JP2003315974A - 露光マスクの作製方法および露光方法 - Google Patents

露光マスクの作製方法および露光方法

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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レベンソン型位相シフトマスクを用いたパタ
ーン露光において、より多用なパターンについて高精度
かつ高解像度でパターン露光を行うことが可能な露光マ
スクの作製方法および露光方法を提供する。 【解決手段】 マスクパターンの線幅方向両側を透過す
る光の位相をシフトさせることで高解像度のパターン露
光を行う際に用いられる露光マスクの作製方法であっ
て、ゲートパターン(設計パターン)の中から、線幅精
度が要求される高精度パターンと、高解像度でのパター
ン露光が要求される高解像度パターンとを抽出する(S
2)。抽出されたパターンに対応するマスクパターンに
対して位相シフタを発生させる(S3)。また、位相シ
フタが位相矛盾なく配置されるまでマスクパターンを複
数枚の露光マスク(S3〜S6)に分割する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は露光マスクの作製方
法および露光方法に関し、特には半導体装置の製造にお
いて加工用のマスクとなる微細なレジストパターンを形
成するための露光マスクおよびこれを用いた露光方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程などのリソグラフ
ィプロセスにおいては、パターンの微細化とともに光の
波長から決定される解像限界を超えた高解像度が要求さ
れている。近年、露光波長以下の微細パターンを形成す
るための技術として、レベンソン型位相シフトマスクが
利用されている。レベンソン型位相シフトマスクは、マ
スクを透過した光の位相差を利用して高解像度を得る方
法であり、隣接した透過光の位相が反転するように光透
過部のマスク厚が設定される。このようなレベンソン型
位相シフトマスクを用いた微細パターン形成技術は、
DRAMのゲートパターンの形成や、高速LSIのゲ
ートパターンの形成に既に実用化されている。
【0003】このうち、DRAMのゲートパターンの
形成においては、規則的に並列配置されたゲートパター
ンを形成するために、ネガ型レジストに対してレベンソ
ン型位相シフトマスクを用いた1回露光が行われ、パタ
ーン露光を高精度に行っている。
【0004】また、高速LSIのゲートパターンの形
成においては、例えば、図9に示すLogic用のゲー
トパターン100を形成するためのパターン露光を例に
とると、ポジ型レジストに対して、図10(1)に示す
レベンソン型位相シフトマスク(以下、単に位相シフト
マスクと記す)300を用いた露光と、図10(2)に
示す通常マスク400を用いた露光が行われている。
【0005】図10(1)の位相シフトマスク300
は、図9における素子領域201上のゲート電極101
を形成するために用いられ、ここでの図示を省略した光
透過性基板上の遮光膜をパターニングしてなるマスクパ
ターン301と、このマスクパターン301の線幅方向
の両側に180°の位相差を設けるための位相シフタ3
02,303とで構成されている。尚、位相シフタ30
2,303は、光透過性基板の膜厚を変化させた構成と
なっている。
【0006】一方、図10(2)の通常マスク400
は、図9におけるゲート電極101以外のゲート配線1
02部分を形成するために用いられ、ここでの図示を省
略した光透過性基板上に、遮光膜をパターニングしてな
るマスクパターン401を設けた構成となっている。
【0007】そして、高速LSIのゲートパターンの
形成においては、このような2枚のマスクを用いた重ね
合わせ露光を行うことにより、線幅精度が要求されるゲ
ート電極101のパターン露光を高精度に行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、半導体装置
のゲートパターンは、通常、ゲート配線部分もゲート電
極とほぼ同一の設計線幅(デザインルール)で設計され
ている。このため、設計線幅の微細化が進んだ場合、上
述したの高速LSIのゲート層パターンの形成におい
ては、位相シフトマスクを用いてパターン露光が行われ
るゲート電極は解像されるが、それ以外のゲート配線に
解像不可能な部分が生じるといった問題が生じる。例え
