JP2003310869A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003310869A
JP2003310869A JP2003161093A JP2003161093A JP2003310869A JP 2003310869 A JP2003310869 A JP 2003310869A JP 2003161093 A JP2003161093 A JP 2003161093A JP 2003161093 A JP2003161093 A JP 2003161093A JP 2003310869 A JP2003310869 A JP 2003310869A
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winning
reel
stop
start lever
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Application number
JP2003161093A
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English (en)
Inventor
Sadao Fukuda
貞夫 福田
Kimihito Kiyono
公仁 清野
Keiji Ito
啓二 伊藤
Yukinori Inamura
幸紀 稲村
Kazuyuki Yanagi
一之 柳
Tamio Abe
民雄 阿部
Shingo Matsuda
慎吾 松田
Hiroyuki Masaka
広幸 真坂
Rie Aoki
理恵 青木
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Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Aruze Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の遊技機においては、遊技機の状態の表
示や遊技操作の案内表示は、筐体上部のLEDや前面パ
ネル上に設けられた各種ランプおよびLEDの点灯等で
行われており、前面パネルにおいて占める面積は大き
い。 【解決手段】 スタートレバー35の内部に設けられた
スタートレバーLED39を、メダルの投入数に応じて
発光制御する光源制御手段を備え、この光源制御手段に
よるスタートレバー35の発光態様によってメダルの投
入数を表示し、また、遊技操作の案内表示を行う。光源
制御手段は、マイコン70およびLED駆動回路83か
ら構成される。スタートレバー35の発光態様による表
示は、例えば、従来前面パネル21に設けられていた有
効化ライン表示ランプ等の代替として用いることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機の状態や遊
技操作の案内表示をする光源を備えた遊技機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機としては、例え
ば、下記の特許文献1に示すものや、図1に示すスロッ
トマシンがある。
【0003】スロットマシン遊技は、メダル投入口14
にメダルが投入されることで開始されるが、メダル投入
以前には前面パネル2に設けられたメダル投入ランプ9
が「INSART MEDAL」と点灯してメダル投入が可能な状態
であることを表示している。この状態のとき、メダル投
入口14にメダルが投入されると、メダル投入ランプ9
は消灯し、遊技開始表示ランプ10が「START」と点滅
表示する。この点滅表示はスタートレバー3の受付が可
能でリール15,16,17の回転が作動可能な状態で
あることを示している。
【0004】有効化入賞ライン表示ランプ8a〜8eは
投入口14へのメダル投入枚数に応じて点灯する。つま
り、メダル投入枚数が1枚のときは、中央のランプ8a
が点灯し、メダルが1枚だけ投入されたことおよび中央
の入賞ラインL1が有効化されたことを表示する。ま
た、メダル投入枚数が2枚のときは、これに上下のラン
プ8b,8cの点灯が加わり、メダルが2枚投入された
ことおよび横3本の入賞ラインL1,L2AおよびL2
Bが有効化されたことを表示する。また、メダル投入枚
数が3枚のときは、全てのランプ8a〜8eが点灯し、
メダルが3枚投入されたことおよび5本全ての入賞ライ
ンL1,L2A,L2B,L3AおよびL3Bが有効化
されたことを表示する。
【0005】遊技者によってスタートレバー3が操作さ
れると各リール15〜17は回転を開始し、遊技開始表
示ランプ10は消灯する。遊技者は回転するリール15
〜17に描かれた図柄を観察しながらストップボタン4
〜6を操作し、所望の図柄組合せをいずれかの入賞ライ
ン上に停止させようとする。リール15〜17の回転は
ストップボタン4〜6の操作タイミングに応じて停止す
るが、所定時間、例えば30秒経過してもこの操作がな
されないときはリール15〜17の回転は自動的に停止
する。
【0006】各リール15〜17の停止時に有効化入賞
ライン上に所定の図柄組合せが揃うと入賞が発生し、入
賞表示ランプ11が「WIN」と点滅して入賞発生を表示
する。その後、払出音が出音されて入賞役に応じた所定
枚数のメダルが払い出され、入賞表示ランプ11は消灯
する。また、リール15〜17の停止時に有効化入賞ラ
イン上に再遊技の図柄組合せが揃うと再遊技表示ランプ
13が「FREE GAME」と点灯し、再遊技であることを表
示する。再遊技としてスタートレバー3が操作され、リ
ール15〜17が回転を開始すると、再遊技表示ランプ
13は消灯する。また、遊技状態に応じて上部飾りラン
プ7の発光態様が遊技状態表示器として変化させられ
る。
【0007】また、1回の遊技を短時間で終了させて即
座に次の遊技を開始させようとすると遊技間隔表示ラン
プ12が「WAIT」と点灯し、まだ次回の遊技開始可能状
態になっていないこと、つまりリール15〜17の回転
が作動可能な状態になっていないことを表示する。この
表示は、次回遊技が可能な状態になるまでの一定時間
(通常4.1秒間)が経過するまで点灯される。ランプ
の点灯に同期させてBGM(背景音楽)が出音される場
合もある。遊技間隔表示ランプ12が点灯している間
は、スタートレバー3の操作は受け付けられない。一旦
点灯した遊技間隔表示ランプ12は、所定遊技間隔(通
常4.1秒)が経過すると消灯し、遊技開始可能状態に
なったことを示す。
【0008】また、リール15〜17の停止位置は、ス
トップボタン4〜6の操作タイミングに基づき、機械内
部の抽選によって決定された入賞態様に対応する図柄が
有効化入賞ライン上に停止するように停止表示制御され
る。つまり、ストップボタン4〜6の操作タイミングに
応じて停止表示される図柄が、内部抽選によって決定さ
れた入賞態様に対応する図柄ではない場合には、所定範
囲の図柄の中に、例えば後続4コマ分までの図柄の中に
入賞態様に対応する図柄が存在すると、この図柄を入賞
ライン上まで引き込んで停止表示させるリール引き込み
制御が行われる。
【0009】
【特許文献1】特開平5−337254号公報(段落
[0022]〜[0029])
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスロットマシン1においては、遊技機の状態や遊技
操作の案内を表示する各表示ランプ8〜13は前面パネ
ル2上に配置されており、パネル2のスペースを相当量
占有している。このため、前面パネル2に他にも表示し
たい遊技機の状態や操作案内はあるが、さらにこれらラ
ンプを増設することは難しく、現状では限られた表示事
項のみの表示となっている。同様に、表示ランプ以外の
他の装置を設けることも難しい。
【0011】また、各ランプ8〜13の配置範囲はパネ
ル2上の左右、上下に亘って広角であり、これらによる
表示は遊技の流れに応じて矢継ぎ早に行われることもあ
る。従って、遊技者が遊技操作を行いながらこれらの表
示を確認するには広角な視点移動を頻繁に行う必要があ
り、疲労感を招く要因となっている。
【0012】また、このような機械の状態や遊技操作の
案内表示を行うスロットマシンの殆どが、似たような項
目を似たような配置の表示形式で表示しているため、遊
技者においては既に慢性化して表示に対する関心は薄れ
ている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたもので、複数の図柄を可変表
示する可変表示手段と、この可変表示手段による図柄の
可変表示を開始させる可変表示開始手段と、遊技毎に乱
数抽選によって遊技の入賞態様を決定する入賞態様決定
手段と、この入賞態様決定手段で決定された入賞態様に
応じて可変表示手段に停止表示させる図柄を制御する停
止表示制御手段とを備えて構成される遊技機において、
可変表示開始手段は、透光性の操作部と、この操作部を
内部から発光させる光源とからなり、遊技媒体が投入さ
れた後にその操作が有効となり、遊技媒体の投入数に応
じて光源の発光状態を制御して遊技機の状態表示または
遊技操作の案内表示を行う光源制御手段を備えたことを
特徴とする。
【0014】このような構成によれば、遊技媒体の投入
数によって異なる発光態様に光源が発光制御され、遊技
者はこの発光態様によって遊技媒体の投入数を認識でき
る。また、この光源の発光態様によって遊技機の操作が
案内される。
【0015】また、本発明は、前記光源が異なる複数の
色を発光する発光ダイオードまたは異なる色で発光する
複数の発光ダイオードから成ることを特徴とする。
【0016】このような構成によれば、光源制御手段に
よる光源の発光制御として例えば点灯・点滅制御に加え
て発光色の制御が加わり、発光態様数が増加して表示の
幅が広がる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明による遊技機をスロ
ットマシンに適用した第1の実施形態について説明す
る。
【0018】図2は本実施形態によるスロットマシン2
0の正面斜視図である。
【0019】スロットマシン20の前面パネル21の背
後には可変表示手段を構成する3個のリール22,2
3,24が回転自在に設けられている。各リール22〜
24の外周面には複数種類の図柄(以下、シンボルとい
う)が描かれている。これらシンボルはスロットマシン
20の正面の表示窓25,26,27を通してそれぞれ
3個ずつ観察される。
