JP2003318919A - 総合情報管理システム - Google Patents

総合情報管理システム

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JP2003318919A
JP2003318919A JP2002125545A JP2002125545A JP2003318919A JP 2003318919 A JP2003318919 A JP 2003318919A JP 2002125545 A JP2002125545 A JP 2002125545A JP 2002125545 A JP2002125545 A JP 2002125545A JP 2003318919 A JP2003318919 A JP 2003318919A
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wireless
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relay
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JP2002125545A
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Hikozo Imaoka
彦三 今岡
Kazuhiko Matsuguchi
一彦 松口
Hiroshi Fukui
弘 福井
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Sato Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sato Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1つの固定局に過度の交信負担を掛けることな
く、多数の移動体の位置情報や各種メディア情報を迅速
に管理できるようにする。 【解決手段】無線主局1、無線情報中継局2,2…およ
び情報記憶部を備える無線情報中継支局3,3…により
通信ネットワークを構成する。前記情報中継支局3と通
信可能で自局の位置情報が与えられた情報親局4,4…
を配置する。移動無線局5は自己のID情報を前記情報
親局4に送信し、情報親局4は移動無線局のID情報と
共に、自局の位置情報を前記情報中継支局3に送信し、
情報記憶部に蓄積する。また前記情報親局4等から入力
された各種メディア情報も情報中継支局3の情報記憶部
に蓄積される。前記情報中継支局3は、無線主局1から
の呼出信号に応じて、情報記憶部内に蓄積された前記移
動無線局のID情報、情報親局の位置情報および各種メ
ディア情報を前記通信ネットワークを介して無線主局1
に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば各種工場、
建設現場等において、無線局を携帯する人または無線局
を備えた車両等の移動体の位置を把握・管理するととも
に、画像、データ等の各種メディア情報を管理するため
の総合情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のIT化(情報技術化)に伴って、
人等の移動体の監視システムとして種々のものが提案さ
れている。探索エリアが広範囲なものとしては、例えば
PHS(簡易型携帯電話)を利用したものが実用化されて
いるが、介護老人福祉施設、病院および遊園地、博覧会
会場、工場等のある程度規模が限定されている場合に
は、位置検出精度およびコストの点などから前記PHSを
利用した探索システムはあまり妥当ではない。
【0003】従来より特定されたエリア内の探索システ
ムとしては、例えば特開平10-136435号公報の従来技術
の欄でも示されているものが一般的である。この探索シ
ステムは、図6に示されるように、ホスト50と複数の
固定局51,51…とを有線により接続してネットワー
クを形成し、前記固定局51が人が携帯している移動局
52に対して連続して呼びかけを行い、この呼びかけを
受信した移動局52が、自己の識別コードであるユーザ
IDを無線により固定局51へ返信し、そして固定局5
1が移動局52から受信したユーザIDと共に自局のI
Dを有線ネットワークを介してホスト50へ送信するシ
ステム(従来例1)である。
【0004】しかし、この探索システムの場合には、位
置検出精度を向上させようとした場合、固定局51の交
信エリアを小さくして固定局51の設置数を増やす必要
があるが、有線ネットワークの敷設工事負担が大きくな
るとともに、交信エリアを小さくすると、定速度で移動
