JP2003306737A - 炭素添加ニオブ基複合材料 - Google Patents

炭素添加ニオブ基複合材料

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JP2003306737A
JP2003306737A JP2002116998A JP2002116998A JP2003306737A JP 2003306737 A JP2003306737 A JP 2003306737A JP 2002116998 A JP2002116998 A JP 2002116998A JP 2002116998 A JP2002116998 A JP 2002116998A JP 2003306737 A JP2003306737 A JP 2003306737A
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Genyo Kin
元鎔 金
Hisao Tanaka
久男 田中
Akio Kasama
昭夫 笠間
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Chokoon Zairyo Kenkyusho Kk
Japan Ultra High Temperature Materials Research Institute JUTEM
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Chokoon Zairyo Kenkyusho Kk
Japan Ultra High Temperature Materials Research Institute JUTEM
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Abstract

(57)【要約】 【課題】Ni基超合金の耐用温度を超える高温での強度
に優れ、室温での靭性も良好なNbベースの耐熱構造材
料を提供する。 【解決手段】Nb中に5〜30at%のMoと5〜30
at%のWを固溶させて強化するとともに、0.5〜1
0at%のC又は5〜20at%のCと5〜20at%
のHfを添加して微細な炭化物を析出させ、この析出炭
化物により粒界並びにマトリックスの強化を図って、N
b−Mo−W系合金の引張強度特性を改善した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービン部材
等の超高温耐熱材料として使用される、高温強度と靭性
の優れたニオブ基合金に関する。
【0002】
【従来の技術】化石燃料の節減とCO2排出量削減の観
点から、火力発電の熱効率の向上が求められ、ガスター
ビンの運転温度の一層の高温化が急務の課題となってい
る 現在、ガスタービン部材には主にNi基超合金が用
いられているが、その耐熱温度の向上はほぼ限界に達し
ている。そのため、より高温で使用しうる新たな耐熱材
料が必要となっており、その一つとして高融点金属であ
るNbをベースにした材料が注目されている。
【0003】Nbは融点がきわめて高く、延性にも富む
金属であるが、高温強度が著しく低いため単体で耐熱材
料として使用することはできず、固溶強化型又は析出強
化型のニオブ基合金や、Nbの金属間化合物とくにNb
−Al系金属間化合物に関して、種々の検討が行われて
いる。
【0004】固溶強化型のニオブ基合金の例として、1
0at%程度のWと数at%以下のZr,V等を含む合
金が知られている。また、析出強化型のニオブ基合金の
例としては、3〜16at%程度のSiを含むNb−S
i合金が知られている。しかし、これらのニオブ基合金
は、1400℃以上の高温域において十分な強度を有す
るとは言い難い。
【0005】また、Nb−Al系間金属化合物として
は、A15型結晶構造を有するNb3Alが注目されて
いる。Nb3Alは室温付近では極めて脆いため、第三
元素を添加して常温靭性や高温強度を改善する試みがな
されている。しかし、このような第三元素の添加によっ
ても、硬くて脆いという金属間化合物の基本的性質を大
幅に改善することは難しく、構造材料として実用化する
ことは容易ではない。また、Nb−Al系金属間化合物
は、Nb3Al以外のNb2AlやNbAlの相が析出す
るとさらに脆化するため、析出相の制御が難しいことも
問題である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】耐熱構造材料として用
いるニオブ基合金は、材料特性が安定しており、製造が
容易なものであることが望ましいが、とくに固溶強化型
の合金はこの条件に適合する。そのため、本発明者ら
は、先にNbをMo又はMoとWで固溶強化したNb−
Mo系又はNb−Mo−W系合金を提案した(特開20
01−226732号公報)。
【0007】上記のうちでも、とくにNb−Mo−W合
金は1770Kのような高温域でも、非常に高い圧縮強