【0020】各リール22〜24は図3に示す回転リー
ルユニットとして構成されており、フレーム52にブラ
ケット53を介して取り付けられている。各リール22
〜24はリールドラム54の外周にリール帯55が貼ら
れて構成されている。リール帯55の外周面には上記の
シンボル列が描かれている。また、各ブラケット53に
はステッピングモータ56が設けられており、各リール
22〜24はこれらモータ56が駆動されて回転する。
【0021】各リール22〜24の構造は図4(a)に
示される。なお、同図において図3と同一部分には同一
符号を付してその説明は省略する。リール帯55の背後
のリールドラム54内部にはランプケース57が設けら
れており、このランプケース57の3個の各部屋にはそ
れぞれバックランプ58a,58b,58cが取り付け
られている。これらバックランプ58a〜58cは図4
(b)に示すように基板59に実装されており、この基
板59がランプケース57の背後に取り付けられてい
る。また、ブラケット53にはホトセンサ60が取り付
けられている。このホトセンサ60は、リールドラム5
4に設けられた遮蔽板61がリールドラム54の回転に
伴ってホトセンサ60を通過するのを検出する。
【0022】各バックランプ58a〜58cは後述する
ランプ駆動回路81によって点灯制御される。各バック
ランプ58a〜58cの点灯により、リール帯55に描
かれたシンボルの内、各バックランプ58の前部に位置
する3個のシンボルが背後から個別に照らし出され、各
表示窓25〜27にそれぞれ3個ずつのシンボルが映し
出される。
【0023】また、図2に示す表示窓25〜27には、
横3本(中央L1および上下L2A,L2B)および斜
め2本(斜め右下がりL3A,斜め右上がりL3B)の
入賞ラインが記されている。ゲーム開始に先立ち、遊技
者がメダル投入口28に1枚のメダルを投入したとき
は、各リール22〜24上にある中央の入賞ラインL1
だけが有効化される。また、2枚のメダルを投入口28
に投入したときはこれに上下の入賞ラインL2A,L2
Bが加わり、横3本の入賞ラインL1,L2AおよびL
2Bが有効化される。また、3枚のメダルを投入口28
に投入したときは全ての入賞ラインL1,L2A,L2
B,L3AおよびL3Bが有効化される。
【0024】また、表示窓25〜27の下方左側には、
1BETスイッチ30,2BETスイッチ31およびマ
ックスBETスイッチ32が設けられている。メダルが
クレジットされている場合には、メダル投入口28への
メダル投入に代え、これら1BETスイッチ30,2B
ETスイッチ31およびマックスBETスイッチ32の
各押ボタン操作により、1回のゲームにそれぞれ1枚,
2枚および3枚のメダルが賭けられる。
【0025】これらBETスイッチ30〜32の下方に
はメダルのクレジット/払い出し(PLAY CREDIT/PAY OU
T)を切り換えるクレジット/精算切換スイッチ(C/P
スイッチ)34が設けられている。C/Pスイッチ34
の右方には可変表示開始手段を構成するスタートレバー
35、さらに右方の機器中央部には可変表示停止手段を
構成するストップボタン36,37,38が設けられて
いる。スタートレバー35およびストップボタン36〜
38には光源としてLEDが埋設されている。
【0026】図5に示すように、スタートレバー35
は、中空球状を成す透明もしくは半透明のグリップ35
aが筒状のシャフト35bにはめ込まれて形成されてい
る。グリップ35aの内部には複数の色に発光するLE
D39が設けられており、シャフト35bの内部を介し
て電線により外部の電源と接続されている。また、シャ
フト35bにはスリーブ40および半球体41がはめ込
まれており、この半球体41の外球面はスロットマシン
20の筐体に取り付けられる台座42の球面受座43に
当接して滑動する。
【0027】スタートレバー35は、弾性バネ44の復
元力によって水平位置に保持されており、半球体41の
滑動によって揺動が可能となっている。また、シャフト
35bの後端近接にはスタートスイッチ35sが設けら
れており、このスタートスイッチ35sはスタートレバ
ー35の揺動によるシャフト35bの変位を検出して検
出信号を出力する。なお、本実施形態および後述する各
実施形態においては、複数の色に発光するLED39を
用いる場合について説明するが、異なる色で発光する複
数のLEDを用いても同様な作用効果を得ることができ
る。
【0028】スタートレバー35のレバー操作により、
リール22〜24の回転が一斉に開始する。停止ボタン
36〜38は、各リール22〜24の回転表示を各列毎
に停止させる可変表示停止手段を構成しており、各リー
ル22〜24に対応して配置されている。各リール22
〜24の回転速度が一定速度に達したときに各停止ボタ
ン36〜38の操作が有効化され、各停止ボタン36〜
38は遊技者の押しボタン操作に応じて各リール22〜
24の回転を停止させる。
【0029】また、スロットマシン20の正面下部には
透音孔45およびメダル受皿46が設けられている。透
音孔45は、機器内部に収納された後述するスピーカ6
3から発生した音を外部へ出すものである。メダル受皿
46はメダル払出口47から払い出されるメダルを貯め
るものである。また、スロットマシン20の正面上部に
は、各入賞に対してどれだけのメダルが払い出されるか
が示されている配当表示部48が設けられている。
【0030】図6は、本実施形態のスロットマシン20
における遊技処理動作を制御する制御部と、これに電気
的に接続された周辺装置(アクチュエータ)とを含む回
路構成を示している。
【0031】制御部はマイクロコンピュータ(以下、マ
イコンという)70を主な構成要素とし、これに乱数サ
ンプリングのための回路を加えて構成されている。マイ
コン70は、予め設定されたプログラムに従って制御動
作を行うCPU(中央演算処理装置)71と、記憶手段
であるROM(読み出し専用メモリ)72およびRAM
(読み書き可能メモリ)73を含んで構成されている。
CPU71には、基準クロックパルスを発生するクロッ
クパルス発生回路74および分周器75と、一定範囲の
乱数を発生させる乱数発生器76および発生した乱数の
中から任意の乱数を抽出する乱数サンプリング回路77
が接続されている。
【0032】マイコン70からの制御信号により動作が
制御される主要なアクチュエータとしては、リール22
〜24を回転駆動する各ステッピングモータ56、メダ
ルを収納するホッパ62、スピーカ63、バックランプ
58およびスタートレバー35に内蔵されたスタートレ
バーLED39がある。これらはそれぞれモータ駆動回
路78、ホッパ駆動回路79、スピーカ駆動回路80、
ランプ駆動回路81およびLED駆動回路83によって
駆動される。これら駆動回路78〜83は、マイコン7
0のI/Oポートを介してCPU71に接続されてい
る。ここで、マイコン70およびLED駆動回路83は
光源制御手段を構成している。また、各ステッピングモ
ータ56はモータ駆動回路78によって1−2相励磁さ
れており、400パルスの駆動信号が供給されるとそれ
ぞれ1回転する。
【0033】また、マイコン70が制御信号を生成する
ために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段
としては、スタートレバー35の操作を検出するスター
トスイッチ35Sと、メダル投入口28から投入された
メダルを検出する投入メダルセンサ28Sと、前述した
C/Pスイッチ34とがある。また、ホトセンサ60、
およびこのホトセンサ60からの出力パルス信号を受け
て各リール22〜24の回転位置を検出するリール位置
検出回路84もある。
【0034】ホトセンサ60は各リール22,23,2
4が一回転する毎に遮蔽板61を検出してリセットパル
スを発生する。このリセットパルスはリール位置検出回
路84を介してCPU71に与えられる。RAM73内
には、各リール22〜24について、一回転の範囲内に
おける回転位置に対応した計数値が格納されており、C
PU71はリセットパルスを受け取ると、RAM73内
に形成されたこの計数値を“0”にクリアする。このク
リア処理により、各シンボルの移動表示と各ステッピン
グモータ56の回転との間に生じるずれが、一回転毎に
解消されている。
【0035】さらに、上記の入力信号発生手段として、
リール停止信号回路85と、払出し完了信号発生回路8
7とがある。リール停止信号回路85は、停止ボタン3
6,37,38が押された時に、対応するリール22,
23,24を停止させる信号を発生する。また、メダル
検出部86はホッパー62から払い出されるメダル数を
計数し、払出し完了信号発生回路87は、このメダル検
出部86から入力した実際に払い出しのあったメダル計
数値が所定の配当枚数データに達した時に、メダル払い
出しの完了を知らせる信号をCPU71へ出力する。
【0036】ROM72には、このスロットマシン20
で実行されるゲーム処理の手順がシーケンスプログラム
として記憶されている他、入賞確率テーブル,シンボル
テーブル、および入賞シンボル組合せテーブル等がそれ
ぞれ区分されて格納されている。
【0037】入賞確率テーブルは、サンプリング回路7
7で抽出された乱数を各入賞態様に区分けするために使
用され、乱数発生器76で発生する一定範囲の乱数を各
入賞態様に区画するデータを記憶している。このような
入賞確率テーブルは例えば図7に示すように構成され
る。同図におけるa1〜a3,b1〜b3,c1〜c
3,d1〜d3,e1〜e3,f1〜f3,g1〜g3
は予め設定された数値データであり、サンプリング回路
77で抽出された乱数を各入賞態様に区画する際に用い
られる。このデータは、投入メダル枚数が1枚の場合に
は「a1〜g1」、2枚の場合には「a2〜g2」、3
枚の場合には「a3〜g3」の各数値の組合せが用いら
れる。
【0038】これら数値は通常「a<b<c<d<e<
f<g」の大小関係に設定され、抽出された乱数値がa
未満であれば大当たり入賞(大ヒット)となって「BB
(ビッグボーナス)」当選フラグが立つ。また、抽出さ
れた乱数値がa以上b未満であれば中当たり入賞(中ヒ
ット)となって「RB(レギュラーボーナス)」当選フ
ラグが立つ。また、抽出された乱数値がb以上f未満で
あれば小当たり入賞(小ヒット)となり、この場合、b
以上c未満の場合には「スイカ」当選フラグが立ち、c
以上d未満の場合には「ベル」当選フラグ、d以上e未