している移動局の場合は通信時間が短くなるため通信に
失敗する可能性が高くなる等の問題があった。
【0005】そこで、同特開平10-136435号公報では、
図7に示されるように、固定局51の機能をサインポス
ト54とアクセスポイント53とに分け、移動局52の
移動範囲内に適当な間隔で位置信号を発するサインポス
ト54を配設しておき、常時、サインポスト54からの
位置信号を移動局52が受信するようにし、前記アクセ
スポイント53からの呼びかけに応じて移動局52が自
局のIDとサインポストから受信した位置信号を返信す
るようにしたモニタリングシステム(従来例2)が提案
されている。
【0006】一方、各種工場や建設現場等では、場内に
構築された通信システムによってデータ信号や画像信号
等の各種メディア情報の受け渡しが行われている。例え
ば、トンネル施工現場では、坑内の各所に設置されたカ
メラ等の撮影設備によって撮影された画像情報や、坑内
および地山中に設置された各種センサー類からのセンサ
ー信号や、シールド機、トンネルボーリングマシン、自
由断面掘削機などの掘削機、モルタルまたはコンクリー
ト吹付け機、ドリルジャンボ等の施工機械などから送ら
れる各種計測・運転情報などの施工データなどが管理室
に伝送される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記移動体の監視シス
テムに関し、確かに、前記従来例2の探索システムであ
れば、前述した問題点が解決されるけれども、1つのア
クセスポイント53の交信エリア内に多数の移動局5
2,52…が存在する場合は、アクセスポイント53と
移動局52,52…との間で電波の干渉が発生すること
がある。この場合、アクセスポイント53と移動局5
2,52…との交信タイミングを時間分割してずらせば
干渉はなくなるものの、チャンネル数が足りなくなって
しまうため移動局52,52…の数に制限を与えなけれ
ばならないなどの問題が新たに発生することになる。
【0008】また、ネットワーク上の各アクセスポイン
ト53、53…が各移動局52,52…と1対1の関係
で交信する点は従来例1と変わりはなく、交信タイミン
グを時間分割して各移動局と順に交信した場合は、一巡
するのに多くの通信時間を要するとともに、交信が順に
行われるため、ある時間断面時(瞬間時)に所定のエリ
ア内に誰がいたか把握することは困難である。ある時間
断面時にそのエリアにいた人間を把握することは、例え
ばトンネル施工時に爆発、切羽崩壊等の人身事故が発生
した場合に、当該事故エリアにおける死傷者数及び身元
を割り出すのに非常に有効な情報となる。
【0009】また、前記移動局52は軽量化および小型
化のために構造の簡素化が要求されるところ、前記従来
例1,2のシステムの場合、アクセスポイント53の呼
びかけに呼応する受信機能と共に、自局IDの送信機能
とを有しなければならず、軽量化および小型化の障害に
なっているとともに、受信時及び送信時の双方に電力が
消費されるため、電池寿命が短く比較的頻繁に電池交換
を行わなければならないなどの問題があった。
【0010】一方、トンネル施工現場をはじめとする建
設現場では、前述の画像信号および計測信号、運転状況
信号、機械遠隔制御信号など、多種多様の情報信号が、
各情報毎にまたはシステム毎にそれぞれ独立の通信伝送
系統によって通信が行われている。これらの各通信系統
が、それぞれ独立した伝送系統となっている理由は、各
種情報毎にその製作業者や通信設備業者によって通信シ
ステムが構築されており、それぞれ独立の施工によって
通信設備を整えるためであるが、結果として数十本の有
線ケーブルが坑内に沿って束になって設備されていると
ともに、トンネル内を中継伝送するための中継設備が各
システム毎に設置され、種々の電波が混在している状況
となっている。そのため、補修やメンテナンスが非常に
複雑化し、時には特定のケーブルを識別することさえ困
難な状況にあった。また、施工に伴ってカメラ増設、セ
ンサー類の増設、施工機械の操作制御装置の増設があっ
た場合や新たな通信伝送系統の新設要求があった場合に
は、これら各種通信系統毎に増設や新設を行わなければ
ならず、柔軟に対応できる状況にはなかった。
【0011】上記問題を解決するために本出願人は、特
開2001-339336号公報において、音声信号、画像信号、
データ信号類からなる各種メディア情報を共有化し、1
つの伝送路に乗せて伝送可能とすることにより、情報の
一元化を図った情報通信システムを提案した。
【0012】しかし、各種情報の通信が基本的に情報発
信地点から情報到達地点との2箇所間での通信を前提と
