JP2003317399A - 記録方法、プログラム及び記録媒体、情報処理装置、情報記録装置、並びに情報記録システム - Google Patents

記録方法、プログラム及び記録媒体、情報処理装置、情報記録装置、並びに情報記録システム

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JP2003317399A
JP2003317399A JP2002125337A JP2002125337A JP2003317399A JP 2003317399 A JP2003317399 A JP 2003317399A JP 2002125337 A JP2002125337 A JP 2002125337A JP 2002125337 A JP2002125337 A JP 2002125337A JP 2003317399 A JP2003317399 A JP 2003317399A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の種類の情報記録媒体との互換性を確保す
ることができる記録方法を提供する。 【解決手段】 ユーザデータの記録に際して、ユーザデ
ータが記録される領域の最終位置と所定の位置との位置
関係がチェックされ、最終位置が特定領域内に存在する
か否かの判別が行われる(ステップ513〜521)。
そして、最終位置が特定領域内に存在する場合には、最
終位置が特定領域外となるようにユーザデータにダミー
データが付加されて新たなユーザデータとされる(ステ
ップ523)。これにより、例えば他の種類の情報記録
媒体との互換性を確保する条件に記録データのデータ量
に関係する条件が含まれる場合には、データ量が少なく
ても互換性を損なうことを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録方法、プログ
ラム及び記録媒体、情報処理装置、情報記録装置、並び
に情報記録システムに係り、更に詳しくは、追記型の情
報記録媒体に情報を記録する記録方法、情報記録システ
ムで用いられるプログラム及び該プログラムが記録され
た記録媒体、追記型の情報記録媒体にアクセス可能な情
報処理装置、追記型の情報記録媒体に情報を記録する情
報記録装置、並びに情報処理装置と情報記録装置とを含
む情報記録システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータは、その
機能が向上するに伴い、音楽や映像といったAV(Audi
o−Visual)情報を取り扱うことが可能となってきた。
これらAV情報の情報量は非常に大きいために、情報記
録媒体としてDVD(digitalversatile disc)系の光
ディスクが注目されるようになり、その低価格化ととも
に、情報記録装置としての光ディスク装置がパーソナル
コンピュータの周辺機器の一つとして普及するようにな
った。DVD系の光ディスクとしては、DVD−RO
M、DVD−RAM、DVD−R(DVD−recordabl
e)、DVD−RW(DVD−rewritable)、DVD+
R(DVD+recordable)及びDVD+RW(DVD+
rewritable)などがあり、それぞれ所定の規格等に基づ
いてデータの記録が行われている。
【0003】例えば、DVD+Rではフラグメントと呼
ばれる記録単位で記録領域にデータが記録される。そし
て、所定の情報(例えばリードインとリードアウト)が
付加された少なくとも1つのフラグメントからなる領域
をセッションと呼んでいる。また、DVD+Rなどの追
記型の光ディスクでは、通常は内周側から外周側に向か
ってシーケンシャルに記録される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】DVD系の光ディスク
としては、最初にDVD−ROMが市販されたため、D
VD−ROMを再生するためのDVD−ROMドライブ
装置が広く普及している。そこで、DVD−ROM以外
のDVD系の光ディスクは、DVD−ROMドライブ装
置で再生できるようにDVD−ROMとの互換性が重要
となっている。
【0005】例えば、DVD+Rでは、DVD−ROM
との互換性を保つために、セッション内への記録が完結
すると、そのセッションの外周側にセッションの終了で
あることを示すクロージャ(Closure)を書き込み、そ
のセッションをクローズすることが規定されている。さ
らに、ディスクへの記録が完了すると、そのディスクに
おけるデータが記録されている領域の終端であることを
示すリードアウト(Lead-out)を書き込み、そのディス
クをクローズすることが規定されている。
【0006】また、DVD−ROMでは、一般にディス
クの回転中心から所定の距離(例えば、約30mm)に
対応する記録領域での位置(以下、「特定位置」ともい
う)まではデータが記録されている。そして、特定位置
付近の領域に種々の管理情報などが記録されている。
【0007】一方、例えばDVD+Rでは、少なくとも
1つのフラグメント(16セクタ)が存在すれば、その
セッションをクローズすることができるため、正常にセ
ッションクローズあるいはディスククローズされたDV
D+Rであっても、特定位置までデータが記録されてい
ないものがある。このように記録領域に記録されている
データ量が少ないDVD+Rは、DVD−ROMドライ
ブ装置によっては、正常に再生することができない場合
があるという不都合があった。
【0008】本発明は、かかる事情の下になされたもの
で、その第1の目的は、他の種類の情報記録媒体との互
換性を確保することができる記録方法を提供することに
ある。
【0009】また、本発明の第2の目的は、情報記録シ
ステムで用いられ、他の種類の情報記録媒体との互換性
を確保することができるプログラム及びそのプログラム
が記録された記録媒体を提供することにある。
【0010】また、本発明の第3の目的は、他の種類の
情報記録媒体との互換性を確保することができる情報処
理装置及び情報記録装置を提供することにある。
【0011】また、本発明の第4の目的は、他の種類の
情報記録媒体との互換性を確保することができる情報記
録システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、スパイラル状又は同心円状の記録領域を有する追記
型の情報記録媒体に情報を記録する記録方法であって、
ユーザデータの記録に際して、前記記録領域における前
記ユーザデータが記録される領域の最終位置が、所定の
位置を含み該所定の位置よりも記録開始位置側及び前記
所定の位置を含まずに前記所定の位置よりも記録開始位
置側のいずれかの特定領域内に存在するか否かを判別す
る第1工程と;前記第1工程で、前記最終位置が前記特
定領域内に存在すると判別された場合に、前記最終位置
が前記特定領域外となるように前記ユーザデータにダミ
ーデータを付加して新たなユーザデータとする第2工程
と;を含む記録方法である。
【0013】これによれば、第1工程により、ユーザデ
ータの記録に際して、記録領域におけるユーザデータが
記録される領域の最終位置と所定の位置との位置関係が
チェックされ、最終位置が特定領域内に存在するか否か
の判別が行われる。そして、最終位置が特定領域内に存
在する場合には、第2工程により、最終位置が特定領域
外となるようにユーザデータにダミーデータが付加され
て新たなユーザデータとされる。それにより、例えば他
の種類の情報記録媒体との互換性を確保する条件に記録
データのデータ量に関係する条件が含まれる場合には、
データ量が少なくても互換性を損なうことを防止でき
る。すなわち、他の種類の情報記録媒体との互換性を確
保することが可能となる。
【0014】この場合において、前記所定の位置として
は、種々のものが考えられるが、請求項2に記載の記録
方法の如く、前記所定の位置は、前記情報記録媒体が他
の種類の情報記録媒体との互換性を確保するのに必要な
前記記録領域における最も記録開始位置側の記録位置で
あることとすることができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、スパイラル状又
は同心円状の記録領域を有する追記型の情報記録媒体に
情報を記録する記録方法であって、ユーザデータの記録
に際して、前記記録領域における前記ユーザデータが記
録される領域の最終位置を含み該最終位置よりも記録開
始位置側の全記録容量が、所定の容量以下及び前記所定
の容量未満のいずれかの容量条件に合致するか否かを判
別する第1工程と;前記第1工程で、前記全記録容量が
前記容量条件に合致すると判別された場合に、前記容量
条件から外れるように前記ユーザデータにダミーデータ
を付加して新たなユーザデータとする第2工程と;を含
む記録方法である。
【0016】これによれば、第1工程により、ユーザデ
ータの記録に際して、記録領域におけるユーザデータが
記録される領域の最終位置を含み最終位置よりも記録開
始位置側の全記録容量が、所定の容量以下及び所定の容
量未満のいずれかの容量条件に合致するか否かの判別が
行われる。そして全記録容量が容量条件に合致する場合
には、第2工程により、容量条件から外れるようにユー
ザデータにダミーデータが付加されて新たなユーザデー
タとされる。それにより、例えば他の種類の情報記録媒
体との互換性を確保する条件に記録データのデータ量に
関係する条件が含まれる場合には、データ量が少なくて
も互換性を損なうことを防止できる。すなわち、他の種
類の情報記録媒体との互換性を確保することが可能とな
る。
【0017】この場合において、前記所定の容量として
は種々のものが考えられるが、請求項4に記載の記録方
法の如く、前記所定の容量は、前記情報記録媒体が他の
種類の情報記録媒体との互換性を確保するのに必要な記
録容量の最小値であることとすることができる。