ば、図9を用いて説明したLogic用のゲートパター
ン100のパターン露光においては、ゲート電極101
と同程度に密にゲート配線102が配置されている部分
Aは、微細化が進展した場合には、通常マスクでは解像
され難くなるのである。
【0009】そこで本発明は、より多くのパターン部分
において、高精度でかつ高解像度なパターン露光を行う
ことが可能な露光マスクの作製方法および露光方法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るための本発明は、マスクパターンの線幅方向両側を透
過する光の位相をシフトさせる位相シフタを備えた露光
マスク、すなわちレベンソン型位相シフトマスクの作製
方法であり、まず、設計パターンの中から、線幅精度が
要求されるパターンと高解像度でのパターン露光が要求
されるパターンとを抽出し、次いで抽出されたパターン
に対応するマスクパターンに対して位相シフタを発生さ
せることを特徴としている。
【0011】このような露光マスクの作製方法では、ゲ
ート電極のような線幅精度が要求されるパターンだけで
はなく、通常の露光マスクでは解像が困難であるような
高解像度でのパターン露光が要求されるパターン、例え
ばゲート電極と同一のデザインルールで密に配置された
ゲート配線部分についても、位相をシフトさせたパター
ン露光が行われる。このため、線幅精度が要求されるパ
ターン部分の線幅精度を確保しつつ、これとは別の解像
が困難となるようなパターン部分を高解像度でパターン
露光することが可能になる。
【0012】また、本発明の露光方法は、上述のように
して作製された露光マスクを用いた露光方法でもある。
【0013】この場合、設計パターンのうち前記抽出後
に残されたパターンに対応するマスクパターンが形成さ
れた通常の露光マスクを作製し、この通常の露光マスク
を用いて重ね合わせた露光を行う。これにより、位相シ
フタを有する露光マスクで露光されない部分のパターン
露光が行われる。
【0014】また、位相シフタの位相矛盾が無くなるま
でマスクパターンを複数に分割した複数枚の位相シフタ
を有する露光マスクを用意し、これらの複数枚の露光マ
スクを用いた重ね合わせ露光を行う様にしても良い。こ
れにより、例えばゲート電極のように並列配置されたパ
ターン以外のパターン部分が抽出された場合であって
も、抽出されたパターンの全てに対応させて位相矛盾な
く位相シフタを設けた露光マスクによってもパターン露
光が行われ、高精度でかつ解像度の高いパターン露光が
行われるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の露光マスクの作製
方法および露光方法の実施の形態を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の露光マスクの作製方法を
示すフローチャートであり、このフローチャートの順に
第1実施形態および第2実施形態を説明する。
【0016】(第1実施形態)図1に示すように、先
ず、第1ステップS1においては、パターン露光を行う
設計パターンのパターンレイアウトを決定する。本第1
実施形態においては、図2に示すようなゲート層のパタ
ーン露光を行う場合を想定し、ポリシリコンで形成され
る設計パターン(すなわちゲートパターン100)のレ
イアウトを決定する。このゲートパターン100は、従
来の技術で図9を用いて説明したと同様であり、素子領
域201上に配置されるゲート電極101と、それ以外
の領域上に配置されるゲート配線102とで構成されて
いることとする。
【0017】そして、第2ステップS2においては、第
1ステップS1で決定されたレイアウトのゲートパター
ン100の中から、線幅精度が要求される高精度パター
ン105と、高解像度でのパターン露光が要求される高
解像度パターン107とを抽出する。尚、高精度パター
ン105とは、解像が困難とは限らないが、高い線幅精
度が要求されるパターン部分であることとする。一方、
高解像度パターン107とは、線幅精度は要求されない
が、解像が困難なレイアウトとなっているパターン部分
であることとする。
【0018】ここでは、線幅精度パターン105とし
て、素子領域201上に配置されるゲート電極101を
全て抽出する。一方、高解像度パターン107として
は、ゲート電極101以外のゲート配線102の内か
ら、高密度で配置されることで解像が困難となるゲート
配線部分を抽出する。
【0019】次に、第3ステップS3においては、抽出
