JP2003320866A - 車両制御装置 - Google Patents

車両制御装置

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JP2003320866A JP2002126695A JP2002126695A JP2003320866A JP 2003320866 A JP2003320866 A JP 2003320866A JP 2002126695 A JP2002126695 A JP 2002126695A JP 2002126695 A JP2002126695 A JP 2002126695A JP 2003320866 A JP2003320866 A JP 2003320866A
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  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、レーダセンサの検出性能の低下度
合いを高精度に推定し、車両追従制御及び衝突予知制御
を選択的に規制する車両制御装置の提供を目的とする。 【解決手段】 本発明は、対象物と自車両との関係を検
出するミリ波レーダセンサ14を備え、上記対象物との
関係に基づいて車両追従制御及び衝突予知制御を行う車
両制御装置80であって、上記ミリ波レーダセンサ14
の検出結果の信用度を推定する信用度推定手段10と、
該信用度に基づいて、上記車両追従制御若しくは上記衝
突予知制御のうちから少なくとも一方を選択し、選択し
た制御の実行を規制する選択規制手段10と、を更に備
えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両追従制御及び
衝突予知制御を行う車両制御装置に係り、より詳細に
は、これらの制御を効果的に規制する車両制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】先行車両の速度に合わせて自車両の速度
を制御して先行車両に追従させる車両追従制御を行う車
両において、自車両に対する先行車両の距離や速度等を
検出するセンサとして、精度の高いミリ波レーダセンサ
を使用することが知られている。また、上記車両追従制
御以外にも、このミリ波レーダセンサを使用して、自車
両が障害物に衝突する危険性を予知し、衝突を回避する
ように車両を制御すると共に、乗員が受ける衝突時の衝
撃を緩和すべく衝突前に所定の乗員保護デバイスを起動
させる衝突予知制御が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ミリ波レー
ダセンサは、フロントガラス等に起因した電波の減衰を
避けるために車両室内ではなく、例えばフロントバンパ
のような雨や雪等に晒される車両室外に取り付けられる
ことが多い。この結果、ミリ波レーダセンサの取り付け
部付近の温度変化によるセンサ装置内部の結露やアンテ
ナ部を保護する保護部材に付着する水分等に起因して、
ミリ波レーダセンサの検出性能が低下してしまう場合が
ある。
【0004】従って、ミリ波レーダセンサを使用して車
両追従制御及び衝突予知制御の双方を行う車両制御装置
においては、ミリ波レーダセンサの検出性能が低下した
場合には、誤制御を確実に防止するため、車両追従制御
及び衝突予知制御を規制することが必要となる。
【0005】一方、車両追従制御は、乗員の運転負担を
軽減するための利便システムとして位置付けられるのに
対して、衝突予知制御は、車両衝突から乗員を保護する
ための安全システムとして位置付けられ、これらの制御
は異なる性質を有するものである。また、追従する先行
車両との関係を必要とする車両追従制御においては、比
較的遠い位置の対象物を精度よく検出できる性能がミリ
波レーダセンサに求められるのに対して、衝突しうる先
行車両との関係を必要とする衝突予知制御においては、
比較的近い位置の対象物を精度よく検出できる性能がミ
リ波レーダセンサに求められる。
【0006】従って、ミリ波レーダセンサを使用して車
両追従制御及び衝突予知制御の双方を行う車両制御装置
において、ミリ波レーダセンサの検出性能が低下した場
合に、性質の異なる車両追従制御及び衝突予知制御の双
方を一律に規制することは好ましくない。
【0007】そこで、本発明は、ミリ波レーダセンサの
検出性能の低下度合いを高精度に推定し、車両追従制御
及び衝突予知制御を選択的に規制できる車両制御装置の
