JP2003309795A - 再生装置および方法、提供装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

再生装置および方法、提供装置および方法、並びにプログラム

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JP2003309795A
JP2003309795A JP2002114289A JP2002114289A JP2003309795A JP 2003309795 A JP2003309795 A JP 2003309795A JP 2002114289 A JP2002114289 A JP 2002114289A JP 2002114289 A JP2002114289 A JP 2002114289A JP 2003309795 A JP2003309795 A JP 2003309795A
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scene
image
scene information
sound
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JP2002114289A
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Tatsumi Sakaguchi
竜己 坂口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より簡単に、より迅速に、使用者に最終的に
視聴させるコンテンツを変更する。 【解決手段】 セレクタ151は、画像若しくは音声が
記録されている第1の記録媒体とは別の、シーン情報が
記録されている第2の記録媒体、または画像若しくは音
声を提供する第1の提供装置とは別の、シーン情報を提
供する第2の提供装置からシーン情報を取得する。ビデ
オコンポーザ161およびオーディオコンポーザ162
は、取得されたシーン情報に基づいて、画像または音声
からシーンを構成する。本発明は、画像または音声を再
生するパーソナルコンピュータに適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再生装置および方
法、提供装置および方法、並びにプログラムに関し、特
に、シーン情報を基に、画像または音声からなるシーン
を構成して、画像または音声を再生するか、またはシー
ン情報を提供する再生装置および方法、提供装置および
方法、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、MPEG(Moving Picture Experts
Group)1またはMPEG2といった画像または音声の圧縮技
術において、画像および音声のメディアストリームと、
視聴者が最終的に目にする映像および耳にする音声を決
定するシーン情報は、通常、1対1に対応している。す
なわち、ある瞬間を取り出すと、映像と音声との1組が
視聴者に提示される。時間の経過によって提示されるス
トリームが変更されることはあるが、ストリームの変更
は、1つのメディアストリームに含まれるデータが変更
されるか、またはメディアストリームの完全な入れ替え
(1つのストリームが終了し、別のストリームの再生が
開始されること)で実現される。
【0003】これに対して、新たな枠組みであるMPEG4
においては、1つのシーンを構成するために、1つ以上
の画像と、1つ以上の音声と、1つのシーン情報が必要
とされ、メディアストリームと、その提示のためのシー
ン情報とを、独立して考えることができる。これは、HT
MLなどのページ記述言語、VRMLといった空間記述言語、
そしてSMILといった時間変化やユーザとのインタラクシ
ョンを考慮したシーン記述言語に共通する枠組みであ
る。
【0004】一方、DVDなどのメディアの普及により、
使用者が気軽にデジタルの映像や音声の作品を楽しむこ
とが可能になってきている。
【0005】使用者のニーズや作り手の意向により、同
じような素材を元にした複数の作品が登場している。例
えば、いわゆるディレクターズカットと呼ばれる映画作
品は、オリジナルと比較して1部のカット割りが違って
いたり、シーンの追加または削除が行われているだけで
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像ま
たは音声などの素材が同一であっても、異なるカット割
りとしたり、シーンの追加または削除を行う場合には、
メディアストリームそのものを変更しなければならず、
編集などに手間がかかり、時間が必要であった。
【0007】メディアストリームに違いはないが、使用
者が最終的に視聴する作品は別個のものであるというよ
うな場合に、シーン記述とメディアストリームをうまく
独立して扱うことが可能であれば、効率的にコンテンツ
を作成することができる。すなわち、メディアストリー
ムは全ての作品をカバーできる必要十分なコンテンツと
して保持し、異なるシーン情報に基づいて、これらをコ
ンポジションしたりカット割りしたりすることで、最終
的な作品を異なるものにすることができる。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、より簡単に、より迅速に、使用者に最終的
に視聴させるコンテンツを変更できるようにすることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の再生装置は、画
像若しくは音声が記録されている第1の記録媒体とは別
の、シーン情報が記録されている第2の記録媒体、また
は画像若しくは音声を提供する第1の提供装置とは別
の、シーン情報を提供する第2の提供装置からシーン情
報を取得するシーン情報取得手段と、取得されたシーン
情報に基づいて、画像または音声からシーンを構成する
シーン構成手段とを含むことを特徴とする。
【0010】再生装置は、取得されたシーン情報から1
つのシーン情報を選択する選択手段をさらに設け、シー
ン構成手段は、選択されたシーン情報に基づいて、画像
または音声からシーンを構成するようにすることができ
る。
【0011】再生装置は、選択されたシーン情報を復号
する復号手段をさらに設け、シーン構成手段は、復号さ
れたシーン情報に基づいて、画像または音声からシーン
を構成するようにすることができる。
【0012】再生装置は、取得されたシーン情報に基づ
いて、画像または音声を復号する復号手段をさらに設
け、シーン構成手段は、取得されたシーン情報に基づい
て、復号された画像または音声からシーンを構成するよ
うにすることができる。
【0013】再生装置は、取得されたシーン情報に基づ
いて、シーンの構成に必要な、符号化されている画像ま
たは音声を取得する画像音声取得手段をさらに設け、復
号手段は、取得された画像または音声を復号するように
することができる。
【0014】本発明の再生方法は、画像若しくは音声が
記録されている第1の記録媒体とは別の、シーン情報が
記録されている第2の記録媒体、または画像若しくは音
声を提供する第1の提供装置とは別の、シーン情報を提
供する第2の提供装置からシーン情報を取得するシーン
情報取得ステップと、取得されたシーン情報に基づい
て、画像または音声からシーンを構成するシーン構成ス
テップとを含むことを特徴とする。
【0015】本発明の第1のプログラムは、コンピュー
タに、画像若しくは音声が記録されている第1の記録媒
体とは別の、シーン情報が記録されている第2の記録媒
体、または画像若しくは音声を提供する第1の提供装置
とは別の、シーン情報を提供する第2の提供装置からシ
ーン情報を取得するシーン情報取得ステップと、取得さ
れたシーン情報に基づいて、画像または音声からシーン
を構成するシーン構成ステップとを実行させることを特
徴とする。
【0016】本発明の提供装置は、再生装置に装着され
ている記録媒体に記録されている画像若しくは音声、ま
たは他の提供装置から提供された画像若しくは音声か
ら、再生装置により構成されるシーンを記述するシーン
情報を、ネットワークを介して、提供する提供手段を含
むことを特徴とする。
【0017】本発明の提供方法は、再生装置に装着され
ている記録媒体に記録されている画像若しくは音声、ま
たは他の提供装置から提供された画像若しくは音声か
ら、再生装置により構成されるシーンを記述するシーン
情報を、ネットワークを介して、提供する提供ステップ
を含むことを特徴とする。
【0018】本発明の第2のプログラムは、コンピュー
タに、再生装置に装着されている記録媒体に記録されて
いる画像若しくは音声、または他の提供装置から提供さ
れた画像若しくは音声から、再生装置により構成される
シーンを記述するシーン情報を、ネットワークを介し
て、提供する提供ステップを実行させることを特徴とす
る。
【0019】本発明の再生装置および方法、並びに第1
のプログラムによれば、画像若しくは音声が記録されて
いる第1の記録媒体とは別の、シーン情報が記録されて
いる第2の記録媒体、または画像若しくは音声を提供す
る第1の提供装置とは別の、シーン情報を提供する第2
の提供装置からシーン情報が取得される。取得されたシ
ーン情報に基づいて、画像または音声からシーンが構成
される。
【0020】再生装置は、独立した装置であっても良い
し、記録再生装置の再生処理を行うブロックであっても
よい。
【0021】第1の記録媒体または第2の記録媒体は、
物理的、化学的変化として記録するものであればよい。
【0022】本発明の提供装置および方法、並びに第2
のプログラムによれば、再生装置に装着されている記録
媒体に記録されている画像若しくは音声、または他の提
供装置から提供された画像若しくは音声から、再生装置
により構成されるシーンを記述するシーン情報が、ネッ
トワークを介して、提供される。
【0023】提供装置は、独立した装置であっても良い
し、情報処理装置の提供処理を行うブロックであっても
よい。
【0024】ネットワークとは、少なくとも2つの装置
が接続され、ある装置から、他の装置に対して、情報を
伝達できるようにした仕組みをいう。情報の伝達は、無
線通信および有線通信は勿論、無線通信と有線通信とが
混在した通信、すなわち、ある区間では無線通信を介
し、他の区間では有線通信を介するものであってもよ
い。さらに、ある装置から他の装置への伝達が有線通信
を介し、他の装置からある装置への通信が無線通信を介
するものであってもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、メディアストリームおよ
びシーン情報からなるコンテンツを再生する、再生装置
の動作を説明する図である。
【0026】DVDまたはCDなどの記録媒体11は、動画
像または静止画像などの画像、および複数の音声の信号
からなるメディアストリーム12、および画像と音声と
の組み合わせ、またはシーンにおける画像および音声の
構成を決定するシーン情報13を記録している。
【0027】この明細書において、シーンとは、画像ま
たは音声の所定の時刻tにおいて、構成された画像また
は音声をいう。シーン情報とは、シーンにおける画像ま
たは音声の構成を決定するための情報をいう。
【0028】メディアストリーム12およびシーン情報
13は、例えば、MPEG4方式とすることができる。
【0029】MPEG4において、シーン情報に対応するシ
ーンの構成情報は、BIFS(Binary Format for Scene
(シーンの記述))とオブジェクトディスクリプタと呼
ばれる2種類のストリームで送受信されるか、または記
録媒体から読み出され、取得される。このうち、BIFSは
スタティックな記述だけでなく、時間に伴って変化する
ようなシーンの記述も可能である。また、BIFSは、オブ
ジェクトディスクリプタを仲介として、他のメディアフ
ァイルにアクセスするため、再利用が容易であると同時
に、他のメディアストリームとは完全に独立している。
シーンを構成する複数のメディアストリームをそのまま
に、BIFSとオブジェクトディスクリプタとを変化させた
とき、構成されるシーンは異なるものとなる。
【0030】再生装置14は、記録媒体11に記録され
ているメディアストリーム12およびシーン情報13を
読み出して、シーン情報13に基づいて、メディアスト
リーム12に含まれる、動画像または静止画像から1つ
の画像を構成すると共に、複数の音声から1つの音声を
構成して、構成した画像および音声、すなわちシーン
