JP2003319618A - 低鉄損電動機用固定子およびその製造方法 - Google Patents

低鉄損電動機用固定子およびその製造方法

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JP2003319618A JP2002114204A JP2002114204A JP2003319618A JP 2003319618 A JP2003319618 A JP 2003319618A JP 2002114204 A JP2002114204 A JP 2002114204A JP 2002114204 A JP2002114204 A JP 2002114204A JP 2003319618 A JP2003319618 A JP 2003319618A
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yoke
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motor
stress
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Takeshi Kawachi
毅 河内
Noriyuki Suzuki
規之 鈴木
Eiichi Takeuchi
栄一 竹内
Masao Yabumoto
政男 籔本
Norito Abe
憲人 阿部
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機用固定子の鉄損を低減し、上記電動機
用固定子を短時間で製造すること。 【解決手段】 鋼板を所定の形状に打抜き、複数枚積層
し、一体化した内転形電動機用固定子において、ヨーク
部の内周端面からティース幅の0.5〜2倍の範囲に周
方向の引張応力が残留し、ティース部のスロット打抜き
端面から上記鋼板の板厚の1〜4倍を除く範囲に径方向
の引張応力が残留していること。また、鋼板を所定の形
状に打抜き、複数枚積層し、一体化した外転形電動機用
固定子において、ヨーク部の外周端面からティース幅の
0.5〜2倍の範囲に周方向の引張応力が残留し、ティ
ース部のスロット打抜き端面から上記鋼板の板厚の1〜
4倍を除く範囲に径方向の引張応力が残留しているこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動機の鉄芯および
その製造技術に係り、特に打抜かれた電磁鋼板を積層し
一体化し製造される電動機用鉄芯の鉄損低減に有効な電
動機用固定子およびその製造方法関する。
【0002】
【従来の技術】近年、省エネルギーの観点から各種電気
機器の効率向上が求められている。電機機器の効率は各
種要因に影響されるが、電動機の鉄芯で発生する損失で
ある鉄損は比較的大きな比重を占めており、従って最近
ではより鉄損の少ない電磁鋼板が使用される場合が増加
している。このような電磁鋼板を用いて、電動機の積層
鉄芯を製造する方法としては、鋼板を打抜き、所定枚数
を単位鉄芯として積層し、ボルト締め、カシメ、溶接を
用いて固着するのが一般的である。このように固着され
た積層鉄芯は、巻線コイルの組立て工程を経て、最終的
に電動機の一部品として組み込まれる。
【0003】しかし、このような加工工程は、電磁鋼板
内に残留応力を発生させることになり、その残留応力が
圧縮応力である場合、図1に示すように、鉄芯の圧縮応
力方向の鉄損を増加させ、電動機の性能を低下させてし
まう(電気学会回転機研究資料RM−95−27)。そ
のため、鋼板を打抜き、所定枚数を単位鉄芯として積層
し、ボルト締め、カシメ、溶接を用いて固着された鉄芯
を焼鈍し、残留応力を解消する技術がある。その焼鈍方
法として、例えば、特開昭63−130714号公報な
どに開示されている。特開昭63−130714号公報
に示される焼鈍方法および目的は、打抜き加工した環状
の鉄芯を多数枚積層し、壁に誘導コイルが埋め込まれた
焼鈍炉内において、積層された鉄芯全体を均一に加熱・
焼鈍し、打抜き時に生じた残留応力を解消するものであ
る。これにより、鉄芯の鉄損を低減する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電磁鋼板に圧縮応力が
