JP2003307949A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003307949A
JP2003307949A JP2002113842A JP2002113842A JP2003307949A JP 2003307949 A JP2003307949 A JP 2003307949A JP 2002113842 A JP2002113842 A JP 2002113842A JP 2002113842 A JP2002113842 A JP 2002113842A JP 2003307949 A JP2003307949 A JP 2003307949A
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Masaru Shimura
大 紫村
Tatsuya Kobayashi
達也 小林
Takuji Shibuya
卓史 渋谷
Satoshi Saito
聖史 齋藤
Koichi Suzuki
浩一 鈴木
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Canon Inc
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録材の種類によることなく、常に転写条件
を最適化して、均一な高画質画像を得ることのできる画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 像担持体1と、複数の現像手段4と、中
間転写体5と、第1の転写手段と8a、第2の転写手段
と8bと、第2の転写手段8bに電圧を印かする電圧印
加手段20と、第2の転写手段8bに流れる電流を検知
する電流検知手段21と、電圧印加手段20の出力制御
を行う制御手段22と、を有する画像形成装置は、少な
くとも複数の現像手段4により形成される現像剤像のう
ち最初に中間転写体5に転写される現像剤像が第2の転
写手段8bの位置に到達する前に、第2の転写手段8b
は中間転写体5に当接され、電圧印加手段20、電流検
知手段21及び制御手段22を用いて電圧印加手段20
の出力電圧情報を検知し、その検知結果に応じて、第2
の転写手段8bと中間転写体5との間に記録材Pが突入
する時の電圧印加手段20の出力電圧を決定する構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真方
式、静電記録方式を用いたレーザプリンター、複写機、
ファクシミリなどの画像形成装置に関をするものであ
り、特に、中間転写体に形成した現像剤像を記録材に転
写してカラー画像の形成が可能な画像形成装置に好適に
適用しうるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子写真方式の画像形成装
置は、像担持体としてドラム型、ベルト状などとされる
電子写真感光体(感光体)に静電潜像を形成した後、こ
の静電潜像をトナーを含む現像剤により現像し、このト
ナー像を記録材に転写するか、或いは中間転写体に転写
した後に記録材に転写し、定着させることで記録画像を
得る。
【0003】例えばフルカラー画像などの多色画像の形
成が可能な画像形成装置においては、単一の像担持体に
順次色分解された画像情報に従って静電潜像を形成し、
これを複数の現像手段により順次現像すると共に記録材
担持体に担持された記録材に順次転写するか、或いは中
間転写体に順次転写した後一括して記録材に転写し、そ
の後定着させることによってカラー画像を得る。又、各
々が像担持体を有する複数の画像形成部を有し、各画像
形成部にて像担持体に形成したトナー像を記録材担持体
上に担持された記録材に順次転写するか、或いは中間転
写体に順次転写した後一括して記録材に転写し、その後
定着させることによってカラー画像を得る画像形成装置
がある。
【0004】中間転写体を用いた画像形成装置は、様々
な記録材への対応が可能などの特徴を生かし、特に、複
数色のトナー像を重ねるカラー画像形成装置として多数
提案されている。
【0005】図1に、中間転写体の一例である中間転写
ベルトを用いた、画像形成装置の一例の概略構成を模式
的に示す。図1に示す画像形成装置100において、像
担持体としてのドラム型の電子写真感光体(感光ドラ
ム)1の周面には、帯電手段2、複数の現像手段として
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒
(K)の4色の現像器(イエロー色現像器4Y、マゼン
タ色現像器4M、シアン色現像器4C、黒色現像器4
K)を回転可能な現像器支持体たる回転支持体11に備
える回転式現像装置4、中間転写ベルト5、感光ドラム
クリーナ7が配置されている。各色の現像器4Y、4
M、4C、4Kは、回転支持体11が駆動手段(図示せ
ず)で回転されることにより、必要に応じて感光ドラム
1に当接するように移動する。中間転写体としての中間
転写ベルト5は、駆動ローラ18、対向ローラ17、テ
