JP2003316724A - 制御チップセット間の信号送信デバイス - Google Patents

制御チップセット間の信号送信デバイス

Info

Publication number
JP2003316724A
JP2003316724A JP2003120508A JP2003120508A JP2003316724A JP 2003316724 A JP2003316724 A JP 2003316724A JP 2003120508 A JP2003120508 A JP 2003120508A JP 2003120508 A JP2003120508 A JP 2003120508A JP 2003316724 A JP2003316724 A JP 2003316724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
read
write
command
transaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003120508A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4037788B2 (ja
Inventor
瑾 ▲頼▼
Jiin Lai
Chau-Chad Tsai
兆爵 蔡
Sheng-Chang Peng
盛昌 彭
Genken So
元顯 曾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Via Technologies Inc
Original Assignee
Via Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Via Technologies Inc filed Critical Via Technologies Inc
Publication of JP2003316724A publication Critical patent/JP2003316724A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4037788B2 publication Critical patent/JP4037788B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4004Coupling between buses
    • G06F13/4027Coupling between buses using bus bridges

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Bus Control (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御チップ間におけるデータトランザクショ
ン方法を提供すること。 【解決手段】 制御チップセットの制御チップのデータ
バッファは、固定のサイズと量とを有する。加えて、リ
ード/ライトアクノレッジコマンドが、リード/ライト
コマンドに従って、順次アサートされる。これによっ
て、制御チップは、他の制御チップ内のバッファのステ
ータスを検出できる。制御チップがコマンドをアサート
する場合、対応するデータが前もって準備されていなく
てはならない。故に、待機ステータスとデータトランザ
クションサイクルと停止/再試行プロトコルとを提供す
るための信号線が、省略されることができる。従って、
コマンドまたはデータが、待機または停止または再試行
を伴わずに、連続的に送信されることができ、性能が向
上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バストランザクシ
ョン方法に関し、かつ、より詳細には、コンピュータシ
ステム内の制御チップセットの間におけるデータトラン
ザクション方法と、制御チップセットの間における調停
方法とに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】図7
は、従来のコンピュータシステムの様々なコンポーネン
トを接続するPCIバスシステムを示す。図7に示され
るように、中央処理装置10は、ホストブリッジ12を
介して、PCIバス14へ結合される。グラフィックア
ダプタ16aと拡張バスブリッジ16bとLANアダプ
タ16cとSCSIホストバスアダプタ16dのような
PCI互換周辺デバイスのマスタコントローラもまた、
PCIバス14へ結合される。各マスタコントローラ
は、PCIバス14の使用を要求するリクエスト(RS
T)信号を送出する。ホストブリッジ12は、PCIバ
ス14が利用可能なときに、コントローラへ許可(GN
T)信号を送出するアービトレータとして働く。
【0003】(マスタコントローラまたは北側ブリッジ
のような)PCI互換デバイスの間におけるデータ送信
は、いくつかのインターフェース制御信号によって制御
される。サイクルフレーム(FRAME)は、イニシエ
ータ(マスタコントローラまたは北側ブリッジ)から発
せられる。イニシエータは、データアクセス動作の初期
化と該動作の継続期間とを示す。FRAME信号が送出
されるやいなや、PCIバスを介するデータトランザク
ションが始まる。“L”のFRAME信号は、「データ
トランザクションが進行中である」ということを示す。
データトランザクションの開始の後、アドレスバスAD
が、アドレスサイクルの間、有効アドレスを送出する。
暫くすると、イニシエータによって要求されたデータト
ランザクションモードをターゲットデバイスに通知する
ために、コマンド/バイトイネーブル(CBE〔3:
0〕)信号線が、(PCI仕様書に従って)有効バスコ
マンドを送出する。一般的に、4ビットのコマンド/バ
イトイネーブル信号線は、最大16個までの異なるコマ
ンドをコード化する。各コマンドは、PCI仕様書に、
詳細に定義されている。有効アドレスが送出された後、
データサイクルが始まる。該データサイクルでは、デー
タが、アドレスバスADを通して、送信される。暫くす
ると、バイトイネーブル信号が送られ、それによって、
データは送信されることができる。FRAME信号の送
信が停止すると、最後の組のデータが送信され、かつ、
それ以上処理は行われない。開始デバイスとターゲット
デバイスとのデータトランザクションにおける準備完了
を示すために、イニシエータ準備完了(IRDY)信号
とターゲット準備完了(TRDY)信号とが、2つ1組
で、システムによって使用される。データリード動作で
は、IRDY信号が、「イニシエータが、要求されたデ