【0018】上記請求項1〜4に記載の各記録方法にお
いて、請求項5に記載の記録方法の如く、前記第1工程
に先だって、前記ユーザデータが記録されるセッション
のセッション番号を取得する第3工程を更に含み、前記
第3工程で取得されたセッション番号が1の場合にの
み、前記第1工程及び前記第2工程を行うこととするこ
とができる。かかる場合には、例えば最初のセッション
におけるデータ量が規定されている種類の情報記録媒体
であっても、その情報記録媒体との互換性を確保するこ
とができる。
【0019】請求項6に記載の発明は、スパイラル状又
は同心円状の記録領域を有する追記型の情報記録媒体に
情報を記録する情報記録装置とともに情報記録システム
を構成する情報処理装置で用いられるプログラムであっ
て、ユーザデータの記録に際して、前記情報記録媒体の
記録領域に関する領域情報を前記情報記録装置から取得
する手順と;前記領域情報に基づいて所定の位置を求
め、前記記録領域における前記ユーザデータが記録され
る領域の最終位置が、前記所定の位置を含み前記所定の
位置よりも記録開始位置側及び前記所定の位置を含まず
に前記所定の位置よりも記録開始位置側のいずれかの特
定領域内に存在するか否かを判別する手順と;前記判別
の結果、前記最終位置が前記特定領域内に存在する場合
に、前記最終位置が前記特定領域外となるように前記ユ
ーザデータにダミーデータを付加して新たなユーザデー
タとする手順と;を前記情報処理装置の制御用コンピュ
ータに実行させるプログラムである。
【0020】これによれば、ユーザデータの記録に際し
て、情報記録媒体の記録領域に関する領域情報が情報記
録装置から取得され、その領域情報に基づいて所定の位
置が求められる。そして、記録領域におけるユーザデー
タが記録される領域の最終位置が特定領域内に存在する
か否かが判別される。さらに、最終位置が特定領域内に
存在する場合に、最終位置が特定領域外となるようにユ
ーザデータにダミーデータが付加されて新たなユーザデ
ータとされる。それにより、例えば他の種類の情報記録
媒体との互換性を確保する条件に記録データのデータ量
に関係する条件が含まれる場合に、データ量が少なくて
も互換性を損なうことを防止できる。すなわち、他の種
類の情報記録媒体との互換性を確保することが可能とな
る。
【0021】この場合において、請求項7に記載のプロ
グラムの如く、前記所定の位置は、前記情報記録媒体が
他の種類の情報記録媒体との互換性を確保するのに必要
な前記記録領域における最も記録開始位置側の記録位置
であることとすることができる。
【0022】請求項8に記載の発明は、スパイラル状又
は同心円状の記録領域を有する追記型の情報記録媒体に
情報を記録する情報記録装置とともに情報記録システム
を構成する情報処理装置で用いられるプログラムであっ
て、ユーザデータの記録に際して、前記情報記録媒体の
記録領域に関する領域情報を前記情報記録装置から取得
する手順と;前記領域情報に基づいて所定の容量を求
め、前記記録領域における前記ユーザデータが記録され
る領域の最終位置を含み該最終位置よりも記録開始位置
側の全記録容量が、前記所定の容量以下及び前記所定の
容量未満のいずれかの容量条件に合致するか否かを判別
する手順と;前記判別の結果、前記全記録容量が前記容
量条件に合致する場合に、前記容量条件から外れるよう
に前記ユーザデータにダミーデータを付加して新たなユ
ーザデータとする手順と;を前記情報処理装置の制御用
コンピュータに実行させるプログラムである。
【0023】これによれば、ユーザデータの記録に際し
て、情報記録媒体の記録領域に関する領域情報が情報記
録装置から取得され、その領域情報に基づいて所定の容
量が求められる。そして、記録領域におけるユーザデー
タが記録される領域の最終位置を含み該最終位置よりも
記録開始位置側の全記録容量が、所定の容量以下及び所
定の容量未満のいずれかの容量条件に合致するか否かが
判別される。さらに、全記録容量が容量条件に合致する
場合に、容量条件から外れるようにユーザデータにダミ
ーデータが付加されて新たなユーザデータとされる。そ
れにより、例えば他の種類の情報記録媒体との互換性を
確保する条件に記録データのデータ量に関係する条件が
含まれる場合に、データ量が少なくても互換性を損なう
ことを防止できる。すなわち、他の種類の情報記録媒体
との互換性を確保することが可能となる。
【0024】この場合において、請求項9に記載のプロ
グラムは、前記所定の容量は、前記情報記録媒体が他の
種類の情報記録媒体との互換性を確保するのに必要な記
録容量の最小値であることとすることができる。
【0025】上記請求項6〜9に記載の各プログラムに
おいて、請求項10に記載のプログラムは、前記ユーザ
データが記録されるセッションのセッション番号を取得
する手順を前記情報処理装置の制御用コンピュータに更
に実行させ、取得されたセッション番号が1の場合にの
み、前記各手順を実行することとすることができる。
【0026】請求項11に記載の発明は、情報処理装置
とともに情報記録システムを構成するスパイラル状又は
同心円状の記録領域を有する追記型の情報記録媒体に情
報を記録する情報記録装置で用いられるプログラムであ
って、ユーザデータの記録に際して、前記情報処理装置
から前記ユーザデータを取得する手順と;前記記録領域
における前記ユーザデータが記録される領域の最終位置
が、所定の位置を含み前記所定の位置よりも記録開始位
置側及び前記所定の位置を含まずに前記所定の位置より
も記録開始位置側のいずれかの特定領域内に存在するか
否かを判別する手順と;前記判別の結果、前記最終位置
が前記特定領域内に存在する場合に、前記最終位置が前
記特定領域外となるように前記ユーザデータにダミーデ
ータを付加して新たなユーザデータとする手順と;を前
記情報記録装置の制御用コンピュータに実行させるプロ
グラムである。
【0027】これによれば、ユーザデータの記録に際し
て、情報処理装置からユーザデータが取得され、記録領
域におけるユーザデータが記録される領域の最終位置が
特定領域内に存在するか否かが判別される。そして、最
終位置が特定領域内に存在する場合に、最終位置が特定
領域外となるようにユーザデータにダミーデータが付加
されて新たなユーザデータとされる。それにより、例え
ば他の種類の情報記録媒体との互換性を確保する条件に
記録データのデータ量に関係する条件が含まれる場合
に、データ量が少なくても互換性を損なうことを防止で
きる。すなわち、他の種類の情報記録媒体との互換性を
確保することが可能となる。
【0028】この場合において、請求項12に記載のプ
ログラムの如く、前記所定の位置は、前記情報記録媒体
が他の種類の情報記録媒体との互換性を確保するのに必
要な前記記録領域における最も記録開始位置側の記録位
置であることとすることができる。
【0029】請求項13に記載の発明は、情報処理装置
とともに情報記録システムを構成するスパイラル状又は
同心円状の記録領域を有する追記型の情報記録媒体に情
報を記録する情報記録装置で用いられるプログラムであ
って、ユーザデータの記録に際して、前記情報処理装置
から前記ユーザデータを取得する手順と;前記記録領域
における前記ユーザデータが記録される領域の最終位置
を含み該最終位置よりも記録開始位置側の全記録容量
が、所定の容量以下及び前記所定の容量未満のいずれか
の容量条件に合致するか否かを判別する手順と;前記判
別の結果、前記全記録容量が前記容量条件に合致する場
合に、前記容量条件から外れるように前記ユーザデータ
にダミーデータを付加して新たなユーザデータとする手
順と;を前記情報記録装置の制御用コンピュータに実行
させるプログラムである。
【0030】これによれば、ユーザデータの記録に際し
て、情報処理装置からユーザデータが取得され、記録領
域におけるユーザデータが記録される領域の最終位置を
含み最終位置よりも記録開始位置側の全記録容量が、所
定の容量以下及び所定の容量未満のいずれかの容量条件
に合致するか否かが判別される。そして、全記録容量が
容量条件に合致する場合に、容量条件から外れるように
ユーザデータにダミーデータが付加されて新たなユーザ
データとされる。それにより、例えば他の種類の情報記
録媒体との互換性を確保する条件に記録データのデータ
量に関係する条件が含まれる場合に、データ量が少なく
ても互換性を損なうことを防止できる。すなわち、他の
種類の情報記録媒体との互換性を確保することが可能と
なる。
【0031】この場合において、請求項14に記載のプ
ログラムの如く、前記所定の容量は、前記情報記録媒体
が他の種類の情報記録媒体との互換性を確保するのに必
要な記録容量の最小値であることとすることができる。
【0032】上記請求項11〜14に記載の各プログラ
ムにおいて、請求項15に記載のプログラムの如く、前
記ユーザデータが記録されるセッションのセッション番
号を取得する手順を前記情報記録装置の制御用コンピュ
ータに更に実行させ、取得されたセッション番号が1の
場合にのみ、前記各手順を実行することとすることがで
きる。
【0033】請求項16に記載の発明は、請求項6〜1
5のいずれか一項に記載のプログラムが記録されたコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0034】これによれば、請求項6〜15のいずれか
一項に記載のプログラムが記録されているために、コン
ピュータに実行させることにより、他の種類の情報記録
媒体との互換性を確保することが可能となる。
【0035】請求項17に記載の発明は、スパイラル状
又は同心円状の記録領域を有する追記型の情報記録媒体
にアクセス可能な情報処理装置であって、ユーザデータ
の記録に際して、前記情報記録媒体の記録領域に関する
領域情報を外部装置から取得する取得手段と;前記領域
情報に基づいて所定の位置を求め、前記記録領域におけ
る前記ユーザデータが記録される領域の最終位置が、前