を、図示せぬ表示装置またはラウドスピーカにより使用
者に提示させる。
【0031】図2は、本発明に係る再生システムの一実
施の形態を示す図である。
【0032】再生装置の一例であるパーソナルコンピュ
ータ101は、装着されている記録媒体11に記録され
ているメディアストリーム12を読み出して、メディア
ストリーム12に含まれる、動画像または静止画像など
の画像、および複数の音声の信号を取得する。
【0033】パーソナルコンピュータ101は、記録媒
体11に記録されているシーン情報13に代えて、ネッ
トワーク104を介して、サーバ103から提供される
シーン情報102を取得することを選択できる。
【0034】記録媒体11に記録されているシーン情報
13に代えて、ネットワーク104を介して、サーバ1
03から提供されるシーン情報102を取得することを
選択したとき、パーソナルコンピュータ101は、シー
ン情報102に基づいて、メディアストリーム12に含
まれる、動画像または静止画像から1つの画像を構成す
ると共に、複数の音声から1つの音声を構成して、構成
した画像および音声を、表示装置またはラウドスピーカ
に使用者に提示させる。
【0035】すなわち、記録媒体11に本来含まれてい
ないシーン情報102を利用して、パーソナルコンピュ
ータ101は、画像および音声を提示する。
【0036】サーバ103から提供されるシーン情報1
02が、記録媒体11に記録されているシーン情報13
と異なるとき、パーソナルコンピュータ101は、シー
ン情報13に基づいて構成される画像または音声と異な
る画像または音声を、シーン情報102に基づいて構成
し、構成した画像を表示すると共に、音声を出力するこ
とができる。
【0037】提供装置の一例であるサーバ103は、ネ
ットワーク104を介して、記録媒体11に記録されて
いるメディアストリーム12に対応するシーン情報10
2をパーソナルコンピュータ101に提供する。
【0038】また、パーソナルコンピュータ101は、
記録媒体11に記録されているシーン情報13に代え
て、記録媒体11と異なる記録媒体105に記録されて
いるシーン情報102を取得することを選択できる。記
録媒体11に記録されているシーン情報13に代えて、
記録媒体11と異なる記録媒体105に記録されている
シーン情報102を取得することを選択したとき、パー
ソナルコンピュータ101は、記録媒体105に記録さ
れているシーン情報102を読み出し、シーン情報10
2に基づいて、メディアストリーム12に含まれる、動
画像または静止画像から1つの画像を構成すると共に、
複数の音声から1つの音声を構成して、構成した画像お
よび音声を、表示装置またはラウドスピーカに使用者に
提示させる。
【0039】使用者は、複数のシーン情報の中から、例
えば、ネットワーク104を介して、サーバ103から
提供されるシーン情報102、または記録媒体11と異
なる記録媒体105に記録されているシーン情報102
を任意に選択し、記録媒体105に記録されているメデ
ィアストリーム12を基に、新しい作品を楽しむことが
できる。
【0040】以下、メディアストリームが、画像または
音声からなる一例について説明するが、メディアストリ
ームは、画像または音声に限らず、使用者の5感を刺激
するためのデータ(例えば、文字のデータ、振動のデー
タなど)を含むのものであればよい。
【0041】シーン情報は、ISO/IEC 13522-5として標
準化されたMHEG-5、ISO/IEC 14772-1として標準化され
たVRML(Virtual Reality Modeling Language)、HTML
(Hyper-Text Markup Language)、またはXML(Extensi
ble Markup Language)などとすることができる。本発
明は、シーン情報の方式により限定されない。
【0042】なお、記録媒体11および記録媒体105
は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、また
は半導体メモリなどの、物理的または化学的変化により
データを記録する記録媒体とすることができる。
【0043】図3は、本発明に係る再生システムの他の
実施の形態を示す図である。
【0044】パーソナルコンピュータ101は、ネット
ワーク124を介して、サーバ123から提供されるメ
ディアストリーム121およびシーン情報122を取得
し、シーン情報122に基づいて、メディアストリーム
121に含まれる、動画像または静止画像から1つの画
像を構成すると共に、複数の音声から1つの音声を構成
して、構成した画像および音声を、表示装置またはラウ
ドスピーカに使用者に提示させる。シーン情報122
は、メディアストリーム121に付随する本来のシーン
情報である。
【0045】サーバ123は、動画像または静止画像な
どの画像、および複数の音声の信号からなるメディアス
トリーム121、および画像と音声との組み合わせ、ま
たはシーンにおける画像の構成を決定するシーン情報1
22を、ネットワーク124を介して、パーソナルコン
ピュータ101に提供する。
【0046】パーソナルコンピュータ101は、ネット
ワーク124を介して、サーバ123から提供されるシ
ーン情報122に代えて、ネットワーク104を介し
て、サーバ103から提供されるシーン情報102を取
得することを選択できる。
【0047】ネットワーク124を介して、サーバ12
3から提供されるシーン情報122に代えて、ネットワ
ーク104を介して、サーバ103から提供されるシー
ン情報102を取得することを選択したとき、パーソナ
ルコンピュータ101は、シーン情報102に基づい
て、メディアストリーム121に含まれる、動画像また
は静止画像から1つの画像を構成すると共に、複数の音
声から1つの音声を構成して、構成した画像および音声
を、表示装置またはラウドスピーカにより使用者に提示
させる。
【0048】メディアストリーム121を提供するサー
バ123から提供される本来のシーン情報122とは異
なるシーン情報102を利用して、パーソナルコンピュ
ータ101は、画像および音声を提示する。
【0049】サーバ103から提供されるシーン情報1
02が、メディアストリーム121を提供するサーバ1
23から提供される本来のシーン情報122と異なると
き、パーソナルコンピュータ101は、シーン情報12
2に基づいて構成される画像または音声と異なる画像ま
たは音声を、シーン情報102に基づいて構成し、構成
した画像を表示すると共に、音声を出力することができ
る。
【0050】すなわち、ネットワーク上に散在するメデ
ィアストリームを使用して、シーン情報を作成すれば、
オリジナルの作品として配信することができる。使用者
は、インターネット上のメディアストリームのロケーシ
ョンを意識することなく作品を楽しむことができる。
【0051】また、パーソナルコンピュータ101は、
メディアストリーム121を提供するサーバ123から
提供される本来のシーン情報122に代えて、記録媒体
105に記録されているシーン情報102を取得するこ
とを選択できる。メディアストリーム121を提供する
サーバ123から提供される本来のシーン情報122に
代えて、記録媒体105に記録されているシーン情報1
02を取得することを選択したとき、パーソナルコンピ
ュータ101は、記録媒体105に記録されているシー
ン情報102を読み出し、シーン情報102に基づい
て、メディアストリーム121に含まれる、動画像また
は静止画像から1つの画像を構成すると共に、複数の音
声から1つの音声を構成して、構成した画像および音声
を、表示装置またはラウドスピーカに使用者に提示させ
る。
【0052】なお、図2および図3において、シーン情
報102を提供するサーバ103が1つであり、メディ
アストリーム121およびシーン情報122を提供する
サーバ123が1つである例を説明したが、任意の数の
サーバを設けることができる。
【0053】また、ネットワーク124およびネットワ
ーク104は、所定の方式に基づきデータを伝送できる
伝送媒体であればよく、例えば、異なるネットワークで
あっても、同一のネットワークであってもよく、またイ
ンタネットであってもよい。ネットワークの方式は、本
発明を限定するものではない。
【0054】図4は、再生プログラムを実行するパーソ
ナルコンピュータ101の機能の構成を示すブロック図
である。
【0055】セレクタ151は、使用者による図示せぬ
入力部の操作に対応して、または、予め定められた設定
により、シーン情報13に対応するシーン記述ストリー
ム、シーン情報102に対応するシーン記述ストリー
ム、またはシーン情報122に対応するシーン記述スト
リームなどのシーン記述ストリームを取得する。
【0056】また、セレクタ151は、外部から供給さ
れた信号を基に、所定のシーン記述ストリームを取得す
るようにしてもよい。例えば、パーソナルコンピュータ
101に記録媒体105が装着されたとき、セレクタ1
51に供給された記録媒体105の装着を示す信号を基
に、セレクタ151は、記録媒体105に記録されてい
るシーン情報102が順次読み出されて生成されるシー
ン記述ストリームを取得する。
【0057】セレクタ151は、使用者による図示せぬ
入力部の操作に対応して、取得したシーン記述ストリー
ムの中から、1つのシーン記述ストリームを選択し、選
択したシーン記述ストリームをシーン記述ストリームデ
コーダ152に供給する。
【0058】ここで、シーン記述ストリームとは、スト
リームとして伝送されるシーン情報をいう。
【0059】セレクタ151は、予め記憶している設
定、または外部から供給された信号を基に、シーン記述
ストリームを選択するようにしてもよい。
【0060】シーン記述ストリームデコーダ152は、
セレクタ151から供給されたシーン記述ストリームを
デコードし、オブジェクトディスクリプタおよびシーン
構成情報を生成する。シーン記述ストリームデコーダ1
52は、デコードされたオブジェクトディスクリプタを
基に、読み込むべきメディアストリームを決定し、読み
込むべきメディアストリームの決定に対応したメディア
セレクタ制御信号をメディアストリームセレクタ153
乃至156に供給する。
【0061】シーン記述ストリームデコーダ152は、
デコードされたオブジェクトディスクリプタを基に、メ
ディアストリームの復号を制御する信号であるメディア
ストリームデコーダ制御信号をメディアストリームデコ
ーダ157乃至160に供給する。
【0062】オブジェクトディスクリプタは、所望のメ
ディアストリームが音声であるか、画像であるかの情報
を含む。また、オブジェクトディスクリプタは、デコー
ドの処理に必要な全ての情報、例えば、ストリームタイ
プ、プロファイル、デコードの処理に必要なバッファサ
イズ、ストリームの最大/平均伝送レートなどを含む。
【0063】シーン記述ストリームデコーダ152は、
デコードされたシーン構成情報を基に、画像のシーンの
構成または音声のシーンの構成を指示するコンポーザ制
御信号をビデオコンポーザ161およびオーディオコン
ポーザ162に供給する。
【0064】メディアストリームセレクタ153は、シ
ーン記述ストリームデコーダ152から供給されたメデ
ィアセレクタ制御信号を基に、メディアストリームから
所定の画像のメディアストリームを検索する。メディア
ストリームセレクタ153は、パーソナルコンピュータ
101の内部、またはネットワーク104若しくは12
4上(すなわち、サーバ103若しくはサーバ123
上)に所望のメディアストリームを発見すると、メディ
アストリームに対応するデバイスまたはサーバ103若
しくはサーバ123とコネクションを成立させ、メディ
アストリームの読み出しの準備の処理を実行する。
【0065】メディアストリームセレクタ153は、読
み出した画像のメディアストリームをメディアストリー
ムデコーダ157に供給する。
【0066】メディアストリームセレクタ154は、シ
ーン記述ストリームデコーダ152から供給されたメデ
ィアセレクタ制御信号を基に、メディアストリームから
所定の画像のメディアストリームを検索する。メディア
ストリームセレクタ154は、パーソナルコンピュータ
101の内部、またはサーバ103若しくはサーバ12
3上に所望のメディアストリームを発見すると、メディ
アストリームに対応するデバイスまたはサーバ103若
しくはサーバ123とコネクションを成立させ、メディ