提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
記載の如く、対象物と自車両との関係を検出する検出手
段を備え、上記関係に基づいて車両追従制御及び衝突予
知制御を行う車両制御装置であって、上記検出手段の検
出結果の信用度を推定する信用度推定手段と、該信用度
に基づいて、上記車両追従制御若しくは上記衝突予知制
御のうちから少なくとも一方を選択し、選択した制御の
実行を規制する選択規制手段と、を更に備えることを特
徴とする車両制御装置によって達成される。
【0009】上記発明によれば、例えばミリ波レーダセ
ンサのような検出手段の信用度に基づいて車両追従制御
若しくは衝突予知制御が選択的に規制されるので、検出
手段の信用度に応じた良好な車両制御が可能となる。従
って、車両追従制御と衝突予知制御の性質の相違を考慮
した選択的な規制が可能となる。尚、ここで“規制”と
は、車両追従制御等の各制御の内容を部分的に禁止する
ことのみならず、車両追従制御等の各制御を完全に禁止
することも含むことを意図している。
【0010】また、請求項1記載の車両制御装置におい
て、請求項2に記載の如く、上記選択規制手段は、上記
信用度の低下に伴い、上記衝突予知制御を上記車両追従
制御よりも先に選択する場合には、高い精度が必要とさ
れる衝突予知制御は、比較的高い精度が必要とされない
車両追従制御よりも早い段階で規制され、安全性を重視
した好ましい制御が可能となる。
【0011】また、請求項1記載の車両制御装置におい
て、請求項3に記載の如く、上記信用度は、上記検出手
段が発する電波、光波、又は音波の、路面及び/又は対
象物からの反射波に基づいて推定される場合には、検出
手段の信用度を容易且つ高精度に検出することが可能と
なる。即ち、検出手段が発する電波等の路面等からの反
射波の強度若しくは当該反射波の強度から推測される路
面等の反射率を監視することによって、検出手段の信用
度の低下を容易に推定することができる。また、路面及
び対象物の双方からの反射波の強度等の低下を監視する
場合には、より高精度に検出手段の信用度の低下を推定
することができる。
【0012】また、請求項1記載の車両制御装置におい
て、請求項4に記載の如く、上記対象物と自車両との関
係は、自車両を基準とした上記対象物の相対距離、相対
速度、及び方位を少なくとも含む場合には、車両追従制
御及び衝突予知制御を正確に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による制御システ
ムの概略的な構成図である。本発明による車両制御装置
80は、車間制御用電子制御ユニット10(以下、「車
間制御ECU10」という)を中心に構成され、ミリ波
レーダセンサ14と、衝突予知制御(プリクラッシュ)
及び車両追従制御(レーダークルーズ)を実現するため
の各種デバイス(図示せず)を制御する各種ECU16
A,16B,16C・・・とを備える。この各種ECU
は、例えば多重通信網CAN18を介して車間制御EC
U10と双方向通信可能に接続されている。
【0014】ミリ波レーダセンサ14は、図示を省略す
るが、例えば車両のフロントグリル付近に若しくはフロ
ントバンパ内部に車両前方を監視するように配設され、
車両前方の所定領域に向けてミリ波帯の電波を放射する
送信部と、当該領域内の車両若しくは障害物などの物標
からの反射波を受信する受信部とを備える。この送信部
及び受信部の前面は、電波を効率よく透過する樹脂等か
らなる保護部材により覆われてよい。
【0015】ミリ波レーダセンサ14は、上記物標と自
車両との関係を示す情報、例えば自車両を基準とした物
標の相対速度Vr、相対距離Lr及び方位を所定の周期
で検出する。ミリ波レーダセンサ14は、例えば2周波
CW(Continuous Wave)方式により、電波のドップラ
ー周波数を用いて物標の相対速度Vrを計測し、2つの
周波数の位相情報から物標の相対距離Lrを計測しても
よい。また、ミリ波レーダセンサ14は、放射ビームを
1次元的又は2次元的に走査して、物標の方位を検出し
てもよい。これらの検出データは、車間制御ECU10
に所定の周期で送信される。
【0016】なお、本実施例では、車両前方の物標情報
を取得する手段として、雨や霧等の天候条件の影響を比
較的受けずに物標情報を精度よく検出できるミリ波レー
ダセンサ14を使用するが、本発明は、特にこれに限定
されることなく、レーザ光や超音波等を使用するセンサ
であってもよい。
【0017】車間制御ECU10は、マイクロコンピュ
