐体内から筐体外へ貫通する複数の電極及び
    前記筐体の内方に突出して頂部が取付面をなす突起部を
    有するステム部材を準備する工程と、 前記ステム部材の前記突起部に発光素子を装着する工程
    と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に当接させて固定
    するための第1の実装面、前記突起部に固定した状態で
    側方に延出する延出部、前記延出部に形成され、前記実
    装面と略直交する開口部及び前記延出部の前記実装面側
    に形成され、前記第1の実装面に対して所定の角度で傾
    斜する第2の実装面を有する素子保持用ブロックを準備
    し、前記素子保持用ブロックの前記第2の実装面に波長
    選択フィルタを装着し、前記波長選択フィルタと対向す
    る前記開口部の一壁部に受光素子を装着する工程と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に、前記素子保持
    用ブロックの第1の実装面を当接させて移動可能に支持
    する工程と、 前記発光素子からの出射光が前記波長選択フィルタを透
    過する単一の光軸上にモニタ用カメラを配置し、前記モ
    ニタ用カメラと前記波長選択フィルタの間に、前記光軸
    に対して傾斜させてハーフミラーを固定し、前記ハーフ
    ミラーの反射光が前記光軸と一致して前記受光素子に向
    かうように配置され、前記波長選択フィルタを透過する
    波長の光を発生する第1の光源及び前記波長選択フィル
    タで反射する波長の光を発生する第2光源、並びにこれ
    らの光源の照射光を平行光に変換するコリメートレンズ
    を準備する工程と、 前記モニタ用カメラで撮影された前記発光素子の発光点
    と、前記受光素子の複数の外辺に対し、あらかじめ定め
    た距離だけ隔たった点とが一致するように、前記素子保
    持用ブロックを前記ステム部材の突起部に固定する工程
    とを、 備えた光送受信モジュールの実装方法。
  25. 【請求項25】 筐体の一端部を形成するとともに、筐
    体完成時に筐体内から筐体外へ貫通する複数の電極及び
    前記筐体の内方に突出して頂部が取付面をなす突起部を
    有するステム部材を準備する工程と、 前記ステム部材の前記突起部に発光素子を装着する工程
    と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に当接させて固定
    するための第1の実装面、前記突起部に固定した状態で
    側方に延出する延出部、前記延出部に形成され、前記実
    装面と略直交する開口部及び前記延出部の前記実装面側
    に形成され、前記第1の実装面に対して所定の角度で傾
    斜する第2の実装面を有する素子保持用ブロックを準備
    し、前記素子保持用ブロックの前記第2の実装面に波長
    選択フィルタを装着し、前記波長選択フィルタと対向す
    る前記開口部の一壁部に受光素子を装着する工程と、 前記ステム部材の前記突起部の取付面に、前記素子保持
    用ブロックの第1の実装面を当接させて移動可能に支持
    する工程と、 前記発光素子からの出射光が前記波長選択フィルタを透
    過する単一の光軸上にモニタ用カメラを配置し、前記モ
    ニタ用カメラと前記波長選択フィルタの間に、前記光軸
    に対して傾斜させてハーフミラーを固定し、前記ハーフ
    ミラーの反射光が前記光軸と一致して前記受光素子に向
    かうように配置され、前記波長選択フィルタを透過する
    波長の光を発生する第1の光源及び前記波長選択フィル
    タで反射する波長の光を発生する第2光源、並びにこれ
    らの光源の照射光を平行光に変換するコリメートレンズ
    を準備する工程と、 前記モニタ用カメラで撮影された前記発光素子の発光点
    と、前記受光素子上の複数のマーカーに対し、あらかじ
    め定めた距離だけ隔たった点とが一致するように、前記
    素子保持用ブロックを前記ステム部材の突起部に固定す
    る工程とを、 備えた光送受信モジュールの実装方法。
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