JP2003306030A - 空気調和ユニット - Google Patents

空気調和ユニット

Info

Publication number
JP2003306030A
JP2003306030A JP2002112050A JP2002112050A JP2003306030A JP 2003306030 A JP2003306030 A JP 2003306030A JP 2002112050 A JP2002112050 A JP 2002112050A JP 2002112050 A JP2002112050 A JP 2002112050A JP 2003306030 A JP2003306030 A JP 2003306030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater core
air
drain
evaporator
conditioning unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002112050A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhide Kawahara
辰英 川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002112050A priority Critical patent/JP2003306030A/ja
Publication of JP2003306030A publication Critical patent/JP2003306030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外形寸法を小さくすることができる空気調和
ユニットを提供すること。 【解決手段】 エバポレータ25と、ヒータコア26と
がケーシング22内に並んで設けられ、前記ヒータコア
26下方の前記ケーシング底面22aは前記エバポレー
タ25側からヒータコア26側に向かって下降するよう
に傾斜し、該底面22a内側がドレンパン38とされて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両内の空調に用
いられる空気調和ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、冷却用熱交換器であるエバポレー
タと、加熱用熱交換器であるヒータコアを一体ユニット
とし、それにより車室内の足元スペースを拡大するとと
もにコストを削減するようにした車両用空気調和装置
(カーエアコンユニット)が開発されている。このよう
な車両用空気調和装置の一例を図4により説明する。図
4に示すように、従来の車両用空気調和装置1は、ケー
シング2を有し、このケーシング2内に、車両の前方か
ら取り込んだ空気を装置内に導入する空気入口3と、こ
の導入された空気を冷却するエバポレータ5と、このエ
バポレータ5の後方下部に配置されエバポレータ5から
の冷却された空気を加熱するヒータコア6とが配置され
ている。また、ケーシング2内のヒータコア6の後方に
は仕切板8が配置され、この仕切板8により、ヒータコ
ア6により加熱された空気を、エバポレータ5からの冷
却空気と混合させるために、上方のミックス領域10に
導くようになっている。エバポレータ5の後流には、ヒ
ータコア6をバイパスする空気の量を調整するためのエ
アミックスダンパ12が設けられ、冷却空気の量と加熱
空気の量を調整できるようになっている。また、仕切板
8とケーシング2の後部との間には、フット通路13が
形成されている。さらに、ケーシング2の上部におい
て、ミックス領域10の近傍の部分には、フェース吹出
口14が設けられ、このフェース吹出口14より前方側
には、デフロスト吹出口15が設けられている。これら
吹出口においては、フェース吹出口14およびデフロス
ト吹出口15に空気を分配するデフロスト兼用フェース
ダンパ16が設けられており、また、フット通路13に
はフットダンパ17が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような空気調和ユ
ニットでは、エバポレータ5で生じた結露は、エバポレ
ータ5の下部に設けられたドレンパン18に集められ、
ドレンパン18の一側部に設けられたドレン排水口19
から排出されるようになっている。
【0004】しかしながら、このように構成された従来
の空気調和ユニットでは、エバポレータ5の下方にドレ
ンパンを設ける必要がある。このため、エバポレータ5
部分の高さ寸法が大きくなってしまうという問題があっ
た。
【0005】また、エバポレータ5からのドレンが飛散
してもヒータコア部に侵入する事が無いよう、エバポレ
ータ5とヒータコア6への冷却風入り口距離を大きくす
るなどが必要であり、このため空調ユニットが大きくな
ってしまうという問題があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みて成されたもので
あり、外形寸法を小さくすることができる空気調和ユニ
ットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の空気調
和ユニットは、エバポレータと、ヒータコアとがケーシ
ング内に並んで設けられ、前記ヒータコア下方の前記ケ
ーシング底面は前記エバポレータ側からヒータコア側に
向かって下降するように傾斜し、該底面内側がドレンパ
ンとされていることを特徴とする。
【0008】この発明においては、エバポレータで生じ
た結露はケーシング底面に設けられたドレンパンをヒー
タコア側に流れ、ヒータコア側でドレンが集められる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の空気調和ユニットにおいて、前記ドレンパンは、前記
ヒータコア側ほど幅方向に狭くなるよう構成され、該ド
レンパンのヒータコア側端部にドレン排水口が設けられ
ていることを特徴とする。
【0010】この発明においては、ヒータコア側に流れ
たドレンは、ドレンパンの幅が狭くなることで幅方向1
カ所に集められる。そしてドレン排水口を通じて排出さ
れる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の空気調和ユニットにおいて、前記ヒータコア
下方に仕切板が設けられ、該仕切板と前記ケーシングと
の間がドレンパンとされ、該仕切板と前記ヒータコアと
の間が空調空気流路とされていることを特徴とする。
【0012】この発明においては、ドレンパンと空調空
気(エバポレータまたはヒータコアを通過した空気)と
が隔離されている。したがって、ドレンによる湿気が空
調空気に混ざることが防止される。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の空気調和ユニットにおいて、前記ヒータコア下方の仕
切板に水抜き穴が設けられていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図1〜図3を参照して説明する。図1は本実施形態
の空気調和ユニット20の側断面図、図2は同空気調和
ユニット20の平面図、図3は同空気調和ユニットの背
面図である。図1に示すように空気調和ユニット20
は、ケーシング22を有し、このケーシング22内に、
車両の前方から取り込んだ空気を装置内に導入する空気
入口23と、この導入された空気を冷却するエバポレー
タ25と、このエバポレータ25の後方下部に配置され
エバポレータ25からの冷却された空気を加熱するヒー
タコア26とが配置されている。エバポレータ25の後