しているため、情報を管理する主局が多数存在する各局
へポーリングすることによって情報を入手しようとする
と、各局を一巡するのに多くの通信時間を要するなどの
問題があった。
【0013】そこで本発明の課題は、ネットワークの敷
設工事負担が小さくて済むとともに、位置検出精度を任
意かつ簡易に設定でき、かつ1つの無線局に過度の交信
負担を掛けることなく、かつ所定速度で移動している移
動局であっても通信に失敗することなく確実に多数の移
動体の位置検出を行い得るようにするとともに、情報を
管理する主局が他の局から各種メディア情報を迅速に入
手できるようにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記第1課題を解決する
ために請求項1に係る本発明として、情報管理エリア内
の各所に、それぞれ情報中継局を配置し、これら情報中
継局群によって双方向に情報伝送可能な通信ネットワー
クを構成するとともに、少なくとも情報中継局の内の1
つと双方向に情報伝送可能とされるとともに、情報の主
たる監視を行う主局を配置し、前記情報中継局の内の少
なくとも1つと通信可能とされるとともに、情報記憶部
を備え、かつ前記情報中継局および主局と共に通信ネッ
トワークを構成する情報中継支局を配置し、かつ前記情
報中継支局の内の少なくとも1つと通信可能とされると
ともに、少なくとも自局の位置情報が与えられた情報親
局を配置し、移動無線局は前記情報親局との無線通信機
能を備え、適宜の時間間隔で自己のID情報を前記情報
親局に送信するとともに、該情報親局は移動無線局のI
D情報と共に、自局の位置情報を前記情報中継支局に送
信し、該情報中継支局では、前記移動無線局のID情報
および情報親局の位置情報を情報記憶部に蓄積し、かつ
前記情報親局および移動無線局の内の任意の局は、情報
入力部及び/又は出力部を備え、前記情報入力部から入
力された各種メディア情報が前記情報中継支局に送信さ
れるとともに、該情報中継支局の情報記憶部に蓄積さ
れ、前記情報中継支局は、主局からの呼出信号に応じ
て、情報記憶部内に蓄積された前記移動無線局のID情
報、情報親局の位置情報および各種メディア情報を前記
通信ネットワークを介して主局に送信するようにしたこ
とを特徴とする総合情報管理システムが提供される。
【0015】上記請求項1に係る発明においては、通信
ネットワークを構成する情報中継局の下の階位に情報中
継支局を配置するとともに、更にこの下の階位に情報親
局を配置し、この情報親局が移動無線局と通信を行うよ
うにした。したがって、階層的に通信ネットワークを構
成しているため、1つのアクセスポイント(情報親局に
相当する。)に多数の移動無線局が集中することが無く
なり、より多くの移動無線局の位置管理が可能となる。
一方で、主局からの呼出しが各移動無線局に対して行わ
れるのではなく、各移動無線局からのID情報が情報親
局に対して送信され、情報親局が移動無線局のID情報
と共に、自局の位置情報を前記情報中継支局に送信し、
該情報中継支局では、前記移動無線局からのID情報お
よび情報親局の位置情報を情報記憶部に蓄積する。換言
すれば、相対的に下側の階位からの情報を上の階位の局
に一時的に蓄積するようにした。従って、主局はすべて
の移動無線局と交信する必要が無くなり、前記中継支局
にアクセスすれば、蓄積された移動無線局の位置を一括
取得できるようになる。加えて、ある時間断面時におけ
る特定エリアの移動体の所在情報を瞬時に一括で取得可
能となる。また、主局は移動無線局にポーリングするわ
けではないため、従来例1のように、通信中に移動無線
局が情報親局の交信ゾーンから次の交信ゾーンに移った
ため通信が途切れ位置探査に失敗するということがなく
なる。
【0016】一方で、各種メディア情報の伝送に関して
も、情報入出力インターフェイスを備える情報親局およ
び移動無線局から入力された各種メディア情報も、前記
情報中継支局に送信されるとともに、該情報中継支局の
情報記憶部に蓄積される。従って、主局は相対的に上階
位に位置する前記情報中継支局にアクセスするだけで、
蓄積された各種メディア情報を一括取得できるようにな
る。
【0017】さらに、情報中継局群および情報中継支局
によって通信ネットワークを構成すれば、後は情報親局
および移動無線局の増減だけで任意数の移動体の位置検
出を行い得るようになるとともに、この設置工事も無線
式であるため比較的簡易に工事が行えるようになる。
【0018】なお、本発明では中継支局は情報中継局の
下の階位に位置するとしたが、中継支局と情報中継局と
を同階位で通信ネットワークを構成し、情報中継局の
内、特に情報親局との通信を行い、かつ情報記憶部を備