ータを主な構成として車速センサ等の各種センサが接続
されている。車間制御ECU10のマイクロコンピュー
タは、CPUを中心として構成され、所定の制御プログ
ラム等が記憶されたROMと、一時的にデータを記憶す
るRAMと、入出力インターフェース(I/O)とを備
えている。
【0018】車間制御ECU10は、ミリ波レーダセン
サ14からの検出データに基づき、車両追従制御及び衝
突予知制御のための制御信号を生成する。例えば、図示
しないクルーズコントロールスイッチがオンにされる
と、車間制御ECU10は、車両追従制御の実行を開始
し、ミリ波レーダセンサ14からの検出データに基づ
き、例えば車間距離50mで、所定の先行車両を追従す
るように車速を制御する制御信号を所定の各種ECU
(例えば、ブレーキ制御用ECU、エンジン制御用EC
U、変速機制御用ECU等)に送信する。
【0019】また、車間制御ECU10は、ミリ波レー
ダセンサ14からの検出データに基づき、自車両が車両
前方の物標に不可避的に衝突するか否かの衝突予知判定
を行う。衝突予知判定は、ミリ波レーダセンサ14の検
出する自車両と物標との関係を例えば判定用マップと比
較することによって行ってよい。
【0020】ここで、図2を用いて衝突予知判定の一例
を詳細に説明する。
【0021】図2に示す判定マップの場合は、横軸が相
対速度Vr(但し、物標が自車両に近づく方向を正とし
ている)、縦軸が相対距離Lrとしている。この判定マ
ップでは、領域αは、車両が物標と衝突すると判定され
る衝突不可避な領域、領域βは、車両が物標と衝突せず
に回避できると判定される衝突回避可能な領域である。
【0022】上記衝突領域αと衝突回避領域βとは、例
えばブレーキ制動曲線BLとハンドル曲線HAとを用い
て形成した曲線により区切られている。物標との相対速
度が大きくなる程、ブレーキで制動しても当該物標に衝
突する確率が高くなる。このような境界が上記ブレーキ
制動曲線BLである。ミリ波レーダセンサ14からの検
出データが、このブレーキ制動曲線BLより下であれば
衝突する確率が高いということになる。同様に、物標と
の相対速度が大きくなる程、運転者がハンドルを操作し
て衝突を回避しようとしても当該物標に衝突する確率が
高くなる。このような境界が上記ハンドル曲線HAであ
る。ミリ波レーダセンサ14からの検出データが、この
ハンドル曲線HAより下にあるときには衝突する確率が
高いということになる。
【0023】前記衝突領域αは、ブレーキ制動曲線BL
及びハンドル曲線HAより下となる領域として設定され
る。よって、この衝突領域αはブレーキで制動し、かつ
ハンドル操作をしても車両が物標に極めて高い確率で衝
突すると判定される領域となる。
【0024】車間制御ECU10は、ミリ波レーダセン
サ14からの検出データから相対速度Vr及び相対距離
Lrを確認し、この2つから図2の判定マップ上に特定
点を定める。そして、この特定点が衝突領域αに属した
ときに、車間制御ECU10は衝突するとの予知判定を
行うことになる。この判定マップは、例えば車両の衝突
試験やシミュレーション等を行って得たデータに基づい
て作成することができる。また、この判定マップは、車
間制御ECU10がアクセスするROM等に格納してお
くのが好ましい。
【0025】このような衝突予知判定により、車間制御
ECU10が衝突を予知した場合には、車間制御ECU
10は、直ちに衝突予知制御を実行する。具体的には、
車間制御ECU10は、当該物標との衝突速度を低減す
るように車速等を制御する制御信号を所定の各種ECU
に送信し、更に、衝突時の乗員が受ける衝撃を緩和すべ
く衝突前に所定の可逆式の乗員保護デバイスを起動させ
る制御信号を所定の各種ECUに送信する。
【0026】ここで、この可逆式の乗員保護デバイスの
一例を説明する。
【0027】可逆式の乗員保護デバイスとは、モータ式
のシートベルト装置、バンパ移動装置及びシート移動装
置等のデバイスを意味する。これらの装置は衝突が予知
されたときに直ちに作動させておくことで、実際の衝突
に備えて乗員の保護を図ることができる装置である。
【0028】モータ式のシートベルト装置は、モータ等
を作動させてシートベルトの弛みを取るプリテンショナ
機能が付加されたものである。衝突が予知されたときに
予備的に作動させることで乗員の保護をより確実に図る
ことができる。また、バンパ移動装置は、モータ等を用
いて可動に構成したバンパを衝突が予知されたときに前
