JP2003319209A - 表示装置、照明装置及び撮影システム - Google Patents
表示装置、照明装置及び撮影システムInfo
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Abstract
ることが可能な技術を提供することである。 【解決手段】 撮影時に被写体となる演者に対する指示
を表示する表示装置において、光源もしくは投影手段か
らの光を変調して間欠化する遮蔽手段を備え、撮影期間
を除く期間に前記指示を表示する。
Description
し、特に、テレビジョン番組制作時や映像制作時におけ
る出演者への情報表示を行う撮影補助装置に適用して有
効な技術に関するものである。
は、出演者が演出対象物の位置や大きさなどを把握した
り、自分のスタジオ内の位置を認識するための手段とし
て、予めテープなどのマーカーをスタジオセットに設置
するなどして位置の確認を行っていた。
よって出演者に伝える場合には、テレビスタジオ内にい
るスタッフがスケッチブックなどに伝達事項を記載して
出演者に提示するなどの手段をとるか、プロンプタと呼
ばれる、テレビカメラのレンズの手前に設置されたハー
フミラーによって文字情報の提示を行うのが一般的であ
った。
を設置する方法では、マーカーそのものがテレビカメラ
に映ってしまうという問題があった。また、設置してし
まったマーカーは動かすことができず、出演者が動く仮
想対象物の位置を把握することは不可能であった。さら
に、複数のマーカーが存在した場合、出演者が目的とな
るマーカーの位置を見誤るなどの問題もあった。一方、
文字による情報提示の場合、出演者がスケッチブックを
見るために、出演者の目線が不自然に映るという問題が
あった。また、プロンプタの場合でも、出演者がカメラ
方向を見る場合は有効であるものの、カメラ以外の方向
を見ている状況に置いては、カメラを見ることが返って
不自然に映ることもあった。
よる非接触型の情報表示媒体が切望されていた。このよ
うな方式としては、例えば、映画等で用いるフィルムカ
メラの未露光時間を使用した位置表示システムがあっ
た。この位置表示システムでは、レーザー光の投影位置
をマーカー位置とすることにより、仮想対象物の位置を
表示していた。
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。従来
のフィルムカメラの未露光時間で間欠レーザーを投影す
る方式では、マーカーとなる位置を示すレーザー光の投
影範囲が「点」となるので、机の上などの狭い範囲での
位置表示は可能であるが、テレビスタジオなどの床面な
どの広い範囲への役影では、照射範囲が小さくマーカー
としての確認は困難であった。また、レーザーによる文
字などの情報表示の場合、レーザーを高速に動かして文
字を表示するものの、間欠レーザーであるために、文字
の所々が表示されないため、文字として認識することが
困難であった。
ビカメラに撮影されない照明光もしくは表示光を生成す
ることが切望されていた。
ない照射光を生成することが可能な技術を提供すること
にある。本発明の他の目的は、撮影中であってもマーカ
ーの位置を自由に動かしたり、必要な時だけ指示するこ
とが可能な技術を提供することにある。本発明の前記な
らびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及
び添付図面によって明らかになるであろう。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
指示を表示する表示装置において、光源もしくは投影手
段からの光を変調して間欠化する遮蔽手段を備え、撮影
期間を除く期間に前記指示を表示する。
おいて、前記遮蔽手段は制御電極に印加する電圧信号に
より光の通過と遮蔽とを制御する液晶シャッターからな
る。
おいて、加熱手段及び/又は冷却手段を備え、前記液晶
シャッターを所定の温度に保持する。
撮影する撮影手段と、撮影時に被写体となる演者に対す
る指示を表示する表示手段とを有する撮影システムにお
いて、前記表示手段は前記基準同期信号に同期して光源
もしくは投影手段からの光を変調して間欠化する遮蔽手
段を備え、撮影期間を除く期間に前記指示を表示する。
式によるテレビカメラのシャッター機能を用いた撮影を
行うことにより、シャッター機能を用いない撮影時より
も長い未露光時間をテレビカメラに作り出すことができ
る。従って、テレビカメラまたはスタジオからの基準同
期信号を用いて、この基準同期信号に同期した周期で遮
蔽手段の透過と遮蔽とを繰り返し、テレビカメラの未露
光の間だけ遮蔽手段を透過状態に制御することによっ
て、テレビカメラには映らない間欠光を作り出すことが
可能となる。
手段を構成する液晶シャッターを所定の温度に保持する
ことによって、液晶シャッターを基準同期信号に同期し
た速度で動作させることが可能となるので、装置構成を
簡易な構成にできる。
は、テレビカメラに撮影されない間欠投影光による情報
表示を行うことができるので、出演者の視線方向を考慮