えるものを情報中継支局と定義付けるようにしてもよ
い。
【0019】請求項2に係る本発明として、前記情報中
継支局は、前記移動無線局のID情報、情報親局の位置
情報を受信時刻と共に記憶し、主局からの呼出信号に応
じて、情報記憶部内に蓄積された移動無線局のID情
報、情報親局の位置情報および受信時刻情報を前記通信
ネットワークを介して主局に送信するようにしてある請
求項1記載の移動体の監視システムが提供される。
【0020】上記請求項2に係る発明においては、主局
において、情報中継支局から取得した移動無線局のID
情報および位置情報とともに、移動無線局からのID情
報受信時刻を頼りに、移動無線局の移動履歴を追うこと
が可能になる。
【0021】請求項3に係る本発明として、前記移動無
線局は、受信機能を有せず、前記情報親局に対する一方
向の送信機能のみを備える請求項1、2いずれかに記載
の総合情報管理システムが提供される。
【0022】上記請求項3記載の発明では、位置監視を
行う移動無線局は送信機能のみを保有すれば足りるた
め、軽量化及び小型化が可能になるとともに、電池寿命
を飛躍的に延ばすことが可能となる。
【0023】請求項4記載の本発明として、前記主局、
情報中継局、情報中継支局および情報親局間の通信は無
線通信である請求項1〜3いずれかに記載の総合情報管
理システムが提供される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳述する。
【0025】(通信システム構成)図1は本発明に係る
総合情報管理システムの概念図、図2は無線主局1の装
置構成例図、図3は無線情報親局4の装置構成例図であ
る。
【0026】本総合情報管理システムでは、先ず情報管
理エリア内の各所に、それぞれ無線情報中継局2〜2
を配置するとともに、これら無線情報中継局2〜2
によって双方向に情報伝送可能な通信ネットワークを
構成する。この通信ネットワークは、通信ケーブルを用
いた有線通信とすることも可能であるが、図示のよう
に、ケーブルの敷設工事が不要である無線通信とするの
が設置の容易さの点で望ましい。電波種については、電
波到達距離に合わせて、特定小電力無線、FM波、50
GHz帯簡易無線など任意の種類のものを使用することが
できる。但し、前記50GHz帯簡易無線などの専用無線
を使用する場合には開局に許認可を必要とするととも
に、運用には無線技師の資格が必要となるため、無線資
格が不要な特定小電力無線が望ましい。なお、通信ケー
ブルを用いた有線通信とし得る点は、後述の無線情報中
継支局3、無線情報親局4についても同様である。
【0027】通信ネットワークの態様は、管理エリアの
形状に合わせて直列型伝送系統であっても良いし、空間
的に拡がりを持つようにメッシュ網状に構成してもよ
い。前記無線情報中継局2〜2の離間距離は、概ね
400〜1500m、好ましくは400〜1000m程
度、より好ましくは400〜600m程度とするのが良
い。各配置間隔の設定は、電波の出力調整により行うこ
とが可能である。
【0028】前記各無線情報中継局2〜2はネット
ワーク通信のための無線通信機能とともに、管理エリア
内に配置される後述の無線情報中継支局3〜3がい
ずれかの無線情報中継局2〜2と相互に通信が行え
るように、無線情報中継支局3との無線通信機能を備え
る。
【0029】また、前記無線情報中継局2〜2の内
の少なくとも1つと双方向に情報伝送可能な無線主局1
が設けられる。この無線主局1は、主に人または車両等
の移動体の監視を行う管理室Sに備えられるもので、図
示の例では、前記無線情報中継局2〜2とともに、
通信ネットワークの一つの局を構成する。この無線主局
1にはコンピュータ13、位置表示装置たる出力ボード
11、警報パネル12等の管理装置群が夫々接続されて
いる。
【0030】より詳細には、図2に示されるように、前
記無線主局1は、情報管理室S内に設置されるととも
に、情報の入出力インターフェイスを有する情報制御器
10を介して、TBMなどの施工機械からの施工情報を
収集したり、計測センサーの計測データを収集・保存す
るとともに、加工・解析を行ったり、さらには入坑者、
移動車両をモニター上に表示するための管理用コンピュ
ータ13、例えば移動体の識別名または記号毎に、検出
位置ランプを点灯したり、或いは各移動体毎に位置を文
字表示したりして移動体の検出位置を一覧で表示する出
力ボード11、特定の移動体からの緊急情報をサイレ
ン、パトライト、音声、点灯等により表示/警告する警
報パネル12、移動車両の遠隔制御操作盤17、スピー
カ14、非常用マイク15、電話16等の管理装置群が
接続されている。
【0031】前記各無線情報中継局2〜2の交信ゾ
