JP2003309948A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JP2003309948A
JP2003309948A JP2002113149A JP2002113149A JP2003309948A JP 2003309948 A JP2003309948 A JP 2003309948A JP 2002113149 A JP2002113149 A JP 2002113149A JP 2002113149 A JP2002113149 A JP 2002113149A JP 2003309948 A JP2003309948 A JP 2003309948A
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stator
rotor
jacket
cooling fluid
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JP2002113149A
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Shigekazu Kieda
茂和 木枝
Itsuro Sawada
逸郎 沢田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷却効率を向上することができる回転電機を提
供する。 【解決手段】回転自在に支持された回転子2と、この回
転子2の外周側に間隙14を隔てて配設された固定子3
と、この固定子3の外周側に配設され内部にジャケット
内冷却流路9を備えたケーシング冷却ジャケット部4a
とを有する小型ガスタービン発電機において、固定子3
内の軸方向少なくとも1箇所に設けられ、周方向略全周
に渡って径方向外周側から径方向内周側へと回転子用冷
却流体11を導入し、回転子2の周方向略全周を冷却す
る固定子内冷却流路12を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば永久磁石を
用いた回転子を高速回転させる小型タービン発電機に好
適な回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばガスタービンエンジン
に回転子として永久磁石を接続し、この永久磁石を高速
回転させて発電を行う永久磁石界磁型の発電機が知られ
ている。特に、この永久磁石としてサマリウムコバルト
やネオジウム等を用いたものは磁束密度が高く、その回
転子を高速回転させることにより、高い発電効率の小型
発電機を得ることができる。
【0003】ところで、一般に発電機の小型化と高出力
化を行う場合、銅損や鉄損などの熱損失が増大し、これ
により固定子及び回転子の温度が上昇する。また、回転
子を高速回転することにより固定子と回転子との間隙に
おける摩擦損失が増大し、この摩擦損失は発熱損失とな
って固定子及び回転子の加熱源となるため、これによっ
ても固定子及び回転子の温度が上昇する。
【0004】これに対し、固定子に設けられる絶縁材料
には耐熱温度制限があり、また回転子に設けられる永久
磁石には磁力が消失するキュリー点が存在するため、固
定子及び回転子の冷却が不可欠となる。
【0005】そこで、小型発電機の冷却方法として、例
えば特開2000−116061号公報に記載のものが
ある。この小型発電機においては、固定子(ステータ)
の内部の軸方向1箇所において外周より2本の冷媒通路
を回転子(ロータ)と固定子との間隙(隙間)まで設
け、発電機の外方より送り込む冷却流体(冷媒)が上記
2本の冷媒通路から上記間隙に流れ込み、主に回転子を
冷却(固定子も一部冷却される)した後、発電機軸方向
両端部より発電機外へ流出するようになっている。ま
た、固定子の外周側に配設される冷却ジャケット(ケー
シング)内には、上記公報には明確に記載されていない
が、通常、冷却ジャケット内において固定子用の冷却流
体が発電機軸方向一方側から他方側へと流れて他方側で
Uターンして一方側へと流れ、また一方側で再度Uター
ンするというように、U字型流路が連続するジグザグ形
状をしたジャケット内冷却流路(冷却水通路)が設けら
れ、このジャケット内冷却流路内を流れる固定子用の冷
却流体により固定子が冷却されるようになっている。な
お、上記2本の冷媒通路の固定子外周側は、上記冷却ジ
ャケットを貫通して設けられている。
【0006】このように、従来より、小型発電機におい
ては、固定子と回転子の間隙、及び固定子外周側に設け