満の場合には「4枚チェリー」当選フラグ、e以上f未
満の場合には「2枚チェリー」当選フラグが立つ。ま
た、抽出された乱数値がf以上g未満であれば「再遊
技」当選フラグが立ち、g以上であれば入賞なしの「ハ
ズレ」当選フラグが立つ。
【0039】つまり、入賞態様は、サンプリングされた
1つの乱数値がこのどの数値範囲に属するかによって決
定され、「ハズレ」および「再遊技」を含めて合計8種
類の当選フラグによって表される。ここで、乱数発生器
76,サンプリング回路77,入賞確率テーブルおよび
マイコン70は、乱数抽選によって遊技の入賞態様を決
定する入賞態様決定手段を構成している。
【0040】ただし、後述するCT期間中においては、
この入賞態様決定手段で小当たり入賞が決定されても、
上記の小当たり入賞の当選フラグは立たないように制御
される。つまり、CT期間では、小当たり入賞の抽選は
行われなくなり、ボーナス入賞(BB,RB入賞)と再
遊技とについてだけ、抽選が行われる。
【0041】また、シンボルテーブルは図8に概念的に
示される。このシンボルテーブルは各リール22〜24
の回転位置とシンボルとを対応づけるものであり、シン
ボル列を記号で表したものである。このシンボルテーブ
ルにはコードナンバに対応したシンボルコードが各リー
ル22〜24毎に記憶されている。コードナンバは、前
述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として
各リール22〜24の一定の回転ピッチ毎に順次付与さ
れている。シンボルコードはそれぞれのコードナンバ毎
に対応して設けられたシンボルを示している。
【0042】また、入賞シンボル組合せテーブルには、
配当表示部48に示される各入賞シンボル組合せのシン
ボルコードや、特定ゲーム発生のフラグが成立している
ことを遊技者に示唆する「リーチ目」を構成するシンボ
ル組合せのシンボルコード、各入賞を表す入賞判定コー
ド、入賞メダル配当枚数等が記憶されている。この入賞
シンボル組合せテーブルは、第1リール22,第2リー
ル23、第3リール24の停止表示制御時、および全リ
ール停止後の入賞確認を行うときに参照される。
【0043】リール位置検出回路84,リール停止信号
回路85,モータ駆動回路78,ステッピングモータ5
6およびマイコン70は、停止表示制御手段を構成して
いる。この停止表示制御手段は、停止ボタン36〜38
の操作タイミングをリール停止信号回路85によって検
出し、この操作タイミングに有効化ライン上に表示され
るシンボルが入賞態様に応じたシンボルでなく、有効化
ライン上に続いて表示される後続4コマ分のシンボルの
中に入賞態様に応じたシンボルが存在する場合、このシ
ンボルを表示窓25〜27の有効化ライン上に引き込む
制御をする。この際、リール位置検出回路84によって
表示窓25〜27に表示されるシンボルの種類が把握さ
れながら、モータ駆動回路78およびステッピングモー
タ56がマイコン70によって制御され、リール22〜
24の回転制御が行われる。
【0044】また、マイコン70は停止表示制御中断手
段をも構成している。この停止表示制御中断手段は、特
定の条件が成立したとき、つまり、後述する乱数抽選に
当選したときに作動し、予め定められた終了条件を満た
すまで、停止表示制御手段による入賞態様に応じたシン
ボルの停止表示制御を例えば第1停止リールおよび第2
停止リールについて中断する。この予め定められた終了
条件は、本実施形態では、例えば150回の遊技が行わ
れるまでか、または200枚のメダルが払い出されるま
でかのいずれか早い方が達成するまでになっており、こ
の終了条件が成立するまで停止表示制御手段による停止
表示制御が中断される。
【0045】本実施形態によるCT機と呼ばれるスロッ
トマシンでは、この停止表示制御中断手段は、小当たり
入賞態様に対してだけ停止表示制御手段によるシンボル
の停止表示制御を中断する。また、CT期間中において
も、停止表示制御手段は、停止表示制御中断手段によっ
て入賞態様に応じたシンボルの停止表示制御が第1停止
リールおよび第2停止リールについて中断されている間
も、第3停止リールについては4コマまでのシンボルを
引き込む制御を行う。
【0046】次に、本実施形態においてマイコン70で
制御される遊技機の動作について説明する。
【0047】図9および図10はこの遊技処理の概略を
示すフローチャートである。
【0048】まず、前回の遊技の結果、再遊技(リプレ
イ)が生じ、メダルの自動投入があるか否かがCPU7
1によって判断される(図9,ステップ101参照)。
この自動投入がある場合には、次に、投入要求分の遊技
メダルが自動投入され(ステップ102)、CPU71
からLED駆動回路83へ制御信号が出力されてスター
トレバーLED39が点灯もしくは点滅制御される(ス
テップ103)。
【0049】一方、自動投入がない場合には、遊技者に
よってメダル投入口28にメダルが投入されてメダルセ
ンサ28sから検出信号が出力されたか否か、または、
遊技者によってBETスイッチ30,31,32が操作
されて、これらスイッチからの信号が出力されたか否か
がCPU71によって判別される(ステップ104)。
メダルが投入されたことが認識されると、メダル投入枚
数カウンタが1加算される(ステップ105)。次に、
光源制御手段によってスタートレバーLED39が点灯
もしくは点滅制御される(ステップ103)。スタート
レバー35が発光することにより、スロットマシン20
が遊技開始可能な状態になったことが表示される。
【0050】次に、スタートレバー35の操作により、
スタートスイッチ35Sからのスタート信号入力があっ
たか否かが判別される(ステップ109)。この判定が
“Yes”の場合、次に、前回の遊技開始から今回の遊
技開始までの時間(以後、遊技間隔と呼ぶ)が4.1秒
以上であるか判断される(ステップ110)。遊技間隔
が4.1秒未満の場合は、4.1秒経過するまで遊技開
始の待ち時間が消化される(ステップ111)。次に、
入賞態様決定手段によって入賞判定が行われる。つま
り、乱数発生器76で発生した抽選用の乱数がサンプリ
ング回路77によって抽出され(ステップ112)、確
率抽選処理が行われる(ステップ113)。
【0051】この確率抽選処理は、前述したように、サ
ンプリング回路77によって特定された1つの乱数値
が、入賞確率テーブル(図7参照)においてどの入賞グ
ループに属する値になっているか判断されることによっ
て行われる。この入賞態様決定手段で決定された入賞態
様は当選フラグの種類によって表され、「ハズレ」,
「再遊技」,「2枚チェリー」,「4枚チェリー」,
「ベル」,「スイカ」,「RB」および「BB」の8種
類の中のいずれか1つの当選フラグがRAM73の所定
領域にセットされる。
【0052】また、この確率抽選処理の結果、「BB」
当選フラグが立ってBB内部当たりが生じた場合には、
続いてCT遊技の抽選が行われる。このCT遊技の抽選
も、入賞態様決定のための上記の確率抽選処理と同様、
乱数発生器76で発生した乱数がサンプリング回路77
によって抽出されて行われる。そして、サンプリングさ
れたこの乱数値が特定値と大小関係が比較され、例えば
サンプリングされた乱数値が特定値よりも小さい場合に
当選となり、抽選結果が決定される。この抽選の結果が
当選したことは、特定条件が成立したことに相当する。
【0053】このような特定条件が成立して行われるC
T遊技は、BBゲーム終了後に引き続いて行われる。こ
のCT期間では、ステップ113における入賞態様を決
定するための確率抽選処理は、前述したように、小当た
り入賞の抽選結果は無効化され、いわゆるボーナス入賞
(BB,RB入賞)と再遊技とについてだけ行われる。
【0054】次に、リール22〜24の各回転位置が書
き込まれるRAM73の所定領域が、リール回転の開始
に際して初期化され(ステップ114)、引き続いて各
リール22〜24がステッピングモータ56によって回
転駆動される。次に、何れかの停止ボタン36〜38が
オン操作されたか否かが判別される(ステップ11
5)。オン操作されていない場合には、自動停止タイマ
ーが0になったか否かが判別される(ステップ11
6)。この自動停止タイマーは、停止ボタン36〜38
が所定時間操作されない場合に、各リール22〜24を
所定時間経過後に自動的に停止させるためのものであ
る。
【0055】何れかの停止ボタン36〜38がオン操作
されたか、または、自動停止タイマーが0になると、次
に、遊技状態,当選要求,制御コマ数,シンボル位置等
に応じて停止表示制御処理が行われる(ステップ11
7)。
【0056】遊技状態は、図11(a)に示すRAM7
3の遊技状態ステータスという1バイトの領域に格納さ
れており、01〜06の16進数のデータによってその
時の遊技状態が示されている。遊技状態には、「RB作
動中」,「BB作動中」,「一般遊技中」,「BB内部
当たり中」,「RB内部当たり中」および「CT期間
中」の6種類がある。
【0057】「RB作動中」はRBゲーム中の遊技状態
を表している。このRBゲームでは高配当が付与される
高配当ゲームが1回行える。「BB作動中」はBBゲー
ム中の遊技状態を表しており、このBBゲームでは一般
遊技および上記の高配当ゲームのセットを複数回行うこ
とが出来る。「一般遊技中」はBB,RBのいずれの入
賞も生じていない遊技状態を表している。
【0058】「BB内部当たり中」はBB当選フラグは
立っているが、各リール22〜24に所定の入賞シンボ
ル組合せが停止表示されず、未だBBが発生していない
一般遊技状態のことを表している。「RB内部当たり
中」はRB当選フラグは立っているが、各リール22〜
24に所定の入賞シンボル組合せが停止表示されず、未
だRBが発生していない一般遊技状態のことを表してい
る。
【0059】「CT期間中」は、前述したようにBB,
RBおよびリプレイの入賞役の抽選は行っているが、小
当たり入賞役の抽選が無効化される遊技状態を表してい
る。
【0060】当選要求も、図11(b)に示すRAM7
3の当たり要求フラグ格納領域に記憶されている。この
領域も1バイトからなり、当たり要求フラグには「CT
無しBB」,「CT付きBB」,「RB」,「リプレ
イ」,「スイカ」,「ベル」,「4枚チェリー」および
「2枚チェリー」の8種類がある。ここで、「CT無し
BB」は、ステップ113の確率抽選処理でBBの内部
当たりが有り、その後のCT遊技の抽選で外れた場合に
