JP2003319357A - テレビ会議システム、それに含まれる端末装置、及び通信方法 - Google Patents

テレビ会議システム、それに含まれる端末装置、及び通信方法

Info

Publication number
JP2003319357A
JP2003319357A JP2002126743A JP2002126743A JP2003319357A JP 2003319357 A JP2003319357 A JP 2003319357A JP 2002126743 A JP2002126743 A JP 2002126743A JP 2002126743 A JP2002126743 A JP 2002126743A JP 2003319357 A JP2003319357 A JP 2003319357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dialogue
user
users
management table
partner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002126743A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4085685B2 (ja
Inventor
Toshiaki Kakii
俊昭 柿井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2002126743A priority Critical patent/JP4085685B2/ja
Publication of JP2003319357A publication Critical patent/JP2003319357A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4085685B2 publication Critical patent/JP4085685B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の端末装置を介して行われる多人数によ
る特殊な遠隔地対話の実施を可能にするテレビ会議シス
テム等を提供する。 【解決手段】 伝送手段(27)で接続された複数の端末装
置を介して双方向対話を実現するテレビ会議システムで
あって、会議参加者として予め登録された、複数の端末
装置それぞれの利用者(3A~3C) の対話履歴とともに、該
利用者のうち対話中の利用者同士を対応付けた対話状況
とを管理する管理テーブル(250)と、この管理テーブル
(250)を参照しながら、利用者(3A~3C)のうち対話が行わ
れる組ごとに利用者間でのデータ送受信を制御する一
方、所定タイミングで利用者の対話相手が切り替わるよ
う、管理テーブル(250)を逐次更新しながら該利用者の
うち対話を行う利用者の組を再編成していく通信制御手
段(200)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定の伝送手段
で接続された複数の端末装置のうち対話相手として選択
された端末装置ごとに複数種類のメディアによるデータ
送受信を行うことにより、所定タイミングで逐次編成さ
れる対話グループごとに個別に双方向対話を実現するテ
レビ会議システム等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カウンセリング分野においては、
カウンセリング参加者間で本音と本音の交流を一定期
間、例えば数時間〜数週間、維持するエンカウンターグ
ループが知られている。このエンカウンターは、各参加
者の人間的成長の促進を目標とし、集団学習体験を通し
て各参加者の行動変容が図られる。また、任意に編成さ
れた対話グループを構成して行われるグループエンカウ
ンターは、援助者(ファシリテーター)により推進され
るが、該ファシリテーターが課題をプログラムして進め
る構成的グループエンカウンターと、課題を参加者自身
が決めていく非構成的グループエンカウンター(ベーシ
ックエンカウンター)がある。いずれのエンカウンター
でも、感情交流や固有の内的世界の共有など、本音の交
流を通じて、自己理解、他者理解を深め、自己成長、信
頼感の形成が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発明者は、従来のグル
ープエンカウンターについて検討した結果、以下のよう
な課題を発見した。すなわち、任意に編成された対話グ
ループごとに短時間で簡易に実施できるエンカウンター
として、構成的グループエンカウンターなどが提案され
ているが、地方から参加する場合、金銭的かつ時間的な
制約が発生するため、実際のエンカウンターの実施で
は、このような地理的制約をまず克服する必要があっ
た。
【0004】さらに、エンカウンターに参加する人数が
増えれば増えるほど、より大きな開催スペースを確保し
なければならず、例えば数百人が参加するエンカウンタ
ーでは、開催会場として、体育館や講堂など限られた場
所でなければ実施できないという課題があった。
【0005】この発明は上述のような課題を解決するた
めになされたものであり、複数の端末装置を介して行わ
れる多人数によるエンカウンターなどの特殊な遠隔地対
話の実施を可能にするテレビ会議システム、通信方法、
該通信方法を実行するコンピュータプログラム及び該コ
ンピュータプログラムが記録された記録媒体を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るテレビ会
議システムは、所定の伝送手段で接続された複数の端末
装置を介して双方向対話を実現する。特に、当該テレビ
会議システムは、各会議参加者の対話状況を管理するた
めの管理テーブルと、通信制御手段を備える。上記管理
テーブルは、会議参加者として予め登録された、複数の
端末装置それぞれの利用者の対話履歴とともに、該利用
者のうち対話中の利用者同士を対応付けた対話状況とを
管理する。また、上記通信制御手段は、管理テーブルを
参照しながら、端末利用者のうち対話が行われる組ごと
に利用者間でのデータ送受信を制御する一方、所定タイ
ミングで利用者の対話相手が切り替わるよう、管理テー
ブルを逐次更新しながら該利用者のうち対話を行う利用
