JP2000032537A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2000032537A
JP2000032537A JP19717198A JP19717198A JP2000032537A JP 2000032537 A JP2000032537 A JP 2000032537A JP 19717198 A JP19717198 A JP 19717198A JP 19717198 A JP19717198 A JP 19717198A JP 2000032537 A JP2000032537 A JP 2000032537A
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JP
Japan
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frequency channels
cell
communication system
wireless communication
communication
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JP19717198A
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English (en)
Inventor
Yuichiro Goto
有一郎 後藤
Mitsuyoshi Kegasa
光容 毛笠
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の無線通信システムでは,セルに割り当
てられた周波数帯域に含まれる周波数チャンネルは同じ
セクタ内に連続的に配置されるため,最大でもセルに割
り当てられた帯域幅を各周波数チャンネルの占有帯域幅
と側波帯の帯域幅で割った値のチャンネル数しか確保す
ることができなかった。 【解決手段】 本発明は,セル内の通信に用いられる互
いに隣接する周波数チャンネルを異なるセクタ内の通信
に用いることにより,システムの周波数帯域を有効に利
用することを図ったものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,無線通信システム
に係り,詳しくは,1つの親局と1つ以上の加入者局と
の間で所定帯域の通信波を用いて無線通信が行われるセ
ルが空間的に複数のセクタに分割された無線通信システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネット接続等の急速な普
及に伴って高速な回線網への需要はますます増加してい
る。しかしながら,有線網によって提供される高速回線
は,一般の消費者にとって依然として高価なものであ
り,より低価格なサービスを提供することができるロー
カルな無線通信網の研究開発が盛んに行われている。こ
のローカル無線網は,比較的小さなアンテナで十分な利
得を得ることができる準ミリ波(3GHz〜30GH
z),さらにはミリ波帯(30GHz〜300GHz)
という高い周波数帯域を利用して,例えば電話交換局か
ら所定範囲の地域にいる複数の加入者に高速な双方向デ
ータ通信回線を提供したり,ローカルなテレビ電話サー
ビスを行う場合等に利用される。上記準ミリ波やミリ波
帯のような高い周波数帯域では,見通し距離は数km程
度が限界となるため,都市部等の比較的広いサービスエ
リアを上記ローカル無線網のような無線通信システムに
よってカバーする場合には,例えば図1に示すように上
記サービスエリア100を複数のセル101に分割して
各セル101に親局102を一つ設置するセル方式が用
いられる。また,この例では,各セル101はさらに4
つのセクタA,B,C,Dに分割されており,各セル1
01の親局には当該セル101内の各セクタA,B,
C,Dに対応して4つの指向性アンテナ(セクタアンテ
ナ)103が設けられている。各セル101内の親局
は,上記セクタアンテナ103を用いて,当該セル10
1内の各セクタA,B,C,Dに属する複数の加入者局
と無線通信を行う。尚,上記図1において,セクタA,
B,C,Dの後に記される数字は複数あるセルのセル番
号を示す。例えばA6とあれば,セル番号6のセル10
1のセクタAの領域を示す。また,上記各セル101内
では,親局102から加入者局への通信に用いるダウン
リンクのための周波数帯域と,加入者局から親局への通
信に用いるアップリンクのための周波数帯域とがそれぞ
れ別に割り当てられる。上記ダウンリンク用の帯域幅と
アップリンク用の帯域幅は必ずしも同じにする必要はな
く,要求される伝送速度に応じて非対称に設定すること
も行われている。さらに,上記ダウンリンク又はアップ
リンクのための周波数帯域は,複数の周波数チャンネル
に分割される。各周波数チャンネルは複数の加入者局で
共有され,各セルについて〜数十程度の周波数チャンネ
