JP2003319446A - セル構成方式 - Google Patents
セル構成方式Info
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- JP2003319446A JP2003319446A JP2002121769A JP2002121769A JP2003319446A JP 2003319446 A JP2003319446 A JP 2003319446A JP 2002121769 A JP2002121769 A JP 2002121769A JP 2002121769 A JP2002121769 A JP 2002121769A JP 2003319446 A JP2003319446 A JP 2003319446A
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- Japan
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- cell
- base station
- sector
- sectors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加入者局数が各セル毎に異なっていたとして
も、また、同一セル内で加入者局数がアンバランスなセ
クタがあったとしても、平等な通信速度を容易に提供で
きるセル構成方式を得る。 【解決手段】 セル構成方式は、少なくとも1つのセル
を複数のセクタで分割して、指向性方向を上記セクタ内
部へ向けた指向性アンテナを有する基地局を上記セクタ
毎に該セルの端に設置し、少なくとも他の1つのセルは
無指向性アンテナを有する基地局を該セルの中心に設置
するようにした。
も、また、同一セル内で加入者局数がアンバランスなセ
クタがあったとしても、平等な通信速度を容易に提供で
きるセル構成方式を得る。 【解決手段】 セル構成方式は、少なくとも1つのセル
を複数のセクタで分割して、指向性方向を上記セクタ内
部へ向けた指向性アンテナを有する基地局を上記セクタ
毎に該セルの端に設置し、少なくとも他の1つのセルは
無指向性アンテナを有する基地局を該セルの中心に設置
するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、指向性アンテナ
を有する加入者局と通信する通信システムのサービスエ
リアに複数のセルを配置するセル構成方式に関する。
を有する加入者局と通信する通信システムのサービスエ
リアに複数のセルを配置するセル構成方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の1セル1基地局のセル構
成方式を示した図である。サービスエリア内の全セル2
は同じセル構成方式であり、1はセル2の中心に設置さ
れ、指向性を持たない無指向性アンテナを有する無指向
性基地局であり、同じセル2内の加入者局と通信を行
う。
成方式を示した図である。サービスエリア内の全セル2
は同じセル構成方式であり、1はセル2の中心に設置さ
れ、指向性を持たない無指向性アンテナを有する無指向
性基地局であり、同じセル2内の加入者局と通信を行
う。
【0003】また、異なるセル2の無指向性基地局1及
び加入者局からの干渉を避けるために、同一周波数帯域
を使用するセル2相互間の距離をできるだけ離した配置
構成にしている。図6では、隣接するセル2間には同一
周波数帯域を割り当てないように、f1からf7で示し
た7つの周波数帯域を繰り返し使用するようにセル2を
配置している。
び加入者局からの干渉を避けるために、同一周波数帯域
を使用するセル2相互間の距離をできるだけ離した配置
構成にしている。図6では、隣接するセル2間には同一
周波数帯域を割り当てないように、f1からf7で示し
た7つの周波数帯域を繰り返し使用するようにセル2を
配置している。
【0004】次に、従来のセル構成方式を加入者局数の
異なるエリアに適用した場合の、必要帯域について説明
する。
異なるエリアに適用した場合の、必要帯域について説明
する。
【0005】図7は、従来のセル構成方式でサービスエ
リアをカバーしたときの、1つの基地局の必要帯域を示
す図である。図7(a)において、Aは加入者局数が所
定よりも少ないエリア、Bは加入者局数が所定よりも多
いエリア、Cは加入者局数が所定よりもかなり多いエリ
アを示している。図7(b)において、横軸は図7
(a)で示した各エリア、縦軸は各エリアの加入者局数
に対する1つの基地局の必要帯域、点線は1つの基地局
に割り当てられた帯域を示しており、所定の加入者局数
に対して所定の通信速度を満たすことができる帯域であ
る。
リアをカバーしたときの、1つの基地局の必要帯域を示
す図である。図7(a)において、Aは加入者局数が所
定よりも少ないエリア、Bは加入者局数が所定よりも多
いエリア、Cは加入者局数が所定よりもかなり多いエリ
アを示している。図7(b)において、横軸は図7
(a)で示した各エリア、縦軸は各エリアの加入者局数
に対する1つの基地局の必要帯域、点線は1つの基地局
に割り当てられた帯域を示しており、所定の加入者局数
に対して所定の通信速度を満たすことができる帯域であ
る。
【0006】Aは加入者局数が所定よりも少ない地域で
あるため、加入者局数に対する1つの基地局の必要帯域
は、1つの基地局に割り当てられた帯域内に収まり、所
定の通信速度を満たすことができる。Bは加入者局数が