者の組を再編成していく。
【0007】特に、対話を行う利用者の組(対話グルー
プ)の編成に関し、上記通信制御手段は、対話中の利用
者あるいはそれ以外の利用者からの指示に従って、ある
いは、一定時間が経過するごとに自動的に、該対話中の
利用者の対話相手を切り替えるとともに、上記管理テー
ブルの対話状況を更新する。なお、一定時間が経過する
ごとに自動的に対話相手を切替える場合、上記通信制御
手段は、対話中の利用者の対話相手として、対話を行っ
たことのない利用者を、上記管理テーブルに記録された
該利用者の対話履歴を参照して決定する。
【0008】上述のような構造を備えたテレビ会議シス
テムは、複数の端末装置を含むが、上記通信制御手段
は、所定の伝送手段上にデータ配信用として別途用意さ
れたサーバであっても、各利用者の端末装置のいずれか
が通信制御手段として機能してもよい。特に、この発明
に係る端末装置は、上記管理テーブルを格納するデータ
ベースと、上記通信制御手段として機能する制御部とを
少なくとも備える。
【0009】次に、この発明に係る通信方法は、上述の
ように、所定の伝送手段で接続された複数の端末装置を
介して複数種類のメディアによるデータ送受信が行われ
る通信システムに適した通信方法である。
【0010】具体的に、この発明に係る通信方法は、予
め登録された前記利用者の対話履歴と該利用者のうち対
話中の利用者同士を対応付けた対話状況とを管理テーブ
ルを利用しながら管理し、該管理テーブルを参照しなが
ら、利用者のうち対話が行われる対話グループごとに利
用者間でのデータ送受信を制御する一方、所定タイミン
グで前記利用者の対話相手が切り替わるよう、前記管理
テーブルを逐次更新しながら新たな対話グループを再編
成していく。
【0011】特に、対話中の利用者あるいはそれ以外の
利用者からの指示が合った場合、あるいは、一定時間が
経過するごとに自動的に、該対話中の利用者の対話相手
を切り替える。また、一定時間経過するごとに自動的に
対話相手を切替える場合、対話中の利用者の対話相手と
して、対話を行ったことのない利用者を、上記管理テー
ブルに記録された利用者の対話履歴を参照して決定する
のが好ましい。
【0012】上述のような通信方法は、コンピュータ等
で実行されるプログラムであってもよく、この場合、当
該プログラムは、有線、無線を問わずネットワークを介
して配信されてもよく、また、CD、DVD、フラッシュ
メモリ等の記録媒体に格納されていてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るテレビ会議
システム等の各実施形態について、図1〜図11を用い
て詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一部
位には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0014】図1は、この発明に係るテレビ会議システ
ムの概略構成を示す図である。特に、図1(a)に示さ
れたように、この発明に係るテレビ会議システムは、所
定の伝送手段27で接続された複数の端末装置を介して
複数種類のメディア、例えば端末利用者3A〜3Cの映
像、音声、スライド画像、テキストデータ、あるいはこ
れらの合成データなどによるデータ送受信が行われる多
点接続型の双方向対話型システムを含み、複数の端末装
置を介して行われる多人数による遠隔地対話において
も、スムーズな対話進行を可能にする構造を備える。
【0015】この発明に係るテレビ会議システムは、上
述のように参加者ごとに異なる情報を配信する通信制御
手段としてサーバ200を備える。このサーバ200
は、情報を会議参加者のうち共通の議題について対話す
る組を管理するための管理テーブル250を備える。特
に、管理テーブル250は、会議参加者として予め登録
された、複数の端末装置それぞれの利用者3A〜3Cの
対話履歴とともに、該利用者3A〜3Cのうち対話中の
利用者同士を対応付けた対話状況とを管理することで、
例えば利用者3A〜3Cのうち利用者3A、3B間の双
方向対話を個別にサポートする。なお、上述のような構
造を備えたテレビ会議システムは会議参加者が利用する
複数の端末装置を含むが、上記通信制御手段は、上述の
ように所定の伝送手段27上にデータ配信用として別途
用意されたサーバ200であっても、各利用者の端末装
置のいずれかであってもよい。
【0016】上述のようなテレビ会議システムの適用例
としては、図1(b)に示されたように、伝送手段27
を介して互いに接続された複数の端末装置のうち特定対
話グループに区分される端末装置20A、20B間での
対話をファシリテーター20(サーバー200を含む)
が一括管理するエンカウンターがある。このエンカウン
ターには、種々の実施形態があるが、会議参加者それぞ
れに自由に対話させる非構成的エンカウンター(ベーシ
ックエンカウンター)や、ある程度質問事項や対話テー
マを限定して対話グループごとに対話を進める構成的エ
ンカウンターが代表的である。構成的エンカウンターの
場合、エンカウンターの進行は援助者(ファシリテータ
ー)20により行われ、該ファシリテーターが課題をプ
ログラムして進めることになる。
【0017】特に、この発明に係るテレビ会議システム
及び通信方法は、伝送手段27を介して接続された端末
装置間での遠隔地対話を実現する、例えば特許第307
4677号に記載された双方向対話型システムが適応可
能であり、特定利用者間(例えば、図1(a)における
利用者3Aと利用者3B)での視線一致を可能にする多
点接続型の双方向対話型システムに適している。
【0018】まず、ここでは、当該テレビ会議システム
に適用される双方向対話型システムについて説明する。
なお、この双方向対話型システムは、視線一致した状態
での一対一を基本とした遠隔地対話を実現するシステム
であるが、対話者間で視線一致できない構成であって単
にテキストデータや画像データの送受信が可能な双方向
対話型システムにも適応可能である。
【0019】図2は、遠隔地に居る対話者間の視線一致
を可能にする双方向対話型システム全体を示す論理構成
図である。このシステムは、A地点(第1地点)にいる
対話者3A(第1対話者)とB地点(第2地点)にいる
対話者3B(第2対話者)との間で双方向対話を実現す
