JP2003320364A - 土壌の浄化方法 - Google Patents
土壌の浄化方法Info
- Publication number
- JP2003320364A JP2003320364A JP2002128055A JP2002128055A JP2003320364A JP 2003320364 A JP2003320364 A JP 2003320364A JP 2002128055 A JP2002128055 A JP 2002128055A JP 2002128055 A JP2002128055 A JP 2002128055A JP 2003320364 A JP2003320364 A JP 2003320364A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- washing
- contaminated
- cleaning
- contaminated soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 title claims abstract description 121
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 36
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 title claims abstract description 34
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims abstract description 53
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 40
- 244000005700 microbiome Species 0.000 claims abstract description 30
- 239000003599 detergent Substances 0.000 claims abstract description 27
- 239000003208 petroleum Substances 0.000 claims abstract description 16
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims abstract description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 34
- 239000010779 crude oil Substances 0.000 abstract description 7
- 239000002699 waste material Substances 0.000 abstract description 6
- 238000011109 contamination Methods 0.000 abstract description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 10
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 10
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 9
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- CDBYLPFSWZWCQE-UHFFFAOYSA-L Sodium Carbonate Chemical compound [Na+].[Na+].[O-]C([O-])=O CDBYLPFSWZWCQE-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 6
- OSGAYBCDTDRGGQ-UHFFFAOYSA-L calcium sulfate Chemical compound [Ca+2].[O-]S([O-])(=O)=O OSGAYBCDTDRGGQ-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 6
- 239000002480 mineral oil Substances 0.000 description 6
- 235000010446 mineral oil Nutrition 0.000 description 6
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 5
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 4
- 239000003344 environmental pollutant Substances 0.000 description 4
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 4
- 230000000813 microbial effect Effects 0.000 description 4
- 231100000719 pollutant Toxicity 0.000 description 4
- DIZPMCHEQGEION-UHFFFAOYSA-H aluminium sulfate (anhydrous) Chemical compound [Al+3].[Al+3].[O-]S([O-])(=O)=O.[O-]S([O-])(=O)=O.[O-]S([O-])(=O)=O DIZPMCHEQGEION-UHFFFAOYSA-H 0.000 description 3