記所定の位置を含み前記所定の位置よりも記録開始位置
側及び前記所定の位置を含まずに前記所定の位置よりも
記録開始位置側のいずれかの特定領域内に存在するか否
かを判別する判別手段と;前記判別手段で、前記最終位
置が前記特定領域内に存在すると判別された場合に、前
記最終位置が前記特定領域外となるように前記ユーザデ
ータにダミーデータを付加して新たなユーザデータとす
る付加手段と;を備える情報処理装置である。
【0036】これによれば、ユーザデータの記録に際し
て、取得手段により、情報記録媒体の記録領域に関する
領域情報が外部装置から取得され、判別手段により、領
域情報に基づいて所定の位置が求められ、記録領域にお
けるユーザデータが記録される領域の最終位置が特定領
域内に存在するか否かが判別される。そして、最終位置
が特定領域内に存在する場合に、付加手段により、最終
位置が特定領域外となるようにユーザデータにダミーデ
ータが付加されて新たなユーザデータとされる。それに
より、例えば他の種類の情報記録媒体との互換性を確保
する条件に記録データのデータ量に関係する条件が含ま
れる場合に、データ量が少なくても互換性を損なうこと
を防止できる。すなわち、他の種類の情報記録媒体との
互換性を確保することが可能となる。
【0037】この場合において、請求項18に記載の情
報処理装置の如く、前記領域情報は、前記所定の位置の
アドレス情報及び前記所定の位置よりも記録開始位置側
に存在する未記録領域のセクタ数情報の少なくとも一方
であることとすることができる。
【0038】上記請求項17及び18に記載の各情報処
理装置において、請求項19に記載の情報処理装置の如
く、前記所定の位置は、前記情報記録媒体が他の種類の
情報記録媒体との互換性を確保するのに必要な前記記録
領域における最も記録開始位置側の記録位置であること
とすることができる。
【0039】請求項20に記載の発明は、スパイラル状
又は同心円状の記録領域を有する追記型の情報記録媒体
にアクセス可能な情報処理装置であって、ユーザデータ
の記録に際して、前記情報記録媒体の記録領域に関する
領域情報を外部装置から取得する取得手段と;前記領域
情報に基づいて所定の容量を求め、前記記録領域におけ
る前記ユーザデータが記録される領域の最終位置を含み
該最終位置よりも記録開始位置側の全記録容量が、前記
所定の容量以下及び前記所定の容量未満のいずれかの容
量条件に合致するか否かを判別する判別手段と;前記判
別手段で、前記全記録容量が前記容量条件に合致すると
判別された場合に、前記全記録容量が前記容量条件から
外れるように前記ユーザデータにダミーデータを付加し
て新たなユーザデータとする付加手段と;を備える情報
処理装置である。
【0040】これによれば、ユーザからのユーザデータ
の記録に際して、取得手段により、情報記録媒体の記録
領域に関する領域情報が外部装置から取得され、判別手
段により、領域情報に基づいて所定の容量が求められ、
記録領域におけるユーザデータが記録される領域の最終
位置を含み最終位置よりも記録開始位置側の全記録容量
が、所定の容量以下及び所定の容量未満のいずれかの容
量条件に合致するか否かが判別される。そして、全記録
容量が容量条件に合致する場合に、付加手段により、全
記録容量が容量条件から外れるようにユーザデータにダ
ミーデータが付加されて新たなユーザデータとされる。
それにより、例えば他の種類の情報記録媒体との互換性
を確保する条件に記録データのデータ量に関係する条件
が含まれる場合に、データ量が少なくても互換性を損な
うことを防止できる。すなわち、他の種類の情報記録媒
体との互換性を確保することが可能となる。
【0041】この場合において、請求項21に記載の情
報処理装置の如く、前記領域情報は、前記全記録容量が
前記所定の容量と一致する特定領域の最終位置のアドレ
ス情報及び前記特定領域内に存在する未記録領域のセク
タ数情報の少なくとも一方であることとすることができ
る。
【0042】上記請求項20又は21に記載の各情報処
理装置において、請求項22に記載の情報処理装置の如
く、前記所定の容量は、前記情報記録媒体が他の種類の
情報記録媒体との互換性を確保するのに必要な記録容量
の最小値であることとすることができる。
【0043】上記請求項17〜22に記載の各情報処理
装置において、請求項23に記載の情報処理装置の如
く、前記ユーザデータが記録されるセッションのセッシ
ョン番号を取得するセッション番号取得手段を更に備
え、前記セッション番号取得手段で取得されたセッショ
ン番号が1の場合にのみ、前記取得手段、前記判別手段
及び前記付加手段が稼動状態となることとすることがで
きる。
【0044】上記請求項17〜23に記載の各情報処理
装置において、請求項24に記載の情報処理装置の如
く、前記情報記録媒体は、DVD+Rの規格に準拠し、
前記取得手段は、リードトラック・インフォメーション
・コマンドを出力し、該リードトラック・インフォメー
ション・コマンドに対する外部装置からの応答情報に基
づいて前記領域情報を取得することとすることができ
る。
【0045】この場合において、請求項25に記載の情
報処理装置の如く、前記応答情報は、トラック・インフ
ォメーション・ブロックであり、前記領域情報は、前記
トラック・インフォメーション・ブロックのバイト36
以降にセットされていることとすることができる。かか
る場合には、トラック情報と領域情報とを同時に取得す
ることができるため、処理の効率化を図ることが可能と
なる。
【0046】請求項26に記載の発明は、スパイラル状
又は同心円状の記録領域を有する追記型の情報記録媒体
に情報を記録する情報記録装置であって、ユーザデータ
の記録に際して、前記情報処理装置から前記ユーザデー
タを取得する取得手段と;前記記録領域における前記ユ
ーザデータが記録される領域の最終位置が、所定の位置
を含み前記所定の位置よりも記録開始位置側及び前記所
定の位置を含まずに前記所定の位置よりも記録開始位置
側のいずれかの特定領域内に存在するか否かを判別する
判別手段と;前記判別手段で、前記最終位置が前記特定
領域内に存在すると判別された場合に、前記最終位置が
前記特定領域外となるように前記ユーザデータにダミー
データを付加して新たなユーザデータとする付加手段
と;を備える情報記録装置である。
【0047】これによれば、ユーザデータの記録に際し
て、取得手段により、情報処理装置からユーザデータが
取得され、判別手段により、記録領域におけるユーザデ
ータが記録される領域の最終位置が特定領域内に存在す
るか否かが判別される。そして、最終位置が特定領域内
に存在する場合に、付加手段により、最終位置が特定領
域外となるように、ユーザデータはダミーデータを付加
されて新たなユーザデータとされる。それにより、例え
ば他の種類の情報記録媒体との互換性を確保する条件に
記録データのデータ量に関係する条件が含まれる場合
に、データ量が少なくても互換性を損なうことを防止で
きる。すなわち、他の種類の情報記録媒体との互換性を
確保することが可能となる。
【0048】請求項27に記載の発明は、スパイラル状
又は同心円状の記録領域を有する追記型の情報記録媒体
に情報を記録する情報記録装置であって、ユーザデータ
の記録に際して、前記情報処理装置から前記ユーザデー
タを取得する取得手段と;前記記録領域における前記ユ
ーザデータが記録される領域の最終位置を含み該最終位
置よりも記録開始位置側の全記録容量が、所定の容量以
下及び前記所定の容量未満のいずれかの容量条件に合致
するか否かを判別する判別手段と;前記判別手段で、前
記全記録容量が前記容量条件に合致すると判別された場
合に、前記容量条件から外れるように前記ユーザデータ
にダミーデータを付加して新たなユーザデータとする付
加手段と;を備える情報記録装置である。
【0049】これによれば、ユーザデータの記録に際し
て、取得手段により情報処理装置からユーザデータが取
得され、判別手段により、記録領域におけるユーザデー
タが記録される領域の最終位置を含み最終位置よりも記
録開始位置側の全記録容量が、所定の容量以下及び所定
の容量未満のいずれかの容量条件に合致するか否かが判
別される。そして、全記録容量が容量条件に合致する場
合に、付加手段により容量条件から外れるように、、ユ
ーザデータはダミーデータを付加されて新たなユーザデ
ータとされる。それにより、例えば他の種類の情報記録
媒体との互換性を確保する条件に記録データのデータ量
に関係する条件が含まれる場合に、データ量が少なくて
も互換性を損なうことを防止できる。すなわち、他の種
類の情報記録媒体との互換性を確保することが可能とな
る。
【0050】上記請求項26及び27に記載の各情報記
録装置において、請求項28に記載の情報記録装置の如
く、前記ユーザデータが記録されるセッションのセッシ
ョン番号を取得するセッション番号取得手段を更に備
え、前記セッション番号取得手段で取得されたセッショ
ン番号が1の場合にのみ、前記取得手段、前記判別手段
及び前記付加手段が稼動状態となることとすることがで
きる。
【0051】請求項29に記載の発明は、スパイラル状
又は同心円状の記録領域を有する追記型の情報記録媒体
に情報を記録する情報記録システムであって、請求項1
7〜25のいずれか一項に記載の情報処理装置と;前記
情報処理装置からの指示に応じて前記情報記録媒体に情
報を記録する情報記録装置と;を備える情報記録システ
ムである。
【0052】これによれば、請求項17〜25のいずれ
か一項に記載の情報処理装置が用いられるために、他の
種類の情報記録媒体との互換性を確保することが可能と
なる。
【0053】請求項30に記載の発明は、情報記録媒体
に情報を記録する情報記録システムであって、請求項2
6〜28のいずれか一項に記載の情報記録装置と;前記
情報記録装置を制御する情報処理装置と;を備える情報
記録システムである。