した情報表示をすることができる。
施の形態(実施例)とともに図面を参照して詳細に説明
する。なお、発明の実施の形態を説明するための全図に
おいて、同一機能を有するものは同一符号を付け、その
繰り返しの説明は省略する。
態1の撮影システムの概略構成を説明するための図であ
る。ただし、図1において、実施の形態1の撮影用のテ
レビカメラは、周知のシャッター機構付きのテレビカメ
ラとなるので、詳細な説明は省略する。また、後述する
ように、実施の形態1の撮影システムを構成する照明装
置では、テレビカメラからのあるいは外部の基準同期信
号であるカメラ同期信号に基づいて、光源からの照射を
制御する構成となっているので、2台以上のテレビカメ
ラを用いる場合には、外部の基準同期信号に連動して全
てのテレビカメラが動作するいわゆるエクスターナル動
作を行う。また、以下の説明では、実施の形態1の撮影
システムを構成する図示しないテレビカメラ及び実施の
形態1の照明装置は、図示しない周知の外部の基準同期
信号(あるいはこの基準同期信号に基づいて生成される
垂直同期信号)に同期して動作する場合について説明す
る。ただし、実施の形態1では、光源111として照明
用光源の場合について説明するが、後述するように、光
源111として文字情報や画像情報を表示可能な液晶プ
ロジェクターを用いることによって、文字情報や画像情
報の表示に適用可能なことは言うまでもない。さらに
は、本願発明を液晶プロジェクターの光源部分に適用す
ることによって、液晶プロジェクターそのものを構成す
ることもできる。
動部、102は駆動制御部、103は駆動電源部、10
4は温度コントロール手段制御部、105は温度検出
部、106は温度制御部、107は電圧制御部、108
は熱センサー、109は液晶シャッター、110は温度
コントロール手段、111は光源を示す。
は、図示しない周知のシャッター機構付きのテレビカメ
ラと、調光信号に応じて光量が制御される周知の光源1
11と、該光源111から照射される照射光の通過と遮
蔽とを制御する液晶シャッター109と、液晶シャッタ
ー109を加熱あるいは冷却し所定の温度範囲に保持す
る温度コントロール手段110と、液晶シャッター10
9の温度を検出する熱センサー108と、該熱センサー
108からの温度信号に基づいて温度コントロール手段
110の動作を制御し液晶シャッター109を安定した
状態で高速に動作させるための温度コントロール手段制
御部104と、カメラ同期信号に基づいて液晶シャッタ
ー109を制御する液晶シャッター駆動部101とから
構成される。ただし、液晶シャッター駆動部101は、
テレビカメラの後述する未露光期間に応じて設定される
駆動制御期間(照射タイミング,照射期間)及びカメラ
同期信号に基づいて、液晶シャッター109の光通過期
間と光遮蔽期間とに応じた制御信号を生成する駆動制御
部102と、該制御信号を設定電圧に応じた駆動信号に
変換する駆動電源部103とから構成される。また、温
度コントロール手段制御部104は、温度コントロール
手段110に駆動電力を供給する電圧制御部107と、
熱センサー108からの検出電力に基づいて液晶シャッ
ター109の温度を検出する温度検出部105と、図示
しない温度設定手段により設定される温度(例えば、1
00℃)と温度検出手段105からの検出温度とを比較
し、電圧制御部107を制御することにより温度コント
ロール手段による液晶シャッター109を加熱あるいは
冷却させる温度制御部106とから構成される。
源111からの照射光量に応じて、加熱手段あるいは冷
却手段の何れかのみでもよい。このように、光源111
の種別に応じて、温度コントロール手段110を選択す
ることによって、液晶シャッター109の構成を簡略化
することができるので、液晶シャッター109の部分及
び装置全体を小型化及び軽量化することが可能となる。
その結果、既存の装置への組み込みが容易となる。
は、液晶シャッター駆動部101はテレビカメラと同様
に外部の基準同期信号を制御の基準として動作してい
る。特に実施の形態1では、液晶シャッター駆動部10
1はテレビカメラと同様に、基準同期信号の1周期すな
わち1フィールド(飛越し走査時)期間を基準とし、こ
の1フィールド期間内で液晶シャッター109の駆動を
制御して、光源111から照射される照射光の通過と遮
蔽とを行い間欠光の照射を制御する構成となっている。
ただし、後述するように、液晶シャッター109による
通過と遮蔽とは、図示しないテレビカメラのシャッター
タイミング、すなわち映像の取り込み期間に応じて決定
されるものである。
は、例えば外部の基準同期信号を生成する図示しない生
成手段が、接続されるテレビカメラ及び液晶シャッター
駆動部101にシャッタータイミングを出力する構成と
なっている。
置でもよい)111からの光を間欠化するために、光源
111液晶シャッター109を組み合わせる構成となっ
ている。従って、液晶シャッター109は光源111
と、図示しない間欠光を見る者(被写体)との間に設置
される必要があることはいうまでもない。また、光源1