ータを受信する準備を完了した」ということを示す。デ
ータライト動作では、TRDY信号が、「ターゲットデ
バイスが、要求されたデータを受信する準備を完了し
た」ということを示す。停止(STOP)信号は、イニ
シエータからのデータトランザクションの終了を要求す
るために、ターゲットデバイスによって使用される。
【0004】図8は、リード動作の間におけるPCIバ
スインターフェース内の様々な信号を示すタイミング図
である。データがPCIバスを介して送信される期間
は、バストランザクションサイクル20として知られ
る。バストランザクションサイクル20は、アドレスサ
イクル22といくつかのデータサイクル(例えば、24
aと24bと24c)とを具備する。各データサイクル
24a/b/cは、更に、ウエイトサイクル26a/b
/cとデータ転移サイクル28a/b/cとに分割され
ることができる。以下は、リード動作の間におけるPC
Iバスインターフェースの簡単な説明である。以下の説
明は、PCI仕様書に従った制御信号を図解するための
ものである。
【0005】サイクルT1では、イニシエータ(マス
タ)が、PCIバスへアクセスするために、リクエスト
信号REQを送る。このとき、もし、高い優先度を有す
る他のデバイスがPCIバスへのアクセスを要求してい
ないならば、サイクルT2の間において、メインブリッ
ジ(アービトレータ)は、「イニシエータがPCIバス
へアクセスする」ということを許可するために、許可信
号GNTを送る。サイクルT3の間において、データト
ランザクションの開始を示すために、FRAME信号が
イニシエータによって送られ、一方、トランザクション
のターゲットデバイスの位置を示すために、開始アドレ
スがアドレスバスAD線上に置かれる。暫くすると、リ
ードコマンドが、CBE線を通して送信される。リード
コマンドの送付の後、バイトイネーブル信号が、CBE
線上に置かれる。バイトイネーブル信号は、(24aと
24bと24cとを含む)データサイクルの間に渡って
送られる。サイクルT4の間において、イニシエータ
は、イニシエータ準備完了信号IRDYを提示する。I
RDYは、データ送信に対する準備完了を示す。しかし
ながら、ターゲットデバイスは、未だ、準備を完了して
いない。故に、ターゲットデバイスは、イニシエータが
データサイクル24aのウエイトサイクル26aにおい
てアイドル状態にある間、データの比較を続ける。サイ
クルT5の間において、ターゲットデバイスは、送信に
必要な全てのデータの比較を完了し、それによって、タ
ーゲット準備完了TRDY信号を送出する。故に、デー
タサイクル28aにおいて、IRDYとTRDYとの両
方が出力され、かつ、イニシエータが、ターゲットデバ
イスからデータを読み始める。サイクルT6の間におい
て、ターゲットデバイスは、ターゲット準備完了TRD
Y信号をもはや発せず、第1組のデータの送信が完了す
る。その間に、他の組のデータが、ターゲットデバイス
によって準備される。再び、イニシエータが、データサ
イクル24bのウエイトサイクル26bにおいて、アイ
ドル状態になる。サイクルT7の間において、ターゲッ
ト準備完了TRDY信号が、「第2組のデータの準備が
完了した」ということを示すために、再び発せられる。
サイクル28bにおいて、IRDYとTRDYとの両方
が発せられ、かつ、イニシエータが、ターゲットデバイ
スからデータを読み始める。もし、ターゲットデバイス
から全てのデータを読むのに十分な時間をイニシエータ
が有しないならば、IRDY信号は終了する。TRDY
信号は未だ出力されるので、ウエイトサイクル26c
が、イニシエータによってアクティブ状態にされる。サ
イクルT9におけるように、イニシエータが再び準備を
完了するやいなや、IRDY信号は再び発せられる。I
RDY信号とTRDY信号との両方が発せられると、イ
ニシエータは、データ転移サイクル28cの間におい
て、ターゲットデバイスからデータを読み、それによっ
て、信号リード動作が完了する。
【0006】従来のPCI仕様書に従って適切なデータ
トランザクションを実行するためには、複雑な制御信号
とウエイトステートと調停ステップとが使用されなくて
はならない。PCI仕様書によると、通常、約40〜5
0個の信号送信ピンが必要とされる。一般に、制御チッ
プセットの間における内部トランザクションに対して、
複雑な手続は不必要である。故に、制御チップセットの
間における内部トランザクションを高速化するために
は、(従来のPCI仕様書に忠実な)簡単化されたトラ
ンザクション方法が必要とされる。
【0007】しかしながら、PCの制御チップの間にお
けるトランザクションは、一般的に、PCI仕様書によ
って提供される複雑な機能を全て使用しているわけでは
ない。制御チップ間の性能は、大抵、不必要な手続によ
って減少される。デバイスの統合が増大すると、制御チ
ップは単一チップへと統合されるかもしれず、かつ、よ
り多くの機能が提供される。例えば、CPUと北側ブリ
ッジと南側ブリッジとが、単一チップ内へ統合的に形成
される。故に、チップパッケージのピンは、より重要に
なる。制御チップの間におけるトランザクションの速度
を増大するためには、制御チップの間における使用のた
めの簡単かつ明細な仕様書が要求される。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御チップ
と、制御チップセット内の制御チップ間のデータトラン
ザクション方法と、制御チップセット内の制御チップ間
のバス調停方法とを提供する。故に、制御チップセット
の性能が増大し、かつ、制御チップ間の信号線のタイプ
と数とが減少する。
【0009】本発明は、制御チップ間のデータトランザ
クション方法を提供する。データまたはコマンドは、如
何なる待機または停止または再試行をも伴わずに、連続
的に送信される。
【0010】本発明は、制御チップセット内の制御チッ
プ間のデータトランザクション方法を提供する。該方法
では、待機停止/再試行のためのサイクルが減少する。
【0011】本発明は、調停時間と許可時間とを減少さ
せる(制御チップ間の)バス調停方法を提供する。
【0012】本発明によると、制御チップセットの制御
チップのデータバッファは、固定されたサイズと量とを
有する。加えて、リード/ライトコマンドによって、リ
ード/ライトアクノレッジコマンドが順次アサートされ
る。それによって、制御チップは、他の制御チップ内の
バッファのステータスを検出できる。制御チップがコマ
ンドをアサートする場合、対応するデータが、前もって
準備されていなくてはならない。故に、待機ステータス
とデータトランザクションサイクルと停止/再試行プロ
