JP2003304711A - 突き棒付き植え穴掘り器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】畑とか土の入った植木鉢の中に植え穴を簡単に
開けること。 【解決手段】先がやや細くなっている筒の先端が土を切
り取るために刃を付けるように削ってある切削筒１には
ハンドル３が付けてあって押したり廻したりしながら丸
い穴をあける。突き棒４付き排土板２は切削筒１内を軽
く振動できる構造で切り取った後の土を固めたり押し出
したりする。本件は切削筒１と排土板２とが組み合わさ
っている突き棒４付き植え穴掘り器である。

Description

【発明の詳細な説明】 【００１】 【産業上の利用分野】近年ポリエチレンシートを地面に
被せて野菜等を栽培することは広く普及していることで
ある。最近では花を植え込む、大きめの鉢に数種数本の
苗を植え込む寄せ植えする。いわゆるガーデニングであ
る。本件は苗を植え込むための穴をあける事に関する。 【００２】 【従来の技術】よく似たものとしては掘った土を抱いて
取り出すだけのものはある。これは湿っていると落とし
難いし、乾いているとばらばらと落ちてしまって植え穴
ができない。このとき穴あけ器の中の土を押して突き固
めるようにしたら運び出しができたが作業性が悪い一面
がある。 【００３】 【発明が解決しようとする手段】掘った土を固めたり突
き落としたりができれば解決する。図によって説明す
る。掘ろうとする場所に穴掘り器をあてがう、ちょっと
回しながら押し込むと中は土でいっぱいになる、外に持
ってゆく、全体を上下にゆすると中の土は落ちる。落ち
ないときは頭部４を叩けばよい。また運び出す前に落ち
るときは頭部４を突きたたいて固めてやる。外に持ち出
して落とす。以上簡単な操作で解決できるのである。 【００４】 【実施例】ポット育苗したとき其のポットを抜いて苗を
穴に入れてやれぱ移植は完了である。苗の寸法と穴掘り
器の大きさが合致していることは必用ではある。最近は
花苗の鉢物の寄せ植えする例が多くなった。この場合鉢
に土を入れておいてこの穴掘り器を使って穴を開ければ
寄せ植えは簡単にできるのである。また植え替えしたく
なったときは地上部を取り去って穴を掘ってそこに新し
い苗を植えれば模様替えは簡単ではある。 【００５】 【発明の効果】本件は野菜の栽培等に於いてマルチング
の上からの植え穴を掘ることも、寄せ植え用の穴を開け
ること等が簡単にできるという効果がある。

【図面の簡単な説明】 【図１】は本発明の斜面図である。 【符号の説明】 １は穴あけ切削筒 ２は突き固めと廃土用の板 ３は穴
あけ切削筒につながるハンドル ４は２の板が落下しな
い為又は兼用の土を突き固めるときの突き棒の頭。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】１、先がやや細くなっている筒の先端が土
   を切り取るために斜めに削ってある切削筒にはハンドル
   が付けてあって押したり廻したりしながら丸い穴を開け
   ることができる。 ２、排土板は上下に軽く振動できる構造で、土を切り取
   った後は固めたり押し出したりすることができる。本件
   は１の切削筒と２の排土板とが組みあわさっている突き
   棒付き穴掘り器。