JP2003309471A - 可変長符号データ復号装置および復号方法 - Google Patents

可変長符号データ復号装置および復号方法

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Kenichiro Sakai
憲一郎 酒井
Tsuguo Noda
嗣男 野田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変長データの復号に用いるテーブルのサイ
ズを削減し、少ないメモリを用いて効率的に復号処理を
行う。 【解決手段】 使用されている符号語の全てについて、
MSB側の共通ビットパターンを除くビット長が一定値
以下となる符号語を、各共通ビットパターンにそれぞれ
対応させてグループ化する時、各グループに対応する共
通ビットパターンのビット長を記憶する手段2と、各グ
ループ内の符号語に対応して符号語のビット長と復号デ
ータとを格納するテーブルを記憶する手段3と、手段2
と手段3との記憶内容を用いて入力される符号データの
復号を行う手段4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可変長符号化方式に
係わり、更に詳しくは符号データの復号時に、参照すべ
きテーブルのサイズを小さくすることができる可変長符
号データ復号装置、および復号方法に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】例えばハ
フマン符号化方式により符号化された可変長符号データ
を短時間で復号する方法として、従来からルックアップ
テーブル(LUT)を用いる方法が使われている。すな
わち、可変長符号データに対応する復号データをRAM
やROMなどの記憶装置にルックアップテーブルとして
格納しておき、入力される可変長符号データを最長の符
号長よりも、長い固定ビット長で切り出して、ルックア
ップテーブルを参照し、データ復号を行う方法が用いら
れている。
【0003】図21はそのような方法の説明図である。
同図において可変長符号データの最長の符号長、例えば
16ビットが切り出され、その16ビットのデータをア
ドレスとして復号テーブルが参照される。復号テーブル
には、アドレスに対応して符号長と復号データが格納さ
れており、アドレスの参照によって復号データが得られ
ると共に、符号長が得られる。
【0004】実際の符号語の長さが例えば12ビットの
場合には、切り出された16ビットのデータのうち、例
えばMSB側の12ビットが復号済の符号データとして
入力データから除去され、次の位置のビットから次にア
ドレスとして参照すべき16ビットが切り出されること
になる。
【0005】このような従来の可変長符号データの復号
方法においては、最長符号語長のビット数のデータの全
ての組合せに対応して復号データをルックアップテーブ
ルに格納する必要があり、テーブルサイズが非常に大き
くなるという問題点があった。
【0006】例えば図21に示したように、最長符号語
長が16ビットの可変長符号を用いる場合には、可変長
符号データから切り出された16ビットの値がアドレス
として復号用ルックアップテーブルが参照されることに
なり、そのテーブルには216のアドレス、すなわち65
536個のアドレスに対応して復号データなどを格納す
る必要がある。一般的なマイクロプロセッサなどに対応
して、符号語のビット長と復号データとをそれぞれ8ビ
ットで格納する場合には、テーブルサイズは128KB
の大きさとなる。
【0007】一方近年では、携帯電話を始めとする携帯
情報機器、例えばPDA(パーソナル ディジタル ア
シスタンツ)などが広く普及し、このような情報機器に
おいては搭載されるRAMやROMのような記憶装置の
容量が、コストや軽量化の観点から一般に少なくなって
いる。従ってこれらの携帯情報機器で可変長符号データ
の復号を行う場合には、従来の復号方法を用いるとテー
ブルサイズが大きいことから多くの記憶容量を必要と
し、コストが増加し、装置のサイズが大きくなるという
問題点があった。
【0008】本発明の課題は、上述の問題点に鑑み、可
変長符号データの復号に用いられるテーブルのサイズを
削減し、少ないメモリを用いて効率的に復号処理を行う
ことができる可変長符号データ復号装置、および復号方
法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の可変長符
号データ復号装置の原理的な構成ブロック図であり、共
通ビットパターン長記憶手段2、復号テーブル記憶手段
3、および符号データ復号手段4を備えている。
【0010】共通ビットパターン長記憶手段2は、例え
ば携帯情報機器の場合、通信において使用されている符
号語の全てについて、MSB側の共通ビットパターン、
例えばオール1、オール0、あるいは0と1が混在した
共通ビットパターンを除くビット長があらかじめ定めら
れた値以下となる符号語を、共通ビットパターンのそれ
ぞれに対応させてグループ化する時に、そのグループの
それぞれに対応する共通ビットパターンのビット長を記
憶する。
【0011】復号テーブル記憶手段3は、各グループ内
の符号語に対応して、その符号語のビット長と復号デー
タとを格納するテーブルを記憶するものであり、符号デ
ータ復号手段4は、共通ビットパターン長記憶手段2と
復号テーブル記憶手段3の記憶内容を用いて、入力され
る符号データの復号を行うものである。
【0012】発明の実施の形態においては、復号テーブ
ル記憶手段3は前述の共通ビットパターンのそれぞれに
対応するグループの符号語から、その共通ビットパター
ンを除いた部分をMSB側に持つアドレス、すなわち前
述のあらかじめ定められた値のビット長を持つアドレス
に対応して、符号語のビット長と復号データとのテーブ
ルを記憶することもできる。
【0013】この場合、復号テーブル記憶手段3がアド
レスのうちで、グループに所属する符号語に対応しない