流には、ヒータコア26をバイパスする空気の量を調整
するためのエアミックスダンパ32が設けられ、冷却空
気の量と加熱空気の量を調整できるようになっている。
さらに、ケーシング22の上部において、フェース吹出
口34が設けられ、このフェース吹出口34より前方側
には、デフロスト吹出口35及びフット吹き出し口36
が設けられている。これら吹出口においては、フェース
吹出口34およびデフロスト吹出口35または、フット
吹き出し口36に空気を分配するフェースダンパ37が
設けられている。さらに後流には、デフロスト吹き出し
口35とフット吹き出し口36に空気を分配するデフロ
スタダンパ38が設けられている。また、ヒータコア2
6の下流には、ヒータコア26を通過した空調空気とヒ
ータコア26をバイパスしてきた冷風とを混合させるミ
ックス領域28とヒータコア26を通過した空調空気を
直接デフロスト吹き出し口35、フット吹き出し口36
に導くための切り替えダンパ27が設けられている。
【0015】さて、ケーシング22の底面22aは図の
ようにヒータコア26側が下降するように傾斜してお
り、ドレンパン38を構成している。ヒータコア26の
下方には仕切板40が設けられていることによってケー
シング22の底面22aは二重構造となっている。エバ
ポレータ25で生じた結露は、底面22a上をヒータコ
ア26側に流れる。図2に示すように、ドレンパン38
は下流側(ヒータコア26側)ほど幅方向に狭くなるよ
うになっており、下流端にドレン排水口42が設けられ
ている。
【0016】このように構成された空気調和ユニットの
作用について説明する。エバポレータ25で生じた結露
は、底面22aに落下し、底面22a(ドレンパン3
8)をヒータコア26側に流れる。ドレンパン38は下
流ほど幅方向に狭くなっており、ドレンは徐々に幅方向
一カ所に集められる。なお、ドレンパン38は仕切板4
0によって空調空気(エバポレータ25またはヒータコ
ア26を通過した空気)とは隔離されている。集められ
たドレンはドレン排水口42を経て排出される。
【0017】このように、エバポレータ25で生じた結
露はケーシングの底面22aに設けられたドレンパン3
8をヒータコア26側に流れ、ヒータコア26側でドレ
ンが集められる。したがってエバポレータ25部分にお
いて高さ方向寸法を減少させることができる。ヒータコ
ア26側に流れたドレンは、ドレンパン38の幅が狭く
なることで幅方向1カ所に集められる。そしてドレン排
水口42を通じて排出される。もしドレンパン38が幅
方向に狭くなっていなければ、幅方向2カ所にドレン排
水口を設ける必要がある(側部に1カ所のみドレン排水
口が設けられている場合、車両が傾くと排水が困難とな
るため)。本例では幅方向に狭くなっているためにドレ
ン排水口は1カ所で済ませることができる。したがって
広い配管スペースを必要としないとともに、トーボード
(エンジンルームとの境界壁)に開ける孔はひとつでよ
いから車室内の騒音増加を抑えることができる。また、
仕切板40が設けられていてドレンパン38と空調空気
(エバポレータ25またはヒータコア26を通過した空
気)とが隔離されている。したがって、ドレンによる湿
気が空調空気に混ざることが防止される。
【0018】エバポレータ25から仮にも凝縮水が飛散
してヒータコア26とヒータコア26の下方の仕切り板
40との間に侵入した場合には水抜き穴41からドレン
パン38に落下しドレン排水口42に導かれる。
【0019】以上のように、本例の空気調和ユニットで
は、エバポレータ25の下方にドレンパンを設ける必要
がないため、エバポレータ25部分の高さ寸法を小さく
することがでる。したがって図1のように車両本体のバ
ックボーン50が車両の前方に向かって上昇しているよ
うな構造の車両にも搭載が可能となる。また、エバポレ
ータ25からのドレン飛散に対して、ヒータ部への冷却
風入り口までの距離を離す必要が無く、空気調和ユニッ
トの長さ寸法を小さくすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気調和
ユニットにおいては以下の効果を得ることができる。請
求項1に記載の発明によれば、エバポレータで生じた結
露はケーシング底面に設けられたドレンパンをヒータコ
ア側に流れ、ヒータコア側でドレンが集められる。した
がってエバポレータ部分の高さ寸法を小さくすることが
できる。請求項2に記載の発明によれば、排水口は1カ
所のみでよい。したがって広い配管スペースを必要とし
ないとともに、トーボード(エンジンルームとの境界
壁)に開ける孔はひとつでよいから車室内の騒音増加を
抑えることができる。請求項3に記載の発明によれば、
仕切板によりドレンパンが隔離されているため、ドレン
による湿気が空調空気に混ざることが防止される。請求
項4に記載の発明によれば、仕切板に設けられた水抜き
穴によりドレンはドレンパンに導かれる為、エバポレー
タとヒータコアの距離を短かくでき、空調ユニットを小
型化にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態として示した空気調和ユ
ニットの側断面図である。
【図2】 同空気調和ユニットの平面図である。
【図3】 同空気調和ユニットの背面図である。
【図4】 従来の空気調和ユニットの側断面図である。
【符号の説明】
22 ケーシング 25 エバポレータ 26 ヒータコア 38 ドレンパン 40 仕切板 42 ドレン排水口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エバポレータと、ヒータコアとがケーシ
    ング内に並んで設けられ、前記ヒータコア下方の前記ケ
    ーシング底面は前記エバポレータ側からヒータコア側に
    向かって下降するように傾斜し、該底面内側がドレンパ
    ンとされていることを特徴とする空気調和ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和ユニットにお
    いて、 前記ドレンパンは、前記ヒータコア側ほど幅方向に狭く
    なるよう構成され、該ドレンパンのヒータコア側端部に
    ドレン排水口が設けられていることを特徴とする空気調
    和ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の空気調和ユニ
    ットにおいて、前記ヒータコア下方に仕切板が設けら
    れ、該仕切板と前記ケーシングとの間がドレンパンとさ
    れ、該仕切板と前記ヒータコアとの間が空調空気流路と
    されていることを特徴とする空気調和ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の空気調和ユニットにお
    いて、前記ヒータコア下方の仕切板に水抜き穴が設けら
    れていることを特徴とする空気調和ユニット。
JP2002112050A 2002-04-15 2002-04-15 空気調和ユニット Pending JP2003306030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002112050A JP2003306030A (ja) 2002-04-15 2002-04-15 空気調和ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002112050A JP2003306030A (ja) 2002-04-15 2002-04-15 空気調和ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003306030A true JP2003306030A (ja) 2003-10-28