アストリームの読み出しの準備の処理を実行する。
【0067】メディアストリームセレクタ154は、読
み出した画像のメディアストリームをメディアストリー
ムデコーダ158に供給する。
【0068】メディアストリームセレクタ155は、シ
ーン記述ストリームデコーダ152から供給されたメデ
ィアセレクタ制御信号を基に、メディアストリームから
所定の音声のメディアストリームを検索する。メディア
ストリームセレクタ155は、パーソナルコンピュータ
101の内部、またはサーバ103若しくはサーバ12
3上に所望のメディアストリームを発見すると、メディ
アストリームに対応するデバイスまたはサーバ103若
しくはサーバ123とコネクションを成立させ、メディ
アストリームの読み出しの準備の処理を実行する。
【0069】メディアストリームセレクタ155は、読
み出した画像のメディアストリームをメディアストリー
ムデコーダ159に供給する。
【0070】メディアストリームセレクタ156は、シ
ーン記述ストリームデコーダ152から供給されたメデ
ィアセレクタ制御信号を基に、メディアストリームから
所定の音声のメディアストリームを検索する。メディア
ストリームセレクタ156は、パーソナルコンピュータ
101の内部、またはサーバ103若しくはサーバ12
3上に所望のメディアストリームを発見すると、メディ
アストリームに対応するデバイスまたはサーバ103若
しくはサーバ123とコネクションを成立させ、メディ
アストリームの読み出しの準備の処理を実行する。
【0071】メディアストリームセレクタ156は、読
み出した画像のメディアストリームをメディアストリー
ムデコーダ160に供給する。
【0072】いずれのメディアストリームがメディアス
トリームデコーダ157乃至160のいずれに対応する
かは、シーン記述ストリームデコーダ152から供給さ
れるメディアストリームデコーダ制御信号により決定さ
れる。
【0073】なお、メディアストリームセレクタ153
乃至156の数が4つである例を説明したが、メディア
ストリームセレクタの数は、オブジェクトディスクリプ
タに対応し、可変である。本発明は、メディアストリー
ムセレクタの数により限定されない。
【0074】メディアストリームデコーダ157は、シ
ーン記述ストリームデコーダ152から供給されたメデ
ィアストリームデコーダ制御信号を基に、メディアスト
リームセレクタ153から供給された画像のメディアス
トリームを復号し、復号の結果得られた画像をビデオコ
ンポーザ161に供給する。
【0075】メディアストリームデコーダ158は、シ
ーン記述ストリームデコーダ152から供給されたメデ
ィアストリームデコーダ制御信号を基に、メディアスト
リームセレクタ154から供給された画像のメディアス
トリームを復号し、復号の結果得られた画像をビデオコ
ンポーザ161に供給する。
【0076】メディアストリームデコーダ159は、シ
ーン記述ストリームデコーダ152から供給されたメデ
ィアストリームデコーダ制御信号を基に、メディアスト
リームセレクタ155から供給された音声のメディアス
トリームを復号し、復号の結果得られた音声をオーディ
オコンポーザ162に供給する。
【0077】メディアストリームデコーダ160は、シ
ーン記述ストリームデコーダ152から供給されたメデ
ィアストリームデコーダ制御信号を基に、メディアスト
リームセレクタ156から供給された音声のメディアス
トリームを復号し、復号の結果得られた音声をオーディ
オコンポーザ162に供給する。
【0078】ビデオコンポーザ161は、シーン記述ス
トリームデコーダ152から供給されたコンポーザ制御
信号を基に、メディアストリームデコーダ157から供
給された画像、およびメディアストリームデコーダ15
8から供給された画像から、1つの視覚的なシーンに対
応する画像を構成し、構成された画像を表示装置163
に供給する。
【0079】例えば、ビデオコンポーザ161は、コン
ポーザ制御信号を基に、メディアストリームデコーダ1
57から供給された画像を2倍に拡大して、背景として
配置し、メディアストリームデコーダ158から供給さ
れた画像を画面の右下の隅に小さく表示する。
【0080】オーディオコンポーザ162は、シーン記
述ストリームデコーダ152から供給されたコンポーザ
制御信号を基に、メディアストリームデコーダ159か
ら供給された音声、およびメディアストリームデコーダ
160から供給された音声から、1つの聴覚的なシーン
に対応する音声を構成し、構成された音声をラウドスピ
ーカ164に供給する。
【0081】例えば、オーディオコンポーザ162は、
コンポーザ制御信号を基に、メディアストリームデコー
ダ159から供給された音声を、ステレオで取得なる音
声として再生し、メディアストリームデコーダ160か
ら供給された音声を音場(効果音)として、画面に対し
て右下付近に定位するように、ステレオの音声に重畳す
る。
【0082】表示装置163は、例えば、CRTまたは液
晶表示装置などからなり、ビデオコンポーザ161から
供給された、1つの視覚的なシーンに対応する画像を表
示し、画像を使用者に提示する。
【0083】ラウドスピーカ164は、オーディオコン
ポーザ162から供給された、1つの聴覚的なシーンに
対応する音声を出力し、音声を使用者に提示する。
【0084】次に、図5のフローチャートを参照して、
パーソナルコンピュータ101によるコンテンツの再生
の処理を説明する。
【0085】ステップS11において、セレクタ151
は、シーン情報を取得する。例えば、セレクタ151
は、シーン記述ストリームとして受信されたシーン情報
を取得する。ステップS11の処理において取得される
シーン情報は、記録媒体105に記録されているもので
あっても、ネットワーク104を介して、サーバ103
から提供されるものであってもよい。ステップS11の
処理において、統一的なブラウザが存在すれば、使用者
は、シーン情報のロケーションを意識する必要がない。
【0086】ステップS12において、セレクタ151
は、ステップS11の処理により取得されたシーン情報
の中から1つのシーン情報を選択する。
【0087】例えば、セレクタ151は、図示せぬ入力
部から供給された、使用者の操作に対応する信号を基
に、シーン記述ストリームとして受信されたシーン情報
を選択する。また、例えば、セレクタ151は、予め記
憶されている設定を基に、シーン記述ストリームとして
受信されたシーン情報を選択するようにしてもよい。
【0088】ステップS13において、シーン記述スト
リームデコーダ152は、シーン情報の中のオブジェク
トディスクリプタ(構成要素情報)をデコードする。シ
ーン情報は、シーン構成情報、およびオブジェクトディ
スクリプタを含む。
【0089】オブジェクトディスクリプタには、各メデ
ィアが何処にあるかというロケーション情報、「シーン
構成情報」内で使われるメディアのインデックスが記述
されている。例えば、オブジェクトディスクリプタは、
「映像1」が、インタネット上のhttp://www.xxx.com/h
oge.mpgであるURLで示されるアドレスにあり、「映像
1」のインデックス番号が50であることを示す情報を含
む。オブジェクトディスクリプタは、全てのメディアに
対応する、このようなロケーション情報、および「シー
ン構成情報」内で使われるメディアのインデックスを含
む。
【0090】ここで、この明細書において、メディアと
は、シーンを構成する素材となる1つの画像または音声
をいう。
【0091】ステップS14において、シーン記述スト
リームデコーダ152は、変数Nに、オブジェクトディ
スクリプタに登録されたメディアの個数を設定する。
【0092】ステップS15において、シーン記述スト
リームデコーダ152は、メディアの個数をカウントす
るカウンタnをリセットして、カウンタnに0を設定す
る。
【0093】ステップS16において、シーン記述スト
リームデコーダ152は、いままでに登録した(存在を
確認し、ロケーション情報を記録した)メディアの数を
示すカウンタnと、メディアの総数を示す変数Nとを比
較し、変数Nがカウンタnを越えているか否かを判定す
る。
【0094】ステップS16において、変数Nがカウン
タnを越えていると判定された場合、まだ全てのメディ
アを登録していないので、ステップS17に進み、メデ
ィアストリームセレクタ153乃至156のいずれか
は、オブジェクトディスクリプタの記述を基に、パーソ
ナルコンピュータ101の内部の記録媒体に記録されて
いるか、すなわち、n番目のメディアがローカルに存在
するか否かを判定する。
【0095】ステップS17において、パーソナルコン
ピュータ101の内部の記録媒体を調べた結果、n番目
のメディアがローカルに存在すると判定された場合、ス
テップS18に進み、メディアストリームセレクタ15
3乃至156のいずれかは、パーソナルコンピュータ1
01の内部の記録媒体に記録されている、n番目のメデ
ィアを登録する。すなわち、メディアストリームセレク
タ153乃至156のいずれかは、パーソナルコンピュ
ータ101の内部の記録媒体に記録されている画像また
は音声が格納されている位置を示すロケーション情報を
記録する。
【0096】ステップS19において、シーン記述スト
リームデコーダ152は、カウンタnをインクリメント
し、カウンタnにn+1を設定して、ステップS16に戻
り、メディアの登録の処理が終了したか否かの判定の処
理、およびメディアの登録の処理を繰り返す。
【0097】ステップS17において、n番目のメディ
アがローカルに存在しないと判定された場合、すなわ
ち、オブジェクトディスクリプタにn番目のメディアが
サーバ上に存在すると記述されているとき、または、パ
ーソナルコンピュータ101の内部の記録媒体を調べた
結果、記録媒体に記録されていないとき、ステップS2
0に進み、メディアストリームセレクタ153乃至15
6のいずれかは、サーバ123を検索する。
【0098】ステップS21において、メディアストリ
ームセレクタ153乃至156のいずれかは、n番目の
メディアがサーバ123に存在するか否かを判定し、n
番目のメディアがサーバ123に存在すると判定された
場合、ステップS18に進み、サーバ123に存在する
n番目のメディアを登録する。すなわち、メディアスト
リームセレクタ153乃至156のいずれかは、サーバ
123から提供される画像または音声が格納されている
位置を示すロケーション情報を記録する。
【0099】ステップS21において、n番目のメディ
アがサーバ123に存在しないと判定された場合、目的
のメディアが見つからなかったので、ステップS22に
進み、シーン記述ストリームデコーダ152は、エラー
メッセージを表示部に表示して、処理は終了する。
【0100】ステップS16において、変数Nがカウン
タnを越えていないと判定された場合、全てのメディア
が登録されたので、ステップS23に進み、レンダリン
グの処理を実行して、画像を表示すると共に、音声を出
力した処理は終了する。
【0101】このように、パーソナルコンピュータ10
1は、シーン情報を取得し、取得したシーン情報から1
つのシーン情報を選択して、選択されたシーン情報に基
づいて、ローカルのメディア、またはサーバ123上の
メディアを登録することができる。
【0102】図6は、ステップS23のレンダリングの
処理の詳細を説明するフローチャートである。
【0103】ステップS41において、シーン記述スト
リームデコーダ152は、セレクタ151により選択さ
れたシーン記述ストリームを読み込む。
【0104】ステップS42において、シーン記述スト
リームデコーダ152は、ステップS41の処理におい
て読み込んだシーン記述ストリームをデコードして、シ
ーン構成情報を生成する。
【0105】ステップS43において、メディアストリ
ームセレクタ153乃至156は、ステップS42の処
理により生成されたシーン構成情報を基に、時刻tにお
いて必要なメディアストリームを選択する。すなわち、
メディアストリームセレクタ153乃至156は、シー
ン記述ストリームデコーダ152から供給されたメディ
アセレクタ制御信号を基に、時刻tにおいて必要なメデ
ィアストリームを選択する。
【0106】ステップS44において、メディアストリ
ームデコーダ157乃至160は、選択されたメディア
ストリームをデコードする。すなわち、メディアストリ
ームデコーダ157乃至160は、シーン記述ストリー
ムデコーダ152から供給されたメディアストリームデ