はたらくと鉄損が増加するが、反対に引張応力がはたら
くと鉄損が低減する(図1)。上記焼鈍方法では、全体
を均一に焼鈍するため、内部に生じる圧縮応力の解除と
同時に引張応力も解除してしまうので、電動機用固定子
として得られる最大の性能を引き出せない。さらに、上
記焼鈍方法では、全体を均一に焼鈍するため、加熱時間
および冷却時間が長く、生産性が低いという課題があ
る。
【0005】本発明は、電動機用固定子の特定部位のみ
に熱処理を施すことにより、電動機用固定子の使用時お
ける磁束と平行に引張応力を生じさせ、上記特開昭63
−130714号公報に示される手法で全体を均一に焼
鈍する電動機用固定子に比べて鉄損を低減させ電動機用
固定子としての性能が最大限に発揮させ、また、局所的
な熱処理であるため加熱時間および冷却時間を短縮で
き、生産性に優れた電動機用固定子およびその製造方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の要旨とするところは、 (1)鋼板を所定の形状に打抜き、複数枚積層し、一体
化した内転形電動機用固定子において、ヨーク部の内周
端面からティース幅の0.5〜2倍の範囲に周方向の引
張応力が残留し、ティース部のスロット打抜き端面から
上記鋼板の板厚の1〜4倍を除く範囲に径方向の引張応
力が残留していることを特徴とする内転形電動機用固定
子。 (2)鋼板を所定の形状に打抜き、複数枚積層し、一体
化した外転形電動機用固定子において、ヨーク部の外周
端面からティース幅の0.5〜2倍の範囲に周方向の引
張応力が残留し、ティース部のスロット打抜き端面から
上記鋼板の板厚の1〜4倍を除く範囲に径方向の引張応
力が残留していることを特徴とする外転形電動機用固定
子。 (3)鋼板を所定の形状に打抜き、複数枚積層し、一体
化した内転形電動機用固定子を、ヨーク部の内周部と外
周部との温度差が10〜300℃となるようにヨーク部
の内周部を加熱し、その後冷却することを特徴とする内
転形電動機用固定子の製造方法。 (4)鋼板を所定の形状に打抜き、複数枚積層し、一体
化した外転形電動機用固定子を、ヨーク部の外周部と内
周部との温度差が10〜300℃となるようにヨーク部
の外周部を加熱し、その後冷却することを特徴とする外
転形電動機用固定子の製造方法。 である。
【0007】
【発明の実施の形態】図2に示される内転形電動機用固
定子は、鋼板を図3に示される形状に打抜いたものを複
数枚積層し、外周端面8において数カ所を積層方向に溶
接することで、または、上下方向に数カ所をかしめるこ
とで一体化している。内転形電動機用固定子の形状は、
図2または図3に示されるように、環状のヨーク部5、
ヨーク部内周6から径方向内側にのびる複数本のティー
ス部7から形成されている。
【0008】また、図4に示される外転形電動機用固定
子は、鋼板を図5に示される形状に打抜いたものを複数
枚積層し、内周端面9において数カ所を積層方向に溶接
することで、または、上下方向に数カ所をかしめること
で一体化している。外転形電動機用固定子形状は、環状
のヨーク部10、ヨーク部外周11から径方向外側にの
びる複数本のティース部12から形成されている。
【0009】内転形電動機に内転形電動機用固定子が組
み込まれる際に、図2におけるティース部7に巻き線コ
イルが巻かれ、巻き線コイルには交流電流が流される。
この交流電流は、図2または図3の一部である図6に示
される磁束13および14を形成し、内転形電動機用固
定子のティース部7において径方向の磁束13、ヨーク
部5において周方向の磁束14を発生させる。特に、テ
ィース部7を径方向に流れる磁束13をつなぐヨーク部
の磁束14は、磁束が保存することから、ヨーク部内周
6から径方向外側にティース7の(周方向)幅の0.5
〜2倍程度の範囲15に集中する。
【0010】外転形電動機に外転形電動機用固定子が組
み込まれる際には、図4におけるティース部12に巻き
線コイルが巻かれ、巻き線コイルには交流電流が流され
る。この交流電流は、図4または図5の一部である図7
に示される磁束16および17を形成し、外転形電動機
用固定子内にティース部12において径方向の磁束1
6、ヨーク部10において周方向の磁束17を発生させ