るシステムである。特に、このシステムは遠隔地にいる
対話者間でも親密な信頼関係を確立し綿密なコミュニケ
ーションを実現するカウンセリング・システムや家庭学
習に適したシステムであり、少なくとも一方の対話者と
して、教師、医師、心理学者などのカウンセラや会議全
体を指導するファシリテーターが想定できる。したがっ
て、このシステムはこれらカウンセラがカウンセリング
を行うために必要な情報、及び理想的なカウンセリング
環境を提供できるよう種々の機能及び構成を備える。
【0020】具体的には、A地点において、(a)対話
者3A(例えはカウンセラ)が座る椅子4A(高さ調節
機構40Aを有する)と、(b)対話者3Aが向かうテ
ーブル2Aと、(c)伝送手段27を介して対話者間の
視線を一致させるための機構を備えた端末装置20Aと
が設置され、対話者3Aはパーティション22Aによっ
て隔離されている。一方、B地点には、(a)対話者3
B(例えばカウンセリングを受けるクライアント)が座
る椅子4B(高さ調節機構40Bを有する)と、(b)
対話者3Bが向かうテーブル2Bと、(c)伝送手段2
7を介して対話者間の視線を一致させるための機構を備
えた端末装置20Bとが設置され、対話者3Bはパーテ
ィション22Bにより隔離されている。ここで、伝送手
段27は、A地点の端末装置20AとB地点の端末装置
20Bとの間で画像情報及び音声情報の送受信を可能に
するため、光ファイバ伝送路31(主伝送路)及び衛星
通信伝送路32(バックアップ用伝送路)等を含む。な
お、この伝送手段27は有線、無線のいずれであっても
よい。また、伝送手段は、既に敷設された電話回線網等
のネットワークを含み、さらに種々のデータベースを備
えた電子掲示板システム(BBS: Bulletin Board Syste
m)も含む。
【0021】A地点において、上述の椅子4Aは対話者
3Aの位置を規定するために機能する。この椅子4Aは
端末装置20Aの表示部21Aとの距離を一定に保つた
めに固定されるのが好ましい。しかし、該椅子4Aが固
定されていない場合であっても、テーブル2Aを対話者
3Aと表示部21Aに設置することによりこの椅子4A
と表示部21Aとの距離を一定に保つことが可能になる
(テーブル2Aの存在が対話者3Aの心理的な距離の基
準となる事実が確認されている)。なお、相手側の対話
者3B(例えば、カウンセリングを受ける者等)がいる
B地点の端末装置20Bの構成も同様である。
【0022】A地点において、端末装置20Aは、(1)
B地点の端末装置20Bから伝送手段27を介して伝送
されてきた画像情報に基づいて対話者3Bの映像などを
表示する、テーブル2Aの上に配置された、モニタTV
1Aを備えた表示部21Aと、(2)CCDカメラ5Aで
撮像された対話者3Aの映像を画像情報として取り込
み、B地点の端末装置20Bへ向けて伝送するための撮
像ユニット6Aと、(3)B地点の端末装置20Bから伝
送手段27を介して伝送されてきた音声情報に基づいて
対話者3Bの音声を出力するための音声出力部23A
(スピーカ)と、(4)対話者3Aの音声を音声情報とし
て集音し、B地点の端末装置20Bへ向けて伝送するた
めの音声入力部24A(マイク)を備える。さらに、こ
のシステムはカウンセリング・システムとしてより綿密
なコミュニケーションを実現するため、(5)対話者3A
が文字や図形を入力し、入力された文字や図形を表示部
21Aに表示するとともに、文字図形情報としてB地点
の端末装置20Bへ向けて伝送するための文字図形入力
部25A(キーボード、ポインティング・デバイス、タ
ッチパネルなどのインターフェース)と、(6)上記各構
成要素と伝送手段27との間に設けられ、信号処理、伝
送制御及び映像データの編集作業等を行う映像処理装置
26A(制御部含む)とを備える。なお、B地点の端末
装置20Bも、上述したA地点の端末装置20Aと同様
に構成されており、具体的には、表示部21B、CCD
カメラ5Bと撮像ユニット6Bからなる撮像装置600
B、音声出力部23B、音声入力部24B、文字図形入
力部25B、及び映像処理装置26Bを備える。
【0023】さらに、A地点及びB地点の端末装置20
A、20Bにおいて、撮像装置600A、600B(撮
像手段)の構成を説明する。なお、説明の都合上、A地
点及びB地点の各端末装置20A、20Bに共通する構
成要素について言及する場合には、例えば撮像装置60
0のように、各地点を区別する文字A、Bを省略して説
明する。また、特に説明がされていない場合には、原則
としてA地点の端末装置20Aについて説明しているも
のとして、共通する構成を有するB地点の端末装置20
Bについては重複する説明は省略する。
【0024】この撮像装置600は、撮像部である超小
型CCDカメラ5(5A)、該CCDカメラ5を支持し
た状態で所定位置に設置するための支持機構10(図3
参照)、及び該CCDカメラ5を制御するための撮像ユ
ニット6(6A)とを備える。モニタTV1(1A)は
テーブル2(2A)の上に載置されており、対話者3
(3A)はこのモニタTV1から距離L(m)離れて置
かれた高さ調整機構40(40A)を備えた椅子4(4
A)に座っている。この距離L(LA)は0.5m以上
5m以下に設定される。撮影される対話者3及びモニタ
TV1間には、外径φ20mm以下,長さ約100mm
の円筒状の超小型CCDカメラ5が設けられている。ま
た、このCCDカメラ5はその撮像方向が撮影される対
話者3に向けられるよう設置されている。そしてカメラ
5で撮像された対話者3の映像は、画像情報として撮像
ユニット6から他方の対話者側に伝送される(伝送手段
27を介してB地点の端末装置20Bに伝送される)。
なお、対話者によっては表示部21と該対話者間の間隔
が弱冠ずれる可能性もある。したがって、このような状
況にも対処すべく、CCDカメラ5は焦点深度の深いも
のを選択するのが好ましい。
【0025】次に、超小型CCDカメラ5の具体的な設
置位置を図3を用いて説明する。
【0026】まず、撮像装置600の撮像ユニット6は
伝送されてきた他方の対話者の映像を表示するための表
示部21上に設置される。この撮像ユニット6本体には
カメラ5によって撮影された対話者自身の映像(カメラ
ケーブル50を介して撮像ユニット6に取り込まれる)
の表示と、伝送されてきた他方の対話者3Bの映像の表