11からの光(照射光あるいは投影光)は、必要以上の
範囲を照らすことがないように、液晶シャッター109
の位置を光源111に近い状態に設置したり、光源11
1と液晶シャッター109との間を囲う匡体を設けるな
どにより、照射光の漏れを防止できるので、より高い効
果を得ることができる。ただし、遮光された照射光が漏
れてもよい場合もあるので、遮光用の筐体は必須の構成
ではない。
説明するための図である。以下、図2に基づいて、実施
の形態1の撮影システムにおける撮影動作を説明する。
ただし、図2の(a)は通常のCCDカメラによる露光
タイミングを示す図であり、図2の(b)は電子シャッ
ターを使用したCCDカメラの露光タイミングを示す
図、さらに、図2の(c)は実施の形態1の間欠光の照
射タイミングを示す図である。また、図2は1フレーム
を2フィールドの画面に分けて毎秒60フィールドで処
理する現行放送方式であるNTSC方式の場合を示して
いるが、図2の原理に従って露光期間203と照射タイ
ミング205とを設定することによって、他の方式にも
適用可能なことはいうまでもない。さらに、テレビカメ
ラとしては、周知のCCDを撮像素子として備えてい
る、いわゆるCCDカメラの場合について説明するが、
シャッター機構を備える他の形式のテレビカメラでもよ
いことはいうまでもない。
CCDカメラでは、1/60秒(約16.7ms)毎に
垂直同期信号201が生成され、この16.7msから
垂直輝線期間を除く時間が露光期間202となってい
る。
ムでは、CCDカメラのシャッター機能を使用して、例
えばCCDカメラの撮影期間を10.0msに設定した
場合、図2の(b)に示すように、CCDカメラは、1
フィールドの終了側すなわち垂直同期信号201の発生
から約6.7ms経過した後の10.0msの期間(露
光期間203)で撮影を行うこととなる。このとき、垂
直同期信号201の発生から約6.7msの期間は、未
露光期間204となる。なお、CCDカメラの撮影期間
は10.0msに限定されるものではなく、他の撮影期
間でもよいことはいうまでもない。
する駆動制御部102は、図示しない基準同期信号(あ
るいは垂直同期信号201)に同期して、1フィールド
期間の内で図示しないCCDカメラの露光期間203を
除く時間に、液晶シャッター109を照射光の通過状体
とすることにより、光源111からの照射光が液晶シャ
ッター109を通過(透過)する構成となっている。こ
のような照射タイミング205の期間、すなわちCCD
カメラの未露光期間204にのみ、液晶シャッター10
9を透過状態に制御し間欠光を照射する。
では、CCDカメラのシャッター機能を使用して、1フ
ィールド期間における撮影期間を露光期間203に制限
し、残りの期間である未露光期間204に光源111か
ら液晶シャッター109を通過した照射光である間欠光
で照射することによって、CCDカメラに撮影されない
照射光の発生を可能とするものである。
照射光をマーカーとすることによって、撮影中であって
もマーカーの位置を自由に動かしたり、必要な時だけ指
示することが可能となる。ただし、その詳細について
は、後述の実施の形態において詳述する。
たCCDカメラの電子シャッターの速度とこのCCDカ
メラの露光期間との比が、1/100秒に設定されてい
る場合、液晶シャッター109には6.7ms以下の高
速応答が求められることとなる。
ターにおける液晶分子の配向状態を説明するための図
を、また図4には実施の形態1の液晶シャッターに印加
する駆動電圧と透過率との関係を説明するための図を、
さらに、図5において実施の形態1の液晶シャッターに
おける液晶温度と応答速度との関係を説明するための図
を示す。以下、図3〜5に基づいて、実施の形態1の液
晶シャッター109について説明する。ただし、図3の
(a)は液晶シャッターの遮蔽状態(オフ状態)におけ
る液晶分子の配向状態を示す図であり、図3の(b)は
液晶シャッターの透過状態(オン状態)における液晶分
子の配向状態を示す図である。
は、液晶層を構成する液晶材料には、電圧印加により分
子配向が変化するネマティック液晶、コレステリック液
晶、スメクティック液晶(強誘電性液晶を含む)が用い
られる。
る配向膜(密接処理したポリイミド樹脂など)の作用に
より、基板に垂直、水平、斜方に配列させることが可能
であるが、ねじれ配向とすることもできる。それらの分
子配向のいずれにせよ、入射光は分子配向に転じた複屈
折効果により偏光状態が変わる。そのため、2枚の偏光
板で液晶を挟めば、印加電圧の制御により入射光が変調
される。高速な光変調を得るためには、低粘度の液晶材
料や、自発分極をもつ強誘電性液晶が有利であることは
いうまでもない。
置を用いる場合、偏光板を用いると入射光の半分が失わ
れてしまう。そのため、液晶中に微細なポリマー構造
(アクリル樹脂やフレタン樹脂など)を形成した複合膜
を用いることも可能である。この場合、図3の(a)に
示すように、偏光無依存の光散乱効果を用いるため、偏
光板は不要となる。すなわち、透明電極に電圧が印加さ
れていない場合、液晶の分子配向はランダムであり、無
