JP2003312711A - 多重密封キャップ - Google Patents
多重密封キャップInfo
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Abstract
性物質を密封容器内に長期間保存でき、かつ空気と接触
させることなく繰り返し使用することができる多重密封
キャップを提供する。 【解決手段】 密封容器2の開口部2aに第1シール部
材11を介して気密に取付けられ、第1シール部材から
間隔を隔てた位置に1枚以上の第2シール部材12が取
付けられ、各シール部材11、12の間に脱酸素剤、脱
水剤、及び/又は不活性ガスが密封可能に構成されてい
る。
Description
り品質が劣化する酸化吸水性物質の長期保存や繰り返し
使用に適した多重密封キャップに関する。
吸水性物質には、脱水溶媒、グリニヤ試薬、有機リチウ
ム試薬等の化学薬品、医薬品、ワイン等の飲食物等が該
当する。
は、コルク栓、カシメ蓋、シール付きキャップ等が最も
一般的に用いられている。
は、ワインやビール等に広く用いられているが、再使用
はほとんどできない。また、シール付きキャップは気密
性が高いが、内容物(酸化吸水性物質)を取出す際にキ
ャップを開放すると、空気が混入し、空気中の酸素や水
分により劣化が避けられない。
部の液を繰り返し使用する場合には、セプタム付きキャ
ップを用いて密栓し、シリンジやキャニュラーを用いて
内部の液を吸出す手段がとられていた。
以下の問題点があった。 (1)セプタム付きキャップには、一枚のゴム製セプタ
ムが付いているが、このゴム製セプタムに針を通して内
部の液(溶媒、試薬等)を繰り返し吸出すと、何回かの
使用により、ゴム製セプタムに貫通穴が開き、空気の混
入が避けられない。 (2)ゴム製セプタムの外側は空気のため、針の抜き差
しによる微量空気の混入は避けられない。 (3)セプタムやキャップ全体の交換は、空気の混入な
しにはできない。
ほとんど予測さえできない。そのため、従来、一回使用
した密封容器からの酸化吸水性液の再利用はできるだけ
避ける必要があり、結果として有効な酸化吸水性液を無
駄に廃棄する場合が多くなり、不経済であるばかりでな
く、環境汚染を引き起こすおそれもあった。
針による吸出しはできないため、キャップ自体を開放す
る必要がある。更に酸化吸水性物質が液体であっても、
使用量が多い場合には、キャップを外して内容物を取出
す必要がある。
酸化や吸水をできるだけ防止するため、(1)密封容器
内や蓋に脱酸素剤や脱水剤を入れる、(2)密封容器内
の空気を排気して減圧密封する、(3)密封容器内に不
活性ガスを封入して蓋をする、等の手段がとられてい
た。
少量の酸素や水分なら時間をかければ除去できるが、多
量の酸素や水分、さらに度重なる開閉には追い付かない
上に、脱酸素および脱水に時間がかかりその間の品質低
下を避けられない。さらに、脱酸素により空気の1/5
が消失するために、容器内が負圧になり、空気を吸込み
やすい。そのため脱酸素・脱水能力が短期間で失われる
ため、長期保存や繰返し使用による内容物の品質劣化は
避けられなかった。
に真空にすることは困難である。また、容器内が負圧に
なっているので外部から空気を吸込みやすい。そのた
め、残存空気や吸入空気による、内容物の品質劣化は避
けられなかった。
一旦密封容器内に侵入した空気の完全置換は困難であ
り、かつ置換に時間がかかるため、酸化吸水性物質を繰
り返し簡便に使用することは困難であった。
ために創案されたものである。すなわち、本発明の目的
は、空気との接触により品質が劣化する酸化吸水性物質
を密封容器内に長期間保存でき、かつ空気と接触させる
ことなく繰り返し使用することができる多重密封キャッ
プを提供することにある。
器(2)の開口部(2a)に第1シール部材(11)を
介して気密に取付けられ、該第1シール部材から間隔を
隔てた位置に1枚以上の第2シール部材(12)が取付