示を切り換えるための、切り換えスイッチ6aの他、種
々の調節用スイッチ6bが設けられている。なお、スイ
ッチ210はモニタTV1の電源をオン/オフする電源
スイッチ等を含む。CCDカメラ5は、伝送されてきた
他方の対話者3Bの像9が表示されるモニタ画面8の前
方の所定位置に支持機構10(ロボット・アーム)によ
って設置される。なお、このモニタ画面8は4インチ程
度であれば十分に利用できる。
【0027】具体的には、CCDカメラ5はモニタ画面
8から前方w(cm)の位置であって、該モニタ画面8
に表示された対話者像9の頭部9a付近に配置される。
円筒状CCDカメラ5の中心軸は、点線で示す対話者像
9の目の位置の上方h(cm)の部位に位置している。
【0028】このように超小型のCCDカメラ5は、大
型モニタTV1の画面8に表示された対話者像9の目の
位置より上の頭部付近に位置しているため、双方向対話
に特別な支障は生じない。例えば、CCDカメラ5が画
面8に表示された対話者像9の目の位置(図中、点線で
示す位置)の上方h=約10(cm)に設けられ、モニ
タTV1および対話者3間の距離Lが約2.5(m)に
設定されているシステム構成の場合、視差角は2.3°
で十分検知限界の視差角3°を下回ることが可能である
(モニタ画面8とCCDカメラ5の間隔wが10(c
m)程度ある場合でも、視差角の変動には特に影響はな
い)。つまり、視線一致時に相手の目(モニタ画面8に
表示された他方の対話者3Bの像の目)がはっきりと見
えれば、その頭部辺りに超小型のカメラ5が設けてあっ
ても、モニタTV1の画面8が大型であれば、双方向対
話に支障はほとんどないことが確認されている。この画
面8の大きさは、実験の結果、横35cm,縦26cm
程度以上の大きさがあれば良好な双方向対話が実現でき
ることも確認されている。なお、相互の対話者が知人同
志であれば、画面の大きさは小さくとも心理的な障害も
少ない傾向を示す結果も得られており、画面サイズに関
しては用途に応じて使いわけるとよい。
【0029】さらに、視差角について、図4を用いて説
明する。この明細書において、視差角とは、図4に示さ
れたように、モニタ画面8に表示された対話者像9へ向
けられた、撮影される対話者3の視線と、CCDカメラ
5へ向けられた、該対話者3の視線とがなす角度θを言
う。換言すれば、対話者3の視線に対するCCDカメラ
5の設置位置のずれ角を意味している。また、ここでい
う視線一致とは、昭和42年電気四学会連合大会(N
o.1998)で報告されているように、CCDカメラ
5の設置位置による不自然さの許容限界以下を意味して
いる。定量的には、視差角として、左右方向4.5°以
下(対話者像9の目の中心Aに対し、該像9の両こめか
み側),真上方向12°(像中心Aに対し、像9の頭部
9b側),真下方向8°(像中心Aに対し、像9の胴体
側)以下を視線一致範囲内としている。もちろん、この
視差角は小さい方が良く、左右上下方向3°以下が検知
限界とされている。したがって、CCDカメラ5が設置
可能な領域は、図5に示された円錐領域である。なお、
この円錐領域は、対話者3の目30とモニタ画面8に表
示された対話者像9の中心点A(この実施形態では、対
話者像9の両目の中心を該対話者像9の中心点Aとして
定義している)とを結ぶ該対話者3の視線31に対し、
所定距離L(m)離れた時のモニタ画面8上の視線一致
領域9b、及び、該対話者3の目30の位置とで規定さ
れる。
【0030】なお、モニタ画面8上に表示される対話者
像9のサイズが小さい場合には、必ずしも該CCDカメ
ラ5と対話者像9の頭部が重なっている必要はない。む
しろ対話者9の頭部がCCDカメラ5に隠れてしまい見
にくくなる。上述のように視線一致の条件は視差角3°
の領域内にCCDカメラ5と対話者像9の目が存在する
ことであり、具体的に画面から50cm離れた位置で約
3cm程度(図2におけるh)である。したがって、こ
の範囲内であればCCDカメラ5と対話者像9の頭部を
ずらしても視線一致状態は維持される。この対話者像9
とCCDカメラ5をずらすには、例えばモニタ画面8上
における画像表示位置を調節したり、CCDカメラ5の
支持部を調節してCCDカメラ5自体の位置を変更する
ことにより実現される。
【0031】図6は、この発明に係る端末装置の概略構
成を示す図である。この端末装置は、モニタ等の表示部
21(図2に示された双方向対話型システムにおける表
示部21A、21Bに相当)と、映像処理部26(図2
に示された双方向対話型システムにおける映像処理装置
26A、26Bに相当)と、外部記録装置700と、マ
ウス等のポインティングデバイス900と、表示部21
の前方に位置する対話者を撮像するCCDカメラ5等の
撮像部及び撮像ユニット6からなる撮像装置600、会
議参加者の音声を出力するためのスピーカー910とを
備える。上記映像処理部26は、撮像手段に含まれる撮
像ユニット6からの画像情報や他の情報メディアの取り
込みや伝送手段27を介して相手側対話者の画像情報の
送受信を行うためのデータ入出力部261(図中、I/
O)と、制御部263、送受信される画像情報の他、予
め対話者自身が用意した文字データ、映像データ等を格
納しておくためのデータベース262(図中、D/
B)、表示部21へ制御手段263の指示に従って所定
のパターンを表示させる描画部264と、マウス等のポ
インティングデバイス900からの位置情報の取り込み
や外部記録装置700とのデータ授受を可能にするデー
タ入出力部265(図中、I/O)、スピーカー910
から出力される音声データを生成する音源コントローラ
266とを備える。なお、外部記録装置700は、例え
ば磁気テープ、CD、光ディスク、ハードディスク、D
VD、フラッシュメモリ等を含む。
【0032】なお、当該端末装置がサーバ200として
機能する場合、上記制御部263がこの発明に係る通信
方法を実現するための通信制御手段として機能し、管理
テーブル250は、D/B262に格納される。
【0033】以下、図2に示されたテレビ会議システム
による通信方法の具体例として、遠隔地間で行われるテ
レエンカウンターを例に説明する。なお、各参加者の端
末装置間の構成は図2に示された双方向対話型システム
と同様である。
【0034】このテレエンカウンターは、図1(b)に
示された接続状態で、まず、ファシリテーター20から