方に迫り出させるものである。衝突が予知されたときに
バンパを前方に出しておくことで衝突による衝撃を緩和
し乗員保護を図ることができる。さらに、シート移動装
置は、モータ等を作動させてシートの位置を標準に戻す
ものである。衝突が予知されたときに、シートが前方或
いは後方へ行き過ぎている場合にシート位置を標準の位
置に戻すことで、衝突に備えて乗員を保護することがで
きる。
【0029】シートベルト装置、バンパ移動装置及びシ
ート移動装置はモータ等の作動をキャンセルすること、
すなわち停止或いは逆転させて標準位置に戻す等を行っ
てそれまでの作動を解除することで、通常の状態に復帰
させることができる。なお、駆動源はモータに限らず、
油圧等を用いてもよい。
【0030】尚、これらの可逆式の乗員保護装置は単な
る例示である。可逆式の乗員保護装置は極めて広い概念
である。例えば、衝突が予知された際に、エアバッグ装
置の点火判定の閾値を下げ、衝突が回避されたときには
元の閾値に戻すというシステムや、衝突が予知された際
に乗員に注意を喚起するための警報を発するシステム
も、この可逆式乗員保護装置の範疇に含まれるものであ
る。
【0031】以上のような車間制御ECU10が行う車
両追従制御及び衝突予知制御は、当業者に知られてお
り、また、車間制御ECU10が行う車両追従制御及び
衝突予知制御の内容やこれを実現する構成や衝突予知の
判定手法は、多種多様であるので、ここではこれ以上の
説明を省略する。但し、本発明は、あらゆる車両追従制
御及び衝突予知制御に対して適用可能である。
【0032】次に、上述のような車両追従制御及び衝突
予知制御を行う車間制御ECU10に対して検出データ
を供給するミリ波レーダセンサ14の検出性能について
詳細に言及する。
【0033】図3は、ミリ波レーダセンサ14の検出性
能を推定するのに使用するパワースペクトル図である。
このパワースペクトルは、2つの周波数を時分割で変調
した信号をミリ波レーダセンサ14の送信部から発射
し、物標から反射された受信信号に送信信号をミキシン
グしてFFT等の処理を施すことによって得ることがで
きる。
【0034】尚、ミリ波レーダセンサ14は、スペクト
ルピークが図3に示すような物標判定用閾値を超えた場
合には、追従対象若しくは衝突予知判定対象となる物標
が存在すると判断して、当該スペクトルピーク係る周波
数及び位相差に基づいて物標の相対速度Vrと相対距離
Lrを算出している。
【0035】ところで、ミリ波レーダセンサ14は、上
述したように雨や雪等に晒される車両室外に取り付けら
れているので、車両走行中等にアンテナ部を保護する保
護部材に水分や汚れ等が付着することがある。このよう
な水分等の付着によりミリ波レーダセンサ14の検出性
能の低下が生じている場合には、上述したような車両追
従制御及び衝突予知制御の実行を規制する必要がある。
【0036】このミリ波レーダセンサ14の検出性能の
低下は、スペクトルピークの高さを監視することによっ
て判断することができる。即ち、ミリ波レーダセンサ1
4の検出性能が低下するにつれて、上述したスペクトル
ピークの高さが低くなるので、スペクトルピークの高さ
の変化を監視することで、ミリ波レーダセンサ14の検
出性能の低下度合いを推定することができる。
【0037】また、ミリ波レーダセンサ14の検出性能
が低下するにつれて、ミリ波レーダセンサ14が精度よ
く検出できる物標までの距離は短くなっていく。従っ
て、自車両から距離の異なる2以上の物標に係るスペク
トルピークの高さの変化量をそれぞれ監視すると共に、
それらの変化量を比較することで、ミリ波レーダセンサ
14の検出性能の低下度合いをより確実に推定すること
ができる。
【0038】このようにミリ波レーダセンサ14の検出
性能の低下を段階的に且つ高精度に推定できることで、
車両追従制御及び衝突予知制御の実行を選択的に規制す
ることが可能となる。
【0039】図4は、本発明の第1の実施例として示
す、車両追従制御及び衝突予知制御の実行を選択的に規
制するフローチャートである。
【0040】ステップ90では、物標からの反射波を用
いて、ミリ波レーダセンサ14の検出性能の低下度合い
を推定する。この検出性能の低下度合いは、上述したよ
うに、ミリ波レーダセンサ14の汚れ度合いに関連して
おり、物標からの反射波に基づく反射強度若しくは物標
からの反射波に基づく当該物標の反射率から推定されて
よい。
【0041】ステップ91では、検出性能の低下度合い
が所定の第1の閾値より小さいか否かが判定され、判定