所定よりも多い地域であるため、加入者局数に対する1
つの基地局の必要帯域は、1つの基地局に割り当てられ
た帯域を超えており、所定の通信速度を満たすことがで
きない。つまり、通信速度は遅くなる。Cは加入者局数
が所定よりもかなり多い地域であるため、加入者局数に
対する1つの基地局の必要帯域は、1つの基地局に割り
当てられた帯域を、Bの地域よりもさらに超えている。
よって、通信速度はBの地域よりもさらに遅くなり、ひ
どい場合には通信できなくなる。各基地局には予め所定
の帯域が割り当てられており、B及びCのように、その
エリア内の加入者局数が増えると、所定の通信速度を満
たすことができなくなる。
あるため、加入者局数に対する1つの基地局の必要帯域
は、1つの基地局に割り当てられた帯域内に収まり、所
定の通信速度を満たすことができる。Bは加入者局数が
所定よりも多い地域であるため、加入者局数に対する1
つの基地局の必要帯域は、1つの基地局に割り当てられ
た帯域を超えており、所定の通信速度を満たすことがで
きない。つまり、通信速度は遅くなる。Cは加入者局数
が所定よりもかなり多い地域であるため、加入者局数に
対する1つの基地局の必要帯域は、1つの基地局に割り
当てられた帯域を、Bの地域よりもさらに超えている。
よって、通信速度はBの地域よりもさらに遅くなり、ひ
どい場合には通信できなくなる。各基地局には予め所定
の帯域が割り当てられており、B及びCのように、その
エリア内の加入者局数が増えると、所定の通信速度を満
たすことができなくなる。
【0007】次に、上記1セル1基地局のセル構成方式
の問題点を解決する従来の他の技術について説明する。
図8は、特開平4−297138号公報に示された1セ
ル複数基地局アンテナのセル構成方式を示す図であり、
セル境界に指向性を有する3つの基地局アンテナを設置
している。図において、3は指向性を有する基地局アン
テナであり、各基地局アンテナ3はセル境界に設置さ
れ、指向性をセル中心へ向けている。4は3つの基地局
アンテナ3でカバーされるセルであり、これら3つの基
地局アンテナ3は同一周波数帯域を使用している。
の問題点を解決する従来の他の技術について説明する。
図8は、特開平4−297138号公報に示された1セ
ル複数基地局アンテナのセル構成方式を示す図であり、
セル境界に指向性を有する3つの基地局アンテナを設置
している。図において、3は指向性を有する基地局アン
テナであり、各基地局アンテナ3はセル境界に設置さ
れ、指向性をセル中心へ向けている。4は3つの基地局
アンテナ3でカバーされるセルであり、これら3つの基
地局アンテナ3は同一周波数帯域を使用している。
【0008】図9は、セル4における基地局アンテナ等
の構成を示す図であり、5は基地局設備、6は光ケーブ
ル、7はアンテナ端設備、8は加入者局である。
の構成を示す図であり、5は基地局設備、6は光ケーブ
ル、7はアンテナ端設備、8は加入者局である。
【0009】基地局アンテナ3は、光ケーブル6によっ
て、基地局設備5と結ばれている。基地局から送信され
る信号は、基地局設備5によって光に変換され、光ケー
ブル6を伝わり、アンテナ端設備7によって電気に変換
された後、増幅されて基地局アンテナ3から放射され
る。基地局設備5は、加入者局8から送信された信号の
受信レベルがもっとも高い基地局アンテナ3を選択して
通信させ、他の基地局アンテナ3からは当該加入者局8
へ電波を送信させないように制御する。
て、基地局設備5と結ばれている。基地局から送信され
る信号は、基地局設備5によって光に変換され、光ケー
ブル6を伝わり、アンテナ端設備7によって電気に変換
された後、増幅されて基地局アンテナ3から放射され
る。基地局設備5は、加入者局8から送信された信号の
受信レベルがもっとも高い基地局アンテナ3を選択して
通信させ、他の基地局アンテナ3からは当該加入者局8
へ電波を送信させないように制御する。
【0010】このようなセル構成方式を採用すること
で、セル4境界に設置された基地局アンテナ3の指向性
をセル4中心へ向けて電波を自セル4内に閉じ込めて、
セル4外に出る干渉波を抑えている。その結果、周波数
帯域の繰り返し距離を短くできるので、小セル化が可能
になり、1セルがカバーする加入者局数を低減できるの
で、所定の通信速度を満たしながら、加入者局数の増加
に対応している。
で、セル4境界に設置された基地局アンテナ3の指向性
をセル4中心へ向けて電波を自セル4内に閉じ込めて、
セル4外に出る干渉波を抑えている。その結果、周波数
帯域の繰り返し距離を短くできるので、小セル化が可能
になり、1セルがカバーする加入者局数を低減できるの
で、所定の通信速度を満たしながら、加入者局数の増加
に対応している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
1セル複数基地局アンテナのセル構成方式によって、従
来の1セル1基地局のセル構成方式での問題点は改善さ
れているが、基地局アンテナ3をセル4内に分散配置し
ているので、基地局設備5との間で通信するための光ケ
ーブル6、アンテナ端設備7が必要になり、設備が高価
なものになってしまう。そこで、1セル1基地局のセル
構成方式と1セル複数基地局アンテナのセル構成方式を
組み合わせ、加入者局数の多い地域のみ1セル複数基地
局アンテナのセル構成方式を配置することが考えられ
る。
1セル複数基地局アンテナのセル構成方式によって、従
来の1セル1基地局のセル構成方式での問題点は改善さ
れているが、基地局アンテナ3をセル4内に分散配置し