セットされる当たり要求フラグである。「CT付きB
B」は、確率抽選処理でBBの内部当たりが有り、その
後のCT遊技の抽選でも当選した場合にセットされる当
たり要求フラグである。
【0061】停止表示制御が優先されるシンボルの順位
は図12に示すように、ROM72にテーブルとして格
納されている。同図(a)は一般遊技中において有効化
入賞ライン上に優先して引き込まれる入賞役の優先順位
テーブルであり、リプレイ,小当たり,BB・RBゲー
ムの順に優先順位が決められている。制御コマ数は停止
表示制御手段によって引き込み制御可能な範囲のコマ数
であり、同テーブルにおいては各入賞役とも4コマに設
定されている。
【0062】同図(b)はCT期間中における引込優先
順位テーブルであり、CT期間中では、スイカ,ベル,
4枚チェリー,2枚チェリーの順に小当たり入賞役が引
込制御される。CT期間中においては、小当たり入賞の
当たり要求フラグが無効とされるため、CT期間中にお
けるリールの引き込み処理はこの引き込み優先データに
のみ従って行われる。つまり、一般遊技状態時における
ように、小当たり入賞の当たり要求に応じた入賞態様の
シンボルを引き込み制御するといったことは行われな
い。
【0063】シンボル位置は、ステップ114で初期化
されたRAM73の領域に書き込まれた各リール22〜
24の位置データである。このシンボル位置は、各有効
化ライン上にその時に存在するシンボルのデータであ
り、図8に示すシンボルコードとして記憶されている。
【0064】停止表示制御処理は、まず、現在の遊技状
態が参照され、遊技状態に応じた優先順位テーブルが選
択される。つまり、一般遊技中であれば図12(a)に
示すテーブルが選択され、CT期間中であれば図12
(b)に示すテーブルが選択される。次に、シンボル位
置が参照され、第1停止リールの有効化ライン上にその
ときにあるシンボルが把握される。このシンボルが当選
要求に応じたシンボルではない場合、制御コマ数4コマ
の範囲内に当選要求に応じたシンボルがあるか否か判別
される。もしも、当選要求に応じたシンボルが4コマの
範囲内に有る場合、そのコマ数分だけ第1停止リールが
回転するようにRAM73の所定領域に格納され、第1
停止リールについての停止要求フラグがセットされる。
停止表示制御手段はこの停止要求フラグがセットされる
のに応じ、1個のリールの回転を停止させる。ただし、
CT期間中においては、第1停止リールおよび第2停止
リールについては停止表示制御は行われない。
【0065】なお、本実施形態の説明においては、CT
期間中、停止表示制御手段による停止表示制御が中断さ
れるリールを第1停止リールおよび第2停止リール、停
止表示制御が行われるリールを第3停止リールとして説
明するが、停止表示制御が中断されるリールの数および
種類、並びに停止表示制御が行われるリールの数および
種類はこれに限定されるものではない。例えば、停止表
示制御が中断されるリールを第3停止リールとし、停止
表示制御が行われるリールを第1停止リールおよび第2
停止リールとしてもよい。
【0066】次に、全てのリールが停止したか否かが判
別される(図10,ステップ118)。第2停止リール
および第3停止リールが未だ停止していない場合には、
処理はステップ115に戻り、以上の処理が繰り返して
行われる。
【0067】停止表示制御によるこのステップ115〜
118のリール停止表示制御処理は、一般遊技中には例
えば次のように行われる。
【0068】例えば、第1リール停止ボタン36のオン
操作が検出された場合には、第1リール停止ボタン36
が遊技者によって操作された時点で、第1リール22の
ステッピングモータ56に供給された駆動パルスの数が
RAM73から読み出され、第1リール22の回転位置
と対応づけられる。第1リール22の回転位置が分かる
と、シンボルテーブル(図8参照)との対照により、観
察窓25に現れている3個のシンボルがシンボルコード
として把握される。
【0069】この場合、大ヒットの当選フラグが立って
いるときには、観察窓25の有効化入賞ライン上に大ヒ
ットを構成するシンボルがあるか否かがチェックされ
る。同様に、中ヒット,小ヒットの当選フラグが立って
いるときには、観察窓25の有効化入賞ライン上に中ヒ
ット,小ヒットを構成するシンボルがあるか否かがチェ
ックされる。有効化入賞ライン上に当選フラグに対応し
たシンボルがあるときは、CPU71は即座に第1リー
ル22を停止させる。
【0070】上記のチェック処理により、当選フラグに
対応したシンボルが観察窓25の有効化入賞ライン上に
現れていない場合には、さらに第1リール22を制御コ
マ数分回転させたときにどのようなシンボルが現れてく
るかをチェックする。もし、この中に当選フラグに対応
するシンボルが有ったときには、そのコマ位置まで第1
リール22を回転させてそこで停止させる。この引き込
み制御処理は以下に説明する第2リール23および第3
リール24の各停止表示制御処理時にも同様にして行わ
れる。
【0071】次に、第2リール23の停止ボタン37が
オン操作された場合には、第2リール23の停止表示制
御処理が行われる。この停止表示制御処理では、第2リ
ール23が回転している状態で、まず、観察窓26の中
央の入賞ラインL1にコードナンバ0〜20の21通り
のシンボルが停止することを想定し、有効化入賞ライン
上に既に停止している第1リール22のシンボルとの組
合せが読み込まれる。また、第3リール24については
回転中であることを表す回転コードが読み込まれる。な
お、第2リール23も回転中であるが、上記処理によっ
て停止されることを仮定しているため、回転コードとし
ては読み込まれない。
【0072】このようにしてシンボルコードの組合せが
読み込まれると、前述した入賞シンボル組合せテーブル
が参照され、第1リール22の停止により決定されたシ
ンボルに対し、第2リール23が21通りの回転位置で
停止したとき、有効化入賞ライン上にどのような入賞が
生じる可能性があるかが順次判断されていく。例えば、
図13(a)に示すように第1リール22が停止してい
たとすれば、第2リール23の停止位置を21通り想定
してそのときのシンボル組合せパターンがチェックされ
る。例えば、同図(b)に示すように、第2リール23
が観察窓26の中央でコードナンバ「5」で停止したと
すると、各入賞ラインL1,L2A,L2B,L3A,
L3B上でのシンボル組合せは同図(c)に示すように
なる。
【0073】第3リール24の矢印は回転中であること
を示す回転コードであるが、第3リール24の停止位置
によっては、入賞ラインL1に「A−A−A」の大ヒッ
ト入賞、入賞ラインL2Bに「E−E−E」の小ヒット
入賞が生じる可能性がある。従って、第2リール23の
コードナンバ「5」に対しては、図14に示すように大
ヒットの予想フラグと小ヒットの予想フラグとがセット
される。このような予想フラグの有無が第2リール23
の全てのコードナンバについてチェックされ、これらデ
ータはRAM73に書き込まれる。
【0074】このようにしてRAM73に書き込まれた
予想フラグデータは、第2リール23の停止表示制御時
に参照される。つまり、第2リール23の停止ボタン3
7が操作されたとき、第2リール23のコードナンバに
対応する予想フラグが参照され、大ヒットの予想が発生
している場合には、有効化入賞ライン上に大ヒットのシ
ンボルが停止するように第2リール23の停止表示制御
が実行される。
【0075】次に、第3リール24の停止ボタン38の
オン操作が検出された場合には、第3リール24の停止
表示制御処理が行われる。この停止表示制御処理では、
既に第1リール22および第2リール23が停止してそ
のシンボルの組合せが特定されているので、これらのシ
ンボルの組合せに対し、第3リール24の各々のコード
ナンバ毎に入賞の可能性が判定され、図14に示すテー
ブルと同様にして入賞予想フラグが立てられる。
【0076】この予想フラグデータも第3リール24の
停止ボタン38が操作されたときに参照され、大ヒット
の予想が立っているときには、有効化入賞ライン上に大
ヒットのシンボルが停止するように第3リール24の停
止表示制御が実行される。この第3リール24の停止表
示制御処理時には、既に停止している第1リール22,
第2リール23のシンボルとの組合せによって当選フラ
グ通りの入賞が得られるだけでなく、当選フラグと異な
る入賞が得られないようにリール停止位置が制御され
る。
【0077】このような一般遊技中における停止表示制
御手段によるリール停止処理は、CT期間中には、第1
停止リールおよび第2停止リールについては行われな
い。つまり、上記の例と同様に、第1停止リールが第1
リール22,第2停止リールが第2リール23の場合、
これら各リール22,23は、停止ボタン36,37の
オン操作が検出されたタイミングに直ちに停止する。つ
まり、遊技者による停止ボタン36,37の目押しタイ
ミングのみに応じて各リール22,23は停止し、停止
表示制御手段による引き込み制御は行われない。ただ
し、CT期間中においても、第3停止リールについては
制御コマ数分まで引き込む停止表示制御が行われる。
【0078】このようなリール停止表示制御処理が終了
すると、次に、入賞検索処理が行われる(図10,ステ
ップ119)。この入賞検索処理では、有効化入賞ライ
ン上に実際に揃っているシンボルの組合せの種類と、確
率抽選処理によって当選した入賞フラグの種類との一致
がとられる。そして、次にこの入賞フラグが正常か否か
が判別される(ステップ120)。この判別結果が正常
でない場合、例えば、ベルのシンボル組合せが有効化入
賞ライン上に揃っているのに、入賞フラグがスイカのフ
ラグである場合にはイリーガルエラーが表示される(ス
テップ121)。
【0079】入賞フラグが正常の場合には、次に、入賞
枚数が0か否かが判別される(ステップ122)。入賞
枚数が0でない場合には、その時の状態によって遊技メ
ダルの貯留、または払い出しを行う(ステップ12
3)。つまり、クレジットで遊技が行われている状態で
は、入賞によって獲得したメダル数分、クレジット数が
増加され、また、メダル投入口28へのメダル投入で遊
技が行われている状態では、入賞によって獲得した枚数
のメダルがメダル受皿46へ払い出される。
【0080】次に、入賞態様が再遊技入賞か否かが判別
され(ステップ124)、再遊技入賞の場合には、自動
投入要求がセットされる(ステップ125)。そして、