る。特に、ティース部12を径方向に流れる磁束16を
つなぐヨーク部10の磁束17は、磁束が保存すること
から、ヨーク部外周11から径方向内側にティース12
の(周方向)幅の0.5〜2倍程度の範囲18に集中す
る。
【0011】前述したように、電動機用固定子の鉄損を
増加させる原因の一つに、打抜き時において固定子内に
生じる残留圧縮応力がある。図1に示すように、磁束方
向に圧縮応力が生じると鉄損が増加することが一般に知
られている(電気学会回転機研究資料RM−95−2
7)。打抜き時において固定子内に残留引張応力も生じ
るが、図1に示すように、磁束方向に引張応力が生じる
と鉄損は低減することが一般に知られている(電気学会
回転機研究資料RM−95−27)。
【0012】本発明においては、電動機用固定子の特定
部位に熱処理を施し、特定部位における残留引張応力は
解放せず、かつ、特定部位における残留圧縮応力を解放
し、同部位において発生する熱応力を利用することで引
張応力を付加させ、固定子内各部において生じる磁束の
方向に沿う引張応力を付加した電動機用固定子を提供す
るものである。その固定子を実現させる具体的手段を以
下に述べる。
【0013】図8に、図2の内転形電動機用固定子にお
いて、積層一体化後におけるティース部7のa−b間に
おける径方向応力の分布53を示す。ティース部7にお
いて、スロット19の打抜き端面20から板厚の1倍〜
数倍の範囲で降伏応力程度の径方向圧縮応力が生じてい
る。ティース部7の他の部位において、スロット19の
打抜き端面20から板厚の1倍〜数倍の範囲に生じた径
方向の圧縮応力と釣り合う径方向の引張応力が広い範囲
において生じる。このティース部7の広い範囲における
径方向の引張応力は、鉄損を低減させるので有用であ
り、そのまま残すことが望ましい。
【0014】図9に、図2の内転形電動機用固定子にお
いて、積層一体化後におけるヨーク部5のc−d間にお
ける打抜き後の周方向の残留応力分布54を示す。ヨー
ク部内周6の近傍において、板厚の1倍〜数倍の範囲で
降伏応力程度の周方向の圧縮応力が生じる。この圧縮応
力は、磁束が集中する部位15の内部に生じるため内転
形電動機用固定子の鉄損を増加させる。よって、内転形
固定子に熱処理を施すことでヨーク部内周6近傍の圧縮
応力を解放し、さらに、磁束が集中する部位15に引張
応力を付加することが望ましい。
【0015】従って、前記(1)に係る本発明は、図2
もしくは図2の一部を示す図3の内転形電動機用固定子
において、図8に示すように、ティース部7のa−b間
における径方向の応力分布が、スロット19の打抜き端
面20から板厚の1〜4倍の範囲において径方向の圧縮
応力が残留し、ティース部7における上記範囲以外の範
囲で径方向の引張応力が残留し、ヨーク部内周6から径
方向外側にティース7の(周方向)幅の0.5〜2倍の
範囲15において周方向の引張応力が残留し、上記範囲
15以外のヨーク部において前記の周方向引張応力と釣
り合うための圧縮応力が残留した内転形電動機用固定子
である。
【0016】図10に、図4の外転形電動機用固定子に
おいて、積層一体化後におけるティース部12のe−f
間における径方向応力の分布55を示す。スロット21
の打抜き端面22から板厚の1倍〜数倍の範囲におい
て、板厚の1倍〜数倍の範囲で降伏応力程度の径方向圧
縮応力が生じる。ティース部12の他の部位において、
スロット21の打抜き端面22から板厚の1倍〜数倍の
範囲に生じた径方向の圧縮応力と釣り合う径方向の引張
応力が広い範囲において生じる。このティース部12の
広い範囲における径方向の引張応力は、鉄損を低減させ
るので有用であり、そのまま残すことが望ましい。
【0017】図11に、図4の外転形電動機用固定子に
おいて、積層一体化後におけるヨーク部10のg−h間
における打抜き後の周方向の残留応力分布56を示す。
ヨーク部外周11の近傍において、板厚の1倍〜数倍の
範囲で降伏応力程度の周方向の圧縮応力が生じる。この
圧縮応力は、磁束が集中する部位18の内部に生じるた
め外転形電動機用固定子の鉄損を増加させる。よって、
外転形固定子に熱処理を施すことでヨーク部外周11近
傍の圧縮応力を解放し、さらに、磁束が集中する部位1
8に引張応力を付加することが望ましい。
