JP2003307376A - 温度処理庫 - Google Patents

温度処理庫

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JP2003307376A
JP2003307376A JP2002112511A JP2002112511A JP2003307376A JP 2003307376 A JP2003307376 A JP 2003307376A JP 2002112511 A JP2002112511 A JP 2002112511A JP 2002112511 A JP2002112511 A JP 2002112511A JP 2003307376 A JP2003307376 A JP 2003307376A
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temperature
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JP2002112511A
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Hideyuki Ogawa
英之 尾川
Bunichi Kitani
文一 木谷
Ujihiro Nishiike
氏裕 西池
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ECO 21 Inc
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2321/00Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
    • F25B2321/02Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
    • F25B2321/025Removal of heat
    • F25B2321/0251Removal of heat by a gas

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】収納容量が増大し、引き出しを開閉しても庫内
温度を迅速に均一化することのできる温度処理庫を提供
する。 【解決手段】温度処理庫本体4に引き出し箱体5が設け
られ、その引き出し箱体5内に収納空間6が形成された
温度処理庫において、前記引き出し箱体5の前面パネル
8に前記収納空間6の温度制御を行なうペルチェモジュ
ール10が内蔵されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばシステムキ
ッチンにおいて保存庫、清涼庫、保冷庫、冷凍庫、保温
庫などとして用いられる温度処理庫に係り、特にペルチ
ェモジュールと放熱系と吸熱系を含むペルチェユニット
に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫や空調機器などの冷媒に使用され
るフロン系,代替フロン系ガスや二酸化炭素などの地球
温暖化作用のある物質の排出の影響で、近年になり世界
的に地球の平均気温は上昇傾向にある。これに加えてわ
が国においては、エネルギー効率改善志向に基づく建築
技術の進歩により、戸建住宅やマンションにおける建物
の気密性が飛躍的に向上し、季節を問わず一般家庭にお
ける家屋内の温度が相対的に高くなってきている。
【0003】その結果、主に根ものの野菜、穀類、果
物、日本酒、ワイン、醤油、みりん類、漬物などの食品
類は電気冷蔵庫に保存しないで室内に放置すると、食品
類が品質的に劣化するという現象が起きている。具体的
には、芋類では発芽や低温障害、熱帯系果物に多く見ら
れる焼けなどの低温障害、日本酒,ワイン,醤油などが
劣化するなどの現象が挙げられる。
【0004】冷暗なスペースを確保できないマンション
などの一般家庭では、コンプレッサー冷却方式による電
気冷蔵庫が食品類の低温保存の唯一の手段であるため、
本来ならば電気冷蔵庫内の保存温度(おおよそマイナス
18℃からプラス7℃の範囲)に適さない前述の食品類
であっても、すべて一緒に冷凍・冷蔵保存されているの
が実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来であればこれらの
食品は絶えず外気温より温度が安定して低い「蔵」、
「軒下」や「縁の下」、いつも涼しい「木造家屋の北
側」などに保存されており、それだけで十分な保存環境
が維持できていた。しかし、前述のように近年の住環境
ではそのような保存環境が急速に失われつつある。
【0006】家電メーカーからは野菜保存室を備えた大