- 239000012459 cleaning agent Substances 0.000 description 3
- 239000000701 coagulant Substances 0.000 description 3
- 239000010730 cutting oil Substances 0.000 description 3
- 239000003502 gasoline Substances 0.000 description 3
- 239000002736 nonionic surfactant Substances 0.000 description 3
- 229910000029 sodium carbonate Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000009629 microbiological culture Methods 0.000 description 2
- 238000004062 sedimentation Methods 0.000 description 2
- 239000006228 supernatant Substances 0.000 description 2
- 101100116283 Arabidopsis thaliana DD11 gene Proteins 0.000 description 1
- BVKZGUZCCUSVTD-UHFFFAOYSA-L Carbonate Chemical compound [O-]C([O-])=O BVKZGUZCCUSVTD-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 102100033041 Carbonic anhydrase 13 Human genes 0.000 description 1
- 102100032566 Carbonic anhydrase-related protein 10 Human genes 0.000 description 1
- 101100321669 Fagopyrum esculentum FA02 gene Proteins 0.000 description 1
- 101000867860 Homo sapiens Carbonic anhydrase 13 Proteins 0.000 description 1
- 101000867836 Homo sapiens Carbonic anhydrase-related protein 10 Proteins 0.000 description 1
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000004931 aggregating effect Effects 0.000 description 1
- 239000003513 alkali Substances 0.000 description 1
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 1
- AXCZMVOFGPJBDE-UHFFFAOYSA-L calcium dihydroxide Chemical compound [OH-].[OH-].[Ca+2] AXCZMVOFGPJBDE-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 239000000920 calcium hydroxide Substances 0.000 description 1
- 229910001861 calcium hydroxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000011116 calcium hydroxide Nutrition 0.000 description 1
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000001112 coagulating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 238000011010 flushing procedure Methods 0.000 description 1
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 1
- 239000012208 gear oil Substances 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 1
- 239000010721 machine oil Substances 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000010705 motor oil Substances 0.000 description 1
- 239000005416 organic matter Substances 0.000 description 1
- TWNQGVIAIRXVLR-UHFFFAOYSA-N oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Al]O[Al]=O TWNQGVIAIRXVLR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000047 product Substances 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003900 soil pollution Methods 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004065 wastewater treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】タンカーの事故が増え、原油による海浜の汚染