トコルとを提供するための信号線が省略されることがで
きる。従って、コマンドまたはデータが、待機または停
止または再試行を伴わずに、連続的に送信されることが
でき、かつ、性能が増大する。
【0013】「前述の一般的な記載と以下の詳細な記載
とは、一例であり、かつ、請求されるような本発明の更
なる説明を提供することを意図する」ということが理解
されるべきである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の更なる理解を提供するた
めに、添付図面が伴われる。添付図面は、この明細書の
一部に組み込まれ、かつ、この明細書の一部を構成す
る。図面は、本発明の実施形態を図解し、かつ、説明を
伴って本発明の原理を説明する。添付図面は以下の通り
である。図1は、この発明の実施形態において、制御チ
ップセットモジュール内部の制御チップセットの間にお
けるデータトランザクションで使用される制御信号を示
すブロック図である。図2は、この発明において、コマ
ンドコード化のための4個のビットタイムを含むクロッ
クサイクルを示すタイミング図である。図3は、本発明
の1つの好ましい実施形態によるライトトランザクショ
ンのための制御チップセットのブロック図を概要的に図
解する。図4は、本発明によるライトトランザクション
のタイミング図の一例を示す。図5は、本発明の1つの
好ましい実施形態によるリードトランザクションのため
の制御チップセットのブロック図を概要的に図解する。
図6は、本発明によるリードトランザクションのタイミ
ング図の一例を示す。図7は、従来のコンピュータシス
テムの様々なコンポーネントを接続するPCIバスシス
テムを示すブロック図である。図8は、リード動作の間
におけるPCIバスインターフェース内の様々な信号を
示すタイミング図である。
【0015】本発明は、制御チップセットの間または制
御チップセット内のチップとセットの間におけるトラン
ザクション方法と調停方法とを提供する。該方法は、制
御チップセットの間におけるデータトランザクションの
効率を増進する。即ち、制御チップセットの間における
データトランザクションプロセスが簡単化される。制御
チップセット(例えば、コンピュータシステム内の北側
ブリッジと南側ブリッジ)が、本発明による好ましい実
施形態を説明するための一例として使用される。従来の
PCI仕様書の定義では、45本のコマンド信号線が、
南側ブリッジと北側ブリッジとの間における通信のため
に必要とされる。しかしながら、本発明の好ましい実施
形態では、16個の信号(即ち、16本の信号線)のみ
が要求される。本発明の新たに定義される16個のコマ
ンドは、VLINKコマンドと名付けられる。
【0016】図1と表1とを参照すると、図1は、本発
明の好ましい実施形態による制御チップセットのブロッ
ク図を示す。図1には、北側ブリッジと南側ブリッジと
の間における制御信号線が詳細に図解される。表1に
は、図1に示される各制御信号線が列挙される。制御チ
ップセットは、例えば、南側ブリッジ30と北側ブリッ
ジ32とを具備する。本発明では、南側ブリッジ30と
北側ブリッジ32との間における信号線(信号)が、4
5本の信号線(信号)から16本の信号線(信号)減少
される。故に、他のピンは、チップセットの機能を増進
する他の目的に対して使用されることができる。
【0017】本発明では、16個の信号は、クロック信
号(CLK)とAD〔7:0〕とDNSTBとUPST
BとDNCMDとBEとVREFとCOMとを具備す
る。図1と表1とに示されるように、元のPCI仕様書
によって定義されるデータおよびアドレスバス(ADバ
ス)は、確保されているが、8本の双方向信号線に減少
される。CBE信号線とFRAME信号線とIRDY信
号線とTRDY信号線とSTOP信号線とDEVSEL
信号線とREQ信号線とGNT信号線とは、双方向バイ
トイネーブル(BE)信号線とアップリンクコマンド信
号線UPCMDとアップリンクストローブ信号線UPS
TBとダウンリンクコマンド信号線DNCMDとダウン
リンクストローブ信号線DNSTBとへ簡単化される。
アップリンクコマンド信号線UPCMDとアップリンク
ストローブ信号線UPSTBとの両方は、南側ブリッジ
によって駆動される。ダウンリンクコマンド信号線DN
CMDとダウンリンクストローブ信号線DNSTBとの
両方は、北側ブリッジによって駆動される。VREF信
号は、基準電圧を参照し、かつ、COMP信号は、イン
ピーダンス比較を参照する。CLK信号は、66MHz
クロック信号である。該信号は、北側ブリッジによって
も南側ブリッジによっても始められない。北側ブリッジ
32と南側ブリッジ30との各々は、個別のコマンド信
号線(DNCMDとUPCMD)を駆動する。DNCM
DとUPCMDとの両方は、バスコマンドをアサートで
きる。加えて、もし、ある制御チップによって、バスコ
マンドがアサートされ、かつ、バス権利が取得されるな
らば、制御チップは、アドレスをADバス上へ送ること
ができ、かつ、現在コマンドに対応するデータ長をBE
信号線上へを送ることができる。または、制御チップ
は、データをADバス上へ送ることができ、かつ、該デ
ータに対するバイトイネーブル信号をBE信号線上へ送
ることができる。
【0018】
【表1】
【0019】図2は、本発明によるデータの転移につい
て、バスクロック信号(CLK)とストローブ信号(S
TB)とデータ線のビットタイムとの間におけるタイミ
ング関係を図解する。図2に示されるように、1クロッ
ク周期は、2ストローブクロック周期に等しい。即ち、
アップリンクストローブ信号/ダウンリンクストローブ
信号の周波数は、バスクロック信号の2倍の周波数であ
る。ストローブ信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエ
ッジとによって、4個のビットタイム0〜3が定義され
る。故に、各データライン上で4個のビットタイム0〜
3を使用することによって4ビットデータが取得され、
かつ、4個のビットタイム0〜3からバスコマンドが符
号化される。従って、各クロック周期の間において8本
のデータラインを使用して、32ビットデータが取得さ
れる。該32ビットデータは、従来のPCI仕様書にお
いて32ビット線を使用して転移されるデータに等し
い。加えて、もし、BE信号線がデータ長を送信するな
らば、1〜16(4ビット)のデータ長情報が1クロッ
ク周期内で取得される。
【0020】様々なタイプのデータトランザクション
が、アップリンクコマンドUPCMDとダウンリンクコ
マンドDNCMDとによって定義される。南側ブリッジ
によって駆動されるアップリンクコマンドUPCMD