ンションローラ19に張架され、駆動ローラ18によ
り、感光ドラム1と略同速(周速)で図中矢印方向に周
回移動(回転駆動)される。
【0006】感光ドラム1は駆動手段(図示せず)によ
って図中矢印方向に回転駆動される。回転する感光ドラ
ム1は、例えば負極性のバイアスがバイアス電源2aか
ら印加された帯電手段2によって一様に帯電される。そ
の後、帯電された感光ドラム1の表面に、情報書き込み
手段である露光手段3により、例えば、第1色としてイ
エロー画像模様に応じた画像信号に従って変調したレー
ザー光Lを照射して静電潜像を形成する。次に、感光ド
ラム1に、イエロー現像器4Yにより、例えば感光ドラ
ム1の帯電電荷と同極性に帯電された現像剤であるトナ
ーを供給することで、静電潜像部分を可視化したトナー
像を感光ドラム1上に形成する。
【0007】その後、中間転写ベルト5を介して第1の
転写手段である1次転写ローラ8aと感光ドラム1とが
対向する1次転写部N1において、1次転写ローラ8a
に1次転写電源回路15により電圧(1次転写バイア
ス)を印加することで、感光ドラム1に形成したトナー
像を中間転写ベルト5の外周面に静電的に転写する。
【0008】以上の工程を、マゼンタ、シアン、黒の各
色について繰り返すことによって、中間転写ベルト5上
には、複数色のトナー像が形成される。即ち、各現像器
4M、4C、4Kにより形成されたトナー像が重ねて転
写されたカラー画像が、中間転写ベルト5上に形成され
る。
【0009】一方、所定のタイミングで記録材カセット
12内からピックアップローラー13によって記録材
P、例えば、記録用紙、OHPシートが供給され、ガイ
ド7a、7bなどを通過して、中間転写ベルト5を介し
て対向ローラ17と2次転写手段である2次転写ローラ
8bとが対向する2次転写部N2に搬送されてくる。そ
して、記録材Pを介して、第2の転写手段である2次転
写ローラ8bに2次転写電源回路16によって電圧(2
次転写バイアス)を印加し、中間転写ベルト5上の複数
色のトナー像を記録材P上に一括して転写する。
【0010】その後、記録材Pは、搬送ベルトなどとさ
れる記録材搬送手段14によって熱ローラ定着器などと
される定着手段6まで搬送される。この定着手段6によ
って加熱、加圧されることにより、トナー像が記録材P
に溶融固着され、永久画像としてのカラー画像が得られ
る。画像が定着された記録材Pは、排出ローラ7cなど
により、排紙トレイ7dに排出、積載される。
【0011】又、1次転写工程後の感光ドラム1上に残
留するトナーなど(1次転写残トナー)は、公知のブレ
ード手段を備える感光ドラムクリーナ7により回収(清
掃)され、2次転写工程後の中間転写ベルト5上に残留
するトナーなど(2次転写残トナー)は、中間転写体ク
リーニング手段として、例えばブレード、ブラシなどを
備える中間転写クリーナ(図示せず)により回収(清
掃)されるか、或いは図示するように、中間転写クリー
ニングローラ15により電荷が付与され、次回の1次転
写時に感光ドラム上に逆転写され、最終的に感光ドラム
クリーナ7により回収される。尚、ブレードなどを備え
て2次転写残トナーを掻き取る中間転写体クリーナ(図
示せず)、或いは上記中間転写クリーニングローラ15
は、図中矢印方向に移動(揺動、滑動など)可能とし、
中間転写ベルト5に各色のトナー像を1次転写している
時は中間転写ベルト5より離間し、4色重ねたトナー像
を中間転写ベルト5に形成した後に中間転写ベルト5に
当接するよう制御すればよい。
【0012】ところで、従来、2次転写ローラ8bに印
加される電圧(2次転写バイアスは、一般に、次のよう
にして制御されている。
【0013】図7をも参照して説明すると、従来、画像
形成装置100は、画像形成動作開始信号を受けると、
4色重ねたトナー像を中間転写ベルト5上に形成した
後、2次転写ローラ8bを中間転写ベルト5に当接させ
る(期間X)。そして、2次転写ローラ8bに2次転写
バイアスを印加開始して、2次転写ローラ8bに流れる
電流が所望の電流となるように2次転写電源回路16を
制御し、その時に2次転写ローラ8bに印加された平均
電圧値を算出する。このようにして算出された平均電圧
値に応じて、2次転写ローラ8bと中間転写ベルト5と
で形成する当接部(2次転写部)N2へ記録材Pが突入
する時の印加電圧を決定している。これにより、紙など
の記録材Pの裏面に2次転写ローラ8bから与えられる
電荷量を一定に制御し、記録材Pの種類によらず、中間
転写ベルト5上のトナー像を均一に記録材Pへ転写して
いる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
2次転写バイアスの制御方法では、記録材Pが2次転写
部N2に突入する前の一定時間(図7中、期間X)に、
2次転写ローラ8bを中間転写ベルト5に当接させる必
要がある。このため、画像出力にかかる時間、特に、1
枚目の画像出力にかかる時間(ファーストプリントアウ
ト)が遅くなる場合ある。