【0018】従って、前記(2)に係る本発明は、図4
もしくは図4の一部を示す図5の外転形電動機用固定子
において、ティース部12のe−f間における径方向の
応力分布が図10に示すように、スロット21の打抜き
端面22から板厚の1〜4倍の範囲において径方向の圧
縮応力が残留し、上記範囲以外のティース部12におけ
て径方向の引張応力が残留し、ヨーク部外周11から径
方向内側にティース12の(周方向)幅の0.5〜2倍
の範囲18において周方向の引張応力が残留し、上記範
囲18以外のヨーク部10において前記の周方向引張応
力と釣り合うための圧縮応力が残留した外転形電動機用
固定子である。
【0019】前記(1)に係る本発明を実現する熱処理
の手法としての前記(3)に係る本発明は、図2または
図3に示される内転形電動機用固定子において、ヨーク
部の内周6のみを加熱し、その後冷却することで、ティ
ース部7の残留引張応力を残したままで、ヨーク部内周
6とヨーク部外周8の間に10〜300℃の温度差を生
じさせ、熱応力を生じさせ、ヨーク部内周6近傍の板厚
の1倍〜数倍の範囲における周方向の残留圧縮応力を解
放し、同範囲に周方向の引張応力を付加させる内転形電
動機用固定子製造方法である。さらに、同範囲の圧縮応
力を完全に解放するために、ヨーク部内周6とヨーク部
外周部8の温度差は10℃以上とし、更に50℃以上が
好ましい。しかし、温度差を必要以上に高くすると、熱
応力が必要以上に大きくなり、ヨーク部内周6において
生じる周方向の引張応力が大きくなりすぎる。そのた
め、その引張応力と釣り合うため、ヨーク部5の内部に
おいて広い範囲で周方向の圧縮応力が生じる。結果とし
て、その圧縮応力が固定子の鉄損を増加させることとな
ってしまう。従って、ヨーク部5の内周6からティース
幅の0.5〜2倍である十分広い範囲で引張応力を付加
させるために、ヨーク部内周6とヨーク部外周部8の温
度差は300℃以下とし、更に150℃以下が望まし
い。
【0020】また、ヨーク内周6を加熱する際の加熱手
段として、ニクロム線などの電熱線をスロット内19に
おけるヨーク内周6の近傍に設置し加熱する。さらに望
ましくは、ヨーク内周部以外の部位の加熱をさけるため
に、電熱線の周りを断熱材で囲むことも良い。他の加熱
手段として、レーザによる加熱方法や外部誘導磁場によ
る加熱方法も良く、特に、誘導磁場による加熱方法は、
誘導磁場の周波数を変化させることで表皮効果による加
熱部の深さをコントロールできるので望ましい。さら
に、ヨーク部内周6を加熱する際に、他の部位の温度上
昇を防ぐために、スロット打抜き面20やヨーク部外周
部8を強制対流による空冷を施すなど、冷却することも
良い。さらに、内転形電動機用固定子の積層方向の熱移
動を防ぎ、積層方向に均一の温度分布を与えるために、
図2における内転形電動機用固定子の上面23および下
面24を断熱材で覆い、断熱することも良い。
【0021】前記(2)に係る本発明を実現する熱処理
の手法としての前記(4)に係る本発明は、図4または
図5に示される外転形電動機用固定子において、ヨーク
部の外周11のみを加熱し、その後冷却することで、テ
ィース部12の残留引張応力を残したままで、ヨーク部
外周11とヨーク部内周9の間に10〜300℃の温度
差を生じさせ、熱応力を生じさせ、ヨーク部外周11近
傍の板厚の1倍〜数倍の範囲における周方向の残留圧縮
応力を解放し、同範囲に周方向の引張応力を付加させる
外転形電動機用固定子製造方法である。さらに、同範囲
の圧縮応力を完全に解放するために、ヨーク部外周11
とヨーク部内周部9の温度差は10℃以上とし、更に5
0℃以上が好ましい。しかし、温度差を必要以上に高く
すると、熱応力が必要以上に大きくなり、ヨーク部外周
11において生じる周方向の引張応力が大きくなりすぎ
る。そのため、その引張応力と釣り合うため、ヨーク部
10の内部において広い範囲で周方向の圧縮応力が生じ
る。結果として、その圧縮応力が固定子の鉄損を増加さ
せることとなってしまう。従って、ヨーク部10の外周
11からティース幅の0.5〜2倍である十分広い範囲
で引張応力を付加させるために、ヨーク部外周11とヨ
ーク部内周部9の温度差は300℃以下とし、更に15
0℃以下が望ましい。
