JP2003301158A - Adhesive composition - Google Patents
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Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイル、石材などの外装
材を下地に接着するための接着剤組成物に関し、詳しく
はエポキシ樹脂をベースとするA液と、変成シリコーン
ポリマーをベースとするB液とからなるニ液タイプの接
着剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タイル、石材などの外装材を下地
に接着固定するには、ポリマーデイスパージョンを混和
したポリマーセメントからなる固着材が使用されてい
る。これらの固着材は接合性、接着性はあるものの基本
的な性状として、硬質であるために変形追従性がなく、
下地と外装材との寸法変化の差が原因となって接着部分
で剥離、クラックが生じやすく、いわゆる外装材の浮
き、剥落などの原因となっていた。外装材が剥落すると
人身事故に繋がる恐れがあり、そのまま放置できない。
また、浮き部分が長期間放置されると浮き部分から水が
浸透して漏水の原因となり、冬季においては浸透した水
が凍結して体積膨張する、いわゆる凍結融解のために外
装材の剥落を進行させ、これが要因となつて下地を更に
傷める原因にもなっていた。
【0003】一方、コンクリート下地にタイルなど外装
材を接着した場合に、コンクリートのアルカリ分が接着
層に浸みだして接着層を劣化させる現象が認められてい
る。コンクリート中のアルカリ分は雨水の浸透などによ
り接着層にまで浸みだして、接着層の樹脂成分、充填
材、その他骨材などの界面に至ると、これらの成分ない
し界面を侵して、劣化させたり、ミクロなクラックを生
じせしめる。このため、経時的に外装材の浮き、剥離、
剥落の原因になつていた。
【0004】浮き、剥離が生じた場合は、放置すると剥
落の原因になり、前記のような人身事故になってしまう
恐れがあるため、速やかな補修が求められる。浮き部
分、剥離部分の補修には、これらの箇所にエポキシ樹脂
を注入して外装材を下地に再固定したり、剥離箇所を剥
がして外装材を再度接着剤若しくはセメントモルタルな
どで剥離箇所に接合する補修施工が行われていた。しか
しながらエポキシ樹脂の場合は接着層が硬質で変形追従
性に欠けるため、根本的に浮きの発生、剥落は避けられ
ず、なお、適当な時期にメンテナンスが必要になってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
課題、即ち下地と外装材の動きに対する追従性に優れ、
下地と外装材の接合部におけるクラック、剥離などの現
象を発生させないもので、しかもコンクリート下地に起
因するアルカリによる劣化を起こさせず、メンテナンス
を容易にさせうる接着剤組成物を提供せんとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような状況
に鑑みて、鋭意検討した結果為されたものであつて、エ
ポキシ樹脂をベースとするA液、変成シリコーンポリマ
ーをベースとするB液とからなる接着剤組成物に関する
ものであつて、斯かる接着剤組成物により、外装材の浮
き、剥離、剥落並びにコンクリート下地では避けられな
いアルカリによる接着層の劣化などの問題を解決できた
ものである。
【0007】本発明のA液はエポキシ樹脂、変成シリコ
ーンポリマーの硬化触媒、中空体並びに適時配合される
充填材からなり、B液は反応性ケイ素基を持つ変成シリ
コーンポリマー、変成シリコーンポリマーの脱水剤、エ
ポキシ樹脂の硬化剤並びに密着向上剤などからなる。更
に、必要に応じて、引っ張り特性を改良する物性調整
剤、可塑剤、タレ防止剤、補強剤、老化防止剤、酸化防
止剤、紫外線吸収剤などが適宜添加される。
【0008】A液に使用されるエポキシ樹脂としては、
エピクロルヒドリン−ビスフェノールA型エポキシ樹
脂、エピクロルヒドリン−ビスフェノールF型 エポキ
シ樹脂、テトラブロモビスフェノールのグリシジルエー
テルなどの難燃性エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ
樹脂、水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂などが例示
される。変成シリコーンポリマー100重量部に対する
エポキシ樹脂の適性配合量は20〜70重量部であつ
て、好ましい配合を適宜選定することができる。
【0009】変成シリコーンポリマーの硬化触媒として