アドレスのうちで、最も下位側アドレスの範囲の復号デ
ータとして拡張記号を、またグループに所属する符号語
に対応しないアドレスのうちで、最も上位側アドレスの
範囲の復号データとしてエラー記号を記憶し、符号デー
タ復号手段4が入力される符号データの復号時に拡張記
号を検出した時には、その拡張記号が格納されたテーブ
ルに対応する共通ビットパターンより次に長い共通ビッ
トパターンに対応するテーブルを用いて入力符号データ
の復号を行い、復号時にエラー記号を検出した時には、
データ復号エラーと判定することもできる。
【0014】また実施の形態においては、前述のあらか
じめ定められた値のビット長、すなわちアドレスのビッ
ト長を4の倍数とすることもできる。本発明の可変長符
号データ復号方法においては、使用されている符号語の
全てについて、MSB側の共通ビットパターンを除くビ
ット長があらかじめ定められた値以下となる符号語を、
共通ビットパターンのそれぞれに対応させてグループ化
し、そのグループのそれぞれに対応する共通ビットパタ
ーンのビット長を格納した共通ビットパターン長テーブ
ルを作成し、各グループ内の符号語に対応してその符号
語のビット長と復号データとを格納した復号テーブルを
作成し、共通ビットパターン長テーブルおよび復号テー
ブルの格納内容を用いて入力される符号データの復号を
行う方法が用いられる。
【0015】発明の実施の形態においては、可変長デー
タ復号装置におけると同様に、復号方法における復号テ
ーブルの生成において、共通ビットパターンを除いた部
分をMSB側に持つアドレスに対応して符号語のビット
長と復号データとを格納することもできる。
【0016】この場合、復号テーブルの生成において、
前述のようにグループに所属する符号語に対応しないア
ドレスに対して拡張記号やエラー記号を格納して、符号
データの復号において拡張記号を検出した時には、次に
長い共通ビットパターンに対応するテーブルを用いて入
力符号データの復号を行い、エラー記号を検出した時に
はデータ復号エラーと判定することもできる。
【0017】更に符号語のグループ化においては、あら
かじめ定められた値のビット長を4の倍数とすることも
できる。また実施形態における可変長データ復号のため
のプログラムとして、前述の可変長符号データ復号方法
を計算機に実行させるプログラムを使用することもで
き、またそのようなプログラムを格納した計算機読み出
し可能可搬型記憶媒体を使用することもできる。
【0018】以上のように本発明によれば、例えば通信
に使用されている符号語の全てについて、MSB側の共
通ビットパターンを除くビット長があらかじめ定められ
た値以下となる符号語を、共通ビットパターンのそれぞ
れに対応させてグループ化し、その結果を用いて可変長
符号データの復号が行われる。
【0019】
【発明の実施の形態】図2は本発明の可変長符号データ
復号方式が用いられる携帯情報機器の構成例のブロック
図である。前述のように、このような携帯情報機器は一
般的にメモリの容量が少なく、本発明を適用する代表的
な機器の1つと考えられる。
【0020】図2においてリードオンリメモリ(RO
M)11には、プログラムや変更の必要のないデータが
格納され、本発明においては後述する復号テーブル生成
処理や、可変長符号データ復号処理などを実行するため
のプログラムが格納される。またランダムアクセスメモ
リ(RAM)12には、プログラムを実行するための作
業用領域のような、一時的に使用するデータの格納領域
が設けられ、また後述する共通ビットパターン長テーブ
ルや、復号テーブルなどが格納される。
【0021】制御装置13はCPUやMPUに相当し、
ROM11に格納されたプログラムを実行することによ
り、共通ビットパターン長テーブルや復号テーブルの生
成、および入力される可変長符号データの復号処理が実
行される。
【0022】外部インタフェース(I/F)14は、外
部との間でデータの受け渡しを行うものであり、例えば
有線や無線のインタフェース、あるいはメモリカードな
どに相当する。携帯情報機器10で使用される符号語の
リストは外部I/F14から入力され、制御装置13は
ROM11に格納されている復号テーブル生成処理プロ
グラムを実行し、入力された符号語リストに対応して復
号テーブルと共通ビットパターン長テーブルを生成し、
RAM202に格納する。
【0023】また制御装置13は、ROM11に格納さ
れている可変長データ復号処理プログラムを実行し、入
力された可変長符号データをRAM12に格納された復
号テーブルを参照して復号し、復号結果をRAM12に
格納するか、あるいは外部I/F14から出力する。
【0024】入力装置15は、例えばオペレータまたは
ユーザからの指示を受け取るためのものであり、タッチ
パネルや、プッシュ式のスイッチが配置されたオペレー
ションパネルである。表示装置16は、オペレータまた
はユーザにデータを表示するためのものであり、例えば
LCDである。バス17は、ROM11から表示装置1
6までの全ての構成要素の間で、相互にデータや指示信
号をやり取りするためのものである。
【0025】次に、まず本発明の可変長データ復号方式
の基本的な動作について図3〜図8を用いて説明する。
図3は本実施形態における復号テーブル、図4は共通ビ
ットパターン長テーブルの説明図である。図3において
復号テーブルはグループの数だけ生成される。ここでグ
ループは、使用されている符号語の全ての中でMSB側
に共通するビットパターンを持つ符号語の集合であり、
図3ではこのようなグループがn+1個存在し、復号テ
ーブルもn+1個存在する。
【0026】入力される可変長データの復号の前に、使
用される符号語の全てを対象として、復号テーブルと図
4に示す共通ビットパターン長テーブルとの生成が行わ
れる。全ての符号語を対象として、共通ビットパター
ン、例えばオール1、オール0、あるいは0と1の混在
