JP2003302490A - 原子炉隔離時冷却設備 - Google Patents
原子炉隔離時冷却設備Info
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Abstract
て、簡素化されたタービンポンプのタービン制御系を有
し、運転員の手動操作により原子炉への給水流量調整を
可能とする。 【解決手段】復水貯蔵槽2と、サプレッション・プール
3と、原子炉1から取り出した蒸気により駆動され、復
水貯蔵槽またはサプレッション・プールの水を原子炉へ
供給するタービン・ポンプ4と、タービン・ポンプの流
量を監視する流量計5と、タービン・ポンプの流量を調
整するとともに、待機中は本原子炉隔離時冷却設備を原
子炉から隔離する流量調整弁6と、タービン・ポンプの
タービンへの駆動蒸気の供給と停止を切り替えるための
蒸気入口弁12と、タービン・ポンプのタービンへの駆
動蒸気流量を調整するための蒸気加減弁13と、を備
え、蒸気加減弁には運転員による操作機能を設けず、流
量調整弁によりタービン・ポンプの流量を調整できるよ
うに構成されている。
Description
通常時の給水設備が使用不能となった場合にこれに代わ
って原子炉への給水を行い、炉心の冷却に必要な水位を
維持する機能を有する原子炉隔離時冷却設備に関する。
発生した蒸気により直接タービン発電機を回転させ、発
電を行う。タービン発電機を回転させた後の蒸気は、復
水器により冷却・凝縮され、給水設備により再び原子炉
へ供給される。何らかの理由により通常の給水設備が使
用不能となった場合には、直ちに原子炉に制御棒が挿入
され、核分裂反応を停止するが、核燃料は未臨界となっ
た後も崩壊熱を発生し続けるため、これを冷却するため
の非常用の給水設備として、原子炉隔離時冷却設備を備
えている。本設備はまた、原子炉につながる配管の破断
のような事故発生時に、原子炉へ冷却水を供給する機能
も有している。
成例を示す。図4において、原子炉隔離時冷却設備は、
原子炉1へ給水配管15を介して通常の復水器からの給
水が不能となった場合に水源となり、また通常運転時、
定期点検時の常用水源となる復水貯蔵槽2と、事故時に
水源となり、さらに図示しない原子炉格納容器内の事故
時に放出された蒸気を凝縮させるサプレッション・プー
ル3とを有する。また、原子炉1から取り出された蒸気
により駆動され、復水貯蔵槽2またはサプレッション・
プール3の水を原子炉1へ供給するタービン・ポンプ4
と、タービン・ポンプ4のポンプ流量(以下、単に「流
量」という)を監視する流量計5とが設けられている。
このタービンポンプ4と復水貯蔵槽2およびサプレッシ
ョン・プール3は吸込配管7によって接続されており、
タービンポンプ4と給水配管15は吐出配管10によっ
て連結されている。
に原子炉隔離時冷却設備を原子炉1から隔離する止め弁
17が吐出配管10に設けられている。また、吸込配管
7には、水源を切り替えるための復水貯蔵槽側吸込弁8
およびサプレッション・プール側吸込弁9が設けられて
いる。
ビン・ポンプ4のタービン4aに導く蒸気供給配管11
が主蒸気管16から分岐されており、この蒸気供給配管
11にはタービン・ポンプ4への駆動蒸気の供給と停止
を切り替えるための蒸気入口弁12と、タービン・ポン
プ4のタービン4aへ導かれる駆動蒸気流量を調整する
ための蒸気加減弁13とが設けられている。このタービ
ン・ポンプ4で駆動使用された蒸気は排気配管14を介
してサプレッション・プール3に至る構成となってい
る。
ービン・ポンプ4を構成するタービン4aの制御系の構
成例を示す。図5において、蒸気加減弁13の弁棒21
にはピストン22aが接続され、ピストン22aはシリ
ンダ22内で往復運動できるように構成されている。ピ
ストン22aは油圧システム31によって駆動され、油
圧システム31はタービン制御装置32によって制御さ
れる。
不能となった場合、原子炉1の水位が低下して水位低設
定値に至ると、原子炉隔離時冷却設備の起動信号が発せ