は、ジブチルスズジラウレート、ジオクチルスズマレー
ト、ジブチルスズフタレート、オクチル酸スズなどの錫
化合物、ジブチルアミン−2−エチルヘキソエート等の
アミン塩、他の酸性触媒及び塩基性触媒等が挙げられ、
これらは単独若しくは2種以上が併用されてもよい。
【0010】A液若しくはB液に配合される中空体とし
て、シラスバルン、パーライト、フライアッシュバル
ン、アルミナバルン、ジルコニアバルン、ガラスバブル
などが例示されるが、これらの中でも、特にソーダ石灰
硼珪酸ガラスからなる微少中空体の使用が好ましい。該
ソーダ石灰硼珪酸ガラスはガラス中のソーダ分(Na2
O)の一部を硼素分(B2O3)で置き換えたものであ
り、化学耐久性を向上させたもので、粒子径が10〜1
00μm、好ましくは40〜80μmのものが使用に適
している。本発明の実施例で使用した3M社のソーダ石
灰硼珪酸ガラスであるスコッチライト「グラスバブル
ス」の品番であるS22、K25、K37、K46の各
々の真比重は、それぞれ0.220、0.250、0.
370、0.460であり、かさ比重は各々0.13
5、0.155、0.230、0.285のものを使用
しているが、真比重、かさ比重の大きい品種は中空体の
壁膜が強く、より優れた性能が得られている。
【0011】充填剤としては、炭酸カルシウム、カオリ
ン、シリカ、酸化チタン、酸化亜鉛、カーボンブラック
などの粉末が挙げられる。
【0012】B液中に配合される変成シリコーンポリマ
ーとしては、特公昭45−36319、同46−121
54、特開昭50−156599、同55−8312
3、同55−135135等に開示されている重合体で
あつて、特に限定されるものではなく、一般には主鎖が
ポリオキシアルキレン又はポリオレフィンであり、末端
に架橋可能な加水分解性シリル基をもつものが挙げられ
る。ポリオキシアルキレンとしては、例えば、ポリオキ
シエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシブチレ
ン等が挙げられる。またポリオレフィンとしては、例え
ばポリイソブチレン等が挙げられる。更に架橋可能な加
水分解性シリル基としては、メトキシシシリル基、エト
キシシリル基等が挙げられる。なお、分子量としては、
4000〜30000が好ましく、分子量分布としては
1.6以下が好ましい。
【0013】反応性ケイ素基とは、加水分解性や水酸基
が結合しているケイ素原子を含有するシラノール縮合反
応により架橋可能な基であり、代表的には
【化1】
(式中、Xはヒドロキシル基あるいは加水分解性基、R
は炭素数1〜20の1価の炭化水素基或いはトリオルガ
ノシロキシ基、aは0,1、2又は3、bは0,1、又
は2で、1≦(aとbの総和)、mは0又は1〜18の
整数を示す)で示される基である。Xが加水分解性基で
ある場合には、該反応性ケイ素基はシラノール縮合触媒
の存在下又は非存在下で水分により加水分解反応及びシ
ラノール縮合反応をおこして架橋する。Xが水酸基であ
る場合には、該反応性ケイ素基はシラノール縮合触媒の
存在下或いは非存在下でシラノール縮合反応をおこして
架橋する。
【0014】加水分解性基の具体例としては、水素原
子、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケ
トキシメート基、アミノ基、アミド基、アミノオキシ
基、メルカプト基、アルケニルオキシ基等が挙げられ
る。これらのうちでは、加水分解性基は、1個のケイ素
原子に1〜3個の範囲で結合しうる。
【0015】該変成シリコーンポリマーの脱水剤として
は、例えばビニルトリメトキシシラン、グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシラン、アミノプロピルトルメトキ
シシラン等のシランカップリング剤のごときシラン化合
物や、オルソギ酸エチルなどが挙げられる。これらの脱
水剤は変成シリコーンポリマー100重量部に対して1
〜10重量部の割合で配合されることが望ましい。
【0016】エポキシ樹脂の硬化剤としては、一般に使
用されているエポキシ樹脂用硬化剤が使用され、例示す
れば、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタ
ミン、ジエチルアミノプロピルアミン、アミノエチルピ
ペラジン、キシリレンジアミン、フェニレンジアミン、
ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルスルホ
ンなどのアミン類、3級アミン、ポリアミド樹脂、イミ
ダゾール類、ジシアンジアミド類、ポリアミド樹脂類な
どが例示される。これらの硬化剤はエポキシ樹脂成分1