が増加してきた。漏出した原油は埋め立てたり、焼却処
分にしてきたが、現在では土壌を再利用することが求め
られてきた。しかし、微生物による浄化では時間を要
し、洗浄剤による浄化では処理時間は短いが、それによ
って生じた廃液の処理が難しいという問題があり、土壌
汚染の効率的な浄化が社会的な課題である。 【解決手段】汚染された土壌を生分解性洗浄剤により洗
浄する工程、洗浄液と土壌を分離する工程及び分離され
た洗浄液を微生物により処理する工程からなる汚染土壌
の浄化方法並びに汚染された土壌を生分解性洗浄剤を含
む溶液に投入、分散し、その混合物を微生物により処理
する汚染土壌の浄化方法を提案した。特に、石油及び石
油を原料とする有機物によって汚染された土壌に有効で
ある。
が増加してきた。漏出した原油は埋め立てたり、焼却処
分にしてきたが、現在では土壌を再利用することが求め
られてきた。しかし、微生物による浄化では時間を要
し、洗浄剤による浄化では処理時間は短いが、それによ
って生じた廃液の処理が難しいという問題があり、土壌
汚染の効率的な浄化が社会的な課題である。 【解決手段】汚染された土壌を生分解性洗浄剤により洗
浄する工程、洗浄液と土壌を分離する工程及び分離され
た洗浄液を微生物により処理する工程からなる汚染土壌
の浄化方法並びに汚染された土壌を生分解性洗浄剤を含
む溶液に投入、分散し、その混合物を微生物により処理
する汚染土壌の浄化方法を提案した。特に、石油及び石
油を原料とする有機物によって汚染された土壌に有効で
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油類などにより
汚染された土壌を生分解性洗浄剤により洗浄し、さらに
洗浄後の洗浄液を微生物処理する汚染土壌の浄化方法に
関する。
汚染された土壌を生分解性洗浄剤により洗浄し、さらに
洗浄後の洗浄液を微生物処理する汚染土壌の浄化方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、石油消費量の上昇とともに原油タ
ンカーの往来は増加し、それとともに座礁事故なども増
加し、タンカーから漏出された原油による海浜における
砂浜、土壌の汚染は増加する一方である。これらの事故
に際しては、従来漏出した原油を埋め立てたり、焼却処
分にしたりしてきた。また、工場跡地における潤滑油、
切削油、絶縁油などによる汚染あるいはガソリンスタン
ド跡地におけるガソリン、軽油、潤滑油などによる汚染
では、汚染された土砂を最終処分場において、廃棄処分
にするなどしてきた。近年にいたり、これらの汚染物質
を浄化し、土壌を再利用する方法が検討されてきたが、
鉱物油に汚染された土壌を微生物のみにより浄化する方
法では浄化に数週間から数ヶ月を要し、洗浄剤を用いて
浄化する方法では洗浄作業に要する時間は数時間であっ
たが、汚染物質を含んだ洗浄済み廃液の処理が容易では
ないという問題があった。
ンカーの往来は増加し、それとともに座礁事故なども増
加し、タンカーから漏出された原油による海浜における
砂浜、土壌の汚染は増加する一方である。これらの事故
に際しては、従来漏出した原油を埋め立てたり、焼却処
分にしたりしてきた。また、工場跡地における潤滑油、
切削油、絶縁油などによる汚染あるいはガソリンスタン
ド跡地におけるガソリン、軽油、潤滑油などによる汚染
では、汚染された土砂を最終処分場において、廃棄処分
にするなどしてきた。近年にいたり、これらの汚染物質
を浄化し、土壌を再利用する方法が検討されてきたが、
鉱物油に汚染された土壌を微生物のみにより浄化する方
法では浄化に数週間から数ヶ月を要し、洗浄剤を用いて
浄化する方法では洗浄作業に要する時間は数時間であっ
たが、汚染物質を含んだ洗浄済み廃液の処理が容易では
ないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような原油、軽
油、ガソリンなどによる土壌の汚染、あるいは潤滑油、
切削油などの鉱物油による土壌の汚染、を効率的に浄化
し、土壌を再生する方法を開発することが、社会的な当
面の課題である。
油、ガソリンなどによる土壌の汚染、あるいは潤滑油、
切削油などの鉱物油による土壌の汚染、を効率的に浄化
し、土壌を再生する方法を開発することが、社会的な当
面の課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決するために鋭意検討した結果、汚染土壌の浄
化方法を提供するにいたった。すなわち、汚染された土
壌を生分解性洗浄剤により洗浄する工程、洗浄液と土壌
を分離する工程および分離された洗浄液を微生物により
処理する工程からなることを特徴とする汚染土壌の浄化
方法であって、洗浄液を微生物による処理をする前また
は後に必要に応じて凝集剤により処理することができ
る。また、本発明の汚染土壌の浄化方法は、特に石油ま
たは石油を原料とする有機物によって汚染されている土
壌に有効に適用することができる。
課題を解決するために鋭意検討した結果、汚染土壌の浄
化方法を提供するにいたった。すなわち、汚染された土
壌を生分解性洗浄剤により洗浄する工程、洗浄液と土壌
を分離する工程および分離された洗浄液を微生物により
処理する工程からなることを特徴とする汚染土壌の浄化
方法であって、洗浄液を微生物による処理をする前また
は後に必要に応じて凝集剤により処理することができ
る。また、本発明の汚染土壌の浄化方法は、特に石油ま
たは石油を原料とする有機物によって汚染されている土
壌に有効に適用することができる。