【0015】具体的には、中間転写ベルト5に2次転写
ローラ8bを当接させるタイミングは、現像工程が終了
し、且つ、1次転写工程が終了した後でない場合には、
2次転写ローラ8bを中間転写ベルト5に当接させた時
に生じるショックにより振動が生じ、1次転写部N1で
の画像を乱し、画像不良を発生させる虞がある。従っ
て、中間転写ベルト5の移動方向に沿って1次転写ロー
ラ8aと2次転写ローラ8bとの距離を大きくし、1次
転写終了後に中間転写ベルト5上のトナー像が2次転写
部N2に到達するまでの時間を十分に取る必要がある。
そのために、ファーストプリントアウトが遅くなる。本
発明はこのような実情に鑑みてなされたものである。
【0016】従って、本発明の目的は、記録材の種類に
よることなく、常に転写条件を最適化して、均一な高画
質画像を得ることのできる画像形成装置を提供すること
である。
【0017】本発明の他の目的は、連続画像形成時に、
中間転写体、中間転写体から記録材へ現像剤像を転写さ
せる転写手段(第2の転写手段)のインピーダンスが変
化した場合であっても、最適な転写条件を選択すること
が可能であり、全ての出力画像において均一な画像を得
ることのできる画像形成装置を提供することである。
【0018】本発明の更に他の目的は、第2の転写手段
と中間転写体との当接部(2次転写部)に記録材が突入
する直前に該転写手段が中間転写体に当接する時間を短
くすることができ、1枚目の画像出力にかかる時間(フ
ァーストプリントアウト)を短縮できる画像形成装置を
提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
像担持体と、前記像担持体上に現像剤像を形成する複数
の現像手段と、中間転写体と、前記像担持体上に形成さ
れた現像剤像を前記中間転写体上に順次転写させる第1
の転写手段と、前記中間転写体上に順次転写された現像
剤像を記録材上に一括して転写する第2の転写手段と、
前記第2の転写手段に電圧する電圧印加手段と、前記第
2の転写手段に流れる電流を検知する電流検知手段と、
前記電圧印加手段の出力制御を行う制御手段と、を有す
る画像形成装置において、少なくとも前記複数の現像手
段により形成される現像剤像のうち最初に前記中間転写
体に転写される現像剤像が前記第2の転写手段の位置に
到達する前に、前記第2の転写手段は前記中間転写体に
当接され、前記電圧印加手段、前記電流検知手段及び前
記制御手段を用いて前記電圧印加手段の出力電圧情報を
検知し、その検知結果に応じて、前記第2の転写手段と
前記中間転写体との間に記録材が突入する時の前記電圧
印加手段の出力電圧を決定することを特徴とする画像形
成装置である。
【0020】本発明の一実施態様によると、前記出力電
圧情報は、前記制御手段により前記電流検知手段での検
知電流が略一定となるように前記電圧印加手段の出力を
制御した時の、前記電圧印加手段の出力電圧情報であ
る。
【0021】本発明の他の実施態様によると、前記出力
電圧情報は、前記制御手段により前記電流検知手段の検
知電流が所定値になるまで前記電圧印加手段の出力電圧
を変化させ、且つ、前記電流検知手段の検知電流が所望
値となった時の、前記電圧印加手段の出力電圧である。
【0022】本発明において、一実施態様によると、記
録材が前記第2の転写手段と前記中間転写体とで狭持搬
送されている間、前記電流検知手段の検知電流が所望値
となるように前記制御手段で前記電圧印加手段を制御す
る。前記電圧印加手段の電圧変化幅が可変とすることが
できる。又、他の実施態様によると、N枚連続画像形成
中のn枚目(n≧2)の記録材が前記第2の転写手段と
前記中間転写体との当接部に突入した時の前記電圧印加
手段の出力電圧が、n−1枚目における前記電圧印加手
段の出力電圧値に応じて決定される。
【0023】本発明において、前記第2の転写手段が転
写ローラであってよい。又、本発明において、前記複数
の現像手段は、回転支持体に収納されていてよい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0025】実施例1 本実施例において、本発明は、フルカラー画像形成の可
能なカラーレーザビームプリンタ(画像形成装置)にて
具現化される。画像形成装置の基本構成及び動作は、図
1を参照して説明した画像形成装置100と同様であ
り、2次転写バイアスの制御方法が異なる。従って、こ
こでは、同様の構成、作用を有する要素には同一符号を
付し、詳しい説明は省略する。
【0026】先ず、本実施例で用いた2次転写ローラ8
b、中間転写ベルト5のより詳細な構成について説明す
る。
【0027】2次転写ローラ8bは、導電性基軸として
φ6mmのニッケルメッキ鋼棒上にスポンジ状のNBR
を被覆したものであり、外径はφ18mm、抵抗は3×
10 7Ωである。又、中間転写ベルト5は、単層のPV
DF(ポリフッ化ビニリデン)で、厚さ100μm、抵
抗1011Ω・cm、周長450mmのものを用いた。
【0028】尚、本発明において、2次転写ローラ8b