00重量部に対して0.1〜100重量部の範囲で所望
レベルで配合される。
【0017】以下実施例、比較例により本発明を説明す
る。
実施例1〜5 、 比較例1
エポキシ樹脂(旭電化(株)アデカレジン BPAE4
100)、錫系触媒(日東化成(株)ネオスタンU−2
20)、炭酸カルシウム(丸尾カルシウム(株) カル
ファイン200M)、水、ソーダ石灰硼珪酸ガラス(住
友3M(株)S22、K25、K37、 K46 )、
アルミノシリケート系中空体(日本フィライト(株)フ
ィライトFG 粒子径5〜300μm)並びに希釈粘度
調整剤として分子量3000のポリプロピレングリコー
ルを表の通り配合したA液、変成シリコーンポリマー
(鐘淵化学(株) カネカサイリル EST250)、
炭酸カルシウム(丸尾カルシウム(株)カルファイン2
00M)、脱水剤としてのビニルシラン(東レ・ダウコ
−ニング(株)SZ6300)、密着性向上剤としての
アミノシラン(東レ・ダウコ−ニング(株)SH602
0)、エポキシ樹脂の硬化剤としての第3級アミンのト
リス(ジメチルアミノメチル)フェノールを表の通り配
合したB液とを使用して、A液とB液とを表1のとおり
配合して実施例1〜5、比較例1、2の接着剤組成物を
調製した。配合は重量部で表示している。
【0018】
【表1】【0019】実施例、比較例で調製した接着剤を使用し
て、下記の通りモルタルと陶磁器タイルとを接着し、接
着試験に供した。
*接着試験片の作成
JISR5201に規定する方法により調整したモルタ
ルの表面に櫛目コテで各接着剤を塗布したのち、JIS
A5209に規定する陶磁器タイルを圧着する。接着面
外にはみ出した接着剤は直ちに取り除いておく。次いで
陶磁器タイルの表面に引っ張り治具をエポキシ樹脂系接
着剤で接着する。
*試験方法
接着した試験片を23±2℃、湿度50±5RH%の条
件下に336時間放置したのち、60±2℃の水酸化カ
ルシウム飽和水溶液中に168時間浸せきしたのち、試
験片を流水で洗浄し、23℃ の水中に24時間浸せき
後、布で拭き取り、直ちに引っ張り試験を行う。接着試
験の結果は表2の通りであり、実施例の接着剤の接着強
度が優れていた。
【0020】
【表2】
【0021】
【発明の効果】本発明になる接着剤組成物はエポキシ樹
脂、変成シリコーン樹脂用の硬化剤を含有するA液、変
成シリコーン樹脂、変成シリコーン樹脂用の脱水剤並び
にエポキシ樹脂硬化剤とを含有するB液とからなるもの
であるため、各液の状態では半永久的な保存性がある。
しかも、二液を混合したものは硬質なエポキシ樹脂と弾
性のある変成シリコーン樹脂とがマトリックス的に複合
化されるため、変形追従性に優れた接着層を形成でき外
装材の下地からの浮き、剥離、剥落などの問題が無くな
った。また、ニ液が配合され反応硬化したものは化学耐
久性に優れるソーダ石灰硼珪酸ガラスが複合された接着
層を形成するため、コンクリート下地にタイルなど外装
材を接着した場合、従来コンクリートのアルカリ分が浸
みだして接着層を劣化させる等の問題があつたが、この
ような問題をなくすことができ安心してコンクリート下
地に外装材を施工できる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an adhesive composition for bonding an exterior material such as a tile or a stone to a substrate, and more particularly, to a liquid A based on an epoxy resin. And a two-liquid type adhesive composition comprising a liquid B based on a modified silicone polymer. 2. Description of the Related Art Conventionally, a fixing material made of polymer cement mixed with a polymer dispersion has been used for fixing an exterior material such as a tile or a stone material to a substrate. Although these adhesives have bondability and adhesiveness, they have basic properties, but they are hard and do not have deformation follow-up properties.