けられ、前記各シール部材(11、12)の間に脱酸素
剤、脱水剤、及び/又は不活性ガスが密封可能に構成さ
れている、ことを特徴とする多重密封キャップが提供さ
れる。
(11、12)に針を通して容器内の液(溶媒、試薬
等)を繰り返し吸出す場合において、(1)各シール部
材(11、12)の間の空間を不活性ガスでパージして
おくことで、シール部材に穴が開いても、シール性能が
落ちない。(2)また針を抜き差ししても、直接空気が
ビン内に入らない。(3)更にシール部材(11、1
2)の間に脱酸素剤や脱水剤を入れることで、空気の混
入をさらに減らすことができる。(4)また密封容器内
を不活性ガスでパージしながら、容易に外側の第2シー
ル部材を交換することができる。
合でも、(5)シール部材(11、12)を通して、ア
ルゴンのような空気より重い不活性ガスを吹き込み、容
器内の空気を置換して試薬等の表面を不活性ガスで覆う
ことができる。(6)更に、シール部材(11、12)
の間に脱酸素剤や脱水剤を入れることにより、脱酸素剤
および脱水剤により残存する酸素および水分、および外
部から侵入する酸素および水分を除去することができ
る。(7)また内部を不活性ガスで置換するので、脱酸
素剤による脱酸素および脱水剤による脱水が速やかにお
きる上、脱酸素剤および脱水剤の負荷が少ないので、脱
酸素剤および脱水剤の寿命が延びる。(8)さらに、脱
酸素による体積変化が少ないので、容器内がほとんど負
圧にならない。
も、キャップを外して内容物を取出す場合でも、酸化吸
水性物質を密封容器内に長期間保存でき、かつ空気と接
触させることなく繰り返し使用することができる。
第1シール部材(11)及び/又は第2シール部材(1
2)は、シリンジ又はキャニュラーを気密性を保持した
まま貫通可能な可撓性かつ酸素透過性の低いセプタム又
はパッキンである。
ッキンにシリンジ又はキャニュラーを貫通させて、気密
性を保持したまま内容物を吸出し、内部に不活性ガスを
導入し、内部からガスを排気することができる。
シール部材(11)を介して密封容器(2)の開口部
(2a)に着脱可能な第1着脱部(14a)と、前記第
1開口部に内部で連通する第2開口部(15b)を有す
る第2着脱部(14b)とを有する。
密封容器(2)の開口部に第1シール部材(11)を介
して気密に取付け、第2着脱部(14b)に第2シール
部材(12)を取付けて、各シール部材(11、12)
の間に第1開口部(15a)と第2開口部(15b)を
連通する密封空間を形成することができる。
(14b)との間に、第1開口部(15a)と第2開口
部(15b)を直結する内部空間を中空に保持したま
ま、この内部空間に連通し脱酸素剤又は脱水剤を収容可
能な中間収容部(14c)を有する。
脱酸素剤又は脱水剤を収容しても、第1開口部(15
a)と第2開口部(15b)を直結する内部空間を中空
に保持し、シリンジ又はキャニュラーを容易に貫通させ
ることができる。
第1着脱部(14a)を連結して取付け可能に形成され
ている。
(14b)に別の第1着脱部(14a)を第2シール部
材(12)を介して連結して、第2シール部材(12)
を多重に設けることができ、シール性能を向上させかつ
シール寿命を延ばすことができる。
ール部材(13)を介して気密に取付け可能な蓋部材
(16)を備える。
第3シール部材(13)を介して蓋部材(16)を取付
け、第2シール部材(12)の気密性を高めることがで
きる。
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略す
る。
実施形態図である。この図において、(A)は分解図、
(B)は使用状態を示す図である。またこの例では、内
部に脱酸素剤又は脱水剤を収容する収容タイプ1つを容
器2の真上に、内部に収容しない非収容タイプ2つをそ
の上に直列に示している。
封キャップ10は、密封容器2の開口部2a(この場
合、ネジ部)に第1シール部材11を介して気密に取付