ているので、基地局設備5との間で通信するための光ケ
ーブル6、アンテナ端設備7が必要になり、設備が高価
なものになってしまう。そこで、1セル1基地局のセル
構成方式と1セル複数基地局アンテナのセル構成方式を
組み合わせ、加入者局数の多い地域のみ1セル複数基地
局アンテナのセル構成方式を配置することが考えられ
る。
【0012】しかし、1セル複数基地局アンテナのセル
構成方式は、1セル1基地局のセル構成方式よりも周波
数帯域の繰り返し距離を減少させているので、加入者局
数の多い地域のセルのセル構成方式だけを切り替えよう
としても、そのたびに周波数繰り返しの回線設計を行わ
なければならないという問題点があった。
構成方式は、1セル1基地局のセル構成方式よりも周波
数帯域の繰り返し距離を減少させているので、加入者局
数の多い地域のセルのセル構成方式だけを切り替えよう
としても、そのたびに周波数繰り返しの回線設計を行わ
なければならないという問題点があった。
【0013】また、従来の1セル複数基地局アンテナの
セル構成方式では、各セルに割り当てられた周波数帯域
が固定されているので、1つの基地局設備6がカバーす
る加入者局数が地域によって異なる場合、1加入者局に
対してサービス可能な通信速度が異なってしまい、地域
によって不平等が生じるという問題点があった。
セル構成方式では、各セルに割り当てられた周波数帯域
が固定されているので、1つの基地局設備6がカバーす
る加入者局数が地域によって異なる場合、1加入者局に
対してサービス可能な通信速度が異なってしまい、地域
によって不平等が生じるという問題点があった。
【0014】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、加入者局数が各セル毎に異なっ
ていても、平等な通信速度を容易に提供できるセル構成
方式を得ることを目的とするものである。
ためになされたもので、加入者局数が各セル毎に異なっ
ていても、平等な通信速度を容易に提供できるセル構成
方式を得ることを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るセル構成方式は、サービスエリアに複数のセルを配置
するセル構成方式において、少なくとも1つのセルを複
数のセクタに分割し、指向性方向を上記セクタ内部へ向
けた指向性アンテナを有する基地局を上記セクタ毎に該
セルの端に設置したものである。
るセル構成方式は、サービスエリアに複数のセルを配置
するセル構成方式において、少なくとも1つのセルを複
数のセクタに分割し、指向性方向を上記セクタ内部へ向
けた指向性アンテナを有する基地局を上記セクタ毎に該
セルの端に設置したものである。
【0016】また、この発明の請求項2に係るセル構成
方式は、請求項1におけるセル構成方式であって、同一
セル内のセクタをほぼ均一のエリアに分割したものであ
る。
方式は、請求項1におけるセル構成方式であって、同一
セル内のセクタをほぼ均一のエリアに分割したものであ
る。
【0017】さらに、また、この発明の請求項3に係る
セル構成方式は、請求項1におけるセル構成方式であっ
て、同一セル内のセクタを異なる大きさのエリアに分割
したものである。
セル構成方式は、請求項1におけるセル構成方式であっ
て、同一セル内のセクタを異なる大きさのエリアに分割
したものである。
【0018】また、この発明の請求項4に係るセル構成
方式は、請求項1におけるセル構成方式であって、同一
セル内で隣り合う2つのセクタにつき1つの基地局を上
記セルの端に設置したものである。
方式は、請求項1におけるセル構成方式であって、同一
セル内で隣り合う2つのセクタにつき1つの基地局を上
記セルの端に設置したものである。
【0019】この発明の請求項5に係るセル構成方式
は、サービスエリアに複数のセルを配置するセル構成方
式において、少なくとも1つのセルを複数のセクタで分
割して、指向性方向を上記セクタ内部へ向けた指向性ア
ンテナを有する基地局を上記セクタ毎に該セルの端に設
置し、少なくとも他の1つのセルは無指向性アンテナを
有する基地局を該セルの中心に設置したものである。
は、サービスエリアに複数のセルを配置するセル構成方
式において、少なくとも1つのセルを複数のセクタで分
割して、指向性方向を上記セクタ内部へ向けた指向性ア
ンテナを有する基地局を上記セクタ毎に該セルの端に設
置し、少なくとも他の1つのセルは無指向性アンテナを
有する基地局を該セルの中心に設置したものである。
【0020】また、この発明の請求項6に係るセル構成
方式は、サービスエリアに複数のセルを配置するセル構
成方式において、少なくとも1つのセルをほぼ均一エリ
アの複数のセクタに分割して、指向性方向を該セクタ内
部へ向けた指向性アンテナを有する基地局を該セクタ毎
に該セルの端に設置し、少なくとも他の1つのセルは異
なる大きさの複数のセクタに分割して、指向性方向を該
セクタ内部へ向けた指向性アンテナを有する基地局を該
セクタ毎に該セルの端に設置したものである。
方式は、サービスエリアに複数のセルを配置するセル構
成方式において、少なくとも1つのセルをほぼ均一エリ
アの複数のセクタに分割して、指向性方向を該セクタ内
部へ向けた指向性アンテナを有する基地局を該セクタ毎
に該セルの端に設置し、少なくとも他の1つのセルは異
なる大きさの複数のセクタに分割して、指向性方向を該
セクタ内部へ向けた指向性アンテナを有する基地局を該
セクタ毎に該セルの端に設置したものである。
【0021】この発明の請求項7に係るセル構成方式