する共通ビットパターンを除く符号語のビット長が、例
えばあらかじめ定められたビット数M、例えば4の倍数
としての4ビット、8ビット、・・・・のいずれか以下
となる符号語毎に符号語がグループ化される。
【0027】そして各グループ内の共通ビットパターン
を除く部分をMSB側に持つアドレスを用いる復号テー
ブルと、各グループの共通ビットパターンのビット長を
格納した共通ビットパターン長テーブルが生成される。
各グループの復号テーブルのサイズ、すなわちアドレス
の個数は2M であり、それぞれのアドレスに対応して符
号長と復号データとが格納される。
【0028】図3の上部では、復号すべき可変長符号デ
ータの入力時に、まず最初に共通ビットパターンが存在
しないグループ、すなわちグループ0の復号テーブルを
参照するために、可変長符号データの最初の部分のMビ
ットを切り出し、それをアドレスとしてグループ0の復
号テーブルを参照することを示しているが、このような
動作については更に後述する。
【0029】図4においては、図3のn+1個の復号テ
ーブルのそれぞれに対応するグループ0からnの共通ビ
ットパターンのビット長が格納されている。ここで生成
される復号テーブルの個数は、例えば携帯情報機器にお
いて通信に使用されている符号語の例によって異なる
が、ビット数が最も長い符号語(最長符号語)のビット
数がNビットである場合には、最大でもN−M+1個と
なる。例えば最長ビット数Nが16ビットの場合、Mを
8ビットとすると、復号テーブルの個数は最大9個とな
る。
【0030】図5は使用されている可変長符号語のグル
ープ化の説明図である。このグループ化処理では、使用
されている全ての可変長符号語をMSB側に合わせて昇
順に並べ、MSB側の共通ビットパターンを除くビット
長がMビット、例えば8ビット以下になる符号語毎にグ
ループ分けし、それぞれのグループについて個々に復号
テーブルを生成する。
【0031】すなわち図5においてグループ0に含まれ
る符号語は共通ビットパターンが存在しないMビット以
下のデータによって構成される。次にグループ1の共通
ビットパターンのビット長がP1 ビットである場合に
は、グループ1を構成する符号語のビット長はM+1ビ
ット以上、P1 +Mビット以下となる。
【0032】前述のように図3の復号テーブルには、そ
れぞれのグループに含まれる符号語の共通ビットパター
ンを除いたMビット以下のビット長の部分をMSB側に
待つアドレスが用いられ、対応する符号語の符号長と復
号データとがそのアドレスに格納される形式で、復号テ
ーブルが作成される。
【0033】後述するように、各グループに対応する復
号テーブルにおいて最も下位側のアドレスの範囲で、そ
の範囲にそのグループに属する符号語が存在しない場合
には、その範囲のアドレスに対応する復号データとして
拡張記号、例えば“FF”が格納される。また同様に最
も上位側の範囲で、その範囲にそのグループに属する符
号語が存在しない範囲に対しては、復号データとしてエ
ラー記号、例えば“00”が格納される。
【0034】従って符号データの復号時に、本来の符号
語長が切り出した符号データよりも長い符号語に対応し
て、切り出した符号データのビット長に対応する復号テ
ーブルを参照した場合には拡張記号が得られ、これによ
って符号語のビット長に応じて、復号テーブルの選択が
可能となる。また入力された可変長符号データが使用さ
れていない符号語に対応する場合にはエラー記号が得ら
れ、これによって携帯情報機器で使用されていない不正
な符号語を検出して、適切なエラー処理を行うことがで
きる。
【0035】図6〜図8は、このようなデータ復号動作
の説明図である。図6において可変長符号データの復号
時に、その最初からMビットを切り出してグループ0の
復号テーブルが参照される。復号されるべき本来の符号
長がMビット以下であれば、その符号データに対応する
符号長と復号データが得られる。ここではこのMビット
は本来の復号されるべき符号語のビット長より短く、そ
のためグループ0の復号テーブルの参照の時点では拡張
記号が得られたものとする。
【0036】図7では、図6で拡張記号が得られたこと
から、本来復号されるべき符号語がM+1ビット以上の
ビット長を持つものと判定され、共通ビットパターン長
テーブルからグループ1の共通ビットパターンのビット
長P1 が取得され、可変長符号データの最初からP1
ットを進めた位置からMビットのデータが切り出され、
このMビットのデータをアドレスとして用いてグループ
1の復号テーブルが参照される。復号されるべき本来の
符号語のビット長がP1 +M以下であれば、符号長Lと
復号データDが得られる。
【0037】図8は次の復号動作の説明図である。図7
において本来復号されるべき符号語の符号長Lが得られ
たため、図8では図6の可変長符号データの最初からL
ビットを進めた位置から、再びグループ0の復号テーブ
ルを参照するためにMビットが切り出され、図6以下で
説明した動作が実行される。
【0038】図7において復号されるべき符号語のビッ
ト長がP1 +M+1以上であれば、グループ1の復号テ
ーブルの参照結果として再び拡張記号が得られるため、
符号長と復号データが得られるまで繰り返し、次のグル
ープの復号テーブルの参照が行われることになる。
【0039】本実施形態における復号処理について、図
9以下の図面により更に詳細に説明する。図9は可変長
符号データ復号装置の構成例のブロック図である。同図
において符号切り出し部21は、入力される可変長符号
データからMビットの符号データの切り出しを行う。こ
の符号切り出し位置は復号制御部22によって指示され
る。
【0040】復号テーブル生成部23は、使用されてい
る可変長符号語すべてのリスト、すなわち符号語リスト
を用いて共通ビットパターン長テーブル24、および復
号テーブル25を作成する。
【0041】可変長符号データの入力に対応して、符号
切り出し部21によって切り出されたMビットの符号デ