の外径、抵抗、材質などは、特に限定されるものではな
く、NBR、ウレタンゴム、EPDM、エピクロルヒド
リンゴム、シリコーンゴムなど、或いはそれらを複数混
合したもの、それらに抵抗調整剤として導電性フィラー
を分散させたものなどであってもよい。又、本発明にお
いて、中間転写ベルト5の周長、抵抗、材質などは、特
に限定されるものではなく、PI(ポリイミド)、PV
DF(ポリフッ化ビニリデン)、PET(ポリエチレン
テレフタレート)などの単層樹脂や、NBR、ウレタン
ゴム、EPDM、エピクロルヒドリンゴム、シリコーン
ゴムなどのゴム層に前述の樹脂を被覆したものなどであ
っても良い。
【0029】次に、本実施例に特徴的な、2次転写ロー
ラ8bに印加する2次転写バイアスの制御方法について
説明する。
【0030】本実施例では、少なくとも第1色目の現像
剤像が第2の転写手段部(2次転写部)N2へ到達する
前に、第2の転写手段たる2次転写ローラ8bは中間転
写体たる中間転写ベルト5に当接され、電圧印加手段
(後述)、電流検知手段(後述)、制御手段(後述)を
用いて、電圧印加手段の出力電圧情報を検知し、その検
知結果に応じて記録材Pが2次転写ローラ8bと中間転
写ベルト5との当接部に突入する時の電圧印加手段の出
力電圧を決定する。
【0031】以下、図2をも参照してより具体的に説明
する。図2は2次転写電源回路16の構成を模式的に示
す。2次転写電源回路16は、電圧印加手段としての定
電圧電源20、所定電圧印加時の電圧を検出する電流検
知手段21を備えている。そして、電流検知手段21の
検知電流を制御手段22にフィードバックし、定電圧電
源20を駆動させている。制御手段22としては、制御
部、演算部、記憶部を有する通常の制御回路(CPU)
を用いることができ、例えば、画像形成装置100の画
像形成動作を統括制御する制御部が備えたCPUが制御
手段22の機能を有していてよい。
【0032】2次転写電源回路16の動作について図3
をも参照して更に説明する。本実施例の画像形成装置1
00は、プリント動作開始の信号を受け取ると、2次転
写ローラ当接離間手段(図示せず)により2次転写ロー
ラ8bを中間転写ベルト5に当接させる。ここで、2次
転写ローラ8bが中間転写ベルト5に当接してから離間
するまでの期間をAとする。この期間Aの間には、第1
色目としてイエロートナーを内包するイエロー現像器4
Yが感光ドラム1に当接し、感光ドラム1上の静電潜像
に応じたトナー像を形成し、更にこのトナー像を1次転
写ローラ8aの作用により中間転写ベルト5に転写す
る。
【0033】この期間A内の所定期間である期間A1
に、電流検知手段21の検知する電流を制御手段22に
フィードバックし、定電圧電源20は、制御手段22に
より検知電流が略一定となるように駆動される。その
時、制御手段22は、制御手段22から定電圧電源20
への駆動信号を記憶し、2次転写ローラ8b及び中間転
写ベルト5に定電流を印加した時の電圧V0を検知す
る。
【0034】その後、2色目以降4色目までのトナー像
が中間転写ベルト5に転写されるまでの期間Bは、2次
転写ローラ8bは2次転写ローラ当接離間手段(図示せ
ず)により中間転写ベルト5から離間されている。
【0035】4色目のトナー像の中間転写ベルト5への
1次転写が終了した後に、期間Cとして、2次転写ロー
ラ8bは2次転写ローラ当接離間手段(図示せず)によ
り中間転写ベルト5に当接される。そして、制御手段2
2は、期間A1において電流検知手段21で検知した電
圧V0に基づいて2次転写時に印加する電圧Vを決定
し、2次転写時に定電圧電源の出力がこの電圧Vとなる
ように定電圧電源20を駆動し、中間転写ベルト5上の
トナー像を記録材Pに転写する。
【0036】特に、中間転写ベルト5、2次転写ローラ
8bに印加された電圧V0を検知する期間A1におい
て、定電圧電源20より2次転写ローラ8bに電圧を印
加する時間は、2次転写ローラ8bの全周面にわたるイ
ンピーダンスを考慮できるように2次転写ローラ8bが
1回転する時間以上であることが望ましく、検知する電
圧V0は、2次転写ローラ8bに印加された電圧の平均
値であることが望ましい。
【0037】尚、本実施例では、1000msecの間
に電流検知手段21で検知される電流が略一定となるよ
うに定電圧電源20を駆動し、2次転写ローラ8bと中
間転写ベルト5の電圧V0検知を行う。そして、2次転
写時の電圧Vは、 V=a×V0+b (a,b:定数) で表わされる1次式で決定している。
【0038】又、図3に示すように、本実施例では、2
次転写ローラ8bは、画像形成装置100が画像形成動
作開始の信号を受けると、第1色目の現像工程が開始さ
れる前に、従って、第1色目のトナー像の1次転写工程
が開始される前に中間転写ベルト5に当接される。そし
て、第1目の現像工程、及び第1色目のトナー像の1次
転写工程が終了した後に、中間転写ベルト5から離間さ
れる。これにより、2次転写ローラ8bを中間転写ベル
ト5に当接させた時に生じるショックにより振動が生