ーン内には、1または複数の無線情報中継支局3〜3
が夫々固定配置される。この無線情報中継支局3
は、前記無線情報中継局2〜2のいずれかと無
線通信可能とされ、前記無線情報中継局2〜2と共
に通信ネットワークが構成されている。また、後述の無
線情報親局4〜4および移動無線局5〜5から
の移動体の位置情報や各種メディア情報を蓄積する情報
記憶部を備えている。この無線情報中継支局3 〜3
の配置間隔は、前記無線情報中継局2〜2の配置間
隔よりも小間隔で設置される。具体的には、200〜6
00m程度、より好ましくは200〜400m程度とす
るのが良い。
【0032】前記無線情報中継支局3〜3の各交信
ゾーン内には、1または複数の無線情報親局4〜4
が夫々固定配置される。この無線情報親局4〜4
は、前記無線情報中継支局3〜3のいずれかと無
線通信可能とされるとともに、自局の位置情報が予め与
えられている。なお、この各無線情報親局4〜4
交信ゾーンを重ね合わせたエリアは、ほぼ管理エリアを
包括するものとなる。この無線情報親局4〜4は、
所望の移動体位置検出精度に合わせた間隔で配置され
る。すなわち、移動無線局5の位置検出精度を上げたい
場合には、前記無線情報親局4〜4の電波出力を弱
め交信ゾーンを小さくし、多くの無線情報親局4,4…
を配置するようにする。具体的には、数十m間隔で配置
するようにするのが望ましい。
【0033】一方、人に携帯され或いは車両等の移動体
に取り付けられる移動無線局5〜5は、管理エリア
内において、前記無線情報親局4〜4のいずれかと
相互に無線通信可能とされるとともに、自己の識別情報
としてのID情報が予め与えられている。前記移動無線
局5〜5と無線情報親局4〜4との交信には、
無線資格が不要な特定小電力無線または微弱電波無線機
等の短距離用の無線種が好適に使用される。
【0034】前記無線情報親局4〜4および移動無
線局5〜5の内の任意の局は、シリアルケーブル
(RS232C又はRS485など)を接続可能とするシリアル接
続部、各種接点等を有する情報の入出力用インターフェ
イスを有する情報制御器10を備えることができ、前記
情報制御器10に各種の管理装置が接続され、センサー
信号、ファイルなどのデータ信号類、音声信号、画像信
号等のマルチメディア情報が送信または受信可能となっ
ている。
【0035】具体的には図3に示されるように、無線情
報親局4〜4および移動無線局5〜5の内の任
意の局は、移動体の位置表示板20、コンピュータ2
1、内線電話22、映像信号が入力されるカメラ23、
非常用スピーカ24の他、各種データ信号類の入出力接
点に各種センサーや、例えばTBMやその他施工機械に
設置される施工状況監視センサー、遠隔制御機器などが
接続可能とされ、これら音声信号、画像信号およびデー
タ信号類等の各種メディア情報が多重伝送される。
【0036】具体的には、図4に示されるように、監視
カメラ23によって撮影された画像信号は、映像制御部
30を介してその画像信号が映像符号化部31にて符号
化、すなわち時間方向の離散化(標本化)、振幅方向の
離散化(量子化)、2進化され、多重伝送に適するよう
にデジタル化処理される。また、内線電話22について
は、送信と受信との双方向通信が必要になるため音声の
符号化・復号化部32を備えている。さらに、データ通
信類のアナログ信号をデジタル化処理するために、非常
設備用符号化・復号化部33a、各種センサー用符号化
・復号化部33b、施工データ・制御用符号化・復号化
部33cによりそれぞれの信号が符号化される。なお、
データ信号類の信号変換部が同時に、復号化機能を持つ
のは、データ信号類の取出しをも行えるようにするため
である。
【0037】これら各種メディア情報は、制御部(CP
U)34において一元化管理されるとともに、多重化・
分離化部35により多重化された後、無線情報親局4ま
たは移動無線局5から送信される。
【0038】多重化に際しては、大別すると、伝送フレ
ーム内に音声信号、画像信号およびデータ信号類を割り
当てビット毎に混在させる時分割多重方式と、周波数分
割した各チャンネルに情報を割り当てる周波数分割多重
方式と、光ファイバーを対象とし波長分割した各チャン
ネルに情報を割り当てる波長多重分割方式などが存在す
るが、特にデータ信号類の伝送に際しては、各種情報を
ビット割り当て毎に並列的に伝送可能とする時分割多重
とするのが望ましい。
【0039】ところで、上記例では、各種メディア情報
のすべてを同一種の無線伝送系統および有線伝送系統に
より伝送する場合について述べたが、仮に無線種として
専用無線を使用する場合には、開局に許認可を必要する