た冷却ジャケット内にそれぞれ冷却流体を流すことによ
り、固定子及び回転子を冷却するのが一般的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、分散電源を用い
た電力供給システムが重要視されており、これに適した
小型かつ高効率の発電機の必要性が高まっている。この
ような背景の下、上記固定子及び回転子の冷却を効率良
く行うことが急務となっている。
【0008】しかしながら、上記従来技術では冷却効率
に関し充分に考慮されておらず、以下のような課題が存
在する。すなわち、固定子外周側から回転子と固定子と
の間隙に到る上記冷媒通路は、固定子内のコイルを格納
するスロット部以外のティース部を通過させる必要があ
る。通常、小型発電機において、このティース部の周方
向幅は数mm程度と狭くなっている。このため、上記従
来構造における冷媒通路は流路断面積が狭く、またその
本数も2本と少ないために、通路内の流速が多大になり
圧力損失が大きくなる。また、冷却流体が冷媒通路から
間隙に流入する際、流れが直角に分岐するため、上記の
ような多大な流速の下ではより一層大きな圧力損失が発
生する。このような圧力損失の結果、冷媒通路内の冷媒
の流動が円滑に行われず、回転子の冷却効率が低下し、
ひいては回転電機全体の冷却効率が低下する可能性があ
る。
【0009】さらに、特定の2箇所のティース部のみか
ら回転子の表面に対して冷却流体が多大な流速で流出す
ることから、回転子の表面に局所的な圧力が作用し、こ
れにより回転子の周方向に不均一な力が作用するため、
回転子の軸振動の要因となる可能性もある。
【0010】なお、本発明の適用対象である小型発電機
とは異なるが、比較的大型の発電機においては、例えば
米国特許US005652469号に記載されているよ
うに、固定子(ステータ)の外周から回転子(ロータ)
と固定子との間隙(エアギャップ)に冷却流体(エア)
を流入させ軸方向両端から流出させるリバースフロー型
の冷却装置を備えたものがある。
【0011】このような従来構造を本発明の適用対象で
ある小型発電機に適用した場合、上記したように小型発
電機は通常固定子の外周側に冷却ジャケットを備える構
造であるため、この冷却ジャケットが発電機軸方向に分
断されることになる。また、冷却流体を周方向に均一に
分配するためのヘッダー管が必要となる等、固定子外周
側の配管系が複雑になり、このため全体の体積が増大し
発電機が大型化してしまう。したがって、上記の構造を
小型発電機に適用するのは事実上困難であり、現実的で
はない。
【0012】本発明の第1の目的は、冷却効率を向上す
ることができる回転電機を提供することにある。本発明
の第2の目的は、回転子側の冷却効率を向上することに
より、全体の冷却効率を向上することができる回転電機
を提供することにある。本発明の第3の目的は、固定子
側の冷却効率を向上することにより、全体の冷却効率を
向上することができる回転電機を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、回転自在に支持された回転子と、
この回転子の外周側に間隙を隔てて配設された固定子
と、この固定子の外周側に配設され内部にジャケット内
冷却流路を備えた冷却ジャケットとを有する回転電機に
おいて、前記固定子内の軸方向少なくとも1箇所に設け
られ、周方向略全周に渡って径方向外周側から径方向内
周側へと冷却流体を導入し、前記回転子の周方向略全周
を冷却する固定子内冷却流路を有する。
【0014】本発明においては、例えば周方向少なくと
も1箇所において冷却ジャケットを貫通して設けた冷却
流体導入口から固定子内冷却流路へ導入された冷却流体
は、固定子内を周方向略全周に渡って径方向外周側から
径方向内周側へと導入され、回転子の周方向略全周を冷
却する。このように、流路断面積が狭くかつ本数の少な
い冷媒通路を介し冷却流体を導く従来構造と異なり、周
方向略全周に渡る広い空間を介して冷却流体を周方向に
均一に回転子と固定子との間隙に導入できるので、冷却
流体の圧力損失を大幅に低減することができる。したが
って、充分な冷却流量を確保すると共に冷却流体を円滑
に間隙に導入することができ、回転子側の冷却効率を向
上することができる。この結果、回転電機全体の冷却効
率を向上することができる。
【0015】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記固定子内冷却流路は、周方向少なくとも1箇所にお