【0054】これによれば、請求項26〜28のいずれ
か一項に記載の情報記録装置が用いられるために、他の
種類の情報記録媒体との互換性を確保することが可能と
なる。
【0055】
【発明の実施の形態】《第1の実施形態》以下、本発明
の第1の実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。
【0056】図1は、本発明の第1の実施形態に係る情
報記録システムの概略構成を示すブロック図である。
【0057】この図1に示される情報記録システムは、
情報記録装置としての光ディスク装置20と、光ディス
ク装置20を制御する情報処理装置としてのホスト50
とを含んで構成されている。
【0058】前記光ディスク装置20は、情報記録媒体
としての光ディスク15を回転駆動するためのスピンド
ルモータ22、光ピックアップ装置23、レーザコント
ロール回路24、エンコーダ25、モータドライバ2
7、再生信号処理回路28、サーボコントローラ33、
バッファRAM34、バッファマネージャ37、インタ
ーフェース38、ROM39、CPU40及びRAM4
1などを備えている。なお、図1における接続線は、代
表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロック
の接続関係の全てを表すものではない。なお、本第1の
実施形態では、一例として、DVD+Rの規格に準拠し
た情報記録媒体が光ディスク15に用いられるものとす
る。
【0059】前記光ピックアップ装置23は、光源とし
ての半導体レーザ、該半導体レーザから出射される光束
を光ディスク15の記録面に導くとともに、前記記録面
で反射された戻り光束を所定の受光位置まで導く光学
系、前記受光位置に配置され戻り光束を受光する受光
器、及び駆動系(フォーカシングアクチュエータ、トラ
ッキングアクチュエータ及びシークモータ等)(いずれ
も図示省略)などを含んで構成されている。そして、受
光器からは、その受光量に応じた電流(電流信号)が再
生信号処理回路28に出力される。
【0060】前記再生信号処理回路28では、光ピック
アップ装置23の出力信号である電流信号を電圧信号に
変換し、該電圧信号に基づいてウォブル信号、RF信号
及びサーボ信号(フォーカスエラー信号やトラックエラ
ー信号など)を検出する。再生信号処理回路28では、
ウォブル信号からADIP(ADdress In Pregroove)情
報及び同期信号などを抽出する。ここで抽出されたAD
IP情報はCPU40に出力され、同期信号はエンコー
ダ25に出力される。さらに、再生信号処理回路28で
は、RF信号に対して誤り訂正処理等を行なった後、バ
ッファマネージャ37を介してバッファRAM34に格
納する。また、フォーカスエラー信号及びトラックエラ
ー信号は、再生信号処理回路28からサーボコントロー
ラ33に出力される。
【0061】前記サーボコントローラ33では、フォー
カスエラー信号に基づいて光ピックアップ装置23のフ
ォーカシングアクチュエータを制御する制御信号を生成
し、トラックエラー信号に基づいて光ピックアップ装置
23のトラッキングアクチュエータを制御する制御信号
を生成する。両制御信号はサーボコントローラ33から
モータドライバ27に出力される。
【0062】前記バッファマネージャ37では、バッフ
ァRAM34へのデータの入出力を管理し、蓄積された
データ量が所定の値になると、CPU40に通知する。
【0063】前記モータドライバ27では、サーボコン
トローラ33からの制御信号に基づいて、光ピックアッ
プ装置23のフォーカシングアクチュエータ及びトラッ
キングアクチュエータを駆動する。また、モータドライ
バ27では、CPU40の指示に基づいて、光ディスク
15の線速度が一定となるようにスピンドルモータ22
を制御する。さらに、モータドライバ27では、CPU
40の指示に基づいて、光ピックアップ装置23のシー
クモータを駆動し、光ピックアップ装置23のスレッジ
方向(光ディスク15の半径方向)の位置を制御する。
【0064】前記エンコーダ25では、CPU40の指
示に基づいて、バッファRAM34に蓄積されているデ
ータをバッファマネージャ37を介して取り出し、エラ
ー訂正コードの付加などを行ない、光ディスク15への
書き込みデータを作成する。そして、CPU40からの
指示に基づいて、再生信号処理回路28からの同期信号
に同期して、書き込みデータをレーザコントロール回路
24に出力する。
【0065】前記レーザコントロール回路24では、エ
ンコーダ25からの書き込みデータに基づいて、光ピッ
クアップ装置23の半導体レーザの出力を制御する。
【0066】前記インターフェース38は、ホスト50
との双方向の通信インターフェースであり、ATAPI
(AT Attachment Packet Interface)及びSCSI(Sm
allComputer System Interface)等の標準インターフェ
ースに準拠している。
【0067】前記ROM39には、CPU40にて解読
可能なコードで記述されたプログラムが格納されてい
る。なお、光ディスク装置20の電源がオン状態になる
と、前記プログラムは不図示のメインメモリにロードさ
れ、前記CPU40はそのプログラムに従って上記各部
の動作を制御する。
【0068】前記ホスト50は、主制御装置52、イン
ターフェース54、ハードディスク(HDD)56、入
力装置及び表示装置などを備えている。
【0069】主制御装置52は、マイクロコンピュー
タ、メインメモリ(いずれも不図示)などを含んで構成
され、ホスト50の全体を制御する。
【0070】前記インターフェース54は、光ディスク
装置20との双方向の通信インターフェースであり、A
TAPI及びSCSI等の標準インターフェースに準拠
している。インターフェース54は光ディスク装置のイ
ンターフェース38と接続されており、接続媒体として
は通信ケーブルなどの通信線が一般に用いられるが、赤
外線などを利用したワイヤレスであっても良い。
【0071】ハードディスク56には、主制御装置52
のマイクロコンピュータで解読可能なコードで記述され
た後述するユーザデータの記録に際して用いられるプロ
グラム(以下、「ユーザデータ記録プログラム」とい
う)などが格納されている。なお、ホスト50の電源が
オン状態になると、上記プログラムは主制御装置52の
メインメモリにロードされる。
【0072】表示装置58は、例えばCRT、液晶ディ
スプレイ及びプラズマディスプレイなどの表示部(図示
省略)を備え、主制御装置52からの各種情報を表示す
る。
【0073】入力装置57は、例えばキーボード、マウ
ス及びポインティングデバイスなどのうち少なくとも1
つの入力媒体(図示省略)を備え、利用者から入力され
た各種情報を主制御装置52に通知する。なお、入力媒
体からの情報はワイヤレス方式で入力されても良い。ま
た、表示装置58と入力装置57とが一体化したものと
して、例えばタッチパネル付きCRTなどがある。
【0074】次に、上述のようにして構成された情報記
録システムにおいて、ユーザデータを光ディスク15に
記録する処理動作について説明する。
【0075】主制御装置52が入力装置57を介してユ
ーザデータの記録要求を受け取ったときの処理動作につ
いて図2のフローチャートを用いて説明する。主制御装
置52に記録要求が入力されると、主制御装置52のマ
イクロコンピュータのプログラムカウンタに図2のフロ
ーチャートに対応するプログラムの先頭アドレスがセッ
トされ、図2のフローチャートに対応するアルゴリズム
がスタートする。図2のフローチャートは、主制御装置
52のマイクロコンピュータによって実行される一連の
処理アルゴリズムに対応している。
【0076】先ず、ステップ501では、ユーザデータ
を光ディスク15に記録するために書き込み要求のコマ
ンド(Write Command)を光ディスク装置20に送信す
る。これにより、光ディスク装置20は、ホスト50か
らの指示に従って、ユーザデータを光ディスク15の記
録領域に記録する。なお、ホスト50からの書き込み要
求のコマンドを受信したときの光ディスク装置20にお
ける処理動作の詳細については後述する。
【0077】次のステップ503では、ユーザデータの
記録が完了するまで待機し、ユーザデータの記録が完了
するとステップ505に移行する。
【0078】このステップ505では、ディスク情報を
要求するコマンド(Read Disc Information Command)
を光ディスク装置20に送信する。光ディスク装置20
は、ディスク情報を要求するコマンドを受信すると、セ
ッション番号を含むディスク情報をディスク情報ブロッ
ク(Disc Information Block)の所定位置にそれぞれセ
ットし、ホスト50に送信する。
【0079】次のステップ507では、光ディスク装置
20からの応答を待ち、応答があるとステップ509に
移行する。
【0080】このステップ509では、受信したディス
ク情報ブロックからディスク情報を抽出し、ユーザデー
タが記録されるセッションのセッション番号を求める。
【0081】次のステップ511では、セッション番号
が1であるか否かを判断する。セッション番号が1のと
きは、ステップ511での判断は肯定されステップ51
3に移行する。
【0082】このステップ513では、DVD−ROM
との互換性を確保するための領域情報を要求するコマン
ドとしてリードトラック・インフォメーション・コマン
ド(Read Track Information Command)を光ディスク装
置20に送信する。光ディスク装置20は、リードトラ
ック・インフォメーション・コマンドを受信すると、所
定の位置として光ディスク15の回転中心から30mm
の距離にあるセクタのアドレス情報(以下、「特定アド
レス情報」という)と、そのセクタよりも内周側(記録
開始位置側)に存在する未記録領域のセクタ数情報(以