型電気冷蔵庫が商品化されているが、これらの電気冷蔵
庫はコンプレッサー冷却方式による温度制御方法を採用
している。しかし、前記食品類を保存するために必要な
保存温度帯域を実現するには、必ずしもエネルギー効率
がよいとは言えず、且つ食品類によっては適切な保存温
度以上に低い温度と成らざるを得ないといった問題点を
有している。。
【0007】また、近年、コンプレッサー冷却方式に替
えてペルチェモジールを使用した冷蔵庫などが開発、市
販されている。ペルチェモジール使用の冷蔵庫はコンプ
レッサー式の冷蔵庫に比較して、フロン系ガスを用いな
いで、騒音がなく、軽量であるなどの優れた点を有して
いる。ところでこの種の冷蔵庫は、ペルチェモジールな
らびにそれの吸熱系や放熱系などを含むペルチェユニッ
トが、一般に冷蔵庫本体の背面部に取付けられている。
そのため結果的にはコンプレッサー式冷蔵庫ほどではな
いが、冷蔵庫の収納容量が制限される。また、冷蔵庫の
ドアや収納用の引き出しを開閉して庫内温度が上昇した
とき、ペルチェモジールは奥側(背面側)にあるから、
冷蔵庫の収納空間の手前側を迅速に冷却することができ
ないなどの欠点を有している。
【0008】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消して、収納容量が増大し、引き出しを開閉して
も庫内温度を迅速に均一化することのできる温度処理庫
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の第1の手段は、温度処理庫本体に引き出し箱体
が設けられ、その引き出し箱体内に収納空間が形成され
た温度処理庫において、前記引き出し箱体の前面パネル
に前記収納空間の温度制御を行なうペルチェモジュール
が内蔵されていることを特徴とするものである。
【0010】本発明の第2の手段は前記第1の手段にお
いて、前記前面パネル内にペルチェモジュールを間にし
て放熱側通路と吸熱側通路が設けられ、その放熱側通路
内にペルチェモジュールの放熱側と密着する放熱側フィ
ンが、吸熱側通路内にペルチェモジュールの吸熱側と密
着する吸熱側フィンが、それぞれ設置されていることを
特徴とするものである。
【0011】本発明の第3の手段は前記第2の手段にお
いて、前記放熱側通路ならびに吸熱側通路のいずれか一
方の通路が前記引き出し箱体内の収納空間と連通し、他
方の通路が前記引き出し箱体の閉成位置においても外気
と連通していることを特徴とするものである。
【0012】本発明の第4の手段は前記第1の手段にお
いて、前記温度処理庫本体の外側に電源制御部が設けら
れ、温度処理庫本体と引き出し箱体に導電性のスライド
レールが付設され、そのスライドレールを介して電源制
御部とペルチェモジュールが電気的に接続されているこ
とを特徴とするものである。
【0013】本発明の第5の手段は前記第1の手段にお
いて、前記前面パネルに電池を電源とする電源制御部が
内蔵され、その電源制御部とペルチェモジュールが電気
的に接続されていることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は第1実施形態に係る保存庫の
側面図、図2はこの保存庫における引き出し箱体前面パ
ネルの一部拡大断面図、図3はこの保存庫に用いるフィ
ンの拡大斜視図である。
【0015】本実施形態に係る保存庫として使用する温
度処理庫1はシステムキッチン内に備え付けられてお
り、具体的には図1に示すようにシステムキッチンの基
台2とキッチン天板3の間に挿入・設置されている。温
度処理庫1には、前述のように例えば根ものの野菜、穀
類、果物、日本酒、ワイン、醤油、みりん類、漬物など
の食品類が収納、保存される。
【0016】温度処理庫1は、前面が開口した箱形の温
度処理庫本体4と、上面が開口して温度処理庫本体4に
対して引き出し可能に配置された引き出し箱体5とから
主に構成されている。引き出し箱体5の内側に前述の食
品類を収納する収納空間6が形成され、引き出し箱体5
の上部開口に収納空間6を開閉する透明樹脂板などから
なる2枚のスライド式カバー7が設けられている。
【0017】前記引き出し箱体5の前面パネル8の上部
に取手9が設けられ、前面パネル8の温度処理庫本体4
と対向する側の周辺部にパッキング(図示せず)が付設
されている。前面パネル8の内部の厚さ方向のほぼ中間
位置に、ペルチェモジール10が固定されている。
【0018】このペルチェモジール10の外周部は、図
2に示すように前面パネル8の内部に設置された例えば
発泡ポリウレタン樹脂からなる断熱層11に固定されて
いる。断熱層11を間にして前面板12と後面板13が
対向するように平行に設けられ、ペルチェモジール10