偏光の入射光は散乱されて、直進光が消失する(オフ状
態)。それに対して、透明電極間に十分に高い電圧を印
加すると、図3の(b)に示すように、液晶分子が電界
方向に配列するため、光散乱がなくなり、入射光はその
まま透過する(オン状態)。
がり応答)およびオン状態からオフ状態(立ち下がり応
答)へのスイッチング動作は、それぞれ電界による液晶
分子に及ぼすクーロンカ、および樹脂構造が液晶分子に
及ぼす配向規制力により決定される。そのため、立ち上
がり速度は、図4に示すように、液晶シャッター109
への印加電圧を増加させることにより向上する。一方、
立ち下がり動作は、サブミクロンオーダーで入り組んだ
微細な樹脂構造を形成することにより、高速な応答が期
待できる。
しては、光重合、熱重合、溶媒蒸発を用いた相分離法
や、多孔質樹脂に液晶を染み込ませた含侵法などが有用
である。
明らかなように、液晶温度を上げることによって、その
応答速度を向上(高速化)できる。従って、実施の形態
1では、液晶が低温である時には温度コントロール手段
110により、液晶シャッター109を加熱して液晶材
料の粘度を低下させ、光変調動作を高速化する構成とな
っている。温度コントロール手段110の構成の内で、
液晶シャッター109を加熱する構成は、液晶シャッタ
ー109の外周部にヒーターを設けたり、液晶シャッタ
ー109を形成するガラス板などに設けた透明電極に電
流を流して加熱する透明ヒーターなどがある。また、液
晶シャッター109に透明電極に積層することによっ
て、加熱効果を向上させることができる。
において、液晶シャッター109を冷却する構成として
は、例えば液晶シャッターに密着して形成させた空洞に
冷却水を循環させる方式がある。
シャッター109の動作を速やかに安定させることが可
能となる。
することによって、液晶温度を100℃、駆動電圧を1
45Vp−pに設定し、通過率70%以上、立ち上がり
速度0.3ms以下、立ち下がり速度1.7ms以下が
可能となった。ただし、このときの構成としては、温度
コントロール手段110を構成する加熱機構に、ガラス
などの透明基板に付着した透明電極(ITOなど)によ
る加熱板を使用し、液晶シャッター109に熱センサー
108を取り付け、液晶の温度を温度検出部105で検
出し、温度制御部106で設定した温度=100℃との
比較を行い、必要が有れば加熱板の電圧制御部107を
制御することにより加熱板の加熱を行い、熱伝導により
液晶シャッター109を加熱する構成である。このよう
にして、液晶シャッター109を設定した温度である1
00℃に保つことにより、液晶シャッター109を安定
した状態で、かつ高速に動作させることができる。
システムでは、液晶シャッター109として、偏光無依
存の光散乱効果が得られる複合膜を用いた液晶パネルを
用いると共に、液晶シャッター109に熱センサー10
8と温度コントロール110とを配置し、温度コントロ
ール手段制御部104が熱センサー108からの検出値
に基づいて、特に液晶が低温時には温度コントロール手
段110を制御して、液晶シャッター109を加熱し液
晶材料の粘度を低下させ、光変調動作を高速化する構成
となっている。すなわち、比較的動作速度が遅いために
高速動作が要求されるシャッター機構としては、適用が
困難である液晶シャッター109を用いた照明装置及び
撮影システムを可能としている。その結果、照明装置を
小型化及び軽量化することが可能となる。さらには、従
来の照明装置に容易に組み込み可能となる。
用して、1フィールド期間における撮影期間を露光期間
203に制限すると共に、液晶シャッター駆動部101
が液晶シャッター109を制御して、未露光期間204
に光源111からの照射光が液晶シャッター109を透
過するように制御する構成となっているので、テレビカ
メラに撮影されない照射光の発生が可能となる。
照射光を用いた表示を行うことによって、撮影中であっ
てもテレビカメラに撮影されない表示を行うことができ
る。
態2の撮影システムの概略構成を説明するための図であ
る。ただし、図6に示す撮影システムは、投影光形状制
御部601、集光レンズ602,及び温度表示部603
を除く他の構成は、実施の形態1の撮影システムと同様
の構成となる。従って、以下の説明では、投影光形状制
御部601、集光レンズ602,及び温度表示部603
についてのみ詳細に説明する。
撮影システムでは、光源111の発熱により液晶シャッ
ター109を加熱する方式となっている。この方式を実
現するために、実施の形態2の撮影システムを構成する
照明装置では、液晶シャッター109を光源111と集
光レンズ602との間に配置する構成となっている。す
なわち、照明装置に液晶シャッター109を内蔵させる
構成となっている。このような構成とすることによっ
て、光源111で生じる熱を効率よく液晶シャッター1
09に吸収させると共に、照明装置を小型化可能な構成
としている。
能劣化を監視する機構は必要となるので、実施の形態2
では液晶(液晶シャッター109)の温度を監視する熱
センサー108と、熱センサー108からの検出電力に