ータは復号制御部22に与えられ、復号制御部22はそ
のMビットの符号データを復号テーブル参照部26に与
える。この時、グループ番号が復号テーブル参照部26
と共に共通ビットパターン長テーブルにも与えられる。
【0042】共通ビットパターン長テーブル24からそ
のグループ番号に対応する共通ビット長が復号制御部2
2に与えられる。復号テーブル参照部26によって、復
号制御部22から与えられたMビットの符号データをア
ドレスとして復号テーブル25が参照され、その結果の
符号長と復号データが復号制御部22に与えられ、復号
データは外部に出力される。
【0043】なお前述のように使用されていない不正な
符号語であっても、通話中のエラーによってあるビット
の値が変化して不正でない符号語として復号されて復号
制御部26から復号データが出力される場合も考えられ
るが、そのような場合には、さらに後段の処理において
不適切な結果を生じ、結局はエラーとしての処理が行わ
れることになる。
【0044】図10は本実施形態における可変長符号デ
ータ復号方式の全体処理フローチャートである。同図に
おいて処理が開始されると、まずステップS1で復号テ
ーブルと共通ビットパターン長テーブルの生成が行われ
る。この処理は、図9において符号語リストの入力に対
して復号テーブル生成部23によって実行される。
【0045】次にステップS2で、入力される可変長符
号データの復号が実行される。この処理は符号切り出し
部21、復号制御部22、および復号テーブル参照部2
6によって実行される。
【0046】図11は本実施形態を説明するための符号
語、すなわち使用されているすべての可変長符号語のリ
ストである。ここでは符号語の数として全部で163個
の符号語が使用されており、2ビットから8ビットまで
の符号語(番号0〜17の符号語)がグループ0、9ビ
ットから12ビット(番号18〜35)の符号語がグル
ープ1、15ビットおよび16ビット(番号36〜16
2)の符号語がグループ2に分類されている。グループ
1の共通ビットパターン、すなわちオール1のビット数
は5であり、グループ2の共通ビットパターンのビット
数は9である。
【0047】なお図11に示されている符号語は0と1
をノードとするトリー形状で表現できるが、共通ビット
パターンがオール1となっていることは最初に1のノー
ドをたどることが多かったことを示し、逆に0のノード
をたどることが多ければ共通ビットパターンはオール0
となる。
【0048】なお、本実施形態では、トリーをたどる時
に、先に使用される符号語と復号時に同じ復号データが
得られないように符号語の選択が行われる。後述するよ
うに、例えば“000”や“001”を符号語として用
いると、番号0の符号語“00”と判断されて復号が行
われてしまうため、このような符号語は使用されない。
【0049】図12は復号テーブルと共通ビットパター
ン長テーブル生成処理の全体フローチャートである。同
図において処理が開始されると、まずステップS11で
図5で説明した可変長符号語のグループ化に対応して、
最長符号語ビット長Nビット未満の全符号語がMSB側
にシフトされ、Nビットとされる。LSB側にはシフト
したビット数分“0”が設定される。そしてステップS
12でシフトされた符号語が昇順に並べ替えられ、図1
1に示すような順序が得られる。なお図11ではLSB
側の“0”は省略されている。
【0050】そしてステップS13で全ての復号テーブ
ル内のビット長と復号データの格納領域に、拡張記号と
しての“FF”が格納され、また共通ビットパターン長
テーブルの格納内容が“0”にクリアされ、ステップS
14でMビット以下の符号語、すなわちグループ0の符
号語に対する復号テーブルLUT0が生成される。この
復号テーブルの生成処理については、図14で後述す
る。
【0051】ステップS15でグループ番号iが1とさ
れ、またこのグループに対応する復号テーブルLUTi
に格納される最初の符号語のビット長kが復号テーブル
のアドレスのビット長、すなわち図6で説明した切り出
されるデータのビット長Mに1を加算した値に設定さ
れ、ステップS16〜S21の処理が繰り返される。
【0052】ステップS16ではkビット以上、例えば
M=8とすると、最初は9ビット以上の符号語、図11
ではグループ1の符号語のMSB側の共通ビットパター
ンのビット長p、すなわち5が検出され、ステップS1
7で共通ビットパターン長テーブルのi(=1)番目の
格納領域にその値が格納され、ステップS18でp+M
がN未満であるか否かが判定される。ここではp+Mが
まだ13であり、N=16とするとステップS19以降
の処理に移行する。
【0053】ステップS19ではkビット以上、p+M
ビット以下、図11では9ビット以上、13ビット以下
の符号語、すなわちグループ1に対応する復号テーブル
LUT1が生成され、ステップS20でkの値にpが加
算されてk=14となり、ステップS21でiの値がイ
ンクリメントされて2となり、ステップS16以降の処
理が繰り返される。
【0054】ステップS16では、14ビット以上の符
号語のMSB側の共通ビットパターンのビット長pとし
て9が検出され、ステップS17でこの値が共通ビット
パターン長テーブルの2番目の領域に格納され、ステッ
プS18でp+Mの値がN未満であるか否かが判定され
る。ここではp+Mの値は17となり、Nの値、すなわ
ち16を越えているため、ステップS22でkビット以
上、すなわち14ビット以上の符号語に対応する復号テ
ーブル、図11ではグループ2に対応する復号テーブル
LUT2が生成されて処理を終了する。
【0055】図13は生成された共通ビット長テーブル
の例である。グループ番号0に対しては図12のステッ
プS13でクリアされた“0”の値を、またグループ番
号1と2に対してはステップS17で格納されたpの値
を示している。
【0056】図14は復号テーブル生成処理の詳細フロ
ーチャートであり、図15は復号テーブルに対するアド