度を示すことが特徴である。しかし、その後の検討で、
あまりにも高濃度にMoやWを添加すると弾性域で脆性
破壊してしまい、圧縮には強いが引張りでは弱いことが
知れた。また、その原因が粒界での脆性破壊に関連して
いることが明らかになり、何らかの手段で、粒界を強化
し、粒界での脆性破壊を防止する必要があることが示唆
された。
【0008】そこで、本発明は、Nb−Mo−W合金の
粒界強度を改善し、高温の圧縮強度のみならず引張強度
にも優れ、かつ室温靭性も兼ね備えた新たなニオブ基複
合材料を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、Nb−M
o−W合金の粒界に酸素が析出すると粒界強度が著しく
低下する可能性があることから、これにCを添加するこ
とにより熱処理材の酸素濃度が低下し、顕著な粒界の強
化と延性の改善効果があることを知見した。また、適正
なCの濃度についても知見を得た。さらに、Cとカーバ
イド形成元素とを同時添加することにより、より粒界強
化と高温強度特性の改善が可能なことを知見し、かかる
カーバイド形成元素としてハフニウム(Hf)が適切な
ことを明らかにした。
【0010】これらの知見に基づく本発明の複合材料の
第一は、Moを5〜30at%、Wを5〜30at%及
びCを0.5〜10at%含有し、残部が実質的にNb
からなるニオブ基複合材料である。この材料において
は、Mo濃度が5〜30at%でW濃度が10〜30a
t%であるか、又はMo濃度が15〜30at%でW濃
度が5〜30atであり、かつC濃度が0.5〜10a
t%であることが好ましい。また、この材料において
は、Mo濃度が15〜30at%でW濃度が10〜30
at%であり、かつC濃度が0.5〜10at%である
ことがより好ましい。
【0011】また、本発明の複合材料の第ニは、Moを
5〜30at%、Wを5〜30at%、Cを5〜20a
t%及びHfを5〜20at%含有し、残部が実質的に
Nbからなるニオブ基複合材料である。この材料におい
て、Mo濃度は15〜30at%であり、かつW濃度は
10〜30at%であることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明者らは、Nb−5Mo−1
5W合金に、Cを0〜10%の範囲で添加し、後記実施
例に示すような方法で、試料の調製と1773Kにおけ
る引張特性の評価を行った。その結果、引張試験の応力
−歪み曲線は、Cの添加量により図1のように変化する
ことが見出された(同図では、各曲線毎に歪0の位置を
横軸で2目盛づつずらしている)。
【0013】同図から明らかなように、C無添加のNb
基合金で観察された弾性域での破断は、C濃度の増加に
伴い軽減される傾向を示している。とくに、C濃度が
0.5%を超える領域では、明らかな伸びを示すととも
に、強度も増大する傾向が認められる。Nb−Mo−W
−C合金において、MoとWが5〜30at%の範囲で
変わっても、ほぼ同様にこのような傾向があることが認
められる。
【0014】また、引張試験片の破断面や熱処理材のミ
クロ組織が、C添加によりどのように変化するかについ
ては、後記実施例において詳述するが、C添加により粒
界を強化する効果は、C:0.5at%以上の範囲で顕
著になることが知れた。したがって、第一発明の複合材
料においては、Cの下限を0.5at%とする。一方、
Cの上限を10at%とする理由は、これを超えると、
気泡等の内部欠陥が多くなって脆くなるためである。
【0015】また、Moの下限を5at%、Wの下限を
5%at%とする理由は、これ未満では、とくにCを添
加して粒界を強化する必要がないためである。また、M
oの上限及びWの上限を30%at%とする理由は、こ
れを超えると、Cを添加しても室温靭性が著しく低下す
るためである。
【0016】しかしながら、本発明において、とくにC
添加の効果が大きいのは、Moが15at%以上又は/
及びWが10at%以上の場合である。すなわち、この
範囲のNb−Mo−W合金は、高温圧縮強度が大きいに
も拘わらず、粒界で破断し易いため、実用性に問題があ
った。後記実施例に示すように、Cを添加することによ
る高温引張強度の改善効果は、上記のMoとWの範囲で
とくに顕著である。
【0017】次に、第二発明の複合材料においては、N
b−Mo−W合金にCとHfとを添加する。Cを添加す
る理由は、第一発明材の場合と同様であるが、Hfを添
加する理由は、これが粒界において炭化物を形成し易く
かつ高温で安定な炭化物を形成する元素であること、及
びHf自体がNbに固溶して強化する作用を有するため
である。とくに、後記実施例2に示すように、Nb−M
o−W合金にHfとCとを添加した時の析出炭化物は、
Cのみを添加した時の析出炭化物よりも微細で、粒界の
強化のみならず、マトリックスの高強度化にも有効と考
えられる。
【0018】第二発明材において、Cの濃度範囲を5〜
20at%とする理由は、この下限未満では、微細な炭
化物量が少なく、靭性改善の効果が不十分なためであ