された高精度パターン105,高解像度パターン107
に対応するマスクパターン対して位相シフタを発生さ
せ、露光マスク(レベンソン型位相シフトマスク)を作
製する。図3に示すように、この露光マスク1は、光透
過性基板(図示省略)上の遮光膜をパターニングしてな
るマスクパターン1aと、このマスクパターン1aの線
幅方向の両側に、露光光に対して180°の位相差を設
けるための位相シフタ1b,1cとで構成される。マス
クパターン1aは、抽出されたパターン105,107
に対応して設けられ、またパターンが抽出されていない
領域を覆う形状に設けられる。また、位相シフタ1b,
1cは、光透過性基板の膜厚を変化させた構成となって
いる。
【0020】次に、第4ステップS4においては、第3
ステップS3で作製した露光マスクの位相シフタ1b,
1cの配置状態に、位相矛盾が有るか否かをチェックす
る。ここでは、マスクパターン1aの間隔が密に配置さ
れている方向において、位相が交互に反転した状態とな
るか否かをチェックすることとする。
【0021】尚、図示した例においては、上下方向には
同一位相の位相シフタ1b,1cが配置される。これ
は、図面上の上下方向にはマスクパターン1aは密に配
置されていないため、この部分は解像が困難でないこ
と、ゲート配線部であるため高い線幅制御性が要求され
ないことから、位相矛盾と判断されない。
【0022】そして、位相矛盾が無い(No)と判断さ
れた場合に、次の第5ステップS5に進み、第3ステッ
プS3で作製した露光マスク1を、第1ステップS1で
決定したレイアウトのゲートパターン100(設計パタ
ーン)を形成するための露光マスクとして採用する。
【0023】以上の様にして作製した露光マスク1を用
いて、ゲートパターン100を形成するためのパターン
露光を行う場合には、位相シフタが設けられた露光マス
ク1の他に、もう一枚の露光マスクとして通常露光マス
ク(Binary Mask)を用いる。
【0024】図4に示すように、通常露光マスク2、光
透過性基板(図示省略)上にマスクパターン2aを設け
てなる。このマスクパターン2aは、図2に示したゲー
トパターン100のうち、第2ステップS2において抽
出されずに残ったゲート配線102部分に対応させて設
けられ、また第2ステップS2でパターンが抽出された
領域を覆う形状に設けられる。
【0025】そして、露光マスク1および、通常露光マ
スク2を用いてゲートパターン100を形成するための
パターン露光を行う場合には、ポジ型レジストに対し
て、露光マスク1および通常露光マスク2を用いた重ね
合わせ露光を行う。この際の露光順は、どちらの露光マ
スクを先に用いた露光を行っても良い。尚、露光光とし
ては、露光マスク1の位相シフタ1b,1cで、位相が
反転する波長を用いることとする。
【0026】以上のような露光マスクの作製方法および
露光方法では、ゲート電極101のような線幅精度が要
求されるパターンだけではなく、通常の露光マスクでは
解像が困難であるような高解像度でのパターン露光が要
求されるパターン、例えばゲート電極と同一のデザイン
ルールで密に配置されたゲート配線部分についても、位
相をシフトさせたパターン露光が行われる。このため、
線幅精度が要求されるパターン部分の線幅精度を確保し
つつ、これとは別の解像が困難となるようなパターン部
分を高解像度でパターン露光することが可能になる。
【0027】つまり、線幅が細いライン状のパターンが
狭いスペース幅で密に配置されているレイアウト領域で
は、高い高解像度が要求され、通常のマスクを用いた露
光では解像されない場合がある。例えば、70nm幅の
ライン状パターンが120nmのスペース幅で配置され
たパターンを、波長193nmの露光光を用いて露光し
た場合、レジストの下層に反射防止膜を設けても、通常
露光マスクではパターンを解像できなかった。しかし、
同様のパターンをレベンソン型位相シフトマスクを用い
てパターン露光した場合、パターンが十分に解像された
レジストパターンを得ることができた。このため、上述
したようにして作製された位相シフト型の露光マスクを
用いた露光を行うことで、線幅精度が要求されるパター
ン部分の線幅精度を確保しつつ、これとは別の解像が困
難となるようなパターン部分を高解像度でパターン露光
することが可能になるのである。
【0028】また、通常露光マスクを用いて重ね合わせ
た露光を行うことで、位相シフタを有する露光マスク1
で露光されない部分のパターン露光も行われる。このた
め、その後の現像処理により、ゲートパターン100を