いて前記冷却ジャケットを貫通して設けた冷却流体導入
口に連通する。
【0016】(3)上記(1)又は(2)において、ま
た好ましくは、前記固定子内冷却流路は、前記冷却流体
がまず周方向に流れ、次いで前記回転子側に順次分岐し
て流れるように前記冷却流体をガイドする導流壁をさら
に有する。これにより、冷却流体の周方向への均一化を
確実に行うことができる。
【0017】(4)上記(1)又は(2)において、ま
た好ましくは、前記固定子を、その軸方向少なくとも1
箇所で軸方向に分断し、その分断部にスペーサ部材を介
在配置することにより、前記固定子内冷却流路を形成す
る。
【0018】これにより、固定子の分断部を介し、上記
(1)で説明したように冷却流体を周方向に均一に固定
子外周側より回転子と固定子との間隙に導入することが
できる。
【0019】また、スペーサ部材を例えば金属等の剛性
の大きい材料により構成することで、分断された固定子
同士をスペーサ部材により接合し固定子全体の強度を確
保することができる効果もある。
【0020】(5)上記目的を達成するために、また本
発明は、回転自在に支持された回転子と、この回転子の
外周側に間隙を隔てて配設された固定子と、この固定子
の外周側に配設されジャケット冷却流路を備えた冷却ジ
ャケットとを有する回転電機において、前記ジャケット
冷却流路を、前記回転子軸方向に向かって螺旋を描くよ
うに設ける。
【0021】本発明においては、例えば冷却ジャケット
内にジャケット冷却流路を軸方向に螺旋を描くように設
けるので、例えばこの螺旋間隔を適宜小さく設定するこ
とにより、上記従来構造のようにジャケット内冷却流路
がU字型形状であるためにその周方向の流路間隔に所定
の長さが必要である場合と比べて、流路間隔をより小さ
くし冷却流路を密に設けることが可能となる。したがっ
て、固定子側の冷却効率を向上することができ、この結
果、回転電機全体の冷却効率を向上することができる。
【0022】(6)上記目的を達成するために、また本
発明は、回転自在に支持された回転子と、この回転子の
外周側に間隙を隔てて配設された固定子と、この固定子
の外周側に配設されジャケット冷却流路を備えた冷却ジ
ャケットとを有する回転電機において、前記固定子内の
軸方向少なくとも1箇所に設けられ、周方向略全周に渡
って径方向外周側から径方向内周側へと冷却流体を導入
し、前記回転子の周方向略全周を冷却する固定子内冷却
流路と、周方向少なくとも1箇所において前記冷却ジャ
ケットを貫通して設けた冷却流体導入口とを有し、前記
ジャケット冷却流路を、前記回転子軸方向に向かって螺
旋を描くように、且つ前記冷却流体導入口に干渉しない
ように設ける。
【0023】これにより、冷却流体導入口から固定子内
冷却流路へ導入された冷却流体は、固定子内を周方向略
全周に渡って径方向外周側から径方向内周側へと導入さ
れるので、上記(1)と同様に冷却流体の圧力損失を大
幅に低減することができる。
【0024】また本発明においては、冷却ジャケットに
上記冷却流体の導入口を例えば1箇所設ける。このと
き、従来構造のように、ジグザグ形状のジャケット内冷
却流路のうち軸方向に冷却流体を流す部分が周方向に並
列して設けられる場合には、そのままでは上記冷却流体
導入口と干渉が生じその干渉箇所には冷却流路の軸方向
部分を設けることができなくなる。この結果、冷却流路
の軸方向部分同士の間隔が空き、その部分の固定子冷却
が不充分となる。そこで、本発明においては、冷却流体
導入口に干渉しないように例えば冷却ジャケット内にジ
ャケット冷却流路を軸方向に螺旋を描くように設ける。
これにより、上記のような不都合を回避し、固定子を満
遍なく充分に冷却することができる。すなわち、回転子
側及び固定子側の両方の冷却効率を向上することができ
るので、回転電機全体の冷却効率を向上することができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回転電機の実施の
形態を図面を参照しつつ説明する。まず、本発明の第1
の実施の形態を図1乃至図3を参照しつつ以下に説明す
る。
【0026】図1は本発明の回転電機の第1の実施の形
態の全体構成を表す側断面図、図2は図1中II−II断面
による横断面図である。これらの図1及び図2におい
て、本発明の回転電機の第1の実施の形態である小型ガ
スタービン発電機は、軸受1により回転自在に支持され
た回転子2と、回転子2の外周側に配設された固定子3
と、これら固定子2及び回転子3を内部に収納するケー