じ、1次転写部N1での画像を乱し、画像不良を発生さ
せる可能性をも回避することができる。
【0039】以上により、中間転写ベルト5と2次転写
ローラ8bのインピーダンスを簡易な方法で検知するこ
とが可能となり、記録材Pの種類によることなく、常に
転写条件を最適化することが可能となり、均一な画像を
得ることが可能となる。
【0040】更に、第1色目を現像及び1次転写してい
る間に転写ベルト5と2次転写ローラ8bのインピーダ
ンスを検知できるため、2次転写部N2に記録材Pが突
入する直前に2次転写ローラ8bが中間転写ベルト5に
当接する時間を短くすることができ、ファーストプリン
トアウトを短縮することが可能となる。
【0041】尚、本実施形態では、定電圧電源を制御手
段により略一定に駆動したが、別の定電流電源を有し、
定電圧電源と定電流電源を制御手段により必要に応じて
切り換えて電圧V0を検知しても同様の効果が得られる
ことは言うまでもない。又、V0を検知するための定電
圧電源の制御方法は特に限定されるものではなく、電流
検知手段の検知電流が所定値になるまで定電圧電源の出
力電圧を変化させ、且つ、電流検知手段の検知電流が所
望値となった時の定電圧電源の出力電圧をV0として用
いても同様の効果が得られる。
【0042】(実施例の評価)本実施例の効果を調べる
ため、プロセススピード(感光ドラム1、中間転写ベル
ト5の周速)120mm/secのカラー画像形成装置
にて、以下に示す比較例と共に記録材PとしてXero
x社製Premium Multipurpose 4
024paper(以下、「Xx4024」と呼
ぶ。)、坪量75g/cm2のレターサイズの記録紙
(普通紙)を用いてファーストプリントアウトの比較を
行った。又、同様に、OHTの代表として3M社製CG
3700を用いて転写不良などの画像不良の発生の有無
を比較した。
【0043】(比較例1)2次転写バイアス電源16の
構成は上記本実施例と同様であるが、全てのトナー像の
1次転写終了後に2次転写ローラ8bを当接させ、中間
転写ベルト5と2次転写ローラ8bのインピーダンス検
知を行った。インピーダンス検知時間、中間転写ベルト
5、2次転写ローラ8bなど、カラー画像形成装置の他
の構成は上記本実施例と同様である。
【0044】(比較例2)2次転写バイアス電源16が
定電流電源のみを有していた。1次転写から2次転写間
の距離、中間転写ベルト5、2次転写ローラ8bなどカ
ラー画像形成装置の他の構成は、上記本実施例と同様で
ある。
【0045】(評価結果)本実施例と比較例のカラー画
像形成装置における、常温常湿環境下(23℃/60
%)で普通紙を用いた場合のファーストプリントアウト
の比較、及びOHTを用いた場合の低温低湿環境下(1
5℃/10%)での画像不良発生の有無の評価結果を以
下の表1に示す。
【0046】尚、ファーストプリントアウトは、具体的
には、画像形成開始(画像形成動作開始信号入力)から
記録材P(記録用紙)上にトナー像を画像形成され、且
つ、定着された記録材Pが排紙トレイ7dに積載される
までの時間とする。又、転写不良は、2次色のトナーの
欠落の度合いより判断、評価し、トナーの欠落がない場
合を○、欠落が発生している場合を×とした。
【0047】
【表1】
【0048】比較例1では、低温低湿環境下において、
2次転写ローラ8b及び中間転写ベルト5のインピーダ
ンス検知ができているため、記録材Pごとに最適な転写
バイアスを選択できた。このため、OHTなどの高抵抗
な記録材Pにおいても転写不良などの画像不良を発生さ
せることがなかった。しかし、インピーダンス検知を記
録材Pが2次転写部に突入する直前に行うため、前述の
ように、一次転写工程中に2次転写ローラ8bを中間転
写ベルト5に当接させないために、インピーダンス検知
時間分だけ1次転写部から2次転写部までの距離を長く
する必要があった。このため、ファーストプリントアウ
トが約1000msec遅くなった。
【0049】比較例2においては、特に2次転写ローラ
8bと中間転写ベルト5のインピーダンス検知を行って
いるわけではないため、比較例1におけるようにインピ
ーダンス検知時間分だけ1次転写部から2次転写部まで
の距離を長くする必要はなく、ファーストプリントアウ
トの時間を早くすることが可能であった。しかし、高抵
抗な記録材Pが2次転写部に突入した時に、記録材Pの
負荷抵抗分転写バイアスを急激に立ち上げる必要が生
じ、目標となる電流まで定電流電源が立ち上がるのに2
00msec必要となる。そのため、高抵抗な記録材P
であるOHTの搬送方向先端約25mmにおいて、転写
バイアス不足による転写不良が発生した。
【0050】一方、本実施形態では、記録材Pの2次転
写部N2への突入前から、必要とされる転写バイアスを
2次転写ローラ8bに印加することが可能となるため、
転写不良は発生しなかった。更には、第1色目であるイ
エロートナー像の現像を行っている間に2次転写ローラ
8bを中間転写ベルトに当接させてインピーダンス検知
を行っているため、インピーダンス検知時間分だけ1次