下、「未記録セクタ数情報」という)を取得する。そし
て、光ディスク装置20は、トラック情報ブロック(Tr
ack Information Block)のバイト36からバイト39
の位置に特定アドレス情報をセットし、バイト40から
バイト43の位置に未記録セクタ数情報をセットして、
ホスト50に送信する。なお、これまでトラック情報ブ
ロックはバイト35まで定義されており、ここで新たに
バイト36からバイト43を定義する。
【0083】次のステップ515では、光ディスク装置
20からの応答を待ち、応答があるとステップ517に
移行する。
【0084】このステップ517では、トラック情報ブ
ロックから領域情報を抽出する。
【0085】次のステップ519では、領域情報から特
定アドレス情報を抽出する。
【0086】次のステップ521では、記録領域に記録
されているユーザデータの最終アドレスと特定アドレス
とを比較し、最終アドレス値が特定アドレス値以下であ
るか否かを判断する。ここで、最終アドレス値が特定ア
ドレス値以下の場合には、ステップ521での判断は肯
定され、ステップ523に移行する。
【0087】このステップ523では、最終アドレス値
が特定アドレス値を超えるのに必要なダミーデータを設
定する。
【0088】次のステップ525では、設定されたダミ
ーデータをユーザデータに続けて光ディスク15に記録
するために、書き込み要求のコマンド(Write Comman
d)を光ディスク装置20に送信する。そして、記録要
求を受け取ったときの処理を終了する。
【0089】なお、ステップ521において、最終アド
レス値が特定アドレス値を超えている場合には、ステッ
プ521での判断は否定され、記録要求を受け取ったと
きの処理を終了する。すなわち、ユーザデータに続けて
ダミーデータは記録されないこととなる。
【0090】また、ステップ511において、ユーザデ
ータが記録されたセッションのセッション番号が1でな
ければ、ステップ511での判断は否定され、記録要求
を受け取ったときの処理を終了する。この場合も、ユー
ザデータに続けてダミーデータは記録されないこととな
る。
【0091】ここで、ホスト50からの書き込み要求の
コマンド(Write Command)を受信したときの光ディス
ク装置20における処理動作について説明する。
【0092】CPU40は、指定された記録速度に基づ
いてスピンドルモータ22の回転を制御するための制御
信号をモータドライバ27に出力するとともに、ホスト
50から書き込み要求のコマンドを受信した旨を再生信
号処理回路28に通知する。
【0093】再生信号処理回路28は、光ディスク15
の回転が所定の線速度に達すると、光ピックアップ装置
23からの出力信号に基づいてADIP情報を取得し、
CPU40に通知するとともに、光ピックアップ装置2
3からの出力信号に基づいてフォーカスエラー信号及び
トラックエラー信号を検出し、サーボコントローラ33
に出力する。
【0094】サーボコントローラ33は、再生信号処理
回路28からのフォーカスエラー信号及びトラックエラ
ー信号に基づいて、モータドライバ27を介して光ピッ
クアップ装置23のフォーカシングアクチュエータ及び
トラッキングアクチュエータを駆動し、フォーカスずれ
及びトラックずれを補正する。
【0095】CPU40は、バッファマネージャ37を
介してホスト50からのユーザデータをバッファRAM
34に蓄積する。そして、CPU40は、再生信号処理
回路28からのADIP情報に基づいて、指定された書
き込み開始地点に光ピックアップ装置23が位置するよ
うに光ピックアップ装置23のシーク動作を指示する信
号をモータドライバ27に出力する。
【0096】CPU40は、バッファマネージャ37か
らバッファRAM34に蓄積されたデータ量が所定の値
を超えたとの通知を受け取ると、エンコーダ25に書き
込みデータの作成を指示する。また、CPU40は、A
DIP情報に基づいて光ピックアップ装置23の位置が
書き込み開始地点であると判断すると、エンコーダ25
に通知する。そして、エンコーダ25は、レーザコント
ロール回路24及び光ピックアップ装置23を介して、
書き込みデータを光ディスク15に記録する。
【0097】なお、記録処理が終了するまで、再生信号
処理回路28は、上述した如く、光ピックアップ装置2
3からの出力信号に基づいてフォーカスエラー信号及び
トラックエラー信号を検出し、サーボコントローラ33
及びモータドライバ27を介してフォーカスずれ及びト
ラックずれを随時補正する。
【0098】次に、ホスト50からの再生要求のコマン
ド(Read Command)を受信したときの光ディスク装置2
0における処理動作について簡単に説明する。
【0099】CPU40は、再生速度に基づいてスピン
ドルモータ22の回転を制御するための制御信号をモー
タドライバ27に出力するとともに、ホスト50から再
生要求のコマンドを受信した旨を再生信号処理回路28
に通知する。
【0100】再生信号処理回路28は、前記ユーザデー
タの記録の場合と同様に、ADIP情報をCPU40に
通知するとともに、フォーカスずれ及びトラックずれを
補正する。
【0101】CPU40は、ADIP情報に基づいて指
定された読み込み開始地点に光ピックアップ装置23が
位置するようにシーク動作を指示する信号をモータドラ
イバ27に出力する。そして、CPU40は、ADIP
情報に基づいて光ピックアップ装置23の位置が読み込
み開始地点であると判断すると、再生信号処理回路28
に通知する。
【0102】そして、再生信号処理回路28は、光ピッ
クアップ装置23の出力信号に基づいてRF信号を検出
し、誤り訂正処理等を行った後、バッファRAM34に
蓄積する。なお、再生処理が終了するまで、再生信号処
理回路28は、上述した如く、光ピックアップ装置23
からの出力信号に基づいてフォーカスエラー信号及びト
ラックエラー信号を検出し、サーボコントローラ33及
びモータドライバ27を介してフォーカスずれ及びトラ
ックずれを随時補正する。
【0103】バッファマネージャ37は、バッファRA
M34に蓄積された再生データがセクタデータとして揃
ったときに、インターフェース38を介してホスト50
に転送する。
【0104】以上の説明から明らかなように、本第1の
実施形態に係る情報記録システムでは、主制御装置52
のマイクロコンピュータ及び該マイクロコンピュータに
よって実行されるプログラムによって、情報処理装置の
取得手段、判別手段、付加手段及びセッション番号取得
手段が実現されている。
【0105】しかしながら、本発明がこれに限定される
ものではないことは勿論である。すなわち、上記第1の
実施形態は一例に過ぎず、上記の主制御装置52のマイ
クロコンピュータによるプログラムに従う処理によって
実現した構成各部の少なくとも一部をハードウェアによ
って構成することとしても良いし、あるいは全ての構成
部分をハードウェアによって構成することとしても良
い。
【0106】また、本第1の実施形態では、ハードディ
スク56にインストールされているプログラムのうち、
図2のフローチャートで示される処理に対応するプログ
ラムによってユーザデータ記録プログラムが構成されて
いる。
【0107】さらに、本第1の実施形態では、図2のス
テップ513からステップ521までの処理によって、
本発明に係る記録方法の第1工程が実施され、図2のス
テップ523での処理によって第2工程が実施され、図
2のステップ505からステップ511までの処理によ
って第3工程が実施されている。
【0108】以上説明したように、本第1の実施形態に
係る情報記録システムによると、ユーザからユーザデー
タの記録要求があると、主制御装置52は、光ディスク
装置20から領域情報を取得し、特定アドレス情報及び
未記録セクタ数情報を求める。そして、主制御装置52
は、光ディスク15の記録領域におけるユーザデータが
記録される領域の最終アドレスと特定アドレスとの位置
関係を求め、最終アドレス値が特定アドレス値以下の場
合には、最終アドレス値が特定アドレス値を超えるよう
にユーザデータに続けてダミーデータを記録している。
すなわち、最終アドレス位置は常に特定アドレス位置よ
りも外周側となる。従って、例えば他の種類の情報記録
媒体との互換性を確保する条件に記録データのデータ量
に関係する条件が含まれる場合には、データ量が少なく
ても互換性を損なうことを防止できる。すなわち、他の
種類の情報記録媒体との互換性を確保することが可能と
なる。
【0109】また、本第1の実施形態によると、ユーザ
データが記録されるセッションのセッション番号が1の
場合にのみ、ダミーデータの付加に関する処理を行って
いる。これにより、最初のセッションにおけるデータ量
が規定されている種類の情報記録媒体との互換性を確保
することが可能となる。
【0110】さらに、本第1の実施形態によると、領域
情報を取得するためのコマンドとして、リードトラック
・インフォメーション・コマンドを用いているために、
領域情報とともにトラック情報も同時に取得することが
可能となる。
【0111】また、本第1の実施形態に係る情報処理装
置によると、ユーザからのユーザデータの記録要求があ
ると、ユーザデータの記録を光ディスク装置20に指示
するとともに、ユーザデータの記録後、光ディスク装置
20から領域情報を取得して、ユーザデータのデータ量
がDVD−ROMとの互換性を確保するのに十分である
か否かを判別し、十分でないと判断した場合には、DV
D−ROMとの互換性を確保するのに必要なデータ量と
なるようにユーザデータに続いて所定のダミーデータを
記録している。従って、他の種類の情報記録媒体との互
換性を確保することが可能となる。
【0112】なお、上記第1の実施形態において、ステ
ップ521では、最終アドレスが特定アドレス値以下で
あるか否かによって判断しているが、これに限らず、例