シング4とを備えている。
【0027】上記回転子2は軸方向両端に軸2aを備え
ており、この軸2a,2aが上記ケーシング4内に固定
された軸受1,1に軸支されることにより、上記回転子
2はケーシング4に回転自在に保持されるようになって
いる。また、軸受1,1のケーシング内周側にはシール
5,5がそれぞれ設けられ、ケーシング4の内部を密封
するようになっている。
【0028】上記固定子3は、薄い鋼板3aを軸方向に
多数積層して形成されており、その径方向略中央部には
上記回転子2挿通用の貫通孔3Aが回転子2の直径より
も若干大きな径で設けられている。また固定子3内に
は、スロット部6が軸方向に並列し上記貫通孔3Aを囲
むように周方向複数箇所に設けられている(図2参
照)。このスロット部6内に、コイル7がそれぞれ軸方
向にはめ込まれている(図1参照)。なお、8は上記複
数のスロット部6のそれぞれの間に形成されるティース
部である(図2参照)。
【0029】上記ケーシング4は、径方向外周側に円筒
状の冷却ジャケット部4aを備えており、この冷却ジャ
ケット部4a内にはジャケット内冷却流路9が設けられ
ている。このジャケット内流路9は、上記冷却ジャケッ
ト部4a内において固定子用冷却流体10が発電機軸方
向一方側(図1中右側)から他方側(図1中左側)へと
流れて他方側端部でUターンして一方側へと流れ、一方
側端部で再度Uターンするというように、U字型流路が
連続するジグザグ形状となって設けられている。このよ
うに、ジャケット内冷却流路9内に固定子用冷却流体1
0を流すことにより、固定子3の発熱を除去するように
なっている。なお、この固定子用冷却流体としては通常
液体が用いられるが、気体を用いてもよい。
【0030】このように構成される小型ガスタービン発
電機において、本実施の形態の特徴は、固定子3を軸方
向略中央部にて2つに分断し、この分断部を回転子用冷
却流体11の流路としたことである。以下、この詳細構
造について記述する。
【0031】図1において、固定子3はその軸方向略中
央部にて軸方向に2つに分断されており、その分断部に
固定子内冷却流路12が設けられている。なお、分断さ
れた2つの固定子3は、特に図示しないが、それぞれが
ケーシング4の内周面に適宜の方法で固定されている。
図3は、この固定子内冷却流路12(図1中III−III断
面)における小型ガスタービン発電機の横断面図であ
る。
【0032】この図3及び図1において、13は上記ケ
ーシング冷却ジャケット部4aを貫通して設けられた冷
却流体導入口で、上記回転子用冷却流体11は、ケーシ
ング4の外部よりこの冷却流体導入口13を介して上記
固定子内冷却流路12内に流入するようになっている。
なお、この冷却流体導入口13は冷却ジャケット部4a
に1箇所のみ設けられており、冷却ジャケット部4a内
のジャケット内冷却流路9との干渉箇所が極力少なくな
るようになっている。また、14は前記貫通孔3Aと回
転子2の外周面との間隙であり、上記固定子内冷却流路
12内に流入した回転子用冷却流体11は、周方向全周
に渡って複数配置されたティース部8をそれぞれ通って
上記間隙14に流入するようになっている。その後、回
転子用冷却流体11は、この間隙14内を回転子2の軸
方向両側に向かって流れ、ケーシング4内の回転子2の
軸方向両端に位置する排出室15,15(図1参照)、
ケーシング4に設けた排気孔16,16(図1参照)を
介してケーシング4の外部の軸方向両端側へ排出され
る。このような回転子用冷却流体11の流れにより、回
転子2が周方向全周に渡り冷却されるようになっている
(但し、固定子3も一部冷却される)。なお、この回転
子用冷却流体11としては通常空気等のガスを用いる
が、特に冷却性能が必要であれば液体を用いてもよい。
【0033】以上において、冷却ジャケット部4aは、
特許請求の範囲各項記載の固定子の外周側に配設された
冷却ジャケットを構成し、回転子用冷却流体11は、周
方向略全周に渡って径方向外周側から径方向内周側へと
導入される冷却流体を構成する。
【0034】次に、上記構成の本発明の回転電機の第1
の実施の形態の動作及び作用を以下に説明する。小型ガ
スタービン発電機の駆動中において、回転子用冷却流体
11は、発電機外部に設けたコンプレッサー等により適
宜圧力をかけられ、ケーシング4外部より冷却流体導入
口13を介して固定子内冷却流路12内に導入される。
導入された回転子用冷却流体11は冷却流体導入口13
近傍に配置されるティース部8に流入しようとするが、