基づいて液晶シャッター109の温度を検出する温度検
出部105と、検出温度を表示する周知の液晶表示パネ
ル等からなる温度表示部603を備える構成となってい
る。
度コントロール手段110を備えない構成となっている
ので、液晶シャッター109の温度が高すぎてしまう場
合には、光源111と液晶シャッター109との間を開
けるなどの工夫により、液晶シャッター109の温度を
下げる必要があることはいうまでもない。また、液晶シ
ャッター109の温度が低い場合は、光源111と液晶
シャッター109との間を狭くするか、あるいは加熱装
置を用いる必要がある。
する照明装置では、液晶シャッター109と集光レンズ
602との間に投影光形状制御部601を配置する構成
となっている。ただし、投影光形状制御部601は、例
えば星形などの穴を開けた鉄板などの遮蔽体であり、液
晶シャッター109を透過した照射光を任意の形状に制
御する構成となっている。
影システムの動作を説明する。実施の形態2の撮影シス
テムにおいても、前述の図2に示すように、液晶シャッ
ター駆動部101が垂直同期信号201に同期して1フ
ィールド期間の内で図示しないテレビカメラ(CCDカ
メラ)の露光期間203を除く時間である未露光期間2
04に液晶シャッター109を透過状態にすることによ
り、光源111からの照射光が液晶シャッター109を
通過して照射されることとなる。ただし、テレビカメラ
による撮影と、液晶シャッター109を通過した照射光
である間欠光の照射タイミング205とが重ならないよ
うにするために、液晶シャッター駆動部101は垂直同
期信号201の入力から直ちに6.7msの期間の照射
タイミング205で液晶シャッター109を透過状態と
する構成となっている。このような照射タイミング20
5で間欠光を照射することにより、テレビカメラに撮影
される照射光と、実施の形態2の照明装置の光源111
から液晶シャッター109を透過して照射される照射光
(間欠光)とをそれぞれ異なる照射光とすることが可能
となる。
111で生じる熱及び液晶シャッター109に入射する
照明光によって加熱されることとなるので、液晶シャッ
ター109の液晶材料の粘度を低下させ、光変調動作を
高速化する構成となっている。すなわち、比較的動作速
度が遅いために高速動作が要求されるシャッター機構と
しては、適用が困難である液晶シャッター109を用い
た照明装置及び撮影システムを可能としている。
でも、テレビカメラのシャッター機能を使用して、1フ
ィールド期間における撮影期間を制限し、残りの時間に
光源111から液晶シャッター109を通過した照射光
を照射することによって、テレビカメラに撮影されない
照射光の発生を可能とするものである。
照射光をマーカーとすることによって、撮影中であって
もマーカーの位置を自由に動かしたり、必要な時だけ指
示することが可能となる。ただし、その詳細について
は、後述の実施の形態において詳述する。
態3の撮影システムの概略構成を説明するための図であ
る。特に、図7の(a)は実施の形態3の撮影システム
を構成する照明装置の概略構成を説明するための図であ
り、図7の(b)は実施の形態3の撮影システムにおけ
る液晶パネルの概略構成を説明するための図である。
2は駆動制御部、703は駆動電源部、704はパター
ン制御部、705は液晶パネル、706はモータ、70
7は遮蔽領域、708は透過領域を示す。ただし、透過
領域708は、2つの領域に限定されることはなく、1
以上の任意の領域数でよいことはいうまでもない。
形態3の撮影システムは、図示しない周知のシャッター
機構付きのテレビカメラと、調光信号に応じて光量が制
御される周知の光源111と、該光源111から照射さ
れる照射光の通過と遮蔽とを制御する液晶パネル705
と、液晶パネル705を回転させるモータ706と、液
晶パネル705に形成する透過領域708の形成を制御
するパターン制御部704と、カメラ同期信号及び透過
領域708の形成数に基づいてモータ706の回転速度
を制御する回転制御部701とから構成される。ただ
し、回転制御部701は、テレビカメラの未露光期間に
応じて設定される照射タイミング205及びカメラ同期
信号並びに透過領域708の形成数に基づいて、垂直同
期信号201に同期した回転制御信号を生成する駆動制
御部702と、該回転制御信号に応じた回転駆動信号を
生成する駆動電源部703とから構成される。
晶シャッター109の代わりに、図7の(b)に示すよ
うな光源111からの照射光を透過させる透過領域70
8と照射光を遮蔽する遮蔽領域707とを表示させた円
盤状の液晶パネル705を、光源111の前面で回転さ
せることによって、光源111からの照射光の透過と遮
蔽とを制御する構成となっている。ただし、照射タイミ
ング205の期間の調整は、透過領域708の大きさや
形状と液晶パネル705の回転速度と、あるいは隣接す
る透過領域708の間隔等によって調整可能である。
態4の撮影システムの概略構成を説明するための図であ
る。ただし、実施の形態4の撮影システムは、前述する