は、リードアクノレッジコマンド(NBからSBへ)C
2PRAとライトアクノレッジコマンド(NBからSB
へ)C2PWAとリードコマンドP2CR(SBからN
Bへ)とライトコマンド(SBからNBへ)P2CW等
を具備する。アップリンクコマンドとビットタイム符号
化との間における関係は、表2に列挙される。リクエス
ト信号REQは、ビットタイム0でアサートされ、か
つ、他のバスコマンドとオーバーラップしない。故に、
REQ信号は、如何なる時間にでも、かつ、バスコマン
ドがアサートされる周期と同じくロック周期にでさえ、
送られることができる。北側ブリッジによって駆動され
るダウンリンクコマンドDNCMDは、入力/出力リー
ドコマンド(NBからSBへ)C2PIORとメモリリ
ードコマンド(NBからSBへ)C2PMRと入力/出
力ライトコマンド(NBからSBへ)C2PIOWとメ
モリライトコマンド(NBからSBへ)C2PMWとリ
ードアクノレッジコマンド(SBからNBへ)P2CR
Aとライトアクノレッジコマンド(SBからNBへ)P
2CWAなどを具備する。ダウンリンクコマンドとビッ
トタイム符号化との間における関係は、表3に列挙され
る。本発明では、許可信号GNTは、定義されず、か
つ、必要とされない。
【0021】北側ブリッジと南側ブリッジとによってア
サートされるコマンドは、互いに対応している。南側ブ
リッジが多数のP2CRおよび/またはP2CWを連続
的にアサートすると、北側ブリッジは、該P2CRコマ
ンドおよび/または該P2CWコマンドに応答して、対
応するP2CRAコマンドおよび/またはP2CWAコ
マンドを連続的にアサートしなくてはならない。同様
に、北側ブリッジが多数のC2PIORコマンドとC2
PMRコマンドとC2PIOWコマンドとC2PMWコ
マンドとを連続的にアサートすると、南側ブリッジは、
P2CRコマンドおよび/またはP2CWコマンドに応
答して、対応するC2PRAコマンドとC2PWAコマ
ンドとを連続的にアサートしなくてはならない。加え
て、好ましい実施形態において説明されるように、制御
チップによってアサートされた各コマンドに対応するデ
ータは、ノース/南側ブリッジによって、前もって準備
されなくてはならない。例えば、メモリに書き込まれる
データは、南側ブリッジがP2CWコマンドをアサート
する前に、準備されていなくてはならず、かつ、メモリ
から南側ブリッジへリードデータを転移するためのデー
タは、北側ブリッジがP2CRAコマンドをアサートす
る前に、準備されていなくてはならない。従って、デー
タ送信には割込がなく、かつ、ウエイトステートが存在
しない。
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】図3は、本発明の1つの好ましい実施形態
によるライトトランザクションのための制御チップセッ
トのブロック図を概要的に図解する。該チップセット
は、例えば、第1制御チップと第2制御チップとを具備
する。一般に、第1制御チップと第2制御チップとは、
北側ブリッジ500と南側ブリッジ600とであっても
よい。第1制御チップ(北側ブリッジ)500と第2制
御チップ(南側ブリッジ)600とは、特別に設計され
たバス(VLINK)によって結合される。北側ブリッ
ジ500は、データトランシーバ510とターゲットコ
ントローラ520(例えば、メモリコントローラ)とラ
イトデータ待ち行列525とライトトランザクション待
ち行列530とを具備する。南側ブリッジ600は、デ
ータトランシーバ610とライトバッファサイズレジス
タ535とライトバッファ計数レジスタ540とライト
トランザクション発生器545とライトトランザクショ
ン記録待ち行列回路550とライト比較器555とを具
備する。
【0025】本発明のVLINK仕様書を満足するデー
タトランシーバ510は、VLINKバスへ直接結合さ
れる。VLINKバスを通して、データトランシーバ5
10は、多数のライトトランザクションを完了するため
に、データを送受信できる。1つのライトトランザクシ
ョンは、「南側ブリッジ600が、P2CWコマンドと
該P2CWコマンドに対応するデータとを送り、そし
て、北側ブリッジ500が、該P2CWコマンドに応答
するために、P2CWAコマンドをアサートする」とい
うように定義される。ライトトランザクション待ち行列
530は、全てのライトトランザクションの個々のデー
タ長とライトアドレスとを、順次、一時的に記憶する。
ライトトランザクション待ち行列530の深さは、北側
ブリッジ500によって許可されるライトトランザクシ
ョンの総数を決定する。ライトデータ待ち行列525
は、南側ブリッジ600からの全てのポスト(post)ラ
イトデータを記憶する。ライトデータ待ち行列の深さ
は、北側ブリッジ500によって許可されるライトデー
タの最大数を決定する。その後、ターゲットコントロー
ラ520は、ライトトランザクション待ち行列530内
に最初に記憶されたライトアドレスとデータ長と従うデ
ータと、該ライトアドレスとデータ長とに対応してライ
トデータ待ち行列525内に記憶されたデータとを、タ
ーゲット(例えば、外部メモリ)へ送る。第1データト
ランシーバ510が、「ライトトランザクションが完了
し、かつ、全てのライトデータがターゲットデバイス内
にある」ということを南側ブリッジ600に通知するた
めに、ライトアクノレッジ信号(P2CWAコマンド)
を送る。そして、ライトデータ待ち行列525内に記憶
された対応データが解放される。
【0026】ライトバッファ計数レジスタ540は、北
側ブリッジ500のライトトランザクション待ち行列5
30が処理できるライトトランザクションの最大数(即
ち、待ち行列530の深さ)を記憶する。ライトバッフ
ァサイズレジスタ535は、北側ブリッジ500のライ
トデータ待ち行列525が処理できるライトデータの最
大数(即ち、待ち行列525の深さ)を記憶する。例え
ば、ライトバッファ計数レジスタ540は4に設定さ
れ、かつ、ライトバッファサイズレジスタ535は16
に設定される。故に、南側ブリッジ600は、「北側ブ
リッジ500が4個までのライトトランザクションを受
諾でき、かつ、ライトトランザクションのデータの最大
数は16DWを超えることはない」ということを知る。
2個のパラメータ(ライトトランザクションの最大数と
ライトデータの最大数)は、起動中に、BIOS(basi
c input output system )コンフィグレーションによっ
てセットアップされることができる。
【0027】VLINKバスへ結合されたデータトラン
シーバ610は、全てのライトトランザクションを完了
するために、VLINKバスを通して、データを受信し