ティース部8は径方向内周側ほど幅が狭く流路面積が小
さくなっているため、回転子用冷却流体11がティース
部8を通過する際には圧力損失が生じる。このティース
部8の圧力損失により、回転子用冷却流体11は周方向
に拡散される。これにより、周方向略全周に渡って拡散
された回転子用冷却流体11は、複数のティース部8の
それぞれに導入されて径方向外周側から径方向内周側
(図3中矢印ア方向)へ回転子2に向かって流れ、回転
子2の外周面まで達すると、回転子2の軸方向両側に分
かれて間隙14に導入される。その後、回転子用冷却流
体11は、回転子2の周方向略全周を冷却しながら間隙
14内を回転子2の軸方向両端側へ流れ、排出室15か
ら排気孔16を通ってケーシング4の外部へ排出され
る。
【0035】一方で、ケーシング冷却ジャケット部4a
内においては、固定子用冷却流体10が発電機外部に設
けたポンプ等により適宜圧力をかけられ、ジャケット内
冷却流路9に導入される。導入された固定子用冷却流体
10は、固定子3を外周側から冷却しながらジグザグ状
のジャケット内冷却流路9内を冷却ジャケット部4aの
周方向に略1周するように流れ、冷却ジャケット部4a
から排出される。
【0036】このように、本発明によれば、固定子内冷
却流路12の周方向略全周に渡る広い空間を介して回転
子用冷却流体11を周方向略全周から間隙14に導入す
ることができるので、従来構造のように冷媒通路の流路
断面積が狭く且つ冷媒通路の本数の少ない構造と比べ
て、回転子用冷却流体11の圧力損失を大幅に低減する
ことができる。したがって、回転子2の冷却に必要な回
転子用冷却流体11の流量を充分確保できると共に回転
子用冷却流体11を円滑に間隙14に導入することがで
き、回転子2側の冷却効率を向上することができる。こ
の結果、小型ガスタービン発電機全体の冷却効率を向上
することができる。
【0037】なお、上記本発明の第1の実施の形態にお
いては、固定子3を軸方向に分断して固定子内冷却流路
12を形成しており、この固定子内冷却流路12内には
何も設けていないが、これに限らず、例えば金属製のス
ペーサ部材を回転子用冷却流体11の導入に影響しない
程度に固定子内冷却流路12内に適宜介在配置させても
よい。このとき、このスペーサ部材の軸方向両端を分断
された固定子3のそれぞれに対して例えば溶接により固
定すれば、分断された固定子3はこのスペーサ部材によ
り堅固に接合され、固定子3全体の強度を確保すること
ができる。
【0038】次に、本発明の第2の実施の形態を図4乃
至図5を参照しつつ以下に説明する。本実施の形態は、
固定子内冷却流路内に回転子用冷却流体をガイドする導
流壁を設けたものである。
【0039】図4は、本発明の回転電機の第2の実施の
形態である小型ガスタービン発電機の固定子内冷却流路
における横断面図である。この図4において、前述の第
1の実施の形態における図3と同様の部分には同符号を
付し、説明を省略する。図4において、12′は導流壁
17を備えた固定子内冷却流路であり、上記導流壁17
は、冷却流体導入口13近傍に1箇所設けられる入口導
流壁17aと、前記スロット部6の外周面に沿って周方
向複数箇所(本実施の形態では4箇所)に設けられる分
岐導流壁17bとにより構成されている。この導流壁1
7は例えば金属製であり、その軸方向両端が分断された
固定子3のそれぞれに対して溶接されることにより、固
定子3に対して固定されている。
【0040】上記入口導流壁17aは、冷却流体導入口
13からスロット部6の外周面まで周方向半時計回りに
向かうように設けられ、これにより、固定子内冷却流路
12′内に流入した回転子用冷却流体11はまず周方向
半時計回り(図4中矢印イ方向)の向きに流れるように
なっている。
【0041】上記分岐導流壁17bは、周方向半時計回
りに径方向外周側から内周側へ向かい、内周側端部がス
ロット部6の外周面に接するように設けられている。こ
れにより、上記のようにして固定子内冷却流路12′内
の外周側を周方向半時計回りに周回する回転子用冷却流
体11を、順次径方向外周側から径方向内周側へ分岐さ
せ、周方向略全周に渡ってそれぞれのティース部8に分
配するようになっている(図4中矢印ウ参照)。
【0042】なお、本実施の形態の小型ガスタービン発
電機における上記箇所以外の構成は、前述の第1の実施
の形態と同様である。
【0043】次に、上記構成の本発明の回転電機の第2
の実施の形態の動作及び作用を以下に説明する。ケーシ
ング4外部より冷却流体導入口13を介して固定子内冷
