JP2003319974A - 車椅子洗浄装置 - Google Patents

車椅子洗浄装置

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JP2003319974A
JP2003319974A JP2002131951A JP2002131951A JP2003319974A JP 2003319974 A JP2003319974 A JP 2003319974A JP 2002131951 A JP2002131951 A JP 2002131951A JP 2002131951 A JP2002131951 A JP 2002131951A JP 2003319974 A JP2003319974 A JP 2003319974A
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JP
Japan
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roller
wheel
outer peripheral
wheelchair
peripheral surface
Prior art date
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Application number
JP2002131951A
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English (en)
Inventor
Umetaro Nishizuka
梅太郎 西塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RYOYU KENSETSU KK
Original Assignee
RYOYU KENSETSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車椅子の車輪の外周面に付着した汚れを確実
に擦り落とし、洗浄によって車輪に付いた水をふき取る
ことができ、構造が簡単でコンパクトな車椅子洗浄装置
を提供すること。 【解決手段】 回動駆動される第1のローラ1と、第1
のローラの一部を浸す水槽2と、第1のローラ1と平行
に設置されて、第1のローラ1と共に車椅子の車輪Aを
支持する第2のローラ3とを備え、第2のローラ3の外
周面に吸水材11を装着し、第1のローラの外周面に、
先端が車輪の外周面に当接する多数の突部6を形成する
と共に、これら突部6の間にその先端よりも突出するブ
ラシ7を植設してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車椅子の車輪を洗
浄する車椅子洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車椅子が医療施設や福祉施設等へ入る際
に、いちいち人手によって車輪を洗浄しなくて済むよう
に、通過するだけで車輪の汚れを落とし、洗浄によって
車輪に付着した洗浄液をふき取ることのできる車椅子の
後輪の洗浄装置が登録実用新案第3048370号公報
等に開示されている。この洗浄装置は、車椅子の後輪を
洗浄する回転ブラシと、回転ブラシの一部分を浸す水槽
と、回転ブラシの前後に配置されて後輪を支持する一対
の後輪用ローラーと、一対の後輪用ローラーの後方に設
置された給水ローラーとから構成されている。しかし、
上記洗浄装置は、回転ブラシ及び給水ブラシ以外に後輪
を支持する一対の後輪用ローラーが必要であり、構造が
複雑化すると共に、装置が長くなって広い設置スペース
を要するという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、車椅子の
車輪の外周面に付着した汚れを確実に擦り落とし、洗浄
によって車輪に付いた水をふき取ることができ、構造が
簡単でコンパクトな車椅子洗浄装置を提供することを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の車椅子洗浄装置
は、回動駆動される第1のローラと、該第1のローラの
一部を浸す水槽と、前記第1のローラと平行に設置され
て、第1のローラと共に車椅子の車輪を支持する第2の
ローラとを備え、該第2のローラの外周面に吸水材を装
着し、前記第1のローラの外周面に、先端が前記車輪の
外周面に当接する多数の突部を形成すると共に、これら
突部の間にその先端よりも突出するブラシを植設してあ
る。
【0005】洗浄用の第1のローラと吸水用の第2のロ
ーラ以外に車輪を支持するローラが不要なので、構造が
簡単で装置全体が小型化される。第1のローラの突部が
回転することによって車椅子の車輪を回し、水槽を通過
して水を含んだブラシの先端は、突部の先端よりも大き
い周速で回転するため、車輪の外周に対して相対的に移
動し、この結果、ブラシは車輪の外周面に付着した汚れ
を確実に擦り落とす。洗浄によって車輪の外周面に付着