Due to the difference in dimensional change between the base material and the exterior material, peeling and cracking are likely to occur at the bonded portion, causing so-called floating and peeling of the exterior material. If the exterior material comes off, it may lead to personal injury and cannot be left as it is.
In addition, if the floating part is left for a long period of time, water will permeate from the floating part and cause water leakage, and in winter, the permeated water freezes and expands in volume. This, in turn, was a factor, further damaging the groundwork. [0003] On the other hand, when an exterior material such as a tile is adhered to a concrete base, a phenomenon has been observed in which alkali of the concrete oozes into the adhesive layer and deteriorates the adhesive layer. Alkali in concrete leaches into the adhesive layer due to rainwater infiltration, etc., and reaches the interface of the resin component, filler, and other aggregates of the adhesive layer. Causes micro cracks. For this reason, the floating, peeling,
It had caused the spalling. [0004] In the case where floating or peeling occurs, if it is left unattended, it may cause peeling, which may result in personal injury as described above. Therefore, prompt repair is required. For repairing floating and peeled parts, inject epoxy resin into these parts and re-fix the exterior material to the base, or peel off the peeled part and rejoin the exterior material with the adhesive or cement mortar to the peeled part Repair work was performed. However, in the case of epoxy resin, since the adhesive layer is hard and lacks conformability to deformation, it is inevitable that floating and peeling occur, and maintenance is required at an appropriate time. [0005] The present invention is excellent in the following problems, that is, excellent in following up the movement of the base and the exterior material,
An adhesive composition that does not cause cracking, peeling, or the like at the joint between the base and the exterior material, and that does not cause deterioration due to alkali caused by the concrete base and that can facilitate maintenance. It is. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made as a result of intensive studies in view of such circumstances, and is based on a liquid A based on an epoxy resin and a modified silicone polymer. The present invention relates to an adhesive composition comprising a liquid B, which solves problems such as floating, peeling, and peeling of an exterior material, and deterioration of an adhesive layer due to alkali which cannot be avoided in a concrete base. It was done. Solution A of the present invention comprises an epoxy resin, a curing catalyst for a modified silicone polymer, a hollow body, and a filler which is appropriately blended. Solution B is a modified silicone polymer having a reactive silicon group, and a dehydrating agent for the modified silicone polymer. , An epoxy resin curing agent and an adhesion improver. Further, if necessary, a physical property modifier for improving the tensile properties, a plasticizer, an anti-sagging agent, a reinforcing agent, an antioxidant, an antioxidant, an ultraviolet absorber and the like are appropriately added. [0008] Epoxy resins used in the liquid A include:
Examples include flame-retardant epoxy resins such as epichlorohydrin-bisphenol A type epoxy resin, epichlorohydrin-bisphenol F type epoxy resin, glycidyl ether of tetrabromobisphenol, novolak type epoxy resin, and hydrogenated bisphenol A type epoxy resin. The suitable amount of the epoxy resin to be added is 100 to 70 parts by weight based on 100 parts by weight of the modified silicone polymer, and a preferable compounding can be appropriately selected. As the curing catalyst for the modified silicone polymer, tin compounds such as dibutyltin dilaurate, dioctyltin malate, dibutyltin phthalate, tin octylate, amine salts such as dibutylamine-2-ethylhexoate, other acidic catalysts and the like. Basic catalysts and the like,
These may be used alone or in combination of two or more. Examples of the hollow body to be mixed with the liquid A or the liquid B include shirasu balun, perlite, fly ash balun, alumina balun, zirconia balun, glass bubble, and the like. The use of a micro hollow body is preferred. The soda-lime borosilicate glass has a soda content (Na2
O) is obtained by replacing a part of O) with boron (B2O3), and has improved chemical durability, and has a particle diameter of 10 to 1
Those having a size of 00 μm, preferably 40 to 80 μm are suitable for use. The true specific gravities of S22, K25, K37, and K46, which are the product numbers of Scotchlite “Glass Bubbles”, which is a 3M soda-lime borosilicate glass used in Examples of the present invention, are 0.220 and 0.250, respectively. , 0.