却流路12内に導入された回転子用冷却流体11は、入
口導流壁17aによりまず周方向半時計回り(図4中矢
印イ方向)の向きに流れ、固定子内冷却流路12′内の
外周側を周方向半時計回りに周回する。次に、周回する
回転子用冷却流体11は、周方向4箇所に設けられた分
岐導流壁17bにより順次径方向外周側から径方向内周
側へ分岐され、最終的に周方向略全周に渡ってそれぞれ
のティース部8にほぼ均一に分配される(図4中矢印ウ
参照)。このようにして、それぞれのティース部8に分
配された回転子用冷却流体11は、ティース部8内を径
方向外周側から径方向内周側へ回転子2に向かって流
れ、間隙14に導入されて回転子2の周方向略全周を冷
却し、排出室15から排気孔16を通ってケーシング4
の外部へ排出される。
【0044】このように、本実施の形態によれば、回転
子用冷却流体11を導流壁17により周方向全周に渡り
ほぼ均一に分配して間隙14に導入することができるの
で、回転子用冷却流体11の圧力損失を大幅に低減しつ
つその間隙14への流入量を周方向にほぼ均一にするこ
とができる。したがって、回転子2側の冷却効率を確実
に向上することができ、この結果、小型ガスタービン発
電機全体の冷却効率を確実に向上することができる。
【0045】また、分断された固定子3が導流壁17に
より堅固に接合され、固定子3全体の形状を維持し強度
を確保することができる効果もある。
【0046】なお、上記本発明の第2の実施の形態にお
いては、導流壁17を周方向反時計周りに径方向外周側
から内周側へ向かうように設けたが、これに限らず、導
流壁を円形状に配置してもよい。図5は、この導流壁の
変形例を示す小型ガスタービン発電機の固定子内冷却路
における横断面図である。
【0047】この図5において、12″は導流壁17′
を備えた固定子内冷却流路であり、上記導流壁17′
は、周方向に分断され複数の流入口17′aを備える円
形状の導流壁である。この導流壁17′により、冷却流
体導入口13より導入された回転子用冷却流体11は、
周方向両側に分岐して外周側を周方向(図5中矢印エ方
向)に流れつつ、導流壁17′に備えられる流入口1
7′aより順次径方向内周側(図5中矢印オ方向)に導
入されるようになっている。なおこのとき、前述したよ
うにティース部8の圧力損失により、回転子用冷却流体
11は周方向にほぼ均一に分配されるようになってい
る。
【0048】このようにして、本変形例においても、回
転子用冷却流体11を周方向全周に渡りほぼ均一に分配
して間隙14に導入することができるので、回転子2側
の冷却効率を向上することができる。
【0049】また、上記本発明の第2の実施の形態にお
いては、導流壁17を金属製とし、溶接により固定子3
と固定するようにしたが、これに限らず、導流壁17を
例えば工業プラスチック製として接着剤等により接着固
定してもよい。すなわち、分断された固定子3を堅固に
接合でき、その強度を確保できるものであればよい。こ
の場合、軽量化を図ることができる効果もある。
【0050】次に、本発明の第3の実施の形態を図6乃
至図7を参照しつつ以下に説明する。本実施の形態は、
固定子を冷却するためのジャケット内冷却流路を回転子
軸方向に向かって螺旋を描くように設けたものである。
【0051】図6は、本発明の回転電機の第3の実施の
形態である小型ガスタービン発電機の側面図であり、図
7は、図6中VII−VII断面による横断面図である。これ
らの図6及び図7において、前述の第1の実施の形態に
おける図1乃至図3と同様の部分には同符号を付し、説
明を省略する。
【0052】これら図6及び図7において、ジャケット
内冷却流路9′は、回転子軸方向に向かって螺旋を描く
ようにケーシング冷却ジャケット部4′a内に設けられ
ている。このとき、ジャケット内冷却流路9′の螺旋間
隔は、冷却流体導入口13に干渉しない範囲でなるべく
小さく設定し、その流路間隔が密になるようになってい
る。このような構造により、軸方向一方側(図6中右
側)において冷却ジャケット部4′a内のジャケット内
冷却流路9′に導入された固定子用冷却流体10は、螺
旋を描きながら固定子3の外周側を回り、固定子3を冷
却しつつ軸方向他方側(図6中左側)に向かって進み、
軸方向他方側において冷却ジャケット部4′a外へ排出
されるようになっている。
【0053】なお、本実施の形態の小型ガスタービン発
電機における上記箇所以外の構成は、前述した第1の実
施の形態と同様であり、例えば、特に図示しないが、冷
却流体導入口13よりケーシング4′内に導入された回