と前面板12の間に放熱側フィン14が設置され、ペル
チェモジール10と後面板13の間に吸熱側フィン15
が設置されている。
【0019】この薄形の放熱側フィン14と吸熱側フィ
ン15は例えばアルミニウムなどの熱伝導性が良好で軽
量な金属で構成され、図3に示すようにフィンベース1
6と、そのフィンベース16の片面から一体に立設され
た薄板状の多数の湾曲フィン17とから構成されてい
る。図2に示すように放熱側フィン14側のフィンベー
ス16と吸熱側フィン15側のフィンベース16を、そ
れぞれペルチェモジール10の放熱側ならびに吸熱側に
接触させ、ペルチェモジール10を間にして放熱側フィ
ン14と吸熱側フィン15をネジや他の機械的手段で締
結することにより、3者を密着することができる。
【0020】図3に示すように長方形をした湾曲フィン
17の長手方向(湾曲方向と直交する方向)が前面パネ
ル8の上下方向と一致するように、放熱側フィン14と
吸熱側フィン15が取付けられる。また狭い前面パネル
8内において、ペルチェモジール10の放熱を効率的に
行なうため、放熱側フィン14側の放熱面積は吸熱側フ
ィン15の吸熱面積よりも大きく設計されている。
【0021】放熱側フィン14と吸熱側フィン15の上
方に1つの共用ファン18が設置され、共用ファン18
より上方の前面板12に外気取入口30が形成され、ま
た後面板13に庫内取入口31が形成されている。そし
て断熱層11を境にして外気取入口30と連通して放熱
側フィン14を設置する放熱側通路19と、庫内取入口
31と連通して吸熱側フィン15を設置する吸熱側通路
20に分かれて形成されている。放熱側通路19は、前
面パネル8の下端に向けて開口している。吸熱側通路2
0は、図2に示すように後面板13の吸熱側フィン15
と対向する部分に開口した冷気吐出し口21と連通して
いる。
【0022】従って、ペルチェモジール10に所定の電
流を流し、共用ファン18を回転駆動することにより、
前記外気取入口30から取り入れられた外気32は放熱
側通路19に導かれ、放熱側フィン14の各湾曲フィン
17の間を通ることにより、熱交換が行なわれて湾曲フ
ィン17の熱を奪い、前面パネル8の下端から排出され
る。図1に示すように温度処理庫本体4に対して引き出
し箱体5を閉じた状態(閉成位置)でも、前面パネル8
の下端からの排気は支障なく行なわれるように、すなわ
ち引き出し箱体5を閉じた状態で、前面パネル8の下端
排気口(図示せず)が基台2で塞がれないようになって
いる。
【0023】一方、庫内取入口31から取り入れられた
庫内空気33は吸熱側通路20に導かれ、吸熱側フィン
15の各湾曲フィン17の間を通ることにより、熱交換
により冷却されて冷気24となり、冷気吐出し口21か
ら収納空間6内に排出され、庫内を所定温度に維持す
る。根ものの野菜、穀類、果物、日本酒、ワイン、醤
油、みりん類、漬物などの食品類を保存するのに適した
庫内温度は、外気温度より10〜15℃程度低い温度で
ある。
【0024】本実施形態では外気温度に対して一定の割
合で庫内温度を低く、すなわち外気温度が比較的高けれ
ばそれに応じて庫内温度も比較的高く、外気温度が比較
的低ければそれに応じて庫内温度も比較的低くなるよう
に制御して、外気温度と庫内温度の差が極端にならない
ように(温度差が10〜15℃程度に保てるように)し
ている。さらに庫内温度が約10℃を下回った場合は、
後述の電源制御部25の働きによりペルチェモジール1
0への給電が自動的に停止するシステムになっている。
この制御により、前記食品類に対して必要かつ充分な保
存温度を維持しながら消費電力の低減を図ることができ
る。
【0025】また本実施形態ではペルチェモジール10
に流す電流に対応してファン18の回転数も制御してい
る。この制御によりファン18の回転音を極力小さくす
ることができ、ペルチェモジュール10の特長である静
音性を最大限に発揮できる。また、ファン10の回転数
を制御することで、温度処理庫内に吐出される冷気24
の風量が適正に調整でき、食品類の鮮度維持が可能であ
る。
【0026】図2に示すように、放熱側フィン14の下
方に庫外露蒸発皿22が、吸熱側フィン15の下方でか
つ庫外露蒸発皿22に上方に庫内露受け皿23がそれぞ
れ設置され、庫外露蒸発皿22と庫内露受け皿23は傾
斜した連絡管34で連通している。冷却により吸熱側フ
ィン15に発生した結露水は自重で庫内露受け皿23に
落ちて溜まり、その結露水は連絡管34を通り庫外露蒸
発皿22に流れ落ち、放熱側フィン14を通過して温度
が高くなった外気32(放熱風)が当たることにより蒸
発させる仕組みになっている。なお、庫外露蒸発皿22
は外気32の排気を妨げない面積に設計されている。