かつ送信する。データトランシーバ610がP2CWA
コマンドを受信すると、データトランシーバ610は、
現在のライトトランザクションに対応するデータ長を記
憶するスペースを解放するために、ライトの成功とバッ
ファの解放とを示す信号を、ライトトランザクション記
録待ち行列回路550へ送る。次のライトトランザクシ
ョンの新たなデータ長とライトアドレスとデータとがラ
イトトランザクション発生器545によって生成される
と、新たなデータ長が、ライトトランザクション記録待
ち行列回路550へ送られる。
【0028】ライトトランザクション記録回路550
は、ライトデータ待ち行列525内に許容可能なデータ
数とライトトランザクション待ち行列530内に許容可
能なライトトランザクション数とを計算できる。これ
は、ライトトランザクション記録回路550が、全ての
ライトトランザクションのデータ長を順次記憶するから
であり、かつ、北側ブリッジ500によってアサートさ
れたP2CWAが、南側ブリッジ600によってアサー
トされたP2CWコマンドの列に従って応答するからで
ある。故に、南側ブリッジ600は、北側ブリッジ50
0内の待ち行列内のバッファのステータスを認識でき
る。
【0029】ライトトランザクション記録回路550
は、ライトデータ待ち行列525内に許容可能なデータ
数とライトトランザクション待ち行列530内に許容可
能なライトトランザクション数とを、ライト比較器55
5へ送ることができる。そして、ライト比較器555
は、受信されたデータを、ライトデータバッファサイズ
レジスタ535内に記憶されたライトデータの最大数お
よびライトバッファ計数レジスタ540内に記憶された
ライトトランザクションの最大数と、個々に比較する。
もし、ライト比較器555によって受信されたデータが
最大データ数および最大トランザクション数よりも少な
いならば、ライト比較器555は、ライトトランザクシ
ョンの他の情報を送ることを、データトランシーバ61
0へ通知する。もし、ライト比較器555によって受信
されたデータが最大データ数および最大トランザクショ
ン数よりも多いならば、南側ブリッジ600は、ライト
トランザクションを、これ以上、北側ブリッジ500へ
送ることができない。
【0030】図4は、本発明によるライトトランザクシ
ョンのタイミング図の一例を示す。この例では、「南側
ブリッジ600が、データバスを使用するために権利を
取得し、かつ、T1で第1ライトトランザクションを開
始する」とする。南側ブリッジ600は、アップリンク
コマンド信号線UPCMD上でライトコマンドP2CW
をアサートし、かつ、アドレス/データ(AD)バス上
でライトアドレスADDRをアサートし、かつ、バイト
イネーブル(BE)信号線上で書き込まれるべきデータ
長LEN=2(一例)をアサートする。期間T2で、南
側ブリッジ600は、第1データをADバス上へ送り、
かつ、第1データのBEコマンドをBE信号線上へ送
る。期間T3で、第2データが、南側ブリッジ600に
よって送られる。このとき、未終了のライトトランザク
ションが、未だ、北側ブリッジ500内で実行中であ
る。南側ブリッジ600は、北側ブリッジによって現在
許可されるライトトランザクションの最大数とライトデ
ータ待ち行列の最大サイズとを認識することができる。
故に、南側ブリッジ600は、「北側ブリッジ500が
新たなライトトランザクションを受信するか否か」とい
うことを判断する。もし、ライトトランザクション待ち
行列530内とライトデータ待ち行列525内とに空き
空間がまだあるならば、南側ブリッジ600は、期間T
4で、第2ライトトランザクションを開始する。このと
き、北側ブリッジ500内には、2個の未終了のライト
トランザクションがある。期間T9で、南側ブリッジ
は、「第3ライトトランザクションが開始できるか否
か」ということを判断する。もし、南側ブリッジが「第
3ライトトランザクションを開始することが、ライトト
ランザクション待ち行列530またはライトデータ待ち
行列525のオーバーフローを引き起こす」ということ
を検出するならば、南側ブリッジは、期間T9におい
て、第3トランザクションを開始しない。北側ブリッジ
500が第1ライトトランザクションに対応するデータ
をメモリに書き込むと、北側ブリッジ500は、「第1
ライトトランザクション(長さLEN=2)が終了し
た」ということを南側ブリッジ600へ通知するため
に、期間T9において、ダウンリンク信号線DNCMD
を通して、ライトアクノレッジコマンドをアサートす
る。すると、南側ブリッジ600は、「北側ブリッジ5
00のライトトランザクション待ち行列530の1個の
空間とライトデータ待ち行列525の2個の空間とが解
放された」ということを検出できる。即ち、南側ブリッ
ジ600がライトアクノレッジコマンドを受信した後、
南側ブリッジ600は、「第1ライトトランザクション
が終了した」ということを知る。ライトトランザクショ
ン待ち行列530とライトデータ待ち行列525との第
1ライトトランザクションに対応する空間が解放され
る。すると、南側ブリッジ600は、「北側ブリッジ5
00が第3ライトトランザクションを処理できる」とい
うことを判断する。そして、第3ライトトランザクショ
ンが、期間T12で始まる。
【0031】図5は、本発明の好ましい実施形態による
リードトランザクションのための制御チップセットのブ
ロック図を概要的に図解する。該チップセットは、例え
ば、第1制御チップと第2制御チップとを具備する。一
般に、第1制御チップと第2制御チップとは、北側ブリ
ッジ500と南側ブリッジ600とであってもよい。第
1制御チップ(北側ブリッジ)500と第2制御チップ
(南側ブリッジ)600とは、特別に設計されたバス
(VLINK)によって結合される。北側ブリッジ50
0は、データトランシーバ510とターゲットコントロ
ーラ520(例えば、メモリコントローラ)とリードデ
ータ待ち行列625とリードトランザクション待ち行列
630とを具備する。南側ブリッジ600は、データト
ランシーバ610とリードバッファサイズレジスタ63
5とリードバッファ計数レジスタ640とリードトラン
ザクション発生器645とリードトランザクション記録
回路650とリード比較器655とを具備する。
【0032】本発明のVLINK仕様書を満足するデー
タトランシーバ510は、VLINKバスへ直接結合さ
れる。VLINKバスを通して、データトランシーバ5
10は、リードトランザクションを完了するために、デ
ータを送受信できる。1つのリードトランザクション
は、「南側ブリッジ600がP2CRコマンドを送り、
そして、北側ブリッジ500が、該P2CRコマンドに