転写部から2次転写部までの距離を長くする必要がな
く、ファーストプリントアウトを早くすることが可能で
あった。
【0051】以上述べたように、本実施例によれば、記
録材Pの種類によることなく、常に転写条件を最適化す
ることが可能となり、均一な画像を得ることが可能とな
る。又、2次転写部N2へ記録材Pが突入する前に2次
転写ローラ8bが中間転写ベルト5に当接する時間を短
くすることができるため、ファーストプリントアウトを
短縮することができる。
【0052】実施例2 次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例
の画像形成装置は、実施例1のものと概略同様であり、
特に、2次転写部を記録材が通過する際の2次転写バイ
アスの制御に特徴を有している。従って、実施例1の画
像形成装置と同様の構成、作用を有する要素には同一符
号を付し、詳しい説明は省略する。
【0053】本実施例では、記録材Pが第2の転写手段
たる2次転写ローラ8bと中間転写体たる中間転写ベル
ト5とで狭持搬送されている間、電流検知手段21の検
知電流が所望値となるように制御手段22で電圧印加手
段たる定電圧電源20を制御する。
【0054】以下、2次転写電源回路16のプリント動
作時の動作に関し、図4に示す電流検知手段21の検知
電流及び定電圧電源20の出力電圧のチャートを参照し
て説明する。2次転写電源回路16の構成は、実施例1
と同様である。
【0055】図4における期間D及びEは、中間転写ベ
ルト5と2次転写ローラ8bとで記録材Pが狭持搬送さ
れ、中間転写ベルト5上に重ねあわされた多色のトナー
像が一括転写される、所謂、2次転写工程の期間を示
す。期間Dでは、実施例1と同様に、制御手段22は、
第1色目のトナー像の現像工程及び1次転写工程を行っ
ている作像時の所定期間A1(図3)に検知した電圧V
0に応じて決定された一定電圧Vで定電圧電源20を駆
動している。この期間Dでは、2次転写ローラ8b、記
録材Pの抵抗ムラにより2次転写ローラ8bに流れる電
流が変化することになる。
【0056】その後の期間Eでは、電流検知手段21が
検知する電流が略一定となるように電流検知手段21の
検知電流を制御手段22にフィードバックし、制御手段
22により定電圧電源20を駆動している。この期間E
では、常に2次転写ローラ8bに流れる電流が略一定と
なるように定電圧電源20の出力電圧を調整しているた
め、定電圧電源20の出力電圧は変化することになる。
【0057】つまり、所定期間A1で決定した電圧Vを
2次転写ローラ8bに印加している状態で記録材Pの搬
送方向先端が2次転写部N2に突入してくる(期間
D)。これにより、実施例1にて説明したように、ファ
ーストプリントアウトを遅くする必要はなく、或いは急
激な転写バイアスの立ち上げが間に合わずに転写不良を
起こす問題もない。そして、2次転写ローラ8b、記録
材Pの抵抗ムラにより2次転写ローラ8bに流れる電流
が変化する場合には、電流検知手段21が検知する電流
が略一定となるように定電圧電源20から2次転写ロー
ラ8bに印加する電圧を制御することで、記録材Pに付
与する電荷量を一定とすることができる(期間E)。
【0058】以上、本実施例によれば、記録材Pが2次
転写部N2に突入する前に2次転写ローラ8bが中間転
写ベルト5に当接する時間を短くすることができ、ファ
ーストプリントアウトを短縮するだけではなく、2次転
写ローラ8bの抵抗ムラ、記録材の抵抗ムラに拘わら
ず、プリント中の2次転写ローラ8bに流れる電流を一
定に保つことができるため、2次転写ローラ8bにより
記録材Pに付与される電荷量を一定にすることができ、
均一な画像を得ることが可能となる。
【0059】実施例3 次に、本発明の更に他の実施例について説明する。本実
施例の画像形成装置は、実施例1、2のものと概略同様
であり、特に、連続画像形成時の2次転写バイアスの制
御方法に特徴を有している。従って、実施例1、2の画
像形成装置と同様の構成、作用を有する要素には同一符
号を付し、詳しい説明は省略する。
【0060】本実施形態は、N枚連続プリント中のn枚
目の記録材Pが第2の転写手段たる2次転写ローラ8b
と中間転写体たる中間転写ベルト5との当接部(2次転
写部)N2に突入した時の、電圧印加手段たる定電圧電
源20の出力電圧が、n−1枚目の定電圧電源20の出
力電圧値に応じて決定される。
【0061】2次転写ローラ8bの抵抗は、連続プリン
ト時には定着手段6からの熱により画像形成装置内部が
昇温することで変化する。これは、イオン導電性の抵抗
特性を有する2次転写ローラ8bで顕著であり、図5に
示すように抵抗が低下し、300枚程度連続プリントす
るとほぼ抵抗は飽和する。尚、本実施例で用いた2次転
写ローラ8bの抵抗は、実施例1と同様に、3×107
Ωであり、300枚連続プリント時の2次転写ローラ8
bの抵抗は1.5×107Ωである。
【0062】上述のように連続プリント時に2次転写ロ
ーラ8bが抵抗変化した場合、以下に示す方法により、