転子用冷却流体11は、固定子3を分断して設けた固定
子内冷却流路12において周方向全周に渡り拡散され
て、間隙14に導入されるようになっている。
【0054】以上において、ジャケット内冷却流路9′
は、特許請求の範囲各項記載の回転子軸方向に向かって
螺旋を描くように設けたジャケット冷却流路を構成し、
冷却ジャケット部4′aは、固定子の外周側に配設され
ジャケット冷却流路を備えた冷却ジャケットを構成す
る。
【0055】このように構成された本実施の形態によれ
ば、従来構造のようにジグザグ形状のジャケット内冷却
流路9′のうち軸方向に固定子用冷却流体10を流す部
分が周方向に並列して設けられる構造においては、冷却
流体導入口13との干渉が生じた場合、ジャケット内冷
却流路9′を部分的に迂回させたり他の流路との合流等
が必要となり、その干渉箇所にはジャケット内冷却流路
9′を設けることができなくなり、この結果干渉箇所に
おける固定子3の冷却が不充分となってしまうのに対
し、ジャケット内冷却流路9′を軸方向に螺旋を描くよ
うに設けることで、冷却流体導入口13と干渉せずに流
路間隔を密にして設けることができる。これにより、上
記のような不都合を回避し、固定子3を満遍なく充分に
冷却することができる。
【0056】また本実施の形態によれば、前述の第1の
実施の形態と同様に、固定子内冷却流路12を介して回
転子用冷却流体11を周方向略全周から間隙14に導入
することができるので、回転子2側の冷却効率を向上す
ることができる。
【0057】したがって、回転子2側及び固定子3側の
両方の冷却効率を向上することができるので、小型ガス
タービン発電機全体の冷却効率を向上することができ
る。
【0058】なお、上記本発明の第3の実施の形態にお
いては、ケーシング冷却ジャケット部4aに冷却流体導
入口13を設け、回転子用冷却流体11を発電機の径方
向外方から導入するようにしたが、これに限らない。す
なわち、発電機の軸方向外部に例えば発電機の前記回転
子軸2aと同軸のロータを備えるコンプレッサを配置
し、このコンプレッサにより圧力をかけて(又は負圧に
して)回転子用冷却流体11をケーシング4の軸方向一
方側から流入させ間隙14を通して軸方向他方側から流
出させるといったように、回転子用冷却流体11を発電
機の軸方向から導入するようにしてもよい。この場合、
冷却ジャケット部4aに冷却流体導入口13を設ける必
要がなくなるため、ジャケット内冷却流路9′の螺旋間
隔を可能な限り小さく設定することでその流路間隔をさ
らに密にすることができる。したがって、固定子3側の
冷却効率をさらに向上することができる。
【0059】また、このような冷却流路を備えるケーシ
ングの製作方法として、例えば外周面に冷却流路として
の溝を切った筒状部材を鋳造により形成し、この筒状部
材の外周面に筒状カバーを固定する方法が考えられる
が、従来構造のように冷却流路がU字型が周方向に連な
るジクザグな形状である場合に対し、上記変形例では冷
却流路が軸方向一端から他端まで延在する単純な螺旋形
状であるので、鋳型の形状がシンプルとなり、これによ
り製作が比較的容易になる効果もある。
【0060】また、上記本発明の第3の実施の形態にお
いては、螺旋状のジャケット内冷却流路9′をケーシン
グ4内に設けているが、これに限らず、例えばケーシン
グ4の外周面に冷却配管を螺旋状に巻き付ける等、外側
に設けてもよいのは言うまでもない。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、固定子内
冷却流路を介し、冷却流体を周方向全周に渡って均一に
回転子と固定子との間隙に導入することができるので、
冷却流体の圧力損失を大幅に低減することができる。こ
れにより、回転子側の冷却効率を向上することができ、
したがって回転電機全体の冷却効率を向上することがで
きる。
【0062】請求項5記載の発明によれば、ジャケット
冷却流路を回転子軸方向に向かって螺旋を描くように設
けるので、螺旋間隔を小さく設定することで、冷却流路
を密に設けることができる。これにより、固定子側の冷
却効率を向上することができ、したがって回転電機全体
の冷却効率を向上することができる。
【0063】請求項6記載の発明によれば、固定子内冷
却流路を介して冷却流体を周方向全周に渡って均一に回
転子と固定子との間隙に導入することができると共に、
ジャケット冷却流路の螺旋間隔を小さくすることで冷却
流路を密に設けることができる。これにより、回転子側
及び固定子側の両方の冷却効率を向上することができ、