レス設定処理の説明図である。図14はグループを構成
するK個の符号語が入力された場合のテーブル生成処理
を示し、入力される符号語は図12のステップS11、
S12で説明したようにMSB側をあわせるようにビッ
トシフトして昇順に並べ替えてあり、また復号テーブル
の内容はステップS13で説明したように拡張記号“F
F”を用いて初期化されているものとする。なおここで
は図11のグループ1を例として、復号テーブルの生成
動作について説明する。
【0057】まずステップS31で、入力されたK個の
符号語、図11のグループ1では18個の符号語のMS
B側から共通ビットパターンを除くMビットが切り出さ
れ、それらのデータが、例えば作業用領域C1 〜CK
格納される。図15の上部はこの処理の説明図である。
すなわち符号語iから共通ビットを除いたMビットがC
i となる。
【0058】ステップS32で、C1 〜CK に対応する
符号語、すなわちLSB側に“0”を追加する前の符号
語のビット長から共通ビットパターンのビット長を減算
した値がLi ビットとされ、それぞれ作業用領域L1
K に格納される。グループ1に対してはL1 からL18
に対して4〜7の値が格納される。
【0059】ステップS33で、C1 に対するアドレス
が最も小さくなることを利用して、復号テーブルの先
頭、すなわち図16のグループ1の復号テーブルのアド
レス00000000から前述のC1 (図11のグルー
プ1の最初の符号語のLSB側のM−L1 =4ビットを
“0”とした値に対応する01100000)から
“1”を減算したアドレス、すなわち01011111
までのアドレスの復号データにエラー記号としての“0
0”が設定され、ステップS34で入力されたK個の符
号語の番号を示すiが1に初期化され、ステップS35
〜S39の処理が繰り返される。
【0060】ステップS35で、図15の下部に示すよ
うに、入力された符号語に対応して切り出されたMビッ
トのCi のLSB側のM−Li ビットを全て“0”にし
た値が開始アドレスSとして設定され、ステップS36
で同様にM−Li ビットを全て“1”にした値が終了ア
ドレスEに設定される。図16では符号語番号18の符
号語に対応して、MSB側5ビットを除いた0110の
下位側に“0000”が設定されたアドレスが開始アド
レス、“1111”が設定されたアドレスが終了アドレ
スとされる。
【0061】ステップS37でCi に対応する符号語の
ビット長と復号データが、復号テーブルのアドレスS〜
Eの全てに対して格納される。すなわち、図16ではス
テップS35、S36で設定されたアドレスの全てに対
して符号長として9ビット、復号データとして18番目
の符号語に対応する、例えば“14”が格納される。
【0062】ステップS38でiの値がインクリメント
され、S39でiがK以下であるか否か、すなわち入力
されたK個の符号語の範囲内であるか否かが判定され、
K以内である場合にはステップS35〜S39の処理が
繰り返され、ステップS39でiがKを越えたと判定さ
れると処理を終了する。
【0063】図16でアドレスが最下位側の領域につい
て説明する。図11ではグループ1は共通ビットパター
ンのビット長が5であることから、本来13ビットのビ
ット長までの符号語を含むべきものであるが、図11の
符号語の例では13ビットのビット長の符号語は使用さ
れておらず、13ビットの可変長符号語データが使用さ
れている場合のアドレスの範囲としての1111000
0から11111111までの範囲に対しては図12の
ステップS13で説明したように拡張記号“FF”が格
納されたままとなる。
【0064】以上のように使用されている可変長符号
語、すなわち存在する符号語に対応しないアドレスの復
号データとしては、初期値として格納された“FF”が
格納されたままの状態となり、その“FF”はより長い
ビット長の符号語に対応することを示す拡張記号として
用いることができる。またグループの最初に、存在する
符号語に対応する符号長と復号データが格納されたアド
レスよりも上位の領域が存在する場合には、そのアドレ
スに対応する復号データの値は全て“00”、すなわち
エラー記号となるため、存在しない符号語を復号しよう
とした場合に復号できないことが検出される。
【0065】すなわちグループに属する可変長符号語の
場合には符号長と復号データが得られ、グループ内の可
変長符号語よりも長い符号語に対しては符号長および復
号データとしてそれぞれ“FF”が得られる。不正な符
号語の場合には符号長として“FF”、復号データとし
て“00”が得られ、それぞれの場合を区別することが
可能となる。
【0066】図17はグループ0に対する復号テーブ
ル、図18はグループ2に対する復号テーブルである。
図17においては図11のグループ0の最初の符号語に
対応する開始アドレス00000000の上位にはアド
レスが存在しないため、エラー記号は格納されない。ま
た番号17の符号語に対応するアドレスよりも下位側の
8ビット以内のアドレスの範囲、すなわち111110
11から11111111までの範囲のアドレスにに対
しては復号データとして拡張記号“FF”が格納された
ままとなる。
【0067】図18のグループ2に対する復号テーブル
では、図11のグループ2の最初の符号語に対応する開
始アドレスが00000000であり、また最後の符号
語に対応する終了アドレスが11111111であるこ
とから、復号データにはエラー記号も拡張記号も格納さ
れない状態となる。
【0068】図19は入力される可変長符号データの復
号処理の詳細フローチャートである。同図において入力
される符号データの全体のビット長をT、符号切り出し
部21による符号切り出し開始位置、すなわち符号語デ
ータの復号開始を示すビット位置をi(=0〜T−
1)、復号テーブルのグループ番号をkとして処理を説
明する。
【0069】ステップS41で図9の復号制御部22に