コーダ制御信号を基に、例えば、選択されたMPEG4方式
のメディアストリームをデコードする。
【0107】ステップS45において、ビデオコンポー
ザ161およびオーディオコンポーザ162は、シーン
記述ストリームデコーダ152から供給されたコンポー
ザ制御信号を基に、画像のシーンまたは音声のシーンを
構成(再構成)する。ビデオコンポーザ161は、構成
(再構成)した画像を表示装置163に供給し、オーデ
ィオコンポーザ162は、構成(再構成)した音声をラ
ウドスピーカ164に供給する。
【0108】ステップS46において、表示装置163
およびラウドスピーカ164は、シーンをレンダリング
(提示)する。すなわち、表示装置163は、ビデオコ
ンポーザ161により構成された画像を表示し、ラウド
スピーカ164は、オーディオコンポーザ162により
構成された音声を出力する。
【0109】ステップS45のシーンの構成の処理にお
いて、全てのシーン記述ストリームおよびメディアスト
リーム間の時間的な同期処理が実行され、ステップS4
6のレンダリングの処理において、レンダリングにおけ
る同期の処理が実行される。
【0110】時刻tにおけるシーンの提示が終了したと
き、ステップS47において、パーソナルコンピュータ
101は、単位時間だけ時刻tを進める。
【0111】ステップS48において、パーソナルコン
ピュータ101は、時刻tの時点のシーン情報があるか
否かを判定し、時刻tの時点のシーン情報があると判定
された場合、存在する時刻tの時点のシーン情報を基に
シーンを構成すればよいので、ステップS43に戻り、
シーンの構成の処理を繰り返す。
【0112】ステップS48において、時刻tの時点の
シーン情報がないと判定された場合、ステップS41に
戻り、シーン記述ストリームの読み込みから処理を繰り
返す。
【0113】ステップS41乃至ステップS48の処理
は、順次実行されるように説明したが、並列的に実行さ
れることが望ましい。例えば、シーン記述ストリームお
よびメディアストリームをそれぞれ並列に読み込み、並
列にデコードするようにすることが望ましい。
【0114】このように、画像または音声を復号するよ
うにした場合には、画像または音声を再生することがで
きる。また、画像若しくは音声が記録されている第1の
記録媒体とは別の、シーン情報が記録されている第2の
記録媒体、または画像若しくは音声を提供する第1の提
供装置とは別の、シーン情報を提供する第2の提供装置
からシーン情報を取得し、取得されたシーン情報に基づ
いて、画像または音声からシーンを構成するようにした
場合には、より簡単に、より迅速に、使用者に最終的に
視聴させるコンテンツを変更できる。
【0115】図7は、パーソナルコンピュータ101に
メディアストリーム121およびシーン情報122を提
供するサーバ123の構成を示すブロック図である。
【0116】コンテンツ記録部201は、例えば、ハー
ドディスクなどの記録媒体からなり、画像または音声な
どのコンテンツであるメディアを記録する。コンテンツ
記録部201は、記録しているコンテンツのそれぞれを
符号化部204−1−1乃至204−1−Nに供給す
る。
【0117】コンテンツ受信部202は、ネットワーク
若しくはインタネット、または有線若しくは無線の放送
などを介して、図示せぬ放送事業者から送信されたコン
テンツを受信する。コンテンツ受信部202は、受信し
たコンテンツのそれぞれを符号化部204−2−1乃至
204−2−Mに供給する。
【0118】シーン情報記録部203は、例えば、ハー
ドディスクなどの記録媒体からなり、シーン情報を記録
する。シーン情報記録部203は、記録しているシーン
情報のそれぞれを符号化部204−3−1乃至240−
3−Lに供給する。
【0119】符号化部204−1−1は、コンテンツ記
録部201から供給されたコンテンツを符号化してメデ
ィアストリーム#1−1を生成して、生成したメディア
ストリーム#1−1を送信部205に供給する。同様
に、符号化部204−1−2乃至符号化部204−1−
Nのそれぞれは、コンテンツ記録部201から供給され
たコンテンツを符号化してメディアストリーム#1−2
乃至#1−Nを生成して、生成したメディアストリーム
#1−2乃至#1−Nを送信部205に供給する。
【0120】符号化部204−2−1は、コンテンツ受
信部202から供給されたコンテンツを符号化してメデ
ィアストリーム#2−1を生成して、生成したメディア
ストリーム#2−1を送信部205に供給する。同様
に、符号化部204−2−2乃至符号化部204−2−
Mのそれぞれは、コンテンツ受信部202から供給され
たコンテンツを符号化してメディアストリーム#2−2
乃至#2−Mを生成して、生成したメディアストリーム
#2−2乃至#2−Mを送信部205に供給する。
【0121】符号化部204−3−1は、シーン情報記
録部203から供給されたシーン情報を符号化してシー
ン記述ストリーム#1を生成して、生成したシーン記述
ストリーム#1を送信部205に供給する。同様に、符
号化部204−3−2乃至符号化部204−3−2のそ
れぞれは、シーン情報記録部203から供給されたシー
ン情報を符号化してシーン記述ストリーム#2乃至#L
を生成して、生成したシーン記述ストリーム#2乃至#
Lを送信部205に供給する。
【0122】送信部205は、符号化部240−1−1
乃至204−3−Lから供給されたメディアストリーム
#1−1乃至#1−N、メディアストリーム#2−1乃
至#2−M、およびシーン記述ストリーム#1乃至#L
を、ネットワーク124を介して、パーソナルコンピュ
ータ101に送信する。
【0123】送信部205が送信するメディアストリー
ム#1−1乃至#1−N、メディアストリーム#2−1
乃至#2−Mは、メディアストリーム121に対応す
る。送信部205が送信するシーン記述ストリーム#1
乃至#Lは、シーン情報122に対応する。
【0124】このように、サーバ123は、パーソナル
コンピュータ101に、メディアストリーム121およ
びシーン情報122を送信することができる。
【0125】図8は、サーバ123の送信の処理を説明
するフローチャートである。
【0126】ステップS61において、符号化部204
−3−1乃至符号化部204−3−2のそれぞれは、シ
ーン情報記録部203から供給されたシーン情報を符号
化する。符号化部204−3−1乃至符号化部204−
3−2のそれぞれは、符号化されたシーン情報であるシ
ーン記述ストリームを送信部205に供給する。
【0127】ステップS62において、符号化部204
−1−1乃至符号化部204−1−N、および符号化部
204−2−1乃至符号化部204−2−Mのそれぞれ
は、コンテンツ記録部201またはコンテンツ受信部2
02から供給されたコンテンツを符号化して、メディア
ストリーム#1−1乃至#2−Mを生成する。符号化部
204−1−1乃至符号化部204−1−N、および符
号化部204−2−1乃至符号化部204−2−Mのそ
れぞれは、メディアストリーム#1−1乃至#2−Mを
送信部205に供給する。
【0128】ステップS63において、送信部205
は、ネットワーク124を介して、シーン記述ストリー
ム#1乃至#Lをパーソナルコンピュータ101に送信
する。
【0129】ステップS64において、送信部205
は、ネットワーク124を介して、メディアストリーム
#1−1乃至#1−N、およびメディアストリーム#2
−1乃至#2−Mをパーソナルコンピュータ101に送
信し、ステップS61に戻り、符号化の処理および送信
の処理を繰り返す。
【0130】このように、サーバ123は、パーソナル
コンピュータ101に、複数のメディアストリーム12
1および複数のシーン情報122を送信することができ
る。
【0131】図9は、パーソナルコンピュータ101に
シーン情報を提供するサーバ103の構成を示すブロッ
ク図である。
【0132】シーン情報記録部221は、例えば、ハー
ドディスクなどの記録媒体からなり、シーン情報を記録
する。シーン情報記録部221は、記録しているシーン
情報を符号化部222−1乃至222−Lに供給する。
【0133】符号化部222−1は、シーン情報記録部
221から供給されたシーン情報を符号化してシーン記
述ストリーム#1を生成して、生成したシーン記述スト
リーム#1を送信部223に供給する。同様に、符号化
部222−2乃至符号化部222−Lのそれぞれは、シ
ーン情報記録部221から供給されたシーン情報を符号
化してシーン記述ストリーム#2乃至#Lを生成して、
生成したシーン記述ストリーム#2乃至#Lを送信部2
23に供給する。
【0134】送信部223は、符号化部222−1乃至
符号化部222−Lから供給されたシーン記述ストリー
ム#1乃至#Lを、ネットワーク104を介して、パー
ソナルコンピュータ101に送信する。
【0135】図10は、サーバ103の送信の処理を説
明するフローチャートである。
【0136】ステップS71において、符号化部222
−1乃至符号化部222−Lのそれぞれは、シーン情報
記録部221から供給されたシーン情報を符号化する。
符号化部222−1乃至符号化部222−Lのそれぞれ
は、符号化したシーン情報であるシーン記述ストリーム
を送信部223に供給する。
【0137】ステップS72において、送信部205
は、ネットワーク124を介して、シーン記述ストリー
ム#1乃至#Lをパーソナルコンピュータ101に送信
し、ステップS71に戻り、符号化の処理および送信の
処理を繰り返す。
【0138】このように、サーバ103は、符号化した
シーン情報である、複数のシーン記述ストリームをパー
ソナルコンピュータ101に送信することができる。
【0139】すなわち、シーン情報をパーソナルコンピ
ュータ101に送信するようにした場合には、シーン情
報をパーソナルコンピュータ101に提供することがで
きる。
【0140】また、再生装置に装着されている記録媒体
に記録されている画像若しくは音声、または他の提供装
置から提供された画像若しくは音声から、再生装置によ
り構成されるシーンを記述するシーン情報を、ネットワ
ークを介して、提供するようにした場合には、再生装置
において、より簡単に、より迅速に、使用者に最終的に
視聴させるコンテンツを変更できるようになる。
【0141】本発明の適用として、メディアストリーム
を全て記録媒体に保存して配布する場合、映画などの商
用利用が考えられる。撮影した映画のシーンを全て記録
媒体に記録し、劇場用、テレビ放送用、再放送用、ディ
レクターズカットなどの利用目的に応じたシーン情報を
別途配布することで、使用者は安価に様々な形態の作品
を楽しむことができる。また、供給側は、シチュエーシ
ョンに応じた、その都度の一連の映像作品として完成さ
れたパッケージを再度作成する必要がなく、シーン情報
のみをアップデートすればよい。
【0142】メディアストリームがネットワークを介し
て供給される場合、例えば、デジタルの静止画像や動画
像を無料で保存し、閲覧し、共有ができるネットワーク
サービスに蓄積されている映像作品を素材として、自分
好みに編集したシーン情報をアップロードすることで、
新しいコミュニケーション手段とすることができる。例
えば、同一の素材を使用した作品コンテストなども考え
られる。
【0143】次に、本発明に係る再生システムの他の実
施の形態について説明する。
【0144】図11は、他の再生プログラムを実行する
パーソナルコンピュータ101の機能の他の構成を示す
ブロック図である。
【0145】受信部301は、ネットワーク124を介
して、サーバ123から送信される1以上のシーン記述
ストリームおよび1以上のメディアストリームを受信す
る。受信部301は、受信したシーン情報#1乃至シー
ン情報#mをオブジェクトディスクリプタ・Binary For
mat for Scene(OD・BIFS)選択装置302に供給
する。受信部301は、受信したメディアストリーム#
1を復号部305−1に供給するとともに、メディアス
トリーム#2乃至#nのそれぞれを復号部305−2乃
至305−nのそれぞれに供給する。
【0146】OD・BIFS選択装置302は、予め定
めた優先順位を基に、または入力部303から供給され
た、使用者の操作に対応する信号を基に、シーン情報#
1乃至シーン情報#mのうちのいずれか1つを選択し、
選択されたシーン情報をOD・BIFS復号部304に
供給する。
【0147】OD・BIFS復号部304は、OD・B
IFS選択装置302から供給されたシーン情報を復号