が否定された場合には、ステップ92で、車両追従制御
及び衝突予知制御の双方の実行が許可される。尚、車両
追従制御及び衝突予知制御の許可が初期設定されている
場合には、このステップ92の動作は省略される。判定
が肯定された場合、ステップ93に進む。
【0042】ステップ93では、検出性能の低下度合い
が所定の第2の閾値より小さいか否かが判定され、判定
が否定された場合には、ステップ94で、車両追従制御
のみの実行が許可される。尚、第2の閾値は、第1の閾
値より小さく設定されている。従って、ミリ波レーダセ
ンサ14の検出性能が僅かに劣化しているものの大きく
劣化していない場合には、車両追従制御のみが許可され
ることになる。ステップ93で判定が肯定された場合、
ステップ95に進む。
【0043】ステップ95では、ミリ波レーダセンサ1
4の検出性能が大きく劣化しているとして、車両追従制
御及び衝突予知制御の双方の実行が規制される。尚、
“規制”とは、車両追従制御及び衝突予知制御の各制御
の内容を部分的に禁止することのみならず、車両追従制
御等の各制御を完全に禁止することも含むことを意図し
ている。
【0044】以上の本発明の第1の実施例によると、ミ
リ波レーダセンサ14の検出性能が僅かに劣化している
ものの大きく劣化していない場合、高い検出精度が必要
な衝突予知制御は規制される一方で、比較的高い検出精
度を必要としない車両追従制御は規制されないので、ミ
リ波レーダセンサ14の検出精度に応じた好ましい車両
制御が可能となる。
【0045】図5及び図6は、本発明の第2の実施例を
詳細に示す、衝突予知制御(プリクラッシュ)及び車両
追従制御(レーダークルーズ)の実行を規制/禁止する
ための制御プログラムのフローチャートである。この制
御プログラムは、ミリ波レーダセンサ14の検出周期毎
(例えば、0.1sec毎)に実行される。また、この
処理は、以下の説明のように車間制御ECU10によっ
て実行されてよいが、車間制御ECU10に接続される
別のECUが実行してもよい。尚、この制御プログラム
は、車間制御ECU10のROMに予め記憶されてい
る。
【0046】車両のイグニッションスイッチIGのオン
等により、制御プログラムの実行が開始されると、ステ
ップ100において、ミリ波レーダセンサ14の検出性
能の低下度合いを指標する第1カウンタDcont1
び第2カウンタDcont2の値がゼロにリセットされ
る。このようにカウンタを2つ用意するのは、ミリ波レ
ーダセンサ14の検出性能の低下度合いに応じて、車両
追従制御及び衝突予知制御を選択的に規制するためであ
る。尚、これらのカウンタDcont1、D ont2
の値は、車間制御ECU10のRAMに一時記憶され
る。
【0047】次いで、ステップ102からステップ14
2の処理をミリ波レーダセンサ14の検出周期Δt毎に
実施する。ステップ102では、車間制御ECU10
は、ミリ波レーダセンサ14が検出した路面からの反射
強度Proadを読み込む。この路面からの反射強度P
roadは、路面からの反射波の強度であり、路面反射
が現れる周波数froadに係るスペクトルピークの高
さに相当する(図3参照)。尚、この周波数froad
は、ミリ波レーダセンサ14の搭載高さ、開口部形状、
及び自車両の速度等から既知である。この反射強度P
roadは、車間制御ECU10にミリ波レーダセンサ
14から検出データとして入力されてよく、或いは、車
間制御ECU10が、ミリ波レーダセンサ14が受信す
る受信信号を処理して反射強度Proadを取得しても
よい。
【0048】続くステップ104では、反射強度P
roadが、所定の第1の閾値Thr1より小さいか否
かが判定される。判定が否定された場合には、ステップ
106に進み、第1カウンタDcont1が数値aだけ
デクリメント(減分)され(即ち、Dcont1=D
cont1−a)、ステップ110に進む。一方、判定
が肯定された場合には、ステップ108に進み、第1カ
ウンタDcont1が数値bだけインクリメント(増
分)され(即ち、Dcont1=Dcont1+b)、
ステップ110に進む。
【0049】ステップ110では、反射強度Proad
が、所定の第2の閾値Thr2より小さいか否かが判定
される。判定が否定された場合には、ステップ112に
進み、第2カウンタDcont2が数値cだけデクリメ
ントされ(即ち、Dcont =Dcont2−c)、
ステップ116に進む。一方、判定が肯定された場合に
は、ステップ114に進み、第2カウンタDcont2
