JP2003304172A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2003304172A
JP2003304172A JP2002104844A JP2002104844A JP2003304172A JP 2003304172 A JP2003304172 A JP 2003304172A JP 2002104844 A JP2002104844 A JP 2002104844A JP 2002104844 A JP2002104844 A JP 2002104844A JP 2003304172 A JP2003304172 A JP 2003304172A
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JP2002104844A
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Yoshio Horiike
良雄 堀池
Yoshishige Yoshikawa
嘉茂 吉川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は電波を用いて送受信を行う通信装置
において、送信時及び強入力な信号を受信した場合にお
ける送信信号或いは局部発振信号の周波数乱れを除去す
るすることを課題とするものである。 【解決手段】 電圧制御発振器20と、その発振出力か
ら生成した信号を分周する分周手段11と、分周手段1
1の出力と基準信号との位相誤差を検出する位相比較手
段12と、電圧制御発振器20の出力を第1の入力とす
る掛算手段21とを有し、掛算手段21の出力を局部発
振信号として受信手段に供給すると共に、掛算手段21
の出力を1/N分周した信号を掛算手段21の第2の入
力としているので、強入力な希望信号を受信しても局部
発振信号の乱れが生じないという効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電波を用いてデー
タ通信を行う通信装置であって、特に家庭においてホー
ムネットワークを構成する通信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の通信装置は図5に示すよ
うに受信手段としては弾性表面波フィルタ(以下SAW
フィルタと呼ぶ)2、ミキサー手段4、セラミックフィ
ルタ5を用いたいわゆるシングルスーパヘテロダイン方
式が用いられている。送受信信号として特定小電力無線
である400MHz帯の電波を考える。アンテナ1に入
力した400MHz帯の高周波信号はSAWフィルタ2
及び高周波増幅手段3で希望信号付近の信号だけが選択
増幅される。前記選択増幅された信号はミキサー手段4
で電圧制御発振手段(以下VCOと呼ぶ)10からの信
号とミキシングされる。セラミックフィルタ5は450
kHzの信号だけを選択的に取り出し、増幅手段6で4
50kHzの信号を増幅し、復調手段7で復調処理を行
う。ここでミキサー手段4の出力である450kHzが
中間周波信号と呼ばれるものである。
【0003】また送信時はVCO10の出力を送信手段
9で増幅した後、切り替え手段8を介してアンテナ1よ
り電波を放射する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の通信装置では、受信時の局部発振信号の周波数と希望
する受信信号の周波数とはたかだか450kHzしか離
れておらず、アンテナ1に大入力の受信信号が入力した
場合、VCO10の発振周波数が受信信号に引っ張られ
周波数が乱れるという課題があった。さらにアンテナ1
に入力する信号として局部発振信号周波数付近の妨害信
号が大入力でアンテナ1に入力した場合、VCO10の
発振周波数は大きく乱れる。そのため正確な復調動作が
できなくなるという課題があった。
【0005】また送信時にはVCO10の発振信号を増
幅した信号がアンテナ1より放射され、その結果放射さ
れた一部のエネルギーがVCO10に帰還し周波数を乱
したり、C/Nを悪化させるという課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、受信手段と、チャンネル選択を行うための周
波数シンセサイザ手段とを有し、前記周波数シンセサイ
ザ手段は、電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の発
振出力から生成した信号を分周する分周手段と、前記分
周手段の出力と基準信号との位相誤差を検出する位相比
較手段と、前記電圧制御発振器の出力を第1の入力とす
る掛算手段とを有し、前記掛算手段の出力を局部発振信
号として前記受信手段に供給すると共に、前記掛算手段
の出力を1/N分周した信号を前記掛算手段の第2の入
力としたものである。
【0007】上記発明によれば、局部発振信号としてV
COのN/(N+1)倍或いはN/(N−1)倍の周波