【0022】また、ヨーク外周11を加熱する際の加熱
手段として、ニクロム線などの電熱線をスロット内21
におけるヨーク外周11の近傍に設置し加熱する。さら
に望ましくは、ヨーク外周部以外の部位の加熱をさける
ために、電熱線の周りを断熱材で囲むことも良い。他の
加熱手段として、レーザによる加熱方法や外部誘導磁場
による加熱方法も良く、特に、誘導磁場による加熱方法
は、誘導磁場の周波数を変化させることで表皮効果によ
る加熱部の深さをコントロールできるので望ましい。さ
らに、ヨーク部外周11を加熱する際に、他の部位の温
度上昇を防ぐために、スロット打抜き面49やヨーク部
内周9を強制対流による空冷を施すなど、冷却すること
も良い。さらに、外転形電動機用固定子の積層方向の熱
移動を防ぎ、積層方向に均一の温度分布を与えるため
に、図4における外転形電動機用固定子の上面25およ
び下面26を断熱材で覆い、断熱することも良い。
【0023】
【実施例】[実施例1]以下に本発明の実施例について
説明する。図12は、本発明の一実施例を示す俯瞰図で
ある。図13は、図12に示される内転形電動機用固定
子において、積層されている固定子1枚を取り出した図
である。
【0024】図12および図13で示される内転形電動
機用固定子の形状特徴は、以下の(1)〜(4)に示す
通りである。 (1)ティース先端の半径Rt1=150mm、ヨーク部
内周の半径Ri1=250mm、ヨーク部外周の半径Ro
1=310mm (2)ティース長さlt1=100mm、ティース幅dt
1=30mm (3)ティース本数Nt1=24本 (4)積層される前の1枚の板厚t1=0.3mm、積層
枚数Nl1=150枚、積層高さh1=45mm
【0025】図13において、ヨーク部27のi−j間
の打抜き後における残留応力分布57を図14に示す。
ヨーク部内周28およびヨーク部外周部29において、
約1mmの範囲で絶対値で最大400MPa程度の圧縮応力
が残留していた。なお、残留応力測定にはX線応力測定
法を用い、詳細な測定方法については、「X線応力測定
法」(1981、日本材料学会、1−244項、ISB
N:4−8425−0105−7)などに記載されてい
る。
【0026】図12の内転形電動機用固定子のヨーク部
内周28を加熱する際に使用する加熱装置の水平面断面
図の一部を図15に示す。加熱手段として、図16に示
すような電熱線30(ニクロム)と外直径dw1=20
mm、高さh1=50mmの半円筒上でヨーク部内周28以
外の部位の加熱を防ぐための断熱壁31からなる電熱線
加熱装置32を用いた。また、電熱線加熱装置32は、
図15に示すように、スロット内33のヨーク部内周2
8各箇所近傍(計24箇所)に設置した。さらに、図1
6に示すように、輻射による加熱効果を高めるために反
射材34を断熱壁電熱線側表面に貼付し、断熱壁上部に
断熱材の蓋35を設置した。また、図16に示すよう
に、電熱線30の両端は、土台36を通り土台36の下
で直流電源51に接続した。
【0027】土台36の所定位置に内転形電動機固定子
を乗せ、電熱線30に5Vの直流電圧を30秒間かけ、
ヨーク部内周28を加熱し、ヨーク部内周28と外周2
9の温度差が110℃になった。加熱後、固定子を取り
外し10分間放冷すると、固定子全体の温度はほぼ均一
になった。このとき、図13のヨーク部27のi−j間
における周方向残留応力分布を図17の実線58に示
す。ヨーク部内周28において約30MPaの引張応力が
生じ、ヨーク部内周28から径方向に約40mmの範囲に
おいて引張応力が付加されている。また、図18に示さ
れるように、図13のティース部37のk−l間におけ
る応力分布59は、スロット33の打抜き端面50より
約1mmの範囲において絶対値で最大約400MPaの径方
向の圧縮応力が、同範囲以外において約20MPaの径方
向の引張応力が生じた。
【0028】従来技術では、加熱に2〜3時間、冷却に
10時間以上で除冷するので、トータル12〜13時間
かかるのに対し、上記実施例では、加熱装置への固定子
の設置から冷却終了までに至る時間は、1時間以下であ
った。さらに、磁束密度1.5Tにおいて、熱処理を施
さない内転形電動機用固定子の鉄損2.1W/kgに比べ、
従来技術焼鈍を施した内転形電動機用固定子の鉄損1.