が数値dだけインクリメントされ(即ち、Dcont2
=Dcont2+d)、ステップ116に進む。尚、路
面からの反射強度Proadに対してこのように閾値を
2つ用意するのは、ミリ波レーダセンサ14の検出性能
の低下を段階的に判断し、車両追従制御及び衝突予知制
御を選択的に規制するためである。これらの閾値Thr
1、Thr2は、例えば汚れ度合いの異なるミリ波レー
ダセンサを搭載した車両の走行試験により蓄積された検
出データに基づいて作成することができる(図3参
照)。
【0050】次いで、ステップ116では、車間制御E
CU10には、ミリ波レーダセンサ14が検出した物標
からの反射強度Ptargetが読み込まれる。この反
射強度Ptargetは、物標からの反射波の強度であ
り、物標からの反射が現れる周波数ftargetに係
るスペクトルピークの高さに相当する(図3参照)。こ
のように路面及び物標からの2つの反射強度を用いるの
は、自車両から距離の異なる2以上の対象物(この場
合、路面と物標)のスペクトルピークの高さの変化量を
監視すると共に、これら変化量を比較して、ミリ波レー
ダセンサ14の検出性能の低下度合いを高精度に推定す
るためである。
【0051】また、この物標は、車両前方に存在しうる
多数の物標のうち、自車両との関係で衝突の危険性の高
い一若しくはそれ以上の物標であってよく、若しくは、
追従走行の対象となる物標であってよく、又は、これら
の双方であってもよい。多数の物標のうちからかかる物
標を特定する手法は、例えば特開平9−178849号
や特開2000−22832号等に開示されているよう
に、多種多様であるが、本発明は、あらゆる手法によっ
て特定された物標に対しても適用可能である。
【0052】続くステップ118では、物標の相対距離
Lr(m)が所定の値、例えば50以上であるか否か、
且つ、当該物標からの反射強度Ptargetが、所定
の第3の閾値Thr3より小さいか否かが判定される。
判定が否定された場合には、ステップ120に進み、第
1カウンタDcont1が数値eだけデクリメントされ
(即ち、Dcont1=Dcont1−e)、ステップ
124に進む。一方、判定が肯定された場合には、ステ
ップ122に進み、第1カウンタDcont2が数値f
だけインクリメントされ(即ち、Dcont1=D
cont1+f)、ステップ124に進む。
【0053】ステップ124では、物標の相対距離Lr
(m)が所定の値、例えば50より小さいか否か、且
つ、当該物標からの反射強度Ptargetが、所定の
第4の閾値Thr4より小さいか否かが判定される。判
定が否定された場合には、ステップ126に進み、第2
カウンタDcont2が数値gだけデクリメントされ
(即ち、Dcont2=Dcont2−g)、ステップ
130に進む。一方、判定が肯定された場合には、ステ
ップ128に進み、第2カウンタDcont2が数値h
だけインクリメントされ(即ち、Dcont2=D
cont2+h)、ステップ130に進む。尚、物標か
らの反射強度Ptargetに対してこのように閾値を
2つ用意するのは、ミリ波レーダセンサ14の検出性能
の低下を段階的に判断し、車両追従制御及び衝突予知制
御を選択的に規制するためである。
【0054】これらの閾値Thr3、Thr4は、例え
ば汚れ度合いの異なるミリ波レーダセンサを搭載した車
両の走行試験により蓄積された検出データに基づいて作
成することができる。また、これらの閾値Thr3、T
hr4は、図3に示すように、物標の相対距離Lrに依
存して変化する値であってよい。更に、これらの閾値T
hr3、Thr4は、検出された物標のスペクトルピー
クの高さを考慮して適宜補正されてよい。例えば、大型
トラックに係るスペクトルピークは、同一の相対距離に
位置する普通乗用車に比べて高くなるので、かかる場合
には、これらの閾値Thr3、Thr4は通常より高く
変更されてよい。このとき、例えば最初の10周期で読
み込まれた反射強度Ptargetの平均値を考慮し、
閾値Thr3、Thr4を基準とした新たな閾値Thr
3’、Thr4’が決定されてよい。
【0055】尚、上述した各カウンタDcont1、D
cont2に増分・減分される数値a,b,c・・・
は、それぞれ異なる値であってよく、或いは、それらの
幾つか若しくはすべてが同一の値であってもよく、これ
らの数値は、種々の要素を勘案して決定されてよい。例
えば、比較的近距離である路面からの反射強度が低下し
ている場合は(ステップ110:NO)、比較的遠距離
である物標からの反射強度が低下している場合(ステッ