して、シーンの再構成に要する情報を画像再構成部30
6に供給すると共に、メディアストリーム#1乃至#n
の復号に要する情報を復号部305−1乃至305−n
に供給する。
【0148】また、例えば、OD・BIFS復号部30
4は、シーンの再構成に使用されないメディアストリー
ム#1乃至#nのいずれかに対応する、復号部305−
1乃至305−nのいずれかを停止させる。これによ
り、パーソナルコンピュータ101の負荷を軽減させる
ことができる。
【0149】復号部305−1は、OD・BIFS復号
部304の制御の基に、受信部301から供給されたメ
ディアストリーム#1を復号して、復号により得られた
画像または音声を画像再構成部306に供給する。復号
部305−2乃至305−nのそれぞれは、OD・BI
FS復号部304の制御の基に、受信部301から供給
されたメディアストリーム#2乃至#nのそれぞれを復
号して、復号により得られた画像または音声を画像再構
成部306に供給する。
【0150】画像再構成部306は、OD・BIFS復
号部304の制御の基に、復号部305−1乃至305
−nのそれぞれから供給された画像または音声から、1
つの画像のシーンおよび1つの音声のシーンを再構成す
る。画像再構成部306は、再構成した画像を表示装置
307に供給し、再構成した音声をラウドスピーカ30
8に供給する。
【0151】表示装置307は、画像再構成部306か
ら供給された画像を表示する。
【0152】ラウドスピーカ308は、画像再構成部3
06から供給された音声を出力する。
【0153】図12は、図11に構成を示すパーソナル
コンピュータ101の処理を説明する図である。
【0154】サーバは、有線若しくは無線の放送などを
介して、図示せぬ放送事業者から送信された、生放送な
どのコンテンツを受信し、受信したコンテンツを画像ま
たは音声からなるメディアストリームとして、クライア
ントであるパーソナルコンピュータ101に提供する。
サーバは、記録しているコンテンツを画像または音声か
らなるメディアストリームとして、パーソナルコンピュ
ータ101に提供する。
【0155】また、サーバは、記録しているシーン情報
または他の放送事業者などから受信したシーン情報を、
パーソナルコンピュータ101に提供する。
【0156】クライアントであるパーソナルコンピュー
タ101は、サーバから供給された1以上のシーン情報
のうち、1つのシーン情報を選択する。
【0157】パーソナルコンピュータ101は、選択し
たシーン情報を基に、サーバから供給されたメディアス
トリームから1つのシーンを構成して、構成したシーン
を表示する。
【0158】図13は、図11に構成を示すパーソナル
コンピュータ101の再生の処理を説明するフローチャ
ートである。
【0159】受信部301は、ステップS91におい
て、シーン記述ストリームを受信し、ステップS92に
おいて、メディアストリームを受信する。受信部301
は、受信したシーン記述ストリームをOD・BIFS選
択部302に供給し、受信したメディアストリームを復
号部305−1乃至305−nに供給する。
【0160】ステップS93において、OD・BIFS
選択部302は、シーン情報の優先順位に対応して、所
定のシーン情報を選択し、選択したシーン情報をOD・
BIFS復号部304に供給する。例えば、OD・BI
FS選択部302は、シーン情報#1乃至#nのうち、
最も若い番号が付されたシーン情報#1を選択する。
【0161】ステップS94において、OD・BIFS
復号部304は、選択されたシーン情報を復号する。O
D・BIFS復号部304は、復号の結果得られた、シ
ーンの構成に必要な情報を画像再構成部306に供給す
ると共に、メディアストリーム#1乃至#nの復号に必
要な情報を復号部305−1乃至305−nに供給す
る。復号部305−1乃至305−nは、OD・BIF
S復号部304から供給された情報を基に、メディアス
トリーム#1乃至#nを復号して、復号の結果得られた
画像または音声を画像再構成部306に供給する。
【0162】ステップS95において、画像再構成部3
06は、OD・BIFS復号部304から供給された、
シーンの構成に必要な情報を基に、復号部305−1乃
至305−nから供給された画像または音声から、画像
または音声のシーンを構成する。ステップS96におい
て、画像再構成部306は、ステップS95の処理で構
成されたシーンをレンダリングする。すなわち、画像再
構成部306は、シーンに対応する画像を表示装置30
7に表示させ、シーンに対応する音声をラウドスピーカ
308に出力させる。
【0163】ステップS97において、OD・BIFS
選択部302は、キーボードまたはマウスなどからなる
入力部303からの信号を基に、シーン情報の選択が指
示されたか否かを判定し、シーン情報の選択が指示され
たと判定された場合、ステップS98に進み、指示に対
応して、シーン情報を選択し、選択したシーン情報をO
D・BIFS復号部304に供給する。シーン情報を選
択するとき、パーソナルコンピュータ101は、シーン
情報の選択に対応した画像または音声をプレビューする
ようにしてもよい。
【0164】なお、シーン情報の選択は、テレビジョン
受像機のチャンネルを切り替えるように、番号によって
行うようにしてもよく、また、例えば、OD・BIFS
選択部302に、全てのシーン情報#1乃至#nを合成
させ、主画面と子画面、または複数チャンネルの同時プ
レビューから行うようにしてもよい。
【0165】ステップS99において、OD・BIFS
復号部304は、選択されたシーン情報を復号し、手続
きは、ステップS95に戻る。OD・BIFS復号部3
04は、復号の結果得られた、シーンの構成に必要な情
報を画像再構成部306に供給すると共に、メディアス
トリーム#1乃至#nの復号に必要な情報を復号部30
5−1乃至305−nに供給する。
【0166】復号部305−1乃至305−nは、OD
・BIFS復号部304から供給された情報を基に、新
たなシーンの構成に必要なメディアストリーム#1乃至
#nを復号して、復号の結果得られた画像または音声を
画像再構成部306に供給する。
【0167】ステップS98およびステップS99の処
理において、シーン情報が選択され、選択されたシーン
情報が復号された場合、新たに復号されたシーン情報に
基づいて、ステップS95の処理で、シーンが構成さ
れ、構成されたシーンが表示されることになる。
【0168】使用者が、好みのシーンを選択した場合、
主画面と子画面、または同時プレビューの画面は、選択
されたシーンの画像が表示装置307の全画面に表示さ
れるようにしてもよい。この場合、他のシーンに切り替
えるとき、入力装置303への所定の操作により、主画
面と子画面、または同時プレビューの画面が再度表示さ
れる。
【0169】ステップS97において、シーン情報の選
択が指示されていないと判定された場合、シーン情報を
変更する必要がないので、そのままステップS95に戻
り、シーンの構成の処理およびシーンのレンダリングの
処理が繰り返される。
【0170】このように、使用者がシーン情報を選択し
て、選択したシーン情報を基に、シーンが構成され、使
用者に提示されるので、使用者には、複数のシーンが提
示されることになり、使用者の自由度を保ったまま、制
作側の意図を正確に伝えることができるようになる。こ
れにより、使用者は自分の嗜好にマッチした放送を選択
することができ、極小の帯域の使用で仮想的に多チャン
ネル化が図れる。
【0171】次に、図を参照して、本発明が適用される
パーソナルコンピュータ101の構成について説明す
る。図14乃至図17は、パーソナルコンピュータ10
1の外観を示している。
【0172】パーソナルコンピュータ101は、基本的
に、本体521と、本体521に対して開閉自在とされ
る表示部522により構成されている。図14は表示部
522を本体521に対して開いた状態を示す外観斜視
図である。図15は、本体521の平面図、図16は、
本体521に設けられている後述するジョグダイヤル5
23の拡大図である。また、図17は、本体521に設
けられているジョグダイヤル523の側面図である。
【0173】本体521には、各種の文字や記号などを
入力するとき操作されるキーボード524、LCD525
に表示されるポインタ(マウスカーソル)を移動させる
ときなどに操作されるポインティングデバイスとしての
タッチパッド526、および電源スイッチ527がその
上面に設けられている。また、ジョグダイヤル523お
よびIEEE(Institute of Electrical and Electronics
Engineers)1394ポート528等が、本体521の側面
に設けられている。なお、タッチパッド526に代え
て、スティック式のポインティングデバイスを設けるこ
とも可能である。
【0174】また、表示部522の正面には、画像を表
示するLCD(Liquid Crystal Display)525、そして
右上部には、電源ランプPL、電池ランプBL、必要に
応じて設けられるメッセージランプML(図示せず)そ
の他のLEDより成るランプが設けられている。更に、
表示部522の上部中央部には、CCD(固体撮像素
子)を備えるCCDビデオカメラ529を有する撮像部
530、およびマイクロフォン531が設けられてい
る。本体521の図14中の右上側にはCCDビデオカ
メラ529を操作するためのシャッタボタン532が設
けられている。
【0175】撮像部530は、回動自在に表示部522
に固定されている。例えば、撮像部530は、使用者の
操作により、CCDビデオカメラ529がパーソナルコ
ンピュータ101を操作する使用者自身を撮像できる位
置から、パーソナルコンピュータ101を操作する使用
者の視線と同じ方向を撮像できる位置に回動される。
【0176】次に、ジョグダイヤル523は、例えば、
本体521上のキーボード524の図2中の右側に配置
されているキーAおよびキーBの間に、その上面がキー
AおよびキーBとほぼ同じ高さになるように取り付けら
れている。ジョグダイヤル523は、図3中の矢印aに
示す回転操作に対応して所定の処理(例えば、画面のス
クロールの処理)を実行し、同図中矢印bに示す移動操
作に対応した処理(例えば、アイコンの選択の決定処
理)を実行する。
【0177】IEEE1394ポート528は、IEEE1394に規定
されている規格に基づいた構造を有し、IEEE1394に規定
されている規格に基づいたケーブルが接続される。
【0178】次に、パーソナルコンピュータ101の内
部の構成例について図18を参照して説明する。
【0179】中央処理装置(CPU)551は、例え
ば、インテル(Intel)社製のペンティアム(登録商
標)プロセッサ等で構成され、フロントサイドバス(F
SB)552に接続されている。FSB552には、更
に、ノースブリッジ553が接続されており、ノースブ
リッジ553は、AGP(Accelerated Graphics Port)5
50を有しているとともに、ハブインタフェース556
に接続されている。
【0180】ノースブリッジ553は、例えば、インテ
ル社製のAGP Host Bridge Controllerである440BX
などで構成されており、CPU551およびRAM(Rando
m Access Memory)554(いわゆる、メインメモリ)
等を制御する。更に、ノースブリッジ553は、AGP
550を介して、ビデオコントローラ557を制御す
る。ビデオコントローラ557は、LCD525またはV
GA(Video Graphics Array)方式のディスプレイ(以
下、VGA601と記述する)をコントロールする。
【0181】ビデオコントローラ557は、CPU55
1から供給されるデータ(イメージデータまたはテキス
トデータなど)を受信して、受信したデータに対応する
イメージデータを生成するか、または、受信したデータ
をそのまま内蔵するビデオメモリ(不図示)に記憶す
る。ビデオコントローラ557は、LCD525またはV
GA601に、ビデオメモリに記憶されているイメージ
データに対応する画像を表示させる。LCD525または
VGA601は、ビデオコントローラ557から供給さ
れたデータを基に、画像または文字などを表示する。
【0182】ノースブリッジ553は、更に、キャッシ
ュメモリ55とも接続されている。キャッシュメモリ5
55は、SRAM(Static RAM)などRAM554と比較し
て、より高速な書き込みまたは読み出しの動作を実行で