2枚目以降の先端、即ち、実施例2にて説明した期間D
に相当する2枚目以降の記録材Pの部位に印加する電圧
を決定している。
【0063】以下、2次転写電源回路16のN枚連続プ
リント動作時の動作に関し、図6に示す電流検知手段2
1の検知電流及び定電圧電源20の出力電圧のチャート
を参照してより具体的に説明する。2次転写電源回路1
6の構成は、実施例1と同様である。
【0064】図6において、1枚目の記録材Pの搬送方
向先端に印加する電圧V1の決定方法、及び期間D及び
Eにおける2次転写電圧制御は、実施例2と同様であ
る。そして、本実施例では、n枚目の記録材Pの搬送方
向先端に印加される電圧Vnの決定を、n−1枚目の記
録材Pの期間En−1の一部である期間En−1’に定
電圧電源20により印加されている電圧の平均値として
いる。
【0065】つまり、期間En−1では、実施例2にて
説明したように、制御手段22は、電流検知手段21の
検知電流が略一定となるように定電圧電源20を駆動し
ている。その時、制御手段22から定電圧電源20に送
られる定電圧電源20の駆動信号を制御手段22内に格
納し、その平均値を算出して、n枚目プリント時の期間
Dnに2次転写ローラ8bに印加する。これにより、連
続プリント時の2次転写ローラ8bの抵抗変化に拘わら
ず、2次転写ローラ8bにより記録材Pに付与される電
荷量を一定にすることができる。
【0066】以上、本実施例によれば、記録材Pが2次
転写部N2に突入する前に2次転写ローラ8bが中間転
写ベルト5に当接する時間を短くすることができるた
め、ファーストプリントアウトを短縮し、且つ、連続プ
リント時における2次転写ローラ8bの抵抗変化に合わ
せて記録材Pの搬送方向先端に印加する電圧を決定する
ことが可能となり、又、2次転写ローラ8bの抵抗ム
ラ、記録材Pの抵抗ムラに拘わらずプリント中の2次転
写ローラ8bに流れる電流を一定に保つことができるた
め、記録材Pに2次転写ローラ8bにより付与する電荷
量を一定にすることができ、均一な画像を得ることが可
能となる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録材の種類によることなく、常に転写条件を最適化し
て、均一な高画質画像を得ることが可能となる。又、連
続画像形成時に、第2の転写手段、中間転写体のインピ
ーダンスが変化した場合であっても、最適な転写バイア
ス条件を選択することが可能であり、全ての出力画像に
おいて均一な画像を得ることができる。更に、2次転写
部に記録材が突入する直前に第2の転写手段が中間転写
体に当接する時間を短くできるため、1枚目の画像出力
にかかる時間(ファーストプリントアウト)を短縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用しうる画像形成装置の一実施例の
概略構成を示す断面模式図である。
【図2】図1の画像形成装置の2次転写電源を概略構成
模式図である。
【図3】本発明に従う第2の転写手段の動作の一実施例
を説明するためのタイミングチャート図である。
【図4】本発明に従う第2の転写手段に印加される電
圧、電流の一例を示す説明図である。
【図5】第2の転写手段の抵抗変化を説明するためのグ
ラフ図である。
【図6】本発明に従う第2の転写手段に印加される電
圧、電流の他の例を示す説明図である。
【図7】従来の2次転写手段の動作の一例を説明するた
めのタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体、電子写真感光体) 5 中間転写ベルト(中間転写体) 8b 2次転写ローラ(2次転写手段) 16 2次転写電源回路 20 定電圧電源(電圧印加手段) 21 電流検知手段 22 制御手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/01 G03G 15/01 114Z 15/08 503 15/08 503C 21/14 21/00 372 (72)発明者 渋谷 卓史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 齋藤 聖史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 浩一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DC04 DE04 DE07 DE09 EA03 EB06 EC06 EC08 EC18 EC20 ED16 ED24 EE07 EF10 2H077 AB02 AB13 AD02 AD06 AD13 AD17 BA10 EA24 GA13 2H200 FA18 GA23 GA34 GA47 GB25 GB44 HA03 HA28 HB12 HB22 HB45 HB46 HB48 JA02 JA25 JA26 JA28 JA29 JA30 JC04 JC12 JC15 JC20 LB02 LB15 MA03 MA20 MB06 NA02 NA15 PA03 PA05 PA10 PA19 PA20 PA21 PA29 PB02 PB05 PB12 PB33 PB38 2H300 EB02 EB12 EC02 EC05 EC15 ED07 EF01 EF03 EF08 EF10 EF14 EF16 EF17 EG02 EH16 EJ09 EJ15 GG01 GG02 GG03 GG49 KK03 KK13 PP02 PP14 PP16 QQ05 QQ10 QQ25 QQ26 QQ28 QQ36 RR02 RR07 RR12 RR43 RR49 TT06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、前記像担持体上に現像剤像