り、上限を超えると、内部欠陥が多くなり脆くなると同
時に、高温強度がそれほど向上しなくなるためである。
【0019】また、Hfの濃度範囲を5〜20at%と
する理由は、炭化物中のCに対応するHfの量を上記の
Cの範囲と同じにするためである。MoとWの下限及び
上限は第一発明材と同じであり、限定理由もこれと同様
である。さらに、炭化物添加の効果がより大きいのは、
Moが15%以上でかつWが10%以上の場合で、この
範囲がMoとWの下限のより好ましい範囲であることも
第一発明材と同じである。
【0020】この複合材料の成形体は、溶解・凝固法に
よっても、粉末焼結法によっても製造することができ
る。溶解・凝固法としては、例えば高周波加熱スカル溶
解法、プラズマアーク等によるハース溶解法や真空アー
ク、プラズマアーク、電子ビーム等を熱源として、原料
を水冷鋳型内に連続的に供給して溶解しインゴットを形
成する逐次溶解・凝固法等のいずれによってもよい。ま
た、生成したインゴットを必要に応じて均質化熱処理を
すればよい。
【0021】粉末焼結法としては、配合原料をMA(メ
カニカルアロイイング)法等により所定の粒度まで粉砕
・混合し、各種の粉末焼結法(例えば、ホットプレス、
HIP処理、放電プラズマ焼結法など)により成形体を
形成して、必要に応じて熱処理を行えばよい。
【0022】なお、本発明のニオブ基複合材料におい
て、黒鉛その他の炭素源を用いてCを添加してもよい
が、NbCやWCのような炭化物を炭素源とすることが
できる。とくに、HfとCを添加する場合には、炭化物
HfCを添加する方法が有用である。一般に、炭素単体
で添加するより、炭化物で添加した方が、炭素の均一な
分散が可能で、かつ添加歩留が安定する場合が多い。
【0023】
【実施例】(実施例1)Nb−Mo−W−C系 Nb−Mo−W系合金に0.05〜10at%のCを添
加した時の、高温引張特性、ミクロ組織、酸素濃度等の
比較と引張試験片の破断面観察を行った。 試験片の調製 試験片は溶解・急冷凝固法で作製した。所定の組成に配
合された純度99.9%以上の粒状のNb,Mo,Wと
CソースとしてのNbCを水冷銅製ハース内でアーク溶
解して、ボタン状の試験片(40φ×10mm)を作製
した。一部はボタン数個を並べて棒状の試験片(10φ
×100mm)とした。アーク溶解における投入電力は
12KVAとした。この試験片を均質化熱処理した。熱
処理条件は2073K、Ar雰囲気中で48hr保定後
炉冷した。
【0024】調査方法 相の同定はX線回折及びEPMAにより行った。組織観
察は、反射電子線像(BEI)及び光学顕微鏡により行
った。引張試験は、試験片(3×3×10mm)をワイ
ヤー放電加工機で切り出し、エメリー紙で表面研磨仕上
したもの用い、1773KのAr雰囲気中で歪速度3×
10-4-1で実施した。引張試験後の試験片の破面は、
走査型電子顕微鏡(SEM)で観察した。また、As cas
t 及び熱処理後の試験片の酸素分析も行った。
【0025】試験片の組成は、Nb−5Mo−15W−
0〜10C(数値はat%)のものを中心に調査した
が、一部Cが0の場合と4at%の場合について、Mo
とWの濃度を変えて、C添加の有無による高温引張特性
の変化を調査した。
【0026】調査結果 1773Kにおける引張試験の応力−歪曲線は、図1に
示した通りで、Cが0.5at%以上になると、明らか
な伸びを示すことが知れる。この引張試験片の破面の観
察結果を図2に示す。Cが0.1at%以下では粒界破
断であるのに対して、Cが1at%以上では、明らかに
粒内の破断が先に進行したことを示している。
【0027】Nb−5Mo−15W−0.05〜4Cの
熱処理材の組織観察結果では、C:0.1at%以下で
は、粒界析出物はほとんど認められないが、C:0.5
at%以上では、明瞭に粒界析出物が認められる。この
結果から、Nb中へのCの固溶量は少なく、容易に粒界
又は粒内で炭化物を形成するものと考えられ、これが粒
界の強化に寄与して、高温引張特性を大幅に改善してい
るものと推測される。
【0028】また、Nb−5Mo−15W−0.05〜
4Cの As cast材及び熱処理材の酸素濃度を図3に示
す。酸素濃度は、As cast材より熱処理材の方が高い
が、Cが1at%を超えると分析誤差の範囲でほとんど
酸素が検出されなくなる。しかし、C無添加でも、酸素
濃度は20ppm程度以下であり、この程度の酸素量で
粒界破断の機構を支配するほどの悪影響があるか否かは
明らかでない。
【0029】図4に、C添加の無い場合と有る場合で、
MoとWの添加量を変えた時の高温引張強度(0.2%
耐力)の測定結果を示す。図に見られるように、C添加
の無い場合は、Mo+Wが15〜25at%を超える
と、高温引張強度が低下する。これに対してCを4at
%添加すると、上記のMoとWの範囲でも、高温引張強
度が増大することが確かめられた。
【0030】(実施例2)Nb−Mo−W−HfC系 Nb−5Mo−15W系合金で、C無添加の場合、Cを