5W/kgに比べ、本発明の内転形電動機用固定子の鉄損
は、1.2W/kgと、鉄損低減を達成した。
【0029】[実施例2]図19は、本発明の一実施例
を示す俯瞰図である。図20は、図19に示される外転
形電動機用固定子において、積層されている固定子1枚
を取り出した図である。図19および図20で示される
外転形電動機用固定子の形状特徴は、以下の(1)〜
(4)に示す通りである。 (1)ティース先端の半径Rt2=310mm、ヨーク部
内周の半径Ri2=160mm、ヨーク部外周の半径Ro
2=210mm (2)ティース長さlt2=100mm、ティース幅dt
2=30mm (3)ティース本数Nt2=24本 (4)積層される前の1枚の板厚t2=0.3mm、積層
枚数Nl2=150枚、積層高さh2=45mm
【0030】図20において、ヨーク部38のm−n間
の打抜き後における残留応力分布60を図21に示す。
ヨーク部外周39およびヨーク部内周40において、約
1mmの範囲で絶対値で最大約400MPaの圧縮応力が残
留していた。なお、残留応力測定にはX線応力測定法を
用い、詳細な測定方法については、「X線応力測定法」
(1981、日本材料学会、1−244項、ISBN:
4−8425−0105−7)などに記載されている。
【0031】図20の外転形電動機用固定子のヨーク部
外周39を加熱する際に使用する加熱装置の水平面断面
図の一部を図22に示す。加熱手法として、図23に示
すような電熱線41(ニクロム)と外直径dw2=20
mm、高さh2=50mmの半円筒状でヨーク部外周39以
外の部位の加熱を防ぐための断熱壁42からなる電熱線
加熱装置43を用いた。また、電熱線加熱装置43は、
図22に示すように、スロット内44のヨーク部外周3
9各箇所近傍(計24箇所)に設置した。さらに、図2
3に示すように、輻射による加熱効果を高めるために反
射板45を断熱壁電熱線側表面に貼付し、断熱壁上部に
断熱材の蓋46を設置した。また、図23に示すよう
に、電熱線41の両端は、土台47を通り土台47の下
で直流電源52に接続した。
【0032】土台47の所定位置に外転形電動機固定子
を乗せ、電熱線41に5Vの直流電圧を30秒間かけ、
ヨーク部外周39を加熱し、ヨーク部外周39と内周4
0の温度差が110℃になった。加熱後、固定子を取り
外し10分間放冷すると、固定子全体の温度はほぼ均一
になった。このとき、図20のヨーク部38のm−n間
における周方向残留応力分布を図24の実線61に示
す。ヨーク部外周39において約30MPaの引張応力が
生じ、ヨーク部外周39から径方向に約40mmの範囲に
おいて引張応力が付加された。また、図25に示される
ように、図20のティース部47のo−p間における応
力分布62は、スロット44の打抜き端面49から約1
mmの範囲において絶対値で最大約400MPaの径方向の
圧縮応力が、同範囲以外において約20MPaの径方向の
引張応力が生じた。
【0033】従来技術では、加熱に2〜3時間、冷却に
10時間以上で除冷するので、トータル12〜13時間
かかるのに対し、上記実施例では、加熱装置への固定子
の設置から冷却終了までに至る時間は、1時間以下であ
った。さらに、磁束密度1.5Tにおいて、熱処理を施
さない外転形電動機用固定子の鉄損2.1W/kgに比べ、
従来技術焼鈍を施した外転形電動機用固定子の鉄損1.