【0005】本発明の第二は、汚染された土壌を水洗す
る工程、洗浄水と土壌を分離する工程、分離された土壌
を生分解性洗浄剤により洗浄する工程、洗浄液と土壌を
分離する工程および分離された洗浄液を微生物により処
理する工程からなることを特徴とする汚染土壌の浄化方
法であって、洗浄液を微生物による処理をする前または
後に必要に応じて凝集剤により処理することができる。
また、本発明の汚染土壌の浄化方法は、特に石油または
石油を原料とする有機物によって汚染されている土壌に
有効に適用することができる。
る工程、洗浄水と土壌を分離する工程、分離された土壌
を生分解性洗浄剤により洗浄する工程、洗浄液と土壌を
分離する工程および分離された洗浄液を微生物により処
理する工程からなることを特徴とする汚染土壌の浄化方
法であって、洗浄液を微生物による処理をする前または
後に必要に応じて凝集剤により処理することができる。
また、本発明の汚染土壌の浄化方法は、特に石油または
石油を原料とする有機物によって汚染されている土壌に
有効に適用することができる。
【0006】本発明の第三は、汚染された土壌を生分解
性洗浄剤により洗浄する工程、洗浄液と土壌を分離する
工程、分離された土壌を水洗する工程、洗浄水と土壌を
分離する工程および分離された洗浄液を微生物により処
理する工程からなることを特徴とする汚染土壌の浄化方
法であって、洗浄液を微生物による処理をする前または
後に必要に応じて凝集剤により処理することができる。
また、本発明の汚染土壌の浄化方法は、特に石油または
石油を原料とする有機物によって汚染されている土壌に
有効に適用することができる。
性洗浄剤により洗浄する工程、洗浄液と土壌を分離する
工程、分離された土壌を水洗する工程、洗浄水と土壌を
分離する工程および分離された洗浄液を微生物により処
理する工程からなることを特徴とする汚染土壌の浄化方
法であって、洗浄液を微生物による処理をする前または
後に必要に応じて凝集剤により処理することができる。
また、本発明の汚染土壌の浄化方法は、特に石油または
石油を原料とする有機物によって汚染されている土壌に
有効に適用することができる。
【0007】本発明の第四は、汚染された土壌を生分解
性洗浄剤を含む溶液に投入、分散し、該混合物を微生物
により処理することを特徴とする汚染土壌の浄化方法で
あって、本発明の汚染土壌の浄化方法は、特に石油また
は石油を原料とする有機物によって汚染されている土壌
に有効に適用することができる。なお、該工程に引き続
いて土壌と洗浄液とを分離する工程または凝集剤を添加
する工程を追加することは本発明を実施するうえで何ら
問題はない。
性洗浄剤を含む溶液に投入、分散し、該混合物を微生物
により処理することを特徴とする汚染土壌の浄化方法で
あって、本発明の汚染土壌の浄化方法は、特に石油また
は石油を原料とする有機物によって汚染されている土壌
に有効に適用することができる。なお、該工程に引き続
いて土壌と洗浄液とを分離する工程または凝集剤を添加
する工程を追加することは本発明を実施するうえで何ら
問題はない。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明にいう汚染された土壌と
は、各種有害物質により汚染された土壌をいい、特に原
油、重油、軽油、灯油、ガソリン、潤滑油、切削油、作
動油、圧延油、絶縁油、エンジンオイル、ギアオイル、
グリースなどの石油または石油を原料とする有機物によ
り汚染された土壌をいい、本発明の実施に適している。
これらの土壌には、海岸の砂および土壌、工場やガソリ
ンスタンドの跡地の土壌、廃棄物最終処分場の土壌など
を含むものである。
は、各種有害物質により汚染された土壌をいい、特に原
油、重油、軽油、灯油、ガソリン、潤滑油、切削油、作
動油、圧延油、絶縁油、エンジンオイル、ギアオイル、
グリースなどの石油または石油を原料とする有機物によ
り汚染された土壌をいい、本発明の実施に適している。
これらの土壌には、海岸の砂および土壌、工場やガソリ
ンスタンドの跡地の土壌、廃棄物最終処分場の土壌など
を含むものである。
【0009】本発明にいう洗浄水または洗浄液とは、汚
染土壌の洗浄に供し、該土壌から分離した水または生分
解性洗浄剤を水で希釈したもので、汚染土壌から抽出さ
れた汚染物質を含み、さらに土壌の種類によっては、土
壌中に存在した微細な粘土質、シルト質分が抽出、分散
されているものをいう。
染土壌の洗浄に供し、該土壌から分離した水または生分
解性洗浄剤を水で希釈したもので、汚染土壌から抽出さ
れた汚染物質を含み、さらに土壌の種類によっては、土
壌中に存在した微細な粘土質、シルト質分が抽出、分散
されているものをいう。
【0010】本発明にいう生分解性洗浄剤とは、一般に
植物または動物から得られた成分を主成分として使用し
ており、有機的な汚れを微細に分散し、自然界に存在す
る微生物により分解されるものである。水系での洗浄力
に優れ、溶剤系洗浄剤に代替でき、洗浄された油は水と
分離することが多い。従って、排水処理が容易であり、
汚れに応じて水で希釈することができるので、水で洗え
るほとんどの汚染に使用でき、経済的である。この種の
生分解性洗浄剤としては、株式会社ケイ・シー・アイの
ユトリールを例示することができる。
植物または動物から得られた成分を主成分として使用し
ており、有機的な汚れを微細に分散し、自然界に存在す
る微生物により分解されるものである。水系での洗浄力
に優れ、溶剤系洗浄剤に代替でき、洗浄された油は水と
分離することが多い。従って、排水処理が容易であり、
汚れに応じて水で希釈することができるので、水で洗え
るほとんどの汚染に使用でき、経済的である。この種の
生分解性洗浄剤としては、株式会社ケイ・シー・アイの
ユトリールを例示することができる。
【0011】本発明にいう微生物による処理とは、汚染