られ、図4に示す蒸気入口弁12、止め弁17が全開す
るとともに、タービン・ポンプ4の流量制御が開始され
る。
出配管10に設けられた流量計5により検出されたター
ビン・ポンプ4の流量を、タービン制御装置32におい
て予め設定された定格流量と比較する。この偏差に応じ
た信号が油圧システム31に送られ、これによってピス
トン22aが作動して、蒸気加減弁13の開度を変え
る。これによって、タービン・ポンプ4のタービン4a
への駆動蒸気流量が調整され、タービン・ポンプ4の回
転数が変化してタービン・ポンプ4の流量が制御され
る。
蔵槽側吸込弁8を全開、サプレッション・プール側吸込
弁9を全閉としており、タービン・ポンプ4の初期水源
は復水貯蔵槽2となるが、必要に応じサプレッション・
プール3に切り替えることも可能なようにしている。な
お、図において、白抜きで示す弁(たとえば図4の弁
8、12)は開状態を表し、黒塗りで示す弁(たとえば
図4の弁9)は閉状態を表す。
は、吐出配管10、給水配管15を経て原子炉1に送ら
れる。一方、タービン・ポンプ4のタービン4aの駆動
蒸気は、原子炉1から主蒸気管16、蒸気供給配管11
を経てタービン・ポンプ4のタービン4aに供給され、
これを回転させた後、排気蒸気として排気配管14を経
てサプレッション・プール3へ送られ、凝縮される。
達すると、原子炉隔離時冷却設備の停止信号が発せら
れ、蒸気入口弁12、蒸気加減弁13、止め弁17は全
閉となる。この後、再び原子炉1の水位が低下して水位
低設定値に至ると、原子炉隔離時冷却設備の起動信号が
発せられる。
に応じて自動的に起動、停止を繰り返す設計としている
が、運転員がタービン制御装置32を操作することによ
り、タービン・ポンプ4の回転数を変化させ、原子炉1
への給水流量を調整し、起動、停止の頻度を減らすこと
も可能なようにしている。
炉隔離時冷却設備では、電気と油圧によるタービン制御
系を採用していることから、タービン制御系全体が複雑
化、大型化し、保守点検時の負担も大きくなっている。
タービン・ポンプ4の吐出圧力を直接利用した機械式制
御系を採用すれば、簡素化は可能であるが、従来のよう
に運転員が手動操作によりタービン・ポンプ4の回転数
を変化させ、原子炉1への給水流量を調整することはで
きなくなる。
御系を有し、運転員が手動操作により原子炉への給水流
量を調整することが可能な原子炉隔離時冷却設備を提供
することにある。
するものであって、請求項1の発明は、原子炉の通常運
転時に使用される原子炉給水設備が使用不能となった場
合にこれに代わって原子炉への給水を行い、原子炉内の
水位を炉心の冷却に必要な水位に維持する機能を有する
沸騰水型原子炉の原子炉隔離時冷却設備において、復水
器からの給水が不能となった場合に水源となる復水貯蔵
槽と、原子炉の事故時に水源となるサプレッション・プ
ールと、原子炉から取り出した蒸気により駆動され、前
記復水貯蔵槽またはサプレッション・プールの水を原子
炉へ供給するタービン・ポンプと、前記タービン・ポン
プの流量を監視する流量計と、前記タービン・ポンプの
流量を調整するとともに、待機中は本原子炉隔離時冷却
設備を原子炉から隔離する流量調整弁と、前記復水貯蔵
槽およびサプレッション・プールから前記タービン・ポ
ンプに至る吸込配管と、前記吸込配管に設けられ、水源
を切り替えるための復水貯蔵槽側吸込弁およびサプレッ
ション・プール側吸込弁と、前記タービン・ポンプから
原子炉に至る吐出配管と、原子炉から前記タービン・ポ
ンプのタービンに至る蒸気供給配管と、前記蒸気供給配
管に設けられ、前記タービン・ポンプのタービンへの駆
動蒸気の供給と停止を切り替えるための蒸気入口弁と、
前記蒸気供給配管に設けられ、前記タービン・ポンプの
タービンへの駆動蒸気流量を調整するための蒸気加減弁
と、前記タービン・ポンプのタービンから前記サプレッ
ション・プールに至る排気配管と、を備え、前記蒸気加
減弁には運転員による操作機能を設けず、前記流量調整
弁により前記タービン・ポンプの流量を調整できるよう
に構成されていること、を特徴とする。請求項1に記載