5W/kgに比べ、本発明の外転形電動機用固定子の鉄損
は、1.2W/kgと、鉄損低減を達成した。
【0034】
【発明の効果】本発明により、熱処理による時間は従来
技術の約1/10でありながら、電動機用固定子の鉄損
低減量を従来固定子に比べ20%向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】鉄損の残留応力依存性。
【図2】本発明の形態を示す内転形電動機用固定子。
【図3】図2に示す内転形電動機用固定子の積層される
1枚の形状。
【図4】本発明の形態を示す外転形電動機用固定子。
【図5】図4に示す外転形電動機用固定子の積層される
1枚の形状。
【図6】図2または図3に示す内転形電動機用固定子に
おいて、内部を流れる磁束の概要図。
【図7】図3または図4に示す外転形電動機用固定子に
おいて、内部を流れる磁束の概要図。
【図8】内転形電動機用固定子のティース部の径方向応
力分布。
【図9】内転形電動機用固定子のヨーク部の周方向応力
分布。
【図10】外転形電動機用固定子のティース部の径方向
応力分布。
【図11】外転形電動機用固定子のヨーク部の周方向応
力分布。
【図12】本発明の内転形電動機用固定子の実施例。
【図13】本発明の内転形電動機用固定子の実施例。
【図14】本発明の内転形電動機用固定子において、熱
処理前のヨーク部周方向応力分布。
【図15】本発明における内転形電動機用固定子熱処理
装置の実施例の一部平面概要図。
【図16】図15における熱処理装置の加熱機の垂直面
概要図。
【図17】本発明の内転形電動機用固定子において、熱
処理後のヨーク部周方向応力分布。
【図18】本発明の内転形電動機用固定子において、熱
処理後のティース部径方向応力分布。
【図19】本発明の外転形電動機用固定子の実施例。
【図20】本発明の外転形電動機用固定子の実施例。
【図21】本発明の外転形電動機用固定子において、熱
処理前のヨーク部周方向応力分布。
【図22】本発明における外転形電動機用固定子熱処理
装置の実施例の一部平面概要図。
【図23】図21における熱処理装置の加熱機の垂直面
概要図。
【図24】本発明の外転形電動機用固定子において、熱
処理後のヨーク部周方向応力分布。
【図25】本発明の外転形電動機用固定子において、熱
処理後のティース部径方向応力分布。
【符号の説明】
1 磁束密度0.7Tにおける鉄損の残留応力依存性 2 磁束密度1.0Tにおける鉄損の残留応力依存性 3 磁束密度1.3Tにおける鉄損の残留応力依存性 4 磁束密度1.5Tにおける鉄損の残留応力依存性 5 内転形電動機用固定子のヨーク部 6 内転形電動機用固定子のヨーク部内周 7 内転形電動機用固定子のティース部 8 内転形電動機用固定子のヨーク部外周端面 9 外転形電動機用固定子のヨーク部内周端面 10 外転形電動機用固定子のヨーク部 11 外転形電動機用固定子のヨーク部外周 12 外転形電動機用固定子のティース部 13 内転形電動機用固定子のティース部の磁束 14 内転形電動機用固定子のヨーク部の磁束 15 内転形電動機用固定子のヨーク部内周より径方向
外側にティース幅の0.5〜2倍の範囲 16 外転形電動機用固定子のティース部の磁束 17 外転形電動機用固定子のヨーク部の磁束 18 外転形電動機用固定子のヨーク部外周より径方向
内側にティース幅の0.5〜2倍の範囲 19 内転形電動機用固定子のスロット部 20 内転形電動機用固定子のスロット部打抜き面 21 外転形電動機用固定子のスロット部 22 外転形電動機用固定子のスロット部打抜き面 23 内転形電動機用固定子の上面 24 内転形電動機用固定子の下面 25 外転形電動機用固定子の上面 26 外転形電動機用固定子の下面 27 本発明例に係る内転形電動機用固定子のヨーク部 28 本発明例に係る内転形電動機用固定子のヨーク部
内周 29 本発明例に係る内転形電動機用固定子のヨーク部
外周 30 本発明例に係る内転形電動機用固定子熱処理装置
の電熱線 31 本発明例に係る内転形電動機用固定子熱処理装置
の断熱壁 32 本発明例に係る内転形電動機用固定子熱処理装置
の加熱装置 33 本発明例に係る内転形電動機用固定子のスロット
部 34 本発明例に係る内転形電動機用固定子熱処理装置
の反射板 35 本発明例に係る内転形電動機用固定子熱処理装置