10at%添加した場合及びHfCを10at%添加し
た場合の3種の試験片を作製し、機械特性を比較した。 試験片の調製 実施例1と同じく、試験片は溶解・急冷凝固法で作製し
た。原料は実施例1と同じものの他に、HfCを使用し
た。アーク溶解の条件、試験片の形状及び熱処理条件は
実施例1と同じである。
【0031】調査方法 高温引張試験は、実施例1と同様に実施した。高温圧縮
試験は、試験片サイズを3×3×6mmとし、上記と同
様に作製した試験片で、1773KのAr雰囲気中で歪
速度3×10-4-1で実施した。
【0032】破壊靭性値の測定には、三点曲げ試験を用
いた。試験片は3×6×30mm(支点間距離24m
m)で長手方向中央に疲労き裂の代わりに切込みを入
れ、クロスヘッド速度0.5mm/minとして室温で
曲げ試験を実施した。曲げ試験後の試験片の破面は、走
査型電子顕微鏡(SEM)で観察した。
【0033】調査結果 表1に、上記3種の試験片での、室温破壊靭性値、圧縮
試験の0.2%耐力、引張強さ及び破断伸びの値を示
す。高温強度、伸び、室温靭性ともにC無添加<10C
添加<10HfC添加の順になっており、C又はHfC
の添加によって、Nb−Mo−W系合金の強度と靭性が
ともに向上することが確かめられた。10C添加と10
HfC添加で、析出相の体積分率はほぼ同程度であるの
に、HfC添加の方が高温強度及び室温靭性値が高いの
は、析出物がより微細かつ均一に分散しているためと考
えられる。
【0034】
【表1】
【0035】図5に、曲げ試験後の破断面のSEM写真
を示す。写真(a)のC無添加では、ほぼ全面にリバーパ
ターンが観察され、粒界でクラックの進行方向が変化し
ているのが分かる。写真(b)の10C添加では、大きな
へき開が減少し、破断面に角張った凹凸が見られた。写
真(c)の10HfC添加では、より小さな凹凸が観察さ
れる。凹凸の原因は、分散している炭化物によりクラッ
クの進行が妨げられることによると考えられる。組織観
察の結果からも、10C添加よりも10HfC添加の方
がより微細に炭化物が析出していることが確かめられて
おり、析出炭化物の機械特性への影響が大きいことが知
れた。
【0036】
【発明の効果】本発明により、Nb−Mo−W系合金の
延性に乏しく引張強度が低いという問題を解決すること
が可能になった。これにより、1500℃以上の高温域
における強度が十分大きく、構造材料として必要な靭性
を兼ね備えた、ニオブ基複合材料を提供することが可能
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における高温引張試験の応力−歪曲線
の例で、C濃度を変えた時の変化を示す図である。
【図2】本実施例における引張試験片破断面のSEM写
真の例で、C濃度を変えた時の変化を示す。
【図3】本実施例における酸素濃度測定結果の例を示す
図である。
【図4】本実施例における高温引張強度の測定結果の例
で、C添加の有無による比較を示す図である。
【図5】本実施例における三点曲げ試験片破断面のSE
M写真の例で、C無添加、10C添加及び10HfC添
加の場合の比較を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠間 昭夫 山口県宇部市大字沖宇部573番地の3 株 式会社超高温材料研究所山口研究所内 Fターム(参考) 3G002 EA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Moを5〜30at%、Wを5〜30a
    t%及びCを0.5〜10at%含有し、残部が実質的
    にNbからなるニオブ基複合材料。
  2. 【請求項2】 Moを5〜30at%とWを10〜30
    at%又はMoを15〜30at%とWを5〜30at
    %含有し、かつCを0.5〜10at%含有し、残部が
    実質的にNbからなるニオブ基複合材料。
  3. 【請求項3】 Moを15〜30at%、Wを10〜3
    0at%及びCを0.5〜10at%含有し、残部が実
    質的にNbからなるニオブ基複合材料。
  4. 【請求項4】 Moを5〜30at%、Wを5〜30a
    t%、Cを5〜20at%及びHfを5〜20at%含
    有し、残部が実質的にNbからなるニオブ基複合材料。
  5. 【請求項5】 Moを15〜30at%、Wを10〜3
    0at%、Cを5〜20at%及びHfを5〜20at
    %含有し、残部が実質的にNbからなるニオブ基複合材
    料。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114752834A (zh) * 2022-03-31 2022-07-15 湖南大学 一种多主元合金与碳化物共晶型铌合金及其原位制备方法

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