プ124:NO)よりも、ミリ波レーダセンサ14の検
出性能の低下度合いが大きいとして、c>gと設定して
もよい。同様の観点から、f>bと設定してもよい。
尚、このようにしてカウンタを使用してミリ波レーダセ
ンサ14の検出性能の低下を推定しているのは、検出す
る反射強度のノイズ等による影響を低減して確度の高い
推定を行うためである。
【0056】このようにして、2つのカウンタD
cont1、Dcont2が確立すると、本発明による
車両追従制御及び衝突予知制御を選択的に規制する制御
プログラムに移行する(ステップ130乃至142)。
【0057】ステップ130では、第1カウンタD
cont1が、所定の第1の規制判定用閾値ACCTh
rより大きいか否かが判定される。判定が否定された場
合には、ステップ132に進み、車両追従制御の実行が
許可され、ステップ136に進む。一方、判定が肯定さ
れて場合には、ステップ134で車両追従制御の実行が
規制/禁止され、ステップ136に進む。
【0058】ステップ136では、第2カウンタD
cont2が、所定の第2の規制判定用閾値PCSTh
rより大きいか否かが判定される。判定が否定された場
合には、ステップ138に進み、衝突予知制御の実行が
許可され、ステップ142に進む。一方、判定が肯定さ
れて場合には、ステップ140で衝突予知制御の実行が
規制/禁止され、ステップ142に進む。
【0059】ステップ142では、イグニッションスイ
ッチIGがオフされたか否かを判定し、判定が否定され
た場合は、ステップ102以後の処理が繰り返される。
一方、判定が肯定された場合は、処理を終了する。
【0060】以上の本発明の第2の実施例によると、上
述の第1の実施例と同様に、ミリ波レーダセンサ14の
検出性能の低下度合いに応じて、車両追従制御若しくは
衝突予知制御の実行を選択的に規制/禁止することがで
きる。これにより、車両追従制御及び衝突予知制御のそ
れぞれの制御目的等を考慮して、ミリ波レーダセンサ1
4の検出性能の適切な低下段階で各制御の規制/禁止を
実行することが可能となる。
【0061】例えば、車両追従制御が乗員の運転負担を
軽減するための利便システムとして位置付けられるのに
対して、衝突予知制御が安全システムとして位置付けら
れるのを考慮して、ミリ波レーダセンサ14の検出性能
の低下に伴い、衝突予知制御を車両追従制御よりも先に
規制/禁止することもできる。これは、例えば、上述し
た第1の閾値The1を第2の閾値The2より大きく
設定すると共に、各種所定値a,b,c・・・,ACC
Thr等を適切に定めることによって実現される。同様
に、衝突予知制御が比較的近い位置の物標の検出精度を
要求するのに対して、車両追従制御が比較的遠い位置の
物標の検出精度を要求することを考慮して、ミリ波レー
ダセンサ14の検出距離の劣化に伴い、車両追従制御を
衝突予知制御よりも先に規制/禁止するように制御する
こともできる。
【0062】以上、本発明の好ましい実施例について詳
説したが、本発明は、上述した実施例に制限されること
はなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実
施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
【0063】上述した実施例において、上述した多種多
様な処理を実行する主体として、車間制御ECU10等
と特定されている場合があるが、車間制御ECU10の
処理のすべて若しくは幾つかは、他の各種ECUによっ
て実行されてよく、或いは、車間制御ECU10が、他
の各種ECUの機能の幾つか若しくはすべてを行ってよ
い。
【0064】また、特に一例として上述した制御プログ
ラムにおいては、本発明の範囲を逸脱することなく、多
種多様な変更等が可能であることを理解されるべきであ
る。例えば、上述した制御プログラムにおいては、2つ
のカウンタを用いていたが、3以上若しくは1つのカウ
ンタのみを用いても、各種の増分・減分値や閾値等を適
切に定めることによって、車両追従制御及び衝突予知制
御を選択的に規制することもできる。更に、上述したミ
リ波レーダセンサの検出性能の低下を判断する手法は、
多種多様な変更等が可能である。例えば、上述したよう
な閾値The3,The4を用いることなく、今回検出
した反射強度を同一の物標について前回検出した反射強
度と比較することによっても、ミリ波レーダセンサの検
出性能の低下を判断することもできる。従って、このよ