次に、1遊技終了時の初期化、例えば、その遊技で使用
したRAM73の領域が初期化され(ステップ12
6)、1遊技が終了する。
【0081】このような本実施形態では、メダル投入口
28にメダルが投入されると、ステップ103におい
て、スタートレバー35が点灯もしくは点滅してスター
トレバー35の操作が受付可能になったこと、すなわち
スロットマシン20が遊技開始可能になったことを表示
する。従って、他の表示器とは離れた特異な位置に表示
されることで視覚効果の高い表示となる。一方で、スタ
ートレバー35において表示するため、遊技中の視点移
動を伴わずに表示を確認することができる。また、従来
のスロットマシンにはない形式での表示であるため、他
の機種に対する差別化が図れる。また、従来、前面パネ
ル21に設けられていた遊技開始表示ランプを省くこと
が出来、このスペースに他の装置を設けることができ
る。
【0082】第1の実施形態においては、スタートレバ
ー35に設けられたスタートレバーLED39を発光制
御して遊技開始可能状態を表示したが、次に、スタート
レバー35の発光態様によってメダル投入数を表示する
第2の実施形態について説明する。
【0083】本実施形態によるスロットマシン20にお
いては、第1の実施形態によるスロットマシン20の構
造と同じであるため、構造に関する説明は省略し、マイ
コン70で制御される動作について説明する。なお、第
1の実施形態によるスロットマシン20と同一または相
当する部分には同一符号を付して説明する。
【0084】図15は、本実施形態においてマイコン7
0で制御されるスロッマシン20の遊技処理の概略を示
すフローチャートである。まず、自動投入または遊技者
のメダル投入口28への投入によるメダル投入がなされ
たか判断される(ステップ130)。メダル投入がなさ
れていないときは投入待ちとなり、メダル投入がなされ
たときは、投入枚数が1枚であるか判断される(ステッ
プ131)。投入枚数が1枚であるときは、スタートレ
バーLED39が緑色に発光される(ステップ13
2)。投入枚数が1枚でないときは、次に、2枚である
か判断され(ステップ133)、投入枚数が2枚である
ときにはスタートレバーLED39が青色に発光される
(ステップ134)。また、投入枚数が2枚でないと
き、つまり、3枚であるときには、スタートレバーLE
D39が赤色に発光される(ステップ135)。
【0085】スタートレバー35の発光制御は、CPU
71からLED駆動回路83へ制御信号が出力されて行
われる。従って、スタートレバー35の発光色によって
メダル投入枚数が表示され、緑色の発光によって1枚の
メダル、青色の発光によって2枚のメダル、赤色の発光
によって3枚のメダルが投入されたことを遊技者は認識
できる。
【0086】スタートレバー35の発光態様によってメ
ダル投入枚数が表示され、遊技開始可能状態になると、
次に、スタートレバー35の操作がなされたか判断され
る(ステップ136)。スタートレバー35の操作が認
識されると、入賞態様決定手段により内部抽選が行わ
れ、内部当選役が決定される(ステップ137)。内部
当選役が決定すると、次に、リール22〜24が回転を
開始し(ステップ138)、ストップボタン36〜38
の操作待ちとなる(ステップ139)。いずれかのスト
ップボタン36〜38が操作されると、そのストップボ
タンに対応するリールの回転が停止表示制御手段によっ
て停止される(ステップ140)。その後、全てのリー
ル22〜24が停止するまで各リールについて停止表示
制御手段によるリール停止表示制御が行われ(ステップ
141)、全てのリールが停止すると入賞が発生してい
るか判断される(ステップ142)。
【0087】入賞が発生していない場合には1遊技終了
となって処理は初めのステップ130に戻り、入賞が発
生している場合には、その入賞態様に応じた所定配当枚
数のメダルが払い出される(ステップ143)。その
後、所定配当枚数分のメダルが払い出されたことが認識
されると(ステップ144)、1遊技が終了して処理は
初めのステップ130に戻る。但し、発生した入賞がボ
ーナス入賞であるときは、各ボーナスゲーム終了後ステ
ップ130へ戻る。
【0088】このような本実施形態によるスロットマシ
ン20においては、スタートレバー35の発光態様によ
ってメダル投入枚数を表示するので、これまで有効化入
賞ラインとメダル投入枚数とを兼用表示していた有効化
ライン表示ランプを必要としなくなる。従って、有効化
ライン表示ランプを排除したスペースに他の装置を設け
ることができる。
【0089】また、他の表示器とは離れた特異な位置に
メダル投入枚数が表示されることで視覚効果の高い表示
となり、その一方で、操作スイッチにおいて表示される
ため遊技中に視点移動を伴わずに表示を確認することが
できる。また、従来のスロットマシンにはない表示形式
であるため、他の機種に対する差別化が図れる。
【0090】次に、各遊技の遊技間隔を表示する第3の
実施形態について説明する。
【0091】本実施形態によるスロットマシン20も、
第1の実施形態によるスロットマシン20の構造と同じ
であるため、構造に関する説明は省略し、マイコン70
で制御される動作について説明する。なお、第1の実施
形態によるスロットマシン20と同一または相当する部
分には同一符号を付して説明する。
【0092】図16は、本実施形態においてマイコン7
0で制御されるスロッマシン20の遊技処理の概略を示
すフローチャートである。まず、自動投入または遊技者
のメダル投入口28への投入によるメダル投入がなされ
たか判断される(ステップ150)。メダル投入がなさ
れていないときは投入待ちとなり、メダルが投入されて
いるときはスタートレバー35が点滅中であるか判断さ
れる(ステップ151)。スタートレバー35が点滅中
でなければ、遊技開始が可能でない状態、つまりスター
トレバー35の操作信号の受付ができない状態を示す赤
色の点滅にスタートレバー35が発光制御される(ステ
ップ152)。スタートレバー35の発光制御は、CP
U71からLED駆動回路83へ制御信号が出力されて
行われる。
【0093】次に、遊技間隔が4.1秒以上であるか判
断され(ステップ153)、遊技間隔が4.1秒以上の
ときはスタートレバー35が緑色に点灯され(ステップ
154)、スタートレバー35の操作待ちとなる。この
スタートレバー35の緑色の発光は、スタートレバー3
5の操作信号を受け付けることが可能であり、リール2
2〜24が回転開始可能であること示す。一方、ステッ
プ153の判定が“No”である場合は、スタートレバ
ー35が赤色に点滅したままの状態で処理はステップ1
55へ進む。ステップ155においてスタートレバー3
5のオン操作が認識されないと、処理はステップ151
に戻り、上述の処理が繰り返される。
【0094】また、ステップ155においてスタートレ
バー35のオン操作が認識されると、この時点での遊技
間隔が4.1秒以上であるか判断される(ステップ15
6)。この時点でも遊技間隔が4.1秒未満であるとき
は、スタートレバー35が黄色に点滅され(ステップ1
57)、遊技間隔が4.1秒になるまでの時間の消化待
ちとなる(ステップ158)。この消化時間が経過して
遊技間隔が4.1秒になるか、ステップ156で遊技間
隔が4.1秒以上であると判断されたときには、スター
トレバー35は赤色に点灯され(ステップ159)、遊
技のスタートを表示する。
【0095】スタートレバー35が赤色に点灯される
と、引き続いて、入賞態様決定手段の内部抽選により内
部当選役が決定され(ステップ160)、リール22〜
24が回転を開始して(ステップ161)ストップボタ
ン36〜38の操作待ちとなる(ステップ162)。い
ずれかのストップボタン36〜38が操作されると、そ
のストップボタンに対応するリールの回転が停止表示制
御手段によって停止される(ステップ163)。その
後、全てのリール22〜24が停止するまで各リールに
ついて停止表示制御手段によるリール停止表示制御が行
われ(ステップ164)、全てのリールが停止すると入
賞が発生しているか判断される(ステップ165)。
【0096】入賞が発生していない場合には1遊技終了
となって処理は初めのステップ150に戻り、入賞が発
生している場合には、その入賞態様に応じた所定配当枚
数のメダルが払い出される(ステップ166)。その
後、所定配当枚数分のメダルが払い出されたことが認識
されると(ステップ167)、1遊技が終了して処理は
初めのステップ150に戻る。但し、発生した入賞がボ
ーナス入賞である場合は、各ボーナスゲーム終了後ステ
ップ150へ戻る。
【0097】このような本実施形態によるスロットマシ
ン20においては、スタートレバー35の発光態様によ
り、スタートレバー35の操作の受付が可能な遊技開始
可能状態、あるいは4.1秒の遊技間隔が表示される。
従って、前面パネル21に従来設けられた「WAIT」
表示ランプを必要としなくなるのでこれを排除したスペ
ースに他の装置を設けられる。
【0098】また、他の表示器とは離れた特異な位置に
表示されることで視覚効果の高い表示となり、その一方
で、遊技開始信号を発信するスタートレバー35に表示
されるため、操作時の視点移動を伴わずに表示を確認す
ることができる。また、従来のスロットマシンにはない
表示形式であるため、他の機種に対する差別化が図れ
る。
【0099】次に、リール22〜24の自動停止タイマ
ーの進行に応じてスタートレバー35が発光制御され、
その発光態様によってリール22〜24が自動停止する
までの時間の目安を表示する第4の実施形態について説
明する。
【0100】本実施形態によるスロットマシン20も、
第1の実施形態によるスロットマシン20の構造と同じ
であるため、構造に関する説明は省略し、マイコン70
で制御される動作について説明する。なお、第1の実施
形態によるスロットマシン20と同一または相当する部
分には同一符号を付して説明する。
【0101】図17は、本実施形態においてマイコン7
0で制御されるスロッマシン20の遊技処理の概略を示
すフローチャートである。まず、自動投入または遊技者
のメダル投入口28への投入によるメダル投入がなされ
たか判断される(ステップ170)。メダル投入がなさ
れていないときは投入待ちとなり、メダルが投入されて
いるときは、次に、スタートレバー35が操作されたか
判断される(ステップ171)。スタートレバー35の
操作が認識されると、入賞態様決定手段により内部抽選