応答するために、P2CRAコマンドと対応データと送
る」というように定義される。リードトランザクション
待ち行列630は、全てのリードトランザクションのデ
ータ長とリードアドレスとを、順次、一時的に記憶す
る。リードトランザクション待ち行列630の深さは、
北側ブリッジ500によって許可されるリードトランザ
クションの総数を決定する。リードデータ待ち行列62
5は、ターゲットコントローラ520からの全てのリー
ドデータを記憶する。該リードデータは、後に、南側ブ
リッジ600へ送られる。リードデータ待ち行列の深さ
は、北側ブリッジ500によって許可されるリードデー
タの最大数を決定する。ターゲットコントローラ520
は、リードトランザクション待ち行列630内に最初に
記憶されたリードアドレスとデータ長とに従って、ター
ゲット(例えば、外部メモリ)からデータを読み出す。
第1データトランシーバ510は、リードアクノレッジ
信号(P2CRAコマンド)を送る。同時に、リードデ
ータ待ち行列625内に記憶された対応データが、VL
INKバスを通して、南側ブリッジ600へ送られ、か
つ、解放された空間は、次のリードトランザクションの
ための他のデータを記憶できる。
【0033】南側ブリッジ600のリードバッファ計数
レジスタ640とリードバッファサイズレジスタ635
とは、リードトランザクション待ち行列630が処理で
きるリードトランザクションの最大数と、リードデータ
待ち行列625が処理できるデータの最大数とを、個々
に記憶する。例えば、リードトランザクション待ち行列
630が処理できるリードトランザクションの最大数
(リードバッファ計数)は4であり、かつ、リードデー
タ待ち行列625が処理できるデータの最大数(リード
バッファサイズ)は16DWである。2個のパラメータ
(リードバッファサイズとリードバッファ計数)は、起
動中にBIOS(basic input output system )コンフ
ィグレーションによってセットアップされることができ
るか、または、チップセット設計中に固定される。
【0034】データトランシーバ610は、VLINK
バスを通してデータを受信しかつ送信するためにVLI
NKバスへ結合され、その結果、全てのリードトランザ
クションを完了する。データトランシーバ610がP2
CRAコマンドを受信すると、データトランシーバ61
0は、現在の対応リードトランザクションのデータ長を
記憶するスペースを解放するために、リードの成功とバ
ッファの解放とを示す信号を、リードトランザクション
記録回路650へ送る。次のリードトランザクションの
新たなデータ長とリードアドレスとがリードトランザク
ション発生器645によって生成されると、新たなデー
タ長が、リードトランザクション記録回路650へ送ら
れる。
【0035】リードトランザクション記録待ち行列回路
650は、リードデータ待ち行列630内に許容可能な
データ数とリードトランザクション待ち行列625内に
許容可能なリードトランザクション数とを計算できる。
これは、リードトランザクション記録待ち行列回路65
0が、全てのリードトランザクションのデータ長を順次
記憶するからであり、かつ、北側ブリッジ500によっ
てアサートされたP2CRAが、南側ブリッジ600に
よってアサートされたP2CRコマンドの列に従って応
答されるからである。故に、南側ブリッジ600は、北
側ブリッジ500内の待ち行列内のバッファのステータ
スを認識できる。
【0036】リードトランザクション記録回路650
は、リードデータ待ち行列630内に許容可能なデータ
数とリードトランザクション待ち行列625内に許容可
能なリードトランザクション数とを、リード比較器65
5へ送ることができる。そして、リード比較器655
は、受信されたデータを、リードデータバッファサイズ
レジスタ635内に記憶されたリードデータ待ち行列6
25の最大データ数およびリードバッファ計数レジスタ
640内に記憶されたリードトランザクション待ち行列
630の最大リードトランザクション数と、個々に比較
する。もし、リード比較器655によって受信されたデ
ータが最大データ数および最大リードトランザクション
数よりも少ないならば、リード比較器655は、「リー
ドトランザクションの他の情報を送ることができる」と
いうことを、データトランシーバ610へ通知する。
【0037】図6は、本発明によるリードトランザクシ
ョンのタイミング図の一例を示す。この例では、「南側
ブリッジ600が、データバスを使用するための権利を
取得し、かつ、T1で第1リードトランザクションを開
始する」という第1仮定を提供する。南側ブリッジ60
0は、アップリンクコマンド信号線UPCMD上でリー
ドコマンドP2CRをアサートし、かつ、アドレス/デ
ータ(AD)バス上でリードアドレスADDRをアサー
トし、かつ、バイトイネーブル(BE)信号線上で読み
出されるべきデータ長LEN=2(一例)を送る。この
とき、未終了のリードトランザクションが、北側ブリッ
ジ500内にある。南側ブリッジ600は、北側ブリッ
ジによって許可されるリードトランザクションの数とデ
ータ待ち行列のサイズとを検出できる。故に、南側ブリ
ッジは、「北側ブリッジが新たなリードトランザクショ
ンを受信できるか否か」ということを判断できる。も
し、リードトランザクション待ち行列630内とリード
データ待ち行列625内とに空き空間がまだあるなら
ば、南側ブリッジ600は、期間T2で、第2リードト
ランザクションを開始できる(例えば、LEN=3)。
このとき、北側ブリッジ500内には、2個の未終了の
リードトランザクションがある。期間T3において、南
側ブリッジ600は、「第3リードトランザクションを
開始することは、リードトランザクション待ち行列63
0またはリードデータ待ち行列625のオーバーフロー
を引き起こす」ということを判断する。そして、南側ブ
リッジは、期間T3において、第3トランザクションを
開始しない。北側ブリッジ500が第1リードトランザ
クションに対応するデータをメモリコントローラ520
から取得し、そして、該データをリードデータ待ち行列
625内に記憶すると、北側ブリッジ500は、データ
を南側ブリッジ600へ送るために、リードアクノレッ
ジコマンドをアサートする。期間T7において、北側ブ
リッジは、バスを使用するための権利を取得し、そし
て、リードアクノレッジコマンドP2CRAをダウンリ
ンクコマンド信号線DNCMD上へ送り、かつ、第1リ
ードトランザクションの第1ダブルワードのデータをA
Dバス上へ送る。期間T8において、第1リードトラン
ザクションの第2ダブルワードが送出される。このと