した水分は、第2のローラでふき取る。また、洗浄力を
さらに高めるために、第1のローラと第2のローラとの
間に、前記車輪の外周面に接触する回転ブラシを設置し
ても良い。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。本発明の車椅子洗浄装置は、
図3に示すように、医療施設等の建物の入口に設けられ
た緩やかな山形スロープBの頂部に設置されて、建物に
入る車椅子の車輪Aを洗浄する装置であり、図1及び図
2に示すように、第1のローラ1と、第1のローラ1の
一部を浸す水槽2と、第1のローラ1と平行に設置され
た第2のローラ3と、第1のローラ1と第2のローラ3
との間に平行に配置された回転ブラシ4とを備える。
【0007】また、第1のローラ1,第2のローラ3及
び回転ブラシ4は、左右の車輪A間の幅に対応する間隔
をあけて左右一対設けられるが、車椅子洗浄装置の構造
は、駆動部分の機構を除いてほぼ左右対称なので、図2
の平面図ではその片半部のみを示す。第1のローラ1と
第2のローラ3とは、互いの間隔が車輪Aの直径より狭
く、且つ、第1のローラ1が屋外寄りに位置するよう配
置されており、第1のローラ1と第2のローラ3によっ
て、スロープBへ進入した車椅子の車輪Aを支持するよ
うになっている。
【0008】第1のローラ1は、車椅子の幅方向に沿う
第1の回転軸5に固着され、その外周面には、車輪Aの
外周面に当接する多数の突部6が軸方向に沿って形成さ
れると共に、突部6の間にそれぞれブラシ7が植設さ
れ、突部6の先端が車輪Aの外周面に当接するようにな
っている。また、ブラシ7は突部6の高さよりも長く形
成されて、ブラシ7の先端が突部6の先端よりも突出し
ている。さらに、第1の回転軸5の端部には第1のプー
リ8が固着されている。
【0009】水槽2は第1のローラ1の下方に設置さ
れ、その内部に水又は洗剤溶液が貯留される。そして、
第1のローラ1の下部が、水槽2内の水又は洗剤容器に
浸される。第2のローラ3は、第1の回転軸5と平行な
第2の回転軸9に固着される。第2のローラ3の外周面
には、多数の溝10が軸方向に沿って形成され、溝10
の深さよりも厚いスポンジ等の吸水材11が、それぞれ
溝10に嵌合されて固定されている。また、第2の回転
軸9の端部には、第2のプーリ12が固着されている。
【0010】第2の回転軸9に隣接して支持軸13が平
行に配置され、支持軸13の外周にスリーブ14が回動
自在に嵌合されている。このスリーブ14の両端から揺
動アーム15が張り出され、揺動アーム15の先端間に
第2の回転軸9と平行な押圧軸16が架設される。従っ
て、スリーブ14が回動すると、揺動アーム15が揺動
して、押圧軸16が支持軸13の中心軸の回りを回転す
る。また、第2の回転軸9と支持軸13との中間部上方
にバネ取付軸17が設置され、このバネ取付軸17と揺
動アーム15とがコイルバネ18で連結されて、押圧軸
16が第2のローラ3の吸水材11に圧接するよう付勢
されている。
【0011】回転ブラシ4は、第1の回転軸5及び第2
の回転軸9と平行で、その中間部やや下方に設置された
第3の回転軸19に固着され、その先端部が車輪Aの外
周面に接触するようになっている。また、第3の回転軸
19の端部には、第3のプーリ20が固着される。そし
て、モータの出力軸に接合された駆動プーリ21と第3
のプーリ20とがタイミングベルト22で連結され、モ
ータを駆動すると第3の回転軸19が回動して、回転ブ
ラシ4が回転するようになっている。
【0012】さらに、第3の回転軸19には第4のプー
リ23及び第5のプーリ24が固着され、第1の回転軸
5に固着された第1のプーリ8と第4のプーリ23とが
タイミングベルト25で連結されると共に、第2の回転
軸9に固着された第2のプーリ12と第5のプーリ24
とがタイミングベルト26で連結される。従って、モー
タを作動させると、第1の回転軸5及び第2の回転軸9
が回動し、第1のローラ1及び第2のローラ3も回転ブ
ラシ4と共に回転する。また、第3の回転軸19に隣接
して、汚れ落とし板27が回転ブラシ4に向かって張り
出すよう設置され、回転する回転ブラシ4の毛先が汚れ
落とし板27の先端部にぶつかるようになっている。
【0013】車椅子が建物に入る場合に、山形スロープ
を登ってその頂部に達すると、車輪Aが第1のローラ1
と第2のローラ3とによって支持される。すると、モー
タによって駆動された第1のローラ1,第2のローラ3
及び回転ブラシ4が回動し、第1のローラ1の突部6に
より車輪Aが送られて回転する。第1のローラ1のブラ
シ7は、水槽1内の水又は洗剤溶液を含んだ状態で車輪
Aの外周面に接触し、ブラシ7の先端は突部6の先端よ
りも速い周速で回転するため、車輪Aの外周面に対して
相対移動して、車輪Aの外周面に付着した汚れを擦り落
とす。
【0014】また、同時に回転しながら車輪Aの外周面
に接触する回転ブラシ4が、車輪Aの外周面の汚れを擦
り落とす。回転ブラシ4の毛先に付いた汚れは、毛先が