    を形成する複数の現像手段と、中間転写体と、前記像担
    持体上に形成された現像剤像を前記中間転写体上に順次
    転写させる第1の転写手段と、前記中間転写体上に順次
    転写された現像剤像を記録材上に一括して転写する第2
    の転写手段と、前記第2の転写手段に電圧を印加する電
    圧印加手段と、前記第2の転写手段に流れる電流を検知
    する電流検知手段と、前記電圧印加手段の出力制御を行
    う制御手段と、を有する画像形成装置において、少なく
    とも前記複数の現像手段により形成される現像剤像のう
    ち最初に前記中間転写体に転写される現像剤像が前記第
    2の転写手段の位置に到達する前に、前記第2の転写手
    段は前記中間転写体に当接され、前記電圧印加手段、前
    記電流検知手段及び前記制御手段を用いて前記電圧印加
    手段の出力電圧情報を検知し、その検知結果に応じて、
    前記第2の転写手段と前記中間転写体との間に記録材が
    突入する時の前記電圧印加手段の出力電圧を決定するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記出力電圧情報は、前記制御手段によ
    り前記電流検知手段での検知電流が略一定となるように
    前記電圧印加手段の出力を制御した時の、前記電圧印加
    手段の出力電圧情報であることを特徴とする請求項1の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記出力電圧情報は、前記制御手段によ
    り前記電流検知手段の検知電流が所定値になるまで前記
    電圧印加手段の出力電圧を変化させ、且つ、前記電流検
    知手段の検知電流が所望値となった時の、前記電圧印加
    手段の出力電圧であることを特徴とする請求項1の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 記録材が前記第2の転写手段と前記中間
    転写体とで狭持搬送されている間、前記電流検知手段の
    検知電流が所望値となるように前記制御手段で前記電圧
    印加手段を制御することを特徴とする請求項1、2又は
    3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記電圧印加手段の電圧変化幅が可変で
    あることを特徴とする請求項4の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 N枚連続画像形成中のn枚目(n≧2)
    の記録材が前記第2の転写手段と前記中間転写体との当
    接部に突入した時の前記電圧印加手段の出力電圧が、n
    −1枚目における前記電圧印加手段の出力電圧値に応じ
    て決定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    の項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の転写手段が転写ローラである
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載の
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の現像手段は、回転支持体に収
    納されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項
    に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007316525A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Murata Mach Ltd 画像形成装置
JP2010002434A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2016014767A (ja) * 2014-07-02 2016-01-28 株式会社リコー 中間転写ベルト

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