が行われて内部当選役が決定される(ステップ17
2)。内部当選役が決定されると共に、リール22〜2
4が回転を開始し(ステップ173)、自動停止タイマ
ーがONされてスタートレバー35が緑色に点灯される
(ステップ174)。本実施形態においては自動停止タ
イマーの設定時間を30秒とし、30秒経過後には自動
停止処理によって回転中のリール22〜24は全て停止
される。
【0102】次に、いずれかのストップボタン36〜3
8が操作されたか判断される(ステップ175)。いず
れかのストップボタン36〜38が操作された場合は、
そのストップボタンに対応するリールの回転が停止表示
制御手段によって停止され(ステップ176)、引き続
いて、全てのリール22〜24が停止したか判断される
(ステップ177)。全てのリールが停止していない場
合およびステップ175でストップボタン36〜38の
操作が認識されなかった場合は、処理はステップ178
へ進み、リール22〜24の回転開始から10秒経過し
たか、つまり、自動停止タイマーのカウントが10秒に
なったか判断される(ステップ178)。自動停止タイ
マーが10秒経過している場合は、スタートレバー35
がオレンジ色に点灯される(ステップ179)。
【0103】ステップ178で自動停止タイマーが10
秒経過していない場合は、ステップ175へ戻り、回転
中のリール22〜24に対応するストップボタン36〜
38が操作されたか再度判断される。また、ステップ1
79の処理後、次に、リール22〜24の回転開始から
20秒経過したか、つまり、自動停止タイマーのカウン
トが20秒になったか判断される(ステップ180)。
自動停止タイマーが20秒経過している場合は、スター
トレバー35が赤色に点灯される(ステップ181)。
ステップ180で自動停止タイマーが20秒経過してい
ない場合は、ステップ175へ戻り、回転中のリール2
2〜24に対応するストップボタン36〜38が操作さ
れたか再度判断される。また、ステップ181の処理
後、次に、リール22〜24の回転開始から30秒経過
したか、つまり、自動停止タイマーのカウントが30秒
になったか判断される(ステップ182)。自動停止タ
イマーが30秒経過している場合は、自動停止処理によ
って回転中のリールは全て停止され(ステップ18
3)、スタートレバー35は消灯される(ステップ18
4)。
【0104】つまり、リールの回転が開始してから0〜
10秒まではスタートレバー35が緑色に点灯し、リー
ルの回転が開始してから10〜20秒まではスタートレ
バー35がオレンジ色に点灯し、リールの回転が開始し
てから20〜30秒まではスタートレバー35が赤色に
点灯して自動停止までの時間の目安を表示する。もちろ
ん、その間に適当なストップボタン36〜38が操作さ
れて全てのリール22〜24が停止すれば、点灯色に関
係なくその時点でスタートレバー35はステップ184
で消灯される。
【0105】全てのリールが停止すると入賞が発生して
いるか判断され(ステップ185)、入賞が発生してい
ない場合には1遊技終了となって処理は初めのステップ
170に戻る。入賞が発生している場合には、その入賞
態様に応じた所定配当枚数のメダルが払い出され(ステ
ップ186)、その後、所定配当枚数分のメダルが払い
出されたことが認識されると(ステップ187)、1遊
技が終了して処理は初めのステップ170に戻る。但
し、発生した入賞がボーナス入賞である場合は、各ボー
ナスゲーム終了後ステップ170へ戻る。
【0106】このような本実施形態によるスロットマシ
ン20においては、リール22〜24の自動停止までの
時間の経過に伴ってスタートレバー35が発光制御され
る。従って、遊技者は、スタートレバー35の発光態様
を識別することによってリール22〜24が自動停止す
るまでの時間をある程度把握することができる。
【0107】また、従来、他のスロットマシンには見ら
れなかったこのような自動停止タイマーの経過に伴う表
示を、スタートレバー35の発光態様によって行うとい
う特異性から、視覚効果の高い演出が可能となり、他機
種に対する差別化も図れる。
【0108】なお、本実施形態においてはスタートレバ
ー35の発光色の制御によってその発光態様を発光制御
したが、例えば、点滅制御等によってその発光態様を発
光制御してもよい。この場合、リール22〜24の自動
停止タイマーの経過に伴ってスタートレバー35の点滅
間隔を段階的に変化させて自動停止までの時間の目安を
表示する。このような構成においても、上記実施形態と
同様な効果が得られる。
【0109】次に、入賞に対する配当メダルの払い出し
に際して、メダル払出数に応じてスタートレバー35を
発光制御し、その発光態様によって配当メダル数を表示
する第5の実施形態について説明する。
【0110】本実施形態によるスロットマシン20も、
第1の実施形態によるスロットマシン20の構造と同じ
であるため、構造に関する説明は省略し、マイコン70
で制御される動作について説明する。なお、第1の実施
形態によるスロットマシン20と同一または相当する部
分には同一符号を付して説明する。
【0111】図18は、本実施形態においてマイコン7
0で制御されるスロッマシン20の遊技処理の概略を示
すフローチャートである。
【0112】まず、自動投入または遊技者のメダル投入
口28への投入によるメダル投入がなされたか判断され
る(ステップ190)。メダル投入がなされていないと
きは投入待ちとなり、メダル投入がなされたときは、ス
タートレバー35の操作がなされたか判断される(ステ
ップ191)。スタートレバー35の操作が認識される
と、入賞態様決定手段により内部抽選が行われ、内部当
選役が決定される(ステップ192)。内部当選役が決
定すると、次に、リール22〜24が回転を開始し(ス
テップ193)、ストップボタン36〜38の操作待ち
となる(ステップ194)。いずれかのストップボタン
36〜38が操作されると、そのストップボタンに対応
するリールの回転が停止表示制御手段によって停止され
る(ステップ195)。その後、全てのリール22〜2
4が停止するまで各リールについて停止表示制御手段に
よるリール停止表示制御が行われ(ステップ196)、
全てのリールが停止すると入賞が発生しているか判断さ
れる(ステップ197)。
【0113】入賞が発生していない場合には1遊技終了
となって処理は初めのステップ190に戻り、入賞が発
生している場合には、その入賞態様に応じてスタートレ
バー35が発光制御される(ステップ198)。例え
ば、配当枚数が15枚の「BB」や「RB」等が発生し
たときには、スタートレバー35は赤色に点滅制御さ
れ、8枚の小役等が発生したときは緑色に点滅制御さ
れ、4枚以下の小役が発生したときにはオレンジ色に点
滅制御される。そして、スタートレバー35がこのよう
な発光態様のまま、入賞態様に応じた所定配当枚数のメ
ダルが払い出される(ステップ199)。その後、所定
配当枚数分のメダルが払い出されたことが認識されると
(ステップ200)、スタートレバー35の発光制御は
終了され(ステップ201)、1遊技が終了して処理は
初めのステップ190に戻る。但し、発生した入賞がボ
ーナス入賞の場合は、各ボーナスゲーム終了後ステップ
190へ戻る。
【0114】このような本実施形態によるスロットマシ
ン20においては、スタートレバー35の発光態様によ
って入賞発生およびメダル配当枚数を表示するので、こ
れまで入賞発生およびメダル配当枚数を表示していた前
面パネル21の「WIN」ランプおよびメダル払出枚数
表示部を必要としなくなる。従って、これらの表示ラン
プ類を排除したスペースに他の装置を設けることができ
る。
【0115】また、他の表示器とは離れた特異な位置に
表示されることで視覚効果の高い表示となり、従来のス
ロットマシンにはない表示形式であるため、他の機種に
対する差別化が図れる。
【0116】次に、CT区間の終了条件に応じてスター
トレバー35が発光制御される第6の実施形態について
説明する。
【0117】本実施形態によるスロットマシン20も、
第1の実施形態によるスロットマシン20の構造と同じ
であるため、構造に関する説明は省略し、マイコン70
で制御される動作について説明する。なお、第1の実施
形態によるスロットマシン20と同一または相当する部
分には同一符号を付して説明する。
【0118】図19は、本実施形態においてマイコン7
0で制御されるスロッマシン20の遊技処理の概略を示
すフローチャートである。まず、自動投入または遊技者
のメダル投入口28への投入によるメダル投入がなされ
たか判断される(ステップ210)。メダル投入がなさ
れていないときは投入待ちとなり、メダルが投入されて
いるときは、次に、スタートレバー35が操作されたか
判断される(ステップ211)。ステップ211におい
てスタートレバー35の操作が認識されると、入賞態様
決定手段により内部抽選が行われて内部当選役が決定さ
れる(ステップ212)。
【0119】また、この確率抽選処理の結果、「BB」
当選フラグが立ってBB内部当たりが生じた場合には
(ステップ213)、続いて第1の実施形態で前述した
のと同様なCT遊技の抽選が行われる(ステップ21
4)。次に、内部当選役が決定されるとリール22〜2
4が回転を開始して(ステップ215)ストップボタン
36〜38の操作待ちとなる(ステップ216)。いず
れかのストップボタン36〜38が操作されると、その
ストップボタンに対応するリールの回転が停止表示制御
手段によって停止される(ステップ217)。その後、
全てのリール22〜24が停止するまで各リールについ
て停止表示制御手段によるリール停止表示制御が行われ
(ステップ218)、全てのリールが停止すると入賞が
発生しているか判断される(ステップ219)。
【0120】入賞が発生していない場合には1遊技終了
となって処理は初めのステップ210に戻り、入賞が発
生している場合には、その入賞態様に応じた所定配当枚
数のメダルが払い出される(ステップ220)。所定配
当枚数分のメダルが払い出されたことが認識されると
(ステップ221)、発生した入賞が「BB」であるか
判断され、「BB」の場合はBBゲームが行われる(ス
テップ223)。「BBゲーム」が終了すると、ステッ
プ214の抽選の結果、CT遊技が当選しているか判断
される(ステップ224)。CT遊技が当選している場
合には、「BBゲーム」に引き続きCT遊技が行われる
(ステップ225)。このCT遊技の概要は図20のフ