えば最終アドレスが特定アドレス値よりも小さいか否か
であっても良い。この場合には、ステップ523での処
理も変更されるのは勿論である。すなわち、最終アドレ
ス値が特定アドレス値以上となるのに必要なダミーデー
タが設定されることとなる。なお、判断のための条件は
再生に用いられるDVD−ROMドライブ装置の特性に
関係する。
【0113】《第2の実施形態》次に、本発明の第2の
実施形態を図3に基づいて説明する。
【0114】この第2の実施形態は、ユーザデータ記録
プログラムが前述した第1の実施形態と異なる点に特徴
を有する。すなわち、ハードディスク56に格納されて
いるユーザデータ記録プログラムのみが異なり、情報記
録システムにおけるその他の構成は、前述した第1の実
施形態と同様である。従って、以下においては、第1の
実施形態との相違点を中心に説明するとともに、前述し
た第1の実施形態と同一若しくは同等の構成部分につい
ては同一の符号を用い、その説明を簡略化し若しくは省
略するものとする。
【0115】主制御装置52が入力装置57を介してユ
ーザからユーザデータの記録要求を受け取ったときの処
理動作について図3のフローチャートを用いて説明す
る。主制御装置52に記録要求が入力されると、主制御
装置52のマイクロコンピュータのプログラムカウンタ
に図3のフローチャートに対応するプログラムの先頭ア
ドレスがセットされ、図3のフローチャートに対応する
アルゴリズムがスタートする。図3のフローチャート
は、主制御装置52のマイクロコンピュータによって実
行される一連の処理アルゴリズムに対応している。な
お、光ディスク15に関する前提条件は、前述した第1
の実施形態と同様であるものとする。
【0116】先ず、ステップ601〜ステップ605で
は、上記第1の実施形態におけるステップ505〜ステ
ップ509と同じ処理が行われる。
【0117】次のステップ607では、ユーザデータが
記録されるセッションのセッション番号が1であるか否
かを判断する。セッション番号が1のときは、ステップ
607での判断は肯定されステップ611に移行する。
【0118】このステップ611〜ステップ615で
は、上記第1の実施形態におけるステップ513〜ステ
ップ517と同じ処理が行われる。
【0119】次のステップ617では、特定アドレス情
報及び未記録セクタ数情報の少なくとも一方を用いて、
DVD−ROMとの互換性を確保するのに必要な最少記
録データ量NBを算出する。例えば、特定アドレス情報
を用いる場合には、記録開始アドレスと特定アドレス情
報とから最少記録セクタ数を求め、その最少記録セクタ
数を記録容量に変換して最少記録データ量NBを求め
る。また、未記録セクタ数情報を用いる場合には、未記
録セクタ数を記録容量に変換することにより、最少記録
データ量NBを求める。
【0120】次のステップ619では、ユーザデータの
データ量と最少記録データ量NBとを比較し、ユーザデ
ータのデータ量が最少記録データ量NB未満であるか否
かを判断する。ユーザデータのデータ量が最少記録デー
タ量NB未満であれば、ここでの判断は肯定され、ステ
ップ621に移行する。
【0121】このステップ621では、ユーザデータの
データ量が最少記録データ量NB以上となるように、ユ
ーザデータにダミーデータを付加し、新たなユーザデー
タとする。
【0122】次のステップ623では、ユーザデータを
記録するために書き込み要求のコマンド(Write Comman
d)を光ディスク装置20に送信する。そして、全ての
ユーザデータの送信が完了すると、記録要求を受け取っ
たときの処理を終了する。なお、光ディスク装置20で
は、前述の如くして、ユーザデータを光ディスク15に
記録する。
【0123】なお、ステップ619において、ユーザデ
ータのデータ量が最少記録データ量NB以上であれば、
ステップ619での判断は否定され、ステップ623に
移行する。すなわち、ユーザデータはダミーデータが付
加されることなく光ディスク装置20に送信されること
となる。
【0124】また、ステップ607において、ユーザデ
ータが記録されるセッションのセッション番号が1でな
ければ、ステップ607での判断は否定され、ステップ
623に移行する。この場合も、ユーザデータはダミー
データが付加されることなく光ディスク装置20に送信
されることとなる。
【0125】以上の説明から明らかなように、本第2の
実施形態に係る情報記録システムでは、主制御装置52
のマイクロコンピュータ及び該マイクロコンピュータに
よって実行されるプログラムによって、情報処理装置の
取得手段、判別手段、付加手段及びセッション番号取得
手段が実現されている。
【0126】しかしながら、本発明がこれに限定される
ものではないことは勿論である。すなわち、上記第2の
実施形態は一例に過ぎず、上記の主制御装置52のマイ
クロコンピュータによるプログラムに従う処理によって
実現した構成各部の少なくとも一部をハードウェアによ
って構成することとしても良いし、あるいは全ての構成
部分をハードウェアによって構成することとしても良
い。
【0127】また、本第2の実施形態では、ハードディ
スク56にインストールされているプログラムのうち、
図3のフローチャートで示される処理に対応するプログ
ラムによってユーザデータ記録プログラムが構成されて
いる。
【0128】さらに、本第2の実施形態では、図3のス
テップ611からステップ619までの処理によって、
本発明に係る記録方法の第1工程が実施され、図3のス
テップ621での処理によって第2工程が実施され、図
3のステップ601からステップ607までの処理によ
って第3工程が実施されている。
【0129】以上説明したように、本第2の実施形態に
係る情報記録システムによると、ユーザからのユーザデ
ータの記録要求があると、主制御装置52は、光ディス
ク装置20から領域情報を取得し、特定アドレス情報及
び未記録セクタ数情報を求める。そして、主制御装置5
2は、光ディスク15の記録領域におけるユーザデータ
が記録される領域の最終アドレス値が特定アドレス値以
上となるための最少記録データ量を求め、ユーザデータ
のデータ量が最少記録データ量未満に場合には、ユーザ
データにダミーデータを付加し、最終アドレス値が特定
アドレス値以上となるようにデータ量を増やして、新た
なユーザデータとしている。すなわち、最終アドレス位
置は常に特定アドレス位置よりも内周側となることはな
い。従って、例えば他の種類の情報記録媒体との互換性
を確保する条件に記録データのデータ量に関係する条件
が含まれる場合には、データ量が少なくても互換性を損
なうことを防止できる。すなわち、他の種類の情報記録
媒体との互換性を確保することが可能となる。
【0130】また、本第2の実施形態に係る情報処理装
置によると、ユーザからのユーザデータの記録要求があ
ると、光ディスク装置から領域情報を取得して、ユーザ
データのデータ量がDVD−ROMとの互換性を確保す
るのに十分であるか否かを判別し、十分でないと判断し
た場合には、DVD−ROMとの互換性を確保するのに
必要なデータ量となるようにユーザデータに所定のダミ
ーデータを付加している。従って、他の種類の情報記録
媒体との互換性を確保することが可能となる。
【0131】なお、上記第2の実施形態において、ステ
ップ619では、ユーザデータのデータ量が最少記録デ
ータ量未満であるか否かによって判断しているが、これ
に限らず、例えばユーザデータのデータ量が最少記録デ
ータ量以下であるか否かによって判断しても良い。この
場合には、ステップ621での処理も変更されるのは勿
論である。すなわち、ユーザデータのデータ量が最少記
録データ量NBを超えるようにダミーデータが付加され
ることとなる。なお、判断のための条件は再生に用いら
れるDVD−ROMドライブ装置の特性に関係する。
【0132】なお、上記各実施形態では、領域情報とし
て特定アドレス情報と未記録セクタ数情報とがセットさ
れたトラック情報ブロックを光ディスク装置20が送信
する場合について説明したが、これに限らず、領域情報
として特定アドレス情報及び未記録セクタ数情報のいず
れかがセットされたトラック情報ブロックを送信しても
良い。また、ホスト50が領域情報として必要な情報を
指定しても良い。
【0133】さらに、上記各実施形態では、領域情報と
して特定アドレス情報及び未記録セクタ数情報を用いる
場合について説明したが、これに限らず、例えば特定ア
ドレスよりも内周側の記録容量情報や、特定アドレスよ
りも内周側にある未記録領域の容量情報であっても良
い。
【0134】また、上記各実施形態では、ユーザデータ
が記録されるセッションのセッション番号が1の場合に
のみ、ダミーデータの付加処理を行う場合について説明
したが、これに限らず、セッション番号が1以外の場合
でも、ダミーデータの付加処理を行っても良い。すなわ
ち、セッション番号をチェックする処理(ステップ50
5〜ステップ511、ステップ601〜ステップ60
7)を省略しても良い。再生に用いられるDVD−RO
Mドライブ装置によって対応が異なるためである。
【0135】さらに、上記各実施形態では、領域情報を
要求するコマンドとして、リードトラック・インフォメ
ーションコマンドを用いる場合について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、他のコマンドあるいは新
たに定義したコマンドを用いても良い。なお、その場合
には、領域情報を含む応答情報も使用するコマンドに対
応したものとなる。
【0136】また、上記各実施形態では、所定の位置と
して光ディスク15の回転中心から30mmの距離にあ
るセクタのアドレス情報を用いる場合について説明した
が、これに限定されるものではない。
【0137】さらに、上記各実施形態では、DVD−R
OMとの互換性を確保する場合について説明したが、こ
れに限定されるものではない。