うに多種多様になされうる変更は、路面又は物標からの
反射波の強度、若しくは当該反射波の強度に実質的に同
一の要素(例えば、路面等の反射率)を用いて判断して
いる限り、本発明の範囲内であると理解されるべきであ
る。
【0065】尚、特許請求の範囲に記載された「検出手
段」は、上記実施例に記載された「ミリ波レーダセンサ
14」に対応し、特許請求の範囲に記載された「信用度
推定手段」は、上記実施例に記載された「ミリ波レーダ
センサ14若しくは車間制御ECU10」のいずれかに
より実現されている。また、特許請求の範囲に記載され
た「選択規制手段」は、上記実施例に記載された「車間
制御ECU10」により実現されている。
【0066】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようなものであ
るから、以下に記載されるような効果を奏する。請求項
1記載の発明によれば、ミリ波レーダセンサのような検
出手段の信用度に基づいて車両追従制御若しくは衝突予
知制御が選択的に規制されるので、検出手段の信用度に
応じた良好な車両制御が可能となる。
【0067】また、請求項2記載の発明によれば、検出
手段の信用度に応じた好ましい車両制御が可能となる。
また、請求項3記載の発明によれば、検出手段の信用度
を容易に検出することが可能となり、請求項4記載の発
明によれば、車両追従制御及び衝突予知制御を正確に行
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による制御システムの概略的な構成図で
ある。
【図2】衝突予知判定を行う際に用いる判定マップを示
した図である。
【図3】反射波のパワースペクトルを示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例を示すフローチャートで
ある。
【図5】本発明の第2の実施例による制御プログラムの
フローチャート(その1)である。
【図6】本発明の第2の実施例による制御プログラムの
フローチャート(その2)である。
【符号の説明】
10 車間制御ECU 14 ミリ波レーダセンサ 16 各種ECU 18 バス 80 車両制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/16 G08G 1/16 E Fターム(参考) 3D018 PA01 3D044 AA12 AA25 AA31 AB01 AC59 AD00 AD01 AD16 AD21 AE01 AE04 AE14 AE19 AE21 3G093 AA05 BA14 BA23 CB12 DB16 EA01 EA05 EA09 EB00 EB03 EB04 EC01 FA02 FA06 FA07 FA10 FA11 FA12 FB01 FB02 FB05 5H180 AA01 CC01 CC11 CC12 CC14 CC30 EE13 EE14 EE15 LL01 LL04 LL08 LL09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物と自車両との関係を検出する検出
    手段を備え、上記関係に基づいて、先行車両に追従する
    ように所定の車両デバイスを制御する車両追従制御と、
    衝突前に該衝突に備えて所定の車両デバイスを制御する
    衝突予知制御とを行う車両制御装置であって、 上記検出手段の検出結果の信用度を推定する信用度推定
    手段と、 該信用度に基づいて、上記車両追従制御若しくは上記衝
    突予知制御のうちから少なくとも一方を選択し、選択し
    た制御の実行を規制する選択規制手段と、を更に備える
    ことを特徴とする車両制御装置。
  2. 【請求項2】 上記選択規制手段は、上記信用度の低下
    に伴い、上記衝突予知制御を上記車両追従制御よりも先
    に選択する、請求項1記載の車両制御装置。
  3. 【請求項3】 上記信用度は、上記検出手段が発する電
    波、光波、又は音波の、路面及び/又は対象物からの反
    射波に基づいて推定される、請求項1又は2記載の車両
    制御装置。
  4. 【請求項4】 上記対象物と自車両との関係は、自車両
    を基準とした上記対象物の相対距離、相対速度、及び方
    位を少なくとも含む、請求項1乃至3のうちいずれか1
    項の車両制御装置。
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