は、サービスエリアに複数のセルを配置するセル構成方
式において、セル内をほぼ均一エリアの複数のセクタに
分割して、指向性方向を該セクタ内部へ向けた指向性ア
ンテナを有する基地局を該セクタ毎に該セルの端に設置
した第1のセルと、無指向性アンテナを有する基地局を
中心に設置した第2のセルとの間に、セル内を異なる大
きさの複数のセクタに分割して、指向性方向を該セクタ
内部へ向けた指向性アンテナを有する基地局を該セクタ
毎に該セルの端に設置した第3のセルを配置させたもの
である。
は、サービスエリアに複数のセルを配置するセル構成方
式において、セル内をほぼ均一エリアの複数のセクタに
分割して、指向性方向を該セクタ内部へ向けた指向性ア
ンテナを有する基地局を該セクタ毎に該セルの端に設置
した第1のセルと、無指向性アンテナを有する基地局を
中心に設置した第2のセルとの間に、セル内を異なる大
きさの複数のセクタに分割して、指向性方向を該セクタ
内部へ向けた指向性アンテナを有する基地局を該セクタ
毎に該セルの端に設置した第3のセルを配置させたもの
である。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、実施の形
態1におけるセル構成方式を示す図である。全セル11
は同じセル構成方式であり、図において、12はセル1
1の各頂点と中心を結ぶ直線を境界としてセル11を6
つに分割した6分割セクタ、13はセル11の端に設置
し、指向性アンテナを有する指向性基地局である。指向
性基地局13は、その指向性方向を6分割セクタ12内
部へ向けており、指向性アンテナの指向性方向を指向性
基地局13へ向けた加入者局と通信を行う。また、6分
割セクタ12と同じセル11内のすべての指向性基地局
13は、同一の周波数帯域を用いている。
態1におけるセル構成方式を示す図である。全セル11
は同じセル構成方式であり、図において、12はセル1
1の各頂点と中心を結ぶ直線を境界としてセル11を6
つに分割した6分割セクタ、13はセル11の端に設置
し、指向性アンテナを有する指向性基地局である。指向
性基地局13は、その指向性方向を6分割セクタ12内
部へ向けており、指向性アンテナの指向性方向を指向性
基地局13へ向けた加入者局と通信を行う。また、6分
割セクタ12と同じセル11内のすべての指向性基地局
13は、同一の周波数帯域を用いている。
【0023】隣接するセル11で同一周波数帯域を使用
した場合、図2(a)に示すような位置関係の対向加入
者局で干渉が生じるため、隣接するセル11では、同一
周波数を使用しないようにする必要がある。つまり、f
1〜f7は異なる周波数帯域を示し、7つの周波数帯域
を繰り返し使用するように各セル11を配置している。
した場合、図2(a)に示すような位置関係の対向加入
者局で干渉が生じるため、隣接するセル11では、同一
周波数を使用しないようにする必要がある。つまり、f
1〜f7は異なる周波数帯域を示し、7つの周波数帯域
を繰り返し使用するように各セル11を配置している。
【0024】また、図2(b)に示すように同一セル内
で対向する位置関係に配置された指向性基地局13間
で、同一周波数の干渉を生じることが懸念されるが、指
向性基地局13の間の干渉量は基地局アンテナのアンテ
ナ利得が低いため問題にならない程度である。
で対向する位置関係に配置された指向性基地局13間
で、同一周波数の干渉を生じることが懸念されるが、指
向性基地局13の間の干渉量は基地局アンテナのアンテ
ナ利得が低いため問題にならない程度である。
【0025】さらに、図2(c)に示すようにセクタ境
界の加入者局と対向する2つの指向性基地局13との干
渉は、加入者局のアンテナが指向性を有しているため、
指向性方向が向いていない指向性基地局13からの干渉
はほとんど受けない。
界の加入者局と対向する2つの指向性基地局13との干
渉は、加入者局のアンテナが指向性を有しているため、
指向性方向が向いていない指向性基地局13からの干渉
はほとんど受けない。
【0026】このようなセル構成方式を用いることで、
同一セルのサービスエリアを6つの基地局で分担するこ
とができるため、加入者局数の増加に対応することがで
きる。また、周波数繰り返しには変更がないため、回線
設計を行うこともなく、加入者局数の増加に対応するこ
とができる。
同一セルのサービスエリアを6つの基地局で分担するこ
とができるため、加入者局数の増加に対応することがで
きる。また、周波数繰り返しには変更がないため、回線
設計を行うこともなく、加入者局数の増加に対応するこ
とができる。
【0027】次に、上記実施の形態1を加入者局数の異
なるエリアに適用した場合の、必要帯域について説明す
る。
なるエリアに適用した場合の、必要帯域について説明す
る。
【0028】図3は、上記実施の形態1のセル構成方式
でサービスエリアをカバーしたときの、1つの基地局の
必要帯域を示す図である。図3(a)において、図7
(a)と同様、Aは加入者局数が所定よりも少ないエリ
ア、Bは加入者局数が所定よりも多いエリア、Cは加入
者局数が所定よりもかなり多いエリアを示しているが、
各地域のセル構成方式が図7(a)と異なっている。図
3(b)において、横軸、縦軸、及び点線は図7(b)
で説明した通りである。
でサービスエリアをカバーしたときの、1つの基地局の
必要帯域を示す図である。図3(a)において、図7
(a)と同様、Aは加入者局数が所定よりも少ないエリ
ア、Bは加入者局数が所定よりも多いエリア、Cは加入