土壌を生分解性洗浄剤により洗浄した後、使用済みの生
分解性洗浄剤を微生物により分解する工程をいい、微生
物としては、オッペンハイマー・フォーミュラ(Oppenh
eimer Formula)をあげることができる。オッペンハイ
マー・フォーミュラは米国環境保護局(EPA)に登録
されており、次のように記載されている、すなわち En
vironmental Protection Agency National Contingency
Plan Product Schedule Bulletin Number:B-36, Produ
ct Type Listed:MC(Microbiological Culture), Produc
t Name:Oppenheimer Formula, Date Listed & Reliste
d:07/17/91 & 01/11/96 とある。
土壌を生分解性洗浄剤により洗浄した後、使用済みの生
分解性洗浄剤を微生物により分解する工程をいい、微生
物としては、オッペンハイマー・フォーミュラ(Oppenh
eimer Formula)をあげることができる。オッペンハイ
マー・フォーミュラは米国環境保護局(EPA)に登録
されており、次のように記載されている、すなわち En
vironmental Protection Agency National Contingency
Plan Product Schedule Bulletin Number:B-36, Produ
ct Type Listed:MC(Microbiological Culture), Produc
t Name:Oppenheimer Formula, Date Listed & Reliste
d:07/17/91 & 01/11/96 とある。
【0012】本発明にいう凝集剤とは、硫酸カルシウ
ム、硫酸アルミニウム、炭酸ナトリウムなどのアルカリ
炭酸塩、セメント、消石灰あるいは酸化珪素、酸化アル
ミニウム、酸化チタンなど無機物の1種または2種以上
からなる混合物をいう。
ム、硫酸アルミニウム、炭酸ナトリウムなどのアルカリ
炭酸塩、セメント、消石灰あるいは酸化珪素、酸化アル
ミニウム、酸化チタンなど無機物の1種または2種以上
からなる混合物をいう。
【0013】本発明にいう汚染された土壌を生分解性洗
浄剤により洗浄する工程とは、その1例を図1に示した
ように、汚染された土壌4を生分解性洗浄剤の溶液6中に
移し、攪拌機により汚染された土壌と生分解性洗浄剤と
をよく撹拌し、土壌を洗浄する工程をいい、この工程の
後には、洗浄液と土壌とを分離する工程が置かれ、洗浄
された土壌5と一般に細かい土壌を含み、さらに抽出さ
れた物質を含む洗浄液12に分離される。また、場合によ
っては洗浄液と土壌の分離を行うことなく、直ちに微生
物処理工程に移ることもある。水により希釈される生分
解性洗浄剤の溶液の濃度は、土壌の汚染の程度により調
整することができるが、通常0.01〜10重量%、好
ましくは0.5〜3重量%の範囲で使用される。
浄剤により洗浄する工程とは、その1例を図1に示した
ように、汚染された土壌4を生分解性洗浄剤の溶液6中に
移し、攪拌機により汚染された土壌と生分解性洗浄剤と
をよく撹拌し、土壌を洗浄する工程をいい、この工程の
後には、洗浄液と土壌とを分離する工程が置かれ、洗浄
された土壌5と一般に細かい土壌を含み、さらに抽出さ
れた物質を含む洗浄液12に分離される。また、場合によ
っては洗浄液と土壌の分離を行うことなく、直ちに微生
物処理工程に移ることもある。水により希釈される生分
解性洗浄剤の溶液の濃度は、土壌の汚染の程度により調
整することができるが、通常0.01〜10重量%、好
ましくは0.5〜3重量%の範囲で使用される。
【0014】本発明にいう汚染された土壌を水洗する工
程とは、その1例は図2の土壌水洗装置2に示したよう
に、汚染された土壌4を洗浄水7中に移し、攪拌機により
汚染された土壌と洗浄水とをよく撹拌し、土壌を洗浄す
る工程をいい、この工程の前または後に生分解性洗浄剤
により洗浄する工程が置かれる。また、他の1例は図3
の土壌水洗装置2に示したように、生分解性洗浄剤によ
り洗浄された土壌を洗浄水7中に移し、攪拌機により土
壌と洗浄水とをよく撹拌し、土壌を洗浄する工程をい
い、この工程の後には、洗浄水と土壌とを分離する工程
が置かれる。
程とは、その1例は図2の土壌水洗装置2に示したよう
に、汚染された土壌4を洗浄水7中に移し、攪拌機により
汚染された土壌と洗浄水とをよく撹拌し、土壌を洗浄す
る工程をいい、この工程の前または後に生分解性洗浄剤
により洗浄する工程が置かれる。また、他の1例は図3
の土壌水洗装置2に示したように、生分解性洗浄剤によ
り洗浄された土壌を洗浄水7中に移し、攪拌機により土
壌と洗浄水とをよく撹拌し、土壌を洗浄する工程をい
い、この工程の後には、洗浄水と土壌とを分離する工程
が置かれる。
【0015】本発明にいう洗浄液を微生物により処理す
る工程とは、汚染された土壌を洗浄した後の洗浄液およ
び土壌を水洗した後の洗浄水のいずれか1種または2種
を、微生物処理槽に移し、石油もしくは石油を原料とす
る鉱物油および生分解性洗浄剤を分解する能力のある微
生物を添加し、必要に応じ撹拌し、鉱物油を主体とする
汚染物質および生分解性洗浄剤を分解する工程、また
は、汚染土壌を分散した生分解性洗浄剤を含む水溶液に
微生物を添加し、必要に応じ撹拌し、汚染物質および洗
浄剤を分解する工程をいい、この工程の後には沈殿槽が
置かれ、必要に応じ凝集剤による処理を行って水中に分
散しているシルトや粘土などの微細な土壌成分を、凝
集、沈降させることにより上澄液を回収する。この凝集
剤による処理は微生物による処理の前に行ってもよい。
さらに、回収した上澄液を砂濾過槽による濾過を行い、
より清浄な放流水を得ることができる。