きるメモリで構成され、CPU551が使用するプログ
ラムまたはデータをキャッシュする(一時的に記憶す
る)。
【0183】なお、CPU551は、その内部に1次的
な、キャッシュメモリ555に比較して、より高速に動
作でき、CPU551自身が制御するキャッシュを有す
る。
【0184】RAM554は、例えば、DRAM(Dynamic
RAM)で構成され、CPU551が実行するプログラ
ム、またはCPU551の動作に必要なデータを記憶す
る。具体的には、例えば、RAM554は、起動が完了
した時点において、HDD567からロードされたオペ
レーティングシステムやインターネットプログラムなど
を記憶する。
【0185】オペレーションシステム(OS(Operating
System))は、例えば、マイクロソフト社のいわゆるウ
ィンドウズ(登録商標)XP、またはアップルコンピュ
ータ社のいわゆるMac OS(登録商標)等に代表される、
コンピュータの基本的な動作を制御するプログラムであ
る。
【0186】ノースブリッジ553は、ハブインタフェ
ース556を介して、サウスブリッジ558とも接続さ
れている。サウスブリッジ558は、例えば、インテル
社製のPIIX4Eなどで構成されており、AC97リ
ンクインタフェース58A、USB(Universal Serial
Bus)インタフェース558B、IDE(IntegratedDr
ive Electronics)インタフェース558C、PCI(P
eripheral ComponentInterconnect)インタフェース5
58D、LPC(Low Pin Count)インタフェース55
8E、および、LANインタフェース558F等を内蔵
している。
【0187】サウスブリッジ558は、AC97リンク
バス559、USBバス560、IDEバス561に接
続されるデバイスを介して接続されるデバイスの制御
等、各種のI/O(Input / Output)を制御する。
【0188】AC97リンクバス559には、モデム5
62、サウンドコントローラ563が接続されている。
モデム562は、公衆回線網に接続されており、公衆回
線網またはインターネット(いずれも不図示)を介する
通信処理を実行する。サウンドコントローラ563は、
マイクロフォン531から音声を取り込み、その音声に
対応するデータを生成して、RAM554に出力する。
またサウンドコントローラ563は、スピーカ602を
駆動して、スピーカ602に音声を出力させる。
【0189】サウスブリッジ558のUSBバス560
には、USBコネクタ564が接続され、各種USBデ
バイスが接続可能になされている。またUSBバス56
0を介して、メモリースティックスロット565とブル
ートゥース通信部566が設けられている。メモリース
ティックスロット565には、メモリースティック(商
標)603が接続される。
【0190】メモリースティック603は、本願出願人
であるソニー株式会社によって開発されたフラッシュメ
モリカードの一種である。このメモリースティック60
3は、縦21.5×50×厚さ2.8[mm]の小型薄型形状のプラ
スチックケース内に電気的に書換えや消去が可能な不揮
発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable and
Programmable Read Only Memory )の一種であるフラッ
シュメモリ素子を格納したものであり、10ピン端子を
介して画像や音声、音楽等の各種データの書き込み及び
読み出しが可能となっている。
【0191】またメモリスティック603は、大容量化
等による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対しても、
使用する機器で互換性を確保することができる独自のシ
リアルプロトコルを採用し、最大書込速度1.5[MB/S] 、
最大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現していると共
に、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼性を確保して
いる。
【0192】ブルートゥース通信部566は、ブルート
ゥース規格による通信を行う。USBインタフェース5
58Bは、USBバス560を介して接続されている外
部の装置にデータを送信するとともにデバイスからデー
タを受信する。
【0193】IDEインタフェース558Cは、いわゆ
るプライマリIDEコントローラとセカンダリIDEコ
ントローラとの2つのIDEコントローラ、およびコン
フィギュレーションレジスタ(configuration registe
r)等から構成されている(いずれも図示せず)。
【0194】プライマリIDEコントローラには、ID
Eバス562を介して、HDD567が接続されてい
る。また、セカンダリIDEコントローラには、他のI
DEバスに、CD-ROMドライブ568またはHDD(不図
示)などの、いわゆるIDEデバイスが装着されたと
き、その装着されたIDEデバイスが電気的に接続され
る。
【0195】LAN(Local Area Network)コネクタ5
69は、LANなどのネットワークに接続される。LA
Nインタフェース558Fは、LANコネクタ569に
接続されたネットワークにデータを送信するとともに、
データを受信する。
【0196】LPCバス570には、BIOS(Basic
Input Output System)571、I/O(Input/Outpu
t)インタフェース572、およびコントローラ573
が接続されている。BIOS571は、パーソナルコン
ピュータ101の基本動作命令を集めたプログラム群で
あり、例えば、ROM(Read Only Memory)などに記憶
されている。また、BIOS571は、OSまたはアプリ
ケーションプログラムと周辺機器との間でのデータの受
け渡し(入出力)を制御する。
【0197】I/Oインタフェース572には、シリア
ル端子574とパラレル端子575が接続されており、
それぞれの端子に接続された機器とのデータの授受を行
う。コントローラ573には、ジョグダイヤル523、
キーボード524、マウス604、AC電源576など
が接続されている。コントローラ573の詳細について
は図19を参照して後述する。
【0198】PCIバス577には、PCカードインタ
フェース578とIEEE1394インタフェース579が接続
されている。PCカードインタフェース578は、スロ
ット533に接続された機器(カード)から供給された
データを、CPU551またはRAM554に供給する
とともに、CPU551から供給されたデータをPCカ
ードスロットに接続されているカードに出力する。ドラ
イブ605は、スロット533およびPCカードインタ
フェース578を介して、PCIバス577に接続され
ている。
【0199】ドライブ605は、装着されている磁気デ
ィスク611、光ディスク612、光磁気ディスク61
3、または半導体メモリ614に記録されているデータ
を読み出し、読み出したデータをRAM554に供給す
る。また、CPU551の処理により生成されたデータ
を、ドライブ605に装着される磁気ディスク611、
光ディスク612、光磁気ディスク613、または半導
体メモリ614に記憶させることができる。
【0200】IEEE1394インタフェース579は、IEEE13
94ポート581を介して、IEEE1394の規格に準拠するデ
ータ(パケットに格納されているデータ)を送受信す
る。
【0201】図19は、コントローラ573の内部の構
成の例を示す図である。コントローラ573は、主に、
キーボード524やマウス604からのデータを監視す
る。コントローラ573は、CPU701を備える。C
PU701は、コントロールプログラム702に従った
処理を実行する。
【0202】キー入力監視プログラム703は、キーボ
ード524やマウス604からの入力を監視するプログ
ラムである。特殊キー入力監視プログラム704は、ジ
ョグダイヤル523等の特殊なキーからの入力を監視す
るプログラムである。特殊なキーとは、例えば、ジョグ
ダイヤル523の他に、ホットキー、PPK(Programm
able Power Key)であり、入力されたキーに対応する処
理を所定のプログラムを介して判断する必要があるよう
なキーである。
【0203】電源管理プログラム705は、バッテリま
たはAC電源576の管理を行うプログラムであり、例
えば、パーソナルコンピュータ101の各部に必要な電
源電圧を供給するなどの制御を行う。
【0204】CPU701は、コントロールプログラム
702に基づき、入力されたデータをどのプログラムに
渡すかを判断し、各プログラムは、データを渡された場
合、その渡されたデータの内容を判断し、対応する処理
を実行する。
【0205】コントローラ573は、レジスタ706も
備えている。レジスタ706は、図19には、1つしか
示しさないが、必要に応じ複数備えられる。図19に示
したレジスタ706は、AC電源576から電源電圧が
供給されているか否かを示すフラグを記憶する。サウス
ブリッジ558にもレジスタ711が設けられ、例え
ば、CPU551の周波数を動的に変化させる状態が許
可された状態であるか否かを示すフラグが記憶される。
【0206】なお、サーバ103およびサーバ123
は、パーソナルコンピュータ101と同様の構成を有す
るので、その構成の説明は省略する。
【0207】次に、メディアストリーおよびシーン情報
からなるコンテンツを再生する、本発明を適用したネッ
トワークシステムの例について説明する。
【0208】図20において、800は全体として本発
明を適用した携帯電話機MS3が接続されているネット
ワークシステムを示し、通信サービスの提供エリアを所
望の大きさに分割したセル内にそれぞれ固定無線局であ
る基地局CS1乃至CS4が設置されている。
【0209】これらの基地局CS1乃至CS4には、移
動無線局である携帯情報端末MS1及びMS2やカメラ
付ディジタル携帯電話機MS3及びMS4が例えばW−
CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)
と呼ばれる符号分割多元接続方式によって無線接続され
るようになされており、2[GHz]の周波数帯域を使用し
て最大2[Mbps]のデータ転送速度で大容量データを高速
にデータ通信し得るようになされている。
【0210】このように携帯情報端末MS1及びMS2
やカメラ付ディジタル携帯電話機MS3及びMS4は、
W−CDMA方式によって大容量データを高速にデータ
通信し得るようになされていることにより、音声通話だ
けでなく電子メールの送受信、簡易ホームページの閲
覧、画像の送受信等の多種に及ぶデータ通信を実行し得
るようになされている。
【0211】また基地局CS1乃至CS4は、有線回線
を介して公衆回線網INWに接続されており、当該公衆
回線網INWにはインターネットITNや、図示しない
多くの加入者有線端末、コンピュータネットワーク及び
企業内ネットワーク等が接続されている。
【0212】公衆回線網INWには、インターネットサ
ービスプロバイダのアクセスサーバASも接続されてお
り、当該アクセスサーバASには当該インターネットサ
ービスプロバイダが保有するコンテンツサーバTSが接
続されている。
【0213】このコンテンツサーバTSは、加入者有線
端末や携帯情報端末MS1、MS2及びカメラ付ディジ
タル携帯電話機MS3、MS4からの要求に応じて例え
ば簡易ホームページ等のコンテンツを例えばコンパクト
HTML(Hyper Text Markup Language)形式のファイ
ルとして提供するようになされている。
【0214】ところでインターネットITNには、多数
のWWWサーバWS1乃至WSnが接続され、TCP/
IP(Transmission Control Protocol/Internet Proto
col)のプロトコルに従って加入者有線端末や携帯情報
端末MS1、MS2及びカメラ付ディジタル携帯電話機
MS3、MS4からWWWサーバWS1乃至WSnに対
してアクセスし得るようになされている。
【0215】因みに携帯情報端末MS1、MS2及びカ
メラ付ディジタル携帯電話機MS3、MS4は、図示し
ない基地局CS1乃至CS4までを2[Mbps]の簡易トラ
ンスポートプロトコルで通信し、当該基地局CS1乃至
CS4からインターネットITNを介してWWWサーバ