とともに、運用には無線技師の資格が必要となるなどの
問題があり、使用者が不特定多数となる建設現場での採
用は難しいものとなる。そのため、音声信号およびデー
タ信号類については、無線資格が不要な特定小電力無線
を使用するのが現実的である。但し、この場合には特定
小電力無線の使用規制の問題から映像信号は、無線によ
り伝送することができないため、別の周波数帯の無線、
たとえばFM波、50GHz帯簡易無線などによって伝送
するようにすればよい。もちろん、映像信号のみを有線
ケーブルによって伝送するようにしてもよい。
【0040】(移動体の位置管理)先ず、前記無線主局
1を始動させると、無線主局1は各無線情報中継局2
〜2に呼びかけ、各無線情報中継局2〜2の設置
位置とともに、各無線情報中継局2〜2の交信エリ
ア内に存在する無線情報中継支局3〜3の設置位置
およびその台数を把握し、これらの情報に基づいて自局
のコンピュータ13のCPU内にマップを自動生成す
る。
【0041】各移動無線局5は、適宜の時間間隔で自
己のID情報を通信可能な無線情報親局4に送信す
る。無線情報親局4は、移動無線局5のID情報と
共に、自局の位置情報を無線情報中継支局3に送信す
る。無線情報中継支局3では前記移動無線局5から
のID情報を自局の位置情報と対応付けしたフォーマッ
ト形式で情報記憶部に蓄積しておき、無線主局1からの
呼出信号に応じて、記憶部内に蓄積された移動無線局5
のID情報及び自局の位置情報を前記通信ネットワー
クを介して無線主局1に送信する。この場合、前記無線
情報中継支局3は、前記移動無線局5からのID情
報を受信時刻と共に記憶し、無線主局1からの呼出信号
に応じて、記憶部内に蓄積された移動無線局のID情
報、受信時刻と共に自局の位置情報を前記通信ネットワ
ークを介して無線主局1に送信するようにすれば、無線
主局1では送られているID情報および位置情報ととも
に、移動無線局5の受信時刻を頼りに、移動無線局5
の移動履歴を追うことが可能になる。
【0042】無線主局1では、前記移動無線局5の呼
応信号を受信した無線情報親局4の位置から移動無線
局5の位置を割り出し、出力ボード11上に現在位置
をランプ表示または文字表示する。また、位置表示板2
0が接続された無線情報親局4〜4、移動無線局5
〜5においても、移動無線局5の位置を把握する
ことが可能である。
【0043】ところで、前記位置監視専用の移動無線局
5は、受信機能を有せず、前記情報親局に対する一方向
の送信機能のみを備えておれば良く、これにより軽量化
及び小型化が可能になるとともに、電池寿命を飛躍的に
延ばすことが可能となる。
【0044】また、図1に示されるように、前記移動無
線局5kを列車、運搬車、施工機械などの移動車両6な
どに搭載し、移動車両6自体の遠隔制御通信に使用する
こともできる。
【0045】(マルチメディア情報の管理)情報制御器
10を備え、センサー信号、ファイルなどのデータ信号
類、音声信号、画像信号等のマルチメディア情報が入力
された前記無線情報親局4および移動無線局5は、
これらの各種メディア情報を前記無線情報中継支局3
に送信する。無線情報中継支局3では前記メディア情
報の内、リアルタイムで送信する必要の無い情報、例え
ば音声信号を除くデータ信号類や画像信号等のメディア
情報を情報記憶部に蓄積しておき、無線主局1からの呼
出信号に応じて、情報記憶部内に蓄積された各種メディ
ア情報を前記通信ネットワークを介して無線主局1に送
信する。
【0046】次に、建物施設以外のダム工事、遊園地や
博覧会等の平面的な空間における本発明の適用例を図5
に示す。同図に示されるように、管理エリア内の各所
に、それぞれ無線情報中継局2,2…および無線情報中
継支局3,3…を配置するとともに、これら無線情報中
継局2,2…および無線情報中継支局3,3…によって
双方向に情報伝送可能なネットワークを構成し、少なく
とも前記無線情報中継支局3,3…の内の1つと双方向
に情報伝送可能な無線情報親局4を配置し、人または車
両等の移動体が所持する移動無線局5の現在位置が把握
されるようになっている。
【0047】ところで、本発明に係る移動体の監視シス
テムは、前述した人または車両の位置検出の他、在庫品
・資機材等の物品の位置確認(搬送ルート及び保管場所
等)、数量検出、行き先分別、仕分けや、ゴルフ場にお
けるプレイ進行状況やカート位置情報の取得、さらには
人、車両および物品等の入退、通過等の監視や、建設現
場等における安全管理、具体的には危険箇所への立ち入
り制限、運行車両の接近警報等に対しても応用可能であ
る。
【0048】
【発明の効果】以上詳説のとおり本発明によれば、ネッ
トワークの敷設工事負担が小さくて済むとともに、位置