汚れ落とし板27を通過したときにこそぎ落とされる。
第1のローラ1で洗浄することにより車輪Aに付着した
水或いは洗剤溶液は、車輪Aの外周面に接触する第2の
ローラ3の吸水材11でふき取られる。吸水材11に含
有された水分は、吸水材11に圧接する押圧軸16で搾
り取られ、下方へ落下する。
【0015】なお、第2のローラ3及び回転ブラシ4
は、モータで駆動せずに、車輪Aの回転により回動する
ようにしても良く、第2のローラ3の吸水材11は全周
に亘って連続したものとしても良い。また、モータの回
転力を各回転軸に伝える手段として、タイミングベルト
以外にチェーン或いは互いに噛み合う複数のギヤを用い
ることもできる。さらに、吸水材11から搾り取った水
又は洗剤溶液は、排水路を通して外部へ排水しても、水
槽2へ戻しても良い。
【0016】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、水を含む
第1のローラで車輪の外周面に付着した汚れを擦り落と
し、洗浄によって車輪に付いた水を第2のローラの吸水
材で拭き取るので、建物に入る際に車椅子の車輪を人手
により洗浄する手間を省くことができる。また、これら
第1のローラ及び第2のローラを利用して、車輪を支持
し、回転させるので、その他の車輪支持ローラが不要で
あり、この結果、構造が簡単になると共に、装置全体の
長さが短くて済み、狭いスペースにも設置することが可
能である。さらに、第1のローラの突部が外周面に引っ
かかって車輪を回転させ、突部の先端よりも突出して、
これより速い周速で回転するブラシの先端が車輪の外周
面に対して相対移動し、確実に汚れを擦り落とすことが
できる。請求項2に係る発明によれば、第1のローラの
外に回転ブラシで汚れを擦り落とすので、洗浄力が増
す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す車椅子洗浄装置の側面
【図2】同上の要部平面図
【図3】車椅子洗浄装置の配置状態を示す側面図
【符号の説明】
1 第1のローラ 2 水槽 3 第2のローラ 4 回転ブラシ 5 第1の回転軸 6 突部 7 ブラシ 8 第1のプーリ 9 第2の回転軸 10 溝 11 吸水材 12 第2のプーリ 13 支持軸 14 スリーブ 15 揺動アーム 16 押圧軸 17 バネ取付軸 18 コイルバネ 19 第3の回転軸 20 第3のプーリ 21 駆動プーリ 22 タイミングベルト 23 第4のプーリ 24 第5のプーリ 25 タイミングベルト 26 タイミングベルト 27 汚れ落とし板 A 車輪 B スロープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動駆動される第1のローラと、該第1
    のローラの一部を浸す水槽と、前記第1のローラと平行
    に設置されて、第1のローラと共に車椅子の車輪を支持
    する第2のローラとを備え、該第2のローラの外周面に
    吸水材を装着し、前記第1のローラの外周面に、先端が
    前記車輪の外周面に当接する多数の突部を形成すると共
    に、これら突部の間にその先端よりも突出するブラシを
    植設したことを特徴とする車椅子洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のローラと第2のローラとの間
    に、前記車輪の外周面に接触する回転ブラシを設置した
    請求項1に記載の車椅子洗浄装置。
JP2002131951A 2002-05-07 2002-05-07 車椅子洗浄装置 Pending JP2003319974A (ja)

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JP2002131951A JP2003319974A (ja) 2002-05-07 2002-05-07 車椅子洗浄装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008149820A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Tokai Kiki Kogyo Co Ltd 車輪洗浄装置
JP2013158519A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Maeda Seisakusho Co Ltd タイヤ洗浄機
JP2018065072A (ja) * 2016-10-17 2018-04-26 コトヒラ工業株式会社 キャスター清掃装置
US11964637B2 (en) 2020-03-18 2024-04-23 Eric Paad Tire cleaning mechanism for wheelchair and methods of use

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