高精度に転写したレジストパターンを得ることが可能に
なる。
【0029】(第2実施形態)次の第2実施形態におい
ては、図1に示した第4ステップS4にて位相矛盾が有
る(Yes)と判断された場合を説明する。ここでは、
図5に示すようなゲートパターン100’(設計パター
ン)のパターン露光を行う場合を想定し、実施形態の説
明を行う。
【0030】先ず、図1に示した第1ステップS1〜第
3ステップS3までを、上述した第1実施形態と同様に
行う。これにより、図6に示すような位相シフタを設け
た露光マスク3が作製される。そして、第4ステップS
4において、この露光マスク3に関して位相矛盾が有る
か否かを判断するが、この露光マスク3においては、マ
スクパターン3aの線幅方向の両側で、露光光の位相が
同一になるパターン部分3a’が発生しているため、位
相矛盾が有る(Yes)と判断され、第6ステップS6
に進む。
【0031】そこで、第6ステップS6では、露光マス
ク3のマスクパターン3aを、例えば図7(1),
(2)に示すような2枚のマスクパターン31a、32
aに分割する。この際、上述したパターン部分3a’の
位相矛盾に係わるマスクパターン3a部分が分割される
ように分割を行うこととする。
【0032】その後、再び第3ステップS3に戻り、分
割されたマスクパターン3a、3aの線幅方向の両側に
位相シフタを発生させ、2枚のレベンソン型位相シフト
マスク(露光マスク)31,32を得る。
【0033】次いで、第4ステップS4においては、分
割によって得た各露光マスク31,32に対して、それ
ぞれ位相矛盾が有るか否かの判断を行う。そして、全て
の露光マスク31,32に位相矛盾が存在しない(N
o)と判断された場合に、次の第5ステップS5に進
み、直前の第3ステップS3で作製した露光マスク3
1,32を、第1ステップS1で決定したレイアウトの
ゲートパターン100’(設計パターン)を形成するた
めの露光マスクとして採用する。
【0034】以上の用にして作製した露光マスク31,
32を用いて、ゲートパターン100’を形成するため
のパターン露光を行う場合には、第1実施形態と同様
に、もう一枚の露光マスクとして、通常露光マスク(B
inary Mask)を用いる。
【0035】図8に示すように、この通常露光マスク4
は、光透過性基板(図示省略)上にマスクパターン4a
を設けてなる。このマスクパターン4aは、図5に示し
たゲートパターン100’のうち、第2ステップS2に
おいて抽出されずに残ったゲート配線102’部分に対
応させて設けられ、また第2ステップS2でパターンが
抽出された領域を覆う形状に設けられる。
【0036】そして、露光マスク31,32および、通
常露光マスク4を用いてゲートパターン100’を形成
するためのパターン露光を行う場合には、ポジ型レジス
トに対して、露光マスク31,321および通常露光マ
スク4を用いた重ね合わせ露光を行う。この際の露光順
は、いづれの露光マスクを先に用いた露光を行っても良
い。尚、露光光としては、露光マスク31,32の位相
シフ3b,3cで、位相が反転する波長を用いることと
する。
【0037】このような第2実施形態の露光マスクの作
製方法およびこれを用いた露光方法では、第1実施形態
の効果に加えて次の効果を得ることができる。すなわ
ち、高精度パターン105’、高解像度パターン10
7’として、一方向に並列配置されたパターン以外のパ
ターン部分が抽出された場合であっても、抽出されたパ
ターンの全てに対応させて位相矛盾なく位相シフタを設
けた露光マスク31,32を作製することができる。こ
のため、どのようなレイアウトのパターンであっても、
高精度でかつ解像度の高いパターン露光を行うことが可
能になる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の露光マス
クの作製方法および露光方法によれば、ゲート電極のよ
うな線幅精度が要求されるパターンだけではなく、通常
の露光マスクでは解像が困難であるような高解像度での
パターン露光が要求されるパターンついても、位相をシ
フトさせたパターン露光を行うことが可能になるため、
線幅精度が要求されるパターン部分の線幅精度を確保し
つつ、これとは別の解像が困難となるようなパターン部
分を高解像度でパターン露光することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態および第2実施形態の露光マスク
の作製手順を示すフローチャートである。