けられる。この例では収容タイプの多重密封キャップ1
0を密封容器2に取付ける場合を示している。しかし、
内部に収容しない非収容タイプの多重密封キャップ10
も同様に密封容器2に取付けられるようになっている。
従って、この図と相違し、収容タイプと非収容タイプの
順を変えることも、非収容タイプのみにすることも容易
にできる。
密封キャップ10も、第1シール部材11から間隔を隔
てた位置に第2シール部材12が取付け可能になってい
る。、第1シール部材11と第2シール部材12は、好
ましくは直線上に位置し、後述するキャニュラー4等を
両方に容易に通せるようになっている。なおこの例で
は、第1シール部材11と第2シール部材12は同一で
あり、相互に互換性を有する。
収容タイプの場合には脱酸素剤、脱水剤、及び不活性ガ
スが密封可能であり、非収容タイプの場合でも不活性ガ
スが密封可能に構成されている。
2は、この例ではセプタムである。しかしセプタムの代
わりにパッキンでもよい。これらのセプタム又はパッキ
ンは、図1(B)に示すように注射針のように細いシリ
ンジ又は両端が尖った細いキャニュラーを気密性を保持
したまま貫通できるように可撓性を有する。セプタム又
はパッキンの材質は、内容物によりブチルゴム、シリコ
ン、バイトンなど酸素透過性の低いものを用い、かつ耐
薬品性を上げるため、テフロン(登録商標)ライナー付
きなどを用いる。
は還元鉄、脱水剤には例えばシリカゲル、不活性ガスに
は例えば空気より重いアルゴン、二酸化炭素、等を用い
る。
プ10は、第1着脱部14aと第2着脱部14bを有す
る。第1着脱部14aは第1開口部15aを有し、第1
シール部材11を介して密封容器2の開口部2aに着脱
可能になっている。密封容器2の開口部2aは、この例
ではネジ口であり、第1着脱部14aは雌ネジ部、第2
着脱部14bは雄ネジ部を有する。なお本発明はネジ結
合に限定されず、その他の結合手段、例えば、ゴム栓、
プラスチック栓、共通ズリ、透明ズリ、Oリングシー
ル、ルアーロック、カシメ蓋、フランジ、クイックカッ
プリング、スエージロックなどでもよい。
aに内部で連通する第2開口部15bを有する。第1着
脱部14aと第2着脱部14bは、この例では第1着脱
部14aが下方に第2着脱部14bが上方に位置する。
この関係は必要により、上下が逆でも、水平でもよい。
14aと第2着脱部14bとの間に中間収容部14cを
有する。この中間収容部14cは、キャニュラー4等を
通しやすいように、第1開口部15aと第2開口部15
bを直結する内部空間が中空になっている。脱酸素剤又
は脱水剤は、この内部空間を中空に保持したまま、この
内部空間に連通する位置に収容できるように構成されて
いる。
(雄ネジ部)は、別の第1着脱部14a(雌ネジ部)を
連結して取付けられるように、密封容器2の開口部2a
(雄ネジ部)と同一形状に形成されている。
に示すように、各シール部材11、12に針を通して容
器内の液(溶媒、試薬等)を繰り返し吸出す場合におい
て、(1)各シール部材11、12の間の空間を不活性
ガスでパージしておくことで、シール部材11、12の
一方に穴が開いても、シール性能が落ちない。(2)ま
た針を抜き差ししても、各シール部材11、12の間に
空気が混入するだけで、直接空気が容器内に入らない。
(3)更にシール部材11、12の間に脱酸素剤や脱水
剤を入れることで、間に混入した酸素や水分を除去で
き、容器内への空気の混入をさらに減らすことができ
る。(4)またシール部材12に穴が開いても、図1
(B)に示すように、密封容器2内を不活性ガスでパー
ジしながら、容易に外側の第2シール部材12を交換す
ることができる。
合、開放中に容器内に空気が混入するが、(5)シール
部材11、12を通して、キャニュラー4によりアルゴ
ンのような空気より重い不活性ガス7を吹き込み、別の
キャニュラー6(図示せず)により容器内の空気を置換
して試薬等の表面を不活性ガスで覆うことができる。