WS1乃至WSnまでをTCP/IPプロトコルで通信
するようになされている。
【0216】なお、管理制御装置MCUは、公衆回線網
INWを介して加入者有線端末や携帯情報端末MS1、
MS2及びカメラ付ディジタル携帯電話機MS3、MS
4に接続されており、当該加入者有線端末や携帯情報端
末MS1、MS2及びカメラ付ディジタル携帯電話機M
S3、MS4に対する認証処理や課金処理等を行うよう
になされている。
【0217】次に本発明を適用したカメラ付ディジタル
携帯電話機MS3の外観構成について説明する。図21
に示すようにカメラ付ディジタル携帯電話機MS3は、
中央のヒンジ部811を境に表示部812と本体813
とに分けられており、当該ヒンジ部811を介して折り
畳み可能に形成されている。
【0218】表示部812には、上端左部に送受信用の
アンテナ814が引出し及び収納可能な状態に取り付け
られており、当該アンテナ814を介して基地局CS3
との間で電波を送受信するようになされている。
【0219】また表示部812には、上端中央部にほぼ
180度の角度範囲で回動自在なカメラ部815が設け
られており、当該カメラ部815のCCDカメラ816
によって所望の撮像対象を撮像し得るようになされてい
る。
【0220】ここで表示部812は、カメラ部815が
ユーザによってほぼ180度回動されて位置決めされた
場合、図22に示すように当該カメラ部815の背面側
中央に設けられたスピーカ817が正面側に位置するこ
とになり、これにより通常の音声通話状態に切り換わる
ようになされている。
【0221】さらに表示部812には、その正面に液晶
ディスプレイ818が設けられており、電波の受信状
態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や
電話番号及び発信履歴等の他、電子メールの内容、簡易
ホームページ、カメラ部815のCCDカメラ816で
撮像した画像を表示し得るようになされている。
【0222】一方、本体813には、その表面に「0」
乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終
話及び電源キー、クリアキー及び電子メールキー等の操
作キー819が設けられており、当該操作キー819を
用いて各種指示を入力し得るようになされている。
【0223】また本体813には、操作キー819の下
部にメモボタン820やマイクロフォン821が設けら
れており、当該メモボタン820によって通話中の相手
の音声を録音し得ると共に、マイクロフォン821によ
って通話時のユーザの音声を集音するようになされてい
る。
【0224】さらに本体813には、操作キー819の
上部に回動自在なジョグダイヤル822が当該本体81
3の表面から僅かに突出した状態で設け等られており、
当該ジョグダイヤル822に対する回動操作に応じて液
晶ディスプレイ818に表示されている電話帳リストや
電子メールのスクロール動作、簡易ホームページのペー
ジ捲り動作及び画像の送り動作等の種々の動作を実行す
るようになされている。
【0225】例えば本体813は、ユーザによるジョグ
ダイヤル822の回動操作に応じて液晶ディスプレイ8
18に表示された電話帳リストの複数の電話番号の中か
ら所望の電話番号が選択され、当該ジョグダイヤル82
2が本体813の内部方向に押圧されると、選択された
電話番号を確定して当該電話番号に対して自動的に発呼
処理を行うようになされている。
【0226】なお本体813は、背面側に図示しないバ
ッテリパックが挿着されており、終話及び電源キーがオ
ン状態になると、当該バッテリパックから各回路部に対
して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
【0227】ところで本体813には、当該本体813
の左側面上部に抜差自在なメモリスティック(商標)6
03を挿着するためのメモリスティックスロット223
が設けられており、メモボタン820が押下されるとメ
モリスティック603に通話中の相手の音声を記録した
り、ユーザの操作に応じて電子メール、簡易ホームペー
ジ、CCDカメラ816で撮像した画像を記録し得るよ
うになされている。
【0228】従ってカメラ付ディジタル携帯電話機MS
3は、このようなメモリスティック603を挿着可能に
構成されているために、当該メモリスティック603を
介して他の電子機器との間でデータの共有化を図ること
ができるようになされている。
【0229】図23に示すように、カメラ付ディジタル
携帯電話機MS3は、表示部812及び本体813の各
部を統括的に制御するようになされた主制御部850に
対して、電源回路部851、操作入力制御部852、画
像エンコーダ853、カメラインターフェース部85
4、LCD(Liquid Crystal Display)制御部855、
画像デコーダ856、多重分離部857、記録再生部8
62、変復調回路部858及び音声コーデック859が
メインバス860を介して互いに接続されると共に、画
像エンコーダ853、画像デコーダ856、多重分離部
857、変復調回路部858及び音声コーデック859
が同期バス861を介して互いに接続されて構成されて
いる。
【0230】電源回路部851は、ユーザの操作により
終話及び電源キーがオン状態にされると、バッテリパッ
クから各部に対して電力を供給することによりカメラ付
ディジタル携帯電話機MS3を動作可能な状態に起動す
る。
【0231】カメラ付ディジタル携帯電話機MS3は、
CPU、ROM及びRAM等でなる主制御部850の制
御に基づいて、音声通話モード時にマイクロフォン82
1で集音した音声信号を音声コーデック859によって
ディジタル音声データに変換し、これを変復調回路部8
58でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部863で
ディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施し
た後にアンテナ814を介して送信する。
【0232】またカメラ付ディジタル携帯電話機MS3
は、音声通話モード時にアンテナ814で受信した受信
信号を増幅して周波数変換処理及びアナログディジタル
変換処理を施し、変復調回路部858でスペクトラム逆
拡散処理し、音声コーデック859によってアナログ音
声信号に変換した後、これをスピーカ817を介して出
力する。
【0233】さらにカメラ付ディジタル携帯電話機MS
3は、データ通信モード時に電子メールを送信する場
合、操作キー819及びジョグダイヤル822の操作に
よって入力された電子メールのテキストデータを操作入
力制御部852を介して主制御部850に送出する。
【0234】主制御部850は、テキストデータを変復
調回路部858でスペクトラム拡散処理し、送受信回路
部863でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換
処理を施した後にアンテナ814を介して基地局CS3
(図20)へ送信する。
【0235】これに対してカメラ付ディジタル携帯電話
機MS3は、データ通信モード時に電子メールを受信す
る場合、アンテナ814を介して基地局CS3から受信
した受信信号を変復調回路部858でスペクトラム逆拡
散処理して元のテキストデータを復元した後、LCD制
御部855を介して液晶ディスプレイ818に電子メー
ルとして表示する。
【0236】この後カメラ付ディジタル携帯電話機MS
3は、ユーザの操作に応じて受信した電子メールを記録
再生部862を介してメモリスティック603に記録す
ることも可能である。
【0237】一方カメラ付ディジタル携帯電話機MS3
は、データ通信モード時に画像データを送信する場合、
CCDカメラ816で撮像された画像データをカメライ
ンターフェース部854を介して画像エンコーダ853
に供給する。
【0238】因みにカメラ付ディジタル携帯電話機MS
3は、画像データを送信しない場合には、CCDカメラ
816で撮像した画像データをカメラインターフェース
部854及びLCD制御部855を介して液晶ディスプ
レイ818に直接表示することも可能である。
【0239】画像エンコーダ853は、CCDカメラ8
16から供給された画像データを例えばMPEG(Movi
ng Picture Experts Group )2やMPEG4等の所定
の符号化方式によって圧縮符号化することにより符号化
画像データに変換し、これを多重分離部857に送出す
る。
【0240】このとき同時にカメラ付ディジタル携帯電
話機MS3は、CCDカメラ816で撮像中にマイクロ
フォン821で集音した音声を音声コーデック859を
介してディジタルの音声データとして多重分離部857
に送出する。
【0241】多重分離部857は、画像エンコーダ85
3から供給された符号化画像データと音声コーデック8
59から供給された音声データとを所定の方式で多重化
し、その結果得られる多重化データを変復調回路部85
8でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部863でデ
ィジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した
後にアンテナ814を介して送信する。
【0242】これに対してカメラ付ディジタル携帯電話
機MS3は、データ通信モード時に例えば簡易ホームペ
ージ等にリンクされた動画像ファイルのデータを受信す
る場合、アンテナ814を介して基地局CS3から受信
した受信信号を変復調回路部858でスペクトラム逆拡
散処理し、その結果得られる多重化データを多重分離部
857に送出する。
【0243】多重分離部857は、多重化データを分離
することにより符号化画像データと音声データとに分
け、同期バス861を介して当該符号化画像データを画
像デコーダ856に供給すると共に当該音声データを音
声コーデック859に供給する。
【0244】画像デコーダ856は、符号化画像データ
をMPEG2やMPEG4等の所定の符号化方式に対応
した復号化方式でデコードすることにより再生動画像デ
ータを生成し、これをLCD制御部855を介して液晶
ディスプレイ818に供給し、これにより、例えば、簡
易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まれ
る動画データが表示される。
【0245】このとき同時に音声コーデック859は、
音声データをアナログ音声信号に変換した後、これをス
ピーカ817に供給し、これにより、例えば、簡易ホー
ムページにリンクされた動画像ファイルに含まる音声デ
ータが再生される。
【0246】この場合も電子メールの場合と同様にカメ
ラ付ディジタル携帯電話機MS3は、受信した簡易ホー
ムページ等にリンクされたデータをユーザの操作により
記録再生部862を介してメモリスティック603に記
録することが可能である。
【0247】かかる構成に加えてカメラ付ディジタル携
帯電話機MS3は、主制御部850のROMにパーソナ
ルコンピュータ101と同様のセレクタ151乃至オー
ディオコンポーザ162(図4)に対応する再生プログ
ラムが格納されており、この再生プログラムに基づい
て、シーン情報に対応するシーンを提示し得るようにな
されている。
【0248】このように上述した一連の処理を実行する
再生プログラムをカメラ付ディジタル携帯電話機MS3
にインストールし、カメラ付ディジタル携帯電話機MS
3にインストールにおいて実行可能な状態にするために
用いられるプログラム格納媒体としては、例えばフレキ
シブルディスク、CD−ROM(Compact Disc-ReadOnl
y Memory)、DVD(Digital Versatile Disc )等の
パッケージメディアのみならず、再生プログラムが一時
的もしくは永続的に格納される半導体メモリや磁気ディ
スク等で実現しても良い。
【0249】また、これらプログラム格納媒体に再生プ
ログラムを格納する手段としては、ローカルエリアネッ
トワークやインターネット、ディジタル衛生放送等の有
線及び無線通信媒体を利用しても良く、ルータやモデム
等の各種通信インターフェースを介して格納するように
しても良い。
【0250】さらに上述の本発明の実施の形態において
は、本発明の情報処理装置としてパーソナルコンピュー
タ101及びカメラ付ディジタル携帯電話機MS3に適
用するようにした場合について述べたが、携帯情報端末