数の信号を用いているため、大入力の受信信号が入力し
ても局部発振信号の周波数が乱れない通信装置を提供で
きる。
【0008】また、本発明は、送信手段と、チャンネル
選択を行うための周波数シンセサイザ手段とを有し、前
記周波数シンセサイザ手段は、電圧制御発振器と前記電
圧制御発振器の発振出力から生成した信号を分周する分
周手段と、前記分周手段の出力と基準信号との位相誤差
を検出する位相比較手段と、前記電圧制御発振器の出力
を第1の入力とする掛算手段を有し、前記掛算手段の出
力を送信信号として前記送信手段に供給すると共に、前
記掛算手段の出力を1/N分周した信号を前記掛算手段
の第2の入力としたものである。
【0009】上記発明によれば、送信信号としてVCO
のN/(N+1)倍或いはN/(N−1)倍の周波数の
信号を用いているため、送信信号のエネルギーの一部が
VCOに帰還したとしても送信信号の周波数が乱れない
通信装置を提供できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる通信装
置は、受信手段と、チャンネル選択を行うための周波数
シンセサイザ手段とを有し、前記周波数シンセサイザ手
段は、電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の発振出
力から生成した信号を分周する分周手段と、前記分周手
段の出力と基準信号との位相誤差を検出する位相比較手
段と、前記電圧制御発振器の出力を第1の入力とする掛
算手段とを有し、前記掛算手段の出力を局部発振信号と
して受信手段に供給すると共に、前記掛算手段の出力を
1/N分周した信号を前記掛算手段の第2の入力とする
構成としたものである。そして、大入力の受信信号が入
力しても局部発振信号の周波数が乱れない。
【0011】本発明の請求項2にかかる通信装置は、送
信手段と、チャンネル選択を行うための周波数シンセサ
イザ手段とを有し、前記周波数シンセサイザ手段は電圧
制御発振器と、前記電圧制御発振器の発振出力から生成
した信号を分周する分周手段と、前記分周手段の出力と
基準信号との位相誤差を検出する位相比較手段と、前記
電圧制御発振器の出力を第1の入力とする掛算手段を有
し、前記掛算手段の出力を送信信号として送信手段に供
給すると共に、前記掛算手段の出力を1/N分周した信
号を前記掛算手段の第2の入力とする構成としたもので
ある。そして、送信信号のエネルギーの一部がVCOに
帰還したとしても送信信号の周波数が乱れない。
【0012】本発明の請求項3にかかる通信装置は、受
信手段と、チャンネル選択を行うための周波数シンセサ
イザ手段とを有し、前記周波数シンセサイザ手段は、電
圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の発振出力から生
成した信号を分周する分周手段と、前記分周手段の出力
と基準信号との位相誤差を検出する位相比較手段と、前
記電圧制御発振器の出力を第1の入力とする第1の掛算
手段と、前記電圧制御発振器の出力と直交する信号を第
1の入力とする第2の掛算手段と、前記第1の掛算手段
の出力と前記第2の掛算手段の出力を加算或いは減算す
る演算手段とを有し、前記演算手段の出力を局部発振信
号として受信手段に供給すると共に、前記演算手段の出
力を1/N分周した信号を前記第1の掛算手段の第2の
入力とし、前記演算手段の出力を1/N分周した信号と
直交する信号を前記第2の掛算手段の第2の入力とする
構成としたものである。そして、大入力の受信信号が入
力しても局部発振信号の周波数が乱れない。
【0013】本発明の請求項4にかかる通信装置は、送
信手段と、チャンネル選択を行うための周波数シンセサ
イザ手段とを有し、前記周波数シンセサイザ手段は電圧
制御発振器と、前記電圧制御発振器の発振出力から生成
した信号を分周する分周手段と、前記分周手段の出力と
基準信号との位相誤差を検出する位相比較手段と、前記
電圧制御発振器の出力を第1の入力とする第1の掛算手
段と、前記電圧制御発振器の出力と直交する信号を第1
の入力とする第2の掛算手段と、前記第1の掛算手段の
出力と前記第2の掛算手段の出力を加算或いは減算する
演算手段を有し、前記演算手段の出力を送信信号として
前記送信手段に供給すると共に、前記演算手段の出力を
1/N分周した信号を前記第1の掛算手段の第2の入力
とし、前記演算手段の出力を1/N分周した信号と直交
する信号を前記第2の掛算手段の第2の入力とする構成
としたものである。そして、送信信号のエネルギーの一
部がVCOに帰還したとしても送信信号の周波数が乱れ
ない。
【0014】本発明の請求項5にかかる受信装置の受信
手段は、直接変換受信機で構成されている。そして、大
入力に強いダイレクトコンバージョン受信機を提供でき
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0016】(実施例1)図1は本発明の実施例1の通