る工程とは、汚染された土壌を洗浄した後の洗浄液およ
び土壌を水洗した後の洗浄水のいずれか1種または2種
を、微生物処理槽に移し、石油もしくは石油を原料とす
る鉱物油および生分解性洗浄剤を分解する能力のある微
生物を添加し、必要に応じ撹拌し、鉱物油を主体とする
汚染物質および生分解性洗浄剤を分解する工程、また
は、汚染土壌を分散した生分解性洗浄剤を含む水溶液に
微生物を添加し、必要に応じ撹拌し、汚染物質および洗
浄剤を分解する工程をいい、この工程の後には沈殿槽が
置かれ、必要に応じ凝集剤による処理を行って水中に分
散しているシルトや粘土などの微細な土壌成分を、凝
集、沈降させることにより上澄液を回収する。この凝集
剤による処理は微生物による処理の前に行ってもよい。
さらに、回収した上澄液を砂濾過槽による濾過を行い、
より清浄な放流水を得ることができる。
【0016】
【実施例】以下実施例をあげて本発明を更に具体的に説
明するが、本発明の主旨はこれに限定されるものではな
い。
明するが、本発明の主旨はこれに限定されるものではな
い。
【0017】(実施例1)機械油などの鉱物油で汚染さ
れた土壌(S1)225kgを採取し、150Lの水中に投
入して、10分間撹拌・洗浄した。土壌の沈降後、上部
の洗浄水(A) を除去し、生分解性の非イオン性界面活性
剤(株式会社ケイ・シー・アイ発売:ユトリール SC-10
00)が3%(容量)になるよう水で希釈した洗浄液15
0Lを該土壌に加えた。10分間撹拌・洗浄して停止
し、土壌を沈降させた後、上部の洗浄水(B) を除去し
た。該洗浄済みの土壌(S2)の一部を分析に供した。一
方、(A)と(B)を合わせ(C1)とし、これに微生
物混合物(株式会社バイオレンジャーズ発売:オッペン
ハイマー・フォーミュラ)1260gを添加し、3日間
撹拌・処理した。該処理済みの液(C2) を分析に供し
た。分析結果は、表1および表2に示したように洗浄済
みの土壌(S2)および処理済みの液(C2)はともに十分に浄
化されたことがわかった。
れた土壌(S1)225kgを採取し、150Lの水中に投
入して、10分間撹拌・洗浄した。土壌の沈降後、上部
の洗浄水(A) を除去し、生分解性の非イオン性界面活性
剤(株式会社ケイ・シー・アイ発売:ユトリール SC-10
00)が3%(容量)になるよう水で希釈した洗浄液15
0Lを該土壌に加えた。10分間撹拌・洗浄して停止
し、土壌を沈降させた後、上部の洗浄水(B) を除去し
た。該洗浄済みの土壌(S2)の一部を分析に供した。一
方、(A)と(B)を合わせ(C1)とし、これに微生
物混合物(株式会社バイオレンジャーズ発売:オッペン
ハイマー・フォーミュラ)1260gを添加し、3日間
撹拌・処理した。該処理済みの液(C2) を分析に供し
た。分析結果は、表1および表2に示したように洗浄済
みの土壌(S2)および処理済みの液(C2)はともに十分に浄
化されたことがわかった。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】(実施例2)実施例1において用いた同じ
土壌(S1)230kgを、生分解性の非イオン性界面活性
剤(株式会社ケイ・シー・アイ発売:ユトリール SC-10
00)が1%(容量)になるように水で希釈した洗浄液1
50Lに投入し、20分間撹拌・洗浄した。撹拌を停止
した後、該洗浄液に硫酸カルシウム、硫酸アルミニウ
ム、炭酸ナトリウムを主成分とする凝集剤(株式会社ケ
イ・シー・アイ発売:アイデユール8C)75gを加え
て数分間撹拌し、停止した後、洗浄液中に懸濁していた
微小な粘土成分を沈降させた。その後、上部の洗浄液と
土壌(S3)とを分離し、分離した洗浄液(D1)には、微生物
混合物(株式会社バイオレンジャーズ発売:オッペンハ
イマー・フォーミュラ)1260gを添加し、3日間撹
拌・処理した。該液(D2)および(S3)を分析に供し
た。その結果は、表3および表4に示したように、洗浄
済みの土壌(S3)および処理済みの液(D2)はともに十分に
浄化されたことがわかった。
土壌(S1)230kgを、生分解性の非イオン性界面活性
剤(株式会社ケイ・シー・アイ発売:ユトリール SC-10
00)が1%(容量)になるように水で希釈した洗浄液1
50Lに投入し、20分間撹拌・洗浄した。撹拌を停止
した後、該洗浄液に硫酸カルシウム、硫酸アルミニウ
ム、炭酸ナトリウムを主成分とする凝集剤(株式会社ケ
イ・シー・アイ発売:アイデユール8C)75gを加え
て数分間撹拌し、停止した後、洗浄液中に懸濁していた
微小な粘土成分を沈降させた。その後、上部の洗浄液と
土壌(S3)とを分離し、分離した洗浄液(D1)には、微生物
混合物(株式会社バイオレンジャーズ発売:オッペンハ
イマー・フォーミュラ)1260gを添加し、3日間撹
拌・処理した。該液(D2)および(S3)を分析に供し
た。その結果は、表3および表4に示したように、洗浄
済みの土壌(S3)および処理済みの液(D2)はともに十分に
浄化されたことがわかった。
【0021】
【表3】
【0022】
【表4】
【0023】(実施例3)
工程1:実施例1において用いた同じ土壌(S1)50kg
を、生分解性の非イオン性界面活性剤(株式会社ケイ・
シー・アイ発売:ユトリール SC-1000)が3%(容量)
になるように水で希釈した洗浄液(E)150Lに投入
し、20分間撹拌・洗浄した。撹拌を停止して10分
後、上部の洗浄液(E1)と土壌(S4)とを分離した。 工程2:分離した洗浄液(E1)に、新たに(S1)50k
gを投入し、工程1と同様にして、撹拌・洗浄、さらに
洗浄液(E2)と洗浄済み土壌(S5)とを分離した。 工程3:分離した洗浄液(E2)に、再び新たに(S1)5
0kgを投入し、工程2と同様に処理し、洗浄液(E3)と
洗浄済み土壌(S6)とを分離した。 工程4:洗浄液(E3)に微生物混合物(株式会社バイオレ