実施の形態1の照明装置を用いて、出演者に所望の情報
を伝える撮影システムである。ただし、前述する実施の
形態3の照明装置を適用可能なことはいうまでもない。
また、実施の形態6の撮影システムでは、照明装置とし
てプロジェクター801を用いる構成となっているの
で、表示装置として機能することとなる。
信号を生成する図示しない同期信号生成手段と、光源1
11及び表示器として機能し文字情報や画像情報の表示
を行う周知の投光用のプロジェクター801と、このプ
ロジェクター801の投光面側に配置される液晶シャッ
ター機構802と、プロジェクター801の表示を制御
する周知の情報処理装置であるパソコン803と、出演
者806を撮影するためのテレビカメラ808と、この
テレビカメラ808が撮影している映像を表示するモニ
タ809と、液晶シャッター機構802の動作を制御す
る制御機構807と、液晶シャッター機構802を構成
する液晶シャッター109の温度を表示する温度表示部
810とから構成される。なお、実施の形態4の撮影シ
ステムでは、前述の構成以外にも、通常のテレビ撮影に
用いるスタジオ内の照明用の照明装置や収音装置等を備
えることはいうまでもない。ただし、液晶シャッター機
構802は、前述する熱センサー108と液晶シャッタ
ー109と温度コントロール手段110を備える構成と
なっている。また、制御機構807は、液晶シャッター
駆動部101と温度コントロール手段制御部104を備
える構成となっている。
ェクター801からの投影光は、例えば出演者806の
近傍に配置される壁805に投影させるように配置され
ている。また、このプロジェクター801の前面に配置
される液晶シャッター機構802は、制御機構807に
よって、プロジェクター801から照射される投影光を
透過あるいは遮蔽(拡散)する構成となっている。
れる投影光804に基づいた自然な動作が可能となる
が、出演者806を撮影しているテレビカメラ808の
映像に、プロジェクター801からの投影光804が映
ることを防止できる。
影システムによる撮影動作を説明する。
前述の図2に示すように、テレビカメラ808はシャッ
ター機能により、1フィールドの開始すなわち基準同期
信号に基づいて生成される垂直同期信号201の発生か
らの未露光期間204の経過後の期間である露光期間2
03で撮影を行う。
前述の図2に示すように、垂直同期信号201に同期し
て1フィールド期間の内で、テレビカメラ808の露光
期間203を除く時間である照射タイミング205に投
影光の透過状態(プロジェクター801からの投影光を
透過させる状態)に切り替わる。従って、投影光の透過
状態の期間では、出演者806の近傍の壁805に投影
光804が投影されることとなる。このとき、壁805
に投影される情報は、1フィールド期間での点消灯の連
続によって映像されることとなるので、出演者806に
とっては、目の残像現象によって連続点灯のように知覚
されることとなるので、自然な映像として認識される。
ター801からの投影光が液晶シャッター機構802で
遮蔽されているタイミング、すなわち情報の投影がされ
ていないタイミングの映像を撮影することとなるので、
モニタ809の表示面に示すように、テレビカメラ80
8の撮影映像には投影光804は撮影されないこととな
る。
態5の撮影システムの概略構成を説明するための図であ
る。ただし、実施の形態5の撮影システムは、前述する
実施の形態2の照明装置を用いて、出演者に所望の情報
を伝える撮影システムである。ただし、前述する実施の
形態3の照明装置を適用可能なことはいうまでもない。
信号を生成する図示しない同期信号生成手段と、実施の
形態2の照明装置を備えるスポット照明装置901と、
出演者902を撮影するためのテレビカメラ903と、
このテレビカメラ903が撮影している映像を表示する
モニタ904と、スポット照明装置901が備える図示
しない液晶シャッター109の動作を制御する制御機構
905とから構成される。なお、実施の形態5の撮影シ
ステムも、前述する実施の形態4と同様に、通常のテレ
ビ撮影に用いるスタジオ内の照明用の照明装置や収音装
置等を備えることはいうまでもない。ただし、実施の形
態2の照明装置を構成する投影光形状制御部601及び
集光レンズ602は、スポット照明装置901内に配置
される構成となっている。
テムと同様に、スポット照明装置901からの投影光9
07は、例えば出演者902の近傍に配置される壁90
6に投影させるように配置されている。従って、出演者
902は壁906に投影される投影光907に基づいた
自然な動作が可能となるが、モニタ904の表示面に示
すように、出演者902を撮影しているテレビカメラ9
03の映像に、スポット照明装置901からの投影光9
07が映ることを防止できる。
納されているスポット照明装置の雲台のパンチルト方向
を制御することにより、投影光907の位置や動きなど
を制御することができる。
形態6の撮影システムの概略構成を説明するための図で
ある。ただし、実施の形態6の撮影システムは、前述す
る実施の形態1の照明装置を用いて出演者に所望の情報