の発明によれば、簡素化されたタービン制御系を用い
て、運転員が手動操作により原子炉への給水流量を調整
することができる。
の原子炉隔離時冷却設備において、前記流量調整弁とは
別に、待機中に本原子炉隔離時冷却設備を原子炉から隔
離するための止め弁を備え、前記流量調整弁は空気作動
弁であって、空気源喪失時には前記流量調整弁が全開と
なることにより、前記タービン・ポンプの定格流量を確
保可能とするとともに、待機中は前記流量調整弁が全開
となっていること、を特徴とする。
に記載の発明の作用・効果が得られるほか、運転員が手
動操作により原子炉への給水流量を調整中に流量調整弁
の作動用空気源が喪失しても、タービン・ポンプの定格
流量を確保できる。
て、図1〜図3を参照して詳細に説明する。ここで、従
来と、または相互に共通または類似の部分には共通の符
号を付して、重複説明は省略する。
図1および図2は、本実施の形態による原子炉隔離時冷
却設備の構成例を示す。図1において、図4および図5
に示した従来の原子炉隔離時冷却設備と異なる点を説明
すると、次のとおりである。すなわち、タービン・ポン
プ4から原子炉1に至る吐出配管10に止め弁17(図
4)がなく、その代わりに、流量調整弁6が配置されて
いる。この流量調整弁6は、タービン・ポンプ4の流量
を調整するとともに、待機中は本原子炉隔離時冷却設備
を原子炉1から隔離する。
ービン・ポンプ4のタービン制御系の構成例を示す。図
2において、蒸気加減弁13の弁棒21にはピストン2
2aが接続され、ピストン22aはシリンダ22内で往
復運動できるようになっている。シリンダ22のピスト
ン22aをはさんで両側に、低圧側差圧検出配管24お
よび高圧側差圧検出配管25が接続されている。高圧側
差圧検出配管25側の水圧が相対的に大きくなると、ピ
ストン22aが押し下げられ、蒸気加減弁13の開度が
大きくなる向きに接続されている。
には、流路が縮小するフローノズル23が配置されてお
り、フローノズル23の流路縮小部は低圧側差圧検出配
管24に接続され、フローノズル23の流路面積回復部
が高圧側差圧検出配管25に接続されている。さらに、
ピストン22aを押し上げて蒸気加減弁13の開度を小
さくする向きに付勢するように、ばね26が配置されて
いる。
の原子炉隔離時冷却設備の作用について説明する。図1
および図2において、何らかの理由により通常の給水設
備が使用不能となった場合、原子炉1の水位が低下して
水位低設定値に至ると、原子炉隔離時冷却設備の起動信
号が発せられ、図1に示した蒸気入口弁12および流量
調整弁6が全開する。この結果、蒸気加減弁13を経て
タービン・ポンプ4に駆動蒸気が流入し、タービン・ポ
ンプ4が起動する。
ローノズル23で発生する差圧は流量の二乗にほぼ比例
して増加する。なお、ここで差圧が生じるのは、フロー
ノズル23で流路面積が絞られているために、絞り部で
流速が増し、動圧が増す分だけ静圧が低下することによ
る。
び高圧側差圧検出配管25を満たした水を介してピスト
ン22aに伝えられ、弁棒21を押し下げる方向に作用
する。弁棒21を押し上げる方向には駆動蒸気の圧力お
よびばね26のばね力が作用しており、タービン・ポン
プ4の流量が定格流量となった時に、これらの弁棒21
に作用する力のつりあいにより定まる蒸気加減弁13の
開度が、ちょうど定格流量を吐出させるのに必要な駆動
蒸気流量を流すのに必要な開度となるようにしている。
蔵槽側吸込弁8を全開、サプレッション・プール側吸込
弁9を全閉としており、タービン・ポンプ4の初期水源
は復水貯蔵槽2となるが、必要に応じサプレッション・
プール3に切り替えることも可能なようにしている。タ
ービン・ポンプ4により吐出された水は、吐出配管1
0、給水配管15を経て原子炉1に送られる。
原子炉1から主蒸気管16、蒸気供給配管11を経てタ
ービン・ポンプ4のタービン4aに供給され、このター
ビン4aを回転させた後、排気蒸気として排気配管14
を経てサプレッション・プール3へ送られ、凝縮され
る。