の断熱壁上部蓋 36 本発明例に係る内転形電動機用固定子熱処理装置
の土台 37 本発明例に係る内転形電動機用固定子のティース
部 38 本発明例に係る外転形電動機用固定子のヨーク部 39 本発明例に係る外転形電動機用固定子のヨーク部
外周 40 本発明例に係る外転形電動機用固定子のヨーク部
内周 41 本発明例に係る外転形電動機用固定子熱処理装置
の電熱線 42 本発明例に係る外転形電動機用固定子熱処理装置
の断熱壁 43 本発明例に係る外転形電動機用固定子熱処理装置
の加熱装置 44 本発明例に係る外転形電動機用固定子のスロット
部 45 本発明例に係る外転形電動機用固定子熱処理装置
の反射板 46 本発明例に係る外転形電動機用固定子熱処理装置
の断熱壁上部蓋 47 本発明例に係る外転形電動機用固定子熱処理装置
の土台 48 本発明例に係る外転形電動機用固定子のティース
部 49 本発明例に係る外転形電動機用固定子のスロット
打抜き端面 50 本発明例に係る内転形電動機用固定子のスロット
打抜き端面 51 本発明例に係る内転形電動機用固定子熱処理装置
の直流電源 52 本発明例に係る外転形電動機用固定子熱処理装置
の直流電源 53 内転形電動機用固定子のティース部の径方向応力
分布 54 内転形電動機用固定子のヨーク部の周方向応力分
布 55 外転形電動機用固定子のティース部の径方向応力
分布 56 外転形電動機用固定子のヨーク部の周方向応力分
布 57 内転形電動機用固定子における熱処理前のヨーク
部周方向応力分布 58 内転形電動機用固定子における熱処理後のヨーク
部周方向応力分布 59 内転形電動機用固定子における熱処理後のティー
ス部径方向応力分布 60 外転形電動機用固定子における熱処理前のヨーク
部周方向応力分布 61 外転形電動機用固定子における熱処理後のヨーク
部周方向応力分布 62 外転形電動機用固定子における熱処理後のティー
ス部径方向応力分布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 栄一 兵庫県姫路市広畑区富士町1番地 新日本 製鐵株式会社広畑製鐵所内 (72)発明者 籔本 政男 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 阿部 憲人 兵庫県姫路市広畑区富士町1番地 新日本 製鐵株式会社広畑製鐵所内 Fターム(参考) 5H002 AA03 AA08 AB06 AC02 AE08 5H615 AA01 PP01 PP07 SS03 SS05 SS16 SS25 TT04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板を所定の形状に打抜き、複数枚積層
    し、一体化した内転形電動機用固定子において、ヨーク
    部の内周端面からティース幅の0.5〜2倍の範囲に周
    方向の引張応力が残留し、ティース部のスロット打抜き
    端面から上記鋼板の板厚の1〜4倍を除く範囲に径方向
    の引張応力が残留していることを特徴とする内転形電動
    機用固定子。
  2. 【請求項2】 鋼板を所定の形状に打抜き、複数枚積層
    し、一体化した外転形電動機用固定子において、ヨーク
    部の外周端面からティース幅の0.5〜2倍の範囲に周
    方向の引張応力が残留し、ティース部のスロット打抜き
    端面から上記鋼板の板厚の1〜4倍を除く範囲に径方向
    の引張応力が残留していることを特徴とする外転形電動
    機用固定子。
  3. 【請求項3】 鋼板を所定の形状に打抜き、複数枚積層
    し、一体化した内転形電動機用固定子を、ヨーク部の内
    周部と外周部との温度差が10〜300℃となるように
    ヨーク部の内周部を加熱し、その後冷却することを特徴
    とする内転形電動機用固定子の製造方法。
  4. 【請求項4】 鋼板を所定の形状に打抜き、複数枚積層
    し、一体化した外転形電動機用固定子を、ヨーク部の外
    周部と内周部との温度差が10〜300℃となるように
    ヨーク部の外周部を加熱し、その後冷却することを特徴
    とする外転形電動機用固定子の製造方法。
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