各端末装置20A、20bに対して、エクササイズやル
ールについての説明が行われる。このとき、会議参加者
の端末装置では、図7(a)に示されたように、表示部
21のモニタ画面8上に、ファシリテーター20の映像
ウィンドウ800aが視線一致可能な状態で表示される
とともに、ファシリテーター20に関する情報カードが
表示される。一方、ファシリテーター20の端末装置で
は、図7(b)に示されたように、表示部21のモニタ
画面8上に会議参加者の各映像ウィンドウ810aが表
示される。このとき、各会議参加者と視線一致可能にす
るため、ウィンドウごとにCCDカメラが配置されても
よく、また、参加人数が多い場合には、参加者映像の代
えて名前を表示する情報カード820がモニタ画面8上
に表示されてもよい。
【0035】次に、ファシリテーター20は、図8
(a)に示されたように、自動的に2名の対話グループ
をそれぞれ選択し、これら対話グループの組み合わせ情
報を管理テーブル250へ記録する。なお、ファシリテ
ーター20による自動選択は、全くランダムであっても
よく、また、血液型、出身地等、何らかの条件を満たす
参加者同士が1つの対話グループを構成するよう選択
(編成)されてもよい。
【0036】上述のようにファシリテーター20により
1つの対話グループとして選択された参加者同士は、一
定時間、図2に示された構造を有する双方向対話型シス
テムを利用して対話を行う。この対話時には、ファシリ
テーター20から各会議参加者に対して予め用意された
質問事項やテーマ項目が提供される。また、この対話時
には、1つの対話グループに所属することになった各参
加者の映像データの送受信だけでなく、参加者がキーボ
ード等を介して入力したコメント(テキスト情報)も対
話データとして送受信される。このような対話中に入力
されたコメント内容も、該コメントを入力した参加者を
特定する氏名、ニックネームなどとともに対話終了時に
ファシリテーター20側のD/B262に記録される。
また、ファシリテーター20は、各対話グループにおけ
る対話状況をリアルタイムで観察しているため、対話の
進行状況によっては、任意の対話グループに対して強制
的にアナウンスをモニタ画面8上に表示させたり、ある
いはスピーカー910a、910bからファシリテータ
ー20の音声を出力させるようにしてもよい。
【0037】続いて、ファシリテーター20は、この対
話を、例えば3分〜5分間で一旦打ち切り、図8(b)
に示されたように、新たな組合わせになるよう対話相手
を自動的に切替える。このような対話相手の切替えは、
対話中参加者にとっては対話環境が突然変化することに
なるため、予め各参加者側端末装置のモニタ画面8上に
対話終了のカウントダウンが表示されたり、効果音等が
スピーカー910から出力されるよう構成しておくこと
により、各会議参加者の対話環境の変化に対する準備が
可能になる。また、対話相手の切替え時に、参加者全員
に対して、少なくとも共通の音楽等の聴覚情報や、文
字、図名等の視覚情報を提供するようにしてもよい。
【0038】なお、ファシリテーター20の選択により
1つの対話グループに所属することとなった参加者間で
の対話では、各参加者の映像、音声の他、図9に示され
たように、各参加者の情報カードがモニタ画面8上に表
示されるのが、話題が提供され好ましい。この情報カー
ドは、ファシリテーター20の指示により、各参加者が
予め入力しておくのがよい。また、入力自体を各参加者
が行い、質問事項のみをモニタ画面8上に表示させてお
いてもよい。さらい、各参加者の情報カードには、参加
者固有のBGMや映像がリンクされていてもよく、参加
者全員に同じ該BGMや映像が配信されるようにしても
よい。この実施形態では、対話相手の切替えは、ファシ
リテーター20側(サーバー200)が一定時間ごとに
自動的に行っているが、各参加者ごとに用意される情報
カードを事前に選択することにより、参加者自身が次の
対話相手を選択してもよい。
【0039】図9(a)には、1つの対話グループに所
属することとなった相手側参加者の自己紹介画面を示す
図であり、表示部21のモニタ画面8上には、対話相手
となった「山本」さんの視線一致した状態での映像ウィ
ンドウ800b、該「山本」さんの情報カード830
(この情報カード830には、予め撮影されD/B26
2に格納されていた「山本」さんの静止画像も表示され
る)、そして、キーボードなどを介してのコメント入力
を行うコメントカード840が表示されている。図9
(b)には、対話相手が所定時間経過して「山本」さん
から「鈴木」さんに切替えられたときのモニタ画面8を
示す図である。このとき、モニタ画面8上には新たな対
話相手である「鈴木」さんの視線一致した状態での映像
ウィンドウ800c及びコメントカード840ととも
に、「山本」さんの情報カードに重ねて新たに「鈴木」
さんの情報カード830が表示される。この「鈴木」さ
んの情報カードにも予め撮影されD/B262に格納さ
れていた「鈴木」さんの静止画像が表示される。コメン
トカード840は、新しく入手した情報などを状況に応
じて書き込みに利用すれば、記録データとしても有効に
活用できる。上記情報カード830の内容は、基本的に
公開データであるのに対し、コメントカード840の内
容は非公開データとする。これら情報カード830及び
コメントカード840の各内容はペアとなって各参加者
に対応付けられた状対でD/B262に格納される。公
開データである情報カード830は、文字情報が中心で
あるが、本人の顔写真(静止画像)やCMなどの動画
像、好きな音楽(BGM)などがリンクされていれば、
より個性的な対話演出が可能になる。これらマルチメデ
ィアを組み合わせることにより、従来のエンカウンター
にはない対話演出効果や、データ蓄積、検索の便が向上
する。
【0040】ファシリテーター20が各対話グループの
対話に介入する場合、各参加者側の端末装置では、図1
0(A)に示されたように、表示部21のモニタ画面8
上にファシリテーター20の映像ウィンドウ800aと
ともに、指示カード850が優先的に表示される。特
に、現在行われているエクササイズを終了するときや、
新しいエクササイズに移行するときには、このようにフ
ァシリテーター20の対話介入が必要になる場合が多
い。
【0041】通常、エンカウンターでは、2人一組での