を伝える照明装置と、バーチャルスタジオと称される放
送用CG技術とを組み合わせた撮影システムである。た
だし、前述する実施の形態3の照明装置を適用可能なこ
とはいうまでもない。また、実施の形態6の撮影システ
ムでは、照明装置として液晶プロジェクター1001を
用いる構成となっているので、表示装置として機能する
こととなる。
信号を生成する図示しない同期信号生成手段と、光源1
11及び表示器として機能し文字情報や画像情報の表示
を行う周知の投光用のプロジェクター1001と、この
プロジェクター1001の投光面側に配置される液晶シ
ャッター機構1002と、プロジェクター1001に表
示させる画像の輝度やコントラストを高めたりあるいは
簡略化するなどの映像加工を行う加工装置1007と、
出演者1009を撮影するためのテレビカメラ1003
と、液晶シャッター機構1002の動作を制御する制御
機構1004と、リアルタイムCGの映像を生成するコ
ンピュータ1005と、テレビカメラ1003で撮影さ
れた映像とコンピュータ1005で生成されたリアルタ
イムCG映像を合成する映像合成装置1012とから構
成される。なお、実施の形態6の撮影システムでは、前
述の構成以外にも、通常のテレビ撮影に用いるスタジオ
内の照明用の照明装置や収音装置等を備えることはいう
までもない。ただし、液晶シャッター機構1002は、
前述する熱センサー108と液晶シャッター109と温
度コントロール手段110を備える構成となっている。
また、制御機構1004は、液晶シャッター駆動部10
1と温度コントロール手段制御部104を備える構成と
なっている。なお、プロジェクター1001から投影す
る文字情報や画像情報として、出演者1009に与える
動作や演出等の指示であってもよい。
ュータ1005で生成されたリアルタイムCGの映像1
006が加工装置1007と映像合成装置1012とに
出力される。加工装置1007に入力されたリアルタイ
ムCGの映像1006は、例えば輝度やコントラストを
高めるあるいは簡略化した映像に加工され、この加工画
像がプロジェクター1001により投影像として出射さ
れる。このとき、実施の形態6では、プロジェクター1
001の投光面側には、液晶シャッター機構1002が
配置されているので、液晶シャッター機構1002を透
過した投影像1008のみが図示しない壁やスクリーン
等に投影される。
同期信号生成手段からの基準同期信号に基づいて、前述
する図2に示す照射タイミング205のみ液晶シャッタ
ー機構1002を透過状態に制御する構成となってい
る。従って、プロジェクター1001から投影された投
影像1008も液晶シャッター機構の透過状態のタイミ
ングすなわち照射タイミング205の期間のみ、出演者
1009の近傍に配置される図示しない壁やスクリーン
等に投影される。このときの投影像1008は、1フィ
ールド期間での点消灯の連続によって映像されることと
なるので、出演者1009にとっては、目の残像現象に
よって連続点灯のように知覚されることとなるので、自
然な映像として認識される。従って、例えば出演者10
09が投影像1008のグラフの一番下がったポイント
1010を指し示す場合であっても、出演者1009は
投影された映像を見て正確にポイント1010を指し示
すことができる。
メラ1003も基準同期信号に同期する垂直同期信号に
基づいて、前述する図2に示す露光期間203の映像を
撮影することとなる。すなわち、プロジェクター100
1から照射された投影像1008が液晶シャッター機構
1002により遮蔽されている期間の映像をテレビカメ
ラ1003は撮影することとなるので、テレビカメラ1
003からの出力映像は投影像1008が撮影されない
映像1011となる。
れる映像すなわち合成された映像1013では、視聴者
は、目の前にCG映像が有るかのように出演者1009
の目線のあった自然な演技を見ることができる。
された映像を、スタジオのモニタで確認しながらの指さ
しになったり、または壁に設置されたマーカーなどによ
って指示してきた。しかし、前者の場合、目線がモニタ
を見るために不自然になり、後者の場合、グラフの全体
像が見えなかったり、グラフの形状が変化するなどの場
合は、正確に指示することができなかった。
前記発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本
発明は、前記発明の実施の形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。 (1)テレビカメラの末露光期間にのみ開く液晶シャッ
ターにより、プロジェクターの投影光をテレビカメラに
撮影されない間欠投影光とすることができる。 (2)テレビカメラに撮影されない間欠投影光による情
報表示を行うことができるので、出演者が仮想対象物の
位置や大きさを把握することができる。 (3)テレビカメラに撮影されない間欠投影光による情
報表示を行うことができるので、出演者の視線方向を考
慮した情報表示をすることができる。 (4)テレビカメラに撮影されない間欠投影光による情