(6)更に、シール部材11、12の間に脱酸素剤や脱
水剤を入れることにより、脱酸素剤や脱水剤により残存
する酸素や水分および外部から侵入する酸素や水分を除
去することができる。(7)また内部を不活性ガスで置
換するので、脱酸素剤による脱酸素や脱水剤により脱水
が速やかにおきる上、脱酸素剤および脱水剤の負荷が少
ないので、脱酸素剤および脱水剤の寿命が延びる。
(8)さらに、脱酸素による体積変化が少ないので、容
器内がほとんど負圧にならない。
も、キャップを外して内容物を取出す場合でも、酸化吸
水性物質を密封容器内に長期間保存でき、かつ空気と接
触させることなく繰り返し使用することができる。
じて使用中のキャップ10の第2着脱部14b(雄ネジ
部)に別のキャップ10の第1着脱部14a(雌ネジ
部)を第2シール部材12を介して連結して、第2シー
ル部材12を多重(この例で二重)に設けることがで
き、シール性能を向上させかつシール寿命を延ばすこと
ができる。
実施形態図である。この図において、(A)は分解図、
(B)は使用状態を示す図である。
プ10は、上下に2つに分割可能であり、内部に脱酸素
剤もしくは脱水剤を収容するようになっている。この分
割部はこの例ではネジで連結するようになっており、こ
の螺合により、その間に第2シール部材12を把持し、
その周囲のシール性を高めるようになっている。また、
第1シール部材11はゴム栓であり、密封容器2の開口
部2a(この例で瓶口)に気密に取付けられるが、キャ
ップの内部空間とは常に連通している。
である。このパッキンは、穴のない全面パッキンである
のが好ましいが、必要により穴を設けてもよい。また、
図1のようにセプタムであってもよい。
密性を高めるために、第2着脱部14bに第3シール部
材13を介して気密に取付け可能な蓋部材16を備え
る。第3シール部材13は、第2シール部材12と同一
であるのが好ましいが、この例のように別形状でもよ
い。その他の構成は図1の第1実施形態と同様である。
また、図1と同様に、内部に脱酸素剤もしくは脱水剤を
収容しない別のキャップを連結して、第2シール部材1
2を多重に設けてもよい。
キャップを外して内容物を取出す場合に特に適してい
る。すなわちキャップを外して内容物を取出す場合、開
放中に容器内に空気が混入するが、図2(B)に示すよ
うに、第1シール部材11(ゴム栓)で容器の開口を閉
じると、キャップの内部空間と常に連通しているので、
脱酸素剤や脱水剤による脱酸素や脱水が速やかにおきる
特徴を有する。次いで、シール部材11、12を通し
て、アルゴンのような空気より重い不活性ガス7をキャ
ニュラー4により吹き込み、別のキャニュラー6により
容器1内の空気を置換して試薬等内容物の表面を不活性
ガスで覆うことができる。
剤や脱水剤を入れることにより、脱酸素剤や脱水剤によ
り残存する酸素や水分および外部から侵入する酸素や水
分を除去することができる。また内部を不活性ガス7で
置換するので、脱酸素剤による脱酸素が速やかにおきる
上、脱酸素剤および脱水剤の負荷が少ないので、脱酸素
剤および脱水剤の寿命が延びる。さらに、脱酸素による
体積変化が少ないので、容器内がほとんど負圧にならな
い。従って、キャップを外して内容物を取出す場合で
も、酸化吸水性物質を密封容器内に長期間保存でき、か
つ空気と接触させることなく繰り返し使用することがで
きる。図3は、本発明の多重密封キャップの第3実施形
態図である。この図において、(A)は分解図、(B)
は使用状態を示す図である。この例において、第1シー
ル部材11と第2シール部材12の両方が平面パッキン
である。このパッキンは、穴のない全面パッキンである
のが好ましいが、必要により穴を設けてもよい。また、
図1のようにセプタムであってもよい。その他の構成は
図2の第2実施形態と同様である。また、図1と同様
に、内部に脱酸素剤もしくは脱水剤を収容しない別のキ
ャップを連結して、第2シール部材12を多重に設けて
もよい。上述した図3の多重密封キャップ10も、キャ