【0027】図1に示すように、温度処理庫本体4の背
面部または底部(本実施形態では背面部)に一般家庭の
交流電源を電源とする電源制御部25が設置され、これ
とペルチェモジール10は温度処理庫本体4ならびに引
き出し箱体5に設けられて互いに嵌合した金属からなる
導電性のスライドレール26とコード線27により接続
されている。従って温度処理庫本体4に対して引き出し
箱体5をスライドしてもペルチェモジール10への給電
は可能である。
【0028】図示していないが、引き出し箱体5には庫
内温度センサが設置されて、庫内温度センサによって検
出された庫内温度信号は電源制御部25に送信される。
【0029】図4は、第2実施形態に係る温度処理庫の
側面図である。本実施形態で前記第1実施形態と相違す
る点は、同図に示すように前面パネル8内に電源制御部
25が設置されており、その電源制御部25には電源と
しての電池(1次電池あるいは2次電池)が交換可能に
装着されている。
【0030】図5は、第3実施形態に係る温度処理庫に
おける前面パネルの要部拡大断面図である。本実施形態
の場合、断熱層11を境にして前面板12側に薄形の放
熱用ファン28が、後面板13側に薄形の吸熱用ファン
29が、それぞれ設置されている。前面板12の放熱用
ファン28と対向する位置に外気取入口30が、後面板
13の吸熱用ファン29と対向する位置に庫内空気取入
口31が、それぞれ形成されている。
【0031】従って、放熱側通路19と吸熱側通路20
は断熱層11により完全に分離されている。そして放熱
用ファン28の回転駆動により外気32は外気取入口3
0から取り入れられ、放熱側通路19に設置されている
放熱側フィン14の各湾曲フィン17の間を通ることに
より、熱交換が行なわれて湾曲フィン17の熱を奪い、
前面パネル8の下端から排出される。
【0032】一方、吸熱用ファン29の回転駆動により
庫内空気33は吸熱側通路20に設置されている吸熱側
フィン15の各湾曲フィン17の間を通ることにより、
熱交換により冷却されて冷気24となり、冷気吐出し口
21から収納空間6内に排出され、庫内を所定温度に維
持する。
【0033】前記実施形態では薄板状のフィンを用いた
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えばピン状、ハニカム状など他の形状の
フィンを用いることも可能である。
【0034】前記実施形態では温度処理庫について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、清涼
庫、保冷庫、冷凍庫、保温庫、温度処理庫あるいは清涼
庫と保冷庫の兼用庫、保冷庫と冷凍庫の兼用庫、保冷庫
と保温庫の兼用庫など他の温度処理庫にも適用可能であ
る。
【0035】前記実施形態では食品類を収納する温度処
理庫について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば試薬や血液など他の物を収納して温
度管理を行なう温度処理庫にも適用可能である。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、温度処理庫本
体に引き出し箱体が設けられ、その引き出し箱体内に収
納空間が形成された温度処理庫において、前記引き出し
箱体の前面パネルに前記収納空間の温度制御を行なうペ
ルチェモジュールが内蔵されていることを特徴とするも
のである。
【0037】ペルチェモジュールは薄形化が容易であ
り、このペルチェモジュールを引き出し箱体の前面パネ
ルに内蔵することにより、温度処理庫本体の背面部など
にペルチェモジュールを設置する無駄な空間が省け、そ
のために収納容量が増大する。また引き出し箱体を開く
ことにより温度が上昇し易い前面パネル側にペルチェモ
ジュールを設けたから、引き出し箱体を開閉しても庫内
温度を迅速に均一化することのできる。
【0038】請求項2記載の本発明は、前面パネル内に
ペルチェモジュールを間にして放熱側通路と吸熱側通路
を設け、その放熱側通路内にペルチェモジュールと密着
する放熱側フィンが、吸熱側通路内にペルチェモジュー
ルと密着する吸熱側フィンが、それぞれ設置されてい
る。そのため収納容量の増大が図れるとともに、引き出
し箱体を開閉しても庫内温度を迅速に均一化することの
できる。
【0039】請求項3記載の本発明は、放熱側通路なら
びに吸熱側通路のいずれか一方の通路が引き出し箱体内
の収納空間と連通し、他方の通路が前記引き出し箱体の
閉成位置においても外気と連通しているから、引き出し
箱体内の温度制御が支障なく行なわれる。
【0040】請求項4記載の本発明は、温度処理庫本体
の外側に電源制御部が設けられ、温度処理庫本体と引き