370 and 0.460, and the specific gravity of each is 0.13.
5, 0.155, 0.230, and 0.285 are used, but a variety having a large true specific gravity and a large bulk specific gravity has a strong hollow body wall film, and thus has better performance. Examples of the filler include powders such as calcium carbonate, kaolin, silica, titanium oxide, zinc oxide, and carbon black. Modified silicone polymers blended in Solution B include JP-B-45-36319 and JP-B-46-121.
54, JP-A-50-156599, JP-A-55-8312
3, Nos. 55-135135, etc., and are not particularly limited, and generally have a main chain of polyoxyalkylene or polyolefin and a crosslinkable hydrolyzable silyl group at a terminal. Are included. Examples of the polyoxyalkylene include polyoxyethylene, polyoxypropylene, polyoxybutylene, and the like. Examples of the polyolefin include polyisobutylene. Further, examples of the crosslinkable hydrolyzable silyl group include a methoxysilyl group and an ethoxysilyl group. In addition, as a molecular weight,
It is preferably 4000 to 30,000, and the molecular weight distribution is preferably 1.6 or less. The reactive silicon group is a group which can be crosslinked by a silanol condensation reaction containing a silicon atom to which a hydrolyzable or hydroxyl group is bonded, and is typically represented by the following formula. (Where X is a hydroxyl group or a hydrolyzable group, R
Is a monovalent hydrocarbon group or a triorganosiloxy group having 1 to 20 carbon atoms, a is 0, 1, 2 or 3, b is 0, 1 or 2, and 1 ≦ (sum of a and b), m Is 0 or an integer of 1 to 18). When X is a hydrolyzable group, the reactive silicon group undergoes a hydrolysis reaction and a silanol condensation reaction with water in the presence or absence of a silanol condensation catalyst to crosslink. When X is a hydroxyl group, the reactive silicon group is crosslinked by performing a silanol condensation reaction in the presence or absence of a silanol condensation catalyst. Specific examples of the hydrolyzable group include a hydrogen atom, a halogen atom, an alkoxy group, an acyloxy group, a ketoximate group, an amino group, an amide group, an aminooxy group, a mercapto group and an alkenyloxy group. Among these, the hydrolyzable group can be bonded to one silicon atom in the range of 1 to 3. Examples of the dehydrating agent for the modified silicone polymer include silane compounds such as silane coupling agents such as vinyltrimethoxysilane, glycidoxypropyltrimethoxysilane and aminopropyltolumethoxysilane, and ethyl orthoformate. Can be These dehydrating agents are used in an amount of 1 to 100 parts by weight of the modified silicone polymer.
It is desirable to mix at a ratio of 10 to 10 parts by weight. As a curing agent for the epoxy resin, a commonly used curing agent for an epoxy resin is used. For example, triethylenetetramine, tetraethylenepentamine, diethylaminopropylamine, aminoethylpiperazine, xylylenediamine, Phenylenediamine,
Examples thereof include amines such as diaminodiphenylmethane and diaminodiphenylsulfone, tertiary amines, polyamide resins, imidazoles, dicyandiamides, and polyamide resins. These curing agents are epoxy resin component 1
It is blended at a desired level in the range of 0.1 to 100 parts by weight based on 00 parts by weight. Hereinafter, the present invention will be described with reference to Examples and Comparative Examples. Examples 1 to 5, Comparative Example 1 Epoxy resin (Adeka Resin BPAE4, Asahi Denka Co., Ltd.)