信装置を示すブロック図である。
【0017】図1において、1はアンテナ、2はSAW
フィルタ、3は高周波増幅手段、4はミキサー手段、5
1はチャンネルフィルタ、6は増幅手段、7は復調手
段、8は送受切り替え手段、9は送信手段、11は第1
の分周手段、12は位相比較手段、13は第2の分周手
段、14は水晶発振器、15はループフィルタ、20は
VCO、21は第1の掛算手段、22はフィルタ、23
は第3の分周手段である。
【0018】ここで、アンテナ1、SAWフィルタ2、
高周波増幅手段3、ミキサー手段4、チャンネルフィル
タ51、増幅手段6、復調手段7で構成される回路ブロ
ックが受信手段である。そして第1の分周手段11、位
相比較手段12、第2の分周手段13、水晶発振器1
4、ループフィルタ15、VCO20、第1の掛算手段
21で構成される回路ブロックが周波数シンセサイザ手
段である。
【0019】また水晶発振器は、水晶16、コンデンサ
17、コンデンサ18を有している。図5の従来例と同
一の機能ブロックには同一の番号を付与している。
【0020】次に動作、作用について説明する。まず希
望信号として400MHz帯の特定小電力無線の電波を
受信する場合について説明する。アンテナ1に入力した
電波は切り替え手段8でSAWフィルタ2の方に印加さ
れる。そして高周波増幅手段3で400MHz帯の電波
が増幅された後、ミキサー手段4に入力する。VCO2
0からの発振信号は第1の掛算手段21、フィルタ22
を介して前記ミキサー手段4の局部発振信号として用い
られる。局部発振周波数はアンテナ1で受信したい受信
周波数から50kHz離れた周波数である。そしてミキ
サー手段4の出力はチャンネルフィルタ51で希望信号
のみが選択され取り出される。チャンネルフィルタ51
の中心周波数は50kHzである。増幅手段6で希望信
号が増幅され、復調手段7で復調処理が行われる。チャ
ンネルフィルタ51は中心周波数が50kHzと低いた
めアクティブフィルタやスイッチドキャパスタフィルタ
で構成することが容易にできる。すなわち半導体を用い
て構成することが可能である。
【0021】次に局部発振信号の作成方法についてさら
にくわしく説明する。VCO20で発振した信号は第1
の掛算手段21で第3の分周手段23の信号と掛算され
る。ここで、VCO20の発振周波数をfv、第3の分
周手段23の分周値を1/N、第1の掛算手段21の出
力周波数をXとすると、 X=fv+X/N 及び fv−X/N が生じる。よって X=(N×fv)/(N−1)及び(N×fv)/(N+
1) となる。上記信号Xはフィルタ22で片方が取り除かれ
る。例えば X=(N×fv)/(N−1) を取り除くとする。そしてフィルタ22は受信信号周波
数の400MHz付近を通過させる帯域フィルタであ
る。フィルタ22を通過した信号 X=(N×fv)/(N+1) が局部発振信号である。ここで、N=2とすると X=(2/3)fv、すなわちfv=(3/2)X となる。そして、上記信号Xは第1の分周手段11で1
/L倍に分周される。一方水晶発振器14で発振された
信号は第2の分周手段13で1/M倍に分周され、位相
比較器12に入力される12.5kHzの基準信号とな
る。位相比較器12では12.5kHzの基準信号と信
号Xを1/L分周した信号の位相誤差が検出されループ
フィルタ15を介して前記位相誤差が零になる方向にV
COの発振周波数及び位相を制御する。従って信号Xの
発振周波数は12.5kHzのL倍となる。ここでLを
可変することにより信号X,すなわち局部発振信号の発
振周波数を12.5kHzステップで可変することがで
きる。そして局部発振周波数とVCO20の発振周波数
vとは(3/2)倍離れている。よって本実施例の構
成によれば、アンテナに大入力の希望信号が入力した場
合でもVCO20の発振周波数とは周波数的に大きく離
れた信号でありVCO20の発振周波数を乱すことはな
い。
【0022】次に送信時を考える。送信時にはフィルタ
22の出力である信号Xが送信手段9で増幅され、切り
替え手段8を介してアンテナ1より放射される。送信信
号周波数Xは第1の分周手段11の分周数Lを可変する
ことにより希望の送信周波数を得ることができる。すな
わちチャンネル間隔12.5kHzの信号列のうちの任
意の電波を放射できる。なおFM変調の場合、VCO2
0の発振周波数及び水晶発振器14の発振周波数の両方
に変調をかけることになるが、フィルタ22の出力のと
ころで変調度が規定の変調度になるよう調整する必要が
ある。そして本実施例の構成によれば、アンテナ1から
放射されたエネルギーの一部がVCO20に帰還したと
してもVCO20の発振周波数とは大きく離れており、
VCO20の発振周波数を乱すことはない。
【0023】(実施例2)図2は本発明の実施例2の通
信装置を示すブロック図である。
【0024】本実施例2において、実施例1である図1
に示すブロック図と同一の機能ブロックには同一の番号