【0138】なお、上記各実施形態では、ホスト50側
でダミーデータの付加が必要であるか否かの判断を行う
場合について説明したが、これに限らず、光ディスク装
置20側でダミーデータの付加が必要であるか否かの判
断を行っても良い。この場合には、光ディスク装置20
のCPU40が、ROM39に記録されているプログラ
ムに従って、例えばホスト50から受信したユーザデー
タのデータ量に基づいて、ユーザデータを記録したとき
の最終アドレスを予測し、その最終アドレスと特定アド
レスとを比較してダミーデータの付加が必要であるか否
かの判断を行う。すなわち、CPU40及び該CPU4
0によって実行されるプログラムによって、情報記録装
置の取得手段、判別手段、付加手段及びセッション番号
取得手段が実現されることとなる。
【0139】また、上記各実施形態では、光ディスク1
5がDVD+Rの場合について説明したが、本発明がこ
れに限定されるものではない。なお、その場合には、使
用される情報記録媒体に対応した光ディスク装置が用い
られることとなる。
【0140】なお、上記各実施形態では、ユーザデータ
記録プログラムは、ハードディスク56に記録されてい
るが、他の記録媒体(CD−ROM、光磁気ディスク、
フラッシュメモリ、フレキシブルディスク等)に記録さ
れていても良い。この場合には、各記録媒体に対応する
ドライブ装置を付加し、各ドライブ装置からユーザデー
タ記録プログラムをインストールすることとなる。要す
るに、ユーザデータ記録プログラムがマイクロコンピュ
ータのメインメモリにロードされれば良い。
【0141】さらに、上記各実施形態では、ホスト50
と光ディスク装置20とは、同一の筐体内に配置されて
いても良いし、個別の筐体内に配置されても良い。
【0142】また、上記各実施形態では、DVD+Rの
規格に準拠した情報記録媒体に対して、ユーザデータの
記録と再生が可能な光ディスク装置が用いられる場合に
ついて説明したが、これに限らず、ユーザデータの記録
のみを行なう光ディスク装置であっても良い。
【0143】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る記録
方法によれば、他の種類の情報記録媒体との互換性を確
保することができるという効果がある。
【0144】また、本発明に係るプログラム及び記録媒
体によれば、情報記録システムで用いられ、他の種類の
情報記録媒体との互換性を確保することができるという
効果がある。
【0145】また、本発明に係る情報処理装置及び情報
記録装置によれば、他の種類の情報記録媒体との互換性
を確保することができるという効果がある。
【0146】また、本発明に係る情報記録システムによ
れば、他の種類の情報記録媒体との互換性を確保するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る情報記録システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るユーザデータ記
録処理を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るユーザデータ記
録処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
15…光ディスク(情報記録媒体)、20…光ディスク
装置(情報記録装置)、40…CPU(取得手段、判別
手段、付加手段、セッション番号取得手段)、50…ホ
スト(情報処理装置)、52…主制御装置(取得手段、
判別手段、付加手段、セッション番号取得手段)。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパイラル状又は同心円状の記録領域を
    有する追記型の情報記録媒体に情報を記録する記録方法
    であって、 ユーザデータの記録に際して、前記記録領域における前
    記ユーザデータが記録される領域の最終位置が、所定の
    位置を含み該所定の位置よりも記録開始位置側及び前記
    所定の位置を含まずに前記所定の位置よりも記録開始位
    置側のいずれかの特定領域内に存在するか否かを判別す
    る第1工程と;前記第1工程で、前記最終位置が前記特
    定領域内に存在すると判別された場合に、前記最終位置
    が前記特定領域外となるように前記ユーザデータにダミ
    ーデータを付加して新たなユーザデータとする第2工程
    と;を含む記録方法。
  2. 【請求項2】 前記所定の位置は、前記情報記録媒体が
    他の種類の情報記録媒体との互換性を確保するのに必要
    な前記記録領域における最も記録開始位置側の記録位置
    であることを特徴とする請求項1に記載の記録方法。
  3. 【請求項3】 スパイラル状又は同心円状の記録領域を
    有する追記型の情報記録媒体に情報を記録する記録方法
    であって、 ユーザデータの記録に際して、前記記録領域における前
    記ユーザデータが記録される領域の最終位置を含み該最
    終位置よりも記録開始位置側の全記録容量が、所定の容
    量以下及び前記所定の容量未満のいずれかの容量条件に
    合致するか否かを判別する第1工程と;前記第1工程
    で、前記全記録容量が前記容量条件に合致すると判別さ
    れた場合に、前記容量条件から外れるように前記ユーザ
    データにダミーデータを付加して新たなユーザデータと
    する第2工程と;を含む記録方法。
  4. 【請求項4】 前記所定の容量は、前記情報記録媒体が
    他の種類の情報記録媒体との互換性を確保するのに必要
    な記録容量の最小値であることを特徴とする請求項3に
    記載の記録方法。
  5. 【請求項5】 前記第1工程に先だって、前記ユーザデ
    ータが記録されるセッションのセッション番号を取得す
    る第3工程を更に含み、 前記第3工程で取得されたセッション番号が1の場合に
    のみ、前記第1工程及び前記第2工程を行うことを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の記録方法。
  6. 【請求項6】 スパイラル状又は同心円状の記録領域を
    有する追記型の情報記録媒体に情報を記録する情報記録
    装置とともに情報記録システムを構成する情報処理装置
    で用いられるプログラムであって、 ユーザデータの記録に際して、前記情報記録媒体の記録
    領域に関する領域情報を前記情報記録装置から取得する
    手順と;前記領域情報に基づいて所定の位置を求め、前
    記記録領域における前記ユーザデータが記録される領域
    の最終位置が、前記所定の位置を含み前記所定の位置よ
    りも記録開始位置側及び前記所定の位置を含まずに前記
    所定の位置よりも記録開始位置側のいずれかの特定領域
    内に存在するか否かを判別する手順と;前記判別の結
    果、前記最終位置が前記特定領域内に存在する場合に、
    前記最終位置が前記特定領域外となるように前記ユーザ
    データにダミーデータを付加して新たなユーザデータと
    する手順と;を前記情報処理装置の制御用コンピュータ
    に実行させるプログラム。
  7. 【請求項7】 前記所定の位置は、前記情報記録媒体が
    他の種類の情報記録媒体との互換性を確保するのに必要
    な前記記録領域における最も記録開始位置側の記録位置
    であることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. 【請求項8】 スパイラル状又は同心円状の記録領域を
    有する追記型の情報記録媒体に情報を記録する情報記録
    装置とともに情報記録システムを構成する情報処理装置
    で用いられるプログラムであって、 ユーザデータの記録に際して、前記情報記録媒体の記録
    領域に関する領域情報を前記情報記録装置から取得する
    手順と;前記領域情報に基づいて所定の容量を求め、前
    記記録領域における前記ユーザデータが記録される領域
    の最終位置を含み該最終位置よりも記録開始位置側の全
    記録容量が、前記所定の容量以下及び前記所定の容量未
    満のいずれかの容量条件に合致するか否かを判別する手
    順と;前記判別の結果、前記全記録容量が前記容量条件
    に合致する場合に、前記容量条件から外れるように前記
    ユーザデータにダミーデータを付加して新たなユーザデ
    ータとする手順と;を前記情報処理装置の制御用コンピ
    ュータに実行させるプログラム。
  9. 【請求項9】 前記所定の容量は、前記情報記録媒体が
    他の種類の情報記録媒体との互換性を確保するのに必要
    な記録容量の最小値であることを特徴とする請求項8に
    記載のプログラム。
  10. 【請求項10】 前記ユーザデータが記録されるセッシ
    ョンのセッション番号を取得する手順を前記情報処理装
    置の制御用コンピュータに更に実行させ、 取得されたセッション番号が1の場合にのみ、前記各手
    順を実行することを特徴とする請求項6〜9のいずれか
    一項に記載のプログラム。
  11. 【請求項11】 情報処理装置とともに情報記録システ
    ムを構成するスパイラル状又は同心円状の記録領域を有
    する追記型の情報記録媒体に情報を記録する情報記録装
    置で用いられるプログラムであって、 ユーザデータの記録に際して、前記情報処理装置から前
    記ユーザデータを取得する手順と;前記記録領域におけ
    る前記ユーザデータが記録される領域の最終位置が、所
    定の位置を含み前記所定の位置よりも記録開始位置側及
    び前記所定の位置を含まずに前記所定の位置よりも記録
    開始位置側のいずれかの特定領域内に存在するか否かを