ンジャーズ発売:オッペンハイマー・フォーミュラ)6
30gを添加し、3日間撹拌・処理した。撹拌を停止し
た後、該洗浄液に硫酸カルシウム、硫酸アルミニウム、
炭酸ナトリウムを主成分とする凝集剤(株式会社ケイ・
シー・アイ発売:アイデユール8C)75gを加えて数
分間小さく撹拌し、停止して、洗浄液中に懸濁していた
微小な粘土成分を沈降させた。次いで、上部の溶液(E4)
をサンプリングして分析に供した。工程5:(E4)お
よび(S6)の分析を行った。 各分析の結果は、表5および表6に示したように洗浄済
みの土壌(S6)および処理済みの液(E4)はともに十分に浄
化されたことがわかった。
を、生分解性の非イオン性界面活性剤(株式会社ケイ・
シー・アイ発売:ユトリール SC-1000)が3%(容量)
になるように水で希釈した洗浄液(E)150Lに投入
し、20分間撹拌・洗浄した。撹拌を停止して10分
後、上部の洗浄液(E1)と土壌(S4)とを分離した。 工程2:分離した洗浄液(E1)に、新たに(S1)50k
gを投入し、工程1と同様にして、撹拌・洗浄、さらに
洗浄液(E2)と洗浄済み土壌(S5)とを分離した。 工程3:分離した洗浄液(E2)に、再び新たに(S1)5
0kgを投入し、工程2と同様に処理し、洗浄液(E3)と
洗浄済み土壌(S6)とを分離した。 工程4:洗浄液(E3)に微生物混合物(株式会社バイオレ
ンジャーズ発売:オッペンハイマー・フォーミュラ)6
30gを添加し、3日間撹拌・処理した。撹拌を停止し
た後、該洗浄液に硫酸カルシウム、硫酸アルミニウム、
炭酸ナトリウムを主成分とする凝集剤(株式会社ケイ・
シー・アイ発売:アイデユール8C)75gを加えて数
分間小さく撹拌し、停止して、洗浄液中に懸濁していた
微小な粘土成分を沈降させた。次いで、上部の溶液(E4)
をサンプリングして分析に供した。工程5:(E4)お
よび(S6)の分析を行った。 各分析の結果は、表5および表6に示したように洗浄済
みの土壌(S6)および処理済みの液(E4)はともに十分に浄
化されたことがわかった。
【0024】
【表5】
【0025】
【表6】
【0026】
【発明の効果】近年、石油類などにより汚染された土壌
を浄化し、土壌を再利用する方法が検討されてきたが、
鉱物油に汚染された土壌を微生物のみにより浄化する方
法では浄化に長期間を要し、洗浄剤のみで浄化する方法
では洗浄作業に要する時間は短いが、汚染物質を含んだ
洗浄済み廃液の処理が容易ではなかった。
を浄化し、土壌を再利用する方法が検討されてきたが、
鉱物油に汚染された土壌を微生物のみにより浄化する方
法では浄化に長期間を要し、洗浄剤のみで浄化する方法
では洗浄作業に要する時間は短いが、汚染物質を含んだ
洗浄済み廃液の処理が容易ではなかった。
【0027】本発明の土壌の浄化方法は、洗浄剤として
生分解性洗浄剤を使用し、さらに洗浄済み廃液を、場合
によっては汚染土壌が共存する状態のもとで、微生物処
理を行うことによって、全体の処理時間を大幅に短縮
し、さらに廃液を河川へ排水できるレベルにまで浄化す
ることを可能にした。
生分解性洗浄剤を使用し、さらに洗浄済み廃液を、場合
によっては汚染土壌が共存する状態のもとで、微生物処
理を行うことによって、全体の処理時間を大幅に短縮
し、さらに廃液を河川へ排水できるレベルにまで浄化す
ることを可能にした。
【図1】土壌洗浄装置の1例
【図2】土壌水洗装置および土壌洗浄装置の組合せの1
例
例
【図3】土壌洗浄装置および土壌水洗装置の組合せの1
例
例
【図4】微生物処理槽
【図5】微生物処理システム
1.土壌洗浄装置
2.土壌水洗装置
3.ホッパー
4.汚染土壌
5.洗浄された土壌
6.洗浄液
7.洗浄水
8.ベルトコンベアー
9.スクリューコンベアー
10.攪拌機
11.沈殿槽
12.汚染された洗浄液
13.微生物処理槽
14.砂濾過槽
15.放流水
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
C02F 3/34
(72)発明者 石川 博喜
兵庫県神戸市北区菖蒲か丘1丁目19−11
Fターム(参考) 4D004 AA41 AB02 AC04 CA13 CA15
CA40 CB28 CB43 CB46 CC05
4D015 BA19 BB05 BB08 CA10 DA05
DA08 DA24 DA25 DA36 DA40
EA32 FA01 FA02 FA15 FA26
4D040 DD01 DD11
Claims (6)
- 【請求項1】汚染された土壌を生分解性洗浄剤により洗
浄する工程、洗浄液と土壌を分離する工程および分離さ
れた洗浄液を微生物により処理する工程からなることを
特徴とする汚染土壌の浄化方法。 - 【請求項2】汚染された土壌を水洗する工程、洗浄水と
土壌を分離する工程、分離された土壌を生分解性洗浄剤
により洗浄する工程、洗浄液と土壌を分離する工程およ
び分離された洗浄液を微生物により処理する工程からな
ることを特徴とする汚染土壌の浄化方法。 - 【請求項3】汚染された土壌を生分解性洗浄剤により洗
浄する工程、洗浄液と土壌を分離する工程、分離された
土壌を水洗する工程、洗浄水と土壌を分離する工程およ
び分離された洗浄液を微生物により処理する工程からな
ることを特徴とする汚染土壌の浄化方法。 - 【請求項4】前記洗浄液を微生物による処理をする前ま
たは後に凝集剤により処理することを特徴とする請求項
1乃至3のいずれか1項に記載の汚染土壌の浄化方法。 - 【請求項5】汚染された土壌を生分解性洗浄剤を含む溶
液に投入、分散し、該混合物を微生物により処理するこ
とを特徴とする汚染土壌の浄化方法。 - 【請求項6】石油または石油を原料とする有機物によっ
て汚染されている土壌に適用することを特徴とする請求