達すると、原子炉隔離時冷却設備の停止信号が発せら
れ、蒸気入口弁12および流量調整弁6が全閉となる。
この後、再び原子炉1の水位が低下して水位低設定値に
至ると、原子炉隔離時冷却設備の起動信号が発せられ
る。
に応じて自動的に起動、停止を繰り返す設計としている
が、運転員が流量計5を監視しながら流量調整弁6を操
作することにより、原子炉1への給水流量を調整し、起
動、停止の頻度を減らすことも可能なようにしている。
るタービン制御系を使用しないためにタービン制御系が
簡素化され、運転員はタービン・ポンプ4の回転数を操
作することなく、手動操作により原子炉への給水流量を
調整することができる。
応じて差圧が変化するものであればよく、フローノズル
の代わりに例えばオリフィス等の流動抵抗体を用いるこ
とも可能である。
応) 図3は、本実施の形態による原子炉隔離時冷却設備の構
成例を示す。タービン制御系の構成例は図2と同様であ
る。本実施の形態では、第1の実施の形態における流量
調整弁6とは別に、待機中に原子炉隔離時冷却設備を原
子炉1から隔離するための止め弁17を備え、流量調整
弁6は空気作動とし、空気源喪失時には流量調整弁6が
全開となるようにしている。
転員が流量調整弁6を手動操作している時に作動用空気
源が喪失しても、流量調整弁6は全開となり、タービン
・ポンプ4の定格流量を流すことができる。また、待機
時には流量調整弁6を全開とし、止め弁17を全閉動作
させておく。これにより、何らかの理由によって通常の
原子炉給水設備が使用不能となって原子炉の水位低信号
が出た場合、原子炉隔離時冷却設備の起動信号によって
止め弁17が開き、直ちに流路が確保できる。
炉隔離時冷却設備において、タービン制御系を簡素化で
き、しかも、運転員が手動操作により原子炉への給水流
量を調整することが可能である。
施の形態の模式的系統図であって、原子炉隔離時冷却設
備の起動初期の状態を示す。
の具体例を示す模式的系統図。
施の形態の模式的系統図であって、原子炉隔離時冷却設
備の起動初期の状態を示す。
あって、原子炉隔離時冷却設備の起動初期の状態を示
す。
の具体例を示す模式的系統図。
ール、4…タービン・ポンプ、4a…タービン、5…流
量計、6…流量調整弁、7…吸込配管、8…復水貯蔵槽
側吸込弁、9…サプレッション・プール側吸込弁、10
…吐出配管、11…蒸気供給配管、12…蒸気入口弁、
13…蒸気加減弁、14…排気配管、15…給水配管、
16…主蒸気管、17…止め弁、21…弁棒、22…シ
リンダ、22a…ピストン、23…フローノズル、24
…低圧側差圧検出配管、25…高圧側差圧検出配管、2
6…ばね、31…油圧システム、32…タービン制御装
置。
Claims (2)
- 【請求項1】 原子炉の通常運転時に使用される原子炉
給水設備が使用不能となった場合にこれに代わって原子
炉への給水を行い、原子炉内の水位を炉心の冷却に必要
な水位に維持する機能を有する沸騰水型原子炉の原子炉
隔離時冷却設備において、 復水器からの給水が不能となった場合に水源となる復水
貯蔵槽と、 原子炉の事故時に水源となるサプレッション・プール
と、 原子炉から取り出した蒸気により駆動され、前記復水貯
蔵槽またはサプレッション・プールの水を原子炉へ供給
するタービン・ポンプと、 前記タービン・ポンプの流量を監視する流量計と、 前記タービン・ポンプの流量を調整するとともに、待機
中は本原子炉隔離時冷却設備を原子炉から隔離する流量
調整弁と、 前記復水貯蔵槽およびサプレッション・プールから前記
タービン・ポンプに至る吸込配管と、 前記吸込配管に設けられ、水源を切り替えるための復水
貯蔵槽側吸込弁およびサプレッション・プール側吸込弁
と、 前記タービン・ポンプから原子炉に至る吐出配管と、 原子炉から前記タービン・ポンプのタービンに至る蒸気
供給配管と、 前記蒸気供給配管に設けられ、前記タービン・ポンプの
タービンへの駆動蒸気の供給と停止を切り替えるための
蒸気入口弁と、 前記蒸気供給配管に設けられ、前記タービン・ポンプの
タービンへの駆動蒸気流量を調整するための蒸気加減弁