者局数が所定よりもかなり多いエリアを示しているが、
各地域のセル構成方式が図7(a)と異なっている。図
3(b)において、横軸、縦軸、及び点線は図7(b)
で説明した通りである。
【0029】Aは加入者局数が所定よりも少ない地域で
あり、図7(b)と同様、加入者局数に対する1つの基
地局の必要帯域が、1つの基地局に割り当てられた帯域
内に収まり、所定の通信速度を満たすことができる。ま
た、図7(a)と同地域を6つの指向性基地局13でカ
バーしているため、1つの指向性基地局13でカバーす
る加入者局数が、6分の1に減る。その結果、1つの基
地局の必要帯域も6分の1に減って、通信速度がさらに
速くなる。Bは加入者局数が所定よりも多い地域であ
り、図7(a)と同地域を6つの指向性基地局13でカ
バーしているため、1つの指向性基地局13でカバーす
る加入者局数が、6分の1に減って所定の加入者局数内
に収まる。その結果、1つの基地局の必要帯域も6分の
1に減って1つの基地局に割り当てられた帯域内に収ま
り、所定の通信速度を満たすことができる。Cは加入者
局数が所定よりもかなり多い地域であり、図7(a)と
同地域を6つの指向性基地局13でカバーしているた
め、1つの指向性基地局13でカバーする加入者局数
が、6分の1に減って所定の加入者局数内に収まる。そ
の結果、1つの基地局の必要帯域も6分の1に減って1
つの基地局に割り当てられた帯域内に収まり、通信速度
はBの地域の加入者局よりも遅くなるが、所定の通信速
度を満たすことができる。
あり、図7(b)と同様、加入者局数に対する1つの基
地局の必要帯域が、1つの基地局に割り当てられた帯域
内に収まり、所定の通信速度を満たすことができる。ま
た、図7(a)と同地域を6つの指向性基地局13でカ
バーしているため、1つの指向性基地局13でカバーす
る加入者局数が、6分の1に減る。その結果、1つの基
地局の必要帯域も6分の1に減って、通信速度がさらに
速くなる。Bは加入者局数が所定よりも多い地域であ
り、図7(a)と同地域を6つの指向性基地局13でカ
バーしているため、1つの指向性基地局13でカバーす
る加入者局数が、6分の1に減って所定の加入者局数内
に収まる。その結果、1つの基地局の必要帯域も6分の
1に減って1つの基地局に割り当てられた帯域内に収ま
り、所定の通信速度を満たすことができる。Cは加入者
局数が所定よりもかなり多い地域であり、図7(a)と
同地域を6つの指向性基地局13でカバーしているた
め、1つの指向性基地局13でカバーする加入者局数
が、6分の1に減って所定の加入者局数内に収まる。そ
の結果、1つの基地局の必要帯域も6分の1に減って1
つの基地局に割り当てられた帯域内に収まり、通信速度
はBの地域の加入者局よりも遅くなるが、所定の通信速
度を満たすことができる。
【0030】上記実施の形態1では、6分割セクタ12
について説明したが、1つのセル11内で隣り合う2つ
のセクタを1組として、セル11を3つに分割する3分
割セクタ、またはその他の複数分割セクタとしてもよ
い。この場合は、1つの指向性基地局13の必要帯域は
3分の1または複数分の1になる。
について説明したが、1つのセル11内で隣り合う2つ
のセクタを1組として、セル11を3つに分割する3分
割セクタ、またはその他の複数分割セクタとしてもよ
い。この場合は、1つの指向性基地局13の必要帯域は
3分の1または複数分の1になる。
【0031】実施の形態2.図4は、実施の形態2にお
けるセル構成方式を示す図である。各セルは異なるセル
構成方式であり、ここでは、セル21、セル22、セル
23、セル24の4タイプのセルを配置している。図に
おいて、25はセル21の中心に設置され、指向性を持
たない無指向性アンテナを有する無指向性基地局であ
り、同じセル21内の加入者局と通信を行う。26はセ
ル22の各頂点と中心を結ぶ直線を境界としてセル22
を6つに分割した6分割セクタ、27はセル23を3つ
に分割した3分割セクタ、28はセル22の端に設置
し、指向性アンテナを有する指向性基地局である。指向
性基地局28は、その指向性方向を6分割セクタ26内
部へ向けており、指向性アンテナの指向性方向を指向性
基地局28へ向けた加入者局と通信を行う。29はセル
23の端に設置し、指向性アンテナを有する指向性基地
局である。指向性基地局29は、その指向性方向を3分
割セクタ27内部へ向けており、指向性アンテナの指向
性方向を指向性基地局29へ向けた加入者局と通信を行
う。また、6分割セクタ26または3分割セクタ27と
同じセル内のすべての指向性基地局は、それぞれ同一の
周波数帯域を用いている。なお、セル24は6分割セク
タ26及び3分割セクタ27を混在したセルである。加
入者局数の多い地域から順に、セル22、セル24、セ
ル23、セル21を配置している。
けるセル構成方式を示す図である。各セルは異なるセル
構成方式であり、ここでは、セル21、セル22、セル
23、セル24の4タイプのセルを配置している。図に
おいて、25はセル21の中心に設置され、指向性を持
たない無指向性アンテナを有する無指向性基地局であ
り、同じセル21内の加入者局と通信を行う。26はセ
ル22の各頂点と中心を結ぶ直線を境界としてセル22
を6つに分割した6分割セクタ、27はセル23を3つ
に分割した3分割セクタ、28はセル22の端に設置
し、指向性アンテナを有する指向性基地局である。指向
性基地局28は、その指向性方向を6分割セクタ26内
部へ向けており、指向性アンテナの指向性方向を指向性
基地局28へ向けた加入者局と通信を行う。29はセル