項1乃至5のいずれか1項に記載の汚染土壌の浄化方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002128055A JP2003320364A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 土壌の浄化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002128055A JP2003320364A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 土壌の浄化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003320364A true JP2003320364A (ja) | 2003-11-11 |
Family
ID=29541932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002128055A Pending JP2003320364A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 土壌の浄化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003320364A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112554124A (zh) * | 2020-12-22 | 2021-03-26 | 山东财源和信节能工程有限公司 | 一种溢油海岸处理装置 |
-
2002
- 2002-04-30 JP JP2002128055A patent/JP2003320364A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112554124A (zh) * | 2020-12-22 | 2021-03-26 | 山东财源和信节能工程有限公司 | 一种溢油海岸处理装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Mazumder et al. | Treatment of automobile service station wastewater by coagulation and activated sludge process | |
US4783263A (en) | Detoxification process | |
US7338602B1 (en) | Grease trap waste treatment and fat, oil, and grease (FOG) recovery system | |
CN101690937A (zh) | 用于油气田钻井废弃物不落地随钻处理的工艺技术 | |
KR101645426B1 (ko) | 준설토 정화장치 및 정화방법 | |
CN106623368A (zh) | 一种盾构渣土无害化处理方法 | |
CN104843955A (zh) | 一种油气田钻井泥浆废弃物随钻处理系统及处理方法 | |
US5296040A (en) | Process for cleaning debris containing pollutants | |
JP2001149913A (ja) | 汚染土壌の洗浄方法 | |
CN104829070A (zh) | 一种油气田钻井泥浆废弃物随钻处理系统 | |
JP3918657B2 (ja) | 汚染土壌の浄化方法及び浄化装置 | |
CN105967496B (zh) | 一种高盐污泥的无害化处理方法 | |
RU2700529C1 (ru) | Способ очистки щебня при ликвидации разливов нефтепродуктов на предприятиях железнодорожной отрасли, а также аварий и разливов нефтепродуктов на тракционных путях общего пользования | |
KR101937106B1 (ko) | 입도별 순차반응을 이용한 불소 오염토양 정화방법 및 정화시스템 | |
JP2003320364A (ja) | 土壌の浄化方法 | |
Ozerova et al. | Analysis of methods for treatment of industrial wastewaters containing polycyclic aromatic hydrocarbons | |
JPS58166914A (ja) | 排水処理方法 | |
CN113264650A (zh) | 一种生物法含油污泥处理工艺方法 | |
RU2123979C1 (ru) | Способ обработки твердых отходов и шлама, загрязненных масляными остатками | |
US20040000323A1 (en) | Method of depolluting soil polluted by hydrocarbons | |
Hakstege et al. | Pilot remediation of sediment from the petroleum harbour in Amsterdam | |
JP2004008941A (ja) | 土壌浄化設備 | |
JP7364174B1 (ja) | 土壌浄化方法及び土壌浄化システム | |
Van Veen et al. | Development of technology for contaminated dredged material remediation | |
JP2002035734A (ja) | タンク利用による土壌環境修復方法及び土壌洗浄装置 |