と、 前記タービン・ポンプのタービンから前記サプレッショ
ン・プールに至る排気配管と、 を備え、 前記蒸気加減弁には運転員による操作機能を設けず、前
記流量調整弁により前記タービン・ポンプの流量を調整
できるように構成されていること、を特徴とする原子炉
隔離時冷却設備。 - 【請求項2】 請求項1に記載の原子炉隔離時冷却設備
において、 前記流量調整弁とは別に、待機中に本原子炉隔離時冷却
設備を原子炉から隔離するための止め弁を備え、 前記流量調整弁は空気作動弁であって、空気源喪失時に
は前記流量調整弁が全開となることにより、前記タービ
ン・ポンプの定格流量を確保可能とするとともに、待機
中は前記流量調整弁が全開となっていること、 を特徴とする原子炉隔離時冷却設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002108034A JP4155495B2 (ja) | 2002-04-10 | 2002-04-10 | 原子炉隔離時冷却設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002108034A JP4155495B2 (ja) | 2002-04-10 | 2002-04-10 | 原子炉隔離時冷却設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003302490A true JP2003302490A (ja) | 2003-10-24 |
JP4155495B2 JP4155495B2 (ja) | 2008-09-24 |
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ID=29391912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP4155495B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013104729A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 原子炉炉心冷却システム及びこれを用いた原子力発電プラント設備 |
JP2013140079A (ja) * | 2012-01-05 | 2013-07-18 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 原子炉隔離時冷却装置 |
JP2013217814A (ja) * | 2012-04-10 | 2013-10-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 原子力発電プラント |
KR101508176B1 (ko) | 2013-10-11 | 2015-04-07 | 한국원자력연구원 | 개방형 연구로 노심 잔열 제거 장치 |
JP2017044645A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 原子炉隔離時冷却装置 |
CN114856726A (zh) * | 2022-05-20 | 2022-08-05 | 上海交通大学 | 一种饱和蒸汽汽轮机乏汽容积流量及湿度实时确定方法 |
-
2002
- 2002-04-10 JP JP2002108034A patent/JP4155495B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN114856726A (zh) * | 2022-05-20 | 2022-08-05 | 上海交通大学 | 一种饱和蒸汽汽轮机乏汽容积流量及湿度实时确定方法 |
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---|---|---|---|
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