よって復号開始位置のビット位置iが“0”、すなわち
入力される全符号データの最初の位置とされ、ステップ
S42で復号テーブルのグループ番号kが“0”、共通
ビットパターンのビット長pが“0”とされた後に、ス
テップS43〜S48の処理が繰り返される。
【0070】ステップS43で復号制御部22によって
入力された符号データのi+pビット目からMビット、
ここでは0ビット目から例えば8ビットが抽出され、ス
テップS44で復号テーブル参照部26によってグルー
プ0に対する復号テーブルLUT0が参照され、符号長
Lと復号データDが取得される。
【0071】ステップS45で復号制御部22によって
符号長Lが拡張記号“FF”と比較され、またステップ
S46で復号データDが拡張記号“FF”と一致するか
否かが判定される。
【0072】これらの判定結果が共に“Yes”である
時には、復号制御部22によって拡張記号と判断され、
次の復号テーブルを参照するためにステップS47でk
の値がインクリメントされた後に、ステップS48で復
号制御部22によって共通ビットパターン長テーブルの
k番目、ここでは1番目に格納されている値がpの値に
格納され、ステップS43以降の処理が繰り返される。
すなわち、ステップS43で符号データのi+p=5ビ
ット目から8ビットが抽出され、ステップS44でグル
ープ1に対する復号テーブルLUT1が参照されて、符
号長Lと復号データDが取得される。
【0073】例えばステップS45でこの符号長Lが拡
張記号“FF”でないと判定されると復号が行われたこ
とになり、ステップS49で復号制御部22によって復
号データDが出力され、ステップS50で復号開始ビッ
ト位置iに復号データに対応する可変長符号語のビット
長Lが加算され、ステップS51で復号開始ビット位置
iが符号データ全体のビット長T以上になったか否かが
判定され、まだなっていない場合にはステップS42以
降の処理が繰り返され、Tの値以上になったと判定され
ると処理を終了する。ここでiの値は符号データ全体の
ビット長Tに対して前述のように0からT−1までの値
をとり、T以上となると入力された符号データに対する
復号処理は終了したことになる。
【0074】ステップS46で復号制御部22によっ
て、ステップS44で得られた復号データDが拡張記号
“FF”でないと判定されると、ステップS45でビッ
ト長Lが拡張記号“FF”であると判定されていること
から、Dはエラー記号“00”であることになり、不正
な符号語によるエラーと判断され、ステップS52で復
号制御部22によってエラー処理が行われた後、処理を
終了する。
【0075】以上のように本実施形態においては最長符
号語長より短いビット長のアドレスを用いて符号データ
の復号を行うための、復号テーブルのサイズを小さくす
ることができる。例えば最長符号語長が16ビットの場
合、従来の復号方法では65536個のアドレスに対応
する復号データ格納領域が必要となるが、本実施形態で
は最大でも2304個(256×9個)ですみ、復号テ
ーブルを格納するために使用される記憶容量を従来の約
1/28に削減することが可能となる。
【0076】次に可変長符号化を行う場合には、一般に
出現頻度の高いデータから順番に短い符号語を割り当て
て符号化するために、可変長符号データを構成する符号
語の出現頻度のピークはビット長が短い部分にある場合
が多い。
【0077】例えば最長符号語長が16ビットの符号語
を用いる場合には、4〜6ビットの符号語の使用頻度が
最も高くなり、8ビット以下の符号語の占める場合が8
0〜90%程度に達することが多い。このため、可変長
符号データから切り出すデータのビット長を4ビットの
倍数とすることで、復号テーブルを1回だけ参照するこ
とにより、過半数のデータの復号処理を完了させること
ができる。
【0078】また可変長符号データから切り出すデータ
のビット長を8ビットとすると、RAMやROMなどの
記憶素子上に効率よく復号テーブルを格納することがで
き、復号を制御するための一般的なマイクロプロセッサ
などのデータ処理装置による復号にあたり余分なビット
演算が不要となり、復号処理を効率的に行うことができ
る。
【0079】以上において、本発明の可変長データ復号
装置および復号方法についてその詳細を説明したが、こ
の可変長データ復号装置は当然一般的なコンピュータシ
ステムとしても構成することが可能である。図20はそ
のようなコンピュータシステム、すなわちハードウエア
環境の構成ブロック図である。
【0080】図20においてコンピュータシステムは中
央処理装置(CPU)30、リードオンリメモリ(RO
M)31、ランダムアクセスメモリ(RAM)32、通
信インタフェース33、記憶装置34、入出力装置3
5、可搬型記憶媒体の読み取り装置36、およびこれら
の全てが接続されたバス37によって構成されている。
【0081】記憶装置34としてはハードディスク、磁
気ディスクなど様々な形式の記憶装置を使用することが
でき、このような記憶装置34、またはROM31に図
10,図12,図14,図19のフローチャートに示さ
れたプログラムなどが格納され、そのようなプログラム
がCPU30によって実行されることにより、本実施形
態における可変長符号データの復号が可能となる。
【0082】このようなプログラムは、プログラム提供
者38側からネットワーク39、および通信インタフェ
ース33を介して、例えば記憶装置34に格納されるこ
とも、また市販され、流通している可搬型記憶媒体40
に格納され、読み取り装置36にセットされて、CPU
30によって実行されることも可能である。可搬型記憶
媒体40としてはCD−ROM、フレキシブルディス
ク、光ディスク、光磁気ディスクなど様々な形式の記憶
媒体を使用することができ、このような記憶媒体に格納
されたプログラムが読み取り装置36によって読み取ら
れることにより、本実施形態における可変長符号データ
の復号が可能となる。