ローチャートに示される。
【0121】まず、ステップ226でCT遊技の終了条
件が初期設定される。本実施形態においては、CT期間
中の遊技回数が150回に達するか、メダル獲得枚数が
200枚に達するかのいずれか早いほうが達成された時
点でCT遊技は終了するように初期設定される。次に、
CT遊技の残り遊技可能回数xが100回未満になった
か、または、残りメダル獲得可能枚数yが100枚未満
になったか判断される(ステップ227)。この判定が
“No”の場合は、スタートレバー35が緑色に点灯さ
れ(ステップ228)、ステップ232へ進んでメダル
投入待ちとなる。
【0122】また、ステップ227の判定が“Yes”
の場合は、次に、残り遊技可能回数xが50回未満にな
ったか、または、残りメダル獲得可能枚数yが50枚未
満になったか判断される(ステップ229)。この判定
が“No”の場合は、スタートレバー35が黄色に点灯
され(ステップ230)、ステップ232へ進んでメダ
ル投入待ちとなる。また、ステップ229の判定が“Y
es”の場合は、スタートレバー35が赤色に点灯され
(ステップ231)、ステップ232へ進んでメダル投
入待ちとなる。
【0123】つまり、ステップ227〜231の処理に
けるスタートレバー35の緑色の点灯は、CT遊技中の
残り遊技可能回数xが100回〜149回または残りメ
ダル獲得可能枚数yが100枚〜200枚であることを
表示している。同様に、スタートレバー35の黄色の点
灯は、残り遊技可能回数xが50回〜99回または残り
メダル獲得可能枚数yが50枚〜99枚であることを表
示し、スタートレバー35の赤色の点灯は、残り遊技可
能回数xが0回〜49回または残りメダル獲得可能枚数
yが1枚〜49枚であることを表示している。
【0124】ステップ232においてメダルの投入が認
識されると、次に、スタートレバー35が操作されたか
判断される(ステップ233)。スタートレバー35の
操作が認識されると、入賞態様決定手段により内部抽選
が行われてCT遊技における内部当選役が決定される
(ステップ234)。内部当選役が決定されるとリール
22〜24が回転を開始して(ステップ235)ストッ
プボタン36〜38の操作待ちとなる(ステップ23
6)。いずれかのストップボタン36〜38が操作され
ると、そのストップボタンに対応するリールの回転が停
止表示制御手段によって停止される(ステップ21
7)。ただし、この停止表示制御処理は第3リール24
についてだけ行われ、第1リール22および第2リール
23については行われない。
【0125】ステップ238において全てのリールの停
止が認識されると、次に、入賞が発生しているか判断さ
れる(ステップ239)。入賞が発生していない場合に
はCT遊技の1遊技が終了して残り遊技可能回数xが1
減算される(ステップ242)。入賞が発生している場
合は、その入賞に応じた所定配当数のメダルが払い出さ
れ(ステップ240)、残りメダル獲得可能枚数yが払
出枚数分減算されたのち(ステップ241)、ステップ
242で残り遊技可能回数xが1減算される。この後、
ステップ243においてx≦1またはy≦0であるか判
断され、いずれかの条件にあてはまるときCT遊技は終
了する。何れの条件にもあてはまらないときは、ステッ
プ227に戻ってステップ227〜243までの処理が
1遊技毎に繰り返される。
【0126】このような本実施形態によるスロットマシ
ン20においては、CT遊技の進行に伴ってスタートレ
バー35が発光制御され、その発光態様によってCT遊
技の残り遊技可能回数や残りメダル獲得可能枚数といっ
た終了条件が表示される。また、新たな表示器の設置ス
ペースを前面パネル21に確保しなくてもCT遊技に関
する情報を表示することができるので、前面パネル21
等のスペースに他の装置を設けることができる。また、
反対に、新たな表示器等の設置スペースを確保するのが
困難なスロットマシンにおいてもCT遊技に関する情報
を表示することができる。
【0127】また、他の表示器とは離れた特異な位置に
表示されることで視覚効果の高い表示となり、操作スイ
ッチに表示されるためCT遊技中に視点移動を伴わない
で終了条件の表示を確認できる。また、従来のスロット
マシンにはない表示形式であるため、他の機種に対する
差別化が図れる。
【0128】次に、BBゲームの進行に伴ってスタート
レバー35を発光制御し、その発光態様によって「B
B」における残りレギュラーボーナスゲーム数を表示す
る第7の実施形態について説明する。
【0129】本実施形態によるスロットマシン20も、
第1の実施形態によるスロットマシン20の構造と同じ
であるため、構造に関する説明は省略し、マイコン70
で制御される動作について説明する。なお、第1の実施
形態によるスロットマシン20と同一または相当する部
分には同一符号を付して説明する。
【0130】図21は、本実施形態においてマイコン7
0で制御されるスロッマシン20の遊技処理の概略を示
すフローチャートである。
【0131】まず、自動投入または遊技者のメダル投入
口28への投入によるメダル投入がなされたか判断され
る(ステップ250)。メダル投入がなされていないと
きは投入待ちとなり、メダルが投入されているときは、
次に、スタートレバー35が操作されたか判断される
(ステップ251)。スタートレバー35の操作が認識
されると、入賞態様決定手段により内部抽選が行われて
内部当選役が決定される(ステップ252)。内部当選
役が決定されるとリール22〜24が回転を開始して
(ステップ253)ストップボタン36〜38の操作待
ちとなる(ステップ254)。いずれかのストップボタ
ン36〜38が操作されると、そのストップボタンに対
応するリールの回転が停止表示制御手段によって停止さ
れる(ステップ255)。その後、全てのリール22〜
24が停止するまで各リールについて停止表示制御手段
によるリール停止表示制御が行われ(ステップ25
6)、全てのリールが停止すると入賞が発生しているか
判断される(ステップ257)。
【0132】入賞が発生していない場合には1遊技終了
となって処理は初めのステップ250に戻り、入賞が発
生している場合には、その入賞態様に応じた所定配当枚
数のメダルが払い出される(ステップ258)。所定配
当枚数分のメダルが払い出されたことが認識されると、
発生した入賞が「BB」であるか判断され(ステップ2
59)、「BB」の場合はBBゲームが行われる(ステ
ップ260)。「BB」が発生していない場合は、「R
B」が発生しているか判断され(ステップ261)、
「RB」が発生している場合はRBゲームが行われる
(ステップ262)。「BBゲーム」の遊技処理の概要
は図22のフローチャートに示される。
【0133】まず、ステップ263で「BBゲーム」の
終了条件が初期設定される。本実施形態においては、B
B中の一般遊技回数が30回に達するか、BB中におい
てレギュラーボーナス(RBゲーム)を3回行うかのい
ずれか早いほうが達成された時点で「BB」は終了する
ように初期設定される。
【0134】次に、レギュラーボーナスの可能回数が3
回であるか判断され(ステップ264)、3回の場合
は、スタートレバー35が緑色に点灯されて(ステップ
265)メダル投入待ちとなる(ステップ269)。ま
た、ステップ264の判定が“No”の場合は、次に、
レギュラーボーナス可能回数が2回であるか判断され
(ステップ266)、2回の場合は、スタートレバー3
5がオレンジ色に点灯されて(ステップ267)メダル
投入待ちとなる(ステップ269)。また、ステップ2
66の判定が“No”の場合、つまり、レギュラーボー
ナスの可能回数が1回の場合は、スタートレバー35が
赤色に点灯されて(ステップ268)メダル投入待ちと
なる(ステップ269)。
【0135】つまり、ステップ264〜268の処理に
おいて、スタートレバー35の緑色の点灯は、レギュラ
ーボーナス可能回数が3回であることを表示し、スター
トレバー35のオレンジ色の点灯は、レギュラーボーナ
ス可能回数が2回であることを表示している。同様に、
スタートレバー35の赤色の点灯は、レギュラーボーナ
ス可能回数が1回であることを表示している。
【0136】ステップ269においてメダルの投入が認
識されると、次に、スタートレバー35が操作されたか
判断される(ステップ270)。スタートレバー35の
操作が認識されると、入賞態様決定手段により内部抽選
が行われて内部当選役が決定される(ステップ27
1)。内部当選役が決定されるとリール22〜24が回
転を開始して(ステップ272)ストップボタン36〜
38の操作待ちとなる(ステップ273)。いずれかの
ストップボタン36〜38が操作されると、そのストッ
プボタンに対応するリールの回転が停止表示制御手段に
よって停止される(ステップ274)。その後、全ての
リール22〜24が停止するまで停止表示制御手段によ
ってリール停止処理が行われる。
【0137】ステップ275において全てのリールの停
止が認識されると、次に、入賞が発生しているか判断さ
れる(ステップ276)。入賞が発生していない場合は
「BB」中の一般遊技が1遊技終了となり、残り遊技数
が1減算され(ステップ279)、残り遊技数が0であ
るか判断される(ステップ280)。残り遊技数が0で
なければ、処理はステップ264へ戻り、残り遊技数が
0であれば「BB」は終了となる。
【0138】一方、ステップ276において入賞が発生
していると判定された場合は、その入賞に応じた所定配
当数のメダルが払い出され(ステップ277)、引き続
いて、発生した入賞がレギュラーボーナスであるか判断
される(ステップ278)。レギュラーボーナスでない
場合は、「BB」中の一般遊技が1遊技終了となり、ス
テップ279で残り遊技数が1減算され、ステップ28
0で残り遊技数が0であるか判断される。残り遊技数が
0でなければ、処理はステップ264へ戻り、残り遊技
数が0であれば「BB」は終了となる。
【0139】ステップ278において、発生した入賞が
レギュラーボーナスであると判定された場合は、レギュ
ラーボーナスが実行される。
【0140】このレギュラーボーナスでは、まず、レギ
ュラーボーナスの終了条件が初期設定される(ステップ
281)。本実施形態においては、レギュラーボーナス
中のジャックゲームの遊技回数が12回に達するか、ジ
ャックゲームの入賞が12回発生するかのいずれか早い
ほうが達成された時点でレギュラーボーナスは終了する
ように初期設定される。