ップを外して内容物を取出す場合に特に適している。す
なわちキャップを外して内容物を取出す場合、開放中に
容器内に空気が混入するが、図3(B)に示すように、
シール部材11、12を通して、アルゴンのような空気
より重い不活性ガス7をキャニュラー4により吹き込
み、別のキャニュラー6により容器1内の空気を置換し
て試薬等内容物の表面を不活性ガスで覆うことができ
る。
酸化吸水性物質を密封容器内に長期間保存でき、かつ空
気と接触させることなく繰り返し使用することができ
る。なお、本発明は上述した実施例及び実施形態に限定
されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更でき
ることは勿論である。
ップは、空気との接触により品質が劣化する酸化吸水性
物質を密封容器内に長期間保存でき、かつ空気と接触さ
せることなく繰り返し使用することができる、等の優れ
た効果を有する。
ある。
ある。
ある。
体)、2 密封容器、3 脱酸素剤又は脱水剤、4、
5、6 シリンジ又はキャニュラー、7 不活性ガス、
10 多重密封キャップ、11 第1シール部材(セプ
タム又はパッキン)、12 第2シール部材(セプタム
又はパッキン)、13 第2シール部材(セプタム又は
パッキン)、14a 第1着脱部、14b 第2着脱
部、15a 第1開口部、15b 第2開口部、16
蓋部材
Claims (6)
- 【請求項1】 密封容器(2)の開口部(2a)に第1
シール部材(11)を介して気密に取付けられ、該第1
シール部材から間隔を隔てた位置に1枚以上の第2シー
ル部材(12)が取付けられ、前記各シール部材(1
1、12)の間に脱酸素剤、脱水剤、及び/又は不活性
ガスが密封可能に構成されている、ことを特徴とする多
重密封キャップ。 - 【請求項2】 前記第1シール部材(11)及び/又は
第2シール部材(12)は、シリンジ又はキャニュラー
を気密性を保持したまま貫通可能な可撓性かつ酸素透過
性の低いセプタム又はパッキンである、ことを特徴とす
る請求項1に記載の多重密封キャップ。 - 【請求項3】 第1開口部(15a)を有し前記第1シ
ール部材(11)を介して密封容器(2)の開口部(2
a)に着脱可能な第1着脱部(14a)と、前記第1開
口部に内部で連通する第2開口部(15b)を有する第
2着脱部(14b)とを有する、ことを特徴とする請求
項1に記載の多重密封キャップ。 - 【請求項4】 第1着脱部(14a)と第2着脱部(1
4b)との間に、第1開口部(15a)と第2開口部
(15b)を直結する内部空間を中空に保持したまま、
この内部空間に連通し脱酸素剤又は脱水剤を収容可能な
中間収容部(14c)を有する、ことを特徴とする請求
項3に記載の多重密封キャップ。 - 【請求項5】 前記第2着脱部(14b)は、別の第1
着脱部(14a)を連結して取付け可能に形成されてい
る、ことを特徴とする請求項3に記載の多重密封キャッ
プ。 - 【請求項6】 前記第2着脱部(14b)に第3シール
部材(13)を介して気密に取付け可能な蓋部材(1
6)を備える、ことを特徴とする請求項3乃至5のいず
れかに記載の多重密封キャップ。
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JP2002120371A JP3661058B2 (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 多重密封キャップ |
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- 2002-04-23 JP JP2002120371A patent/JP3661058B2/ja not_active Expired - Fee Related
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