100), tin-based catalyst (Nitto Kasei Corporation, Neostan U-2)
20), calcium carbonate (Maruo Calcium Co., Ltd. Calfine 200M), water, soda-lime borosilicate glass (Sumitomo 3M Co., Ltd. S22, K25, K37, K46),
A liquid, modified silicone polymer (Kaneka Cyril Co., Ltd., Kaneka Cyril Co., Ltd.) containing an aluminosilicate hollow body (Nippon Philite Co., Ltd., Philite FG, particle size 5 to 300 μm) and polypropylene glycol having a molecular weight of 3000 as a dilution viscosity modifier as shown in the table EST250),
Calcium carbonate (Maruo Calcium Co., Ltd. Calfine 2)
00M), a vinyl silane as a dehydrating agent (Dowconing Toray Co., Ltd. SZ6300), an aminosilane as an adhesion improver (SH602, Dow Corning Toray Co., Ltd.)
0), using solution B containing tertiary amine tris (dimethylaminomethyl) phenol as a curing agent for the epoxy resin as shown in the table, and blending solution A and solution B as shown in Table 1. The adhesive compositions of Examples 1 to 5 and Comparative Examples 1 and 2 were prepared. Formulations are given in parts by weight. [Table 1] Using the adhesives prepared in Examples and Comparative Examples, a mortar and a ceramic tile were adhered as described below and subjected to an adhesion test. * Preparation of adhesion test piece After applying each adhesive to the surface of the mortar prepared by the method specified in JISR5201, using a comb iron, JIS
A ceramic tile specified in A5209 is crimped. The adhesive that has run out of the adhesive surface is immediately removed. Next, a pulling jig is bonded to the surface of the ceramic tile with an epoxy resin adhesive. * Test method The bonded test piece was left for 336 hours under the conditions of 23 ± 2 ° C. and 50 ± 5% RH, then immersed in a saturated aqueous solution of calcium hydroxide at 60 ± 2 ° C. for 168 hours, and then the test piece was run under running water. After immersion in water at 23 ° C for 24 hours, wipe off with a cloth and immediately conduct a tensile test. The results of the adhesion test are shown in Table 2, and the adhesive strength of the adhesive of the example was excellent. [Table 2] The adhesive composition according to the present invention comprises a liquid A containing a curing agent for an epoxy resin and a modified silicone resin, a modified silicone resin, a dehydrating agent for the modified silicone resin and an epoxy resin curing agent. And B solution, which has semi-permanent preservability in the state of each solution.
In addition, the mixture of the two components is formed by combining the hard epoxy resin and the modified silicone resin with elasticity in a matrix, so that an adhesive layer with excellent deformation followability can be formed and floats from the base of the exterior material, Problems such as peeling and peeling were eliminated. In addition, the two-component mixed and reaction-cured product forms an adhesive layer in which soda-lime-borosilicate glass with excellent chemical durability is formed. There is a problem that the adhesive layer is deteriorated due to leaching, but such a problem can be eliminated and the exterior material can be applied to the concrete foundation with a sense of security.
Claims (1)
の硬化触媒の配合されたA液、変成シリコーンポリマ
ー、該変成シリコーンポリマーの脱水剤、エポキシ樹脂
の硬化剤の配合されたB液とからなり、A液若しくはB
液にソーダ石灰硼珪酸ガラスからなる中空体が配合され
ていることを特徴とする接着剤組成物。Claims 1. A liquid containing an epoxy resin, a modified silicone polymer curing catalyst, a modified silicone polymer, a dehydrating agent for the modified silicone polymer, and a B liquid containing an epoxy resin curing agent. Liquid A or B
An adhesive composition comprising a liquid and a hollow body made of soda-lime borosilicate glass.
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JP2017537180A (en) * | 2014-11-11 | 2017-12-14 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | Adhesive composition having glass spheres |
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