き、南側ブリッジ600は、「リードトランザクション
待ち行列630とリードデータ待ち行列625との第1
リードトランザクションに対応する空間が解放された」
ということを検出する。そして、南側ブリッジ600
は、「第3リードトランザクションが開始されることが
できるか否か」ということを判断する。南側ブリッジ6
00は、第3リードトランザクションを開始する前に、
VLINKバスを使用するための権利を取得しなくては
ならない。故に、南側ブリッジ600は、VLINKバ
スの使用の権利を要求するために、期間T10におい
て、アップリンクコマンド信号線UPCMDを通して、
リクエストコマンドREQをアサートする。期間T9〜
T10〜T11において、北側ブリッジ500は、第2
リードトランザクションのデータを送るためのリードア
クノレッジコマンドを、南側ブリッジ600へ送る。す
ると、南側ブリッジ600は、バスを使用するための権
利を、期間T13において取得する。そして、第3リー
ドトランザクションは、南側ブリッジ600によって開
始される。
【0038】北側ブリッジと南側ブリッジとは、それぞ
れ、第1制御チップセットと第2制御チップセットとで
あり、かつ、コマンドは、北側ブリッジがデータを読み
出しかつ書き込むことを制御するために、南側ブリッジ
によって送られる。しかしながら、当業者にとって、北
側ブリッジと南側ブリッジとの両方は、対応する構成を
有することができる。故に、コマンドは、南側ブリッジ
によって送られるのか、または、北側ブリッジによって
送られるのか限定されない。即ち、南側ブリッジと北側
ブリッジとは、それぞれ、第1制御チップセットと第2
制御チップセットとであることができる。
【0039】図3〜6に対応する記載は単なる一例であ
る。該一例は、本発明の範囲を制限するために使用され
るものではない。本発明の特徴は、少なくとも以下を具
備する。
【0040】1. ライトトランザクションまたはリー
ドトランザクションが開始されると、アドレスとコマン
ドとに加えて、ライトトランザクションまたはリードト
ランザクションに対応するデータ長も送られる。故に、
データトランザクションの終了を通知するためのFRA
ME信号が要求されない。
【0041】2. 処理されるべきライトトランザクシ
ョンまたはリードトランザクションが多数ある場合、該
ライトトランザクションまたはリードトランザクション
に対応する多数のライトアクノレッジコマンドまたはリ
ードアクノレッジコマンドが、順次、送られかつ対応さ
れる。故に、チップセットは、チップセットの内部待ち
行列の状態を互いに知ることができる。
【0042】3. 本出願は、PCの北側ブリッジと南
側ブリッジとに限定されず、2個のチップの間における
如何なるデータトランザクションに対しても使用され
る。
【0043】「様々な変更と変形とが、本発明の範囲ま
たは趣旨から離れることなく、本発明の構成に対して行
われることができる」ということが、当業者に対して明
白である。前記の点に基づいて、「本発明の範囲は、以
下の請求項とその等価物との範囲内に入る(この発明
の)変更と変形とに及ぶ」ということが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態による制御チップセット
モジュール内部の制御チップセット間のデータトランザ
クションで使用される制御信号を示すブロック図であ
る。
【図2】 この発明によるコマンド符号化のための4個
のビットタイムを含むクロックサイクルを示すタイミン
グ図である。
【図3】 本発明の好ましい一実施形態によるライトト
ランザクションのための制御チップセットのブロック図
である。
【図4】 本発明によるライトトランザクションのタイ
ミングの一例を示す図である。
【図5】 本発明の好ましい一実施形態によるリードト
ランザクションのための制御チップセットのブロック図
である。
【図6】 本発明によるリードトランザクションのタイ
ミングの一例を示す図である。
【図7】 従来のコンピュータシステムの様々なコンポ
ーネントを接続するPCIバスシステムを示すブロック
図である。
【図8】 リード動作中におけるPCIバスインターフ
ェース内の様々な信号を示すタイミング図である。
【符号の説明】
24……CPU 30……北側ブリッジ 32……南側ブリッジ 36……メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 彭 盛昌 台湾台北市忠孝東路五段672巷27弄10號4 樓 (72)発明者 曾 元顯 台湾高雄縣仁武鎮竹後村水管路15巷144弄 39號 Fターム(参考) 5B061 PP00 RR03 SS01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ間を接続する信号送信デバイスで
    あって、 複数のダウンリンクコマンドのデータトランザクション
    タイプを定義するダウンリンクコマンド信号線(DNC
    MD)と、 ダウンリンクコマンド信号線をストローブするダウンリ
    ンクストローブ信号線(DNSTB)と、 複数のアップリンクコマンドのデータトランザクション
    タイプを定義するアップリンクコマンド信号線(UPC
    MD)と、 アップリンクコマンド信号線をストローブするアップリ
    ンクストローブ信号線(UPSTB)と、 双方向バイトイネーブル信号線であるバイトイネーブル
    信号線(BE)と、 アドレス/データ信号をアサートするアドレス/データ
    線(AD)と、 動作クロック信号を提供するクロック信号線(CLK)
    とを具備することを特徴する信号送信デバイス。
  2. 【請求項2】 ダウンリンクストローブ信号線とアップ
    リンクストローブ信号線とは単方向であることを特徴す
    る請求項1記載のデバイス。
  3. 【請求項3】 ダウンリンクストローブ信号線とアップ
    リンクストローブ信号線との周波数は、共に、動作クロ
    ック信号の2倍の周波数であることを特徴する請求項1
    記載のデバイス。
JP2003120508A 1999-12-15 2003-04-24 制御チップセット間の信号送信デバイス Expired - Lifetime JP4037788B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW088121972A TW449698B (en) 1999-12-15 1999-12-15 Control chipsets and data exchange method among them
TW88121972 1999-12-15