【0141】次に、メダルが投入されたか判断され(ス
テップ282)、投入が認識されるとスタートレバー3
5の操作待ちとなる(ステップ283)。スタートレバ
ー35の操作が認識されると、入賞態様決定手段により
内部抽選が行われて内部当選役が決定される(ステップ
284)。内部当選役が決定されるとリール22〜24
が回転を開始して(ステップ285)ストップボタン3
6〜38の操作待ちとなる(ステップ286)。いずれ
かのストップボタン36〜38が操作されると、そのス
トップボタンに対応するリールの回転が停止表示制御手
段によって停止される(ステップ287)。その後、全
てのリール22〜24が停止するまで停止表示制御手段
によってリール停止処理が行われる(ステップ28
8)。
【0142】ステップ288において全てのリールの停
止が認識されると、次に、入賞が発生しているか判断さ
れる(ステップ289)。入賞が発生している場合は、
その入賞に応じた所定配当数のメダルが払い出され(ス
テップ290)、引き続いて、ステップ281で8に設
定されたジャックゲームの入賞可能回数が1減算され
(ステップ291)、ステップ281で12に設定され
たジャックゲームの残り遊技数も1減算される(ステッ
プ292)。ステップ289において入賞が発生してい
ない場合は、その時点でジャックゲームの1遊技が終了
となり、ステップ292でジャックゲームの残り遊技数
が1減算される。
【0143】次に、ジャックゲームの残り入賞可能回数
が0回であるか(ステップ293)、ジャックゲームの
残り遊技数が0であるか(ステップ294)が判断さ
れ、いずれかの判定が“Yes”となった場合は、「B
B」中の1回のレギュラーボーナスが終了となり、ステ
ップ263で3に設定したレギュラーボーナス可能回数
が1減算される(ステップ295)。ステップ293,
ステップ294の何れの判定も“No”となった場合
は、処理はステップ282に戻り、終了条件に達するま
で1回のレギュラーボーナスが継続される。
【0144】1回のレギュラーボーナスが終了してステ
ップ295でレギュラーボーナス可能回数が1減算され
ると、残りのレギュラーボーナス可能回数が0であるか
判断される(ステップ296)。この判定が“Yes”
の場合は、「BBゲーム」終了となり、“No”の場合
は、処理はステップ264へ進む。
【0145】このような本実施形態によるスロットマシ
ン20においては、「BBゲーム」中にスタートレバー
35が発光制御され、その発光態様によってレギュラー
ボーナスの残り回数を表示する。従って、従来、前面パ
ネル21上等に設けられていた「BB」中のレギュラー
ボーナス可能回数の表示部を必要とせず、そのスペース
に他の装置を設けることができる。
【0146】また、他の表示器とは離れた特異な位置に
表示されることで視覚効果の高い表示となり、一方で、
スタートレバー35に表示されるためBB中に視点移動
をしなくても表示を確認することができる。また、従来
のスロットマシンにはない表示形式であるため、他の機
種に対する差別化が図れる。
【0147】以上説明したように本発明によれば、遊技
機の可変表示開始手段に設けられた光源を、遊技媒体の
投入数によって異なる発光態様に発光制御し、この発光
態様に基づいて、遊技媒体の投入数を表示したり、遊技
操作の案内表示を行う。従って、遊技者は、光源の発光
態様を識別して遊技媒体の投入数を認識したり、遊技機
の操作の案内表示を受けることができる。
【0148】また、これまでこのような遊技機の状態や
遊技操作の案内を表示していた表示器等を省くことが出
来、その空き領域に他の機器等を設けることができる。
【0149】また、表示形式が可変表示開始手段に設け
られた光源の発光態様に基づいているため、これまでの
一般的な遊技機にはない表示形式であり、視覚効果の高
い表示演出が提供できる。また、可変表示開始手段に各
表示がなされるため、遊技中の視点移動を伴わずに各表
示を確認することができる。
【0150】
【発明の効果】本発明によれば、遊技機の可変表示開始
手段に設けられた光源を、遊技媒体の投入数によって発
光制御するため、遊技者は、光源の発光態様を識別して
遊技媒体の投入数を認識したり、遊技機の操作の案内表
示を受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一般的なスロットマシンの正面斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態によるスロットマシンの正
面斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態による回転リールユニット
の全体構成を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態によるスロットマシンの回
転リールユニットを構成するリールの一部破断斜視図で
ある。
【図5】本発明の一実施形態によるスロットマシンのス
タートレバーの内部構成を示す縦断面図である。
【図6】本発明の一実施形態によるスロットマシンの主
要な制御回路構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の一実施形態によるスロットマシンの遊
技処理に用いられる入賞確率テーブルを示す図である。
【図8】本発明の一実施形態によるスロットマシンの遊
技処理に用いられるシンボルテーブルを示す図である。
【図9】本発明の一実施形態によるスロットマシンの遊
技処理を示す第1のフローチャートである。
【図10】本発明の一実施形態によるスロットマシンの
遊技処理を示す第2のフローチャートである。
【図11】本発明の一実施形態によるスロットマシンの
RAM内に確保される記憶領域の内容を示す図である。
【図12】本発明の一実施形態によるスロットマシンの
遊技処理に用いられる引込優先順位テーブルを示す図で
ある。
【図13】本発明の一実施形態によるスロットマシンの
遊技処理で各回転リールに割り当てて読み込まれるシン
ボルコードの関係を示す図である。
【図14】本発明の一実施形態によるスロットマシンの
遊技処理に用いられるヒット予想フラグテーブルを示す
図である。
【図15】本発明の第2の実施形態によるスロットマシ
ンの遊技処理を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第3の実施形態によるスロットマシ
ンの遊技処理を示すフローチャートである。
【図17】本発明の第4の実施形態によるスロットマシ
ンの遊技処理を示すフローチャートである。
【図18】本発明の第5の実施形態によるスロットマシ
ンの遊技処理を示すフローチャートである。
【図19】本発明の第6の実施形態によるスロットマシ
ンの遊技処理を示すフローチャートである。
【図20】本発明の第6の実施形態によるスロットマシ
ンにおけるCT遊技処理を示すフローチャートである。
【図21】本発明の第7の実施形態によるスロットマシ
ンの遊技処理を示すフローチャートである。
【図22】本発明の第7の実施形態によるスロットマシ
ンの遊技処理におけるビッグボーナスゲームの処理内容
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
20…スロットマシン 21…前面パネル 22,23,24…第1リール,第2リール,第3リー
ル 25,26,27…表示窓 28…メダル投入口 30,31,32…BETスイッチ 33…クレジット数表示部 34…クレジット/精算切換スイッチ 35…スタートレバー 36,37,38…ストップボタン 39…スタートレバーLED 45…透音孔 46…メダル受皿 47…メダル払出口 48…配当表示部 50…メダル払出枚数表示部 L1,L2A,L2B,L3A,L3B…入賞ライン 70…マイコン 71…CPU(中央演算処理装置) 72…ROM(読み出し専用メモリ) 73…RAM(読み書き可能メモリ) 83…LED駆動回路
フロントページの続き (72)発明者 稲村 幸紀 東京都江東区有明3丁目1番地25 (72)発明者 柳 一之 東京都江東区有明3丁目1番地25 (72)発明者 阿部 民雄 東京都江東区有明3丁目1番地25 (72)発明者 松田 慎吾 東京都江東区有明3丁目1番地25 (72)発明者 真坂 広幸 東京都江東区有明3丁目1番地25 (72)発明者 青木 理恵 東京都江東区有明3丁目1番地25

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄を可変表示する可変表示手段
    と、この可変表示手段による図柄の可変表示を開始させ
    る可変表示開始手段と、遊技毎に乱数抽選によって遊技
    の入賞態様を決定する入賞態様決定手段と、この入賞態
    様決定手段で決定された入賞態様に応じて前記可変表示
    手段に停止表示させる図柄を制御する停止表示制御手段
    とを備えて構成される遊技機において、 前記可変表示開始手段は、透光性の操作部と、この操作
    部を内部から発光させる光源とからなり、遊技媒体が投
    入された後にその操作が有効となり、 遊技媒体の投入数に応じて前記光源の発光状態を制御し
    て遊技機の状態表示または遊技操作の案内表示を行う光
    源制御手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記光源制御手段は遊技媒体の投入数に
    応じて前記光源の点滅間隔を変えることを特徴とする請
    求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記光源は異なる複数の色を発光する発
    光ダイオードまたは異なる色で発光する複数の発光ダイ
    オードから成ることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記光源制御手段は遊技媒体の投入数に
    応じて前記光源の発光色を変えることを特徴とする請求
    項3に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記遊技機はスロットマシンであること
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記
    載の遊技機。
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