Family

ID=29394668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002112050A Pending JP2003306030A (ja) 2002-04-15 2002-04-15 空気調和ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003306030A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8997837B2 (en) Seal and drain structure for a front and rear integrated HVAC system
JP4098495B2 (ja) 車両用空気調和装置
JP5772709B2 (ja) 車両用空調装置
KR100651685B1 (ko) 차량용 공기조화장치
JP4009280B2 (ja) コンパクトな車両用温度制御装置
JP2007050864A (ja) 車両用空調装置
US7377121B2 (en) Vehicle air conditioner
JP2003285636A (ja) 車両用空気調和装置
JP2003306030A (ja) 空気調和ユニット
JP4458986B2 (ja) 自動車用空調装置
JP2005335508A (ja) 車両用空調装置
JP3338592B2 (ja) 車両用空気調和装置の凝縮水排出構造
JP2004149015A (ja) 車両用空調ユニット
JP4102641B2 (ja) 車両用空調装置
JP2009040254A (ja) 車両用空気調和装置
JP4467128B2 (ja) 車両用空調装置のユニット排水構造
JPS589008B2 (ja) 自動車用空気調和装置のヒ−タユニツト構造
JP2003118350A (ja) 車両用空調装置
JP2003011656A (ja) 車両用空気調和装置
JP2005170303A (ja) 車両用空調装置
JPH08295128A (ja) 車両用空調装置
JP2004231146A (ja) 車両用空調装置
JP2004098740A (ja) 車両用空調装置
KR20160114753A (ko) 차량용 공조장치
JPH10244821A (ja) 自動車用空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050310

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20071221

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080108

A521 Written amendment

Effective date: 20080310

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20080603

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02