【0083】(付記1)可変長符号データの復号を行う
復号装置において、使用されている符号語の全てについ
て、MSB側の共通ビットパターンを除くビット長があ
らかじめ定められた値以下となる符号語を、該共通ビッ
トパターンのそれぞれに対応させてグループ化する時、
該グループのそれぞれに対応する共通ビットパターンの
ビット長を記憶する共通ビットパターン長記憶手段と、
前記各グループ内の符号語に対応して、該符号語のビッ
ト長と復号データとを格納するテーブルを記憶する復号
テーブル記憶手段と、該共通ビットパターン長記憶手
段、復号テーブル記憶手段の記憶内容を用いて、入力さ
れる可変長符号データの復号を行う符号データ復号手段
とを備えることを特徴とする可変長符号データ復号装
置。
【0084】(付記2)前記復号テーブル記憶手段が、
前記共通ビットパターンのそれぞれに対応するグループ
の符号語から該共通ビットパターンを除いた部分をMS
B側に持つアドレスに対応して、該符号語のビット長と
復号データとが格納されたテーブルを記憶することを特
徴とする付記1記載の可変長符号データ復号装置。
【0085】(付記3)前記復号テーブル記憶手段が、
前記アドレスのうちでグループに所属する符号語に対応
しないアドレスであって、テーブル内で最も下位側アド
レスの範囲の復号データとして拡張記号を、またグルー
プに所属する符号語に対応しないアドレスであって、テ
ーブル内で最も上位側アドレスの範囲の復号データとし
てエラー記号を記憶し、前記符号データ復号手段が、入
力される符号データの復号時に該拡張記号を検出した
時、該拡張記号の格納されたテーブルに対応する前記共
通ビットパターンより次に長い共通ビットパターンに対
応するテーブルを用いて入力符号データの復号を行い、
復号時に該エラー記号を検出した時、データ復号エラー
と判定することを特徴とする付記2記載の可変長符号デ
ータ復号装置。
【0086】(付記4)前記あらかじめ定められた値の
ビット長が4の倍数であることを特徴とする付記1記載
の可変長符号データ復号装置。 (付記5)可変長符号データの復号方法において、使用
されている符号語のMSB側の共通ビットパターンを除
くビット長があらかじめ定められた値以下となる符号語
を、該共通ビットパターンのそれぞれに対応させてグル
ープ化し、該グループのそれぞれに対応する共通ビット
パターンのビット長を格納した共通ビットパターン長テ
ーブルを生成し、前記各グループ内の符号語に対応し
て、該符号語のビット長と復号データを格納した復号テ
ーブルを生成し、該共通ビットパターン長テーブル、お
よび復号テーブルを用いて入力される符号データの復号
を行うことを特徴とする可変長符号データ復号方法。
【0087】(付記6)前記復号テーブルの生成におい
て、前記共通ビットパターンのそれぞれに対応するグル
ープの符号語から該共通ビットパターンを除いた部分を
MSB側に持つアドレスに対応して、該符号語のビット
長と復号データとを格納することを特徴とする付記5記
載の可変長符号データ復号方法。
【0088】(付記7)前記復号テーブルの生成におい
て、前記アドレスのうちでグループに所属する符号語に
対応しないアドレスであって、テーブル内で最も下位側
アドレスの範囲の復号データとして拡張記号を、またグ
ループに所属する符号語に対応しないアドレスであっ
て、テーブル内で最も上位側アドレスの範囲の復号デー
タとしてエラー信号を格納し、前記符号データの復号に
おいて、入力される符号データの復号時に該拡張記号を
検出した時、該拡張記号の格納されたテーブルに対応す
る前記共通ビットパターンより次に長い共通ビットパタ
ーンに対応するテーブルを用いて入力符号データの復号
を行い、復号時に該エラー記号を検出した時、データ復
号エラーと判定することを特徴とする付記6記載の可変
長符号データ復号方法。
【0089】(付記8)前記あらかじめ定められた値の
ビット長を4の倍数とすることを特徴とする付記5記載
の可変長符号データ復号方法。 (付記9)可変長符号データの復号を行う計算機によっ
て使用されるプログラムにおいて、使用されている符号
語のMSB側の共通ビットパターンを除くビット長があ
らかじめ定められた値以下となる符号語を、該共通ビッ
トパターンのそれぞれに対応させてグループ化する手順
と、該グループのそれぞれに対応する共通ビットパター
ンのビット長を格納した共通ビットパターン長テーブル
と、該各グループ内の符号語に対応して該符号語のビッ
ト長と復号データを格納した復号テーブルとを生成する
手順と、該共通ビットパターン長テーブル、および復号
テーブルを用いて入力される符号データの復号を行う手
順とを計算機に実行させるプログラム。
【0090】(付記10)可変長符号データの復号を行
う計算機によって使用される記憶媒体において、使用さ
れている符号語のMSB側の共通ビットパターンを除く
ビット長があらかじめ定められた値以下となる符号語
を、該共通ビットパターンのそれぞれに対応させてグル
ープ化するステップと、該グループのそれぞれに対応す
る共通ビットパターンのビット長を格納した共通ビット
パターン長テーブルと、該各グループ内の符号語に対応
して該符号語のビット長と復号データを格納した復号テ
ーブルとを生成するステップと、該共通ビットパターン
長テーブル、および復号テーブルを用いて入力される符
号データの復号を行うステップとを計算機に実行させる
プログラムを格納した計算機読み出し可能可搬型記憶媒
体。
【0091】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、使用されている符号語の中で最長の符号語よりビ
ット長の短いアドレスを持つ複数個の復号テーブルと、
それぞれの復号テーブルに対応する符号語の共通ビット
パターンのビット長を格納した共通ビットパターン長テ
ーブルとを用いて可変長符号データの復号を行うことに
よって、従来のように最長符号語長と同じビット長で符