したがって回転電機全体の冷却効率を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転電機の第1の実施の形態の全体構
成を表す側断面図である。
【図2】図1中II−II断面による横断面図である。
【図3】図1中III−III断面による横断面図である。
【図4】本発明の回転電機の第2の実施の形態の固定子
内冷却流路における横断面図である。
【図5】本発明の回転電機の第2の実施の形態を構成す
る導流壁の変形例を表す横断面図である。
【図6】本発明の回転電機の第3の実施の形態の側面図
である。
【図7】図6中VII−VII断面による横断面図である。
【符号の説明】
2 回転子 3 固定子 4a 冷却ジャケット部(冷却ジャケット) 4′a 冷却ジャケット部(冷却ジャケット) 9 ジャケット内冷却流路 9′ ジャケット内冷却流路(ジャケット冷却流
路) 10 固定子用冷却流体 11 回転子用冷却流体(冷却流体) 12 固定子内冷却流路 12′ 固定子内冷却流路 12″ 固定子内冷却流路 13 冷却流体導入口 14 間隙 17 導流壁 17′ 導流壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H609 BB03 BB12 BB19 PP02 PP06 PP08 QQ04 QQ05 QQ12 QQ13 QQ15 QQ16 QQ17 RR27 RR33 RR36 RR38 RR39 RR40 RR42 RR69 RR73

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転自在に支持された回転子と、この回転
    子の外周側に間隙を隔てて配設された固定子と、この固
    定子の外周側に配設され内部にジャケット内冷却流路を
    備えた冷却ジャケットとを有する回転電機において、 前記固定子内の軸方向少なくとも1箇所に設けられ、周
    方向略全周に渡って径方向外周側から径方向内周側へと
    冷却流体を導入し、前記回転子の周方向略全周を冷却す
    る固定子内冷却流路を有することを特徴とする回転電
    機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の回転電機において、前記固
    定子内冷却流路は、周方向少なくとも1箇所において前
    記冷却ジャケットを貫通して設けた冷却流体導入口に連
    通していることを特徴とする回転電機。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の回転電機において、
    前記固定子内冷却流路は、前記冷却流体がまず周方向に
    流れ、次いで前記回転子側に順次分岐して流れるように
    前記冷却流体をガイドする導流壁をさらに有することを
    特徴とする回転電機。
  4. 【請求項4】請求項1又は2記載の回転電機において、
    前記固定子を、その軸方向少なくとも1箇所で軸方向に
    分断し、その分断部にスペーサ部材を介在配置すること
    により、前記固定子内冷却流路を形成したことを特徴と
    する回転電機。
  5. 【請求項5】回転自在に支持された回転子と、この回転
    子の外周側に間隙を隔てて配設された固定子と、この固
    定子の外周側に配設されジャケット冷却流路を備えた冷
    却ジャケットとを有する回転電機において、 前記ジャケット冷却流路を、前記回転子軸方向に向かっ
    て螺旋を描くように設けたことを特徴とする回転電機。
  6. 【請求項6】回転自在に支持された回転子と、この回転
    子の外周側に間隙を隔てて配設された固定子と、この固
    定子の外周側に配設されジャケット冷却流路を備えた冷
    却ジャケットとを有する回転電機において、 前記固定子内の軸方向少なくとも1箇所に設けられ、周
    方向略全周に渡って径方向外周側から径方向内周側へと
    冷却流体を導入し、前記回転子の周方向略全周を冷却す
    る固定子内冷却流路と、 周方向少なくとも1箇所において前記冷却ジャケットを
    貫通して設けた冷却流体導入口とを有し、 前記ジャケット冷却流路を、前記回転子軸方向に向かっ
    て螺旋を描くように、且つ前記冷却流体導入口に干渉し
    ないように設けたことを特徴とする回転電機。
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