対話がある程度進行すると、次の段階として、4人一組
による対話に進む。このとき、既に出会った2人の一方
を新たに対話に参加する2人(管理テーブル250を参
照して、ファシリテーター20側の制御部263対話履
歴や個人情報などの条件から選択する)に紹介する他者
紹介もエンカウンターに取り入れられている。図10
(b)は、このように、対話中の一方の参加者が新たな
参加者に他者紹介を行うときのモニタ画面8を示す図で
ある。このような他者紹介では、直接対話相手となる参
加者との間で視線一致した状態を維持するのが好まし
い。そのため、各参加者と個別に視線一致できるようC
CDカメラを所定位置にそれぞれ配置しておくのが、新
たに編成された対話グループでの対話進行をスムーズに
行えることからより好ましい。このように既に出会った
2人(対話中)と新たな2人との出会い(再編成)を行
うには、コンピュータ検索と割り当てが極めて有効であ
る。また、対話グループを構成する2人の出会いや新た
にこの対話グループに参加する2人を含めた合計4人の
出会いに関しても、時間があればさらに多くの参加組を
増やすことができ、このような対話グループの再編成も
コンピュータで行えば、より効率的に行える。図11
は、6人での対話を行う場合の、モニタ画面8を示す図
であり、このモニタ画面8上には、同じ組となった5人
の対話相手の映像ウィンドウ810aと、各対話相手の
データボード860が表示される。なお、この場合も、
各対話相手それぞれと視線一致状態を可能にするよう、
CCDカメラそれぞれが所望の位置に配置されてもよ
い。
【0042】特に、エンカウンターへの参加者が数百人
を超えるような場合、同じ部屋でも移動の問題、椅子の
確保、隣グループの話し声(ノイズ)などの問題を解決
する必要があるが、所定の伝送手段を介して接続された
複数の端末装置間で行われるテレエンカウンターでは、
所望の組み合わせで、他の組の存在を意識することなく
容易に対話空間を提供することができる。特に、上述の
情報カードとBGMとをリンクさせることにより、各参
加者自身の好きな曲、BGMをその場で出力できるた
め、参加者はより強烈な個性を表すことができる。
【0043】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、会議参
加者の対話状況を管理テーブルにより管理し、1つの対
話グループに所属するようになった参加者間に種々のデ
ータを提供できるように構成したので、複数の端末装置
を介して行われる多人数によるエンカウンターなどの特
殊な遠隔地対話の実施が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るテレビ会議システムの概略構成
を示す図である。
【図2】遠隔地間において伝送手段を介して視線一致を
実現する双方向対話型システムの一構成を示す図であ
る。
【図3】図2に示された撮像装置を示す図であって、視
線一致のためのCCDカメラの設置方法を説明するため
の図である。
【図4】視差角を説明するための図である。
【図5】CCDカメラが設置されるべき領域を示す図で
ある。
【図6】この発明に係るテレビ会議システムにおける端
末装置の構成を示すブロック図である。
【図7】この発明に係るテレビ会議システムにおいて、
ファシリテーター側端末装置及び参加者側端末装置の各
モニタ画面の一例を示す図である。
【図8】この発明に係るテレビ会議システムにおいて、
対話者切替え動作を説明するための図である。
【図9】この発明に係るテレビ会議システムにおいて、
対話を行っている参加者側端末装置の各モニタ画面の一
例を示す図である。
【図10】この発明に係るテレビ会議システムにおい
て、ファシリテーターの対話介入時におけるモニタ画面
及び他者紹介時の参加者側端末装置のモニタ画面の一例
を示す図である。
【図11】この発明に係るテレビ会議システムにおける
各参加者側端末装置のマルチウィンドウ表示の一例を示
す図である。
【符号の説明】
8…モニタ画面、21(21A、21B)…表示部、3
(3A、3B)…対話者A、B、5(5A、5B)…C
CDカメラ、6(6A、6B)…撮像ユニット、600
(600A、600B)…撮像装置、26(26A、2
6B)…映像処理装置、200…サーバ、250…管理
テーブル、262…D/B、263…制御部、266…
音源コントローラ、900…マウス(ポインティング・
デバイス)、910…スピーカー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 AA02 AC04 AC06 AC12 AC16 AC18 AC22 5K015 AB01 AD02 AD03 AD05 AF08 JA01 5K101 KK04 KK07 MM04 MM07 NN06 NN07 NN18 PP03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の伝送手段で接続された複数の端末
    装置を介して双方向対話を実現するテレビ会議システム
    であって、 会議参加者として予め登録された、前記複数の端末装置
    それぞれの利用者の対話履歴とともに、該利用者のうち
    対話中の利用者同士を対応付けた対話状況とを管理する
    管理テーブルと、 前記管理テーブルを参照しながら、前記利用者のうち対
    話が行われる組ごとに利用者間でのデータ送受信を制御
    する一方、所定タイミングで前記利用者の対話相手が切
    り替わるよう、前記管理テーブルを逐次更新しながら該
    利用者のうち対話を行う利用者の組を再編成していく通
    信制御手段とを備えたテレビ会議システム。
  2. 【請求項2】 前記通信制御手段は、対話中の利用者あ
    るいはそれ以外の利用者からの指示に従って、該対話中
    の利用者の対話相手を切り替えるとともに、前記管理テ
    ーブルの対話状況を更新することを特徴とする請求項1
    記載のテレビ会議システム。
  3. 【請求項3】 前記通信制御手段は、一定時間が経過す
    るごとに、対話中の利用者の対話相手を自動的に切り替
    えるとともに、前記管理テーブルの対話状況を更新する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のテレビ会議シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記通信制御手段は、前記対話中の利用