報表示を行うことができるので、スタジオセットとは非
接触であるため、撮影中であっても投影される情報表示
の位置を自由に変更することができたり、必要なときだ
け表示することができる。 (5)仮想対象物の位置表示を行う場合など、液晶シャ
ッターを開いた状態にし、投影光をテレビカメラが撮影
できるようにすることにより、映像合成される仮想対象
物と、スタジオに情報表示された仮想対象物の位置との
間に生じたズレを確認することができ、修正を行うこと
ができる。 (6)照明の当たらない演出を行う場所、あるいは状況
における補助照明装置として、照明の当たらない演出を
行う場所、あるいは状況に補助用の照明を当てることが
できる。 (7)スタジオなどにおける演出補助、出演者への補助
を行うことができるので、演出効果を高めたより自然な
演技を実現することができる技術である。
成を説明するための図である。
めの図である。
子の配向状態を説明するための図である。
電圧と透過率との関係を説明するための図である。
度と応答速度との関係を説明するための図である。
成を説明するための図である。
成を説明するための図である。
成を説明するための図である。
成を説明するための図である。
構成を説明するための図である。
御部 103…駆動電源部 104…温度コ
ントロール手段制御部 105…温度検出部 106…温度制
御部 107…電圧制御部 108…熱セン
サー 109…液晶シャッター 110…温度コ
ントロール手段 111…光源 201…垂直同期信号 202…露光期
間 203…露光期間 204…未露光
期間 205…照射タイミング 601…投影光形状制御部 602…集光レ
ンズ 603…温度表示部 701…回転制御部 702…駆動制
御部 703…駆動電源部 704…パター
ン制御部 705…液晶パネル 706…モータ 707…遮蔽領域 708…透過領
域 801…プロジェクター 802…液晶シ
ャッター機構 803…パソコン 804…投影光 805…壁 806…出演者 807…制御機構 808…テレビ
カメラ 809…モニタ 810…温度表
示部 901…スポット照明装置 902…出演者 903…テレビカメラ 904…モニタ 905…制御機構 906…壁 907…投影光 1001…プロジェクター 1002…液晶
シャッター機構 1003…テレビカメラ 1004…制御
機構 1005…コンピュータ 1006…リア
ルタイムCGの映像 1007…加工装置 1008…投影
像 1009…出演者 1010…ポイ
ント 1011…映像 1012…映像
合成装置 1013…合成された映像
Claims (8)
- 【請求項1】 撮影時に被写体となる演者に対する指示
を表示する表示装置において、光源もしくは投影手段か
らの光を変調して間欠化する遮蔽手段を備え、撮影期間
を除く期間に前記指示を表示することを特徴とする表示
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の表示装置において、前
記遮蔽手段は制御電極に印加する電圧信号により光の通
過と遮蔽とを制御する液晶シャッターからなることを特
徴とする表示装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の表示装置において、加
熱手段及び/又は冷却手段を備え、前記液晶シャッター
を所定の温度に保持することを特徴とする表示装置。 - 【請求項4】 撮影時に被写体に照明光を照射する照明
装置において、光源から照射される光を変調して間欠化
する遮蔽手段を備え、撮影期間を除く期間に前記照明光
を照射することを特徴とする照明装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の照明装置において、前
記遮蔽手段は制御電極に印加する電圧信号により光の通
過と遮蔽とを制御する液晶シャッターからなることを特
徴とする照明装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の照明装置において、加
熱手段及び/又は冷却手段を備え、前記液晶シャッター
を所定の温度に保持することを特徴とする照明装置。 - 【請求項7】 基準同期信号に同期して被写体像を撮影
する撮影手段と、撮影時に被写体となる演者に対する指
示を表示する表示手段とを有する撮影システムにおい
て、前記表示手段は前記基準同期信号に同期して光源も
しくは投影手段からの光を変調して間欠化する遮蔽手段
を備え、撮影期間を除く期間に前記指示を表示すること
を特徴とする撮影システム。 - 【請求項8】 準同期信号に同期して被写体像を撮影す
る撮影手段と、撮影時に前記被写体を照明する照明手段
とを有する撮影システムにおいて、前記照明手段は前記
基準同期信号に同期して光源もしくは投影手段からの光
を変調して間欠化する遮蔽手段を備え、撮影期間を除く
期間に前記照明光を照射することを特徴とする撮影シス
テム。
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