ルを用意すれば,高い伝送速度を維持しながら〜数千程
度の子局をカバーすることができる。ここで,図4に任
意のセル内の通信に用いられる周波数チャンネルの割り
当ての一例を示す。図4に示すように,任意のセル10
1に割り当てられた例えばアップリンク用の周波数帯域
は,各セクタA,B,C,D毎に連続して分割されてい
る。各セクタA,B,C,D毎に3つの周波数チャンネ
ル200が割り当てられており,上記セル101内では
合計12の周波数チャンネル200が利用可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,同じ空間領
域で,ある周波数チャンネルが隣接する周波数チャンネ
ルに重なってしまうと,当該周波数チャンネル間で干渉
が生じてしまう。この干渉を防止するためには,互いに
隣接する周波数チャンネルを,少なくとも各周波数チャ
ンネルの占有帯域幅と側波帯域幅の分だけ離して配置す
る必要がある。また,受信側のダウンコンバータの周波
数精度も考慮しなければならない。このため,従来の無
線通信システムのように,セル内の通信に用いられる互
いに隣接する周波数チャンネルを同一セクタ内で連続し
て割り当てると,最大でもセルに割り当てられた帯域幅
を上記周波数チャンネルの占有帯域幅と側波帯域幅とで
割った値のチャンネル数しか確保することができなかっ
た。本発明は,このような従来の技術における課題を解
決するために,無線通信システムを改良し,セル内の通
信に用いられる互いに隣接する周波数チャンネルを異な
るセクタ内の通信に用いることにより,限られた周波数
帯域を有効に利用することのできる無線通信システムを
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,請求項1に係る発明は,1つの親局と1つ以上の加
入者局との間で所定帯域の通信波を用いて無線通信が行
われるセルが,空間的に複数のセクタに分割されてなる
無線通信システムにおいて,セル内の通信に用いられる
上記所定帯域の互いに隣合う周波数チャンネルが,異な
るセクタ内の通信に用いられてなることを特徴とする無
線通信システムとして構成されている。また,請求項2
に係る発明は,上記請求項1に記載の無線通信システム
において,セル内の通信に用いられる互いに隣合う周波
数チャンネル間の間隙が,同一セクタ内の通信に用いら
れる互いに隣合う周波数チャンネル間の間隙よりも小さ
く設定されてなることをその要旨とする。また,請求項
3に係る発明は,上記請求項1又は2に記載の無線通信
システムにおいて,上記所定帯域が準ミリ波帯域又はミ
リ波帯域であることをその要旨とする。上記請求項1〜
3のいずれか1項に記載の無線通信システムによれば,
互いに隣合う周波数チャンネルを異なるセクタ内の通信
に用いることにより,限られた周波数帯域を有効に利用
することができる。さらに,同じセクタ内の通信に用い
られる互いに隣接する周波数チャンネルの間隔を従来よ
りも広く設定することが可能となり,周波数チャンネル
間の干渉を従来より低減することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照して,本発
明の実施の形態につき説明し,本発明の理解に供する。
尚,本実施の形態は,本発明の具体的な一例であって,
本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ま
ず,図1に本発明の一実施の形態に係る無線通信システ
ムの概略構成を示す。上記無線通信システムは,従来の
もとのほぼ同様の構成を有し,例えば都市部等の比較的
広いサービスエリア100を複数のセル101に分割
し,各セル101に一つの親局102を設けるセル方式
の無線網である。また,各セル101は,4つのセクタ
A,B,C,Dから構成される。各セル101に1つあ
る親局102には,4つの指向性アンテナ(セクタアン
テナ)103が設けられており,各セル101の親局1
02は,上記セクタアンテナ103を用いて各セクタ
A,B,C,Dに属する加入者局と通信を行う。ここ
で,図2に上記無線通信システムにおける周波数チャン
ネルの割り当ての一例を示す。図2に示すように,上記
無線通信システムの例えばアップリンクに用いられる所
定の周波数帯域は20の周波数チャンネル201から構
成される。上記無線通信システムが,従来のもとのとり
わけ異なるのは,セル101内の通信に用いられる互い
に隣接する周波数チャンネル201を,異なるセクタ
A,B,C,D内の通信に用いることによって,従来よ
りセル101内の周波数チャンネルの数を同じ帯域幅で
増加させている点である。上記無線通信システムにおい
て,従来セクタA及びセクタBでそれぞれ構成していた
周波数チャンネル201は,互いに隣接するチャンネル
201が同じセクタA,Bに配置されないように,1チ
ャンネルおきにセクタAとセクタBに配置されている。