23の端に設置し、指向性アンテナを有する指向性基地
局である。指向性基地局29は、その指向性方向を3分
割セクタ27内部へ向けており、指向性アンテナの指向
性方向を指向性基地局29へ向けた加入者局と通信を行
う。また、6分割セクタ26または3分割セクタ27と
同じセル内のすべての指向性基地局は、それぞれ同一の
周波数帯域を用いている。なお、セル24は6分割セク
タ26及び3分割セクタ27を混在したセルである。加
入者局数の多い地域から順に、セル22、セル24、セ
ル23、セル21を配置している。
【0032】実施の形態1と同様、f1〜f7は異なる
周波数帯域を示し、7つの周波数帯域を繰り返し使用す
るように各セルを配置している。
周波数帯域を示し、7つの周波数帯域を繰り返し使用す
るように各セルを配置している。
【0033】このようなセル構成方式を用いることで、
同一セルのサービスエリアに設置する基地局の数を変更
することができるため、1つの基地局がカバーする加入
者局数を平等に割り当てることにより、地域による通信
速度の差を生じさせず、加入者局数の増加に対応するこ
とができる。また、周波数繰り返しには変更がないた
め、回線設計を行う必要もない。
同一セルのサービスエリアに設置する基地局の数を変更
することができるため、1つの基地局がカバーする加入
者局数を平等に割り当てることにより、地域による通信
速度の差を生じさせず、加入者局数の増加に対応するこ
とができる。また、周波数繰り返しには変更がないた
め、回線設計を行う必要もない。
【0034】次に、上記実施の形態2を加入者数の異な
るエリアに適用した場合の、必要帯域について説明す
る。
るエリアに適用した場合の、必要帯域について説明す
る。
【0035】図5は、上記実施の形態2のセル構成方式
でサービスエリアをカバーしたときの、1つの基地局の
必要帯域を示す図である。図5(a)において、図7
(a)及び図3(a)と同様、Aは加入者局数が所定よ
りも少ないエリア、Bは加入者局数が所定よりも多いエ
リア、Cは加入者局数が所定よりもかなり多いエリアを
示しているが、各地域のセル構成方式が図7(a)及び
図3(a)と異なっている。図5(b)において、横
軸、縦軸、及び点線は図7(b)で説明した通りであ
る。
でサービスエリアをカバーしたときの、1つの基地局の
必要帯域を示す図である。図5(a)において、図7
(a)及び図3(a)と同様、Aは加入者局数が所定よ
りも少ないエリア、Bは加入者局数が所定よりも多いエ
リア、Cは加入者局数が所定よりもかなり多いエリアを
示しているが、各地域のセル構成方式が図7(a)及び
図3(a)と異なっている。図5(b)において、横
軸、縦軸、及び点線は図7(b)で説明した通りであ
る。
【0036】Aは加入者局数が所定よりも少ない地域で
あり、セル21で構成されている。図7(b)と同様、
加入者局数に対する1つの基地局の必要帯域が、1つの
基地局に割り当てられた帯域内に収まっており、所定の
通信速度を満たしている。Bは加入者局数が所定よりも
多い地域であり、セル23で構成されている。図7
(a)及び図3(a)と同地域を3つの指向性基地局2
9でカバーしているため、1つの指向性基地局29でカ
バーする加入者局数が、3分の1に減って所定の加入者
局数内に収まる。その結果、1つの基地局の必要帯域も
3分の1に減って1つの基地局に割り当てられた帯域内
に収まり、所定の通信速度を満たすことができる。ま
た、図3のBの地域より、設置する基地局の数を半分に
減らすことができる。Cは加入者局数が所定よりもかな
り多い地域であり、セル22で構成されている。図7
(a)及び図3(a)と同地域を6つの指向性基地局2
8でカバーしているため、1つの指向性基地局28でカ
バーする加入者局数が、6分の1に減って所定の加入者
局数内に収まる。その結果、1つの基地局の必要帯域も
6分の1に減って1つの基地局に割り当てられた帯域内
に収まり、所定の通信速度を満たすことができる。
あり、セル21で構成されている。図7(b)と同様、
加入者局数に対する1つの基地局の必要帯域が、1つの
基地局に割り当てられた帯域内に収まっており、所定の
通信速度を満たしている。Bは加入者局数が所定よりも
多い地域であり、セル23で構成されている。図7
(a)及び図3(a)と同地域を3つの指向性基地局2
9でカバーしているため、1つの指向性基地局29でカ
バーする加入者局数が、3分の1に減って所定の加入者
局数内に収まる。その結果、1つの基地局の必要帯域も
3分の1に減って1つの基地局に割り当てられた帯域内
に収まり、所定の通信速度を満たすことができる。ま
た、図3のBの地域より、設置する基地局の数を半分に
減らすことができる。Cは加入者局数が所定よりもかな
り多い地域であり、セル22で構成されている。図7
(a)及び図3(a)と同地域を6つの指向性基地局2
8でカバーしているため、1つの指向性基地局28でカ
バーする加入者局数が、6分の1に減って所定の加入者
局数内に収まる。その結果、1つの基地局の必要帯域も
6分の1に減って1つの基地局に割り当てられた帯域内
に収まり、所定の通信速度を満たすことができる。
【0037】なお、上記実施の形態2では、セル21、
セル22、セル23、及びセル24を、加入者局数に基
づいて組み合わせたセル構成方式について説明したが、
上記セルの全てを使用せずに必要なセルだけを、加入者
局数に基づいて配置したセル構成方式であってもよい。
セル22、セル23、及びセル24を、加入者局数に基