を付与している。実施例1である図1と違う部分は第2
の掛算手段24と演算手段25及び90度位相シフタ−
201及び202を追加している点である。第1の掛算
手段21及び第2の掛算手段24の出力周波数をXとす
ると、 X=fv+X/N及びfv−X/N が生じる。第1の掛算手段21と第2の掛算手段24の
出力同士を演算手段25で加算或いは減算することによ
り、演算手段25の出力には X=fv+X/Nまたはfv−X/N のどちらかが生じる。上記値のどちらが演算手段25の
出力に生じるかは加算するか減算するかで決まる。本実
施例では演算手段25の出力ですでに信号Xの片方が取
り除かれるため、フィルタ22を省略或いは簡単なフィ
ルタで構成できる。そして本実施例の構成によれば実施
例1の場合と同様、アンテナに大入力の希望信号が入力
した場合でもVCO20の発振周波数とは周波数的に大
きく離れた信号でありVCO20の発振周波数を乱すこ
とはない。また送信時においてもアンテナ1から放射さ
れたエネルギーの一部がVCO20に帰還したとしても
VCO20の発振周波数とは大きく離れており、VCO
20の発振周波数を乱すことはない。
【0025】(実施例3)図3は本発明の実施例3の通
信装置を示すブロック図である。
【0026】本実施例3において、実施例1である図1
に示すブロック図と同一の機能ブロックには同一の番号
を付与している。実施例1である図1と違う部分は受信
方式としてダイレクトコンバージョン方式を用いている
点である。26は直接変換ミキサー手段、27は第1の
フィルタ、28は第2のフィルタ、29は復調手段であ
る。フィルタ22の出力である局部発振信号の周波数は
受信したい希望信号の周波数と同一周波数である。そし
て直接変換ミキサー手段26の出力には直交するベース
バンド信号であるI信号とQ信号が出力し、第1のフィ
ルタ27及び第2のフィルタ28で希望信号のみが取り
出され復調手段29で復調される。本実施例で示すダイ
レクトコンバージョン受信方式はイメージ信号を除去す
るためのSAWフィルタを必要とせず、かつ直接変換ミ
キサー手段26の出力はベースバンド信号であるため第
1のフィルタ27及び第2のフィルタ28及び復調手段
29を半導体回路で容易に構成できる。そのため安価に
作ることができるというメリットがある。
【0027】しかしながら、従来のダイレクトコンバー
ジョン受信方式は、大入力の希望信号が入力した場合、
局部発振周波数が乱されて復調性能が劣化するという問
題があり使いにくいものであった。本実施例の構成によ
れば、アンテナに大入力の希望信号が入力した場合でも
VCO20の発振周波数とは周波数的に大きく離れた信
号でありVCO20の発振周波数を乱すことはない。ま
た送信時においてもアンテナ1から放射されたエネルギ
ーの一部がVCO20に帰還したとしてもVCO20の
発振周波数とは大きく離れており、VCO20の発振周
波数を乱すことはない。
【0028】(実施例4)図4は本発明の実施例4の通
信装置を示すブロック図である。
【0029】本実施例4において、実施例3である図3
に示すブロック図と同一の機能ブロックには同一の番号
を付与している。実施例3である図3と違う部分は第2
の掛算手段24と演算手段25及び90度位相シフタ−
201及び202を追加している点である。上記構成及
び動作については実施例2において説明した通りであ
る。そして本実施例の構成によれば実施例1の場合と同
様、アンテナに大入力の希望信号が入力した場合でもV
CO20の発振周波数とは周波数的に大きく離れた信号
でありVCO20の発振周波数を乱すことはない。また
送信時においてもアンテナ1から放射されたエネルギー
の一部がVCO20に帰還したとしてもVCO20の発
振周波数とは大きく離れており、VCO20の発振周波
数を乱すことはない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
係る通信装置は、受信手段とチャンネル選択を行うため
の周波数シンセサイザ手段とを有し、前記周波数シンセ
サイザ手段は電圧制御発振器と前記電圧制御発振器の発
振出力から生成した信号を分周する分周手段と前記分周
手段の出力と基準信号との位相誤差を検出する位相比較
手段と前記電圧制御発振器の出力を第1の入力とする掛
算手段を有し、前記掛算手段の出力を局部発振信号とし
て受信手段に供給すると共に、前記掛算手段の出力を1
/N分周した信号を前記掛算手段の第2の入力とする構
成であるので、大入力の受信信号が入力しても局部発振
信号の周波数が乱れないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における通信装置のブロック
【図2】本発明の実施例2における通信装置のブロック
【図3】本発明の実施例3における通信装置のブロック
【図4】本発明の実施例4における通信装置のブロック
【図5】従来の通信装置のブロック図
【符号の説明】