出し箱体に導電性のスライドレールが付設され、そのス
ライドレールを介して電源制御部とペルチェモジュール
が電気的に接続されている。そのため電源制御部とペル
チェモジュールの間に特別の接続構造を設ける必要がな
く、部品点数の削減とコストの低減が図れる。
【0041】請求項5記載の本発明は、前面パネルに電
池を電源とする電源制御部が内蔵されている。そのため
電源制御部を設置する特別のスペースが不要となり、更
に収納容量の増大が図れるなどの特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る温度処理庫の側面
図である。
【図2】この温度処理庫における引き出し箱体前面パネ
ルの一部拡大断面図である。
【図3】この温度処理庫に用いるフィンの拡大斜視図で
ある。
【図4】本発明の第2実施形態に係る温度処理庫の側面
図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る引き出し箱体前面
パネルの一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1:温度処理庫、2:基台、3:キッチン天板、4:温
度処理庫本体、5:引き出し箱体、6:収納空間、7:
スライド式カバー、8:前面パネル、9:取手、10:
ペルチェモジュール、11:断熱層、12:前面板、1
3:後面板、14:放熱側フィン、15:吸熱側フィ
ン、16:フィンベース、17:湾曲フィン、18:共
用ファン、19:放熱側通路、20:吸熱側通路、2
1:冷気吐出し口、22:庫外露蒸発皿、23:庫内露
受け皿、24:冷気、25:電源制御部、26:スライ
ドレール、27:コード線、28:放熱用ファン、2
9:吸熱用ファン、30:外気取入口、31:庫内空気
取入口、32:外気、33:庫内空気、34:連絡管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木谷 文一 東京都中央区日本橋箱崎町36番1号 リバ ーサイド読売ハイツS803号室 株式会社 エコ・トゥエンティーワン内 (72)発明者 西池 氏裕 東京都中央区日本橋箱崎町36番1号 リバ ーサイド読売ハイツS803号室 株式会社 エコ・トゥエンティーワン内 Fターム(参考) 3L045 AA05 DA04 PA04 3L102 JA01 KA10 KD11 LE04 4B066 AA05 AB03 BC05 BD03 BD23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度処理庫本体に引き出し箱体が設けら
    れ、その引き出し箱体内に収納空間が形成された温度処
    理庫において、前記引き出し箱体の前面パネルに前記収
    納空間の温度制御を行なうペルチェモジュールが内蔵さ
    れていることを特徴とする温度処理庫。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の温度処理庫において、前
    記前面パネル内にペルチェモジュールを間にして放熱側
    通路と吸熱側通路が設けられ、その放熱側通路内にペル
    チェモジュールの放熱側と密着する放熱側フィンが、吸
    熱側通路内にペルチェモジュールの吸熱側と密着する吸
    熱側フィンが、それぞれ設置されていることを特徴とす
    る温度処理庫。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の温度処理庫において、前
    記放熱側通路ならびに吸熱側通路のいずれか一方の通路
    が前記引き出し箱体内の収納空間と連通し、他方の通路
    が前記引き出し箱体の閉成位置においても外気と連通し
    ていることを特徴とする温度処理庫。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の温度処理庫において、前
    記温度処理庫本体の外側に電源制御部が設けられ、温度
    処理庫本体と引き出し箱体に導電性のスライドレールが
    付設され、そのスライドレールを介して電源制御部とペ
    ルチェモジュールが電気的に接続されていることを特徴
    とする温度処理庫。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の温度処理庫において、前
    記前面パネルに電池を電源とする電源制御部が内蔵さ
    れ、その電源制御部とペルチェモジュールが電気的に接
    続されていることを特徴とする温度処理庫。
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