づいて組み合わせたセル構成方式について説明したが、
上記セルの全てを使用せずに必要なセルだけを、加入者
局数に基づいて配置したセル構成方式であってもよい。
【0038】
【発明の効果】この発明の請求項1及び請求項2に係る
セル構成方式は、少なくとも1つのセルを複数のセクタ
に分割し、指向性方向を上記セクタ内部へ向けた指向性
アンテナを有する基地局を上記セクタ毎に該セルの端に
設置したので、所定の通信速度を満たしながら、加入者
局の増加に対応することができる効果がある。
セル構成方式は、少なくとも1つのセルを複数のセクタ
に分割し、指向性方向を上記セクタ内部へ向けた指向性
アンテナを有する基地局を上記セクタ毎に該セルの端に
設置したので、所定の通信速度を満たしながら、加入者
局の増加に対応することができる効果がある。
【0039】また、この発明の請求項3及び請求項4に
係るセル構成方式は、同一セル内のセクタを異なる大き
さのエリアに分割するようにしたので、同一セル内で加
入者局数がアンバランスなセクタがあったとしても、加
入者局の通信速度を平等にすることができる効果があ
る。
係るセル構成方式は、同一セル内のセクタを異なる大き
さのエリアに分割するようにしたので、同一セル内で加
入者局数がアンバランスなセクタがあったとしても、加
入者局の通信速度を平等にすることができる効果があ
る。
【0040】この発明の請求項5に係るセル構成方式
は、少なくとも1つのセルを複数のセクタで分割して、
指向性方向を上記セクタ内部へ向けた指向性アンテナを
有する基地局を上記セクタ毎に該セルの端に設置し、少
なくとも他の1つのセルは無指向性アンテナを有する基
地局を該セルの中心に設置したので、加入者局の通信速
度を平等にすることができる効果がある。
は、少なくとも1つのセルを複数のセクタで分割して、
指向性方向を上記セクタ内部へ向けた指向性アンテナを
有する基地局を上記セクタ毎に該セルの端に設置し、少
なくとも他の1つのセルは無指向性アンテナを有する基
地局を該セルの中心に設置したので、加入者局の通信速
度を平等にすることができる効果がある。
【0041】また、この発明の請求項6に係るセル構成
方式は、少なくとも1つのセルをほぼ均一エリアの複数
のセクタに分割して、指向性方向を該セクタ内部へ向け
た指向性アンテナを有する基地局を該セクタ毎に該セル
の端に設置し、少なくとも他の1つのセルは異なる大き
さの複数のセクタに分割して、指向性方向を該セクタ内
部へ向けた指向性アンテナを有する基地局を該セクタ毎
に該セルの端に設置したので、加入者局の通信速度を平
等にすることができる効果がある。
方式は、少なくとも1つのセルをほぼ均一エリアの複数
のセクタに分割して、指向性方向を該セクタ内部へ向け
た指向性アンテナを有する基地局を該セクタ毎に該セル
の端に設置し、少なくとも他の1つのセルは異なる大き
さの複数のセクタに分割して、指向性方向を該セクタ内
部へ向けた指向性アンテナを有する基地局を該セクタ毎
に該セルの端に設置したので、加入者局の通信速度を平
等にすることができる効果がある。
【0042】さらに、また、この発明の請求項7に係る
セル構成方式は、セル内をほぼ均一エリアの複数のセク
タに分割して、指向性方向を該セクタ内部へ向けた指向
性アンテナを有する基地局を該セクタ毎に該セルの端に
設置した第1のセルと、無指向性アンテナを有する基地
局を中心に設置した第2のセルとの間に、セル内を異な
る大きさの複数のセクタに分割して、指向性方向を該セ
クタ内部へ向けた指向性アンテナを有する基地局を該セ
クタ毎に該セルの端に設置した第3のセルを配置させた
ので、加入者局数がセル毎に徐々に増加または減少する
地域において、加入者局の通信速度を平等にすることが
できる効果がある。
セル構成方式は、セル内をほぼ均一エリアの複数のセク
タに分割して、指向性方向を該セクタ内部へ向けた指向
性アンテナを有する基地局を該セクタ毎に該セルの端に
設置した第1のセルと、無指向性アンテナを有する基地
局を中心に設置した第2のセルとの間に、セル内を異な
る大きさの複数のセクタに分割して、指向性方向を該セ
クタ内部へ向けた指向性アンテナを有する基地局を該セ
クタ毎に該セルの端に設置した第3のセルを配置させた
ので、加入者局数がセル毎に徐々に増加または減少する
地域において、加入者局の通信速度を平等にすることが
できる効果がある。
【図1】 実施の形態1におけるセル構成方式を示す図
である。
である。
【図2】 実施の形態1における干渉を示す図である。
【図3】 実施の形態1における1セル6基地局のセル
構成方式でサービスエリアをカバーしたときの1基地局
の必要帯域を示す図である。
構成方式でサービスエリアをカバーしたときの1基地局
の必要帯域を示す図である。
【図4】 実施の形態2におけるセル構成方式を示す図
である。
である。
【図5】 従来の1セル1基地局のセル構成方式、及び
実施の形態2における1セル複数基地局のセル構成方式
を混在してサービスエリアをカバーしたときの1基地局
の必要帯域を示す図である。
実施の形態2における1セル複数基地局のセル構成方式
を混在してサービスエリアをカバーしたときの1基地局
の必要帯域を示す図である。
【図6】 従来における通信システムにおけるセル構成
方式を示した図である。
方式を示した図である。
【図7】 従来における1セル1基地局のセル構成方式
でサービスエリアをカバーしたときの1基地局の必要帯
域を示す図である。
でサービスエリアをカバーしたときの1基地局の必要帯
域を示す図である。