号データを切り出して復号する場合に比較して、復号テ
ーブルのサイズを大幅に削減することができ、少ないメ
モリ量で可変長符号データの復号を行うことが可能とな
り、可変長データの復号化方式の実用性の向上に寄与す
るところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変長データ復号装置の原理構成ブロ
ック図である。
【図2】携帯情報機器の構成例のブロック部である。
【図3】本発明における復号テーブルの構成を示す図で
ある。
【図4】共通ビットパターン長テーブルの格納内容を示
す図である。
【図5】可変長符号語のグループ化の説明図である。
【図6】可変長符号データの基本的な復号処理(その
1)の説明図である。
【図7】可変長符号データの基本的な復号処理(その
2)の説明図である。
【図8】可変長符号データの基本的な復号処理(その
3)の説明図である。
【図9】可変長符号データ復号装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図10】可変長符号データ復号方式の全体処理フロー
チャートである。
【図11】本実施形態で使用される符号語の例を示す図
である。
【図12】テーブル生成処理の全体フローチャートであ
る。
【図13】共通ビットパターン長テーブルの例を示す図
である。
【図14】復号テーブル生成処理のフローチャートであ
る。
【図15】復号テーブルのアドレス設定処理の説明図で
ある。
【図16】グループ1に対する復号テーブルの例であ
る。
【図17】グループ0に対する復号テーブルの例であ
る。
【図18】グループ2に対する復号テーブルの例であ
る。
【図19】可変長符号データ復号処理のフローチャート
である。
【図20】本発明を実現するためのプログラムのコンピ
ュータへのローディングを説明する図である。
【図21】可変長データ復号処理方式の従来例の説明図
である。
【符号の説明】
1 可変長符号データ復号装置 2 共通ビットパターン長記憶手段 3 復号テーブル記憶手段 4 符号データ復号手段 10 携帯情報機器 11 リードオンリメモリ 12 ランダムアクセスメモリ 13 制御装置 14 外部インタフェース 15 入力装置 16 表示装置 17 バス 21 符号切り出し部 22 復号制御部 23 復号テーブル生成部 24 共通ビットパターン長テーブル 25 復号テーブル 26 復号テーブル参照部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J064 AA04 BA09 BB05 BC01 BC02 BC14 BC28 BC29 BD02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変長符号データの復号を行う復号装置
    において、 使用されている符号語の全てについて、MSB側の共通
    ビットパターンを除くビット長があらかじめ定められた
    値以下となる符号語を、該共通ビットパターンのそれぞ
    れに対応させてグループ化する時、該グループのそれぞ
    れに対応する共通ビットパターンのビット長を記憶する
    共通ビットパターン長記憶手段と、 前記各グループ内の符号語に対応して、該符号語のビッ
    ト長と復号データとを格納するテーブルを記憶する復号
    テーブル記憶手段と、 該共通ビットパターン長記憶手段、復号テーブル記憶手
    段の記憶内容を用いて、入力される可変長符号データの
    復号を行う符号データ復号手段とを備えることを特徴と
    する可変長符号データ復号装置。
  2. 【請求項2】 前記復号テーブル記憶手段が、前記共通
    ビットパターンのそれぞれに対応するグループの符号語
    から該共通ビットパターンを除いた部分をMSB側に持
    つアドレスに対応して、該符号語のビット長と復号デー
    タとが格納されたテーブルを記憶することを特徴とする
    請求項1記載の可変長符号データ復号装置。
  3. 【請求項3】 前記復号テーブル記憶手段が、前記アド
    レスのうちでグループに所属する符号語に対応しないア
    ドレスであって、テーブル内で最も下位側アドレスの範
    囲の復号データとして拡張記号を、またグループに所属
    する符号語に対応しないアドレスであって、テーブル内
    で最も上位側アドレスの範囲の復号データとしてエラー
    記号を記憶し、 前記符号データ復号手段が、入力される符号データの復
    号時に該拡張記号を検出した時、該拡張記号の格納され
    たテーブルに対応する前記共通ビットパターンより次に
    長い共通ビットパターンに対応するテーブルを用いて入
    力符号データの復号を行い、復号時に該エラー記号を検
    出した時、データ復号エラーと判定することを特徴とす
    る請求項2記載の可変長符号データ復号装置。
  4. 【請求項4】 前記あらかじめ定められた値のビット長
    が4の倍数であることを特徴とする請求項1記載の可変
    長符号データ復号装置。
  5. 【請求項5】 可変長符号データの復号方法において、 使用されている符号語のMSB側の共通ビットパターン
    を除くビット長があらかじめ定められた値以下となる符
    号語を、該共通ビットパターンのそれぞれに対応させて
    グループ化し、 該グループのそれぞれに対応する共通ビットパターンの
    ビット長を格納した共通ビットパターン長テーブルを生
    成し、 前記各グループ内の符号語に対応して、該符号語のビッ
    ト長と復号データを格納した復号テーブルを生成し、 該共通ビットパターン長テーブル、および復号テーブル
    を用いて入力される符号データの復号を行うことを特徴
    とする可変長符号データ復号方法。
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