1 アンテナ 2 SAWフィルタ 3 高周波増幅手段 4 ミキサー手段 8 切り替え手段 9 送信手段 11 第1の分周手段 12 位相比較手段 13 第2の分周手段 14 水晶発振器 15 ループフィルタ 20 電圧制御発振手段(VCO) 21 第1の掛算手段 22 フィルタ手段 23 第3の分周手段 24 第2の掛算手段 25 演算手段 24 直接変換ミキサー手段 51 チャンネルフィルタ 201 第1の90度位相シフター 202 第2の90度位相シフター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J106 QQ01 RR08 RR18 5K011 DA04 DA07 DA13 DA21 GA05 GA06 KA02 KA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信手段と、チャンネル選択を行うため
    の周波数シンセサイザ手段とを有し、前記周波数シンセ
    サイザ手段は、電圧制御発振器と前記電圧制御発振器の
    発振出力から生成した信号を分周する分周手段と、前記
    分周手段の出力と基準信号との位相誤差を検出する位相
    比較手段と、前記電圧制御発振器の出力を第1の入力と
    する掛算手段とを有し、前記掛算手段の出力を局部発振
    信号として前記受信手段に供給すると共に、前記掛算手
    段の出力を1/N分周した信号を前記掛算手段の第2の
    入力としたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 送信手段と、チャンネル選択を行うため
    の周波数シンセサイザ手段とを有し、前記周波数シンセ
    サイザ手段は、電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器
    の発振出力から生成した信号を分周する分周手段と、前
    記分周手段の出力と基準信号との位相誤差を検出する位
    相比較手段と、前記電圧制御発振器の出力を第1の入力
    とする掛算手段とを有し、前記掛算手段の出力を送信信
    号として前記送信手段に供給すると共に、前記掛算手段
    の出力を1/N分周した信号を前記掛算手段の第2の入
    力としたことを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 受信手段と、チャンネル選択を行うため
    の周波数シンセサイザ手段とを有し、前記周波数シンセ
    サイザ手段は、電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器
    の発振出力から生成した信号を分周する分周手段と、前
    記分周手段の出力と基準信号との位相誤差を検出する位
    相比較手段と、前記電圧制御発振器の出力を第1の入力
    とする第1の掛算手段と、前記電圧制御発振器の出力と
    直交する信号を第1の入力とする第2の掛算手段と、前
    記第1の掛算手段の出力と前記第2の掛算手段の出力を
    加算或いは減算する演算手段とを有し、前記演算手段の
    出力を局部発振信号として前記受信手段に供給すると共
    に、前記演算手段の出力を1/N分周した信号を前記第
    1の掛算手段の第2の入力とし、前記演算手段の出力を
    1/N分周した信号と直交する信号を前記第2の掛算手
    段の第2の入力としたことを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 送信手段と、チャンネル選択を行うため
    の周波数シンセサイザ手段とを有し、前記周波数シンセ
    サイザ手段は、電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器
    の発振出力から生成した信号を分周する分周手段と、前
    記分周手段の出力と基準信号との位相誤差を検出する位
    相比較手段と、前記電圧制御発振器の出力を第1の入力
    とする第1の掛算手段と、前記電圧制御発振器の出力と
    直交する信号を第1の入力とする第2の掛算手段と、前
    記第1の掛算手段の出力と前記第2の掛算手段の出力を
    加算或いは減算する演算手段とを有し、前記演算手段の
    出力を送信信号として前記送信手段に供給すると共に、
    前記演算手段の出力を1/N分周した信号を前記第1の
    掛算手段の第2の入力とし、前記演算手段の出力を1/
    N分周した信号と直交する信号を前記第2の掛算手段の
    第2の入力としたことを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 受信手段は、直接変換受信機からなる請
    求項1或いは請求項3記載の通信装置。
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