【図8】 特開平4−297138号公報に示されたセ
ル構成方式を示す図である。
ル構成方式を示す図である。
【図9】 特開平4−297138号公報に示されたセ
ル内の構成を示す図である。
ル内の構成を示す図である。
1 無指向性基地局
2 セル
3 基地局アンテナ
4 セル
5 基地局設備
6 光ケーブル
7 アンテナ端設備
8 加入者局
11 セル
12 6分割セクタ
13 指向性基地局
21、22、23、24 セル
25 無指向性基地局
26 6分割セクタ
27 3分割セクタ
28、29 指向性基地局
Claims (7)
- 【請求項1】 サービスエリアに複数のセルを配置する
セル構成方式において、少なくとも1つのセルを複数の
セクタに分割し、指向性方向を上記セクタ内部へ向けた
指向性アンテナを有する基地局を上記セクタ毎に該セル
の端に設置したことを特徴とするセル構成方式。 - 【請求項2】 同一セル内のセクタをほぼ均一のエリア
に分割することを特徴とする請求項1記載のセル構成方
式。 - 【請求項3】 同一セル内のセクタを異なる大きさのエ
リアに分割することを特徴とする請求項1記載のセル構
成方式。 - 【請求項4】 同一セル内で隣り合う2つのセクタにつ
き1つの基地局を上記セルの端に設置したことを特徴と
する請求項3記載のセル構成方式。 - 【請求項5】 サービスエリアに複数のセルを配置する
セル構成方式において、少なくとも1つのセルを複数の
セクタで分割して、指向性方向を上記セクタ内部へ向け
た指向性アンテナを有する基地局を上記セクタ毎に該セ
ルの端に設置し、少なくとも他の1つのセルは無指向性
アンテナを有する基地局を該セルの中心に設置したこと
を特徴とするセル構成方式。 - 【請求項6】 サービスエリアに複数のセルを配置する
セル構成方式において、少なくとも1つのセルをほぼ均
一エリアの複数のセクタに分割して、指向性方向を該セ
クタ内部へ向けた指向性アンテナを有する基地局を該セ
クタ毎に該セルの端に設置し、少なくとも他の1つのセ
ルは異なる大きさの複数のセクタに分割して、指向性方
向を該セクタ内部へ向けた指向性アンテナを有する基地
局を該セクタ毎に該セルの端に設置したことを特徴とす
るセル構成方式。 - 【請求項7】 サービスエリアに複数のセルを配置する
セル構成方式において、セル内をほぼ均一エリアの複数
のセクタに分割して、指向性方向を該セクタ内部へ向け
た指向性アンテナを有する基地局を該セクタ毎に該セル
の端に設置した第1のセルと、無指向性アンテナを有す
る基地局を中心に設置した第2のセルとの間に、セル内
を異なる大きさの複数のセクタに分割して、指向性方向
を該セクタ内部へ向けた指向性アンテナを有する基地局
を該セクタ毎に該セルの端に設置した第3のセルを配置
させたことを特徴とするセル構成方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002121769A JP2003319446A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | セル構成方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002121769A JP2003319446A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | セル構成方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003319446A true JP2003319446A (ja) | 2003-11-07 |
Family
ID=29537578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002121769A Pending JP2003319446A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | セル構成方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003319446A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008541666A (ja) * | 2005-05-18 | 2008-11-20 | スプリント コミュニケーションズ カンパニー,エル.ピー. | 無線基地局とサービス・ノードとの間のインターネット通信 |
KR101100698B1 (ko) | 2009-07-15 | 2011-12-29 | 주식회사 제이캐스트 | 구글어스를 이용한 무선망 설계방법 |
-
2002
- 2002-04-24 JP JP2002121769A patent/JP2003319446A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008541666A (ja) * | 2005-05-18 | 2008-11-20 | スプリント コミュニケーションズ カンパニー,エル.ピー. | 無線基地局とサービス・ノードとの間のインターネット通信 |
KR101100698B1 (ko) | 2009-07-15 | 2011-12-29 | 주식회사 제이캐스트 | 구글어스를 이용한 무선망 설계방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040709 |