検出精度を任意かつ簡易に設定できるようになる。ま
た、1つの無線局に過度の交信負担を掛けることなく、
かつ所定速度で移動している移動局であっても通信に失
敗することなく、確実に多数の移動体の位置検出を行い
得るようになるとともに、情報を管理する主局が他の局
から各種メディア情報を迅速に入手できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る総合情報管理システムの概念図で
ある。
【図2】無線主局1の装置構成例図である。
【図3】無線情報親局4の装置構成例図である。
【図4】情報制御器10におけるブロック制御図であ
る。
【図5】ダム工事、遊園地、博覧会等の無区画空間への
適用例を示す図である。
【図6】従来の移動体の位置探索システム(従来例1)
の概念図である。
【図7】従来の移動体の位置探索システム(従来例2)
の概念図である。
【符号の説明】
1…無線主局、2…無線情報中継局、3…無線情報中継
支局、4…無線情報親局、5…移動無線局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G08G 1/13 H04B 7/15 Z 7/26 E P (72)発明者 福井 弘 東京都中央区日本橋本町4丁目12番20号 佐藤工業株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA01 BB04 5K033 AA03 AA05 DA01 DA03 DA19 DB16 DB18 EA03 5K067 AA34 BB26 BB41 CC04 DD17 DD20 EE02 EE06 EE12 EE16 FF03 FF06 HH23 5K072 AA23 AA29 BB02 BB04 BB13 BB17 BB25 BB27 FF12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報管理エリア内の各所に、それぞれ情報
    中継局を配置し、これら情報中継局群によって双方向に
    情報伝送可能な通信ネットワークを構成するとともに、
    少なくとも情報中継局の内の1つと双方向に情報伝送可
    能とされるとともに、情報の主たる監視を行う主局を配
    置し、 前記情報中継局の内の少なくとも1つと通信可能とされ
    るとともに、情報記憶部を備え、かつ前記情報中継局お
    よび主局と共に通信ネットワークを構成する情報中継支
    局を配置し、 かつ前記情報中継支局の内の少なくとも1つと通信可能
    とされるとともに、少なくとも自局の位置情報が与えら
    れた情報親局を配置し、 移動無線局は前記情報親局との無線通信機能を備え、適
    宜の時間間隔で自己のID情報を前記情報親局に送信す
    るとともに、該情報親局は移動無線局のID情報と共
    に、自局の位置情報を前記情報中継支局に送信し、該情
    報中継支局では前記移動無線局のID情報および情報親
    局の位置情報を情報記憶部に蓄積し、 かつ前記情報親局および移動無線局の内の任意の局は、
    情報入力部及び/又は出力部を備え、前記情報入力部か
    ら入力された各種メディア情報が前記情報中継支局に送
    信されるとともに、該情報中継支局の情報記憶部に蓄積
    され、 前記情報中継支局は、主局からの呼出信号に応じて、情
    報記憶部内に蓄積された前記移動無線局のID情報、情
    報親局の位置情報および各種メディア情報を前記通信ネ
    ットワークを介して主局に送信するようにしたことを特
    徴とする総合情報管理システム。
  2. 【請求項2】前記情報中継支局は、前記移動無線局のI
    D情報、情報親局の位置情報を受信時刻と共に記憶し、
    主局からの呼出信号に応じて、情報記憶部内に蓄積され
    た移動無線局のID情報、情報親局の位置情報および受
    信時刻情報を前記通信ネットワークを介して主局に送信
    するようにしてある請求項1記載の移動体の監視システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記移動無線局は、受信機能を有せず、前
    記情報親局に対する一方向の送信機能のみを備える請求
    項1、2いずれかに記載の総合情報管理システム。
  4. 【請求項4】前記主局、情報中継局、情報中継支局およ
    び情報親局間の通信は無線通信である請求項1〜3いず
    れかに記載の総合情報管理システム。
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