MS1及びMS2等の他の種々の情報処理装置に適用す
るようにしても良い。
【0251】なお、パーソナルコンピュータ、カメラ付
ディジタル携帯電話機、または、携帯情報端末装置が、
シーン情報に基づいて、シーンを構成し、コンテンツを
再生すると説明したが、パーソナルコンピュータ、カメ
ラ付ディジタル携帯電話機、または、携帯情報端末装置
に限らず、テレビジョン受像機、またはセットトップボ
ックスなど、コンテンツを再生する機能を有する装置で
あれば、据え置き型または携帯型などに限定されず、い
ずれの装置であってもよい。
【0252】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からイ
ンストールされる。
【0253】この記録媒体は、図18に示すように、コ
ンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するた
めに配布される、プログラムが記録されている磁気ディ
スク611(フレキシブルディスクを含む)、光ディス
ク612(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、
DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディ
スク613(MD(Mini-Disc)(商標)を含む)、若し
くは半導体メモリ614などよりなるパッケージメディ
アにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組
み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記
録されているROMや、HDD67などで構成される。
【0254】なお、上述した一連の処理を実行させるプ
ログラムは、必要に応じてルータ、モデムなどのインタ
フェースを介して、ローカルエリアネットワーク、イン
ターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無
線の通信媒体を介してコンピュータにインストールされ
るようにしてもよい。
【0255】また、本明細書において、記録媒体に格納
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0256】なお、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0257】
【発明の効果】以上のように、第1の本発明によれば、
コンテンツを再生することができる。
【0258】また、第1の本発明によれば、より簡単
に、より迅速に、使用者に最終的に視聴させるコンテン
ツを変更できるようになる。
【0259】第2の本発明によれば、再生装置にシーン
情報を提供することができる。
【0260】また、第2の発明によれば、再生装置にお
いて、より簡単に、より迅速に、使用者に最終的に視聴
させるコンテンツを変更できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メディアストリームおよびシーン情報からなる
コンテンツを再生する、再生装置の動作を説明する図で
ある。
【図2】本発明に係る再生システムの一実施の形態を示
す図である。
【図3】本発明に係る再生システムの他の実施の形態を
示す図である。
【図4】再生プログラムを実行するパーソナルコンピュ
ータ101の機能の構成を示すブロック図である。
【図5】パーソナルコンピュータ101によるコンテン
ツの再生の処理を説明するフローチャートである。
【図6】レンダリングの処理の詳細を説明するフローチ
ャートである。
【図7】サーバ123の構成を示すブロック図である。
【図8】サーバ123の送信の処理を説明するフローチ
ャートである。
【図9】サーバ103の構成を示すブロック図である。
【図10】サーバ103の送信の処理を説明するフロー
チャートである。
【図11】パーソナルコンピュータ101の機能の他の
構成を示すブロック図である。
【図12】パーソナルコンピュータ101の処理を説明
する図である。
【図13】再生の処理を説明するフローチャートであ
る。
【図14】パーソナルコンピュータ101の外観斜視図
である。
【図15】本体521の平面図である。
【図16】ジョグダイヤル523の拡大図である。
【図17】ジョグダイヤル523の側面図である。
【図18】パーソナルコンピュータ101の内部の構成
例を説明するブロック図である。
【図19】コントローラ573の内部の構成の例を示す
図である。
【図20】第2の実施の形態におけるネットワークシス
テムの全体構成を示す略線図である。
【図21】カメラ付ディジタル携帯電話機の外観構成を
示す略線的斜視図である。
【図22】カメラ部を回動したときの表示部を示す略線
的斜視図である。
【図23】カメラ付ディジタル携帯電話機の回路構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
11 記録媒体, 12 メディアストリーム, 13
シーン情報, 101 パーソナルコンピュータ,
102 シーン情報, 103 サーバ, 104 ネ
ットワーク, 105 記録媒体, 121 メディア
ストリーム,122 シーン情報, 123 サーバ,
151 セレクタ, 152 シーン記述ストリーム
デコーダ, 153乃至156 メディアストリームセ
レクタ, 157乃至160 メディアストリームデコ
ーダ, 161 ビデオコンポーザ, 162 オーデ
ィオコンポーザ, 201 コンテンツ記録部, 20
2 コンテンツ受信部, 203 シーン情報記録部,
204−1−1乃至204−3−L 符号化部, 2
05 送信部, 221 シーン情報記録部,222−
1乃至222−L 符号化部, 223 送信部, 3
01 受信部,302 OD・BIFS選択部, 30
4 OD・BIFS復号部, 305−1乃至305−
n 復号部, 306 画像再構成部, 551 CP
U,554 RAM, 567 HDD, 611 磁
気ディスク, 612 光ディスク, 613 光磁気
ディスク, 614 半導体メモリ, 850 主制御
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 AA08 BA10 BA11 CA05 CA07 CA08 FA02 FA10 FA19 GA08 5C052 AA01 AA17 CC11 DD04 5C053 FA23 FA27 GA11 GB02 GB37 JA21 LA11 LA15 5C064 BA01 BC16 BC23 BC25 BD03 BD07 BD13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーンの構成を記述するシーン情報を基
    に、画像または音声からなる前記シーンを構成して、前
    記画像または前記音声を再生する再生装置において、 前記画像若しくは前記音声が記録されている第1の記録
    媒体とは別の、前記シーン情報が記録されている第2の
    記録媒体、または前記画像若しくは前記音声を提供する
    第1の提供装置とは別の、前記シーン情報を提供する第
    2の提供装置から前記シーン情報を取得するシーン情報
    取得手段と、 取得された前記シーン情報に基づいて、前記画像または
    前記音声から前記シーンを構成するシーン構成手段とを
    含むことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 取得された前記シーン情報から1つの前
    記シーン情報を選択する選択手段をさらに含み、 前記シーン構成手段は、選択された前記シーン情報に基
    づいて、前記画像または前記音声から前記シーンを構成
    することを特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】 選択された前記シーン情報を復号する復
    号手段をさらに含み、 前記シーン構成手段は、復号された前記シーン情報に基
    づいて、前記画像または前記音声から前記シーンを構成
    することを特徴とする請求項2に記載の再生装置。
  4. 【請求項4】 取得された前記シーン情報に基づいて、
    前記画像または前記音声を復号する復号手段をさらに含
    み、 前記シーン構成手段は、取得された前記シーン情報に基
    づいて、復号された前記画像または前記音声から前記シ
    ーンを構成することを特徴とする請求項1に記載の再生
    装置。
  5. 【請求項5】 取得された前記シーン情報に基づいて、
    前記シーンの構成に必要な、符号化されている前記画像
    または前記音声を取得する画像音声取得手段をさらに含
    み、 前記復号手段は、取得された前記画像または前記音声を
    復号することを特徴とする請求項4に記載の再生装置。
  6. 【請求項6】 シーンの構成を記述するシーン情報を基
    に、画像または音声からなる前記シーンを構成して、前
    記画像または前記音声を再生する再生方法において、 前記画像若しくは前記音声が記録されている第1の記録
    媒体とは別の、前記シーン情報が記録されている第2の
    記録媒体、または前記画像若しくは前記音声を提供する
    第1の提供装置とは別の、前記シーン情報を提供する第
    2の提供装置から前記シーン情報を取得するシーン情報
    取得ステップと、 取得された前記シーン情報に基づいて、前記画像または
    前記音声から前記シーンを構成するシーン構成ステップ
    とを含むことを特徴とする再生方法。
  7. 【請求項7】 シーンの構成を記述するシーン情報を基
    に、画像または音声からなる前記シーンを構成して、前
    記画像または前記音声を再生の処理を制御するコンピュ
    ータに、 前記画像若しくは前記音声が記録されている第1の記録
    媒体とは別の、前記シーン情報が記録されている第2の
    記録媒体、または前記画像若しくは前記音声を提供する
    第1の提供装置とは別の、前記シーン情報を提供する第
    2の提供装置から前記シーン情報を取得するシーン情報
    取得ステップと、 取得された前記シーン情報に基づいて、前記画像または
    前記音声から前記シーンを構成するシーン構成ステップ
    とを実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 【請求項8】 画像または音声からなるシーンを構成し
    て、前記画像または前記音声を再生する再生装置に、前
    記シーンの構成を記述するシーン情報を提供する提供装
    置において、 前記再生装置に装着されている記録媒体に記録されてい
    る前記画像若しくは前記音声、または他の提供装置から
    提供された前記画像若しくは前記音声から、前記再生装
    置により構成される前記シーンを記述する前記シーン情
    報を、ネットワークを介して、提供する提供手段を含む
    ことを特徴とする提供装置。
  9. 【請求項9】 画像または音声からなるシーンを構成し
    て、前記画像または前記音声を再生する再生装置に、前
    記シーンの構成を記述するシーン情報を提供する提供方
    法において、 前記再生装置に装着されている記録媒体に記録されてい
    る前記画像若しくは前記音声、または他の提供装置から
    提供された前記画像若しくは前記音声から、前記再生装
    置により構成される前記シーンを記述する前記シーン情
    報を、ネットワークを介して、提供する提供ステップを
    含むことを特徴とする提供方法。
  10. 【請求項10】 画像または音声からなるシーンを構成
    して、前記画像または前記音声を再生する再生装置に、
    前記シーンの構成を記述するシーン情報を提供する処理
    を制御するコンピュータに、 前記再生装置に装着されている記録媒体に記録されてい
    る前記画像若しくは前記音声、または他の提供装置から
    提供された前記画像若しくは前記音声から、前記再生装
    置により構成される前記シーンを記述する前記シーン情
    報を、ネットワークを介して、提供する提供ステップを
    実行させることを特徴とするプログラム。
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