【図2】第1実施形態においてパターン形成する設計パ
ターンのレイアウト図である。
【図3】第1実施形態で作製される位相シフタを有する
露光マスクの構成図である。
【図4】第1実施形態で作製される通常露光マスクの構
成図である。
【図5】第2実施形態においてパターン形成する設計パ
ターンのレイアウト図である。
【図6】第2実施形態における露光マスクの作製過程を
示す構成図である。
【図7】第2実施形態で作製される位相シフタを有する
露光マスクの構成図である。
【図8】第2実施形態で作製される通常露光マスクの構
成図である。
【図9】従来の技術を説明するためのゲートパターンの
レイアウト図である。
【図10】従来方法によって作製される位相シフタを有
する露光マスクおよび通常マスクの構成図である。
【符号の説明】
1,31,32…露光マスク、1a,3a…マスクパタ
ーン、1b,1c,3b,3c…位相シフタ、2,4…
通常露光マスク、100,100’…ゲートパターン
(設計パターン)、105,105’…高精度パター
ン、107,107’…高解像度パターン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクパターンの線幅方向両側を透過す
    る光の位相をシフトさせる位相シフタを備えた露光マス
    クの作製方法であって、 設計パターンの中から、線幅精度が要求されるパターン
    と、高解像度でのパターン露光が要求されるパターンと
    を抽出する工程と、 前記抽出されたパターンに対応するマスクパターンに対
    して位相シフタを発生させる工程とを行うことを特徴と
    する露光マスクの作製方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の露光マスクの作製方法に
    おいて、 前記線幅精度が要求されるパターンは、ゲート電極パタ
    ーンであることを特徴とする露光マスクの作製方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の露光マスクの作製方法に
    おいて、 前記パターンを抽出した後、 前記抽出されたパターンに対応するマスクパターンに対
    して位相シフタを発生させると共に、当該位相シフタが
    位相矛盾なく配置されるまで前記マスクパターンを複数
    枚の露光マスクに分割することを特徴とする露光マスク
    の作製方法。
  4. 【請求項4】 マスクパターンの線幅方向両側を透過す
    る光の位相をシフトさせることで高解像度のパターン露
    光を行う露光方法であって、 設計パターンの中から線幅精度が要求されるパターンと
    高解像度でのパターン露光が要求されるパターンとを抽
    出し、抽出されたパターンに対応するマスクパターンに
    対して位相シフタを発生させてなる露光マスクを作製
    し、 前記露光マスクを用いた露光を行うを特徴とする露光方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の露光方法において、 前記設計パターンのうち前記抽出後に残されたパターン
    に対応するマスクパターンが形成された通常の露光マス
    クを作製し、 前記通常の露光マスクを用いて前記露光に重ね合わせた
    露光を行うことを特徴とする露光方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の露光方法において、 前記抽出されたパターンに対応するマスクパターンに対
    して位相シフタを発生させると共に、当該位相シフタが
    位相矛盾なく配置されるまで前記マスクパターンを複数
    枚の露光マスクに分割し、 分割された複数のマスクを用いた重ね合わせ露光を行う
    ことを特徴とする露光方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の露光方法において、 前記設計パターンのうち前記抽出後に残されたパターン
    に対応するマスクパターンが形成された通常の露光マス
    クを作製し、 前記通常の露光マスクを用いて前記重ね合わせ露光に対
    して、さらに重ね合わせた露光を行うことを特徴とする
    露光方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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