また,従来セクタC及びDでそれぞれ構成していた周波
数チャンネル201は,互いに隣接するチャンネル20
1が同じセクタC,Dに配置されないように,1チャン
ネルおきにセクタCとセクタDに配置されている。この
ように,セル101内の通信に用いられる互いに隣接す
る周波数チャンネル201を異なるセクタA,B,C,
Dに用いることにより,セル101内の通信に用いられ
る互いに隣接する周波数チャンネル201が空間的に分
離されるため,相互干渉が抑制され,セル101内の通
信に用いられる互いに隣接する周波数チャンネル201
を従来より近接させることができる。このため,上記無
線通信システムでは,セル101内の通信に用いられる
周波数チャンネル201の数を従来より増加させること
ができる。さらに,同じセクタA,B,C,D内の通信
に用いられる互いに隣接する周波数チャンネル201の
間隔も従来よりも大きくとることが可能となり,同じセ
クタA,B,C,D内の通信に用いられる互いに隣接す
る周波数チャンネル間の相互干渉を従来より低減するこ
とができる。従って,本実施の形態に係る無線通信シス
テムによれば,限られた周波数帯域を有効に利用して,
多くの加入者に良好な通信環境を提供することができ
る。
【0006】
【実施例】上記実施の形態では,セル101を4つのセ
クタA,B,C,Dに分割した場合を示したが,これに
限られるものではない。このような無線通信システムも
本発明における無線通信システムの一例である。また,
上記実施の形態では,セル101内の通信に用いられる
互いに隣接する周波数チャンネル201をセクタA及び
セクタB,又はセクタC及びDについて交互に配置して
いたが,これに限らず,例えば図3に示すように,セク
タA,セクタB,セクタC,及びセクタDの順にサイク
リックに周波数チャンネル201を配置するようにして
もよい。このような無線通信システムも本発明における
無線通信システムの一例である。また,上記実施の形態
では,加入者局から親局へのアップリンクの場合につい
て説明したが,もちろん親局から加入者局へのダウンリ
ンクの通信についても本発明を適用することは可能であ
る。
【0007】
【発明の効果】上記のように上記請求項1〜3のいずれ
か1項に記載の無線通信システムによれば,互いに隣合
う周波数チャンネルを異なるセクタ内の通信に用いるこ
とにより,限られた周波数帯域を有効に利用することが
できる。さらに,同じセクタ内の通信に用いられる互い
に隣接する周波数チャンネルの間隔を従来よりも広く設
定することが可能となり,周波数チャンネル間の干渉を
従来より低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る無線通信システ
ムの概略構成を示す図。
【図2】 上記無線通信システムにおける周波数チャン
ネルの割り当ての一例を示す図。
【図3】 上記無線通信システムにおける周波数チャン
ネルの割り当ての他の例を示す図。
【図4】 従来の無線通信システムにおける周波数チャ
ンネルの割り当てを示す図。
【符号の説明】 101…セル A,B,C,D…セクタ 200,201…周波数チャンネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの親局と1つ以上の加入者局との間
    で所定帯域の通信波を用いて無線通信が行われるセル
    が,空間的に複数のセクタに分割されてなる無線通信シ
    ステムにおいて,セル内の通信に用いられる上記所定帯
    域の互いに隣合う周波数チャンネルが,異なるセクタ内
    の通信に用いられてなることを特徴とする無線通信シス
    テム。
  2. 【請求項2】 セル内の通信に用いられる互いに隣合う
    周波数チャンネル間の間隙が,同一セクタ内の通信に用
    いられる互いに隣合う周波数チャンネル間の間隙よりも
    小さく設定されてなる請求項1に記載の無線通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記所定帯域が準ミリ波帯域又はミリ波
    帯域である請求項1又は2に記載の無線通信システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002176670A (ja) * 2000-12-08 2002-06-21 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002176670A (ja) * 2000-12-08 2002-06-21 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信システム
JP4489935B2 (ja) * 2000-12-08 2010-06-23 株式会社日立国際電気 無線通信システム

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