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000360181A Division JP3602435B2 (ja) 1999-12-15 2000-11-27 制御チップセット間におけるデータトランザクション方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003316724A true JP2003316724A (ja) 2003-11-07
JP4037788B2 JP4037788B2 (ja) 2008-01-23

Family

ID=21643385

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000360181A Expired - Lifetime JP3602435B2 (ja) 1999-12-15 2000-11-27 制御チップセット間におけるデータトランザクション方法
JP2003120508A Expired - Lifetime JP4037788B2 (ja) 1999-12-15 2003-04-24 制御チップセット間の信号送信デバイス

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000360181A Expired - Lifetime JP3602435B2 (ja) 1999-12-15 2000-11-27 制御チップセット間におけるデータトランザクション方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6684284B1 (ja)
JP (2) JP3602435B2 (ja)
DE (1) DE10057794B4 (ja)
TW (1) TW449698B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100461148C (zh) * 2007-07-30 2009-02-11 威盛电子股份有限公司 芯片组的数据链结层及用于其处理包的方法
US7856920B2 (en) 2004-01-14 2010-12-28 Saeco International Group, S.P.A. Coffee maker for brewing coffee powder contained in a cartridge

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW594490B (en) * 2003-03-20 2004-06-21 Via Tech Inc Bus for control chipset and the arbitration method
US20060271718A1 (en) * 2005-05-27 2006-11-30 Diplacido Bruno Jr Method of preventing error propagation in a PCI / PCI-X / PCI express link
FR2887661B1 (fr) * 2005-06-27 2007-10-05 Giga Byte Tech Co Ltd Dispositif et procede de transmission de donnees
US7805560B2 (en) * 2005-08-31 2010-09-28 Ati Technologies Inc. Methods and apparatus for translating messages in a computing system
US7698493B2 (en) * 2005-08-31 2010-04-13 Ati Technologies, Inc. Methods and apparatus for translating write request messages in a computing system
US20140223051A1 (en) * 2013-02-07 2014-08-07 Andes Technology Corporation Information collection system

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6049223A (en) * 1995-03-22 2000-04-11 Altera Corporation Programmable logic array integrated circuit with general-purpose memory configurable as a random access or FIFO memory
US5867672A (en) * 1996-05-21 1999-02-02 Integrated Device Technology, Inc. Triple-bus FIFO buffers that can be chained together to increase buffer depth
US5815677A (en) * 1996-12-31 1998-09-29 Compaq Computer Corporation Buffer reservation method for a bus bridge system
US5867724A (en) * 1997-05-30 1999-02-02 National Semiconductor Corporation Integrated routing and shifting circuit and method of operation
US6209068B1 (en) * 1997-12-29 2001-03-27 Intel Corporation Read line buffer and signaling protocol for processor
GB9809201D0 (en) * 1998-04-29 1998-07-01 Sgs Thomson Microelectronics Microcomputer chips with interconnected address and data paths
US6230228B1 (en) * 1999-04-01 2001-05-08 Intel Corporation Efficient bridge architecture for handling multiple write transactions simultaneously
US6385676B1 (en) * 1999-07-12 2002-05-07 Hewlett-Packard Company Coherent ordering queue for computer system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7856920B2 (en) 2004-01-14 2010-12-28 Saeco International Group, S.P.A. Coffee maker for brewing coffee powder contained in a cartridge
CN100461148C (zh) * 2007-07-30 2009-02-11 威盛电子股份有限公司 芯片组的数据链结层及用于其处理包的方法

Also Published As

Publication number Publication date
TW449698B (en) 2001-08-11
JP4037788B2 (ja) 2008-01-23
DE10057794B4 (de) 2009-08-06
JP2001209610A (ja) 2001-08-03
JP3602435B2 (ja) 2004-12-15
DE10057794A1 (de) 2001-06-28
US6684284B1 (en) 2004-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100253753B1 (ko) 지연 트랜잭션을 실행하기 위한 장치 및 방법
US5850530A (en) Method and apparatus for improving bus efficiency by enabling arbitration based upon availability of completion data
US5450551A (en) System direct memory access (DMA) support logic for PCI based computer system
US6493776B1 (en) Scalable on-chip system bus
US4937734A (en) High speed bus with virtual memory data transfer and rerun cycle capability
US5764929A (en) Method and apparatus for improving bus bandwidth by reducing redundant access attempts
US20020065967A1 (en) Transmission of signals synchronous to a common clock and transmission of data synchronous to strobes in a multiple agent processing system
KR100267130B1 (ko) Pci 버스 시스템
US6397279B1 (en) Smart retry system that reduces wasted bus transactions associated with master retries
JPH05197647A (ja) 入力/出力装置及びデータ転送方法
EP1068573B1 (en) Method and apparatus for arbitrating access to multiple buses in a data processing system
US20040267992A1 (en) Look ahead split release for a data bus
US6721833B2 (en) Arbitration of control chipsets in bus transaction
US6532507B1 (en) Digital signal processor and method for prioritized access by multiple core processors to shared device
JP4037788B2 (ja) 制御チップセット間の信号送信デバイス
US7779188B2 (en) System and method to reduce memory latency in microprocessor systems connected with a bus
US20020078282A1 (en) Target directed completion for bus transactions
US6973520B2 (en) System and method for providing improved bus utilization via target directed completion
US6681279B1 (en) Method of performing bus arbitration between control chips in a chipset with preemptive capability
JP3377797B2 (ja) 複数のデータ処理エージェントの間でデータを転送するバスにおいて、第1のエージェントがサービスの必要を第2のエージェントへ知らせる方法
US6934789B2 (en) Interface, structure and method for transmitting data of PCI bus which uses bus request signal for judging whether a device supporting dual transmission mode
US6178477B1 (en) Method and system for pseudo delayed transactions through a bridge to guarantee access to a shared resource
US6694400B1 (en) PCI system controller capable of delayed transaction
US6240474B1 (en) Pipelined read transfers
US20060136635A1 (en) Very little multi master bus

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060410

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061031

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070130

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4037788

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131109

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term