    者の対話相手として、対話を行ったことのない利用者
    を、前記管理テーブルに記録された該利用者の対話履歴
    を参照して決定することを特徴とする請求項3記載のテ
    レビ会議システム。
  5. 【請求項5】 所定の伝送手段に接続された複数の端末
    装置のうち少なくともいずれかとの間でデータ送受信を
    行うことにより双方向対話を実現する端末装置であっ
    て、 会議参加者として予め登録された、前記複数の端末装置
    それぞれの利用者の対話履歴とともに、該利用者のうち
    対話中の利用者同士を対応付けた対話状況とを管理する
    ための管理テーブルが格納されたデータベースと、 前記管理テーブルを参照しながら、前記利用者のうち対
    話が行われる組ごとに利用者間でのデータ送受信を制御
    する一方、所定タイミングで前記利用者の対話相手が切
    り替わるよう、前記管理テーブルを逐次更新しながら該
    利用者のうち対話を行う利用者の組を再編成していく通
    信制御手段とを備えた端末装置。
  6. 【請求項6】 前記通信制御手段は、対話中の利用者あ
    るいはそれ以外の利用者からの指示に従って、該対話中
    の利用者の対話相手を切り替えるとともに、前記管理テ
    ーブルの対話状況を更新することを特徴とする請求項5
    記載の端末装置。
  7. 【請求項7】 前記通信制御手段は、一定時間が経過す
    るごとに、対話中の利用者の対話相手を自動的に切り替
    えるとともに、前記管理テーブルの対話状況を更新する
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の端末装置。
  8. 【請求項8】 前記通信制御手段は、前記対話中の利用
    者の対話相手として、対話を行ったことのない利用者
    を、前記管理テーブルに記録された該利用者の対話履歴
    を参照して決定することを特徴とする請求項7記載の端
    末装置。
  9. 【請求項9】 複数の端末利用者のうち対話相手として
    選択された利用者間で所定の伝送手段を介してデータ送
    受信を行うことにより該選択された対話者間で双方向対
    話を行う通信方法であって、 予め登録された前記利用者の対話履歴と該利用者のうち
    対話中の利用者同士を対応付けた対話状況とを管理テー
    ブルを利用しながら管理し、 前記管理テーブルを参照しながら、前記利用者のうち対
    話が行われる組ごとに利用者間でのデータ送受信を制御
    する一方、所定タイミングで前記利用者の対話相手が切
    り替わるよう、前記管理テーブルを逐次更新しながら該
    利用者のうち対話を行う利用者の組を再編成していく通
    信方法。
  10. 【請求項10】 対話中の利用者あるいはそれ以外の利
    用者からの指示に従って、該対話中の利用者の対話相手
    を切り替えることを特徴とする請求項9記載の通信方
    法。
  11. 【請求項11】 一定時間が経過するごとに、対話中の
    利用者の対話相手を自動的に切り替えることを特徴とす
    る請求項9又は10記載の通信方法。
  12. 【請求項12】 前記対話中の利用者の対話相手とし
    て、対話を行ったことのない利用者を、前記管理テーブ
    ルに記録された利用者の対話履歴を参照して決定するこ
    とを特徴とする請求項11記載の通信方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータにより請求項9〜12の
    いずれか一項記載の方法を実行するコンピュータプログ
    ラム。
  14. 【請求項14】 コンピュータにより請求項9〜12の
    いずれか一項記載の方法を実行するコンピュータプログ
    ラムが記録された記録媒体。
JP2002126743A 2002-04-26 2002-04-26 テレビ会議システム、それに含まれる端末装置、及び通信方法 Expired - Fee Related JP4085685B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002126743A JP4085685B2 (ja) 2002-04-26 2002-04-26 テレビ会議システム、それに含まれる端末装置、及び通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002126743A JP4085685B2 (ja) 2002-04-26 2002-04-26 テレビ会議システム、それに含まれる端末装置、及び通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003319357A true JP2003319357A (ja) 2003-11-07
JP4085685B2 JP4085685B2 (ja) 2008-05-14

Family

ID=29541073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002126743A Expired - Fee Related JP4085685B2 (ja) 2002-04-26 2002-04-26 テレビ会議システム、それに含まれる端末装置、及び通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4085685B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005354531A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 画像表示方法、端末装置、及び双方向対話システム
US20180263703A1 (en) * 2011-05-19 2018-09-20 Intouch Technologies, Inc. Enhanced diagnostics for a telepresence robot