    判別する手順と;前記判別の結果、前記最終位置が前記
    特定領域内に存在する場合に、前記最終位置が前記特定
    領域外となるように前記ユーザデータにダミーデータを
    付加して新たなユーザデータとする手順と;を前記情報
    記録装置の制御用コンピュータに実行させるプログラ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記所定の位置は、前記情報記録媒体
    が他の種類の情報記録媒体との互換性を確保するのに必
    要な前記記録領域における最も記録開始位置側の記録位
    置であることを特徴とする請求項11に記載のプログラ
    ム。
  13. 【請求項13】 情報処理装置とともに情報記録システ
    ムを構成するスパイラル状又は同心円状の記録領域を有
    する追記型の情報記録媒体に情報を記録する情報記録装
    置で用いられるプログラムであって、 ユーザデータの記録に際して、前記情報処理装置から前
    記ユーザデータを取得する手順と;前記記録領域におけ
    る前記ユーザデータが記録される領域の最終位置を含み
    該最終位置よりも記録開始位置側の全記録容量が、所定
    の容量以下及び前記所定の容量未満のいずれかの容量条
    件に合致するか否かを判別する手順と;前記判別の結
    果、前記全記録容量が前記容量条件に合致する場合に、
    前記容量条件から外れるように前記ユーザデータにダミ
    ーデータを付加して新たなユーザデータとする手順と;
    を前記情報記録装置の制御用コンピュータに実行させる
    プログラム。
  14. 【請求項14】 前記所定の容量は、前記情報記録媒体
    が他の種類の情報記録媒体との互換性を確保するのに必
    要な記録容量の最小値であることを特徴とする請求項1
    3に記載のプログラム。
  15. 【請求項15】 前記ユーザデータが記録されるセッシ
    ョンのセッション番号を取得する手順を前記情報記録装
    置の制御用コンピュータに更に実行させ、 取得されたセッション番号が1の場合にのみ、前記各手
    順を実行することを特徴とする請求項11〜14のいず
    れか一項に記載のプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項6〜15のいずれか一項に記載
    のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  17. 【請求項17】 スパイラル状又は同心円状の記録領域
    を有する追記型の情報記録媒体にアクセス可能な情報処
    理装置であって、 ユーザデータの記録に際して、前記情報記録媒体の記録
    領域に関する領域情報を外部装置から取得する取得手段
    と;前記領域情報に基づいて所定の位置を求め、前記記
    録領域における前記ユーザデータが記録される領域の最
    終位置が、前記所定の位置を含み前記所定の位置よりも
    記録開始位置側及び前記所定の位置を含まずに前記所定
    の位置よりも記録開始位置側のいずれかの特定領域内に
    存在するか否かを判別する判別手段と;前記判別手段
    で、前記最終位置が前記特定領域内に存在すると判別さ
    れた場合に、前記最終位置が前記特定領域外となるよう
    に前記ユーザデータにダミーデータを付加して新たなユ
    ーザデータとする付加手段と;を備える情報処理装置。
  18. 【請求項18】 前記領域情報は、前記所定の位置のア
    ドレス情報及び前記所定の位置よりも記録開始位置側に
    存在する未記録領域のセクタ数情報の少なくとも一方で
    あることを特徴とする請求項17に記載の情報処理装
    置。
  19. 【請求項19】 前記所定の位置は、前記情報記録媒体
    が他の種類の情報記録媒体との互換性を確保するのに必
    要な前記記録領域における最も記録開始位置側の記録位
    置であることを特徴とする請求項17又は18に記載の
    情報処理装置。
  20. 【請求項20】 スパイラル状又は同心円状の記録領域
    を有する追記型の情報記録媒体にアクセス可能な情報処
    理装置であって、 ユーザデータの記録に際して、前記情報記録媒体の記録
    領域に関する領域情報を外部装置から取得する取得手段
    と;前記領域情報に基づいて所定の容量を求め、前記記
    録領域における前記ユーザデータが記録される領域の最
    終位置を含み該最終位置よりも記録開始位置側の全記録
    容量が、前記所定の容量以下及び前記所定の容量未満の
    いずれかの容量条件に合致するか否かを判別する判別手
    段と;前記判別手段で、前記全記録容量が前記容量条件
    に合致すると判別された場合に、前記全記録容量が前記
    容量条件から外れるように前記ユーザデータにダミーデ
    ータを付加して新たなユーザデータとする付加手段と;
    を備える情報処理装置。
  21. 【請求項21】 前記領域情報は、前記全記録容量が前
    記所定の容量と一致する特定領域の最終位置のアドレス
    情報及び前記特定領域内に存在する未記録領域のセクタ
    数情報の少なくとも一方であることを特徴とする請求項
    20に記載の情報処理装置。
  22. 【請求項22】 前記所定の容量は、前記情報記録媒体
    が他の種類の情報記録媒体との互換性を確保するのに必
    要な記録容量の最小値であることを特徴とする請求項2
    0又は21に記載の情報処理装置。
  23. 【請求項23】 前記ユーザデータが記録されるセッシ
    ョンのセッション番号を取得するセッション番号取得手
    段を更に備え、 前記セッション番号取得手段で取得されたセッション番
    号が1の場合にのみ、前記取得手段、前記判別手段及び
    前記付加手段が稼動状態となることを特徴とする請求項
    17〜22のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  24. 【請求項24】 前記情報記録媒体は、DVD+Rの規
    格に準拠し、 前記取得手段は、リードトラック・インフォメーション
    ・コマンドを出力し、該リードトラック・インフォメー
    ション・コマンドに対する外部装置からの応答情報に基
    づいて前記領域情報を取得することを特徴とする請求項
    17〜23のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  25. 【請求項25】 前記応答情報は、トラック・インフォ
    メーション・ブロックであり、 前記領域情報は、前記トラック・インフォメーション・
    ブロックのバイト36以降にセットされていることを特
    徴とする請求項24に記載の情報処理装置。
  26. 【請求項26】 スパイラル状又は同心円状の記録領域
    を有する追記型の情報記録媒体に情報を記録する情報記
    録装置であって、 ユーザデータの記録に際して、前記情報処理装置から前
    記ユーザデータを取得する取得手段と;前記記録領域に
    おける前記ユーザデータが記録される領域の最終位置
    が、所定の位置を含み前記所定の位置よりも記録開始位
    置側及び前記所定の位置を含まずに前記所定の位置より
    も記録開始位置側のいずれかの特定領域内に存在するか
    否かを判別する判別手段と;前記判別手段で、前記最終
    位置が前記特定領域内に存在すると判別された場合に、
    前記最終位置が前記特定領域外となるように前記ユーザ
    データにダミーデータを付加して新たなユーザデータと
    する付加手段と;を備える情報記録装置。
  27. 【請求項27】 スパイラル状又は同心円状の記録領域
    を有する追記型の情報記録媒体に情報を記録する情報記
    録装置であって、 ユーザデータの記録に際して、前記情報処理装置から前
    記ユーザデータを取得する取得手段と;前記記録領域に
    おける前記ユーザデータが記録される領域の最終位置を
    含み該最終位置よりも記録開始位置側の全記録容量が、
    所定の容量以下及び前記所定の容量未満のいずれかの容
    量条件に合致するか否かを判別する判別手段と;前記判
    別手段で、前記全記録容量が前記容量条件に合致すると
    判別された場合に、前記容量条件から外れるように前記
    ユーザデータにダミーデータを付加して新たなユーザデ
    ータとする付加手段と;を備える情報記録装置。
  28. 【請求項28】 前記ユーザデータが記録されるセッシ
    ョンのセッション番号を取得するセッション番号取得手
    段を更に備え、 前記セッション番号取得手段で取得されたセッション番
    号が1の場合にのみ、前記取得手段、前記判別手段及び
    前記付加手段が稼動状態となることを特徴とする請求項
    26又は27に記載の情報記録装置。
  29. 【請求項29】 スパイラル状又は同心円状の記録領域
    を有する追記型の情報記録媒体に情報を記録する情報記
    録システムであって、 請求項17〜25のいずれか一項に記載の情報処理装置
    と;前記情報処理装置からの指示に応じて前記情報記録
    媒体に情報を記録する情報記録装置と;を備える情報記
    録システム。
  30. 【請求項30】 情報記録媒体に情報を記録する情報記
    録システムであって、 請求項26〜28のいずれか一項に記載の情報記録装置
    と;前記情報記録装置を制御する情報処理装置と;を備
    える情報記録システム。
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