JP2020181518A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 株式会社Nlcc パーティーシステム及びパーティーシステム用サーバ装置
WO2023286678A1 (ja) * 2021-07-13 2023-01-19 京セラ株式会社 電子機器、プログラム、及びシステム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005354531A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 画像表示方法、端末装置、及び双方向対話システム
JP4595397B2 (ja) * 2004-06-11 2010-12-08 住友電気工業株式会社 画像表示方法、端末装置、及び双方向対話システム
US20180263703A1 (en) * 2011-05-19 2018-09-20 Intouch Technologies, Inc. Enhanced diagnostics for a telepresence robot
JP2020181518A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 株式会社Nlcc パーティーシステム及びパーティーシステム用サーバ装置
WO2023286678A1 (ja) * 2021-07-13 2023-01-19 京セラ株式会社 電子機器、プログラム、及びシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4085685B2 (ja) 2008-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6950119B2 (en) Videoconference system, terminal equipment included therein and data delivery method
US8995688B1 (en) Portable hearing-assistive sound unit system
US20040254982A1 (en) Receiving system for video conferencing system
US8063929B2 (en) Managing scene transitions for video communication
US7352385B2 (en) Video editing system, video editing method, recording/reproducing method of visual information, apparatus therefor, and communication system
JPH07255044A (ja) アニメーション式電子会議室及びビデオ会議システム及びビデオ会議方法
EP1876825B1 (en) Videoconference system
US20080298571A1 (en) Residential video communication system
US20080297586A1 (en) Personal controls for personal video communications
US20100220172A1 (en) Automatic Video Switching for Multimedia Conferencing
Licoppe et al. Attending to a summons and putting other activities ‘on hold’
US9100546B2 (en) Time shifting in teleconferences conducted within virtual worlds
JP3660198B2 (ja) 3次元共有仮想空間表示方法、3次元共有仮想空間通信システム及び方法、仮想会議システム、並びにそのための利用者端末プログラムを記録した記録媒体
Ursu et al. Orchestration: Tv-like mixing grammars applied to video-communication for social groups
US20040249889A1 (en) Method and system for processing interactive communications
JP2008236553A (ja) テレビ会議システムにおける端末装置、端末装置の制御方法、端末装置の制御プログラム
JP4085685B2 (ja) テレビ会議システム、それに含まれる端末装置、及び通信方法
JP2004007561A (ja) テレビ会議システム、それに含まれる端末装置、及びデータ配信方法
Agamanolis et al. Reflection of Presence: Toward more natural and responsive telecollaboration
JPH08256145A (ja) 電子会議の参加方法および電子会議システム
JP2007221437A (ja) 遠隔会議システム
Starr et al. Cellphilming as a feminist tool
JP2003101981A (ja) 電子共同作業システム及び共同作業システム用プログラム
Sermon Reframing videotelephony through coexistence and empathy in the third space
Smith et al. OverHear: augmenting attention in remote social gatherings through computer-mediated hearing

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070710

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080211

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140228

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees